【安価】勇者(♀)「百合で冒険しろって?」【百合】 (225)

◆あらすじ

強力な魔王(♀)が魔物に力を与えるようになり、最近の世界は殺伐としています。
これを良しとしない女神様や王様は、各自勝手に勇者候補を見繕い魔王(♀)を討伐してもらうことにしたのでした。

◆注意

スレタイにもある通り、このスレは百合スレです

様々な勇者候補の物語を少しずつ見ていくスレです
しかし女神の信託か悪魔のイタズラか、勇者候補は全て女の子、しかもその周りの登場人物も女の子ばかりです

100~200レス程度で一つの物語を見て、終われば次の勇者候補の物語へと移っていきます(あくまで予定です)

展開次第では前の勇者候補が出てきたり、あるいは別の物語の登場人物が次の勇者候補になることもあるかもしれません

男性の登場はありですが、男性とは行為に及びません(展開上必要なら書きます)

◆安価について

安価の連取りは不可
コンマは連取りには含みません
ただし、コンマによる判定が1レス内に2つ以上存在し「コンマ↓、コンマ↓2」となった場合は、連取りは控えてもらえると嬉しいです
安価→コンマ→安価は連取りとみなします

あまりに唐突な展開になる安価は最安価
長文安価や、安価を受けての結果まで書かれても全ては採用しません
必要な部分だけを抜き取り安価として採用、もしくは最安価します

グロ、リョナ、スカトロ(大)、アナル責め、ハードSMは書けませんので、そういったものも最安価します
(後出しのようになりますが、他にも書けないと思ったものは書きません。とりあえず上に書いたものは不可です)

では早速最初の勇者候補を見ていきます。
…と言いたいところですがその前にこの世界における主要な国を紹介します。

王都リリアン
大陸の中で最も大きく、人口も多い国。ギルド、神殿、自警団…大抵なんでもある。

魔法の国リーリエ
リリアンとは姉妹国。巨大な魔法学校が存在する。

雪国アスセーナ
寒さに負けない暖かい人が多い国。氷魔法が得意な者が多い。

獣人の国ジーリョ
様々な獣人のサラダボウル。部外者にもとても優しい。

海の国バイホー
南に点在する島国をまとめてバイホーと称する。海に対する知識が深い。

この五つの国の中の出身でももちろん構いません。
あるいは名もない村の出身やどこかのダンジョンに捨てられた可哀想な子、でもいいでしょう。
あまり長々説明するのもアレなので、短い説明文ですがこの中からお気に入りの国でもみつけてくれれば幸いです。

さて、いよいよ勇者候補を決めましょう。

テンプレート↓
【名前】(フルネームで)
【種族】(ファンタジーっぽければなんでもありです)
【年齢】(種族ごとに妥当とおもわれる年齢)
【職業】(なしでも可。その場合ストーリー上でなんらかの職に就く可能性もあります)
【出身】(上記の五つの国でも、オリジナルの国、村でも。オリジナルの場合、その国の特徴も軽く説明を書いてください)
【容姿】(身体的特徴+服装、装備)
【性格】(ざっくりでも細かくても)
【好きなこと、もの】(何か一つ以上。理由もあれば)
【得意魔法】(木火土金水の五行以外にも、それっぽい魔法ならなんでもありです。オリジナル魔法も説明付きなら可。なし、あるいは全て得意等もありです)
【勇者として】(勇者として目指すもの、目指せと言われたもの、あるいは行動の指針等)
【備考】(何か付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほど案がでてくるまで
数が集まったらコンマを使用しての投票に移ります

【名前】リリア・セレスティア
【種族】人と天使のハーフ
【年齢】19
【職業】教師(魔法戦士)
【出身】雪国アスセーナ
【容姿】髪は金色のロングヘアー。やや高めの身長にほどよく鍛えられながらも、女性らしい体つき。Dカップ。マントと軽剣士らしい皮鎧。魔法銀で作られたトンファーを武器とする。
【性格】明るくしっかりもの。面倒見のよい性格で教え上手。知識欲や好奇心が強い。料理好き。
【好きなこと、もの】料理、読書、有名どころ巡り。
【得意魔法】木水火属性の魔法を得意とする。回復系や生活に便利な魔法が得意。
【勇者として】世界各国の料理と生活に役立つ魔法を覚え、それを別の地域に広めて発展させる。
【備考】背中に白い羽根を持ち、自由に出し入れ可能。飛行も可能。

【名前】アルフィナ
【種族】ハイエルフ
【年齢】160歳
【職業】レンジャー
【出身】どこかのエルフの森
【容姿】銀髪碧眼貧乳
【性格】破天荒、思いきりがいい
【好きなこと、もの】身体を動かすこと
【得意魔法】土系と相性がいい。エルフの使う森自然系魔法も多少。
【勇者として】広大な世界を冒険する。世界の色々な物を見る
【備考】旧態依然としたエルフの里をつまらなく感じていた。ある日たまたま近くを通った冒険者に話しかけ色んな場所の話を聞き、好奇心にいても立ってもいられず弓を掴んで里を飛び出した。弓はエルフだけあって得意。

1、ラスタ
2、ダルク
3、リリア
4、アルフィナ

↓からの投票レスのコンマ合計が最速で200に達したキャラを勇者候補として採用
自キャラには投票できません

5、ミスズ
も選択肢として追加します

>>1に質問
キャラ募集の時、以前のスレに投稿した(そして採用されなかった)キャラをリテイクして出してみてもいい?

>>18
構いませんよ
ただテンプレが変わっているので、そこは合わせて書き直してもらえると助かります

勇者候補はリリア・セレスティアに決定しました
設定は>>6を参照

リリアよ…あなたはなぜ勇者に…?

1、自発的に
2、国からの代表として選ばれた
3、女神からの神託を受けた
4、その他(自由安価)
安価↓

勇者になった理由もテンプレに含めておけばよかった…orz
次回からテンプレに含めます

「リリア……リリア・セレスティア……」


リリア「……っ、この、声は……?」フラッ


「私は女神、と呼ばれる者です。夢への侵入、お赦しを」


リリア「女神……さま?」


「信じられませんか? ならば何か……」


リリア「いえ、信じます。女神様のことは母がよく話してくださっていましたから」

リリア(それにこの「存在感」……。誰が見ても女神様だと分かります)


「そうでしたね……。貴女は天使の子でした」

「しかし、悠長に話していても仕方ありません。私の言うことをよく聞くのです」


リリア「はい」


「貴女はこれから勇者として旅立つのです」


リリア「勇者……? 私が……?」


「はい。貴女のことは見ていました。そしてその上で勇者に相応しいと判断したのです」


リリア「勇者というのは具体的に何を……」


「魔王が最近力を付けているのは知っていますね? それだけでなく、他の魔物にまでその力を与えている……」


リリア「はい。我が国でも貴重なアスセナグマが魔物に襲われ、毛皮を多く取れなくなったと聞きます」


「それは私達天界の者も心を痛めているのです。……そこで貴女にはぜひとも魔王を討伐……」

「……いえ、魔王を討伐しろとは言わないことにしましょう。勇者として、世の平和を守ってください」

「それが貴女の、勇者としての役目です」


リリア「……はい、女神様。必ずや世の平和は私が……」


しゅうう……


「時間のようですね……。最後に、私の神紋を授けましょう。これがあれば、勇者として顔が利くはずです……」


しゅうううう……


「では、起きるのです。リリア・セレスティア……」

導入までしたところで今日はここまで

何か質問等あれば随時受け付けます
お気軽にお聞きください

乙、楽しみ
仲間とかちょっかいをかけてくる女の子モンスターとかもキャラ安価取ったりするのかな
>>1はモンスター娘の人外度はどのくらいまでならセーフ?OKならスライム娘(基本人型、ある程度体を変形させられる)とか考えたいんだけど

>>33
キャラ募集安価は展開次第と言ってしまえばおしまいですが、物語に関わりそうかな?っていう重要キャラは安価で設定を募ります
仲間を増やすならその仲間の
魔物に村の娘が拐われたらその娘の
度々登場しそうな敵役ならその敵の
って感じですね
あまりキャラ募集で物語を止めすぎてもグダグダになってしまうので、安価↓で一人だけ募集したり、回数は抑えめにしたりしていこうと思います
(もし「せっかくのキャラ作成だからもっと募集してほしい」等の意見があれば言ってください。様子見つつ調整します)

あとモンスター娘ですが、モンスター娘にはあまり詳しくないのでなんとも…
結構モンスターの成分が残ってても大丈夫な気がしますが、完全にモンスターだと厳しいかもしれません
体の一部が鉱石や草なのは大丈夫ですが、ドラクエのゴーレムみたいなのやFFのサボテンダーみたいなのはちょっと…
見た目と精神が女の子ならいけるかも?
(人型とモンスター状態とに変身できるのはセーフ)
気軽に「こんなのはセーフ?」と聞いてもらえればこちらもそんなのがあるのかと勉強になりつつ合否判定を下せるので、どんどん聞いてください

