【コンマ】崩壊する世界を旅する23【安価】 (1000)

コンマによる判定と安価による選択で、崩壊する世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。

最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ます。
前作「崩壊する世界を旅する」に準拠した世界観になりますが、初めての方でも入れるようなストーリーにします。

なお、スレ主はスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。

今作wikiと前作wikiは下になります。
ルールや人物説明はこちらを参考にしてください。

今作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91

前作wiki
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1529761350

少し進めます。

そこに映し出されていたのは……白い毛皮の女性だった。炎の中で、一人悠然と立っている。


顔立ちは違う。しかし、あの雰囲気は……!!


「『一角獣』……!!?」

「何だって!!?」

そうしているうちに、彼女は巨大な光の塊を手の上に作り出した。……何か、口元が動いている。

「『愚か者よ、天に帰るがよい』??」

タキが呟いた。そして……


95以上で救済イベント(なお全滅可能性は高いです)
99か00なら??????????

そこに映し出されていたのは……白い毛皮の女性だった。炎の中で、一人悠然と立っている。


顔立ちは違う。しかし、あの雰囲気は……!!


「『一角獣』……!!?」

「何だって!!?」

そうしているうちに、彼女は巨大な光の塊を手の上に作り出した。……何か、口元が動いている。

「『愚か者よ、天に帰るがよい』??」

タキが呟いた。そして……


95以上で救済イベント(なお全滅可能性は高いです)
99か00なら??????????

強い衝撃。……さっきとは比べ物にならないほどの、強大なものだ。
そして、部屋に白い光が満ちる。……どこか暖かい、しかし……強烈な死の臭いを、俺は感じ取った。

「……!!!!!」

俺は何か叫ぶ間もなく、その光に消し飛ばされた。

※デッドエンド

デッドエンドのペナルティです。なお、30以下のみ一回だけ振り直し可とします。

01~15 全ステータス-1、好感度-15
15~30 全ステータス-1
31~45 好感度-30
46~60 好感度-15
61~99 ペナルティなし

一応偶奇判定です。さすがに00奇数で大幅マイナスは厳しいので、これまでの経緯も踏まえ以下のようにします。

奇数 振り直し(30以下の振り直し権は消費せず)
偶数 再判定(巻き戻し箇所が決定してから決めます)

これまで同様下3とします。

※再判定

なお、ファンブルが出ていますがここではファンブル無効とします。
(さすがに厳しすぎるためです)

※ペナルティなし

どこまで戻りますか?

1 仮菱鉱山最深部(ドワーキン逃亡の有無から)
2 「蛇の遺跡」の「蛇」との会話直前から
3 基地イベントから
4 その他

安価下5多数決、考察必要

その他って例えばどう言えばいいの?

>>31
候補はこの辺りでしょうか。

・蛇の遺跡突入時
・vsドワーキン戦時

ただ、旨味がどれだけあるかは不明です。

1選ぶと宝玉持った状態で一角獣と対峙する可能性が出てくるし、なにより今持ってる宝玉の説明がつかなくなる気がするけど…

>>32
指定できない場所はある?

>>33
前スレ975にある通りです。「戻る場所次第」ですね。

>>34
それは自由安価の内容によります。
少なくとも、前回デッドエンド(ジュリアコピーに既に「一角獣」が宿っていてしかも敵対的)よりかなり前はメリットが皆無です。

1を選ぶメリットは、「ドワーキン戦さえ越せばドワーキンイベントが見れる」です。
なお、ミッションは未クリアになりますが、一応強化後のステータスで戦えるようにはします。(ただし、成長判定なし)
2はミッションクリア後のイベントですので、この問題は発生しません。

例えば>>833とか

>>38
できなくはないですね。ただ、奇数に東京ではないというのはつまりそういうことです。

では前スレ838からとします。

中断します。

再開します。

再開します。

「トウキョウの軍事拠点だ。誰か来ているなら、まずそこからだね」

アミールはチラッとドワーキンが残した大斧を見た。

「どうした?」

※80以上で???、ファンブルなし
※コメントとしてここで強制成功権を使いたいとの声がありましたが、使う場合は指示のこと

>>62さんが5分以内に名乗り出ない場合は成功権を使うものとします。

※成功権行使します(これまでの文脈上、使うことを前提とした巻き戻しのため)

「ん……先にあれを拾っておこうと思ってね。使えるかどうかは別だけど、あれは多分……」

そう言うとアミールはゲートを一旦閉じ、ドワーキンが遺した大斧の方に向かって行った。
そして、それに手を触れると……

5の倍数以外 使えそうだね
5の倍数 少し何かが必要か
10の倍数かクリティカル これは……

「やはり、『死の復讐者』か。凄まじく重いが……よっと」

アミールは重そうにそれを持つ。……よくあんなものを両手とはいえ構えられるものだ。

「それが何か知ってるのか」

「僕の先祖、『勇者ダナ』が振るっていたものだよ。何故ドワーキンが持っていたかは知らないけど。
500年前の戦いでは、これが最終決戦での決め手になったと聞いた。
そこの彼女が持っている『ヴォーパルブレード』も、元々は彼女が持っていたものらしい」

そう言うと、アミールは小さな歪みを作り、そこに大斧を押し込んだ。

「これでよし、と。こんなものは日常的に持ち歩くものじゃないからね。
……『蛇』の力でゲートの開通速度が大幅に上がってなかったら、苦労しただろうな」

「どこかにあれを送ったのか」

アミールは頷いた。

「これから戻るトウキョウの基地にね。さすがに元の世界に戻る時には持っていくけど、基本こんな感じにするつもりだ」

俺は舌を巻いた。「蛇」の力は相当なものであるらしい。

「『死の復讐者』は『神器』の中でも最も強力なものの一つだと聞いてる。
上手く使えるかは分からないけど、まあありがたく利用させてもらうさ」

神器「死の復讐者」
HP+80、腕力、耐久力+6、ダメージ修正140、ダメージ軽減20
バリア無効、血の呪い無効
クリティカル倍率3倍、常時2倍ダメージ

(強化余地はあります)

################

「……また厄介なことになったね」

レンタロウが、苦り切った表情で言った。


俺たちはトウキョウの基地に戻っていた。疲れからか、眠気が強烈だ。
俺はそれに耐えながら、レンタロウやタキの上司たちに報告をしている。
既にベッドの中にいるヘカテルたちが羨ましい。


「ええ。ドワーキンは討てても、別の脅威が現われる。
結局、俺たちの世界にいる大元である『一角獣』を叩かないと、切りがないようです」

「……しかし、『神』が実在するとなるとな……。元々国家機密だらけのこの一件だが、これは極秘中の極秘か。
しかも、神の一柱と話してきたというのだから、また信じがたい話だね。……蓮次郎、本当なんだろうね」

タキは静かにレンタロウに向けて頷いた。

「確かに。それはギッグス氏も見届けていることです。とりあえず、目下の問題は相応に深刻です。
誰が来ているのか分からない、どこにいるかも分からない、そして意図も分からない。
そして、そいつを捕まえた所で次が来るかも分からない。……一方で、サイファーたちの世界の問題もある。
どれを優先すべきか、かなり悩ましい所です」

「俺としては、やっぱり自分たちの世界のことが気になります。このままだと、3日後には世界は相当窮地に立たされる。
だから、ここにずっと残っているわけには……」

タキは軽く息を吐いた。

「そうだろうな。無理強いするわけにはいかない。
兄……滝官房副長官。今の所の情報は」

01~50 全く。ノーアイデアだ
51~70 六本木近辺で変わった外国人がいた、とは聞いたが……本当かどうか
71~94 不審な連中が東京駅近辺に。泳がせている状況だ
95~99 実は……

「六本木近辺で変わった外国人がいた、とは聞いたが……本当かどうか」

「変わった?」

レンタロウが頷いた。

「それがどうも、車にやたら驚いていたり、辺りかまわず人に絡んでいるという形らしい。
で、警察が来たと思ったらふっと消えている。要注意対象としてるが、足取りがつかめない」

「特徴は?」

01~10 ?????????(再判定)
11~50 それがよく分からない
51~85 情報A
86~94 情報B
95~99 ?????????????

「とりあえず小麦色の肌の男性、ラテン系の可能性が高いようだ。
ただ、絡まれた人もそれ以上の印象がないらしい。どう絡まれたのかも朧げという」

俺はレンタロウの方を見た。

「記憶を弄られているのかもしれないですね。精神感応、というには程度が軽いですが……」

恐らく、こちらに送り込まれているのはコーウィンからの刺客だろう。
ただ、奴の持ち駒はもうほとんどいないはずだ。多分……ゲイツが来ている可能性が高い。

「俺の想像通りの人間であるとすると、尻尾を捕まえるのは大変ですよ。
気配を消したり、どこかに潜入する達人ですから。しかし、奴の狙いは……?」

奴一人で俺たちと戦うなどということは、考えてないはずだ。
せいぜい暗殺ぐらいしかできないだろう。わざわざ持ち場であるウィルコニアを離れてまでこっちに来ている、別の理由があるはずだ。

80以上で追加情報、ファンブルなし

※追加情報あり

「そうだ、一つ言い忘れた」

レンタロウが口を開いた。

「一人だけ、会話内容を覚えている子がいてね。『ジュリア・ヴィルエールさんはご存知ですか』と聞かれたそうだ。
その女性は、確か……」

「何で彼女のことを??」

俺は驚愕した。別の世界で、ドワーキンが行おうとしていた計画を、コーウィンは知っていた??

「私にもさっぱり分からない。その、ドワーキン――こちらの世界ではベロンだが、彼が作り出した『コピー』が君らの世界の貴人だとは聞いた。
ただ、彼女にどれほどの重みがあるのかは分からない。心当たりは」

俺は少し考えた。

45-賢さ(22)=23以上で成功、ファンブルなし

※失敗

「……いえ、正直皆目。今彼女は?」

4の倍数以外 東京にいる
4の倍数 マエザキの研究所にいる

「この施設内にいるよ。まあ、ここに行き着くことはないとは思うが」

ナージャのプレーンウォークにより、カリヒシの部隊はこちらに引き上げていた。
カリヒシの詳しい調査は別途行われるらしい。

「そうなると、ここよりもマエザキさんの所の方が……」

※60以下でネーロの予知が発動してしまっている

※予知発動済み

「それが、ネーロさんが『やめた方がいい』と言ったらしい。『恐らくは、こっちに来ると狙われる』のだそうだ。
原理はよく分からないが……」

「行ったこともない、しかも地下にあるマエザキさんの所に行ける何かがあるんでしょうか」

「さあね。相手が一人だというなら、ボディーガードを付ければいいだけな気もするが……」

1 ジュリアをマエザキの所に連れていく(高確率で戦闘)
2 ジュリアをこのまま残す(ゲイツ捜索の有無へ、ただ夜になっているので翌日)

※安価下3多数決、考察一応不要

今日はここまで。

酉抜けてました。

夕方以降になりそうです。

少し進めます。

サッカーについては色々書きたいですが、ここでは控えます。

「やはり、ジュリアさんはここに残しておこう。まだ安全な気がする」

レンタロウが頷いた。

「それが賢明だろう。問題は、そのゲイツという男の捜索だ。君たちも、早めに戻らないとまずいのだろう?」

確か、3日後にエチゴが俺たちの大陸に襲来する。それまでに、ウィルコニアの件含めてケリを付けねばならない。

選択はいくつかある。一度戻ってしまうのが一つ。ウィルコニア攻略を先にしてしまえば、ゲイツは多分孤立する。
ただ、その間ここで何が起こるかは分からない。コーウィンとエチゴが連携しているであろうことを考えると、少々怖い。
二つ目は、明日ここに残って捜索することだ。多分、ギリギリ間に合う。……多分、だが。ただ、こじれると話が厄介になりかねない。
三つ目は、俺やアミールらが一旦向こうに戻り、捜索は残ったメンバーでやってもらうことだ。中庸の案だが、中途半端になる恐れがある。

……どうすればいいだろうか?

1 全員で戻り、ウィルコニア攻略に全力を注ぐ
2 ひとまずゲイツ捜索に全力を注ぐ
3 メンバーを二つに分ける
(サイファーとアミールは帰還組、滝は残留組まで確定)

※安価下5多数決、考察必要

現在の事情をジュリアに話して戦力として組み込む事はできる?ネーロの予知はマエザキの所に行くと狙われるってだけでウィルコニア攻略戦に同行してもらう分には問題なさそうだしコーウィンを正気に戻すのが目的の一部だからそこに関しては協力を得られるんじゃないかと思ってる、懸念はジュリアンを説得する必要がありそうって所だけど…

あとマエザキの所への襲撃が不安だけどそっちはジュリアを連れていきさえしなければ襲われる心配はないのかな、いざとなればアミールのプレーンウォークで駆けつける事はできそうではあるが。

未来史の問題点って、一度に見れる未来は一つだけだから、「マエザキの研究所に行ったら気付かれる」ことは分かっても、「行かなかった場合気付かれない」訳ではないんだよなあ。だから一度選択の前にここに残した場合の未来もアミールに読んでもらいたいんだけど、オーケー?

>>104
ご指摘通り、ジュリアン次第です。ジュリア自体は最終戦前のステータスなので戦力にはなります。ただ、装備品がないのが難ですが。
(魔法を阻害する異世界産のものしかない)
なお、マエザキの所に行かなければ、襲撃確率は落ちます。(理由はちゃんとあります)

>>105
コンマ判定になりますね。

1時間ほど空きます。

上げておきます。未来予知を使うかも選択に含めますが、ご指摘通りコンマ判定次第では状況は悪化します。

未来視ってこっちが進んで使う意味なくね?

悪い未来が見えた→純粋に状況悪化

良い未来が見えた→コンマが悪いと未来視持ちが干渉してたから正しい未来じゃありませんでした~とか可能性の低い未来引いちゃった~で切り捨てられる

結局余分な判定増やしてるだけで何も意味ない。良い未来の方に関しては上げて落とす分、読まなかった場合と比べて余計に悪化する可能性すらある

>>110
基本、「悪い可能性に事前に気付ける」パッシブな能力と考えるべきではありますね。

とにもかくにも、今後の指針についてはまだ有効票なしなのでよろしくお願いいたします。

その他としてサイファーたちの世界が今どうなってるか通信機越しに確認することはできないか?何かあったときのために1~2個くらい向こうに渡してあるだろうし

>>114
これはできますね。

とりあえず先に連絡を取ろう。確か、通信機での連絡はできたはずだ。

「レンタロウさん、向こうの様子を判断してからでいいですか?」

「それがいいな。通信機は、こっちにもあるはずだ」

しばらく待つと、少し小型化した通信機を手渡された。ボタンを押す。

……

01~05 出ない
06~15 サイファー!?
16~94 もしもし、サイファー?
95~99 やあ

……出ない。嫌な予感がする。

「……反応がないのか」

「……ええ。そんなはずは」

※50以上で?

※救済なし

もう一度かけたが、やはり反応がない。これは、かなりまずい事態になっている可能性がある。

「……戻らなくては」

「それがいいかもな。その、ゲイツという男の捜索については私たちに任せてくれ」

俺は……

1 全員で戻る
2 数人残す

※安価下3多数決、考察不要

「分かりました、お願いします」

ゲイツ捜索についてはタキたちに任せるしかない。一刻も早く戻らねば……!

############

「……大丈夫なんでしょうか」

ヘカテルが、俺の裾を握ったまま不安そうに言う。

俺たちはその日のうちに、一度戻ることになった。何か問題があるのなら、そっちの対処が先決だ。

「ジェラードさんたちもいるし、余程のことがない限りは大丈夫だと思うが……ただ、かなりまずい予感があるな」

※50以上でアミールの未来予知、80以上で詳細把握、ファンブルなし

※未来予知発動せず

「向こうで何が起こってるか、僕にも読めない。……勘が鈍ってるだけならいいけど」

アミールもさえない顔だ。ファルはこちらに残していくことにしたらしい。

「でも、まず行くしかないでしょ。こっちの話は気になるけど……」

ユリリエの言う通りだ。まず戻って、状況を把握しなければ。

「では、時空転移の準備を。各自、衝撃に備えて」

「みらい」の操舵士が言う。そして、着いた先に見えたのは……

##########

01~20 崩壊したイーリスだった
21~50 戦火に燃えるイーリスだった
51~80 イーリスを取り囲む、無数の魔物と……
81~94 イーリスが何者かの攻撃を受けている
95~99 ……表面上は平穏だ

##########

「前方に敵影っ!!」

モニターに周辺の様子が映し出された。イーリスの市街から、煙が幾筋か立っている。イーリスを護る城壁は、幾つか突破された形跡が見受けられた。

そして、城壁の前にはドラゴンを中心とした魔物の死屍累々があった。

※50以上で初期配置がやや手厚め

※ファンブルはありません

※初期配置はジェラードとブランドのみ

城壁を護るは、黒い大剣を持ったジェラードと、クロスボウを構えるブランド。しかし、エルダードラゴン数体を前に疲労の色は隠せない。
そして、ドラゴンの中心にいるのは……

3の倍数 コーウィン
3の倍数+1 大斧を持った男
3の倍数+2 黒い長剣を持った男

9の倍数かファンブル 漆黒の鎧を着た男

ケインが復活した可能性もあるのかぁ……

「コーウィン!?」

アミールが叫んだ。そうか、彼はコーウィンとは操られていた時に会っていたはずだ。
細身で切れ長の目の男は白銀の剣を抜いて構えている。そして……

※85以下で「みらい」に気付く

※気付かれる

今日はここまで。

>>141
現時点では「まだ」確定してません。相手の中では、コーウィンは「マシ」な部類です。

少し進めます。

その剣の切っ先を俺たちの方に向けた。巨大なドラゴンが3体、こちらに突っ込んでくる!!

