瑞樹「ミスコン決勝戦は…!」相葉夕美「シンデレラ・ライブバトルですっ!」 (162) 【現行スレ】



~ここまでのあらすじ~

200名以上のアイドルから№1美少女を決定するモバマスミスコンバトルは、予選、一回戦、準決勝が全て終了… 残すは決勝戦のみ!

そして… 横浜アリーナを舞台に、その決勝戦を兼ねた一大イベント“シンデレラ・ライブバトル”がいよいよ開催されようとしていた……



  ガヤガヤガヤワイワイ・・・  イヨイヨハジマルナ!  ダレガユウショウスルンダ?  ザワザワザワ・・・・ パァッ!


大勢の観客たちが見守る中、中央左のミニステージがライトアップされ、その中に凛とした知的な美女が現れる…!


川島瑞樹『イェ――イッ!! みんなっ! おぅ待たせしましたぁ――っ!!』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/1/f/1f2f2b09.jpg

瑞樹『本日は、これまで約二ヶ月間に亘って行われてきたアイドル美少女コンテストの最終日・・・決勝戦です!!』

瑞樹『最後のバトルは、私たちが総力を挙げてお届けする“シンデレラ・ライブバトル”…! 総出演約40名の一大イベントですので、どうぞ、最後まで目一杯楽しんでいって下さいねっ!』


 ワアアアアアアアアァァァ―――――ッ!!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!


瑞樹『さあ… このミスコンのグランプリ・・・“モバマス最強美少女”の称号を得るのは、果たして誰になるのか…?』

瑞樹『興味の尽きないところですが…その答えも、もうすぐっ! 遂に、出るのですっ!!』

瑞樹『では早速、まずはこのファイナルステージへと駒を進めた究極の美少女“アルティメット・ビューティー・ガール”4名に登場して頂こうと思います! 愛梨ちゃん! よろしくぅ!!』


愛梨『はーい! ではぁ・・・全参加者200名以上の中から、選びに選び抜かれた4名をご紹介しま~す!!』

愛梨『いくつもの熾烈なバトルを勝ち上がってきた、最強の美少女戦士たち・・・まず一人目は、こちらですッ!!』バッ


 プシュ――――ッッ!!


?「………」トコトコ…


 オオッ!! ウワアアアアアアアアアアアアアアァァァ―――――ッッ!!!!


愛梨の合図で、中央のステージ奥から白い煙が噴き出し、そこから一人の少女が現れると同時に、会場のボルテージは最高潮に達した・・・



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526215996



・1作目→瑞樹「モバマスアイドル美少女コンテスト!いぇーい!」愛梨「瑞樹さん?」【投票SS】
     瑞樹「モバマスアイドル美少女コンテスト!いぇーい!」愛梨「瑞樹さん?」【投票SS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520070750/)

・2作目→菜々「一回戦はメイドで勝負です!」みく「ちょっと待つにゃ!!」=3
     菜々「一回戦はメイドで勝負です!」みく「ちょっと待つにゃ!!」=3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521370628/)

・3作目(前スレ)→瑞樹「準決勝は…?」兵藤レナ「ポーカー勝負よ!」
         瑞樹「準決勝は…?」兵藤レナ「ポーカー勝負よ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524306223/)


※コンマを使ってのミスコンバトル。本日は、23:00~23:15の間に一斉にコンマを取ります。

決勝戦は全12曲(4人×3曲)のライブです。 一人一曲ずつ、4曲歌われた時点でコンマバトルを行い、計3回のコンマバトルの合計ポイントが最も高かったアイドルがグランプリとなります

雪美はまだ声がなく自分の持ち歌がないので、3曲全てカバー曲を歌います。 愛梨も一曲だけカバーを歌います

コンマバトルはやや変則、「1~25→フレ、26~50→楓、51~75→愛梨、76~00→雪美」というカンジで分かれてて、それぞれ自分の数域のコンマ一つで1000点入ります。 また、他の3人にも100点ずつだけ入ります

ただし5の倍数の場合は、3倍の3000点が入り、他の3人には点は入りません。 

また、コンマは設定された時間内に一斉に取ります。 今日は23:00~23:15の15分間。 この時間内であれば、一人3回までレス出来ます。(IDをチェックします。単発IDは無効となります)

決勝戦は>>1も一人の観客としてコンマバトルに参加させてもらおうと思います。

基本、ライブは4人の共演者と一緒に5人で歌われます。 最高得点の曲を歌ったメンバーは、ミスコンとは関係なく全員表彰され、「ベスト・ステージ賞」が贈られます。


※歌詞は、貼られた動画の分しか載せていません



そう… 白煙より姿を現した、その少女は・・・!


宮本フレデリカ『フンフンフフーン♪ フンフフー♪』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/1/9/19622e61.jpg

フレデリカ『・・・ジュテーム!シルブプレー? クレーム・ブルレー! マカローン、クレープ、ババローワ…』

フレデリカ『ウーン… ニホンゴ、ムズカシイデス… アタシ、フランスカラキタ、フレデリカ、ヨロシク・・・!』

フレデリカ『・・・なーんて! 冗談だよん♪ 見ての通り金髪碧眼だけど、日本語しか喋れませーん! 騙された? ウシシシw!♪』

フレデリカ『ママがフランス人なんだけど、ママも結婚して日本に長くいたからフランス語忘れちゃったんだって! おマヌケだよね~~w♪』ウププ

フレデリカ『でも! アタシの故郷はフランスの芸術とお洒落の街パリ! こないだお仕事で久しぶりに行ってきたんだー♪ 今日はその時のことを歌ったソロ曲も披露しちゃうよーん♪』

フレデリカ『ちなみに! フレちゃん高校生の頃はモデルをやっててねぇ~… このナイスバディを生かしてみんなを悩殺…』ペラペラ


瑞樹『ちょ…ちょっとちょっとフレちゃん喋り過ぎ! 最初はそのくらいにして!』


フレデリカ『おりょ? ヤッチャッタかな? でへへっ、許してしるぶぷれ~~♪』


 ナハハハハハww  サスガフレチャンw  ガンバレヨォッ!  イッキニユウショウダァッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!



愛梨『えっとぉ… ご覧の通り、とっても明るくていつも元気なフレデリカちゃん…!』

愛梨『実は彼女はこの大会、予選を通過していないのですが… もともとリポーターをしてた一回戦で、諸事情により急遽選手として参加し、そこで見事に1位通過…!』

愛梨『準決勝のポーカー勝負でもモノスゴイ強さを見せて1位通過、ここまで一度も誰にも敗れていません』

愛梨『チャームポイントは、まるでサファイアのように輝くエメラルドグリーンの瞳…! 彼女に見つめられたら、誰もが一発KO悩殺で~す♪』

愛梨『日仏ハーフの小悪魔エンジェルが、その勢いのままに私たちアイドルの頂点に立つのか・・・? 注目ですねっ!♪』

愛梨『では、続きまして二人目は・・・』


愛梨『二人目は・・・こちらの方です! どうぞ!!』バッ


 プシュ――――ッッ!!  ……


高垣楓『うふふ… よろしくお願いしますね♪』トコトコ… http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/2/a/2a9446cc.jpg


 ワアアアアアアアアアアアァァァ―――ッッ!!  デタァッ!  カエデサーンッ!  カエデェッ!  ケッコンシテクレェッ!! ウオオオオォカエデエェッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!!


神々しさすら感じられる、楓の圧倒的オーラをまとった姿が顕現した途端… フレデリカを超える歓声が沸き起こり、一部では発狂する者まで現れる…!


愛梨『す・・・凄い歓声です。 さすがは予選の時から優勝候補本命と言われていた楓さん・・・!』

楓『…ねえ愛梨ちゃん、私思うんだけど… “ミスコン”って、名前おかしくないかしら…?』

愛梨『え? 名前? ど、どうしてですかぁ・・・?』

楓『だって・・・ “ミス・来ん!”なんて、変よねぇ?  ちゃんとこうしてミスが来てるのに・・・ 私まだ既婚者じゃないわよ?』

愛梨『・・・・・』


 シイイィ―――ン……  ヒュウウウゥゥ―――………


楓のそのダジャレにより、凄まじい熱気に包まれていた会場は一気に凍りついたのだった…



愛梨『え、えっと… 楓さんの魅力と言いますと、その神秘的な容姿はもちろん… このダジャレもチャームポイントの一つですよね…』ナハハ…

愛梨『誰もが振り返って二度見、三度見してしまうほどのすごい美人ですが、お酒好きだったりダジャレ好きだったりで、中身は少しオヤジくさく… そのギャップが彼女の魅力の一つなのかもしれません♪』

愛梨『楓さんは予選を最高成績で通過のあとは、一回戦メイド勝負第二戦を、2位で通過… 次の準決勝ポーカー勝負では、一時最下位に落ちて窮地に立たされましたが、奇跡の逆転を見せて見事このファイナルステージに駒を進めてまいりました』

愛梨『この決勝戦はライブステージ勝負ですので、経験や風格から、楓さんが最も優勝に近いと言われていますが… 果たして、その下馬評通りの結果となるのか…? その実力が試されることになりそうです!』


愛梨『さて! では、3人目は・・・こちらの方です!』


 プシュ―――――ッッ!!  ……


再びステージ奥から沸き上がる白煙… しかし……


 …ン?  ドウシタ?  ダレモデテコネーゾ…?  ナンダナンダ  ワイワイガヤガヤガヤ……


今度は誰もステージ上に現れず、観客席から戸惑いの空気が流れ始める…


愛梨『…えへへ、ごめんなさい、3人目は実は・・・』


愛梨『この私でぇーす♪』エヘヘッ http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/8/3/83b96d6b.jpg



 トトキン!  シッテルゾ!w  ソウユウエンシュツカw  ユウショウダアイリチャーンッ!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!


愛梨『はぁーい/// 私一応、川島さんと同じでこのイベントの司会進行の役なんですが・・・///』

愛梨『なぜか決勝まで来ちゃいました♪ とゆうことで・・・ここからは司会を交代したいと思います。 夕美ちゃん、よろしくお願いしま~す♪』

相葉夕美『はいっ、お疲れ様愛梨ちゃん… ここからは選手の方に集中してねっ!♪』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/4/e/4e1b69b7.jpg


いつの間にか愛梨のすぐ横に来ていたのは… 花飾りのついたブーケのようなティアラをかぶった、天真爛漫フラワーガール・相葉夕美!


夕美『ということで・・・』

夕美『ここからは私、相葉夕美が決勝戦の司会進行を務めさせていただきますねっ!♪』

夕美『愛梨ちゃんと同学年の大学1年の18歳、趣味はガーデニング… 特技は花言葉をつかってメッセージを送ることです♪ よろしくお願いしますっ!』ニコッ


 オオオォ…  アイバチャン!  カワエエノウ…///  ガンバレェッ!  シカイマカセタデッ  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……



夕美『では! まずは愛梨ちゃんの紹介ですが・・・』

夕美『皆さんご存知の初代シンデレラガール…! 予選ではそれほど注目はされていなかったようですが…』

夕美『本選では、一回戦メイド勝負第一戦をトップ通過、そして準決勝ポーカー勝負第二戦もトップ通過…!』

夕美『フレデリカさんと同じく、ここまで完全に土つかずで来ています。 いやいや、さすがは愛梨ちゃんっ♪』

夕美『愛梨ちゃんの魅力は、とてもいっぺんには語り尽くせないほどたくさんあると思うけど… やっぱり、ちょっと天然っぽくって、無防備でゆるふわ~な雰囲気がすごくかわいいですよねっ♪』

夕美『この決勝戦では、自分のソロ曲のほか、カバー曲も歌ってくれるそうです』

夕美『ふんわりしてるけど芯があり、とても安定した歌唱力があると言われる愛梨ちゃんの歌・・・とっても楽しみですよねっ!』


夕美『さあでは! いよいよ最後、四人目の選手の紹介です・・・ こちらですっ!』バッ


 プシュ――――ッッ!!  ……


雪美『……… よろしく… お願い… します……』トコトコ… http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/e/8/e87d4e28.jpg


 ウオオオオオォユキミン!!  ユッキミーンッ! ファイトダユキミン!  ユウショウシチャエエェッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!


雪美が、あのメイド服を基調とした“プチ・マドモアゼル”の衣装で登場すると… 愛梨たちにも負けず劣らずの歓声と拍手が沸き起こる…!

そして・・・


雪美『… ずっと…… 応援……伝わる…みんなの想い…… ありがとう… だから…恩返し…… 今日は…いっぱい…がんばる……!』ニコォ…


 キュンッ  キュンッ  キュンッ! キュキューンッ!! キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン………


雪美の言葉と、そのあまりにも可愛らしい微笑みに、観客席ではキュン死する者が続出…!