ちなみにスライム娘はセーフです
ぷよぷよしてそうで可愛いですね


長っ
ただの質問回答なのに長文失礼しました

リリア「……」ムクリ

リリア(あの夢は……そうだ、神紋……)モゾモゾ

リリア「あ……」

リリア(鏡の中の私の左肩……そこが微かに光っています)

リリア(つまり右肩に神紋が……)チラッ

リリア(うん。あります、ね)


ふしゅっ


リリア「あら? 消えちゃった……?」


ぽう……っ


リリア「あ、軽く念じれば出したり消したりできるのですね。便利です」

リリア「さて……」


1、家族に相談(家族構成も安価で指定)
2、村長に相談(どのような人物か安価で指定)
3、友達に相談(どのような人物か改めて安価で指定。主人公のときと同じようにキャラを作成します)
安価↓

姉の名前と性格などを
安価↓

リリア「姉さん姉さん」ユサユサ


マリア「ん~? ……おはよリリア。あさご飯?」


リリア「あ、朝ご飯はまだなんだけど……」


マリア「じゃあできたら起こして……。わたしはもう少し寝る……」


リリア「大事な話があるの! 起きて!」


マリア「はなしぃ……?」ボリボリ


リリア「あのね、私勇者になったの」


マリア「……いい夢見たんだねー、リリア。わたしもいい夢見るために二度寝するよ……」


リリア「夢じゃなくて! いや、夢だけど夢じゃなくって……! ああもうっ、これ見てよ!」


ぽう……っ


マリア「……んぁ?」

マリア「……へ」

マリア「はあぁぁぁあああ!!?」


リリア「夢に女神様が出てきてくださって、私を勇者にするって」


マリア「ま、マジか。待って、起きるからちゃんと話しよう」

ーーーーー


マリア「……で、リリアはどうしたいの?」


リリア「もちろん、勇者として世の平和を守るよ」


マリア「はー……こんなまっすぐに育ってくれてお姉ちゃん嬉しいよ……。そりゃ勇者にも選ばれるって……」


リリア「でも、具体的なことはまだ何も決めてなくって……」


マリア「そりゃまあ勇者だって言われて昨日の今日だしねぇ。ん? 夢って昨日のことなのか? ……どうでもいいか」


リリア「だから、姉さんと一緒にどうしたらいいか考えたくって」


マリア「オッケー分かったよ。可愛い妹の頼みだ、任せなさい。ただ……」


リリア「ただ?」


マリア「朝ご飯を先にしよう」クウウウ…


リリア「あ、うん。用意するね」


ーーーーー


ほかほか


リリア「シロップたくさんかけていいからね」


マリア「んー、甘いシロップがトーストに染みますなー。スープも相変わらず美味しい」モグモグ


リリア「それで、何か考えついた?」モグモグ


マリア「そうだね……」


1、まずは村の平和を守らなきゃ
2、村から出ていくのも手じゃないかな
3、その他(自由安価)
安価↓

マリア「村から出ていくのも手じゃないかな」


リリア「村から……」


マリア「リリアはさ、それくらいスケールの大きな役を任されたんだよ」

マリア「それにさ、リリアっていろいろ見るのが好きじゃない。観光名所とか、景色のいいところとか」

マリア「これを機に他の国の名所を巡るのもいいかもよ?」


リリア「……うん」

リリア「私、旅に出るね」


マリア「よし、よく言った」

マリア「姉さんが心配だから家にいる、なんて言いだしたらどうしようかと思ったよ」


リリア「姉さんは……大丈夫だよ。ものぐさで面倒くさがりだけど、やることはやるもの」


マリア「ん、その通り。だからわたしの心配はしないで、早速荷物でもまとめるといいよ」

マリア「ついでに、これからどうするかも軽く決めとくといいかもね」


リリア「うん、分かった」


1、とりあえず一人で出発
2、アスセーナで誰か仲間にしてから出発
安価↓から↓5で多数決
3票集まった時点で締め切り

ーーーーー


ぎゅっぎゅっ


リリア「荷物はこれくらいなら大丈夫かな……」ヨイショ

リリア「……それじゃあ、いってきます」


マリア「ん。いってらっしゃい。いつでも帰ってきていいからねー」


ばたんっ


リリア「……」

リリア(……しばらくうちには帰らないんですよね。……変な感じです)

リリア「……よしっ」

リリア(家を出る前に考えていましたが……やはり一人旅は危険でしょう。旅慣れた方でなくても、誰か助け合える者が一人でもいてくれれば……)


ーーーーー


魔法学校ーー


リリア「……このような形での長期休暇、突然で申し訳ありません」


校長「ほほ、構わん構わん。女神様からの神託は確かなようだし、誰も止められんよ」


リリア「ありがとうございます。勇者と選ばれたからにはその責務、しっかりと果たして参ります」


校長「して、一人で行くのかい。リリア君なら危険はないだろうが……」


リリア「いえ、パートナー……とは言いませんが、仲間を見つけたいと思っています。一人よりは二人の方が安全ですしね」


校長「そういうことならうちの生徒にでも声をかけてみるか。旅の同伴なら休学扱いにしても、旅できっといい経験をしてくれるハズだしの」

校長「うむ、卒業生にも心当たりはあるし……斡旋するのもやぶさかではないが、どうかな」


リリア「心強いです。生徒ということなら私が選んでも……」


校長「うむ、もちろんよいぞ」ゴソゴソ


ぽわんっ


校長「……資料室の魔法を止めておいた。卒業生のアルバムや成績表も保管してあるから、そこから選んでくれても構わん」


リリア「ありがとうございます」ペコリ


仲間テンプレート↓
【名前】
【種族】
【年齢】
【職業】
【出身】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【得意魔法】
【備考】(卒業生か在校生か、あるいはどこからか噂を聞きつけてきた全く校外の人物でも可です)

安価↓から3つほど案がでてくるまで
数が集まったらコンマを使用しての投票に移ります

【名前】プルル
【種族】人間
【年齢】18
【職業】魔法使い
【出身】アスセーナ
【容姿】金髪ストレートロング、白いモコモコ服を着てる
【性格】コミュ障
【好きなこと、もの】暇あらば雪弄り、長年の賜物で造形が上手い
【得意魔法】水、というか氷属性しか使えない
【備考】魔翌力の量はピカイチなのだが扱いがド下手なので氷魔法が垂れ流し状態、卒業はできた
     故に近づくとめっちゃ寒い、迷惑かけたくないという理由で人に極力近づかなくなった

1、ララ
2、アリシア
3、ミオ
4、プルル

↓から投票レスのコンマの合計が最速で200に達したキャラを仲間として採用
22:30までに到達しなかった場合、その時点でのコンマ合計が最も大きいキャラを仲間として採用

4

説明し忘れてました
このスレでは00は基本100として扱います
ので>>62さんの投票コンマは100として扱います

仲間はプルルに決定しました
設定は>>51を参照

リリア「プルルさん……」


校長「ほう?」


リリア「去年新任の私が担当して、その年にちょうど卒業した子です。……でもこの子少し性格が……アレで」


校長「覚えておるとも。確か氷魔法を常に垂れ流してしまうせいで、誰とも近付こうとしてなかった子だ」

校長「……この子を連れて行くのかい?」


リリア「世の平和を守る前に、一人の人間の心を開けないようでは勇者失格ですから」


校長「ほほ。理想ばかりでなくよく足元を見れとるな。では呼び出しをかけようか」


リリア「いえ、ありがたいですが遠慮します。私の足で彼女のもとに向かって、その上で頼むことにします」


校長「ふむ……。そういうことなら行くがよい」


リリア「はい。失礼しました」ペコリ


ーーーーー


コンコンッ


プルル「……」ガチャッ


リリア「こんにちは、プルルさん」


プルル「せんせ……なに……」


リリア「プルルさんにお話があって……。上がってもいいでしょうか?」


プルル「……」スッ


リリア「お邪魔します」

リリア「ええと、単刀直入に言います。私リリア・セレスティアは勇者として選ばれました」ポウッ

リリア「そこで、貴女とぜひ旅に出たいと思ったんです。一人は危険ですし……」


プルル「わ、わたし……強くない……」ブンブン


リリア「いいえ、プルルさんは強いです。プルルさんがいいんです」


プルル「……わたし、が?」


リリア「はい。プルルさんが、です」


プルル「……わ、わかりました。せんせに……ついてきます……」


リリア「……一度だけ、質問します。もしかしたらこの旅はとても危険なものになるかもしれません」

リリア「それでも、ついてきてくれますか?」


プルル「……ん。こ、こわいけど、せんせと、い、一緒なら……」


リリア「ありがとうございます。私はプルルさんを守り、プルルさんは私を守る。それだけでぐっと安全に旅ができるはずです」


プルル「……ん」

プルル(それに……わたしがいいって……必要とされてるみたいで嬉しい……)ニヘ

ーーーーー


リリア「ではプルルさん、出発ですよ!」


プルル「……ぉ、おー」


リリア「では、まず目標地点の設定です!」


1、王都リリアン
2、魔法の国リーリエ
3、獣人の国ジーリョ
4、海の国バイホー
安価↓
(ここで選んだからといって、確実に到達するとは限りません)

