クラリス「P様! ダイエットをしますわ!」カッ! (35)

鋼の意志を持つクラリス嬢の話。

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(ある日の事務所)

柚「あ、クラリスさん。あずきちゃんの実家からたくさん和菓子が届いたんだけどお1ついかが♪」

クラリス「まぁ…ではせっかくなので♪」ニコリ

(ある日)

未央「クラリス様~! お菓子作りでクッキー焼きすぎちゃったから食べるのを手伝ってくだされ~!」

クラリス「まぁ…それは大変ですね。お力添え致しましょう♪」ジュルリ

(ある日)

拓海「お、クラリス。今からプロデューサーのおごりで焼肉食いに行くけど。アンタも行くか?」

クラリス「まぁ♪ お誘い嬉しいですわ♪」ギュルルルル

(ある日)

芳乃「これが日本が誇るお菓子。歌舞伎揚でしてー」ボリボリボリ

クラリス「まぁ…これは美味ですわね♪」ボリボリボリ

(ある日)

法子「ドーナツ!」カッ!

クラリス「最高ですね!」ムッシャ-!

(ある日)

かな子「試作品ですけどこのデラックススペシャルチョコケーキを味見してください。クラリスさん♪」

【デラックススペシャルチョコケーキ(試作品:1.5Kg)】デ-ン!

クラリス「まぁ…かな子さんの真心がこもっていますね。これを残すのは失礼というものです♪」ニコリ

(ある日)

慶「ささみは身体にいいんですよ! アイドルに必要な筋力を労せず得ることができます!」カッ!

クラリス「勉強になります!」ムシャリムシャリ

(ある日)

P「出前取るけど頼む人」

クラリス「オムライス2人前ホイコーロー塩ラーメン酢豚パイナップル入りで2人前。それからご飯大盛り3杯と青椒肉絲、回鍋肉をそれぞれ2人前お願いしますわ」

P「」

クラリス「待っている間にコンビニでスイーツを買い占めてきます♪」テクテク

(しばらくして)

【体重計】

クラリス「…」

スッ...ギシッ

クラリス「…!」ガガ-ン!!

(後日)

クラリス「プロデューサー様! プロデューサー様ぁ~! 体重が増えてしまいましたわ~!」ヒ-ン!

P「当たり前だよ。お馬鹿」

クラリス「何故ですか! 日々、苦しいレッスンに耐え、大量のカロリーを消費しているというのに!」カッ!

P「プラスマイナスで言ったら圧倒的にプラスだからだよ。あれだけの暴飲暴食とつまみ食いを繰り返していれば当然だよ」

クラリス「おお…神よ…! 何故、私にこのような仕打ちを…!」ガクッ

P「自業自得だろうがァ! ていうか神様はかなり甘いと思うよ。見た目はほぼ変わってないもの」

クラリス「しかし増えてしまったのです!」

P「よし。痩せようか」

クラリス「当然です! 私は神に仕える者! このような試練など乗り越えることは容易いのです!」クワッ!

P「どんな誘惑にも負けない?」

クラリス「もちろんですわ!」

P「そうだ。紗枝からもらった八つ橋があるんだけど食べる?」

クラリス「まぁ…♪」ガツガツガツ

P「『まぁ』じゃねえよ! 躊躇いなく食ってんじゃねーよ!」

クラリス「ハッ! お、おのれ悪魔め!」

P「この聖職者誘惑に弱すぎだろ…」

クラリス「もう負けませんわ! 簡素清貧こそが私の原点! 贅沢は敵です! 欲しがりません痩せるまでは!」ババ-ン!

P「ほっぺたにあんこが付いてるよ」

クラリス「やりますわ!」グッ!

(しばらくして)

クラリス「というわけで慶様! 私に痩せる極意をご教授お願いします!」カッ!

慶「お任せを!」カッ!

P「悪いな。慶。このポンコツシスターでもクリアできるようにダイエットコースを組んであげて」

慶「ポンコツだなんて酷いですね。プロデューサーさん。普段のレッスンを受けている様子を見ていればわかるのですが、クラリスさんは忍耐強く、一度決めたことを破ったり、弱音を吐いたりするような方ではなく…」

クラリス「♪」ムチャムチャ

慶「って、なに笑顔で『よっちゃんいか』を食ってるんですか!」ガシ-

クラリス「まぁ!」ガ-ン!