「ハッチを開けて!早くっ!!」

カレンが叫ぶ。

※15以上で間に合う

扉はすぐに開いた。俺たちは飛び降り、ドラゴンに対峙する。

身体は大きいが恐らく、ただのエルダードラゴンに過ぎない。今の俺たちなら、問題なく対処できるはずだ。

俺は柄に手をかけた。

「キィィィィィ!!!」

耳が痛くなるような怪音と共に、ドラゴンが俺たちを襲う。

※30以上で先制、60以上で戦闘自体省略

vsエルダードラゴン(カオスワイアーム、ローワイアーム、時空ワイアーム―)戦から昼に再開します。

荒らされてますが、少し進めます。
なお、当該IDは全て無効です。

※先制

目の前には3体のドラゴンがいる。紫色、銀色、そして鮮やかな色彩の奴だ。
どれも等距離。さてどうするか……

※最初に攻撃するのは……

5の倍数 カレン
5の倍数+1 マルコ
5の倍数+2、3 ヘカテル
5の倍数+4 サイファー

10の倍数かクリティカル アミール
ファンブルはなし

「私が行きますっ!」

二刀を抜いて、ヘカテルが駆け出す。

※使用する技を決めてください。安価下、多数決ではない、考察不要
(連戦の可能性は中確率)

・線斬り
1戦闘1回のみ使用可能
ダメージ×(ダメージコンマ÷20) (1~5倍の範囲)
・振動剣
朦朧打撃(発動70以上、継続50以上)、線斬りとの併用不可
・(奥義)分身剣
必中攻撃、確定5倍ダメージ
戦闘中1回のみ
・(奥義)ヴァンダライズ
他の技重複不可、確定クリティカル3倍ダメージ(他のクリティカル倍率が乗ります)、貫通、戦闘1回につき1回のみ

ヘカテルは一番近い場所にいる、紫色の竜に刃を向けた。

「せいっ!!!」

05以上で命中(コンマ下1~3)
(最低保証)

※2発クリティカル、2回朦朧確定、1発目のみ貫通
(絆効果のクリティカルは入れていません。ヴォーパルとの重複によって85以上で1回クリティカルとします)

ダメージ
(コンマ下一桁×9+筋力(36)×9+知力(29)×9+220)×1.5
(コンマ下2一桁×9+筋力(36)×9+知力(29)×9+100)×1.5
(コンマ下3一桁×9+筋力(36)×9+知力(29)×9-10)×1.5

※2発目で切れ味発動、3発目クリティカル、朦朧ストック3発

現時点ダメージ 7152
時空ワイアーム 残りHP 2848

※ほぼ死亡確定のため、05以上ならヘカテルのターン終了

※ヘカテルのターン終了

ヘカテルは竜の懐に飛び込むと、鮮やかな連撃を決める。腹部を中心に深い傷を与えると、「ウォォォォン!!!!」という咆哮と共に、竜が首を彼女の方に向けた。

「そこっ!!」

すかさず彼女は竜の首を斬り落とす。大量の血飛沫が噴き出すのと同時に、竜は倒れた。

※後ろの銀竜は……

4の倍数 仲間を召喚した
4の倍数+1、2 鉤爪を振るい上げた
4の倍数+3 息を大きく吸い込んだ
8の倍数かクリティカル 逃げ出した

後ろの銀色の竜は、息を大きく吸い込んだ。……ブレスか?

※60以上でこちらがまだ先手

溜めに時間がかかるからか、まだ少しの猶予はある。ここは……

※次に攻撃するのは……

4の倍数 火蓮
4の倍数+1 マルコ
4の倍数+2 サイファー
4の倍数+3 ユリリエ

8の倍数かクリティカル アミール
ファンブルはなし

※ユリリエの攻撃

※使用するのは……

・衰弱弾
敵の能力を減衰、自動回復など特殊能力を防止するなど。1戦闘に1回、機械には別途の効果

・閃光弾
確率で一回不意討ち確定

・猛毒弾
確率で割合ダメージ(最低最大HPの10%)、ダメージ後低確率で追加効果、1戦闘に1回

・魅了弾
低~中確率で魅了

・(奥義)魅惑弾(new)
確定で魅了(ただし大ボスには効果減少)、戦闘1回につき1回のみ
この場合の魅了はスタン+自傷行為も可能(低~中確率)

※安価下、多数決ではない、考察不要

再開します。

「皆、目をつぶって!」

ユリリエが叫ぶ。そして目をつぶると、瞼越しに強烈な光を感じた。

「ピィィィィ!!?」

竜が鳴く声が聞こえた。

※35以上でスタン(コンマ下1、2)

※2体ともスタン

光が収まると、竜は動きを止めていた。これならばっ!!

「カレンっ!!」

彼女は頷いて、動かない竜へと狙いを付ける。そして、魔力の弾が放たれた。

ダメージ
(コンマ下1、2一桁×7+知力(27)×7+215)×12
(不意討ち、アズーリの特殊効果で3×2倍)

※共にクリティカル、各1体ずつ消し飛ばす

「ピッ……!!!」

断末魔の叫びを上げる前に、竜は魔力の奔流の中に消えた。
カレンはすかさずもう一方の竜にも銃口を向ける。同じような光景が、目の前に繰り広げられた。

「ふう」

彼女の安堵の息を聞くと、俺はやや離れた位置にいるコーウィンを見た。青い服に、白銀の剣を右手に持っている。

「サイファー!!来てくれたのかっ!!」

ジェラードの声が聞こえる。コーウィンの周りには、まだ数体の巨竜がいた。

「サイファーか。……感付いて戻ってくるとはな」

静かな、しかし底冷えのする声でコーウィンが言った。一度対峙した時と違い、声には力と落ち着きがある。

「わざわざこちらに来てくれるんなら、話は早い。……勝てるとでも?」

コーウィンはちらっとアミールを――いや、その手にある大斧を見た。

コーウィンは……

01~25 パチン、と指を鳴らした
26~50 ……挨拶代わりだ、受けとれ
51~94 少し息をついた
95~99 少し目を閉じると、舌打ちをした

コーウィンはパチン、と指を鳴らした。

彼の頭上に歪みができるのを、俺は見た。そこから現れたのは……

01~10 黒い鎧の男だ
11~30 大斧を持った男と、黒い剣を持った男だ
31~60 大斧を持った男だ
61~85 黒い剣を持った男だ
86~94 若い女性だ
95~99 ……させるか!!

そこから現れたのは、大斧を持った男だ。左手はない。


あの大斧、見覚えが……


俺がアミールを振り返るのと、ジェラードが叫ぶのが同時だった。

「おっ、お前はっ……!!!」

上空を見ると、白衣の隻腕の男はニヤリと嘲笑った。

「久しいな、ジェラード。……こっちの世界では、私は死んでいるのだったかな」

「「ベネディクト!!!」」

ジェラードとブランドが揃って叫ぶ。ベネディクトと呼ばれた男は……

※75以下でジェラードたちに攻撃

僕じゃなかった?

※アミールに気付く

大斧を振りかぶろうとしたその時、ピタッと動きが止まった。目線は、少し離れた場所にいるアミールに向いている。

「……『死の復讐者』??それに……」

コーウィンもアミールを見ている。

「……なるほど。『この世界の』ものか。ドワーキンが持っていると思ったが……」

※20以上でイベント継続

>>268
そうですね。今後は直します。

コーウィンの目が厳しくなった。夕焼けに照らされたせいか、目が赤く光っているようにも思える。

「……しかも、『蛇』の力を宿したか。どうやったかは知らないが……確かに、私とベネディクトだけでは不足のようだ」

※15以上でイベント継続

コーウィンは頭上のベネディクトを見ると、大きく跳躍した。背後には、まだ歪みがある。

「……今日は元々挨拶代わりのつもりだった。また近いうちに会おう」

「待てっ!!」

マルコが銃を構えると、躊躇わず彼らに向けて撃った。

※90以上で???

「……何??」

完全に油断していたのか、コーウィンがマルコに気付くのが遅れた。そして……

※マルコの弾丸は……

01~30 障壁に弾かれる
31~60 コーウィンの肩を貫く
61~85 コーウィンの脇腹を貫く(ここから下は戦闘へ)
86~94 コーウィンの太腿を貫く
95~99 コーウィンの頭を貫く

マルコの弾丸は、コーウィンの脇腹を貫いた。グラリ、とコーウィンが傾ぐ。

「な"っ……!!?」

チッとベネディクトが舌打ちをした。

「元の世界でもこっちの世界でも、コーウィンの詰めの甘さは変わらないようだなっ……!」

※90以下でベネディクト逃亡

ベネディクトはそのまま、まだ残っていた歪みに消える。

「僕にとって恩があるのは『あの方』だけだ。操り人形のお前は、ここで朽ちていけばいい」

そう言い残すと、ベネディクトは消えた。それとほぼ同時に、コーウィンがドサっという音と供に地面へと落ちる。

「ぐっ……あの男めっ……世界線が違っても、酷薄なままか……」

俺たちはコーウィンへと駆け出す。

「命運尽きたなコーウィン!!」

※75以下でコーウィン強化へ、76以上で再判定、戦闘スキップ???

※コーウィン強化

その時、コーウィンの身体が赤く光り始めた!?

「な、何だっ!!?」

「……この力を使うとは……!!
……オルド王よ、『秩序の一角獣』よ……我が生命と引き換えに、その力をっ!!!」

赤い光が天まで届いた。そして。


俺たちの前に、赤い全身鎧の男がいた。


『……これが、私の……真の力だ』


※真・コーウィン戦の注意事項です。

・ダメージはほぼ通りません。クリティカルでない限りダメージは4分の1されます。
・麻酔弾は効きません。朦朧もしません。デバフは衰弱弾と猛毒弾は効くかもしれませんが、「かも」です。
・ダメージは即半分回復します。
・戦闘にはアミール、ジェラード、ブランドが参戦します。言うまでもなく、アミールの攻撃は貫通します。

※コーウィン戦前に援軍判定
70以上でノワール登場、85以上でエリスとダニーも登場

※援軍なし(ターン経過ごとに確率は上がります)

少し中断。

ダニーって誰だっけ

>>290
トニーの間違いです。すみません……

少し進めます。

俺は「村正」を握る手に力を込めた。……こいつは、間違いなく強い。

『消えてもらうぞ、下等生物どもっ!!』

※50以上で先制

※コーウィン先制

コーウィンは白銀の剣を構え……

01~30 頭上から降り注ぐ無数の魔力の矢
31~60 剣を薙ぐと衝撃波が
61~94 サイファー単体への攻撃
95~99 アミール単体への攻撃

そのまま剣を勢いよく薙いだ!!これは……

※不屈の闘志(1ターンのみ全攻撃をサイファーに集中、明確な対全体攻撃は対応不可)を使いますか?
安価下、多数決ではありません。考察不要
(明確な対全体攻撃とは上の魔法の矢など)

使わない場合前衛のサイファー、ヘカテル、アミールが対象になります。

俺は一歩前に出た。多分これは、前衛の俺たちをまとめて潰すための攻撃だ。
ならばここで……受けきる!!

ダメージ
((コンマ下×50-耐久力(42)×10-30)+100)÷4

ダメージ 38+50=88
サイファー残りHP 538
(自動減少分含む)

刀で衝撃波を受ける。しかし……骨が軋むように痛んだ。「ARMD」の締め付けも、それに拍車をかけた。

「ぐっ……!!」

苦悶のうめきを何とかこらえる。だが、攻撃直後は、隙もあるっ!

「舐めるなっ!!」

45-器用さ(24)=21以上で成功

※命中

俺は受けたそのままの勢いでコーウィンへと向かう。そして下から上へと「村正」を振った。

ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×2

※絆効果でクリティカル、バリア貫通+連撃(貫通効果付き)

ダメージ 6830
コーウィン残りHP 70000-6830=63170

追加ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+235)×2

追加ダメージ 1494÷4=374
コーウィン残りHP 62796
(サイファー残りHPが全快に)

一撃目は深く刺さった手応えがあった。しかし、そこから返す刀は、奴の全身鎧に弾かれた。

いや……鎧じゃない。その手前で跳ね返されたような……

俺たちはそのまま唾競り合いになる。腰を落としているが、物凄い力だ。これが、「一族」の力……??

『やるな』

その一言の後、俺は吹っ飛ばされた。しかし、こちらの体勢も整っている。ここから背後をとって……一気に決める!

※「一刀両断」(貫通2倍ダメージ)を使いますか?安価下、多数決ではありません。考察不要

俺は念を込め、瞬間転移を使うことにした。裏を取ってしまえば、こちらのものだ。

一瞬で視界が切り替わる。後方にいる俺を、奴は捉えられまいっ!!

※40以下で命中判定へ(コーウィンの「先読み」発動)

※クリティカル、バリア貫通確定

コーウィンは一瞬動きを止めた。多分、後方に回られたのは理解しているはずだ。
だが、例えそうであろうと……こちらの攻撃が速ければ問題はないっ!!

「……せいっ!!!!」

ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+235)×8

※クリティカル、連撃確定

ダメージ 29240
コーウィン残りHP 33556

追加ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+235)×8

(バリア貫通継続)

ダメージ 5784
コーウィン残りHP 27772

※イベント判定を行います
(コーウィンのターン前にHP半減のため)

01~70 何もなし
71~85 リジェネ能力喪失
86~94 バリア能力喪失
95~99 ???????????

※ファンブルなし

※何もなし
※次回のコーウィンの行動でコーウィン残りHPが48886まで戻ります

中断します。なお、念のため言いますがこれでも順調です。

そろそろ再開します。

明確に言っておきますと、これ以上新たな敵は出ません。出るとしても既知のキャラです(前作含む)。(これは当初からの予定です)
幸いvsコーウィンには何らかの決着が付く流れですので、そこで色々整理されるかと思われます。

少し落ち着いた流れにはしたいのですが、コンマ次第なのでそこは仕方ないと割り切ってます。
ともあれ、終盤戦であるのは断言しておきます。

話盛り上げるイベント何か欲しいな。あんまし終盤って実感ない

>>354
それについては何かしら用意していますのでお待ちを。

背後からの一撃は、奴の右半身を切り裂いた。そして返す刀で脇腹を斬る。
右半身を切り落とした……と思った次の瞬間、傷口が急速に塞がった。……何だこいつは??

コーウィンは振り向き、俺に体当たりをかまそうとする。俺はそれを察知し、後ろに飛び退いた。

『……貴様っ……!!』

兜で表情は見えないが、焦りは声色から伝わってきた。

「下等生物と言ったな。……残念ながら、お前が思うよりお前は高等じゃない」

※80以下でコーウィンがサイファーに攻撃、81以上で回復間に合わずヘカテルのターンへ

※コーウィンHP回復

「舐めるなっ!!」

奴は俺の方へ駆けてきた。怒りで状況が見えてないなら好都合だが……

※20以下で?????

※通常攻撃

奴は真っ直ぐに向かってくる。さっき程度の攻撃なら、受けても問題はないだろう。
俺は刀の柄を上に、刀身を下にする防御体勢を取った。これならどこから来ても対応できる、はずだ。

ダメージ
((コンマ下×50-耐久力(42)×10-30)+100)÷4

何で反転コンマだけはいつまでたっても使わないんだ?

いい加減理由くらいは教えてもらわないと納得いかないと言うかコンマスナイプで荒れるのそろそろやめて欲しいんだが

>>366
単純に分かりにくく、処理のミスが多発しそうだからです。
あと、現状そこまでする必要は感じていません。単発低コンマが相次ぎ、明確に荒らしがいると判断した場合は採用を検討しますが。

代わりに操作されたくない場合は○の倍数などで現状対応しています。

ダメージ 13

頭上に強い衝撃が走る。盾に奴の剣が当たったのだ。だが、この程度ならば問題はない。

俺は飛び退きながら胴を薙いだ。

45-器用さ(24)=21以上で成功

※失敗

俺の迎撃は、しかし空を切った。……警戒しすぎたか。

奇数 ヘカテルの攻撃
偶数 アミールの攻撃
8の倍数 ジェラードが加勢
10の倍数 ブランドが加勢

そこに後ろからヘカテルが突っ込んできた!!

「ゃぁぁぁ!!」

※使うのは……

・線斬り
1戦闘1回のみ使用可能
ダメージ×(ダメージコンマ÷20) (1~5倍の範囲)
・振動剣
朦朧打撃(発動70以上、継続50以上)、線斬りとの併用不可
・(奥義)分身剣
必中攻撃、確定5倍ダメージ
戦闘中1回のみ
・(奥義)ヴァンダライズ
他の技重複不可、確定クリティカル3倍ダメージ(他のクリティカル倍率が乗ります)、貫通、戦闘1回につき1回のみ

※出し惜しみしなくていい局面です

※安価下3多数決、考察不要

振動剣と分身剣の合わせ技

>>376
朦朧はコーウィンには効きませんが、それでいいですか?
(>>286参照)

彼女は深く沈み込むと、凄まじい速さでコーウィンに向かう。そして二刀を渾身の力で降り下ろした!

60-器用さ(44)=16以上で命中(コンマ下1~3)

これクリティカルコンマだと?

