明石「借りてきました!好感度測定器です!」 (358)

明石「いわくつきの代物ですがいいんですかね?」


提督「見て見ぬふりをするよりも明るみに出せる所は出し、良いところは伸ばし足りぬところは補いたいと思うのだが。」


大淀「好ましい関係だけを残し、後は人事異動という手もあるので心配には及びません。」


提督「(基本的には淡白に接してきたからな…特に思うところもないか無関心か、というところだろう)」


大淀「無駄な騒ぎを抑えることと、好ましい成果を出せるかの試しということから、対象者を絞るのはいかがでしょう?」


提督「そのように、こちらで選定を行っても?」


大淀「かまいません、人数のほどは?」


提督「小型・中型・大型・海外艦から2名ずつ計8名にしようかと思うが。」


大淀「制定基準は?」


提督「対戦シミュレーターで僕が使用した際に勝率の高かった艦とその姉妹艦からさらに1名を本国から、海外艦は賑やかしの上手な娘を2名。」


明石「海外艦は提督の趣味の娘ってことですか?」


提督「説得力に欠ける物言いをしたのはこちらだが少しは斟酌して欲しいものだね。」


大淀「問題ないかと、では明石説明を。」


明石「機械の半径3メートル以内の思考主体が対象となりえます。
機会を操作することで機械の操作者から他の対象への好感度が最低1最高100の自然数で表示されます。
おおまかに低い・普通・高いの評価ができますね。
低い場合は嫌いか興味がないか情報が不足しているか等が考えられ、高い場合は尊敬や信頼や恋慕等が考えられます。
あくまでも在る好感度を測るものなので質までは不明です。
こんなところですかね。」


提督「(質の不明を利用しその場に応じて取り繕うことができるな、物騒な事態は避けられそうだ)」


明石「あまり硬くなるのもなんですし、予定を決めてとかではなく急に訪ねるなり呼び出すなりはどうですか?」


提督「そうだな、ではこれから軽い面接じみたことを行うことにする、借り受けと助言に感謝する。」


・・・

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提督「両名とも明石・大淀から説明は受けているな?」


暁「バッチリよ!」
響「大丈夫だ。」


提督「より良い職場づくりのために二人に協力してもらいたい。
互いに改善できるところはしてゆこう。
結果を踏まえ考える時間を設けたいので、今回は軽く会話をするに止める。
操作は画面に触れるだけの簡単なものだ。
操作に困ることはないと思うがまずは僕が行う。」



提督→暁【↓1】
提督→響【↓2】

暁「…普通ね。」


提督「事務的なやり取りから生じるある程度の信頼関係はできているということだな。」


響「次は私が。」


暁「ちょっと響!この数字に言うことはないの!?」


響「心なんてわからないもんさ、無意識と意識で同じ人物とは思えなかったりするんじゃないかな。
それに私たちもやってしまえば司令官のことをどうこう言おうとは思えなくなるんじゃないかな。」


提督「理解のある言葉をありがとう。
(前々から思っていたが、年相応のところもあるとはいえ、響は達観している所があるな)」



響→提督【↓1】
響→暁【↓2】

提督「(やはりな、着かず離れず大人の感情の処理の仕方をしている)」


響「好意を示せず済まない。」


提督「(これが自然体ならいいのだがどうにも否応なしにこうなってしまった印象を受けるな、だから僕は彼女のことが苦手なのだろう)」


暁「少し寂しいけど、響はしっかり者ってことね!」


響「司令官は思うところがありそうだけど、まずは事を進めてしまわないかい?」


暁「そうね!」



暁→提督【↓1】
暁→響【↓2】

暁「司令官はとっつきにくいわ!!」


響「暁、今回は好感度を知ることが目的だよ。」


暁「響のことは好きなのよ!でも…壁を感じちゃって…。」


響「お互い様だ、それより、思うところは次回までに整えておこうね。」


提督「暁のように思うところを隠し立てすることなく晒してくれるのは今回の試みの趣旨に沿うものだ。
ありがたい反応だ、指摘された問題点についてはよくよく考えてみることにする。
二人とも今回の結果に思うところはあるかもしれんが悲観に暮れることは避けるように。
では今回はここまでとさせてもらう、協力ありがとう。」



・・・

提督→暁【44】
提督→響【03】
響→提督【31】
響→暁【52】
暁→提督【23】
暁→響【58


提督「(二人の関係はまずまず、僕への評価も予想通りの結果だな。
わかっていることをわざわざ始めるあたり、もしかすると誰か僕を好意的に思ってくれているのではという期待もあったのかもしれないな…。
僕にも人並みに弱い心もあるのだな。)」



・・・

提督「両名とも明石・大淀から説明は受けているな?」


鈴谷「さてさて、やっちゃうよ!」
熊野「よろしくてよ。」


提督「より良い職場づくりのために二人に協力してもらいたい。
互いに改善できるところはしてゆこう。
結果を踏まえ考える時間を設けたいので、今回は軽く会話をするに止める。
操作は画面に触れるだけの簡単なものだ。
操作に困ることはないと思うがまずは僕が行う。」



提督→鈴谷【↓1】
提督→熊野【↓2】

明石「失礼します!すみません!こちらの不手際で表記がおかしなことになってました!すぐにアップデートします!」


提督→暁【46】
提督→響【30】
響→提督【83】
響→暁【50】
暁→提督【78】
暁→響【21】


明石「失礼しました!本当にすみませんでした!」


提督「(思うところはある、それも無視できないほどだ、しかしまずは対処できるところからしてゆこう、鈴谷と熊野からだ。)」



ごめんね(+_+)

指摘くださった方向(コンマ)に修正します。
なんでこんな間違いしたんだろう…。

鈴谷「キモっ!」


提督「すまん。」


熊野「わたくし嫌われていますの?」


提督「嫌いではない」


熊野「正直な言葉を聞けるとは思いませんが、もう少し気の利いたことは言えなくて?」


提督「言葉に過剰な装飾をするのはどうかとおもうがな。」


鈴谷「待った待った!言い合いになるって!次鈴谷~!」



鈴谷→提督【↓1】
鈴谷→熊野【↓2】

提督「」


鈴谷「」


熊野「キモっ!」
熊野「キモっ!」


熊野「何か言ってはどうですの?」
熊野「何か言ってはどうですの?」


熊野「………進めますわよ…。」



熊野→提督【↓1】
熊野→鈴谷【↓2】

提督「」


鈴谷「」


熊野「無視なさらないで…、関心を示されないことで傷つく人もいましてよ…。」


提督「」


鈴谷「」


熊野「今回の結果を書き残しておきますわね…、鈴谷はわたくしが担いで帰ります…、提督はお気の済むままに…、ごきげんよう…。」



・・・

提督→鈴谷【97】
提督→熊野【07】
鈴谷→提督【100】
鈴谷→熊野【60】
熊野→提督【57】
熊野→鈴谷【39】


提督「(ッッ!!アスペアスペとよく言われたものだがやはり感情面への対処能力に難ありだな。
情報に誤りがあったのだ、1つずつ考え直していこう。
暁の僕への対応は照れ隠しの類だろう、とは言え咄嗟に出た言葉だからこそ無視しがたいものがあるな。
響については自分の愚かさを突き付けられたな、よくもまあ知ったような言葉を吐けたものだ、彼女はこんなにも好意を持ってくれていたというのに。
そして暁から響への言葉だ、僕の響への思い込み・決めつけは見当はずれのものだったが、暁も似たような印象を持っているのかもしれないな。
すぐに話直さなくては。)」



・・・

提督「すまない二人とも、先程の結果には誤りがあった。
他者の心を暴きいたずらに事態を乱し心を弄んでおきながらこのような言葉1つではあまりにも軽いだろう。
要望があれば言ってくれ、埋め合わせをさせてもらいたい。」


暁「なんですって!!」


響「結果を見せてもらえないかな?」


暁「なんでそんなに落ち着いてるのよ!?よくわかんないけどすごく変な気持ちだわ!!なんなのよこれ!?」


提督「(心をコケにされたのと、響への苦手意識のもととなっているであろう対応を同時に突き付けられてはな…。)」


響「結果を見せてもらえないかな?」


提督→暁【46】
提督→響【30】
響→提督【83】
響→暁【50】
暁→提督【78】
暁→響【21】


響「司令官はそこまで大きな変化はないようだね。
司令官、暁を抱きあやしてあげてくれないかな?」


提督「わかった、それと響、先程の暁の言葉が今回の結果の重要な点だと思う。
葛藤があり怖いかもしれないが今後はもう少し朗らかに接することを心掛けてはどうだろうか?
言葉を借りるが、好意を示せず済まない。
僕の方でも響に対して誤解があることが分かった。
このような誤解を発見できたことは今回の試みとしては得るものがあった。
これからはお互いを知る機会を積極的に設けていこう。
好意は素直に嬉しく思うよ、ありがとう。」


響「流石にこれは、恥ずかしいな…。
暁も司令官のことが好きみたいだけどね。
そこに暁を横たえてくれるかな?
起きるまで私が見ているよ、起きた後二人で話もしたいしね。
さっきの言葉とても嬉しかったよ、私のことも好きになってくれると嬉しいな。
じゃあまたね。」



・・・

提督→鈴谷【97】
提督→熊野【07】
鈴谷→提督【100】
鈴谷→熊野【60】
熊野→提督【57】
熊野→鈴谷【39】


提督「(次はこちらだ、熊野に対しては上から目線だという印象が苦手意識のもとだが響の例を突き付けられてはな…。
要するに僕は節穴だということだな、熊野について正しい情報を持ち合わせず印象でものを決めているのだから。
改善が必要だな、幸い熊野は僕を嫌悪してはいないようだし、こちらも積極的に交流をもとう。
互いにやや高めやや低めではあるが二人の関係は悪くはないな。
………くっそっっ!!!なにニヒルな雰囲気出してかっこつけて自分に酔ってやがる!?
あーーあーーーー、好かれてるじゃあないか!僕!みんなありがとう!!!
しかも両想いだったよ!!!どこが好きかって!?全部だよ!!!
やばい脳がいかれる、鈴谷かわいい。
…ふぅ、後程鈴谷とは話し合わなくてはな。
それはそれとして次だ。)」



・・・

提督「両名とも明石・大淀から説明は受けているな?」


翔鶴「提督、どうかなさいましたか?」
瑞鶴「変な顔…。」


提督「より良い職場づくりのために二人に協力してもらいたい。
互いに改善できるところはしてゆこう。
結果を踏まえ考える時間を設けたいので、今回は軽く会話をするに止める。
操作は画面に触れるだけの簡単なものだ。
操作に困ることはないと思うがまずは僕が行う。」


翔鶴「はぁ、わかりました…。」
瑞鶴「提督さん大丈夫?」



提督→翔鶴【↓1】
提督→瑞鶴【↓2】

提督「(鈴谷イイ…)それはそれとして変態だ」


翔鶴「編隊ですか?」


瑞鶴「急に話題が飛んだけど。」


提督「すまない疲れているんだ。」


翔鶴「でしたら早く済ませてお休みになってください。」



翔鶴→提督【↓1】
翔鶴→瑞鶴【↓2】

提督「(高中低で低が出たのは初めてだな…。)
先程の、済ませてと休む、という言葉の真意を聞いても?」


翔鶴「変に勘ぐらないでください!?
その…大変自分勝手ではあるのですが…、最近、提督に抱いていた評価が粉々に砕けてしまいまして…、正直今は疑心暗鬼な状態です…。」


瑞鶴「何したの?」


提督「失礼な話だとは思うが、身に覚えがない。」


翔鶴「2行7列…。」


提督「(!?性の殿堂に入られたのか!?何故!?誰かが手引きをした?仕事の際偶然に?計画的に?
あのエロ部屋は僕の聖域なのに!ここも改善だ!
………あれを女性に見られては幻滅されてもおかしくないな………。)
他言無用で…。」


翔鶴「はい…。」


瑞鶴「形容しがたい雰囲気ね…、次行くわ!」



瑞鶴→提督【↓1】
瑞鶴→翔鶴【↓2】

翔鶴「瑞鶴、一見まともに見える人でも一皮剥けば別な面が見えることもあるのよ?」


瑞鶴「本当に何したの!?」


提督「誰も悪くない、加害者なんてどこにもいなかったんだ。」


瑞鶴「だから何があったの!?」


翔鶴「瑞鶴、勢いだけではボケは引き立たないわよ?」


瑞鶴「まともに相手しちゃ負けね…、で?
私と翔鶴姉はボチボチとして、提督さんとの間に温度差があると思うんだけど?」


提督「爆撃をやめてください。」


瑞鶴「…。」


提督「爆撃をやめてください(明るい美少女は好きですが暴力は勘弁)。」


瑞鶴「反省します…。」


提督「じゃれているだけだとは思うが疲れているときにあれは少し堪える。
では。」



・・・

提督→翔鶴【47】
提督→瑞鶴【40】
翔鶴→提督【11】
翔鶴→瑞鶴【42】
瑞鶴→提督【84】
瑞鶴→翔鶴【54】


提督「(今回は随分話し込んだ気がするな、考えをまとめることも少なく済みそうだ。
艦娘から僕への好感度で初めての低評価、理由はエロの不注意不始末。
瑞鶴も反省してくれそうだし、隠し部屋の警戒度を上げれば今回の話し合いも落着だ。
しかし、何故翔鶴は隠し部屋に?…これは別件だ、次次。)」



・・・

提督「両名とも明石・大淀から説明は受けているな?」


Eugen「ばっちりです!」
Pola「はい~。」


提督「より良い職場づくりのために二人に協力してもらいたい。
互いに改善できるところはしてゆこう。
結果を踏まえ考える時間を設けたいので、今回は軽く会話をするに止める。
操作は画面に触れるだけの簡単なものだ。
操作に困ることはないと思うがまずは僕が行う。」



提督→Eugen【↓1】
提督→Pola【↓2】

提督「(負い目がね…、うん…、もうまともに見れる気がしない…、ダンケが別の意味にしか思えない…、いつもお世話になっております、ごめんなさいありがとうございます。
それと、嘔吐ミールしてちゃあ美少女も形無しだよな…。)」


Eugen「………。」


Pola「提督ぅ飲んでるぅ~?あ、ごちそうさまがぁきこえな~い。これも飲んでぇ?うぇへははふふ♪ 楽しい、楽しいですねぇ♪」


Eugen「………。」


Pola「提~督~も飲みます~? 身体熱くなりますよぉ~♪」


Eugen「押しますね。」



Eugen→提督【↓1】
Eugen→Pola【↓2】

Eugen「隠すならもっとしっかり隠してください…。」


提督「(やはりばれている、何かがあったとみていいだろう。)」


Eugen「ここでやってく自信ないです…。」


提督「転属を希望するか?」


Eugen「仲のいい子も増えてきたので、もう少し頑張ってみます…。」


Pola「はい黒ビール~!飲んで楽しくなろ~!」


提督「Polaここを触ってくれ。」


Pola「はい~。」



Pola→提督【↓1】
Pola→Eugen【↓2】

Pola「食の問題は一大事です~、ここでもイタリア料理が食べれて幸せ~、提督ありがと~。」


提督「大した苦労ではないが、こうも喜んでもらえているのでは甲斐もあったというところか。」


Eugen「………。」


提督「言わんとすることはわからないでもないが主張だけはさせてもらおう、施設の運営は下心なしで行っている。」


Eugen「そうですか。」


提督「Polaも寝てしまっている、今回はここまでとしよう。」



・・・

提督→Eugen【05】
提督→Pola【36】
Eugen→提督【11】
Eugen→Pola【79】
Pola→提督【80】
Pola→Eugen【46】


提督「(僕とプリンちゃんとで合わせて16か…突き抜けて悪いな。
士気高翌揚・健康管理の点から、食もそうだが生活周りは盤石にしておきたいな。
これで一通りは終わったか、眠気が酷い、続きは今日の午後の仕事を片付けてからとしよう。
総合値最高・最低の鈴谷・Eugenについて次は掘り下げてみるとしよう。)」



・・・

提督「(結果をまとめてみるか、好き嫌いは矯正するものでもないとは思うが誤解は正しておいた方がいいだろう。
響と暁とは交換日記でもしてみるとしよう、僕・暁から響への一方的な見方もいくらかは好転するだろう。
僕から熊野への苦手意識はなかなかに根が深いが、言動の真意を確かめていくとしよう。情報1つで全体が一変することもあるだろう。
翔鶴・Eugenについては、別件だな。
予想外に好意的に見られていることもわかったな。小躍りでもしたくなる。加えて、恋愛がらみに自分が関わると阿呆の変態になることもわかったな。
こんなところか。)」


大淀「好ましい成果は出ましたか?」


提督「考えさせられることもあり、なかなかに得るものがあった。」


明石「提督は好き嫌いはありつつも上手く感情と付き合ってるって感じですね。」


提督「自分については自己評価通りといったところだな。僕が使用しないことに異議が出るようでなければ以降は艦娘から僕への評価のみを確認しようと思う。」


明石「評価ではありますけど、好感度ですよ?それと鈴谷さんですけど、少なく見積もって100です。機械が100までしか測定できないだけなんで。よそだと高すぎる好意から物騒な事件につながったこともあるみたいですよ?好意にも色々ありますからねぇ。」