もっと近くで雪美を見ようと駆け出す者まで現れ、警備の早苗たちが取り押さえるという事態にまで発展し、会場は一時騒然となったのだった……



 ザワザワガヤガヤガヤ……


夕美『え、えっとぉ… ちょっとバタバタしてしまいましたが、やっと落ち着いてきたようですね…… 皆さん、雪美ちゃんが可愛すぎるからって、暴れちゃダメですよ?』

夕美『佐城雪美ちゃん… ファイナリストの中で、唯一の小学生…というか、他の皆さんはみんな18歳以上なので、唯一の“子ども”の選手と言って良いと思います』

夕美『本選には、小学生としては赤城みりあちゃんと共に出場… その時はまだ、彼女に注目している人はあまりいなかったと思いますが…』

夕美『一回戦メイド&クイズ対決では、後半での凄まじい追い上げで3位入賞…! そして敗者復活戦の私服ファッションショー対決でも2位に入り、準決勝に進出…!』

夕美『準決勝のポーカー勝負では、大人たちを向こうに回しての非常にしたたかな戦術で2位に入り、見事にこの決勝戦への切符をつかんできました』

夕美『雪美ちゃんのチャームポイントといえば、あのルビーのように透き通った瞳、腰まで届く青く艶やかな髪、黒猫のペロちゃんとお話できちゃう不思議な力など、いろいろありますが…』

夕美『なんといっても、無口でありながら、温かくにじみ出てくるように感じられるあの優しい雰囲気… それが彼女の一番の魅力ではないでしょうか?』

夕美『雪美ちゃんは自分の歌が無いので、今日は全部カバー曲を歌うことになっていますが、この日のために一生懸命レッスンをしてきてくれたそうです』

夕美『一体どんな、ステキなステージを見せてくれるのか・・・今から楽しみですよねっ♪』


こうして… 中央のステージに一同に会した、神に選ばれし究極の美少女4名…!


瑞樹『はーい♪ 夕美ちゃんありがとねっ! さてさて・・・』ズイッ

瑞樹『じゃ、ライブを始める前に、軽ーくインタビューでもしとこうかしら。 じゃあ・・・まず楓ちゃん!』

楓『はい』

瑞樹『楓ちゃんは、予選の時から優勝候補って言われてきたけど・・・どう? この中の3人なら、誰がライバルかしら?』

楓『え… ライバル…ですか?』


 ザワァ…!


瑞樹の、突然の際どい質問に… 観客席もわずかにざわめく…


瑞樹『そう、ライバル。 楓ちゃんが一番手強いって思う子は、誰かしら?』

楓『……』


夕美(さすが川島さん…! これ、このあとの対決を面白くするために、あえて煽るような質問をしてるんだ…)

夕美(さあ… 楓さんなら、なんて答えるんだろう?)


楓『………』


楓『…そうねぇ、ライバルは……』チラッ…


フレデリカ『~~~♪』フンフフーン♪

愛梨『楓さんのライバル… 私も気になります~』ポヤヤン

雪美『……………』ジ――ッ…


対戦相手である3人に順番に視線を送る楓・・・

そして・・・


楓『ライバルは… ここにはいないわ』

瑞樹『なぬ…? じゃあ、誰がライバルだって言うの?』

楓『そうね、私のライバルは・・・オーストラリアにいます』

瑞樹『は?!』

楓『だって、ライバルは、コアラさんだもの♪』

瑞樹『コアラ???』

楓『はい、威張りんぼのコアラですね。 だって・・・コアラ、いばる! コア、ライバル、ですから…♪』ニコォ…

瑞樹『・・・・・・』



 シイイィ――――ン…  ヒュウウウゥゥ―――――ッ………


瑞樹『そ、そう… ま、まあいいわ! えーっと、じゃあ、四人だけでなく… 他の出演者の子たちにも一回、登場してもらいましょう! みんな! 出てきていいわよっ!』


楓が凍りつかせた空気をなんとか払拭しようと… 瑞樹がバックステージに声をかけると、裏からわらわらと大勢のアイドルたちが姿を現した…


中野有香「押忍ッ! よろしくお願いしますッ!!」

鷺沢文香「よろしく…お願いします… 私たちも精一杯、良いステージになるよう、努力します…」

星輝子「フヒ…w よ、よろしく……w」

神崎蘭子「さあ、闇に囚われし者たちよ… 狂乱の宴の始まりぞ!」

諸星きらり「きらりもがんばるにぃ! いーっぱい、ハピハピなステージにしてみせるにぃ!☆」

椎名法子「えっへへーっ! アタシもいっぱい楽しんじゃうから、みんなも楽しんでってね!♪」

塩見周子「よろしくー♪ アタシたちにも注目してくれたら嬉しいな♪」

島村卯月「島村卯月、精一杯ガンバリマスッ!!」


瑞樹『ステージへの出演者は総勢30人以上…! 最も高い得点をゲットしたステージの出演者は、ミスコンとはまた別に“ベスト・ステージ賞”として表彰されるから、みんな頑張ってね!』

瑞樹『ちなみに! 何を隠そうこのワタクシ川島瑞樹も、どこかで出演しますので、乞うっ!ご期待っ!!』


瑞樹『では! 続きまして… 夕美ちゃん、このライブバトルの、採点と審査について、説明してくれる?』

夕美『はいっ!任されました♪』

夕美『まず、このライブバトルの構成からご説明いたします。 ライブは四人のファイナリストが3曲ずつ、つまり全12曲から成るのですが…』

夕美『それぞれ1曲ずつ… つまり4曲ごとに第一部、第二部、第三部と別れていて、審査もそれぞれで3回行われることになっています』

瑞樹『採点は具体的にどういうカンジで行われるのかしら?』

夕美『はい、採点は… 観客の皆さんと、テレビの向こうでご覧いただいている視聴者の方たちにしていただきます』

夕美『4曲終わって審査タイムに入ったら、観客の皆さんは、席の手すりに備え付けられているミニ端末を使い、4曲の中で一番良かった、と思う曲に投票していただきます』

夕美『テレビの視聴者の方も、ネット経由で投票できるようになっています。 その皆さんの一票が、一点として加算されていくわけですね♪』

夕美『そして、第3部まで全て終わった時… 自分の歌った3曲の獲得ポイントの合計が最も高かった人が、このミスコンの頂点・・・グランプリとして大輪の花を咲かせることになるわけですっ!』


夕美『そして・・・観客と視聴者の方々以外にも、このライブでは特別審査員の方々にも採点していただくことになっています』

夕美『では、その審査員の方たちを紹介しますっ! こちらの5名ですっ!』バッ


 パァッ!


夕美が、ミニステージの方の奥に手を掲げると… スポットライトが当てられ、席に着いた5人の少女が現れた…


夕美『まず一人目は… 765プロより来てくれました、如月千早さんっ!』


如月千早『…よ、よろしくお願いします…』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/0/c/0cfc254d.jpg


夕美『如月さんは、「蒼い鳥」と「約束」で、去年の歌謡最優秀新人賞を獲得した、アイドル界のみならず日本の歌謡界期待の新星…!』

夕美『このライブでは、特に出演者の歌唱力について審査していただくことになっています』


夕美『続きまして二人目は、346プロのダンサーアイドル、小松伊吹さん!』


小松伊吹『はーい♪ アタシがみんなの審査なんて、おこがましい気もするけど… 精一杯、真剣にやらせてもらうね♪』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/c/d/cdab3c6c.jpg


夕美『伊吹さんはアイドルになる以前から、ストリートダンサーとして活躍していたダンスの専門家…!』

夕美『もちろんここでは、出演者のダンスに注目して審査してもらうことになっています♪』


夕美『そして三人目は、同じく346プロのアイドル・・・女子高生と会社経営者とアイドルという、3足のわらじを履く超人・・・桐生つかささんですっ!』


桐生つかさ『ライブの審査員ねー。 ま、アタシならかるーくこなしちゃうけどさ! とりまよろしく』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/a/f/af73a8c5.jpg 


夕美『つかささんはアパレル関連の会社の社長で、ブランドプロデュースもしているそうです』

夕美『今日は特に、出演者のファッションや、ステージ全体の視覚効果などについて審査してもらいます♪』


夕美『そしてそして四人目も…346プロのアイドル、“ロックなアイドル”を極めた木村夏樹さん!』


木村夏樹『よっ! ロックで一番大事なのはさ、カッコじゃなくて音楽に向かう“姿勢”なわけよ… 熱いパッション感じられようなステージ、期待してるぜ♪』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/3/e/3ed33de8.jpg


夕美『夏樹さんはバンドのギタリストとしても活躍中で、その熱いソウル溢れるステージングは定評があります』

夕美『このライブでは特に、ステージに溢れるパッション・・・情熱について、審査してもらう予定になっています♪』



夕美『そして最後、五人目は・・・』


?『… フフフ…』ズモモモモモオオオオオォ……


夕美『う… す、凄いオーラです… かつて、アイドル史どころか、日本史に刻まれるほどの活躍をしたレジェンドアイドル・・・!』

夕美『“ファーストCDから5連続ミリオンを飛ばした”“アイドルアルティメイト完全制覇”“CDを出すたびにビルが一つ建った”などなど、数えきれないほどの伝説をもつ“宇宙で最強のアイドル”…!』

夕美『その圧倒的な能力で他のアイドルを全く寄せ付けないほどの強さを見せたことから・・・“鬼か、悪魔か、日高舞か”“地震、雷、日高舞”などといった言葉が流行語になったそうです』

夕美『876プロのアイドル日高愛さんの実のお母様でもあります・・・日高舞さんですっ!!』


日高舞『フフッ、ステキな紹介ありがとね♪ 果たして、この私を楽しませられる子がいるのか…? とくと見させてもらうわ♪』http://pbs.twimg.com/media/Czjx4Q0UsAI_IN3.jpg


夕美『舞さんには、総合的に見たステージの質…について、審査して頂く予定です♪』

夕美『5名の審査員の方々には、それぞれの曲に、1000点満点で採点してもらいます。 そして、一般の方たちのポイントと合わせて、合計得点がステージ後ろのスクリーンに表示されることになっています』

夕美『また、十の単位以下は切り上げとなり、得点は100点単位で表示される仕組みになっています』


瑞樹『ありがとう夕美ちゃん! さあ! いよいよシンデレラ・ライブバトルの一曲目の準備が整ったみたいね!』


夕美が審査員の紹介をしている間に、出演者たちのほとんどは右側のひな壇の方に移動し… 中央ステージには、城ケ崎美嘉、赤城みりあ、十時愛梨、姫川友紀、日野茜の5人だけが残っていた…


夕美『あ、では! 曲を始める前に意気込みを…! 美嘉ちゃん、いかがですか?』スッ

美嘉『え、バックのアタシたちにもインタビューするの…?///』

美嘉『アタシのやることは変わらないよ! アイドルとして…今できる最高のステージを見せる…! プロの仕事ってヤツだね♪』

みりあ『みりあもプロの仕事するー!』

愛梨『頼もしいみんながいるのでぇ~…ウッカリも怖くありません♪』

茜『ボンバァ――ッ!! 愛梨さんのためにも、元気モリモリのダンスを披露しちゃいますよぉっ!!』

友紀『開幕一発目… わたしもプロの仕事ってヤツを見せちゃうよぉん♪』


夕美『なるほど…! 友紀ちゃん、ではまずはヒットで出塁ですか?』

友紀『違うよッ! もちろん初球場外ホームランだよっ!!』


夕美『皆さん凄い気合いですね…! では、愛梨ちゃん、お願いしますっ!!』


愛梨『はい! では・・・聴いて下さい!』

愛梨『私たちアイドルを象徴する歌でもあります・・・ “お願い!シンデレラ”―――!』https://www.youtube.com/watch?v=TZyltPrLRps



 お願い!シンデレラ 夢は夢で終われない

 動き始めてる 輝く日のために


 エヴリデイ どんなときも キュートハート 持ってたい

 ピンチもサバイバルも クールに越えたい

 アップデイト 無敵なパッション くじけ心 更新

 私に出来ることだけを 重ねて


 魔法が解けない様に リアルなスキル 巡るミラクル 信じてる


 お願い! シンデレラ 夢は夢で終われない

 叶えるよ 星に願いをかけたなら

 みつけよう! My Only Star まだまだ小さいけど

 光り始めてる 輝く日のために


 心に シンデレラ 私だけじゃ始まんない

 変われるよ 君の願いとリンクして

 みつけよう! My Only Star 探し続けていきたい

 涙のあとには また笑って スマートにね でも可愛く 進もう!



愛梨『みなさーん、夢の世界の始まりです! 今日は私たちといっしょに、いっぱい楽しみましょうね~!』


 ワアアアアアアアアアアアアアァァァ―――ッ!!  トトキーン!  ミカァ!  ミリアチャーン!  サイコーダァ!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・


千早(! 凄い…! 音程もしっかりしてるし、よく通る声…!)

舞(へえ… 見た目に反して、なかなか骨のある子ね… 気に入ったわ♪)


夕美『ありがとうございました! 愛梨ちゃん・・・いかがでしたか?』

愛梨『はい… みんなを、夢の…魔法の世界に招待しようって思いながら… 一生懸命、歌いました~♪』

愛梨『転んだりもしなかったし、良かったです。 バックのみんなに感謝です!』

瑞樹『お願い!シンデレラは私たちの全体曲だから、沢山の子が歌ってるし、いろんなバージョンがあるけど… やっぱり愛梨ちゃんの歌うお願い!シンデレラが王道ってカンジね。 サスガだわ♪』


夕美『では、続きましては・・・』


 “フンフンフフーン♪ フンフフーン♪”


夕美『ん?』


 “フンフンフフーン♪ フンフフーン♪ フンフンフフーン♪ フンフフーン♪”https://www.youtube.com/watch?v=yUZ2Ar22A64


突然、会場に大音量で響き始めた、“鼻歌”・・・!


夕美『これは・・・!』


 “フンフンフフーン♪ フンフフーン♪ フンフンフフーン♪ フンフフーン♪”


そしてさらに… ただの鼻歌に、ピアノ、ドラム、ベース、シンセサイザーと… 徐々に伴奏がついていく…!


