【艦これ】日替り秘書艦達 (119)

※注意、このSSには二次設定や稚拙な文章等が含まれています。
そしてオチもオチてない事があります。それでも読んでくれる方は次からよろしくお願いします!



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525798372

※月曜日~日曜日までの間で話をお届けさせてもらいます。




《月曜日》

ピピピピピ…ピピピピピ…

提督「ん………」モゾモゾ

提督「…………グゥ」

ダダダダダッ…

バァン!

深雪「司令官!朝だぞ!おっきろー!」バッ!

ドスン!

提督「ぐへぇ!」

深雪「お?起きたか司令官」

提督「み、深雪…か、おはよう・・」

深雪「おはよっ司令官!今日は深雪様が秘書艦だぜ!よろしくな!」

提督「よろしく…ってか起こしに来てくれたのは嬉しいけど」

提督「もうちょっと優しい起こし方にして欲しいかな」

深雪「ごめんごめん♪つい張り切っちゃってさ!」

提督「それじゃそろそろ着替えるしどいてくれる?」

深雪「あいよっと!」

提督「よいしょっと」ムクッ

深雪「…」

提督「…深雪」

深雪「ん?」

提督「着替えるから出てってくれない?」

深雪「えー、ケチー!」

提督「なんでケチになるの、ほら外で待ってて」

深雪「ぶーぶー」

提督「後でアメあげるから」

深雪「わかったよー、あんまり深雪様を待たせんなよ~?」バタン

提督「朝から元気だなー深雪は、さて着替えるか」ヌギヌギ

ガチャ

深雪「司令官ーもう着替えたー?」

提督「まだ!おとなしく待ってなさい!」

深雪「はーい♪早くな~!」バタン

…………………
………………
……………

深雪「ちぇっ、ハッカ味のアメちゃんなんて聞いてないぜ…」トボトボ

提督「アメには違いないだろ?」

深雪「そうだけどさ、深雪様的にはオレンジ味とかのほうが良かったなー」

提督「今度は用意しておくから、ほら執務室についたよ」

深雪「はいはい、んじゃさっさと今日の業務を始めようぜ!」モグモグ

提督「早速食べてるし」ガチャ

______________
(執務室)

提督「さぁーってと、なにから手をつけるかな」

深雪「なぁなぁ司令官、それなら深雪様これやりたいな!」ピラッ

提督「ん?工廠任務か、なら対潜装備足りないし作るか!」

深雪「そうこなくっちゃな!早速作るぜ!」

パァァァ…×4

結果:三式ソナー
    失敗
    失敗
    失敗

深雪「んー出だしは良かったんだけどなー…」

提督「いや、一個出しただけでも儲けもんだよ」

深雪「なぁ司令官、あと1回だけやってもいい?」

提督「んー、1回だけだぞ?」

深雪「やったぜー!それじゃ期待して見ててくれよな!」

パァァァ…

結果:零式艦戦32型

深雪「…なぁ、司令官、これって当たり?」

提督「そうだな、将来的には(素材として)使う…かな?」

深雪「ならよかった!工廠任務もやったし大淀さんのところに報告しにいこーぜ!」

提督「いや、このままついでに他の任務もやっておこうか」

深雪「それならさー深雪様はあと…」

…………………
……………
………

深雪「ふ~、ちょ~っと疲れたなぁ、休憩っと!」ドサッ

提督「お疲れ様、お茶入れるけど一緒でいい?」

深雪「あ、それなら深雪様が入れるぜ、司令官は休んでてくれよな!」タッタッタッ

提督「じゃ、お言葉に甘えて…」トスン

深雪「~♪」コポポポ…

深雪「はい、お待たせ!」

提督「ありがと、早速もらうよ」

深雪「おまたせ、へへっ♪しっかり味わってくれよな!」コトッ

提督「そうだ深雪、ちょっと口開けて」ゴソゴソ

深雪「?」アー

提督「ほいっ」ポーイ

深雪「ングっ!?」

深雪「…あ、アメ?」モグモグ

提督「朝言ってたオレンジ味、びっくりした?」

深雪「っん、だ、誰だっていきなり口にいれられたらびっくりするしな!」

提督「ふふん、朝の起こされた時のお返し」

深雪「やられたぜ…ちくしょう!今度はもっとすごい起こし方してやるからな!」

提督「いや、起こすなら普通の起こし方がいいんだけど」

深雪「それじゃ面白くないだろ?期待して待っててくれよな!」

提督「えぇ~…」


《月曜日》 終わり

次の曜日に続きます 

短いですが続きはまた明日更新させていただきます!
深雪は吹雪型の中でも一番元気でいいですよね、底なしの明るさというか、イベント時には精神的支柱によくなってくれてます。

おつおつ

次も楽しみにしてる


期待してます

いきなり深雪からとは期待せざるを得ないッ!

それでは、続きを書かせて頂きます!

《火曜日》

ピピピピピ…

提督「んん……」モゾモゾ

提督「もう朝か…」

提督(昨日の事もあるし誰かに起こされる前に起きるか)ヨイショッ

………
……

______________
(執務室)

提督「マルハチサンフタか、イベントがない時はゆっくり執務を始められるな」

コンコン ガチャ

伊19(以降イク)
「提督、おはようなのね!」

提督「おはようイク、今日の秘書艦はイクか?」

イク「そうなのね!よろしくなの!」

提督「ああ、よろしくな」

提督「ところで、秘書艦の時もその格好なのか?」

イク「当たり前なのね!スク―ル水着は潜水艦の誇りなの!」

提督「ふむ…(誇りに思ってくれているのはいいんだが)」チラッ

イク「?」

提督(いかんせん刺激が強すぎるな…)

イク「提督~?さっきからどこをみてるの~?」ニヤニヤ

提督「うっ、いや、そのなんだ、すまん」

イク「別にイクは怒ってるわけじゃないのね、むしろ…」ススス…

イク「イクから目をそらしちゃダメなの♪」ピトッ

提督「わ、わかった、わかったから!近い!」

イク「いひひっ♪じゃあ、改めて…」

イク「午前中にこの書類を全部終わらすの!」ドサッ!

