【ゴゴゴ×ゲゲゲ】仮面ライダーゴースト「ねずみ男?」 (89)

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仮面ライダーゴースト「妖怪城?」

仮面ライダーゴースト「妖怪城?」 - SSまとめ速報
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俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それから、鬼太郎という不思議な少年に出会った

どうやらこの世界には、まだまだ不可思議なことがあるようだ

ある日、俺はバイクを走らせていた

ブロロロロロロ・・・

タケル「確かこの先にあるんだよな・・・ゲゲゲの森って」

折角会えたので、行きつけの店のたこ焼きを持って挨拶に行こうと思ったのだ

タケル「確か普通の人間には入れないらしいけど・・・大丈夫かな」

そう考えていたら、目の前にごみ袋のようなものが置いてあった

タケル「うわっ!」グッ

キキーッ!!!

タケル「ふぅ・・・」

俺は間一髪ブレーキをかけることができた

タケル「いったい何が・・・」

??「う、うう・・・」ガサガサ

タケル「え、今動い・・・」

??「うがああああああああ!!!!!」バッ

タケル「な!?」

その物体は突然襲い掛かってきた・・・けど







ねずみ男「は、腹減った・・・」グウウ

タケル「え?」

俺はとりあえずその人?に話しかけた

タケル「あの・・・たこ焼きでよければありますよ?」

ねずみ男「ほ、本当か!?」バッ

タケル「あ・・・」

ねずみ男「うめえうめえ!最高だ!!!」ガツガツムシャムシャ

その人?はあっという間にたこ焼きを全て平らげてしまった

ねずみ男「いや~食った食った、助かったぜ!」

タケル「それはどうも・・・」

ねずみ男「最近の若者にしちゃいい奴だな!」

タケル「はぁ・・・」

タケル(この人?人間じゃないような人間のような・・・)

タケル「あの・・・つかぬ事をお聞きしますが・・・」

ねずみ男「ん~?」ゲプー

タケル(うっ・・・凄い匂いだなこの人・・・)

タケル「あなたは・・・妖怪なんですか?まさか鬼太郎の知り合いとか・・・」

ねずみ男「お前・・・鬼太郎に会ったのか!?」

タケル「ええ、この前の妖怪騒動でちょっと・・・」

ねずみ男「そっかそっか・・・お前もこっちの世界の奴なのね・・・」

タケル「それであなたは?」

ねずみ男「ケッケッケ・・・俺様こそ鬼太郎の最大の親友!」

ねずみ男「ビビビのねずみ男様だあああああああああ!!!!!」バーン!

タケル「な、なんだってー!?」

タケル「って嘘でしょ?背丈も年齢も違いすぎじゃ・・・」

ねずみ男「おいおい、人を見た目で判断するなよ、あいつだって結構年いってるぜ?」

タケル「あ、すみません」

ねずみ男「まぁそういうわけであいつとは色々しでかしてきてな・・・」

タケル「そうなんですか?」

ねずみ男「主に俺がな」

タケル「・・・・・」

タケル「おっとこうしちゃいられない!またたこ焼き買いなおさないと!」ダッ

ねずみ男「へへへ、なんかわりぃな」

タケル「それじゃまた今度!」

ブロロロロロロ・・・

ねずみ男「おう、また会えたらな~」フリフリ

謎の紳士「おい、そこのお前」

ねずみ男「あ?何だよお前は」

謎の紳士「さっきの男の知り合いか?」

ねずみ男「いや、知り合いっつーかさっき会ったばっかっつーか・・・」

謎の紳士「俺に協力しろ、報酬ははずむぞ」

ねずみ男「え、マジ!?やるやる!」グヘヘ

謎の紳士「フフフ・・・」

ねずみ男さんと別れた俺は、たこ焼きを買いなおし、再びゲゲゲの森へ向かっていた

その途中・・・

タケル「お」

ねこ娘「ん?」

タケル「君は・・・また会ったね、猫ちゃん」

ねこ娘「その呼び方はやめて」

タケル「えっと・・・じゃあ猫姉さん?」

ねこ娘「やっぱ猫ちゃんでいいわ」

タケル「そう呼んでいいのはあの子だけって奴」

ねこ娘「うっさい、それよりタケル、あんたは何してんの?」

タケル「ああ、鬼太郎に挨拶に行こうと思って、君は?」

ねこ娘「買い物の帰りよ」

タケル「そっか、じゃあ一緒に行こうか」

ねこ娘「一緒にって・・・あんたはゲゲゲの森入れるの?」

タケル「まぁ試しだよ」スッ

俺はそう言って懐からゴーストアイコンを取り出し、腰のベルト「ゴーストドライバー」にセットした

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

そして力強く叫ぶ

タケル「変身!」ガコン

カイガン! オレ! レッツゴー! 覚悟! ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!





