堀裕子「透明になるさいきっくですか」【モバマス】 (25)

一部キャラが崩壊してます
新田美波の弟が出てきます
よろしければ前作も見てください
堀裕子「透視するさいきっくですか」【モバマス】 - SSまとめ速報
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事務所

裕子「さいきっくパワーの高まりを感じる……」

杏「また?」

裕子「杏ちゃん」

杏「なに?」

裕子「さいきっくお色気ビーーーム!」ムムム-ン

杏「ほげええええええ!?」ビリビリビリ

〜〜

杏「ユッコ正座」

裕子「はい……」

杏「なんで撃った」

裕子「そこに杏ちゃんがいたからです……」

杏「あたしは山か……」

裕子「なにか力が湧いてきました?」

杏「湧いてきたよ」

裕子「よし! じゃあ力を解放してみましょう!」

杏「サイキックお色気ビーーム!」フッ

裕子「消えた!?」

杏「まじんこ!?」

裕子「これは透明になるさいきっくですよ!」

杏「よっしゃ、杏は消えるから仕事よろしくユッコ!」ムムム-ン

裕子「え、ちょ、杏ちゃーん!」

1週間後

裕子「もう、杏ちゃん。あの時は大変だったんですよ!」

杏「ごめんて」

裕子「さあ早速さいきっく人助けの旅に出ますよ!」

杏「嫌だよ面倒くさい」

裕子「さいきっくはなんのためにあるのか、困ってる人を助けるためにあるんですよ! 次に来た人の悩みを聞きましょう!」

コツコツコツ

裕子「誰か近づいてますね!」

杏「杏はキュートに去るぜ」ムムム-ン

ドアガチャ

藍子「おはようございます」

服はどうなるの?

>>5 消えます!

