【ミリマス】莉緒「何で私が仲間はずれなのよ!」 (30)

バンッ!!

莉緒「あ!やっと見つけた!プロデューサーくん!」

P「おお、莉緒おつかれ」

莉緒「ちょっと聞きたいことがあるんだけど!」

P「なんとなく察しはつくな」

莉緒「新しくはじまるドラマ!なんで私をいれてくれないの!?」

P「しょうがないだろ。あのドラマは当て書きでつくってるんだからこっちにキャスティング権はないんだ」

莉緒「でもでも~!」

P「まあまあ、莉緒はこの前エレオノーラ役やったろ?」

莉緒「それとこれとは別!せっかくシアターのアダルト組でドラマも主題歌もやるのに蚊帳の外なんてイヤなの!」


プロデューサーと莉緒が駄弁るだけのSSです。
書きだめもナシです。



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P「別にシアターが閉まるわけじゃないしいつでも会えるじゃないか。また飲み会もするんだろ?」

莉緒「その飲み会もイヤなの!みんながドラマの話してる間「へぇ~そんなことがあったんだーあははー」って苦笑いしてる自分が想像できるわ!」

P「あぁ、それはちょっとキツイな…」

莉緒「でしょでしょ~?」

P「でも莉緒を入れたら撮影後も毎回飲み会するだろ?他のメンバーが毎回二日酔いになっちまうのはマズイ」

莉緒「そんなに毎回はしないわよ!…しないと思うわ…多分…」

P「うん。多分するな」

莉緒「だからって~。納得できないわ…」

P「こういうのは持ち回りみたいなもんなんだ。今回は諦めるんだな」

莉緒「…しょうがないわね。あーあ、せっかくの元社会人設定が無駄になっちゃったわ」

P「おお、そうだったな。莉緒はもと社会人だったな」

莉緒「そうよ。やめてストレス解消に飲み歩いてたら社長と知り合ったの」

P「どんな仕事だったんだ?」

莉緒「普通の事務よ。制服着て9時5時で働いてたわ。でも先輩と合わなくて辞めちゃった」

P「莉緒は一見軽そうにみえるからあんまり同性の先輩には好かれないかもな」

莉緒「うるさいわねぇ。人の事言えるの?」

P「フッ…おれは太鼓持ちだけでここまで上がってきたんだ…」

莉緒「自慢することなのかしら…」

P「莉緒はじっくり話してみたらしっかりした女の子ってわかるんだがな」

莉緒「出たわね女たらし。冗談で言ってるって流石にわかるわ」

P「ははは、半分本気だよ、半分な」

莉緒「もう…Pくんて学生時代モテたの?実際」

P「モテモテのモテだよそりゃ」

莉緒「ほんとかしら~?ねぇ、じゃあ実際に今わたしを落としてみてよ」

P「ん?そうか、なら……いや、やっぱやめとこう。マジで落としちまう」

莉緒「あははは!」

P「……そんな笑うことないだろ?」

莉緒「はぁーなんか面白かった。いいじゃないPくんはアイドルのプロデューサーとして今はモテモテなんだし!」

P「モテない仮定で話を進めるな。…プロデューサーとしてもアイドル達から向けられてるのは親愛だろ?そろそろラブが欲しいなラブが!」

莉緒「あら~、ラブな子もいるとおもうわよ?」

P「それだってバイトの店長を好きになる女子高生みたいなもんだ。恋に恋する年頃なのさ」

莉緒「なら大人組はどうなのかしら?たとえば……わたしとか?」

P「からかうなって…あんまりそういうこというと本気にするぞ?」

莉緒「本気よ。Pくんはわたしのことどうおもってるの?」

P「え、あ、いや俺とお前はプロデューサーとアイドルっていう立場だしもしそういう関係になったらマズイというかなんというか……」


莉緒「ぷっ……あははは!冗談よ冗談!」

P「な!お前言っていいことと悪い事があるだろ!もうしらん!さっさとレッスンでもなんでも行ってこい!」

莉緒「ごめんなさい、プロデューサーくん。でもあんなに慌てた様子はじめてみたわ!あはは」

P「……」カタカタ

莉緒「ごめんってプロデューサーくん…」

P「……」カタカタ

莉緒「ごめんなさいプロデューサーくん……どうしようかしら…」

莉緒「あ!そうだ!見てこれ!タブレットで操作できるドローン!プロデューサーくん好きそうだなぁって!これプレゼントしてあげる!」

P「……カメラ付き?」カタ...