提督「気に留めておこう。」


大淀「継続されるんですね。承知されているとは思いますが、提督に収拾がつけられる範囲でお願いします。」


提督「そのつもりだ。手に余るのは僕も困る。さて、ではこれから再開しようかと思うのだが、まずは二人にお願いしたい。いいだろうか?」


明石「お任せください!」
大淀「お任せください。」



明石→提督【↓1】
明石→大淀【↓2】
大淀→提督【↓3】
大淀→明石【↓4】

明石→提督【70】
明石→大淀【80】
大淀→提督【79】
大淀→明石【41】



提督「艦娘の獲得法・鎮守府の運営法に携わる要であるところの者を見ればその鎮守府と提督の性質が分かるとは言うが、当鎮守府は信頼関係を築くのに申し分のない環境を作れているようだな。」


明石「いいですねえ~。記念に何か、作っちゃいます?」


大淀「経費を圧迫することをもっと控えてくれたらいいんだけど。」


明石「そんなことしたら才能が枯れちゃうって!それでもなんやかんやで融通してくれるから好きー!」


提督「おおむね好ましい結果が得られ何よりだ。さて、まずは潜水艦寮へ向かおうかと思う。まだ本件に関わっていない艦種だからな。僕一人で行っては不要な心労を与えかねないので鈴谷に同伴してもらおうかと思う。」


明石「おめでとうございます!よかったですねえ!両想いで!同伴ってどことなくいかがわしくありません?」


大淀「前回も対象者を提督を除いて2名にしたのもそのような配慮からのものだったのですよね?言葉にしておきますが、私も明石もここの運営方針には満足しています。提督、いつもありがとうございます。」


明石「みんなからも似たようなものだと思いますけど。お堅いかと思えば話せばわかる人だし。引き留めてすみません!それでは行ってらっしゃい!」

提督「というわけなのだ、同伴してもらえるだろうか?」


鈴谷「な~んか、マジヌメヌメするぅ~?!」


提督「僕も緊張でおかしくなりそうだが、もうおかしい。頼む、頭を仕事に切り替えてくれ。僕も努める。」


鈴谷「一緒の時間が増えるのは嬉しいからいいけどね?…でも急すぎるっしょ!いきなりお互いに好きってわかってさ!探り合いの期間すっ飛ばしちゃってんじゃん!」


提督「準備運動なしに激しい運動をしたようなものだろうか。これから回ることが慣らしになってくれればいいのだが。」


鈴谷「うん、頑張ってみる…」



・・・

提督「両名とも明石・大淀から説明は受けているな?」


58「がんばっていこー。」
呂「ろーちゃん頑張るって。」


提督「より良い職場づくりのために二人に協力してもらいたい。 なお職場での問題点を問うものであるので鈴谷に関する好感度は設定していない。何か質m」


58「ゴーヤ、潜りまーす!」
呂「Danke!ですって!」



58→提督【↓1】
58→呂【↓2】
呂→提督【↓3】
呂→58【↓4】

58→提督【13】
58→呂【20】
呂→提督【57】
呂→58【27】



58「茶番でち。現役なら殺してたでち。」


呂「Mist!」


提督「(実施して正解だな、今回の試みは。意外な闇が出てきたな。快適な労働環境は整えているはずだが…。)
他の潜水艦同士も似たようなものだろうか?」


呂「はい、ですって。」


提督「何があった?」


58「ゴーヤ、帰りまーす!」


呂「音楽じゃないけど音楽性の違いですって。」


提督「感性がどうしても合わないということだろうか?」


呂「ですって!今帰って行ったのは、提督は退屈な奴だっていつも言ってますって。」


提督「…、どのようなときに意見の不一致を覚える?」


呂「歌舞伎スレイヤーですって。」


提督「詳細を。」


呂「歌舞伎スレイヤーとなった5〇6は、歌舞伎の師の8〇0と、世の危機を救うべく、共闘する。そして似非傾き者の抹殺を目的に、組織に所属する似非傾き者を次々と抹殺していく。」

提督「………、どのように意見が分かれるのだ?話し合いはできているのか?」


呂「視聴後は特に意見がぶつかりますって!皆でよく討論しますですはい!」


提督「論敵といったところか。暴力沙汰は?」


呂「ないですって。皆言い負かしたいだけですって。」


提督「何かある前に知らせてくれるとありがたい。」


呂「提督、肩や腰が凝ってる?」


提督「仕事疲れはしているな。」


呂「これ!塗ってあげますって!」


提督「ありがとう。」


呂「…。」


提督「(!?表情がおかしい!?錯乱したものや教信者のそれに近い!)」


鈴谷「ちょ、待ちなって!口出すつもりなかったけど今の呂おかしいって!一旦落ち着こ?ね?」


呂「…。」


提督「(!?塗布薬の蓋を外した!?)」


呂「んく…。」


提督「(あれは飲んでもよいものなのだろうか…、修復材があるとはいえ危険に思えてならない…。)」


鈴谷「これ以上ここにいちゃまずくない!?提督、逃げよ!」



・・・

提督「咄嗟の行動が僕は苦手でね、ありがとう鈴谷。」


鈴谷「なんなのあれ!?あんなのが同じ鎮守府にいるとか怖すぎるんですけど!?」


提督「本人らがしたいようにしているのみで自己完結しているのであれば問題はないとは思うが…、実態の詳細の調査は必要だな。」


鈴谷「マジお願いね!」


提督「関わりを持っていない艦種というとあとは戦艦か。」


鈴谷「切り替え早っ!疲れたんだけど…、ちょっと休憩しない?」


提督「今日回るのは次で終いにする。もう少し辛抱してくれ。(休憩…。)」


鈴谷「ほ~い…。」

提督「両名とも明石・大淀から説明は受けているな?」


大和「はい。」
武蔵「ああ。」


提督「より良い職場づくりのために二人に協力してもらいたい。 なお職場での問題点を問うものであるので鈴谷に関する好感度は設定していない。何か質は?」


大和「とくには。」
武蔵「ないな。」


提督「(前回分かったことだが、複数名が同時に触れることでも作動するようだ。最大何名かはわからんが。)
では二人ともこの画面に触れてくれ。」



大和→提督【↓1】
大和→武蔵【↓2】
武蔵→提督【↓3】
武蔵→大和【↓4】

大和→提督【20】
大和→武蔵【75】
武蔵→提督【04】
武蔵→大和【80】



武蔵「お前は選ばれなかった…。」


大和「武蔵にかなう艦娘なんているわけがないわ!」


提督「(またなのか…、理解できぬままに進行してゆく事態にただ圧倒される…、どこに行った優しい世界。)」


清霜「タイチョウ…オカラダノホウハ…」


武蔵「うるさい!萌えええええええええ!!」


大和「提督、場所を移しましょう。」


提督「ああ。(急に素面に戻るのか…)」

大和「提督、私たちが決戦用に温存されるのは理性ではわかりますが納得はできません。私たちにも人格があります。個体差もありますから皆が皆戦いたいわけではないでしょうけど、武蔵はため込みすぎました。ああしていないとそれこそ見ていてつらいような有様です。」


提督「(作戦時の振舞におかしなところは見受けられなかったが、平時は作戦時とは随分と…。大和型の戦力は魅力的だが、大和の言う通りだ。改善案を示しても彼女らに満足してもらえないようならよそに移ってもらうことも考えに入ってくるな。)」


大和「何度も訴えていましたよね?こうなる前になんとかしたかったんです…。全体としての都合はわかりますが、ないがしろにされる側には受け入れられることではないんです。」


提督「(予想していたものとは違うがここでも成果ありだな。近くと遠くとでは情報の種類が違う。)
改善案を制作しようと思う。無理のない範囲で要望は受け入れたいと思っている。」


大和「そうですか。うまくいくといいですね。話は以上でしょうか?」


提督「ああ。」


大和「それでは。」



・・・

提督「(信頼関係を築くのに申し分のない環境とはなんだったのか、つつけば問題が出てくるやばい職場じゃあないか。数値に出る所はうまく運営できているだろうが、この有様ではな。そんなつもりはありませんでしたといいつつ下衆な行いをする屑共と僕が同類と思えてくるな。その気なしに道具扱いか。)
今日はありがとう。仕事は終わりだ。」


鈴谷「黙ってることのが多かったけどね。みんなお疲れかなぁ?上手に息抜しないとダメっしょ~。………だからさ!提督!その…、えぅ。」


提督「次の休み、デートして下さい。」


鈴谷「!?んぉ、もー!………やだ……マジ、恥ずかしい……!見ないでって! もぉー、テンション………上がるぅ!じぇ、じゃーね提督!楽しみにしてるかんねー!ばいばーい!」


提督「(言動から推し量ってみたが、よかった、勘違いではなかった。見苦しい正当化だとは思うがつらい目に遭っている者の状況をどうにかするためにも僕が上手く考えられるよう自分のことも管理しないとな。さて、予定を立てるとするか。)」



朝:【↓1~5、コンマ最大の行き先】
昼:【↓6~10、コンマ最大の行き先】
夜:【↓11~15、コンマ最大の行き先】



移動だけで時間の大半がつぶれてしまう場合や行けない場所や話の展開上問題が生じる場合は、次にコンマの大きい案にさせていただきます。
読んでくださっている方、ありがとうございます。
おやすみなさい。また明日。

提督「(非常識?知ったところではないな。しかし息が荒くなっているな、嬉しい緊張だが思考がまとまらなくなる。扉を叩くだけのことをいつまで先延ばしにするのやら。ん?物音が近づいてくるな。扉から離れるか。)」


熊野「あら、ごきげんよう。提督。まだ朝の5時でしてよ?少々…、いえこういった物言いがいけなかったのでしたわね。それでは。」


提督「ああ。(ジャージに木製バット?なんとも意外な…。あっさりと印象が壊れたな。…さて、お邪魔させてもらうか。)」

提督「鈴谷、起きてくれないだろうか。」


鈴谷「んあ…、ふぁぁ、おはよ…、………え。」


提督「おはよう。少しでも長い一日にしたいと思ったのだが出直した方がいいだろうか?」


鈴谷「ちょい待って…、まだだるい…。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「おはよ、できれば背中を向けてくれないかな~って。」


提督「わかった。(目脂や口臭を気にしているのか?)」


鈴谷「あ~んがと。これからどうしよっか?」


提督「出かけ先で採るにはまだ時間が早いからな、まずは食堂で朝食をとりながら今日のことを話さないか?」


鈴谷「うい~。30分で用意するけど、待たせちゃうね。だいじょぶ?」


提督「待ち時間も楽しめそうだな。では食堂で落ち合おう。」


鈴谷「ふぁ~、あとでね~。」

提督「(大淀ならもう起きているだろう。話をしておくか。)僕だ、入ってもいいだろうか?」


大淀「大丈夫ですよ。どうぞ。」


提督「失礼する、時間はとらせない。…、大和型についてだ。武蔵から僕への数値を見る限り、僕が発する一切が・僕に関わる一切が武蔵を傷つけるだろうと思われる。手放すにはあまりにも惜しいがそれはこちらの都合だ。武蔵・大和両名を他鎮守府へ転属できるよう取り計らいたい。武蔵の治療・復帰の支援・復帰後の待遇の約束、これらの条件を満たせる鎮守府を見繕ってもらえないだろうか?彼女らを交渉の材料にすることなく、能力からの褒賞がそのまま彼女らへと戻るよう頼みたい。」


大淀「その条件でしたら問題ないかと。ですが大和までよろしいのでしょうか?」


提督「大和からの数値も悪い。想い合っている姉妹を引き離しでもしようものならさらに悪化しそうだ。どのような問題に発展することやら。」


大淀「これで1つ問題が片付きましたね。」


提督「話は以上だ、朝から付き合ってくれありがとう。」


大淀「はい、それでは。」

提督「(この時間の食堂の利用者はなしか。今日はたまたまか?…まだ時間には早いな。席で考え事でもしているか。現状不足していることでも考えるとしよう。…、うまく立ち回れたとは思うが僕の思う良い職場を作り及び維持ために随分と手放してしまっているな。特殊艦の保有権利の放棄は痛いな。龍鳳のときはぎりぎりだった。提督としての好ましい適性を疑う思想の持主という難癖からのレッテル貼りが通ってしまうとは思わなかった。おかげで米・英・仏艦の保有権までもぎ取られた。あとはそうd」


鈴谷「おまたせー!」


提督「随分急いでくれたようだな。ありがとう。A・B・C、朝食はどうする?」


鈴谷「B!このお子様ランチ風のごはん、好きなんだよねぇ~。提督は?」


提督「Aだな。京風は派手さこそないがとにかく野菜が美味い。取ってくる、待っていてくれ。」

提督「待たせたな。」


鈴谷「あっざーっす!いただきま~す!」


提督「いただきます。Bも美味しそうだな。暁あたりは避けていたりするのだろうか?もったいないな。」


鈴谷「大人のお子様ランチってのもあるらしいよ。」


提督「(大人の、が付くだけで淫猥な響きがするな。)知らなかったよ、珍妙な命名だな。今日の予定だが考えてきているだろうか?」


鈴谷「ざっくりとはね~。提督は?」


提督「大まかには。」


鈴谷「今回は提督に任せちゃおっかな!次は鈴谷ね!」


提督「楽しみにしておく。(思いもがけず次回の約束も取り付けられたな。)…、話させてもらおうか。まずは遊園地へ行こうかと思う、次に遊び疲れを考慮し映画館、最後に二人きりになれかつ緊張せずに済みそうだと考えカラオケ。どうだろう?」


鈴谷「いかにもデートって感じですな~。いいね!」


提督「そう言って貰えると嬉しいな。d」


間宮「おはようございます。朝早くからお疲れ様です。どうかなさいましたか?」


提督「出張の話し合いだ。」


鈴谷「…提督、あれもってきてる?」


提督「あれ?」


鈴谷「測定器。提督が他の娘からどう思われてるのかしっときたいし。」


提督「(早くも彼女面か、望むところだ!!!)ここに。間宮からの評価も知ろうとは思っていたからな、ちょうどいい。間宮、この画面に触れてくれ。」



間宮→提督【↓1】

間宮→提督【77】



提督「好意的に見てもらえているようだな。ありがとう。」


間宮「いえいえこちらこそ。提督が理解を示してくださっているおかげで快適な職場ですよ。イタリア料理の取り入れは大成功でしたね。Polaちゃん大喜びでしたよ。」


鈴谷「一安心かな。」


提督「(何がどう一安心なのだろうか…。)」


間宮「一声かけさせていただきましたが特に用事があるわけではないので、失礼しますね。」


提督「僕らもそろそろ出るとしようか。」


鈴谷「うぃ~っす!」

提督「近所に電車が通っているというのは便利なものだな。」


鈴谷「住んでると実感しにくいけどね~。しかも!遊園地前の駅まで一本で行ける!」


提督「(一本でイケる…。…思春期か!)開園の十分前位に着きそうだな。平日なのが良かったな、券の購入に待たされずに済みそうだ。」


鈴谷「あと、混んでるとそれだけで疲れちゃうしね~。」


提督「そうだな。(話続けではなく沈黙も多かったがそれもまた心地よかったな。そうこうしている内に着いてしまいそうだ。)」

提督「どこから回ろうか?」


鈴谷「観覧車!」


提督「夜までいないとはいえ、いきなり型破りだな。いいと思うぞ。と、随分入り口近くにあったな。早速乗ろう。」

提督「観覧車からの眺めは、山からもいいが海もなかなかどうして。」


鈴谷「誰と?」


提督「誰とは?」


鈴谷「誰と行ったの?」


提督「言葉が足りないぞ。観覧車で山からの眺めを見たのは親戚と回った時だ。」


鈴谷「女の子いた?」


提督「向こうは家族総出だったし、いとこは男だ。」


鈴谷「うん、ならよかったよ。」

提督「(…、好感度100の片鱗が見えたな。)」


鈴谷「測定器の提督の鈴谷への結果ってさ、………そういうことって取っちゃっていいのかな?」


提督「…、そうだな。それを言うなら鈴谷はどうなんだ?」


鈴谷「鈴谷も………。」


提督「(………数値でわかってはいたが言葉で確かめ合うとたまらないものがあるな。)………、測定器の数値の高と低にどのような観念を付与するかは人それぞれだが、これまでのところで言えば、僕は高に恋慕で低に苦手を付与しているように思う。つまりそういうことだ。」


鈴谷「うん………。」


提督「…。」


鈴谷「…。」

提督「そろそろ一周だな。」


鈴谷「…。」


提督「…、測定器といえば、90以上か10以下には要注意という話は聞いているな?」


鈴谷「突発的な行動に出かねない値の目安だっけ?提督、これからも測定器使うときは鈴谷も連れてってね。90以上の子がいたら提督からその子へも調べてほしいな。」


提督「了解した。こちらから頼みたいところだよ。s、到着か。」

提督「何に乗るでもなく歩き回るだけでも楽しいな。よく手入れされているものだ。」


鈴谷「翔鶴とEugen、もう心配いらないよ。」


提督「いきなりだな。」


鈴谷「さっきの危険値のことだよ。」


提督「近いうちに対処するつもりではいたが、本件に関わりのあることは独断専行は控えてほしいな。報告してもらっても?歩きながら話すか?休みながら話すのもよさそうだが。」


鈴谷「歩きながらでいいよ。秘書官の時にドジで本棚の中身ひっくり返して隠し部屋発見して勝手に入って勝手に想像膨らまして勝手にびびってEugenにも情報を与えた翔鶴に問題があるっしょ?」


