【安価・コンマ】シンフォギアに異物が紛れ込みました (1000)

シンフォギアの世界で安価とコンマに翻弄される【女】の主人公を眺めるスレです



安価及びコンマの連取りはご遠慮ください

無効のレスの場合はズラして有効なレスを採用とします

コンマの判定は「00>99>ぞろ目>通常判定」 とします
なお、低コンマでもぞろ目になった場合は良い結果になり、補正を加えてのぞろ目は無効となります
そして00はその場面の最良の結果が選ばれます


男主人公だとシンフォギアを纏えない
必然的に女主人公になりますが、きっと平然と女キャラとの恋愛描写を入ると思います
耐性のない方は何とかしてください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1524282969

これから女主人公の境遇や属性についての安価を行います
いくつか取ってから多数決安価で決めたいと思います

(例)
女はリディアン生徒であり何も知らない
女は誰かの妹だったり姉である
女は風鳴である

などの付与したい内容の安価をお願いします

ただし錬金術出身とトリプルコンダクター以上はできればおやめ下さい


安価
下1~5
女に付与したい属性の候補

まず【体育会系】は被らないので採用します

【ヒュムノス語】はいまいち分かりませんが、多分シンフォギア世界の古代言語のことでいいですかね(バベルの内側の文字がそれっぽいですし)
これもなぜか読めるということでいいでしょう

そしてマリアから歌を教わっており、レセプターチルドレンだったが記憶を失わ【されて】養子に出された



ごく普通の家庭で何も知らない

が噛み合いそうで噛み合いません
多分思い出したりすると思うので、何も知らないではなくなります
ですので多数決を取ります


多数決
下1~5
【13時15分からのレスを採用】

1 マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わり、だがレセプターチルドレンだったが記憶を失わ【されて】養子に出された。そして現時点ではごく普通の家庭で何も知らない

2 マリアやレセプターなどの関係は一切なく、ただごく普通の家庭で何も知らない

女はマリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった

だが、レセプターチルドレンだった記憶を失わ【されて】養子に出された

そして日本で何も知らず平和に暮らしています



コンマ
下1(ここでゾロ目が出ても権利ストックのみ)
女性力(胸)
67~  マリアやクリスレベル
34~66 切歌や響クラス
~33  未来や調や防人クラス

安価
下3つが候補です
女主人公の名前

多数決(読み方ミスってたら指摘してください)
下5まで
1 日向 朝霧(ひなた あさぎり)
2 松原 早耶(まつばら さや)
3 上坂 木霊(うえさか こだま)

なおレセプターチルドレンに誘拐される前は日本人で決定しました
それと共にこの名前はF.I.Sで付けられた名前になります

すまないアイマスは知らなかったんだ


上坂 木霊(うえさか こだま)

胸は響クラス

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶を失わ【されて】養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしています



安価下1
上坂木霊の髪の色


コンマ下2 古代言語が分かるため+20
67~  フィーネがあえて日本に返した(シンフォギア素質に大幅な補正)
34~66 ウェルに体を弄られ成果がその時は上がらなかったから返された(シンフォギア素質に補正)
~33  シンフォギアの素質とか低かった(補正なし)

上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス

体育会系

古代言語が何故か分かる→古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている





物語スタートタイミング
場面によってキャラの初期好感度(数値化しない)にボーナスが掛かります


多数決
下1~5
【13時48分から採用】
1 翼と奏が出会ってから少しして(幼少期スタート)
2 翼と奏があのライブをする少し前(中学生スタート)
3 奏が死んで少ししたら(中学生スタート)
4 リディアン入学後(高校生スタート)
5 響が目覚めた時(高校で馴染んでからスタート)
6 響が目覚めたあと(5と同じ)

時間指定の多数決は重要な時くらいしかやりませんのであしからず

事前に決めておいた方がいいことがあったらご指摘ください


スタートはあのライブの少し前になりました

あとライブ前なので下手したら物語が大幅に変わる可能性があります
例えばガングニール響不在とか


【キャラシ】
上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス

体育会系

古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている

年齢忘れてた


コンマ下1
66~  翼と同年代
34~65 響やクリス同年代
~33  調や切歌と同年代

上坂木霊は中学生である

子供の頃に事故で記憶を失ってしまったが、母親も父親も優しく、平和に暮らしていた

木霊は身体能力が高く、様々な部活に参加しては荒し回ったり、助っ人に駆り出されたりしている

木霊「体を動かすのは楽しいから!」

そんな彼女は記憶を失って、起きた時からペンダントを付けているが、それがなんなのか分かっていない


友「次は木霊ね!」

木霊「うん、それじゃあ行くよ!」

木霊は友達とカラオケに行くと専ら洋楽、英語の歌を歌う

日本の曲も好きだが、なぜか英語の歌の方が自分にしっくりくるのだ

歌を歌うのが好きだが、歌を歌えば歌うほど何かを失ったような感覚に陥り、少しだけ鬱になる


あとこれは誰にも言っていないのだが、古代の何かの展示展に行くと、その出土品に書いてある文字が読めたりする

このことは流石に気持ち悪く思われるので誰にも言っていない

そういえばシンフォギア世界って国による言語の違いはあるのかな?と思ったがまあいいか

木霊は日課の朝のマラソンをするために山の麓を走っている

体を動かしながら歌を歌うと、失くした記憶を取り戻せる、そんな気がするのだ

木霊「……あれ?」

いつもは聞こえるざわめきが止んでいる

聞こえるのは風の音だけ

山が近くにあるのにまるであらゆる生命が逃げ出したかのように白けている

ピコっピコっ

木霊「……!!」

山のカーブを曲がると、その先に人類の敵、ノイズがいた

ノイズとは地震が起きるのと同じように、唐突に現れ、そして人を炭素に変える化け物


木霊はすぐに踵を返して走り出す

木霊「やばいやばいやばいやばい!」

ノイズは物質を貫通できるので、木霊はとにかく距離を離すために、それでいていつでも避けれるように見ながら走る

木霊「ひっ!」

木霊は目の情報と直感に身を任せて避けた

ノイズが地面に刺さり、すぐに立ち上がる

木霊「死にたくないいいいい!!」



シンフォギアの才能 補正+30
コンマ 
下1
00で(禁則事項)
ゾロ目で原罪なし
81~  融合症例かな?
61~80 翼やセレナレベルの才能
41~60 1期クリスくらい
21~40 きりしら程度の才能(リンカーないと体ボロボロ)
 ~20 才能なんてない現実は非常である

記憶が戻るまでは【リンカー奏者】レベルの適合率です
あの世界は想いが重要ですからね

木霊は死にたくないと思っているのに、なぜかこの場所こそが自分の場所であると不意に思った

木霊「もう訳わかんないし!」

木霊の心は大荒れた

死にたくない、死にたくない、死にたくない……

死にたくないならどうすればいい!?

木霊「戦うしかない……ってそんな無茶な!」

木霊は何故だか分からないが、ペンダントを首から取り、強く握る

木霊「なんでもいいから生きる力を!!」

するとペンダントが光り出した



安価
下1~3
シンフォギアに使われている聖遺物(ガングニールのみ禁止)
シンフォギアにない聖遺物でもいいですよ

多数決
下5まで
【14時45分から採用】

1 カリブルヌス(エクスカリバー)
2 ロンギヌスの槍
3 ダシスナウタル(金の矢で妖精が作り魔法の矢で必中)

金色の矢羽グシスナウタルとは、北欧神話の『毛深いグリムのサガ』に伝わる魔矢であり、エルヴァル・オッドという青年が故郷を旅立つ時に、妖精が作り青年に与えたという魔矢

命じるだけで発射され、敵を追尾しどのような強固な鎧でさえ食い込み、射手の元へと帰還する


ってググッたら出てきたので金色シンフォギアですが4期黄金聖闘士ではないです

了子(F.I.Sの無能共が勝手に送る先を決めてしまったから探すのに少し時間がかかったけど、やっぱり変身出来るわよね)

木霊が襲われる場面を遠くから見ている女性がいたが、木霊にはそのことは分からない




木霊が光から飛び出すと、さっきまで着ていたジャージではなく

メインカラーは金でサブカラーが黒と白で出来た鎧のようなものを纏っていた

鳥の羽のような装飾が付いているがそれよりもお腹を思いっきり露出していたり、胸元や背中が露出している



コンマ下1
高ければ高いほど恥ずかしい
低ければ低いほど平気

フィーネとの繋がりが作品開始前にある
露出が平気
露出狂のフラグが立ちました(フィーネのような裸族とか)



木霊(露出たっか!……まあいいけどね)

胸だって悪くないくらいあり、見た目も特別優れていないが優秀であり、スポーツで引き締まった体は誰に見せても恥ずかしくない

こんな程度の露出で恥ずかしがる方がおかしい


そんなことよりもまずはノイズだと木霊は思う

木霊「……弓矢?」

戦う意思を心の中で示すと、腰の部分のパーツが外れ、機械弓とパワーを感じる金の羽のついた矢が現れた

木霊「これなら、シンフォギアなら行ける! そんな気がする!」

木霊は何となくこの鎧を纏ってから自分がどう戦うべきかわかった

まるでルーチンワークの如く繰り返してきたことのように

木霊は矢を番えて弓で打つ

本人が知らないはずのシンフォギアという言葉を出していたが、言った本人は気が付いていない



コンマ
下1
61~  バックファイヤーは少なく済んだ
21~60 問題なく倒せたがバックファイヤーで気絶した
~20  バックファイヤーで大怪我する

木霊は出現した弓矢で最初は矢を放っていたが、慣れると弓で斬りつけたりしながらノイズを倒していった

戦いながら歌っていたが、その時の歌がとても懐かしく思えたのはきっと気のせいではないだろう



数自体は少数だったが、木霊は初めての戦いによる緊張で物凄く疲れる

いやそれだけではないだろう、なぜなら

木霊「ゲホッ、ごほごほ。な、にこれ?」

木霊は吐血し、振るっていた腕や足からも血が滴り落ちる

木霊「なるほど、デメリットありの力なんだね」

木霊はそれを理解し、シンフォギアを解除しようとしたが、この場に人が現れた

しかも木霊に似た鎧を纏う少女達だ

奏「ノイズは……なんだお前?」

翼「司令、やはり反応通り、シンフォギアを纏った女の子がポイントにいます」

ノイズを殺すために出てきたのに、その場にいたのは金のシンフォギアを纏った少女

奏は警戒しながら槍を向ける

翼は木霊が血だらけなのを見て、色々察しつつも、刀を向ける

木霊「え? ちょっと待って!」



安価
下1
木霊はどんな事をこの場面で言う?

木霊「ゼッタイに敵じゃありませんからっ!」

ちょっとカッコつけようとか木霊は考えたが、刀の方ならまだしも槍の方がガチで敵意を向けてきているので即意思表示をした

木霊は敵意がないことを示すために、シンフォギアを解除して生身になる

するとさっきまでサポートがあったから、今のボロボロ状態で立てていたが、それがなくなり膝から落ちる

翼「大丈夫ですか!」

翼は素早さを生かして倒れそうになった木霊を抱きとめる

奏「翼! そいつが敵かどうかわからないだろ!」

翼「でも敵意がないみたいだし、シンフォギアを解除したよ? 私たちはシンフォギアを着ているのだから、通常兵装での攻撃は意味無いし」

奏「……チッ。おいお前。お前は今から連行する。もし抵抗したらぶっ殺すからな」

奏は木霊から離れ、シンフォギアについている通信機で特異災害対策機動部二課に改めて状況報告を始めた

翼「手荒なことは……多分されないと思いますから。あとできればペンダントを預かってもいいですか?」

木霊「……は、はい!」

何が何だかわからず、とりあえず優しげな胸のない青髪の少女にペンダントを渡す

そしてやっと翼の顔をマジマジと見た


コンマ下1
40以上でツヴァイウイングを知っている
60以上でツヴァイウイングのファンである
80以上で熱狂的なファンである

翼は奏が死ぬまでは防人語録を使わないはずなのでこんな感じです 違和感がパない



木霊は全身から血を吹き出しているが、それでもこの人が誰かわかり大声をあげる

木霊「もしかしてツヴァイウイングの翼さんですか!?」

翼「え? あっ、違いますよ? そのツヴァイウイングの翼さんとは別人です」

木霊「いえいえ、そんなそんな! いつも歌を聞いています! ゲホッ!」

翼「バックファイヤで酷いことになっているので安静にしてください!」

翼は頑なにツヴァイウイングであることを言おうとしないが、それよりも先に木霊が吐血して翼に強く言いつけられた

奏「ふざけんなよ……」

奏は自分が苦労して手に入れられた力を適合率が足りないように見えるが、それでも何も知らないのに纏えている木霊に悪態をつく


木霊は二課に連行された

了子(おかしいわ。なんでシンフォギアを纏っただけで奏ちゃんみたいなバックファイヤを受けてるのよ。私がそんな子に目を掛けるわけないじゃない! 一体どういうこと?)

