【艦これ】猫のいる鎮守府【SS】 (75)

≪名前≫

吾輩は猫である、名前は、


ビルマルク「オスカー、オスカーはいるかしら?」

飛龍「ねえねえ、多聞丸聞いてよ!蒼龍がさあ…」


名前は、


漣「ご主人様!あ、やべちがった、お猫様!遠征任務終わりましたぞ!!」

曙「そうよクソ猫、さっさと休みたいから早く報告書受け取ってくれない?」


名前、は…


ビスマルク「ちょっと、多聞丸ってなによ。Admiralの名前はオスカーでしょう?」

飛龍「そっちこそオスカーってなによ」

潮「曙ちゃん、ネコちゃ、んんっ!!提督に対して失礼だよぉ」

朧「潮も潮だと思うな。あれ?でもネコさんでもあってるのかな、多分」

漣「お猫様!遠征のご褒美にモフらせていただいても?」

曙「ちょっと漣!クソ猫なんかさわったら手がケモノ臭くなるじゃない!やめてよ!」


提督「あの、何回も言ってますが、皆さん好き勝手に呼ばないでくれませんか?」

提督「あと、曙は報告書を提出したあとここに残るように」

曙「なんでよ!?」


まだ(特定の名前は)ない


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528941825

※提督なのに猫
※オムニバス形式で進行
※登場希望艦娘、シチュがあれば適当にどうぞ
 ただし書くとは限りません

≪不幸の象徴≫


山城「うわ、でた」

提督「あの、毎日食堂で会うたびに顔を引きつらせないでほしいんですけど」

山城「だってあなた黒猫じゃない。よりにもよって黒猫、不幸だわ」

提督「失敬な、人間がつけた勝手なレッテルで判断しないで欲しいですね」

山城「レッテル?はっ」

提督「…なんですか、なにか実害でも?」

山城「あなたのせいでどれだけ姉様との時間が奪われてるか、考えたことあるかしら」

提督「ちょっと、逆恨みじゃないですか!」

山城「うるさいわね!どうしてあなたは姉様の膝を独占できるの、うらやましい!」

提督「彼女が私を見かけるたびに膝にのせるだけなんですけど」

山城「なによ、姉様の膝まくらが嫌だっていうの!」

提督「いや、それは…、彼女なでるのもとっても上手ですし」

山城「なっ?!陰で姉様を狙ってるのね!この、泥棒猫!」

提督「泥棒猫って、じゃあ嫌だっていえばいいんですか」

山城「はあ?!姉様のお膝を嫌がるなんて、あなたはやっぱり猫畜生の心しかないの?!」

提督「ああ、これ答えがないやつですね」

扶桑「こら、山城、大声出してはしたないわ。それに、提督を困らせないの」

山城「だって姉様聞いてください。この猫畜生、無害なふりして姉様を狙ってるって白状した…」

扶桑「山城!」

山城「は、はいっ!!えっ、姉様?」

扶桑「提督に向かって猫畜生とは、何て呼び方をするのかしら」

山城「だ、だって姉様、こいつが」

扶桑「言い訳は聞かないわ。はぁ…今日のお出かけも、無しにしますからね」

山城「そんな、姉様!?」

扶桑「反省するまで、口をききません。朝食も一人でとりますから」

山城「あ、あぁ…」

扶桑「提督、山城がとんだご無礼を。どうか、この愚妹を許してはいただけないでしょうか?」

提督「えっ?あ、はい、そんなに怒ってないので大丈夫ですよ」

扶桑「ありがとうございます。それじゃあ山城、よーく、自省するのよ」

山城「」



提督「あ、あの、山城、さん?大丈…」

山城「…ぅだわ」

提督「えっ?」





山城「やっぱり、黒猫なんて不幸だわ!」

≪美酒を求めて≫

ポーラ「ねえてーとくー、ポーラ、頼みがあるんですけどいいですか?」

提督「なんですか?」

ポーラ「この樽の上にのってくれませんか?ちょっとだけでいいんですけど~」

提督「樽の上に?はあ、いいですけど」

ポーラ「わあ!ありがとうございます~、ふふふ、これできっとおいしーいワインができます~」

提督「どういうことですか?」

ポーラ「ドイツ艦たちが言ってました。なんでも、黒猫が乗った樽のワインはおいしいそうです!」

提督「へえ、そうなん…、ん?できます?」

ポーラ「ふへへ、どれくらい熟成させようかな~、ポーラ、待ちきれませ~ん」

提督「あの、ポーラさん」

ポーラ「ん~?なんですかてーとくー、ポーラ、はやくワイン樽を移動させないと」

提督「そのワイン樽、どうしたんですか?」

ポーラ「えっ?これですか?えーっと、そのぅ…」

提督「確かこの国ではお酒はつくっちゃいけないはずです」

ポーラ「で、でも自分で飲む分には大丈夫っってちとせやじゅんよーが言ってました!」

提督「ワインは自分で飲む分でもつくっちゃだめです。捨ててください」

ポーラ「そ、そんなぁ、やです!」

提督「ザラを呼びますよ」

ポーラ「うっ、て、てーとくの鬼、悪魔!」

提督「黒猫です」



‐‐‐‐‐後日‐‐‐‐‐


ポーラ「ねえてーとくー、この樽にのってくれませんか?」

提督「また懲りずに貴女は、今度こそ本当にザラを…」

ポーラ「ふっふっふ~、ポーラ、ちゃーんと勉強しました~。うめーしゅなら、大丈夫だって聞いてますよ~」

提督「まあ法律上OKでも最近貴女は飲みすぎだからダメなんですけどね、没収です」

ポーラ「なっ、なんでですかぁ、てーとくの鬼、悪魔ぁ!」

提督「残念ながら黒猫なんですよねえ」

≪不参加≫

大淀「提督、質問があります」

提督「なんですか?」

大淀「なぜ我が艦隊は昨今に行われていた兵站物資奪還作戦に参加しなかったのでしょうか?」

提督「いまは戦力および資源の拡充が必要なんです。残念ながらそれ以外に気を回す余裕はありません」

大淀「納得できません!確かに我が艦隊は甲種勲章を有する歴戦の他鎮守府とは違いますが、それでも!」

提督「冬季の大型作戦で苦戦した記憶をもう忘れたんですか?」

大淀「でも特定の戦果を挙げた鎮守府には大本営より褒賞として特殊な兵装が授与されます。これは戦力の拡充では?」

提督「たった一つ二つの兵装で戦局が大きく変わることはありません。むしろ個々の艦娘の練度が重要です」

大淀「それならばどうして秋季のさんま漁支援作戦には参加したんですか?!あれも作戦内容はほぼ同じです!!」

提督「えっ?えっと、その…」

大淀「?!提督、まさか…」

提督「…貴女のような勘のいい艦娘は嫌いです」

大淀「なっ、やっぱりさんま食べたかっただけじゃないですか!?ちょっ、逃げないでください!提督!!提督!!」

≪もうすでに≫

提督「対空要因として初月の練度を、しかしそれでは資源が…うーん」

鹿島「なら遠征任務を燃料と弾薬に特化させたものに変更いたしますか?」

提督「ですが、それではボーキサイトがあまり増えません」

鹿島「確かに最近は基地航空隊との連携もあってボーキサイトの消費量が増えましたからね」

提督「大本営が資源の供給量に上限など設けるからこうなるんです」

鹿島「でも、限りある物資を平等に配分するにはこうするしかないかと思います」

提督「それはわかってるんですけどね。でもそのせいでこうして頭を悩ませるんです」