提督「…なんか多くない?」

イク「昨日提督が工廠任務ばっかりやってこっちをやってなかったのが悪いのね」

提督「あー…そういや手をつけようと思って忘れてた」

イク「全く、提督はイクがいないとダメなのね!」

提督「じゃあそのイクの力を借りて今日は頑張りますか」

イク「はーい!イク、いくの~!」

………
……


提督「とりあえず、目標分は終わったな」トントン

イク「提督~、もう疲れたの~…」

提督「じゃあ、ちょっと休憩を入れるか」

イク「はい!はい!それなら、ランチを食べに行きたいの!」

提督「時間も頃合いだし食堂に行くか」

イク「やったのね!そうと決まれば早速行くのね!」

提督「急に元気になったな、疲れてたんじゃないのか?」

イク「細かいことは気にしないのね♪ほら、提督早く早く」グイグイッ

提督「分かったよ、袖を引っ張らないの」

………
……


提督「それでイクのお昼はラーメンか」モグモグ

イク「ふっふ~ん♪これがわからないとは提督は甘いのね♪」

提督「って言うと?」

イク「これは~、牛骨ラーメンなのね!」

提督「ギュウコツ?豚骨じゃなくて?」

イク「そうなのね!伊良子ちゃんが作った新メニューなの!」ズゾゾッ

提督「へー、牛骨ねぇ」

提督「豚骨とはどう違うの?」モグモグ

イク「ん~と…味?」モグモグ

提督「そりゃ…ね」

イク「違うの!そうじゃなくて、こう…濃い?豚骨とはちょっと違った感じなのね」

提督「ふんふん」

イク「食べてみればわかるのね、ほら」

提督「じゃスープだけ一口貰おうかな」スッ

提督「んー…豚骨よりコクがある、感じかな?」

イク「そう!濃いじゃなくてコクって言いたかったの!」

提督「まぁ、言葉で表現しようと思ったらこれは難しいな」

提督「次は言える様に今度頼んでみるよ」

イク「その時はイクも呼んでほしいのね♪」

ズゾゾッ…モグモグ

モグモグ…

提督・イク「ごちそうさまでした」パンッ

提督「それじゃ、執務室に戻って続きやるか」

イク「はーいなの!」

………
……


______________
(執務室)

イク「イクはもうお昼寝の時間なの…」ポフッ

提督「帰ってきて早々にソファーに倒れこまないの」

イク「ちょっとだけお昼寝するの~…」モゾモゾ

提督「だからって酸素魚雷を抱きかかえないの、危ないよ」

イク「これは酸素魚雷型抱きまくらなの~」

提督(なんでそんな形の枕があるんだ)

イク「そうだ!提督も一緒にお昼寝するのね!」

提督「いや、仕事が」

イク「いいからいいから♪ちょっとだけ、ね?」グイ~ッ

提督「わ、分かったから、袖を引っ張らないの、ちょっとだけな?」

イク「いひひっ♪やっぱり提督は優しいのね♪」

イク「それじゃ提督、ここに座ってほしいの」

提督「ここ?」

イク「あとコレ(酸素魚雷枕)も持ってて欲しいの」スッ

提督「うん」

イク「それじゃ…いっひひひ~♪それ!」ダキッ

提督「ぬぅわっ!?イク!?」

提督「ち…近いよ!?少し、は、離れよう!」

イク「ふふっ、嫌なの~♪」ギュ~ッ♪

イク「それに、今は提督がイクの抱きまくら持ってるから」

イク「イクの抱きまくらは提督なのね!」

提督「意味がわからないよ!」アセアセ

イク「とにかく観念するのね♪それとも…」チラッ

イク「提督はイクのことが嫌いなの?」ウルウル

提督「そういう訳じゃ‥」

イク「じゃ、大丈夫なのね♪」

提督「うぅ…」

イク「それじゃ、おやすみなさいなの♪」

ピトッ

提督「お、おやすみなさい…」

イク「……zzz」

提督(……柔らかい)


《火曜日》 終わり

次の曜日に続きます

今日の更新はここまでです!今度は出来次第更新していきます。
イクはあのマイペースな感じが可愛いですよね!

おつの

おつー

ええやん

水曜日分が出来たので更新させていただきます!

ではーいきまーす!

《水曜日》

ピピピピピ…ピッ

提督「ん~っ…ふぅ」ポリポリ

提督「結局昨日は午後からまともに執務進まなかったな」

提督「まぁ、その分イクは元気になってたけど」

提督「今日こそはまともに執務ができるように頑張ろうっと」

………
……

______________
(執務室)

提督「さて、今日は誰が秘書艦かな」

コンコン

摩耶「提督ー、いるかー?」

提督「摩耶か、入ってくれ」

ガチャ

摩耶「よ!提督、摩耶様の登場だぜ」

提督「おはよう摩耶、この時間に来るってことは今日は摩耶が秘書艦?」

摩耶「当ったり前だろ?じゃなきゃこんな時間に来ねぇって」

提督「それもそうか、今日はよろしくな」

摩耶「おう!今日はあたしに任せてときな!」フッフーン!

摩耶「で、何から始めるんだ?」

提督「そうだな、各資源の備蓄量と支出の確認でもしようか」

摩耶「えー、そういうのはあたしパス!計算とか細かいコトは苦手なんだよ」

提督「えー…なら今度の演習艦隊の編成でも一緒に考えるか?」

摩耶「あぁ、そういうのならいいぜ!」

提督「よし、練度を上げておきたい艦娘だが」

摩耶「誰かいるのか?」

提督「いや、特にはいないな、全体的に層を厚くしたいと思っているが」

摩耶「だったら人数の多い駆逐艦いれるか?」

提督「だな、駆逐艦3人と空母も2人入れておこうか、制空にも確保できるならしておきたいしな」カキカキ

提督「後は旗艦を誰にするかだな」

摩耶「ふっふーん!それならもう決まってるぜ!」

提督「お、誰だ?」

摩耶「それはこのあたし、摩耶様だ!」

提督「却下で」

摩耶「んだとぉ!?」ガタッ!

提督「いや、摩耶はもう十分練度高いし、改二にもなって強いだろ?」

摩耶「ま、まぁ確かに強いけど…さ!わかってねぇな提督!」

提督「と言うと?」

摩耶「旗艦なんだから艦隊全体をまとめないといけないんだぜ?」

提督「うんうん」

摩耶「つまり、ある程度練度が高く無いとまとめれないってこと!」

提督「なるほど、言いたいことはわかった」

摩耶「だろ?じゃあ…」

提督「戦艦の誰かを入れよう」

摩耶「なんでだよ!」ガタッ!