フィーネが特別扱いする程度には才能があるはずなのに、なぜか木霊はリンカー装者のようなバックファイヤを受けた

了子は色々調べるべきだなと思い、自分も二課へと向かう




コンマ(フィーネのお気に入りなので判定難易度が上がっています-20)
下1
40以下でフィーネが更に暗躍していた

フィーネが暗躍した(内容は後ほど)


二課の本拠地は私立リディアン音楽院の地下だが、怪しい人をそこに入れるわけにも行かない

司令である風鳴弦十郎と護衛の緒川慎次、それに聖遺物のプロフェッショナルの櫻井了子が病院に向かった

リディアンの横にある総合病院は二課のダミーカンパニー、裏で二課を支えるために様々なことをしている病院であり、色々と自由が聞く


木霊「痛い」

全裸にさせられ、全身を清潔にしてから色々と治療を受けた

治療している場面を翼と奏、それに眼鏡の白衣のお姉さんが見ていたが、別に恥ずかしい訳では無いがガン見はやめて

そして木霊は大きな病室で拘束されながら、先程の三人の他に男が二人追加された

弦十郎「俺は風鳴弦十郎、そのなんだ? 翼や奏の上司だ」

緒川「僕は弦十郎さんの部下です」

了子「初めまして♪。全裸を見られていたのに全く恥ずかしがらなかった子は初めて見たわ。まあ、裸族の私は分かるけどね。私は櫻井 了子、あなたやこの子たちが纏っていた鎧の製作者よ」

木霊「……私は上坂木霊と言います」

了子が気さくに抱きついてきたが胸で苦しかった


コンマ
下1
木霊の露出狂度
50くらいがフィーネレベル

下2の方が面白そうだけどどうしましょう?
フレーバーだからどっちでもいいんですよね

ひゃっはー! ゾロ目露出狂の方が絶対に日常イベントが面白くからそっちにします
フレーバー以外はこんなことしないから許して?



弦十郎「それで君がなぜあの鎧を纏えていたのか、どうやって入手したのかを聞いてもいいかな?」

木霊「……えっと、その」

弦十郎が威嚇するように顔に力が入っている

木霊は自分は結構やれるほうだと思っていたが、弦十郎のその迫力に負けてしまった

了子「駄目よ弦十郎くん。そんなに威嚇しちゃ。そい」

木霊「ちょ、いきなり胸揉むとか何考えてるんですか!?」

了子がいきなり木霊の着ている病衣の胸元から手を伸ばし、胸を揉んできた

了子「これで少しは緊張も解れたんじゃないかしら? 気軽に言えばいいのよ。分からないことはわからない。分かることはできるだけ答えてほしいけどね?」

木霊「……でもいきなり胸を揉むのはおかしいと思うんですけど」

了子「趣味よ」

木霊「趣味!?」



多数決
下1~3
1 知ってることを全て告げる(弦十郎と緒川の好感度が少しだけ上がる)
2 少しだけ誤魔化すような気配を見せる(了子の好感度が少しだけ上がる)

木霊は何となく全てを話すのはまずいと思った

決して了子が肉食動物のような目で見ていてびびった訳では無い

木霊は昔から歌を歌うとなにか懐かしい感覚があること

シンフォギアを纏って歌を歌っていた時、これこそが自分の本当の姿であった

などというシンフォギアを纏った時に得た感覚は黙ることにした

木霊「その、まず私は記憶喪失です。小学生の中学年以前の記憶が全くありません。調べてもらえれば多分わかると思うんですけど、その時からあのペンダントは持っていました」

弦十郎「緒川」

緒川「了解です」

弦十郎は改めてそれを調べさせるために緒川に依頼した

木霊「歌うことが好きで、体を動かすことも好きです。それで毎朝マラソンをしていたんですけど、その時にノイズに会ってしまって、逃げている時に必死になって叫んだら、いつの間にかあの鎧を纏っていました」

弦十郎「……なるほど。君はあれについては何かすら分からないと」

木霊「……はい」

弦十郎は木霊が何かを隠しているような、真実を答えていないような気がした

だが別に敵視する事はしない

会話をした感じ、なにかに執着しているわけでもなく、きっと何者かに、大人に仕組まれた事なのだろうと弦十郎は理解した

そこからは当たり障りのない質問ばかりをして、その日は終わった……そう、終わるはずだった

緒川「し、弦十郎さん!」

弦十郎「どうした!」

弦十郎が大体話したいことを終え、木霊は了子のおもちゃにされ始めたあたりで、緒川が急いで部屋に戻ってきた

緒川は一度病室から弦十郎を出し、少ししてから部屋に二人で戻ってきた

弦十郎「上坂木霊くん。君の御両親が事故にあったそうだ」

木霊「え!? パパとママは無事なんですか!」

弦十郎「それは」



コンマ
下1
91~  ただの検査入院
61~90 重症だが意識はあり、普通に入院している
31~60 意識不明の重体
~30  両親死亡

今後両親を排除しようとするコンマが発生しなくなります



弦十郎「車で跳ねられたらしい……のだが、君の両親はピンピンしているようで、特に問題はなさそうだ。検査入院だけは一応するようだがな」

木霊「……ですよね~」

木霊の身体能力の高さは両親譲りである

母親は銃の使い方は説明書を読んだだけで扱えるし、父親は元コマンドーとかいうジョークを言う程度には屈強だったりする

木霊がバックファイヤでボロボロのはずなのに、なんか普通に元気なのはそういう理由があったりなかったり

弦十郎「明日詳しいことをまた聞くことになると思うからよろしく頼む。御両親には我々が説明しておく。本日はもう休んでくれていい」

弦十郎と緒川が部屋を出ようとした時に、弦十郎は立ち止まる

弦十郎「我々は立場上君を訝しみ、そしてあら捜しをしなげればならない。だが、君が行ったノイズ掃討は一般人を守る素晴らしいことだ。こんな調査をしたあとだが言わせてほしい、ありがとう」

木霊「い、いえ! こちらこそなんか怪しくてごめんなさい」

弦十郎「はははは。また明日」

木霊「はい!」

弦十郎と緒川、そして奏は部屋から出ていった



コミュ
コンマ下1

1 部屋に了子が残った
2 部屋に翼が残った

イベント判定
コンマ下1
ゾロ目や00が出れば特殊イベント

通常イベント

了子「あなたのあのペンダントを調べないといけないから私は行くわね……翼ちゃんはどうするの?」

翼「少し、話をしてみようと思います」

了子「りょーかい。一応用心はしておきなさいよ?」

翼「分かっています」

了子は二人にウインクをして部屋から出ていった

了子と翼は話終わると、袋を持って木霊に近づいてくる

翼「その、大丈夫ですか?」

木霊「両親の事ですよね。あの両親なら大丈夫ですよ。強いですし」

翼「そういうことではなく、櫻井女史のその、セクハラが」

木霊「あははは、困っちゃいますよね流石に」

翼は微妙に人見知りなのか、たどたどしくではあるが、木霊と話していく

翼「……上坂さんは多分このあと、薬などを使ってあの鎧を纏ってノイズと戦うか、それともあのペンダントを私たちに預けて、日常に戻るかの選択をさせられると思います」

木霊「あのペンダントを預けるって多分ずっとですよね? それは嫌!」

翼「ですよね。大切な品みたいですから。弦十郎さんならきっと戦わない選択を用意してくれると思います。でもきっと上坂さんは戦う。そんな予感がするんです」

翼は辛そうな顔でそのことを告げる

翼は奏がリンカーを作るための実験をしていた場面が脳裏をよぎった

木霊「……翼さんは戦ってきたんですよね?」

翼「私は防人、この身をこの国を守るために鍛えてきましたから」

木霊「凄いですね」

翼「私はそういう生き方を強制されただけだから別に凄くないよ」

木霊は考える


多数決
下1から5
【17時3分から採用】

1 戦うことを選ぶ(奏が生き残る可能性と響がガングニールを得られない可能性が出てきます)

2 戦うことを選ばない(原作とほぼ同じルートになります)

木霊「もし私が翼さんたちと戦えるのなら、戦いたいです! 一緒に!」

翼はその言葉に顔を歪めてから、すぐに笑みを浮かべる

翼「ありがとう。でももっとよく考えていいから」

翼は部屋を出ていく時に、風鳴翼の上坂木霊の名前入り色紙を渡すという、ファンとして嬉しいイベントがあったりした

弦十郎「どうだ了子くん」

弦十郎は木霊と会った次の日の朝、了子の研究室に来ていた


了子「……これはあれね。翼ちゃんが初めての適合実験をしたじゃない?」

弦十郎「翼が初めて天羽々斬を起動させた時の事だな」

了子「そう。その時のシンフォギアねこれは。あの後に弦十郎が司令になったじゃない? あなたのお父様が引退して」

特異災害対策機動部二課は弦十郎が司令になる前、イチイバルという弓の聖遺物を何者かに盗まれたという重大な事件があった

その時に風鳴弦十郎の父、風鳴訃堂(ふどう)が二課のトップを退いている

了子が弦十郎のことを呼び捨てにしてますがミスです

弦十郎「あのゴタゴタの時に技術が流出したということか」

了子「……かもしれないというだけよ? セーフティーは全然掛けられてないし、もうぐっちゃぐちゃ。下手したら爆発してあの子死んでたわよ」

まああえてその状態で持たせたのだけどと了子は頭の中だけで思う

弦十郎「……一応最新のシンフォギアシステムを導入しておいてくれ」

了子「あら? あの子を戦わせるの?」

弦十郎「翼があの子は戦う選択を自らしたと言っている。そしてあの子の両親は本当の両親ではないようだ。たまたまあの子が倒れていたところに出くわし、記憶も戸籍もなかったから、親になったそうだ」

了子は弦十郎にバレないように大げさに驚く

了子、フィーネはそんなこと初めから知っている

了子「……記憶喪失と何かしら関係があるのかしらね」

弦十郎「まずあの子の戸籍がその記憶喪失になって目が覚めた日に出来上がったものだ。医師の鑑定では、目覚めた時は一般的な知識くらいしかなかったという」

了子「酷い実験をさせられて、捨てられたのかしらね」

弦十郎「捨てられたのなら、なぜシンフォギアを持ったままなのかが気になるがな。とりあえずこのことは緒川家の方々、そして風鳴でも調べることになった」

了子「……ふーん。まあいいわ。私はやることをやるだけだもの」

弦十郎「よろしく頼む」

弦十郎は部屋をあとにした

了子(フィーネ)「ふーむ。用心して頭を弄りすぎた結果、シンフォギアを拒絶しているのかもしれないわね。あの子ならあんな無様な変身なはずがないもの。それに私が何度も教えこんだことは記憶になくても覚えているのね。多分無駄なことは話していなかった」

了子は木霊が駒になりそうなのを喜びつつ、最新のシンフォギアシステムの導入を始めた

了子「……そういえばネフィリムの実験を行える目処が立ちそうだったわね。ネフシュタンの実験と被らないように調整しないといけないわ」

了子はやっと自分の計画がうまく行きそうで、ニヤリと微笑んでいた

アイドルだが翼と奏はちゃんと中学に行く

二人がいない午前中に弦十郎と了子は病室に来ていた

了子が先頭で先に病室に入ったのだが

了子「弦十郎くんは入ってこないように!」

弦十郎「……わかった」

了子の叫び声に弦十郎は扉を閉めて少し下がった


了子「なんで全裸なの?」

了子は木霊が自分を真似て裸族になっていたことを忘れていた

木霊「寝る時は全裸じゃないと寝れないんですよね! それに全裸の方が楽じゃないですか。記憶が無いはずなんですけど、全裸でいても胸が垂れないような何かをされている気がしますし!」

