男「なんだお前また来たのか」(47)

幼女「ダメだった?」

男「別に? それより早く入ってドア閉めてくれ虫が入る」

幼女「……んっ、オジャマします」 スウッ

男「いま準備すっから、そこに座って……って、そうだアレは持ってきたか?」

幼女「あ、うん……これ」 ゴソゴソ...スッ

男「あいよ、そんじゃちょっと待ってろな」

ドスドスドスドス......カチチチチチッ

幼女「……」 キョロキョロ

...ボォォォッ

幼女「……!」 ...ソーッ

男「おい、準備できたぞ……って、何してんだ」

幼女「っ! あ、えっとその」 アタフタ

男「部屋の物は勝手に触るなって前に」

幼女「……」 モジモジ

男「……ほら、さっさと済ませるぞ」 プツッ プチッ

幼女「えっ、あ……っ」

男「っとと、ヤベェもう垂れてきた……ほら口開けろ」

幼女「えっ、ま……んむっ」 ムググッ

男「っ……? おい、どうした早く吸えよ 」

幼女「……っ……っ」 ...ペロッ チュウ...チュウ

男「……」

幼女「っ……んっ、んぅ」 チゥ チュッチュウッ

男「…………っ」 フイッ

幼女「っふ、ぁむ……ん……はふ」 チュクッ チュッ...カプッ

男「い、っ……おい、お前いま噛m」

幼女「っ」 ビクッ

男「あ、あ~……いや、大丈夫だ……ほら、続けな」 フイッ

幼女「…………」 ......ペロッ チュッ

男「……っ」 ブルッ

・・・

幼女「……ほぅ……」...ケプッ

男「……ふぅ、あ~……何か飲むか? ジュースとか」

幼女「……うぅん、だいじょぶ……ゴチソウサマでした」 ペコリ

男「そ、そうか? それなら別に、うん……っと、もうこんな時間か」

幼女「あ……それじゃ、おうち帰らなきゃ」

男「……もう外は真っ暗だけど一人で帰れるか? なんなら送ってくぞ」

幼女「だいじょぶ、レンシューなの」

男「練習? って……そういうもん、なのか?」

幼女「ん、それじゃ……」 ...ジィッ

男「……? どうした?」

幼女「っ! バイバイ、またねっ」 タンッ パタタタタッ...

男「っ ……またね、か……ははっ、いまだに信じられねぇや……あんな幼女が」







男「吸血鬼だなんてなぁ」

登場人物

幼女
……北欧系幼女、人見知り気味、いわゆる吸血鬼の家系


……ポッチャリ系男子、幼女の特別指定吸血対象者

...ィ...ピィィィィィッ!!

男「おっ、ハイハイお湯が湧きましたね分かりましたよ~……っと」 ...カチャン

男「かやくは麺の下に入れ~♪ お湯を注いで1分半~♪」 トプトプトプ

男「ソースと箸を乗せまして~♪ 湯切りは素早く油断なく~♪」 ドボボボ...ベコンッ!

男「ソース青海苔コショウをかけて~♪ マヨと揚げ玉トッピング~♪ ペ◯ング! 超盛り!!イ タ ダ キ m」

ピンポーン

男「……」 ...チラッ

...ピンポーン

男(配達……は頼んでない、新聞の勧誘? こんな時間に?流石にそれは)

......ピン ポーン

男「となるとやっぱり……」 ...ガチャッ

幼女「っ、こんばんは」 ペコッ

男「まぁ、お前だよな……ほれ、さっさと入んな」

幼女「っ、オジャマしま……?」 クンクン

男「何だか今日は前の時より来る時間が早いみたいだけど何かこの後に用事でもあるのか?」

幼女「……? あ、うぅんちがう、です」 フルフル

幼女「今日はお母さんおしごとでおそいから、行くなら早めにってお母さんが」

男「ほ~ん、そういう事……まぁ別に良いんだけど、俺は今からメシ食う所だからちょっと待ってもらうぞ」

幼女「ごはん? ……わかった、です」

男「悪りぃな、まぁその辺に座って待っててくれな? すぐ食べおわっから」

幼女「……」 コクリ

男(……と言いつつコーラを注いで急いで食べる気の無い俺であった、まる) トクトクトクッ

男「うっし、改めましていただきまっすと」 ...ズゾゾゾゾッ

幼女「……」 ...ジィッ

男(……くっ、出来上がってから時間が経ったせいで揚げ玉がヘタっちまってる……最初は硬い揚げ玉と麺の食感の違いを楽しみたかったのに) ズゾゾゾゾッ ムグムグッ

男(だがしかし、硬麺のタイミングで湯切りした事で麺と絡みきらなかったソースにふやけた揚げ玉を浸す事でソースの濃淡をより際立たせるっ) ズズゾゾスゾゾズッ

男(そして!敢えて偏ってかけておいたマヨネーズをこのタイミングで全体に行き渡らせる! はははっ! 美味! 美味なるぞ!!) ズズズズッ!ゾスズズズッ!