プルル「……ジーリョ」


リリア「ジーリョですか?」


プルル「そ……外からの人にも、や、優しいって……」


リリア「確かに、そのような話はよく聞きますね」

リリア「リーリエやバイホーが特段厳しいという訳でもありませんが……うん」

リリア「プルルさんの案、採用です。ジーリョを目指しましょう!」


ーーーーー


国の外ーー


リリア「久しぶりに外に出ました……!」


プルル「は、は、はじめて……。外なんて、こ、こわいし……」


リリア「ふふ。そんなことありませんよ。ほら、あちらを見てください」


安価↓コンマ下1桁
0 とても景色のキレイな場所があるんです
1~3 敵ですよ
4~6 国外の方みたいですよ
7~9 果物の木ですよ

もぎりっ


リリア「どうぞ」

リリア「これは国内で栽培していないんですよ。というより、この果物はなぜか完全に自然の手によってしか育たないんです。人の手が入ると絶対に育たないんですって」


プルル「……あむ」シャリ


リリア「シャリ? これは果肉が柔らかい果物のはず……あ」


プルル「?」ヒエヒエ


リリア「プルルさんの魔法で凍ったんですね。私のも凍らせてみてください」


プルル「……ん」ヒュオオ


リリア「あむっ」シャリッ

リリア「んー! おいひいです! プルルさん、ナイスですよ!」


しゃくしゃく


リリア「国の中にいたら、そうそう食べられるものじゃない。でも、国の外にはそんなものがたくさんあるんです」

リリア「どうでしょう。少し怖いのは消えましたか?」ナデナデ


プルル「……ん」コクン


リリア「よかった」ニコッ

リリア「では、ジーリョに向かって行きますよー!」


ジーリョまでの距離0/300
これからコンマが移動距離になります
移動の度にイベント判定も同時に行います
偶数はいいイベント、奇数は良くないイベントが発生します(イベントの内容はその度募集します)

移動距離安価↓コンマ2桁

バッドイベントの内容安価↓
数値が小さければしょうもないイベント、大きければ大変なイベントで内容を募集します

リリア「さ、出発ですよ」テクテク


プルル「……」テクテク


馬車引き「とおるよとおるよー!」


ばからっばからっ


びしゃっ


リリア「ずいぶん急いでいますね……何か大変な用だったのでしょうか」


プルル「……! せんせ、ふく……!」


リリア「服?」チラッ


どろお……っ


リリア「あ、ああー……」

リリア「いえ、旅に出た以上汚れるのは当たり前です。とりあえず払って……」ベチョベチョ

リリア「あとはどこかで休憩する時に洗いましょう」


プルル「……ん」


移動距離安価↓コンマ2桁
イベントの内容安価↓2

移動距離がゾロ目だったとき何かボーナス付けたいんですが、何も思いつきません
ついでにゾロ目案も募集します

ーーーーー


プルル「ふぅ……ふぅ……」


リリア「結構歩きましたね……もう少ししたら野宿にしましょうか」


ごおぉ……


プルル「……!」


リリア「? どうしましたプルルさん……」


プルル「……な、何か、すごいスピードの魔力の塊が……近づいてきてる……」


ごおおおおおおおっ!!


リリア「!! プルルさん、何かに掴まってっ!」バッ


プルル「!」グッ


びしっ! びゅっ! ひゅばっ!


ごおおおおおぉぉぉ……


リリア「……っ。通り過ぎましたか」

リリア「何だったんでしょうか……台風……?」


プルル「……た、台風にしても、突然すぎる……誰かの、か、風魔法……かも」


リリア「うぅっ」ブルルッ

リリア「風に吹かれて少し体が冷えてしまいました……」


プルル「せ、せんせ……!! ふ、ふく……!!」


リリア「? また服ですか?」ペローン

リリア「ーーー!!?」バッ

リリア「な、なんでこんなボロボロに……!?」


プルル「さ、さっきの台風、かも。……わ、わざと、服だけ、斬る……とか」


リリア「うぅ……荷物は無事だったのは幸いですが……」イソイソ


ーーーーー


リリア「……着替えました。……行きましょうか」


プルル「……ん、うん」コクッ


ジーリョまでの距離92/300
移動距離安価↓コンマ2桁
イベントの内容安価↓2

悪いイベントを一回だけコンマそのままで良いイベントにできる権利(任意使用可)…とかどうでしょ>ゾロ目案
安価下

夜ーー


プルル(テントを張った直後にせんせが倒れた……どうしたら……)


リリア「けほっ、けほっ」


プルル「……」ソッ

プルル「熱い……」


リリア「ふふ、プルルさんの手で触れれば誰でも暖かく感じますよ……大丈夫です、こんなの寝れば……けほっ! けほっこほっ!」


プルル「……」サスサス


リリア「はぁ、はぁ……ありがとうございます……」


プルル(せんせ……)

プルル「……」ギュッ


1、一晩添い寝
2、薬草を探しに行く
安価↓から↓5までで多数決
どちらか3票先取で締め切り

>>83さんありがとうございます
案はとりあえずもう少し募集します

投票権あるのかな?あれば1で
ゾロ目は親密度が上がるイベントとかどうでしょう?

今日はここまで

それと、明後日(日付またいだので明日ですね)くらいからこの時間帯に投稿できなくなると思います
夕方から始めて、遅くても20時には終わるようになると思います

>>89さんありがとうございます
一応グッドバッド関係なく仲良くなっていくつもりですが、好感度の大幅アップなどいいかもしれません

ーーーーー


夜中ーー


リリア「ううん……っ」ゼエゼエ


プルル(うなされてる……)

プルル「……」ヒュオオ…

プルル(も、もっと、魔法を、弱く……ちょっと冷たいくらいに……)ヒュオオ…

プルル「……っ」ヒンヤリ

プルル「で、でき……た?」

プルル(……せんせ)

プルル「し、失礼しま……」モゾモゾ


ーーーーー


リリア(…………?)

リリア(つめたい……つめたくて、きもちいい……)ゴロン


ぎゅっ


プルル「っ」ビクッ


リリア「すぅ……すぅ……」


ーーーーー

ーーー

朝ーー


リリア「ふっかーつっ! ですっ!」


プルル(よ、よかった……元気になった……)


