八幡「やはり俺のロックバンドは間違っている」 (59)

俺ガイルSSです。

*ややキャラ崩壊注意。
基本的にキャラがロックやメタル好きです。その他は原作と大差ありません。

宜しくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531120680

・「だから俺はFコードを抑えられる」

八幡、中学1年。

八幡(すげえ‼︎なんだこのバンドは⁈)

中学でぼっちを極め、時間を持て余していた俺は家で親父が昔使っていたギターを見つけた。
なんとなく掻き鳴らしていたら興味が湧いて練習していたが、Fコードが抑えられなくてすぐにやめた。
数日経ってなんとなくYoutubeでアニソンを聴いていたら、関連動画に目が止まる。

『神様のメモ帳 1話ED Colorado Bulldog』

八幡(神様のメモ帳か…ちょっと聴いてみるか…)

俺はその動画のサムネをタップする。

曲のイントロが流れ始めた。

ここで俺の運命が変わる。

八幡「‼︎‼︎‼︎」

俺の中の何かに衝撃が走った。

八幡「か、かっけえ…」

アニメの雰囲気からは予想できない超絶技巧の早弾きから始まるそのハードロックは見事に俺の頭をガツンと殴った。
ゴリゴリのベースは心地よく耳に響き。
歌い出したボーカルのハスキーボイスは俺の心を踊らせる。


八幡「すげえ!なんてかっこいいんだ!」

すでにこの時にはこのアニメに興味はなく、この素晴らしい曲を演奏しているバンドに目が行っていた。
このバンドは…

八幡「MR.BIG…‼︎」

MR.BIGとは、1988年にデビューしたメリカのスーパーハードロックバンドである。

その後俺はMR.BIGの曲を聴き漁り、見事にどハマりしていた。

八幡「これも…この曲も…かっこいい…!」

八幡(俺も…俺もギターを弾こう!)

八幡(まずはFコードからだ!よし!)

こうしてギターの練習を再開した俺は3日後、ようやくFコードが抑えられるようになった。
それ以降ギターにハマった俺は中学3年間をギターに費やすことになる。

………………
八幡、高校1年。

ギターを始めたからといって特にぼっちなのは変わらず、バンドも組まないで一人ギターをかき鳴らしていた俺は、バンドを組みたいと思い高校入学と共に軽音部に入った。
しかし…

男子1「どうも、〇〇です好きなバンドはワンオクロックです!宜しくお願いします!」

男子2「RADWIMPSが好きです!」

女子「KANABOONが…」

女子「マイヘアが…」

他の入部希望者が自己紹介をしていく中、俺は困惑していた。

八幡(なんだ?俺のまったく聴かないバンドばっかだな…)

先輩「おお!みんないい趣味してるね!じゃあ、次君の番!」

先輩が俺を指で指した。

八幡「ひゃ、ひゃい!(やべ、なんか変な声出た…)えっと…比企谷八幡です…好きなバンドはMR.BIGです…宜しくお願いします…」

男子1「みすたーびっぐ?」ヒソヒソ

男子2「知ってる?」ヒソヒソ

女子1「知らない…」ヒソヒソ

女子2「てか目キモくない?」ヒソヒソ

八幡(なんだと…?みんなMR.BIGを知らないのか…?)

困惑する俺をよそに先輩が喋り出す。

先輩「それじゃあ!各自一年生でバンド組んでみようか!」

八幡(い、いきなりかよ…)オロオロ

…五分後

先輩「よし!じゃあだいたい決まったね!」

八幡(あれ?もうみんな決まったのか…?)

八幡「あの…俺まだ…」

先輩「それじゃあ!みんな頑張っていこう!」

八幡「」

八幡(やめよう)

うまく馴染めなかった俺は結局軽音部に入ることは諦めた。
よくよく考えたらMR.BIGやその他の俺が好きなバンドは割と古い上に洋楽だ。趣味が合わなくて当然である。
文化祭で一度ライブを覗いたが、ほぼほぼ知らないバンドのコピーバンドだったので続けていてもうまく馴染めなかっただろう。

こうして俺はぼっちで1年間を過ごしたのだった。

ここから本編みたいな感じです。
とりあえず文化祭あたりまでを想定してます。
原作読んでから結構時間経ってるのでなんかおかしなところもあるかと思いますがよろしくお願いします

・「そして彼と彼女は音を奏でる」

八幡、高校2年。

相変わらずぼっちギタリストな俺は突然担任の平塚先生に呼び出されていた。

静「おい、比企谷。なんだこの文章は」

八幡「…高校生活を振り返ってという題目の作文です」

静「ほう、ならばなぜこんな人を小馬鹿にしたような内容なのかな?」

八幡「俺はあるがままを書いたまでです…リア充が爆発すればいいのに。これが俺がこの1年間で学んだ全てです」

静「はぁ…君はつくづく根性がひん曲がっているようだな…」

八幡「はぁ…もう帰っていいすか」

俺は傍に置いていたハードギターケースを持って立ち上がる。

静「そういえば比企谷はいつもギターを持っているな。軽音部に入部しているのか?」

八幡「いえ、ただ趣味で…」

実は最初に親父から譲り受けたギターは壊れてしまったのだ。

2年の最初の方の話だ。
車道に飛び出した犬を助けようとしたところ、黒い車に跳ねられたのだ。
幸い俺は軽傷ですんだが、俺と犬を守ってくれたギターがお釈迦になった。
貰い物だが、中学時代を共に過ごしたギターだったので少し涙が出た。

