未央「うう…まさか私まで風邪をひくなんて…」

未央母「未央―、大丈夫？そろそろ仕事に行きたいのだけど、一人にしてもいいかしら。」

未央「あー、大丈夫、お母さんまで休むことないでしょ。そこまで熱高いわけじゃないし寝てるよ。」

未央母「そう、もし困ったことがあったら電話してね。」

未央「うん。」

未央「んん、熱出てきた…風邪ひいたときの不安はいかんともしがたいねえ……お母さん…」

李衣菜「お邪魔しまーす。プロデューサーさんがが鍵貸してくれたから入れたけど未央ちゃん寝てるかな。」

李衣菜「おお、寝てるねえ。リーナがしっかり看病してあげよう。…ふむ、寝顔はやっぱり美少女だなあ。」

未央「クー、クー（な、なんでリーナが？お母さんって聞かれた？いや、それよりも美少女って）」

未央（顔が更に熱くなってきた…）

李衣菜「んー、看病といってもなにしようかな、お腹すいてるかもわからないし、そうだ！元気が出るように大音量でロックなやつでも流そうかな！」

未央「ストップ！！！ゴホゴホッエッホン！！！！」

李衣菜「おおっと、起きてたの未央ちゃん、冗談だよ冗談、それよりずいぶん顔赤いね。熱どのくらいだろ。」スッ

未央（オ、オデコ！！！顔近い！）「ど、どう？熱ありそう？」

李衣菜「うーん、よくわかんない！体温計どこ？」

未央「わからんのかーい！ゴホン、ここにあるよ。」

李衣菜「オッケー、ふむ、37度7分かあ、よろしくないな、お腹は空いた？」

未央「うーん、それほどでもないかな…もう少し寝たいかな。起きたら食べたいかも…。」

李衣菜「そっか、それなら子守唄を歌ってあげよう。」

未央「すごいよく眠れそうだね…。お願いリーナ。」

李衣菜「了解！」♪♪♪

李衣菜「さてさて、未央ちゃんは寝ちゃったか。とりあえずお粥でも作ろうかな。」

未央「ZZZ…うう…」

李衣菜「むう、うなされてるな。熱もあるし、そうだ、タオル冷やしてオデコにのせてあげよう。」

未央「んん…んん…ん、ZZZ…」

李衣菜「フフ、気持ちよさそう」ツンツン

未央「んー、むにゃ、…オデコが冷たい？タオル…？」

李衣菜「ZZZ…」

未央「おおう、リーナ寝ちゃってる…タオル、冷やしてくれてたんだ。」

未央「熱も下がったかな。ありがとう、リーナ。」

李衣菜「ZZZ…」

李衣菜「むうん…あれえ！？私寝ちゃってた！？嘘！？」

未央「あ、おはようリーナ。」

李衣菜「未央ちゃん…ごめん！私お見舞いに来たのに…」

未央「いやいや、大丈夫だよ。それよりお腹空いてきちゃった。リーナ、何か作れる？」

李衣菜「うん！汚名挽回するよ！」

未央「汚名返上だし名誉挽回だしそもそもそんなに汚してないよ！？」

李衣菜「イイツッコミだね！快復してるじゃん。」

未央「誰かさんのおかげだね。」

李衣菜「さぞや良妻になりそうな人のことだね。さて、お粥でいい？」

未央「もちろん。お願いします。」

李衣菜「できたよ未央ちゃん。」

未央「おおー、白出汁が効いてるしいい塩梅だ…やっぱりリーナ料理うまいよね。」

李衣菜「ふっふっふ、まあさすが私って感じだよね！」

未央「ハイハイ………ねえ、食べさせてくれたり…しない？」

李衣菜「っえ！？……んん……んー……いい、よ。」

未央「あ、ありがとう。」

李衣菜「じゃあ…アー…ン」

未央「アーン…」

李衣菜「おいしい？」

未央「うん。…照れるね、なんか。」

李衣菜「そうだね…」

未央母「ただいまー、あら？誰か来てるの？」

未央、李衣菜「！？」

未央母「李衣菜ちゃん！ありがとうね、お見舞いに来てくれてたの。」

李衣菜「あ、はい！お邪魔しています！！」

未央母「いいのよー、未央、体調はどう？」

未央「あ、うん、治ったよ、リーナのおかげかな。」

未央母「そう、よかったわ。李衣菜ちゃん、お礼といってはなんだけどご飯食べていかない？」

李衣菜「いいんですか！？お言葉に甘えます！」

未央母「もちろんよー、じゃ、準備するわね。」

李衣菜「手伝います！じゃあ、未央ちゃん休んでてね。」

未央「う、うん！よろしくね！」

李衣菜、未央（さっきのことは忘れよう…なんでああなったのか…）

これで終わりです。

短い＆駄文ですが読んでくれた方がいらっしゃったらありがとうございます。