リリア「ふふ、プルルさん、ありがとうございますね」


プルル「な、な、なに?」タジッ


リリア「プルルさんが熱を冷まそうとしてくれてたんですよね? バッチリ効きましたよ」


プルル「う……うん」


リリア「ふふ、行きましょうか。今日も歩きますよー!」


ジーリョまでの距離163/300
移動距離安価↓コンマ2桁
イベントの内容安価↓2

何かお役立ち情報を入手で

お役立ち情報はこちらで決めていいでしょうか?
安価↓でお役立ち情報の内容を指定、もしくは「任せる」等書き込んでください

あ、任せます
丸投げですみません

リリア「んー! 大分歩きましたね! かなりいいペースですよ!」

リリア「もっとかかるかなと踏んでいたんですが、予定より早く付きそうです!」


プルル「そ、それはよ、よかった……」


たったったっ……


獣娘「お、旅人さん?」


リリア「はい、そうです。今はジーリョを目指しているところなんです」


獣娘「ほほー、私ジーリョの出身だよ! 何か教えようか? 美味しいお店とか、それとも安くて量が食べられるところがいい? あ、穴場教えてあげてもいいよ!」


プルル「え、え、えっと……」


リリア「ふふ、お気づかいありがとうございます。本当にジーリョの方はお優しいのですね」


獣娘「おーとも!」

獣娘「で、で! 何か聞きたいことはないかな!」


リリア「そうですね……私達人助けをする旅をしているのですが、ジーリョでは何か困ったことは起きていませんか?」


獣娘「困ったこと? んー、んー……んー!」

獣娘「あ!」


リリア「何かありましたか?」


獣娘「んーん! ただね、困ったことを解決するための人はジーリョにもいるんだよ!」

獣娘「強いし、優しいし、しかも美人!」

獣娘「話に行ってみるといいよ! 時間があれば絶対に話を聞いてくれる人だから!」


リリア「私達の先輩のような方……ですね。どんな方なんでしょう」


獣娘「他は他は!? 何でも教えてあげるよ!」


リリア「いえ、もう大丈夫ですよ。急いでいたみたいですし、これ以上時間はいただけません」


獣娘「そう? じゃ、私急ぎの用があるから行くね!」


たったったっ……


リリア「急ぎの用があるのに話しかけてくださったんですね……」


ぎゅう……っ


リリア「ふふ、プルルさん。彼女はもう行きましたよ。そんなに力を入れて服を掴まれてはシワになってしまいます」


プルル「ご、ごめ……なさ……」パッ


☆「私達の先輩?」の情報を手に入れました


ジーリョまでの距離259/300
移動距離安価↓コンマ2桁
イベントの内容安価↓2

コンマ合計が300を突破した場合、安価のイベントを処理してからジーリョ到着イベントを行います

道に迷って到着が少し遅くなる

リリア「うーん……?」


プルル「へ、変な森……に、似たような木ばっかり」


リリア「まっすぐ歩いてるつもりなんですけどねえ……もしかしたら同じところをグルグル回ってるのかも」

リリア「よし。灯火魔法をここに吊るしておきましょう。歩きながら灯りをおいていけば同じところを通らないで済むはずですから」


プルル「は、はい」


ーーーーー

がさがさっ


リリア「ふ、ふう……なんとか抜けられましたね……」


プルル「す、少し時間食っちゃいました……」


リリア「大丈夫です! ここからまた歩いていきましょう!」


ジーリョまでの距離272/300
移動距離安価↓コンマ2桁
イベントの内容安価↓2

リリア「見えましたよ……! あれがジーリョです!」


プルル「おぉ……」


旅商人「おおっとと、旅人さんかな?」


リリア「はい。アスセーナから来て、やっとジーリョにたどり着いたんです!」


旅商人「そいつはめでたいな! ふふ、あたしは何を隠そう商人でね……記念に何か買ってくかい? ジーリョの物ももちろんあるよ!」


リリア「そ、そうしたいのはやまやまですが、生憎手持ちが少なくて……」


旅商人「そうかそうか。なら無理にとは言わないよ。あたしは無理に売りつけたりしない。欲しいものを買ってもらってこその商売だからね」

旅商人「しかしそうだな……」ジッ


リリア「?」


旅商人「アスセーナから来てこんなところで出会うのも何かの縁だ。今のジーリョについて教えてやろう」


リリア「ぜ、ぜひっ」


旅商人「ってもな、ジーリョの内部に何か大変なことが起きてる訳ではないんだ。というより外……」

旅商人「魔物が力をつけてるのは周知の事実だが、とりわけ強いのが同じ方角から何度も来ているらしい」


リリア「そんな……」


旅商人「ジーリョの戦士も強いから、今のところは何も起きていない。ただ君たち旅人が今度ジーリョから出た時に不運にも出くわさないことを祈ってるよ」


リリア「……とても、ありがたい情報です」ペコリ


旅商人「ま、あんま気にすんな。そんなに頻度は高くないって聞くしな」

旅商人「じゃな! よい旅を!」

ーーーーー


ジーリョ大門ーー


門番「む、旅人か?」


リリア「はい。アスセーナより参りました」


門番「アスセーナから……それはよくぞ来てくれた。詰め所の方に来てくれ」


ーーーーー


門番「ここまで来たということは入国で間違いないな?」


リリア「はい」


門番「では入国審査をするが……なに、簡単な質問をするだけだ」

門番「ではまず、名前と出身をこの紙に」


リリア「……」サラサラ


プルル「……」カキカキ


門番「では聞くが、入国の理由は何かな?」


リリア「私達は勇者として、困っている人がいないか国外に出てきました。もしジーリョの中に困っている人がいれば助けたいと思っています」


門番「勇者?」


リリア「はい」


ぽう……っ


リリア「これが神紋です」


門番「これは……本物だな。分かった、通そう。勇者が入国したことはどうする? 隠しておくか? 通達することもできるが……」


1、勇者が来たと通達してもらう
2、勇者が来たことは隠してもらう
安価↓

今は2で

リリア「通達していただけますか? 職権乱用のようで気は引けますが、その方が話を通しやすそうですし……」


門番「分かった。ただまあそんなに気にすることもない、勇者は確かに珍しいが全く話を聞かない訳でもないからな。この国の者も無礼は働かないさ」


リリア「それは安心しました。では……」


門番「うむ。入国を許可する!」ダンッ


ーーーーー


国内ーー


わいわいがやがや


猫娘「人間ー?」


犬娘「わー、人間だ!」


兎娘「あ、あんまり迷惑かけちゃだめだよぅ……」


リリア「ふふ、ジーリョの方は子供も気さくなのですね」ナデナデ


プルル「……」ビクビク


リリア(さて……ここからがプルルさんの性格の直しどころですよ……!)

リリア「さあ、まずはどうしましょうか?」


プルル「……っ」ボソボソ


リリア「?」


プルル「じ、じ、ジーリョのめ、め、名所とか、な、ないんですかっ?」


リリア「名所ですか……いろいろありますよ」

リリア「まず中央区。ここは王都にも負けないくらいの人口密度を誇るとも言われています。ものすごく交流や物流が盛んな場所です」

リリア「獣の塔というのもありますね。猫族のような爪や、鳥族の羽がなければ登れず、熊族のような力がなければ扉は開けられず、そもそも獣の勘がなければ罠にかかってしまう……」

リリア「というのは国ができたときの話です。部外者からの侵入を許さない塔で、昔はそこに皆で住んでいたそうです。しかし開国にあたり、全ての扉は開けられ、罠も外され、それこそが友好の証とされているのです」


リリア「そして闘技場。獣人は闘争心が高いのも特長で、様々なスポーツや格闘技を以って、日々その技を磨きあっているそうです」


プルル「じゃあ……」


1、中央区へ
2、獣の塔へ
3、闘技場へ
4、その他(自由安価)
安価↓

1で

中央区ーー


リリア「わぁ……!」


がやがや がやがや


プルル(ひ、ひ、人ばっかり……! や、やめればよかった……!)


リリア「さ、プルルさん行きましょう!」ランラン


プルル「ひぃい……!」


ーーーーー


肉屋「新鮮なの入ってるよー!」


犬娘「おばちゃん! アメくれ!」


駄菓子屋「だからおばちゃんじゃねえって! ほらアメ!」


わいわいがやがや


リリア「すごい……人がこんなに……」


プルル「ひっ、はっ、はっ……!」ゼエゼエ


リリア「プルルさん?」


プルル「うぅうううっ!!」ガバッ


リリア「し、しゃがみこんで何を!? 体調が悪いのですか!?」


プルル「む、むりっ無理です! こんな知らない人ばっかのとこ……!」ヒュオオ…!


リリア「プルルさん落ち着いて! 魔法を落ち着けてください! えーっとえーっと……!」


1、抱きしめる
2、連れ出す(どこに行くか指定)
3、その他(自由安価)
安価↓

ぎゅっ!


プルル「……!」ヒンヤリ


リリア「良かった、止まりました……」ギュー

リリア「昨日抱いて寝ていたときは魔法が落ち着いていましたから、もしかしたらと……」ギュー


ダイテネタ? ダイタ… キャー///


プルル「あの、えと……!」


リリア「もう大丈夫ですか?」スッ

リリア「えと、手を繋げば少しは軽減できるでしょうか」


ぎゅっ


リリア「……うん、大丈夫。怖くないよ」ニコッ


プルル「っ」ドキッ


リリア「さ、行けますか? 情報を集めに行きましょう!」


1、酒場へ
2、食堂へ
3、その他(自由安価)
安価↓

酒場ーー


マスター「あら、見ない顔……旅人さん?」


リリア「はい、アスセーナから来て……」


マスター「あら、まさか勇者!?」


リリア「あ、はい。そうです」


ぽう……っ


マスター「あらま~……」

マスター「良い所に来たわよ貴女達。ここは噂のスピードが早いの。貴女達のこともこの国に来て数分でここでは皆共通の話題よ」

マスター「何か知りたいことがあれば誰かに聞けば大抵は答えてくれるわ」


リリア「確かに、良い所ですね」

リリア「お酒は飲めないのですが、何かジーリョの飲み物はいただけますか? それを飲みながらみなさんからお話を聞かせていただきたいのです」


マスター「あるわよ。ジーリョ特産の果物、ニロクって言うんだけどね。これをすり潰して、炭酸と混ぜて……」トトト…

マスター「ニロクサイダーのできあがり。さ、どうぞ」


リリア「真っ赤……いただきます」ゴクッ

リリア「ん……甘くて美味しいですっ」


マスター「ふふ、ゆっくりしていってね」


1、困ったことはないか皆に聞いて回る
2、☆「私達の先輩?」のことを聞いて回る
3、その他(自由安価)
安価↓

2で

リリア「この国には困ったことを解決してくれる方がいると聞いたのですが……」


ーーーーー


虎娘「ああ、アイツね。もちろん知ってるよ。どんな奴かって? そうだな……」


ーーーーー


熊娘「んー? んー。知ってるー。あの人はねー……」


ーーーーー


マスター「あらアタシとお話してくれるの? ……ああ、その子ね。ここにも来たりするわよ。どんな子? そうねえ……」


ーーーーー


獅子男「ん? ああ、知ってるよ。まあこの国であいつのことを知らない奴はそういないさ。あいつはな……」


ーーーーー


リリア「なるほど……いろいろ聞いて分かってきましたよ」


☆「私達の先輩?」募集
テンプレート↓
【名前】
【種族】
【年齢】
【職業】
【出身】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【得意魔法】
【備考】

