【デレマス】レイナサマの安価でイタズラ (71)

レイナサマがPに対しイタズラを仕掛けるSSです。

イタズラ内容は全て安価で決めます。

なおレイナサマのイタズラはことごとく失敗に終わります。



※数年ぶりにSSを書くうえ初めて安価SSに挑戦します。

誤字・脱字、遅筆などご了承下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530371722

麗奈「最近仕事が忙しくて全然Pにイタズラできなかったわね…。久しぶりにド派手仕掛けるわよ!」

麗奈「クフフッ…まずは>>4をするわ!」


※13歳の女の子なので過激なのはご遠慮を…

七海の釣った魚を逃がす

安価で他のアイドル出すの禁止しとかないと早耶Pがわいてくるぞ

【事務所】

ギィ…

麗奈(……よし、誰も居ないわね)

麗奈(クフフッ…まずは七海がPの為に釣ったという魚を逃してあげるわ。……七海には悪いけどこれもイタズラのため、名誉ある犠牲なのよ)

麗奈(事務所に戻って来て水槽を見たPのガッカリした顔が今から楽しみね…。)ニヤニヤ

麗奈「さて、まずはその魚とやらをこのクーラーボックスに…」









人面魚「…」

麗奈「」

麗奈(えっ…何これ?こんなの水槽に居たっけ…)

人面魚「なに見とんねん嬢ちゃん」

麗奈「!?」

麗奈(しゃっ、喋った!?ていうか何なのこいつ!魚なの!?キモい!キモすぎる!)

人面魚「おい、なに黙っとんねん。なんか喋れや」

麗奈「なっ…なななななんなのよアンタ!?ここっ…このレイナサマに向かって随分と偉そうじゃない!?」

人面魚「ほー、嬢ちゃん『れいなさま』言うんか。ワシは…そやな、簡単に言えば海の男という奴や。気軽に『海男(ウミオ)』と呼んでくれてかまわんで」

麗奈「呼ばないわよ!なんでアンタ当たり前のように喋ってるわけ!?」

人面魚「そら魚かて喋るやろ。嬢ちゃん頭おかしいんか?」

麗奈「頭(そのままの意味)がおかしいのはアンタでしょ!」

人面魚「なんやねん…このイケメン顔(フェイス)のどこがおかしいちゅうんじゃ」

麗奈「そもそも顔が付いてるのがおかしいって言ってるのよ!というかアンタ本当に魚なのよね!?」

人面魚「しつこいなー…正真正銘の魚や。魚類や。Fishやで!!」

麗奈「なんで最後だけ強調してんのよ…」

麗奈「…ハァ、ていうかアンタいつからこの水槽にいるわけ?ワタシ今までアンタのこと見たことなかったんだけど…」

人面魚「せやなー、その話を語るには壮大な物語が…」

麗奈「あ、やっぱりいいわ。面倒くさそうだから」

人面魚「あーっ!!待て待て!ちょっとした冗談や!ちゃんと話す!」

人面魚「そやな…三日前くらいか、この水槽に放り込まれたのは」

麗奈(三日前……ちょうど七海が休日だった日だわ!確か「今度のお休みは海まで釣りに行くれす~♪」とか言ってた…)

麗奈「なるほど…その時七海に釣り上げられて事務所の水槽に放り込まれたってわけね」

人面魚「せやせや、あの青髪の嬢ちゃん!ワシのことメシで誘惑してこんな所連れて来て…!」

麗奈「………」

麗奈「…ねえ、アンタ。海に戻りたいとは思わない?」

人面魚「……なんやて?」

麗奈「どうやら七海に無理矢理釣れて来られたみたいだし、本当はこんな所さっさと出たいんでしょ?」

人面魚「…」

麗奈「だったら、このレイナサマがアンタを海まで導いてあげるって言ってんのよ」

人面魚「!ほ、ほんまか?ほんまに海まで連れてって来れるんか?」

麗奈「クフフッ、このレイナサマの優しさに感謝しなさい。そして海に戻ったら他に魚たちにこう広めなさい。陸にはレイナサマという偉大なる人間が存在していたことを」

人面魚「れ…れいなさまはん…」

麗奈「はんは余計よ」

麗奈(クフフッ…これは都合がいいわ。まさか魚自ら逃げることを望んでいるなんて。これなら順調にイタズラを遂行できそうね)

麗奈(そしてこのバカ顔の魚を海に放てば、偉大なアタシの功績が噂となって世界中の海(の魚たち)に広まり大量の下僕(魚類)が手に入るかもしれない…!)