夏樹(お…? なんだこれ? けっこうロックじゃねーか!)ワクワク


そして…!


 パアァッ!


夕美『わっ?!』


暗転していた中央ステージが一気にライトアップされ、そこに、踊りながら鼻歌を歌う5人のアイドルが…!


奈緒美嘉フレ志希加蓮『『『『『フンフンフフーン♪ フンフフーン♪ フンフンフフーン♪ フンフフーン♪』』』』』


フレデリカ『フンフンフフーン♪ フレデリカ―!!♪』


 オオオオオォォ…!?  ナンジャコリャ  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……


意表を突いたフレデリカたちの登場に、観客席から、戸惑いの声と共に拍手が沸き起こる…


夕美『わぁ… カッコイイ登場でしたねっ! これが“一度聴いたら頭に刷り込まれて離れなくなる”、フレちゃんのフンフンフフーンだねっ!』

瑞樹『いやでも… まさかただの鼻歌に伴奏をつけて登場してくるとは思わなかったわ…』

フレデリカ『フフ~ン♪ 第二バージョンもあるよ? “フンフーン♪ フフフフフフーンフン♪”』クルクル

フレデリカ『フフフンフンフー♪ ふるふるぅ~フーンっ♪ フレデリカ―!♪』パァーンッ!

夕美『ひゃっ!?』

瑞樹『ちょ… いきなりクラッカー鳴らさないでよ! ビックリするじゃない…』

フレデリカ『カンニンしるぶぷれ~♪』フンフン♪


夕美『ふ、フレちゃん、これから歌ってもらう曲は… なんなんでしょうか?』

フレデリカ『むふっ♪ それはもちろん… フレちゃんのソロ曲、「き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait!」だよっ♪』

フレデリカ『こないだ撮影のお仕事で久しぶりにパリに行ったんだけど… その時にアタシがパリの街並みをおしゃれに歩いている様子を、イメージした曲になってるんだ♪』

瑞樹『いいわねパリ… 私も仕事で行きたいわぁ…』

夕美『川島さんは、パリに行ったことがあるんですか?』

瑞樹『アナウンサー時代にちょっとね… パリって、街の景観を守るために、建物の高さに規制があるのよ。 それと、電信柱が一本もない… 電線は全て地下に通してるの』

瑞樹『だから都市でも凄いスッキリした街になってて、気持ちいいのよね… 日本とは美的感覚のレベルが違うのよ』


夕美『なるほど…! では、歌ってもらう前に… バックの皆さん! この曲の見所、聴き所を教えてもらえますか?』スッ

奈緒『そうだなー… フレちゃんの、茶目っ気がよく表現されてるから… そこかな?』

美嘉『シャンソン風でポップな曲調が、いかにもパリ!ってカンジがするんだよねー♪』

志希『にゃははっ♪ 踊りながら!聴くと楽しいよん♪』

加蓮『シャンゼリゼ通り… お洒落なパリの街並みを想像しながら聴くといいかもしれない』


夕美『では…披露していただきましょうっ! フレちゃん、よろしくねっ!』


フレデリカ『はーい♪ では! みんな、フレちゃんと一緒にパリを散歩しよー!♪』

フレデリカ『宮本フレデリカで・・・「き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait!」―――!』https://www.youtube.com/watch?v=tlJVkRwNdHU


 さあ une deux troisのリズムで この街を歩いてく

 いつだって気分はヒロインなの。

 きまぐれな女の子の ヒミツ おしえてほしい?

 とくべつに、キミだけだよ。 たぶん。


 おしゃれにキメたら今日は お気に入りの カフェへ あの子と 行こう

 すました顔に見えるけど 何も考えてないよ?


 気になってた メニューを 選ぶとき もうちょっと 近づいて。


 ほら une deux troisで目が合えば キミはもう 恋に落ちる

 ほろにがい カフェ・オ・レを 甘くして。

 思わせぶりなコトバ 今は、まだ おあずけね。

 わたしから うちあけるよ きっと。


 なーんて♪



 …ワアアアアアァァ――ッ  カワイー!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……


フレデリカ『めるしーぼっくー♪ みんなに・・・チュッ♪』ナゲキッスー



夕美『はい、ありがとうございましたっ! さて… では、審査員のつかささん! 今のステージは如何でしたか?』

つかさ『衣装が、みんな色違いだけどきちんと統一感があって… それと、背景のパリの街並みが映像で流れるのも、いい雰囲気出てたね♪ これはファボっちゃうなー♪』


舞「クロワッサンが食べたくなってきたー… まなみん! ちょっと買ってきてよ!クロワッサン!」

岡本まなみ(マネージャー)「えっ、今からですか…?」

舞「だって今食べたいんだもん。 ちゃんとしたパン屋さんの…出来ればチョコレートくっついてるヤツ。 よろしくね♪」


千早(…相変わらず気ままで傍若無人な人だな…)チラッ…


夕美『さて、続きましては、いよいよ、あの人のあの曲・・・! 高垣楓さんの「こいかぜ」なんですが…』

夕美『ご本人は今、スタンバイに行ってしまっているので… 川島さん、代わりに曲紹介をお願いできますか?』

瑞樹『そうね… 「こいかぜ」は、楓ちゃんの代表曲だけど… 楓ちゃんのあのクールで神秘的な雰囲気が、よく表れてる曲よね』

瑞樹『伴奏のバックも豪華で、管弦楽器の生演奏も入った荘厳で壮大な雰囲気のバラード・・・』

瑞樹『楓ちゃんの圧巻のパフォーマンスが見れる・・・まさに“名曲”の名にふさわしい曲だと思うわ。 いい意味で、アイドルの歌っぽくはないわね』


夕美『なるほど… それは楽しみですね…! では! スタンバイの方がOKになったようなので… まいりましょうっ!』

夕美『高垣楓さんで・・・「こいかぜ」―――!』https://www.youtube.com/watch?v=pY75XGd6vBQ


夕美が… 曲を紹介すると、テレビ画面が中央ステージを映し出す…

そして、まるで古代のシャーマンを思わせるような、厳かで少し妖しげなイントロが流れ始めた……

そして…! 背後のスクリーンが、まるで扉を開くかのように真ん中から白く輝き始めると同時に… 神秘の女神・高垣楓の姿がステージに顕現した……!


 渇いた風が 心通り抜ける
 溢れる想い 連れ去ってほしい
 2人の影 何気ない会話も
 嫉妬してる 切なくなる これが恋なの?

 あなたしか見えなくなって 想い育ってくばかり
 苦しくて 見せかけの笑顔も作れないなんて

 満ちては欠ける 想いが今
 愛しくて溢れ出すの 舞い踊る風の中で
 巡り会えた この奇跡が
 遥かな大地を越えて あなたと未来へ歩きたいの

 君だけを 想う気持ち 伝えられる勇気が
 私にあれば 切ない夜にさよなら出来る
 願いを込めて wish my love
 踏み出す力下さい


楓『みんなで風を吹かせましょう・・・ 笑顔になれる、風を――!』


 ワアアアアアアアアァァ――ッ  サイコウヤァ!  サスガカエデサン!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!


夕美『ありがとうございました…! さすがの迫力でしたね…! 高垣楓さんで、「こいかぜ」でした!』


伊吹(凄い…! ダンスも完璧だし… 空気感が違う。 まるで室内なのに、本当にどこかから風が吹いてきたみたいだった…)

舞(ふぅん… 私の現役時代に、こんな子がいれば… あの頃の私ももう少し楽しめたのになぁ…)

夏樹(さすがだぜ…! この人の、高いクオリティを求めて妥協しない姿勢は見習っていかねーとだよな…!)


そして… その時、ステージの裏では…


雪美「………………」

肇「…雪美ちゃん… 緊張…してるんですか?」

雪美「…… 少し……」


その小さな口を、ギュッと一文字に結ぶ雪美…


文香(雪美ちゃん、顔が少しこわばってる… 本当に緊張してるようですね…)

小梅(こんな… 顔もするんだ… 雪美ちゃん……)

周子(無理もないよなー… あの楓さんの圧巻のパフォーマンスのすぐ後に出なきゃいけないんだから… 順番考えたの誰だっつーの…)


周子(でも、こんな時こそ、先輩のアタシたちがしっかりしないとだよね!)

周子「雪美ちゃん、ま、気楽にいこーよ? もし歌詞間違えちゃったりしたら、このシューコちゃんが代わりに歌ってあげるしさー♪」

肇「そうです。 私たちがついてますよ、雪美ちゃん…!」

小梅「… あの子も… 憑いて… じゃない、付いてるから… 大丈夫……」

文香「後ろで見守っていますから…… 安心して… ステージに… 立って下さい……」


雪美「…… うん、大丈夫… みんな、ありがとう……」ニコッ


肇「…///」キュンッ

小梅「…///」キュンッ

文香「雪美ちゃん…///」キュンッ

周子(…あーヤバイ/// 何かに目覚めそうだわアタシ…///)キュキュンッ


そして…


夕美『続きまして、第一部のラストを飾るのは、佐城雪美ちゃん…!』

夕美『歌は、橘ありすさんのカバーで、「in fact」です。 どうぞ!』https://www.youtube.com/watch?v=79XMEzGOO9s 


夕美の紹介で、会場内に、ピアノの澄んだ音が響き… 中央ステージに、ぽっかりと浮かび上がるように、雪美の姿が現れた…

そして、その唇から、静かに… しかし、しっかりとした歌声が紡がれ、会場内を包んでいった……


 本当の私を 誰も知らない
 ざわめく街で いつも一人だった

 だけどね あなたは あなただけは
 いつでも目をそらさず 見つめてくれた

 伸ばしてくれた手 すり抜けたのは 嫌だからじゃなくて

 真逆の心に気づいて もっともっと 素直になれたら
 自分でもあきれるくらい 大好きなのに しまいこんでしまうのはなぜ

 あなただけ特別なのは なぜ



 オオオオオオォォ――ッ!!  ウウウゥ…!  ユキミチャン…!  ナケル!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…


夕美『ありがとうございました… 佐城雪美ちゃんで「in fact」…!』

夕美『観客席では、涙を流している人もいますね… 素晴らしいステージでしたっ!』


舞「・・・・・!!」ダバアアアアァー……

つかさ「うわっ、ちょ…! あんた、何それ…? 机の上に涙の池が…!?」

舞「ち、違うわ…! こ、これは、目から、鼻水が・・・! 私、風邪だから・・・!」グシュグシュ・・・


夕美『では! これにて四人全員、一曲ずつ歌いましたので、第一部は終了… これより、採点に入りますっ!』

夕美『皆さん、どうぞ、ここまでの四曲の中で一番良かった!と思う歌に、票を入れて下さいっ!』

夕美『そして、審査員の方たちも、採点の方をよろしくお願いしますっ』


夕美の合図で、いよいよ一回目の採点開始…!

スクリーンに、目まぐるしく動く数が躍り・・・ついに!


 ババンッ!


夕美『! これは・・・!』


四人それぞれの得点が表示された・・・!


※23:00~23:15の間にレスされたコンマによって採点をします。(フライングと時間オーバーにお気をつけを)

・コンマ以下
01~25→十時愛梨
26~50→フレデリカ
51~75→高垣楓
76~00→佐城雪美


それぞれ、自分の数域のレス一つで、1000点が入り、他の3人にも100点だけそれぞれ入ります。 また、5の倍数の場合は、3倍の3000点が入り、他の3人には点は入りません。

一人3回までレスできます。 もし4回以上レスされてしまった場合、4つ目のレスは無効となります。 単発IDは無効となります。必ず2回以上はレスして下さい。

はい

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
決勝戦第一部・集計結果(全15レス。5の倍数は>>37、48、49、50の四つ)
愛梨 3000×1+1000×2+100×9=5900
フレ 3000×1+1000×3+100×8=6800
楓  3000×1+1000×4+100×7=7700
雪美 3000×1+1000×2+100×9=5900


夕美『! これは・・・!』


スクリーンに表示された、四人の得点は・・・!


≪シンデレラ・ライブバトル第一部 獲得ポイント≫

十時愛梨    5900p

宮本フレデリカ 6800p

高垣楓     7700p

佐城雪美    5900p


夕美『…! せ…接戦ですねっ! それほどの差はついていませんっ!』

夕美『しかし… その混戦の中でも、頭一つ抜けたのは、やはり高垣楓さん…! その得点、実に7700ポイント…!』

夕美『壮大なバラード「こいかぜ」がこの第一部の勝負を制しましたっ!』

夕美『続いては、フレデリカさんの6800… そして3位は同点で愛梨ちゃんと雪美ちゃんの5900…!』

瑞樹『思っていた以上に接戦ね… これは、第二部以降も面白くなってきそうね♪』ニタア


夕美『出演者の皆様、お疲れ様でしたっ! このあと、10分間の休憩を取り… そのあと、第二部のライブバトルを始めさせていただきますっ!』

やっべ思いっきりマチガエタw

コンマ以下86を雪美じゃなくて楓さんに入れちゃってた…w

ごめんなさい、訂正するので少々お待ちを

決勝戦第一部・集計結果(全15レス。5の倍数は>>37、48、49、50の四つ)
愛梨 3000×1+1000×2+100×9=5900
フレ 3000×1+1000×3+100×8=6800
楓  3000×1+1000×3+100×8=6800
雪美 3000×1+1000×3+100×8=6800


夕美『! これは・・・!』


スクリーンに表示された、四人の得点は・・・!