>>381はファンブルのため再判定(絆効果)

※全部命中

ダメージ
(コンマ下一桁×9+筋力(36)×9+知力(29)×9+220)×21
(コンマ下2一桁×9+筋力(36)×9+知力(29)×9+220)×21
(コンマ下3一桁×9+筋力(36)×9+知力(29)×9+110)×21

(クリティカル倍率3+4=7倍、一族特効で2倍)
※クリティカル時は別途処理、バリア貫通

ダメージ 51519
コーウィン残りHP -2633

※リジェネ判定 90以下でリジェネ(HP+30000、弱体化判定へ)
91以上で追加判定

※リジェネ(コーウィン残りHP27367)

ヘカテルの一撃はコーウィンを3つの肉塊へと瞬時に変えた。……はずだった。

しかし。

「サイファーっ!!!そいつの能力は超回復だ!!その程度じゃ簡単に戻るぞ!!!!」

ジェラードがこちらに駆けながら叫ぶ。その通り、肉塊は瞬時にぶつかり合い、再び赤い鎧へと姿を戻した。

『……つくづく腹立たしいことだっ……!!いいだろう、お遊びはこれまでっ……!!!!』

※弱体化判定へ

01~40 弱体化なし
41~70 バリア解除
71~94 リジェネ消える
95~99 ?????????

※弱体化なし

奴は白銀の剣を天にかざす。……何をしようとしている!?

※60以上で援軍到着

※援軍到着

その時だ。

「サイファー!?」

聞き慣れた声が耳に入った。

「……ノワールかっ!!?」

城門の方から、小柄な人影が走ってきたのが見えた。

※50以上でエリス、トニーも同行、90以上ならダリウス(フィオナ)もいる

その後ろからはエリスとトニー、そして……

「ダリウスっ!!」

嬉しそうなナージャの声が聞こえた。速度こそ遅いが、ダリウスも駆け付けている。

『チッ……!!』

状況は11対1。はっきりと、コーウィンがどうこうできる状況ではなくなった。

コーウィンは……

01~40 構わず白銀の剣を天に掲げた
41~80 構わず白銀の剣を天に掲げた……「残念だったね」
81~94 残念だったね
95~99 ????????????

※ノワールとの絆効果で再判定

コーウィンは、構わず白銀の剣を天に掲げた。

そして。

『消え失せろ!!!!!』

その先端から、強力な魔力の奔流が溢れ、全員に降り注いだ!!

※真・結界を使いますか?
安価下3多数決、考察不要

俺は念を込めた。……今の俺なら、できるはずだ!!


「う……うおおおおおおお!!!!!」


「無敵化」の要領で、気を身体に纏わせると、それを全員を護るように展開する!!

※10以上で完全防御

※完全防御、カウンターへ
※45-耐久力(42)=03以上で狂気度上昇なし

※カウンターへ
※オーバードライブを使いますか?使う場合20倍ダメージ×2です(バリアによる減衰があれば5倍ダメージ)

安価下3多数決、考察不要

俺は防護服のつまみを捻った。……身体が急激に熱くなる。


そして、攻撃直後で棒立ちのコーウィンに、一気に突っ込む!!


「終わりだ!!」

ダメージ
(コンマ下1、2一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+235)×20

※ダメージ計算式間違えています。
(コンマ下1、2一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×20

ダメージ 4880
コーウィン残りHP 22487

俺は刀をコーウィンに突き刺した。……しかし、またあの謎の力が阻んでいる!?

「……あっ……」

俺は強烈な疲労感を感じ、その場に崩れ落ちた。

『……肝を冷やしたが、その程度か。……次は仕留めるが、まずは貴様だ』


コーウィンが白銀の剣を俺に降り下ろそうとした、その刹那。


奇数 ジェラードが割って入る
偶数 アミールが攻撃

10の倍数 ノワールが攻撃

コーウィンリジェネ発動込でその体力?

「悪いね。……あなたは、僕が倒す」

アミールが大斧を振りかぶった。

『……人間にそれは扱えまいっ!!』

「どうかな?」

※30以上で命中(コンマ下1、2)

>>428
次回行動でまた戻ります。アミールが削りきれば別です。

※1発のみ、クリティカル

アミールの一撃は、あっさり空を切った。……かのように見えた。

だが。

アミールは大きく踏み込むと、大きく回転してコーウィンの上半身と下半身を力任せに両断した!!

ダメージ(99クリティカルのため大幅に甘くなっています)
01~25 5000(因果率操作で再判定可能)
26~50 10000(イベント判定へ)
51~70 15000(イベント判定へ)
71~80 20000(イベント判定へ)
81~99 戦闘終了

※因果律操作で再判定(残り2回)

※因果律操作で再判定(残り1回)

※因果律操作で再判定(残りなし)

はい

※コンマは>>447を採用(10秒未満)

中断します。

ジャストが出るのは想定していませんでしたが、今後は「未満」で統一します。

再開は多分明日です。

難易度は今は上げている認識はないんですが……さすがに前回バッドエンドのようにファンブル連打されると厳しいです。こればかりはお手上げです。

低コンマ対策はある程度カバーできるようにしていますが、あまりに酷い場合は救済判定を大体は入れてます。
偶奇判定などで操作しにくいようにしていますが、なかなか上手く行きませんね。

なお、故意に流れを変な方向にもっていかれないように、安価選択で「失敗したらまずい」ケースでは考察を要求しています。
逆に言えば、考察なしの場合はどれを選んでもリスクが一定の範囲内にしているつもりです。

もう少し高コンマによってもたらされる恩恵を盛ってもいいんじゃないかと提案。アミールの攻撃の時だって99出た時点で決着くらいにしとけば変に荒れなかっただろう

変に判定増やすからどこかしらでファンブルだされるんだろうと

判定が小刻みになりすぎてる気はする

>>481
99クリティカルで決着としても良かったかもですね。少なくとも、イベント発生は15以上がベターだった気はします。

>>482
それは否定しがたいですね。死亡上等の無理ゲーにするつもりはないので、少し考えます。

少し進めます。

……ザンッ……

鎧の金属が、まるで紙のように切れた。切り離されたコーウィンの上半身が、地面へと飛ばされる。
何故か血は流れなかった。そういえば、さっきもそうだった。

『再生をっ……!!』

コーウィンは叫ぶが、倒れた下半身は反応しない。

「無駄だよ。それはあなたが一番よく知ってるはずだ」

アミールは大斧を肩に担いで、コーウィンの上半身へと近付いた。

「これならば、あなたが『一族』であろうと何だろうと、命を絶つことができる。……問題は」

アミールはジェラードの方を見た。ジェラードは目を閉じる。

「こいつもオルドの魔素の影響下にあることだ。少し前の僕がそうだったように。だから、それを正すことは不可能じゃないはずだ。
ただ、そのやり方は僕には分からない。浄化弾とやらがまだ残ってたらいいんだが」

※80以上で浄化薬のストックがある、ファンブルなし

※ストックなし

マルコが首を振った。

「浄化弾は、もう……もうちょっとすれば、また貰えるかもしれないですが。薬も、確かまだ」

「そうか、そうなると……難しいな」

コーウィンは急速に衰弱していた。放っておけば、あるいは死ぬのかもしれない。
ただ、事の真相を聞き出すには、彼に正気に戻ってもらわないといけない。

どうするのがいいのだろう??

1 治癒術をかけつつ、拘束しながら浄化弾が来るのを待つ
(マナキャンセラーは確かあったので、拘束と監禁は可能、ベネディクトなどによる奪還の危険性あり)
2 このまま殺害する
(イベントの幾つかがなくなる)
3 ブレイズによる記憶上書きをやる
(ベネディクトなどによる奪還の危険性あり、ブレイズにもリスクあり)
4 一角獣の宝石を使う
(効果は最上だが、切り札がなくなる)
5 その他自由安価

※3票先取、考察必要

上げます。

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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529922839/)

もう一度上げます。

再開は夜です。

再開は明日になるかもです。

少し進めます。

サッカーについては色々言いたいことはあるのですが、ここではやめておきます(別の所で書いてますが)。
一つ言えるのは、西野監督は常軌を逸した博打打ちであり、その賭けに勝ったことは評価すべきということですかね。

「このまま彼を拘束することはできますか?」

後ろから来たブランドが渋い顔になった。

「……不可能じゃないな。ケインに使ったマナキャンセラーが、まだ残っていたはずだ。
だが、生かせば生かしたで、何が起こるかは分からんぞ?それでもいいのか?」

「……分からないことが多すぎます。さっきのベネディクトという男も。ウィルコニアの状況も。ジュリアさんを狙っている理由も」

「……ジュリア?どういうことだい」

俺はジェラードに向こうの世界で起きたことを簡単に話した。ノワールとユリリエが、コーウィンの治療に当たっている。

「……!!そんなことが……ただ、向こうの世界については、ゲイツが行っているぐらいしかもう脅威はなくなったんじゃないのか」

「どうでしょう、ジュリアさんは多分、一角獣の『器』として狙われてるはずです。俺たちの世界を滅ぼしたら、次はこっちとこの世界の一角獣が考えていても不思議じゃない」

「……確かにね。とにかく、コーウィンには正気に戻ってほしいが……。浄化弾とやらは、すぐには作れないのか」

カレンが唸った。

「どうでしょう……明日かもしれないし、もっとかかるかもしれない。1週間を超えることは、ないでしょうけど」

その時、ノワールの声が聞こえた。

「一応、生命力は少し戻ったわ。どういうわけか、強烈な毒みたいなのが回ってたけど、それも少し解毒しておいた。でも、早く拘束しないと意識が戻るわ」

「少し待っててくれ」

ジェラードが歪みを開く。数分後、首輪のようなものを持って戻ってきた。

「これでよし……と。拘束場所はどこがいい?」

1 イーリス地下牢
2 次元牢(蛇の指輪あり)
3 クラーク
4 その他自由安価

安価下5多数決、考察不要

再開は昼です。

安価下3に変更します。

ヒントを。夜に再開すると思います。

1…
危険度は比較的高めです。襲撃時はかなりの混乱になります。半面、尋問のしやすさでは最上位になります。
早めに浄化弾を調達できるなら問題は少ないでしょう。

2…
危険度は低めです。多分誰かを常駐させた上での対応になります。襲撃されても即奪還にはなりませんし、周辺被害も少な目です。
ただ、蛇の指輪にコーウィンが接触したりすると悲惨です。

3…
危険度は1と2の中間です。恐らくはブランド(若)とユミール、クヴァが監視します。移送の関係上、訊問は翌日になります。

4…
その他に候補があれば。一応異世界に持っていってしまう荒業もありますが、ゲイツがいる点を考慮し選択肢に入れていません。

2にする場合、金無垢の指輪を別の場所(48階層、一族の誰かの部屋)に移すってのはあり?
ベネディクトは指輪の存在そのものを知らないわけだしコーウィンが指輪に触れる可能性さえ取っ払ってしまえば何の問題もないように思える

>>511
なしではないです。ただ蛇の指輪を奪われる可能性は高くなりますし、誰かをそっちにも常駐させないといけません。
(ゲイツが気が付いたら戻っているパターンだと最悪です)

アミールが蛇の力行使できるならそれで指輪無力化とかは出来ないのかな。もしくは有用なアイテムに転生させるか

>>513
無効化は不可能ではないです。ただ、また乗っ取られるリスク付きですが。

仮に指環の無力化に宝玉使ったら、それに見合うだけのリターンはある?

>>515
どうでしょう。無力化ではなく無害化ができるならいいですが、多分五分五分です。
(蛇の力と一角獣の力が相殺する格好のため)
無害化できれば力はそのまま装備できるので大きいですが、力ごとなくす無力化では割に合いませんね。

上げます。

もう一度上げます。

なお517のみカウントしています。

2130から再開します。異論あればお早めに。

遅れました。少し進めます。

俺は考えた。まず、奪還されそうもない場所……あるいは、奪還しに来ても手間がかかる場所。となると、あそこしかない。

「『次元牢』という場所はどうでしょう?確か、あそこなら強力な結界が……」

「待ってくれ」

ナージャの宝石から声がした。すぐにジュリアンが実体化する。

「確かにコーウィン……兄さんを封じるにはいい場所かもしれない。ただ、あそこには確か、『蛇の指輪』があるんじゃなかったか?」

「確かに。もしコーウィンがそれを手にしたら、大変なんてものじゃない。
一応、指輪は別途隔離した方がいいな。それと監視役もいる」

ジュリアンが頷いた。

「ですね。これは僕らで交代制でやるしかないでしょうね。何かあったら、すぐに連絡する、という形で」

俺は向こうの「蛇」の提案に乗らなかったことを軽く後悔していた。もし乗っていたら、この問題はなかっただろう。

「……あれを使う方法はないんですかね?」

アミールもそう思ったのか、ジェラードに訊いた。

※85以上で?95以上なら特殊イベント、ファンブルなし

※特になし

ジェラードは首を振った。

「あれは僕らにも手に負えないものだ。今はそっとしておくしかあるまいよ」

やはり都合よくはいかないらしい。


「サイファー、マナキャンセラー着け終わったよ!」

ユリリエが叫んだ。俺たちはコーウィンの元に行く。

「……幽閉か」

「君が正気を取り戻すまではね。生かさず、殺さずといこうか」

そう言うと、ジェラードはコーウィンの上半身を掴んでブンっと歪みの中に放り投げた。

「多分、口は割らないだろうね。ブレイズを使いたい所だが、彼の精神が心配だ。逆に影響を受けて、ミイラ取りがミイラになるなら笑い話にもならない。
浄化弾、待っているよ。準備ができたら来てくれ」

###########

俺はその後王宮に戻ると、ブランドからさっき来た男――ベネディクトについて簡単な説明を受けた。
王宮と市街は、多少の被害を受けていた。どうやら、ノワールやエリスたちはそっちの対応に追われていたらしい。

「……厄介なことになったな。それも極めて」

宝石の形に戻ったブランドは、溜め息混じりに言った。

「多分、異世界との扉をコーウィンは開いたのだと思います。『一角獣』の力を使って。
それにしても、あのベネディクトという男は?向こうの世界でも、同じ名前の少年に出会いましたが。前に聞いた、あなたの兄とは別人なんでしょうか」

「俺も見当は付かない。ただ、あの傲岸さは疑い無くベネディクトだ。異世界の扉を開いて、どこかから連れてきたって辺りだろう。
しかし、狙いはよく分からないな。そもそも、どんな世界なのかも。コーウィン兄に訊くしかないが、あの様子じゃな」

確かにそうだ。とりあえず今日はこのまま寝るとしても、明日が問題だ。エチゴ襲来まで残された猶予は今日を入れて3日しかない。

※70以上で選択肢追加、ファンブルなし

「そう言えば。ナガトさんの様子、一度見に行きません?そろそろ処置、終わってると思うんですけど……」

ヘカテルが恐る恐る手を挙げた。戦いでは頼りになるが、こういった場ではもっと果敢に発言していいと思うのだが。
俺は苦笑しながら、彼女の頭をわしわしと撫でた。

「遠慮はしなくていいぞ。それに、いい提案だ」

彼に早めにこちらに来てもらえば、色々と対策もできそうだ。気になるのはネーロの予知だが、ジュリアはトウキョウに残している。大丈夫なはずだ。

さて……

1 それでもウィルコニア攻略を優先
2 マエザキの研究所に先に行く
3 ゲイツ捜索に協力した上でマエザキの研究所に行く
4 その他自由安価

安価下5多数決、1のみ考察必要

※2を選ぶと異世界イベントは少なく終わり早めにこちらの世界の問題に対応できます。ただ、ゲイツ問題は解消しません。
3だとゲイツ捜索イベントから開始します。

今日はここまで。

再開します。

そうなるとやはり、明日はマエザキのところに行くところからになるだろうか。ナガトの処置も終わっている頃だろうし、あるいはノワールの装備も出来上がっているかもしれない。
ナガトが動けるようならこっちに来てもらい、それから色々考えればいい。

「じゃあ、明日また一度向こうに行こう。用事はすぐ終わるはずだから、大挙して行く必要はないな。
……誰を連れていくかは明日朝考えるとして、今日はもう寝よう。さすがに、疲れた」

俺はふうと息を付き、自分の肩を揉んだ。相当疲労が溜まっている。ヘカテルたちもそれは同様のようだ。

「明日は動く必要のない奴は休んでくれ。また追って指示する」

###########

※50以上で追加イベント

※追加イベントあり、再判定

3の倍数 ノワールとヘカテル
3の倍数+1 ノワール
3の倍数+2 ヘカテル

6の倍数で別のイベントも追加

12の倍数か88、99、95以上でさらに別のイベントも追加

ファンブルなし

※諸々追加イベント(強化含む)
(99のため可能性があるほぼ全て)

どれから始めますか?