仮面ライダーゴースト「命!燃やすぜ!」

ねこ娘「え、変身するの?」

ゴースト「さぁ!乗って!」

ねこ娘「あ、うん・・・」スッ

ゴースト「よし、じゃあ行くぞ!」グッ

ブオオオオオオオオオオオン!!!

俺は猫ちゃんが乗ったのを確認すると、正面の森に向かってバイクを走らせた

ゴースト「うおおおおおおおお!!!」ガサッ

バイクで森を抜けると、そこは・・・

ゴースト「ここが・・・」

目の前に、木の上に立つ家があった

ねこ娘「本当に来れちゃった・・・」

シュルルルル・・・

すると突然布のようなものが飛んできた

一反木綿「お、ねこ娘帰ってきたと・・・お前さんはだれじゃ?」

ゴースト「あ、俺は天空寺タケル・・・仮面ライダーゴーストです」

一反木綿「ああ、鬼太郎が話しとった奴か、よく来たばい」

ゴースト「あなたは・・・一反木綿さんですか?」

一反木綿「お、わしの事も知っとったか」

ゴースト「有名な妖怪ですからね」

ねこ娘「鬼太郎は?」

一反木綿「中にいるとよ、ささ、上がって上がって」

ゴースト「・・・お邪魔します」

俺たちが家に上がろうとすると・・・


ぬりかべ「・・・・・」

ゴースト「あ、こんにちは」ペコ

ぬりかべ「ぬ・・・」ペコ

そして、中に入ると・・・


鬼太郎「ん?」

目玉の親父「おお、君か、久しぶりじゃのお」



ゴースト「また会えたね、鬼太郎」

鬼太郎「よくここまで来れたね、仮面ライダーゴースト」

ゴースト「うん、どうやらこの姿なら妖怪に近い存在だと認定されるらしくてね」

ねこ娘「そうなのかしら・・・」

鬼太郎「それで、何しに来たんだい?」

ゴースト「いえ、ちょっと挨拶に来ただけだよ」

砂かけばばあ「ほう、お主が仮面ライダーか」

子泣きじじい「よろしくのう」

ゴースト「こちらこそよろしくお願いします、あ、これつまらないものですが」スッ

目玉「おお、たこ焼きか!後で美味しくいただくとするかのう」

鬼太郎「そうですね父さん」

ゴースト(目玉のおっちゃん頭がもうたこ焼きと同じ大きさなのにどうやって食べるんだろう・・・)

ゴースト「あ、そうだ、来る途中ねずみ男さんに会ったんだけど・・・」

鬼太郎達「え!!!?」

ゴースト「え!?そんな驚くこと?」

ねこ娘「あんた!あいつに変なことされなかった!?」

ゴースト「え、いや別に・・・たこ焼きごちそうしただけだよ」

鬼太郎「・・・君に1つ忠告しておこう」

ゴースト「え?」


鬼太郎「あいつには気をつけろ」

ゴースト「え・・・」

この時の俺は、その言葉の意味がよくわからなかった・・・

そして、それから数日が経った日のこと・・・

御成「タケル殿!お客様ですぞ!」

タケル「え、一体誰・・・」




ねずみ男「へへへ・・・また会ったな」

タケル「あなたは・・・」

ねずみ男「今日は折り入って頼みがあってな・・・」

タケル「頼み?」

ガバッ





ねずみ男「ここで修行させてください!!!」ドゲザ

タケル「え!?」

ねずみ男「不詳ねずみ男!これまでの悪行を反省し、1からやり直したいと思った所存・・・」

ねずみ男「ここで修行し新たなスタートを踏み切りたいのです!」

タケル(今まで何やってきたんだこの人)

ねずみ男「何卒宜しくお願い致します!」ドゲザ

タケル「そう言われても・・・」

御成「ううう・・・拙僧感動いたしましたぞ!」

タケル「え!?」

御成「自らの罪と向き合い、修行により新たな自分となる・・・素晴らしいですな!」

ねずみ男「わかってくれるか坊さん・・・いや兄貴!」

御成「ねずみ殿おおおおおお!!!!!」

ガシッ

そう言って2人は抱き合っていた

タケル(100%御成のが年下だと思うけど」

御成「では早速裏の滝に打たれますぞ!」

ねずみ男「おお!まさに修行って感じっすね!」

ハハハハハハハハ!!!!!