麗奈(この一石二鳥のチャンス、逃さないわよ。Pへのイタズラを成功させつつ、まずは海からレイナ色に染めてあげるわ!)

人面魚「ほんまか…ほんまにワシ、海に帰るんか?」

麗奈「ええそうよ。さあ、まずはこのボックスの中に入って…」

麗奈(正直、このイタズラの一番の難関はここだったのよね。魚ってヌルヌルしての気持ち悪いし、特にコイツはさらにきもいし、絶対に触りたくなかったのよ。だからこのボックスにどうやって入れるか悩んだわ…)

麗奈(…で・も♪相手側に理解があるならそんな心配関係ないわ。さっさとコイツ移して、あとはPが来るまで部屋で待機してよ♪)

人面魚「海…ワシが海へ…」






人面魚「戻るわけないやろ頭おかしい嬢ちゃん」





麗奈「」



麗奈「…は?今なに言って」

人面魚「あのな嬢ちゃん。人の…いや魚の話は最後まで聞きなはれ。ワシ別に海へ帰りたいとか一言も言うてへんやん」

麗奈「はぁっ!?だってアンタ七海に釣られたこと恨んでるんでしょ!?」

人面魚「そうや、あの青髪の嬢ちゃん!ワシをメシで誘惑して海から無理矢理に外の世界に引きずり出して…」





人面魚「ほんま感謝しとるわ。なんせあん時サメに喰われそうやったからな。命拾いしたわー」

麗奈「えぇ…」

人面魚「それにこんな安全な所まで連れて来てもろうたし、ここならそこの岩影で寝てても全然襲われんしな。実はここに放り込まれてからついさっきまでずっと寝てたんや」ナッハハハ

麗奈(三日もコイツを見かけなかったのは岩に隠れて見えなかったのね…)

人面魚「つーわけや。せやからその変な箱さっさ直しい。邪魔やわマジで」

麗奈「…」






麗奈「…そういうわけにはいかないのよ」





人面魚「…はい?」



バシャバシャ!!

人面魚「!」

麗奈「アンタをここから逃さないといけないのよ!さっさとこの中入りなさい!」バシャバシャ!!

人面魚「ちょっ!やめー嬢ちゃん!そない乱暴なことすんなや!」

麗奈「うるさいっ!久々のイタズラなの!絶対成功させないといけないのよ!」ガッ!ガッ!

人面魚「なにわけわからんことを…あっ!顔はやめて!せっかくのイケメンが台無しになる!」

麗奈「アンタは元から色々台無しなのよ!」ゴリゴリ…

人面魚「ああっ!ワシのヒレがおかしな形に…!なんか尻尾もさっきより伸びてるような…」

コノッ…!コノッ…!



ガチャッ!

麗奈「!」

七海「プロデューサー早く、こっちれすよ~♪」

P「おいおい、そんなに急かさなくても魚は逃げないぞ」ハハッ

麗奈(しまった!…Pが来ちゃった!)バッ

麗奈「ヒュ、ヒュ~…ヒュ~…♪」

七海「あっ、麗奈ちゃんれす~」

P「何してるんだ水槽の前で?」

麗奈「べ、別に~…」メソラシ(右)

七海「あ~!もしかして麗奈ちゃんも七海が釣ったお魚さん見に来たんれすか~?」

麗奈「ま、まあね~…」メソラシ(左)

P「なんだ麗奈も知ってたのか。俺なんて三日前からそんなのいるって初めて知ったぞ」

七海「ここに入れてからずっと岩影で寝てますから気付かなかったんれすね~。ほら、そこにお魚さんが…」

麗奈(まずいまずいまずい!今アイツを発見されたら、さっきまでのアタシの悪行…全部アイツの口からバラされる!あーもおっ!久々のイタズラ絶対成功させたかったのに、なんでこうなるのよ!)