鹿島「兵站管理のための資料作成もしなきゃですしね」

提督「はあ…、はやく終わらせて日向ぼっこがしたい」

鹿島「駆逐艦の娘たちの相手もしなきゃいけませんしね、うふふ」

提督「…日向ぼっこの最中にもみくちゃにされるのは予定に入ってないです」

鹿島「でも嫌いじゃないんでしょう?」

提督「まあ、あまり構いすぎなければいいんですけど。毛並みが乱れるのはきらいです」

鹿島「うふふ、素直じゃない提督さん。うん!とにかく、早く今後の計画を立てなきゃ、ですね!」

提督「そうですね、まったく夏前は大型作戦の準備で忙しいです」

鹿島「あ!うふふ、うふふふふ!」

提督「急にどうしたんですか?」

鹿島「鹿島、この状況にぴったりな言葉を思いつきました!」





鹿島「まさに、猫の手も…」

提督「猫の手も借りたいとかいわないでくださいね」

鹿島「」

提督「…執務続けますよ」

鹿島「提督さんはいじわるです…」プクーッ

基本こんなかんじで日常ものを書いていきます
ストーリーとかは特に考えていません
更新も不定期
バトルもの恋愛要素シリアスものはおそらくありません、猫ですから

≪焼きいか≫

提督「」ジーッ

浜風「…だめですよ」モグモグ

提督「ちょっとなら大丈夫です」

浜風「しかし、いかは猫には有害と聞いてます。はむっ、んっ、与えないほうが無難とも」モグモグ

提督「でもとってもおいしそうです。ええ、とっても」

浜風「これは提督の身を案じての提案です。ご理解ください」モグモグ

提督「…乙改にするにあたって、かなりの時間と資源を浜風にさいてきました」

浜風「なっ?!お、脅す気ですか?」

提督「いいえ、べつにそんなことありませんよ。ただ事実を述べたまでです」

浜風「っ、そうですか」モグモグ

提督「…浜風はお祭り以降食いしん坊になりましたね。あと、ちょっとおしゃれになりました」

浜風「これまでの自分は私生活のほぼすべてを軍人としての責務を果たすために費やしました」ゴックン

提督「真面目な浜風らしいです」

浜風「ですが、その、最近は自分のために使うのも悪くないのではないかと、思えるようになりました」

提督「うんうん、好き勝手に生きるのはとっても大事です」

浜風「まるで猫みたいな意見ですね」

提督「猫ですから」

浜風「そうですね、あなたは猫でしたね」

提督「はい」ジーッ

浜風「はぁ…、わかりました。あなたには恩もあります。ちょっとだけですよ」

提督「やりました」






提督「…しょっぱくて食べられたもんじゃないです。まずい、うぇぇ」

浜風「だから言ったじゃないですか」ハァ…

≪初対面≫

多摩「軽巡、多摩です。猫じゃないにゃ」

提督「猫です」

多摩「にゃにゃ!?猫じゃないにゃ!」

提督「猫ですよ?」

多摩「だから、猫じゃないにゃ!」

提督「猫以外になにが…」

多摩「まだ言うのかにゃ!」

提督「何度でもいいますよ?」

多摩「もう、わからない提督だにゃ!猫じゃないっていってるにゃ!!」フシャー!!

提督「猫だっていってるんですけど!!」フシー!!

多摩「猫じゃない!」

提督「猫!」

多摩「違うにゃ!」

提督「猫です!」

多摩「猫です」

提督「猫じゃ…あれ?猫です!」

多摩「にゃにゃ?猫じゃないにゃあぁ!」






鳳翔「提督?さんまが焼けましたのでお持ちしましたよ」

提督・多摩「!?…さんま!!」

木曾(猫じゃねえか…)

≪寝子≫

朝潮「司令官、本日の予定された執務はすべて滞りなく完了しました」

提督「はい、お疲れ様です。今日はゆっくり寝てください」

朝潮「は、はい!お疲れ様でした!!」ウズウズ

提督「なにかありましたか?」

朝潮「いえ別になんでもありません!」

提督「なんだかウズウズしてますけど。まるで餌を前にした飼い犬みたいです」

朝潮「えっ?そんなことは…ない、です」

提督「そうですか」

朝潮「はい!」ウズウズ

提督「t…ちょっとだけですからね」

朝潮「あ、は、はい!ご厚意、感謝します!それでは朝潮の膝にどうぞ」





朝潮「司令官、最近毛並みが一段ときれいになりましたね」ナデナデ

提督「鳳翔のくれる餌がおいしいからですかね」

朝潮「とってもすべすべして、モフモフです!」

提督「朝潮もずいぶんなでるのが上手に、あふぅ…」ゴロゴロ

朝潮「眠たいですか?」

提督「はい、とっても」

朝潮「せ、僭越ながら、このまま寝ていただいてもいいでしょうか?」

提督「いいです、よぉ」クゥ…

朝潮「」ナデナデ





提督「それで、朝までなで続けてたんですか?」

朝潮「はい、申し訳ありません司令官。朝潮、いまとても眠い、です」

提督「…私はもうひと眠りしたいです。一緒に寝てくれませんか?」

朝潮「…はい」

≪灯台下暗し≫

青葉「こんにちは司令官。今日は取材活動へのご協力、感謝します!」

提督「しゅざいかつどうというのはよくわかりませんけど、よろしくお願いします」

青葉「いえいえ、難しいことじゃないんですよ。ただ青葉の質問に答えてくれるだけで結構です」

提督「そうなんですね。わかりました」

青葉「ではさっそく、んんっ、ズバリ!司令官にとって好きな艦娘っているんですか!?」

提督「好き?みんな好きですよ?」

青葉「あーそうじゃなくって、こう、なんだかこの娘気になるなあとか、ふと思っちゃう艦娘です」

提督「ふと思う」

青葉「はい!誰かいませんか?」

提督「んー、鳳翔ですね」

青葉「普段触れ合うことの多い鳳翔さん!やっぱり司令官としても…」

提督「今日の餌はなにかなあと、いつも考えてます」

青葉「デスヨネー、じゃなくって、餌はいったん置いといて!それ以外で!」

提督「それ以外…、愛宕や雲龍です」

青葉「お、おお?!意外なとこが来ましたね!ちなみになんでですか?」

提督「愛宕や雲龍は私が足元に来ても気づいてくれないんです」

青葉「はい?」

提督「他の艦娘は大体気づいてくれるんですけど、あ、アイオワや、最近だと浦風もですね」

青葉「んー、んー?ちょっと期待していたのと違う答えが」

提督「でもふと思ってますよ?」

青葉「司令官としてはそうなんでしょうけど」

青葉(というより、この組み合わせなんでしょう。戦艦、空母、重順、駆逐、艦種もバラバラ、性格的な共通点もなし)



提督「駆逐艦や大鳳や瑞鳳なんかはすぐ気づいてくれるのに」



青葉(えっ?足元、気づく…あっ)

青葉「あ、あー、そういうことですか。あー」

提督「どうかしましたか?」

青葉「司令官、いました話は、ほかの艦娘にはしないほうがいいですよ?」

提督「なんでですか?」

青葉「なんででもです、いいですね。これは一部の艦娘にとってはとっても残酷な話なんです」

提督「はぁ」

≪保護色≫

山風(夜の鎮守府って…怖い、歩きたくない。でも、お茶も飲みたいし)

山風(今度から寝る前に、水差しとか、置いていこうかな)

山風(うぅぅ、食堂、遠いよお…)


フワァ…


山風「ひっ!え、な、なに?」

山風(な、なにか、いる?!なにか、いま、横切った!!)