タケル「大丈夫かな・・・」







ねずみ男(へへへ、ちょろいぜ!)

それからというもの、ねずみ男さんはうちで真剣に修行を始めた

ねずみ男「兄貴!庭の掃除終わりました!」

御成「うむ、次は座禅の時間ですぞ!」

ねずみ男「はい!あ、シブヤさんナリタさん、午後の買い物は自分が行きます!」

シブヤ・ナリタ「「助かるよ」」

仙人「あ、わしの肩も揉んでくれ」

ねずみ男「はい!」



タケル「これは・・・いいことなのか?」

そして、ある日の事・・・

ねずみ男「ほほう・・・これが英雄の魂が入った眼魂って奴か」

タケル「ええ、彼らのおかげで俺は戦ってこれたんです」

ねずみ男「それは気合を入れて磨かねばなりませんな!お任せあれ!」

タケル「いや、そこまで気合い入れなくても・・・」

ねずみ男「ほらほら!ここは俺様にまかせて出てった出てった!」グイッ

タケル「あ、ちょっ・・・」

バタン








ねずみ男「へへへ・・・後はこれを・・・」

ねずみ男さんに追い出された俺は、門の前にいた

タケル「う~ん・・・そんな悪い人には見えないけど・・・ん?」


鬼太郎「・・・やぁ」

タケル「鬼太郎?」

目玉「ここが君の家か、中々歴史のありそうな寺じゃのう」

タケル「目玉のおっちゃん・・・」

鬼太郎「たまたま近くを散歩してたからよっただけだ」

タケル「ねずみ男さんの事が気になったからじゃないの?」

鬼太郎「別にあいつの事なんかどうでもいい」

タケル「そうなんだ・・・」

鬼太郎「別にあいつのことが気になって飯が喉を通らないとか目覚めが悪いとか将棋に集中できないとかは全然ないからな」

タケル(めっちゃ気にしてるじゃん!恋人か!)

目玉「鬼太郎とねずみ男は善悪を超えた奇妙な縁で結ばれておるからのぉ」

鬼太郎「やめてください父さん」

タケル「ハハハ・・・まぁ様子は見て行ってよ、お茶も出すから」

鬼太郎「ああそうさせてもら・・・」



御成「タケル殿おおおおおお!!!!!一大事ですぞおおおおおおお!!!!!」

タケル「御成・・・どうしたの?」

御成「いやそれが・・・ってそちらの方は?」

タケル「ああ、この子は・・・」

鬼太郎「ゲゲゲの鬼太郎です」

目玉「わしはその父じゃ」

御成「ななな・・・あの鬼太郎殿ですとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!」

御成「あの鬼太郎殿に会えるとは・・・拙僧感無量ですぞおおおおおおお!!!!!」

鬼太郎「はぁ・・・」

タケル「それより、何かあったんじゃ・・・」

御成「あ、そうでした・・・実はねずみ殿と英雄殿の眼魂が忽然といなくなってしまいました!:

タケル「え!?」

鬼太郎「・・・やっぱりか」

タケル「どういう事」

鬼太郎「あいつにまんまとやられたって事だよ」

御成「どうしましょうタケル殿!」

タケル「とにかく探してくる!ちょっと待ってて!」

鬼太郎「・・・僕も行くよ、別にあいつが気になってるわけじゃないけど」

タケル「わかった!」

ブロロロロロロ・・・

俺は鬼太郎をバイクに乗せると走り出した

~とある倉庫~

ねずみ男「旦那!例のブツ持ってきやしたぜ!」

謎の紳士「そうか、ご苦労であった」

ねずみ男「いえいえ、お安い御用で」ニヒヒ

謎の紳士「ほう、これが・・・」バサッ






一つ目タイタン「英雄ゴーストアイコンか」


【一つ目タイタン】

ドン!

ねずみ男「へへへ・・・旦那、そろそろお礼の方を・・・」

タイタン「おっと、そうであったな・・・ファイヤーボール!!!」ビュッ

ねずみ男「え?」


ドカアアアアアアアアアアン!!!!