麗奈(このままじゃ、Pを経由してあの方たちからお仕置きを受けてしまう…。何か…何か対策を…)

七海「あれ~?」

P「どうした七海?」

七海「お魚さんがどこにもいないれす~…」

麗奈「くっ…こうなったら強行手段でアイツを海に……」ブツブツ…







麗奈「えっ?」



七海「昨日はこの岩影で寝てたんれすよ~」

P「…確かにいないな。この泳いでる魚のどれかじゃないか?」

七海「違います~!あの子は一目見れば分かる見た目してるんれす~!この中には絶対いないれす~!」プンプンッ!

P「あ、ああ…まあ俺は魚の見分け方は詳しくないし、七海が言ってるんなら本当にいなくなってるんだな…」

七海「どこにいったんれしょ~か…」

麗奈「…」

麗奈(どういうこと?二人が来る直前までアタシはアイツと格闘していたわ…。それがほんの少し目を離した間に姿を消すなんて…)

P「水槽の外に逃げるわけないしなぁ…」

七海「もしかして、他の子に食べられたんれしょうか…」

P「…まあ、いなくなってしまったのは仕方ない。七海が釣って来た魚を見れなかったのは残念だが…」シュン…

七海「うぅ~…七海のせいれす~…。七海がしっかり管理できてなかったから~…」ウルウル…

麗奈(ま、まあPのガッカリした顔は見れたし一応イタズラ成功かしらね。……なんかすごくモヤモヤするけど)




P「ところで麗奈、なんでお前そんなに濡れてるんだ?」

麗奈「ぎくっ!」

P「………」

麗奈「………」(大汗)

P「…お前、俺たちが来るまで何してた?」

麗奈「な、何もしてないわよ。さて、魚もいないみたいだしアタシはこれで…」

ガシッ!!

P「正直に言いなさい…。今なら千夏さんと清良さんの二人にしか報告しませんから…」ニコッ

麗奈「ちょっ!それほとんど死刑宣告…」

P「な・な・み・の・お・さ・か・な・ど・う・し・た・の?」

麗奈「だ、だから知らないわよ!アタシは何もしてな…」




「いや、その嬢ちゃんにはえらい目にあわされたわ」

麗奈「!?」

P「えっ!何だ!?」

七海「この声は…」

「部屋入って来た思おたら急にワシを海に帰す言うて変な箱で暴行くわえてきよったんや。ほんま頭おかしい嬢ちゃんやで…」

P「なあ、これ俺だけに聴こえる幻聴じゃないよな?」

七海「はい♪探してたお魚さんなのれす~♪」

麗奈「ちょっとアンタ、今までどこに潜んでたの!アタシの状況が不利になった途端喋り始めて卑怯じゃない!隠れてないで姿を見せなさいよ!」

「なに言うとんねん。ワシは別に隠れとらんし、今も嬢ちゃんの見えるとこおるで」

麗奈「はぁっ!?嘘付いてんじゃないわよ!全然水槽にいないじゃない!」

「そこやない。後ろ見てみい、後ろ」

麗奈「後ろ?」クルッ






そこには、かつて魚だった人面の両生類ぽいのが背中にへばりついていた…





麗奈「」

バタッ!!

* * *

麗奈「う、うーん…」

七海「あ、麗奈ちゃん起きましたか~?」

麗奈「…七海?あれ、ここは…」

七海「事務所れすよ~。麗奈ちゃんお仕事の後疲れて寝ちゃったんれす~」

麗奈「…ふぇ?仕事?寝た?」

七海「大変だったみたいれすね~オオサンショウウオとの触れ合いロケ。七海も行ってみたかったれす~」

麗奈「……そういうことね。だからあんなわけわからない夢見たんだ…」ハァ…

七海「プロデューサー心配してたれすよ~。無理させてしまったんじゃないかって…」

麗奈「P…」

麗奈「…そうだP!アタシはPへのイタズラとして七海の釣った魚を逃さないと…」

麗奈「………あれ?」

七海「どうしたんれすか~?」

麗奈「……七海、アタシまだ疲れてるみたい。もう少し寝るわ…」

七海「はい♪ゆっくりお休みしてくらさい~」

―――――
―――




【今回のイタズラ】
「七海の釣った魚を逃がす」『失敗』

【敗因】
「そもそも対象がPじゃなかった
それでも書こうとした>>1が馬鹿だった」



というわけで…
自分の力不足が露呈されたので>>5の言うように少し制限加えます。


・安価(イタズラ)内容はPを対象としたもの
(今の自分では他のアイドル出されてもさばけそうにありません)
・イタズラは完結な物、詳細な物どちらでもいいです
例:完結「ブーブークッション、氷水など」
詳細「エナドリにタバスコを入れる
背後からバズーカを撃つなど」

