男「きっと悪夢を見ているだけだから」 (11)

・オリジナルSS
・鬱展開あるかも


では始めます

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男「はあ、また赤点か…」
 
クラスメイト「あはは、男はほんとバカだね」
 
男「うるせー!お前なんて1桁だろ?」
 
クラスメイト「ありゃバレた?」

男「当たりまえだろ…」

クラスメイトは唯一と言っていいほどの俺の友達だった
顔もよく性格もよかったため凄くモテた
だが、何故か俺としか学校では話していない気がする
皆俺ほど馬鹿ではないから話が合わないのだろうか。
 
男「ところでさ、クラスメイト」
 
クラスメイト「うん?どうしたの~?男」
 
男「最近さ、俺に構いっきりじゃないか?」
 
クラスメイト「…え?」

男「だって、お前友達も取り巻きも多いのに誰とも関わらないじゃないか」
 
クラスメイト「そうだけど、何かダメなのかな?」
クラスメイトは少し微笑みながらそのセリフを言ったがそれは静かなる怒りにしか聞こえなかった
 
男「い、いやダメとかじゃなくてさ…」
 
クラスメイト「でしょ?ならいいじゃん」
 
男「そ、そうだな」
 
クラスメイト「…うん」


 

クラスメイト「そんなことよりさ、駅前のクレープ屋行こうよ!あそこ美味しいから!」
 
男「クラスメイトの奢りなら行く!」
 
クラスメイト「えー、酷いよ まあ、男の頼みなら聞くけど」
最近気になることがある。
それは俺の言う事をある程度聞いてくれるようになったこと。
嬉しくない訳では無いが非常に不気味だった。
願いを聞いてくれる、つまり俺の言う事は拒まないという事だからだ。
嫌な事があったら言ってほしいのに
 
男「なあ、クラスメイト 最近俺の言うことなんでも聞いてくれるよな」
 
クラスメイト「そんな事ないよ だって何かを奢るとか何かをあげるとかしかしてないし」
 
男「いや、だけど…」
 
クラスメイト「あ、でも男が誰かを殺してほしいって言うなら殺すよ?」クスクス
 
男「?!」
 
クラスメイト「…冗談だよ。もう、男にはジョークが通じないんだから」
 
男「な、なんだ冗談か 脅かすなよ」
 
クラスメイト「えへへ、ごめんごめん」
確かにクラスメイトは普段から冗談を言うようなやつだ
でも、さっきの含みのある言い方はなんなのかさっぱり理解出来ない
きっと俺を揶揄いたくなっただけだろう
 