提督「理解した。瑞鶴とPolaに窓口になってもらうことで少しずつ解決に向かいたいと考えていたのだが、随分と早く解決したな。詳細を聞かせてほしい。」


鈴谷「あの二人が鎮守府を離れることはないから安心して。提督が心配してるのはわかるけど理不尽なことはしてないよ?瑞鶴とPolaに確認してもらえばわかるから。ちょっち厳しく話したけどただ話しただけだから。」


提督「…、なるほど、簡単に裏が取れることをわざわざ隠し立てする必要もないな。だが僕から熊野への苦手意識はどう捉えている?」


鈴谷「提督だって人間じゃん?勘違いもするっしょ。でも提督は勘違いのままにするつもりないんだからいいと思うけどな。」


提督「そうか、ところで先程から仕事と他の女性のことを随分と話してしまっているが今日を楽しむことに切り替えないか?」


鈴谷「鈴谷は気にしてないよ?好感度97ってすごくない?鈴谷を見てくれているんだなってなんかもう安心しちゃえるし。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…、随分歩き回ったな。そろそろ映画館に向かおう。昼食は映画を見ながらはどうだろうか?」


鈴谷「さんせ~!園内に娯楽が詰まりすぎっしょ!いいよね~!」


提督「正確には遊園地のすぐ隣だ。カラオケも同施設にあるようだ。では向かおうか。」

提督「大人2枚お願いします。席はこの2つで。どうも。」


鈴谷「ありがと!これ観たかったんだよね~!」


提督「少女漫画原作の実写映画か、僕は初めて見るよ。」


鈴谷「お昼はあれにしよ!」


提督「ケバブか、野菜も随分入っているな。いいと思う。」


鈴谷「さてさて……突撃いたしましょう!」

提督「…、鈴谷、佐藤ちゃんは何故いじめの件を公開しないのだ?簡単にやめさせられそうなものだが。」


鈴谷「斎藤君と鈴木ちゃんは幼馴染だからね~。佐藤ちゃんは鈴木ちゃんから斎藤君への想いに思うところがあるんじゃないかな。」


提督「それはいじめを正当化する根拠にはならんと思うが、理不尽を受け入れる佐藤ちゃんの態度が事態を悪化させている。なぜ戦わない。それと斎藤君は間抜けに過ぎると思う。」


鈴谷「まあまあ、見てれば分かるって。」

提督「ナニコレ」


鈴谷「佐藤ちゃんが新興宗教の教祖になって、斎藤君が犬に、鈴木ちゃんが椅子になる話だけど?ありきたりな映画だと提督面白くないかな~って思って。」


提督「すごいな少女漫画。」


鈴谷「これが独自の地平を突き進んでいるだけだよ?導入部はこってこての少女漫画風だけど。」


提督「パンフ買おう。原作も。原作者の他の作品もあるなら見てみたいな。」


鈴谷「ハマりすぎっしょ!」


提督「もう一回見ないか!?」


鈴谷「いや、明日も仕事だかんね?夜前には戻っとくんしょ?この後のカラオケだって楽しみなんだから。」


提督「12:30か、少し待ってくれ、カラオケの予約をしておけば、次の上映時間を考えると1.5時間は歌えそうだ。2人ということもあり歌うことの待機時間が少なくなるだろう。3時間も4時間もいたのではすっかり歌えなくなっていそうだ。なのでもう一回見ないか?」


鈴谷「う~~~ん…、…わかったってば!出撃~!」

提督「………。」


鈴谷「ちょ!?いつまで考え込んでんの!?カラオケだよ!?この狭い空間に恋人同士でいてなんかあるっしょ!?」


提督「佐藤ちゃんは極限状態において自己を差し出そうとしたがそのことが悲劇を生んだのは良かったと思う。自己犠牲が道徳的な善として蔓延ることが当たり前になることが社会の常ではあるが、この作品は大衆にもわかりやすく考え直す機会を与えていると思う。それと斎藤君は間抜けに過ぎると思う。」


鈴谷「…、これでどうよ!!?」


提督「(………、………胸、胸、胸、顔全体で感じる肉の暴力。あといい匂い。やわあったかい。畳みかけてくる質量、ここが僕の………。)」


鈴谷「…、カラオケに来てよかったね。外じゃしないよ?…、提督?」


提督「(身体接触なんていつぶりだろうか…、r…、………)」

提督「…ん…。」


鈴谷「んぉ、起きた?そんなによかったんだ~?」


提督「これまでに感じたことのない癒しだった。ところでここまでは鈴谷が運んでくれたのか?」


鈴谷「うんにゃ、カラオケの店員さん。…もう夕方過ぎだよ?」


提督「鎮守府に戻るか。」


鈴谷「そだね。うんしょっと!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(小さかったころのことを覚えている人の方が少ないだろうが、僕も人並みに記憶が薄れてきている、だがこの遊び疲れて幸せで満たされているのは小さなころという言葉を想起させる。…早いなもう駅か。)」

提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(…今度は鈴谷の番ということか。気が付いた時には寄りかかられていたな。寝顔を撮影したいところだが音で起こすのももったいない。…このままでいいか。)」


提督「…。」


鈴谷「…。」

提督「鈴谷起きてくれ。駅に着いたぞ。」


鈴谷「……ちょっち寝たいしー……。」


提督「……わかった。おぶって帰ろう。ほら、つかまってくれ。」


鈴谷「お疲れ~ぃ…。」


提督「…。」


鈴谷「…。」

提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(……まあ、それなりの重さにはなるだろうな。……普段から走り込みをしていてよかったというわけだ。重い。上半身のつけがこのつらさの元ということか。重い。……鈴谷と熊野の部屋が見えたなもう少しだ。重い。……鍵はどうしたものか。熊野が部屋にいればいいがでなければ…。)」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「熊野。いるだろうか?」


熊野「…ええ。いましてよ。少しお待ちになって。」


提督「…、こんばんは。見ての通りだ。部屋に入っても?」


熊野「よろしくてよ。」


提督「ありがたい。………、ふぅーーーー!」


熊野「重い荷物ごくろうさま。」


提督「嬉しさがまだ勝っていたが、いつまでもっていられたか。…ではな。おやすみ。」


熊野「おやすみなさいませ。」

提督「(僕もそろそろ寝るとしよう。夕飯を食べ損ねたな。明日の朝食はしっかり採ろう。好感度に難のあった艦娘の問題は解決した。明日は龍鳳に会いに行こう。彼女なら潜水艦達の実態にも詳しかろうし、まとめ役になってくれることも期待できる。海外艦はPola・空母は瑞鶴のように橋渡しになってくれるような娘が他の艦種にもいればいいのだが。彼女の取り扱う業務の種類から、軽巡は夕張が話しやすそうだ。あとは、…いかん、眠い。あとは…、戦艦だな。戦艦は…、…だめだ、もう寝よう。)」

追加項目を
艦娘からの好感度が90以上の時は提督からの好感度も調べます。
艦娘からの好感度が10以下の時はその艦娘は転属となります。
提督からの好感度が90以上か33以下の時はその艦娘に関わりを持ちます。

安価のみなさんありがとうございます。独り言を零していただいても嬉しいです。
それではまた明日。おやすみなさい。

提督「(…艦娘には美少女しかいない。容姿はもとより性格も善良の一言に尽きる。能力面にしても適切に配置すれば結果を返してくれる。数値が低いにも関わらず僕の艦娘への感情は苦手にとどまっているが、嫌いになる方が難しいように思う。)」


龍鳳「あの、提督?」


提督「すまない、意識が内に向いてしまった。(…緊張か期待か、龍鳳から好意的に見てもらえていれば彼女を介することで軽空母・潜水艦との関係も円滑になれる。ここが上手くいけば…。)」


鈴谷「しっかりしなよ~!龍鳳これ、触って?」



龍鳳→提督【↓1】

提督「(よし!駆逐艦は暁に頼むとしてこれであとは戦艦と軽巡だ。)こちらの都合で申し訳ないが、肩の力が抜けたよ。潜水艦達について聞きたいことがあるのだが。」


龍鳳「潜水艦の子たちが何か…?」


提督「外に害をなさなければいいのだが、どうも活発に討論をしているようだな?危険性がないか龍鳳の意見を聞きたい。」


鈴谷「呂も突拍子のないことしだしたしね…。」


龍鳳「……信仰は密やかにと、いつも言い聞かせてはいるんですけど……。一層、よく言い聞かせておきますね。任せてください!」


提督「頼もしいな。是非お願いしたい。ではな。(ん?潜水艦一同が戻ってきたか。)」


呂「提督、こんにちは、ですって!」


提督「体の方は大丈夫か?以前飲んでいたものは健康に良くないように思うのだが。」


呂「現場で効いてくれましたって!」


提督「(これが信仰からのものなのか?理解ができない。)」


龍鳳「呂ちゃんは残ってね。みんなは戻っていいですよ。」


提督「今度こそ、ではな。」


龍鳳「はい。」

提督「龍鳳のこれまでの勤務態度から、本件を信用して任せてもいいように思うがどう思う?」


鈴谷「ん~、ちょ~っと下品かもだけど聞き耳たてよ~よ。どう諭すのかわかるかもよ?」


提督「…そうしてみよう。」

龍鳳「…。」


呂「りゅーほー?どうs」


龍鳳「イヨォーッ!」
呂「Danke!」
龍鳳「イヨォーッ!」
呂「Danke!」
龍鳳「イヨォーッ!」
呂「Danke!」


龍鳳「…、普段から話していましたよね?よそ様にご迷惑をかけちゃいけませんよ?呂ちゃんは良い子だから、一回言えばわかってくれますよね?」


呂「三回は一回じゃありませんって…。待ってくださいって!わかりましたって!でっち公が!でっち公が提督に暴言吐いてましたって!」


龍鳳「…、ごーやちゃーん!いらっしゃーい!」


58「………、タイゲイリニンサン!なんd」


龍鳳「イヨォーッ!」
58「でちーっ!」
龍鳳「イヨォーッ!」
58「でちーっ!」
龍鳳「イヨォーッ!」
58「でちーっ!」


龍鳳「辞世の見栄を切りなさい。」


58「お慈悲を!お慈悲をクダチ!」


龍鳳「クダチ、クダチと!その飽食じみた態度は見苦しいですよ!恥を知りなさい!キシャア!辞世の見栄を切りなさい!」

提督「…、管理能力は十分なようだな。」


鈴谷「…、こっちから関わんなきゃいんじゃない?…、気味は悪いけど…。」


提督「…、次は軽巡。夕張だ。」


鈴谷「ん?大淀は?」


提督「…、そういえば、だな。見落としていた。なら次は再び戦艦だ。今度こそうまくいけばいいのだが。」

鈴谷「明るい職場づくりにご協力を~!お二人さん!よろしくね!ここ、さわって?」


金剛「こういうのも、楽しいネー!」
榛名「はい!」



金剛→提督【↓1】
金剛→榛名【↓2】
榛名→提督【↓3】
榛名→金剛【↓4】

金剛→提督【54】
金剛→榛名【80】
榛名→提督【86】
榛名→金剛【55】



鈴谷「ふ~ん…。」


金剛「自慢の可愛い妹デース!」


榛名「ありがとうございます。榛名、嬉しいです。提督、その…。」


金剛「簡単に榛名は任せられないヨー!もっと男を磨くネー!」


鈴谷「…90超えじゃないし…、…ギリかな…。」


提督「(暗い瞳の先に映るのが僕ではなく榛名なあたり、メンではなくヤンの傾向か?)戦艦がらみで困るだろう時には榛名を頼らせてもらいたい。いいだろうか?」


榛名「榛名にお任せください!」


鈴谷「んじゃこの辺で!いこ!提督!」

提督「(…、独占欲が強いわりに寛容なところもあるな。僕の敵を作るよりも味方が多いことを良しとしているのだろうか…。)これで当鎮守府の各々の艦種における協力者は見繕えたな。…、取り方次第だが、まだソビエト艦には会っていなかったな。海外艦でひと括りにしてしまうことに乱暴さも感じてはいるのだが…。響からの好感度は高い、僕からの苦手意識さえ解決できれば響がとりなしてくれるだろうとも思える。鈴谷、どう思う?」


鈴谷「【↓1~5、コンマ最大の発言内容】」



会話として成立しない場合や話の展開に問題が生じるときには次に大きいコンマの発言にさせていただきます。
内容はそのままに話し方を変えることもあるかもしれませんがご容赦ください。

鈴谷「海防艦はいいの? 」


提督「(…ハッとさせられたな…。)…、政治的な制約に関係なくうちにはいないんだ…。僕の無能と偶然がほほ笑んでくれないおかげでね。僕の質問の形式に制限されずよく疑問を提起してくれたな。ありがとう。(うまくいくかはわからないが響との関係を改善できたならその時にでも響に尋ねてみるか。)それはそうと、熊野について聞きたいのだが。」


鈴谷「鈴谷におっまかせ~!」


提督「(…似たような表題の大人のゲームがあったな…。)以前早朝に運動をするであろう熊野と会ったのだが、熊野は野球を好むのだろうか?」


鈴谷「ありゃ野球が恋人って域だよ!夜更かしは美容の大敵とかで、毎朝早くから素振りしてるみたい。鈴谷夜型だったのに、おかげですっかり早寝早起きが習慣だよ…。」


提督「…向こうの土俵で戦ってみるか。経験するまでもなく考えた方がいいこともあるが、経験しなければわからないことも軽視しがたいしな。情報ありがとう。それと、今の生活習慣の方が鈴谷も綺麗なままでいられるのでよいのではないだろうか?」


鈴谷「う~ん………。そこが若者の立ち行かぬところでしてな~…。」


提督「よく考えてみてくれ。用事ができた。またな。」


鈴谷「…、うん、じゃね。」

提督「(自分だけ好かれていることの気まずさと自分だけ好いていることの虚しさからの自己防衛のために僕の好感度測定に制限を設けたわけだがこれでよかったのだろうか…。考え直す機会があればわきによけず考えてみよう。)…、明石、いるだろうか?」


明石「いますよー!どーぞー!」


提督「今、話しても大丈夫だろうか?」


明石「大丈夫ですよ。長話じゃなければ。」


提督「すぐ終わる。競技の技能向上を補助してくれるような道具はないだろうか?」


明石「いい子がいますよ!メカいらーず君マークツードライです!」


提督「どのような機能なのだ?」


明石「学習装置ですね。艦娘の獲得方法によりますけど情報を流し込んで人格形成する方法もありますよね?」


提督「必要な技能も習得できるというのだから便利なものだな。…表に出ない何かもあるのかもしれないが。」


明石「少なくとも人間にそのまま使えるようなものじゃありませんねー。そこを!人間にも!使えるようにしたのが!この子なんです!」


提督「優秀な洗脳装置だな。公開するのか?」


明石「まさか!面倒ごとに巻き込まれるのが分かり切ってるじゃないですか!」


提督「僕もそのまま使う気にはなれないな。野球の投手に必要な能力を高めたいのだが。」


明石「それならこの子からの情報を運動情報に変換する機械を間に挟んでその機械と繋いだ全身スーツで体に覚え込ませましょう!無理やり体を動かされるわりに直接情報を脳にぶち込まれるより効率は全然ですが安全ですよ!私、野球はパ〇〇ロしか知りませんけど、こんな感じの投球をしたいなーってのあります?」


提督「【↓1~3、コンマ最大の発言内容】」



会話として成立しない場合や話の展開に問題が生じるときには次に大きいコンマの発言にさせていただきます。
内容はそのままに話し方を変えることもあるかもしれませんがご容赦ください。

提督「人体の可動範囲以内で その人にあった無理のない動きでなければスーツの中で複雑骨折をしかねないが大丈夫なのか?」


明石「提督の運動能力測定の結果をもとに調整しますよ。期間はどの程度を考えています?」


提督「あまり本件に時間をかけすぎるのもな…。1か月でどの程度まで伸ばせそうだ?」


明石「さすがにそれは競技をなめすぎですって。そうですねあと提案できそうなのは今言ったのと関係しますけど、装着者を操る全身スーツなんかもありますよ?あとは…、競技の技術的な面を無視してもいいならドーピング的なものもありますが副作用をどうにかこうにかするのに次の1日はつぶれます。」


提督「危険が最も少なく効果を最も発揮できる案を教えてほしい。」


明石「なら今の2つの併用ですね。ムキムキ操り人形でいきましょう!…これ、提督の強さっていうんですかね?」


提督「これで先方へは僕がどのような人間かが伝わるはずだ。隠し立てなくぶつかろうと思う。それと、先程の質問の意図は理解していた。力でねじ伏せるか技で翻弄するかなどの方向性を問うていたのだろう?が、適切な返しをすることよりも土台を検証することのほうが重要だと思う。」


明石「どう事態が解決するのか、結末を占ってみようと思ったんですが、斜め上をいきましたね。それとお節介を承知で言わせてもらいますけど、所謂健全な恋愛をしたいなら好感度80台の娘にしといたほうがいいですよ?90からは駆け引きの通用する相手とは思わない方がいいですね。」


提督「…覚えておく。(思い合っていればそれでうまくいくというものでもないだろうしな。今の幸せも互いの想いも変わってゆくのだろう。…いい方に変わってほしいというのも変わらないでほしいというのも脳の中でしか通用しない。外は皆に等しく優しくない。僕の感情は感情として大事にしているが感情が僕の全てではないからな。本気で愛し本気で疑おう。……感情的な僕は真っ向から否定するが、鈴谷と生き続けるということがない未来もあるのかもしれないな…。)」