提督「諦めろ摩耶、どうあっても今回は旗艦になれないぞ」

摩耶「くっそー…覚えてろよな!」

提督「さ、話がそれたが旗艦は戦艦で、空母が2、駆逐艦が3で決定だな」

提督「あとは誰を入れるかだが」

摩耶「もー適当でいいんじゃねーかー…」グテー

提督「そう露骨にやる気をなくすな、次の演習の編成には入れておくから」

摩耶「ほんとか提督!約束だぞ!」ガタッ

提督「ああ、だからちゃんと誰を入れるか考えるぞ」

摩耶「ああ!この摩耶様に任せてとけって!」

提督「それじゃ駆逐艦の方からだが…」

………
……

提督「よし、これで演習の編成は決まったな」トントン

提督「悪いけど摩耶、今の事を旗艦に決まった山城に伝えてきてくれるか?」

摩耶「おぅ、任せておけって、それじゃ行ってくるぜ」

ガチャ パタン

提督「さて、その間にちょっと休憩でもするか」

提督「何か飲むものあったかな…」ゴソゴソ

……

提督「んー、なにもないか」

ガチャ

摩耶「ただいまっと、何してんだ提督?」パタン

提督「あれ?摩耶ずいぶんと早いな?」

摩耶「ちょうど廊下で会ったからそのまま伝えてきてた」

提督「そうか、ありがとう」

摩耶「おう、で、何してんだ?」

提督「休憩しようと思って飲み物探していたんだが特に何もなくて」

摩耶「なんだよ、言ってくれればあたしが用意するのに」

提督「じゃあお願いしてもいいか?」

摩耶「当たり前だろ?今日はこの摩耶様が秘書艦なんだぜ!」

提督「それじゃ頼むよ」

摩耶「おう、そうだ提督、お前苦いのは苦手か?」

提督「苦いの?苦手じゃないがそれがどうした?」

摩耶「まぁちょっと待ってな、すぐわかるからさ」ガチャ

提督「ああ、楽しみに待ってるよ」

パタン

…………………
……………
………

摩耶「ほら、持ってきたぜ」カチャ

提督「ありがとう、この香りはコーヒーか」

摩耶「苦手だったか?」カチャ

提督「いや、そんなことないよ、淹れることはあまりないけど」

摩耶「ならしっかり味わって飲んでいきな、摩耶様特製コーヒーなんて中々飲めないぜ」

提督「そうだな、しっかり味わうとするか」

提督「ん…」ズズッ

摩耶「どうだ?」

提督「に…」

摩耶「に?」

提督「苦い…」

摩耶「なんだよ、苦いのは苦手じゃなかったのかよー」

提督「いや、苦手ってわけじゃないがこのくらいの苦さで飲むのはあまりなくてな」

摩耶「まぁ、あたしが苦い方が好きっていうのもあるかもな、ミルクと砂糖入れるか?」

提督「じゃあミルクだけお願いしようかな」

摩耶「おう!」カチャカチャ

摩耶「ほら」

提督「ありがと」ズズッ

提督「ん、ちょうどいい味になったよ」

摩耶「今度からは先に言っとけよな、いれておくから」

提督「そうするよ、飲み終わったら残ってる執務終わらせるか」

摩耶「おう、で、何すんだ?」

提督「朝に言ってた各資源の備蓄量と支出の確認」

摩耶「げっ…結局するのかよ…」

提督「誰もしないとは言ってなかっただろ?それに後はこれだけだから、な」

摩耶「わぁーったよ、こうなったらとことんやってやるからな!」

提督「では、お願いします」スッ

摩耶「うぉおおおおお!」カキカキカキカキカキ!

…………………
……………
………




提督「あ、ここ間違ってる」

摩耶「かせー!」バッ


《水曜日》 終わり

木曜日に続きます

今日はここまでです、また書き終えれば更新していきます!

対空番長摩耶様は本当にいつもお世話になっています…笑顔が眩しい良い娘ですよね!

乙です
摩耶様カワイイヤッター

乙おつ
艦種ごとに1人1人フィーチャーしていく進め方丁寧で良いね

おつおつ

乙です

木曜日分が出来ました!それでは続きを書かせて頂きます!

《木曜日》


ピピピピピ…ピッ

提督「くぁ~…」

提督「今日は…木曜日か」チラッ

提督「昨日は摩耶のおかげでだいぶ終わったからな、今日はゆっくりできそうだ」

提督「さて‥と、今日も頑張ろうっと」

………
……

______________
(執務室)

コンコン

最上「提督ー、いるかーい?」

提督「最上か、いるよ」

ガチャ

最上「おはよう提督、あれ?コーヒーを飲んでるの?」パタン

提督「ああ、そうだけど」

最上「ふーん、珍しいね提督がコーヒーを淹れるなんて」

提督「まぁ、たまにはそういう時もあるさ、眠気覚ましにもなるし」

最上「そういう事なら僕も一杯貰おうかな?」

提督「いいけど苦いのは大丈夫か?」カチャカチャ

最上「大丈夫、平気だってコーヒーくらい!」

提督「そうか、もしダメなら言ってくれ」

最上「はーい」

提督(このやりとり昨日やったような…)