莉緒「えっと…付いてるわ!」

P「……欲しいかも」

莉緒「よかったぁ…なんでわたしこんなことしなくちゃいけないのかしら…?」

P「カメラ付きならライブでも使えるな……フフフ…」

莉緒「でもプロデューサーくんは今みたいに他の子が告白してきてもうまくやれる?」

P「できると思ってたがさっきので自信がなくなったな…」

莉緒「ちゃんとしないとダメよ。色恋は女の職場の天敵よ?」

P「まぁありえないこと考えても意味ないんじゃないか?」

莉緒「あり得ないなんてことなんてあり得ないわ!たとえばそうねぇ…ラブレター!渡されたらどうする?」

P「食べる」

莉緒「食べる!?どうしてそうなるの?」

P「完璧な証拠隠滅だろ?」

莉緒「そうだけど……アフターケアもへったくれもないわね…」

P「だからあり得ないっていってるだろ?」

莉緒「モテモテのモテ発言はどこいったのかしら」

P「そんなこといって莉緒さんはさぞモテたんですよねぇ?」

莉緒「そりゃあ……モテモテのモテよ」

P「自分で言ってて悲しくないか?」

莉緒「くっ……どうすればモテるのかしら」

P「俺に聞くか?」

莉緒「そうよね、童貞に聞いても意味ないかー」

P「どどど童貞ちゃうわ!」

莉緒「あはは!お約束ね!でも真剣に答えて?なんでモテないのかしら」

P「んー…そうだな、恥じらいじゃないか?」

莉緒「恥じらい?」

P「ああ、莉緒は平気で露出度の高い格好を俺に見せてくるだろ?ああいうのって引いちゃう男も多いと思うんだ」

莉緒「へ?男の子って肌の露出が多いほうが喜ぶものじゃないの?」

P「なんというかなぁ、好きな女の服の下は自力でみたいっていうか…見せられた時点で他のやつにもみせてんだろうな、とか考えちゃうんだと思う」

莉緒「いや~ん、エッチねぇ」

P「男はみんなエッチだよ」

莉緒「でもならなんでグラビアとかは売れるのかしら?」

P「手に入らないからと……あとは自家発電用だろうな」

莉緒「自家発電って?男の子って自分で電気を作ってるの!?スゴイわ!その電気でケータイぐらいは充電できるの!?」

P「……莉緒って女子校出身か?」

莉緒「そうだけど…共学ならわたしもモテモテだったと思うのよねー!」

P「凄く過保護な友達とかいなかったか?」

莉緒「いたわ!よくわかったわね!いっつも「莉緒ちゃんにはまだ早い!」って言われてたわ」

P「ようやく納得いったよ、色々と」

莉緒「なに勝手に一人で納得してるのよー。で、いったい自家発電ってなんなの?」

P「んー『莉緒ちゃんにはまだ早い!』」

莉緒「えーいじわるー。最近このみねえさんにもそれ言われるわ」

P「できればそのままキレイな莉緒のままでいてくれ」

莉緒「うーん、釈然としないわ…で、結局モテるためにどうすればいいの?」

P「適度に恥じらいを持って普通にしてればモテるんじゃないか?かわいいしスタイルいいし社交的だし性格も良い」

莉緒「あら…珍しく誉め殺しね。照れちゃうわ…」

P「いまのは客観的にみた上での意見だ。嘘じゃない」

莉緒「ありがとう!素直にその言葉受け取っておくわ。それで…プロデューサーくんは主観的にみてどういう子が好きなの?」

P「すきなタイプは?ってことか…」

莉緒「そそ」

P「そうだな……これよくある質問だが1番困るんだよなぁ」

莉緒「じゃあ俗っぽい質問からいくわ。何フェチ?」

P「足だな」

莉緒「えー?おっぱいかと思ったわ。よくわたしのも見てるし♪あ、最近わたしまた少し大きくなったのよ?」

P「お!マジか!ちょっとそこでジャンプしてみろよ!」

莉緒「……いまのは少し、いやかなりキモかったわ」

P「すまん…。いやおっぱいも嫌いじゃない。むしろすきだ。ただ足の方が好きってだけだ」

莉緒「なら明日からミニスカートとかホットパンツとか多めにしようかしら」

P「ん?勘違いするな、俺がすきなのはレッグじゃなくてフットだ。くるぶしから下の部分」

莉緒「そっち!?珍しいわね…なんで好きなの?」

P「フェチの質問に『好きだから』以外の回答はないだろ。好きだから好きなんだ」

莉緒「そういうものなのね。また一つ賢くなったわ」

P「実はAngelic Paradeの衣装にサンダルを推したのは俺なんだ」

莉緒「あぁー!あれカワイイわよねー!でもちょっと待って…花ざかりの4人もAngelよね…。もしかしてPくんAngel贔屓してない!?ひどいわ!そんな理由があったなんて!」