明石「余裕をもって,使用の1週間くらい前には教えてくださいね。」


提督「わかった。明石には随分と助けられるな。ありがとう。ではまた。」


明石「それではー。」

提督「(熊野に対しての用意はこんなところか。勝負の申し込みを近々するとしよう。あとは結果がどう出るか…。響についても対策をしておこう。交換日記を読んだところ、暁は淑女の何たるかに興味を示しており響が名言のような返しをするという流れができているな。話し言葉と書き言葉で口調も内容も変化がみられるのが面白いな。交換日記といっても紙媒体のつぶやっきーのようなものだが。書き終わり次第所定の場所に置くというもので1日に何度も発言が行われるが今回はさて…。)」


日記「
暁:レディーってなんですか?
響:レディーになりたくてなるんじゃないなってしまう者がレディー
暁:年はとりたくないってこと?
響:人工的に淘汰されるのが目に見えている
暁:年を取ると厄介払いされちゃうの?
響:♂は若い女に憧れるから若くてかわいいのはもてる 若くてかわいいと全身からかもし出すエネルギー量がオーラとして見えそうになる
暁:慣れてきたけど、響ってこんなのだったのね…
響:ほう、経験が生きたな
暁:司令官、何か言って
提督:【↓1~3、コンマ最大の発言内容】



提督「(僕の発言はこんなところか。…、こんなやり取りを2週間程もすれば初めの頃の硬さも取れるだろうよ。二人とも随分と楽に振る舞っているように思えるな。さて、今日の業務はこのくらいにしておくか。)」



会話として成立しない場合や話の展開に問題が生じるときには次に大きいコンマの発言にさせていただきます。
内容はそのままに話し方を変えることもあるかもしれませんがご容赦ください。
おやすみなさい。

提督「(もう夕方か。そろそろ熊野が帰投してくるころだな。話をつけるとするか。…少し時間があるな。交換日記を進めるとしよう)。」


日記「
提督:私が思うに、レディらしさならウォースパイト、扶桑、筑摩を参考にするといいだろう ただし筑摩が利根を甘やかしすぎるところは真似するな
暁:うちにウォースパイトさんはいないわよ
響:そこもだけど、司令官の一人称と命令口調に関しては?
提督:響を見習わせてもらった せっかく普段とは異なる形で話し合えるわけだしな これまではしないでもすんでいたが命令をするという決断をすることもこれからあるのかもしれない いわば予防接種だな 一人称は命令口調に引きずられた結果だ
暁:長い!くどい!ここでくらいもっと気軽に話しましょうよ!
響:お前それで良いのか?
暁:いいのよ!
提督:言われたそばからで申し訳ないのだが、扶桑・筑摩の挙措からは得るものが多いと思うぞ?シスコンは筑摩の良さではあるが暁の求めるレディー像には合わないと思うが 扶桑に関しては枝垂桜のような美を感じることがあるな あれはいいと思うぞ
暁:ちゃんと考えてくれるのは嬉しいけどもっと優しく話してよ…
響:想像を絶する悲しみが暁を襲った
提督:まずは発言を1行に収める所から取り組んでみようと思う s


熊野「艦隊が帰投いたしましたわ。」


提督「ありがとう。…、突飛なことと思うだろうが、次の休みに時間を割いてもらうことはできるだろうか?」


熊野「?内容によりますけれど。」


提督「僕から熊野への好感度は憶えているな?熊野さえよければ僕の意識改革に協力してもらいたいと考えている。熊野は野球が好きだと聞き及んでいる。…勝負してはもらえないだろうか?」


熊野「…よろしくてよ。勝負の方法は?」


提督「僕が投げる、熊野が打つ。できるところまでやり抜きたいと思う。体力が尽きる前に考えを改められればいいのだが。」


熊野「承りましてよ。それでは、楽しみにさせていただきますわ。ごきげんよう。」

提督「(明石には驚かされたな。提示していたものを改良してくるとは。)…、待たせたな。」


熊野「?失礼ですが人違いではなくて?」


提督「僕だ!」


熊野「提督、あなたでしたの!…、この時間この場所、待ち合わせにあの提督が遅れるとは思いませんが…。本当に提督ですの?」


提督「見た目はまったくの別人だからな。…、副作用をなくしドーピングではなく変身、体を無理矢理に外から動かすのではなく電気信号による筋肉の操作を行う貼り付け型の装置を服の下に。今回の僕の手札だ。」


熊野「そうですの。…、この勝負にかける提督の思いは伝わりましたわ。………でしたらわたくしも相応の対応をした方がよろしいでしょうね。…、持ってきておいて正解でしたわ。ちょっと、席を外しますわね。」

提督「(壺、粘性の何か、経口摂取。なんだあれは?)」


熊野「フルパワーーー100%中の100%ですわ!!!きええええぇぇぇぇぇええええぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!」


提督「(………段々と僕の中の熊野像は変化してきてはいたが………、変化どころではなく壊れたな、今。見た目に変化は見られないな、自己暗示か?目に見えない肉体的な変化がないとも言い切れないが…。)」


熊野「…、お待たせしましたわね。こちらはいつでもよろしくてよ?」

熊野「驚かされましたわね。手札が増えていましてよ?」


提督「先程の発言において、手札の全てとは言っていないがな。(ホームベースの後ろに球回収用の網。この網が武器だ。対象範囲を5×5に分割、投げ先を指定することで投げ分けが可能。これならいけるはずだ。変化球こそ投げられないがこの体だ。剛速球を厳しいところに放られれば苦しいだろう。)では、配置につこう。」

提督「(内角高めぎりぎりボール球でいくか。熊野の反応を見てみるとしよう。)…、イヤーッ! 」


熊野「っ!とおおぉぉ↑おおう↓おお↑おぉ↓お!」


提督「(……、パワ〇〇的な野球しか知らないが…、あれを柵越えホームランにするか…。…負けるものか。)…、イヤーッ!」


熊野「とおああやぁやぁやあ!?」


提督「イヤーッ!」
熊野「とぉぉ↑おう↓!!」
提督「イヤーッ!」
熊野「とぉぉおおぉおぉおぉぉ~う!」
提督「イヤーッ!」

提督「(…何球投げた?ホームランしか打たれていないぞ…。肉体よりも精神的に堪えるな。ん?)」


熊野「失礼、提督。次で100球でしてよ?…、いつまで続けるおつもりですの?」


提督「(飽きられているのだろうか?それとも…。熊野は随分と余裕なようだな。球数を数えながらあれか。)次で最後だ。」


熊野「…、戻りますわね。」

提督「(…、これまでとは意図の方向性を変えよう。素人の浅知恵が通用しないということは嫌というほど思い知らされた。力強さだけを考えてみよう。高めに浮いてもいい、とにかく勢いで押し切る。全霊を尽くそう。)っ!イ↑ヤ↓ァァアア↑ッ!」


熊野「きええええぇぇぇぇぇええええぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!っ!?」


提督「(………、最後に一矢報いれたといっていいのだろうか?)……。」


熊野「………、…へし折られるとは…おやりになるわね。…、満足しまして?」


提督「…、熊野への見方は間違いなく変わった。少し待っていてくれ、機械を持ってくる。………数字で判断してほしい。」



提督→熊野【↓1】

提督→熊野【92】



熊野「…あらあら…。…、こうも真摯に関わって下さり、ここまで思われ、悪い気はしませんわね。むしろ…。…けれど、その思いは受け取れませんわ。わたくしもより好意的になってはいますけれど、信頼できる仕事仲間というのが素直な気持ちですわ。ありがとうございます。………、わたくし帰りますわね。」


提督「(………。帰りに架空の熊野の薄い本と大人のゲームを買って帰ろう。………、苦手克服、できるものだな。こうも極端に反転することに僕自身驚いているが…。熊野には一気に、響には徐々に、意識を改める方針にしたがとりあえず1勝だ。響にもうまくいくとよいのだが。………、僕も帰るか。)」

嫉妬鈴谷クルー?

>>160
はい。追々ですが。

提督「(提督になる方法も色々だ。抽選・コネ・なし崩し・実績・権利の購入、等々。…、養成学校出でよかったな。意志力の養成をしていなければ鈴谷や熊野に対して軽挙に出ていたことだろう。あの日以来ぎこちなくなることなく仕事も行えている。僕にはわからないところで熊野が気を利かせてくれているのだろうな。自分の意識を変えることにはうまくいっているようだが他人のそれにまで踏み込むのは他者の感情を変えようとするのはどうも僕の性ではないようだな。…、熊野からの好感度も僕が期待したほどには上昇しなかったのだろう。…、交換日記も随分続いているな。そろそろ、改めて響への感情にも向き合ってみるか。…、今からだな。向かうとしよう。)」

提督「響?いるだろうか?」


響「いないよ。…入っていいよ。」


提督「失礼する。大事な話が合ってきたのだが、今、大丈夫だろうか?」


暁「…、響によね?」


提督「そうだ。」


暁「二人っきりにしてあげるわ!雷と電にも話が終わるまで戻らないよう言っておくわ!頑張ってね二人とも!」


提督「大人の気遣いありがとう。………、響、交換日記に協力してくれてありがとう。おかげで、認識を改めることはできた。今日はその確認に来た。」


響「……、そうか。嫌われてはいないんだったね?」


提督「前回も今回も。」


響「…、この緊張は好きじゃない。早く終わらせてくれないかな、司令官?」



提督→響【↓1】

提督→響【65】



提督「段々とではあるが響のことを知るにつれて好意的に見れるようになってきた。…ということだ。」


響「嬉しいな…。…私からの好感度は憶えているかい?」


提督「83だ。…高いな。」


響「高いんだ。…大丈夫だよ。私は一人でも。司令官は司令官の好きな人と一緒になればいい。…、嬉しいけど、悲しいな。」


提督「…、これからもよろしくお願いしたい。…、僕は仕事に戻る。暁たちによろしく言っておいてくれ。ではな。」


響「うん。またね…。」

提督「(おそらくだが、明石は鈴谷を危険視している。危険値は本当のことなのだろうが、艦娘からの好感度が80台の艦娘との恋愛をわざわざ薦めるというのはな。無論、憶測にすぎんが。しかし明石が見当違いなことをいうというのも考えにくいな。調べれば出てくるのだろうな、80台・90台・100の艦娘と様々の提督との恋愛のこれまでの結果は。保身や鎮守府全体を思っての薦めかもしれないが明石からの数値を考えれば僕のことを思ってくれての発言でもあるのだろう。意見を聞く機会を設けるか。…、海外艦についての判断が棚上げになったままだったな。数日で割り切れていればいいが…。響に意見を聞きにいくか。場合によってはまた先送りになるかもしれないな…。)」

提督「隣に座っても?」


響「いいよ。」


提督「響の昼食はCか。ここまで美味しいとカレーがCで固定なのもうなずける完成度だな。朝昼晩Cを頼むものも少なくないとか?」


響「そうだね。定番というものがあると作る側も食べる側も安心できる。司令官はAか。そのゆばの刺身は美味しそうだ。」


提督「話があるのだが大丈夫だろうか?食後にした方がいいだろうか?話を聞かないという選択肢もあるが。」


響「…ありがとう。でも流石に気を使いすぎかな。私は大丈夫。…、聞かせてくれないかな?」


提督「…、知っているとは思うが確認しておく。当鎮守府に配属されているのは駆逐艦・軽巡洋艦・重巡洋艦・戦艦・軽空母・空母・潜水艦のみだ。海外艦は伊・独・ソに制限されている。例外といえるのはどこの鎮守府にも原則配備される明石・間宮などだ。戦闘に赴く艦種のそれぞれから、僕と意見を具合よく交し合えるものの選出が完了した。ここまでが前ふりだ。海外艦について響はどう考える?選出したPolaに任せるか独・ソからも選出するか、あるいはこの二択に縛られないか。聞かせてはくれないだろうか?(今回もはっきりとした返事が聞けないようならこの問題はしばらく放置だな。その時は誰に聞いたものか…。)」


響「【↓1~3、コンマ最大の発言内容】」



会話として成立しない場合や話の展開に問題が生じるときには次に大きいコンマの発言にさせていただきます。
内容はそのままに話し方を変えることもあるかもしれませんがご容赦ください。

艦娘が司令官のことをどう思っているのかを把握しないうちに決めてしまったら不満が出るんじゃないかい?

ところで響からしたらいきなり何の話やねんってならない?どっかで話してたらスマソ

>>169
ご指摘ありがとうございます。反映させていただきます。
確かに、鈴谷が海防艦がいないことを知らない描写をしていましたね。鎮守府の現状について、艦娘は自身に近いところしか知らないと考えるのが自然でしょう。そして響へ伝える描写はしておりませんでした。であればおっしゃられる通りかと。一人では気づけませんでした。重ねてありがとうございます(*'▽')

響「イタリア艦に任せるなんておかしいよ」


提督「(かといって海外艦の窓口を設けないというのもな…、そもそも海外艦と分けてしまっていることが間違いか?しかし違いは違いとして受け入れないようでは日本式を彼女らに押し付けることになるな。)…では独・ソにももう少し関わってみるか。臆病になっている自覚はあるが海外艦とつながりを持ちすぎると…すぎなくてもだろうが、間者と難癖をつけてくるお歴々がいるのでな。差別発言ともとられかねないがそれが響の素直な感想なのだろう。にも関わらず隠さずに話してくれて嬉しく思うよ。ありがとう。」


響「司令官、さっき話してくれたここの現状だけど、私は初耳だよ。文脈から大まかな理解はできたけど何か齟齬がないかな?」


提督「(そういえば鈴谷も海防艦がいないことを知らなかったな。僕が思っているほどにはここは狭くはないのか。関係のない部署のことは知らなくてもおかしくはないということか。閉鎖的な環境にはしていないはずだがそれでも情報が滞るか…。…、提督失格と言われても反論できんな。自分の鎮守府だろうに、なぜにこうも無知でいられたのか。今回の試みがなければこんなことにも気づけなかったというわけか。間抜けの一言に尽きるな。相手が知っていて当然という思い込みがあったわけだ。同じ轍を踏んでいるじゃあないか。間違いを犯さないというのも難しいがこれはあまりにも…。s)」


響「司令官?」


提督「響のお陰でとても大事なことに気づけた。誇張ではないぞ?」


響「それはよかった。力になれたなら嬉しい。」


提督「(ん?)…暁たちがこちらを見ているな。合流したらどうだ?」


響「それなら司令官も。」


提督「…せっかく暁と打ち解けてきているんだ。今は少しでも僕よりも暁と接した方がいいと思う。……、仕事でならともかく私事で女の子に囲まれるのは苦手というのが本音だ。すまない。1人2人ならどうということもないが4:1は遠慮したい。」


響「それをいうなら司令官ともやっと打ち解けられたんだよ。…、今回は司令官の意思を尊重しよう。じゃあ、またね。」


提督「また。」


提督「(僕が苦手としている娘にはむしろ積極的に関わろうとしてきたが、それは相手がこちらを嫌っていなければこそだ。決めつけかもしれんが、翔鶴・Eugenには関わらないほうが互いの為だろう。鈴谷が解決してくれたと言ってもいたことだしな。……、架空の翔鶴・架空のEugenの薄い本・大人のゲームの保有率が僕の中では群を抜いているからな、あの二人が身の危険を覚えるのもおかしくはないだろう。ソ連艦との結果次第では響に頼むことも考えておこう。…、そう考えると少し気が楽になったな。ドイツ艦さえどうにかできれば今回の取り組みもひと段落ということだ。【ビスマルク、または、グラーフ】に会ってみるか。)」



明日(もう今日?)再開するまでのコンマ最大の方が指定してくれた方が選ばれます。指定がなかったときは次に値が大きい人の内容とします。
読んでくださっている方ありがとうございます。今日は修正の指摘までしていただけ嬉しく思います。それでは、おやすみなさい。

提督「Bで。ドミグラスをおろしポン酢に変えられるだろうか?」


間宮「ええ、大丈夫ですよ。」


提督「…。」


間宮「…。」


提督「(そういえばだが、翔鶴・Eugenへの僕の好感度の違いはどこから生じているのだろうか。…、翔鶴のはイチャイチャ系・Eugenのはそうではない系を好んでいるのがもとなのだろうか…。別のEugenだとわかってはいるが罪悪感のようなものを割り切れていないのか?…、催してきたな。今日は最終痴艦電車3で攻めるか。t)」


間宮「お待たせしました。どうぞ。」


提督「ありがとう。いただきます。」

提督「(今日は少し早く仕事を終わらせられたな。…、追加で働くか。グラーフに会いに行くとするか。となると、以前話した通り鈴谷を呼ぶとしよう。ドイツ艦二連敗であったらどうしたものか。タルタル美味いな。)」

鈴谷「おっまたー!」


提督「(おっ股ー)独・ソそれぞれから各々と僕との取り持ち役を見繕いに行こうと思う。好感度測定器を使用する。これからいいだろうか?」


鈴谷「…、いいけど。」

提督「仕事終わりに悪いな。事前に、使用の可能性のある艦娘には大淀から簡単な説明がされていたとは思うが、…好感度測定器だ。頼めるか?」


グラーフ「いいだろう。」



グラーフ→提督【↓1】

提督「(…90……これはまた…。この場合僕からのものも確認するのだったな。)」



提督→グラーフ【↓1】

グラーフ→提督【90】
提督→グラーフ【24】



鈴谷「はっ、ウケる。」


グラーフ「何か至らぬところがあったか?言ってくれすぐに直そう。それとも悪評でも流れていたか?いやいやAdmiralのことだ真贋は見極めるだろう、となると吹き込んだ輩はよほど悪辣らしい。大丈夫だAdmiral、誤解はすぐに解ける、さあ話し合おう、そういえばいいコーヒー豆を手に入れられてな夜通し語り合うというのもいいと思うぞ、ちょっとした事故があっても私は問題ない。ああ、それともやはり私に問題が?教えてほしい、どんな教え方でもいいぞ、そういえb」