全てフィーネの異端技術がやってくれました

了子「弦十郎くんが来るわよ?」

木霊「見られて困る体をしていませんから! どうぞ!」

了子「…………いや、駄目よ」

何となく了子は弦十郎には見せたくないと思ったので、無理やり病衣を着させた

了子の入って良いとの声が聞こえたので弦十郎は部屋に入った

木霊「……むう」

弦十郎「どうした?」

了子「女の子にそういうことを聞くもんじゃないわよ」

弦十郎「そ、そうか」

弦十郎はこれ以上話すと不味い気がしたので話を変える

弦十郎「来ていきなりですまないが、君に聞きたいことがある」

そこからは昨日の翼が聞いてきた戦いについての話をしてきた

もちろん木霊は戦うことを意思表示した

弦十郎「多分だが、君の希望は叶えられると思う。まだ調査が終わっていないが、もし君に問題がないことがわかれば、君を我々の組織に招待することになる」

木霊「あっ、私の選択ですから、風鳴さん?」

弦十郎「翼と一緒にいる時に呼ばれたら面倒だから弦十郎でいい」

木霊「弦十郎さんが責任感を感じなくていいですよ。私がやりたいからやるんです」

弦十郎「……なぜ君は戦うことを選んだのか教えて貰ってもいいかな?」

奏は復讐を望んているから、翼はそういう風に育てられたから

ならば記憶を失う前はどうだったか分からないが、今の木霊はそういう理由がない気がする

弦十郎はだからこそ戦いに巻き込む前に聞いてみることにした

木霊「……えっとですね」



安価
下1と2
木霊の戦う理由(真面目でも真面目じゃなくてもいい)

木霊「変身して歌って戦うのはなんか楽しいじゃないですか」

弦十郎「……は?」

その変身をして戦った結果、血だらけで入院にしているのにそれが楽しいと言い出したので弦十郎は訳が分からなかった

木霊「私は歌って戦っている時こそ、私だ!って思えるんです。それに戦える私が戦わないと、パパやママ、それに友達が死んじゃいますし」

弦十郎「……ふむ」

木霊「それにあの二人には負けたくないので」

了子「負けたくないってどういう意味かしら?」

木霊「何でしょうね? なんか負けたくない!って思ったので」

了子「それはあの鎧で戦うことで負けたくないってこと? それとも女として?」

木霊「うーん、どうなんでしょう。あっ、でも翼さんには胸の大きさは勝ってますよね」

了子「ええ。奏ちゃんはちょっと勝負にならないけどね」

木霊は考えても分からないので、思ったことを口にしていた


弦十郎「君には戦いたい理由が色々あるのはわかった。こちらも用意をしておこう。1週間ほど入院してもらい、そのあとに我々の組織に招待することになるはずだ」

了子「弦十郎くんは忙しいから、私が毎日顔を合わせに来るから暇しないと思うわ」

木霊「はい、よろしくお願いします!」

木霊は大きく頭を下げたあと、二人が部屋を出て行っている時に病衣を脱ぎ出し、了子に頭を叩かれた




上坂木霊は戦闘狂(の可能性)を手に入れた
上坂木霊は負けず嫌い(の可能性)を手に入れた

キャラの性格にここら辺は反映させていきます

木霊「うーん、やっぱり病室は少し窮屈だよね」

木霊の驚異的な回復力で退院が何日か早まった

そして二課の調査では木霊が何者かによってシンフォギアを使えるように調整されていたことがわかったが、それだけしか分からなかった

脳波なども検査したが、特に詳しいことがわからないことがわかり、最低限の監視のみで木霊は家に帰ることが出来るようだ


木霊「みんなに心配かけちゃったし、お詫びしないとなー……来週から翼さんと何度も会えるんだよね! やった!」

自分が歌う歌とは違うが、ツヴァイウイングの歌も木霊は好きである

考え事をしながら歩いていると、人と木霊はぶつかってしまった

木霊「ご、ごめんなさい!」



コンマ
下1
95~  下見に来た錬金術師
60~94 ひびみく
30~59 響
~30  一般人

せっかくの3連ゾロ目ですし次回のコミュで+-2までゾロ目猶予判定

それとは別にゾロ目処理


好感度が高くなったからと言って確定で救えるようになったりはしないです

多数決
下1から5

1 パヴァリアの誰かとなぜか喫茶店に入ることに(初期好感度高めになる)
2 お腹減ってるキャロルと遭遇(初期好感度高めになる)
3 響の人助けの助っ人
4 (時期的に鬱未来さん)悩んでいる未来に遭遇

キャロル「解せぬ」


人とぶつかった事になってましたが、病院でたところから描写し直します
ゾロ目とか考えてなかったわ

木霊「うーん、やっぱり病室は少し窮屈だよね」

木霊の驚異的な回復力で退院が何日か早まった

そして二課の調査では木霊が何者かによってシンフォギアを使えるように調整されていたことがわかったが、それだけしか分からなかった

脳波なども検査したが、特に詳しいことがわからないことがわかり、最低限の監視のみで木霊は家に帰ることが出来るようだ

木霊「みんなに心配かけちゃったし、お詫びしないとなー……来週から翼さんと何度も会えるんだよね! やった!」

自分が歌う歌とは違うが、ツヴァイウイングの歌も木霊は好きである

そんな考え事をしながら歩いていると、道の横の公園で子供が騒いでいる

木霊「どうしたのかな? あれ?」

公園の割と細い背の高い木の上に、木霊よりも明るい茶色の髪の毛をした女の子が登っていた

その木の先にはバルーンアートが入った大きな風船が引っかかっている

木霊「……不味くない? 足場の木が折れそう!」

木霊から見たら足場の枝が折れそうに見えたので、保険としてその少女の下に走った


響「待っててね! もうちょっとで取れるから!」

子供「お姉ちゃん危ないよ!」

響「へいきへっちゃらだよ!」

その少女立花響は、子供が風船から手を離してしまい、木に引っかかっている場面に遭遇し、何とか取ってあげようと木登りをしていた

あと少しで風船の紐が取れそうだ

響「取れた、ああああああ!」

バキッ

響は何とか風船が取れたが、枝が折れてしまい、割と高い距離から落下し始めた

響(へ、へいきへっちゃら!)

それでも自分を励ます声を心で呟いて、落下の衝撃に備えた





選択肢は選ばれるまで見せません
もしここで使わなくても次のコミュでは確定で使用されます

コンマ下1
1 ゾロ目寄せを使う
2 ゾロ目寄せを使わない

体育会系なのでスタートダッシュも早く確定で追いつきます



木霊「君達退いて!」

木霊の叫び声かはたまた響が落ちてきたからか、子供たちは落下地点からうまく離れた

木霊「とーどーけ!」



コンマ
下1
90~  ToLOVEる(色々とフラグが立つ)
50~89 華麗にお姫様キャッチ(初期大幅+)
11~49 何とかキャッチ(初期まあまあ+)
~10  何とかキャッチしたけど頭と頭をごっつんこ(初期普通)

木霊は響の落ちた木に飛び、そこから更にジャンプした

三角飛びでうまく上への勢いをつけて、響をお姫様抱っこの要領でキャッチして、体をほかの木にぶつけて勢いを殺した

響「…………あれ?」

震えている響を木霊は強く抱き締める

すると何かがあったことを響は感じ取り、目を開けると目の前に知らない少女の顔があった

木霊「大丈夫?」

響「……え? あっ、はい! ありがとう!」

顔が近いことに響は顔を真っ赤にしつつ、それでもちゃんと自分が無事であることを告げる

木霊は響を優しく地面に下ろそうとしたが、未だ恐怖で足が震えているようでうまく立てない

木霊「……まあいっか! よいしょっと」

響「えっ、おんぶなんてしなくていいですよ!」

木霊「いいのいいの」

木霊は響をおんぶして、子供たちの元に行く

それから子供たちが響と木霊にお礼を言って、人が落ちたことにやっぱりびっくりしていたのか、逃げるようにその場をあとにした

子供たちのお礼と笑顔を見ているうちに、響の震えが止まり、木霊は立たせる

響「そ、その本当にありがとうございます!」

木霊「いいのいいの。困った時はお互い様ね」

響「……あの! 連絡先交換しませんか! あっ、私は立花響です!」

木霊「私は上坂木霊よ」

それから連絡先を交換して、響は何度も下げる頭を上げさせてから木霊は再び帰路についた


響「……まるでお父さんみたいな人だったな」

常日頃へいきへっちゃらといい、響が人助けをこぞってするようになった父親を木霊に重ねた

まだライブが起きていないので、立花洸(響パパ)はクズ人間化していません

✕ 常日頃へいきへっちゃらといい、響が人助けをこぞってするようになった父親を木霊に重ねた

○ 常日頃へいきへっちゃらといい、響が人助けをこぞってするようになった原因である父親を木霊に重ねた

原作イベントで立花響(娘)が災害でたまたま生き残り、その時に補助金を貰う
だがその災害で大量の人が死んだのに、響だけのうのうと生きている事を晒されてしまう(別に生き残ったのは響だけではない)

そんな状況ならドラマとかであるような家をペイントでやられたり、石を投げられたり、迫害される

その状況で父親は酒に溺れて母親にDVして挙句の果てに逃げ出す
そして再開したと思ったら人助けはせず保身に走り、娘とファミレスで会話をする時に金がないのにステーキを頼んで娘に払わせる

取引先の社長令嬢が災害で死んで、それなのに響の娘は生き残る
取引先との関係を考慮してプロジェクトから外されてプライドを切り裂かれて酒へ
は確か公式だったはずですね

木霊は1週間と少し経った日、学校に行く前に呼び出された

木霊「……あれ? もしかしてリディアンに向かってますか?」

私立リディアン音楽院は財界の大物たちがスポンサーをしているので、私立なのに公立以下の費用しかかからない

にもかかわらず土地は大きく、施設は充実していて、寮は個別の風呂がついていて、大きなリビングやキッチンまでついている

ぶっちゃけなんで公立じゃゃないの? と言った感じだが、特異災害対策機動部が関わっているため、色々とあるのだ

緒川「そうですよ……そういえば上坂さんは翼さんと同じ年齢でしたね。高校はどこに行くか決めてますか?」

木霊「もちろんリディアンですよ! 歌うのが好きですからね!」

緒川「それなら一足先に校内に入れますよ」

木霊「本当ですか!?」

木霊は緒川の運転する車の助手席に乗って、ウキウキしながら到着までたわいもない話をする

ノイズは小型は一匹につき一人しか炭素変換出来ませんからね
二次災害での被害の方が多かったはずです
入口は狭くなかったはずなので押しつぶされてとかですかね

公立の大学と同等の敷地面積を誇っているくせに街中にあるリディアンに木霊は緒川に連れられて入る

緒川の気遣いで少しだけ校内を見回ってから、先生達のいる中央棟にきた

木霊「……なんで校庭のコースが直角に曲がっているんですか?」

緒川「私にもそれはわかりません」

緒川にリディアン七大不思議を聞いてもわからないようだ

壁にはエレベーターが設置されていて、緒川が端末を触れさせるとエレベーターが開いた

二人が入ると、なぜか壁から取っ手が出現した

緒川「危ないので捕まってくださいね」

木霊「はい!」

緒川に言われるままに手すりを持つと、エレベーターが猛烈な速度で下へと下がる

木霊「おおおおおお!!」

そしてある程度落下すると、視界が開け、筒状の縦長の空間が現れた

そこには金色を基調として様々な紋様が描かれている(シンフォギア バベルの塔で調べればわかる)



コンマ【古代語理解】を持っている
下1
50以上で書かれている言葉の中からある言葉を見つける

夜飯などで1時間から1時間半ほど退席します

木霊「……うーん遠くてわからない」

緒川「何がですか?」

木霊「あの壁画?の文字が見たいんですけど」

緒川「ああ。あの文字なら了子さんに聞けば教えてくれると思いますよ」

木霊「この建物を了子さんが作ったんですか?」

緒川「いえいえ。あの壁画の模様だけですね。了子さんだけじゃないですけど、了子さんも関わってますね」

木霊「へぇー」

古代文字をちゃんと活用しているのなら凄いなーと木霊は思った

それがどれだけやばい事なのかは理解していない

ある部屋の扉の前まで来ると、緒川が一歩下がった

緒川「お先にどうぞ」

木霊「ありがとうございます」

木霊は特に何も考えず、扉を開けた

パーン

扉を開けてすぐいくつもの破裂音が鳴った

その破裂音はただのクラッカーであり

弦十郎「ようこそ! 特異災害対策機動部二課へ!」

弦十郎がシルクハットを被って出迎えてくれた

他のスタッフも業務を一時的にほっぽり出しているのか、たくさんの人がなかにはいた

入口入ってすぐの場所には垂れ幕で

上坂木霊さんようこそ二課へ!