裕子「杏ちゃん!」

藍子「? ユッコちゃんおはよう、どうしたの?」

杏「藍子ちゃんおはよー」

藍子「え、杏ちゃん? どこにいるの?」

杏「藍子ちゃんの後ろだー!」

藍子「きゃあああ!」

裕子「よかった逃げてなかった。藍子ちゃんおはようございます! 何か困ってることは……ありません……か?」

藍子「」

裕子「杏ちゃん」

杏「なに?」

裕子「気絶してます」

杏「え?」

裕子「藍子ちゃん気絶してます」

杏「Oh……」

杏「大変申し訳ございませんでした」

藍子「いやいやいやいや、ちょっとびっくりしただけですから! 顔を上げてください」

裕子「杏ちゃんの土下座なんてレアですね」

杏「いやーまさか気を失うほど驚かれるとは」

藍子「だって本当に姿が見えなくて怖かったんですよ、どんなしかけがあるんですか?」

裕子「ふっふっふっ、私のさいきっくの力ですよ!」ドヤ

藍子「え?」

裕子「私のさいきっくパワーです!」

藍子「わ、わーすごいねー」

裕子「あ、さては信じてませんね。 杏ちゃん、説明を」

杏「めんどくさー」カクカクシカジカ

藍子「う、うそ…… ユッコちゃんにそんな力があるなんて」

裕子「藍子ちゃんちょっと冷たくないですか? まあ杏ちゃん、さっそく力を使って人助けしましょう!」

杏「えー何で? せっかくこれで失踪しようかと思ったのに」

裕子「だーめーでーすー。藍子ちゃん、何か困ってることはありますか?」

藍子「え、特にはないかな?」

裕子「なんでもいいんで!」

藍子「えぇ…… じゃあ一緒に散歩しようか」

裕子「わかりました、散歩ですね! 杏ちゃん行きますよ!」

杏「なんで杏まで……」



杏「この前もユッコのせいで大変なことになったんだよ」

裕子「杏ちゃんが透視能力に目覚めたんです!」

藍子「へーそれはすごいね。今も透視できるんですか?」

杏「いや、ユッコが泣いた途端さっぱり使えなくなった」

裕子「あの時の杏ちゃんはひどかったです!」プンスコ

杏「ごめんて」

藍子「ふふ、楽しそうですね」

裕子「あ、猫」

藍子「可愛いですね〜、写真撮っちゃお」パシャパシャ

杏「藍子ちゃんはカメラ好きだよね」

藍子「そうなんです。これいいなって思ったのをパシャっと」

裕子「さいきっく念写!」

杏「あ、逃げた」

藍子「もうユッコちゃん!」

裕子「ごめんなさいきっく」

藍子「猫で思い出しましたけど私撮りたい猫がいるんですよね」

杏「撮りたい猫?」

藍子「はい、ハートの模様がついた猫なんですけどいつも逃げられちゃうんですよ」

裕子「なるほど、でしたら藍子ちゃんのためにその猫を撮って見せましょう! 杏ちゃんが!」

杏「ユッコじゃないんかい!」

裕子「ほら、透明になれば楽勝ですよ!」

杏「まあそれもそうか」

藍子「じゃあよく見かける場所に案内しますね」

〜〜

杏「あそこの角を曲がった先によく出ると」

藍子「はい、でも大体逃げられちゃうんです」

杏「よし、じゃあここからは杏1人で行くよ」ムムム-ン

藍子「本当に消えるんですね!」

裕子「カメラも消えてますよ! 触れたものも透明化するんですね!」

杏「さーているかな〜?」

猫「ニャ」

杏「お、いたいた。これまた綺麗なハートマークだね」

猫「ニャオ」

杏「これをパシャリと」フラッシユ

猫「ニャ!?」

杏「やべ、フラッシュ焚いちゃった」

猫「ニャニャニャニャニャ!」

杏「ほげえええええええ!」

〜〜
杏「酷い目にあった」

裕子「お疲れ様です、杏ちゃん」

杏「写真は1枚だけだけど撮れたよ」

藍子「わあ、ありがとうございます。よく撮れてますね!」

杏「杏は疲れたよ」

藍子「じゃあ近くの公園のベンチで休憩しますか」

公園

杏「藍子ちゃんの膝快適〜」

藍子「ゆっくり休んでくださいね」

杏「しかしユッコは元気だなあ」

藍子「公園にいた薫ちゃんと晴ちゃんと縄跳びしてますね」

薫「かけあし飛び!」

晴「二重飛び!」

裕子「後ろはやぶさ!」

藍子「見てて癒されますね〜」

杏「そうだね……あれあそこにいるの」

藍子「あれは……あいさん?」

公園外れ

あい「ふむ、特にあやしいところはないか……」

杏「あいさんが一番あやしいよ」

あい「うわ! な、なんだ杏君か。どこから現れた?」

杏「まあまあ気にしない気にしない。それより何やってるの? ストーカー?」

あい「そんなわけないだろう、確かに薫達を追ってたがちゃんと意味があってのことだ」