鈴谷「は?」


提督「(…、聞きなれない声音だ。コワイ。)」


グラーフ「…、何度か見たことがある顔だな。」


鈴谷「…、提督、機械、貸して。鈴谷と提督の見せたげるよ。」


グラーフ「…、なるほど、薄汚い鼠は貴様だったのか。自分からわざわざ出てくるとは、ご苦労なことだな。邪魔をしてくれるなよ?」


鈴谷「邪魔なのはあんただよ。24さん?ちょーっと自分の行いを振り返ってみたら?」


グラーフ「不愉快だな。…、Admiral、話すのなら二人でよくはないか?」


鈴谷「…、90台ってもこの程度なんだ。愛が重いメンドイオンナなだけじゃん。」


グラーフ「測定値越えの異形にどうこう言われるいわれはないな。制御できない兵器なぞ扱いに困るだけだろう。貴様こそ笑わせてくれるな。」


鈴谷「数値で測れちゃう人にはそう思えちゃうのかな?」


提督「(…、初めて90台が出たな。80台は甘酸っぱい恋慕・90台は重い愛・100は未知、といったところだろうか?鈴谷に重さは感じないな、重巡だが。ここが違いといえば違いか?)」

提督「(…空気が重い…気まずい…、…似たような言葉だな。…、苦手意識の改善を…、…しないとな…。)皆にまで目を向けられればいいのだが、より少ない時間と労力でより好ましい結果を、と考えると関わる人数は絞った方がいいと思ってな。グラーフが好意的に見てくれていてよかった、ドイツ艦については頼らせてもらいたい。数値についてだがグラーフについてはどう接したものかわからないのだ。腫れ物に触るような扱いをしてしまい失礼なことだとは思うが、…出自が特殊だからな。このように見られるのはやはり嫌だろうか?」


グラーフ「嫌なわけがない。それはつまり私を思いやってくれているということではないか。頼ってくれたこと、嬉しいぞ?さすがAdmiralだな。」


鈴谷「…耳障りだなぁ…。提督、帰ろ?こんなやつといたらアレが伝染っちゃう。」


提督「…、この後はタシュケントに同様の要件で会いに行くことになっている。協力してくれてありがとう。ではまたな。」


グラーフ「協力は惜しまんさ。何でも言ってくれ。ふふふ…。」

提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…、切り換えよう。さあ、タシュケントだ。」


鈴谷「…、だいじょぶだよ。鈴谷はずっと提督の味方だから…。」

提督「仕事終わりに悪いな。事前に、使用の可能性のある艦娘には大淀から簡単な説明がされていたとは思うが、…好感度測定器だ。頼めるか?」


タシュケント「いいよ。」



タシュケント→提督【↓1】

タシュケント→提督【09】



タシュケント「もう隠せないみたいだね…。といっても提督にはそこまで関わってないけどね。…同志とは言わないよ。労働を喜ばしいものにする努力が見られないのはいただけないなぁ。導く気がないよね?」


提督「…、導くのではなく環境を整えるだけにしたいというのが僕の意見だ。自分の人生を楽しくするのは自身でしかないと思う。」


タシュケント「前々から思っていたけど提督は人を引っ張っていく才に欠けているね。君は提督じゃないのかい?それ、なんとかならない?」


提督「…、必要を感じないな。…、転属を希望するか?」


タシュケント「提督は態度を改めないようだしそうしてもらえるかい?鈴谷がいてよかったね。転属先にお土産を持っていけないのが残念だよ。」


鈴谷「…。あんたを話の種にはできるよ?」


タシュケント「…。必要なく噛みつきはしないよ。こんな人に関わるなら他のことをしたほうがいいしね。じゃあさようなら。」


提督「…、ではな。」

提督「(…、また一人いなくなったな。…、小回りが利くようになったと思うとするか。数値として出さなければあるいは行いは最低限とはいえ残ってくれていたのだろうか?いや、それではいつ問題が起こるかわからない。知ることを放棄するわけにはいかない。…それとも知らない方がいいとでもいうのだろうか…。大和・武蔵を放出し戦力は大幅に減少している、この上ガングートまでいなくなろうものなら…。弱気になっているな。しかし、どうする?)…鈴谷、当鎮守府におけるソ連艦の代表についてだが…、響に任せるかガングートにも会いに行ってみるか。どちらがいいと思う?…、正解はない気がする。自由に意見を述べてほしい…。」


鈴谷「【↓1~3、コンマ最大の発言内容】」



会話として成立しない場合や話の展開に問題が生じるときには次に大きいコンマの発言にさせていただきます。
内容はそのままに話し方を変えることもあるかもしれませんがご容赦ください。

いいんじゃない?膿は全部出しちゃわないとね…

響に任せて見たら?
部下を頼れるのも良い上司の条件だよ。

コンマが同数になるとは…。
【↓1、偶数で>>198、奇数で>>199

いい感じにミックスじゃあかんのん?
これは安価にふくまんでくれ

>>201
そうですね。ご助言ありがとうございます!

鈴谷「いいんじゃない?膿は全部出しちゃわないとね…。響に任せて見たら? 部下を頼れるのも良い上司の条件だよ。」


提督「(やはり鈴谷は発想が柔軟だな。二択に縛られない。僕もこのように頭の良い人間になりたいものだ…。)…、そうだな目を背け事態が悪化してから騒ぐような阿呆になるのは僕も嫌だ。…、すぐにガングートに好感度測定器を使用してもらうのではなく当面は響に代表になってもらい、ガングートから僕への評価を聞いてもらう。そのうえで悪いようなら当鎮守府及び僕の短所のみならず長所にも目を向けてもらえるよう取り計ってもらう。…、といったところだろうか?」


鈴谷「そんなとこじゃない?」


提督「なぜに疑問形なのだ…。鈴谷の発言をまとめたつもりなのだがな?」


鈴谷「提督みたいに言葉を考えてはないからねー。なんか出てきた、みたいな?」


提督「なんにせよ助かった。実にありがたい提言だった。…、ではな。僕はこれから響の所へ行く。」


鈴谷「前にも言ったっしょ?鈴谷はいつだって提督の味方だから。…、忘れないでね。じゃね。」

>>202
お陰様で、ないがしろにされる方を出さずに済みました!
間違ってはいなかったとは思いますが、より良い案があることを見落としていました。
ご指摘感謝です!重ねてありがとうございます(*^▽^*)

>>198
>>199
せっかく発言してくださいましたのにどちらかを切ろうとしてしまい申し訳ありませんでした((+_+))
これからも見捨てないでいただければ嬉しいです。



間違いはもちろんですが、>>1の案に疑問が浮かびましたら是非是非教えてください(*^-^*)

あああ、
>>204における>>202>>201でした。
>>201さんありがとうございました安価ミスすみません((+_+))

あああ、
>>204における>>202>>201でした。
>>201さんありがとうございました安価ミスすみません((+_+))

そして何故か二回投稿…。
一回目は書けないと出たのですが…。
立て続けの失態でお目汚ししてしまいました…。すみません…。

提督「響、いないだろうか?」


響「どうだろうね、わからないよ。」


提督「(おっと扉が。)」


響「いらっしゃ、……、その姿はどうしたんだい?」


提督「失敗が何故か立て続けに起こってしまってな。連鎖したのか、独立なものがたまたま近い時間に起きたのかはわからないがな。」


響「身なりを整えてからこようとは思わなかったのかい?」


提督「…そういえばだな。」


響「…、話なら後でちゃんと聞くから、身なりだけでなく心も落ち着けてきたらどうだい?」


提督「…、そうさせてもらおう。また来る。」


響「それなら21:00にお風呂場前の休憩所で待ち合わせしないかい?あとは話の内容次第だが歩いて話すなり場所を移すなり…。」


提督「聞かれて困ることでもないからな。気軽に、散歩でもしながら話そう。ではまた。」


響「またね。」

響「…、待ったかい?」


提督「…、5分と待ってはいないだろう。お風呂上りか?」


響「ああ。」


提督「何か飲みながら歩こうか。何がいい?」


響「ウォッカを。」


提督「…、牛乳系統を一緒に飲まないか?」


響「…、そうだね。なら苺牛乳を。」


提督「………、どうぞ。今回はおごらせてほしい。」


響「…、いただきます。」


提督「…。」


響「…。」


提督「暫定的にでかまわない。無論拒否してくれてもいいのだが。…、ソ連艦の代表になってはくれないか?代表といってもあとはガングートしかいないが。…、することといえば間に立ち、僕とガングートとの間で不要ないざこざが起きぬよう間に立つというものだ。」


響「いいよ。」


提督「…、もう少し考えなくてもいいのか?」


響「その内容なら問題ない。」


提督「…、ありがとう。…、当面のしてもらいたいことは、ガングートが当鎮守府及び僕に嫌悪感を抱いていないかを確認、嫌悪感を抱いているようなら悪いところだけではなく良いところにも目を向けてくれるようになってもらえるようにしてもらいたい。」


響「好感度測定器を使えばいいんじゃないかな?」


提督「感情を暴いてしまえばそれまで、ということもあるだろう。暴くにせよ手順を踏んでということだ。我ながら…、今回は慎重になっているようだな。」


響「わかった。」


提督「いつ頃から始められそうだ?」


響「何度か顔を合わせてるけど、担当が違うからね…。…、食事処や酒の席ででも絡んでみよう。急ぎかな?」


提督「焦らなくてもいいという程度だ。…、無理する必要はないからな?」


響「了解。」


提督「…。」


響「…。」


提督「(…、悪くない沈黙だな。…こんな安らかな時間は、あとになるとかけがえのないものだったと思うのかもしれないな…。)」

提督「(好感度測定器にまつわることは未だ解決しきれてはいないが、通常業務も待ってはくれない。大淀辺りならうまく調整してもくれそうだがその間は僕の負担を肩代わりしてもらうことになるだろう。そのような相手であればこそこちらも思いやりもって接したい、負担を押し付けるわけにはいかない。g)…、はい。」


響「響だよ。」


提督「入ってくれ。」


響「お邪魔するよ。…、時間をかけてしまったね。ガングートに関してだ。」


提督「まだ一か月と経っていないではないか。僕が思っていたよりも早かったくらいだ。平時の仕事もあるだろうに、よくやってくれたな。」


響「それほどでもないよ。」


提督「…響の評価が聞きたい。好感度測定器でいえば、ガングートの僕への数値はどのくらいだと思う?」


響「……、【↓1】くらいじゃないかな?私の印象だけどね…。」



本日も昨日に続き読んでくださっている方のご助言のお陰で好ましいと思える軌道修正ができました。安価の方も、おかげで進行できています。皆さんありがとうございます(*'▽')
それではおやすみなさい。

響「……、69くらいじゃないかな?私の印象だけどね…。」


提督「…、ふぅ。…、よかった…。」


響「おおむね好意的だと思うよ。だからというって特に思うところもない。こんなところかな。機械で測らなくていいのかい?」


提督「部下に任せる所は任せてしまうというのも必要かと思う。…、今回は自分の足で動きすぎたのかもしれない。響の報告を信頼することにする。」


響「…、歩み寄ってくれるのは嬉しいけど、現場が何とかするところもあるからね。司令官はもっと自分のことに専心してもいいと思うよ?…、ふぁ。」


提督「…、もういい時間だな。寝た方がいい。報告ありがとう。」


響「…、そうだね。おやすみ、司令官。」


提督「ではな。(僕ももう寝よう…。)」

提督「(各々の艦種及び国に窓口を設けることがまとまったからだろうか、よく眠れたな。朝食は何を食べr)」


金剛「提督ぅー!一緒に食べませんカー?」


提督「同席させてもらおう。金剛はABCどれにするのだ?」


金剛「定食じゃなくて、単品にしマース。ハッシュドビーフデース。提督ハー?」


提督「…、僕も今回は定食から外れてみよう。クアトロフォルマッジを食べようかと思う。」


金剛「席は取っておくヨー。」


提督「ありがとう。では僕が持っていくとしよう。」

提督「…、一切れ食べれるか?」


金剛「いただきマース!」


提督「蜂蜜と黒胡椒がかかっているぞ。…、野菜の付け合わせも持ってきたがどうだ?」


金剛「それもいただきマース!」


提督「…。」


金剛「…。」


提督「…、何か話があるのでは?」


金剛「…、榛名のことデース。」


提督「何か問題が?」


金剛「…、榛名が恋煩いしてマス…。最近は花占いまでし始めましタ…。このままでは頭がアレな娘になってしまいマース。」


提督「…、夢見る乙女をアレ扱いか…。」


金剛「ただの電波デース。」


提督「(僕から榛名への好感度を調べこちらの態度をはっきりさせるか?…、相手が90以上の時こちらの好感度も示すよう決めたが、さて…。初志貫徹か柔軟な対応か。せっかく相談をしてくれたのだ、いずれにせよ解決の一助になりたいとはおもうが…。…、【↓3コンマ最大、測る、もしくは、測らない】としよう。)」

提督「(…、測るとしよう。使用してゆくにつれ、数値がどの程度の感情の強さと結びついているのか当たりをつけられてきた。当初90台に見込んでいた感情の強さは修正を通せば、80台の方が適切であるように思う。意志を通すのは大切なことだとは思うが今回は臨機応変にいこう。)…、僕から榛名への好感度も測る。数値を踏まえたうえで、一緒に解決策を考えていかないか?」


金剛「ありがとうございマース。…、今日はいつ頃時間ができそうですカ?」


提督「昼過ぎだな。d」


金剛「待ってくださイ。…、榛名にはばれないように測ってくれませんカ?もしかすると…、榛名が傷ついてしまうのかもしれませン…。」


提督「…、わかった。…、難しいことでもないが、金剛には榛名を誘導してもらいたい。僕は…、執務室の扉の内側で待機している。接近した際に僕が気づけるよう会話の声量を考えてくれ。時間は15:00でどうだろう?」


金剛「わかったデース。…、話もまとまりましタ、これで食事に集中できますネ。」


提督「そうだな…。」


金剛「…。」

提督「(…、15:00。………。………。…、まだか?………、そろそろ5分経つな。…、予定通りにはいかないか。………。)」


金剛「榛名はどう思いマース?」


提督「(来たか。)」


金剛「気分がハイになってるからネー!」


提督「(…、途中からは、一方的に僕への感情を暴いてきたが…、暴かれる側も緊張するな。成果は得られたがそのためにこのような思いをさせてしまっていたのだよな。…、それ以上のものを返していこう。…、対象の表示は…、されたな。)」



提督→榛名【↓1】

提督→榛名【49】



提督「(…、納得できる数値だな。…、さて、次は夕食時に金剛と話し合いだ。)」

金剛「先に頂いてマース。」


提督「待たせたな。」


金剛「提督もカレーですカ?」


提督「ハヤシライスだ。…、結果だ。」


金剛「…、榛名が嫌われてなくてよかったデース。…、両想いではなかったですガ…。」


提督「…、榛名n」


金剛「榛名のことは任せてくだサーイ!なるべく傷つけないように受け入れてもらいマース!」


提督「お願いする…。」


金剛「まっかせるネー!善を急ぎマース!提督、お疲れさまデース!」


提督「…。」

提督「(…そういえば以前、副作用がないという変身をしたが…。明石を信頼して実行したが、今思い返してもなんとも不気味だな。曰く異なる体系の技術。艦娘からしてもとはあちらのものだ。科学に落とし込めている所もあるがまだまだ謎は尽きない。…、眠れなくなってきたな…。…、まだ起きているだろう。明石の意見を聞きにいくか。僕の苦手意識のために皆が割を食うようではな…。取り入れた方がいいところは考え直していかなければ。)」

提督「(明石は…、いた。)こんな時間までお疲れだな。」


明石「提督。…、その分朝は少し寝てられるんで問題ないですよ。いつもじゃありませんし。どうしました?」


提督「実はn…、…勤務中にアニメか。僕としては問題ないと思うが…、規律のことも忘れないでおいてくれ。」


明石「気を付けます…。」


提督「…、すげーぜ!!オトルさん、か、僕も好きだ。」


明石「漫画・アニメいける人だったんですね!もっと早くから知っときたかったですよ!似たようなので何かおすすめってあります?」


提督「同作者の別作品もどれもおもしろいな。…、ギャグマンガということなら、すぐに思いつくのは…、男子提督の非日常や年刊少年島風くんあたりも楽しいと思うな。」


明石「なるほど、参考になります!」


提督「参考?なにをそこまで考えるのだ?」


明石「グラーフさんがオトルさんにハマっているようで、おすすめの作品を聞かれてたんですよ。」


提督「…、僕の方からグラーフに言っておこう。グラーフへの苦手意識を何とかしたいとは思っていたがこれまでなかなかとっかかりを掴めずにいた。…、役を譲ってはもらえないだろうか?」