安価↓から3つほど案がでてくるまで
数が集まったらコンマを使用しての投票に移ります

【名前】カトレア・グリーンベル
【種族】猫の獣人
【年齢】21
【職業】冒険者
【出身】獣人の国ジーリョ
【容姿】白髪セミロング、同色の猫耳と尻尾が生えている。瞳の色は緑で、おっぱいは大きい
動きやすそうな服装をしていて、腰に財布などの貴重品が入ったポーチを下げている
ちなみにノーパンノーブラ主義(締め付けられるのが嫌らしい)
【性格】楽しいことが大好きな天真爛漫な性格
普段は普通に喋っているがお酒やマタタビで酔っぱらうと発情してしまう体質で、酔いが覚めるまで語尾に「にゃ」が付くなど全体的に猫っぽくなる
【好きなこと、もの】楽しいこと、楽しそうなこと、他者の楽しそうな笑顔
お酒(大好きだけどかなり弱い)、マタタビ
【得意魔法】木(特に風系統の補助魔法が得意)
また、「気」と呼ばれる特異な魔法の一種を扱うことができる(本人いわく昔から自然に使えたらしい)
【備考】何よりも楽しいことを第一に求める自由人。何にでも興味を持ち、「楽しそう」と判断した様々なことに首を突っ込んでいる為、冒険者界隈ではちょっとした有名人
戦闘時には拳や足に「気」を纏わせた独自の格闘術を用いる

1、カトレア
2、ウィス
3、アル

↓からの投票レスのコンマ合計が最速で200に達したキャラを☆「私達の先輩?」として採用
22:00までに誰も到達しなかった場合、その辞典でのコンマ合計が最も大きいキャラを採用します

☆「私達の先輩?」はカトレア・グリーンベルに決まりました
設定は>>124を参照

リリア「カトレアさん……猫の獣人で、気の使い手」

リリア「楽しいことが大好きで、傍から見ていると困っていることを解決しているというよりは楽しそうなことをやってたらそれが誰かの困り事だった、というケースも少なくないそうです」


プルル「さ、探すの……?」


リリア「話は聞いてみたいですね」

リリア「国外に出ていったりはしていないみたいなので、話を聞けば訪ねる事もできるかもしれません」


1、会いに行く
2、会いに行かない
3、むしろ酒場にカトレアが来た
安価↓

ちょっと早いですが眠たいので今日はここまで

ばーーーーーーんっ!!


プルル「!」ビクッ


カトレア「やっほーマスター!」


マスター「あら、いらっしゃい」


カトレア「お酒ちょーだい!」


マスター「はいはい、すぐ出すわ。……そうだ」


カトレア「?」


マスター「あそこの子達があなたと話したいって」


カトレア「あの子?」チラッ


リリア「……」キラキラキラ


カトレア「あのすっごく熱視線を送ってきてる子?」


マスター「そ。お酒たくさん用意しておくから話してあげて?」


カトレア「分かったー。おーい」テテテッ


プルル(き、来た……っ)ソソクサ


リリア「か、カトレアさんっ……ですか?」


カトレア「そだよー。君は?」


リリア「私は勇者のリリア。こちらはプルルさんです」


プルル「どうも……」ペコリ


カトレア「勇者……?」


リリア「か、カトレアさんはどうして人助けを?」


カトレア「……勇者は嫌いだ」プイッ


リリア「あ、あら?」


カトレア「マスター、お酒まだ?」


マスター「お話はいいの?」コトッ


カトレア「いいよ。勇者なんか……」ゴクッ

カトレア「ゆうひゃにゃんか……」ゴクゴク

カトレア「きらいらもん……」ゴクン

カトレア「ふにゃあ……」

夜ーー


カトレア「ん……」ピクッ

カトレア「ふあぁ……!」ノビーッ


マスター「おはよう、お寝坊さん」


カトレア「ねてた……」ゴシゴシ


ぱさっ


カトレア「ん? マスタータオルかけてくれてたんだ、ありがと」


マスター「私じゃないわよ。さっきの勇者の子が帰り際にかけてったの」


カトレア「……ふーん」


ーーーーー


カトレア「さてと……」テクテク


プルル「……」テクテク


カトレア「これからどうしましょうか。あまり目的という目的もなくて……」アハハ


安価↓自由安価

リリア「とりあえず街を散策しましょうか」


プルル「……ん」


リリア「ジーリョは夜でも活気に溢れているんですよ。夜行性の獣人達が活動するんです」

リリア「フクロウ族が見張りをしてたり、カンガルー族が見回りをしてたりするんですって」テクテク


プルル「……? な、なにか来てる……」


タタタッ


カトレア「……」


リリア「か、カトレアさん……?」


カトレア「……さっきはありがと」ボソッ

カトレア「勇者は嫌いだけど……礼は言っとく」

カトレア「そ、そんだけっ。じゃあねっ」タタッ


リリア「ま、待って! 待ってください!」


コンマ↓51以上で引き留め成功

たったった……


プルル「い、いっちゃった……」


リリア「仕方ありません……。私達は私達でできることをしましょう」


ーーーーー


翌朝ーー


リリア「さて、今日からは困っている人を見かけたらどんどん助けていきますよー!」


プルル「お、おー」


リリア(それとプルルさんの性格の矯正も合わせて……ですかね)


安価↓
困っている獣人と、その困りごとの内容
ゾロ目で……

兎人「ゆ、勇者様」オロオロ


リリア「? どうなさいました?」


兎人「ペアリングを無くしてしまいまして……」


リリア「あら。探しますよ。どんなものですか?」


兎人「赤い宝石の付いたものです。赤い目に合わせて、って」

兎人「ただ、場所が……」


リリア「場所?」


兎人「多分、森の中なんです。国の外の」

兎人「貰ったときちょうど森の中にいて……そしてその時魔物が……」


リリア「魔物から逃げているときに落としたのですね。ケガはされていませんか?」


兎人「はい、足は早いので。門まで走って、すぐに自警団に知らせてなんとかなりました」


リリア「それは良かった。国の外は危険ですから、私達に任せてくださいね」


兎人「はい、よろしくお願いしますっ!」ペコリ


ーーーーー


森の中ーー


リリア「話ではこのあたりですが……」


プルル「ほ、ほんとに探すの?」


リリア「もちろんです」キョロキョロ


プルル「む、無理ですよ、こんな土だらけのところで……こ、転がってるか埋まっちゃってるか……」


コンマ↓ 探索率0/100
3回以内に100突破で発見
ゾロ目で……

リリア「見つかりませんねぇ……」キョロキョロ


プルル「……」

プルル(なんでこんな……無駄なこと……)


コンマ↓ 探索率29/100
残り2回以内に100突破で発見
ゾロ目で……

117/100


きらっ……


リリア「プルルさん」


プルル「?」


リリア「無駄なんてこと、ありませんよ」ヒョイッ


プルル「それ……」


リリア「はい、ペアリングだと思います」

リリア「何かをしたとき、それが終わって結果が出なくても……無駄なんてことないんです」

リリア「……なんて、今は先生でもないのに説教臭かったですね」


プルル「……んーん」

プルル「せんせは……せんせだよ」

プルル(かっこよくて、優しい……せんせ)