1 サイファーとノワールとヘカテル
2 マルコとカレン
3 アミールとファル
4 トニーとエリス
5 ダリウスとナージャ

※安価下、多数決ではありません。考察不要
※ここから先ファンブルありません。なお、全て消化します。

なお、00だともう一組ありました。

※同一人物の多重投票のため採用しません。安価下

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桃子「この金の城いい踏み台だね!」 - SSまとめ速報
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美紗希「化学反応式も女子力よ!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527292985/)
小鳥「アリガトウワタシノデッキ」
小鳥「アリガトウワタシノデッキ」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527896333/)
柚「狩らせてもらうよ。キサマのぴにゃンバーズ!」
柚「狩らせてもらうよ。キサマのぴにゃンバーズ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528498815/)
加奈「ダストンの掃除法をメモしておきますね!」
加奈「ダストンの掃除法をメモしておきますね!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529105813/)
さくら「えぇっ?!3分って1ターンなのぉ?!」
さくら「えぇっ?!3分って1ターンなのぉ?!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529710563/)
洋子「集まれ、絵札の三銃士!」
洋子「集まれ、絵札の三銃士!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530317117/)

※ダリウスとナージャイベント、ナージャ視点

「もう身体はいいのかい?」

あたしはお茶を淹れながらダリウスに訊いた。宿の窓からは、警備兵が何人も歩いているのが見えた。

「……まだ本調子じゃないけどね。ある程度、何とか動けるぐらいにはなった、かな」

手を開いたり閉じたりして、ダリウスが言う。


あれから、あたしたちはイーリス市街に戻った。
かなり荒らされたみたいで被害は決して軽微じゃないようだったけど、ノワールやエリスたちが魔物やドラゴンから街を守ってくれたらしく、あたしが根城にしているこの宿も何とか無事だった。
歴史があるだけじゃなく、食事も悪くない。ここが壊されてたら、また落ち着ける場所を探さないといけない所だった。


ダリウスは一応、退院許可が出ていたらしい。ただ、まだ全力で走ったりはできないようだった。

「無理はしないでよ?……あんたがマルケにやられたと聞いた時、あたしがどんなに……」

「それはごめん。僕も甘く見てた。結局、フィオナさんにも随分迷惑をかけちゃったからね……」

あたしは二人分のお茶をテーブルに置いた。滋養強壮の効果があるハーブ、キュラリアを煎じたものだ。
あたしはそれを一口飲む。少し甘さを感じた。

「フィオナさんと言えば、今『次元牢』だっけ?」

「だね。僕はよく知らないけど、そこは君の宝石の中にいるジュリアンさんの拠点らしい。確か、『一族』で集まれる人は全員今あそこにいるはずだよ。
フィオナさん、『コーウィン兄さん、正気に戻る気配がない』とか嘆いてたけど」

「……殺さなくて良かったのかな?あたしはてっきり、殺すものだと思ってた」

サイファーは悪い奴じゃないけど、判断が甘いと思うことが少なくない。ここで殺しておいた方が安全だと思うのだけど、彼は「まだ知るべきことがある」とそうしなかった。

「君の不満も分かるけどね。でも、僕も荒事は好きじゃないからねえ……。彼がそうしたのは、理解できる」

ダリウスはお茶を一口飲んだ。

「大事なのは、全貌を明らかにすることだと思うな。不確かなことは、大体において後で問題として立ち上がってくる。商売上、それは割と肌で感じてるんだ」

「……そんなものなのかしらねえ」

ダリウスは、はははと笑った。

「まあそれは彼が上手くやってくれるさ。それはそうと、向こうの世界ってどんな感じなのかな?僕はずっとベッドだったし、一度行ってみたいものだけど」

あたしはうーんと唸った。

1 ごみごみとしてて、落ち着かないわね
2 ご飯はこっちより美味しいかも
3 技術はとにかく凄いわ
4 温泉は良かったわねえ
5 その他自由安価

※安価下、多数決ではありません。考察不要

再開は夜です。しばらく地の文多めの話が続きます。

再開します。

「技術はとにかく凄いわね。こっちの比じゃないわよ。
見たこともない建物や乗り物、武器もこっちよりずっと進んでるの。
あたしも少しヘカテルの武具づくりを手伝ったけど、あっちの世界の技術を少し学んだだけでも随分違ったわ。それに……あっ」

つい熱がこもってしまった。それに気付いて恥ずかしくなる。
ダリウスがおかしそうに笑った。

「そんなに熱くなってる君を見るのは、初めてだねえ。僕も行ってみたいな」

「あっ……そうね。多分、あなたの商売にも役立つんじゃないかしら」

「そうだね。うん……明日、サイファー君は向こうに行くんだっけ?僕も同行させてくれないかな」

「えっ……多分拒まないと思うけど」

ダリウスはもう一口お茶を飲んで、何か考えているようだった。

「確か、ジュリアンさんは向こうで顕現できるんだよね」

「そうね、基本はずっと宝石の中で『眠ってる』けど。魔素が濃い場所やオルディニウムが近い場所なら、大丈夫みたい」

「やっぱり。となると、フィオナさんの力が向こうで生きるかもしれないな。
君も同行してくれるか?魔法と向こうの技術、上手く融合できれば結構な武器になるかもしれない。
僕らはサイファー君たちほど戦闘に長けてるわけじゃない。だけど、僕らには僕らにしかできないことがある」

あたしははっとした。サイファーに対してどこか辛辣だったのは、あたしがどう役立てるのか分からない苛立ちの裏返しだった。
でもこれなら……何かできるかもしれない。

「……そうね!じゃあ、明日サイファーに提案してみるわ。
……身体は、本当に大丈夫?」

「激しい戦闘とかは微妙だけど、移動くらいなら問題はないさ。……っておい」

あたしは彼の手を握っては離し、握っては離した。顔が火照っているのが分かる。

「……なら、久々に……する?」

ダリウスが苦笑した。

「そうだな……二人もいないしね。あるいは気を利かせてくれたのかもな」

そう言うと、彼はそっと唇をあたしに重ねた。触れ合うだけの、簡単なものだ。

「……シャワー浴びてくるわ。色々あって、汗臭いし」

「うん、待ってるよ」

あたしは、ユリリエに感謝した。今日の傷は、彼女が目立たないほどにしてくれた。
久々に抱かれるのに、心配ばかりさせては申し訳ない。あたしはかりそめの幸せに、少し身を委ねることにした。

※翌日のマエザキの研究所行きにダリウスとナージャが同行することになりました。
武器や防具、浄化弾の研究速度が上がります(どんなに酷くても翌々日には浄化弾が間に合います)。

次のイベントはどれにしますか?

1 サイファーとノワールとヘカテル
2 マルコとカレン
3 アミールとファル
4 トニーとエリス

※安価下、多数決ではありません。考察不要

※エリス視点です

############

「あんた、向こうに戻らなくていいの?」

私はデスクで書類に書き込みながら言った。トニーはというと、うーんと唸りながらコーヒーを飲んでいる。
彼も彼で何か作業をしているようだ。「同業のようなものだな」と聞いているけど、どうにも未だに真意は分からないままだった。

「まあ戻ってもいいんだけどな。やりかけた仕事をそのまま放って置くのは、気が進まんもんでね」

「仕事?前から聞こうと思ってたけど、あなたの仕事って何なの?」

3の倍数 トニーはニヤッと笑った
3の倍数+1 いくつかあるが……
3の倍数+2 何だと思う?

トニーがにやっと笑った。

「嫁探し……だな」

「はぁ!!?何言ってんのあんた」

引いている私を見て、トニーが愉快そうに笑う。

「まあ半分本気で半分は冗談だ。ブラントのおっさんからのミッションは、『異世界とのコネクションを作れ』。
こっちの世界の有能な官僚で、なおかつ人間的にも信用が置ける奴と信頼関係を築く。
その先にブラントのおっさんが何を企んでるかは知らねえ。まあ、大方通商ルートの開拓だろうな」

「……それが嫁探しに何で関係があるのよ」

トニーはコーヒーを飲んで、私を見た。いつになく真剣な表情だ。

「こっちに来てから、この世界の調査も兼ねてあんたと一緒に仕事をしてきた。あんたが有能なのはよく分かったよ。
サイファーの元カノというのも頷ける。多分、諜報員としてだけじゃなく、官僚、ないしは政治家としてもあんたは有能だ。
平たく言えば、あんたの力を今後も借りたい。もちろん、互いの世界のもめごとが一通り終わってからだが」

「何だ、そういうこと。なら喜んで引き受けるわ。……ってまだ何かあるの」

ほっとしていると、トニーはバツが悪そうに頭をかいた。

「……というのは、表向きの話だ。本音を言わせてもらうわ。
あんた、俺の死んだ嫁に似てるんだよ。……生き写しかと思った。
そのキツい性格も、聡明さも、ほぼほぼあいつと同じでね。……正直、参っている。半分本気というのは、そういうことだ」

私は顔が熱くなるのを感じた。これは喜び?それとも、戸惑い?あるいは怒りなんだろうか?

「な……何言ってるのよ?私はあなたの奥さんとは……」

「分かってる。そんなことは十分分かってる。あんたはあんただ。それを分かった上で言っている。
……多分あんた、今までずっと強くあろうとして生きてきたんじゃないか?ただ、一人で抱え込むにも無理がある。違うか」

私はギクッとした。昔、サイファーに「本音を隠して生きてる」と言って別れたけど、それはある意味私も同じだった。
弱さをさらけ出せないから強がるし、キツい態度で出てしまう。それをこの人には、見抜かれている。

「……だから何だって言うのよ」

「無理すんな、ってことだ。あと、弱音を吐きたきゃ吐いていい。
強がるのもいいが、いつまでも独りじゃいられねえ。辛くなったら、誰か頼れ。
……それが俺なら、言うことはないんだがな」

私は……

01~20 ご忠告ありがとう
21~60 ……痛い所突くわね
61~80 無理してるように見えた?
81~99 頬に熱いものを感じた

「……無理してるように見えた?」

私は思わずこぼした。トニーはふうと軽く溜め息を付く。

「かなりな。ワーカホリック――仕事中毒の度を超えた仕事量もそうだし、あのふたなりの王女様の件でも余裕がなかった。
サイファーが英雄様になりつつある中、あんた焦ってたんじゃないか?」

「違うっ!」と喉まで出かかった言葉を、私は飲み込んだ。図星だった。

トニーは続ける。

「……だろう?だが、あいつはあいつだ。あんたはあんたにしか、できないことがある。
その領分の中でやっていきゃいい。そして、辛くなったら誰かに頼ればいい。それでいいじゃねえか」

私は……

※35以上でイベント継続

※クリティカル

私は、彼に反論しようとした。……でも、言葉が出ない。
気が付くと私は立ち上がり、ふらふらとトニーの所に向かっていた。

何でだろう、視界が熱いものでぼやけている。


そして。


「うわああああああぁぁぁ!!!」


私は彼の胸の中で号泣していた。頭を彼のゴツゴツした手が、優しく撫でている。

「泣きたいだけ泣きな。お前さんは、一人じゃない」

##########

どのぐらい泣いただろうか?私はやっと落ち着いた。

「……ごめんなさい。付き合いも短いのに、こんなの……」

「付き合いの長い短いじゃねえよ。相性と巡り合わせだ」

優しげにトニーが笑った。それを見て、私は衝動的に唇を重ねていた。

「……?んちゅ……るるっ……ぷはっつ。……ちょ、ちょっと待った。いきなり、飛ばしすぎじゃねえか?」

私は私の唇と彼のそれにかかった、透明の橋が切れるのを確認し、口を開いた。

「いいの。私がそうしたかっただけだから。まだ、あなたの奥さんになるとは決めてないけど……まずは恋人から、でどう?」

フフっと笑うと、トニーがにっと笑い返した。

「オーケー、このキスってことは、つまり……」

「奥に仮眠室があるわ。大丈夫、今ここにいるのは私たちだけだし」

「……後悔するぜ?その道ではプロなんでね」

クスクスと笑う私が、彼の言っていた「プロ」の意味を知るのは、それから10分もたたないうちだった。

※エリスとトニーの間に絆効果(200相当)が発生しました。
※エリスとトニーが次に操作可能になる時に、指輪枠で相応のアイテムが入手できます。

次のイベントはどれにしますか?

1 サイファーとノワールとヘカテル
2 マルコとカレン
3 アミールとファル

※安価下、多数決ではありません。考察不要

今日はここまで。

エリスってこんな可愛かったのか

多分更新は夜です。

>>578
前に書いたか忘れましたが、(以前の)サイファーとはある意味性格が近すぎたのですね。
上昇志向で本心をさらけ出すのが怖いという点はもろで、だからこそ同族嫌悪的な関係になってしまった……という感じです。

少し進めます。

#############

「……んんっ」

うなじを撫でると、くすぐったそうにファルが声をあげた。

もう3回も致した後だ。普通の女性なら疲れを口にしそうだが、彼女はまだ情欲に満ちた瞳で僕を見てくる。
よく言えば愛情深く、悪く言えば淫乱。それが彼女たちエルフの性根だ。
僕はそれが、決して嫌いではない。ただ、さすがに長旅疲れの身には、少し休憩が欲しくなるのも確かだった。

「……少し休ませてほしいな。大丈夫、休めば回復する」

フフフとファルが笑った。

「ちゃんと愛してくださいましね。……せめて、私といる時くらい心安らかでいてほしいものですし」

「バレていたか。……まあ、本来僕はここにいるべき人間ではないからな」

サイファーの上司、エデルの取りなしで僕たちは迎賓館に迎え入れられた。
「実質的なテルモンの国家元首ですから」というのが彼の言葉だ。
本来大罪人として首を吊られても不思議ではないのだが、そこはサイファーが上手く説得してくれたらしい。

「全てが終わったら、どうされますの?」

「……さあね。考えあぐねてる。全てを公にしても、テルモンの国民はともかく他国からは恨まれるだろう。特にズマからは。
かといって進んで絞首台に上がるほど、僕の肚は座っちゃいない」

「でも、サイファー様ならそこは上手く図らって下さるのでは?」

どうだろうか。割と清濁併せ呑む人物ではあるだろうが、僕がこのままスナイダ家の当主として残るのを良しとするだろうか。
彼は僕のことを嫌ってはいないだろうし、僕も嫌いではない。ただ、それと秩序の維持とは、また別の問題なのだ。

「……落としどころとしては、死亡したことにして匿うのか、あるいは追放するか、だろうね。
フレールもどうするんだろうか」

ファルが僕に身体を寄せてきた。僕は髪を手で梳いた。

「シャルは……多分少し記憶が戻ってます。でも、私たち以上に難しいかもしれませんわね」

「……そうだね。あるいは、あいつは向こうの世界で生きるつもりなのかもしれないな」

それは一つの生き方であるかもしれない。もちろん、フレールがこの世界を見捨てたというわけではないだろう。
ただ、本来僕よりずっとあいつは義理堅い人間だ。
父王に牙を向け、本意でないにせよ自分の国を滅ぼそうとしたという事実は、相当に重い。
全てが終わったら、世捨て人のようになるのではという直観があった。

「アミール様も、向こうの世界で生きるという選択肢があるのでは?」

1 そうかもしれないね
2 それは難しいだろうね
3 ……できるか、自信はないな

※安価下3多数決、考察不要

上げます。

「……できるか、自信はないな。仮に生きるとして、君は長寿だ。それと、僕もそう簡単に老いることはない」

「そうなのですか?」

驚いたようにファルが僕を見上げた。

「向こうで飲み込んだ『蛇』の力で、僕はかなり『一族』に近い存在になっている。
まあ、あそこまで不老不死ということにはならないみたいだが。
……君と添い遂げられそうなのはいいんだが、向こうの世界は魔力とか何だとかに対する理解がほとんどない。
架空のものか何かと受け止められてるし、オルディニウムの存在に至っては極秘中の極秘だ。
多分、このまま知られることはなさそうだ。魔法も何も存在しないとされる世界で、年を取らない存在がいたらどう思われるかな」

「確かに……控えめに言っても住みにくいでしょうね」

僕は頷いた。

「全てが終わったら、向こうの『蛇』に力を一部返すというのも考えたが、まあそんな都合のいい願いは聞いてくれそうもない。
いっそのこと……」

僕の頭に危ない考えが浮かんだ。でも、これは多分無理だ。

「魔力を増幅する手段、か……」

僕はぽつりとこぼした。

※80以上でファルが何か知っている

※手掛かりあり

「魔力を増幅する手段、ですか?……ありますわよ」

僕ははっとしてファルを見た。

「……あるのか、そんなものが」

「ええ。エルフに伝わる秘宝で、『運命のオーブ』というものが。一度だけですが、その人が発する魔力を跳ね上がらせるのだとか」

「それはどこにあるんだ?」

僕は体を起こして叫んだ。もしそれがあれば……力づくで『蛇の指輪』を制御下におけるかもしれない。
それはあるいは、この世界を救うことにも直結するかもしれないのだ。


01~60 それは、私には……
61~96 トリスにあったはずです。戦火の中ですが、秘宝故隠してあったかと。母様なら……
97~99 ちょっとお待ちになって



「トリスにあったはずです。戦火の中ですが、秘宝故に隠してあったかと。母様は、詳しい場所をご存じのはずですわ」

僕は身体が熱くなるのが分かった。これならば……「蛇」の力を飼い慣らせるかもしれない。


僕に求められているのは一つ。……人を辞める、覚悟だ。


「母君、マルガリート女王はまだここにいたはずだね?夜遅いが、急いで向かおう。……突破口になり得るかもしれない」

※アミールが「蛇の指輪」を使いこなす可能性が出ました。ただし、現状確実ではありません。
低確率失敗時には極めて厄介な事態になりますので、相応の対処手段がある時に試すことをお勧めします。

次のイベントはどれにしますか?

1 サイファーとノワールとヘカテル
2 マルコとカレン

※安価下、多数決ではありません。考察不要

今日はここまで。

なお、590で97~99だと高確率での成功が確定していました。
現状だと無力化まではできますが、無害化までは確定していない状況になります。

今日は更新ありません。

眠いですが少し進めます。

##########

「眠れないの?」

カレンの声が後ろから聞こえた。僕は小さく頷き、窓の外を見た。

外はまだ厳戒態勢が敷かれている。市街地への被害は比較的軽微だったとはいっても、物々しい空気は肌で感じた。
そもそも、マルケの襲来からまだ間もないのだ。被害に遭った市民もいるという。セシル前国王は頭が痛いだろう。

僕は窓際にある椅子に座り、テーブルにあったお茶を飲んだ。ダリウスさんがお裾分けしてくれたものだ。疲労回復に効果がある、らしい。

「休まなきゃいけないんだけどね。これからのことを考えると、気が重くて」

「……そうね。確かに……私たちの世界の問題はゲイツの話以外は大体解決されたけど、こっちの問題はまだ山積みなのよね」

「うん。……でも、それ以上に『この世界は永くない』という『蛇』の言葉が引っ掛かって。もし全ての問題を解決しても、結局は滅びから逃れられないのだとしたら?そう思うと、ね」

カレンが溜め息を付いた。

3の倍数 ?????????
3の倍数+1 考えすぎよ
3の倍数+2 後ろ向き過ぎない?