わがまま言って申し訳ありませんが、ご協力お願いします。

では、少し休憩します。

麗奈「さて、Pに>>26イタズラをするわよ」

※Pが対象じゃない場合、安価下

ズボンを勢いよく下にずらす

少しだけ再開します。

形式も少し変化させます。

麗奈「Pのズボンを勢いよく下にずらすわよ!」

麗奈「……なんだか小学生みたいなイタズラだけど、まあいいわ」

麗奈「このイタズラを成功させてPに赤っ恥をかかせてやる!アーッハッハッ…ゲホゲホ」

【自販機前】

P「さて、どれにするか…」ウーン

麗奈(いたわね。これから何をされるのかも知らず、のんきに突っ立ってるわ…)クフフッ

麗奈(油断しているいまがチャンスね…作戦実行よ!)



[今回の作戦]

1.Pに気付いかれないよう背後から近づく

2.手を前に出し、素早くベルトを外す

3.そのまま一気にズボンを下ろす

4.Pが赤っ恥をかく



麗奈「完璧な作戦ね!」

麗奈「…」コソコソ



P「この新商品気になるんだけど、今は炭酸て気分じゃないし…」



麗奈「…」ピタッ

麗奈(プックク…全然気付いてない。楽勝ね)

麗奈(この調子でベルトも外してやるわ!)スッ…





麗奈「…」

麗奈(あれ?ちょっと無理あるわよこれ…)

麗奈(後ろからだと前のバックルの位置がわからない…まさか手探りで見つけなきゃいけないの!?)

麗奈(そんな下手なことしたら簡単にバレてしまうじゃない!もしかしたらPのアレに触っちゃう可能性だって…)

麗奈(……て、なに馬鹿なこと考えてるのよアタシはっ!///)




P「よし、これにするか」スッ…



麗奈(…まずいっ!余計なこと考えてる場合じゃないわ!)

麗奈(集中集中…邪念は捨てて成功のイメージだけを浮かべるのよ…)

麗奈(目を閉じ…心を落ち着かせて…両手に神経を集中する…)





麗奈(……ここだっ!!)シュバッ!!

P「おふんっ!?」

麗奈「」



P「あー麗奈…お前も年頃の女の子だしこういうのに興味があるのはわかるけど…」

P「俺以外の男性にこんなイタズラするんじゃないぞ」ニコッ

麗奈「…ちっ、ちがあああああう!!///」



【今回のイタズラ】
「Pのズボンを勢いよく下にずらす」『失敗』

【敗因】
「レイナサマには過激すぎた」






麗奈「ああああ!アイツのせいでとんだ大恥かいたちゃったじゃないの!///」

麗奈「なんでこのレイナサマが!Pなんかの…ち……ちん……を…さ、触ってしま…!///」



麗奈「うああああああ!もういい!今回のことは忘れる!何も起きてない!」

麗奈「はぁ…はぁ…よし、気を取り直して次はPに>>34するわよ!」

※P対象のイタズラでない場合、安価下

アーン

麗奈「次はPにアーンするわよ!」

麗奈「……これイタズラじゃないでしょうが!ただ単にイチャイチャしてるだけじゃない!///」



麗奈「…と、普通の人なら思うでしょうが、このレイナサマにかかればアーンもイタズラに変身を遂げるのよ」

麗奈「覚悟しなさいよP!アンタに甘い思いなんかひとつも味わせないわ!アーッハッハッ…ゲホゲホ」

【事務所】

シャリシャリ…

麗奈「んー、甘い。暑い日はやっぱりかき氷ね」



P(外回り帰り)「おっ、冷たそうなの食べてるな。イチゴ味か」

麗奈「……何よ、そんなに見つめてもあげないわよ」

P「べ、別に欲しいとか食べたいとか思ってねーよ。ただ冷たくて美味しそうだなーて思っただけで…」

麗奈「クフフ、無理しちゃって。そんな汗だくの姿じゃ説得力ないわよ」

麗奈「でもまあ、このアタシの為に頑張って来たみたいだし、一口だけならあげてもいいわよ?」

P「えっ!本当か?」

麗奈「言っとくけど一口だけよ。それ以上は絶対にあげないから」

P「おお…ありがとうございますレイナサマァ…」

麗奈(かかったわね!)