なんていう物や紙飾りやパーティーでよくみる飾り付けがされている

木霊「ありがとうございます!」

木霊は皆に聞こえる声で出迎えてくれたことにお礼を叫んだ


奏「けっ。あんな怪しいやつを入れなくたって、私たちだけでどうにでもなるのによ」

翼「先輩の私たちが色々教えてあげなくちゃね!」

奏は木霊の存在が気に入らないのか、飯を食べながら悪態をつく

そして翼は奏は姉貴分のようなものであり、初めての自分の後輩ができたのでやる気を出していた

奏「……そうだな、色々教えてやんねえとな」

RPに必要


コンマが高ければ高いほどスキルが高い
コンマ
下1
上坂木霊の家事スキル全般は?

コンマ
下2
料理スキルは?

家事全般は得意89
料理はレシピを見て分量量って慎重にやらないと無理36



一通り木霊は挨拶回りをして、パーティーにしては出来のいい料理を少しお腹に入れた

木霊「お、美味しい」

弦十郎「歓迎会で不味いものなんて食べたくないだろ? 近くのホテルで注文したからそりゃ美味いさ」

木霊「あっ、えっと弦十郎さん」

弦十郎は頷いてシルクハットを頭からどける

弦十郎「改めて自己紹介をしよう。俺の名は風鳴弦十郎。この特異災害対策機動部二課の司令、責任者を務めている」

緒川「私はここのエージェントであり、ツヴァイウイングのマネージャーもしていますね」

了子「私はできる女として有名な櫻井 了子よ。シンフォギアシステムは私が産んだって言えるくらいには関わっているわね」

奥で奏をこちらに引っ張ってこようとしている翼がいるが、奏はそれに答えない

木霊「私は上坂木霊です!」


コンマ
下1
95以上で櫻井 了子……あれ?うーん、フィー……

木霊「……うっ」

了子「ちょっとちょっと大丈夫?」

木霊は頭にノイズ、テレビの方のノイズのような音が流れ、一瞬クリーム色の全裸の女性の姿が見えたがすぐに忘れてしまった

木霊「大丈夫です。あの私をここに入れてくれたってことは、あの鎧について教えて貰えるんですよね?」

弦十郎「ああ、そのために君を呼んだ。まあ、とりあえずはパーティーを楽しんでからだな!」

木霊「はい!」

弦十郎はまだ木霊がそこまで食べていないのを見ていたので、食事が終わってから詳細を語ることにして、彼女を解放した




コミュ
誰の元に行く?(奏と翼は同じ場所にいますが、会話が変わります)

コンマ下1 
1 風鳴弦十郎
2 緒川慎次
3 櫻井 了子
4 風鳴翼
5 天羽奏

櫻井 了子のイベント判定(確定だがゾロ目などのイベントがあるかもしれないので)
+-2のゾロ目寄せあり

コンマ
下1

+-2のゾロ目寄せは次回に引き継ぎします
今回必要が無いので

ゾロ目


木霊はツヴァイウイングの方に行こうとしたが

奏「……」

奏がもの凄く睨んでいるので、方向転換して、う一人の女性の元に行くことにした



木霊「了子さん!」

了子「あら、私のところに来るなんていい子ね。大方奏ちゃんの威嚇に負けちゃったんでしょうけどね」

木霊「あははは」

了子が引いてくれた隣の椅子に座り、料理を食べながら話を始める

了子はシンフォギア適合者達のメディカルチェックや聖遺物の管理や二課本部の防衛システム構築

特異災害対策機動部二課の主要技術を一手に引き受けているらしい

了子「ほんと大変なのよ?」

木霊「了子さんってもしかして物凄い人なんですか? セクハラの印象が強いんですけど」

了子「やれることは一般の価値観からしたら凄い事ね。それとセクハラは私の趣・味」

なぜか木霊は了子と初めてあった気がせず、落ち着いた状態で話を続けることが出来る

木霊(不思議だな……)

了子「……それでね? あら」

そんなふうに落ち着ける人とゆったり話していたからか、了子の肩を枕に木霊は眠ってしまった

昨日は二課の基地に来れると言われてワクワクして寝れてなかったせいだろう




安価
下1~2
なぜフィーネは木霊に割と特別待遇をしていたのか(道理をねじ曲げてなければなんでもいい)

なおシンフォギア素質故にという理由は元々あります

妹ってセレナの事ですか?
それとも過去に妹(転生時の血縁)がいたですか?

聖遺物と融合は了解です

了解です

木霊は夢を見ている

クリーム色の長い髪の女性が木霊の髪を研いでいる

木霊はその女性が自分に誰かを重ねていたのは分かっている

でもその女性が自分に優しくしてくれて愛してくれた

自分も愛していたことを覚えている

木霊(きっと目が覚めたら忘れちゃうんだろうな)