ねずみ男「うぎゃあああああああああ!!!!!」

タイタン「お前はもう用済みだ」

ねずみ男「」プスプス

タイタン「フフフ・・・これで世界は我が手中に・・・

ブオオオオオオオオオオオン!!!

タイタン「む?」




鬼太郎「ここか・・・」

タケル「うん、間違いない」

タイタン「よく来たな、仮面ライダーゴーストよ」

タケル「お前が黒幕・・・」

鬼太郎「ねずみ男は・・・」

ねずみ男「」プスプス

鬼太郎「まぁいつも通りか」

タケル「英雄の眼魂をどうするつもりだ!」

タイタン「フフフ・・・これがあれば・・・」ズズズ・・・

タケル「な・・・」

奴は英雄の眼魂を吸収した

タイタン「こ、これが英雄の力・・・」ゴゴゴ・・・

タイタン「うおおおおおおおお!!!」

タケル「な・・・」

鬼太郎「これは・・・」









百目タイタン「待たせたな・・・」

【百目タイタン・グレイトフル】

ドン!

目玉「これは・・・まるで妖怪百目・・・」

鬼太郎「物凄い妖気だ・・・」ピン

タケル(あれ怪人にも反応するんだ・・・)

目玉「ここは2人の力を合わせるんじゃ!」

タケル「ああ!」

鬼太郎「わかりました!」


シュバッ!



鬼太郎「!」

するとどこからかトランプのカードが飛んできた


ジェネラルシャドウ「君の相手は私だ」

鬼太郎「お前は・・・」

シャドウ「妖怪界では名高いゲゲゲの鬼太郎・・・是非ともお手合せ願おうか」

【ジェネラルシャドウ】

ドン!

鬼太郎「ゴースト・・・どうやら君の援護はできなそうだ」

タケル「わかった、タイタンは任せろ!」

シャドウ「おっと、血の気が多いのは私だけではないようだ」

タケル「何・・・?」

ザッ




荒ワシ師団長「・・・・・」

鋼鉄参謀「・・・・・」

狼長官「・・・・・」

岩石男爵「・・・・・」

隊長ブランク「・・・・・」

鬼太郎「いつの間に・・・」

いつの間にか、怪人に囲まれていた

鬼太郎「これは・・・」

タケル「ちょっとまずいかもね・・・」



??「「「「「おーい!!!!!」」」」」


鬼太郎・タケル「「!!」」


ねこ娘「間に合った・・・」

一反木綿「間一髪ばい!」

ぬりかべ「ぬ・・・」

砂かけばばあ「もう安心じゃ!」

子泣きじじい「折角一杯やっとたのにのう」

タケル「皆さん・・・」

ねこ娘「あのバカが迷惑かけたわね、ザコ共は私達に任せて」

鬼太郎「わかった、ゴースト!」

タケル「ああ!」イッパツトウコン!

俺はゴーストドライバーに赤い眼魂をセットした


タケル「変身!」


カイガン!闘魂ブースト! 俺がブースト! 奮い立つゴースト!!!


ゴースト(闘魂ブースト魂)「命!燃やすぜ!!!」

鬼太郎「よし・・・行くぞ!」

シャドウ「かかってこい!」


ゴースト「英雄達の魂・・・返してもらう!」

タイタン「やれるもんならやってみろ!」


こうして、戦いが始まった

シャドウ「トランプカッター!」シュバッ

鬼太郎「髪の毛針!」シュバババババ

ガキィン!

シャドウ「ほう、中々やるな」

鬼太郎「リモコン下駄!」バシュン!

シャドウ「トランプフェード!」フッ

鬼太郎「消えた・・・」



シャドウ「後ろががら空きだ!シャドウ剣!」

ズバン!

鬼太郎「ぐっ・・・」

シャドウ「我が剣をもってしても斬れんとは・・・」

鬼太郎「先祖の霊毛で作ったちゃんちゃんこだからな」

シャドウ「フン」フッ

鬼太郎「また消え・・・」ピコン

鬼太郎「そこか!指鉄砲!!!」バシュン!


ドカアアアアアアアアアアン!!!!


シャドウ「ぐおっ!」バタッ

鬼太郎「お前にも妖怪アンテナが反応してくれてよかったよ」

シャドウ「鬼太郎・・・中々やるじゃないか」

シャドウ「また会おう!」

フッ

鬼太郎「・・・・・」

タイタン「タイタンメガ破壊銃!ズドン!

ドカアアアアアアアアアアン!!!!