………
……

提督「はい、お待たせ」コトッ

最上「ありがとう!それじゃ頂きます!」ズズッ

提督「‥‥」

最上「に…」

提督「に?」

最上「にがいー…」

提督「まぁ、言うと思った、砂糖とミルクいれるか?」

最上「うん…砂糖は二つお願いするよ…」

………
……

最上「ふー、朝から目が覚める出来事だったよ」

提督「目が覚めるならいいじゃないか」

最上「そうだけどしばらくは苦いコーヒーは飲みたくないな」

提督「そうか、なら今度からは甘いお菓子でもあらかじめ用意しておくよ」

最上「じゃあ僕羊羹がいいな!」

提督「コーヒーに?」

最上「その時は緑茶にするよ!」

提督「わかった、それじゃおしゃべりはこれくらいにして今日の」

最上「お昼ご飯かい?提督は気が早いねー」

提督「いや、違」

最上「僕はね、今日はもう決まってるんだ~」

最上「今日から期間限定で出る間宮さん特製スペシャルランチセットにするんだ!」

提督「そ、そうか…」

最上「提督は何にするの?」

提督「そうだな、特に考えていなかったから…きつねうどんとかかな」

最上「なんだか普通だね」

提督「普通でいいじゃないか、スペシャルランチセットも気にはなるが」

最上「なら提督もそれにすればいいのに」

提督「あくまで気になるだけで、食べたいと思うほどじゃないってこと」

最上「ふーん、そっかー」

最上「じゃあ、もし僕が無事に頼めたら少しあげるね!」

提督「ん、いいのか?」

最上「そのかわり、提督のお揚げさんを少し頂戴ね♪」

提督「まぁ、それくらいなら」

最上「やった♪じゃあいこっか!」ガタッ

提督「いくって?」

最上「もちろん食堂にだよ?早めに行っておかないと無くなっちゃうからね」

提督「いや、まだ執務をしていないんだが」

最上「提督、執務はなくならないけどスペシャルランチセットは無くなるんだよ?」ジッ

提督「う、うん…?」

最上「だ・か・ら、優先順位はスペシャルランチセットの方ってこと」

提督「そ、そう…かな?」

最上「そうだよ!だから早めに行こ♪」グイッ

提督「わ、わかったから背中を押さない…」

………
……

最上「それじゃ、いただきまーす!」パチン

提督「いただきます」パチン

提督「で、それが最上の言っていたスペシャルランチセット?」

最上「そうだよー、今回は海鮮系ですごい具だくさんでしょ?」モグモグ

提督「ああ、イクラはこぼれ落ちそうなくらいのってるな」

最上「すごいでしょ♪それじゃ提督」カチャ

提督「ん?」

最上「はい、あーん」スッ

提督「!?」

最上「ん?どうしたの?」

提督「いやその、あ、あーんって…!」

最上「だって執務室であげる約束してたでしょ?」パクッ

提督「そ、それはそうだったけど別に、そ、そうしなくても」

最上「んー?そうかな?」モグモグ

最上「まぁまぁ、とにかく遠慮なんかしないで、ほら♪」スッ

提督「あ、う…うん」

最上「はい、あーん♪」

パクッ モグモグ

最上「どう?美味しい?」

提督「お、美味しいよ」モグモグ

提督(恥ずかしすぎて味なんて分からない!)

最上「ねー、これだから間宮さんのスペシャルランチセットは見逃せないんだ♪」

提督「ゴホン…機会があれば今度頼んでみるかな」

最上「それがいいよ!それじゃ今度は僕がもらおうかな?」

提督「え、ああ、きつねか」

提督「はい、好きなだけ持って行っていいぞ」

最上「ありがとう♪じゃあ、あーん」

提督「…?」

最上「………」アーン

提督(ま、まさか…)

最上「…?提督、早くくれないとあごが疲れちゃうよ」

提督(やっぱり食べさせないとか!)

提督「…わかった、口に入れるが火傷するなよ?」

最上「じゃあ少し冷ましてから入れてほしいかな!」

提督「ぐっ!わ、わかった」

フーフー…

提督「はい、あ、あーん…」スッ

最上「あーん♪」

パクッ…モグモグ

最上「ん~、お出汁がしみてて美味しいよー」モグモグ

提督「そ、それはよかった」モグモグ

最上「それに提督に食べさせてもらったからより一層美味しく感じるしね♪」

提督「それは気のせいだ」

………
……

提督・最上「「ごちそうさまでした!」」

提督「にしてもよくあの量を食べ切ったな」

最上「もー提督?女の子にそんな事言ったらだめだよ?」

最上「中には気にしてる娘もいるんだから」

提督「そうだったか、すまん」

最上「ふふ、でもいいよ許してあげる」

最上「だって提督は僕と食べさせあいっこした仲だしね♪」

提督「…!」ボンッ


最上「わぁ!提督、顔が真っ赤だよ!?」ガタッ

提督(思い返すと…なんてことをしていたんだ‥!)

最上「大丈夫?熱でもあるの?」

提督「なななんんでもない!なんでもないから!」

提督「そうだ!最上、このあとの執務はもう大丈夫だから今日はもう休んでいいぞ!」

最上「え、ほんと?いいの!」

提督「ああ!だから大丈夫だ!うん!好きにしてて!」

最上「じゃあお言葉に甘えてそうしようかな♪」カタンッ

提督「ああ、それがいい…ってあれ?」

ヨイショッ…ポスン

最上「えへへ♪」

提督「あのー最上さん?」

最上「ん?」

提督「どうして隣に座るんだい?」

最上「だって好きにしていいんでしょ?」

提督「それはそうだけど…」

最上「それとも提督は僕の事が嫌いなのかい?」

提督「いや、そんなことはないが」

最上「良かった♪」

ススス…

提督「…最上、近くないか?」

最上「まぁまぁ♪提督の傍にいるとなんだか落ち着くから少しだけ肩を貸してね」

提督「す、すこしだけな」

最上「ありがと、それじゃ少しだけおやすみ…」

最上「zzz…」

提督(ほんとに寝た…疲れが溜まっていたんだな)

提督(まぁ、まだ年端もいかない娘だし多少甘えてくるのもしょうがないか)

提督「おやすみ、最上…」ナデナデ


《木曜日》 終わり

金曜日に続きます

今回ここで終わらせて頂きます、残り三日ですが気合、いれて、頑張ります!

最上は練度10から航巡になれるという新米提督とってとても頼りになる存在ですね!気が付いたら高練度だった方もいるのでは?
時報では執務の方はあまりしていない様子ですが、その分提督と過ごす時間は他の艦娘よりも特別なような気もします!…多分!

では、また出来上がったら書き込んでいきます!ではではでは!

おつおつ

おつー

更新が止まってしまい申し訳ありませんでした!私事ですが引越しをしましていつの間にか
こんなに書いていない期間が長くなってしまいました…

少しだけ次の内容を書いておきますので完成次第まとめて書き込んでおきます!

《金曜日》

提督「……zzz」

コンコン

提督「ん…?」

コンコン

???「提督、起きていますか?」

提督「あぁ、起きてるよーちょっと待ってて」モゾモゾ

提督「……よし、どうぞ」

???「では失礼します」ガチャ

提督「おはようコマさん」

コマンダン・テスト(以降コマさん)
「Bonjour!提督、今日の秘書艦はワタクシが担当です、よろしくお願い致します」ペコリ

提督「こちらこそよろしくお願いします」ペコリ

コマさん「では提督、朝食の準備が出来ていますので執務室でお待ちしていますね」

提督「わかった、着替えたらすぐに行くよ」

コマさん「Oui、では」パタン

提督「……あれだな海外艦はこう、オーラが違うな」

ここまでです!本当に最初の部分だけですがまた更新しますね!ではではでは!

