【月刊少女野崎くん】姉のアイドル~姉の友人編~ (27)

野崎くんSS

原作最新刊のネタがあるのでアニメ派の人は注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526468638

僕の名前は佐倉十和、中学2年生です。 ??僕には高校生の姉がいます。 ??その姉は……
??????佐倉「そしたら野崎くんがねー……」








????佐倉「野崎くんはいつも……」 ????????








佐倉「あ! そういえば野崎くんが……」 ????????????


















モデルの野崎さんが大好きです。

十和「……姉ちゃん」

??佐倉「ん? 何?」 ??

十和「うるさい」

??佐倉「えっ!? どうしたの急に!?」 ??

十和「いやだって、僕と話す時いつも野崎さんの話ばかりじゃん」

??佐倉「だって野崎くんの事が大好きなんだもん!!」 ??

十和「……そうかもしれないけどさ」

そんなある日

十和(はぁ……今日も練習疲れたな)

十和(家に帰ってゆっくり……)

十和(……いや、できないな)

十和(姉ちゃんの事だからいつものように……)








佐倉『お帰り十和!! あのね、今日野崎くんがね……』






十和(……と、帰ってきたばっかりの僕に野崎さんトークをぶちかますに違いない)

十和(本当勘弁して欲しいよ……あれって聞く側はかなり疲れるんだよなぁ)

十和(あれ、でも待てよ。 今日確か学校行く時に……)





佐倉『十和ー、今日友達家に来るけどいいー?』




十和(……って言ってたから……もしかしたら家に姉ちゃんの友達がいる可能性がある)

十和(友達といるなら僕と話す事もない……即ち僕は姉ちゃんの野崎さんトークを回避できるかも……)

一方

瀬尾「そしたらそん時若がさー……」

佐倉「もう結月ったらー。 若松くんをいじめちゃダメだよ?」

瀬尾「いじめじゃねーって。 可愛がり」

鹿島「ねぇ千代ちゃん。 トイレ借りてもいいかな?」

佐倉「トイレ? いいよ!! 玄関の左側だよ!!」

鹿島「ありがとー」タッタッタッ










十和「ただいまー」

ガチャッ

鹿島「あースッキリしたー」

十和「!!!?」

鹿島「……!!」

十和「あ……あ……」

鹿島「あーーーーー!! あの時の!!」

ドタドタ

瀬尾「鹿島どうしたー」

瀬尾「……って誰お前」

十和「ど、どうしてあのモデルさんが……姉ちゃんの家に?」

瀬尾「すっげー!! 千代より背がでけー!!」

十和「……」

十和(姉ちゃんの部屋に無理矢理連れてこられてしまった……)

瀬尾「確かに千代に似てんなー! 目とか!!」

十和(なんだこの人……新種の生き物を初めて見るような目で僕をジロジロ見てる……)

鹿島「いやー、まさか君が千代ちゃんの弟だなんて」

十和(まさかこの人が姉ちゃんとお友達だなんて……)

佐倉「ごめんね鹿島くん!! その時に弟が迷惑かけて……」

鹿島「ううん、迷惑なんかかけてないよ」

十和「あの……逆に姉が迷惑かけてないですか?」

佐倉「と、十和!!?」

十和「その……家では野崎さんの話ばっかりしてるので……もしかしたら学校でも……」

佐倉「こ、こら!! なんで言うの!!///」

鹿島「あー……やっぱり家でもかー」

十和「『でも』……? てことはやっぱり!!?」

瀬尾「あーこいつしょっちゅううるさいよ。 野崎野崎って」

佐倉「結月!!!//////」

十和「ご迷惑をおかけしています……あの、うざかったらスルーしていいんで……」

鹿島「ううん、全然うざいなんて思ってないよ」

佐倉「うう……恥ずかしい///」

瀬尾「すっげえほっぺやらかいなー」

プニプニ

十和「うわあっ!? ちょ……やめてください!!///」

鹿島「先生その辺にしときなよー」

十和(僕はいつになったら開放されるるんだろう……)

瀬尾「ねぇ千代、こいつって女にも見えね?」

十和「!!?」

佐倉「え、そうかな?」

鹿島「あ! でも確かに女装とか似合いそう!!」

瀬尾「そうだ!! 女装とかさせようぜ!!」

十和「!!!?」

瀬尾「千代!! なんか服ない!?」

佐倉「え、ええと……」

十和(な、なんでだ……)

十和(なんで僕が女装しなきゃいけないんだ!!?)

十和「あの……僕そろそろ……」

佐倉「!! そうだね。 ごめんね十和、無理矢理呼んじゃって」

佐倉(嫌そうな顔してるしそろそろ開放した方がいいよね)

佐倉(というか結月が無理矢理連れ込んできたんだけどね)

瀬尾「えー」

鹿島「いやいや、『えー』じゃないよ」

瀬尾「このセーラー服とか似合いそうなのに」

佐倉(演劇部の衣装で余ったからあげるって言われたセーラー服だ……)

鹿島「先生勝手に人ん家のクローゼット漁っちゃダメだよー」

佐倉「……セーラー服……」

佐倉「……はっ!!!」

野崎『セーラー服着ないか?』

佐倉『や、やっぱり無理!!///』

野崎『そうか……御子柴もなかなか着てくれないし……』

野崎『誰かが着てるのを撮りたいんだが……』













佐倉「十和!! セーラー服着よう!!」

十和「は!!!?」

十和「ちょ……いきなり何言ってるの!!?」

瀬尾「おーやっぱ千代もやる気になったかー」

佐倉「ほら!! 早く脱いで!!」

十和「や、やだよ!! なんで僕が女装しないといけないんだよ!!///」

佐倉「お姉ちゃんの恋路の為だと思って!!」

十和「関係あるの!!?」

瀬尾「ほらほら、脱げよ脱げよ」

十和「わ、ちょ……やめてくださいよ!!」

佐倉「鹿島くんも手伝って!!」

鹿島「うーん……千代ちゃんがそこまで言うなら……」

鹿島「弟くん、ごめんね?」

十和「うわああああああ!!!」








パシャ!! パシャパシャ!!