まあ向こうの金持ちそうな車の方に治療費や慰謝料を結構もらったのでいいギターが買えて良かった。

なので俺はこうして毎日大事にギターを持ち歩いている。
二度と手放さない。

静「ふむ…では君は部活には入っていないのだな…。よし」

そういうと平塚先生はタバコを灰皿に押し付け、立ち上がる。

静「比企谷、ついてきたまえ」

八幡「ええ…どこに…俺帰ってギター弾きたいんすけど…」

静「いいから」

逆らうとこのアラサー教師は拳が飛んできそうなので渋々ついていく。
ほんと、早く誰かもらってあげて…。

………
八幡「奉仕部?」

雪乃「ええ、そうよ」

平塚先生に連れてこられた教室で、俺は超絶美人の毒舌女と対峙していた。

俺は今平塚先生によってこの雪ノ下雪乃が所属する部活に入れられそうになってなんとか断ってるところだ。

雪乃「生徒自らの自己改革を促し、悩みを解決する手伝いをする…それがこの部活の活動よ」

八幡(はぁ…厄介なところにぶち込まれそうになったな…)

八幡(そもそも俺は変わりたいなんて思ってないし、変わる必要もないのに…)

静「まあとにかくそういうことだ。頼んだぞ雪ノ下」ガラガラバタン

八幡「あ、ちょ」

八幡(行っちまった…)

初めて会った女子と二人きりという気まずい空間にたじろいだ俺は持っていたギターケースのグリップを握り直す。

雪乃「…あなた、軽音部かなにかに所属しているの?」

八幡「え?いや。帰宅部だが…」

雪乃「なら何故ギターを持っているのかしら」

八幡「ああ…こいつは俺の相棒だからな。肌身離さず持ってるだけだ」

雪乃「そう…(相棒…?痛い人ね…)」

八幡「と、とにかく。俺はこの部活には入らな…」

言いかけたところで俺の目にあるものが映る。
最初入った時は椅子や机の山に埋もれて見えなかったがあれは…。

八幡(ギターアンプ!)

何故こんなところにアレがあるんだ…?

雪乃「あら、入らないと言うの?でもそれは無理よ。先ほど平塚先生に頼まれ…」

八幡「なあ雪ノ下」

雪乃「…人の話を遮らないでくれるかしら」

八幡「ああ…すまん」

雪乃「それで何かしら」

八幡「あれは…なんだ」

俺が指をさす。

雪乃「あれ?…ああ。ギターアンプとベースアンプね」

八幡「何故あんなものがこんなところにある」

雪乃「平塚先生が言うにはここは旧軽音部の機材置き場だったらしいのよ。それの機材がまだ置いてあるの」

八幡「なあ、ここに入ったらあれ自由に使ってもいいか?」

雪乃「え?…まあ構わないと思うけれど…」

八幡「入る」

雪乃「そんなあっさりと…」

先ほどまで「入らない」と突っぱねていた俺を雪ノ下が溜息を吐きながら睨んでくる。

俺は今まで誰ともバンドなんか組んでこなかったのでアンプででかい音を出したことがないのだ。
家に小さなアンプがあるが親や小町がうるさいというので中々使えない。

自由に使えるとあらばいくらでもこの部にはいってやる。
俺は意気揚々とギターアンプを引っ張り出し、コンセントにプラグを指してスイッチを入れた。
パチン
スイッチの音がして、電源ランプに赤い光が灯る。

八幡(こいつ…動くぞ!)

アンプを確認した俺はギターのハードケースを開け、中から相棒…Ibanez社の、PGM300を取り出した。

雪乃(へえ、PGM300ね…)

PGM300は俺が最も敬愛している、『光速』の異名を持つギタリスト、MR.BIGのリードギター、ポールギルバートが使用しているギターだ。
バズウッドボディに鮮やかなメイプル指板。白い塗装と相反する黒いFホールが死ぬほどかっこいい。

俺はバッグに入れていたシールドをアンプとギターにジャックインする。

雪乃「まさか今弾き始めるつもり?初めて会ったばかりの人間の前で?」

八幡「ああ」

雪乃「あの…いきなり大きな音は…」

八幡「…」ガチャガチャ

雪乃(聞いてない…)

雪乃(この人さっきの話によれば孤独で目立つことを避けるタイプの人なんじゃなかったかしら。拙い演奏で恥をかかないといいのだけれど…)

八幡 (よし、準備は整った)

俺はアンプのつまみを弄り、スタンバイスイッチを入れる。

ギターのボリュームノブを最大にあげて

一気に

掻き鳴らす‼︎

ギュイィィィィィィィィンッ‼︎‼︎

八幡「‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

これだ!この音だ!