木霊はこれが夢であること、そしてきっと起きたら忘れてしまうことを理解する


そして場面が変わり、木霊はある施設で体を拘束されながら、歌うことを強制されたことを覚えている

そのあと自分は自分ではないなにかになりかけた時に、またクリーム色の髪の女性が助けてくれた

その女性の最後の顔は涙に濡れていた

あれ?フィーネ結構キャラが変わった気がするが大丈夫だよねまだ
そして高まるF.I.Sの悪徳



木霊「……んっ」

了子「はい、おはよう」

木霊「あっ、ごめんなさい」

木霊は了子の膝を借りて寝てしまったようだ

木霊「なんか……懐かしい気がします」

こんな風に膝枕をされて、了子が髪の毛を手ぐしで研いでいる

了子「母親にでもやってもらっていたんじゃない?」

木霊「そうなんですか?」

了子「きっとそうよ」

了子は今自分がどの顔、了子なのかフィーネなのか、それとも別の誰かなのか

一瞬だがどの顔を演じているのか分からなくなった

歓迎会を行った日、あのあと木霊は検査を受けたあとその日は帰ることになった

そして次の日

弦十郎「……まず木霊くん」

木霊「はい」

弦十郎「了子くんが脱いでと言ったからと言って、ほかの人がいる前で平然と服を脱ぐのはやめなさい」

了子はあのあと(メディカルチェックをするから)脱いでと言った

そしたらパーティー会場で木霊は脱ぎ出して一悶着あった

木霊「体には自信がありますから!」

色んなスポーツをやって体型もほんの少しだけ気をつけているだけだが、友達が羨むぼでーを持っているので自信がついている

弦十郎「自信があるのはいいし、君が見られても平気なのはいいんだがやめような?」

木霊「……まああれも1種のジョークみたいなものですからもうやりませんよ」

弦十郎「それでいい。了子くん」

了子はその場で壁には設置されている液晶に結果を映し出す

了子「はいはーい。メディカルチェックの結果は特に異常は見られなかったわね。バックファイヤのダメージも完治していたわね」

弦十郎「さて一応検査をしてもらった訳だが、まず君は何を知りたい?」

弦十郎は木霊に質問を投げかけてきた

木霊はわからないことをとにかく聞きまくる

シンフォギアとはなんなのか?
聖遺物という過去の遺産を起動させて、ノイズに対抗出来る兵器に転用する技術及び装備の名称

シンフォギアシステムでアーマーとなった聖遺物は、特殊な音によるフィールドを発生させて、通常兵装では倒すことが物凄く困難なノイズに攻撃が当てられるようになるそうだ

木霊「ふむふむ。私が使った弓矢もそれのおかげでノイズを倒せたんですね」

弦十郎「そういう事だな」

木霊「纏っている時に歌が頭に浮かぶのは?」

了子「歌によって聖遺物を活性化させているのよ」

木霊「エネルギーが歌なんですね。もし歌うのをやめたら?」

了子「もちろん性能がどんどん下がっていくわね」

木霊「なるほど」

ある頭のあまり良くない子なら理解できないことだったが、なぜか木霊はシンフォギアに関することをどんどん吸収していく

了子「そしてここからが重要なのだけど、シンフォギア装者には二人の種類がいるわ。完全に体と歌だけで聖遺物と適合できる人間と、薬の補助が必要な人間ね」

木霊「私は後者ですよね?」

戦っている途中も血が流れていたことをあとから木霊は知ったが、もし完全に適合しているのに血だらけになるのなら兵器たりえない

了子「そう。あなたや奏ちゃんは薬の補助が必要ね。でも安心して? ちゃんとその人専用のものを使って、分量を守って、そのあとの後処理をちゃんとすれば問題ないから」

そこまで辿り着くのに奏による人体実験があったのだが、一々言うことではないだろう

木霊「……その、多分私の薬は無いかもしれないですけど、シンフォギアを纏ってもいいですか?」

怪我をすることは分かっている

だがあれを纏うとなんだか記憶が思い出せそうなのだ

それに纏って歌って戦うのは楽しい

了子「ところがどっこい。天才である私、櫻井 了子は既に木霊ちゃん用のリンカーを作っているのでーす」

話の流れからして、そのリンカーがその薬なのだろう

弦十郎「……いつかやることになる事であり、今後も訓練をしないといけない。なら何時やっても一緒か。いいだろう、訓練場に行こう」

子供たちを戦わせること自体にあまりいい思いがない弦十郎は渋々ながら、木霊の変身の許可を出した

了子『そのリンカーを首に刺して薬を注入してね。針は物凄く小さいから痛みとかはないはずよ』

木霊「はい!」

真っ白な強化装甲で出来た部屋の中心に木霊は立ち、緑色の液体の入った特殊な注射器を首にさした

了子『そして心の奥底から聞こえてくる聖詠、起動キーを口ずさむ!』

木霊「fee Gusisnautar tron(フィー グシスナウタル トロン)」

聖詠を口にすると、木霊は光に包まれて、金色に黒白のアーマーに身を包んだ

もしアニメ好きな子がその姿を見たら、敵の女幹部だねと言うかもしれない

木霊「これ結構露出ありますし、恥ずかしい子は大変ですね」

了子『そんなに簡単に装者は増えないわよ。適当に動いていいわよ。的も出すわ』

地面からせり上がってきたカカシに向けて、木霊は金の弓に矢を三本番え、全く違う方向を向きながら放った

その金の羽のついた矢は全く違う方向に打ち出されたのに、矢が曲がってカカシを撃ち抜く

木霊「うんうん、なんかやっぱりしっくりくる!」

木霊は少しずつ動きの速度をあげていく

木霊はシンフォギアを纏った動きに慣れ始めた時、訓練場の扉が開いた

翼「やめた方がいいよ」

奏「翼が教えてやるって言ったんだぞ」

翼「そんな意味じゃないことは奏だって分かってるはず!」

奏「……あたしだけがやればいいんだろ? 翼はあたしがやり過ぎたら止めてくれればいい」

翼「……知らないからね、怒られても」

奏「あたしは悪ガキだから怒られ慣れてるよ」

翼は怒ったような表情を見せてから、奏から離れた


奏「上坂! お前の力をあたしが見てやる! Croitzal ronzell Gungnir zizzl」

奏はリンカーを注入しながら、聖詠を口ずさむ

それに続いて翼も聖詠を歌い、シンフォギアを纏った

弦十郎『奏! 初心者イビりみたいなかっこ悪い事してるんじゃない!』

奏「うるせえなおっさん。これはただの先輩による指導だよ」

木霊「初めまして、私は上坂木霊です。先輩が負けて恥をかいても知りませんよ?」

木霊はこの力で戦ってみたいが故に、奏を挑発して絶対に戦えるようにする【負けず嫌いで戦闘狂】

奏「言ってろ新人!」

二人の戦いが始まった




三回判定して多く判定を取ったほうの勝ち
コンマ
下1
奏は余裕をぶっこいている

41~ 木霊優勢
~40 奏優勢

木霊「やばっ」

奏「おらおらどうした新人!」

奏は既にアームドギアである大型槍を構えていた

それに対して木霊は一度弓矢を仕舞っている

槍をギリギリで避けているが、武器がないので奏に反撃することが出来ない

まずこの近距離戦でどれほど弓矢が役に立つだろうか


弦十郎『纏って2回目だったよな? なぜあんなに綺麗に奏くんの攻撃を避けられる? 確かに奏くんは舐めプをしているが、それでも……』

了子『才能じゃないかしら?もしくは運動神経』

木霊の消えた記憶で何があったのか知っている了子は曖昧に弦十郎の言葉に答えた

木霊「もう!」

奏「もらい!」

木霊は奏の突きを避けて、大振りの横振りをあえて食らうことで吹き飛ばされる

木霊「怒った。絶対に1発入れる」

吹き飛ばされている時にアームドギアである弓矢を取り出して、反撃に映る



奏有利1
下1
奏は余裕をぶっこいている

31~ 木霊優勢
~30 奏優勢

木霊「狙い撃つ……矢が勝手に狙ってくれるんだけどね」

木霊はその場で膝をついて、とにかく矢を連射する

矢の数は今のところ三本しかない

どうやら技などで無理やり数を増やしたり巨大化出来るようだが、今だ木霊にはその方法がわからない

だがこの矢は敵を追尾し、どのような強固な鎧ですらこの矢の前では紙とおなじ

ただ矢を信じて矢継ぎ早に打ち続ける

奏「それしか脳がないのかよ!」

奏はそんな風に叫んでいるが、羽のついた金色の矢、そこまで大きくのない矢なのに一撃一撃がとてつもなく重い

そして何よりえぐい角度から矢が迫ってくるのだ


だがなんだかんだテンポよく奏は矢を弾いていたが、テンポを作るのが木霊の目的だった

木霊「三射同時発射……」

先程までのテンポでは来なかった矢を三本同時に番えている木霊を奏が見た

奏「させるか!」

木霊「遅い!」

奏が動き出す前に矢を放ち、三本とも絶妙な角度で奏へと向かい、迎撃しきれなかった一本が奏を吹き飛ばす

奏「ぐはっ!」



コンマ
下1
61~ 木霊の勝利
~60 奏の勝利

奏「……あー、くっそ。新人だからってあたしはお前を舐めてた。だが、もうそれを捨ててやる」

奏は髪を上にかきあげ、本気で木霊を睨みつける

奏の持つアームドギアである槍、ガングニールの取っ手よりも上の部分が回転を始める

翼「技は駄目だよ奏!」

奏「うるせえ! あたしはこいつに本気でぶつかるんだ!」

木霊「本気じゃなかったから負けましたなんて言いませんよね? 先輩?」

今まで手加減されていたことは分かっていたが、技なるものを使わないで勝っても自分が惨めなだけだ

だからこそ更に挑発をする

奏「あははは。そこまで言えるなら、この戦いで勝ったら名前くらいは読んでやるよ新人」

木霊「それなら勝たないといけないですね」

木霊は立ち上がり、そして三本の矢を番える



弦十郎「奏くんを止めてくる!」

了子「駄目よ弦十郎くん」

弦十郎「危険すぎる! まだまともに戦う訓練を受けていない子に奏は本気で!」

了子「きっと大丈夫よ」

訓練場の上部の窓から弦十郎たちは監視している

そして奏が本気を出そうとしていることがわかり、弦十郎が止めに出ようとしたが、了子が本気声で止めた

そして聖遺物関係で了子の勘は外れたことが無い

木霊は目を閉じて、グシスナウタルに意識を向ける

前方からは風の高速回転する音が聞こえる

そんなものに惑わされないで更に深く意識を集中させる


奏「行くぞ、LAST∞METEOR!!」

奏の持つガングニールの槍の穂先が回転し、槍が生み出す竜巻で木霊に迫る


木霊が持つ弓を誰かが支えてくれているような気がする

その人は言う

「あなたが思うがままにやりたいことを命令しなさい」

木霊は忘れている記憶の中のたった一言だが、この戦いの中で思い出した

木霊「貫け。all for one」

金の羽付きの矢は放たれた瞬間三つの矢が回転し、三本の境界が曖昧になり、一本となった金の矢はその回転を更に高める

奏「なに!?」

そして結束を得た金色の矢羽は奏の竜巻を吹き飛ばした

そのまま奏の元に来た矢を奏はガングニールでガードしようとしたが

木霊「one for all」

奏「まじかよ……」

矢が直前で3つに分裂し、防御のために構えていたガングニールとは別の方向に飛び、三つの矢が奏に同時に当たり吹き飛ばした

シュツムルファルケンみたいな大技を最初っから思い……出した!?しちゃうとインフレが大変なことになりますからね




弦十郎「……了子くんはこれを見越していたのか?」

了子「流石にここまでやるとは思ってなかったわよ」

もっと大技を使うと思っていたなんて了子は言えない

弦十郎「とりあえず医療班は奏くんを運び出せ! 問題ないと言っても、反省の意味を込めて今日は検査漬けにしてやれ!」




木霊は戦いが終わってすぐにシンフォギアを解除して、奏の元へ向かった

既に翼が来ていて、奏のことを膝枕している

奏「……チッ、教えようと思ってたのに教えられちまったじゃねえか」

翼「頭に血が登ってたし、なにより相当雑に戦ってたからね」

木霊「……あの、大丈夫ですか?」

また怒鳴られるのではないかと木霊は小声で奏に話しかける

奏「木霊になんか心配されなくても大丈夫だ! お前は初めてのリンカー使用なんだから、今すぐに医療室に行って、洗浄してもらえ!」

木霊「……はい! 奏さん」

リンカーは薬物なので、使用したあとはちゃんと洗浄作業をしないと人体に影響が出る

木霊はそう聞いていたし

そして奏は自分を心配し、更に名前を呼んでくれたことに笑みを浮かべて、指示通り医務室に走っていった


翼「今の奏は昔のシンフォギアを知った時の奏みたいだったね」

奏「……迷惑をかけた。木霊があまりにも簡単にシンフォギアを纏えてたからちょっとな」

翼「謝るなら上坂にいいなよ?」

奏「ああ」

奏はこのあとタンカーで運ばれた

やべえ

✕ タンカー
○ 担架
ですね

木霊「……うーん」

友達「ねえ、聞いてる?」

木霊「聞いてるよー」

友達「心ここに在らずって感じだよね。なんかあったの?」

木霊「別にー」

友達「駄目だこりゃ。先に帰るからね」

木霊「またあしたー」

友達「ちゃんと休みなよ?」

木霊は中学にちゃんと来ていたが、なんだか身が締まらない

ほとんどの忘れた記憶を忘れていたので、そこまで思い出そうとなんてしてこなかった

だが奏との戦いで、確かに一言だけ思い出した

だからこそ気になってしまい、ここ数日その事でずっと悩んでいた

母親や父親にもすごく心配されてしまっている


木霊「誰かに相談しようかな。友ちゃんは今日は無理だし……はぁ。誰なんだろうあの女の人」



コミュ
安価下1
1 弦十郎
2 緒川
3 了子
4 奏
5 翼
6 響

了子のイベント判定(ゾロ目イベントなどのため)
コンマ下1
+-2までゾロ目寄せあり

イベントの進む速度がものすごく早いぞー



木霊「りーこさん! 遊びましょ!」

了子「無理」

木霊は最近了子の研究室に入り浸っている

母親よりも安心する存在の近くで無為に時間を過ごすのが最近の木霊のトレンドだ

そして了子もそんな木霊に甘いようで、毎回構っていたが、システムの総点検を今日は行っているので了子にはそんな余裕はない

そんなことは木霊にも分かっていた

なので了子が見えるところで宿題をして、筋トレをして、そして

木霊「くー」

了子「やっぱり寝るのね」

了子の研究室にあるソファーで了子が仕事が終わるまで寝ることにした

了子「ほらご飯よ」 

木霊「んー」

了子「ほら顔を拭いて」

木霊「今何時?」

了子「10時かしら」

了子は仕事が終わったあと、スタッフの料理ができる人に料理を作ってもらい、二人分机の上に置いてある

二人で食前の挨拶をしてからもそもそと食べ始めた

木霊「今日もなんか話が聞きたいです」

木霊は了子が話す武勇伝をまたせがむ

了子はいつも通りでっち上げた話を言おうとしたが、なんとなく別の話にすることにした

了子「いいわよ。昔昔……」

昔、ある神様に仕えている巫女が居たそうだ

その巫女は神に恋をして、神に全てを捧げる気持ちを持ちながら巫女としての仕事を行っていた

だがその溢れんばかりの想いを神に直接伝えるために、神に近づくために塔を建造した

それが神の怒りに触れ、その怒りは塔を破壊し、巫女が神と交信するために必要なものを取り上げた

その必要なものはその時代の人々には必要なものであり、戦乱の世が始まった

フィーネ「これが言い伝えられている表のお話よ」

フィーネは次に裏の話、その巫女の話の補足を始めた

その巫女には妹がいた

巫女のように神に仕えられる才能も、何かを生み出す才能もなかった

だが、巫女は一生懸命に生きて、巫女を自慢の姉と呼び頑張るそんな妹が好きだった


そんな妹は巫女のせいで命を落とした

巫女が神の怒りに触れ、交信する力を人類から剥奪された

人類はその力に依存した生活をしていたため、世界は大荒れし、神の怒りに触れた巫女を魔女とし贄にすることで赦しを請おうとした

妹は大好きな姉を守るために自らがその魔女であると嘘をつき

そしてあらゆる方法で辱められたあと殺された

しかし神は既にその地に居なかったため、交信の力が戻ってくることは無かった

木霊「その巫女の方はどうなったんですか?」

了子「ショックのあまり妹を忘れて、神に再開するために生き続けていたわ」

食べたあとに横になるのはあまり良くないが、木霊は了子の膝枕に頭を乗せ、手櫛で髪をといでもらっている

木霊「生き続けていた、いたなんですか?」

了子「そうよ。きっとその巫女は妹の存在を思い出して、非情になりきれず、どうするべきか悩んでいるのかもしれないわね」

木霊「巫女が妹に会えれば色々と解決しそうですね」

了子「……そうね。でもあらゆる方法で辱められた妹はやっぱり巫女を恨んでいるんじゃないかしら」

了子は震える声で木霊に問いかける

木霊は了子の手櫛が気持ちがよく、ウトウトしていてその言葉の変化に気がつけない

木霊「きっと、魔女だって嘘をついた時みたいに……巫女を好きでい続けてると、思う、よ?」

木霊はそのまま寝落ちした


了子「……好きでい続けてくれたらいいわね」

了子の心に迷いが生じ始めた

本日はここまでです

なんか了子(フィーネ)のラスボスムーブに揺らぎが出てき始めて草生える
まだ大丈夫

あと設定があとに生えたので最初らへんと悪役ムーブがおかしいですがそこら辺は脳内補完よろしくお願いします



【キャラシ】
上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス
年齢は翼と同世代

体育会系
古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている

記憶喪失中は【リンカー装者レベル】
露出狂ゾロ目33
ツヴァイウイングのファン
負けず嫌いで戦闘狂
家事全般得意89
料理は苦手36

聖遺物と融合した過去がある
巫女フィーネの妹の生まれ変わり

訂正
巫女フィーネの妹の生まれ変わりかどうかはコンマなどでやるので

巫女フィーネの妹の生まれ変わり(の可能性)
ですね

ただ妹として似ているだけで終わるかもしれないので

ソウルイーター読んでたけど人がいるならやる

先に言っておきますがあのライブ事件を未然に防ぐのは超絶難易度にしてます
そこから奏を救えるかは好感度とフラグの問題になりますが(ビッキーは犠牲になってくれ)