山風「せ、川内さん?…違うの?誰?誰か、いるの?」



「いますよ?」ピトォ

山風「きゃああああああああああああああああああああああ!!」







海風(悲鳴を聞いて駆けつけてみれば、何この状況?)

提督「山風、くるし…離して」

山風「やだ」ギュウゥゥ

江風「あー、どうせあれだろ。暗い中山風の姉貴にくっついたンだろ?」

海風「えっ、そうなんですか、提督?」

提督「は、い…」

江風「提督真っ黒だから夜中に急にひっつかれるとびっくりすンだよなあ」

海風「ああ、なるほど」

江風「ほら、山風の姉貴、そろそろ提督を離してやンなよ」

山風「やだぁ」ギュウゥゥゥゥゥゥ

提督「ぐえ」

海風「あああ、提督、大丈夫ですか?」

提督「…なん、とか」

江風「まあいいや、ほら姉貴、提督抱えたまンまでいいから部屋もどンぞ」

山風「うん」

提督「よくない、よくないです。海風、助けてください」

海風「うーん、でも提督にも悪い点があるみたいですし」

提督「えぇ?山風、はやく泣き止んで、離してください」

山風「うるさい、これは、罰なの」グスッ

提督「そんなぁ」

≪アニマルセラピスト系提督≫

提督「最近雨が多いですね」

祥鳳「そうですね、もうとっくに梅雨入りしてますから」

提督「雨が多いと外に出れないし、日向ぼっこもできないので嫌いです」

祥鳳「ふふ、提督らしいですね。…私も、梅雨の時期はちょっと複雑な気分になります」

提督「複雑?」

祥鳳「はい、この季節は私が進水した季節でもあり…私が…」

提督「どうしました?」

祥鳳「ああいえ、何でもないの。大丈夫です」

提督「そうなんですか?」

祥鳳「ええ、お気になさら…提督?」

提督「はい、なんでしょう?」

祥鳳「なぜ、私の膝の上に?」

提督「最近金剛にあにまるせらぴーとやらを教わりました」

祥鳳「はぁ、それがなにか?」

提督「祥鳳、大丈夫じゃないときは、大丈夫じゃないんですよ?」

祥鳳「え?」

提督「なんか嫌だなぁっていうのは全然大丈夫じゃないです」

祥鳳「…」

提督「そういう時はおいしい餌をいっぱい食べてぐっすり寝てください。あ、日向ぼっこもいいですよ」

祥鳳「っ、く、ふふ」

提督「?」

祥鳳「はは、あははは、え、餌って、っ、て、提督らしいですね。うん、そうですね、たまには間宮さんにでもいきましょうか」

提督「…なんか嫌だなぁは、なくなりましたか?」

祥鳳「…ええ、なくなりました。ありがとうございます」

提督「ついでに私をなでるといいですよ、とくに今日だとお腹なんかいいと思います」ゴロン

祥鳳「それ、提督がなでて欲しいだけじゃないんですか?」

提督「違います。あにまるせらぴーです」

祥鳳「はいはい、そうですね」ナデナデ





提督「そうそう、梅雨が嫌いな理由まだありました」

祥鳳「ああ、湿気がいや、とかですか?」

提督「ジメジメも嫌ですが、この時期は気を付けないと、体にノミやダニが湧いて体が痒くなるんです」

祥鳳「え”っ」ピタッ

≪やっぱり勝てなかったよ≫

秋雲「さて提督、例の件は考えてくれた?」

提督「その件については答えられないといったはずです」

秋雲「いやいや、別にいいじゃない。提督にとっては大したものじゃないんでしょ?」

提督「私にとってはどうでもいいことでも、皆さんにとっては知られたくないものみたいですし」

秋雲「大丈夫だって!ほんと、よこしまな気持じゃなくって芸術的興味なんですよぉ」

提督「騙されませんよ」

秋雲「ふふ、まあ、こんなことで口を割るとは秋雲さんも思ってないんでね…、ほら」

提督「!!」ピクッ

秋雲「鰹節もってきたんだー、わざわざ買ったんだよこれ。いやー意外といいお値段しましたねえ」

提督「ふ、ふーん?」

秋雲「ねえ提督、提督がちょっと、ほんのちょーっと教えてくれるだけでいいんだよ?」

提督「だ、だめです」

秋雲「いいじゃんかあ。普段から自然に見えてるものなんでしょ」

提督「嫌がるかなと思って、これでも気をつけてます」

秋雲「あ、そうなの?さすが提督、でも、大きさ的に見えるよね?」

提督「のーこめんとです」

秋雲「あっはっは、その答えの時点で見えてるって言ってるようなものじゃん!ほらほら、猫用チーズもありますよー?」

提督「わ、わたしはそんなものにくっしにゃい!」

秋雲「強情だなあ、なら、これでどう」

提督「それ、は…」

秋雲「そう、さ ん ま」

提督「あ、ああ…」

秋雲「大丈夫大丈夫、提督が言ったなんてばれやしないし、ばれたところで許してくれるって」

提督「でも、でも!」

秋雲「だからさあ、教えてよ…」





秋雲「普段さあ、皆どんなパンツはいてるの?」

≪仲良く喧嘩しな≫

大淀「ちょ、この!今日という今日は許しませんからね!」

提督「猫だから仕方ありません」

大淀「理由になりません!!逃げるなぁ!!」




大淀「くっ、相変わらず逃げ足だけは早いんですから。あ、初春さん、こちらに提督が来ませんでしたか?」

初春「提督かえ?んー、来ておらんぞ。またあやつが何かしたんかのう?」

大淀「私がキーボード操作をしていたのに、手の上に乗ったんです!今日で何回目なんですかもう!」

初春「ああ、なるほど、妾はぱそこんとやらに明るくないが、それでも鬱陶しいのはわかるのう」

大淀「ええ、まったく。しかもちょっとカワイイのがまた…」

初春「ふむ、かわいいやら鬱陶しいやらでもどかしいと。大淀も苦労しておるのう」

大淀「はぁ、とにかく、提督を見かけたら教えてください」

初春「うむ、わかった」

大淀「ご協力感謝します、それでは」




初春「…大淀は去ったぞ」

提督「初春の毛はいい匂いがしますね。好きです」モコモコ

初春「まったく、いきなり妾の髪に潜りこみおって、首がつるかと思ったわ」

提督「ごめんなさい。でも大淀から逃げるにはこれしか」

初春「それも貴様が邪魔をしなければいいというに、これで大淀も言っておる通り何回目じゃ?」

提督「さあ?覚えてませんね」

初春「大体なぜ邪魔をするのかえ?」

提督「んー、大淀は自分に素直じゃないので」

初春「はぁ?」

提督「嫌だなぁって気持ちのまま仕事しても、うまくいかないです」ウンウン

初春「ああ、要は根を詰めすぎだと。なんじゃ、そうはっきり言えばよかろうに」

提督「まあ、言っても無理しちゃうと思うので」

初春「なるほどのう。で、本音は?」

提督「体を動かしたかったです。もう満足しましたが」

初春「ふむ…、おーい、大淀!提督がおったぞー!」

<ホントウデスカ!!