巨大なアンプならではの音圧。
オーバードライブの中に感じる真空管特有の温かみ。
俺の手に答えるようにギターとアンプがうねりを上げる。

八幡(行くぜ!)

ギュルルルギュルルギュルルルギュルル‼︎‼︎

雪乃「‼︎」

雪乃(この曲…!Colorado Bulldog!)

雪乃(それに彼…とても上手い…)

俺は散々弾きこなしたColorado Bulldogをイントロを奏でる。
当初不可能かに思えたこの早弾きも今や俺のものだ。

俺は以降4分と少し、夢中でギターを掻き鳴らした。

ジャジャーン‼︎

八幡「はぁ…はぁ…」

上気した頬に汗が流れる。

八幡(最高だ!)

やはりデカイ音でギターが弾けるのはいい!
何度か軽音部に入り直そうか考えたが、我慢してよかった!これでボッチでもアンプが使え…

八幡「…」

雪乃「…」

八幡(ボッチじゃねえ!)

しまった!雪ノ下が居たのをすっかり忘れていた。
なんだあの顔⁈ドン引きしてるのか⁈そりゃあするよな!
突然来たプロボッチがいきなり大音量でギター弾き始めたらそりゃあ引くわわ!俺も引くまである。

八幡「いや、その…すまん…」

雪乃「…」スク

俺を無言で見つめていた雪ノ下が突然立ち上がった。

八幡(なんだ…?怒って帰る気か?)

彼女は教室の後ろにあるベースアンプをなぜかコンセントにつないだと思うと、驚いたことにアンプの後ろに隠れていたソフトケースからなんとベース…それもFender社のプレジションベースを取り出したのだ。

八幡「な…!」
八幡(なんだそのプレジションベースは⁈)

プレジションベースは珍しいベースではない。とても普遍的で有名なベースである。
しかし問題はそこではない。
雪ノ下が取り出したベースには本来あるはずない場所にウーファーピックアップが取り付けられており、もともとあったピックアップとステレオ出力で切り替えられるよう改造されている。

その他ベースエクステンダーが取り付けられていたり、1、2弦の最終5フレットの指板を削る、スキャロップ加工が施されている。
何を言ってるかわからないかもしれないが、この特殊な改造をされたベースはまるで…

八幡(ビリーシーンのベースじゃねえか‼︎)

ビリーシーンとは、MR.BIGのベーシストだ。ポールギルバートと並んで最速のベーシストである。

雪ノ下はベースをアンプに繋ぎ、仕上げに髪の毛を一つに結んだ。

その髪型は、まるでビリーシーン。

そして地面と平行に構えるベースも、まるでビリーシーン。

彼女は指を2本ではなく、人差し指、中指、そして薬指の3本を4弦に当てた。

八幡(まさかこの女…)

そして息を吸い。

弦を弾く!

ドゥルルルルルルッ‼︎‼︎ベンベンベンベンベン‼︎‼︎

重量ベースの音が地を這って俺の体まで届く。
洗練された指の動きは狂うことなく的確に弦を撫でる。
スリフィンガーだというのに音の粒は綺麗に揃い、俺の心を心を震わせた。

八幡(上手い‼︎)

俺は目の前で高速ベースを弾きこなす彼女に目を完全に奪われていた。

八幡(上手いだけじゃない…なんて…なんて…)

八幡(なんて美しく、ベースを弾くのだろう)

黒髪の少女は一見冷たい無表情に見えるが、手元を見るやや伏せ気味の眼差しからは熱いものを感じる。

それにこのフレーズは…。

八幡(2009年のMR.BIG武道館ライブのビリーのベースソロパフォーマンスじゃねえか!)

俺はその時MR.BIGにハマっていなかったが、ライブのDVDはほぼ買い占めたのでこれは何度も家で聴いている。

約6分。雪ノ下雪乃は一切表情を崩さずに完璧にベースソロを弾き終えた。

八幡「…」

雪乃「…」

八幡「そ、その…雪ノ下。おまえMR.BIG好きなのか?」

俺は恐る恐る尋ねた。

雪乃「ええ」

雪ノ下はまっすぐこちらを見て答える。

なんてことだ。
こんな所に同志が居たとは。

中学の時も、高校に入ってからもMR.BIGを聴いてるやつなんて見たことなかった。
それがこんなところで見つかるなんて。

八幡(もしかしたら…)

彼女は先ほどの話によれば孤高。悪く言えばボッチだ。
元から境遇が似ていた。
彼女は世界を変えようと足掻き。
俺は自らは変わらないと腰を据えた。
そんな二人が今。
好きなロックバンドが被るという状況下にいる。
ならば。
俺と彼女は、もしかしたら…。