幼女「…………」 ジィィッ

男(あぁ、至福……これぞ至福……だがもう残すところ三分の一って所か……しまったなご飯も解凍しておくべきだったか…………ん?) ズッズッズゾゾゾゾッ...ゴクンッ

男「おい、どうかしたか? 」

幼女「それ、なぁに?」 ジィッ

男「……? それって、インスタントの焼きそばだな……お前、食ったことないのか?」

幼女「……」 コクリ

男「へぇ~、いまどき珍しい……って、もしかしてアレか? 吸血鬼はこの手の物は食べないとか?」

幼女「……スパゲッティは、食べる」

男「へ~、それなら別に食えないって訳でもないのか」

幼女「……」 ジィィィッ

男「…………食べたいのか?」

幼女「! …………~~~…………ちょっと、だけ」 モジッ

男「ちょっとだけねぇ……そういや、母親が仕事で遅いとか言ってたけどお前メシはどうしたんだ?」

幼女「チンして食べた」

男「チンして……作り置きってことか? ふ~ん……それなら別に……」

幼女「……そっか」 シュン

男「…………コショウふってあるから少し辛いかもだぞ」 スッ

幼女「……! ……じゃ、ちょっとだけ」 ...チュルルッ

男「……」

幼女「……」 モクモク

男「……どんなだ?」

幼女「もうちょっと、食べていい?」

男「あ? あ~……まぁ、別に」

幼女「っ!」 ハグハグ...チュルル ゴクンッ

男「……んで? 食べてみた感想は?」

幼女「ん……ちょっとカライけど、しょっぱくておいしい」

男「へぇ……なんだか意外だな」

幼女「……? なにが?」

男「いや、なんて言うかまぁイメージと違うなと」 ...ズゾゾゾゾッ

幼女「……?」 キョトン

男「なぁ、お前は好きなモンとかあんの?」

幼女「好きなモン?」

男「好物だよ好物、どうなん?」

幼女「……ショットブラール」

男「しょっとぶ……なんだって?」

幼女「ショットブラール、お肉をこのくらいに丸めて」

男「ふぅん? ……ミートボールみたいなもんかな」

幼女「……!」 コクコク

男「へぇ~、なんかアレだな、割とその辺は普通っぽいのな」

幼女「……へん?」

男「ん? あぁ、別にそういう訳じゃあ無くてだな」 ズゾゾゾゾッ

男「まぁ何だ、吸血鬼って言ってもそういう所は変わりないんだなって……あぁでも」 ゴックン

幼女「?」

男「……いや、何でもない……待たせて悪かったな、ほら針を寄越しな」

幼女「え……うん……はい」 ゴソゴソ...スッ

男「ん、それじゃあ炙ってくるからちょっと待ってろな」

幼女「……あっ、だ、だめ」 アタフタ

男「ん? 何だ? 何が駄目なんだ?」

幼女「えと、それ、そのまま使ってだいじょぶなヤツ、だから」

男「はぁ? 大丈夫って……いや、使い捨てるにしたって流石に熱消毒くらいはした方が」

幼女「んと、えっと……! こ、これ読んで」 カサッ

男「何だそれ? ……? これは、なんだ……要するに、この針はお前の抜けた乳歯でできてる、って事なのか?」

幼女「……!」 コクコク