おかえり

お久しぶりです!やっと続きが出来ました!季節はもうすっかり秋になってしまいましたが続きを投稿していきたいと思います!
全開からさらに更新が止まってしまい申し訳無いです…!

それでは、次から書き込んでいきます!

………
……


______________
(執務室)

ガチャ

提督「コマさんお待たせ」

コマさん「Oui、ちょうど準備が出来たところです」

コマさん「提督はcafeでよろしいですか?」

提督「うん、お願いするよ」

コマさん「では、座ってお待ちくださいね」

コポポポポ…

提督「コマさんはいつもこういう朝食なのかい?」

コマさん「そうですね、ここの食堂は美味しくてよく利用をしていますが」

コマさん「休日は作る事が多いですね。なのでいつもではありませんよ」

コマさん「はい、cafeです」カチャ

提督「そうなんだ、ありがとう」

提督「それでは、いただきます!」パンッ

コマさん「Oui、Bon appetit!」

………
……


提督「ごちそうさまでした」パンッ

コマさん「それで提督、今日は何から始めてましょうか?」

提督「今日は来月の定例会議用の資料作成だね」

提督「量はそんなに多くないからミスが無いようにしっかりやっていこうか」

コマさん「Oui、では片づけをしてから資料室で必要な物を取ってきますね」

提督「お願いするね、こっちもその間に準備をしておくよ」

コマさん「お願いしますね」ガチャ パタン

提督「……優雅な朝食だったな」

………
……


提督「………」カキカキ

コマさん「……」カキカキ

コチ…コチ…コチ…コチ…

提督「…」

コマさん「……」パチン シャッシャッ

提督「んー…」

コマさん「提督、疲れましたか?」

提督「ん、少しね、最近書類見てると目がすぐに疲れちゃってさ」

コマさん「そうなんですか、でしたら少し休憩にしましょうか」

提督「うん、飲み物いれてくるよ、コマさんは何か飲みたい物ある?」

コマさん「ではcafeをお願いできますか?」

提督「わかった、コマさん程じゃないけど美味しいのをいれるよ」

コマさん「お願いしますね♪」

提督「そういえばコマさんが秘書艦になるのは今日が初めてだっけ?」

コマさん「Oui、どこかおかしなところはありましたか?」

提督「いや、そんなことないよ、それどころか今日はおかげで順調に執務が進んでるし、ありがとう」コポポポ

コマさん「よかった、実は少し緊張していましたがお役に立てたのならうれしいです!」

提督「そうだったの?気が付かなかったよ」

コマさん「今日の日の為に、他の艦娘から秘書艦のやる事や提督の一日の流れをきいたりしていました」

提督「コマさんは仕事熱心なんだね、はい、カフェお待たせ」カチャ

コマさん「Merci beaucoup. ありがとうございます」

コマさん「でも提督、他の艦娘の方もそうなのでは?」

提督「………」

提督「うん、仕事熱心だよ」

コマさん(何か変な間が…)

提督「よ、よし!それじゃこれを飲んだら再開しようか!」

コマさん「Oui、わかりました」

提督「そういえば誰からその秘書艦の仕事のことは聞いたの?」

コマさん「Polaから聞きました」

提督「ぽ、ポーラから?」

コマさん「お酒の話も多かったですがきちんと教えてくれましたよ、こういうのをぎゃっぷもえ?というんですよね?」

提督「…その言葉はだれから?」

コマさん「これもPolaからですよ、Polaはよく日本語を知っていますね」

提督「偏った日本語になる前に教えなおさないとな…」ボソッ

コマさん「どうかしましたか?」

提督「いや、なんでもない、さぁあともう一息頑張っていこうか」

コマさん「Oui!」

………
……


提督「よし、これで資料は完成っと、お疲れ様」

コマさん「お疲れ様です提督」

提督「時間はまだあるが今日はこれで終わりにしようか、秘書艦業務お疲れ様でした」

コマさん「Oui、提督この後夜のご予定はありますか?」

提督「いや、特にはないがどうしたの?」

コマさん「でしたら一緒にお食事はいかがでしょうか、提督ともっとお話がしたいので♪」

提督「もちろんいいよ、そうだ、朝食のお礼に夕食をごちそうするよ」

コマさん「よろしいのですか?」

提督「と言っても普段通りの物しかできないけどそれでもいい?」

コマさん「はい!いまからがとても楽しみです!調理している所を見てもよろしいですか?」

提督「いいよ、それじゃ準備が出来たら言うよそれまで待ってて」

コマさん「Oui、では楽しみに待ってますね♪それではお先に失礼します」

提督「はーい、お疲れ様」

ガチャッ パタン

提督「…とは言ったものの何を作ろうか、この間作ったアジのつみれ鍋にでもしようかな」

提督「うぅ、今になってコマさんに料理作ると思うと緊張してきた…後でレシピ見直しとこう…」

《金曜日》 終わり

土曜日に続きます

今回はここで終了です!
この話の作成の間にコマさんが秋刀魚モードになったりしてすごくときめきましたがそれはまた別の機会にでも…
その時は瑞穂とも一緒に話を作ってみたいですね!

あと2話を予定しておりますが次ができる目処はたっておらず、また完成次第更新をしていきます!もしあまりに間があきそうなら
今回のように一度更新をしていきたいと思います!

それでは次は土曜日のお話で! ではではでは!

おつ

乙乙です

おつーな

土曜日分が完成しました!いつもより早く出来たので早速更新していきます!

では、次から書き込んでいきます!

《土曜日》


提督「…」ズズッ

提督「ふーっ、コマさんから教えてもらったcafeの淹れ方のおかげでいつもよりおいしくできたな」

提督「朝ワインをすすめられた時はどうしようかと思ったけど…向こうじゃ当たり前の感覚なのか?」

提督「っと、あんまりのんびりしてる場合じゃないなそろそろ行くか」

………
……


提督「あれ、金剛?」

金剛「Hey!提督ゥ!おはようございマース!」

提督「おはよう、今日も元気いっぱいだな」

金剛「もちろんデース!なぜならー今日は私が秘書艦だからデース!」

提督「なるほど、今日はよろしくな」

金剛「Yes!今日も私の実力見せてあげるネー!Burning Looooo~!」ダッダッダッダ!