八幡「な、なあ雪ノ下。俺と…」
雪乃「それは無理」

バッサリと断られました。
拒否、早くないっすか。雪ノ下さん…。

一旦今日はここまでです

原作の依頼をロックだけでどう解決するのか楽しみにしてる

>>14
そこまでちゃんと考えてなったです。
ちょっと色々考えてみます

――――――

八幡「ちゃんとシートベルト締めたか?」

雪美「…………ん………大丈夫……」

八幡「よし、それじゃあ行くぞ。」

雪美「……………」コクリ

ブロロ…

八幡「そういえば、今日の撮影どうだった?」

雪美「…………まあまあ………」

八幡「そうか、たしか今日の雪美の仕事は猫関係の雑誌のグラビアだったよな。」

雪美「………うん……。…………猫がたくさん……たのしかった………」

八幡「楽しかったならなによりだ。最近は雪美の人気がだんだん上がっていてな、今回の仕事みたいに雪美のことを指名してくれる仕事も増えてるんだ。俺としても鼻が高いよ」

雪美「…………Pが喜ぶなら…私も………うれしい……、……ふふ………」

八幡「そうそう、今日いった営業先の人も雪美のことを気に入ってくれてるみたいで、またCMに出してもらえるらしいぞ。今度は、猫のためのおやつの新作だってさ。」

雪美「…………ほんと……?…」

八幡「ああ、この前の時とおんなじで、ペロのための試供品もくれるってさ。」

雪美「…………ふうん……」

八幡(どうしたんだろ、あんまりうれしそうじゃない。ペロと一緒の仕事ならいつも喜んでたのに。)

MR.BIGとはいい趣味しとる
アメリカじゃ人気無いバンドやけど俺も好きだわ

daddy,brother,lover,little boyとto be with youは名曲

ちょっと忙しくて投稿出来ませんでしたすいません。
割と書き溜めてた分があるんでストーリー変更は厳しいかもしれません。
それでもいいよって人だけ見てください。
今日の夜にちょっとあげられます。

>>30
いいですよねMR.BIG
ダディブラとかもあとで出てきます。

翌日

八幡(昨日は流れで奉仕部に入部してしまったが、あれでよかったのだろうか)

俺は放課後、例の部室に向かうために廊下を歩いていた。
もちろん片手にはギターを持っている。

八幡(まあアンプ使えるしいいか)

それにしても昨日の雪ノ下には驚いた。
到底女子高生とは思えない技量でハードロックを弾きこなすもんだから恐れ入った。
あれならそのうちプロになれんじゃねえの。最早既にサインもらいたいまである。

ベースアンプだけあんまり埃が被ってなかったところを見るに、どうやら俺が入部する前も雪ノ下は一人でベースを弾いていたっぽいな。

八幡(どうして軽音部に入らなかったのだろうか)

まあいいか。
考え事をしているうちに部室にたどり着いた。
俺は引き戸をガラッと開ける。

雪ノ下「こんにちは」

八幡「うす」

俺は昨日と同じ椅子に座る。

八幡「…」

雪ノ下「…」

あれ?何もしないの?

八幡「なあ、雪ノ下。部活動はしなくていいのか?」

雪ノ下「昨日も言ったと思うけれど、この部活は依頼があって初めて動くのよ。それがなければ本を読むなり昨日のように拙いギターを弾いて過ごすといいわ。音と一緒に脳が歪んでそんなことも忘れてしまったのかしらヒキタリスト君」

八幡「そんな引っ込み思案なギタリストは居ねえ…って俺か。ひでえ…。昨日はその、確かにアンプに夢中で説明のほとんどが吹っ飛んでしまったのは認める…」

雪乃「呆れかえって物も言えないわ」

八幡「すんません…」

なら今は暇ってことか。それなら存分にギターが弾ける。

俺はハードケースからPGMを取り出し、アンプに接続し、弦を弾く。

ギャギャーン‼︎テレレレレレレレ‼︎‼︎

八幡(ああ、やはり最高だ…)

雪ノ下(やはり上手いわね…)

ギュイーン‼︎ジャジャーン‼︎ギュルルルルルルル‼︎‼︎

雪ノ下(運指がポールギルバートまんまだわ。よほど好きなようね。私も人のことを言えないのだけれど)

ジャキーン‼︎ジャジャーン‼︎タラタラタラ‼︎ギュウウウウウウン‼︎ピキーン‼︎

雪ノ下(早弾き、タッピング、ストリングスキッピング…多種多様ね…)

ジャラララーン‼︎テレレレテレレレテレレレテレレラーン‼︎

雪ノ下(なぜか人の演奏を見ていると自分も弾きたくなってくるのよね)ウズウズ

ジャンジャカジャーン‼︎‼︎ガガガガガ‼︎

雪ノ下(ええい。もう弾いてしまいましょう。もともと彼が来る前は私もたまに弾いていたのだし)スク

八幡(?また雪ノ下が立ち上がった)

雪ノ下「…」ガサゴソ

八幡(あ、ベース出した)

雪ノ下はベースをベースアンプに繋ぐや否や軽やかに弾きだした。

ドゥルルーン…ベンベン!ドゥドゥドゥドゥドゥ…

そこで手が止まり、俺の方を見た。

まさか…。

八幡(合わせる気か?)