クラスメイト「ほら、早くクレープ屋行こうよ!」
 
男「あ、ああ」
この時ひどい胸騒ぎがした。
この時の胸騒ぎを思い出していたのならあんな悲劇は、
起こらなかったのかもしれない

男「なあ、クラスメイトは部活と入らないのか?」
 
クラスメイト「うーん、私は自由でいいんだよ 男だってそうでしょ?」
 
男「そうだな」
 
クラスメイト「でも、もし男がなにかの部活に入ってたら私はそこに入ってたよ」
 
男「おいおい怖い冗談はやめてくれよ」
 
クラスメイト「冗談?」
その言葉をクラスメイトが発した時空気が酷くピリついた
そして歪んでいるクラスメイトの顔が分からないほど俺も馬鹿じゃなかった
 
クラスメイト「そうだね、冗談だよ 冗談」
 
男「なあ、クラスメイト」
 
クラスメイト「ん?なになにー?」
 
男「最近のお前怖いぞ?」
 
クラスメイト「怖い?何が?」
 
男「何がって…だって俺に固執しすぎだろ 俺以外に絡む相手なんてごまんといるだろうに」
 
クラスメイト「分かってないなぁ 大事なのはね数より質なの」
 
俺はクラスメイトの言っていることがよく分からなかった。

男「なあ、クラスメイトは部活と入らないのか?」
 
クラスメイト「うーん、私は自由でいいんだよ 男だってそうでしょ?」
 
男「そうだな」
 
クラスメイト「でも、もし男がなにかの部活に入ってたら私はそこに入ってたよ」
 
男「おいおい怖い冗談はやめてくれよ」
 
クラスメイト「冗談?」
その言葉をクラスメイトが発した時空気が酷くピリついた
そして歪んでいるクラスメイトの顔が分からないほど俺も馬鹿じゃなかった
 
クラスメイト「そうだね、冗談だよ 冗談」
 
男「なあ、クラスメイト」
 
クラスメイト「ん?なになにー?」
 
男「最近のお前怖いぞ?」
 
クラスメイト「怖い?何が?」
 
男「何がって…だって俺に固執しすぎだろ 俺以外に絡む相手なんてごまんといるだろうに」
 
クラスメイト「分かってないなぁ 大事なのはね数より質なの」
 
俺はクラスメイトの言っていることがよく分からなかった。

男「なあ、クラスメイトは部活と入らないのか?」
 
クラスメイト「うーん、私は自由でいいんだよ 男だってそうでしょ?」
 
男「そうだな」
 
クラスメイト「でも、もし男がなにかの部活に入ってたら私はそこに入ってたよ」
 
男「おいおい怖い冗談はやめてくれよ」
 
クラスメイト「冗談?」
その言葉をクラスメイトが発した時空気が酷くピリついた
そして歪んでいるクラスメイトの顔が分からないほど俺も馬鹿じゃなかった
 
クラスメイト「そうだね、冗談だよ 冗談」
 
男「なあ、クラスメイト」
 
クラスメイト「ん?なになにー?」
 
男「最近のお前怖いぞ?」
 
クラスメイト「怖い?何が?」
 
男「何がって…だって俺に固執しすぎだろ 俺以外に絡む相手なんてごまんといるだろうに」
 
クラスメイト「分かってないなぁ 大事なのはね数より質なの」
 
俺はクラスメイトの言っていることがよく分からなかった。

男「量より質か…」
 
友「おい、何悩んでるんだよ?」
 
男「おっ、友 実はな」
友は高校こそ違うものの俺の一番の親友だった
それ故に信頼もしていた
だから、全てを話してしまったんだ。
 
友「なるほどなぁ」
 
男「どうにかなんないかな?」
 
友「どうにかって言っても今は無害だろ?なら大丈夫さ」
 
男「そうか?お前がそう言うなら気にしないようにするけど」
 
友「おう、それでいい じゃあまたな」
 
男「おう」
 
クラスメイト「…」


バグ連投すみません
男「さて、今日はまっすぐ家に帰るか…」
 
クラスメイト「お金出すからボウリングでも行こうよ!」
 
男「わ、悪いよ 最近奢ってもらってばっかだし」
 
クラスメイト「大丈夫大丈夫 共有財産だから」ボソッ
 
男「なんか言ったか?じゃあ暇だし行くか…」
 
委員長「ちょっと待って!」
 
男「ん?どうしたんだよ委員長」
 
委員長はクラスの学級委員長を務める文武両道の美人だ
クラスメイトと同じくらい人気は高い
そんな人と話すのも非常に希であった
委員長「男君だけ修学旅行の希望場所出てないんだから早く出しなさい」
 
男「えー、だから秋葉原って言ったじゃん」
 
委員長「高校から近すぎるでしょ?!ダメよそんなの」
 
男「ちぇ」
 
委員長「だから早く希望を…」
 
クラスメイト「ねえ、もう終わった?」
クラスメイトはあの時のように怒っているような声でそういった
前回ならまだしも今回は怒る理由がなさそうなのに

委員長「えっ、まだだけど」

クラスメイト「いや、終わったよ じゃあ男、いこ!」
クラスメイトはとんでもない怪力で俺の手を引く
そんなに怒っていたのだろうか
 
委員長「…はあ せっかく男くんに話しかけられたのに邪魔ね 消そうかしら」

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