男「はぁ~……"従来の針と異なり使用に際しての苦痛を大幅に軽減、採血後の痕の再生を促し"……って、本当かこれ?」

幼女「……たぶん」

男「分かんないのかよ、ってまぁ今日使うのが初めてならそらそうなるか……」 ハァ

男「因みに今日は今まで使ってたタイプの針は持ってきてたりはしないのか?」

幼女「もってきてない」 フルフル

男「………………分かった、それでいこう」 フゥ

男「まぁ、見た目には前の針と変わらないしな……大丈夫、大丈夫」 スッ

幼女「あっ」

男「何だよ、まだなんかあるのか?」

幼女「……がん、ばって」 グッ

男「…………そらどうも」 プスッ

男(……ん? んん??) ジィッ

男「何だこれ、マジで全く痛くねぇや……えっ? なんで? どうなってんだこれ?」 ポタッポタッ

幼女「! あっ、あっ! ……~~!」 ハグッ

男「うおっと!? おっま! 飛び付いてくんなよ」 ヨタタッ

幼女「んっ、ちゅっ……はむっ……んむ」 チュウチュウ

男「……っ……?」 ...ゾワッ

幼女「はむ……っ……んっ……はふ」 チュッ...チゥッ

男(な、なんだ? なんか、吸われるたびに背筋が……っ) ゾクゾクッ

幼女「はっ……んむっ……んっ、んぅっ」 チュクッチュッ チュゥゥ

男「ぅひっ、ちょっまっ……ストップストップ! 一旦ストップ!!」 グイッ!

幼女「んっ!? んむっう!? ……っぷは!」 チュポンッ!

男「あっ……だ、大丈夫か? 急に引っこ抜いてスマな」

幼女「……だぁ」 ボソッ

男「えっ?」

幼女「やだぁ……もっとぉ、まだのむのぉ」 ...トロン

男「えっ? は? なん……えっ?」

男(な、なんだ? どうしたんだ? なんか顔つきがちょっと普通じゃ無くないか?) ヒキッ

幼女「ちゃうだいよぉ……ねぇ、いいでしょぉ……?」 ...ィィィン

男(……? なん、だ? あたまがボンヤリ……ってこれ、ひょっしてチャームとかいうのか? や、ヤバイヤバイ!!) ブンブンブンッ

男「わ、わかった!分かったから落ち着け!? ほら指を……って、血が止まって……マジか」

男(おいおい、採血後の痕の再生を促すって言っても早すぎないかコレ!? 逆に大丈夫なのかよ!)

男「しょうがない、もう一回刺すか……待ってろよ、いま」 スッ

幼女「まって」 ギュッ

男「ぃっ!? な、なんだよ? 血を飲むんだろ? いま出すからちょっと大人しく待っ」

幼女「……そこじゃない」

男「あ、あぁ? そこじゃないって……なに言ってんだ? さっきと同じ人差し指だろ? 違うってなにが」

幼女「こっちがいい」 グイッ

男「っ!? こっちって、おま……腕、なんだけど」

幼女「こっちがいい」 ...ジィィッ

男「えっ、えぇぇ……なんで、そんな」

幼女「こっちがいい」 ジリッ

男「いや待てって、ちょっと落ち着こう? な?」

幼女「こっちがいい」 ズイッ

男「顔ちかっ……いや、落ち着けって! 別にどこで吸ったって味が変わるわけじゃないだろ?」

幼女「こっちがいいっ」 ムスッ

男(聞く耳持たずかい、どんだけ腕から吸いたいんだよ)