「考えすぎよ。確かにいつかは解決しなきゃいけない問題だけど、今は目の前のことを解決しなきゃいけないんじゃないかしら?」

カレンはそう言うと、空になった二つのカップにお茶を注いだ。

「……それもそうだね」

僕はお茶を口にした。ほのかに甘い。

45-火蓮賢さ(16)=29以上でイベント継続

昼に再開します。

「そういえば」

カレンが何か思い出したかのように僕を見た。

「どうしたの」

「ノワールさんの予知。……一応、あれでは私たち一緒になってるのよね。少なくとも、悲惨な未来じゃなかった」

「……確かに。でもあれって、可能性が高い未来ってだけじゃ?」

「それでもよ。この世界が結局滅びないか、あるいは私たちが生きてるうちは問題ないのか、あるいは……」

カレンが「あっ」と言ったっきり口をつぐんだ。

「……何か気付いた?」

「……言うべきなのかしら」

彼女は苦い顔をしている。……

1 なら言わなくていいよ
2 是非聞きたいな

安価下3多数決、考察不要

※2はメリットもデメリットもあります

再開します。

「是非聞きたいな。どういうことなの?」

カレンは少しためらった。視線を外して軽く息を吐き、そしてまた僕を見る。

「ノワールさんが見せてくれた予知は、『私たち』の世界の話なんじゃないかしら」

「どういうこと?」

「つまり、私とマルコは、この世界に残ってない。もちろん、私たちの世界でマルコが暮らす選択はあるわ。それは普通にあると思うの。
でも、私が思ったのは……この世界を捨てなきゃいけなくなって、それでそうなったということ。可能性は、ゼロじゃない」

僕は一瞬身体が熱くなるのを感じ、それを抑えた。……確かに、それは最悪の選択としてあり得る。でもこの世界は?この世界に生きる人々は??

※50以上でイベント継続、ファンブルなし

※イベント継続

「……まさか」

僕の頭にある考えが浮かんだ。……できなくはないのか。だけど、この大陸の人全員をどうこうできるものなのか?

だけど、オルランドゥの街にいた10人程度ならリナさんで何とかできた。彼女の力の根源は、オルド王の妻、ヘルラさんだ。
なら、彼女よりはるかに強大な力を持つ人物なら??例えば……「蛇」や「一角獣」なら??

僕はブンブンと頭を振って、その考えを打ち消した。だけど、この世界にまた新たな脅威が訪れていることを考えたら……それは「最悪」で「最後」の選択になりうる。


全てを捨てて、カレンの世界に逃げる。
神話にある「エクソダス」。その可能性を、僕は考え始めていた。

※60以上でイベント継続

※イベント継続

カレンが僕をじっと見る。

「あなたが何を考えたか分かったわ。……オルランドゥでリナさんがやったのと、同じことを誰かに、桁違いの規模でさせるんでしょう?」

僕は苦笑した。まあ、分かるよな。

「やっぱり敵わないな。……そう、最後の手段。僕らには『一角獣の宝玉』がある。
あれだけで足りるかは分からないけど、何かの力を使ってこの大陸中の人々を、君の世界に飛ばす。少なくとも、たくさんの命は助けられる。
ただ、多分もうこの世界は戻らない。完全に滅んで、僕らは故郷を失う」

「……そうね。そうなった時、私たちの世界がどうなるかは分からない。ただでさえ難民は酷い問題なの。クエルボが何であんなに支持されてたか、分かる?
難民を片っ端から弾圧したからなの。治安の悪化に繋がるから、雇用を奪われるから……色々理由を付けてね。
それに道理がないとは、私は言えない。そういう面もあるの。でも、行き過ぎた排除は、酷く惨い結果を生み出す。
私は、あなたたちの世界の人々に同じような目に遭ってほしくない。だから、それは本当に最後の手段だと思う」

カレンが僕の手に自分のそれを乗せた。

「戦い抜きましょう。一緒に」

僕は強く頷いた。

※今後条件が整うと全人類転移計画「エクソダス」が発動します。
なお、転移した時点でほぼエンディングです。グッドかバッドかは別ですが。

最後にサイファーたちをやりますが、少し一服。

なお、エクソダスのハードルはそれほど高くはないはずです。特に現状においては。

##########

「随分と元気だな」

「え、だって二人が無事帰ってきたんだもん。お疲れ様、ってことでね」

キッチンで意気込むノワールを見て、俺は苦笑した。

それぞれの家に帰ろうとした俺とヘカテルを、ノワールが捕まえて「少し労いたい」と言ってきたのだった。
俺もヘカテルも疲れていたが、ノワールの申し出を断るわけにはいかない。「長時間飲まない」「セックスはしない」という条件を出して受け入れたのだった。
ノワールは膨れたが、まだ緊急事態の最中だ。さすがに彼女にそういう分別はある。

「不安だったか?」

「まあ、ね。簡単な話じゃないとは思ってたし。そうしてる間にドラゴンや何やらが襲ってくるし……」

ノワールの声が段々小さくなる。ある意味、いい頃合いに戻ってきたらしい。

「でも、こうやって戻ってきたじゃないですか! 羽目を外さない程度に飲みましょうよ」

ヘカテルが少し無理矢理に明るく振る舞った。

……そう言えば、ノワールの料理の腕は……つまみぐらいは作れる程度だったか。まあ、大丈夫だろう。

4の倍数 ???????
4の倍数+1 そのまま飲んで終わり
4の倍数+2 ……ん?
4の倍数+3 おっ、腕をあげたな!

※ファンブルなしの追記を忘れてました。(一連のイベント冒頭にある通りです)
なお、ここからは展開上ファンブルありになります。

##########

「……ん?旨いけど、少し甘いな」

俺は野菜とベーコンの炒め物を口に運ぶと、僅かに違和感を覚えた。まずいわけではないが、妙な甘さがある。

「ですね。これって?」

ノワールがニッと笑った。

「えへへ、隠し味があるのよ。二人が疲れてるだろうと思ってね」

そう言うと、キッチンから葉野菜を持ってきた。

「これは?」

「キュラリアっていうの。珍しいハーブなんだって。ダリウスさんが療養中に、これをお茶にして飲んでたらしいよ。疲労回復の効果があるんだって。
こうやって料理に使ってもいいって言ってた。ちょっと癖はあるけど、美味しいでしょ」

「まあ、確かに」

食べているうちに心なしか身体が軽くなってきた気はする。ノワールなりに気を使ったということか。

3の倍数か3の倍数+1 ……ん?
3の倍数+2 そのままイベント終了

9の倍数で……

※特殊イベント発生(基本は強化イベント)

書くのにエネルギーが要りそうなのでここで切ります。

少し進めます。

……いや待てよ。軽くなっただけじゃなく、身体が熱い。特に……下半身に血が集まっているような……。
ヘカテルを見ると、困ったような目で俺を見ていた。目が潤んでいて、どうにも情欲が……

俺はノワールを睨んだ。

「一服盛ったな」

ノワールは慌てたように手を振る。

「ち、違うの!これは、その……」

「違わないだろ!催淫薬でもなければ、こんなことには……」

彼女が身体の交わりが好きなのは知っている。俺も決して嫌いじゃない。しかも身体の相性は、相当いいと言えた。
ヘカテルはどうだか知らないが、処女だったのにあれだけ乱れたのを見ると、性行為自体にそう抵抗はないはずだ。

だが、それにしても時と場合による。ましてこういう薬に頼るなど、言語道断だ。俺はバンと机を叩いて立ち上がった。

ノワールが涙目になった。

「……ごめんなさい、キュラリアの効力を高めるために、相乗効果のあるハーブも入れたの。
体力回復の効果が大きいし、潜在能力を高める効果もあるって古文書にあったから……でもまさか、こんな効果まであるなんて……」

ノワールが顔を覆って泣き出した。俺とヘカテルは困惑して顔を見合わせる。

「ノワールさん、じゃあこれは……」

「多分、副作用だと思う。でもこんなものなんて、聞いてなかった」

ヘカテルがノワールの肩に手を置いた。

「いいんですよ。そういうことなら。サイファーさんも怒らないで」

上手く仲裁に入られたな。俺もふうと息をつく。

「……まあ、そういうことなら。しかし、そんなに効果が……!?」

その瞬間、身体の全ての毛穴が開いたかのように、熱が全身を駆け抜けた。……何だこれは??

3の倍数 ?????
3の倍数+1 成長ポイント+4p
3の倍数+2 上限再設定(27に、1上げるために7p必要、27で超特殊能力)

9の倍数で???

昼に再開します。成長ポイントは+4→6に再設定します。(さすがに安過ぎるため)

こいつほんとに女大好きマンだったサイファーか??w

少し進めます。

>>635
まあ決戦が近付く中、ヤって受かれてられんということですね。
ただでさえ色々な責任や任務が彼にのし掛かってて仕事人間化しているわけで、そこで軽い気持ちで一服盛られたとなれば怒るでしょう。

……とはいえ(以下更新内容参照のこと)

女難要素はまだ続いて欲しい

「……これは??」

力が満ち溢れている気がする。ノワールがえへっと泣き笑いした。

「上手くいってよかった。効果が出てきたみたいね」

ヘカテルも同じような感じらしく、少々戸惑っている。

「ストマフィリア中心に幾つか炒め物に混ぜたの。入手しにくい品らしいけど、甲斐があったわ」

「わざわざこのために?」

ノワールはこくんと頷いた。

「向こうに行けなかったから、せめてこれぐらいはしたかったの……きゃっ」

俺は急に愛しくなり、彼女の小柄な身体を抱き締めた。

「……ありがとう。本当に」

「いいの。……ヘカテルちゃんもおいで」

「えっ、お邪魔じゃ……」

ノワールは笑ってヘカテルを手招きする。

「あなたも大事な人だからね。ほら」

ヘカテルも俺と一緒にノワールと抱き合った。……凄く安心する。張り詰めていた気分がほぐれるようだ。

と同時に、また下半身が堅く、熱くなるのを感じた。……こいつはどうしたものかな。
横を見ると、ヘカテルが泣きそうな顔で俺とノワールを交互に見ている。

「どうしよう……もう、我慢が……」

彼女はそう言うと、俺とノワールの頭をぐいっと抱いて自分のそれに引き寄せた。

「……チュッ、チュッ……ちゅる……」

俺たちの唇に啄むようなキス。それをいち早く受け入れたのは、ノワールだった。

「……ちゅるる、あむっ……ぷはっ。サイファーは、しないの?苦しいでしょ」

ノワールは艶っぽく笑う。そう言えば、彼女も同じものを食べたはずだ。……状態が同じでないわけがない。

「さっきの副作用の話、嘘だな。催淫効果、知ってただろ」

「……ごめん。元気になってほしいのは本当だけど、サイファーとヘカテルちゃんとしたかったのもあるの。
……このまま帰ってこないんじゃないかって、思ったから。二人を確かめたくって」

しょんぼりと肩を落とすノワールに、俺は軽い溜め息をついた。そして苦笑する。

「……分かったよ。体力はさっきの料理で戻ったし。その代わり覚悟しろよ」

「うんっ!!」

そう言うなり、ノワールは俺の口に舌を挿し入れてきた。俺はそれを迎える。

「あんっ!!……ああっ……もうこんなに……」

ヘカテルの嬌声が聞こえる。横目で見ると、ノワールがキスの一方で、器用にヘカテルのズボンに手を入れて股間をまさぐっているのが見えた。

「ちゅる……んふふ。あれからまた勉強したの。今日は、覚悟してね?」

ノワールの満面の笑みに、俺は今日は寝られそうもないと直感した。

01~15 翌日コンマに-10の修正
16~80 何もなし
81~99 翌日コンマに+10の修正
(装備によるコンマ修正限界を一時的に突破します)

※特になし

翌日に移行します。再開は夜です。

>>637
どちらかというとそれはマルコに降りかかりそうですね。
サイファーもカミュ絡みでまだなしとはしないですが、低確率ですし多分それは政治的な話になります。

再開します。

###########

「どうした大将」

ぼんやりと王宮の廊下を歩いていると、後ろからポンと背中を叩かれた。トニーだ。

「ん、ああ。ちょっとな」

「また3Pか、若いねえ。しかし、あの嬢ちゃんがちゃんとできるのは未だによく分からねえな……。その分だと徹夜か」

「……まあな。疲れはないが、変な感じだ」

余計なお世話だと言いたかったが、妙にその気が失せた。相当濃密に愛し合った満足感か、それともノワールの房中術の効果か。あるいは例のハーブの効果もあったかもしれない。

45-賢さ(22)=23以上で成功、ファンブルなし

※成功

「……というか、お前も寝不足っぽいぞ」

俺は微妙に目をしぱしぱさせているトニーに気付いた。

「な、そんなことは……」

「誤魔化すなよ、ただの寝不足じゃないな?……それに、何でこの時間に王宮にいる」

俺は家を早めに離れ、エデルと「異世界」行きの面子について相談することになっていた。時間はまだ朝の7時半。普段王宮近くの宿にいるはずのトニーが、ここにいるのはおかしい。

「ああ、ちょい用が「あらトニー、ここにいたの」

トニーの後ろからエリスが小走りで現れた。彼女がこの時間にいるのは不自然ではない。仕事中毒の彼女のことだ、大方王宮の諜報部の部屋で泊まっていたのだろう。

……にしても少々妙だな。

45-賢さ(22)×1.5=12以上でイベント継続

※成功

エリスがこの時間にいるのはともかく、トニーがいることは妙だ。しかもそれをエリスが知っているのも変だ。まさかな。

ただ、二人の距離は妙に近い。これは、俺の推測が当たっている可能性が高そうだ。
まあ二人とも大人だし、俺が口を出す話ではない。というより、徹夜で性行為をしていた俺が言えた立場でもないが。

1 二人が昨晩一緒だったのを指摘する
2 知らないふりをする

※安価下、多数決ではありません。考察不要
※進行に大差はないはずです

……やめておくか。人の恋路に茶々を入れるのは。昔の俺ならやっただろうが、エリスが妙なキレかたをしそうな気がする。

トニーは俺を一瞬見たが、俺は軽く首を振った。彼ならこの意味が分かるだろう。

「や、ちょいと散歩してたらサイファーに会ってな。なあ」

「まあ、そんなとこだ。これからエデル宰相の所に行くが、どうするか?今日のことだが」

「『異世界』に少し行くって話ね。マエザキ、って人の所だっけ」

「そう。浄化弾の補給ができないかと思ってね。他にも向こうの様子を確認したい、とかちょこちょこ用事はある」

※3の倍数でエリスとトニーも同行

※同行せず

「トニー、戻らなくていいの?」

「ん……まだいいだろう。何かあれば俺に連絡が来る。しばらくはこっちの調査だな」

どうやらトニーもひっそりと通信機は持っているらしい。まあ、問題はないか。

「じゃあ俺は行くか。また」

俺は去りながら手をひらひらと振った。「頑張れよ」という言外の意味をエリスが悟ったかまでは、俺には分からない。

###########

「サイファー。さっき連絡があった。ダリウスとナージャが、今日の『異世界』行きに同行したいと言っている」

「ダリウスとナージャが?……まあ、分からなくもないですが」

俺は微かな驚きと共に、エデルに返した。

「確か、二人とも『一族』の依り代だったな。彼ら関連の話があるということだろう」

「ですね。断る理由もないですし、とりあえずは決まりですか。あとは他に誰を連れていくか、ですね」

「みらい」の搭乗枠には余裕があるが、あまり大勢で押し掛けるものでもない。
さて、誰を連れていくか。

※同行者を決めます。選択できるのは以下です。

ノワール
ヘカテル
マルコ
火蓮
アミール
ユリリエ

人数は無制限ですが、2人までを推薦します。仮にベネディクト再来襲となると、相応の戦力が必要です。

0000までの多数決とします。考察はまずは不要で行きます。

それぞれ連れていった場合何が起きるのかを判断材料として知りたいかな
ノワールの場合装備の話(+ネーロとのイベントあり?)とかユリリエの場合カミュ関連でイベントが起きた際有利に働くとか部分部分での推測はできるけど。

>>655
進行上のヒントを。

ノワール
仰った通りです。ダリウスとナージャがいるため、何かしら装備は手に入ります。翌日まで拘束されるかもですが。

マルコ、火蓮
エクソダス関連の話が爼上に上ります。通常だとバッドエンド気味のルートですが、変化があるかもしれません。
マルコについては「ジュリア」絡みのイベントもありそうです。

ユリリエ
仰った通りです。カミュ絡みで動きがあります。

アミール
蛇の力の制御について情報があるかもしれません。

ヘカテル
絆効果による低コンマ、ファンブル防止の意味はありますが、ストーリー上は変化はありません(ただ地味に重要です)

日付が変わったので仕切り直します。翌朝までの多数決、基本3票先取です。考察は引き続き基本不要です。

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上げます。

もう一度上げます。

少し進めます。

「ノワールとユリリエですかね。ノワールの父、ネーロ氏が向こうで何か開発しているようです。彼女用の何かかと。
まだできていないらしいですが、連れていくことで進展があるかもしれないです。
ユリリエについては、カミュ国王の経過観察を兼ねて、ですね。もう落ち着いたはずですが」