P「しかもBIGサイズのだし…こんなもんどこに隠し持ってやがったんだ」

クラリス「ブローチの裏ですわ。他にもキャベツ太郎やチロルチョコなど…♪」ゴソコソゴソ

P「そのブローチ4次元ポケットなの!?」

慶「というか没収です! 没収!」ガシッ

クラリス「い、嫌ァ! そのブローチだけは! 私の思い出の品なんです!」グッ!

慶「ダイエットには不要です! いくら思い出の品だろうと目的にそぐわないものは排除です!」グイ-

クラリス「ぷ、プロデューサー様! どうかお助けを!」

P「よし」ガシ-

クラリス「違います! 逆です! 取らないでください!」

ガシッ

P「よーし。没収完了」

クラリス「返してくださいませ~! お願いします~!」ヒ-ン!

P「クラリス。痩せたいんだろ?」

クラリス「で、ですがプロデューサー様…」

P「どうした?」

クラリス「そのブローチを取り上げられてしまったら…私は寝る前になにを食べたらいいのでしょうか…」オロオロ

P「食うなっつってんだろーがァ!」バ-ン!

慶「これは重症です…よく今まで太りませんでしたね」

クラリス「お休みの日は朝に散歩をしてますから」フフン♪

P「そんなささいな行動には大した影響はないと思うよ」

クラリス「あの。それはさておきブローチは返して欲しいのですが…」オソルオソル

P「慶。どうしようか」

慶「私としては反対なのですが…」

クラリス「…」シュ-ン

P「…」

慶「クラリスさん。本気で痩せる気持ちはありますか?」

クラリス「も、もちろんです!」

慶「…なら我慢してくださいよ?」スッ

クラリス「はい!」パァァァァ

P「ホントに我慢なさいよ?」

クラリス「はい!」グゥゥゥゥゥ

P「いまお腹の音が」

クラリス「鳴ってません!」クワッ!

慶「クラリスさん手が」

クラリス「ブローチに伸ばしてなどいません!」

P「おはぎあるけど」

クラリス「食べまッ…ァァァッ! せん! 私は神に誓って食べません!」ブンブン

P「いいぞ! クラリス!」

慶「素晴らしいですクラリスさん!」

クラリス「ええ! 私は決して堕落などしませんとも!」

慶「では本格的にレッスンを始めましょうか」

クラリス「…レッスン?」

P「食べ物を我慢するだけのダイエットなんてないよ。運動しなきゃ」

クラリス「し、しかし! いま動いたらお腹が空いて…!」

慶「それが目的です。やりますよ♪」ゴキゴキ

クラリス「」

イャァァァァァァァァァッ!!

(次の日)

クラリス「…」ギュルルルルルルン! ギュルルルルツ! キュ-ルルルル-!

P「リズミカルな音だね」

クラリス「ギュルルル」

P「腹の音で返事してんじゃないの」

クラリス「お腹が空きました…」キュルルル

P「朝ごはんは食べたの?」

クラリス「トーストを3枚にハムと目玉焼きをそれぞれに2つずつだけ載せていただきましたが…」

P「ヘビィなものをいただいてるじゃない」

クラリス「物足りません!」カッ!

P「いつもはどれくらい食べてるの?」

クラリス「ふ、普段もそれほど食べていませんよ。昨日も4斤と卵2パックしか…」

P「単位からして桁が違うね」

P「…クラリス。夢を売るはずのアイドルのお腹が出てたら、ファンはきっと幻滅するぞ」

クラリス「幻滅…」

P「ファンだけじゃなくて教会に通ってる子供達も悲しむだろうなぁ。優しくて綺麗で真面目なクラリスお姉ちゃんが、こんなに自堕落で約束も守れない浅ましい女だと知ったら」ゲヘヘヘ

クラリス「こ、子供達を出すとは卑怯です!」キッ!

P「へっへっへ。それが嫌ならトレーナーの指示通りに身体を動かしなぁ!」

クラリス「ぷ、プロデューサー様がそのような人だとは思いませんでした! 最低です! もう知りませんわ! うわぁぁぁん!!」タッタッタッ!