提督「!?」

初春「純粋な心配なら考えたが、私欲もあるとのう…」

提督「そんなぁ」




初春(にしても…)


大淀「この前のさんま漁の件だって、納得いく説明、してもらってませんからね!!」

提督「もう忘れました!猫ですから!」


初春(大淀も、良い顔をしておるのう。まるで…おお、そうじゃ!)

初春(まるで、主人に遊んでもらっている大型犬みたいじゃのう、くくく)

≪全自動発熱器猫≫

コンコンコン

対馬「司令、対馬です。まだ、起きてますか?」

提督「対馬?どうしたんですか?とにかく中へどうぞ」





提督「それでいったい何の用ですか?もうとっくに夜ですよ?」

対馬「司令、最近、ちょっと肌寒い夜が、続きますよね」

提督「そうですねえ」

対馬「お布団一枚だと、ちょっと肌寒いんです」

提督「ふむふむ」

対馬「かといって、もう一枚出すほどじゃないです」

提督「ん?」

対馬「なので、司令、一緒に寝てください」

提督「えっ?」

対馬「司令、ふかふかであったかいですし」

提督「まあ、毛皮のきめ細やかさは自信がありますけど…」

対馬「それに、司令、ちょうどいい大きさだし、安心できると思うんです」
 
提督「あの、私夜のお散歩に…」

対馬「だめ、ですか?」シュン

提督「うっ…、まあ、いいですよ」

対馬「ふふふ、司令、ありがとうございます」




後日、対馬がうっかり提督と一緒に寝たこと話してしまったため、
夜に寒がりの艦娘がよく来るようになったのはまた別の話

≪当然の結果≫

加賀「提督、艦載機運用のことで質問があるのだけど」

提督「なんですか?」

加賀「提督はなぜ烈風を運用したがらないのかしら」

提督「…そんなことありませんよ?」

加賀「嘘、運用例がないわけじゃないけれど、ほかの艦載機よりずっと低いわ」

提督「現在烈風より制空能力が高い艦載機を複数有している以上、あえて烈風を使う必要がないからです」

加賀「その判断には賛同しかねます。烈風より優秀な艦戦は確かにあるけれど、圧倒的に数が足りないわ」

提督「単純な制空権確保要因より、回避性能向上等の付加要素がある艦戦を運用したほうが結果的に良いとの判断もあります」

加賀「そのわずかな性能の違いによって、艦隊が危険が及ぶ可能性は考えないのかしら?」

提督「現状、烈風以外の艦載機運用で制空権優勢以上の結果は出ていますが?」

加賀「ええ、そうでしょうね。でも、それがあえて烈風を使わない理由にはならないと思うのだけど」

提督「……」

加賀「提督、あなたはいったい、なにを考えているの?納得のいく理由が欲しいわね」

提督「…加賀、私はなんですか?」

加賀「質問の意図がわかりかねるのだけど」

提督「いいから答えてください」

加賀「あなたは提督よ。この艦隊の最高責任者」

提督「役職ではなく、本質を言ってほしいです」

加賀「…猫であることとこの議論の関連性が見いだせないわね」

提督「関連性なら大いにあります。なぜなら…」







提督「烈風には、なぜか小さな柴犬がくっついてくるからです」

≪表現方法≫

明石「いらっしゃいませ、提督。明石の酒保へようこそ!」

提督「こんにちは、今日はおいしいものありますか?」

明石「あー、今日はカリカリないんですよね」

提督「そうですか」シュン…

明石「あ、そうだ。代わりと言ってはなんですが、今日からちょっと面白い商品を取り扱うんですよ」

提督「おいしいものですか?!」

明石「残念ながらおいしいものでも提督のおもちゃでもないんですよね」

提督「なんだ…」

明石「まあ見てください、じゃーん!」

提督「ずいぶん小さな首輪ですね」

明石「おしい!輪は輪でもこれは首輪ではなく、ゆび、わ…」

明石(あれ?提督はこれどうやってつけるの?)

提督「明石?」

明石「あ、いえ!説明を続けますね」

明石「これはですね、艦娘の練度向上に役立つ指輪なんです」

提督「ああ、大淀から聞きました」

明石「はい、信頼しあう二人の絆を…」





提督「あれですね、ツガイカッコカリ」

明石「…ツガイ?」

提督「はい、ツガイカッコカリ」

明石「ツガイ…」

提督「はい」

≪疑問≫

飛鷹「…」

隼鷹「どうしんたんだよ飛鷹、むっずかしい顔しちゃってさー」

飛鷹「隼鷹は提督についてなにか思うところはないの?」

隼鷹「ん、提督?んー、まあ猫だなあとしか」

飛鷹「そうじゃなくて、時々提督って性格変わらない?」

隼鷹「性格ぅ?なに、二重人格ってこと?いやこの場合猫格ってか」

飛鷹「二重人格ってわけじゃないんだけど」

隼鷹「えー、どういうことなのさ?」

飛鷹「普段はこう、ぽわっとしてるというかなんかのんきな印象なんだけど、作戦行動時にはキリっとしてるじゃない?」

隼鷹「そういうことね、確かになぁ」

飛鷹「というか知能指数が上がってる気がするのよねえ」

隼鷹「あれなんだろうな」

飛鷹「もしかしてだけど、提督って普段はわざとぽわっとしてるだけなんじゃないかしら…?」

隼鷹「…」

飛鷹「…」

隼鷹「まっさかー、考えすぎだって飛鷹ーww」

飛鷹「そうよね!もーやっぱお酒って怖いわねーww」

隼鷹「なんだよーこれがほんとの『猫かぶり』ってかーww」

飛鷹「隼鷹、うまい!もう一杯!」クピクピ

隼鷹「なんだよぉ、そういうのは普通あたしにくれるんじゃないのかよー」

飛鷹「あー非番っていいわー」

隼鷹「非番さいこー、ひゃっはー!!」ゴクゴク





提督「くちゅん!」

朝潮「司令官、大丈夫ですか?こちら布巾で顔をお拭きください」

提督「ありがとうございます。誰か私のうわさでもしてるんですかね?…くちゅん!」

かわいい(かわいい)

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《夢》

「こうしてお前をなでられるのもあと何か月いえ、何週間かしら…」

>ミー

「ふふ、死ぬまで独り身を貫くつもりだったけど、所詮人はさみしさには勝てない生き物だった」

「お前のおかげで、戦いを指揮するだけだった私の人生も少しは彩があったわ。ありがとう」

>ナ-オ

「ええ、そうね。独り身とは言いつつ、私の周りにはいつも彼女たちがいた」

「今では、片手で数えるくらいしか残らなかったけど、ね」

「…思えば、何もかも浅はかだった。今でこそ戦線は落ち着いたけど…」

>スリスリ

「お前のことを好きだった娘も、もう全員いなくなってしまったわね。ごめんなさい」

>…

「ねえ、もし私がいなくなったら、残された彼女たちのそばにいてやってくれない?」

「戦いが落ち着いた今なら、もしかしたら、今後仲間も増えるかもしれないし、ね」

「…ふふ、猫に頼むなんて、私も耄碌したわねえ」

>ミー!!

