【艦これ】貴女「安価で生き残る」【安価・コンマ】 (69)


・艦これの百合SSです
・完全な見切り発車です
>>1はのんびり鎮守府の丙提督のため、未着任の艦娘が多いです。キャラ崩壊あります
・嫁艦が病んだりえろいことしたりしてても大丈夫な方だけお読みください
・深海棲艦との戦闘描写は一切ありません
・ふたなり、エロ、グロもありかもしれません

去年?の秋ごろにやっていた安価ssのリニューアルみたいなものです。
戻ってくるまでにかなりかかってしまい、もしお待ちしてくださっていた方がいたら申し訳ないです。
なにぶんかなり前のことなので、酉もうろ覚えです。前回と違ってたらすみません。


このスレは、安価とコンマで鎮守府の一員である「貴女」を作成・操作し、鎮守府で生き残るというものです。
五日間生き残ることがクリア条件ですが、その前に3回死んだらその「貴女」はゲームオーバーです。
基本的に、コンマは1の位によって判定をします。
数字が1に近ければ結果としては悪く、逆に9に近ければ良い結果になります。
しかし、特殊判定の0は、あらゆる補正を受けません。

例えば、
コンマ:8 補正:2  →  結果:9 となりますし、
コンマ:0 補正:3  →  結果:0 となります。


それでは、貴女に確固たる人格を与えてあげましょう。
貴女は提督?それとも艦娘?
↓下1


貴女は艦娘、鎮守府の一員です……。
艤装を身に纏えば、海上で華麗に戦う力を手にすることができます。
また、実在し且つ現在艦娘として顕現していない軍艦である可能性もあるでしょう。
次は、貴女の艦種です。
艦娘として戦う、貴女は一体どんな戦い方をするのでしょうか?
↓下1のコンマ1の位にて判定
1~2:駆逐艦
3~4:軽巡
5~6:重巡
7~8:戦艦
  9:正規空母・軽空母・装甲空母
  0:特殊判定

貴女の艦種は戦艦です……。
それでは、貴女の姉妹艦についてお尋ねします。
貴女は何型ですか?(例:金剛型、陽炎型など)
↓下1
(貴女型だと姉妹のいないぼっち艦です)


ずばり、貴女は、どのような艦娘なのでしょうか?
↓下1から下3まで
(例:甘いものが好きで人懐っこい、夜戦が大好きで夜になると川内と一緒に騒いでいる、など)

【艦これ】貴女「安価で生き残る」【安価・コンマ】
【艦これ】貴女「安価で生き残る」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1506595532/)
スレも残ってるんだからこっちの続き書いてよ

>>21
依頼出したと思ったんですが、出してなかったんですかね…
すっかり終わったものだと勘違いしていました

時分の確認不足で立ててしまいましたし、以前のスレは確か依頼を出したと思うので、こちらのスレで続行しようと思います。

ただ、キャラメイクまでした手前あれですが、前回の貴女の続きにした方が良いですかね?それとも新しい貴女でいきましょうか?


うーん…
自分が考えてもキリがないので、安価で決めたいと思います

これから書いていくのは、前回のスレのドーナツ狂貴女?それとも新しく作ったふたなり貴女?
↓下1

では、新規の貴女で行こうと思います
前回の貴女派だった方はすみません

初代貴女
・貴女は『鎮守府の一艦娘』を務める
・貴女は圧倒的な火力と強靭な装甲を兼ね備えた、海戦の花型『戦艦』である
・貴女は『貴女型一番艦』だ
・貴女は『多少の被虐嗜好があり、無意識化で人に苛められることで快楽を得ている』
・貴女は『両性具有者』だ
・貴女は『人に肌を見せることが好き』だ

それでは、この貴女でゲームを開始いたします。よろしいでしょうか。
↓下1

それではオープニングの作成をしてきます。
ちなみにこの貴女、胸のサイズはいかほどで?
↓下1のコンマにて判定
01に近いほど小さく、99に近いほど大きくなる


撃て!