【ルームランナー】グィィィィン

P「(耐えるんだ。クラリス)」

【こうしてクラリスのダイエットは始まった】

慶「足を止めてはいけません! さあさあ! ダッシュです!」

クラリス「天に召されます! て、天に召されてしまいますわッ!」ハァハァハァ

慶「これが終わったら反復横跳びです! 汗をかくのです! 汗だくだくです!」

クラリス「ヒィィィッ!」ヒュンヒュンヒュンヒュン!


【激しく動いた日も食事制限はなされ】

クラリス「き、今日の私のお昼ご飯はたったこれっぽっちですか…!?」

【幼稚園生向けサイズのお弁当箱】チャ-ン

P「お弁当はトレーナーさんが作ってくれたよ。さあお食べ」

クラリス「あ、わかりました。これは前菜というものですね」

P「弁当にコースはないよ」

クラリス「…補食?」

P「メインディッシュ」

クラリス「嫌ァァァッ!」ブンブンブン


【いつしかクラリスの精神は獣じみていった】

クラリス「アオ-ン! ワタクシ オマエ マルカジリ!」グルルル

P「く、クラリス。こんにゃくならたくさん食べていいから。カロリーゼロだから」

クラリス「フゥン!!」ガブ-

P「あいたたたたァ! 手を噛むな! 噛むなァ!」ブンブンブン!

クラリス「こんにゃくなどではお腹は満たされません!」ムシャ-

P「食うてるじゃん」

クラリス「おかわりを!」バ-ン!

【そして1週間が経ち】

クラリス「」キュ-ルルルルルルル

柚「…プロデューサーサン。クラリスサンから『壊れたラジオ』みたいな音が鳴ってるよ。なんだかすごく切ない音だよ」

P「く、クラリス。起きるんだ」ペチペチ

クラリス「…」キュルルルルルルル

クラリス「…様」

P「ん?」

クラリス「プロデューサー様…プロデューサー様…!」ギュ-

柚「あ、こら。抱きつくの禁止!」

P「はい。何でしょう」ギュム-

クラリス「このままでは私は天に召されてしまいます…どうかお慈悲を…!」ヒ-ン!

P「よしよし。痩せような」

クラリス「もう痩せなくてもいいです…お食事を…人並みの量を…!」シクシクシク

P「駄目です」

柚「…もしかしてクラリスサン。ダイエットちゅう?」

P「ちゅう」

クラリス「いいえ。柚ちゃん! 私は拷問を受けているのです!」カッ!

P「自業自得じゃないの」

クラリス「にしてもです…これではあまりにも辛いです…本屋に行けば『楽ちん』やら『無理せず』やら『辛くない』やら素敵な響きのダイエット本が溢れているというのに…なぜこのような時代錯誤のダイエットをせねばならないのですか…!」シクシクシク

P「ああいう本はね。『絶対痩せるぞ』って強い意志を持った自己管理のできる人にしか効果がないんだよ。忍とか」

柚「柚は?」

P「キミは尻を叩かないと動かない子でしょうが」

柚「がーん! …って、自覚してるけど♪」

クラリス「私はできます!」カッ!

P「嘘付けぃ。ご覧。柚。自覚をしていないとこんな風になってしまうんだよ」

クラリス「ダメな例のように私を紹介しないでください! プロデューサー様!」ムチャムチャ

柚「そう言いながら『もちもちチーズボール』を食べてるよ!?」

クラリス「はっ!」

P「おらァ! 没収だ!」ガシ-

クラリス「か、返してくださいませ! それはみちる様に『空腹は辛いですよね』と頂いたもの! 何物にも変えられぬ慈悲の心そのものなのです!」カッ!

P「優しさに甘えてはいけないんだよ」

クラリス「もう嫌です! お腹空きました~!」シクシクシクキュルルルルルル

柚「ありゃりゃ…ちょっと柚は可哀想に思えてきちゃったよ」

P「極限状態になるとクラリスは年相応になるよなぁ」

柚「何か食べさせてあげるの?」

P「まさか。心を鬼にして最終兵器を投入するよ」

柚「?」

(しばらくして)

P「というわけで。よろしくお願いします。最終兵器先生」

麗(マスタートレーナー)「うむ。慶から話は大体聞いているよ。任せておきたまえ!」

クラリス「お慈悲を!」カッ!

