執務室

大淀「提督、大本営より入電です」ｽｯ

提督「どれどれ...艦娘のカウンセリング...？」

大淀「と言いますと？」

提督「うーむ...曰く、艦娘は日々の戦いによって確実に心身を消耗させている。だから見えない傷、つまり心の傷を癒せと」

大淀「ほほう...」ｸｲｯ

提督「ここの鎮守府は元気でみんな仲良くやってるが、確かに何かしら悩みを持っている子がいてもおかしくはない。早速取り掛かるとしよう」

大淀「場所はどうしますか？」

提督「一目につかないところがいいだろうし、私の私室にしよう。大淀、悪いが早速適当な子を捕まえてきてくれ」

大淀「はい！」

ーーーーーーーー

私室

ｺﾝｺﾝｺﾝ

提督「お、早速来たな。どうぞ」

ｶﾞﾁｬｯ

初霜「失礼します」

提督「初めてのお客さんは初霜か。さて初霜、何か悩みはないか？」

初霜「悩み...ですか...」ｳｰﾝ

提督「...」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

初霜「これと言ってはないんですが、強いて言うなら...」ﾁﾗｯ

提督「言うなら...？」ｺﾞｸｯ

初霜「ぎょ、魚雷の角度を直して頂く時に提督に思わぬところを触られることがあるのが///」

提督「なんてこった...」ｽﾞｰﾝ

初霜「て、提督！？大丈夫ですか！？」ﾕｻﾕｻ

提督「故意ではないとはいえ...初霜にセクハラまがいの事をして悩ませていたとは...」ｽﾞｰﾝ

初霜「べ、別に嫌じゃないですから！」ｱｾｱｾ

初霜「ただ、ちょっと恥ずかしいなって思っただけで///」

提督「本当にすまない...以後気をつける...」

初霜「そんなに落ち込まないでください！本当に大丈夫ですから！」

初霜「も、もし提督が良ければ...撫でてくれたら許してあげます///」

提督「そんな事でいいのか？」

初霜「な、撫でてくれるんですか！？」ﾊﾟｧｧ

提督「お安い御用さ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

初霜「はぅ...」ﾄﾛｰﾝ

...
......
.........

提督「初霜はうっとりした表情で部屋に戻ってくれた...しかしまさか最初の悩みが俺からのセクハラ被害だとは...注意せねば...」

提督「さて次の艦娘は...」

↓1艦娘
↓2内容

「提督ー入るよー！」

ｶﾞﾁｬｯ

提督「早いな」

飛龍「そりゃあ提督に悩みの相談ができるんだもん！急いで来たよ！」

提督「信用して貰えるのは嬉しい限りだ。それで、悩みは？」

飛龍「最近多聞丸より提督のほうがカッコよく見えちゃうんだよね...」ﾁﾗｯ

提督「！？」ﾄﾞｷｯ

飛龍「だって仕方ないじゃん！提督も多聞丸に負けないくらい優秀だし...それに...」

提督「それに...？」

飛龍「私がここに来たばっかりの時、私達の艦隊が出撃中に嵐に巻き込まれて連絡が取れなくなったことがあったよね？」

提督「あぁ...そんな事もあったな...」

飛龍「あの時、提督は大規模作戦でも見ないような大艦隊を編成して捜索してくれたよね？しかも提督まで船を出して」

提督「当たり前だ。大切な仲間を見捨てるわけがないだろ？」

飛龍「私、嬉しかった。その時からかな...提督の存在が私の頭から離れなくなって、いつのまにかずっと目で追ってた」

提督「...///」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

飛龍「なんか私まで恥ずかしくなってきちゃった///と、とにかく！そう言う事だから！じゃ！」ﾀﾀﾀｯ

ｶﾞﾁｬﾝ

提督「あ...ありのまま今起こった事を話すぜ！俺は飛龍の相談を受けていると思ったがいつの間にか告白されてた...！」

提督「つ、次の艦娘にいこう...」

↓1艦娘
2内容