[今回の作戦]

1.Pをイチゴ味のかき氷で誘惑する

2.Pにアーンでかき氷を食べさせる

3.その際イチゴ味のかき氷ではなくタバスコをかけたかき氷を食べさせる
 (Pの気をそらした内にすり替える)

4.Pタバスコかき氷を食べて悶絶
 恥をかく



麗奈「完璧な作戦ね!」

麗奈「今回は特別に、このレイナサマが食べさせてあげるわ。ほら、アーンしなさい」

P「ア、アーン!?」

麗奈「どうしたのよ声をあらげて…かき氷が欲しくないの?」

P「くっ…少し恥ずかしいが、背に腹は変えられん」アーン

麗奈「クフフ、ありがたく味わいなさ…」

麗奈「待ってP!後ろ!」

P「えっ!な、なんだ!?」クルッ

麗奈(今の内…!)バッ パッパッ




P「…なんにもないぞ?」

麗奈「あっ、ゴメーン。Gかと思ったけど、ただの黒いシミだったみたーい(棒)」ニヤニヤ

麗奈(よし!レイナサマ特製『タバスコかき氷』すり替え成功!)



P「なんだ、びっくりさせないでくれよ…」

麗奈「まあまあ、それよりせっかくのかき氷が溶けるわよ。一口なくるわよー」フリフリ…

P「ああっ!ちょっと待ってくれ!」

麗奈「ほら、分かてるでしょ。さっさとアーンしなさいよ。アーン」

P「くっ…」ア、アーン…





パクッ


麗奈「…」

麗奈「…///」←ちょっと恥かしかった



P「んー、冷てぇっ…!」

麗奈(…ば、馬鹿ねコイツ!タバスコかき氷とも知らず味わってるわ!そのまま辛さでのたうち回り、醜い姿を晒しなさい!)





P「はー…美味かった!一口だけでもすげー生き返るわ」

麗奈「…は?」

P「ありがとな麗奈!もうひと外回りしてくるよ!」タタタタッ

麗奈「…」



麗奈「……せ、せいぜいアタシの為に駆け回ってきなさい?」

―――――
―――


* * *

ペロッ…

麗奈「辛っ!」

麗奈(ちゃんと本物のタバスコだわ…なのになんでPには効かなかったんだろう…」

シャリ…

麗奈(もしかしてアイツ、暑さで頭おかしくなってんじゃないでしょうね…)

シャリ…

麗奈(ちゃんとしたのもう二口くらい食べさせればよかったかな…)

シャリ…

麗奈(帰ってきたら新しいの用意してあげよ…)

シャリ…

麗奈「…あれ?そういえばこのスプーンて…」





麗奈「……なんか熱いわね。もう一個食べよう///」



【今回のイタズラ】
「アーン」『失敗』
【敗因】
「Pは重度の辛党」


麗奈「うーん、なんか調子狂うわ…きっと暑いせいね」

麗奈「まあ、気候ごときで挫けるレイナサマじゃないわ。まだまだPにイタズラを仕掛けるわよ」

麗奈「次は>>44をするわ!」


※P対象のイタズラでない場合、安価下

Pの机の上にブラジャーを置く

麗奈「次はPの机の上にブラジャーを置くわ!」

麗奈「最近はセクハラ問題で色々と騒がれてるからね、自分が当事者になってしまったらPはどんな表情するのか楽しみだわ」クフフ…

麗奈「ただ、本当にヤバい問題に発展する可能性もあるからほどほどの加減にしないと…」

麗奈「まあアタシなら問題ないわね!イタズラクイーンのレイナサマに困難なイタズラなんて存在しないのよ!」

麗奈「首を洗って待ってることねP!クビになるかもしれない恐怖を味わせてあげるわ!アーッハッ…ゲホガハ……なんで毎回むせるのよアタシ…」

【事務所廊下】

麗奈(さて、あまり大事にしない為にも注意して行わないとね…)