提督「え、ちょ」

金剛「ooooooove!Attack!」ガバァッ!

ドーン!

提督「おぶぁ!」ドサァッ

金剛「えへへ~♪久しぶりの提督に匂いデ~ス♪」ギュッ

金剛「提督も寂しかったですかー?…提督?」

提督「…」チーン

金剛「て、提督ぅーーーー!?」

………
……

______________
(執務室)

金剛「提督ぅsorryネ、つい興奮して抱きついてしまって…」

提督「あー…、いや受け止められなかったこっちも悪いから気にしないで…」(膝枕され中)

金剛「あぅぅ~提督は優しすぎマース…」

提督「ほらそんなに落ち込まないで、元気な金剛が一番だから、ね?」

金剛「提督ぅ…!分かりました!気合!入れて!いくデース!」

提督「それ比叡のセリフだよ、フフッ」

金剛「英国式ジョークデス!面白かったデスカ?」

提督「うん、面白かったよ、特に声真似とかが似てて流石姉妹だね」

提督「さ、元気も出たしそろそろ今日の執務でも始めようか」ムクリ

金剛「はい!今日は何から始めていくんですかー?」

提督「そうだね…まずは開発からやっていこうか」

金剛「了解デース!では早速工廠にいくデス!」

………
……


――――――――――――――
(工廠)

金剛「では提督、今日は何を開発しますか~?」

提督「今日は徹甲弾を作ろう、新しい戦艦も増えてきたから装備の方も用意しておかないといけないからな」

金剛「了解デース!では…いくデース!」

結果:ペンギンとわたあめ?

金剛「oh…も、もう一回いくデース!」

提督「頑張れ金剛、あと3回がチャンスだ」

金剛「OK!提督へのLove powerを込めていきマース!」

結果:九一式徹甲弾

金剛「やったネ!提督、私たちの愛の力で出来た徹甲弾デース!!」

提督(それだとなんだか物騒な愛だな…)

提督「よし、調子が出てきたなそのまま続けていくか!」

金剛「Hi!了解ネ!」

結果:九一式徹甲弾
   14cm単装砲

提督「うん、上々だ金剛、2個も出来るとはな」

金剛「えへへ~、も~っと褒めてもいいんデスヨ!」

提督「うんうん、さすが金剛だネームシップ艦は伊達じゃないな!」

金剛「Yes!これからも私の事を頼ってくださいネ!」

提督「もちろん、今までもこれからも頼りにしてるよ」

金剛「て、提督…!嬉しいデス!提督ぅ!」バッ!

提督「(あ、やばい)すt…!金剛!」

金剛「好きデース!提督ぅ!」ガバァッ

ドーン!

提督「ぐふぁっ!」ドサァッ

金剛「えへへ~///やっぱり提督に褒められると嬉しいデース…♪」スリスリ

提督「そ、そうか…ソレハヨカッタ…」

………
……

金剛「次は演習デスカー?」

提督「ああ、この間新しい演習艦隊の編成を決めたから今出てる演習艦隊の様子を見ておこうと思ってな」

金剛「でも、ここでやる午前の演習はもう終わって午後からは別の鎮守府デスヨー?」

提督「あ、あれ?そうだっけ?」

金剛「ハイ、ちょうど今朝提督が気絶している間に終わって演習艦隊の皆さん出掛けてましたネー」

提督「あーそうだったか、じゃあ…各報告書の確認でもするか」

金剛「OK!パパパっと終わらせてみせマース!」

………
……

______________
(執務室)

金剛「~♪~♪」ルンルン

提督「ご機嫌だな金剛」カキカキ

金剛「それはそうデース!だって今は提督と二人っきり夫婦水入らずなんですからぁー♪」

提督「いやまだ夫婦ではないだろ、ほらこっちの報告書も確認頼む」ピラッ

金剛「ぶー、提督のいけずー……」

チク…タク…

 チク…タク…

金剛「ん?」ピラッ

金剛「ああー!」

提督「いきなりどうした?」

金剛「提督ぅ!コレ!コレコレ!!」グイグイ

提督「イデデデデ、押し付けるな金剛!見えん!」

金剛「sorry!でも見てほしいネ!」バッ

提督「いったい何を見てそんなに興奮してるんだ?」チラッ

『ケッコンカッコカリ』(の内容が書いてある書類)

提督「あーそれか、そういえば金剛にまだ言ってなかったな、それなんだが…」

金剛「No Problemネ、提督ぅ!みなまで言う必要はないデース!さぁ、私とケッコンしまショー!」

提督「いやいや全然わかってない…諸々説明を省くが練度99にならないと出来ないぞ」

金剛「What!?そんなの聞いてないデスヨー!?」

提督「だからまだ言ってないって言っただろ?とりあえず一回落ち着こうか」

金剛「oh…oh…了解、ネー…」ズーン

提督(…すごい落ち込んでる)

提督「あー…金剛?」

金剛「ハーイ…?」

提督「その、元気だして、いまは無理でもこれから頑張っていけばその時に出来るだろ?」

提督「それまで…待ってるから」

金剛「提督…?それって…」

提督「オホン!さぁ、まだまだ確認しないといけない報告書はあるぞ!いけるか金剛!?」

金剛「! も、もちろんデース!これでFinishなワケないデース!提督こそ遅れないでくださいネー!」

提督「よし、気合!入れて!やるぞ!」

金剛「OKデース!」

シュバババ
シュバババ
シュバババ

金剛「紅茶が飲みたいネー!」

提督「後でな!」

《土曜日》 終わり

最終日の日曜日に続きます

今回はここまでです!また次が出来しだい更新していきますのでお待ちください!

ではではでは!

まだかね?

明けましておめでとうございます!
年が明けてしまいましたが続きが出来たので今回も更新させて頂きます!

これが最終話となりますので、あともう少しだけお付き合いください!
では、次から書いていきます!