「異論はないな。じゃあ、電話で各人に連絡を。その他については自由行動とする。
戻り次第、ウィルコニア侵攻かどうかを判断することになろうな」

俺は頷いた。できれば早めに作戦開始と行きたいが……浄化弾の実入り次第か。

「ええ。あまり時間はかからないはずです。行ってきます」

############

※20以下で侵攻イベントあり

※クリティカル

内容を再判定します。

3の倍数 ゲイツを滝が捕縛していた
3の倍数+1 ノワールの装備完成済み
3の倍数+2 浄化弾の量産化開始、弾×5

9の倍数なら全部、ファンブルなし

###########

「早かったな。マエザキ教授の所か」

タキとリナがトウキョウの基地で出迎えた。リナのお腹は、しばらく見ないうちにはっきりと膨らんでいる。

「ああ。物資補給と、ノワールの装備を見に、な。
聞いているかもしれないが、あまり状況は良くない。複数ある世界の分岐から、刺客が送られてきている。キリがない」

「だが、コーウィンは捕まえた。そして彼を正気に戻す手段を探しているわけだな」

ふっと笑うと、タキがズボンのポケットから5つの銃弾を取り出した。

「……これは……浄化弾じゃないか!?」

「そうだ。量産化のメドが立った。とりあえずは、この5発だ。多分、『一族』にも効く。1発じゃ不足でも、これだけあれば十分だろう」

※80以上で追加イベント、95以上なら?
ファンブルなし

※クリティカルのため昇格、ダリウス&ナージャの介入あり
(浄化弾強化イベント)

夜に再開します。

再開します。

「しかし、どうして急に?」

「ナガトさんの協力があったから、らしいわよ。ですよね、ヘルラさん」

リナの宝石から声が聞こえた。

『B型ウィルスに対応できるよう、彼が指示したらしいわ。私たちの世界では、彼もまた研究者の端くれであったから……。
私はリナとトウキョウにいたけど、一度オルディニウムとウィルスの関係についての研究は目を通しておいたわ。後は、浄化弾の薬剤を魔力で変質させるだけでいい』

その時、ナージャの宝石から返事が返ってきた。

『母さんか!?ちょうどこれから向こうに行くんだが、あなたにも来てほしいんだが』

少しの沈黙のあと、リナが難しい顔をした。

「さすがにそれは難しいです。お腹の子供が……魔素の影響は、あまり良くないみたいなので。
鉱石は消えても、魔素は若干ですがまだ残存してるらしいんです」

『ただ、A型とB型ウィルスの違いは分かったわ。あなたたちなら、多分組成式を理解できるはず。リナ、私を彼らの宝石にくっつけて』

リナが3つの宝石を触れ合わせると、少し光が生じた。

『これって……何か魔法を?』

『そういうこと。魔力で組成式の情報を送ったわ。私の推定だけど、多分合ってる。
それを基に、浄化弾を改良できるはずよ。現状効きにくいB型にも、効力があるものになるはず』

リナが一歩引いた。

『あとはあなたたち次第。私たちの世界を救うため、頑張りなさい』

『『……分かりました』』

感極まったように、二つの声が響いた。これは、ひょっとすると……かなりの朗報かもしれない。

俺はタキを見た。

「ところで、ゲイツの足取りは?」

01~25 嫌な情報がある
26~70 ようとして知れない
71~85 場所の検討はついた
86~94 追跡中だ
95~98 現在、俺たちが捕縛作戦中だ
99   実は……

※絆効果で再判定

「現在追跡中だ。都内某所に女といたところを発見され、そこから北へと逃げたのは分かっている。
どうやら女性限定でかなり意のままに操れるらしい。使い終わったら廃人にして、ポイだ」

「……北?まさか」

タキは溜め息をついた。

「多分、マエザキ教授の施設は把握されてるな。ネーロ氏の予知は、多分これだ。
だが、こっちもそれは読んでいる。陸路で群馬に行く道は検問で完全封鎖した。JRも抑えてる。
ゲイツは変装の達人らしいが、奴はこちらの世界を知らない。基本、案内人なしでは辿り着けないはずだ。
それに、引き続きギッグス隊が協力に加わっている。さすがに1対1では分が悪いが、こちらの火器を向こうにして戦えるとも思えない」

「本当に大丈夫なの?」

ユリリエが苛立ったように一歩前に出た。タキは静かに笑う。

「君が噂のリナさんの妹か。大分タイプが違うが、いい目だ。
問題はない。何故なら奴に発信器をつけているからな」

そう言うとタキはディスプレーに巨大な地図を映した。

01~10 そんなっ!!
11~25 何?
26~60 埼玉県内、川越市で止まったか
61~94 練馬か
95~99 また六本木か

「何?」

タキの表情が固まった。

「どうした?」

「……やってくれるな。発信器は、荒川の川の中だ。さすがに気付いたか、服ごと捨てたらしい。この分だと、熊谷までは確実に来たということだ。
そこから先は分からない。が、突破はされてないはずだ」

ユリリエが不満げに言う。

「あなた、カレンの兄でこっちの世界の指揮官なんでしょ?奴はそんなに甘くないと思わないわけ?」

「無論、思ってない。だから、身重のリナさんにも協力してもらうことになった。後方支援だが」

なるほど、彼女がここにいた意味が分かった。作戦の説明を受けていた、ということか。

「戦闘はあまりできないけど、治癒術はできるわ。ヘルラさんもいるし、心配は要らないわよ」

「……ならいいけど。姉さん、無理はしないで」

ユリリエが小さな声で言うと、リナは笑顔で返した。

「大丈夫よ。守るものがある女は強いの。あなたもじきに、分かるようになるわ」

「……守るもの、か……」

ユリリエが唸った。とにかく、先を急ごう。

############

「おお、早速来たかね。浄化弾は、受け取ったかな?」

マエザキが大仰な身振りで出迎えた。

「ええ。それについてはここに。ただ、後ろのナージャたちがこれについて話があると。さらに改良できるかもと言ってました」

「本当にか?」

ダリウスが頷いた。

「お初にお目にかかります。ダリウス・トリニダードといいます。ナージャの婚約者です。私にも、彼女と同じような力が」

そう言うと、宝石が光りフィオナが現れた。ジュリアンもだ。

「あらあら、急ねえ。とにかく初めまして、ですわね。隣の愚弟の姉、フィオナと申します。お見知り置きを」

「愚弟は余分だよ、姉さん……。マエザキ教授、お久し振りです。僕らは魔力の流れを把握するのに長けています。それはアズーリの件などで、ご存じのはず。
今回は僕らの力を使い、浄化弾をさらに強化させたいと思いますが……どうです」

マエザキがにこやかに頷いた。

「異論はないな。是非、やってくれ。装備と言えばノワール君。君の装備だが……」

01~10 両方未完成
11~20 服が未完成
21~30 杖が未完成
31~80 両方完成
81~94 両方完成+何かのアイテム
95~99 上+?????????

「ロッドと専用防護服、両方できている。ネーロさんはナガト氏の件でまだ上にいるから、先にこっちを見ていくかね?」

マエザキは奥の部屋へと歩き出した。そして重い扉を開くと、数人の研究員が何か作業をしていた。

「シェフィールド君、依頼のものは?」

「ええ、すぐ。ってサイファー君たちか!その節には、世話になったね」

眼鏡の男が俺の手を握ってきた。

「あ、アリスさ……いや、アリスの」

「ああ。会議にも出てたが、ちゃんと話す機会がなくてね。改めて礼を言うよ。さて、ノワールさんだったかな。これが、君の新しい装備だ」

…………

※ロッド(コンマ下)
3の倍数 ブラックロッド(魔力に応じた攻撃力、瞬間火力は極めて高い)
3の倍数+1 アンプリファイド(魔法攻撃力倍化可能)
3の倍数+2 フォーチュンロッド(コンマ操作型)

9の倍数かクリティカル ロッド・オブ・キシオムバーグ (上位神器並み性能、バリア破壊など)

※防護服(コンマ下2)
9の倍数以外 エネイブル(魔法攻撃を相当遮断、かつ物理ダメージ半減、地上世界でも魔法ペナルティなし)

9の倍数かクリティカル ブーステッドスーツ (上の物理ダメージ軽減効果大のもの、魔法攻撃力にボーナスなど)

ファンブルなし

性能は明日に回します。

なお、ブラックロッドでも条件付きでバリアは割れます。キシオムバーグのロッドほどではないですが、火力は十分です。

ジュリアンとフィオナが揃ってるし提供されたロッドと防護服を更に強化するって事はできる?
特に杖は魔翌力を使用する性質上魔翌力の流れを把握する2人の力を最大限に活かしてパワーアップできると見たが。

>>693
それはできます。時間さえあれば、ですが。

とりあえずゲイツを捕まえに行くのかどうか次第ですね。行かないなら問題は少ないでしょう。

少し進めます。

「まずはこれだ」

シェフィールドは黒い棒を机に置いた。長さは20センメド程度。金属製だろうか。
ノワールは手に取ると「うわっ、小さいし軽いね」と感嘆の声を漏らした。

「でも、これが新しい武器なの?確かに軽いけど、今のロッドでも……」

「僕にはよく分からないんだが、それに魔力を込めてごらん。すごいものが見れるよ」

首を捻りながらノワールが手に力を入れると……


ブウォン


重い音と共に、ロッドの先端から魔力の刃が現れた。それも、相当凄まじいものだ。

「えっ……え??何これ??」

ノワールが汗をかきながら力を抜くと、刃は消えた。

「そいつはブラックロッドという名前だ。全体をアンバライトの粉末でコーティングしてある。
勿論、それを介した魔力は増幅されるんだけど、こいつの真価はこれだ。『魔力の刃』といって、使用者の魔力を一時的に大幅に高め、刃の形にするんだ。
ネーロさんが実演したけど、何でも斬れる。本当に何でも、ジャパニーズトウフのようにね。ナガト氏すら驚いていたぐらいだ」

「確かに凄いわ……でも私に接近戦なんて」

シェフィールドが「うーん」と唸った。

「そこは、『確実に当たる』状況を作るしかないね。ただ、火力は間違いないものだよ」

・ブラックロッド
HP+60、ダメージ修正90、ダメージ軽減20、コンマ修正10
知力、賢さ+5
クリティカル倍率+2倍、1戦闘に1回のみ「魔力の刃発動」
ダメージ×7倍、貫通、バリア破壊効果あり、ダメージ基準は知力、70以上でクリティカル扱い、近距離のみ

エネイブルは昼に。

「あとはこいつだな」

シェフィールドは箱から青い服を取り出した。飾り気のないほぼ無地の服だが、光沢がある。
胸の辺りに宝石のようなものがはめられている。アンバライトだろうか。

「魔法阻害効果を持たない新型防護服『エネイブル』だ。『可能にする』という言葉通り、利用者が魔力的行為ができるようにしたものになるね。
従来品は魔素からの防護に重きを置いていたけど、これは無害化を重視してる。遮断効果はやや劣るが、ネーロさんのような人でも力を発揮できるようにはなってる。
顔の部分は、見えない魔力の壁みたいなもので守っているそうだ」

「でも、この世界は魔素不足なんじゃ……」

不安そうなノワールに、シェフィールドは笑って答えた。

「この中央のアンバライトが肝だね。魔素吸収と共に、無害化されたそれを服の内側に満たすのさ。
君がこっちで体調を悪くした話は聞いてるけど、それもこれで予防できる。
難点は、物理防御という意味ではそれほど期待できないということ。『DEMO』にも劣るから、そこは注意して。
数分に一度だけバリアは張れるけど、当てにし過ぎない方がいいね」

ノワールは服を手にとって、自分の前で拡げた。

「大きさはいいかな……似合うかしら」

「いいんじゃないか?それぐらいの方が、ノワールらしい」

簡素な見た目だが、それがかえってノワールの清楚な美しさを引き立たせている気はする。少しゆったりとした造りなのもいい。

・防護服「エネイブル」
HP+35、ダメージ修正20、ダメージ軽減35、コンマ修正10
知力、耐久力、魅力+4
「バリア」を1戦闘につき1度発動可能、自身へのダメージ5分の1に

「じゃあナガトさんの所に行ってみるか。一応、作業も終わっているだろう」

俺たちは大型鉱石のある場所に向かった。

……

01~20 ナガトの「奇跡」発動回数2回のみ
21~40 ナガトの「奇跡」発動回数3回のみ
41~75 ナガトの「奇跡」発動回数4回
76~94 上+オルディニウムの残存あり
95~99 ??????????

ぶつ切りで申し訳ありません。夜にまた再開します。

再開します。

「おお、来たか。……ノワール、久し振りだね」

上がると、ネーロが俺たちを出迎えた。ノワールは小走りで彼に向かい、抱き付く。

「父様……ありがとうございます」

「何だ、大袈裟だな。……向こうは、大変だったようだね」

ノワールは小さく頷いた。

「でも、あと少し頑張る。サイファーたちと一緒に」

「……そうか。ナガトさんの件だったね。処置は終わったよ。こっちへ」

奥の部屋へと歩いていくと、途中でオルディニウムの鉱石が見えた。かなり小さくなったが、まだ青く光っている。

「魔力注入は、一度にできないらしくてね。彼の頼みもあって、これだけ温存させてもらった。研究は、まだ続けられそうだ」

なるほど、ジュリアンとフィオナがすんなり実体化できたのはこれが理由か。俺はオルディニウムの鉱石を横目に見ながら、部屋に入る。

「やあ。……『一角獣』か、その手のものが、かなりやりたい放題やろうとしてるようだね」

右手をひらひらと振って、ナガトが言う。金髪部分は、前髪の半分ぐらいになっていた。

「ご存知でしたか」

「ネーロ君に、少し話は聞いてたからね。ただ、『異世界』との扉を開けられるとなると、話は相当厄介だ。もう、どんな増援があっても不思議じゃない」

俺は静かに頷き、ナガトを見た。

「あなたの力が必要です。敵はエチゴだけじゃない。もっと強大かもしれない」

「……だね。幸い、少しばかりは力を行使できるようになった。問題は、そのベネディクトという男だ。
君も話に聞いているだろうが、彼こそは『一族』最強の男。どの世界線から来たかは定かじゃないが、疑い無く強敵だ。
僕も手合わせしたことがあるが、彼は強い。あの時も、彼だけ手を抜いていた」

「新大陸に、『一族』が攻めてきた時ですか」

「そうだ。君たちでも、簡単じゃない。それに……」

ナガトが顎に手をやった。

「僕やナガトと同じような存在、『終末兵士』が造られていたらかなり厳しい。僕で止められるか、だ。
正面から捩じ伏せるよりは、電撃戦。そして、異世界との道を完全に断つ。それ以外にないよ」

「ウィルコニアを、早めに叩く。そういうことですね」

ノワールが一歩前に出た。

「そういうことだ。明後日より明日、明日より今日。向こうが予測しないタイミングで、速攻を仕掛ける。
あとは君らの力と、僕次第だ」

1 あなたができることって?
2 どう速攻を仕掛ける?
3 他の脅威の可能性は?
4 その他自由安価

※安価下3多数決、考察不要

「ベネディクトや『終末兵士』以外に、脅威となりそうなのはいますか?」

ナガトは唸った。

「ベネディクトが死んだのは、今から500年前と聞いてる。だから、彼が来たのは少なくとも500年以上前から分岐した世界だ。
僕は君らの大陸の出来事には疎いけど、心当たりは」

ネーロの表情が固まった。

「……なくはないです。多分、私の先祖たちが、世界を守れなかった世界。そうなると、話はかなり厄介になります」

「……なるほどね。ただ、向こうの世界本来の脅威は、相当減ってる。コーウィンはサイファー君らが打ち倒した。
だから、別の世界からの協力者であるベネディクトが何を考えているか次第だ。単にオルドに乞われたか、別の狙いがあるのか。そこまでは僕には分からない」

ユリリエが厳しい表情になった。

「でも、分岐世界はあと2つあるんですよね?そこから何か来る可能性って、あるんですか」

※80以上で追加イベント

※追加イベントなし

「そこまでは分からない。異世界との扉を開くのは、本来相当大変なことだよ。
だが、少なくとも2つは開けられた。恐らくは、こちら側から。逆に言えば、早く動かないと事態はさらに混迷するということだ。
特に、『一角獣』や『蛇』が受肉したりしたら洒落にもならないな。それぞれの遺跡に縛られていても、これだけ厄介なのだから」

厳しい表情になってナガトは言う。そうのんびりともしていられない、ということか。

「そういうことだから、すぐに本来の世界に戻ろう。こっちにいるゲイツという奴なら、こっちの人々でも対応できるはずだ」

……さて。

1 すぐに戻る
2 ゲイツ捜索に協力する
3 ノワールの武器・防具強化を依頼する
4 その他自由安価

※安価下5多数決、考察必要

※3はどれだけ時間がいるかはコンマ次第です。なおかつ半々の確率で、ノワールが完成まで拘束されます。

1

なお、二つ→「過去世界」「500年前から分岐した世界」です。念のため。

>>719
考察をお願いします。シナリオ分岐点です。

3といきたいけどノワール拘束された場合にファンブル回避(00奇数にも対応)出来なくなるのは怖いから

>>722
OKです。カウントに加えます。

「ですね。浄化弾をもらって、すぐに行きましょう」

下に降りると既にダリウスとナージャが待っていた。フィオナとジュリアンは、宝石の中だ。

「とりあえず、できたよ。……」

01~80 対「一族」など一角獣系の効力向上
81~94 一角獣系に特効(正気化判定が大きくプラス)
95~99 ??????????

ダリウスに続けて、ナージャが言う。

「対B型ウィルスへの効能は跳ね上がったわ。これで、効きが悪いってことはなくなったと思う。後は、撃ち込むだけね」

「ありがとう……!これで、準備は整ったな」

※40以上でカミュ登場、95以上で???(コンマ下)
※85以上でシェフィールドから追加装備(コンマ下2)
※80以上でネーロから追加アイテム(コンマ下3)

全てファンブルなし

※何もなし

###########

少し休憩します。

とその前に。

※15以下で東京基地襲撃イベント、95以上だと……?

