文月瑠衣「もうすぐ夏が来るね」 (39)

前スレ 文月瑠衣「大好物は卵かも知れない」文月瑠衣「大好物は卵かも知れない」 - SSまとめ速報
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引き続きよろしくお願いします

今スレでは季節ネタをたくさん扱っていきたいと思います

スレ立てたの元チベット自治区の1さん?って書こうとして更新したら>>2が来てた
楽しみに待ってますぜ

あと>>1のURLがケータイサイトっぽいので一応↓
文月瑠衣「大好物は卵かも知れない」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312682770/)

「もしも~し。友人か? 俺だけど――」

友人「くあああぁぁぁぁ!! なんだテメー良いところで邪魔すんじゃねえぇぇぇぇ!!」

(まだやってたのか……)

「あ、あのさ……お前の記憶のことで大事な話があるんだけど……」

友人「あ! テメーこら! ちょっと待てって言ってんだろ!!」

瀬嶋息子「知るか」

「お、おい……」

友人「あぁ!? 記憶とかどうでもいいんだよ、俺はあいつを負かして大通りでうんこさせてやらなきゃいけねーんだよ、忙しいんだ! ――あ、だから待てって言ってんだろ!! くそったれ、もし俺が負けたらナナシが大通りでうんこしろよ、くそっくそっ!!」

 ――プツン。ツーツー。

「……」

瑠衣「ナナシ?」

ゴン「どうだった!?」

「…………」ミシミシ

瑠衣「ちょっ、ナナシ! 携帯壊れちゃうよ!? ど、どうしたの!?」

「……どうでもいいってさ」

瑠衣「え?」

「……自分の記憶より、瀬嶋息子にウンコさせることの方が大事なんだって」

瑠衣「……へ?」

ゴン「よ、よくわからないんだけど……つ、つまり、友人君はこのままでいいってことかい?」

「……そうなんじゃないの。まったく、こっちがシリアス気味な雰囲気で心配してたっていうのによ」

ゴン「ま、まぁ、良かったじゃないか! 記憶なくなっても大丈夫そうならそれで! よ、良かったね、瑠衣ちゃん」

瑠衣「う、うん?」

「なんか、やけに嬉しそうじゃないか? ゴンちゃん」

ゴン「そ、そんなことないって! じゃあ、友人君の件も片付いたことだし、ぼ、僕はこれで!」

すみません、>>5-6ミスりました

無理やり感バリバリですが、次回以降、新展開に向かおうと思います

>>3 貼り付けありがとうございます、頑張ります!

妖主の目的とかなんだったのーて感じだが、新展開期待してますww
乙乙

>>8
すみません、次シリーズではこんなことにならないようにします

瑠衣「あ、ゴンちゃん。その、色々とありがとう」

ゴンちゃん「え? あ、あはは! ダ、ダブプリの2人によろしくね、瑠衣ちゃん。それじゃあまた、自警団アジトで!」タタタッ

「…………」

「……別にゴンちゃんは何もしてない気が……」

瑠衣「ナナシも、さっきはありがとうね?」

「え? お、おう(……ま、まぁいっか)

「それにしても……今のゴンちゃん、様子がおかしくなかったか?」

瑠衣「え? そう、かな?」

「うん。なんか、めちゃくちゃ怪しかった」

瑠衣「う、う~ん?」





ゴンちゃん「………」タッタッタッ

ゴンちゃん「……ふぅ」

ゴンちゃん(と、とりあえず、なんとかなった~。……友人君は、運良く忘れてたみたいだな。瑠衣ちゃんに――惚れていたことを)

ゴンちゃん「友人君には悪いけど、ナナシは瑠衣ちゃんのために色々頑張ってきたわけだし……下手に思い出して関係が悪くなるよりは、これでいいよね……」

ゴンちゃん(それにしても、やっぱり隠し事をするっていうのは気分が悪いな。……よし、帰ってダブプリライブの録画でも見て元気だそう、うんうん)









「……さて、とりあえず一段落ってとこなのかな。なんか、何もしてないのに疲れた」

瑠衣「え? だ、大丈夫……!? も、もしかして、また――」

「わわっ!? 近い、顔近いって、瑠衣! そんな慌てすぎだってば!」

瑠衣「だ、だって……ナナシ病み上がりだし……!」

(あ、そういえばそんな展開だったけ。もう半年ぐらい前のことのような気がする)

瑠衣「まだ退院してから数時間しか経ってないんだから、もしまた倒れたりしたら……」

「(おい、数時間って……俺の時間感覚って一体……)わ、わかったから、とりあえず落ち着け落ち着け」頭ナデナデ

瑠衣「あぅ……」

「つーか、そういう倒れる心配がなくなったからこうして退院したわけなんだし、そんな過敏にならなくて大丈夫だって」

瑠衣「ん……。でも、ちょっとでも具合が悪くなったら、すぐに私に言って、ね?」

「はいはい。よし、それじゃ――」

「……何しよう? なんか急に目的がなくなったから何をしたらいいのか」

瑠衣「それじゃあ、私の家に来ない? ナナシ、少し疲れてるみたいだし、珈琲でも飲んでいかない?」

「お、いいねいいね!! じゃあそうするか」

瑠衣「うん。万が一体調悪くなったら、私の家に泊まっていけばいいし」

「……!? それはつまり、瑠衣の布団で一緒に寝かせてくれるフラグですか……」

瑠衣「ふぇっ!?」

「瑠衣の香りに包まれた布団をかぶり、パジャマ姿の瑠衣を抱き枕にして眠る……やがて、もじもじと恥ずかしがっている瑠衣を胸に狼と化した僕は、邪魔なパジャマを脱がせていき……」

瑠衣「あ、あの……ナナシ……? なんだか、目がすごく怖いんだけど……」

「ふっ、そんなことはないさ。ささ、早く行こう」

瑠衣「う、うん」

(今夜はお楽しみだ!)

瑠衣(……私、なんかまずいこと言っちゃったかな)

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