【モバマスR18】ヘレン「福神の筆おろし」 (44)

多くのPが忘れかけている「ヘレンさんはメチャシコドスケベボディ」
という事を再認識してもらうために書きました
妊婦・ごっくん・孕ませ・旧スク水・アナル・母乳要素あり

「お疲れ様、ヘレンさん」

番組収録後、俺はヘレンさんを車に乗せた。

「今日のアドリブも良かったよ」

「私は私を出しているだけよ」

ヘレンさんは余裕のある笑みを浮かべて返す。

優しい目元に癖のないストレートな黒髪

外人特有のメリハリの利いた体つき……

黙っていればかなりの美人なのだが、彼女の売りは

何と言っても強烈な個性からくる「笑い」だった。

思えばヘレンさんは不思議なアイドルだ。

最初こそビックマウスなアイドルとしてメディア側もこっちも

扱いに困っていたものの、実は存外面白いキャラだと分かると

バラエティー系の番組がこぞって出演を依頼してきた。

他のタレントやアイドルが返答に困るネタ振りにも

彼女は意想外のアドリブで返すため、重宝されている。

演出サイドもヘレンさんについては口を挟まず

ほとんどアドリブでお願いしているような状況だ。

今思えば、彼女は相当無理をして俺たちの期待に応えてくれていたようだ。

それに気がついたのは、こんな事があったからだった。

夕暮れ時の誰もいなくなった事務所で、デスクワークをしていた俺は

一服しようとヘレンさんが去り際に入れてくれた紅茶を飲んだ。

すると日頃の疲れからか、俺は堪え切れない睡魔に襲われ、寝てしまった。

番組改編期で気を張っていたから、その反動が来たかもしれないとその時は考えていた。

「……。……んっ……」

気が付くと俺はソファーに体を預けて横になっていた。

無意識のうちに寝る体勢に入っていたのだろうか。

しかし、それにしてはどこか下半身がモゾモゾしてむずかゆい。

「……んふ……、んっ……」

眠気が取れないままに薄目で足の方に目をやった。

やたらスースーとすると思ったらいつの間にか

ズボンをトランクスごとずり下ろされていた。

それだけではない、下腹にはあのヘレンさんが顔をうずめ

毎晩密かに慰めている俺のを夢中でしゃぶっていたのだ。

その事実を目撃した俺は一瞬にして眠気が飛んで慌てて体を起こそうとした。

だが、身体がまだ寝ているのかまるで金縛りにあったみたいに動かない。

「んう……もう起きたの?」

ヘレンさんと目があった。

優しげな瞳の視線がかなり淫靡な彩りを呈していた。

彼女はその艶やかな唇で、鈴口から滲んでいるカウパー液をちゅぽっと吸うと

上目遣いのまま俺の亀頭をアイスクリームのように舐め嬲って甘くしごき始めた。

「夢中になりすぎたかしら?」

ヘレンさんの柔らかくて細い美指が二本、涎まみれの包茎を緩急つけてしごく。

身体は自由が利かないのに俺の愚息はすっかり出来上がっていて

熱い血を巡らせてびくびくと物欲しそうに震えていた。

「プロデューサー君、いい? この事は他言無用よ。
 その代わり……貴方も気持ち良くしてあげる」

ヘレンさんは手慣れた手つきでサッと俺のに例のゴムを被せた。

スカートを床に脱ぎ捨て、黒色を基調としたショーツがその上に重なる。

そして、ソファーに座っている俺の膝に乗っかって来た。

首が上がらないので露わになった彼女の下半身が良く見えない。

「んっ……」

ゴムの中で膨れ上がっている亀頭にヘレンさんは下腹に擦り付ける。

無毛の痴丘は俺の裏筋にナマの熱を伝える。

ゴムが牝汁にまみれると、彼女は人差し指と中指の股にそれを挟み、ゆっくりと腰を下ろす。

「んん……っはぁ……っ!」

俺のがどんどんと温かな内側へと潜り込んでいく。

信じられない。「あの」ヘレンさんが、セックスしてくるなんて……。

俺たちの間には確かに信頼関係はあった。

だがそれはあくまでプロデューサーとアイドルとしてであって

恋愛感情に発展するまで親密ではなかったし、その兆候も見られなかった。

根元まで入ったのを確認すると、ヘレンさんは

俺の肩に手を乗せて、激しく腰を振り始めた。

結合部はじゅぶじゅぶとやらしい音を響かせている。

頭上で乱れるヘレンさんの悩ましい巨乳は服の下からもその存在感を主張している。

その双球に目を奪われながら俺はフリーズしかけの頭で状況把握に努める。

しかし、全く思考は定まらなかった。ヘレンさんの膣穴が気持ち良すぎるのだ。

激しい応酬に加えて、彼女の中は水袋かと思うくらいに濡れている。

敏感な肉幹は絶えず妖しく蠢く膣道の襞にしごかれる。

雁首を締め付けるように中途はくびれていて

おまけに奥は無数の突起が亀頭を苛めて来るのだ。

「ああっ……、いいわぁ……意外と硬くて太いのね……?」

痺れた両手に、ヘレンさんは指を絡ませてきた。

クロスした両腕の間でたわわな宝乳が窮屈そうに収まっていた。

「……っう……くっ……!」

ぶつかってくる女体の熱にうなされ続けた俺は、堪らずヘレンさんの膣内で射精を迎えた。

律動する肉根を舐めるように嬲る彼女の膣内のおかげで頭が真っ白になった。

ヘレンさんは大きく息を吸うと、ゆっくりと腰を上げた。

ゴムの先端はたっぷり搾り取られた精液で膨らんでいた。

「フフ……沢山出ちゃったわね」

ヘレンさんは笑うと、ゴムを抜いて中の精液を手のひらに出してひと舐めした。

俺は何が何だか分からない頭で、熱にうなされるように息をしながら

その淫らな光景をボーッと眺めていた。

「バイバイ」

役目を終えた肉根をティッシュで綺麗に拭かれた後、彼女は帰っていった。

数分後、やっと体の自由を取り戻した俺は、現実感のない童貞喪失にしばらくの間放心していた。

「ハイ、プロデューサー君。グッモーニン」

その翌日、ヘレンさんは普段通り出勤し、話しかけてきた。

俺は昨日の事を言い出せないまま一緒に営業に行った。

営業先でも、レッスンスタジオでも、彼女の様子は今までと変わりなかった。

(ひょっとしたら、昨日の事は夢かもしれない……)