(ツヴァイウイングの大型ライブまで2/3)
↑のフィーネのコミュが1回分です

既に了子(フィーネ)がゾロ目効果で色んなフラグが立っているんですがそれは



弦十郎「……戦い方を教えて欲しい、か」

木霊「はい!」

本日は土曜で特に約束もなかったので特異災害対策機動部二課(以後基本的に二課表記)に来ていた

いつものように了子に絡もうとしたら、数日間は二課に来ないらしい

木霊はならばともう一人の知り合いである司令の元に来ていた

なんか唯ならぬ雰囲気を醸し出せる弦十郎にならこの質問が1番今後に役に立つだろう

友里「その前に、暖かいものどうぞ」

木霊「え? ああ、ありがとうございます」

友里「私はシンフォギア装者が戦闘になったらオペレーティングなどをすることになる友里あおいよ」

藤尭「ちなみに僕は藤尭朔也(ふじたかさくや)。主に観測や分析、了子さんのサポートをしています」

弦十郎や了子に比べて若い男女が弦十郎と木霊に飲み物を渡しながら挨拶をしてきた

木霊「ご丁寧にどもです! 上坂木霊と言います! よろしくお願いします」

藤尭「ああ。それじゃ」

藤尭は素っ気ない感じですぐに仕事に戻った

友里「あの人はあんな感じだから気にしないでね」

木霊「なるほど、若干厨二病が入っているんですね!」

藤尭「……違うからね!」

そのあと木霊は友里と少し話してから、弦十郎との話に戻る

弦十郎「それで戦い方と言っていたが」

弦十郎は暖かいブラックを飲みながら木霊に問う

木霊「はい。私のシンフォギア、グシスナウタルは三本の金の矢羽で戦うギアです。翼さんが言うには、一本の刀のギアだったとしても複数に増やせるらしいので後々はたくさん打てると思うんですけど、近接に持ち込まれるとどうしても」

弦十郎「奏くんとのスタートの時も押されていたな。アームドギア(武器のこと)が展開していなかったが」

木霊「そうなんです。もし強いノイズが現れて、近接戦をしないといけなくなった時に弱いから負けたじゃ済まされないじゃないですか」

弦十郎「確かにそうだな。わかった、俺が直々に教えてやるが、どんな戦い方をしたいんだ? 慣れの時に弓を鈍器や剣のように使ったり、直接拳で殴ったりしていたが」

木霊「うーん。遠中距離はグシスナウタルでいいですよね。私の希望の近接の戦い方ですよね……」


安価(多数決候補)
下1~3
どんな風に近接で戦う?

(例)殴ればいいだろ!
  弓を剣のように殴打しろ!
  矢は穿つんだし槍になるだろ!

殴打は拳での殴打なのか弓を鈍器なのか
どちらでしょうか?

寝落ちとかしてねえから


即インフレはNG
多数決
下1~5
1 来いよ木霊、弓なんて捨てて掛かってこい!(拳)
2 弓は剣(レヴァンティン)
3 弓で受け流す(メイン盾と拳)

イチイバルとかいう弓なのに精神的な問題で銃にもなる人がいますから変形しますね
そしてファラは特攻の範囲にはならず



【拳(とメイン盾)が選ばれた】

木霊「弓で受け止めたり受け流したりしつつ、拳で殴りたいです!」

弦十郎「……ほう」

拳と聞いて弦十郎の目が真っ赤に輝いた

木霊(え?)

弦十郎「藤尭! 友里! 俺は出るが、何かあったら緒川が指揮してくれ」

緒川「分かりました」

木霊「……あれ?いましたっけ?」

木霊には弦十郎の後ろにいきなり現れたように見えた

そうまるで忍者のように

弦十郎「特訓だ!」

木霊は弦十郎に連れられて、弦十郎の日本家屋へと連れていかれた




コンマ下1
ゾロ目でそのコンマの補正1.5倍
66~  木霊には映画学習はとても合っていた(+30補正)
33~65 まあまあ合っていた(+20補正)
~32  あんまり合わなかった(+10補正)


コンマ下2
上の補正をプラス

95~  拳(と盾)戦闘に弦十郎(人類最強と言われている男)レベルの才覚があった
70~94 響(装者の中で1番殴れる)並
50~69 マリア並
20~49 補助に使えるくらい
~19  向いてなかった

遊びでやべえコンマ入れるといつもこれだわ


ちなみに風鳴弦十郎は
もはや趣味と呼べる域を大きく越え、刑法どころか憲法に抵触しかねないレベルの身体能力
常軌を逸した戦闘能力
生きとし生けるものの中で最強の男

なんて作品の公式で言われています
ただしノイズとの戦いは生身では戦えないので襲撃できない


夜飯さっと食べてきます

木霊「……」

弦十郎「どうだ? 俺の最もオススメする近接格闘の参考になる映画は!」

木霊は弦十郎の家に連れてこられてやったことは、ひたすら映画を見ることだった

なんでも弦十郎は

弦十郎「男の鍛錬は食事と映画鑑賞と睡眠だけで十分」

弦十郎の強さは誰かに習ったとかではなく、ただ食事をして睡眠を取って、あとは映画を見てそれを真似ただけらしい

木霊(なるほど、化け物か!)

弦十郎が本気で走るとアスファルトの地面が陥没するから本気で走るのは国との契約で駄目らしい

他にも本気で戦うのは憲法違反だから禁止、国外に行く時は色んな申請をしてからじゃないと、兵器持ち込みとなるから大変

木霊はその契約書などを見せられて、初めて信じることが出来た

木霊「映画は面白かったですけど、なんかうーん?」

弦十郎「緒川にやらせた時はあいつもそんな反応していたな」

木霊「多分私には向いていないのかも知れません」

弦十郎「わかった。なら俺が一通り動きを見せるから、それを真似てみろ」

木霊「はい!」

弦十郎が用意したジャージに着替えて、武道着に着替えた弦十郎のいる庭に向かった

弦十郎「ふぅー」

弦十郎が本気で呼吸をしてただ構えた

それだけで空気が変わった

木霊「すごっ」

了子にもし格闘で強くなりたいなら弦十郎の元にいけと言われていた

それはやはり正解だったようだ

弦十郎「ハッ! トゥ! ソイヤ!」

一撃を放つごとに地面がめり込み、拳を振るっているとは思えない音が聞こえる

そのあとも弦十郎の演武は続いた

そして木霊は惚れた

弦十郎に……ではなく拳による近接格闘に

弦十郎「……ふぅー。さあ、やってみろ」

汗で物凄い蒸気を上げている弦十郎が爽やかな笑顔で木霊に指示を出す

ひとまずやらせてみて、動きがおかしかったら指摘するとのことだった

木霊「分かりました!」

木霊は今まで自分は運動ができて、色々と優れていると思っていた

だが弦十郎の演武を見て、落ち込むことなく嬉しくなった

自分の遥か先にいる人をまじかで見られたのだから

そしてその人の動きを真似る

木霊「……ふぅー。ハッ! トゥ! ソイヤ!」

木霊の拳が風を切る

弦十郎は木霊のことを奏や翼に比べてあまり好いていなかった

戦いという命懸けの場に面白そうだからと言う理由で入ってきたこの少女はいつか潰れると思っていた

その時になったら自らが道を示そうとも思っていたが

だがこの少女は真面目に行うこと全てを楽しむ才能があるのだと、木霊の演武を見て思う

筋力的な問題で自分のような力強さはない

だが、もし弦十郎と同じような体付きをして、鍛錬を少しでも積めば、自分と殴りあえるかもしれないと直感した

それほど木霊は自らと戦闘スタイルが似ていて、物凄い才能を感じさせる動きをしている

木霊は汗ダラダラになりながらも弦十郎の動きの再現が終わった

そして思う

木霊(楽しかった!)

木霊が感動に打ち震えていると、弦十郎は木霊の肩に手を置く

弦十郎「木霊くん!」

木霊「……はい!」

弦十郎「俺の弟子になってくれ!」

木霊「喜んで!!」

木霊はその提案に飛びついた




弦十郎「映画が駄目だったが、木霊くんは実際に見ることによって学習するタイプのようだな」

弦十郎が木霊を分析し始めた

木霊「かもしれません。弦十郎さんの動きを見たら、こうビビっ!と来たので」

弦十郎「それなら……待て、なぜ脱いでいる!」

木霊は何故かいきなりジャージを脱ぎ出した

木霊「ジャージを着ていると暑いので、全裸でやろうかと」

弦十郎「…………俺は飯と風呂の準備をしている。その格好で敷地内から出ないこと!」

腰に手をつけて胸を張り、弦十郎に見せつけるように暑いと叫ぶ木霊を弦十郎はスルーして家に戻った

コンマによって筋肉モリモリマッチョマンの変態になった木霊の父親



土曜、弦十郎に稽古をつけてもらった木霊は

木霊「いたいいいい! 体がああああ!!」

弦十郎の筋トレ的な扱きによって、全身筋肉痛で悲鳴をあげていた

父親「……なるほど、女性的な柔らかさを維持させつつ、筋力を底上げする鍛え方。木霊の師匠は相当な武術家のようだ」

木霊「触らないでぇぇぇぇ」

娘の部屋に入り、全裸の木霊の筋肉を眺めながら、木霊の父親は弦十郎の技量を褒めていた

父親「このクリームを塗っておけ。少しは良くなる。あと今日はトレーニングをしないこと! 超回復の妨げだけはするなよ」

木霊「……あい」

木霊は痛む体を動かしながら薬を塗っていく


そして正午前には

木霊「……うーん、あの薬やばいやつじゃないよね?」

もう治っていた

木霊「本当は昨日の感動をもう一度味わうために、弦十郎さんの家に凸って鍛えてもらいたいけど、超回復とやらがあるから駄目みたいだし……遊ぼう!」


木霊は素早く着替えて家を飛び出した



コンマ
下1
1 弦十郎
2 緒川
4 翼(アイドルのため遭遇難易度高め)
5 奏(翼に同じく)
6 響

了子は現在近くにいないため会うことが出来ません

弦十郎とのイベント判定
下1
10以下で忙しくて構ってくれない

木霊「弦十郎さん!」

弦十郎「木霊くんか、済まない、これからお偉いさんとの会合があるからもう行く。今日は鍛えるなよ?」

木霊「超回復ですよね? 了解です!」

弦十郎「会いに来てくれたのにすまんな」

弦十郎が赤いシャツではなく、珍しく黒いスーツをぴっしり着て、二課の本部から出ていった

木霊「……二課の人達ってノイズがいつ出てもいいようにずっといるよね? もしかしてブラック企業?」

友里「週二日ちゃんと休んでるわよ? 土日固定じゃないだけでね。これでも一応お役所仕事だからね」

木霊「……でも友里さんは公務員じゃないですよね?」

友里「ある意味秘密組織だから」

木霊は二課がブラック企業ではないことを知った

木霊「他に誰か……」



コンマ
下1
2 緒川
4 翼(アイドルのため遭遇難易度高め)
5 奏(翼に同じく)
6 響

了子は現在近くにいないため会うことが出来ません

響とのイベント判定
下1
5以下で連絡が取れない

木霊「もしもーし」

木霊がもらったアドレスに掛けると、ワンコールで出てきた

響『立花響です! 木霊さんですよね!』

木霊「そうだよ。これから遊べないかなー?って思って連絡してみたんだけど」

響『……それならこの前のお礼をさせてください!』

電話先で風を切ることが聞こえたので、その場で頭を下げたのかもしれない

木霊「別にいいのに」

響『それでも!』

木霊「……わかったよ。それじゃあ○○に12時半頃に待ち合わせしようか」

響『はい!』

木霊は響と約束をした

そのままできるだけ急いで待ち合わせ場所に向かった

イベント
コンマ
下1
80~  響とイベント(安価でイベント)
60~79 まーた響どのがピンチになっておられる
40~59 ツヴァイウイングについて
20~39 ふらわー(お好み焼き屋)
~19  小日向未来同伴……