正直ボッチでやってたから誰かと合わせるのは初めてだ。
上手く出来るだろうか。
いや、ここでやらないでどうする。

俺はアンプのオーバードライブをフットスイッチでクリーンに切り替えた。

八幡(これなら合わせ安いだろ)

テーレテーレ…

雪乃(To Be With Youね)

To Be With YouはMR.BIGの代表作とも言われる曲で、全米ナンバーワンシングルである。

コンコンコン

イントロのギターを軽く鳴らし、ボディを叩いてリズムを取る。

そして二人同時に弦をスライドさせ、曲が始まる。

ドゥーン

さすが雪ノ下、完璧に合わせてきやがった。

八幡(負けてられねえな)

ジャーン…
八幡「Hold on little girl
Show me what he's done to you…」

雪乃「⁉︎」

雪乃(え、歌えるの…?)

コードに合わせて俺が歌う。
雪ノ下のベースの上に、俺のギターと歌声が乗る。

八幡「Stand up little girl
A broken heart can't be that bad…」

雪乃(突然人前でギター弾き始めたり歌えたりする度胸があるのになぜボッチなんかやってるのかしら)

雪乃(それにしても…捻くれた声だと思ってたけど…以外とハスキーボイスっぽくていいわね…エリックマーティンよりはリッチーコッツェンっぽいけれど…)

エリックマーティンとはMR.BIGのボーカル。
リッチーコッツェンとは旧MR.BIGのギターである。

八幡(ああ…なんて素晴らしいのだろうか。人と曲を合わせるのが、こんなに楽しいことだとは思わなかった)

雪乃(初めて人と合わせてみたけれど、悪くないものね…)

二番のサビが終わる。Cメロに入り、次に待つのはギターソロだ。

八幡「And I can make you start to smile…」

トゥレテテテーンテーンテーンテテーン

Cメロが終わり、ギターソロに入った。

俺が弦を爪弾くのに合わせて、雪ノ下も弦を弾く。

ギターソロの中盤、ギターとベースのキメがある。その瞬間お互いの目が合い、どちらからとなくニヤリと笑う。

八幡(行くぜ雪ノ下)
雪乃(ええ、比企谷くん)

八幡雪乃((ここ!))

ベーンッ‼︎

ギターの6弦とベーンの4弦の開放弦が同時に鳴り響く。
タイミングも息もピッタリだ。

初めて合わせたとは思えないほど、ガッチリ決まった。

そしてギターソロが終わり、ラスサビに入る。

八幡「I'm the one who wants to be with you…」
雪乃「I'm the one…」

ここにきて雪ノ下もコーラスに入る。

八幡(な、なんて綺麗な歌声なんだ…!)

氷のように、透き通るような美しい歌声。しかしその中に宿る情熱。
歌声一つでここまで表現できるのか。

曲はクライマックス。
ラスサビを終え、終わりを告げる歌を歌う。

八幡「Yeah Just to be the next to be with you…」

ジャラララーン…

八幡「…」

雪乃「…」

八幡雪乃((楽しかった))

お互い顔を見合わせると、何だか恥ずかしくなってくる。

会って2日で何をしてるんだ俺たちは。
あれ?実は俺コミュ力あるんじゃないか?

ギターでしかコミュニケーションとれないけど。

雪乃「やるわね」

八幡「…そっちこそ」

雪ノ下が突然褒めて来たのでなんだか照れ臭くなる。

しかし、初めて曲を合わせたにしてはかなり上手くいった。

俺は今まで一人でギターが弾ければそれで満足だった。だが今俺の中にうごめく感情は、それとはもう違ってしまっている。

八幡「なぁ、雪ノ下…その、俺と…」
静「この音は君たちかぁぁぁ‼︎‼︎」

バン‼︎
俺の声を遮るように扉が開け放たれ、中に平塚先生が入ってきた。

八幡「げ、平塚先生…」

雪乃「先生ノックを…」

静「ああ、すまんつい…じゃないだろう‼︎なんださっきの音は⁉︎ジャンジャカジャンジャカ‼︎廊下まで響いていたぞ‼︎」

八幡「マジかよ…」

雪乃「申し訳ありません」

静「はぁ…それで…何をしていたんだね?」

八幡「セッション的なことを…」

静「セッション?」

平塚先生は俺と雪ノ下が持っているギターとベースを交互に見る。

静「なるほど、だからギターとベースを持っているのか。なんだ、案外仲良くやれてるじゃないか。安心したよ」

雪ノ下「別にそういう訳では…」

静「まあいい。そういことなら構わないが、音量はもう少し控えてくれよ。私が怒られてしまう」

八幡「うす」

雪乃「以後気をつけます」

俺たちが頭をさげると平塚先生は扉の方を見やる。

静「ああそうだ。君たちに客人だ。待たせたな。入りたまえ」

なんだ?以来人か?