数日経ってあの興奮がようやく薄れかけ

そんなふうに考えるようになったある日の事だった。

「プロデューサー君、お疲れ様」

人気のない定時過ぎの事務所で、ヘレンさんは俺に「紅茶」を出してきた。

それを前にして俺は伸ばしていた手は止まる。

帰り際、誰もいない事務所、紅茶――そう、あの時と同じだ。

この状況、ひょっとしたらまたあの夢のような体験ができるかもしれない。

そんな期待が急速に風船のように膨らんでいく。

それが夢か現実か――夢でもいいから綺麗なヘレンさんとまた、あんなセックスがしたかった。

「……へ、ヘレンさん……」

しかし俺は思いきってヘレンさんに言った。

「『この前の事』……覚えていたら、その……また、したいんですが……」

もしあの出来事が現実だったら、俺はまた動けなくなり

為すすべもなく犯されるに違いない。

もし出来るなら――今度は受け身でなく自分で動いてヘレンさんに触りたい

そう思って少しかまをかけてみた。

「……。分かったわ」

すると、ヘレンさんはにこりと笑った。

ヘレンさんはその紅茶を下げると俺に体を預けてきた。

心地良い香水の薫りと共に女性特有の甘く柔らかな感触が襲いかかる。

「ヘレンさん……」

俺は思わず鼻の下を伸ばして視線を下に移した。

至近距離で見るヘレンさんの胸は、しっかりとした谷間を誇らしげに魅せている。

小柄なこの身体に、豊かなバストを与え給うた神に感謝すらしたくなる。

「んっ……」

長い髪が頬を撫でると同時に、ヘレンさんの唇が俺の口に重なる。

果実のように甘く切ない柔らかさの唇が俺を魅了する。

舌を絡めた初めてのディープキスにたじろぎつつも俺は応戦した。

歓喜に震える唇で彼女の舌を甘噛みするように吸うと

舌の裏側をツンツンとつつき舐めてくる。

まるで子供同士のじゃれ合いみたいだが、興奮は桁違いに膨らんでいく。

俺は彼女の唇を啄むように吸った。

いつも突飛な言動のためか忘れがちになるが、彼女は相当美人の部類だ。

スタイルも346プロダクションでは上から数えた方が早いくらいメリハリが利いている。

そんな美女が平々凡々たる俺を求めてくるのだから夢としか思えない。

興奮にはち切れんばかりの愚息は、ズボンのジッパーすら

物ともせずに、自力で小さく開いた窓から顔を覗かせた。

ヘレンさんは逆手で器用に俺のをズボンから引き出して、自らの尻肉をそこに擦り付けた。

ショーツを身に着けていないのか、ヘレンさんの尻肉の柔らかさがダイレクトに伝わり

分身は身に血潮を巡らせながら寄り添う。

目に見えない分、想像力がいたずらに掻き立てられていく。

「……ふふ、もう我慢かしら?」

ヘレンさんは俺のを愛しそうに撫でた。

もうその手の刺激だけで逝きそうだった。

彼女は躊躇いなく汗の臭いを放つ俺のを優しく咥えた。

「んっ……んふ……んっ……♪」

リズミカルで情熱的なビートを刻むヘレンさんのフェラチオに

俺は情けない声を上げて悶える。

気持ちいい……[田島「チ○コ破裂するっ!」]やオナホとかとは次元が違う。

散々俺の唇を犯したあの魔舌が、今度は肉根を容赦なく嬲り始めた。

すぼめた唇は緩急つけて硬くなっている俺の幹をしごき抜く。

敏感な雁部分を甘噛みしてベロベロと亀頭をタッピングし

鈴口をほじくってカウパーを啜る様も見事だ。

その技の前には、童貞を喪失して間もない俺の分身など赤ん坊も同然だった。

「ちゅぽっ、ちゅばっ、んむぅっ……♪」

「……ああっ! へ、ヘレンさんっ!」

……一瞬だった。

限界まで膨張した射精欲はヘレンさんの舌技によってブレーキを破壊され

そのまま温かな歌姫の口内にドブドブと汚らしいミルクを発射させる。

律動する肉根を彼女は唇でしゃぶり啜り、射精を促進した。

秒殺フェラチオを味わった俺は、熱気にうなされながらも彼女を見やる。

彼女はまだ肉根から口を離さない。

目と目が合うと、彼女はにこりと笑って顔を上げた。

そして口内に流れ出た精液を何事もなかったかのように飲みこみ

俺をその場に寝かせてくれた。

顔側には、あのすらりとした雌豹の長い脚が向けられた。

(お、おお……!)