明石「大丈夫ですよ!協力できることがあればおっしゃってくださいね!」


提督「その時は頼らせてもらう。ではな…。」


明石「おやすみなさーい!」

提督「(…、昼時はそこそこに人の入りがあるな。)とろろ蕎麦と天ぷらで」


間宮「はい。」


提督「…。」


間宮「…。」


提督「(…、仕事の終わりのころにグラーフに来てもらうか。…、鑑賞会あたりがいいだろうか?話に花を咲かせるというのでもよさそうだ。お茶請けを用意しておこう。y)」


間宮「お待たせしました。どうぞ。」


提督「ありがとう。いただきます。」

提督「(そろそろグラーフが来る頃だな。さてどう関わっていくか…、熊野のように一気にか、響のように徐々にか、どうしたものか…。…、【↓1~3、コンマ合計の多い案】とするか。)」

一気:05+13
徐々:82

徐々で

提督「(グラーフにどう影響を与えるかわからない。まずは、突飛なことは避け、手探りでいくか。大胆な行動に出るにせよ、それは見極めができてからだな…、来たか。)入ってくれ。」


グラーフ「失礼する。」


提督「…、掛けてくれ。」


グラーフ「こんな時間に二人きりの執務室に呼び出しとは……、いいだろう。」


提督「早合点はよしてくれ。……、アニメは好きか?」


グラーフ「私はいつでもどこでもいいのだがな…ふふ…。…、アニメか…、好きなものもそうでないものもあるな。アニメ全般が好きというわけではないな。せっかく日本語機能を入れたのだ、少し興味が湧いてな。」


提督「これだという特に好きな作品はあるのだろうか?」


グラーフ「すげーぜ!!オトルさん、はいいぞ。人生の大切なすべてのことが詰まっている。」


提督「言いすぎな気はするが、僕もオトルさんは好きだ。」


グラーフ「ほう?流石はAdmiralだ。…、共通の趣味は二人を引き付けてくれるというぞ?やはり私たちは相性がいい。」


提督「……、これから鑑賞会でもと思うのだが、一緒にどうだろうか?」


グラーフ「なら給湯室で珈琲を淹れてこよう。待っていてくれ。執務室で観るのか?」


提督「そのつもりだ。菓子も用意してあるぞ。」


グラーフ「私も色々と用意をしてこよう。必要になるかもしれないしな…ふふふふ……。すぐに戻ってくる。」


提督「…、ただの鑑賞会だぞ。」

提督「(……、内容が入ってこない。……、またか!触りすぎだろう!手つきも…オオゥフ。触られるだけでこんなに気持ちいいなんて!あ、やばい、このままだとばれる。そんな目で見ないで!近い近い!最初の距離、どこいった!?肩が擦れ合ってもどかしい!…いい匂いだぁ…。)みにゃいか?」


グラーフ「ふふふふふ……どうした?Admiral?」


提督「(絶対色仕掛けなんかに負けたりしない!!)おぅふわったみたいだが。円盤を入れ替えよう。入れ替えよう!」


グラーフ「さすがはAdmiralだ。なかなかできることじゃあないぞ?」


提督「(…ようやく、間を置けたな…。…、脈も呼吸も荒れているな。)もう最終巻じゃあないか。…最後くらいはまともに見たいのだが…。」


グラーフ「せっかくの機会だからなンフー。」

提督「(はっ、ぐぅっ、ぐっ……ぐぅぅっ…… こ、この程度でっ……提督を舐めるなぁっ!アハハハハハあああああっ☆いやあああっ!!気持ちいい!気持ちいいっ☆気持ちいいぃっ☆イッぢゃぅっ♪イッぢゃぅううっ!天国イッぢゃぅううううううっ!)」


グラーフ「私は無理矢理は嫌だ。Admiralが素直になってくれれば嬉しいのだが。ンフー。」


提督「(んぉほぉぉォォ らめぇ、らめぇぇえぇ らめにゃのぉぉお゛バカ!バカ!〇〇こ!!)」


グラーフ「…、終わりか。…、楽しい時間は早く過ぎてしまうな。よくもまあ耐え抜いたものだ。さs」


提督「マスターアップしました!!!」


グラーフ「ん?」


提督「発売延期しちゃってごめんね!」


グラーフ「…、少し落ち着くといい。珈琲だ。飲むといい。」


提督「そうだなそうだそう、うん大丈夫ですよ。提督は大丈夫です。提督、飲むよ。」


グラーフ「ああ、よく味わうといい。………、ん、大丈夫か?」


提督「(……ぅぁ…、ぁ…ぁ…、かn)」

見てくださっている方、ありがとうございます。
それでは、おやすみなさい。

提督「(……、う…、目覚ましは…まだ鳴ってないか…、たまには…、気付かなかったわけでは…、起きるk……。……。…、まつ毛長いな…、呼吸の音と規則的に動く体がなんとも生々しいな。美少女の無防備な姿というのはなかなかどうして…。暖かさがいつもとは違うわけだ。……、これは朝チュンなのだろうか?…、衣類に不審な乱れは…無し。股間に違和感は…無し。…、ただの添い寝ということか?無理矢理は好まないとグラーフ自身昨日言っていたが…、後程確認するか。言うだけならどうとでも言えるが。…、起きるか。時間はと…、洗面所は混んでいるだろうな。給湯室で顔を洗うか。)」

グラーフ「探したぞAdmiral。」


提督「おはよう。一緒にどうだろうか?」


グラーフ「もちろんだ。…もうほとんど食べ終えているな…。」


提督「わらび餅を持ってきてもらってもいいだろうか?食べながら話し合おう。」


グラーフ「ああ、待っていてくれ。」

提督「…、随分遠慮なくわさびを使うな…。…、つらくはないのか?」


グラーフ「これが気に入っていてな。初めの頃は知識と感覚の違いに苦しんだこともあったが、適量は見極めた。」


提督「…、まあ、少し多いかなという程度だろう。…、昨日のことだが…。添い寝をしただけか?それ以上はあったのだろうか?」


グラーフ「添い寝だけだ。」


提督「難しいとは思うが説得力を持たせることはできるだろうか?」


グラーフ「知っての通り私はAdmiralのことが好きだ。そして、私に向けてもらいたいのはAdmiralの感情だ。身体的な手段も使うがそれは心を掴むためで、体だけを好きにしたいわけではない。」


提督「(80台の娘ならばここで恥じらうのだろうな。)…、わかった。…、その気持ちに僕が応えるかはわからないが、グラーフへの苦手意識をどうにかしたいとは思っている。今回のようなことがないのであれば時間を見つけて鑑賞会をまたと思うのだがどうだろう?」


グラーフ「願ったり叶ったりだ。これからも末永くよろしく頼む。」


提督「焦らず行くとしよう。よろしく頼む。」

グラーフ「Admiral、いつものを。」


提督「(常連客と店主の会話のようだがこれは違うだろう…。)ああ。」


グラーフ「これはこれでいい。こちらから動きづらいのが難点だが、Admiralに支配されている実感が突き抜けてくるぞ?たまらない。手足だけでも楽しめているが猿ぐつわや目隠しも望むところだぞ?」


提督「僕の意図とは違うがな。…、目隠しをしたら映像が見えないだろう。そもそもグラーフが自制してくれれば手錠も足枷も不要だ。」


グラーフ「つまりどちらに転んでも私に好ましい展開というわけだ。」


提督「……、用は済ませてきたな?再生するぞ。」

提督「(グラーフとは広く浅く色々の種類のアニメを見てきたが、グラーフはギャグアニメが好きなようだな。…、映画館では鈴谷と少女漫画原作の映画を見たな…、鈴谷は少女漫画が好きなのだろうか…。先入観にとらわれているとは思うが、明石はロボものが好きなのだろうな。)」


グラーフ「…、私がやればグラーフガリレイだな。」


提督「今度一緒にするか?ガリレイ。」


グラーフ「ほう?私は素人が相手でも構わず技を決めてしまうような艦娘だぞ?」


提督「かまわない。僕も素人ではない。ところでグラーフ、以前から思っていたのだが…、ねじれヒジ天国のクセがあるな?」


グラーフ「ハハ…実はそうなんだ。おかげであばれ恋女房の時に眉間にシワが寄りすぎてしまってな……。」


提督「…。」


グラーフ「…。」

提督「(鑑賞会も今日で何回目だろうか…。そろそろ取り組みの成果を確認してみるか。)グラーフ、これを見てくれ。」



提督→グラーフ【↓1】

提督→グラーフ【21】



グラーフ「…。」


提督「…、お堅い奴だと思われるだろうが、付き合い方にも順序があると僕は思う。…グラーフは一足飛びにできるのだろうが、いきなりそれは僕には厳しい。」


グラーフ「…、そうだな。私に問題があった。…、これからは自粛しよう。…、色々と考えたいことがある。今日はやめにしよう。」


提督「…、ではな。」

提督「今回の取り組みの顛末をまとめてみた。読んでおいてくれ。」


大淀「お疲れさまでした。」


提督「放置した方がいいことに関わり、関わった方がいいことを放置していたのだろうな。至らなさを思い知らされた。」


明石「100点満点とれる人っているんですかね?提督は良い方じゃないですか?」


提督「それでも僕は提督だ。安楽椅子にふんぞり返っている料金は支払わなければ。」


明石「気にしすぎですって。椅子の料金を作り手に請求する人だっているんですよ?」


提督「比較対象が悪すぎる。して当然のことをありがたがることもありがたがらせることも僕はしたくはない。」


大淀「お言葉ですが、これまでのお話は上下関係を前提していますよね?提督はこれまでに命令するのではなく頼むことで運営してきたのでは?失礼を承知でいわゆる常識を確認しますが、そもそも、提督に求められるのは意思決定ではないでしょうか?戦術・戦略の指示を適切に行いさえすればよいのでは?あとの事は他の者の仕事かと。確かに当鎮守府にも短所はあります。向上心が強い・労働意欲に富む・闘争心に燃えているような方には好ましくない環境でしょう。悪く言えば張り合いのない職場ですね。上にいるべきものが下に降りてくることで他のことがなおざりになるようでは本末転倒となることもあるでしょう。それでもそういったやり方だからこそ馴染めるような部下もいます。自信を持ってください。」


提督「…、よく似たような訓示を賜ったものだよ。僕も進歩がない。」


大淀「量ではなく質の問題かと。いくら進歩しても提督らしさがある限り変わらない長所も短所もあるのだと思います。」


明石「…、このジメジメした空気変えません?」


提督「や、失礼した。今回の要件は済んだ。戻ってくれ。」


大淀「失礼しました。」
明石「はい!」

善意を当てにしてしまっていましたが、一応追加項目を


艦娘からの好感度が33以下の時は関わりをもたない(関わりをもつ条件も満たしているときは関わらない方が優先される)。
提督からの好感度が33以下の時は提督の好感度をもう一度測る。

提督「(解決できたこともあればできなかったこともあったな。……、自省することと悲観的になることとを切り離そう。…、考えるにも適切な条件を整えて挑んだ方がいいだろう。下手の考え休むに似たりか。今日は早めに寝てしまおう。)」

提督「(…、好感度測定器に関わることは終わったのだろうか。…、いや、好意を向けてくれている娘がいるのだここを解決しないことには終わらないだろう。…、大淀に頼んでみるか。もう起きているだろう。)」

提督「大淀?いるだろうか?」


大淀「ええ、どうぞ。」


提督「失礼する。調べてもらいたいことがあるのだが。」


大淀「おっしゃってください。」


提督「…、興味はあるのだが僕は恋愛ごとに明るくなくてな。…、恋愛についての意識調査を行ってもらいたい。」


大淀「質問の内容や形式などはいかがしましょう?対象は?」


提督「対象はできるだけ多く。質問については…、情けないことだが、何をどう尋ねればいいのかもわからない。…、というよりも、よく引き受けてくれる気になったものだ。僕の個人的なこととは思わないのか?」


大淀「好感度測定器からの一連の事に決着をつけようとされているのですよね?…、こちらも個人的な意見ですが、仕事に遊びがあってもいいのではないかと思います。すすんで物事をつまらなくすることもないのではないかと。」


提督「…、わかりやすくないだけでこのことは理不尽に組しているのかもしれないぞ?」


大淀「仮にそうだとして、それ以上のものを返せばいいのでは?」


提督「いくら幸福になれたところで不幸がなくなるわけではない。」


大淀「かもしれないと考えることは大事だとは思いますが提督は思考の泥沼にはまっていますよ?」


提督「…、そうだな。根拠もなしにあれこれと憶測を並べ立てることの愚かさを今回学んだのだったな。…、切り替える。…、丸投げになってしまうがいいだろうか?」


大淀「お任せ下さい。時間がかかるかもしれませんがまとめますよ。」


提督「ありがとう。要件は以上だ。そちらからは何かあるか?」


大淀「特には。それでは待っていてくださいね。」


提督「ああ、任せた。失礼する。」

ルート候補について、ご意見をお願いいたします。(80台からは双方の好感度の合計が一番大きい響を選びました)

A:鈴谷、グラーフ、響
B:鈴谷、グラーフ
C:鈴谷
D:グラーフ
E:響

応答が10件を超えた日の18:00までの意見を取り入れの範囲とさせていただきたいです。
多数決にしようかと思います。



お付き合いいただきありがとうございます。
それでは、失礼いたします。

>>242
わらび餅とわさびって合うんかしら

>>270
提督がグラーフに頼んだのは提督の食後のおやつです。
グラーフはそれとは別にネギトロ丼なり刺身なりわさびの合うものを頼んでいるつもりだったのですが、つもり止まりでしたね。
描写しておいた方が良かったですね。ご指摘ありがとうございます(*'▽')

A:5
B:6
C:6

ご意見ありがとうございます(*^▽^*)
BとCの標数が同数ですね。結果を踏まえ次のようにしたいと思います。
何のための好感度安価なのかが疑わしくならないよう、鈴谷に優位性を持たせ、その上でグラーフにも機会を与える。

大淀「大淀です。よろしいでしょうか?」


提督「大丈夫だ。入ってくれ。」


大淀「失礼します。お待たせしました。意識調査の結果をまとめ終わりました。こちらになります。」


提督「ありがとう。」


大淀「…、以前のh」


明石「明石です!入ってもいいですか?」


提督「大丈夫だ。入ってくれ。」


明石「おじゃましまーす。大淀もいたんですね。…、私がいても……いいから入れてくれたんですよね。何してたんです?」


提督「話がひと段落した後、大淀が何かを言いかけていたところだ。大淀、続けてくれないか?」


大淀「理不尽と幸不幸についてですg」


明石「まーたですか。私が切りますよ。提督、言ってみてください。」


提督「どのようなことを言ったのだったか……。知ってか知らずか理不尽を働く集団に属し、その故に僕の行動が実行できているのではないだろうか、であれば僕は理不尽の尖兵なのではないか、ということだったかな?幸不幸は…、幸福と不幸が互いに打ち消し合うものでないならばまずは不幸になる事態を避ける方が良いだろう、ということだったかと。」


明石「くっど…。くっら…。もっとスカッと生きられないんですか?」


提督「放埓と自由は違うだろう。分別のない無思慮な思い上りのツケを払わされる人が出てくるのだぞ?」


明石「簡単ですよ。なんにせよ提督は力をつければいいんです。はい解決。助けるにせよ返すにせよ償うにせよ提督がすっからかんじゃ何も渡せませんからね。そもそも他の人の負債を提督が支払う必要はありませんよね?それを払う方がかえって理不尽じゃありません?」


提督「……、そうだな。」


大淀「徐々にですが提督は変わっていけていますよ。私の言いたかったことも明石と似たようなものです。…、失礼しました。」


明石「あっ、私も。」


提督「用があってきたのではないのか?」


明石「ちょっとおしゃべりしたくなっただけですよ。もう満足です!」


提督「次は楽しい話題にするとしよう。」


明石「提督オタなのか探り切れてませんからねー。それでは。」


提督「ではな。ありがとう。」

提督「(…。…、進めるか。…、思っていたよりも多くの意見が寄せられているな。読むのに時間がかかりそうだ。…、ここから学ぶことは多そうだな。)」

提督「(なるほどな。……、早めに僕の意志をはっきりさせるか。明石は危険性を示唆したが、だからこそ好感度90以上にはうまく付き合っていった方がいいだろう。方針は決まったな。鈴谷とグラーフに関わってゆこう。鈴谷の次の休みは…、…、僕も合わせて休みを取るか。連絡を入れよう。)」

提督「待たせたな。それにしても返信が恐ろしく早かった。」


鈴谷「?普通っしょ?仕事合間の休憩ってことで甘いものでも食べながら予定決めよーよ。鈴谷は今日の洋菓子で!」


提督「持ってこよう。また、になるが待っていてくれ。」


鈴谷「はーい!」

提督「アールグレイも持ってきたが余計だったろうか?」


鈴谷「気が利くじゃ~ん!あんがとねー!今日の和菓子は道明寺と胡桃餅ですか~。そっちも美味しそうじゃん!」


提督「次の休みだが、d」


鈴谷「もっと話乗ってきてよ~。ここは、鈴谷のチーズケーキも美味しそうだな、とか言って話の流れから分け合いっこするのが王道っしょ?」


提督「半分ずつでいいだろうか?」


鈴谷「ありがと!鈴谷のもあげるね!……、人目有るの提督苦手っしょ?食べさせ合いは別の機会にしよーね。」


提督「そうだな。それで、次の休みだが、どうしたものか。」


鈴谷「今度は鈴谷の番だよね?煮詰めておきましたよ~。…、和菓子もいけるじゃーん!緑茶もらうね。」


提督「どうぞ。では予定を聞いても?」


鈴谷「まずは【A】で、次に【B】、そんでもって【C】で〆って感じかなー。」



出していただいた案:{水族館、喫茶店、ショッピング、駄菓子屋、豚骨ラーメン屋、歌舞伎座、カレー専門店、ホテル、プラネタリウム、回転寿司}
A:【↓1~3コンマ最大、上の出していただいた案から】
B:【↓4~6コンマ最大、上の出していただいた案から】
C:【↓7~11コンマ最大、当スレにおいてこれまでに挙がっていない行き先】