結衣「こ、こんにちわ~」

そう言って入ってきたのは、茶髪で尻の軽そうなビッチであった。

――――――

八幡「ちゃんとシートベルト締めたか?」

雪美「…………ん………大丈夫……」

八幡「よし、それじゃあ行くぞ。」

雪美「……………」コクリ

ブロロ…

八幡「そういえば、今日の撮影どうだった?」

雪美「…………まあまあ………」

八幡「そうか、たしか今日の雪美の仕事は猫関係の雑誌のグラビアだったよな。」

雪美「………うん……。…………猫がたくさん……たのしかった………」

八幡「楽しかったならなによりだ。最近は雪美の人気がだんだん上がっていてな、今回の仕事みたいに雪美のことを指名してくれる仕事も増えてるんだ。俺としても鼻が高いよ」

雪美「…………Pが喜ぶなら…私も………うれしい……、……ふふ………」

八幡「そうそう、今日いった営業先の人も雪美のことを気に入ってくれてるみたいで、またCMに出してもらえるらしいぞ。今度は、猫のためのおやつの新作だってさ。」

雪美「…………ほんと……?…」

八幡「ああ、この前の時とおんなじで、ペロのための試供品もくれるってさ。」

雪美「…………ふうん……」

八幡(どうしたんだろ、あんまりうれしそうじゃない。ペロと一緒の仕事ならいつも喜んでたのに。)

しまった!雪ノ下が居たのをすっかり忘れていた。
なんだあの顔⁈ドン引きしてるのか⁈そりゃあするよな!
突然来たプロボッチがいきなり大音量でギター弾き始めたらそりゃあ引くわわ!俺も引くまである。

八幡「いや、その…すまん…」

雪乃「…」スク

俺を無言で見つめていた雪ノ下が突然立ち上がった。

八幡(なんだ…?怒って帰る気か?)

彼女は教室の後ろにあるベースアンプをなぜかコンセントにつないだと思うと、驚いたことにアンプの後ろに隠れていたソフトケースからなんとベース…それもFender社のプレジションベースを取り出したのだ。

八幡「な…!」
八幡(なんだそのプレジションベースは⁈)

プレジションベースは珍しいベースではない。とても普遍的で有名なベースである。
しかし問題はそこではない。
雪ノ下が取り出したベースには本来あるはずない場所にウーファーピックアップが取り付けられており、もともとあったピックアップとステレオ出力で切り替えられるよう改造されている。

その他ベースエクステンダーが取り付けられていたり、1、2弦の最終5フレットの指板を削る、スキャロップ加工が施されている。
何を言ってるかわからないかもしれないが、この特殊な改造をされたベースはまるで…

八幡(ビリーシーンのベースじゃねえか‼?)

ビリーシーンとは、MR.BIGのベーシストだ。ポールギルバートと並んで最速のベーシストである。

雪ノ下はベースをアンプに繋ぎ、仕上げに髪の毛を一つに結んだ。

その髪型は、まるでビリーシーン。

そして地面と平行に構えるベースも、まるでビリーシーン。

彼女は指を2本ではなく、人差し指、中指、そして薬指の3本を4弦に当てた。

八幡(まさかこの女…)

俺はアンプのつまみを弄り、スタンバイスイッチを入れる。

ギターのボリュームノブを最大にあげて

一気に

掻き鳴らす‼?

ギュイィィィィィィィィンッ‼?‼?

八幡「‼?‼?‼?‼?‼?‼?‼?‼?‼?‼?‼?」

これだ!この音だ!

巨大なアンプならではの音圧。
オーバードライブの中に感じる真空管特有の温かみ。
俺の手に答えるようにギターとアンプがうねりを上げる。

八幡(行くぜ!)

ギュルルルギュルルギュルルルギュルル‼?‼?

雪乃「‼?」

雪乃(この曲…!Colorado Bulldog!)

雪乃(それに彼…とても上手い…)

俺は散々弾きこなしたColorado Bulldogをイントロを奏でる。
当初不可能かに思えたこの早弾きも今や俺のものだ。

俺は以降4分と少し、夢中でギターを掻き鳴らした。

ジャジャーン‼?

八幡「はぁ…はぁ…」

上気した頬に汗が流れる。

八幡(最高だ!)

やはりデカイ音でギターが弾けるのはいい!
何度か軽音部に入り直そうか考えたが、我慢してよかった!これでボッチでもアンプが使え…

八幡「…」

雪乃「…」

八幡(ボッチじゃねえ!)