美尻の形がくっきりと浮かぶタイトなスカート。

期待を膨らませつつ、感動にはにかんでいる手で

そっとスカートを下ろすと、悩ましげな黒のTバックが現れた。

白く眩い豊満な尻肉が惜しげもなく剥き出しになっていて

射精後のクールダウンに差し掛かっていた俺の魂に再び点火してくる。

下着を脱がす手間も惜しんで、俺はその牝尻を両手に抱えてむしゃぶりついた。

既に濡れていろ秘処を紐同然の下着ごと舐めていく。

「んっ……んふ、んん……♪」

Tバックに舌を引っ掻けるようにして興奮のままに尻の谷間の汗を堪能していると

ヘレンさんはまたフェラチオを再開した。

巧みな舌技を身に受けた肉根は、悦んでその身に熱い血潮を充満させていく。

俺は掌で彼女の牝尻をうっとりと撫で回しつつ、滴る恥汁の薫りに酔いしれた。

どんどん濃くなっていく彼女の蜜味に溺れながら

やがて二度目の射精までも彼女の口内で迎えた。

予兆などまるでなく、気が付けが俺は彼女に精汁を吸い取られていたのだ。

サキュバスみたいだとぼんやりと考えていると

彼女は尻を浮かして今度は上半身を俺に向けて身を預けてくる。

柔らかさをふんだんに包んだ乳色の果実がたぷんと悩ましく揺れている。

彼女は俺の唾液にまみれたTバックを脱ぎ捨て

硬度の衰えない分身にサッとコンドームを被せた後

彼女は膝をついた状態で俺の顔に跨り、その秘めた裏側を俺に見せつけた。

経歴の不明なヘレンさんはよく分からないスキルをたくさん所有している。

あの技術からして男女関係も相当場数を踏んでいると思うのだが

眼前に在るそれは眩いばかりのピンク色で一点の穢れもない程美しかった。

奥から垂れている膣汁の薫りが俺の理性を抜き出してくるようだ。

「おあずけはおしまいよ……さぁ、楽しみましょう?」

俺は滲み出てくる涎を飲み込み、ヘレンさんを寝かせると

再勃した道具をあやしながらその卑所に挿し入れた。

夢見心地の中で行われたあの時の興奮と感触が瞬時に蘇る。

汁気たっぷりの膣穴に加えて無数の膣襞が亀頭も裏筋も舐めるように擦りついてくる。

「どうかしら?」

「きっ、気持ち良すぎですっ……!」

実際、挿入後俺はしばらく動けなかった。

動くとすぐに膣襞の猛攻に遭って瞬殺されてしまいそうになる。

この前はよく分からないうちに脱童貞してしまったので

今度はしっかりとヘレンさんの穴を味わいたかった。

「どうしたの? 動いていいのよ?」

「すみません、動くと……出ちゃいそうで……」

するとヘレンさんは俺の腰に美脚を乗せて深く腰を落とさせた。

亀頭を妖しい粒々がぬりゅと撫でて体に鋭い快感をもたらした。

「はぁううっっ……!」

「止まっていてはダメよ……進んでこそ得られるものがきっとあるわ」

ヘレンさんは巧みな脚捌きで組み敷かれながら俺にピストンを促す。

覚悟を決めた俺は腹筋に力を入れて欲望を撃ち込む。

ピストンすると肉穴の吸い付きが促進され、そのまま膣熱で蕩けそうになる。

「んっ……♪ そうよ、上手いじゃない……♪」

余裕綽々に応援するヘレンさんに対し

俺は射精寸前の所をがむしゃらに堪えてピストンし続けた。

突く度に彼女の出す甘い声色、そして絶えず蠢いて

射精欲を煽ってくる膣肉が俺の理性を泥々に溶かしていく。

「ああっ……ヘレンさんっ! ……で、出るぅッッッ!」

ヘレンさんの足に抱かれたまま、俺は蜜液にこわばりが融けていき

ドビュッブビュウルルルッと楽しげに膣内で跳ね始めていったのを感じた。

血管を膨らませて脈をしたたかに打ち、無責任に爆射している俺のを

彼女は涼しい顔で受け止めている。

まるで遊ばせている子どもを見守るような優しい瞳を向けながら

彼女は俺の律動が静まっていくのを見つめていた。

「うっ……ふぅ……」

すっかり性玉の中が軽くなると、やっと彼女は脚の拘束を解いた。

自由になった腰を引くと、亀頭の倍も膨れたゴムの先端が引っかかり気味に外に転び出た。

「……」

それからしばらく、ヘレンさんは俺を求めて来なくなった。

あの一方的で気紛れなセックスで、欲求不満は解消されてしまったのだろうか。

そしてそんな彼女とは逆に、俺の方はというと

火が着いたように彼女を抱きたくなってしまった。

今まで目に映っても何とも思わなかったヘレンさんの肉体が

一日また一日と色っぽく見えて仕方ない。

彼女のタイトなスカートを見ると、その内に秘められた

あの蕩ける蜜穴で射精させられた感覚を思い出してズボンの中が騒がしくなる。

いくら毎日ガス抜きをしても、徒に彼女への肉欲は昂るばかりで一向に収まる事がなかった。

「ヘレンさん……俺……」

堪らなくなった俺はある日、給湯室で皆のために

お茶を出そうとしていた彼女を見つけ

形振り構わずあの小柄な体を背後から抱き締めた。

すっぽりと収まった腕の中で馥郁と薫る彼女の香水を鼻腔で味わいながら

熱く膨れた己自身を彼女の尻間に擦り付けて訴える。

「お願いです、もう……我慢が出来ないんです……!」

「……フフ、内のケモノを抑えられなくなったようね……」

ヘレンさんは妖艶に微笑んだ後、振り向いてキスを交わす。

色に飢えていた俺は舌を伸ばして彼女の唾液まで貪ろうとする。

ここが給湯室で、いつ他のアイドルが入ってきても

おかしくないのに、滾る淫欲が抑えられない。

彼女はがっつく俺に対してキスを早々に済ました。

名残惜しそうに唾汁の橋が俺たちを繋ぎ止めている。

彼女はその場で軽く片膝をつき、シャツの前をはだけた。

ツヤと張りが溜め息を漏らすほどに美しい見事な巨乳が晒される。

彼女は破れそうなくらいに突っ張ったズボンに手を伸ばし、俺のを中から引っ張り出した。

彼女の小さな手の中でそれはどくんどくんと脈を打つ。

宥めるようにして彼女はそれを柔らかく温かな峡谷に挟み込んだ。