ーーーーー


街ーー


リリア「はい、どうぞ」


兎人「これです! ありがとうございます……!」


リリア「いいえ、いいんですよ。もし何かあればまた言ってくださいね」


カトレア「……ふん」ザッ


安価↓
困っている獣人と、その困りごとの内容
ゾロ目でカトレアと……

犬人「いたー! 勇者さーん!」


リリア「どうなさいました?」


犬人「薬の調合に使う材料がないんだ! 国の外にいけば取れるんだけどあたし一人だと危険だからって出してもらえなくて……」


リリア「任せてください、取ってきますよ」

リリア「足りないものはどんなものなのですか?」


犬人「えーっとね……」


安価↓自由安価
それっぽいものを指定してください

今日はここまでにします

あさがおと加瀬さん観てきました
久しぶりに映画館で映画を見ましたがすごく良い体験でした
常時ニヤケが止まらなかったです
僕もあんなニヤけてしまうような作品を作りたいものです
みなさんもよかったら見に行ってください

犬人「月光草って言うの。西の洞窟の奥にあって……」


リリア「月光草……分かりました。その草に特徴はありますか?」


犬人「三日月みたいな形の葉で、暗いところで光ってるの」


リリア「光っている……。それなら分かりやすそうですね」


プルル「い、行くんですか……?」


リリア「もちろん! では待っていてくださいね!」


ーーーーー


西の洞窟ーー


プルル「涼しい……ここ好きかも」ヒンヤリ


リリア「ふふ、気持ち良さそうですね」


コンマ↓ 探索率0/100
残り3回以内に100突破で発見
ゾロ目で……

リリア「けっこう来ましたね……」


プルル「奥に進むたびに冷気が強くなってく……」


コンマ↓ 探索率43/100
残り2回以内に100突破で発見
ゾロ目で……

リリア「いたっ」


プルル「だ、大丈夫ですか?」


リリア「壁に氷が……少し手を痛めてしまいました」イテテ


プルル「低温やけど……でしょうか」


リリア「いえ、これは魔力を持っている氷みたいですよ。魔力によるダメージみたいです」


プルル「氷が……魔力を?」


コンマ↓ 探索率46/100
残り1回以内に100突破で発見
ゾロ目で……

ぽわー……


プルル「あ、あれ……」


リリア「あれ、ですね。月光草」

リリア「申し訳ありません。いただいていきますね」


ぷちっぷちっ


リリア「このくらいあれば充分でしょうか」


ーーーーー


街ーー


リリア「どうぞ!」


犬人「ありがとー! すっごく助かったよ! 今度うちに来てね、たくさんお礼してあげるから!」


リリア「ありがとうございます。ぜひ寄らせていただきますね」ニコッ


カトレア「……」チラッ


安価↓
困っている獣人と、その困りごとの内容
ゾロ目でカトレアと……

ナマケモノ娘「あのー……」


リリア「はい、なんでしょうか」


ナマケモノ娘「うちがー……汚いってー……みんな言うからー……片付けをー……手伝ってー……ほしいなーってー……」


リリア「掃除のお手伝いですね! お任せください!」


ーーーーー


プルル「うわっ……」


ごちゃごちゃ


プルル(ゴミ屋敷……)


ナマケモノ「我ながらすごいよねー……」


リリア「これは掃除のしがいがありそうですね……」ポウッ

リリア「私が掃除によく使う魔法でどこまで太刀打ちできるか……!」


コンマ↓ 探索率0/100
残り3回以内に100突破で掃除完了
ゾロ目で……

ぽいっ ぽいぽいっ


リリア「ふう……なかなか進みませんね……」


プルル(こんなの勇者のすることじゃないよ……)


リリア「プルルさんは休んでいてもいいですよ。疲れてませんか?」


プルル「あ、だ、大丈夫……です」


がさがさ ぽいっ


コンマ↓ 探索率7/100
残り2回以内に100突破で掃除完了
ゾロ目で……

どさっ!


リリア「これで、半分程でしょうか……」フウ


プルル「すごい、きれいになってる……」


ナマケモノ娘「おー……! きれー……!」


リリア「この調子ならすぐに終われーー」


カーンカーンカーン!!


プルル「っ!?」ビクッ


ナマケモノ娘「あー……」


リリア「これはなんの音でしょうか……」


ナマケモノ「魔物の襲撃だねー……」


リリア「魔物……!? ま、まさか商人さんの言っていた……」


ナマケモノ「まーなんともないよー……門番さん強いからねー……」

ナマケモノ「……あれー……? いないー……?」


ーーーーー


リリア「プルルさん、魔法はまだ出ますか!? これから現場に向かって必要なら防衛の手伝いをします!」


プルル「だ、だ、大丈夫っ!」


だっだっだっ……

門の外ーー


???「オオオオオオオ……」


リリア「こっち! もうすぐそこまで来てます!」


アイスゴーレム「オオオオオオォォォォォ……!!」ブォンッ!


カトレア「ぐっ……!」ミシイッ!


リリア「! か、カトレアさんっ!」


カトレア「な、何しに来た……お前ら……」ゼエゼエ


リリア「魔物の襲撃と聞いて、助けにきました」


カトレア「嘘だね……勇者なんか……勇者なんか……!」ググッ


リリア「か、カトレアさん腕が……!」


カトレア「片腕くらい折れたってなんともない……あんな奴あたしだけで充分だ……」


リリア「じっとして、動かないでください」ポウッ…


しゅうう……


リリア「プルルさん、少しの間あのゴーレムを止めていてください。……できますね?」


プルル「ん」コクッ


カトレア「回復魔法……?」


リリア「そんな状態のあなたを戦わせられませんから」


カトレア「……」

ーーーーー


アイスゴーレム「オ、オ、オオオオオオオッッ!!」ビキンビキン


プルル(図体はデカイけど……魔力の密度はそうでもない……これくらいなら……)ヒュオオ…


アイスゴーレム「ォォォォォオオオオオオオオオオオオ!!」ゴオオッ!


プルル「ふっ!!」


ビキッ ビキビキッ!


アイスゴーレム「オ、オ……!?」ピタッ…


プルル「そ、そのまま少し凍ってて……」ビュオオオ…


ーーーーー


リリア「……さ、治りましたよ」


カトレア「……」


リリア「カトレアさん、私達にはアレの倒し方が分かりません。……知恵を貸してください」


カトレア「お前は……本当に本物の勇者なのか?」


リリア「はい。勇者リリア・セレスティアです」


カトレア「……昔、王に勇者と指名されたらしい男がジーリョに来た。でもそいつはロクデナシで……若い獣人を集めて犯して、あげくに魔物から逃げ出そうとして……死んだ」

カトレア「……あいつは、本当に勇者だったのか?」


リリア「……その人は勇者なんかじゃありません。勇者というミノを被っただけの人間です」

リリア「そんな人よりも、国のためにと戦うあなたの方が、何倍も素敵です」


カトレア「……そうか」

カトレア「……いいよ、一緒にアイツを倒そう」


ーーーーー


アイスゴーレム「オ、オ、オ、オ、オ」ビキッ ビキンッ!


プルル(どんどん氷を纏って……でかくなってる……)ビュオオオ!


アイスゴーレム「オオオオオオオオオオオオ!!」


バキィンッ!


プルル「な……!」


リリア「プルルさんっ!!」バッ

ぎぃんっ!


リリア「よ、よかった……防御魔法が間に合いました……」


プルル「ご、ごめんなさ……ゆ、油断してた……」


リリア「大丈夫ですよ。カトレアさんも回復しました。あとはアイツを倒すだけです」


プルル「倒すってどうやって……」


リリア「あのタイプの魔物は頭部が弱点だそうです。頭部に強力な攻撃を加えられればなんとか……」


プルル「転ばせて……凍らせる?」


リリア「! それです!」

リリア「私の木魔法で草結びを作れば……」


アイスゴーレム「オオオオオオオオオオオオ!」ゴオッ


リリア「行きますよ! プルルさん!」


プルル「うん!」

カトレア「あたしは何したらいいー!?」


リリア「かく乱をお願いします!!」


カトレア「りょーかい!」


アイスゴーレム「ゴ……オオオオオオオ……オオオオオオオォォォォォ!!」ブオンブオン


カトレア「遅い遅い!」ヒュンッ


プルル「と、飛んでる……?」


カトレア「あたしの風魔法はこんなこともできるんだよ!」


リリア「ナイスです、カトレアさん!」ボウンッ

リリア「はああぁぁ……!」


しゅるしゅるしゅるっ


アイスゴーレム「ゴ!? ゴオオオッ!!」グラッ…


カトレア「倒れろ……!!」グッ

カトレア「せえいやあぁっ!!」ゴオオッ


ばきいっ!!


アイスゴーレム「ゴオオオオオオ!」


ずうううん……!


リリア「今です!」


プルル「うん!」ヒュオオ!