移動だけで時間の大半がつぶれてしまう場合や行けない場所や話の展開上問題が生じる場合は、次にコンマの大きい案にさせていただきます。

鈴谷「まずは水族館で、次にラーメン屋、そんでもっておでんの屋台で〆って感じかなー。」


提督「女性も頭の中にはおっさんが住まうのだな。」


鈴谷「したいもんはしたいからねー。鈴谷だけだと場違い感パナイから。提督、一人で女性下着店行けないっしょ?」


提督「行けるが。」


鈴谷「え!?」


提督「行ける行けないなら行けるだろう。行きたいとは思わんが。」


鈴谷「…、そーゆー話じゃないんだけどな…。」


提督「それぞれの行き先に目星はつけているのか?」


鈴谷「うん!こっから一番近いで水族館で遊び終わったら、街に行ってお昼にラーメン屋で、そこからは海沿いを散歩してそのままおでんの屋台かな!海沿いはけっこー歩くよ?体調だいじょぶそ?」


提督「問題ない。」


鈴谷「甘い渋い渋いな構成だけど、最後を甘くできるかは提督に期待だね。前の日に連絡入れる。」


提督「今回は鈴谷主導だろうに…。…、楽しみにしている。そろそろ仕事に戻るか。」


鈴谷「そだね。んじゃこっからまた頑張るといたしましょう!」

提督「(……ん…、う。)ふぁ。」


鈴谷「起こしちゃった?ま、起こそうとしてたとこもあるけど。」


提督「そうだな。だが悪くない。むしろ続けてほしいくらいだ。」


鈴谷「はいはい。いい子いい子ー。」


提督「もうひと眠r…、起きるか。」


鈴谷「おおぅ、やるじゃーん!んじゃ用意しちゃってね。鈴谷は執務室の掃除でもしてるから。」


提督「ああ。」

提督「降りるか。」


鈴谷「こっからなら歩きでも行けるけど、乗り換えると水族館直だね、どーする?」


提督「後半歩くことになるようだしな。体力を抑えられる時に抑えておこう。」


鈴谷「んじゃ、乗り換えよっか。」

提督「遊具のある水族館も珍しくはないが、この電車がもうアトラクションのようだな。」


鈴谷「そだね!海の上走ってるよ!しかも無人運転!最前列とりたかったなー。」


提督「僕は横からの流れる景色の方が好きだがな。」


鈴谷「どっちも楽しみたくない?最前列っていつもとれるわけじゃないs、あ、着くね!」

提督「鈴谷の分の券だ。」


鈴谷「ごちになります!んじゃくぐろっか!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…、青いな。」


鈴谷「…、流石水族館って感じだねー…。ガラスいっぱいに青だよ。」


提督「うまい言葉が見つからず済まない。といいつつ、またなのだが、綺麗だな。」


鈴谷「うん…。…、あれ?もしかして鈴谷に言ってくれた?」


提督「鈴谷を含めた僕の視界がだな。」


鈴谷「鈴谷が主役の絵かな?」


提督「全てが欠かせないな。無論、鈴谷も。と、洒落たエスカレーターだな。」


鈴谷「水槽の中の中?非日常を感じるね、幻想的だなー。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「おお、まだ続いているのか。」


鈴谷「満喫しましたなーっと!この通路で区切りみたいだね!」


提督「シロイルカの出し物があるようだな。時間が大丈夫なようならもう少し水族館にいないか?」


鈴谷「開演時間と終了時刻はと…、ん、だいじょぶそ!」


提督「行くか。」


鈴谷「うん!」

鈴谷「こっちーっ!席見つけたよーっ!」


提督「今行くーっ!」


鈴谷「………。雨具?借りといたよ!」


提督「ありがとう。お手洗いが男の方まで混んでいるとは…。お、始まるな。」


鈴谷「ちょーどいー時に帰ってきたね!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(ん?気のせいか?あのシロイルカこちらを見ているような…。)」


鈴谷「頭いーよねー!人間だと何歳くrんぉっ!!?」


提督「(…、ぶっかけだな。ありがとうシロイルカ。)」


鈴谷「…、これそのまんまだったらずぶ濡れだったね…、こういうことmへぁぅぶ!!?」


提督「(ありがとうございますシロイルカ様。)タオルを借りてくる。」


鈴谷「よろしく~…。」

鈴谷「お待たせー!」


提督「ドライヤーが備え付けられていてよかったな、…珍しいことでもないだろうしな。」


鈴谷「記憶に残る日になったよ…。…、んじゃ切り替えて次行こー!今度こそ先頭に乗るよー!」


提督「ここでの乗り降りが多いからな、1回目が駄目でも見送れば次は先頭に乗れるだろうな。行くか。」

鈴谷「よし!最前列とりぃー!提督も早く!」


提督「ああ!」


鈴谷「おっ、わくわくするねぇ~!」


提督「(童心を思い出しこそしないが、刺激されるな。何かが出かかっているようで結局何も出てこない。普段のものとは異なるにせよ楽しいということだろうなこれは。)」


提督「…。」


鈴谷「…。」

提督「これから行こうとしているラーメン屋まではどの位かかるだろうか?」


鈴谷「駅の隣の百貨店に入ってるからすぐだよ!雑誌で見て、おっ?と思ったんだよねー!隠れた名店!ってわけじゃないけど美味しそだったよ!」


提督「普段食べないからな。楽しみだ。」


鈴谷「次左ね。」

提督「(辛っ!!!中辛だよな!?)ごほっ!!(鈴谷は小辛か…、事前情報の差か…、いや僕も鈴谷に聞くことはできたはず。怠ったゆえの結果か…。辛っ!!!)」


鈴谷「だいじょぶ?涙目だよ?」


提督「わりかし大丈夫ぶっ!?」


鈴谷「ちょ!?汚っ!!……、またー…。」


提督「すまない。(今日のテーマは…ぶっかけ!)」


鈴谷「まー、ちょっとはねたようなもんだから拭けばいいだけなんだけどね…。」


提督「このあtごほっ!最後に行く屋台は海沿いから近くにあるのか?」


鈴谷「海沿いにあるよ!近くの海の家を空けてない期間に店主さんが近くに屋台出すみたい!屋台は小さいけど混むようなら海の家も使えるから待ちくたびれはしないんじゃないかな。」


提督「(ようやく食べ終わるな。水!水!)んくっんくっ!ごちそうさま。」


鈴谷「今更だけど、ここの特徴言っとくんだったね。」


提督「聞かなかった僕にも問題はある。とは言え、美味しくはあった。」


鈴谷「中以降は辛党向けだからねー。…、鈴谷もこちそうさま!っし!それでは、歩きますかー!」


提督「案内は任せた。」

提督「(…、実に楽しい中身のない会話だ…。ただ互いの性格について思いついたことを言い合い、結論を出すわけでもない…。どれくらい歩いたのだったか…、美しい景色だったろうに、中身も覚えていない会話に夢中になり見逃してしまったな…。とは言え、また好んで会話にはまり込むのだろう。…、鈴谷は沈黙の際に何を考えているのだろうか…。それとも何かを考えることなく思考を休ませているのだろうか…。…、ただいてくれるだけで染みるような嬉しさがあるな…。訳も分からないまま泣きそうになるような、そんな…。夕日にあてられたか…?)」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「提督はさ。」


提督「ん?」


鈴谷「将来の事とかって考えてる?」


提督「二人の…か?」


鈴谷「それも考えてくれると嬉しいけど、提督自身の事。」


提督「…、首を切られないようにしてゆきたいが、成果なし・コネなしだからな…、そうでなければ戦後には相応の褒賞なり役職なりがあてがわれるのだろうが…。」


鈴谷「…、それまでもたないよ…。提督は強くはないから…。これまでは大きい失敗はなかったけどこれから先、そうはいかないよね。起きないとこの方が珍しいって…。小さい失敗にも小さくない失敗にも真面目に悩んで頑張ってきたけど…、これじゃ大きい失敗に耐えられないって思えるよ。強い人や図太い人なら超えられることが提督には厳しすぎるよ…。…、提督は自分のしたいようにすればいいと思うよ、でも保険はかけておいてほしいかな。したいことや夢ってないの?」


提督「…。確かに、僕は能力に難ありだろう。…、綺麗な生き物である艦娘がつらい目に遭うこともあるということに対して少しでも助けになりたくここまで来たが…、僕の善意からの行動が害悪になってきたこともあるだろう…。無能が黙ってさえいれば…。……、したいことや夢というと艦娘の力になりたいということだな。」


鈴谷「…鈴谷もね…似たような気持ちなんだ…。提督みたいな人がつらい目に遭ってるのはやだなって。…、この人楽しいのかな?誰かこの人を助けてあげてるのかな?ってふと思ったことが何度もあってね。…、好きなんだなって気づくの苦労しなかったんだ。…、鈴谷の好感度100ってそういうことなんだと思う…。ただ提督を助けたいって。二人だけになれたら楽しいだろうし鈴谷だけを見ててほしいなってもすごく思う。けど、そーゆー想い全部押しのけてでも提督の力になりたいんだ…。1人くらい提督に優しくしたげる人がいないと…、鈴谷は嫌だな…。提督の事想ってくれる娘も助けてくれる娘もいるだろうけど結局は自分が優先になっちゃうよ…。良い悪いじゃないしそうでいいとも思うけど…、鈴谷はいつでも提督の味方でいたいな…。…、悲しいことが起こる前に転職しよ?」


提督「…。…。…、実際に、するかは、置いておくにせよ、そうだな、備えは、しておこう。…。」


鈴谷「…、…。湿っぽい話しちゃってごめんね…。…、よしよし…。…、泣けるだけまだ安心かな…。…、溜めこみすぎだって…。」


提督「(意志力を、うまく、扱えていなかったの、だろうか…。ここだけが僕の取り柄、だと思っていたが…。助、けるような器、じゃ、なかったのだ、ろうか…。)」

提督「いつまでも沈んではいれん!切り替えて楽しもう!いえぇーい!」


鈴谷「…、ちょっと痛々しいから…。もっと自然にいこ?ね?」


提督「さぁさぁ夜のエンジン、温まってまいりましたぁ~!」


鈴谷「…乗っかるってば…。…、あっざーっす! 屋台じゃん、おでん! ちょーすごい、偉い、突撃いたしましょう!」

鈴谷「こんにゃくで、あ、味噌いーです。」


提督「ん?味噌つけないのか?」


鈴谷「出汁染みてるっしょ?」


提督「それもそうか。ん?鈴谷小声で頼む。比較的、だが1品あたりの値段が高い気がするのだが…。」


鈴谷「そだね、でもお酒が他より安いね。」


提督「済まない、僕は酒を嗜まないのでよくわからない…。」


鈴谷「なら帰りは安心だね。任せちゃうよ?」


提督「任せておけ。(…、上半身の鍛錬をしておけば…。まさかまた機会が来るとは…。タクシーという手も…。)もう小声の必要もないか。」


鈴谷「そだね。あ、日本酒おかわりお願いしまーす!」


提督「(駅までも半端な距離だ。歩いて帰るにも遠い。…、やはりタクシーのお世話になるか…。)レモネードお願いします。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「帰りは安心だね…。提督に任せて…、飲むよ…。」


提督「酔ってきたな。…、体を壊さない程度にな…。」


鈴谷「波の音がきれー…。」


提督「…、そうだな。人がいるなりに騒がしいが、皆羽目を外しすぎてはいない。騒ぎの合間に聞こえる潮騒がまたいい味を出しているな。」


鈴谷「海の月もきれー…。」


提督「そうだな。直に見るのとはまた違った風情があるな。」


鈴谷「ふふふ…甲板ニーソだ。………鈴谷は、正常だよ………。」


提督「ん?大丈夫か?」


鈴谷「壊してあげたんだよ。ヌメヌメを。ヌメヌメをね、壊してあげたんだ………。」


提督「…、眠っても大丈夫だぞ。」


鈴谷「んー………。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「お会計お願いします。」

提督「(そろそろ着くか。…、鈴谷の部屋まではまたおんぶだな。ちょうど…、は払えないか…。)門の前までお願いします。………、ありがとうございました。」

提督「(相変わらず…、…人一人分相応には…重いな…。…、酒臭い…。おm…酒k…、ふらついてしまいそうだ…。もう少し……。重…臭…。……、この時間に熊野を起こすのもな…。…今日はソファーで寝るか…。重い。)」

提督「(…、程よい疲労と安心感。気持ちよく眠れそうだ…。思うように考えている内に気づけば寝ていそうだな。よし、気を絞めなおして頑張っていくとするか。)」

鈴谷:97+100+?
なーぐー:21+90+?

【↓1~5、コンマ合計を好感度に足し、グラーフが鈴谷を上回れば、まだ分岐せず。】


場所安価ありがとうございました(*'▽')
それではおやすみなさい。

あああ、すみません((+_+))
鈴谷、グラーフの指定があるもののコンマを各々に加えるということを書き忘れていました( ;∀;)
よろしくお願いします。それでは今度こそ…。

提督「(ん…、う、…、首と肩が凝ってしまったな。鈴谷はまだ寝ているだろうか?………、時間は…、もう起きた方がいいだろうな。)鈴谷、鈴谷、起きてくれ。まだ慌てるような時間でもないがそろそろ起きた方がいい。」


鈴谷「んぁ…。…、おはよ…。…、ダル…。」


提督「一緒に朝食でもどうだろうか?」


鈴谷「んー。用意済ましてくるねー…。席取っといて…ふぁ~…。」


提督「わかった。待っている。」




安価ありがとうございました。鈴谷で締めに行きたいと思います。

提督「こっちだ。」


鈴谷「お待たせ!もう食後のおやつに突入してんじゃん!時間かかりすぎたー!」


提督「食べずに待っている方がかえって気を使わせてしまうのではないかと思ってな。というわけだ、気にしないでくれ。少し食べるか?」


鈴谷「遠慮しとく…。ちょい食欲なし…。」


提督「卵粥におひたしか、食べやすそうだな。」


鈴谷「いただきまーす。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「そいえばさ、提督っていつも秘書艦つけてるわけじゃないよね?なんで?」


提督「秘書艦でなくともできる仕事の時にわざわざつける必要もないだろう。互いに確認し合うことが多くなる仕事の時は秘書艦についてもらうようにしている。一人の方が気楽ということもあるな。」


鈴谷「ほっほぉ~う?まぁ落ち着いてシたいよねー。」


提督「(…前任が隠し部屋を作った理由がよくわかる。ありがとうございます、お陰様で僕は元気です。)一人とはいえ執務室だ、気を抜いているわけではないぞ?」


鈴谷「…、秘書艦になっちゃダメかな?」


提督「…、そうだな。昨日の話だが、もしかするともうここにそう長くもいないかもしれないのだしな…。お願いする。」


鈴谷「鈴谷におっ任せー!…、うん。食後大淀のとこ行こ?まずは提督の進路相談といきましょー!三者面談だよ!」


提督「大淀が大丈夫なようならな。」

提督「大淀?いいだろうか?」


大淀「どうぞ。」


提督「失礼する。」
鈴谷「おじゃましまーす!」


大淀「今日はお二人ですか。」


提督「しばらく鈴谷に秘書艦になってもらうつもりだ。僕の個人的なことだが相談に乗ってもらいたくてな、大丈夫か?」


大淀「大丈夫ですよ。すいません、立ちっぱなしですね、お掛けになってください。」


提督「ありがとう。」
鈴谷「ういー。」


提督「……、仮にだ、僕が転職をするとしよう。艦娘の力になれる職ということなら、僕にはどのような道があるだろうと大淀は思うだろうか?」


大淀「…、お辞めに…。…、仮に、でしたね。提督でしたら、そうですね…、……、いずれにせよ難関ではありますが、海軍特別警察隊や教導隊指揮官あたりはどうでしょう?なれるかどうかは別問題ですが、向いているのではと思ったものを言わせていただきました。」


提督「…、ありがとう。」


大淀「ですけど、艦娘の力になるということでしたら、やはり提督のままのほうがよろしいかと。できるとこが多いですからね、結局。」


鈴谷「…。大きな失敗があったら提督には耐えられないと思うな…。」


大淀「?私はそうは思いませんが。」


鈴谷「大淀の方が鈴谷より提督と仕事してるでしょ?悩んでる提督見てなんも思わないわけ?」


大淀「…。明石もそうですが、鈴谷さんも、悩む提督に思うところありということですか。…、私はむしろここは提督の長所だと思います。権力をもち、尊大になり省みることを忘れてもおかしくはない中、提督はよく自己を律しているかと思います。失礼ですが、仕事の関係で鈴谷さんの好感度を拝見させていただきました。…、過保護になっているのではないかと、私からは思われますね。…、保護し、抵抗力を養わせない方が残酷ではないでしょうか?」