≪シンデレラ・ライブバトル第一部 獲得ポイント≫

十時愛梨    5900p

宮本フレデリカ 6800p

高垣楓     6800p

佐城雪美    6800p


夕美『!? え、これ・・・だ、大接戦です! なんとトップが3人…! 6800pで完全に横並びですっ!』

夕美『最下位は一応愛梨ちゃんの5900p… しかし、トップ3人との差はわずかに900pですっ!』


 ザワザワガヤガヤ…!  サンニンヨコナラビッ?!  マジカ  スッゲェッ!  サスガケッショウセン…!  ワイワイガヤガヤ……


瑞樹『ほ、本当に思っていた以上に接戦ね… これは、第二部以降も面白くなってきそうね♪』ニタア…


夕美『出演者の皆様、お疲れ様でしたっ! このあと、10分間の休憩を取り… そのあと、第二部のライブバトルを始めさせていただきますっ!』

本日ここまでなの
コンマ対応、間違えの指摘、あざした!

第二部はまた土曜の20:00頃から進めていきます

乙あざす
ちょっと遅れて、20:30から投下していきます

第二部のコンマは22:00~22:15の15分間で一斉に取ります

ほな今日はのんびり進めてくにょ

コンマはこのあと10時から15分間。 形式は前回と変わらず、一人3回までレスできます

ーーーーーーーーーーーー

夕美『出演者の皆様、お疲れ様でしたっ! このあと、10分間の休憩を取り… そのあと、第二部のライブバトルを始めさせていただきますっ!』


 ザワザワガヤガヤ…  ワイワイザワザワザワ・・・・・


ミスコン決勝戦ライブバトル、第一部、終了――! その結果は・・・


≪シンデレラ・ライブバトル第一部 獲得ポイント≫

十時愛梨    5900p

宮本フレデリカ 6800p

高垣楓     6800p

佐城雪美    6800p


なんとトップ3人が横並び…! 4位の愛梨もわずか900点差という僅差!

思いの外の大接戦に、観客席ではあちこちで興奮冷めやらぬ声が溢れていた…


やよい「うっうー! 同点が3人もいますよぉ! すごいですぅ!」

春香「決勝戦だけあって、いい勝負だね…」

貴音「私には高垣さんが、すてえじのすけえるという点で最も優れていると感じましたが…」

律子「このライブバトルは、単純なステージの質を競う対決じゃないからね… 美少女コンテストも兼ねているから、如何にして“女の子としての自分の魅力”をステージ上で表現できるかも大切…」

美希「ミキは今の、フレデリカちゃんに投票したの! 歌は他の人の方が上手かったかもしれないけどー…明るくてお茶目で、一番カワイイって思えたの♪」


さくら「へえ… さすが決勝戦、ほとんど互角だねぇ!」

泉「偶然なんだろうけど、ファイナリストのこの四人の個性はハッキリ別れてるから… それで票が割れたのかもしれないわね」

亜子「そやな。 愛梨さんはゆるふわほんわかな癒し系… フレデリカさんはとにかく明るく元気な小悪魔キュート系…」

亜子「ほんでもって楓さんと雪美ちゃんは両方ともクールな雰囲気やけど、一方は大人で妖艶な魅力があるのに対して、もう一方は純真無垢で妖精のような雰囲気…」

亜子「これは投票する方も選ぶのに苦労するわな」

泉(…まだ初戦だけど、雪美ちゃんがあの高垣さんやフレデリカさんと完全に並んでる…! マストレさんの言ってた通りだ… これは、本当に結果が読めないわね…)


高森藍子「ねえ、ありすちゃん… 雪美ちゃんの歌ってた『in fact』、とっても素敵だったね♪」

橘ありす「は、はい、そうですね… 私の歌が、あの高垣さんの『こいかぜ』と同じくらい高く評価されたというのは、誇らしい気持ちです… 私自身がステージに立てなかったのは、ちょっと悔しいですけど…」

藍子「そういえば… 『in fact』って英語、どういう意味なのかなぁ…? ごめんね、今さらこんな質問するのも変だけど」

ありす「“in fact”とは、『実のところ』とか『要するに』といった意味の熟語です。 つまりあの歌は、『あなた』への想いを回りくどく伝えようとして、気付いてもらえないもどかしさ… そういった素直になれない主人公の心情を歌った、悲恋のバラードなんです」キリッ

藍子「なるほど… 女の子って、なかなかストレートに自分の想いは伝えられないものだもんね…♪ ありすちゃん自身は、そういう“素直に想いを伝えられない”人って、誰かいるのかな?」

ありす「そ、それは・・・ 内緒です・・・///」カア

藍子(かわいい…)キュンッ


水本ゆかり「十時さんが最下位… ちょっと意外な展開ですね」

城ケ崎莉嘉「もしかしたら、全体曲ってゆー選曲がちょっとまずかったのかもねー? それにしても!おねーちゃん2曲も連続で出演しててスゴーイ!☆」

小早川紗枝「美嘉はんはライブステージのベテランさんやから、引っ張りダコなんやろなぁ… 七海はんは今のライブ、どの曲が一番良かったどすか?」

浅利七海「七海はフレレリカさんの“フンフンフフーン”が一番良かったれすね! 後ろの人たちのダンスが…まるで五匹のイトヒキべラが踊ってるみたいれ可愛かったのれす!♪」

紗枝「いとひき…べら?」

七海「興奮するとダンスを踊るおさかなれすよ! あまり美味しくないけど、観賞魚として人気があるのれす♪」


その頃、ステージ裏では・・・


杏「… zzzzzz…」グゴーグゴー


3曲目の楓のバックで踊った杏が、パイプ椅子を並べた上に横になっていつものようにイビキを立てていた…


比奈「杏ちゃん… ステージが終わった途端に、急速充電に入ってしまったっスね…」

楓「杏ちゃんにとっては、休憩できるこのステージ裏がアンズー(安住)の地なのね…♪」クスッ

比奈「はい…?」

こずえ「ふわぁ… こずえも… ねむくなってきた…の…」フワァ…


乃々「か、楓さん… もりくぼは…」オドオド

楓「ん?」

乃々「もりくぼは… ちゃんと… その、楓さんの、お役に、立てたでしょうか…?」

楓「もちろんよ♪ 乃々ちゃんたちが後ろにいたから、私も安心してのびのび歌うことが出来たわ」

乃々「で、でも… 楓さんなら、もっと高得点でも良かったような… きっと、あたしのせいで点が伸びなかったんですぅ… バックで踊るとか、もうむーりぃー…」イジイジ

楓「…点数とか、勝負とか、そういうことは私は気にしないわ…」

楓「ライブで一番大切なのは、目の前にいるお客さんが笑顔になってくれるか、幸せな気持ちになってくれるかどうか… それ以外はみな些細なことよ」

楓「乃々ちゃんも、次の出演の時は失敗とか考えないで、お客さんと一緒に楽しむことを考えるといいかもしれないわね♪」ニコッ

比奈(さすが楓さん… 普段はのほほんとしてるけど、やっぱりこの人のプロ意識の高さはピカイチっス…!)


 サアーミンナ!  ジュンビハイイ?  ライブバトルダイニブヲハジメルワヨォ!!


楓「あ、川島さんの声… 始まるみたいね。 私、次の第二部は一曲目からの出演だから…もう行ってくるわね?」

比奈「行ってらっしゃいっス。 御武運を…」

乃々「い…行ってらっしゃいませぇ…」

こずえ「…がんばって……」


比奈(…次の楓さんの曲は、アップテンポで激しいダンスが魅力のあの曲っス… アタシも舞台そでからバッチリ見学させてもらうっスよ…!)ドキドキ






  ザワザワガヤガヤ…  オッ、ハジマルミテーダゾ!  ワイワイガヤガヤ…


休憩が終わり… ミニステージの方に、再び、総合司会の川島瑞樹が現れた…!


瑞樹『皆さん…! ところで! ミスコンとは、女の子の美しさを芸術や文化として捉えて、その更なる振興や活性化を目的としているものですが…』

瑞樹『私たちアイドルにとって、“美しさ”や“可愛らしさ”の追及は永遠普遍のテーマ…! 故に!このミスコンは、お祭りであると同時にそんな私たちアイドルの重要な成長の場でもありました…』

瑞樹『外観の美的要素のみならず、知性・感性・人間性・萌え度・健やかな少女性・運命を切り拓く強さなどなど… アイドルの“人間”としてのあらゆる魅力を試される熱いバトルがここまで繰り広げられてまいりましたが…』

瑞樹『その勝負もあとわずか…! 最後はこの、アイドルとは切っても切り離せない“ライブ”…! 人を惹きつける美少女としての真の魅力を、ライブというパフォーマンスの中でどれだけ皆様にお伝えすることが出来るか…?』

瑞樹『そういった勝負になっているわけです…! 果たして、このファイナリスト四人の中で、誰が最も素晴らしい“究極の美少女”といえるのか…? “女の子らしい癒し”や“女性的ぬくもりや元気”…あるいは“美の感動”を与えるパワーが一番強いのか…?』

瑞樹『しっかりと見定めて頂きたいと思います! では!!』

瑞樹『第二部最初の出場者は、楓ちゃんなのですが… ライブの前に、ちょっとこちらの映像をご覧いただきましょう!』ポチットナ!


  ヴィ――ン…!


瑞樹が手元のリモコンを操作すると、中央ステージ後ろのスクリーンに、駅前の街角のような景色が映された……

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通行人A「え…? インタビュー? 346のアイドルの歌で、“一番カッコイイと思う曲”…ですか?」

通行人A「そりゃーやっぱアレでしょ! 数ある346の曲の中でも、アレ・・・“Nocturne”が一番なんじゃないっすか?」

通行人B「楓さんと川島さんのデュエットもいいけど、やっぱそのオリジナルに涼、美波、奏が加わった5人編成のライブバージョンはヤバ過ぎる」

通行人C「ほとんど“歌唱力の暴力”って言ってもいいメンバーだよな… まさにボーカルの粋を極めた346屈指のガチナンバー…!」

通行人D「鳥肌が立ちっぱなしになるね。 マジであの完成度の高さは異常」

通行人>>1「サビのとこのみなみんと奏殿のダンスがエロ過ぎるでござるよ。グフォフォフォッ!ww」


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夕美『…はい、皆さん! ご覧いただきましたのは、346プロの歌について、街角でランダムにインタビューを行った時のものなのですが…』

夕美『通行人の方たちが言っていたように、楓さんと川島さんのデュエットソング“Nocturne”が、非常に評価が高いんですね…! まさに知る人ぞ知る名曲といったところでしょうか?』

夕美『Nocturne…ノクターンとは、“夜想曲”という意味で、夜の中で妖しく燃え上がる大人の恋愛を歌った曲…! 疾走感あふれる曲調と、情熱的な歌詞で力強く歌い上げるクールなオトナのラブソングとなっています♪』

夕美『ライブでは、何より5人のメンバーがパートごとに歌い分けるそのカッコ良さが最高なんですが… さて、川島さん!準備はよろしいでしょうかー?』


瑞樹『はーいオッケーよ! いつでもミュージックカモン!!』


いつの間にか中央ステージに移動し、ヘソまで出したセクシーなライブ衣装に着替えた瑞樹が応える…

そしてその横には楓、涼、奏、美波の姿も…!


瑞樹『フフ…w やっとこの私も表舞台に立てたわ♪ じゃ、楓ちゃん! イッチャイましょーか!』

楓『はい! では、聴いて下さい… 高垣楓with川島瑞樹、松永涼、速水奏、新田美波で・・・「Nocturne」―――!』https://www.youtube.com/watch?v=ZdL4o-iCTj8


 …ワアアアアアアアァァ―――ッ!!  ドオオオオオオオオオオォォ――――ッ!!


楓の曲紹介と同時に、会場にアップテンポかつ重厚なロックサウンドが響き渡り… 緑と青のレーザー光が飛び交う中、観客席はこの日最高のボルテージに達した…



瑞樹の、サウンドを貫くように響く存在感のある声… 楓の心を震わせるように美しい高音… 奏の妖艶で妖しい魅力を伴ったチェストボイス… 美波の伸びやかで健康的な明るさに満ちたボーカル… そして涼のクールさの中に熱い情熱のこもったミドルボイス…!

それらが、空中で融合し… まるで闇夜に閃く龍のように会場全体を上り詰めていく…! 


瑞樹:二人が 重ねた それぞれの時の流れは

瑞樹:まるで仕組まれたように

 楓:極限時間に 全てが収束した

 楓:あの時の出逢いから


 奏:夜の空  美波:星見つめ

 涼:ただ 隣にいて


五人:駆け抜ける この想いは

美波:どこまでも響く 鼓動となり

 奏:時が止まるほど愛してる

 涼:もう離れないで  五人:ずっと


瑞樹:愛は最後の時間止めて

 楓:意識は永遠にも似た


五人:湧き上がる この気持は

   どこまでも遠く 狙い定め

   夜空の果まで届けたい

   星の距離超え


五人:駆け抜ける この想いは

   どこまでも響く 鼓動となり

   時が止まるほど愛してる

   もう離れないで ずっと


 ドッオオオオオオオオオオォォ―――ッ!!  ウワアアアアアアアアァァ――――ッ!!  カエデェ!  ミズキサァンッ!  リョウチャンサイコォ!  ミナミーンッ!  カナデサァンッ!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!


鳴りやまない拍手、コール、そして観客席全体で大きく揺れる無数の緑のサイリウム…!