安価(多数決候補)
下1~3
響とどんなイベントを起こす?(あからさまにゾロ目でしか出来ないようなイベントはなし)

多数決
下1~5
1 空腹で行き倒れた女の子と遭遇(人物は更にコンマ)
2 ウインドウショッピング(試着)
3 進学先について進路相談

あのライブの時期は不明だけど冬前じゃないことは確定的に明らかなので夏前ということにします
この時期は敵側と未来とアニメちゃんたちくらいしか居ませんね




響「遅れてごめんなさい!」

木霊は待ち合わせ場所で待つこと20分、響は汗を流しながら走ってきた

木霊「もしかして人助け?」

響「はい! おばあちゃんが荷物を重たそうにしてて」

木霊「それならしょうがないね。お昼ご飯は食べた?」

響「ま、あははは」

木霊がそう質問して、響が答えようとした時、響のお腹から空腹を告げる音が鳴り響く

木霊「軽くなんか食べてから、夏物をもう少し買っておきたいから行ってもいい?」

響「もちろん! お昼ご飯は私が出しますね」

木霊「……わかった。それがお礼ってことだね」

響は頷いて答えた

コンマ
下1
木霊はどれくらい食べる?
50で普通、75以上で響同様食いしん坊

料理は苦手だから……
健啖家92(響よりも食べる)




響「あばばばばば」

木霊「ふー。一食分だけ響に払ってもらうだけだから、真っ青にならなくていいよ」

響「あ、ありがとうごじゃいます」

美味しいと有名なパスタの店に入り、響は控えめに二人前にサイドとサラダを頼んだ

そして木霊は控えめにその倍の量を頼んでいた

響は財布をチラチラ見ながら、一応味わって食べていた

オロオロした響が可愛くて少し放置していたが、財布の中を確認して真っ青になった響が流石に可哀想だったので木霊はそう告げた


響「私も食べる方ですけど、まさか私以上に食べる人がいるのを始めてみました!」

木霊「これでもまだまだ食べられるけどね」

響「えぇ!?」

木霊「あははは」

木霊がリディアンに行きたい理由の一つがこの食事量だったりする

リディアンは基本寮制であり、食事は学校が出してくれる

そして食堂で注文するスタイルではなく、バイキング形式なのだ

木霊は料理はぶっちゃけ下手なので、自分で作っても美味しくないのでリディアンの形式は最高にマッチしている

響「……そんなに食べて太らないんですか?」

木霊「響も人の何倍か食べても太ってないよね? 運動してるでしょ? 私は運動量とか基礎代謝が高いからね」

響「……なるほど」

響の何倍も食べてその分を消化できる基礎代謝とは一体? 響は謎に包まれた

木霊「さて夏物の服の店に来たわけですが」

響「……え? それを試着するんですか?」

木霊「変かな?」

木霊はお腹が思いっきり見えているチューブトップにめっちゃショートのデニムパンツを持って試着室に行こうとしていた

響「流石に露出が……」

響は雑誌の少しえっちい記事を見るだけで顔を赤くする程度には乙女である

木霊の持っている服は響からしたら論外だ

水着をそこら辺で来ているようなものではないか! と心の中で思っている

木霊「響、いい? 私はスタイルがいい。響と同じくらいの胸に鍛えた体! 私は全裸を大衆に見られたって全くもって恥ずかしくない!」

響「……」

木霊「むしろ私のこの体を見ろ!」

響「えぇ……」

木霊はドヤ顔でそう言い切り、響は今までいなかった色々ぶっ飛んだ木霊に少し引いている

木霊「ということで、響もワンピばかり選んでないでもっと肩とか出したヤツをね?」

響「無理ですって!」

木霊「1名様ごあんなーい」

響「いやあああああ」

響は連行された

響は同じような体付きなのに一体どこにそんな力があるの!?というような木霊の力によって無理やり着替えさせられた

短めなスカートに肩が出ているだけだが、この頃の響はまだ精神的に幼い

響「む、無理ですよぉ」

木霊「……うーん、いいと思うんだけどな」

響「木霊さんがぶっちぎりでおかしいだけですから!」

木霊「自覚してるよ」

響「むっ!」

木霊は以前に増して露出志向が強くなっている

弦十郎のように戦うにはヒラヒラした服が邪魔である

だが可愛くないものは着たくないと考え、なら露出度が高い服なら邪魔しないじゃんという感じだ

木霊「無理やり着せちゃったけど、本当に似合ってるからね?」

響「……本当に?」

スカートを伸ばそうとしながら、肩を抱く響の格好に木霊はサムズアップを送る

響「……なら買います」

響は小声でそう答えた


そのあと木霊の試着していた服は響によって返され、もう少し露出の低い服を買うことになったのだった

(ツヴァイウイングの大型ライブまで1/3)


了子「……要約するとツヴァイウイングの歌唱と、それにつられたオーディエンスたちのフォニックゲインを利用して、完全聖遺物であるネフシュタンの鎧を起動させようって話ね」

了子はプロジェクトN、ネフシュタンの鎧という、完全な形で残っていた聖遺物、完全聖遺物の起動実験の説明を終えた

翼「……危険はないのでしょうか?」

翼は風鳴、国家防衛の要である防人として質問をした

了子「完全聖遺物の起動には危険なんて一切ないんじゃないかしら? 多分98%くらいは大丈夫よ。逆に完全聖遺物は起動させたら、誰にでも使える状態、安定状態に入るから、いきなり起動する可能性のある基底状態の方が危ないかもしれないわね」

翼「分かりました。これには司令も?」

弦十郎「ああ。俺はあまり賛成ではないんだが、上がなぁ」

弦十郎は政府から完全聖遺物を第三のエネルギーとして利用するべく、早く起動させろとせっつかれていた

そしてツヴァイウイングのライブに合わせてやれと命令されてしまっている

弦十郎は溜息をつきながら翼に答える

奏「私がこのプロジェクトN、ネフシュタン起動実験の時にリンカーを使わないのは?」

了子「……データ採取に可能な限り不確定要素がが混入しないようよ。これは上からの命令ね」

奏「……そうかよ」

そのプロジェクトのために、奏と木霊はリンカーという薬の不確定要素を無くすために、最近はリンカーを使った訓練を行っていない

フォニックゲインとは歌の力の事です
それが高まれば高まるほど聖遺物やシンフォギアは強い出力を発揮できます

了子「木霊ちゃんは何かある?」

木霊「ないですよ~。了子さんが行けるって思った作戦なら信用出来ますしね」

了子「……そう」

了子は無表情に木霊の言葉を受け流した

緒川「……これにてプロジェクトNの説明を終わります。ツヴァイウイングの二人はこれから事前リハがありますので向かいます」

翼/奏「はい!/おう!」

木霊「いってらっしゃい!」

木霊はいつものように忙しい三人を見送った



そのあと了子の研究室にいく

木霊「了子さん体調が悪いんですか?」

了子「別に……いえ、あまり良くないわね。最近寝てないからかしら」

木霊「駄目ですよ寝ないと!」

先程のブリーフィングで木霊は了子が無理をしているように見えた

多分弦十郎や緒川は分かっていただろう

了子「そうね。なら木霊ちゃんの膝枕で少し休憩しようかしら」

木霊「いいですよ!」

了子は手をワキワキさせながらそんなことを言ったが、木霊は了子は本当に嫌がることはしないと分かっているのですぐにソファーに移動して了子を迎える

木霊「了子さんの髪ってサラサラですよね」

了子「気をつけてるもの。木霊ちゃんは全くそこら辺考えてないわよね?」

木霊はいつもとは逆に了子を膝枕して了子の頭を手ぐしする

もちろん本人が寝ている訳では無いので全裸になっていない

木霊「手入れはしてますよ? 最近はちゃんと乾かすようになりましたし」

了子「それは女性の手入れのうちには入らないわよ……そうだ、子守唄なんて歌ってみない? きっとすぐに眠れるかもしれないわ。私って割と木霊ちゃんの歌好きなのよ?」

了子は茶目っ気を出してそう言った

木霊「それは嬉しいです。それじゃあ……記憶喪失で全く記憶が無い中、何故か覚えていた歌を歌います」

木霊は記憶喪失で見つかった時に医者には言わなかった、たったひとつだけ覚えていた事、覚えていた歌の歌詞を思い出す

了子(……え?)

了子は異端技術まで使って完璧に、木霊をF.I.Sから逃がすために記憶を完璧に消したはずだ

なので驚いてしまったが、顔にはなんとか出さなかった

木霊「いきます。りんごは浮かんだお空に……りんごは落っこちた地べたに……」


その歌はある東欧の田舎町で歌われていたわらべ歌

ある姉妹が好んで口ずたんでいた家族の歌

それは木霊が歌を好きになったきっかけの歌

だがその全てを木霊は忘れているが、何も考えなくても歌詞は口から漏れ出る

了子(……やはり想いは記憶を消した程度じゃ消えないのね)

了子はそのまま眠りについた

木霊「全然寝れなかった!」

木霊はツヴァイウイングのライブを2日前に控えた夜、楽しみすぎて寝れなかった

まさか自分がファンだったツヴァイウイングと顔見知りになり、翼とはちょくちょく話せるようになるとは思わなかった

奏はまだあまりしっかり話してくれないが、教育的指導や無視なんかはもうない

木霊「……あああああ!! 楽しみ! 今日はどうしよう? なんか緒川さんがうまく行けば前日リハーサルを見れるかもしれないって言ってた気がする。あっ、それに響は明日のライブに友達と来るとも言ってたかな?」

寝不足だし、明日のライブが楽しみ過ぎてソワソワしているので鍛錬をしても身が入らないだろう

木霊「なら遊ぼう!」

木霊は髪などを整えて、起き抜けの格好のまま外に出ようとした

母親「服を着なさい?」

木霊「……あい」

木霊は母親に補足され、服を渋々来て外に飛び出した



(このコミュのあとツヴァイウイングのライブです)
コンマ
下1
1 弦十郎
2 緒川
3 了子
4 翼
5 奏
6 響

(了子コミュゾロ目2回発生済み)


了子のイベント判定
コンマ
下1

安価下
既にあったらそれ採用か見送りか聞く

10以下で会えないです

こちらが表記ミス(いくつで成功かの表記を忘れた)したんで判定やり直すかどうか


多数決
下1~3
1 コンマ判定をやり直す
2 コンマ判定をやり直さない

(了子コミュゾロ目2回発生済み)


了子のイベント判定
コンマ
下1
10以下で何故か二課には居ないし連絡が取れない

櫻井 了子ゾロ目イベント2通常イベント1のため、ツヴァイウイングのライブでノイズが出現します(ゾロ目3とかいう超絶を達成すると事件自体が起きませんでした)

櫻井 了子の好感度がこの時点で極めて高いので、通常イベントが変化します



了子「ようこそいらっしゃい」

木霊「失礼します!」

木霊は響とは明日会えばいいし、ツヴァイウイングのリハはネタバレになるから行かなかった

そして来たのが櫻井 了子の家

了子に連絡を取ると、二課には居らず、家にいるとのことでお誘いを受けた

どうやら了子のやるべき事は既に終わっていて、あとは明日を待つばかりだったそうだ

そして出迎えた了子は全裸だった

木霊「あれ?了子さんって裸族だったんですか?」

自分をたしなめてばかりだったため、ゼンラー否定だと思っていたのだ

了子「ええ。家限定で本当に親しい人以外の目がある所ではしないけど」

木霊「……私もしかして責められてます?」

了子「女の子が外で全裸になろうとしちゃ駄目よ? まあ上がって。格好は好きにしていいわ。ちゃんと部屋も空調管理してるから風邪をひくことはないと思うわ」

木霊「やったあ!」

木霊は扉を締めながら、服を脱ぎ捨て、入口付近に畳んで部屋に突撃した

ほかの人がもし見たら勘違いされそうな光景だが、二人は普通に過ごしていた

了子の部屋は書類やパソコン、そのた必要な機器ばかりの部屋

オカルトグッズというか、聖遺物関連の書類やそれに近しいアイテムばかりが置いてある部屋

あとは普通の一人暮らしの女性の部屋といった感じだった

了子「寒くない?」

木霊「平気ですよ。まず私家で全裸になっても空調とか整えませんし」

了子「……歳か」

きっと木霊は若くて元気だからそんな蛮行をしても大丈夫なのだろう

了子(34歳)は少しだけ落ち込んだ

木霊「ずっと聞こうと思ってたんですけど、二課にいくエレベーターから見えるあの古代語はなんて読むんですか? もしくはなんて書いてあるんですか? 私って少しそういうの読めちゃったりするんですよ!」