藍子「どんな意味ですか」

あい「君達はここら辺に不審者情報が出てるのを知ってるかい?」

藍子「そういえば学校で言ってたかも」

杏「そうなんだ」

あい「なんでも誰もいないのに後ろから足音がして怖がる人が多いらしい」

杏「それって不審者なの? ただの勘違いじゃない?」

あい「そうかもしれない。でも不審者の可能性も捨てきれないし、そんな中薫達が遊びに行くって言うもんだから心配で付いてきたんだ」

藍子「なるほど〜、私達も気をつけた方がいいかもしれませんね」

あい「そうするといい」

杏「じゃあ杏達はそろそろ行くとしますか。おーいユッコー!」

裕子「はいはい、今行きますよ〜! じゃあ薫ちゃん、晴ちゃん、また遊びましょう!」

薫「うん、ユッコちゃんバイバーイ!」

晴「じゃあなー」

高校近く

裕子「不審者ですか! 怖いですね〜」

杏「まあ本当かどうかあやしいところだけどね」

藍子「でも気をつけた方がいいですね」

杏「そうだね…… おや、あそこにいるのは」

美波「」キョロキョロ

裕子「美波さんですね!」

藍子「でも様子がおかしくないですか?」

杏「透明になって近づいてみよう、2人とも杏の手を持って」ムムム-ン

美波「弟まだかな」

裕子「弟さんを待ってるみたいですね」

藍子「でもなんでコソコソしてるんだろう?」

杏「さあ? あ、弟君だ」

裕子「あ、女の子と一緒にいます! 彼女でしょうか」

杏「重度のアーニャちゃんファンだしどうだろう?」

美波「誰、誰なのあの子? うちの弟とあんな親しくして……」

藍子「美波……さん?」

裕子「荒れてますね」

杏「美波ちゃんは弟君大好きだからね」

美波「追わなきゃ……」

裕子「行っちゃった」

藍子「私たちもいきましょう」

杏「正直関わりたくないけど行くしかないか……」


~~

女「美波さんのサインが欲しいの!」


弟「そういうのは断ってるんだ(姉ちゃんと話すの怖い)」

杏「……」コツコツ

美波「誰……」コツコツ

裕子「……」コツコツ

美波「誰なの……」コツコツ

藍子「……」コツコツ

美波「誰なのあの子……!」コツコツ

杏「ねえ」

裕子藍子「はい」

杏「これ美波ちゃんが例の不審者じゃない?」

裕子「え」

藍子「さすがに違うんじゃ……」

杏「いやいや、だってめっちゃ足音聞こえるし」

美波「もう問い詰めるしか」

杏「ヤバい、美波ちゃんが実力行使しようとしてる。 2人とも止めるよ!」

藍子「杏ちゃんは美波さんのことなんだと思ってるんですか〜」

美波「はあ……」

杏「確保〜!」

美波「え、きゃあ!」

杏「美波ちゃん、ゲットだぜ〜」

裕子「縄跳びで縛られた美波さん、エッチです!」

藍子「やりすぎだよ〜」

美波「さて、一応2人の言い分を聞こうかしら」ゴゴゴゴゴ

裕子「まずなんであんなところでコソコソ弟君のこと観察してたんですか?」

美波「最近不審者がこの近くで現れたらしいから弟を守ろうと思ったのよ」

杏(あれ……?)

裕子「あれ、美波さん不審者のこと知ってるんですか?」

美波「ええ。なんでも勝手にコンビニの自動ドアが空いたり、誰もいないのに人とぶつかった感触がしたりと透明人間なんじゃないかと噂されてるわ」

杏裕子「」ダラダラ

藍子「これってもしかして……」

美波「藍子ちゃん、心当たりあるの?」

藍子「実は……」カクカクシカジカ

美波「なるほど透明化ね…… もしかしなくても不審者って杏ちゃんのことよね?」

杏「そういえば透明化してコンビニで立ち読みしたっけなあアハハー」

美波「藍子ちゃん縄ほどいて」

藍子「はい」スルスル

美波「杏ちゃん、ユッコちゃん」

杏裕子「はい」

美波「覚悟はいいかしら?」

杏「だからといってストーカーは良くないと思います。ユッコもそう思うだろ!?」ムムム-ン

裕子「まったくもってその通りなのだ! って私も透明にしてくださいよ杏ちゃん!」

美波「捕まえた」ガシッ

裕子「うわーん杏ちゃんひどいですー!」エ-ンエ-ン

杏「あ、しまった」

美波「透明化が切れてしまったようね」ゴゴゴ

杏「ダッシュ!」ダッ

美波「待てこら!」ダッ

杏「超能力なんてこりごりだー」

終わりです、ありがとうございました。
現在ユッコが歌う「モーレツ★世直しギルティ!」のCDが好評発売中です。ぜひ聴いてみてください!

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