ぴきっ ぴきぴきぴきぴき……


カトレア「おおー……」


アイスゴーレム「ォ……」ピキ…ン


プルル「凍……った?」


リリア「……カトレアさん。とどめを……お願いします」


カトレア「……りょーかい」スッ


ばきいんっ


ーーーーー

ーーー

ーーーーー


マスター「勇者ちゃんおかえりー! みんな待ってるわよー!」


リリア「あはは、ほんとに噂が早い……」


カトレア「マスター、あたしとこの子達にお酒ちょうだい!」


マスター「カトレアちゃん、仲良くなったの?」


カトレア「うん!」


リリア「あ、私達はお酒はちょっと……」


カトレア「えー、つまんなーい」ブーブー


兎人「あ、勇者さん! これ奢りです!」


リリア「ありがとうございます! いただきますね!」


ナマケモノ娘「これー……ゴミから出てきたからあげるー……」


プルル「ご、ゴミ……? 石……?」


ナマケモノ娘「んふふー……」


マスター「みんな、少しいいかしらー?」


しーん……


マスター「えーっと、皆さんご存知の通り、過去トップクラスに危険な魔物はこの村に侵入することなく討伐されました」

マスター「討伐してくれたのは……」チラッ


カトレア「リリアとプルル!」


マスター「そ。そんな二人の英雄さんに敬意と歓迎の意味を込めて乾杯したいと思いまーす!」


リリア「え、えへへ、照れますね」


マスター「ではではー……」

マスター「かんぱーいっ!!」


みんな「「「かんぱーい!!」」」

ーーーーー


カトレア「……にゃふ///」ヒック


マスター「あーもー、またそんなになるまで飲んで……勇者ちゃんたちホテルに行っちゃったわよ?」フキフキ


カトレア「ふにゃ……ゆーしゃ……?」クンクン

カトレア「ゆーしゃ~……」フラフラ


マスター「奥にお布団敷いておくから泊まっていきなさい?」クルッ

マスター「……あら? カトレアちゃんは?」

ーーーーー


ホテルーー


リリア「ジーリョの方は本当にいい人ばかりですね……ふぁ……」


プルル(それに付き合ってこんな夜中まで起きてるせんせの方がいい人だと思うけど……)


リリア「ぷるるさん、おやすみなさい……」


プルル「え、あ、お、おやすみなさい……」


リリア「……」


プルル「あ、も、もう寝た……? ほんとに疲れてたんだ……」


ギイイ……


プルル「!!」

プルル(だ、誰? 敵……?)


カトレア「ゆーしゃのにおいー……」クンクン


プルル(か、カトレアさん……?)


カトレア「にゃっふふ……」ヒック


もぞもぞ


プルル(何して……)チラッ


カトレア「あったかいにゃー……♡」ギュー


プルル「!!!」ガバッ


もぞもぞ


カトレア「おー? にゃんか入ってきた……?」


プルル「せ、せんせは渡さない……!」ギュー


カトレア「にゃはは、ゆーしゃは誰のものでもにゃいよー……?」ニヤニヤギュー


リリア(私まだ起きてるんですけど……)ドキドキ


ーーーーー

ーーー

リリア・セレスティア……

雪国アスセーナをプルルと共に発ち、獣の国ジーリョに到達

カトレアに出会うが、嫌われてしまう

現地人のお手伝いをしながらしばらくの時を過ごす

ジーリョに魔物の襲撃があり、それをプルル、カトレアと共に撃退

プルル、カトレアの両者から好意を寄せられつつある……


……名残惜しいが、この勇者のお話はここまで

彼女たちがこれからどんな物語を紡ぐのか思いを馳せつつ、次の勇者を探そうと思う

せっかくRにたてたのにエロくならなくてすみません…
次からはもう少しエロ寄りにしていこうと思います

リリアとプルル、もしくはカトレアとのエロシーンも書けそうならいずれ書こうと思います

ひとまず次の勇者を募集します

テンプレート↓
【名前】
【種族】
【年齢】
【職業】
【出身】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【得意魔法】
【勇者として】
【備考】

各項目の説明は>>3を参照

安価↓から3つほど案がでてくるまで
数が集まったらコンマを使用しての投票に移ります

【名前】リリィ(リリィ・ベンガニィ)
【種族】ワータイガー
【年齢】18
【職業】元家事手伝い
【出身】ワータイガー族の村アベンガ(土地信仰があり獣人の国ジーリョには併合しなかった)
【容姿】虎耳、しっぽ。体の部分部分に毛皮が控えめに生えてる。黄色くボリュームのある髪でストレート。スタイルはふつーで背丈は同年代の人間女の子と一緒。ワータイガー族特有の(道着のような)民族衣装にチェック柄の腰巻きを着用。装備は(両刃で長さ約80センチ程度の)白虎剣と手足にはめた銀のリング
【性格】ダウナー系。めんどくさがり屋で若干臆病。しかし裏表はなく、少しずつ勇気を出していく。自分は人の輪の中に入れなくてもいいからその風景は守りたい、よくあってほしいという理想をもっている
【好きなこと、もの】新しいもの、二度寝、昼寝、ふて寝
【得意魔法】なし。現在、肉体や感覚強化の魔法、簡単な魔法を練習中
【勇者として】以前はワータイガー族の勇ましい気風も意に介さず代わり映えのしない日常に飽々しながらグータラしていた。ある日一族の選ばれたものにしか抜けない白虎剣を引き抜き勇者として旅に出る……が、実は最近流行の南国ジュースを剣と刺さった台座にこぼしてしまい、それが程よい潤滑剤となり白虎剣が引き抜けただけ。『選ばれたものでもなんでもない』。そうしたことを言い出せず引くに引けないまま勇者となってしまった
【備考】
・本来白虎剣を引き抜けるものは他にいたがその人を差し置いて剣を引き抜いてしまう。本来起こり得ないことも起こす、いわば運命を乱れさせる特異体質。リリィの旅はそんな運に支え、かき乱されている(安価的にも)
・やること成すことを好意的に解釈されてしまう流されやすいタイプ。旅に出てからは勇者という立場によってさらに流されやすくなった
・グータラ生活をしていたので武器の扱い方は不馴れ。見よう見まねの我流でやっている。しかし旅の中で少しずつ戦闘センスは研かれていく
・身体能力は人間以上(それでも一族では鈍い方)
・選ばれしものではないので当然白虎剣も今現在のリリィに力を貸していない状態。しかしリリィの成長に応じて、白虎剣は籠手&具足、双剣、斧といった形状や真白虎剣へと変形可能に。またリリィを白虎スーパー形態にパワーアップさせることも

1、リリィ
2、アルフィナ
3、ミスズ

↓からの投票レスのコンマ合計が最速で150に達したキャラを勇者として採用します
自キャラには投票できません

アルフィナよ…あなたはなぜ勇者に…?

1、自発的に
2、里からの代表として選ばれた
3、女神からの神託を受けた
4、その他(自由安価)
安価↓

勇者候補はアルフィナに決定しました
設定は>>7を参照

「アルフィナ……アルフィナよ……」


アルフィナ「……ん?」ボケーッ


「……」

「お、起きてます? いや、夢の中なので起きてるとは言わないかもしれませんけど……」


アルフィナ「……夢の中? へえ……」キョロキョロ


どさっ


「あの、横になって何を?」


アルフィナ「んー? 夢の中って言われてもここ何もないし……それなら寝るしかないかなって」


「そ、そうですか。ではそのままで構いませんのでお話を聞いてください」


アルフィナ「んー」


「まずは自己紹介ですね。私は、女神と呼ばれる者です」


アルフィナ「へー」


「そして、あなたは私が選んだ勇者です」


アルフィナ「ほーん」


「あなたならきっと良い勇者になれると見込んでの頼みです。どうか森の外に飛び出し、魔を打ち払ってください」


アルフィナ「ほえー」


「……聞いてます?」


アルフィナ「聞いてる聞いてる。ずいぶんあたしに都合のいい夢だなーって感じ」

アルフィナ「まさか森から出たいあまりこんな夢を見るとは思ってなかったけどね」アハハ


「え、えと、夢……夢なんですけど、夢じゃなくって……」


しゅうう……


「えっ、えっ!? こんなタイミングで起きちゃうんですか!? ま、待って、せめて神紋をーー」


しゅうううう……


「と、とにかく! あなたは勇者ですからねーーーー!!」

とりあえず導入まで

アルフィナの【備考】にある「ある日たまたま近くを通った冒険者」を募集します(この冒険者についていく形で森から出ます)

仲間テンプレート↓
【名前】
【種族】
【年齢】
【職業】冒険者(あるいは他の職業でも可です)
【出身】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【得意魔法】
【備考】