幼女「……こっちがいい」 ...ウルッ

男「ちょっ、泣くほど? 泣くほどなのか? そこまでの事なのか?」

幼女「……ダメ?」 ウルルッ

男「…………いや…………ダメ、じゃ……ない、けども」

幼女「じゃあこっちっ♪」 ギュッ

男「……おい、コラお前? なんだ? もしかして演技か? 演技だったのか? おい?」

幼女「はやくっ! はやくっ! ほらっ! ねえっ!」 グイグイ

男「っ、あ~~! わかった! わかったから落ち着け! 腕からな! ちょっと待て!腕洗ってくるから! なっ?」

幼女「え~~……はやくぅ」 ...ポスン

男「……まぁ、いいけどな……大人しく待ってろよ」

幼女「はぁ~~い♪」 プランプラン

男(……前から薄々思ってたけど、アイツ血を飲む前と後で性格が変わってるよな、やっぱり) ジャバジャバ

幼女「~~♪」 プラップラッ

男(吸血鬼がそういうものなのか、アイツが個人的にそうなのかは、この際置いておくとして) ジャババッ

男(今後は血を飲む前に、その日の採血方法とかを決めてから始めるようにした方がスムーズにいきそうだな) ...キュッ

幼女「ねぇ~~? まぁだぁ~~? はやくぅ~~っ!」 パタパタッ

男「あ~~、いま行くから大人しく待ってろって! おい、あんましホコリたてんなっての」 フキフキ

幼女「んっ! 待ってたよ! ほらっ、う~で! う~でっ!」 パタパタ

男「はいはい、分かりましたよっと……っと、ちょっと待て? 腕から吸わせるとして、体勢をどうすっかな……指と違って咥えさせる訳にもいかないし」

幼女「……? カンタンだよ、ここ! ここ座ってここ!」 ポスポス

男「あん? 俺がベッドに座るのか? あ~……まぁ確かに立ったままだと難しいか」 ボフッ

幼女「うん♪ それじゃあ、こうして~♪」 スイッ トスンッ

男「は……はぁ!? おい、何でお前っ! 俺の膝の上に座ってんだよ! 降りろ降りろ」 グイッ

幼女「や~~っ!! ここ! ここが良いのぉっ!!」 ガッシリ

男「おいっ!? しがみ付くn……って、力強っ!? わ、分かった分かった! 分かったからそんなしがみ付くなっての!」 グイグイ

幼女「ん~~っ! ホントにぃ? ホントに分かったのぉ?」 ギチギチ

男「ホントだから! 嘘つかないから! OK! 俺も手を離す! だからお前も離せ! なっ!?」 ...パッ

幼女「ん~~……えへへぇ、分かったのならよろし~ぃ♪」 スッ

男(コイツ……っ! なんつ~馬鹿力を……こんなガキンチョでコレとか末恐ろしいなマジで) ハァハァ

幼女「よぉ~しっ! それじゃあ飲ませてくださいなっ♪」 ニコニコ

男「……それは良いんだけど、この体勢で腕から血を飲むとなると腕をこう、お前の顔に回す感じになるんだが」

幼女「うん! それで良いよっ」

男「……さいですか……んじゃあ」 スッ

幼女「あっ! まってまって! もいっこお願いしたい事がっ」 ユサユサ

男「おいコラ、膝の上で跳ねるな……あぁもう、この上なんだってんだ?」

幼女「えっとね、えっとね? こっちの腕から血を飲むでしょ? だからこっちの腕をっ、こう♪」 グイッ ギュッ

男「……側から見たら俺がお前を抱きしめてるみたいな画になるんだが」

幼女「……えへへぇ~♪」 ニヨニヨ

男「そこで笑うとか意味分からんのだが……まぁ、もう好きにしろよ……ほら、針使うから一旦手を離せ」

幼女「……ん~~」 ...スッ

男「うし、そんじゃやるぞ……あ~、なんか指先とはまた別の勇気がいるな…………っ!」 プスッ

少女「っ!!」 ザワッ

男「……あ~、待てだぞ? 待てだ……服とかベッドに垂らしたくないからな、針を抜いたら直ぐに顔の方に近づk」

少女「分かってるから早くっ! 早くっ」 フゥーッフゥーッ

男「分かったから、分かったから落ち着け? いいか? 右腕は針持ってるから、抱えるのは俺が針を置いた後だぞ? 良いな?」

少女「分かったから! もぉ早くぅ~っ! ちょうだいよぉ!! 」 フゥーッ!フゥーッ!

男「興奮の仕方が怖ぇんだけど……吸い尽くされたりしないよな? ……流石にそれは勘弁してくれよ」 ピッ...ツゥッ

少女「~~っ!」 ハムグッ!

男「っ! コラ腕だからって歯を立てんなよ……っ」 ゾクゾク

男(指先より感覚の鈍い場所な分、マシかもと期待してたんだが……気休めにもならなかったな……ん?)

少女「~~っ、~~~っ」 チウチウ...パタパタ

男(あんだ? あんな欲しがってた割に飲み方がいつもより……それに手をバタつかせてるのは何で……って、あぁ)

男「早くもう片方の腕を回せってか? ……はいはい針を置いてっと、ほらこれで良いのか」 カタッ...キュッ

幼女「! ……~~♪」 ギュウッ ヂュウヂュウ

男(ぬおっ!? 腕をガッチリ掴んで、口に押し付け……っ、ヤバっ吸われてる感がいつもと段違いにっ) ゾワワッ

男「お、おいっ? ちょっとペース早すぎ……っ!?」 グッ...ググッ

幼女「~~~っ♡ ~~~~♡」 ヂュウッヂュッヂュゥゥッ

男(や、べ……腕が動かせな……なんか、眠……く……) カクンッ

・・・

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