柚「スペシャルメニューとか組んじゃうのカナー」

麗「いいや。こういう節制のかけらもない輩にスペシャルトレーニングを強要しても効果は薄い。もっと楽で、個人に合ったメニューを提案せねばな」

クラリス「!」ピキ-ン!

P「え、楽な方法なんてあるんだ?」

麗「とっておきの手段ゆえに使いたくはなかったのだが…」

クラリス「はい! やります! 楽に痩せる方法やります!」ハイハイハイ!

柚「急に元気モリモリだぁ」

クラリス「どんな方法なのですか!」

麗「簡単だ。毎日、サウナに入ってだな」

クラリス「ええ」

麗「そこでプロデューサー殿にお腹を揉んでもらう」

クラリス「え」

P「ん?」

麗「腹を揉んでもらう」

クラリス「プロデューサー様の?」

麗「キミのだらしのない腹を、だ」

クラリス「」

麗「その贅肉を毎日10分ほど揉んでもらって燃焼するんだ。これを続ければ簡単に痩せ…」

クラリス「お断りいたします!」カッ!

P「…」ワキワキワキ

柚「うっわ。プロデューサーサン手つきやらしー。サイテー」ジト-

P「クラリスのためダヨ」

麗「なぜ不満なんだ。楽なダイエットだぞ?」ニタリ

クラリス「だ、ダメです! とにかくダメなのです!」ブンブン

コソッ

麗「そうだよなぁ。そのもっちりとした腹を揉まれたら『太ってるな』と軽蔑されるかもしれないもんなぁ。クラリス」ボソリ

クラリス「…」ガタガタガタガタ

P「顔面蒼白だァ」

クラリス「…ります」

麗「ん?」

クラリス「やります! どんな厳しいダイエットでもやりますから! お腹を揉むのはやめてくださいッ!」カッ!

柚「クラリスサンの目が開いた!?」

麗「そうこなくては」フフフ

P「…」チッ

柚「んー?」ジト-

P「冗談です」

麗「では地獄のレッスンを開始する! ついてこい!」ピシツ!

クラリス「ハァイッ!!!」

【こうして『耐え忍ぶ』という言葉を覚えたクラリスはめきめき痩せていった】

麗「サウナスーツを着るんだ!」

クラリス「イエッサー!」ガバッ!

麗「ようしッ! そのまま走れ走れッ。狂った犬のように走れーッ!」

クラリス「うぉぉぉッ!」ダッダッダッダッ!

麗「なんだその腑抜けた走りは! 恥じらいなど捨てろ! 今度、興奮したチンパンジーの動画を見せてやるッ! それを参考にしながら猛り狂えーッ!」

クラリス「キェェェッ!!!」ドタドタドタ!

【雨の日も風の日も】

麗「腹筋! 始めーッ!」

クラリス「フンフンフンフンフン!」

麗「腹に力を込めろッ! 前にかがんだ時に段差が出来るような醜い腹を! 脂肪分を! すべて削ぎ落とすのだ!」カッ!

クラリス「押忍ッ!」

麗「脂肪は敵だーッ! カロリーなど糞食らえだ! が、だからといって絶食はするな! 成人女性の適切なカロリー量は摂取せよ! 体調を崩さずに痩せるんだ!」

クラリス「ハァイッ!!」カッ!

【鬼教官の1ヶ月に渡る指導は続き】

クラリス「先生ッ! どうして今日はカメラが回っているのですかッ!」カッ!

カメラマン「ウッス」

麗「貴様のたるみきった腹と心を引き締めるためだ! 視線を意識しろ! わずかな心の緩みが身体に反映されると思えーッ!」

クラリス「ぐっ…うぉぉぉッ! サボりません! 走りますッ! 走りまーすッ!」

カメラマン「いいフォームで走りますねー」

P「うちのトレーナーは優秀ですから」

カメラマン「なるほど」ハハハ

クラリス「フゥン!」グルルルルル!

麗「いいぞ、いいぞッ! ペースを落とすなッ!」

(そして)

ブゥ-チッブゥ-チッ♪
ペ-ペケッペッペペ-ペ-ペペ♪

クラリス「結果にコミットしましたわ!」シュリ-ン!

