上条「俺がもう一人いる?」 (12)

とあるで映画「ザ・ワン」のオマージュ
口調とか設定の違いはそういう世界線ということでお願いします。






宇宙には同時に進行する複数の宇宙がありそれを多次元宇宙という。

そこには自分と同じ人間が何人も存在する。

同じ自分を殺すと残った自分にパワーが移る。

そして最後の一人になったとき人は…

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学園都市某留置所


不良「裏切り者!」


不良2「卑怯者が、くたばれ!!」


不良3「よくも仲間を売りやがったな!!」


?「…」


黄泉川「相変わらず人気者だな」


黄泉川「安心しな霞条当麻。お前は私らがまもってやるよ」


霞条「へっそのでけぇ乳で盾になってくれんのかい」ヒヒヒ


黄泉川「チッ」

黄泉川「まあいい。お前は今から別の檻の中に住まわせてやる」


霞条「次は銀髪のシスターとルームシェアしてくれよ。性欲処理と懺悔ができて一石二鳥だ」


黄泉川「懺悔は自分の非を認めた奴がするもんだ。ほら行くぞ」


霞条「へーへー不幸だぜ」


不良「待てよテメェ逃げんのか!!」


不良2「逃がさねぞ!次の移動先は病院だ!!」ナイフヒュッ


霞条「あぶなっ」サッ


霞条「テメェぶっころすぞ!!」格子キック


霞条を狙って不良がナイフを投げるも霞条はそれを避け、不良の檻の格子を思いっきり蹴る。


黄泉川「やめろお前ら!おいさっさと車に乗せるぞ!」


警官「どヒーなんて奴らだ気が狂ってる!」ゾロゾロ


霞条が蹴った格子は車がぶつかったあとの様に曲がっていた。

地下駐車場


霞条「…」


黄泉川「どうした?」


霞条「嫌な感じがする。」


次の瞬間霞条の脳天が一発の銃弾で正確に打ち抜かれた。


警官「!?」


黄泉川「ダクトだ!ダクトの中にいる!撃て!!」


黄泉川の怒声と共に警官たちは一斉に銃をダクトに撃つ。


黄泉川「…まて、様子がおかしい。こんだけ撃ってんのに血が出てこない」


黄泉川「まずい、離れろ!!」


突如ダクトをぶち破り一人の男が降りてきて警官の首を素手でへし折っていった。


黄泉川「お…お前は…霞条と同じ顔?」


?「安心しろよ別にお前は狂ってるわけじゃないぜ」


?「俺も当麻だ。まあ霞条じゃなく神条だがな」


黄泉川「何言ってるんだお前…」


神条「気にしないでいいぜお前には関係ないことだ」


黄泉川「うちの奴がやられたんだ関係ないとは言わせないぞ」


警官たちがゴム弾に持ち替え神条と名乗る男に向けて撃つ。

しかし神条は霞条の死体を持ち上げて縦にして難なく防ぐ。


警官「!?」


動揺した警官たちの隙を見て神条は霞条の死体を警官に投げつける。


神条「用は済んだんださっさとトンズラするぜ」


そういうと神条は警官に間合いを詰めて的確に急所をついていく、放り投げそして地面に激突する前に蹴り飛ばす。

それは邪魔な石をどけるように容易く新しいおもちゃを手に入れた子供のように楽しそうに行っていった。

神条「んじゃな、アデュー」



黄泉川「霞条がやられた!こっちもひどくやられて犯人は逃げた!」


警官『そいつなら今追ってる…けどおいつけねぇ!』


黄泉川「追いつけない?」


警官『あいつ足にバネでも仕込んでんのかよ!めちゃくちゃ走るのがはえぇ!80キロは出てるぞ』




警官「このままじゃ逃げ切られる!もうひき殺す勢いでやれぇ!」ブオオオオオ


神条「いや轢いちゃまずいだろ実際」ピョーン


警官「は?跳んで街灯に掴まったぞ!何メートルあると思ってるんだ。あいつバネバネの能力者かよ!」