千早(す、凄い…! なんていう完成度の高いステージ… これが、346プロの本気…?!)

夏樹(やっべー… アタシやだりーがこのレベルに到達するには、まだまだけっこーかかりそうだぜ…)


夕美『あ・・・ありがとうございましたっ! いや、もう、さすが…! 圧巻のステージでした…!』

夕美『この五人のメンバーは、“Nocturne”のために編成された特別ユニットで、ユニット名なども特に無いのですが… また今度、新しい曲でも、是非このメンバーで歌ってみて欲しいですよねっ♪』


夕美『しかし…! 346プロのユニットといえば、もちろんこれだけではありませんっ! 名前のあるユニットだけでも、デュオから多人数まで、現在優に250を超えるほど…! つまりアイドルの人数よりはるかに多いユニットがあるのですが…』

夕美『その膨大な数のユニットの中でも、人気の高さはピカイチ…! 雑誌の人気投票などでは常に5位以内をキープしている超有名ユニット… あの“LiPPS”にいよいよ登場して頂こうと思います!』


 ザワァ…!  イヨイヨカ…!  ワクワクドキドキ…  ガヤガヤザワザワ……


夕美の口から「リップス」の名が出た途端、客席の空気が一変…! 期待感と興奮で、またさらに熱気が増していく…!


夕美『LiPPSといえば、なんといってもその5人のアイドルたちの個性の強さ…! そしてその強烈な個性が合わさることによる化学反応の妙、というものがその魅力だとよく言われています』

夕美『失踪が趣味の実験大好きギフテッド娘、お気楽ミステリアスなニート系京都美人、妖しい魅力をこれでもかと放つ超クール妖艶魔女、外見と中身のギャップが魅力の純情カリスマJKモデル・・・ そして!』

夕美『このステージの主役でもある、ゆるゆるふわふわで底抜けに明るい日仏ハーフマドモワゼル…!』

夕美『この5人の予測不能の小悪魔感に溢れるお洒落なステージングは、非常にオリジナリティが高く… 十代の若い人たちを中心にカリスマ的人気を誇っています。 何を隠そう、この私も大ファンですっ!』

夕美『では、早速登場してい…ひゃっ?!?』=3

志希「ふぅ~クンクンクンッ! ふひっw、やっぱり夕美ちゃんはお花みたいにイイ匂いがするねぇ~… はぁ~タマランッ!!」クンクンクン

夕美「ちょ…! シキちゃん!? や、やめてよくすぐったいって!///」

周子「あははw、司会の夕美ちゃんは今、志希ちゃんにうなじの匂いを嗅がれちゃってまーす♪」

夕美「しゅ、周子ちゃん解説してないで助けっ!ちょっ! あっ、いっ、あぅん…///」ゾクゾク…

フレデリカ「わーおっ!/// さっすがシキちゃん! 早速夕美ちゃんを骨抜きにしちゃったねぇ~?」ニヤニヤ


突然現れたLiPPSのメンバーにオモチャにされる夕美…


瑞樹「ちょっとあんたたち、オイタが過ぎるわよ…?」ヌッ

夕美「あ、か、川島さん… ステージお疲れ様でした…///」ハアハア

瑞樹「観客の皆さんも待ってるんだから… LiPPSのみんな、早いとこ曲紹介してちょうだい!」

フレデリカ『はーい♪ フレちゃんがLiPPSとして歌う歌は・・・もちろんあの曲! 「Tulip」だよっ!』

奏『曲名の意味は、唇の形をチューリップの花に見立てて… キスの擬音の「チュー」と唇の「リップ」で語呂合わせがされてるのよね』

美嘉『曲調はそんな速くはないんだけど、サビのとこの疾走感はサイコ―に気持ちいいから… そこに注目かなー?』

周子『想い人に積極的にアタックしちゃう女の子らしい歌詞と… キスを誘う振りつけもある小悪魔ダンスがポイントだと思うなー』

志希『あとね! 私たちのこの色違いのおソロのドレス…「フレグランスオブナイト」にも超チューッMOKU!だよんっ♪』


つかさ(…確かにな… あのドレス、中世の貴族?か何かをモチーフにしてんだろーけど… 完成度が“異常”だ)

つかさ(あえてキュートというより男性的なクールさを匂わせる衣装なのも、あの五人のキャラにハマってやがる。 こりゃーバズるわけだぜ…)フフ…


夕美『で、では・・・披露していただきましょうか!』

夕美『ちなみに、メタな話になっちゃいますけど… この曲は、第6回シンデレラガール総選挙と連動して実施された楽曲総選挙で、ユニット曲部門の堂々の第1位に輝いた名曲ですっ!』

夕美『LiPPSで・・・「Tulip」―――! それではどうぞっ!』


  …シィ――ン…ッ  ゴクッ


奏『…忘れられない夜を彩るドレス……』

美嘉『夜のあいだにだけ咲く花たちがある…』

志希『花びらから溢れ出すのは…魅惑の香り♪』

周子『その芳しい蜜は、人を惑わし…』

フレデリカ『口づけを、誘う…!』


 ~♪ ~~♪  ~♪


会場に… ハイハットシンバルの軽快なリズムと、ベースのチョッパー音が絡み合うようなサウンドが響き渡り… 遂に5人の小悪魔たちの夜の魔法のステージが始まった…! https://www.youtube.com/watch?v=a_5hycNjAE8 


 奏:忘れて来てあげたのよ 自分の傘は

志希:雨の日は寄り添って近づけるでしょ

美嘉:公園のチューリップも濡れて咲いてる

フレ:このチャンス逃したら次はないかも


周子:くちびるは 喋るためじゃなく

美嘉:キミのために 奏:キスするために

全員:咲いている


全員:Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

   Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

周子:はじまりは 美嘉:そっと

全員:素Kiss kiss kiss

全員:Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

   Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

   このあとはもっと skip skip skip!

 奏:…なんてね。


奏:くちびるは 喋る 全員:ためじゃなく

美嘉:キミのために 周子:キスするために

全員:咲いている


全員:Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

   Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

周子:はじまりは 美嘉:そっと

全員:素Kiss kiss kiss

全員:Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

   Kiss me  chu chu chu chu chu chu♡lip

   このあとはもっと skip skip skip

 奏:…なんてね。



  …ワアアアアアアアアアアアアアアァァ―――――ッ!!  ピ――ピ――ッ!  ヒュ――ヒュ――ッ!!  カッコイイィーッ! サイコォーダァッ!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!


「Nocturne」を凌ぐほどの、大歓声と拍手が会場を包み込む…!


夕美『さ、さすがLiPPS…! 観客席が揺れるようですっ!』

夕美『えーっと、審査員の皆さんは… 今の「Tulip」は如何でしたか?』


夏樹『この曲、リズムとベースラインがサイコ―にイカしてんだよな… それとサビのキャッチ―さはマジでやべーよ!』

伊吹『「Tulip」って、動画サイトに投稿されてるファンの人たちの“踊ってみた”がすんごく多いんだよねー。 今日はアタシもナマで観れてカンゲキ♪』

舞『LiPPSはうちの愛(娘)も好きなのよねぇ。 曲者揃いのあの5人の個性が、ステージ上でぶつかり合いながら融合して息の合ったハーモニーに成る様は… なかなか爽快だったわよ♪』


夕美『審査員の方たちも御満足の様子ですねっ! LiPPSの皆さん、ありがとうございました! 特に奏ちゃんは二曲連続出演お疲れ様ーっ♪』

夕美『さあ! 続いての曲は、また趣向を変えて、メルヘンチックな雰囲気の曲なのですが…』

夕美『かなり独特の曲調で、歌詞も抽象的で分かりづらいんですけど… なんでも、噂によるとこの歌には“大いなる謎”が隠されてるらしいんですよね…』

夕美『と、いうことで! ちょっと、歌ってもらう前に、特別に歌詞をチェックしてみたいと思います。 こちら↓なんですが…』


「小さな恋の密室事件」

夢を 見てた
とても 手を引かれたわ

突然 トビラ開く 光
まぶしさの中 立っている
あなたは 「だあれ?」

ふわりふれた 至近距離
とろりとけた ふたりきり
カギは密室の秘密 ラビリンス
信じてるの
それなのに…
「どうして?」

シンジツコダワリユイイツミツケ
ムソウナルカンビスキアラバサク

光あふれ よみがえる
踊る心 輝く世界
カギは密室の秘密 ラビリンス
ドキドキしちゃう
この気持ちはきっと…!


夕美『・・・う~ん…? この歌詞の、どこに“謎”が隠れているんでしょうか… カタカナの羅列の部分が怪しいですけど…』

夕美『“真実こだわり唯一見つけ”“夢想なる甘美隙あらば咲く”・・・でしょうか? 一体どういう意味で・・・』

?「それ、ショートバージョンの歌詞だから… それだけじゃ分からないよ…」ニュッ

夕美『ひゃっ!?』


突然、夕美の後ろからゾンビのように現れた、鬼太郎のような髪型の少女…!


白坂小梅『それだけじゃ… キーワードが足りない… メッセージ…分からないよ…』

夕美『こ、小梅ちゃん…! そういえば、この曲は小梅ちゃんの歌だったね。 ちょっと、解説してもらってもいいかな?』

小梅『ヒントは… “ダイイングメッセージは「小指の先」”…』

夕美『へ? だ、ダイイングメッセージ…?』

小梅『謎の正体に気づいた時… 二人の世界は、激しく変わるよ…』

小梅『それと、“あの子”の声も… どこかで、聞けるかもね…』ニタア…


夕美『な、なるほど…? 謎は、二つ隠されているんでしょうか…?』

夕美『とりあえず、やはり聴いてみないと始まらないですねっ! では…雪美ちゃん、お願いします!』


夕美の合図で、カメラが中央ステージに切り替わり… 雪美を真ん中に、バックには三船美優、五十嵐響子、佐久間まゆ、神崎蘭子の姿も…!


蘭子『フフ…w 我が秘められし闇の力…今こそ解放せん!』

美優『雪美ちゃんの可愛らしいダンスに注目ですよ♪』

まゆ『密室事件… まゆ、犯人は響子ちゃんじゃないかと思うの…』

響子『へ?! な、なに? いきなりなんですかまゆちゃん?』

まゆ『だってぇ… コレ→を見ちゃったら、やっぱり犯人はもう響子ちゃんしか…』https://pbs.twimg.com/media/DGzhC_eUAAAvIhv.jpg

響子『そ、それはただの演技ですから!』


雪美『…… では…  聴いて下さい… 佐城雪美が… 歌います……!』

雪美『白坂小梅で・・・「小さな恋の密室事件」……!』https://www.youtube.com/watch?v=Ub8Oe5-JV_0


 キュワキュワッ♪  キュワキュワッ♪ ~~♪


背景に、おとぎ話に出てくるようなお城の影絵が映され… 幻想的な雰囲気の中、一つの“事件”の物語が始まった…


 アナタハ…  ダアレ?

 フワリフレタ~♪  シキンキョリ♪  トロリト~ケタ~♪  フタリキリ♪ ……


千早(…謎はともかく… この子の、おっとりした幼い歌声はイイ… 曲調ともぴったりマッチしてるわ)

舞(はぁ…フランス人形みたいね… お持ち帰りして二人目の娘にしたい…///)



 ドウシテ?!  キャ――ッ!!


サビのあと、突如響き渡る悲鳴…! そして会場全体が真っ赤に染まる…!

不気味な演出のあと、雪美の囁くような独唱へと続き… 復活を印象付ける最後のサビへ…!