[今回の作戦]

1.人がいないのを見計らってPの机の上にブラジャーを設置

2.Pが机の上のブラジャーを発見し手に取る
 (その間P以外部屋に近づかせない)

3.すかさずアタシ登場。騒ぎ立てセクハラ疑いをかける。P恐怖に陥る

4.イタズラだとばらす
 P恥をかく



麗奈「完璧な作戦ね!」

※なお使用するブラジャーは雫の私物を借用してます





麗奈「………」ジー

麗奈(何を食べてたらこんなの着ける体になれるのよ…)ペタペタ

―――――
―――

【事務所:事務室】

ガチャ…

麗奈(よし、みんな出払ってるみたいね…。誰もいない内に机の上にブラジャーを…)コソコソ






P「…グゥ…グゥ」zzz

麗奈(なんでPがここで寝てるのよ!?)

P「…ふ…ふーん…」zzz

麗奈(まったく…誰もいないからってグウスカといいご身分ね。でもこれじゃ机の上にブラジャー置けないじゃないでしょうが!)

P「……ふひっ…」zzz

麗奈(…いや待って。だったらいっそのことPの頭の上にブラジャー置いたらいんじゃない!それなら結果的に机の上に置いてることになるしそっち方が面白そうだわ!)

スッ…

P(onブラジャー)「……むぅ…りぃ…」zzz

麗奈(プッククク…!なんて間抜けな格好!変態っ、変態がいるわ!)バンッバンッ

麗奈(そうだ!この顔写真に撮っとこう。今後色々なことに使えそうだし…)




P「麗奈」



麗奈「!?」ビクッ

P「……ん…」zzz

麗奈(……寝言?)

麗奈(…ったく、びっくりさせないでよ!さっさと写真撮ってコイツ叩き起こそう)



P「お前を…」








P「お前を必ず…トップアイドルに……」ムニャムャ

麗奈「………」

ゲシッ!!

P「痛っ!?」

麗奈「…何こんな所で寝てんのよ」

P「……やばっ、寝落ちしてたか。悪いな起こしてくれて」

麗奈「本当よ。アンタにはサボってる暇なんてないんだからね」

麗奈「……アタシをトップアイドルにするんでしょ」ボソッ

P「ん?いま何って…」

麗奈「うるさい。いいからさっさと仕事しなさい」

P「はいはい。それはそうと何で後ろにブラジャーなんか隠してるんだ?」

麗奈「うるさい!アンタは黙って仕事してろ!///」



【今回のイタズラ】
「Pの机の上にブラジャーを置く」『失敗』
【敗因】
「…あんなのズルい」

麗奈「はぁ…せっかくいい感じに進んでたのに何やってんのかしらアタシ…」

麗奈「まあ、アイツが辞めるような事になったら困るし…今回はこのくらいで勘弁してあげる」

麗奈「でも次は容赦しないから!というわけで今度は>>52をするわ!」


※P対象のイタズラでない場合、安価下

Pの筆跡を完璧に真似た婚姻届の作成

麗奈「Pの筆跡を完璧に真似た婚姻届の作成するわ!」

麗奈「そしてそれを目立つ場所に掲示!一気に騒動になり事務所内だけでなく業界の人たちからも大量の質問攻めにあうこと間違いなし!」

麗奈「身に覚えのない事態に巻き込まれたPはパニックになってとても慌てふためくでしょうね!」

麗奈「クフフッ、容赦しないと言ったからには加減はしない!レイナサマ特製特大規模のイタズラをたっぷりと食らいなさい、P!アーッ…」



麗奈「おっと…ン、ンッ!アーッハッハッハッ!」

【事務所】

麗奈「さて、婚姻届の調達は楽々成功~♪うちの事務所は結婚雑誌がいっぱい置いてあるから楽勝ねー」

麗奈「問題は筆跡の方だけど…Pの字を見ながら必死に真似して書くなんて馬鹿馬鹿しいこと、レイナサマはしないわ」

麗奈「クフフッ…このイタズラの為に用意した取って置きのアイテム、そう…」

麗奈「この『模範筆跡ペン』があればPの筆跡など簡単に真似できるんだから!アーッハッハッ…ゲホゲホ…咳払いし忘れてた…」



『模範筆跡ペン』とは…


池袋晶葉が開発した秘密道具である。
すでに書かれている文字をなぞることにより内蔵されたコンピュータがその文字を書いた人間の筆跡を分析・学習・記録を行い、一度データを登録すればいつでもをその人物と同じ筆跡の文字が書けるようになるという優れたペンなのである。