「ああ、引き受けてくれるの?やっぱりお前はいい子ね」




「……願わくば、せめてあの鎮守府にいる間だけでも、彼女たちが健やかに暮らせる世界になってほしいもの、ね」


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‐‐








提督「」スピー

金剛「もう!提督ったら、こーんなところでお休みデスかー?波止場はsleepingする場所じゃないヨー?」

金剛「Hey!! 提督ぅー!お休みもいいけどさー、時間と場所をわきまえなよー、Wake up!!」

提督「う、ううん…」パチ

金剛「あ、Good Evening 提督!!お目覚めで…」

提督「……おばあちゃん?」

金剛「」ピシッ

提督「んん?あ、金剛ですか、こんにちは」ノビー

提督「…金剛?」

金剛「提督ぅー、今の、どういう意味デース?」

提督「えっ?」

金剛「えっ?じゃないヨー!弁解は執務室でちゃーんと聞きますからネー!!!!」

提督「ちょっ、なんですか?!あ、やめ、首ねっこをつかまないでください!金剛!金剛!!」

≪素直じゃない≫

満潮(あーもう、なんで今日に限って掃除当番なの!しかも大倉庫の!)

満潮(うぇ、なにこれ?ここなんか汚れすっごいじゃない!はぁ…)ゴシゴシ

提督「おそうじ頑張ってますか?」

満潮「ん、なに?見てのとおり、ぜんっぜん捗らないわ」

満潮「ていうかなに?私がサボってないか見張りにきたの?」

提督「え?違いますよ?がんばってる満潮に差し入れです」

満潮「ああ、なんかビニール袋咥えてたと思ったらそれ飲み物?まあ、一応もらっといてあげる」

提督「素直じゃないですね」

満潮「うるさい。…ねえちょっと、このペットボトル底がボロボロなんだけど」

提督「引きずりましたから」

満潮「引きずりましたから、じゃないから!もってきた差し入れがボロボロの飲み物ってあり得ないし!」

提督「でも飲めますよ?」

満潮「あんたの水飲み皿といっしょにしないでよね!こういうのは気分だって大事なんだから!」

提督「猫だからよくわか…」

満潮「例えば、これがすでに多摩さんに食われててボロボロのさんまならどうなの?」

提督「とってもよくわかりました」

満潮「そーいうこと」

提督「持ってきてくれたのはうれしいけどちょっと残念です」

満潮「でしょ?わかったなら次からは…」

提督「ん?ということは、満潮は嬉しいんですか?」

満潮「っ?!べ、別にうれしくなんかないから!上げ足とるなら帰ってよね!」

提督「わかりましたから、ぞうきん投げないでください!」








満潮「ったく、無駄に体力使ったじゃない…ん?」

満潮(あ、これ何気に私のすきな飲み物だ。まったく、気が利くんだか利かないんだか…)ハァ…

満潮「……………ありがと」

≪生理現象≫

天津風(今日はちょっと強いけど、うん、いい風ね)

天津風(天気も晴れやかで申し分ないわ)

天津風(こう天気がいいと、波止場で日向ぼっこするあの人の、…猫の気持ちもわかる気がするわ)

天津風「ん?」ムズムズ

天津風「ふぇ、っ、っは、くちゅん!くちゅん!ふぇ、くしゅん!」

天津風(な、なに?急に鼻がムズムズして、何かついてる?)

天津風「何これ?この黒いの?…あ」


提督「ふぁあああ」ノビー


天津風「ねえあなた、今までずっとそこにいたの?」

提督「んん?ああ、天津風ですか、こんにちは。いい風ですね」

天津風「ええ、とってもいい風ね。じゃなくて、質問に答えなさいよ」

提督「いましたよ?」

天津風「もしかして、毛づくろいとかしてた?」

提督「はい。ちょっと首もかゆかったですし」

天津風「むぅ」

提督「どうかしましたか?」





天津風「あなた、これから私より風上にいるの禁止ね、絶対よ」

提督「えっ?」

声はTARAKOか?

《強制収容》

伊26「ねえねえねえ、提督。提督っていっつも毛並みがきれいだよね。なにか秘訣でもあるの?」

提督「秘訣…、おいしいえさと毛づくろいと、あとおふろですね」

伊26「えっお風呂?」

提督「はい、おふろです」

伊26「お風呂ってあの?あったかくて、どぼーんするお風呂?」

提督「はい、あったかくて、どぼーんするやつです」

伊26「ええ?ニム、猫って水が苦手ってきいたけどなあ」

提督「あんまりすきではないですね」

伊26「そうなの?」

提督「はい」

伊26「やっぱり普通嫌がるコが多いんだね。ニムにはその気持ち、よくわかんないけど」

提督「ニムは潜水艦ですからね。どぼーんするのがお仕事ですし」

伊26「でも、提督はちゃんと入るんだよね。ねえねえねえ?なんで?」

提督「猫も色々ありますので」

伊26「色々?色々ってなあに?」







提督「…入らないと、ふけつだって大淀に無理やり入れられるんです。こわい」シュン

伊26「…そっかあ………」ナデナデ

>>44
提督の設定は黒猫以外きめてません
お好きな声をどうぞ

この提督はテープを床に四角く貼ってれば簡単に捕まえられそう

≪猫転送装置≫

提督(あつい、そろそろお昼のおさんぽもやめた方がいい…、ん?)

提督(あれなに?なんか地面に黒いまるが)ジー

提督(なんだろうすごい気になる)

提督(ま、まあフシンブツだといけないし、調べるのも私の役目ですよね、うん)







提督(見たところちょっと太めの黒い布で作ったまるですね、においは…、せっけんのにおいだ)

提督(皆このにおいが好きみたいだけど、そんなにいいにおいなんでしょうかね?)