P「おおお! お腹が引き締まってる!」

麗「ふふふ。よくついてきたな。クラリス」

クラリス「先生…先生ーッ!」ガシ-

麗「よし今夜は焼肉だ。好きなだけ食べるといい」

クラリス「ヒィィィィン! もうささみは食べなくていいんですね! もう我慢しなくていいんですね~!」

麗「ああ!」

P「めでたし、めでたし、かな」

クラリス「プロデューサー様もありがとうございました…♪」

P「お腹を揉む必要は?」

クラリス「ふふふ。揉む肉がありませんよ♪」

P「残念」ハハハ

クラリス「あの。ところで」

P「うん?」

クラリス「なぜカメラマン様がまだいるでしょうか?」

カメラマン「どもっス」ジ-

P「ああ、気にしないでいいよ」

クラリス「…?」

(さらに1ヶ月後)

【教会】

~♪

子供「クラリスさん! クラリスさん! 今日もテレビに出るって本当~!?」

クラリス「ええ。私が出演するとお伺いしていますわ」ニコリ

子供「すっごーい! 絶対観る~♪」

クラリス「(ここしばらく…撮影した番組が多くて覚えていませんわ。何の番組だったでしょうか?)」ウ-ン

クラリス「(まぁ…どの番組も子供たちに見せて恥ずかしいものでは…)」

子供「あ、始まった!」

司会者『というわけで本日はダイエット企画! シスタークラリスの地獄のトレーニングをお送りいたしまーす!』

クラリス「」

司会者『ではVTRどうぞー!』

クラリス『フゥン!』ブチィッ!

クラリス『痩せますッ! 私は痩せるのです!』フンフンフンフンフン

クラリス『アォ-ン! コンゴトモヨロシク!』

クラリス『もちもちチーズボールが食べたいですッ!』カッ!

子供「…わぁ! すごーい! クラリスさん頑張ってる!」キラキラキラ

クラリス「…」スタスタスタ

子供「あれ。どこ行くの? クラリスさん?」

クラリス「ええ、ちょっと事務所へ。プロデューサー様とお話をしてきますわ♪」ハイライトオフ

パタン


クラリス「天罰です! 天罰! プロデューサー様ァ! 天罰を与えに行きますわァ!!!」ダッダッダッダッ!

【特訓によって鍛え抜かれたクラリスの追跡から逃れることは出来なかったそうな】

終わり

おまけ

(ダイエット終了日)

ジュゥゥゥ...

クラリス「~♪」モグモグ

麗「な、なぁ。クラリス。私のおごりだとは言ったが量は考えて…」

クラリス「店員様。上カルビ、ロースをそれぞれ15人前ずつ♪」

店員「アイヨー」

麗「」

クラリス「幸せですわ…♪」モキュモキュ

おまけ

柚「って話があってね。クラリスサンはダイエットに成功したんだー」

かな子「ふ、ふーん」

柚「でね。すごく言い辛いんだけどね」

かな子「…」

柚「プロデューサーサンが順に食べすぎている子を捕まえてダイエットをさせるって…」

P「かな子はここかァ!」バタ-ン!!

かな子「嫌ァァァ!!!」

おまけ

(放送前日)

P「教会キッズたち。クラリスがたくさん食べることは知ってる?」

男子「うん! クラリスさんはすっげー食うよ!」キラキラ

女子「すごいの! ギャルソナなんか目じゃないくらい食べるの!」キラキラ

P「くもりなきまなこだ。とても眩しい」

P「たくさん食べるのを見てどう思う?」

男子「可愛い!」

女子「幸せそう!」

P「だよなあ。よし。これなら幻滅されないだろうし放送OK、と」メモメモ

おまけ

P「というわけで子供たちに確認は取ったんだよ」ギシッ

クラリス「なるほど…」

P「だから許して! 縄を解いて!」ジタバタジタバタ

クラリス「ふふふ…人を辱めておいて…『ハイ終わり』なんて都合のいいことがあるとでも?♪」

P「お、お赦しを」

クラリス「目には目を。歯には歯を、です」

P「それ神関係ない。人間の法」

クラリス「はい。お静かに」ズイッ

P「」

イャァァァァァァァァァ!!

【しばらく真人間になりました】

終わり

以上です。
お読みいただきありがとうございました。

クラリスさんはゆっくりと大量のものを食べる方だと思います。放っておくと一日中何か食べてそう。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年04月26日 (木) 06:42:31   ID: 6QdC8jI5

クラリスさんメインはなかなかないから嬉しい。良かった。

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