P「たまたまだ!たまたま!」

莉緒「どうかしら…まだ信じられないわ…」

P「莉緒は!?莉緒はフェチとかあるのか?」

莉緒「そうねぇ…フェチなのかはわからないけど男の人のスーツ姿はすきよ♪」

P「へぇーそうなのか。明日から毎日着てくるよ」

莉緒「今までも毎日着てるじゃない!ちょっとは興味持ちなさいよぉー」

P「莉緒にモテてもしょうがないからなぁ」

莉緒「見てなさいよ!うんとキレイになって見返してやるんだから!」

P「ははは!恋愛漫画で退場する女の子のセリフだな」

莉緒「次よ次!中身はどんな子がいいの?」

P「そうだなぁ、いまは仕事が楽しいし忙しいから今の仕事を尊重してくれる方がいいな。それで同世代であとは…お酒は好きな方がいいかな」

莉緒「仕事に理解ってことは同じ業界ってことよね…それで同世代でお酒好きって……もしかして私しかいなくない!?」

P「ははっ」

莉緒「なによー照れちゃって♪百瀬のココ空いてますよ?」

P「微妙に古いし、男側のセリフだそれは」

莉緒「テヘペロ♪」

P「それも古い」

莉緒「えぇー?これも古いの?じゃあいま若い子にはなにがはやってるの?」

P「よくわからんが…やばたにえんのむりちゃずけ?っていうのは聞いたな」

莉緒「なにそれ…理解不能だわ」

P「時代だな…この前「あーいとぅいまてーん!」って謝ったらこのみさんしか笑ってなかったし、桃子に『ふざけてるの!?お兄ちゃん!!』って怒られたよ」

莉緒「私達の世代はみんなエ○タの神様みてたわよね~」

P「懐かしいなぁ」

莉緒「それでプロデューサーくん?わたしのタイプは聞かないの?」

P「モモセサンハドンナヒトガタイプナンデスカ?」

莉緒「も~!ちょっとは興味はもってよ~!」

P「持ってる持ってる。で、どんな白馬の王子様がお望みなんだ?」

莉緒「えっとねぇ、優しくてかっこよくて私より背が高くスーツが似合って仕事が出来る人かな♪」

P「もしかして…俺か?」

莉緒「あら♪」

P「莉緒、俺のココ空いてるぞ」

莉緒「あらあらそれじゃあ失礼して……やっぱりやめとくわ///」

P「なんだノリ悪いな。いつもの莉緒らしくない」

莉緒「やっぱりカラダがくっついちゃうようなことを自分からするのは恥ずかしいわ///」

P「それだよ!それ!!今の莉緒は最高にカワイイ!!宇宙一だ!!」

莉緒「やめてよ!プロデューサーくん!///」

P「やっぱり莉緒に足りないのは恥じらいだったんだ!唯一の欠点が莉緒から消えたいま、百瀬莉緒は完璧な存在になった!」

莉緒「~~/// えーっと…そろそろレッスンいってくるわ///長いこと話しちゃってたみたいだし…」

P「まて!もっと俺に恥じらう百瀬莉緒を堪能させてくれ!なんでもするから!」

莉緒「じゃあまた飲みにいきましょ?それじゃ行ってきまーす!///」バタン

P「まってくれ!…いっちまった」





莉緒「やっぱかなわないなー…あの鈍感プロデューサーには…どう攻めればいいのかしら…」

おわり

冗談ぽく好意を伝えることしか出来ない莉緒やんかわいいよね。月曜からのイベント頑張るからみんな頑張らないでね…?
こんなのでよければまた書きます。

>>20
(みんな頑張らなかった結果イベント冷え冷えで出番が減らされる可能性)

その欠点消えたら本当に完璧になりそう、乙です

>>1
百瀬莉緒(23) Da/Fa
http://i.imgur.com/ME7L1hW.png
http://i.imgur.com/rkRgGFa.jpg

http://i.imgur.com/fUuVE89.jpg
4Luxury楽しみ

>>21 意地悪なこと言うなぁ
まぁあの4人の時点で冷え冷えなんてことあり得ないんですわ…

>>22いつも画像を載せてくれる人同じひとなんですかね?いつもありがとうございます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年05月26日 (土) 20:19:07   ID: yRLGK8yv

残念だが冷え冷えイベになってるな。5th前にやるイベントでもないし、センターコンビニは自分のソロ宣伝告知ばっかだし。なんか盛り上がりが………

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