ゴースト「うおっ!危ない・・・何て破壊力だ・・・」

タイタン「素晴らしい!これが英雄の力か!」

ゴースト「早く何とかしないと・・・」

タイタン「喋っている場合か!メガ・ファイヤーボール!!!」バシュン!

ドカアアアアアアアアアアン!!!!

ゴースト「ぐわっ!」ドサッ

タイタン「フフフ・・・最早打つ手なしだな!」

ゴースト「くっ・・・」

目玉「大丈夫かの?」ヒョコ

ゴースト「目玉のおっちゃん・・・いつの間に」

目玉「かくなる上は・・・わしをそのベルトに入れるんじゃ!」

ゴースト「え!?」

目玉「この姿では英雄様ほどの力はないかもしれんが、少しは足しになるじゃろう」

ゴースト「わ、わかりました!」ガチャ

目玉「ぬおおおおおおおおお!!!」

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

すると、鬼太郎のちゃんちゃんこを模したパーカーが出現した

ゴースト「これは・・・ええい!ままよ!」ガコン


カイガン! ゲゲゲ!


見えない世界! なんか妖怪!?

ゴースト(ゲゲゲ魂)「これは・・・」

俺は鬼太郎のちゃんちゃんこを来たような仮面ライダーになっていた

タイタン「何だ!?その姿は!」

目玉「これぞ子を思う父親の力じゃ!行くぞ!」

ゴースト(何か乗っ取られた気分だ・・・)

ゴースト「髪の毛針!」シュバババババ

タイタン「ぐおお・・・目が!目が!」

ゴースト「リモコン下駄!」バシュン!

タイタン「ぐわっ!おのれ・・・タイタンメガ破壊銃!」バシュン!

ゴースト「おおっと」ヒョイ

タイタン「何故だ・・・何故英雄の力が・・・」

ゴースト「お前は一つ勘違いをしている・・・」

タイタン「何!?」

ゴースト「俺は英雄の力で強くなったんじゃない・・・俺が強くなったから英雄の皆さんは力を貸してくれたんだ!



タイタン「くっ・・・」

ゴースト「指鉄砲!!!」バシュウウウウウウウン!

タイタン「ぐわあああああああ・・・」ポロポロ

タイタンの体から、英雄の眼魂が零れ落ちた

ゴースト「おっちゃん、ありがとうございました」オヤスミー

目玉「うむ」

タケル「見せてやる・・・英雄の真の力を!」

タイタン「何・・・?」

タケル「変身!」

ゼンカイガン! 剣豪発見巨匠に王様侍坊主にスナイパー! 大変化~!!!

ゴースト(グレイトフル魂)「みんな!行くぞ」ラッシャイ!

英雄ゴースト達「おう!」

目玉「おお・・・歴史上の人物がこんなに・・・」

ヒミコ「おお、そなたが鬼太郎の親父か、お前たちの事は風の噂で聞いておるぞ」

サンゾウ「人も妖怪もこの世界で生きる者・・・力を貸してくれて感謝します」

ムサシ「タケルを助けてくれて、感謝する」

目玉「そ、そんな大したことは・・・」

ゴースト「これで・・・終わりだ!」

英雄ゴースト達「ああ!」

全員集合! メガオメガフォーメーション!!!

ゴースト達「うおおおおおおおお!!!」

ズガガガガガガガガガ

タイタン「ぐわああああああああああああ!!!!!」

ドカアアアアアアアアアアン!!!!

全員の飛び蹴りが決まり、タイタンは爆散した

鬼太郎「やったなゴースト・・・いや、天空寺タケル」

タケル「鬼太郎・・・そっちは?」

鬼太郎「逃げられた」

タケル「そうか・・・皆は?」

鬼太郎「ああ、それなら・・・」

ねこ娘「ニャアアアアアアアア!!!」ズバン!

狼長官「満月だったらああああああああああああ!!!」

一反木綿「そりゃ!」ズバン!

荒ワシ師団長「ぐわああああああああああああ!!!!!」

砂かけばばあ「くらえ!毒の砂じゃ!」バサッ

鋼鉄参謀「か、体が溶けるうううううううう!!!!!」

ぬりかべ「ぬ~り~!!!!!」グチャ

岩石男爵「俺、頑丈なんよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

子泣きじじい「おぎゃあ!おぎゃあ!」

隊長ブランク「重いいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

ドカアアアアアアアアアアン!!!!