初めて会った女子と二人きりという気まずい空間にたじろいだ俺は持っていたギターケースのグリップを握り直す。

雪乃「…あなた、軽音部かなにかに所属しているの?」

八幡「え?いや。帰宅部だが…」

雪乃「なら何故ギターを持っているのかしら」

八幡「ああ…こいつは俺の相棒だからな。肌身離さず持ってるだけだ」

雪乃「そう…(相棒…?痛い人ね…)」

八幡「と、とにかく。俺はこの部活には入らな…」

言いかけたところで俺の目にあるものが映る。
最初入った時は椅子や机の山に埋もれて見えなかったがあれは…。

八幡(ギターアンプ!)

何故こんなところにアレがあるんだ…?

雪乃「あら、入らないと言うの?でもそれは無理よ。先ほど平塚先生に頼まれ…」

八幡「なあ雪ノ下」

雪乃「…人の話を遮らないでくれるかしら」

八幡「ああ…すまん」

雪乃「それで何かしら」

八幡「あれは…なんだ」

俺が指をさす。

雪乃「あれ?…ああ。ギターアンプとベースアンプね」

八幡「何故あんなものがこんなところにある」

雪乃「平塚先生が言うにはここは旧軽音部の機材置き場だったらしいのよ。それの機材がまだ置いてあるの」

八幡「なあ、ここに入ったらあれ自由に使ってもいいか?」

雪乃「え?…まあ構わないと思うけれど…」

八幡「入る」

雪乃「そんなあっさりと…」

先ほどまで「入らない」と突っぱねていた俺を雪ノ下が溜息を吐きながら睨んでくる。

俺は今まで誰ともバンドなんか組んでこなかったのでアンプででかい音を出したことがないのだ。
家に小さなアンプがあるが親や小町がうるさいというので中々使えない。

自由に使えるとあらばいくらでもこの部にはいってやる。
俺は意気揚々とギターアンプを引っ張り出し、コンセントにプラグを指してスイッチを入れた。
パチン
スイッチの音がして、電源ランプに赤い光が灯る。

八幡(こいつ…動くぞ!)

アンプを確認した俺はギターのハードケースを開け、中から相棒…Ibanez社の、PGM300を取り出した。

雪乃(へえ、PGM300ね…)

PGM300は俺が最も敬愛している、『光速』の異名を持つギタリスト、MR.BIGのリードギター、ポールギルバートが使用しているギターだ。
バズウッドボディに鮮やかなメイプル指板。白い塗装と相反する黒いFホールが死ぬほどかっこいい。

俺はバッグに入れていたシールドをアンプとギターにジャックインする。

雪乃「まさか今弾き始めるつもり?初めて会ったばかりの人間の前で?」

八幡「ああ」

雪乃「あの…いきなり大きな音は…」

八幡「…」ガチャガチャ

雪乃(聞いてない…)

雪乃(この人さっきの話によれば孤独で目立つことを避けるタイプの人なんじゃなかったかしら。拙い演奏で恥をかかないといいのだけれど…)

八幡 (よし、準備は整った)

・「そして彼と彼女は音を奏でる」

八幡、高校2年。

相変わらずぼっちギタリストな俺は突然担任の平塚先生に呼び出されていた。

静「おい、比企谷。なんだこの文章は」

八幡「…高校生活を振り返ってという題目の作文です」

静「ほう、ならばなぜこんな人を小馬鹿にしたような内容なのかな?」

八幡「俺はあるがままを書いたまでです…リア充が爆発すればいいのに。これが俺がこの1年間で学んだ全てです」

静「はぁ…君はつくづく根性がひん曲がっているようだな…」

八幡「はぁ…もう帰っていいすか」

俺は傍に置いていたハードギターケースを持って立ち上がる。

静「そういえば比企谷はいつもギターを持っているな。軽音部に入部しているのか?」

八幡「いえ、ただ趣味で…」

実は最初に親父から譲り受けたギターは壊れてしまったのだ。

2年の最初の方の話だ。
車道に飛び出した犬を助けようとしたところ、黒い車に跳ねられたのだ。
幸い俺は軽傷ですんだが、俺と犬を守ってくれたギターがお釈迦になった。
貰い物だが、中学時代を共に過ごしたギターだったので少し涙が出た。

まあ向こうの金持ちそうな車の方に治療費や慰謝料を結構もらったのでいいギターが買えて良かった。

なので俺はこうして毎日大事にギターを持ち歩いている。
二度と手放さない。

静「ふむ…では君は部活には入っていないのだな…。よし」

そういうと平塚先生はタバコを灰皿に押し付け、立ち上がる。

静「比企谷、ついてきたまえ」

八幡「ええ…どこに…俺帰ってギター弾きたいんすけど…」

静「いいから」

逆らうとこのアラサー教師は拳が飛んできそうなので渋々ついていく。
ほんと、早く誰かもらってあげて…。

………
八幡「奉仕部?」

雪乃「ええ、そうよ」

平塚先生に連れてこられた教室で、俺は超絶美人の毒舌女と対峙していた。

俺は今平塚先生によってこの雪ノ下雪乃が所属する部活に入れられそうになってなんとか断ってるところだ。

雪乃「生徒自らの自己改革を促し、悩みを解決する手伝いをする…それがこの部活の活動よ」

八幡(はぁ…厄介なところにぶち込まれそうになったな…)