提督(まるの中は…、なにもない、ただの地面ですね)

提督(…なぜかは知らないけど、このまるの中は落ち着きます)

提督(ちょうど日陰だし、ここでお昼寝してもいいかなあ)






雲龍「こんにちは提督、こんなところでお昼寝…あら?」ジー

提督「こんにちは雲龍、…えっ?どうしたんですか?」

雲龍「提督、その、どうしてわざわざそこに寝転んでいるの?」

提督「なぜでしょうね、なんだか気になって」

雲龍「気になる?そこが?…ふぅん」

提督「はい、このまるの中は落ち着くんです」

雲龍「安心できるの?」

提督「はい、においはせっけんのにおいなので、そこまで好きじゃないんですけどね」

雲龍「っ、においを嗅いだのね、その、それにそんなに興味があるの?…仕方ないわね」

提督「雲龍はこのまるがなにか知ってるんですか?」

雲龍「…その反応、本当にわからないみたいね」

雲龍「提督のことだから、仮に知ってたとしても邪な気持ちなんてなかったんでしょうけど、ね」

提督「よこしま?」

雲龍「ねえ提督、答えを知りたい?」

提督「まあ、知らないよりは」

雲龍「そう…、それね…」








雲龍「たぶん、私の下着よ。洗濯したのがきっと、風で飛ばされちゃったのね」

提督「…色々ごめんなさい」

>>47より
まさか夕雲まで改二とは

≪提督、艦隊の情報。ご覧になります?≫

■当該文書を閲覧するには「提督」以上の権限、ないし権限を有する者の
 許可が必要となります。

■権限または権限を有する者の許可なくこの文書を閲覧し、または閲覧を
 しようとした者は規定-24の10に基づく処罰の対象となります。




◆異常事象並びに関連事象についての報告書


□概要

本文章はいわゆる鎮守府システムにより管理運営上において、

一定の確率で準備行為、進軍、戦闘を含む一連の行為全ての

「事実」、並びにその「記憶」が関係者から消去されている

という異常事象に関し報告するものである。


□事象観測の経緯および説明

この現象が初めて観測されたのは ■■■■/■■/■ の鎮守府近海での戦闘時とされる。

本事象発生時の艦隊の構成は睦月型駆逐艦および吹雪型駆逐艦各1隻、長良型軽巡洋艦1隻

であり、同艦隊の練習航海時に深海棲艦に遭遇、戦闘状態に移行した際に発生したものと

推測される。(※1)

また、続く■■■■/■■/■および■■■■/■■/■にも同様の事象が観測される。

これらの事例の類似点は少なく、初発事例と同様戦闘行為中に発生したものもあれば、

艦娘に対する補給、改装、諸鎮守府間での演習中にも発生した例があり、本事象の原因

特定が極めて困難な理由ともなっている。(※2)


※1 行軍および戦闘に要した資源の喪失や艦隊の損害は確認できるが、関係者に記憶が
   ないことからこのような表現をとらざるを得ない

※2 共通点としてこの事象に遭遇した関係者、特に提督以上の権限を持つものが皆一様に
   「猫を見かけたような気がする」旨の発言をしているが真偽のほどは不明である


□今後の対策について

本事象に対する対策は困難であり、かつ■■■■■■■【データ破損】






























「こんにちは、ねこです」

≪何をいまさら≫

大淀「提督、ここ最近鎮守府の風紀が乱れてると思うです」

提督「風紀、ですか?」

大淀「はい、服装の乱れがひどすぎます!」

提督「ふくそうのみだれ」

大淀「…あんまりピンと来てない顔ですね」

提督「服は着ていればいいのでは?」

大淀「着る方法や仕様の話なんです」

提督「???」

大淀「とりあえずひどいんです!これ、提督の責任でもあるんですからね!」

提督「えっ?」

大淀「鎮守府の組織構成上どうしても女性の比率が多くなるので、皆気が緩むんです」

提督「ふむふむ」

大淀「そして本来鎮守府の管理を統括するはずの提督は服装に無頓着」

提督「責任ありきで話を進めている気がしますけど」

大淀「とにかく!ここらへんでビシッと言ってください」

提督「でも服装の乱れといっても実例を挙げていただけな…」

>コンコンコン

提督「どうぞ」



鈴谷「ちぃーっす、てーとくー、遠征おわったよー、あ”-、あっつぅーい」パタパタ

鈴谷「はいこれ報告書、文句あるなら後で言って、とりあえずいまはシャワー浴びたいからさ、じゃねー」

提督「あ、はい、お疲れ様でした」

鈴谷「おっ疲れでーす」



大淀「提督、これが現状です。どうですあの胸元の開き具合、第3ボタンまであけて下着丸見えなんですよ!」

提督「紫でしたね」

大淀「色の話はしてません!最近は冷房が効いてる屋内ですらあんな感じなんですからね!」

提督「暑いから仕方ないんじゃ」

大淀「節度の話をしてるんです!あんな下着丸見えの恰好、はしたないです!」

提督「大淀」

大淀「…ご理解いただけたでしょうか」

提督「そうそう、今日のぱんつは水色なんですね」

大淀「えっ?」

提督「スリット」

大淀「あ」

提督「ビシッと言ってといわれたので」

大淀「いや」

提督「下着が丸見えははした…」

大淀「さあ、執務つづけますよ!」

提督「節度がどうとかは…」

大淀「まったく、忙しいですね!」

提督「えぇ…」

(なんか最近下着ネタ多いなあ)

≪夜の密会≫


提督(久々にお散歩できるくらいの気温になってくれました)

提督(最近は暑すぎて夜もお散歩にいけませんでしたし)

提督(とはいえ、まだまだ昼のお散歩は無理ですね)

提督(真夜中にしか動けないのも嫌だなあ、……おや、珍しい?)

提督(あの娘もお散歩でしょうか)


