提督「以前から思っていたが、買いかぶってはいないか?情けないが、実績なし・コネなしだぞ、僕は。」


大淀「実力があっても報われるとは限らないのでは?…、提督や鈴谷さんが思っているより提督は強いですし優秀ですよ。若手で実績を立てる傑物もいますが、そちらの方が珍しいですよ。つながりも追々できるものかと。私や明石や間宮からの評価が高いということから運営に関してはうまくできているとは思われないので?…、色々と問題も出てきましたが、各々が頑張るところにまで、提督が責任を感じるのは違うかと。…、気を配っていることは悪くはないと思いますが。」


鈴谷「だから傷ついてんじゃん…。」


大淀「…、心配になるとは思いますが、これから強くもなりうまく物事を処理できるようにもなっていくのだと思います。お二人とも焦りすぎないでください…。…、支えることも周りの仕事かと。若手の精力的な取り組みが目に付く方もいるのでしょうが、それよりも好意的に見てもらえていると思いますよ。うちの演習へは小さな不満の声多数と大きな感謝の声少数というところです。小さな不満を零している方々はすぐに興味を失くしますよ。希望込みですが、大きな失敗が来る前に、耐えられるだけの大きな成功を収めていると思います。」


提督「相手に知らせず、轟沈判定の娘に攻撃されても轟沈扱いにされるというのは不意打ちとしてはありだと思うがな。戦闘員数や能力値の露骨な調整もだ。敵との戦いのための演習なのだからな。」


大淀「お陰で沈まずに済んだという感謝の言葉が時々届いていますよ?華はないかもしれませんが、着実に取り組んでゆくことで積み上げていきましょうよ。好感度測定器の一件で各艦種の責任者も立てられました、これからですよ。」


鈴谷「…。大淀がいい部下なのはわかったよ…。…、でも鈴谷は納得はできてないよ…。」


提督「(心配させてしまっている僕の無能ぶりが問題なのか、心配してもらえることを喜べばいいのか…、…、大淀の言う通りなのかもしれないな…、しかし心配してくれる鈴谷も気にかかる…。)…、ありがとう。相談としてはこのようなところだ。大淀からは何かあるか?」


大淀「特には。…、それでは。」


提督「ではな。」
鈴谷「あんがとね。じゃね。」

提督「(書類仕事がまぁ捗ること!普段の仕事に秘書艦がいるとこうも違うか!これからはついてもらうようにするか。早く終わらせた分他のことに手を回せる。)今日の仕事の終わりがもう見えてきたな、この後近所に遊びにでも行くか?」


鈴谷「そだね。なにしよっか?」


提督「パン屋でパンでも買い、海浜公園で食べ歩きでもしないか?」


鈴谷「これで最後の追い込みにも気合が入るねー!早く終わらせて遊びいくよ!」


提督「そうだな。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「っし!終わり!行こ!」


提督「(夕飯に響かない程度に食べる量と時間を考えよう。)」

鈴谷「…、提督さ、随分と気になってるようじゃん?」


提督「…、よく気づいたな。ここのパン屋の制服は、…僕好みだな。」


鈴谷「店員さんが好きなわけじゃない?あの人可愛いけど?」


提督「可愛いと思うことと好きと思うことは別だろう。僕が好きなのは鈴谷だけだと自分に対して決めた、ということを言っておく。」


鈴谷「…、嬉しいこと言ってくれるね~!」


提督「このような時に言うのもどうかと思うが…、僕の熊野への好感度を測りなおした際に著しい上昇が見られた。」


鈴谷「ほーん。いくつ?」


提督「92だ。」


鈴谷「…、どこ?熊野のどこがいいの?鈴谷もする。教えて?」


提督「…鈴谷だけと言ったろうに…。」


鈴谷「…、熊野に直接聞けばいいか…。」


提督「…、好きなことに一途なところだ。ちなみに、この結果に対し熊野からは仕事仲間としか思えないとの言葉をもらっている。」


鈴谷「ならよかったよ…。」


提督「僕はカイザーゼンメルとプンパニッケルにしよう。加えて、グラーフに対しては残念ながら苦手意識を改善することができなかったということも。鈴谷が心配するような相手はいない。」


鈴谷「そっか…。…、やめやめ!お楽しみに切り替えてくよー!ベルリーナ・プァンクーヘンにしよっと!」


提督「お会計お願いします。」

鈴谷「あ!?パン盗られた!!あんのカラス~!!」


提督「僕の残りを分け合おう。」


鈴谷「やっぱ制空権か…。」


提督「お、王。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「…、色々思ったし言ったけどさ、提督の好きなようにするのが一番だと思うよ。…、今って悩む時期なのかもね。」


提督「…、そうだな。結果の良いも悪いも僕のものだ。自分で考えていこうと思う。…、やはり海辺の整備された場所はいいな。」


鈴谷「小綺麗で解放感があるときもちーよねー!んーーーー!!!」


提督「(伸びをすると体の線が!線が見えるって!)ゆくゆくは…。」


鈴谷「ん?」


提督「すまない、口に出すつもりのない言葉が出た。」


鈴谷「そ?…、ボチボチ帰るとしましょうかー!明日からも今日みたいに遊べるの?」


提督「流石に明日からは早く終わるなりに別の仕事を作る。」


鈴谷「残念。…、たまにはこうやって海を見ながらのんびりしよーね。」


提督「そうだな。…。」


鈴谷「…。」


提督「…。」

提督「(今日も今日とて気持ちの良い睡眠を期待できそうだ。…悩む時期か…。…、皆に相談してよかったな。自分一人では過剰に深刻になっていただろうな。…、意志1つで何とかできるものでもないが僕にはこれしかない。折れずに頑張っていこう。明日も楽しい一日に…。)」

鈴谷「提督の休みってどうなってるの?」


提督「支障のない時に気の向くままにだな。」


鈴谷「もう随分遊べてないから鈴谷おかしくなりそうだよー!」


提督「そうだな。なるべく早く休みをとる。遊びに行こう。」


鈴谷「お願いね!んじゃ仕事の続きー!」


提督「…。」


鈴谷「…。」

最後にデートで締めにしたいと思います。最後の安価協力お願いします。



朝:【↓1~5、コンマ最大の行き先、今回の昼とかぶらないもの】
昼:【↓6~10、コンマ最大の行き先、前回出していただいた候補から{ショッピング、プラネタリウム、ボウリング場、展望台、ホテル、高級レストラン}】
夜:【↓11~15、コンマ最大の行き先、今回の朝・昼とかぶらないもの】



移動だけで時間の大半がつぶれてしまう場合や行けない場所や話の展開上問題が生じる場合は、次にコンマの大きい案にさせていただきます。
おやすみなさい。また明日。

最高値100が出たのでアイススケートにさせていただきます!ご協力ありがとうございました(*'▽')

提督「(僕としては一緒にいる時間が長い方が好みではあるが、たまには待ち合わせからもデートを始めることで、両方の楽しさが引き立つとも思える。…、待つ時間にも想いを馳せる面白さがあるな。次は何を考えるか…、)」


提督「…。」


鈴谷「おはよ!少し…、2分くらい?遅れちゃった。いつからいた?」


提督「秒までは見ていないが、分までなら丁度からだ。さして待ってはいない。博物館に行きたいとのことだったな。」


鈴谷「うん!提督静かなトコ好きかなーって。」


提督「そうだな。ではその後は鈴谷が好きだと僕が思う所に行くとしようか。…、ボウリングとアイススケート等はどうだろう?」


鈴谷「いいねぇー!バッチリ、好きなとこだよ!」


提督「それはよかった。朝食は摂ってきたのだよな?」


鈴谷「うん。提督は?」


提督「僕もだ。博物館への行き方はわかるか?」


鈴谷「電車で街まで行って、そっからバスで行けるみたい。」


提督「案内は任せるとしよう。行こうか。」


鈴谷「久しぶりのデート楽しむよー!」

提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「昨日の演習だが、何が足りなかったと思う?」


鈴谷「んー。…、相手の嫌がる頃合いを見て増援を投入できてたし、伏兵の位置取りもそこへの追い込みもよかったと思う。…、年の功?相手が一枚上手だっただけじゃん?」


提督「判断材料を増やせということか。勉強不足というわけだな。…、無為に歳月を重ねたわけではない方からは学べるところが多いな。」


鈴谷「そろそろ街に着きそうだけど、本屋でも寄ってく?」


提督「今日はよしておこう。鈴谷は寄りたいところはあるだろうか?」


鈴谷「鈴谷も今日はいいかなー。おっ、降りよっか。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「どのバスn」


鈴谷「あっ!バス向かってきてる!走って!」


提督「………、ふぅ、…、座るか。博物館へはどのくらいかかりそうだ?」


鈴谷「30分位?おしゃべりしてればあっという間だって!……、着いたら起こしたげるから寝てなよ。」


提督「ありがとう、お言葉に甘えさせてもらおう。…、だがついてからではなく着く前に頼む…。」


鈴谷「わかった。おやすみ。」

提督「(ん…。)」


鈴谷「起きてって!もう着くよ!」


提督「ああ…。…、と、降りるか。」


鈴谷「ほい小銭。崩しといたよ。」


提督「ありがとう、ふぁ…。」


鈴谷「さてさて……突撃いたしましょう!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(艦娘と深海棲艦の博物館か…。)」


鈴谷「いつも見てるもんだけど、見え方が違うのかなーと思って。」


提督「そうだな。……、剥製ではないよな?よくできている。」


鈴谷「うわっ、キモッ!遠目だとキモさがハンパないんですけど!」


提督「……、イ級にはもう少しぬめり気があるよな。…、あちらは艤装か。」


鈴谷「……、最新のは飾ってないみたい。」


提督「そうすぐに情報が出回るようでは心配だ。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「2階にカフェがあるって!ちょっと早いかもだけど食べてく?」


提督「食べていくとしよう。」


鈴谷「これから体動かすしね!…、いつも見てるもののはずなのに何か不思議な感じ…。」


提督「使用という点からは、ここにあるものは死んでいるからな。」


鈴谷「うん、それ。生気が感じられないってゆーか。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「(寂しさ…だろうか。いつかここにあるものと同じようになるのではと…。)入るか。」


鈴谷「席空いてるね!んじゃいこっか!」

鈴谷「んー。」


提督「決めかねているようだな。候補は?」


鈴谷「オムライスかナポリタン!」


提督「…、両方注文し分け合おう、いつかの鈴谷の提言通りにな。」


鈴谷「あっざーっす!やっるじゃーん!そんならサラダも大きいの頼んで取り分けよーよ!」


提督「そうしよう。飲み物は…、ぼくはメロンソーダフロートにしよう。デザートにもなる。」


鈴谷「鈴谷も!」


提督「決まったな。注文お願いします!」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「博物館のカフェだから?静かだよね…。」


提督「かもしれないな。流れている音楽も落ち着いたものだ…。」


鈴谷「粉チーズいる?」


提督「もらおう。」


鈴谷「アイススケートってことは街に戻るんだよね?どこ行くつもりしてた?」


提督「街のであっている。ボウリング場からも徒歩圏だ。」


鈴谷「迷うことはなさそーだね。…、もーちょっとで食べ終わるから!」


提督「急ぐこともないと思うが。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「ごちそうさま!」


提督「ごちそうさま。さて、出るか。」

鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「そろそろ着きそうだね!…、今日は映画館には寄らないから!」


提督「そもそもあれはもう上映していないだろう。前回とは場所も時期も違うだろうに…。」


鈴谷「…、提督の好みっぽそーなの見つけといたからまた今度見にいこーね。」


提督「楽しみにしておく。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「キャラメルポップコーンの甘い匂いが…、でも今日はボウリング!」


提督「僕よりも映画館に行きたそうだな。…、手続きをしておく、お手洗いに行っておくといい。」


鈴谷「…、すぐ戻ってくるねー!」

提督「手続き完了。3番レーンだ。」


鈴谷「靴はっと…、あった!あっちだね!」


提督「先ずは靴を借りるか。その後は各々球を見繕い3番レーンにて合流しよう。」


鈴谷「了解~!」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「ん?鈴谷もこの球にするのか?」


鈴谷「うん!ちょーっと重いくらいの方がいいかなーって!」


提督「良いと思うぞ重いのも。僕にはこのくらいがちょうどいいが。同じ重さだな。」


鈴谷「鈴谷から投げてもいい?」


提督「ああ。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「んじゃ、いっくよー!とぉぉ↑おう↓!!」


提督「んんっ!!…、似ているな、笑いから揺さぶりをかけてくるか。」


鈴谷「うああ、微妙なの残ったー…。…、次は真面目に…、っと!…、ぬわーーーーっっ!!」


提督「残念だったな。次は僕が。ウワァァァァァァ!!タァ↑!!」


鈴谷「うっさ!!」


提督「アセッタノカナ・・・」


鈴谷「ガーターじゃん!何してんの!?」


提督「…、これが実力なんだ…。ふざけたからではなくな…。」


鈴谷「次は真面目に投げてみなって!1発あるかもよ!」


提督「そうだな。…、っ!」


鈴谷「…、あちゃー!」


提督「オレハナンデコンナトコロニイルンダロウ・・・」


鈴谷「誰の真似!?その人情緒不安定すぎない!?」


提督「ふぅ、難しいものだな。」


鈴谷「軸をぶらさないようにするだけでもけっこー違うかもよ?…、んじゃ、また鈴谷の番だね!…、っと!」


提督「(生き生きして見えるな。鈴谷は快活な言動が多いように思えるが、内面が出ていたのだろうか、楽しそうな振舞は見ている側にも伝播するな。僕も楽しくなってきた。)」

鈴谷「提督下手すぎー!そんなんで次のアイススケート大丈夫?」


提督「上半身の次は下半身か。明日はあちこちが筋肉痛だな。」


鈴谷「まだ若いのに情けない!」


提督「普段とは違う筋肉の使い方をしているからな。単に遊び慣れていないというだけだ。」


鈴谷「これからも休みには遊ぶんだから、そのうち慣れるっしょ。」


提督「そうだな。頻繁にとはいかないだろうが、休みは鈴谷と過ごしたい。」


鈴谷「…、そだね。」


提督「…。」


鈴谷「…。」


提督「利用券を買ってきたぞ。」


鈴谷「まずは荷物預けとこーか。」


提督「…、ここでもまた靴を借りるのか。」


鈴谷「いじれば艤装でも滑れるかな?」


提督「…、おそらくは。」


鈴谷「いつか水上スケートなんてできるようになるかもね。」


提督「艤装に使われている技術を安価かつ安全な水準の商品にするのは骨が折れそうだがそこは技術者に期待だな。」


鈴谷「…、履き終わったよ!」


提督「僕もそろそろ…、よし。」


鈴谷「…、んじゃいっくよー!…、おわっ!?」


提督「大っ…丈夫だな…。」


鈴谷「ちょーっと勝手が違ったけど、これなら慣らしてけばたぶん行ける!どうだーっ!」


提督「(…、見事なものだ。運動神経がいい、よく体がああも動くものだ。…僕も柔軟体操を多くするようにするか。)」


鈴谷「引っ張ったげる!早く滑れると気持ちいーよ?」


提督「頼もうか。」


鈴谷「普段からしてることと似てるからかな?滑れるもんだねー!」


提督「…。」


鈴谷「話す余裕ある?」


提督「考えて話すのは難しそうだ。」


鈴谷「…、このまんま滑ってよーか。」

提督「(!?いつの間に…。時間感覚がおかしなことになっているな。)」


鈴谷「ん?うわっ!?もうこんな時間!?明日に響くのも嫌だなー…。…、そろそろ帰ろ!」


提督「…、ああ。」


鈴谷「…。」


提督「…。」


鈴谷「帰り支度終わったよ!」


提督「では帰るか。」

鈴谷「ふぁ…。」


提督「遊び疲れか。」


鈴谷「気持ちいい疲れだよね。」


提督「そうだな。………、たかだか数か月で劇的に変わるとも思ってはいなかったが、僕は未だに失敗ばかりだ。鈴谷には心配をかけていると思う。」


鈴谷「…、そうだね。」


提督「…転職をしようかと思ったこともあったが、…続けたいと思う。」


鈴谷「…。」


提督「…、もしも今の山場を越えたとしてもそれで終わりというわけではないだろう。いつでもどこでも心配は尽きないと思う。危機意識は持つ、が、僕は自分がしたいことをしていくつもりだ。」


鈴谷「…、そう。なら提督には強くなってもらわなきゃね。…、これからも頑張るんだね…。」


提督「…、鈴谷にはしたいことや夢はないのか?」


鈴谷「鈴谷自身の、だよね?……、それを見つけたいかな。」


提督「…、自分を知るというのも難しいと思う。見当違いのことを知った気になることもままあるだろう。…、遺伝子が同じでも別人は別人だ。鈴谷には鈴谷だけの何かがあって欲しいと僕も思う。」


鈴谷「…、そこは提督に助けてもらおうかな。」


提督「先払いで僕を助けてくれているのだ、当然助ける。」


鈴谷「…、なら、できそうな気になってきたかな。」


提督「見据える先を探すところからだが、焦らず行こう。」


鈴谷「そんなことしてるうちに寿命になったりしてね。……到着。…今日も楽しかったよ、ありがとね。」


提督「部屋まで送ろう。こちらこそだ、ありがとう。」

終わりです。
進行能力が特に酷かったですが、ご助言をくださった方々や安価に協力してくださった方々のお力添えもあり、やりきることができました。
誤字脱字も多いことだろうと思います。
このような中、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは。

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