観客席中に白いサイリウムが振られ、一転、明るく輝く世界となったステージで妖精のように雪美が舞い…物語は幕を閉じた……


 パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!  カワイイ…///  ヤッパリユキミチャンヤナ!  ザワザワザワガヤガヤ……


夕美『ありがとうございました…! 佐城雪美ちゃんで「小さな恋の密室事件」でしたっ!』

夕美『前までのカッコ良い曲と違って、とっても可愛い雰囲気でしたよねっ♪ ところで…皆さん、“謎”の方は解明できたでしょうか?』


伊吹『アタシは分かっちゃったかなー♪ 主人公の女の子の気持ちが隠されてるんだよね?』

伊吹『分かった時、ほっこりあったかい気持ちになれるよね! ま、でも答えは言わない方がいいかな♪』


夕美『では、続きまして! 第二部のトリを飾って下さるのは・・・こちら! 十時愛梨ちゃんwith「Sweetches」の5人ですっ!』


愛梨『はぁ~い、よろしくお願いしま~す♪』ノホホン

三村かな子『お菓子の国からやって来ました~♪』ポヨン

及川雫『私は牧場からやって来ました~♪』ドタポヨン

椎名法子『ヤッホー! ドーナツの国からやって来た法子ちゃん、参上だよーっ!』ドナドナ

森久保乃々『う、ううぅ… 机の下から出てきました、もりくぼです…』モジモジ


赤を基調としたメイド服へと着替えた愛梨を先頭に… なんともゆるふわほんわかとしたメンツが、ミニステージ上に姿を現した…


夕美『さて、歌っていただく前に軽ーくインタビューなどしちゃいたいんですが…』

夕美『まず、この5人組ユニットSweetchesの、結成の経緯とか名前の由来とか、教えてもらえますか?』

愛梨『はーい、えっとぉ~… 私たちは、「スイーツとメルヘン」をテーマにしたイベントで、スイーツショップとのコラボ企画として結成されたんですけどぉ~…』

夕美『なるほど… 愛梨ちゃんとかな子ちゃんはお菓子作りが得意だし、法子ちゃんもドーナツが大好きだもんね♪』

雫『そうなんです~。 そして、私もお菓子には欠かせない牛乳生産者として呼ばれたワケなんですね~w』

乃々『もりくぼは… い、いちおう、メルヘンが好きなので… 恥ずかしながら、お仲間に……』

法子『乃々ちゃんはそれもあるけど、机の下の妖精さんってことで呼ばれたんだよねー!』


夕美『なるほど~… では、Sweetchesというユニット名は? これは造語でしょうか?』

愛梨『そうですね♪ 私たちが最初に歌った曲が「Sweet Witches' Night」という歌だったので、かな子ちゃんが「スイーツ・ウィッチーズ」っていう名前を思いついてぇ…』

愛梨『それを法子ちゃんがくっつけて「スウィッチーズ」に… そしてそれを私が英語風に「Sweetches」にしたんです♪』
 
夕美『なるほどっ! お菓子の魔女っ子さんたち… 皆さんにピッタリの名前ですね♪』

かな子『ふふ…♪ とびっきりのスイーツの魔法で、みんなにあまぁ~いステージを届けちゃいますよ~♪』


夕美『それは楽しみですね…! では! Sweetchesの皆さん、スタンバイお願いします!』


夕美に促され、中央ステージの方に移動した五人… そしてしばらくすると、スポットライトの中に森久保乃々の小さな体が浮かび上がった…


乃々『・・・ここは、とあるおとぎの世界… 森の中に、一軒の不思議なおうちがありました…』ボソボソ…

乃々『そこには、5人のおかしな魔女っ子たちが住んでいて… 毎日お菓子を作っては食べ… 作っては食べ… それはそれは、幸せに暮らしておりました…』

乃々『とっても可愛いアップルパイの魔女っ子は、とってもうっかりやさん… うっかり時間を間違えたり… うっかり服を脱いじゃったり……』

乃々『誰もが放っておけない、あわてんぼうのお姫様みたいな女の子……』

乃々『そんな彼女ですが、お菓子作りの腕は一級品… 今日もお得意のアップルパイを、愛情こめて焼いています……』


 パアァッ!


乃々の語りが終わるとステージ全体がライトアップされ、五人のアイド… 否、魔女っこたちが姿を現す…!


愛梨『…えへへ♪ 焼きたてアツアツ…カスタードクリームのたっぷり入ったアップルパイ…! どうぞ、召し上がれ♪』

愛梨『十時愛梨で・・・「アップルパイ・プリンセス」―――!』https://www.youtube.com/watch?v=t-mveaTiA50


 ~~♪ ~~~♪


ポップなサウンドに乗って、愛梨の太陽のように明るい歌声が響き渡り… 会場は一気に魔法の世界へと引き込まれていった…


何かありそうな 高いブルースカイ
会いたいから 焼いちゃおうアップルパイ
君の笑顔 見たいんだもん

十時 目覚ましが鳴る
やわらかな日差し お姫様タイム
休日 濃いめのミルクティー
いつもより少し 大きめのカップ

オシャレしたら ちょっと暑いけど
君と おやつ食べよう

レッツゴー バターとりんご
そしてグラニュー糖 ラム酒をふってレモン汁
もっと のばすわパイシート
砕いてビスケット 最後にそっと投げキッス

十二時でも 解けない魔法
君となら そう 私はプリンセス

会いたいから 焼いたのアップルパイ
君となら
何かありそうな 気がするわ
いつでも一緒が いいんだもん

弾けそうね ふくらむ夢
思い寄せる 君にあげる

十時の魔法 永遠なの
君となら そう プリンセスよ


 ウワアアアアアアァァ――ッ!!  カワイイッ!  アイリィ!ケッコンシテクレェーッ!! ウオオオオオオォォ――ッ!! ピーピ――ッ!!  ヒューヒュ――ッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!


圧倒的に可愛らしい愛梨たちのステージング… そして盛大に揺れる愛梨と雫のお山に悩殺された観客たちが、歓声というよりも奇声を上げ、場内が騒然とする…!


千早(第一部でも思ったけど、この人の歌唱力はとても安定していて、聴きやすい…)

夏樹(イカしてんな…! 歌の合い間に入るサックスやトランペットがいい味出してんぜ… 最高にノレるぜ!)


夕美『ありがとうございました…! 十時愛梨ちゃんwith「Sweetches」で「アップルパイプリンセス」でしたっ!』

夕美『さすがは愛梨ちゃんのソロ曲… 彼女の個性がしっかり表現されてるような、とっても明るくてあま~い雰囲気の曲でしたよねっ♪』


夕美『さてでは…! これにて第二部も四人全員、一曲ずつ歌いましたので、これより、いよいよ二回目の採点に入りますっ!』

夕美『皆さん、選ぶのは難しいかもしれませんが…四曲の中で一番サイコ―!と思う歌に、票を入れて下さいねっ!』

瑞樹『もし迷ったら、私と楓ちゃんが歌った「Nocturne」なんて、いいんじゃないかなーと思うけど…』

夕美『ちょっ!? 川島さん! 司会者がそんな一人の人だけ応援するようなこと言っちゃダメですよっ!』

瑞樹『じょ、冗談よ…』

夕美『さあ…審査員の方たちも、採点の方をよろしくお願いしますねっ!』


夕美の合図で投票及び採点が一斉に開始され…

スクリーンに、まるでスロットマシーンのように無数の数字が躍る…!


瑞樹(第一部はほぼ互角だったけど…この第二部は、大きく点数が動きそうだわ。 キッチリと差がつく気がする…! さあ、どうなるかしら…?)


そしてついに・・・!


 バババンッ!


夕美『! あ・・・!?』


 オッ、オオオォッ!?  コ、コレハ・・・!  ザワザワザワァ…!


ざわめく観客席…! スクリーンに現れた、四人それぞれの得点は・・・!


※22:00~22:15の間にレスされたコンマによって採点をします。(フライングと時間オーバーにお気をつけを)

・コンマ以下
01~25→高垣楓
26~50→フレデリカ
51~75→佐城雪美
76~00→十時愛梨


それぞれ、自分の数域のレス一つで、1000点が入り、他の3人にも100点だけそれぞれ入ります。 また、「5の倍数」の場合は、3倍の3000点が入り、他の3人には点は入りません。

一人3回までレスできます。 もし4回以上レスされてしまった場合、4つ目のレスは無効となります。 単発IDは無効となります。必ず2回以上はレスして下さい。

いち

決勝戦第二部・集計結果(全15レス。5の倍数は>>99のみ)
楓  3000×1+1000×3+100×11=7100
フレ 3000×0+1000×2+100×12=3200
雪美 3000×0+1000×5+100×9=5900
愛梨 3000×0+1000×4+100×10=5000


夕美『! あ・・・!?』


スクリーンに表示された、四人の得点は・・・!



≪シンデレラ・ライブバトル第二部 獲得ポイント≫

高垣楓     7100p

宮本フレデリカ 3200p

佐城雪美    5900p

十時愛梨    5000p


<第二部までの、各アイドルの獲得ポイント合計>

高垣楓     6800+7100=13900p

宮本フレデリカ 6800+3200=10000p

佐城雪美    6800+5900=12700p

十時愛梨    5900+5000=10900p


※ここまでの最高得点ソング(ベスト・ステージ)は高垣楓「Nocturne」の7100p

今日はここまでにするにょ
第三部開始は、明日のまた20:30から始めて、コンマも同じ22:00~22:15に行おうと思います

いよいよグランプリが決まるぜ!

乙あざす
一時間遅れます
21:30から始めて、コンマも一時間ズレて23:00~23:15に行うのでよろしくです

ほなまたーり進めてくにょ コンマは11時から…

2時間後には、ミスコングランプリが決まってるはず…

ーーーーーーーーーー


 バババンッ!


夕美『! あ・・・!?』


 オッ、オオオォッ!?  コ、コレハ・・・!  ザワザワザワァ…!


ざわめく観客席…! スクリーンに現れた、第二部の四人それぞれの得点は・・・!


≪シンデレラ・ライブバトル第二部 獲得ポイント≫

高垣楓「Nocturne」          7100p

宮本フレデリカ「Tulip」        3200p

佐城雪美「小さな恋の密室事件」    5900p

十時愛梨「アップルパイ・プリンセス」 5000p


夕美『…トップは楓さんの「Nocturne」…! 獲得ポイント7100…! こ、これはここまでの最高得点ですっ』

瑞樹(! や、やったわ…!)ホッ

夕美『そして続いては雪美ちゃんの「小さな恋の密室事件」…! メルヘン&ミステリアスなラブソングが、2位に滑り込みました…!』

夕美『続いて3位は愛梨ちゃんの「アップルパイ・プリンセス」… とても可愛いステージでしたが、今一つ得点は伸びず…!』

夕美『4位はフレデリカさんの「Tulip」… なんと、楽曲総選挙ユニット曲部門1位の曲が、最下位という波乱…!』


周子「あーれー? ヤバイねこれw どっかでトチったかなー?w」

志希「奏ちゃんが目立ち過ぎたんじゃないの? アイツのせいだよアイツw アイツからは裏切り者の匂いがするでやんすぜ宮本のダンナ!ww」クンクン

フレデリカ「ほほう… 奏ちゃんってさ、楓さんの方でも歌ってちゃっかり最高点出してるしぃ… アイツは敵だッ!w 非国民だッ!!ww」

奏「上等ね… 自分の実力の無さを棚に上げて、ナニを言ってるのかしら…?」ゴゴゴゴゴオオオォ…

美嘉「ちょっ! やめなってみんな! 何やってんの?!」アタフタ


 アハハハジョーダンダッテバ!  ミカチャンダマサレテカワイー♪  カ、カラカワナイデヨォッ///!  ケラケラケラww


夕美『わ・・・笑ってますねぇLiPPSの五人… 大丈夫なんでしょうか?』


夕美『えーっとこれで… それぞれのここまでの得点を合計しますと… こう↓なりますねっ!』


<第二部までの、各アイドルの獲得ポイント合計>

高垣楓     6800+7100=13900p

宮本フレデリカ 6800+3200=10000p

佐城雪美    6800+5900=12700p

十時愛梨    5900+5000=10900p


 ザワザワ… カエネーサマアガッテキタナ  ヤッパカエデサンカ?  ユキミンモケントーシテンナ!  ワイワイガヤガヤ……


夕美『やはり・・・と言うべきでしょうか? ここに来て高垣楓さんが頭一つ抜け出てきましたね…!』

瑞樹『そうね… でもまあ、まだ大した差はついてない… 最下位のフレデリカちゃんと楓ちゃんの差は3900p。 この程度なら、十分一発で引っくり返る可能性もあるわよ』

夕美『そうですね…! 勝負の行方は、全て次の第三部でのライブの結果次第、ということになりそうですっ!』

夕美『ミスコングランプリが決まる決定的瞬間が、刻一刻と迫ってまいりましたが… まずはまた10分間の休憩をとりますっ! トイレに行きたい人は今のうちに行っといて下さいねっ!』






~観客席~


 ザワザワガヤガヤ… ワイワイワイ……


やよい「うっうー! みーんな素敵でしたけど、今回はけっこう点差がついちゃいましたねー」

貴音「ええ… やはり今のは、高垣殿ののくたあんがとっぷ…! 妥当な結果でしょうか」

春香「そうですね。 千早ちゃんも高垣さんには満点を入れてたみたいだし…」

美希「ミキはLiPPSも可愛いと思ったけどなー。どうして点が伸びなかったんだろ?」

律子「LiPPSもステージングのパフォーマンスのクオリティに関しては、高垣さんたちに引けを取ってなかったとは思うけど… ぶっちゃけ、肝心のフレデリカさんがあまり目立ってなかったからねぇ…」

律子「あのお揃いの衣装も綺麗だけど、アレだと個人を目立たせるには不利だったんじゃないかしら?」


紗枝「雪美はん、健闘しとりますなぁ… 同じ京都人として、応援したくなりますわぁ」

莉嘉「うん、でもさぁ… 小梅ちゃんが謎がどーのって言ってたけど、アレって結局なんなのー?」

ゆかり「アレは… ヒントは“小指の先”というのがキーワードですね… 小指は、カタカナの“コユビ”に変換して、あの雪美ちゃんが囁くように歌ったカタカナの羅列の部分に当てはめる…」