※何もなし

なお、早期帰還のため帰還時のイーリス襲撃イベントは確率極小です。

再開します。

##########

俺たちは急いで「みらい」に乗り、元の世界に戻った。「ジュリア」は基地の一角で厳重に守られているという。
彼女のこととゲイツの捕縛は、タキを信じるしかない。

##########

※05以下で襲撃イベント

※何もなし

王宮に着くと、薄手のシャツの男が出迎えた。久々に顔を見る気がする。

「ランダムさんですか」

「おう。思いの外早かったな。浄化弾は調達できたか?」

ジュリアンとフィオナが、宝石から実体化した。

「そこは抜かりないよ。しかも、効力を高めた改良版にしておいた。後は、これをコーウィン兄さんに撃つだけだ」

「ジュリアン兄とフィオナ姉か。ならぬかりはねえな。……ナガトは金髪が増えたな」

ナガトはははっと笑った。

「男振りが増しただろ?……で、これから僕も行くのかい?」

浄化弾を撃つ要員は、これに慣れているマルコをユリリエが呼び出している。ナガトまで連れていかずともいい気はするが……

1 連れていく
2 イーリスに残す

※安価下、多数決ではありません。考察不要

「いや、あなたにはこちらに残ってもらおうかと思ってます。万一のことがあったら困りますし、あなたがいればベネディクトが来ても問題ない」

ナガトが苦笑した。

「買い被りすぎだと思うけどなあ。まあ、お言葉に甘えておくよ」

ランダムが頷いた。

「じゃあ、マルコが来たら行くか。コーウィン兄が、正気に戻ればいいが」

※他に誰かつれていきますか?連れていく場合は付記お願いします。
安価下考察なしです(誰を選んでも緊急時以外は大差ないです)

「じゃあ、ちょっと待ってもらえますか?ヘカテルを連れていきます。単独なら、万一の時の迎撃にも安心ですし」

「おう、構わねえよ」

ノワールが少し心配そうな顔をしているので、俺は頭をわしゃわしゃと撫でた。

「大丈夫、すぐ戻る。これからウィルコニアかもしれないから、少し休んでくれ」

「うん、分かった」

……ベネディクト、か。奴は何を考えている?

##########

「来たようだね」

「次元牢」と呼ばれる殺風景な場所には、既に「一族」の面々が揃っていた。

※15以下でブレイズ不在、97~99で???
(95、96の場合は別のイベント)

※ヘカテルとの絆効果で再判定(一応複数分岐ありのため)

※特になし

「コーウィンの様子は?」

エイリークがくいっと顎で硝子張りの部屋を示した。中には、鎖で何重にも巻かれたコーウィンがいる。

「下半身は別の場所だ。さすがに、正気に戻ったら戻さねばならぬからな。ただ、口は堅い。何も話そうとはせぬ。予想通りではあるが」

ジェラードが軽く溜め息をついた。

「そんなわけだ。僕は薬で良かったが、コーウィンは弾で何とかするしかない。
マルコ君、だったね。よろしく頼む」

「分かりました」

俺とマルコは、何重にも張り巡らされた硝子の扉を通った。一緒にジェラードも付いてきている。

※15以下で襲撃イベント(ネンヤ発動対象)

※何もなし

コーウィンのいる大部屋に入ると、何とも言えない寒気がした。……これは??

「空間を微妙に歪曲してあるんだ。ここが『次元牢』と呼ばれる所以だね。
僕が歪みを中和しているけど、そうでないと君らはそれに千切り取られる。気を付けた方がいい。
コーウィンが正気に戻ったら解除するけど、念のためだね」

ジェラードが俺を見上げた。やはり、よく知らない技術か魔術式が使われているようだ。

コーウィンの前に着く。コーウィンは、金属製の轡を付けられていた。

「念には念を、ってとこだね。じゃあ、頼む」

ジェラードが鉄鎖の一部に隙間を作った。ここを撃て、ということらしい。
マルコは頷き、銃弾を放った。

01~10 うううううっっっっ!!!
11~30 あっがぁぁぁぁぁ!!
31~99 コーウィンは激しく痙攣する。しばらくすると、それが収まった

※ネンヤ発動、再判定

今って回避は残り何がある?

「あっがぁぁぁぁぁ!!!!!」

轡越しにコーウィンが絶叫する。相当な苦痛があるようだ。

「効いてないのか?」

「……そんなはずはないはずです。マルコ、もう一発を」

マルコが汗をかきながら、小さく頷いた。

01~05 うううううっっっっ!!!
06~10 あ……あああっっっ……(次回失敗でコーウィン死亡)
11~99 コーウィンは激しく痙攣する

>>757
確かヘカテルとの絆効果によるファンブル回避(上のファンブル回避はヘカテルが上で待機中のため使えず)、ノワールとの絆効果によるファンブル回避ですね。

※改良浄化弾残り3発

「……あ"あっ…………」

コーウィンは激しく痙攣する。しばらくすると、それは収まった。

「……死んで……はいないようだな。これでいいのか?」

「多分。ジュリアンさんとフィオナさんの説明によれば、ですが」

簡単にではあるが、改良浄化弾の効能は効いていた。一時的なショックで痙攣が起きるが、そこから薬剤が全身へと渡っていく……ということらしい。
しかし、「一族」は言ってみればオルディニウムウィルスにより変異した人類だ。効きすぎると、却ってまずい気もするのだが……。

ジェラードは、ぐったりしたコーウィンを背中に背負うと、上で待つランダムたちに合図をした。妙な寒気も消えていく。

「では、上に行こうか。目覚めたら、聞きたいことは山ほどある」

###########

※目覚めたコーウィンは……

01~15 人間に戻ってしまった(再判定)
16~25 一時的記憶喪失と能力減衰(超回復能力喪失、今後は戦力にならず)
26~40 一時的記憶喪失
41~94 特になし
95~99 ??????????

※何もなし

夜に再開します。通常ルートですので、介入がなければ色々訊けます。
なお、超回復能力がある彼でもさすがに即参戦は無理です(この後すぐにウィルコニア侵攻となった場合、コーウィンは参戦不能です)。
(95~99でこのルートのはずでした)

再開します。

#########

「……ぐっ……」

コーウィンの目が開いた。

「目覚めたようだね。気分は」

「……最悪ですね。下半身もどこかに行っていますか」

ジェラードの問いに、うんざりしたようにコーウィンが答える。
ブレイズが目を閉じ、ふーっと息をついた。

「頭を探りましたが、正気です。もう拘束は解いていいかと」

「兄の頭を勝手に覗き見るとは、良い身分になったものだな、ブレイズ。
とはいえ、救ってくれたようだな。感謝する」

「救ったのは私ではないですよ。そこの人間です」

コーウィンが俺を見た。

「……貴公か。薄ぼんやりと記憶がある。イーリスとかいう国の男か」

「コーウィン、記憶が……??」

「いや、恐らくは混乱しているだけです。そもそも、オルドの精神支配が相当きつかったようですね。
貴方も支配は受けていたのでしょう?」

「まあね。似たような方法で僕も正気に戻った。君の方が支配が強かった理由は、イマイチよく分からないが」

※90以上で情報あり、ファンブルなし

※特になし

コーウィンは少し考え、軽く首を振った。

「そこは分かりませんね。……状況を簡単に説明してくれませんか。後、下半身も」

ジェラードを中心に、現在の状況が簡単に説明された。
簡単には理解しがたい事項ばかりのはずなのに、コーウィンは顔色一つ変えずに聞いている。
どうも、本来のコーウィンはほとんど動揺などを顔に出さない人間らしい。
俺たちと戦った時の彼はもっと感情を出す男だったようだが……。


「ベネディクトが……。なるほど」

「そうだ。『異世界』との扉が開かれて、こちらに来たと聞いている。当然、君なら知っているはずだ」


※20以上で知っている、50以上でほぼ知っている

※クリティカル、詳細を知っている

コーウィンは目を閉じて「思い出した」と呟いた。

「ウィルコニアに、次元転移装置があります。500年前には起動方法が遂に思いつかなかったものです。
確か、サロメが起動しようとしたが断念した、という記憶が。オルドは知っていたようですね」

「なるほど、オルドが君を通してやらせた、というわけか」

コーウィンは頷いた。

「オルドの目的は、この世界における『一角獣』の力の完全なる掌握です。
そのために新大陸のエチゴを呼び寄せ、私とゲイツ、そしてオルドの依り代によって捕縛し、吸収するつもりだったのです。
だが、いくつか大きな計算違いが起きた。その最たるものが、『依り代』の開発遅れでした」

確か、その話は聞いている。マルケの子はせいぜいが「幼体」であり、まだ力は発揮できないということだった。

コーウィンは時折何かを思い出したかのように言葉を切りながら、話を続けた。

「……そこで、オルドは次善策を打ったわけです。それが、次元転移装置の利用。
次元転移装置、と言っても全ての可能性がある世界と繋がれるわけじゃありません。
せいぜい『可能性が高そうな別の世界』、言い換えれば『ボタン一つの掛け違いで結果が激変した世界』です。
最近交流が始まったらしい『異世界』というのは、ある意味事故みたいな結果発生した可能性であり、本来は相当遠い可能性であったはずです」

「そうなのですか」

コーウィンが「ああ」と呟いた。既に下半身はくっ付き、失われたはずの腕が再生している。
こういうのを見ると、やはり人間とは全く違う存在と思わざるを得ない。

「一度繋がりができてしまえば、次元転移装置を使った行き来は比較的楽だがな。
転移先予測として、真っ先に出たものではなかった。
出てきたのは、500年前にシデたちが敗れ去った場合の未来。私は……いや、オルドは……そこでベネディクトを呼ぶという暴挙に出た」

「よく応じたものだね。彼にメリットなんてないだろうに」

コーウィンは再び考え込んだ。

※50以上で知っている(上がクリティカルのため優遇)

「……メリットなら、あったようですよ」

コーウィンが苦々し気に、ジェラードに向けて口を開いた。

「ベネディクトが来た世界は、ほぼ人類が滅亡した世界です。超高濃度の魔素の中、選民たる『新人類』が細々と暮らす、そんな世界です。
『穢れ』の象徴たる人類が消え、ベネディクトもサロメも満足していました。……が大きな誤算があった。
『蛇』の実体化と襲来。それに伴う『一角獣』の顕現化。
ベネディクト陣営の方が優位とはいえ、唐突に具現化した『蛇』の脅威に対抗するため、協力要請をオルドは受けた。
この世界において、『蛇』は既に死に体です。故に、その力を得て持ち帰ればよいと持ち掛けたわけです」

「代わりに自分たちに協力しろ、と。まあ確かに追い詰められてはいたからね……。にしても、厄介なことをやってくれるよ」

俺は少し考えた。……これはマズいのでは??

「ちょっと待ってください。ここには、まさに『蛇』の力を象徴する……『蛇の指輪』があるんじゃ!?
それを奪いにやってくるということは、十二分にあるんじゃないですか??」

「……確かに……。もうここに保管しておくのは危ういな。
一応、魔素が漏れない『箱』にアミールの指ごと入れているが、いつやってくるか……」

※10以下で襲撃イベント

※襲撃発生

その時、突然空間に歪みが広がった。俺たちの間に緊張が走る。

そこから出てきたのは……

01~20 ベネディクト、ケイン、サロメ、黒い甲冑の人物
21~50 ベネディクト、ケイン、サロメ
51~80 ベネディクト、ケイン
81~94 ベネディクト
95~99 再判定

そこから出てきたのは……昨日見た大斧の男と、黒い剣の男だ。後者はコーウィンに見た目がよく似ている。

「……雁首揃えて来ていたか。まあいい、まとめて殺すいい機会だな」

「……!!!!ベネディクトっ!!!!!それに……ケインもか!!!!!」

そこにいた「一族」全員が身構えた。俺も構える。

「どうもその具合だとコーウィン。まともな状態に戻ってしまったか?オルド王らしく強欲で高慢なお前の方が、僕は好きだったがな」

「……余計な世話だ」

その時、黒い剣の男の姿が一瞬消えた。

※30以下で……???

一瞬目をそらした瞬間に、男は次元牢の中に入っていた。これはっ……!!?

「まずいっ!!ケインの狙いは『蛇の指輪』だっ!!!誰か止めろ!!!!」

ジェラードが叫ぶ。

……

1 このまま諦める(「蛇の指輪」が向こうの手に)
2 瞬間転移でvsケイン戦(高確率で1対1、上は膠着状態)

※安価下5多数決、考察はひとまず不要

俺は箱がある場所に転移した。元々結界が張ってあるが、「一族」にとってそんなものはほぼ役に立たない。
目の前に俺が現われたのを確認すると、コーウィンそっくりの男はニタリと笑った。

「人間か。身の程を知れ」

「生憎危機に瀕して動かないほど、馬鹿じゃないのでね」

※70以上でエリック参戦

サイファーって手をつないだ人もまとめて転移できたような。ノワールとか近くにいなかったのかな

※エリック参戦

すると、横に黒髪の女が黒い剣を抜いて現れた。エイリークだ。

「サイファー、助太刀する。……ケインか、久し……くもないな」

「美しい女性だな。しかし何故俺の名を?そもそもそれは、俺の剣じゃあないか」

「まあこの見た目だからな。余と分からぬのも無理はあるまい。
とは言え、余では貴様は傷つけられぬ。サイファーの盾となろう」

ケインが一瞬のうちに10メドほど飛び退いた。

「その一人称、エリックか!?」

「左様。……侮っているが、この男は強いぞ。素直にベネディクトの所に逃げ帰るのを勧める」

ケインは……

※80以上で元の場所に戻る(この場合、「蛇の指輪」はサイファーが一応確保)

>>789
ノワールはここにいません。いるのはヘカテルとマルコですが、突然のことのため対応できなかったと言っておきます。

呪い防ぐ手段ないけどどうするのやら

「笑止!愚かな人間よ、覚悟せよっ!!」

※50以上で先制

※本戦闘では随時エリックが庇います。ただし、徐々にパーシャへの入れ替え確率が高まります。
パーシャになると完全戦力外です。庇うことも不可能になるため、大きく不利になります。

※上は基本は動きはありません。
(ベネディクトは大口を叩いていますが、数的不利もあり簡単には仕掛けません。
今回の本当の狙いは、自分を囮に使ってからのケイン突入なので、「蛇の指輪」が取れそうもないならベネディクトはとっとと逃げます。

※時間が経つとヘカテルやマルコの参戦確率が上がります。
ただし、ベネディクトの睨みは効いているため、簡単には動けません。

※先制

ここで一旦切ります。

>>793
一定条件が満たされれば、狂気度上昇リスクさえ負えば何とかなります。
そもそもマナキャンセラーは残ってますし、そこまでシビアでは多分ないです。

再開します。

俺はケインに向けて駆け出した。瞬間転移はすぐには使えない。まずは正面から斬り込む!

45-器用さ(24)=21以上で命中

※失敗

ケインは俺の一撃をあっさりと交わした。

「甘い太刀筋だな。それで俺とやりあおうなど!」

4の倍数 線斬り
4の倍数+1 横凪ぎ
4の倍数+2、3 通常攻撃

※通常攻撃

嘲笑いながらケインと名乗る男は剣を降り下ろしてくる。これは……

1 受ける(HP-100+ダメージ分、カウンターが当たれば回復)
2 避ける(HP-100、回避できれば追加ダメージは問題なし)

※安価下3多数決、考察不要

ここは受けてしまおう。身体は防護服の作用で軋むが、カウンターに賭ける!

ダメージ
((コンマ下×60-耐久力(42)×10-30)+100)÷2

※不屈の誓い発動
※ケインのワーウィンドルは常時2倍ダメージ
※30以下で追撃あり

コンマ下一桁の間違いです。すみません。

ダメージ 125
サイファー残りHP 501

※追撃発生

ダメージ
((コンマ下×60-耐久力(42)×10-30)+100)÷2

最初の行動分の自動現象入ってないかな

>>814
失礼しました。入れますとサイファー残りHPは451ですね。

なお、2発目以降も連撃が入ります。

ダメージ 1
サイファー残りHP 450

ダメージ
((コンマ下一桁×60-耐久力(42)×10-30)+100)÷2

ダメージ 65
サイファー残りHP 385

「がっ……!?」

俺は受けた瞬間、それを強く後悔した。一撃が重い……!!しかも、連続して来るとは……
肩と腕の骨が軋むのが分かった。ヒビは間違いなく入っている。

この一撃が当たらないと、事態は相当に厳しい……俺は祈るような気持ちで刀を返し、奴の肩口を狙った。

45-器用さ(24)×1.5=09以上で命中

※命中

ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×2

(ケインは常時ダメージ半減ですが、神器の効果で相殺してます)

ダメージ 1194
ケイン残りHP 40000-1194=38806

※ダメージは全快

俺の一撃はケインをかすっただけに終わった。体力は吸収できたが……まるで効かない??

ケインはすぐに距離を置いた。

「その刀……ダナが一時期持っていたものだな?なるほど、あれだけ打っても貴様に効いた様子がないのはそのためか」

俺は息を整えようと努めた。……強い。正直、一人で何とかなる相手では……

「お喋りが煩い男だ」

その時、エイリークが動いた。

01~50 攻撃を相殺、何もなし
51~70 エイリークがデバフを試みる(再判定)
71~94 エイリークがケインの背後を取る(再判定)
95~99 上の2つ両方

キィィィン……!!

剣同士がぶつかり合う音が響いた。エイリークの一撃を、ケインが受け止めたのだ。

「腕が鈍ったなエリック。その身体のせいか?」

「舐めるな下郎が……!!」

※15以下で上に動きあり

※クリティカル、再判定

5の倍数 ベネディクトが撤退指令
5の倍数+1、+2 マルコが参戦へ
5の倍数+3、+4 ヘカテルが参戦へ

10の倍数で???、ファンブルなし

その時、向こうから声が聞こえた。

「サイファーさんっ!!加勢します!!」

「マルコっ!!?」

上を見ると、ヘカテルが二刀を抜いている。状況は、一触即発の状況だ。早めに終わらせないと……!!

