穂乃香誕生日に託けた、モバマスキャラ誕生日に軍事的に起こったことを上げる話です

こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします

――事務所

柚「フンフフフーン～」

ﾊﾞﾀﾝ

あずき「柚ちゃーん、準備できましたー？」

忍「料理とかはみんなに手伝ってもらったから、もう終わったからね」

柚「ふんふーん、この柚チャンにかかればバッチシよん！」

忍「あとは本人の到着を待つだけね」

あずき「穂乃香ちゃんサプライズパーティ大作戦だよ！」





ありす「……一週間前からぴにゃこら太のグッズがあちこちに飾ってある時点で、丸わかりでは？」

由愛「あはは……まぁまぁ」

――一時間後

あずき「遅いね、穂乃香ちゃん……」

忍「うん……いつもなら昼には来ているはずなんだけど」

柚「うーん、ちょっと電話してみるね」

ﾋﾟﾎﾟﾊﾟﾎﾟ



ﾂｰﾂｰﾂｰ

柚「……どうしよう…で、電話に出ないよ」

あずき「わわわ、行方不明大作戦？」

忍「落ち着いて、とりあえず、私とあずきで穂乃香の家までいってみるから、柚はここで待ってて」

柚「で、でも～」ｸﾞｽｯ

あずき「だ、大丈夫だよ。ぴにゃこら太に囲まれて寝坊したにゃけだよ」

忍「言葉」



ありす「……本来、レッスンが休みの日かつ、本人に一応は内緒なんですから時間がどうとかは……」

由愛「で、でも……心配です」

――穂乃香家（寮）

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

あずき「出てこないね……」

忍「ドアは……」

ｶﾞﾁｬ

「あ、開いてた……入るよ」

あずき「え……第一発見者大作戦！？」

忍「……さすがに今は冗談にならないよ」

あずき「ごめんなさい」

ｷﾞｨ

あずき「お、お邪魔します……」

忍「玄関にちらかった形跡はないみたいね……はっ、リビングに明かりが」

あずき「えっ、えっ？！……あ、あずきはちょっと用事が……」

忍「……もし、本当に何かあったら急いで連絡しないといけないから」ｷﾞｭｯ

あずき「……う、うん」

「うぅ……TEMSとSABACAの講習を習っておけばよかったよぉ」



【TEMS……事態対処医療】

【SABACA……セルフエイド･バディエイド･シビリアンエイド】

ｿﾛｰﾘ

しくしくしく

あずき「えっ……この声は！？」

ﾊﾞｯ

忍「穂乃香っ！大丈夫！？」

ﾀﾞﾀﾞｯ



穂乃香「あ……」血まみれ



あずき「きゅう……」

忍「だ！大丈夫なの！？しっかりしてっ！死んじゃやだよぉ！」

穂乃香「え？……死ぬって？」

忍「え……だって今、血まみれだよ？」

穂乃香「あ……本当ですね」

「あはは、ちょっと……お気に入りのぴにゃこら太のグラスを落として割ってしまったので片付けていたんですが」

「どうやら、そのときに切ってしまったみたいですね」



忍「はぁ～？」

――事務所

柚「まったく、人騒がせなんだからぁ」

「……心配したんだからね」

穂乃香「ごめんなさい……」

「ちょっと……朝のテレビ番組でイヤなことを言われたので」

あずき「イヤなこと？」

忍「んー、お気に入りのグラスを落とすぐらいだからよほどのことだと思うけど……私たちでよければ相談に乗るよ」

穂乃香「忍ちゃん……実は」

――事情説明

忍「そういうことかぁ……よかった」

あずき「でも……あずきの誕生日だって、日本初のロケット戦闘機の試験飛行失敗の日だから……」

柚「柚はかの『ニイタカヤマノボレ』が発信された日ダヨ」



由愛「わ、私は…明治天皇の誕生日です」

ありす「今月でいえば…五･一五事件の日がありますね」

由愛「な、菜々さん……」

ありす「来月ならミッドウェー海戦とマリアナ沖海戦が……」

由愛「千枝ちゃんと音葉さん……」

柚「まぁ、せっかくの誕生日だし気にしちゃいけないナイナイよ」

あずき「そうだよ！改めてサプライズパーティ大作戦だよ」

穂乃香「えっと……」（苦笑）

忍「本人がいるのにサプライズってねぇ」

あずき「あ……あはは」

「と、とりあえずかんぱーい！」

忍「はいはい……じゃあ」



「「「穂乃香ちゃんお誕生日おめでとー」」」

由愛「ところで、ありすちゃんの誕生日って何かあったのかな？」

ありす「うぐっ……」



「て、テニアン島玉砕の日です（涙目）」

(o・▽・o)＆(●・▽・●)おわりだよー