ゆかり「そこで“コ”と“ユ”と“ビ”のすぐ隣の文字を拾うと、メッセージが出てくるという謎かけになっているのです」

莉嘉「んー…? そうすると… ダ・イ・・・あーなるほどねっ!☆ そーゆーわけか!」

七海「雪美ちゃんたちはダンスも良かったのれす! 五匹のタチウオが餌を狙って立ち泳ぎしてるみたいだったれすよ!」

紗枝「七海はんはステージが大きな水槽に見えるんやなぁ…w」

七海「タチウオは“太刀魚”と書くけど、“縦に泳ぐ”からタチウオという名前がついたっていう説もあるのれす!」


さくら「ねーねーイズミン、小梅ちゃんが言ってた謎って… 一つは分かったけど、もう一つ… “あの子の声”ってどこで聞こえるの? 最後の“アハハ”ってやつ?」

泉「いや、それじゃなくて… これは、音源に逆再生をかけないと聞こえないのよ。 ほら、こんなカンジで…」ポチポチ

亜子「タブレットか。 準備がええな泉」

泉「ほら、聞けるわよ。 カタカナの羅列を歌う直前のところね」

亜子「んー…? オオッ!? ほんまや! これガチのヤツやんか!!」ゾゾッ

さくら「やあああぁんコワァッ! オシッコもれちゃうっ!」=3


~ステージ裏~


杏「…… zzzzzz……」グゴォーグゴォー

こずえ「…zzzzz……」スースー…


緒方智絵里「…あ、杏ちゃんとこずえちゃん… まだ寝てる… もうそろそろ出番なのに…」

法子「ちえりちゃーん! 杏ちゃんたち起きたぁ?」ヒョコッ

智絵里「あっ、法子ちゃん… う、ううん… まだ起きなくて… ど、どうしよう…?」オロオロ

法子「フフフッ! そんなのドーナツを使えば一発だよっ! ほら、杏ちゃん起きてー」グイグイ

杏「zzz…ムブッ!? $%&kモルサァ*¥!!」ジタバタ

智絵里「!? の、法子ちゃん! 寝てる人の口にドーナツを突っ込んじゃダメだよ! 窒息しちゃうって!」


杏「… あぅ… 殺されるかと思った…」ムク…

こずえ「… こずえの… でばん…?」ムク…

法子「そうだよ! 第三部はアタシたちが先頭バッターだから… ドーナツパワーでがんばろーねっ!」

杏「…いや、それはいいけどさ… 主役はどこにいんのさ?」

法子「へ? あ、そういえば… 愛梨ちゃんはどこに?」キョロキョロ

智絵里「着替えのために衣装室の方に行ってたけど… まだ戻ってこないね…」

法子「!? そ、それはマズイよ! アタシ迎えに…」

 バタンッ  ハアハアハア…

智絵里「あ、愛梨ちゃん… 大丈夫?」

愛梨「ご、ごめんねみんな… 私また時間間違えそうになって…」ハアハア

杏「いや…とりあえずそれはいいけど、その胸元が思いっきりはだけてんの、なんとかした方がいいよ…」

愛梨「え… これくらい大丈夫じゃない?」ポヨン

智絵里「だ、ダメだよ! みんなビックリしちゃうよ?!」


 サアミンナー!  ダイサンブヲハジメルワヨォッ!!  オオオオオォォ――ッ!!


愛梨「あ…川島さんの声。 出番だねっ!」

法子「よぉーっし、みんなでドーナツの輪みたいになって… 闘魂注入しよーか!」

法子「行くよっ! 絶対このステージでトップを取って… 愛梨ちゃんを優勝させるぞぉ!! えいっ、えいっ、オ――ッ!!」

愛梨智絵里「「オ―――ッ!!」」

杏こずえ「「お~~…」」


~会場~


 ザワザワガヤガヤ…  ワイワイガヤガヤガヤ……


横浜アリーナの数万人の観衆が見守る中… ミニステージ上に、三度、総合司会川島瑞樹登場…!


瑞樹『さあ… いよいよこのミスコンのお祭りもラスト! シンデレラ・ライブバトルの第三部を始めるわよォッ!!』


 オオオオオォォ――ッ!!


瑞樹『みんなーっ! まだまだそんなモンじゃないでしょー?! その程度の気合いじゃ、ステージを始められないわよぉ?』


 オオオオオオオォォ―――――ッ!!!


瑞樹『まぁだまだぁ――ッ! もっともっとボルテージは上がるでしょ――ッッ!!』=3


 ウオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォ――――――ッッッ!!!!!


夕美(…? か、川島さん、凄い気合い… さっきの自分のステージで最高点が出たから、テンション上がってるのかなぁ…?)


瑞樹『おっけーいっ!! じゃあ、見せてやりなさいっ! 愛梨ちゃん、あなたの本気のステージを・・・!』バッ!


カメラが切り替わり… 中央ステージを映し出すと、そこには無事スタンバイを終えた智絵里、こずえ、愛梨、法子、杏の五人の姿が…

そして…!


 ~♪ ~~♪


莉嘉(!? えっ、これって・・・?)


観客席の莉嘉が何度も何度も聴いた・・・あの軽快な電子音が会場に響き渡り… ステージの五人が弾けるように踊り出すッ!


莉嘉(この曲って・・・お姉ちゃんの・・・!)


愛梨『みなさーん! ではイキますよぉ~~!!』フリフリ

愛梨『十時愛梨が歌いますっ! 城ケ崎美嘉ちゃんで・・・TOKIMEKI☆エスカレートッ!!』https://www.youtube.com/watch?v=9PVhrITxzR8


第三部最初の曲は・・・卯月、凛、未央の3人が初めてプロのアイドルとしてバックで踊った曲でもある・・・346プロの楽曲でも随一の完成度を誇る名曲、あの城ケ崎美嘉の「TOKIMEKIエスカレート」!!


TOKIMEKIどこまでも エスカレート
サイダーみたいにはじける恋モード
ハートはデコらず伝えるの
本当の私を見てね

強がり 大人っぽいふり
時々 置いていたい
あなたに 甘えたりして
初めてだらけしたい

暗い空 独りきり
頑張る時も
あなたは心に光る一番星

TOKIMEKIどこまでも エスカレート
サイダーみたいにはじける恋モード
きらきらの胸に飛び込むの
本当は不安だけど…

DOKIDOKIはいつでもストレート
迷路みたいに感じる恋ロード
ハートはデコらず伝えるの
本当の私を見てね 見てて ああ


 オ~~~~ッ!  オイッ!  オイッ!  オイッ!  オイッ!  オ~~~~ッ!  オイッ!  オイッ!  オイッ!  オイッ!

 T! O! K!  TO・KI・ME・KI!  M! E! K!  TO・KI・ME・KI!


五人の一糸乱れぬ統一されたダンス… そして観客席では曲の掛け合いのコールが連発…!

ラストではアルファベットの形にポーズを作る愛梨たちに合わせて、それを読み上げる合唱も…!

猛烈な盛り上がりの中、愛梨の最後のステージは幕を閉じた…


 パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ……!!  ピ――ピ――ッ! ヒュ――ヒュ――ッ!! ……


伊吹(凄いじゃん…! あの曲のダンスって意外と激しいから、歌いながら踊るのってかなり難しいのに… さすが愛梨ちゃん、ヤルときゃヤルねぇ…!)

つかさ(背景のバックステージのデコり方やべーなアレ…w ポップの極致… 一つの完成形だな)


夕美『あ…ありがとうございました! 十時愛梨ちゃんで、「TOKIMEKIエスカレート」…! とっても素敵なステージでしたねっ!』

夕美『客席では、今日一番のコールが… たくさんの笑顔とサイリウムの花を咲かせていました♪』


夕美『さあでは! この盛り上がった空気が冷めないうちに、ドンドン行ってもらいましょうっ!』

夕美『続いては、佐城雪美ちゃんで… 櫻井桃華ちゃんの「ラヴィアンローズ」…!』

夕美『ふふっ、お花といえばこの私ですよね♪ ローズ…バラは、その色によって花言葉が異なっていて、白いバラなら「純潔」や「深い尊敬」の意味を持ち…』

夕美『青いバラなら「奇跡」や「神の祝福」を意味します。 そして、この曲で背景にも登場する赤いバラは、「愛情」や「美」・・・そして「あなたを愛しています」というストレートな愛の告白の意味も持つんですね♪』

夕美『あの気品溢れる雪美ちゃんが、今度はどんな素敵なラブソングを奏でてくれるのか・・・楽しみですよねっ! では、どうぞ!』


再び中央ステージにカメラが切り替わり… 雪美をセンターに、乃々、幸子、仁奈、輝子の姿も…


乃々『が…がんばるので… 楽しんで下さい…』オドオド

幸子『雪美ちゃんはこのカワイイボクの次くらいにはカワイイですからねっ! 優勝はいただきですよっ!』フンスッ

仁奈『今日は着ぐるみじゃねーですけど… ウサ耳とこの羊さんのポシェットがポイントでごぜーますよ!』クイッ

輝子『フヒ…w き…キノコが好きだけど… バ、バラも、いいよね… トゲあるし…w』フヒョヒョ



雪美『では… 佐城雪美が… 歌います……』

雪美『精一杯の… 愛と、感謝の、気持ちをこめて…… 櫻井桃華・・・「ラヴィアンローズ」……!』https://www.youtube.com/watch?v=8J3Nwj6UanU


 ドゥッ、ドゥドゥッ、ドゥッ、ドゥッ、ドドゥッ♪  ハートガタ♪  ハナビラ♪  ~~♪


“カワイイ”とはまさにこのことか…? 考えられないほどの超絶可愛い天使の踊りと舞いに… 観客席では目が点になる者が続出した……


ハート形 花びら 一輪 赤いバラ
アナタのエスコート 色づく ほっぺたはバラ色

いついかなる時だって 目を離してはいけません(はーい!)
花は一秒ごと色づくの もったいないでしょう?

毎日 微笑みかけて 愛 ささやいて(大好き♡)
それ以上の愛を アナタにあげるわ

ドキドキ(ドキドキ) してるの?(してるの!)
素直に言えたなら ご褒美
ナデナデ(ナデナデ) したいの?(したいの!)
チクチク トゲまでも愛して

愛の花で世界中 飾りつけましょう
口づけは少し早いわ 優しく手をとって

まっすぐなアナタに
真っ白なバラを贈るわ
このままずっと そばにいて

愛の

愛の花で世界中 飾りつけましょう
二人のハートで世界を 可愛く染め上げましょう

誰もが胸に愛の花園 愛あらば 全てきらめく
毎日がバラ色

愛しい 想いを 束ねた 九十九本
アナタと いつまでも いつまでも
誓いの花束

ずっと ずーっと 一緒よ♡



 ウオオオオオオオオオオオオオオォォ―――ッ!!  ユキミィッ!  キョッホォーッ!  カワイイッ!カワイイッ!!カワイイイィッ!!!  アアアアアカ・ワ・イ・イッ!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…… 


夕美『ありがとうございましたっ! 佐城雪美ちゃんで「ラヴィアンローズ」でしたっ♪』

瑞樹『雪美ちゃんと桃華ちゃんって、“気品溢れる小さな淑女”っていう点で共通してるものね… 曲調も雪美ちゃんの可愛らしさを引き立ててたわね』

夕美『そうですねっ! とっても上品で可愛らしいステージでした・・・ん?』


 ユキミチャーンッ! ニナチャンッ! サイコォ-ダッタヨォッ!  ユキミチャンゼッタイユウショウシテネッ!  オウエンシテルヨォ-ッ!


夕美『あれは… 観客席の前方に、佐々木千枝ちゃん、横山千佳ちゃん、福山舞ちゃんに龍崎薫ちゃん… 他にも346の小学生組が固まっていて、声援を送っていますね…』

瑞樹『L.M.B.G(リトルマーチングバンドガールズ)の子たちね。 出演のあるみりあちゃんや桃華ちゃんをのぞいて… ほとんどのメンバーが応援に来てるみたいね』


雪美『…………………』ニコニコフリフリ


夕美『お、おお…/// お友達たちの声援に、雪美ちゃんが無言で微笑んで手を振っていますが… まるで皇族の方のような高貴…というか、神々しさに溢れています…!///』

夕美『現在楓さんに次いで2位につけている雪美ちゃん…! このステージで一気に頂点をつかむかもしれませんねっ!』

夕美『審査員の方たちは、今のステージは… どうご覧になりましたか?』


伊吹『この曲、振りつけもイイよね… 体が小さいからこそ映えるダンスだと思う』

つかさ『衣装が…とにかく秀逸。 あの雪美ちゃんが着てる「プチ・マドモワゼル」の衣装だけど…』

つかさ『ありがちなロリータ系だけど、ロリータってのはさ、衣装カテゴリというよりは内面性の表現手段なんだよね』

つかさ『つまり、身につけるからには純真な少女の心に戻る必要があんだけど… 雪美ちゃんのあのフィット感は異常だわ。 本当に純真で清らかな心だから、あそこまであの衣装がシックリくるんだよな』

舞『あの子どこかに売ってませんか…? 私持って帰りたいんだけど…』

千早(舞さん目が本気だ…)


夕美『なるほど… 曲はもちろん、ビジュアル的にも非常に高く評価されていますね… これは最後、どのような点数が出るか楽しみですっ!』


しかし、その時だった…


 ヒャッハァ―――ッ!!www


夕美『え?!』ギョッ


輝子『ゴォ――ットゥヘエェ―――ルゥッ!! ボッチどもぉ! こんなナヨナヨした歌で喜んでんじゃねええええぇぇっ!! アタシと一緒に毒を吐けェ!! 打倒リア充だオラアアァァッ!!』=3

 
夕美『ちょ…! 輝子ちゃん?一体、何を・・・!』


なんと… 雪美たちの醸し出すリア充な空気に、密かに酸素欠乏に陥っていた輝子が…遂にブッコワレモードに入ってしまったのである…!



雪美『輝子… 暴れちゃ… メッ……』

輝子『だまれこのブナシメジがあぁっ!! フヒヒヒファハハハッ!ww ヒャーッハッハッハッハァッ!! ブッ壊してやんぜこんなクソイベントォ!!!www』

輝子『さあああぁボッチどもっ! 本当のステージってヤツを見せてやるぜええぇっ!! 喰らえッ! “毒茸伝説”―――ッ!!!』ブワアッ


瑞樹『ちょ…! やめなさい輝子ちゃん!』=3


しかし…ヒャッハ―してしまった輝子は、瑞樹でも止められない…! せっかくのライブバトルが、邪悪な胞子に埋め尽くされてしまうのか…?