ああっ……! あの惚れ惚れする乳肉の感触に

敏感になっていた俺のは急速に射精感を滾らせて暴走する。

「ああっ……!」

興奮が抑えきれない俺は柔らかくそしてやらしい乳感に耐え切れず

1分と経たないうちに、彼女の乳間で呻く人形と化した。

彼女は巧みに蜜乳を寄せてしっかりと挟み込むと

雄の欲望を煽らんとばかりに激しくパイズリをし始める。

豊かな乳房とは男を征服するための武器だと言わんばかりだ。

俺のはヘレンさんの猥乳に強かにしごかれ、際限なく硬く大きく膨張していく。

玉の中で燻っていた遺伝子すらも引きずり出してくるその妙技に

俺は天井を仰いだままヘレンさんの乳間で果てた。

しかし、忙射された精汁は、みっちりとした乳肉の僅かな隙間を縫って

ビュブッ!ビュブッ!と破裂するように漏れ出し彼女の下顎を汚らしく射っていく。

数秒のうちに狭射された精汁が彼女の峡谷に見事な白溜まりを作った。

「……。まだ硬いわね」

硬度の衰えないそれを咥えて、ヘレンさんは再び、

じゅっぽじゅっぽと熱く啜り、白濁の槍を掃除する。

ザーメンが巨乳にべっとりとくっついて一層淫らさを強調していた。

「あの……」

俺はヘレンさんにフェラチオしてもらっている間

どうしても腑に落ちない事を尋ねた。

「……どうして、ヘレンさんは、その……俺と急にセックスを……?」

それはずっと気になっていた事だった。

セックスをするまで、俺たちの間には

アイドルとプロデューサー以外の感情はなかったし、意識する事もなかったのだ。

「これよ」

ヘレンさんはいつものように美巨乳を歪ませながら

緩急自在に俺のをしごき挑発する。

既にこの繰り返しで二発も搾られていて

彼女の乳肌は濁った遺伝子の光沢で妖しく光っている。

しかし、滾る愚息の余裕はほとんどなく、また一発搾り取られそうだ。

「えっ……」

驚く俺に、乳間からパンパンに膨れた亀頭にヘレンさんはチュッとキスして示した。

悩ましい唇の感触に俺はうっと呻いて、出かかった射精を辛うじて堪えた。

これって言われても……俺のは取り立てて大きくも長くもないし

真珠入りみたいなギミックもない。若さが手伝って多少連発が出来るくらいだ。

「貴方は典型的なアゲチンなの」

「アゲチン……?」

「ええ、関係を持った相手の運気を上げるパワーを秘めているのよ。
 そして関係が強まれば強まるほどそのパワーは増していく」

自分がアゲチンかどうかなんて、知る由もなかったが

努力主義のヘレンさんにしてはかなり迷信みたいなものを信じているなと思った。

どちらかというと彼女は、そう言った迷信に頼らず

己の才覚と努力のみで伝説を作っていくタイプだからだ。

だがヘレンさんの話を聞くと、彼女は最近伸び悩んでいたらしい。

それというのもファンや周囲の人たちからの期待は日に日に高まり

それに伴って要求されるアドリブのレベルも高くなっていったという。

平気な顔でハードルを乗り越えていったと思い込んでいた彼女は

そんな周りの期待に対して、心のどこかで負担に思っていたらしい。

俺はヘレンさんの、いつもとはちがう弱く頼りない一面をここで初めて知った。

まさかそこまで追い込まれていたとは思ってもなかった。

「……つまり、ヘレンさんは俺のアゲチン効果のために
 セックスをしたって事ですか……?」

そう質問をすると、急にヘレンさんは黙ってパイズリを止め、激しくフェラをし始めた。

いつもと違いわざとツボを外したような荒々しい口技だった。

オッパイで逝きたいと言っても最早聞く耳持たないという感じで

俺は困惑したままヘレンさんの口内に無理やり残り汁を吐き出されてしまった。

いつも最後にかけてくれるはずの優しい声もなく、そのまま帰ってしまった。

(何で怒ったんだろう……?)

一人寂しく後始末をしながら考える。

アゲチンの効果が本当かどうかは分からない。

しかし――偶然かもしれないが――ヘレンさんとセックスするようになってから

仕事のオファーは確かに目に見えて増えているように思えた。

もしこれが本当なら、俺は手当たり次第事務所のアイドルを食うだけで

アイドルの運気を上げる事が出来るのではないか。

そうも考えたけど、何人も女を抱くプレイボーイな生活をする自分など想像もできないし

何より結果として気持ち良く童貞を奪ってくれたヘレンさんに申し訳ない気がした。

彼女の官能的な身体は超がつくほど気に入っているし

今更他の女の子をつまみ食いする気にはなれない。

「ヘレンさん……」

それから俺はヘレンさんの事をもっと知りたくなった。

よく考えたら俺は彼女の事を何も知らないでいた。

勢いとオーラで採用したものの、どうも彼女は本名ではないらしいし、出身地も不明のままだ。

彼女の過去についても詳しく知らない。

彼女の事をもっと知りたい、彼女の事について考え続けているうちに

気が付くと俺は新しい感情を見つけていた。

「ヘレンさん」

大切な話があると言って俺はヘレンさんに事務所に残ってもらった。

誰もいない部屋のソファーで、俺と彼女は隣り合わせに座っている。

彼女を怒らせてからずっとセックスをしていない俺は

彼女の香水を間近で嗅いで早くも下腹を強張らせている。

「この前は本当にすみません……よく考えればヘレンさんは
 あれだけの理由で身体を簡単に許す女性じゃないって分かったはずなのに……」

「……あっ……!」

引き締まった彼女のウェストに俺は腕を回して抱き寄せる。

体全体が蜜で出来ているかのような甘い香りがする。

雄蜂を誘惑する蠱惑的な蜜色の香りが心地良い。

「俺、ここ毎日ずっとヘレンさんの事を考えていました……。
 いじらしいまでにみんなの期待に添おうとして努力し、悩み抜いていた
 貴女を知って、俺は……もっと貴女を知りたいと思いました。
 そして……もっと貴女を好きになりたいと」