警官1「おい!このままじゃぶつか…」ガシャーン


神条「運転するときは前見てろっての ハハハ」




?「チィ…もうヤられた後かァ」


??「発言の許可をいただいてもよろしいですか?」


?「アァ?」


??「さっさと始末しておけばこんなことにはならなかったんじゃないんですの?」

?「どのみちワームホールは一箇所だけだァここで決着をつけるぞォ」


??「倒してしまっても構わないですこと?」


?「なンどもいわせンな、このスカタン。ころすなァ」


??「ハァ…」


?「おれァ裏から行くオマェは表から追い詰めろォ」



??「ってなこと言われても納得できませんの」イライラ


??「MVAですの!神条当麻さんを多次元不法侵入および殺人の罪で逮捕しますの」


神条「今回は遅かったじゃないか。今日はもう帰るだけだぜ」


??「そうもいきませんわ。あなたの次の行き先は囚人を収容する監獄宇宙ですの」


神条「そのセリフ何回目だよ。ところで一方通行はいないのか?…えーっと名前なんだっけ」


??「黒井白子ですの!」


神条「そうそう黒井か。んで一方通行はいないのか?テメェじゃ俺は捕まえらんねえぜ」


黒井「やってやりますの…一方通行さん!発砲の許可を!」


神条「許しがなけりゃ銃も撃てねえのかよ」


黒井「こっちにもしがらみとかあるんですの」


神条「んでいつ捕まえてくれんのさ?」


 「今さァ」

突如壁をぶち壊して車が現れそのまま神条を吹き飛ばした。


神条「ゲホォ!!テメやりすぎだろ!死んだらどうする!」


一方通行「オマェがこのくれェで死ぬわけねェだろォ」


黒井「あなたなんて無茶を…」


一方通行「なァ?命令通りでもうまくいったろォ」

多次元宇宙管理局留置所

神条「やれやれ数時間前は捕まっていた俺を殺しに行ったってのに今度は俺が捕まる番か」


一方通行「よォ三下ァ」


神条「一方通行か俺の話し相手になりに来たのか?」


一方通行「まァそンなところだァ」


神条「…点と点を結ぶ最短のものそれは常に一本の線だ」


一方通行「オマェの線はとっくにきれやがンォ」


一方通行「オマェが初めて別の宇宙で自分を殺したときこれで最初で最後にするつもりだったァ」


神条「だが2度目があった3度目も4度目もそして123度目もな」


一方通行「もォ次はねェぞあきらめなァ」


管理局執行室


管理者「被害者番号120葛条当麻。タラシ宇宙にて殺害」


管理者「被害者番号121保喪条当麻。モホー宇宙にて殺害」


管理者「被害者番号122紐条当麻。ゴクツブシ宇宙にて殺害」


管理者「被害者番号123霞条当麻。ヤンキー宇宙にて殺害」


管理者「計123人の殺人および多次元不法侵入の罪で貴様を監獄宇宙に永久追放する。」


管理者「最後に言い残すことはあるか」


神条「…俺は今までいろんな宇宙を見てきたがどこもくだらねえクソみてぇなとこだった」


神条「指導者が必要だ。優秀な指導者が。俺はたまたまその器だったってだけだ」


神条「それなのになんだ殺人だなんて」


神条「テメェらも俺が粛清してやるぜ」ニヤッ


管理者「その状況でよく吠えられたな。貴様は監獄行きだ」


神条「それはそうとお前そこ危ないぜ」


管理者「?」


神条がそうつぶやいたと同時に轟音とともに爆発がおき管理者とともにあたりを吹き飛ばした。


マジかよ上条ちゃん
増えちゃったのかよ

なんだろう、煽るわけじゃないけど読んでて恥ずかしくなる文章

懐かしい映画やのう・・・

何かを思い出す

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