私の指示と共に、一斉に砲撃が開始される。

身体の芯を直接揺さぶるような爆音。
鼻にツンとくる火薬の匂いを嗅ぐと、それがシックリ来てしまう自分が艦娘であることを嫌でも自覚させられる。

硝煙が晴れ、標的がはっきりと視認できるようになっていく。
一つ目、無傷。
二つ目、無傷。
……三つ目、無傷。

設置した時の姿そのままを見せてくれたその標的に、皆が肩を落とした。


「……また、誰一人掠ってないね」

誰が一番最初に当てれるかな~?と茶化して言ってみる私に、次のチャンスを要求してくる駆逐艦達。
5,6人の少女が挙ってああだこうだと騒いでいる光景は、なんだか親鳥に餌を要求しているひな鳥のようで微笑ましい。
優しい先輩たる私としては、可愛い後輩たちに次のチャンスを与えてあげたいところだが―――

「残念だけど、今日はもう時間切れでーす」

時刻はヒトフタマルマルのお昼時。
そろそろ砲撃演習を切り上げなくてはならないだろう。


「あともう一度だけ、お願いします!」
「これで最後にしますから!」

「うーん、そうしてあげたいのは山々なんだけどね?早くしないと赤城や武蔵達にぜーんぶ食べられちゃうよ?」

お昼抜きで午後の訓練こなせるなら、まだやれるけど……。
私がそう呟けば、皆はすぐさま手分けして的を引く。

一応戦艦である私が新米達の指導艦をしていることから分かると思うけれど、うちの鎮守府は結構人材的に潤沢だ。
戦艦や空母などの大型艦も多く配属されているため、急がないと食堂から食材が姿を消してしまうこともある。
少女達が焦るというものだ。


凝り固まった肩を揉みながら、なんとなしに空を見上げる。
空には薄墨のにじんだような雲がいつの間にやら広がっていた。
なんだか嫌な天気だった。

「……一雨来そうね」

ぽつり、呟けば、すぐ近くにいた潮ちゃんが首を傾げる。

「ううん、なんでもないよ。さぁ、早くしないとご飯なくなっちゃうぞー!」

そう明るく声を出す私。
けれど、なんだか胸に渦巻く暗雲は晴れないままだった。


―――――――――――
――――――
―――


スレのルール
5日間続生き延びることが出来ればゲームクリアとなり、エンディングに向かうことが出来る。
最終的には明らかにハイライトがない虚ろな瞳で追い掛けてくる艦娘達にぶっ殺されるのを楽しみつつ、女の子を落としていく感じにしたい。
とりあえずは1人目貴女が終わってから色々と修正していく感じ。

そんな感じで今日はここまでです。
なんか全然貴女の性格(というか性癖)を表せてないオープニングですね。

人いますかね?


海の匂いが好き。
自分が艦娘であることを思い出させてくれるから。

硝煙の匂いが好き。
自分の中の戦艦としての本能が蘇るから。

けど、一番好きなのは――


艦娘は、それぞれ建造ドックで作られるか、それとも艦隊がどこかの海域で見つけるかのどちらかで誕生する。
建造組とドロップ組、そう区別されるもので、私は後者だった。
けれど、私を見つけたのはここの艦隊ではない。

元々私は、他所の鎮守府から転任という形でここに来た。
そこでは一応戦力としてそれなりに前線を張っていたのだが、ある事情があってそれを断念せざるを得なくなったのだ。

今でもあの時のことを思い出す。
そこかしこで上がる爆撃音。焦燥に駆られた仲間の表情。
そして、口の中いっぱいに広がる鉄の匂い。
あの時私は確かに―――


「ん、朝…………か」

窓の向こうで雀がちゅんちゅんと囀っていた。
時計を確認すれば、現在マルロクサンマル。
どうしても前の鎮守府と比べてしまうことがあるけれど、総員起こしがないのがこの鎮守府一番の良さじゃないかな。

「今日はなにあったかしら……」

寝ぼけ眼を擦りながら、体を起こす。
それと同時に、下腹部にぬる、という不快感。

「ぅあー…」

恐る恐るベッドのシーツを捲ってみた。
…………やってしまっていた。
別に淫夢とかを見ていたわけではないと思うのだけれど。

「まずは洗濯からね」

おねしょした子どもじゃあるまいし、起きて一番最初にやるのが下着の洗濯って……情けなくて泣けてくるわ。

「こういう時は1人部屋で良かったと心底思うわね」


艦娘は基本的に体のつくりは人間の女性と全く一緒で、身体の一部が多少千切れたりしても修理できるとか、多分戦艦レベルだとビンタするだけで人の首をへし折れるとか、ただそれくらいのもの。それも艤装あっての話だけれど。
けど、たまに私のような両性具有者や逆にどちらの性も持たない艦娘もいるらしい。
正確に言ってしまえば「娘」ではないんだろうけど、便宜上そういった人達も「艦娘」と呼ばれていて、特に変に扱われたりとかはしない。