喉からせり上がる興奮のままに、俺はあの官能的な紅唇に舌を挿し入れる。

何か言いたげな彼女の唇をたっぷりと犯して

夏の犬のように唾液をピチャピチャと貪る、やらしいキスを繰り返した。

ヘレンさんは嫌な顔一つせずに本気の舌キスを受け止めながら

俺のズボンの膨らみを優しく撫でてくれた。

盛り狂った雄犬と化した俺は、生まれて初めて異性を押し倒した。

「ヘレンさん……! 俺、全身でヘレンさんを幸せにしますっ!」

余りにも膨張した肉欲に振り回されながら、ヘレンさんの名を叫び、唇を吸う。

これほど異性を求めた事など一度もなかった。

唇だろうが手だろうが、繋がらないと気が狂いそうだった。

そんな性欲の暴走した俺をあやすように彼女はキスを受け止め続けた。

やはり俺はまだまだビギナーなんだなと苦笑しつつ

ヘレンさんの包容力と優しさに身を浸しながら刺々しい暴欲を静めていく。

落ち着くと、彼女は体を合わせたまま俺ごとソファーから床に移った。

上になった彼女は俺の唇に、あの芳しい麗乳を押し付けた。

小さな体に持て余すような爆乳がいとおしい。

赤ん坊のように俺は、ちゅばちゅばと夢中で彼女の美房にしゃぶりつく。

乳こそ出ないものの、舌の先で硬くなる愛らしい乳首を

ふやけるまで吸っていると、二つとない多幸感に包まれる。

いつしかあの時化にも似た暴力的な性欲はなりをひそめ

ただひたすら優しく穏やかな愛情に変化していた。

「フフフ……落ち着いた? プロデューサー君」

乳を上げたヘレンさんは俺を見下ろして尋ねた。

じっくりと見たヘレンさんは、天使に見紛う美貌だった。

彼女は軽く微笑んだ後、俺の顔に尻を向けた。

小柄な体躯に不釣り合いなほど肉厚なヒップは、触るのが躊躇うほど完成された美しさを魅せていた。

「んむぅ……♪」

俺は全身を強張らせた。勃起したそれをヘレンさんはあの唇で優しく咥えて慰める。

俺の眼前でヘレンさんの美尻がもったいぶるように左右に揺れる。

震える手でその蜜尻を両手に抱えて、啜るように蜜泉を舐めた。

相変わらず濡れやすい人で、舐めているとすぐに口元が愛液で濡れ

肩にまでそれが垂れてやらしい匂いに包まれていく。

尻肉の柔らかさに、鷲掴みにしている掌も熱く汗ばんでいった。

「おほぉ……!」

分身に襲いかかる、柔らかでいて圧倒的な重量感。

間違いない、ヘレンさんは俺のをおっぱいで挟み込んだのだ。

悩ましいあの乳感は、フェラで鍛えられた敏感な幹部を緩急つけてしごきまくる。

乳間から顔を出すパンパンになった亀頭を、彼女の淫らな舌腹が挑発的にビンタする。

むせかえるような痴香の中で彼女の淫乳は容赦なく搾りにかかる。

俺はものの数分で限界に達した。

腰を浮かせて堪えていると唇と乳のセットで先端から根元までむしゃぶってきた。

彼女が下品なフェラ顔をして精液を欲している姿が目に浮かぶ。

「あっ、ああっ! ヘレンさ……!」

出るっ! と、口に出すより早く、俺のはヘレンさんの乳間で快を叫んで果てた。

ビュグンビュグンビュグン、と、熱を帯びた雄色の粘り汁がヘレンさんの口内で爆ぜ乱れる。

彼女は暴れるその肉根を咥えたまま、余さず口内で受け止めた。

発射音が病むと、頬に溜まったありったけの濁精を

ずずっと吸い飲む音が牝尻の向こう側から聞こえてきた。

恥毛の蜜香を吸いながら、ジンとくる余韻に浸る間に、俺のは綺麗に舐め清められた。

だが俺はそれに満足せず、再度ヘレンさんに跨がって組み敷いた。

口紅の付いた射精直後のぺニスは、勢いを失っていない。

ヘレンさんは涼しい顔でゴムに手を伸ばす。

「あの……!」

その手を押さえて俺は言った。

「それは……無しでお願いできませんか?」

「ふふ、ダメよ……今日は危険日だから」

危険日――その単語を聞いて、俺のは一層勢いを増して下腹を叩いた。

今ここで、ヘレンさんの膣にありったけのザーメンを注げば

きっと彼女は妊娠するに違いない――俺の子が、誰にも邪魔されずにヘレンさんの肉体に宿るのだ。

この締まったウェストが、ボテっとしたやらしい妊婦腹に変わっていくに違いない。

「ヘレンさん、お願いです」

両手を握り、ヘレンさんの瞳をじっと見つめる。濡れきった蜜溝に裏筋を擦り合わせる。

これだけ濡れているんだ、彼女だってきっと欲しいはずだ。

「俺のアゲチンが創る幸せの素……全部ヘレンさんのモノにしてほしいんです」

ヘレンさんが言うには、関係が深まれば深まるほどアゲチンのパワーは増す。

なら俺は、ヘレンさんを世界一幸せな女性にしてあげたい。

ゴム有りでもあれだけの効果が出た。

それなら……直接膣内に射精すればどうなるか。

「いいわ、……来て」

ヘレンさんの微笑には迷いがなかった。

彼女は目に見えて悦びながら卑華へと俺のを導いた。

アゲチンだからだけではない。彼女はあの時、俺の事を好きでセックスをしたんだ。

ヘレンさん、遅れてごめん。その気持ちに精一杯応えるよ。

入り口から奥まで一気に滑り潜ったそこには、身震いするほど心地よい天国が広がっていた。

「くおお……ッッッ!」

あまりの快感に身を強張らせると、待ち構えていたとばかりに

無数の淫らな襞が俺のを嬲り犯してくる。

ここで暴発してしまうのはあまりにも情けない。

気を圧されないように腰に力を込めて、己を鼓舞するように彼女の膣道を深く穿ちまくる。

今まで生身を護っていたあの薄ゴムがどれだけ快感を妨げていたかありありと分かった。

雁首を甘ったるく締め付け、ねだるように蠢動する淫乱なクビレが絶えず魅了してくる。

膨れた裏筋をぬるついた膣道がしきりにねぶってきた。

ゴムの有無でここまで感触が違うものかと舌を巻きつつ

俺は歯を喰い縛って激しくピストンを繰り返す。

絶対に出す。

ヘレンさんの子宮に最高の射精をして、彼女に幸せの中で妊娠してもらう。

ヘレンさんの身体に、俺という男の存在を認めてもらう。

「ああっ……くうっっっ……!」

快感を噛み締めながら、俺は天を仰いで腰を打ち付け続けた。

限界などとっくに超えていた。

恋人繋ぎした両手の向こうには、二の腕に挟まれた淫乳がピストンに呼応してリズミカルに弾んでいる。

いつも余裕に満ちていたヘレンさんの顔は、いつしか頬を上気させていた。

目蓋を気だるそうにとろんとさせながら、よがり声を弾ませている。

世界の至宝とも言うべき蕩け顔が素晴らしい。

俺だけだ、俺一人だけが見られる、ヘレンさんの……隠されていた牝の表情……!