『コッチニキナサイ…?』

…嫌、です

『ドウイウコト?』

私は、貴女とは…

『フフフ…ワカッテナイノネェ』

…自分が何者かはわかってます

『イイエ、ワカッテナイ』

『ワタシハ…』

違う

『オマエハ…』

やめて…

『ワタシノ名前は…』

いや…








「『瑞穂』」


瑞穂「ちがう!!!」

提督「えっ」ビクゥ

瑞穂「…あ」

提督「あ、あれ、瑞穂ですよね?まさか、そっくりさんと「違います!!」…えっ?」

瑞穂「違います!!私は瑞穂です!決して、決して…似たような「何か」じゃない!」

提督「わかりましたから、ちょっと落ち着きましょう、ね?」

瑞穂「……、ごめんなさい、少し、気が動転してしまいまして」

提督「ああ、なるほど」

瑞穂「なにがなるほどなんですか?」

提督「…海から自分を呼ぶ声が聞こえましたか?」

瑞穂「えっ?な、どうして…どうしてそれを?」

提督「聞こえましたか?」

瑞穂「…聞こえた、ではないんです」

提督「はい」

瑞穂「いまでも、はっきりと聞こえるんです」

提督「…」

瑞穂「こっちに来いって、お前のいるべきところはこっちだって、今でも」

提督「…そうですか」

瑞穂「瑞穂は、瑞穂はどうすればよいのでしょう?こんな私が、ここにいて…よいのでしょうか」

提督「んー、瑞穂はどんな言葉がほしいですか?」

瑞穂「えっ?」

提督「大丈夫です、ですか?安心して、ですか?それとも、瑞穂はここにいてもいい、ですか?」

提督「多分瑞穂がいま欲しい言葉はいくらでも言えます」

提督「一番欲しいのは『瑞穂はあいつとは違う』でしょうか?」

瑞穂「っ、…そう、かもしれません」


提督「…猫って、結構大変なんです」

瑞穂「……はい?」キョトン

提督「今でこそこうして家がありますが、野良の時はないもないんです、なにもありませんでした」

瑞穂「はぁ」

提督「快適な寝場所も、おいしい餌も、…たまーにしかありませんでした」

提督「それに黒猫は忌み嫌われてますから、石とか、罵声とかが当たり前で」フゥ

瑞穂「それは大変でしたね。でもあの、提督、いったいこのお話がどうつながるのでしょう?」

提督「…それでも、一度も「ここにいてはダメなんだ」って思ったことはないです」

提督「餌場を変えたりはしましたけど、ナワバリは勝手につくります。まあ、他の猫がいなければですが」

提督「瑞穂はこのナワバリを離れたいですか?」

瑞穂「そんなこと…そんなこと、ありません、でも」

提督「なら、離れなくていいです」

瑞穂「…よろしいのでしょうか」

提督「自分のナワバリを作るのに許可はいらないです」

提督「皆、もっと自分の気持ちに素直になればいいのに、いろいろ難しいことを考えすぎなんです」

提督「…瑞穂、もう一度質問です。瑞穂はこのナワバリから離れたいですか?」

瑞穂「いえ、瑞穂は、瑞穂はこのナワバリが大好きです。離れたくありません」

提督「うんうん、そうですか」

瑞穂「はい!」

提督「それに、私はねこなので難しいことはよくわかりませんが…」

提督「瑞穂がとってもよい娘だってことは知ってますよ」

瑞穂「提督…」

提督「さて、ちょっとお話がながくなってしまいました。瑞穂はそろそろ寝ないといけませんよ、たぶん」

瑞穂「多分、ですか。普通そこは言い切るところでは?」

提督「私、本来夜行性ですし」

瑞穂「そうですね」クスクス

提督「それでは瑞穂、また次の餌の時間に。おやすみなさい」

瑞穂「はい、おやすみなさい……、黒猫様」


大淀「鹿島さんや朝潮さんは許しても、私は許しませんからね、提督!」

提督「なんでですか!?お昼寝気持ちいいじゃないですか!」

大淀「その分執務が増えるんですけれど!?」

提督「最低限やってます!」

大淀「最低限じゃダメなんです、だから我が鎮守府は甲種作戦に参加させてもらえないんですよ!」

提督「知りませんそんなの!」

大淀「知りませんじゃありません!逃げないでください!もっと真面目に艦隊運営をですね!」

提督「大淀が追わなければ逃げません!」

大淀「嘘言わないで!」

提督「ごめんなさい!」








瑞穂「あ、黒猫様、こんにちは」

提督「瑞穂、瑞穂助けてください!」

瑞穂「え、ええ?」

大淀「ハァ、ハァ、み、瑞穂さん、こんにちは。さあ、その足元の猫をこちらに引き渡してください」

瑞穂「だそうですが…」

提督「大淀こわい…、大淀こわい…」フルフル

瑞穂「…大淀さん、残念ですが、そのお願いは聞けません」

大淀「えっ?」

瑞穂「…ああ、そういえば黒猫様、瑞穂、あたらしい水着を買ったんです」

提督「はい?」

大淀「く、黒猫様?!ちょっと提督、どういうことですか!」

提督「えっ、わ、わかりません!」

瑞穂「なので感想聞きたいです。一緒に外にいきませんか?」ウインク

提督「あ、はい、よろしくお願いします!」ピーン

大淀「そんな勝手に!」

瑞穂「さあ瑞穂と一緒に逃げましょう黒猫様!」

提督「はい!」

大淀「えっ?ちょっと、なんでですかあああああああああああ!」

運営Twitterを見て話しの落ちだけかえました

≪見た目の問題≫

漣「お猫様ー、お猫様ー、なにとぞ、なにとぞ我が直訴をー」

提督「はい、なんですか?」

漣「あーん、お猫様ちょっとノリ悪いですぞー。ま、いいや」

漣「えっとですね、最近というか、近年の夏の暑さは異常です」

提督「そうですね、嫌になります」

漣「あー、お猫様ただでさえ黒猫ですからねー。暑そうですね」

提督「外はもうだめですね。うん、エアコンって素敵です」

漣「お猫様も現代っ子であったか…、で、ですね、その外の暑さなんですが」

提督「はい」

漣「遠征とか出撃とか演習とか、いやとにかく外の活動全部ですね、きっついのです!!」

提督「あー」

漣「海の上だから涼しいイメージがあるかもしれませんが、その実、直射日光と海の照り返しでもう…」

提督「うわあ、考えたくありません」

漣「なのでですね、もうすこし服装の基準を下げたり、そう!日傘欲しい!日傘!それに日焼け止めとか!」

漣「ゆっくり航行すれば傘飛ばないし、あとあと、近くの小島でちょっと休憩とかも許してほしいなーなんて」

提督「わかりました、大淀に言っておきます。あと、欲しいものをまとめたリストをあとで提出してくれると助かります」

漣「あーお猫様ありがたやー、さっそく七駆のみんなや駆逐艦の娘たちに聞いてきますぞ!」








大淀「提督、最近の艦隊運営状況の報告なんですが」

提督「どうですか、皆少しは涼しくなりました?」

大淀「焼け石に水といった感じは否めませんが、それでも現場の意見を聞いてくれたということで、おおむね好評です」

提督「そうですか…、もう少しなにか、涼しくできればいいんですが…」

大淀「海上ですし、これが限界かと。ですがその、別の問題が発生しまして」

提督「別の?」

大淀「水着、日傘代わりのパラソルの携帯…、提督はこの格好をみてどう思われますか?」

提督「あっ」

大淀「近隣住民から『税金で遊んでるんじゃないの?』との苦情がです、ね…」

提督「……あー、対策考えましょう」

大淀「…はい」

《よくあるドッキリ》

漣「はぇ~、とってもかわいい」

潮「飼い主を気遣うなんて賢いワンちゃんだね」

曙「あのクソ猫とは大違いね」

朧「提督もちゃんと心配してくれると思うよ、たぶん」



大淀(ああ、まったく提督はどこに行って……、あら?七駆の娘たちがなにか見てる、スマホ?)