ねこ娘「え?そっちは終わったの?」

タケル「ハハハ・・・」

鬼太郎「終わったよ」




ねずみ男「う~ん・・・」パチ

タケル「いや、まだ終わってない」

鬼太郎「ったく、いい気なもんだな」

ねずみ男「鬼太郎・・・これには色々あってだな・・・」アセアセ

タケル「ねずみ男さん・・・あなたは俺の・・・いや、人の繋がりを踏みにじりました・・・」

ねずみ「へ?」

バッチリミナァー バッチリミナァー

タケル「・・・変身」

チョーカイガン!ムゲン!

ゴ・ゴ・ゴ! ゴ・ゴ・ゴ! ゴ・ゴ・ゴ! ゴットゴースト!!!


ゴースト(ムゲン魂)「魂は・・・永遠に不滅だ!」

鬼太郎「まだそんな姿が・・・」

ねこ娘「輝いてる・・・」

ゴースト「今の俺の感情は・・・楽しみか、怒りか、悲しみか・・・」

ゴースト「楽しさか、勇気か、信念か、愛か・・・どれだと思いますか?」

ねずみ男「え、えっと・・・」

訂正

鬼太郎「まだそんな姿が・・・」

ねこ娘「輝いてる・・・」

ゴースト「今の俺の感情は・・・喜びか、怒りか、悲しみか・・・」

ゴースト「楽しさか、勇気か、信念か、愛か・・・どれだと思いますか?」

ねずみ男「え、えっと・・・>>76ですか?」

もしかしなくても、怒りですか?

ねずみ男「えっと・・・怒り・・・とか?」

ゴースト「そうですか・・・」シャキン

俺は両手にガンガンセイバーとサングラスラッシャーを構えた

イカリスラッシュ!

ゴースト「ハアアアアアアアアアア!!!!!」

ねずみ男「ひえええええええええええ!!!!」








鬼太郎「・・・霊毛ちゃんちゃんこ!」

ガキィン!

ゴースト「な・・・」

ねずみ男「鬼太郎!」

鬼太郎「・・・・・」

俺の攻撃は、ちゃんちゃんこを纏った鬼太郎に止められていた

ゴースト「どうして・・・」

鬼太郎「確かにこいつは欲深くてどうしようもない奴だ」

鬼太郎「でも・・・死んでほしい奴でもない」

ゴースト「・・・・・」

ねずみ男「いや~助かったよ鬼太郎ちゃん!」ギュッ

鬼太郎「調子に乗るなよ」

ねずみ男「よーし!このままラーメン食べに行こうか!」

鬼太郎「お前のおごりな」

ねずみ男「わかってますって!」

カランコロン・・・

そう言って、2人はこの場を後にした

オヤスミー

タケル「何なんだあの2人は・・・」

目玉「言ったじゃろ、理屈では語れないんじゃよ、あの2人の関係は」

ねこ娘「そうなのよね~」

タケル「・・・・・」

それから数日後、俺は再びねずみ男さんを見かけた

タケル「あ、あれは・・・」

ねずみ男「あ~腹減ったなぁ~」グウウ

タケル「相変わらずだな・・・」

ねずみ男「どっかに儲け話とかないもんかねぇ・・・」

神「そこの君!私の下で働かないか!?」

ねずみ男「へ?」

神「なーに簡単な仕事だ、私はゲームを作っているのだが、そのテストプレイをしてもらいたい」

ねずみ男「ふむふむ」

神「無論報酬ははずむぞ」

ねずみ男「マジで!?やるやる」

神「そうかそうか、じゃあ私についてきてくれ!」

ねずみ男「ああ、神様~!!!」

神「そうだ、私は神だ!ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」

神「じゃあまずはこのガシャットを刺してもらおうか!」

ねずみ男「はい!」

タケル「・・・・・」

なんというか、あの人のあの性根は一生変わらないな、そう思った俺であった

タケル「鬼太郎って凄いな・・・」


~おわり~

これで終わりです

わからない人の為にちょっと解説

・一つ目タイタン/百目タイタン・・・仮面ライダーストロンガーに登場した悪の組織、ブラックサタンの幹部
地底王国の帝王で前半のライバルキャラ

・ジェネラルシャドウ・・・同作品のデルザー軍団の大幹部、後半のライバルキャラ


・他ザコ怪人・・・デルザー軍団のメンバー、他にドクロ少佐やドクターケイト等がいる

あ、安価はちょっとしたお遊びです、技は何でもよかったので

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