「いいわ……! お願いっ……射精してぇっ……!」

そう言うと、ヘレンさんはそのすらりとした美脚を腰に絡み付かせてきた。

挿していた肉根が更に深く潜り、妖しい蜜口の歓迎を受けた。

「貴方の赤ちゃん、たっぷりとちょうだい……っ!」

余裕のないヘレンさんの淫らな願いに歓喜した俺は

欲望を激しく突き上げ、膣奥に重たい爆射を喰らわせた。

「あっ、はぁぁぁぁぁ……!」

ブビュウウウウウウウ!
ビュ――――ッッ!
ビュッ! ビュッ! ッビュウウウウウウウウウウッッ!!!

腰が一気に持っていかれ、子宮穴に雁首を食いつかれたまま

熱いゼリー状の特濃をしとどと乱れ放つ。

鈴口が無理やり広げられたように痛むくらいに、俺の遺伝子は勢い良く噴き出してくる。

そんな豪射を、ヘレンさんの痴穴はむしゃぶりついて啜る。

ヘレンさんのしなやかな肉体が俺の体の下で弓形になって痙攣する。

半開きになった彼女の口端からだらしなく恥涎が垂れていた。

「あはぁ……いい……いいわぁ……♪
 貴方の熱い想いが、奥に、染み込んでくる……♪」

歓喜に震えるヘレンさんは俺の手を熱く握り返した。

甘い痙攣を貪った後も、彼女は満足げに俺のもたらした律動の余波に浸っている。

射精が済むと、俺はヘレンさんに口づけし、その蜜唾を啜った。

衰えを見せない分身を、油断している彼女の下腹に咥えさせたまま、二回戦に挑んだ。

痴熱を一気に吐き出して束の間の余裕を得た俺は、授精を終えた彼女を一層深く突き入れる。

淫汁は粘り、猥音をブチュブチュと発して泡立つ。

「はぁっ、はぁっ……♪ すごぉ……♪ いい、こんなの初めてぇ……♪」

乳肉を大きく弾ませてヘレンさんは満面の笑みを俺に向けている。

「ねぇ……もっと乱暴に突いてぇっ! 私のメスが、貴方のオスを求めてるの……!」

耳に弾むセクシーな声色は、脳髄まで蕩けてしまいそうになる。

ここにいるのは、アイドルとしての、世界のヘレンさんではない。

とびきり努力家で、とびきり美人で、とびきりスケベな一人の女性がいるだけだ。

そして、そんなヘレンさんが……俺は世界で一番愛しかった。

「ヘレンさん……! 好きだ、好きだッッッ!」

四つん這いにさせた後、彼女の背後から強かに肉色の欲望を突きまくる。

男好きのする美しい恥尻は、その肌に玉汗を滲ませながら

俺のを内側できゅうきゅうと締め付けている。

色素沈着していないピンク色の秘肛が、眼下でしきりにひくついていた。

乱れ突く度に押し出されるようにして漏れ出る美女の嬌声……

ああ、俺は今、この美女の子宮に「幸せ」という赤ん坊を仕込んでいるんだ。

「くっ……ヘレンさん、また出すよっ!」

ヘレンさんの腰を両手で引き寄せて、更に深く激しく抜き挿しを喰らわせる。

膣道に精液を塗り込むように、何度も、何度も、蕩けかかった肉根に喝を入れて滑らせた。

孕ませ甲斐のある彼女の美尻に熱が籠り、火照っているのが分かる。

「い、いいわぁ……出してぇ! 孕む、孕むからぁっっ……♪
 貴方のを、奥にっ♪ ……ああんっ……っっ……!」

ヘレンさんは叫びとほぼ同時に痙攣を起こした。吸引してくる膣の魔翌力に屈して

ドビュウウウッッビュッッブッビュブウウウッッと、子宮に二度目のザーメンを爆射した。

「あああ……いい、熱いぃぃぃぃ!
 赤ちゃんっ……授精(でき)てるぅ……っっ!」

ヘレンさんは床上で盛り猫のように長く唸り、歓喜の痙攣を繰り返す。

絶頂の最中にあっても、その牝尻を俺の下腹に擦り付けて貪欲にピストンをねだってきた。

精袋の中を全て愛しの女穴へと流し終えた俺は、ゆっくりと相棒を引き抜いた。

ぽっかりと開いた牝穴から、収まりきれなかった精液が

濃厚な痴臭を放ちつつも重々しく溢れ出て来た。

粘度の高いそれはベッドに落ち切らずに宙で振り子のようにぶらぶらと揺れていた。

想像以上に濃いものが多量に出たようだ。

今更ながら全身に心地良い疲労感が巡った俺は、デザートにと

痴汁でべっとりとした肉根を彼女の口に持っていき、しゃぶらせて一息ついた。

「おい、あれが例の……」

「ああ、顔に似合わず凄いよな……」

街に出る度に俺は背中からこうヒソヒソと囁かれる毎日を過ごしていた。

あの熱い夜を過ごした結果、ヘレンさんは見事に懐妊した。

現役アイドルをそのプロデューサーが孕ませた訳だから

社会的に抹殺される勢いで叩かれるに違いないと覚悟していたが

電撃入籍の記者会見以降はさほど炎上はしなかった。

悲しさ半分、嬉しさ半分。

ファンの中には俺のようにヘレンさんに劣情を抱く人間はほとんど居なかったようだ。

むしろ

「よくあのヘレンさんを妊娠させたな」

「そもそもヘレンさんて普通に妊娠するような存在だったの?」

というコメントから

「ヘレンさん、三つ子孕んだの? 控えめだな。一気に七人くらい産むと思ってた」

「ヘレンさんの世界レベルの卵子を一気に三つも落とすプロデューサーの遺伝子は何なんだ?」

「きっとさつまいもサイズなんだろ?」

というコメントまであった。

おかげで俺はファンたちからさつまいもPのあだ名をつけられてしまった。

とにかくヘレンさんの伝説が独り歩きして

彼女を超人か何かのように考えている書き込みが目立った。

「おまたせ、貴方」

そうこうしているうちに、ヘレンさんがやっと現れた。

一六〇センチもないミニマムボディに