《日曜日》

チュンチュン…
 チュンチュン…

提督「ん~…朝だけど…今日は休みだし起きるのはもう少し遅くてもいいか…」モゾモゾ 

コンコン ガチャ

大淀「提督おはようございます、もうすぐマルキューマルマルをまわりますよ、起きて下さい」

提督「大淀か…珍しいな起こしに来るなんて」

大淀「あまり寝過ぎて次の日に艦隊指揮に支障がでたら困りますから」

提督「しかし提督たるもの休めるときに休まないと…」モゾモゾ

大淀「あぁ!そうやって加古さんみたいに布団に潜っていかないでください!布団取り上げますよ!」バサッ

提督「ぅ…起きないとダメか?」

大淀「はい、着替えて顔を洗ったら朝食を食べに行きましょう、今日は間宮さんと伊良子さんの新作があるんですから」

提督「はいはい……大淀もしかしてその新作目当てで起こしにきたのか?」

大淀「うーん、私というより間宮さん達ですね、出来た試作をぜひ提督に食べてもらいたいと言っていたので」

提督「そういうことなら起きないとな、着替えてくるから待っててくれるか?」

大淀「もとよりそのつもりです、では部屋の外で待ってますね」ガチャ バタン

提督「試作品か、この間イクや最上と食べたけどアレとはまた別なのか」

………
……


______________
(食堂)

間宮・伊良湖「「いらっしゃいませー!」」

提督「おはよう二人とも、待たせたかな?」

間宮「いえ!大淀さんにお願いしてお呼びしたのはこちらですので」

伊良湖「大淀さんありがとうございます!」

大淀「いえいえ、私もお二人の試作品を食べられるのでこちらこそ♪」

提督「で、何を作ったんだ?」

間宮「それはですね…伊良湖ちゃん!」

伊良湖「はい!こちらです!」バサッ

間宮・伊良子「「間宮・伊良湖特製!大人の生チョコ!」」

提督「おおー、生チョコか」

大淀「美味しそう、それにココアの香りが良いですね!」

伊良湖「ありがとうございます!早速食べてみて下さい」

提督「じゃお言葉に甘えて一つ頂こうかな」パクッ

大淀「私もいただきますね」パクッ

モグモグ…

大淀「ん~…♪口の中でとろけておいしい!」

提督「確かに美味しいが…これはお酒が入ってるのか?」

間宮「え?そんなはずは」

伊良湖「え?間宮さんいれないんですか?」

間宮「え?」

伊良湖「え?」

間・伊「………」

伊良湖「もしかして間宮さん、大人の生チョコってお酒の方の意味じゃ…」

間宮「ごめんね伊良湖ちゃん、私が思ってたのはビター系の方だったの…」

伊良子「やっぱり!ごめんなさい間宮さん!私勘違いしていてブランデー入れちゃいました!」ペコペコ

間宮「いいのよ伊良湖ちゃん、そんなに謝らなくても!それに二人とも美味しいって言ってくれてるし、ね?!」

大淀「そうですよ伊良湖さん!これも立派な大人のチョコです!ね、提督!?」アタフタ

提督「う、うん!そうだな!それに今日は休みだからお酒が入っていても問題ないしな!(多分…)」

伊良湖「うぅ…すみませんでした…」

………
……

提督「とりあえずあの場は大淀に任せてきたけど、まぁ大淀ならうまく治めてくれるだろう」

フコォォォォォォォ

提督「な、なんだこのオーラは…!?」

山城「………」フコォ ←廊下でうずくまってる

提督「山城?どうしたんだこんなところで、気分が悪いのか?」

山城「…ミ…ケタ」

提督「え?」

山城「ミツケタ…諸悪の根源!」ガション! ガション!

提督「待て山城!いきなり艤装をだして何をする気だ!?」

山城「とぼけたことを!私と姉さまの幸せの時間を奪ったくせに!」

提督「全く意味がわからん!とりあえず落ち着け!」

山城「これが落ち着いていられるかぁっ!」フゴォォォォォオ!

提督(どうにか落ち着かせないと……、!)

提督「山城!これを受け取れ!」ビュッ

山城「そんなものぉ!」ジャキン

提督「まて!それの中身は間宮さんと伊良子さんが作った特製生チョコだぞ!」

山城「」ピタッ

提督「それを食べて少し落ち着こう、怒っている理由を話してくれないと何もわからないぞ」

山城「…わかりました」

………
……


山城「…という理由です」モグモグ

提督「なるほど、扶桑と一緒に街へいく予定だったが演習でその予定が潰れてしまった、と」

山城「そうです、大規模作戦もこの間無事に終わったから姉さまと二人で行くと約束していたのに…」

提督「そういう事情があったのか、すまんな気づいてやれなくて」

山城「いいんです、冷静に考えればすぐ提督に言えば良かったんれふから」モグモグ

提督「とにかく怒ってた理由は分かった、演習の旗艦は他の戦艦に相談しておくから山城は行ってきていいぞ、皆もダメとは言わないだろ」

山城「提督………」

山城「…気持ち悪いです」

提督「ひどくない!?」

山城「いえ、そうではなくてなんだか…頭がこうぼんやりとして…」フラフラ

提督「おいおい、やっぱりどこか悪かったのか?」

山城「本当にどこも…悪くは…」

提督「…もしかして山城ってお酒に弱いか?」

山城「そうですけど…?」

提督「すまん、さっき渡した生チョコなんだが実はお酒入りのやつなんだ」

山城「そ、そんにゃ…不幸だわ…」バタッ

提督「お、おい!山城、こんなところで寝るな風邪ひくぞ!」ユサユサ

山城「…」

提督「ダメか…誰かいないか?」キョロキョロ

比叡「~~♪」スタスタ

提督「あ、あれは…比叡!」

比叡「ん?お呼びでしょうか司令…って山城さんに何をしてるんですか!?」

提督「何もしてないしむしろ助けてくれ、説明は山城を部屋まで運びながらするから」

比叡「そんな!私を共犯にする気ですね!面白そうですやりましょう!」キラキラ

提督「変なこと言ってないでこっちに来てくれ」

………
……


提督「ふぅ、とにかく助かったぞ比叡ありがとな」

比叡「いえいえ、司令が山城さんを襲おうとしたことに比べたら大丈夫です!ハイ!」

提督「いやそれだとこっちが大丈夫じゃないんだが、ところで比叡はなにをしていたんだ?」

比叡「私ですか?間宮さんと伊良湖さんが新作デザートを作ったと聞いたので、私も作ろうと頑張ってきました!」

提督「え、もう作ってきたのか?」

比叡「ハイ!厨房に行ったら間宮さんたちがいたので教えてもらいながら作りました!」

提督(間宮さんたちが一緒に作ったなら大丈夫か…)ジー…

比叡「? どうかしましたか?」

比叡「あ!分かりました!」ゴソゴソ

提督「ん?」

比叡「はい!どうぞ!比叡特製生ちょこすいーつです!」

提督「」

比叡「本当はお姉さまと一緒に食べようと思っていたんですが司令にはいつもお世話になってますし、先にあげますね!」

提督「い、いやそんなに大切なものを受け取るわけにはいかないかなーハハハ」

比叡「大丈夫です!さっき教わったばっかりですから頭の中に作り方はバッチリ残ってますからすぐ作れます!」

比叡「さぁ司令、気合!入れた!ちょこ!食べて下さい!」ズイッ

提督「わ、わかった…」

提督(…見た目は普通、香りも危険ではないが)

提督「なぁ比叡、なにかレシピに載ってるやつ以外で入れた材料とかないよな?」

比叡「ちっちっちっ、司令、それは秘密ってやつです!」フフーン!