安価↓から3つほど案がでてくるまで
数が集まったらコンマを使用しての投票に移ります

【名前】 シノ
【種族】 人間
【年齢】 20
【職業】吟遊詩人
【出身】海の国バイホー
【容姿】ピンク色のゆるふわロングの髪に翡翠色の瞳、タレ目でどこかぽわぽわした雰囲気を放つ
バイホーの民族衣装『着物』を着用
背は低いが、着物の上からでもわかる巨乳である
【性格】のんびりとマイペースな天然さん
【好きなこと、もの】 音楽、詩を考える、森林浴、お風呂
【得意魔法】音系統および水系統の魔法を扱う
【備考】 実はバイホーの良家のお嬢様で、家に縛られるのが嫌で旅に出た

1、ジレーネ
2、リーシャン
3、シノ
4、リリィ
5、ミスズ

↓からの投票レスのコンマ合計が最速で200に達したキャラを冒険者として採用します
自キャラには投票できません

冒険者はシノに決定しました
設定は>>207を参照

アルフィナ「……」ムクッ

アルフィナ「ふあぁ……」

アルフィナ(なんか変な夢みたな……勇者がどうのって……)

アルフィナ(んなわけないって……。どうせ今日もまた森に異変がないか見て回って、空の観測して、森の外から人が来ないか見張って……)

アルフィナ「つまらーん……」


ーーーーー

ーーー




アルフィナ(今日は見張りか……一番つまんないやつじゃん……)

アルフィナ(だいたいこんな森に誰が来るっていうのさ。外の方が楽しいものがいっぱいあるんだからこんなところに人が来るわけないじゃん)

アルフィナ(……海とか、行ってみたいな。本の中でしか見たことないけど、見渡す限り水しかないって……)キョロキョロ

アルフィナ(こんな見渡す限りの木とは違うんだろうな……)

アルフィナ「はあ……」

ーーーーー


???「ふう、ふう……」ザッザッ


ーーーーー


アルフィナ「っ」ピクンッ

アルフィナ(ーー敵?)


ーーーーー


???(疲れました……でも、こんな森の中ならきっと気持ちよく森林浴ができるはずです……)ザッザッ

シノ「もうちょっと……奥まで行きましょう……」


ーーーーー


アルフィナ(いた! ……人間?)

アルフィナ(警告して、ダメなら仲間を呼ぶ……うん、大丈夫)


ばっ!


ーーーーー


アルフィナ「そ……っ、そこの人間! 止まれ!」


シノ「は、はいっ!?」ビクーンッ


アルフィナ「こ、ここから先は私達エルフの森だ! お、お引き取り願おう!」


シノ「え、そ、そうだったんですか?」シュン

シノ「残念ですけど、それなら仕方ないですね……」


アルフィナ「て……敵じゃないのか?」


シノ「ええ。危害を加えにきた者ではありません。ただのしがない吟遊詩人ですよ」


アルフィナ「ぎんゆう……?」


シノ「旅をしながら歌を歌う仕事ですよ。知りませんか?」


アルフィナ「旅!? 旅してるの!?」ガバッ


シノ「ええ。それなりにいろいろなところは巡りました」フフン

アルフィナ「……あ、あのさ」


シノ「はい?」


アルフィナ「か、帰らなくていいよ。うちにおいでよ」


シノ「いいのですか? 入ってはいけないような雰囲気でしたが……」


アルフィナ「敵じゃないって説明すれば大丈夫! ……多分」

アルフィナ「その代わりさ! 旅のお話聞かせてよ!」


シノ「お話を聞きたいのですか? それでしたらいくらでもお話しいたしますよ」


ーーーーー


アルフィナ「ってことで人間を里にいれたいんだけど」


長老「その人間は今どこに?」


アルフィナ「まだ森の外側で待ってもらってます。勝手には入れられないし……」


長老「ふむ。敵ではないのか?」


アルフィナ「武器っぽいものは何も……」


長老「そうではなく、悪意のある者ではなかったか?」


アルフィナ「悪意は感じなかったけどな……。靴がボロボロになるまで歩いてきてる人間だよ?」


長老「ふむ……。本当に純粋にここに寄っただけ……か」

長老「面白い、呼んでみようじゃないか」


コンマ↓1
シノの打ち解け度
高いほどエルフのみんなと仲良くなる
00は100

そよそよ


シノ「……」


アルフィナ「その……ごめん」


シノ「あら、なんであなたが謝るの?」


アルフィナ「だって……あたしが里に入れたせいで、あなたすごく警戒されてるじゃない」


シノ「あなたが里に入れてくれたおかげで、わたしは今こうして気持ちよく森林浴ができてるんですよ」


アルフィナ「でも……」


シノ「でも、は言いっこなしです」

シノ「……ね、あなた、お名前はなんていうんですか?」


アルフィナ「……アルフィナ」


シノ「アルフィナさんですね。わたしはシノといいます」

シノ「ささ、アルフィナさん。ここに寝転がってみてください」ポンポン


アルフィナ「……」ゴロン


そよそよ


シノ「どうですか?」


アルフィナ「……変な感じ。空の観測をしてるときとは違う」


シノ「うんうん」


アルフィナ(……気持ちいい)


そよそよ

アルフィナ「ねえ、シノ」


シノ「はい?」


アルフィナ「シノはきっと出ていっちゃうよね」


シノ「そうですね。そう遠くない内にはまた旅にでます」


アルフィナ「……ついていっちゃダメかな」


シノ「……」


アルフィナ「あたしさ、ずっと考えてたんだ。この里の外には、森の外にはどんな世界があるんだろうって」


シノ「出られる……のですか?」


アルフィナ「ううん、里からは出られないんだ。森で生まれた誇りあるエルフは、森に生きなければならない……この里の掟なの」


シノ「なら……」


アルフィナ「だからって、諦めたくないよ。つまんないんだ、この生活」


シノ「……」

シノ「ダメですよ、わたしにはどうもできません」


アルフィナ「……うん、だよね」

アルフィナ「ならせめてさ、お話聞きたいな。旅の話」


シノ「ええ、それなら喜んで」

ーーーーー

ーーー




「早く出てってもらいなよ、人間なんて何するか分かんないじゃん」


「怖くないの? 人間だよ?」


アルフィナ「みんな怖がり過ぎだって、大丈夫大丈夫」


シノ「……」


アルフィナ「あ、ここあたしの家。入っていいよ」ガチャ


シノ「おじゃましますね」


アルフィナ「さっきの奴らの言うことは気にしなくていいからね」


シノ「まあ、そういう土地柄だと思うことにします」

シノ「それで、旅のお話でしたっけ」


アルフィナ「うん! 聞かせてくれる?」


シノ「もちろん。どんなお話が聞きたいですか?」


アルフィナ「そうだなー……」

アルフィナ「あ、ねえ。海って知ってる? 水がたーっくさんある場所なんだけど」


シノ「うみ……ですか。まあ、知っていますよ」


アルフィナ「じゃあ海の話が聞きたいな」


シノ「分かりました。上手く話せるかは分かりませんが……」


ーー海というのは、水がたくさんある場所。間違いありません。

ーーこの森にも川は流れているでしょうが、そんなものじゃありません。

ーーこの森をまとめて海に放り投げても、それでも海の何分の一の大きさにもならないんです。

ーー右を見ても海。左を見ても海。あまりに広くて、端が見えないくらいです。

ーーバイホーという国は、そんな海を股にかける国です。

ーー船という乗り物を使って、海に繰り出し漁をする。


シノ「ーーぁ」

シノ「……あれ? な、何かお話ししないとなのに……」


アルフィナ「思いつかないの?」

アルフィナ「体験談とかさ、そういうのは?」


シノ「え、ぅ……海の体験談はちょっと……」


アルフィナ「ふーん……ならさ、他の国のお話しをしてよ。そんな話だけじゃつまんないもん」


シノ「そ、そうですね。……こほん。では他のお話しをーー」

ーーーーー

ーーー




アルフィナ(すっっっ……ごい!)

アルフィナ(シノの話してくれたお話はとても楽しそうで、羨ましくて……)

アルフィナ(くー……!)

アルフィナ(いいないいな! あたしも行きたいよ!)


シノ「アルフィナさん?」


アルフィナ「ど、どうしたの?」


シノ「いえ、ボーっとしてたので……」


アルフィナ「あ、あはは、なんでもないよ。寝ちゃおう寝ちゃおう」


シノ「……」パサッ

シノ「……わたしは、明日にはこの里を出ます」


アルフィナ「え、も、もう行っちゃうの? まだ聞き足りないよ」

アルフィナ「あ、他のエルフが言ってたこと気にしてるの? あいつらのことは気にしなくていいのに」


シノ「部外者を快く思わないのは当然です。長居すればするだけ互いに悪影響なだけですから……」


アルフィナ「そっか……」

アルフィナ(どうしよう……付いていきたいけど……)


安価↓1
1、長老に直訴
2、黙って抜け出す
3、皆に宣言して飛び出す
4、その他

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