佐倉「うん!! いい感じ!! 似合ってるよ!!」

鹿島「可愛いね!! 堀ちゃん先輩よりもヒロイン似合いそう!!」

十和「……」

十和(……もうヤダこの姉)

十和「あの……もう終わっていいですか?」

佐倉「!! そうだね、撮れ高おっけー!!」

十和(いつからテレビ局のカメラマンになったんだ)

佐倉「ごめんね十和!! 本当にありがとう!!」

十和「……もう出てっていい?」

佐倉「うん!! いいよ!!」

瀬尾「あ! これ千代のスク水じゃね!!?」

佐倉「!!!!」

野崎『佐倉、スク水着てくれないか?』

佐倉『無理無理無理!!///』

野崎『マミコが学校で泳ぐシーンを書きたいんだが……』













佐倉「待って十和!!!」クワッ

十和「!!!!」ビクッ

佐倉「……スク水」

十和「着ない」

佐倉「1枚だけでいいから!!」

十和「枚数の問題じゃない!!」

佐倉「鹿島くん!!」

鹿島「……僕は好きな人の為だったら……嫌でも言うことを聞かせるよ」

十和「お、王子……」

十和(……って何言ってんだ僕は!!?)

瀬尾「よし今だ!!」バッ

十和「うわあああああああああ!!!」



十和「……」

佐倉「ご、ごめんね十和。 お姉ちゃん達、夢中になって」

十和「出てって」

佐倉「え……」

十和「部屋から出てって」

佐倉「う、うん……」

バタン

次の日

十和「あー……」

十和(昨日は……本当に酷い目にあった)

十和(姉ちゃんなんか嫌いだ……)

十和(けど……今日は姉ちゃんの事を忘れられる)

十和(何故なら行きつけのスポーツショップに行くからだ)

十和(テニス用品を眺めるだけで……僕の心は癒される!!)











十和「さてと……何を買……」

佐倉「うーん……」

十和「!!!?」

十和(な、なんで姉ちゃんがここにいるんだ!!?)

佐倉「す、すいません!! テニス用品で聞きたい事があって……」

十和(え……)

店員「はい」

佐倉「あ、あの!! テニスの事よく分からなくて……」

店員「テニス始められるんですか?」

佐倉「あ、いや!! そういうわけじゃなくて……」

佐倉「テニスやってる弟がいるんですけど……昨日ちょっと酷い事しちゃって」

佐倉「だからお詫びにテニス用品をサプライズしようかなーって思って……」










十和「……」

佐倉「はぁ……結局分からなかった……」

佐倉(どうしよう……まだ怒ってるだろうなー……)

十和「姉ちゃん」

佐倉「あれ!!? 十和!!? なんでここに!!?」

十和「……昨日ごめん」

佐倉「え?」

十和「いや……あんな怒っちゃって……」

佐倉「う、ううん!! なんで十和が謝るの!!? 謝るのは私だよ!!」

十和「……おやつ」

佐倉「え?」

十和「テニス用品いらないからさ……おやつ買ってよ」

佐倉「な、なんで知ってるの!!!?」

十和「……見てた」

佐倉「えっ!? あそこにいたの!!?」

十和「今おやつ欲しいから」

十和「……いい?」

佐倉「うん!! 勿論いいよ!!!」













十和「あの二人からお金もらったの!!?」

佐倉「うん、弟くんに悪いことしたからって……」

佐倉「だから二人からもらったお金と私のお金でなんか買おうかなって思って……」

十和「そんな……別にそんな事しなくていいのに……」

十和「……」

十和(やっぱり姉ちゃんの友達だ……二人とも優しいな)

別の日

佐倉(今日は野崎くんに十和の女装した写真を見せなきゃ!!)

佐倉(十和の頑張りを無駄にはできないよね!)

ガチャッ

佐倉「野崎くん!! お邪魔しま……」

パシャパシャ!!

御子柴「おい野崎!! もういいか!!?///」

野崎「ああ十分だ。 ありがとう」

佐倉「みこりん!!? なんでセーラー服着てるの!!?」

野崎「資料用のフィギュアを買う条件として着てもらうことになった」

佐倉「そ、そうなんだ……」

佐倉(もう撮っちゃったってことは……この写真いらないね)

佐倉(ごめんね十和……)

御子柴「よし!! 終わりだな!!?」

野崎「ああ、終わりだな」

佐倉(!! そうだ!! セーラー服はダメでもスク水の写真なら……)

野崎「セーラー服はな」

御子柴「『は』……?」

野崎「次はこのスク水を頼む」

御子柴「ふざけんなああああああああ!!!」

佐倉「」

終わり

>>2訂正

僕の名前は佐倉十和、中学2年生です。 僕には高校生の姉がいます。 その姉は……
佐倉「そしたら野崎くんがねー……」








????佐倉「野崎くんはいつも……」








佐倉「あ! そういえば野崎くんが……」


















モデルの野崎さんが大好きです。

>>25訂正

僕の名前は佐倉十和、中学2年生です。 僕には高校生の姉がいます。 その姉は……
佐倉「そしたら野崎くんがねー……」








佐倉「野崎くんはいつも……」








佐倉「あ! そういえば野崎くんが……」


















モデルの野崎さんが大好き

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