提督「入れてるんだな…まぁ死ぬことはないだろう多分」

比叡「ガーン!ひどい!」

提督「では、いただk」

ポーラ「あ~、みつけました~!」

提督「ん?」

比叡「?」

ポーラ「ていとくぅ、探しましたよ~」

提督「ポーラか、探してたってどうしたんだ?」

ポーラ「いえいえ、対した事ではないんですけどぉポーラね、聞いちゃいました」

ポーラ「提督が、生チョコ(ブランデー)をもってるってことぉ!」

提督「あぁ、あの特製生チョコの事か、けどもう持ってないぞ」

ポーラ「じゃあていとくぅ、その手に持ってるものはなんですかぁ?」

提督「? あ、違うぞこれは!」

ポーラ「ふっふっふっ、今更隠しても遅いですよ~」シュバッ!

提督「あ!」

比叡「おぉ!速い!」

ポーラ「では、いただきます…あ~ん♪」パクッ

モグモグ

比叡「ど、どうでしょうか?!」

ポーラ「んー、お酒の味はしませんね~、でもおいしいですよ~!」

提督「美味しい…のか!?」

比叡「なんでそこで驚くんですか!司令も早く食べてみてください!」

提督「そうだな」パクッ モグモグ

比叡「~♪」

バタン

比叡「ひぇー!?」

提督「」※気絶

ポーラ「おぉ、これがボケってやつですか?」

比叡「顔面から倒れるボケなんてないですよ~!司令、大丈夫ですか!?」ユサユサ

提督「」ドクドク

比叡「あぁ!鼻血まで!司令しなないで~!」

タッタッタッ…

大淀「何をしているんですか!?」

ポーラ「おぉ、ぐっどたいみんぐ!」

比叡「大淀さん!じつは…」

大淀「事情は後で聞きます、今は提督を医務室に運びましょう」

………
……

______________
(医務室)

提督「いやー助かった大淀、ありがとうね」

大淀「提督が無事なら私はいいんですが」チラッ

比叡「ひぇぇぇぇぇぇ~…」ズーン

金剛「………」ゴゴゴゴゴゴゴ

大淀「あっち方が大変かと…」

提督「あー…うん、どうしようか?」

ポーラ「ていとくていとくぅ、ポーラにいい考えがあります~」

提督「本当かポーラ?」

ポーラ「はい、なので後でお酒下さいね~♪」

提督「それくらいならいいけれども、仕事中はダメだぞ?」

ポーラ「大丈夫です、ポーラこう見えて義理とにんじょーに疎いんですから~」

提督「疎いのはダメだろ…」

ポーラ「冗談ですって~♪では、ちょっといってきま~す!」タッタッタッ

ポーラ「金剛さん金剛さん」ツンツン

金剛「Why?何ですカー?いまちょっと取り込み中デース!」

ポーラ「まぁまぁ、実はですねポーラも比叡さんのちょこ食べましたが美味しかったですよー?」

金剛「…本当デスカ?」

ポーラ「本当ですよ~、それにこのちょこは金剛さんの為に作ったって聞きました、金剛さんもまだ食べてないんですよね?もし怒るなら食べてからでも遅くはないですよ~」

金剛「そうだったんデスカ…比叡sorryネ、ちゃんと何の確認もせず怒ってしまって」

比叡「そんな、お姉さま…!」

金剛「遅いかもしれないけど、よかったら比叡のチョコ一つもらってもいいデスカ?」

比叡「…! はい!ここにあります!」ゴソゴソ

金剛「thank youネ、比叡♪」アーン モグモグ

比叡「どうでしょう…お姉さま!?」

金剛「………」

比叡「?」

金剛「ト、トテモオイシ…」

パァン!

提督「金剛!?」

比叡「ひえー!?」

金剛(大破)「」チーン

ポーラ「おぉ~、これがはじけるほどのうまさってやつですか~、ポーラ初めてみました!」

大淀「そんなこと言ってる場合じゃありません!妖精さん達と明石を呼んでドッグの手配を!」

提督「死ぬなー金剛ー!」

比叡「ひえー!!」


※その後、バケツをかけて完全復活した金剛の姿が鎮守府にはありました。


《日曜日》終わり

以上で 【艦これ】日替り秘書艦達 の話となります!

改めて見るとまともに執務してる日が少ないけれども大丈夫なんだろうか…
と思いましたが本家でも提督以上にはっちゃけてる艦娘が多々いるので大丈夫だと思う様にしました。

次回また書いていきますが、提督を嫌うSSとか今でも需要ありますかね…?ありそうならいつか書いてみたいと思います!
その時はまたよろしくお願いします。

それでは
さよなら
さよなら
さよなら

おつかーレ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年05月19日 (土) 18:08:14   ID: hqNSClzS

しゅき…

2 :  SS好きの774さん   2018年05月22日 (火) 02:13:56   ID: GyvaeXP0

瑞鶴を秘書艦dayに
爆撃の反省を

3 :  SS好きの774さん   2018年06月11日 (月) 08:12:04   ID: 845Uzned

二番煎じ

4 :  SS好きの774さん   2018年09月01日 (土) 15:43:36   ID: F6OYaB5e

牛骨ラーメン

5 :  SS好きの774さん   2018年09月01日 (土) 16:54:11   ID: F6OYaB5e

牛骨ラーメン

6 :  SS好きの774さん   2018年09月01日 (土) 20:41:04   ID: F6OYaB5e

牛骨ラーメン不味い。

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