夕美がそう思った、その時!


 『せいっ!』バッ

 『けんっ!!』ババッ

 『づきぃ――っ!!!』バババンッ!


輝子『なっ!?!』


ステージの“せり上がり”を使い… 掛け声と共に下から湧き出るようにして現れた五人のアイドルッ!!


中野有香『不肖中野有香! ただいま参上ォ!!』ババンッ

志希『にゃっはは~~w 輝子ちゃん、狼藉を働くキノコちゃんはこの志希サマが消毒しちゃうよ~ん?』ニヒヒ

響子『私たちの歌がナヨナヨしてるかどうか… それはこのステージを見てからにして欲しいな、輝子ちゃん♪』ニコッ

櫻井桃華『みなさん、ごきげんよう! 満を持して…わたくし櫻井桃華の登場ですわ!!』キランッ

フレデリカ『ヤッホッホ――ッw このフレちゃんが率いる特別ユニット・・・「la Roseraie」のお披露目だよーっ!!』フヒョヒョ


 ザワザワガヤガヤ…!  ナ、ナンダアリャ…?


突然の輝子の変貌… そして更にソレを駆逐するような勢いの五人組登場に、客席には驚きと戸惑いの空気が流れる…


夏樹(たっはー… ヤッテくれんぜアイツら! サイコ―にロックじゃねーか…!)ワクワク


桃華『ちょっと…フレデリカさん? わたくしたちを率いているリーダーは、あなたじゃなくて有香さんでしてよ?』

フレデリカ『あれ? そうだったっけ~~?w』


夕美『こ、これは… 第三部の三組目…「la Roseraie」の皆さん…!』

有香『押忍ッ! よろしくお願いしますッ!!』


瑞樹『「la Roseraie」といえば… 確かイベントの為に、山の中のお寺で合宿して特訓したっていう噂があるけど…?』

響子『そうです♪ みんなで精神修養の為に掃除を頑張ったり座禅を組んだり… とっても楽しかったんですよ♪』

桃華『わたくしも白い作務衣を身につけて、ぞうきんがけを頑張ったんですのよ』

フレデリカ『シキちゃんが何度も脱走しようとして大変だったねぇあの時は…』トオイメ

志希『にゃははっ! この自由人志希サマを縛ることなど不可能だからねっ!』

桃華『褒めてませんわ志希さん!』


夕美『山で修業… じゃあ、これから歌う曲も、ちょとハードな感じなのかな…?』

響子『いえ、曲自体は・・・ポップと「KAWAII」をギュッと閉じ込めて、オーブンでこんがり美味しく焼き上げたような… そんなお菓子みたいな曲ですよ♪』

響子『でも、合宿でみんなで特訓したことで、私たち五人にはまるで家族みたいな絆が生まれたんです。 それが、修行の一番の“成果”でしたね♪』

フレデリカ『そうそう、私たちの絆は何人にも壊せない… まさに豆腐のような信頼関係で結ばれているのである…』

 
 オトーフハスグコワレテシマイマスワ!  ナニイッテンノフレチャンw アレ?ソウダッタッケ~? ナハハハ…w


瑞樹『ちょっと、コントが終わりそうにないから… 有香ちゃん、曲紹介の方ちゃちゃっとよろしくっ!』

有香『はい、では・・・! 私たちが寺で修業し、特訓に次ぐ特訓を重ね、滝行までして鍛え上げた珠玉のステージ・・・とくとご覧あれッ!!』

有香『「la Roseraie」で… 「明日また会えるよね」―――!』https://www.youtube.com/watch?v=s1myYuQ4-Gw


有香の気合の入った一声と同時に、ポップなサウンドが会場を包み… 五人の息の合ったダンスが始まった…!


私が 呼んだら 今すぐ きてね

(Yeah! Happy! OK!)

聞こえてるのに 聞こえないふり 何回だって 言って欲しいのよ
ほんとはもっと 胸キュンセリフ 欲しかったけど でもね嬉しいよ

返事はちょっと待っててね 余韻にもっと浸っていたいし
メールじゃちょっと味気ない  明日はお洒落一杯しよう

不安な顔を変えたいの
ニッコリ出す両手  「OK」のサイン見せてあげるんだよ

明日 また 会えるよね  たくさん楽しいこと作りたいよね
いい夢が見れるように おやすみ メールするね
キラキラに光りだす 宝石みたいな日々ずっと続いて
大好きなJewelry Dayありがとう

明日 また会えるよね  たくさん楽しいこと作りたいよね
いい夢が見れるように おやすみ メールするね
キラキラに光りだす 宝石みたいな日々ずっと続いて
大好きなJewelry Dayありがとう

私を 好きなら 今すぐ きてね


 ワアアアアアアァァ―――ッ!!  ユーカチャンッ!  ユーカァッ!  キョウコォッ!  モモカチャンッ!  シキチャーンッ!  ツイデニフレデリカァ!  ピーピ――ッ!  ヒューヒュ――ッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・


夕美『ありがとうございました…! さあ、フレちゃん、現在のところバトルの点数はトップの楓さんに3900pの差がついちゃってるんだけど… 逆転できそうですか?』

フレデリカ『もちろん! 有香ちゃんの信念は岩をも砕くほどに強いからね… 正拳突きで一発KOですよっ!w』ナハハ

瑞樹『そんな他人任せでいいのかしらね…』


夕美『では…いよいよ、このシンデレラ・ライブバトル最後の曲です…!』

夕美『トリを飾るのは高垣楓さんと本田未央、藤原肇、荒木比奈、喜多見柚の五名による「always」…!』

夕美『ちなみに、またメタな話になってしまいますが、このメンバーは第六回総選挙上位5名ということで選出されたんですね』

夕美『曲のテーマは、「大切な人への感謝」…! このイベントのラストを締めくくるのに、ピッタリのナンバーではないかと思います』

夕美『では・・・ 楓さん、皆さん、お願いしますっ!』


カメラが切り替わり…

ぼんやりとした照明の中、静かに佇む五人の少女を映し出す…


楓『…皆さん、今日は… 私たちのイベントに参加して下さり、本当にありがとうございました…』

楓『五人で心を一つにして唄います――。 聴いて下さい、高垣楓with本田未央、藤原肇、荒木比奈、喜多見柚で・・・「always」―――』https://www.youtube.com/watch?v=j_s55Fz1IZA


ここまでの、会場の熱気をゆっくりと心地よく冷ましていくように… その壮大なバラードは始まった……


比奈楓柚:涙 流した日もあった

肇:だけどあなたがいたから 笑顔を見せられたの

比奈楓柚:歩き出せない日もあった

未央:だけど あなたの声が 聞こえた 聞こえたよ

比奈:春の木漏れ日みたい 温かい優しさ

 柚:夏の爽やかな風みたい 力くれる

 楓:移り変わる時の中で

五人:変わらないものがあった


五人:いつも いつも いつも あなたは見つめていて くれてたんだね

肇:私に出会ってくれて

未央:ありがとう

五人:いつも いつも いつも 私はあなたに 愛されていたんだね

五人:私を見つけてくれて ありがとう


肇と未央の温かい声が闇を抜け・・・ それを楓の美声が優しく包み込む・・・

妖精が跳ねるような比奈の歌声が響き、柚の快活な明るい声がそれに合わさり、融け合っていく・・・

そして五人が声を合わせるサビは、まさに女神が現れたとしか思えないほどの神々しさに溢れていた・・・


 ……ワアアアアアアァァ―――ッ!!  カエデサァンッ!  チャンミオォッ!  ハジメチャンッ!  ヒナァッ!  ユズゥッ!  サイコーダァッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・
 

夕美『ありがとうございました…! 高垣楓さん、「always」でした…』

夕美『サビでは観客席の皆さんも大合唱…! 涙を流されている方もいますね… 本当に素晴らしいステージでしたっ!』


夕美『さあでは…! これで第三部も四人全員が歌い終わりましたので、これより、いよいよ・・・最後の採点に入りますっ!』

夕美『果たして、このシンデレラ・ライブバトルの頂点に立つのは、誰なのか…? そして、ミスコングランプリとなって“最強美少女”の称号を得るのは、誰になるのか…?』

夕美『全てはこれからの最後の投票&採点によって決まるのです! 皆さん、準備はよろしいでしょうか…?』


 シィ――ン…  ゴクリッ


夕美『では! どうぞぉ! 皆さんがこの四つのステージで最も素晴らしかったと思う曲に投票して下さいっ!!』

夕美『審査員の方たちも採点をよろしくお願いしますねっ!』


夕美の合図で、最後の投票&採点が開始…!

スクリーンに、楓、雪美、愛梨、フレデリカの四人の運命を決める数字が躍る…!


瑞樹(さあ… 可能性としてはやっぱり楓ちゃんが一番グランプリに近いだろうけど…)

瑞樹(この第三部、他の3人もなかなかのステージを披露してたから、逆転も十分有り得る…!)

瑞樹(この、長かったミスコンバトルを締めくくる、最後の闘い… 一体、どんな結果に…?)


そして・・・ついに!!


 ババババンッ!


夕美『! …あぁっ!?』

瑞樹『! これは・・・!』


楓「!」

雪美「………」

愛梨「・・・あ」

フレデリカ「おひょっ?!」


ミスコングランプリを決定する・・・スクリーンのそれぞれの得点は・・・!


※23:00~23:15の間にレスされたコンマによって採点をします。(フライングと時間オーバーにお気をつけを)

・コンマ以下
01~25→十時愛梨
26~50→佐城雪美
51~75→フレデリカ
76~00→高垣楓


それぞれ、自分の数域のレス一つで、1000点が入り、他の3人にも100点だけそれぞれ入ります。 また、「5の倍数」の場合は、3倍の3000点が入り、他の3人には点は入りません。

一人3回までレスできます。 もし4回以上レスされてしまった場合、4つ目のレスは無効となります。 単発IDは無効となります。必ず2回以上はレスして下さい。

2

決勝戦第三部・集計結果(全15レス。5の倍数は>>152、153、154の3つ)
愛梨 3000×1+1000×5+100×7=8700
雪美 3000×0+1000×2+100×10=3000
フレ 3000×0+1000×3+100×9=3900
楓  3000×2+1000×2+100×10=9000


 ババババンッ!


夕美『! …あぁっ!?』

瑞樹『! これは・・・!』


ミスコングランプリを決定する・・・スクリーンのそれぞれの得点は・・・!


≪シンデレラ・ライブバトル第三部 獲得ポイント≫

十時愛梨「TOKIMEKIエスカレート」  8700p

佐城雪美「ラヴィアンローズ」    3000p

宮本フレデリカ「明日また会えるよね」3900p

高垣楓「always」       9000p


楓「!」

雪美「………」

愛梨「・・・あ」

フレデリカ「おひょっ?!」


 ザワッ、 ザワザワザワァ…!


夕美『・・・と・・・トップは、高垣楓さんの「always」…!! なんと9000ポイント…!』

瑞樹『愛梨ちゃんと楓ちゃんの壮絶なデッドヒートだったけど… 最後は一気に楓ちゃんがまくって逃げ切ったわね…!』

夕美『こ、これで、この第三部の得点を、今までの得点に加えて合計すると・・・こう↓なりますねっ!』


<第三部までの、各アイドルの獲得ポイント合計>

十時愛梨    5900+5000+8700=19600p

佐城雪美    6800+5900+3000=15700p

宮本フレデリカ 6800+3200+3900=13900p

高垣楓     6800+7100+9000=22900p


※最高得点ソング(ベスト・ステージ)は高垣楓「always」(9000p)


夕美『結果が…出ましたねっ! このシンデレラ・ライブバトル、4位は宮本フレデリカ、13900ポイント…』

夕美『そして3位は佐城雪美、15700ポイント…!』

夕美『2位、つまり準グランプリは… 十時愛梨! 19600ポイント…!』

夕美『そして・・・』ゴクリッ


最後の言葉の前に… 唾を飲み込んで、一息ついた夕美…

ファイナリストとして出場したフレデリカ、楓、愛梨、雪美の四人・・・

それぞれがまさに究極の美少女であり、差など無いに違いないだろう・・・

しかし・・・ それでも! それでも、神が選んだのは・・・高垣楓その人!!


夕美『1位は・・・高垣楓! 22900ポイント…!』

夕美『このライブバトル、優勝者は高垣楓さん…! そして……』

夕美『ミスコングランプリ… 私たちアイドル最強最高の美少女は・・・』

夕美『高垣楓さんで決定となりましたぁっ!!』


 ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ―――――ッッッ!!!!!  ドオオオオオオオオオオオオオオォォォォォ―――――――ッッッ!!!!!

 カエネエツエエェッ!  サッスガカエデサンッ!  オメデトォッ!  トトキンモオメデトォーッ!  ユキミトフレチャンモヨクガンバッタァッ!  ピ――ッ!ピ――ッ!!  ヒュ――ッ!ヒュ――ッ!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!


本日はここまでなの

上から集計してって、「これは愛梨の逆転か…?」と思ったけど、さすが楓さんは持ってますね… 見事な巻き返し!

また土曜の夜にこのスレの締めくくりと… 武闘会のことや、出来ればグランプリとなった楓のSSなども書いて貼ろうと思います

もし、楓SSの、何か希望のシチュエーションとかあったら書き込んで下さい。 意に沿えるかは分からないけど…

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