※50以上でマルコのターンへ、未満ならサイファー

俺はケインに刀を向けた。オーバードライブを使いたいが、しかし削りきれる自信はない。
まだ通常攻撃しか手がないことに俺はもどかしさを感じながら、刀を振りかぶった。

45-器用さ(24)=21以上で命中

※命中

ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×2

※クリティカル
(念のためですが、ダメージコンマのゾロ目は前作同様クリティカル扱いです)

ダメージ 6750
ケイン残りHP 32056

※一刀両断(使用制限あり)を使ってダメージを倍にしますか?
安価下3多数決、考察不要

※ケイン残りHP 25306

※朦朧発動
ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×2

再開します。

ダメージ 1146
ケイン残りHP 24160

俺の一撃はケインの肩口を深く斬った。……が、まだ浅いか??
追撃の胴薙ぎは明らかにかすっただけだ。

ケインは憎悪に顔を歪めた。

「下等生物が……!!もう容赦はしないっ!!」

マルコが構えるのが見えた。……間に合うのか??

※50以上でマルコ攻撃

※ケイン攻撃、再判定

5の倍数 魔力の暴走
5の倍数+1 姿を消す(指輪へ)
5の倍数+2 横薙ぎ
5の倍数+3 線斬り
5の倍数+4 通常攻撃

※通常攻撃

ケインは俺に剣を向けたかと思うと一気に斬りかかってきた!

「まずは貴様からだっ!!」

1 受ける
2 交わす

※安価下、考察不要、多数決ではありません

※無敵化を使いますか?

安価下3多数決、考察不要

俺は全身に力を込めた。さっきの感触からして……恐らく、まともにもらったら俺でも死ぬ。
ならば……切り札を使うしかない!!

身体が金色に発光する。ケインが降り下ろした剣は、俺の頭蓋に当たったところで止まった。
ケインが僅かに戸惑いを見せる。

※05以下で狂気度上昇

※狂気度上昇なし

俺は少しだけ身体をずらす。金剛石のような強度となった俺の身体は、ケインの剣を弾き返した。そしてその後にできるのは……

「隙ありぃ!!!!」

ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×10

ダメージ 5410
ケイン残りHP 18750

俺はケインを袈裟斬りにした。……まだ浅いか??

「ギッ……」

ケインは再び飛び退く。

「愚かな、.

kammm勝ち目Bなど最早ないぞ?人の可能性、甘く見た貴様に……」

エイリークが刃を向けてケインに言う。

01~20 ニヤリとケインが嘲笑った
21~70 何もなし
71~99 ケイン、そこままで

※文章が変なので書き直し、判定はそのまま
(眠りながら書いていたようです、申し訳ありません)

ダメージ 5410
ケイン残りHP 18750

俺はケインを袈裟斬りにした。……まだ浅いか??

「ギッ……」

ケインは再び飛び退く。

「愚かな、勝ち目など最早ないぞ?人の可能性、甘く見た貴様に……」

エイリークが刃を向けてケインに言う。

その時。

「ケイン、そこまでだ」

上から声が聞こえる。ベネディクトだ。

「……『蛇の指輪』はっ!?」

「いいから退くぞ、まだチャンスはある」

チッ、とケインが舌打ちをした。

※95以上で逃走阻止(コンマ下1、ベネディクト、再判定)
※90以上で逃走阻止(コンマ下2、ケイン、再判定)

ベネディクトは一瞬のうちに消えた。……プレーンウォーク??
そして目の前にいる男は、懐に手をやろうとしている。……こいつも逃げる気かっ!!

「逃がすな!!」

エイリークの声が響く。マルコは完全に攻撃態勢に入っていた。

※浄化弾を撃ちますか?(残り3発)
安価下3多数決、考察不要

「言われなくても!!……『動くな』!!」

マルコの声が響いた。

45-魅力(30)=15以上で成功

※不意討ち扱いに、強制命中

ケインが一瞬、ビクッと動きを止めた。マルコはそれを逃さず、引き金を引く。

ダメージ
(コンマ下1~3×8+知力(33)×8+40)×4.5

※1発目が浄化弾、クリティカルだと???

※計算式ミスです

ケインが一瞬、ビクッと動きを止めた。マルコはそれを逃さず、引き金を引く。

ダメージ
(コンマ下1~3×8+知力(33)×8+40)×9

※1発目が浄化弾、クリティカルだと???

これは再判定ってことかね

ダメージ 9648
ケイン残りHP 9102

「……あがぁぁぁぁっっっ!!!」

銃弾が当たると、ケインは後方に吹き飛ばされた。すぐに立ち上がるが、顔面は蒼白だ。

「貴様らぁあああ!!!」

※浄化弾の効果

01~10 特になし
11~50 血の呪い発生確率ゼロに
51~75 能力減衰(最終奥義などが打てません)
76~85 上+スタン(ほぼ戦闘終了)
86~94 正気に(とはいっても……??)
95~99 人間になる

>>876
コンマは採用済みです。失礼しました。

※特になし

怒りに燃えたケインは……

3の倍数 歯を噛み締めた(体力全快、増強)
3の倍数+1 黒い剣を上に掲げた(最終奥義発動)
3の倍数+2 強引に懐へと手を伸ばす

9の倍数 サイファーに突撃

ケインは強引に懐へと手を伸ばした。まさか、逃げる気か??

「貴様らは必ず殺すっっっ!!!だが、逃げるは恥だが役には立つ!この恥辱、覚えておくぞ!!!!」

※70以上で戦闘継続

※戦闘継続

「だからゴチャゴチャ煩い男だ」

エイリークが、ケインの胸元を剣で突いた。パリンと、何かが壊れた音がする。

「サイファー、やれっ!!!」

俺は頷いた。もう、決着の時だろう。
ただ、「血の呪い」だけは怖い。殺さないよう、かつ弱らせるよう、絶妙の加減が必要か……

※50以上で瞬間転移が使える

※瞬間転移はまだ使えない

1 オーバードライブを使う
2 通常攻撃する(残りHP5000まで削ればイベント)
3 上に援護を頼む(ターンスキップ、マナキャンセラーが暫く後で使えるように)

※安価下3多数決、考察不要

なお、ターンスキップした場合増強イベントや最終奥義発動が相応の確率で起こります。

オーバードライブを使うか?しかしあれはあまりに強力に過ぎる。瞬間転移もまだ使えない。
なら、普通に攻撃するより他あるまい!

45-器用さ(24)=21以上で成功

※命中

ダメージ
(コンマ下一桁×8+筋力(31)×8+知力(23)×8+85)×2

ダメージ 1194
ケイン残りHP 7908

刀は奴の腕の辺りを切り裂いた。これでは弱らせるには至らないか……

ケインが血走った目で俺を見る。

「クソっ!!計画は全て台無しだっ!!ベネディクトの奴も一人で逃げやがった!!……かくなる上は……!!」

※65以上でマルコが介入

※ケインの行動へ

3の倍数 歯を噛み締めた(体力全快、増強)
3の倍数+1 最終奥義
3の倍数+2 サイファーに突進、5連続攻撃へ

9の倍数、クリティカルで???

ケインは剣を上に掲げた。

「貴様ら、全員死ねっっっ!!!!!!」

禍々しい、魔力とはまた違ったエネルギーが黒い剣に次々と集まってくる。


これは……かなり危険な予感がする。


※50以上で上から介入あり、奥義発動が止まるかは再判定

※上から降りてきたのは……

3の倍数 ブレイズ
3の倍数+1 ジェラード
3の倍数+2 ヘカテル

9の倍数かクリティカル 3人全員

「ケインっ!!そこまでだ!!」

気が付くと、ジェラードが下に駆け降りてきていた。手には、マルケの時に持っていた大剣がある。

「ジェラードかっ!!丁度いい、地獄の怨磋と共に消えるがいい!!!」

※35以上でジェラードが止める

ジェラードが剣を振ろうとしたその刹那、部屋が一気に暗黒に満ちた。

……こいつは、本気でまずい!!!

45-賢さ(23)=22以上で成功、失敗でデッドエンド

※失敗でデッドエンドを取り消します。もう一度救済判定を入れます(低確率)

※「結界」を張る

……いや、これを耐える手段を俺は持っている。今が「あれ」を使う時だ!!!

「無敵化」の要領で、俺は身体に力を込める。そして、その力を一気に発散し、部屋全体を包んだ!!



「させるかぁぁぁ!!!!!!」



俺の身体から発せられられた光と、ケインの剣から発せられた闇がぶつかり合う。


※10以上でイベント継続

※イベント継続

闇は、徐々に光に押し戻される。そして。


「はあっ、はあっ、はあっ……」


俺は膝に手を当て、喘いでいた。ケインは汗を流しながら、「馬鹿なっ……!!」と呟いている。

※05以下で狂気度上昇

※狂気度上昇
コンマ下一桁×5

※クリティカル

どちらか選べます。

1 狂気度上昇のキャンセル
2 狂気度上昇はそのまま、かつ狂気イベントもキャンセル、覚醒カウンタ1上昇
(覚醒カウンタ5に到達のため、サイファーが人間でなくなる可能性が出ます。ただし、特殊能力が増えます)

※安価下3多数決、考察不要

なお、人間でなくなるとEDに影響が出ます。

その時、俺の頭を強烈な頭痛が襲った。……これはっ……??

しかしそれはすぐに止み、誰かの声が聞こえてきた。


「……お前は……力が欲しいか……?」

力?欲しい、それも今すぐにだ。

「いいだろう。ならばくれてやる」

※20以下でサイファー「蛇の眷族」に、「蛇の指輪」装備可能(デメリット大)
※人外化の計算式を変えています

※サイファーは人間のまま
狂気度 28(次回狂気イベント発生は50、25以下への低下は低確率)
(覚醒カウンタ5に到達のためです)

※特殊能力は……
3の倍数 アドレナリン・ドーピング(一条のもののデメリットなし版、1戦闘につき1回)
3の倍数+1 潜在能力解放(一部制限つき能力の制限解除、一刀両断など)
3の倍数+2 因果律改変(自前で不幸の宝珠効果、1日1回のみ)

9の倍数 幸運の使者(クリティカル範囲5拡張)

※特殊能力「幸運の使者」(現状90以上でクリティカル)

あの声は……異世界で会った「蛇」か……?

しかし、何か何でも上手く行くような気がする。根拠は一切ないが……これが「力」?


ケインに目を移す。奴は呆然と立っていた。斬ろうと思えば、容易く切れる、が。

1 斬る(5倍ダメージ、血の呪い発動確率大)
2 マルコに任せる(次の一手は安価)
3 放置してマナキャンセラーの到着を待つ(中確率で全快イベントあり)

安価下3多数決、考察一応不要

「マルコ、任せた。……俺では多分、殺してしまうだろうから」

「……僕が、ですか……?」

マルコは考え込んでいる。

……

1 浄化弾を使え(余程のことがない限り終了)
2 麻酔弾を使え(麻痺すれば終了)
3 普通に攻撃しろ(残りHP5000を上手く割れば……)

※安価下3多数決、考察不要

今のケインの状態的に3で攻撃すると不意打ちになりそうだけどどうなる?
不意打ちなら3に賭けたい、そうでないなら1

>>939
高確率で不意討ちになります。
ただ戦闘の経緯をよく読むと……

>>938
一応0~5000になれば、ケインは「ほぼ」機能停止します。マナキャンセラーも高確率で来るでしょう。ただ、低確率で……
0以下は丁半博打です。奇数デッドエンド、偶数戦闘終了になります。

ベネディクトは帰ったけどヘカテルまだ来ないの?

「浄化弾を使ってくれ。貴重品だが、背に腹は代えられない」

「分かりました」

マルコは狙いをつけ、引き金を引く。

01~03 特になし
04~30 血の呪い発生確率ゼロに、戦闘は継続
31~70 ダウン(戦闘終了)
71~89 正気に(とはいっても……??)
90~99 人間になる

>>944
下に降りてきています。すぐに合流するでしょう。

※浄化弾残り1発

パシュッ

肩の辺りに浄化弾が当たった。ケインは目を見開いて、マルコを睨む。しかし、声を発するより前に、全身が痙攣し出した。

「すぐにマナキャンセラーを!!!ケインを捕縛するぞっ!!」

ジェラードが叫ぶ。……やっと終わってくれたか。
俺は脱力のあまりに、その場にへたれこんだ。

#########

「む……ここは?」

ケインが目を覚ました。既に縄でぐるぐる巻きに縛られている。

「次元牢だ。もう君に力はあるまい、少なくとも、君の命運は終わりだ」

ジェラードが冷たく言い放った。

01~15 それで勝ったつもりか?
16~60 ケインの顔面が蒼白になった
61~75 ……状況が分からない
76~89 そうか
90~99 長い悪夢を見ていた

「そうか」

ケインは顔色一つ変えずに言った。ジェラードが少し驚いたように目を見開く。

「随分と殊勝だな。まあ君はこの世界の君ではないし、人格が多少違うのかもしれないが」

「人格は同じだ。ほぼ同じ世界線だからな。ただ、毒気は抜けた。
まあ、俺は死ぬべき運命なのだろうな。それは受け入れている。転生することも、もうあるまい」

ランダムが怪訝そうな顔になった。

「何か怪しいな。俺の知るケインは小物だぜ?命乞いをしたり、騙し討ちをしてくるもんだとばかり……あの浄化弾ってのは、心もキレイにしちまうのか?」

「……生まれついた邪悪は、キレイになることなどあり得ん。洗っても、黒は黒のままだ。白にはならん。
……ただ、俺を好き勝手に使ってくれたベネディクト、そしてオルドは許せん。
俺を殺すなら殺せばいい。むしろそうすべきだ。だが、ただでは死なん。あいつらに一泡吹かせてやる」

そう言うと、ケインは俺を見た。

「人間よ、悔しいが礼を言う。ベネディクト、ひいてはオルドの呪縛から解き放ってくれたのは、人生の最後としては悪くなかった。
訊きたいことがあるなら、答えよう。それをもって、ベネディクトへの復讐とする」

……さて。

1 ウィルコニアの現状
2 ベネディクトについて
3 「一角獣」について
4 ゲイツについて
5 向こうの世界について
6 共闘はできないか
7 その他自由安価

※質問の幅は広目です。ただ、高確率でケインは死にます。3問以上の質問は難しいでしょう。
(生き延びるのがいいかも微妙ではあります)

※安価下5多数決、考察不要

上げます。

余程変なこと聞くわけでも無いなら下3でもよさそう

>>954
多数決なので下3だとバラけそうというのがあります。
あと、高確率で質問制限付きです。(1問目終了からケイン死亡判定が入り、2問目終了時点でかなり厳しくなります。5問目突入で生存確定)
どれが優先順位が高いかを判断するには、下5がベターと判断しました。

ウィルコニアには審判の石があったはずだけどそこにアクセスできたのか、できたとしたら何か情報を引き出して何かした或いは何かしようとしてるって可能性はあるのかな

>>957
これは1として扱います。

上げます。

向こうの世界のケインだからあんまり知らないかも
というか1に三票入ってない?

>>957が改めて1に投票したのが>>960だったから2票だったよ

>>962
>>963ということなので決定はしてないです。

6
ここで宝玉使ったら本来あるべきだった双子の性格になったりして、とか思いつつ

再開は昼ですが、先に決戦投票だけ済ませます。
1と6で3票先取です。今回考察はあった方が望ましいです。

>>967
宝玉を使えば多分それは可能です。ただ、宝玉の使いどころがここかどうかという問題はありますが。

それと、ケインが宝玉を使って仲間になった場合の能力は前作及び今作の描写からお察しください。

現状既に宝玉がラストエリクサー状態なんだよなぁ

>>973
緊急時の一発逆転手段としてはなお有効です。(上の即デッドエンド取り消しはこのため)他にも想定している使い方はいくつかありますが、使える箇所では指示します。
なお、ケイン加入時の使用を止めるものではありませんし、想定外の箇所での使用提案も変なものでないなら受けます。

つか奇跡的な何かが起こると言われてる割に、前回デッドエンド時の使用(巻き戻しではなく回避として使った場合)後の展開は察してくださいとか言われてる辺りそこまでぶっ飛んだアイテムじゃないんじゃないかと思ってる。精々00偶数くらいじゃないか。00偶数2連発のシナリオ激変レベルとまでは行かなさそうだ

>>976
御推察の通りです。状況に依りますが、今回サイファーが結界を張るのを思い付かなかった場合で発動すると、デッドエンドは確定回避で現在のと近い展開になったはずです。
前回デッドエンドのように収拾が付かない状況での発動だと、向こうの一角獣(あるいは蛇)の介入でサイファーたちだけ強制転移、過去世界はほぼ崩壊という流れを予定してました。

00偶数の強制発動なので文句なく強力ですが、悪化しきった状況を完全にひっくり返すならなお運が要ります(発動後判定で00偶数など)。

残りレス的に>>1000チャレ先にやりたさもあるが

>>978
できれば先に決定ですね。

上げます。

そもそもケイン改心自体モヤモヤして受け入れられないからとっとと死んで欲しい

まだ1票残ってます。再開は多分次スレで。

>>986
現状改心はしてないと思います。ベネディクトへの復讐心が勝ってるだけで。

パラレルワールドとはいえ世界滅亡に加担してた奴の話ここまですんなり受け入れるだろうか…コンマの都合というメタ的な理由はあるにしても

1220まで決定しない場合は1とします。

>>989-990
まあそこはおいおい。

では1とします。

次スレです。移動をお願いします。

【コンマ】崩壊する世界を旅する24【安価】
【コンマ】崩壊する世界を旅する24【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531106723/)

なお、1000については以下のようにします。

50以上 再判定権(不幸の宝珠と同等)
80以上 強制成功権(僥倖の首飾りと同等)
95以上 強制クリティカル権
99か00 巻き戻し権

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