八幡(そもそも俺は変わりたいなんて思ってないし、変わる必要もないのに…)

静「まあとにかくそういうことだ。頼んだぞ雪ノ下」ガラガラバタン

八幡「あ、ちょ」

八幡(行っちまった…)

八幡「か、かっけえ…」

アニメの雰囲気からは予想できない超絶技巧の早弾きから始まるそのハードロックは見事に俺の頭をガツンと殴った。
ゴリゴリのベースは心地よく耳に響き。
歌い出したボーカルのハスキーボイスは俺の心を踊らせる。


八幡「すげえ!なんてかっこいいんだ!」

すでにこの時にはこのアニメに興味はなく、この素晴らしい曲を演奏しているバンドに目が行っていた。
このバンドは…

八幡「MR.BIG…‼?」

MR.BIGとは、1988年にデビューしたメリカのスーパーハードロックバンドである。

その後俺はMR.BIGの曲を聴き漁り、見事にどハマりしていた。

八幡「これも…この曲も…かっこいい…!」

八幡(俺も…俺もギターを弾こう!)

八幡(まずはFコードからだ!よし!)

こうしてギターの練習を再開した俺は3日後、ようやくFコードが抑えられるようになった。
それ以降ギターにハマった俺は中学3年間をギターに費やすことになる。

約6分。雪ノ下雪乃は一切表情を崩さずに完璧にベースソロを弾き終えた。

八幡「…」

雪乃「…」

八幡「そ、その…雪ノ下。おまえMR.BIG好きなのか?」

俺は恐る恐る尋ねた。

雪乃「ええ」

雪ノ下はまっすぐこちらを見て答える。

なんてことだ。
こんな所に同志が居たとは。

中学の時も、高校に入ってからもMR.BIGを聴いてるやつなんて見たことなかった。
それがこんなところで見つかるなんて。

八幡(もしかしたら…)

彼女は先ほどの話によれば孤高。悪く言えばボッチだ。
元から境遇が似ていた。
彼女は世界を変えようと足掻き。
俺は自らは変わらないと腰を据えた。
そんな二人が今。
好きなロックバンドが被るという状況下にいる。
ならば。
俺と彼女は、もしかしたら…。

八幡「な、なあ雪ノ下。俺と…」
雪乃「それは無理」

バッサリと断られました。
拒否、早くないっすか。雪ノ下さん…。

なんで本編進行中、本編完結後時間帯の本編活躍設定のクロスオーバーキャラ、モブ男、オリ主の一話完結型短編二次創作が定着しなかったんだろ
例えば)
穂乃果「桜満集くん、君が好きです!」
真姫 「有馬公生くん、君が好きです!」
海未「碇シンジくん、君が好きです!」
穂乃果「穂乃果・ことり・海未と同級生男くん、君が好きです!」
http://i0.wp.com/loveca.jp/wp-content/uploads/2013/11/AMq28WE.jpg
凛「凛のスカート馬鹿にした男くん、君が好きです!」
http://blog-imgs-71.fc2.com/l/o/v/lovelivepress/rins.jpeg
ことり「桜田ジュンくん、君が好きです!」
穂乃果「宿海仁太くん、君が好きです!」
響け!ユーフォニアムキャラのラブライブ!にありがちなこと
久美子 「先輩、まだラブライブは嫌いですか?」
みぞれ 「たった今好きになった。」
麗奈「私、特別になりたいの。
他の奴らと、同じになりたくない。
だから私は、スクールアイドルをやってる・・・特別になるために。」
ギルティクラウン風俺ガイルクロスオーバー
材木座「ごめん、俺が戸塚に車を直してなんて頼んだから……………………」
八幡 「そうだよ。戸塚が死んだのは君のせいだ。生き返らせろ!
おまえが戸塚を生き返らせろ!」
結衣 「…ひき………………………」
八幡 「僕が間違っていた。 優しさになんか、なんの意味もない
クズは区別しなくちゃならない 僕は王になる。 」
ギルティクラウン風ガヴリールドロップアウトクロスオーバーにありがちなこと
ダァト「桜満集、未来永劫ガヴリールと生きる事を誓うか?」
桜満集「ガヴリールだけがずっと傍にいて 僕を信じてくれたんだ」
ギルティクラウン風クオリディア・コード クロスオーバー
桜満集×天河舞姫
ダァト「桜満集、未来永劫姫と生きる事を誓うか?」
桜満集「姫だけがずっと傍にいて 僕を信じてくれたんだ」

俺は千歳提督だ
誰が何を言おうと千歳提督なんだ

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