私も別にそれを理由にどうこう言われたりしない。
そもそもその事実を知っている艦娘があんまりいないし。


寝間着と下着を部屋に備え付けの洗面台で洗って、制服に着替える。
お化粧までしていたらいつの間にか1時間も経ってしまっていた。

「あちゃー、かなり混んでるわね」

正規空母から駆逐艦まで、沢山の艦娘で食堂は混雑している。
この時間は夜間任務明けの子と、これから訓練だの演習だのに行く子との両方が集まるから間宮さん達は大忙しだ。

「空いてる席あるかな……」

キョロキョロと見回して、座れるところを探していると、ふと誰かに声を掛けられた。

1人目のコミュ相手とその初期好感度は?
↓下1の艦娘の名前とそのコンマ1の位で判定
  1:挨拶はする程度の仲
2~3:よく話す友人関係
4~6:友人以上の関係…?
7~9:???
  0:特殊


コミュが発生しました。
『大和』の情報が更新されました

大和
・初期好感度:2
・戦艦大和型一番艦
・貴女とは普通に親しい間柄であり、よく話している姿が見られる


「貴女さん、もし良かったらここどうぞ」

自分の正面の席を指して言うのは、大和。
前線を退いた私と違い、今も最前線で活躍している戦艦だ。
まぁ毎回修理の度にとんでもない量の資材が消費されて、その度に提督は発狂しているけど。

「ありがと、大和。おはよう」
「えぇ、おはようございます」

穏やかな微笑みを湛えながら挨拶を返してくれる彼女の言葉に甘えて、その向かいの席に座る私。
食事するのに邪魔だからか、彼女は流石に艤装をつけていなかった。

さて、何か話題はあるかな?
1:自分が指導している駆逐艦の様子
2:大和の最近の調子
3:今食べているメニューの話
↓下1


「最近、あんまり大規模な作戦ないわね」
「そうですね、平和そのものです」

大和はとても上品な仕草で、机の上に広がる料理の数々を腹に収めていく。
流石大和型とでも言うべきか、同じ戦艦である私の倍は食べているんじゃないかこの人。

「大和としては出番がなくて寂しいんじゃない?」
「そ、そんなことないですよ。歓迎すべきことだと思ってます」

勿論、戦艦や正規空母が暇を持て余すというのは平和な象徴であって、良いことではある。
けれど、それと個人的な感情というものが一致しなくても仕方のないことで。


「私は暇な方が助かるけどね、バタついてると新人を育てる余裕もないし」
「大和だって忙しいよりそっちの方が良いと思ってますからね!」

拗ねて頬を膨らませる大和。
なんだか子どものようで可愛らしいな、と思ってしまった。

「それに最近は色々と趣味もできましたし、余暇を楽しんでいるんですよ」
「趣味?料理以外に?」

これは意外だった。
大和とはこの鎮守府に来てからそれなりの付き合いだったけど、彼女は無趣味な人間だとばかり思っていたから。
彼女が休日にすることと言ったらそれこそ料理ぐらいのもので、毎回フルコースだの満貫全席だのとんでもない量を作っているから大抵の場合それで丸一日つぶしているのだ、彼女は。

「そうです、えっとお裁縫にお琴に生け花に……」
「なんだか花嫁修業みたいなラインナップね」
「ふふ、でも楽しいんですよ。貴女さんも如何ですか?」
「じゃあ今度休日が合ったらお願いしようかしら」

↓下1のコンマ1の位にて感情判定(同艦種補正:+1)
1~6:変化なし(よく話す友人関係)
7~9:好感度アップ(友人以上の関係)
  0:特殊


「じゃあ、お先に。席ありがとうね」

大和より一足先に食事を終えて、私は席を立つ。
多分あの量だともうしばらく時間が掛かるだろうし、私も私でやらなきゃならないことはあるから。

ひらひらと手を振る私に、大和はまたにっこり微笑んで「えぇ、また今度」と振り返してくれた。

「—――えぇ、本当にたくさん趣味が出来たんですよ、大和」

とりあえず今回はこんな感じで。
お付き合いいただきありがとうございました。
システムとか色々と改良すべきところがあったらご指摘お願いします。

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