漣「今度はぬこ様のほうを見ましょうかね」

潮「あ、猫ちゃんのもあるんだ」

曙「どうせほっとくわよ、猫なんだし」

朧「どうだろうね?」

大淀「皆さんなにを見てるんですか?…動画配信サイト?」

漣「うぉ!いきなりなんですか!」

大淀「ああ、ごめんなさい。廊下なのに七駆で固まってたのからつい」

潮「えっと、いま、飼い主が突然倒れたら犬はどう反応するのかって動画を見てたんです」

曙「犬ってほんと賢いわよね。ちゃんと飼い主を気遣うんだもの」

朧「私のカニさんも……、どう、なんだろう」

大淀「なるほど、ペットへのドッキリ企画みたいなものなんですね」

漣「犬はやっぱりというか、さすがの忠誠心の高さで飼い主を心配するような動きがあったんですが、ぬこはどうかなーって」

大淀「ああ…猫は犬と違って自由気ままですからね。でも、やっぱり飼い主の不調は心配するんじゃないでしょうか?」

曙「ふん、どうだか、猫って人につくより家につくっていうじゃない。結局あいつらは自分が快適かどうかしか考えてないのよ」

朧「と、なんだかんだ言いつつ猫のことをちゃんと調べてる曙でした」

曙「ちょっと、変なこと言わないでよね!!あのクソ猫なんかどうだっていいから!!…潮、何笑ってるのよ!」

潮「いひゃいいひゃい、あへほのひゃん、ほっへひっはらないれ」


初春「皆して廊下に集まってなんじゃ?何か相談事かえ?…曙は相変わらず潮へのあたりがきついのう」


曙「ふん、別にただのスキンシップだからいいのよ!それに、別に相談事ってわけじゃないし」

潮「飼い主が倒れたらペットはどんな反応するのかなってこれで見てたんだよ」

初春「ああこれは、たしかすまふぉとかいう…なんじゃ、色々できるやつじゃったか」

大淀「犬は飼い主を気遣うんですけど、猫ならどうなんでしょうねって話を…」

漣「いっそ、大淀さんが試してみればいいのでは?」

朧「それって提督に?…大丈夫かな」

初春「ふふ、別にあやつならそのくらいで怒りはしないじゃろうし、な、よいかもしれん…くくく、面白そうじゃのう」

大淀「あ、そうだ提督!?あの人…、猫、また散歩に行っちゃって、早く確認していただきたい資料があるのに!」

初春「ああ、そういえば食堂に向かう廊下で見かけたのう」

大淀「本当ですか?それでは皆さん、私はここで失礼しますね」








大淀(飼い主が倒れたら、か。提督は心配してくれるのかな…、いや、飼い主ではないけど)

大淀(…日頃から苦労させられてるし、ちょっとくらい悪戯したっていいかな)



‐‐翌日‐‐



提督(ああ、寝坊した!大淀に怒られる!)

提督(昨日も遅刻しかけたし、というか、猫に早起きとか無理な話なんですけど!!)

提督(あれ、執務室の扉が半開きだ?いつもは通りやすいよう大淀が開けっ放しに…えっ?)


提督(扉の隙間から見えるのは…、あれは、まさか大淀の、制服?)




提督「大淀?大淀っ?!」バシバシ

大淀(ふふ、慌ててますね、いつも私を困らせてるお返しです。…猫パンチが痛いですが)

大淀(というより、ちゃんと焦ってくれるんですね。まあ、当たり前…)

提督「…返事がない。はぁ、めんどうですね」

大淀(えっ?)

提督「どうせ倒れるなら、自室にしてくれればよかったのに」

大淀(なに、を…言って)

提督「まったく、替えの秘書艦の手配は、朝潮か鹿島か、明石や瑞穂もいいですかね」

提督「ああそうだ、『ついでに』大淀を運んでくれるように言わないといけませんね」

大淀(嘘、私のことは、ついで程度なんですか?なんで…)

提督「いっつも私を追いかけまわして、ふぅ、迷惑な娘がやっといなくなります」




曙『猫って人につくより家につくっていうじゃない。結局あいつらは自分が快適かどうかしか考えてないのよ』




大淀(私、提督にとって、ひどい、あんまりです。どうしてなんですか…)グスッ

大淀(結局、提督にとって大事なのは、あくまでこの場所だけなんですね…)













提督「…あのー、えっと、大淀、そろそろ起きてください」テシテシ


大淀(えっ、あ、れ?この言い方)

大淀「もしかして、気づいてたんですか?」

提督「はい、あの、割と早く」

大淀「う、ぐす、うぅうううううううう…」ギュウウ

提督「待って、待って!えっと、代わりのぬいぐるみを用意しますから!」

大淀「ひどいです!わ、私、本当に、提督からあんな風に思われてたのかと…」ギュウウウウウ

提督「そんなこと、ありえませんっ、で、すよぉ」

大淀「わぁああああああん」ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

提督「ぐえ」






大淀「それで、いったいいつから気づいてたんです?」グズ

提督「なんとなくですけど、大淀が倒れてるのに気づいた時点で可能性として考えてました」

大淀「どうしてですか?」

提督(あの時…)




大淀『犬は飼い主を気遣うんですけど、猫ならどうなんでしょうねって話を…』

漣『いっそ、大淀さんが試してみればいいのでは?』

朧『それって提督に?…大丈夫かな』

初春『ふふ、別にあやつならそのくらいで怒りはしないじゃろうし、な、よいかもしれん』

提督(in初春のポニテ)『勝手なこと言わないでください』ヒソヒソ

初春『くくく、面白そうじゃのう』

提督(in初春のry)『えぇ…』




提督(すでに筒抜けだったんですけど、これ言うと今度から初春を隠れ蓑にできなくなりますし、黙ってましょう)

提督「…大淀とはそれなりに長くいますから、実は悪戯好きなところとかもちゃんとわかってますよ」

大淀「そうでしたか。はぁ、なんだかんだ言ってやっぱり『提督』です。ちゃんと見てますね」

大淀「って、それにしたって提督、あの演技は何ですか!!私とっても傷ついたんですからね!!」

提督「ああ、それはちょっとお仕置きを兼ねてますから」

大淀「でもひどいじゃないですか!もう少しかわいらしい演技でも」

提督「大淀、私ちょっと怒ってます」

大淀「えっ?」

提督「もし大淀なら、私が倒れていたらどうしますか?」

大淀「それは、えっと、とりあえず抱えて医務室か、近くの艦娘に声をかけたり、あるいは携帯とかで連絡を…、あっ」

提督「私は猫なので、前足はあっても手がありません。できることはせいぜい近くの娘を探すだけ、ほとんど何もできないんです」

提督「倒れてるのを見かけたとき、一瞬、本当に、胸が苦しくなりました」

提督「ただでさえ戦いに出られない自分なのに、陸の上でも何もできないなんて…」シュン

大淀「申し訳、ありません」

提督「演技で、よかったです。本当に、よかった」スリスリ

大淀「…ごめんなさい」ナデナデ


初春(あー、なんじゃ、良い余興が見れると思うたが、悪いことをしてしまったかのう)チラッ

初春(あの二人には…一人と一匹にはあとでさりげないふぉろーでもしようかえ)

初春(ま、結果としては、雨降って地固まるといったところ、かの)









大淀「…でもやっぱり納得いきません」

提督「えっ?」

大淀「私、普段提督ができない分の事務作業もひき受けてるのにあの言われ様!!これは、お昼とお夕飯間宮さんじゃないと気がすみません!」プク‐

提督「えー、せっかくいい話で終わりそうだったのにー」

初春(…固まった、かのう?)

二期が始まってもこんな感じで緩く不定期更新します

高画質になって色々わからなかった細部がわかるようになって良いですね

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