なお、かの有名な「ド○えもん」という作品内に『模範手紙ペン』という秘密道具が存在するが、あれとは性能が異なるので全くの別物である。

決してパクリなどではない。


※なおペンは晶葉に無断で借りてきてます
麗奈「さあ!早速作成するわよ!」




[今回の作戦]
1.冒頭で説明したので省略
 P恥をかく



麗奈「完!」

《数分後…》

麗奈「………」





麗奈(相手どうするか決めてなかった…)

麗奈(しまったー!Pの筆跡完コピどうするかばっか考えててそっちを失念してたー!)

麗奈(さてどうするか…。アタシPの交友関係あまり知らないのよねー)

麗奈(身近な女性関係といえばやっぱ内のアイドルだけど…年下組だとリアリティが無いし、年長組は生々しくてヤバい空気が漂いそう…)

麗奈(アイドル以外となるとちひろ…は絶対駄目ね。バレた後のお仕置きが怖い)ガクガク…

麗奈(トレーナー…は誰をターゲットにしてもマストレのやつが罰としてエグいレッスン用意してきそうだし)ブルブル…

麗奈「うーん…」





カリカリ…






小関 麗奈



麗奈「………っ!///」クシャクシャクシャクシャ!!

麗奈(ないないないないないないっ!!なに馬鹿な事やってんのよアタシは!///)

麗奈「…まったく、どうかしてるわよアタシ。なんでアタシがアイツと結婚なんて…」





麗奈「………」





麗奈「///」プシュゥ…

麗奈「ああもう、くだらないこと考えるのは終わり!紙駄目にしちゃったし、新しいの貰って…」

P「なんだこの紙?」

麗奈「!?」

P「…」ジー

麗奈(な、なんでコイツが…!)

P「……おい、麗奈」

麗奈「…!な、何よ」






P「この婚姻届、どうするつもりだ?」ギロッ

麗奈「……えっ?」

麗奈(何よコイツ…なんかいつもとは態度が違う…)



P「どうするつもりだと聞いている」

麗奈「……そ、そんなのイタズラに使うつもりだったに決まってんじゃない!」

P「イタズラだと…?」

麗奈「ええそうよ!それを使ってアンタが結婚する噂を広めて、アンタが困る様を見ようと思ったのよ!」

P「……なるほど。完璧なくらい俺の字も真似できてるし、こんな物見せられたら周りの人たちは信じるかもしれないな…」

麗奈「クフフッ、イタズラクイーンのレイナサマなら当然のことよ!どんなイタズラでも完璧に仕上げるのは当たり前…」

P「ふざけるなっ!!」バンッ!!