三つ子を宿した巨きな妊婦腹は余りにも凶悪な組み合わせだ。

ゆったりとしたマタニティドレスを着てはいるが

その下から盛んに自己主張しているそれは服の裾を大きく持ち上げていて

アンバランスな魅力を醸し出すと共に

『貴方の射精した大量のザーメンで妊娠した』と肉棒へとしきりに囁きかけていた。

ヘレンさんは人懐っこく俺の腕に抱きついてくる。

夫婦なんだからこれくらいは当然のスキンシップかもしれないが

結婚前はアイドルとして俺と一定の距離を置いていたのが

いきなりべったりになったものだから何だかセックスよりも気恥ずかしい。

よく考えたらヘレンさんに告白して付き合ってから一年も経っていないのだ。

「……ねぇ」

ヘレンさんはモジモジと何か言いたげにしている。

「……。少し寄りますか?」

察した俺は裏道に入ってホテルに案内した。

本当は新居でしたかったがヘレンさんの様子だと家まで保ちそうにない。

懐妊してから彼女の性欲は更に昂った。

そのままだと昼となく夜となく同居人の俺を求めてくるため

俺たちは三日のインターバルを設けてセックスするようになった。

「どう? 似合うかしら?」

バスルームから出てきたヘレンさんはスクール水着に身を包んでいた。

旧型タイプのそれは、収まらない膨らみを中途からはみ出している。

おまけに彼女は巨乳なので上も下も引っ張られて、紺色の水着は悲鳴を上げていた。

「これでセックスはまだしてないはずよ」

マンネリ化を避けるためか、結婚後のヘレンさんは色んなコスプレに手を出し始めた。

俺の所蔵DVDからこの性癖が判明するやいなや

新居の一室はまるごとコスプレ衣装のクローゼットに化けた。

すっかり軽くなった財布と処分されたDVDに涙しつつも

ノリノリで制服を着たりしてコスプレセックスをさせてくれる

新妻は大変愛らしく、その点では不満はなかった。

「お気に召したみたいね」

ヘレンさんはうっとりと手のひらで膨れ上がった局部を撫でる。

スクール水着は大好物だ。ヘレンさんの背丈にもマッチしている。

だからなおさら孕みボディが凶悪なエロスを呈していた。

全身をスケベ衣装に身を包んだ彼女は、堪らない様子で俺の膨らみに頬擦りをする。

緩めたジッパーから勢い良く突き出た肉根を見ると

彼女は愛しそうにキスをして鼻息を荒くしながら口に含んだ。

「んふっ、んっ……♪ ちゅばっ、ちゅっ、……むぅぅ~~……♪
 ん、ちゅぽっ、ちゅぽ……♪」

オナホール顔負けの愛情とテクニックに満ちたおしゃぶりは

全ての悩みや不安を忘れさせて俺をトリコにする。

お返しにと、ベッドに寝ながら俺は水着の隙間から見えるボテ腹にキスを浴びせた。

ヘレンさんにしたいが、この愛すべきベビールームと身長差のタッグはキスを阻んでくる。

やや平たくなったヘソをペロペロと味わい

くっきり浮かんでいる正中線に沿って舌先をつつとなぞらせる。

手を伸ばし、指で彼女の欲求不満な花所を悪戯する。

弄くる必要がないくらい、そこは水でもこぼしたかのように濡れていた。

すぐに入れても支障は無さそうな淫乱穴が愛しい。

ヘレンさんの口から愚息を解放した俺は、挿入を催促した。

「舐めて……♪」

まだ早いと言うように首を横に振ったヘレンさんは仰向けになり

水着をずらして花唇をきゅっと指で開いた。

もう舐める必要はないと思うのだが、新妻へのサービスは欠かせない。

股に顔を挟ませ濡れきった妊婦穴に舌を挿し入れる。

ほどなくして口元が彼女の愛液にまみれるも

俺は奥から垂れ流れてくる孕み酒を舌でベロベロと味わった。

以前焦らすために舌だけで何度もイカせたこの悪戯を、ヘレンさんは気に入ったらしい。

「んっ……! あはぁあ……、あっ……気持ちいい……♪」

水着姿の妊婦は、俺の舌が跳ねる度にせつなげに悶える。

これは俺しか聴けないヘレンさんの歌声なのだ。

「ああっ♪ あーっ……♪ んうっ♪
 ……ダメぇ……♪ 来ちゃぅ……っっ!」

聞き惚れながらねぶり続けていると、夢から醒ますような

タイミングで顔に潮が振りかかる。

深いエキスの薫りにむせながらタオルで顔を噴く。よくある光景だ。

「おっきいのが、来ましたね……」

顔を拭きながら俺は、腹山の向こうでくたぁっとなったヘレンさんの顔を見やる。

もしかするととろんとしたヘレンさんの表情が一番興奮するかもしれない。

そのまま彼女を仰向けから左側臥位にさせる。

妊婦に最も負担の軽いシムズ体位な訳だが、いつも彼女はこの体位に不満を言う。

「上がいい」

「ダメです。上にすると加減せずに跳ねるじゃないですか。お腹に悪いですよ」

俺は彼女の後ろにくっついて両手から溢れそうな乳を捏ねるように揉み犯した。

何せヘレンさんのは紛う事なき名器で、しかも肌を合わせれば合わせるほど

しっかりと俺の形を覚えていくのだ。

多少やりにくい体位にしないと、俺自身、我を忘れて羽目を外しかねない。

「いきますよ?」

「うん……来て……♪」

まるでキスを待つ乙女のように興奮を抑えているヘレンさん。

テレビでは見ることのない妻の姿にときめきつつも

俺はゆっくりと味わうように後ろから腰を動かす。

「はぁっ……♪ はぁっ……♪ んっ……ああー…………っ……!」

尽きる事なく滾々と湧き出る彼女の愛液は、往来する膣道で愉しげに音を奏でている。

切ない桜色の息遣いと共に、揉んでいる彼女の爆乳が蠱惑的にたゆむ。