麗奈「っ!」ビクッ

P「お前どういうことしようとしていたか分かってのか?普段のようなかわいいイタズラとは違って、今回のケースは人の人生を左右するかもしれない危険なものだ」

P「今回は俺がターゲットだったし事務所内の出来事で済んだからよかったが、もし仮に他所で他の人に同じ事やって間違って受理でもされたらどうする?責任とれるのか?」

麗奈「…」

P「イタズラをするなとは言わない。それがお前の良さであり個性だからな。俺もお前のそんな性格に魅力を感じ、それを売りにプロデュースしてるわけだからな」

P「だけどな限度というものがある。今回のはあきらかにやり過ぎだ。イタズラクイーン自称するならそこら辺の分別はつけて今後は行動しろ。分かったな?」






麗奈「………わよ」

P「…ん?」

麗奈「そんなのアタシだって分かってるって言ってんのよ!!」

P「!」



麗奈「分かってたわよ…このイタズラはいき過ぎだって…こんなのいつものアタシのイタズラとは違うって…」


麗奈「でも最近…アンタにイタズラ仕掛けても思い通りにいかなかったから…次こそは、次こそはと躍起になってたのよ…」


麗奈「だけど薄々は分かってた…。アンタへのイタズラが上手くいかない理由…こんなイタズラを仕掛けてる原因…」


麗奈「今回のも…憧れてから来たんだと思うわ…。アタシ、ブライダルの仕事とかしたこと無かったし…多少興味はあったから…」


麗奈「まあ…だからっておふざけでこんな事するべきじゃなかったわね…。本当に悪かったわ…」


麗奈「ただ…その婚姻届…。そこに書いてる名前は…」





麗奈「多分…アタシの本心だから…」


麗奈「そこだけは…理解して欲しい…」

P「………」

麗奈「…グスッ…まっ、アンタにとってはいい迷惑でしょうけどね。さあ、お仕置きでも罰でも何でもしなさいよ」

P「……そうだな」

P「危うく大事になりかねなかったかもしれないからな。きっちりそれ相応のお仕置きは受けて貰おうか…」スッ

麗奈「…っ!」ビクッ










P「ということで、この婚姻届は没収。以上」ヒラヒラ

麗奈「………ふぇ?」

P「それじゃ、きっちり反省しろよー」クルッ

麗奈「…ちょっ、ちょっと待ちなさいよ!」

P「ん?どうした」

麗奈「お、お仕置きってそれだけ?」

P「そうだけど、なにか不満か?」

麗奈「いや、不満ていうか…あんだけ怒ってたのに拍子抜けっていうか…」

P「…まあ、今回は最近のお前の内情を把握しきれてなかった俺にも非があるから、お前だけに厳しい罰を与えるわけにはいかないよ。これでイーブンだ」

麗奈「…何よそれ。意味わかんない」

P「全然納得してないな…。わかった、言い方を変える」

P「麗奈が大人になるまでこれは俺が預かる。その時が来たら二人でイタズラ再開しよう!」



麗奈「えっ…」



P「それと…それまでにお前を絶対にトップアイドルにする。約束する」

麗奈「…」

P「…明日からもよろしくな、レイナサマ」







麗奈「………ク、クフフ…」

麗奈「何よそれ……意味わかんない…」グスッ

―――――
―――


* * *


《○年後…》





「ほらここ、アンタが書く欄よ。早くしなさい」


「なあ…今さらだけど俺みたいなオッサンでいいのか?考え直した方が…」


「何よ。元トップアイドルのアタシが相手じゃ不満なわけ?文句があるなら言いなさいよ」


「そんなこと一言も言ってないんだが…」


「だいたい、あの時アンタからプロポーズして来たくせに今さらもクソもないでしょうが」


「…ああ、懐かしいな。あの時の俺まじ殺したい。色々と恥ずかしすぎる///」


「確かに歯に浮くような台詞だったわね。…まあ、ちょっとだけ格好良かったけど」ボソッ


「何か言った?」


「うるさい、いいから早く書きなさい」


「しかし、薄々わかってたけど結局新しいのを書くはめになっちまったな。この婚姻届どうするか…」クシャ


「記念に取っといたら?アンタの恥ずかしい黒歴史として♪」


「お前は鬼か…」


「女王(クイーン)よ。…いや、違うわね。これからは…」





「Pの奥様(レイナサマ)よ♪」



【今回のイタズラ】
「Pの筆跡を完璧に真似た婚姻届の作成」『失敗』
【敗因】
「本人たちで書いた」



~Fin~

以上でレイナサマのイタズラは終了となります。
まだ続けることもできたのですが、キレイに終われそうなお題だったので勝手ながらここで終了にしようと判断いたしました。


二日もかけた割には全然量が書けてませんね。遅筆で申し訳ありません…
初めて安価SSに挑んでみましたが、楽しかったと同時に苦戦しました。
お題が決まって内容を考えるんですが、色々と展開を浮かべてしまうので書こうと思う内容を絞るのに時間がかかりました。
あらためて安価SSを書いてる方々、尊敬します。

それと途中から路線を変更させていただきました
最初の内容みたいにギャグ寄りでも良かったのかもしれませんが、甘々方面で書きたくなったので修正させていただきました。
安価内容の指定等わがままを言って申し訳なかったと思ってます。


最後に
安価にご協力してくれた方、閲覧して下さった皆さん、ありがとうございました。
また修行がてら安価SS立てるかもしれないので、その時はご協力お願い致します。

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