奥に引っ込んでいながら存在感たっぷりに鎮座している子室は

妊婦を犯しているという実感を与え、背徳感を煽ってきた。

「あんっ……♪ もっと、乱暴に突いてぇ……♪
 切ないの、ねぇ……お願いぃ……♪」

ヘレンさんが甘ったるく俺のをねだる。

しかし、もうそろそろ陣痛が来そうなので迂闊に激しいピストンは出来ない。

先約ありと言わんばかりに黒ずんだ乳輪を指腹で撫でつつ、うなじにキスを繰り返す。

普段の、どこか世間離れした雰囲気はここでは鳴りをひそめている。

ここには愛する夫を求める美しい身重の女性しか居ない。

そう、俺だけだ。俺だけが見る事の出来るヘレンさんの姿。

愛しさと特別感が身を包み込み、下腹に染み込む甘い多幸感を倍加させた。

「ちょ、ヘレンさん……!」

感慨に浸っていると、ヘレンさんは器用に体芯を捻って俺の体に体重を預けた。

母と三人の赤ん坊の重みで潰れた蛙のように呻いた俺は、見下ろす妊婦妻と目が合った。

「膣内(なか)に出して……♪」

「ダメですよ、お腹には赤ちゃんがっ……おおおっ……! ううっ……!」

返事を聞くより早く、ヘレンさんは腰上で巧みに腰を前後にねっとりとスライドさせる。

濡れきっている膣壺は絶え間なく蠢動して俺のにしゃぶりついてくる。

俺は一気に射精感が込み上げて退く事が出来なくなった。

ああ、こうなってしまうと、ヘレンさんは止められない。

観念した俺はヘレンさんの乳に手を伸ばした。

乳房を揉むと、乳輪から甘い乳滴が染み出てきた。

最近は昂ると少量の母乳が滲み出てくるのだ。

乳エキスを満遍なく良く張った乳肉へと塗りたくる。

ごめん、まだ見ぬ俺の子供たち。

お母さんはエッチ良すぎて、もうお父さんは堪えられそうにない。

「んっ……イクッ! イクッ! あっ、ああっ――――っ……!」

ビュウウウッッ、プビュウウウッッ、ドビュッブウウウッッ!

濃縮された快楽のエキスが、体外でなく妊婦穴に容赦なく爆射された。

強烈なエクスタシーが全身をレイプしてトリップさせてくる。

頭の中の思考や理性を強引に押し流して白痴同然にしてくる。

憎らしい程に気持ちいいヘレンさんの膣内は久々に味わう種汁を貪欲に啜っている。

俺の胸板にはヘレンさんの乳先から噴き出た母乳が白い雨となって降り注いだ。

魂袋がすっかり軽くなってしまった頃、ようやく彼女は俺を解放した。

「ヘレンさん、膣内出しは遠慮するようにって病院でも言われただろう……」

精液を搾り啜ってご満悦のヘレンさんは、無邪気に微笑んだ。

イタズラに成功した女児のような幼い表情を見ると、俺はそれ以上怒る気になれなかった。

「あっ……♪」

俺は水着を下だけ脱がして四つん這いにさせた。

むっちりとした柔尻を軽く開くと、秘めた匂いを放つ恥肛が現れる。

「ちゅむっ……んく……」

舌肉を尖らせて穴を穿ち、じっくりと舐めほぐしていく。

ヘレンさんは物足りないというが、妊娠してからはこっちの穴で慰める事も多くなった。

心の底から愛しいと思う人間に、汚い所など存在しないのだ。

「んー……んふ……ふぅ……♪」

皺の一本一本を舐めなぞる間、ヘレンさんはうっとりする深い吐息を漏らし続けた。

頃合いを見て尻間から顔を離した俺は、彼女の細い左足を胸に抱えてその踵を肩に置いた。

そして熱の冷め止まない肉根を、強かにほぐした妊肛へと深々と突き入れた。

「んああっ……! ……っはぁ……♪」

潰れたような息を漏らしたヘレンさんを見下ろしながら、俺は彼女の土踏まずを一舐めした。

出来上がった彼女を満足させるためにやや乱暴に腰を奮い、淫らな若妻の肛穴を慰める。

彼女はすぐ息遣いを調えて、俺の抜挿に合わせて腸道を巧みに緩縮させ、肉幹を嬲り始めた。

この後ろの穴にも俺は何百回となく精汁をすすり呑まれた。

前も後ろも名器とか、彼女の身体そのものが雄を[ピーーー]ために創られたとしか思えない。

彼女を初めての相手として味わってしまった事は、果たして不幸なのか、それとも幸運なのか。

「あんっ……ミルク、出るぅ……♪」

一メートルの大台に乗って久しい妊婦乳が

二の腕の間に挟まれたまま、ぴゅっ、ぴゅっ、と乳汁を飛ばしていた。

白い母乳が美肌に噴き乱れて、散り流れる様は白雪のように美しい。

「……んぁっ……♪ んー……! せっかく搾ったのに……♪」

太腿に力を加えて痴肛に猛挿を喰らわせるうちに

反動で膣道の精液がねっとりと外に押し出されていく。

ああ、堪らない。ヘレンさんの綺麗な足の親指を

乳首をように吸いながら肛姦の妙に身を委ねる。

「っ!……ああっ……!」

ドブッッッ!
ドビュウウウッッ!
ブッビュウウウッッ!

足指の間をしゃぶりながら、俺は盛大に腸道へと真っ白な肉欲をぶちまけた。

止めを喰らったヘレンさんは、痴潮と白乳を噴き散らかして法悦を唱えて震えた。

「……ヘレンさん、赤ちゃんしっかり産んだら……
 またすぐに孕ませてあげるから我慢するんだよ?」

「んっ……きっとよ? 貴方の子供、たくさん産みたいから……」

「ああ、好きなだけ膣に塗りたくるからね……」

濃厚な乳香漂う部屋で舌キスを交わし合う俺たちだったが

まさか二度目の種付けでまた三つ子を孕むとは、この時の俺には想像する事も出来なかった。

以上です

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