了子「……」



コンマ
下1
30以上で書かれている古代語の一部を見せてくれる

了子「そうね……ちょっとまってて確かあったはず」

了子は木霊なら確実にあそこに書かれている古代語を見せたら読めてしまうだろう

あれがカ・ディンギルという兵器であることを

ある完全聖遺物を使うことで起動できる、月を穿つための兵器であることを

だが了子には見せないという選択ができなかった

どうしても木霊には情を抑えて冷徹に接することが出来ない

なんとか感情を押さえ込んで、一ワードだけ書いて、木霊のところに戻る



コンマ
下1
66~  「カ・ディンギル」
33~65 「バベル」
~32  「シュメール」

そい

ゾロ目こい

>>355すまねえ連取りになっちまってる
>>356こちらが採用になります

ゾロ目だとなんやかんやして文章を読んでしまい月を穿つ塔、カ・ディンギルという情報を得ていました()




了子「記録していた物はここにはなかったわ。私が覚えている印象的だったワードだけでいい?」

木霊「ないならしょうがないですね! えっと……バベル? バベルってあのバベルの塔ですかね?」

木霊は前に了子に聞いた昔話は確かバベルの塔の話に似ていたことを思い出す

了子「そうじゃないかしら? 建築途中で神の怒りによって壊されてしまったバベルの塔。バベルの塔の何にあやかる為に書いたのか分からないけど、あのエレベーターの通っている空間は完成しているから、雷が落ちてきても壊される心配はないわね」

雷はよく神の怒りとして表現されることが多い

木霊「ですね……うーん。にしても気になるなー。古代言語って言葉自体に力がありそうじゃないですか?」

了子はそのあと木霊の言葉をうまくかわしていった

【高い好感度故に起きてしまうイベント】

了子「暖かいものどうぞ……ふふ」

木霊「友里さんの真似ですね? 暖かいものどうも」

了子「木霊ちゃんは藤尭の真似ね」

了子は木霊がずっと話していたので喉が渇いただろうと思い、暖かい紅茶を入れてきた

木霊「藤尭さん嘆いてましたよ? 了子さんは人使いが荒いって」

了子「私の半分以下も働けてないんだから別にいいのよ」

木霊はなんの疑いもなくその紅茶を飲んだ




コンマ
下1
21~  特に何ない普通の紅茶
11~20 寝てしまって明日のライブに遅れてしまう
~10  劇薬で何日か意識が目覚めない

木霊「……美味しい!」

友里が出してくれる紅茶も美味しいが、了子のそれは格別だった

別に高いものを使っていた訳では無いのに、今まで飲んだ紅茶の中で最高のものだと一口でわかる

了子「年季が違うからそりゃそうよ」

木霊「友里さんと10歳も変わらないじゃん!」

了子「……そうね」

実際は数千年以上の年季なのだが、木霊は流石に分からなかった



木霊はライブに遅れずに行くことが出来ます

もし遅れた場合、既に戦闘が始まっていました
もし劇薬だった場合、介入不可能で原作通りにことが進んでいました

原作見直してた
この時期(中学生1年くらい)の響って結構ロリ寄りなんですね


コンマ
下1
10以下で小日向未来の盛岡のおばさんが怪我をしなかった(未来もライブに来る)

未来「盛岡のおばあちゃんが怪我をしたから今から行かないといけなくなったの」

響「えぇ……私あんまり知らないのに」

未来「本当にごめんね」

小日向未来が響のことをツヴァイウイングのライブに誘ったのに、響は当日にドタキャンされてしまった

響「私って呪われてるかも……そういえば木霊さんは今日ライブに行くって言ってた気がする!」

響は木霊に連絡をした

了子のことを先程34歳と書きましたが、現在はアニメ本編時間軸から2年前なので32歳です




響が木霊に電話をする少し前、木霊は弦十郎と了子と共にライブ会場地下にある仮設本部に来ていた

仮設と付けられているが、完全聖遺物ネフシュタンの鎧を起動させるための施設であり、本部と同等の設備が用意されていた

友里や藤尭は本部でやらなければならないことがあるのでここにはいない

弦十郎「了子くん」

了子「なんですかー?」

弦十郎「何となく、何となくだが嫌な予感がするんだ」

了子は一瞬眉をひそめたが、弦十郎は見ていなかった

了子「気の所為じゃないかしら。仮にネフシュタンが爆発したとしても、この施設なら問題ない訳ですし?」

弦十郎「……俺達がそう作ったんだったな。すまない」

了子「別にいいわよ。でも私や緒川以外にはそんな弱音は吐かない事ね」

弦十郎「分かっている」

木霊は了子や弦十郎の話し声を聞きながら、近くの席で宿題をしていた

そして時計を見たら、もうそろそろ行かないと間に合わない

木霊は関係者扱いしてもらえるので並ばなくても入れるが、ここから上に上がるのに時間がかかる

木霊「……」

弦十郎の嫌な予感という言葉が気になっていると、端末が通話が来たことを知らせる

どうやら響のようだ

木霊は電話に出ると、響はツヴァイウイングのライブに来たが、友達が叔母のところに行かないといけなくドタキャンされたらしい

一緒に見ないか?と誘ってきた

木霊「……どうしよう」


多数決安価
【23時35分からレスを採用します】
下1~5
1 この場(仮設本部)で待機する(響の誘いを断る)
2 ツヴァイウイングのライブを特別席で見る(響の誘いを断る)
3 ツヴァイウイングのライブを響と見る

1と3が同数なのでこの2択で再判定
どう変わるのかは言っちゃうと楽しみがなくなるので……



多数決安価

【23時40分からのレスを採用します】
下1~5

1 この場(仮設本部)で待機する(響の誘いを断る)

3 ツヴァイウイングのライブを響と見る

木霊「……一緒に見よう! 私はすぐに中に戻れる場所にいるから中で会おうよ」

響『本当ですか! よかったあー、ライブって初めて来たから勝手がわからなくって』

木霊「○番ゲートの場所に来てね」

響『分かりました! 立花響、急ぎます』

木霊「急がなくていいよ」

【木霊は響とライブを見ることになった】

木霊「ライブに行ってきます!」

弦十郎「わかった。楽しんできなさい」

木霊は弦十郎の元に挨拶に行くと、木霊の頭をゴシゴシと撫でて見送ってくれた


そして仮設本部を出る入口に行くと了子と出会った

了子「気をつけなさい」

木霊「え?」

木霊はただライブに行くだけなのに何を気をつければいいのかと疑問に思う

了子「…………木霊ちゃんは美人さんなんだから、痴漢とかあるかもしれないじゃない?」

木霊「うへぇ。見せるのはいいですけど、知らない人に触られるのは嫌だな。気をつけるね」

了子「ええ、いってらっしゃい」

木霊は了子に見送られてライブ会場に向かった


了子「……そう、これはやらなくちゃいけないこと。大丈夫、木霊ちゃんならきっと大丈夫」

了子は震える手を抑えながら、思考を切り替え、仮説本部に戻る

いつもならライブ前のこの微妙な時間は翼は緊張して、隅っこで体育座りなんかをしている

だが今回は奏の近くに立って、深呼吸をして心を落ち着かせていた



奏「いつもみたいに緊張に震えなくていいのか?」

翼「もう、そうやって奏はいつも私を虐める。私は先輩なんだから、かっこ悪いところを見せられないもん」

二人はライブ衣装の上から、ジャケットを着ている

夏前だが、二人がいる所は少しだけ冷えるので渡されていた

奏「……ふーん。あたしはあんまりあいつと話さないし、イマイチわかんね」

翼「話してみればいい人だよ? ちょっと露出したがるけど」

奏「そうだな。あたしも心の整理がついてきたし、このライブが終わったら木霊とも話してみるか」

翼「それがいいよ」

そのあと二人の元に弦十郎が来て、一言告げてから弦十郎は即本部にトンボ帰りした

響「事前に聞いてきたけど、このライト?をどのタイミングで振ればいいかわかんないですよー!」

木霊「大丈夫大丈夫。曲は何となく分かるんだよね? あとは周りに合わせたりしてれば自ずと分かるようになるから」

響「ほんとですか?……おお!!」

横の通路からライブ会場の座席のあるメインホールに入ると、その巨大さ、そして入っている人の多さに響は声を上げた

木霊「本当は私の席は別だったけど、響が未来ちゃんだっけ? の子の分も持っててくれて助かったよ」

響「未来が持たせてくれてて助かりましたね!」

二人は飲み物やペンライトを携えて、自分たちの席に座る

少しの間雑談していると、あたりが静かになっていくので、二人も空気を読んで静かにする

そこからナレーターによって、ライブが開始される時間や開始したらやって欲しいペンライトの動かし方などの説明が入り


ツヴァイウイングのライブが始まった

曲が流れ出すと演出の羽が天井から舞ってくる

それ共に翼と奏も天井から舞い落ちてくる

最近必死になってワイヤーアクションの練習をしていたのが功を奏したようで、二人は鳥のように綺麗に着地した

羽が舞いだした時から一気に会場が盛り上がり、歓声が響き渡る

木霊「ペンライトはこう曲げれば光るよ」

響「……いえーい!」

ツヴァイウイングは逆行のフリューゲルを歌い始めた

奏「聞こえますか……?激情奏でるムジーク」

翼「天に」

奏「解き放て!」

翼「聴こえますか……?…………」

合いの手の事前打ち合わせはしていないが、それでも会場の客は、初めての響も含めて皆が揃って口を開いて叫ぶ

奏/翼「世界の果てへー!」

二人は歌いながらメインのステージに走りながら向かい、そして世界の果てというワードが聞こえると、会場の天井が会場から伸びる羽のように上に広がって開いた

二人が逆行のフリューゲルを歌い終わると、響は感動しているのか全く声を出さずに目をキラキラさせていた



それとは逆に木霊は顔には出さないようにしながら、苦しんでいた

頭に走るノイズ(テレビのあれ)が二人が歌う度に大きくなる

今まではこんなことは無かったのに、まるで封印が解けたかのように少しずつ、そのノイズは大きくなっていく

○○○「あなた一人なの? それなら一緒においで。私の妹を紹介してあげる」

顔の塗りつぶされた誰かが木霊の手を引く光景が頭をよぎる

そして

○○「いやあああああああ!!」

自分が機械的なベッドに拘束され、様々な機器やコードを取り付けられ、何かを胸に埋め込まれようとしている光景も頭によぎった

二人が歌い終わってやっと木霊の頭に響くノイズは消えた

メインステージに繋がる回廊の中心が爆発し、翼と奏と木霊は気配を察する

翼/奏/木霊(ノイズが来る!)

そしてそれと同時に別のノイズが現れた

回廊の中心には小型のノイズを生み出す芋虫のような大型ノイズがいくつも現れた

そしてそのノイズは早速小型ノイズをばら撒き始めた

更に大型ノイズが現れると共に飛行型ノイズが観客を狙い済ましたかのように突撃してきて炭素変換していく

観客「「「「「きゃああああああ!!」」」」」

会場は一気に戦場となった

そして一番に動いたのは奏だった

翼「待って奏!」

奏「Croitzal ronzell gungnir zizzl」

奏はシンフォギアを纏うとすぐにアームドギアであるガングニールの槍を取り出し、歌いながら駆け出した

奏「君ト云ウ 音奏デ 尽キルマデ……」

木霊(……どうする? 全ての観客を守ることは出来ないけど、私がついていれば響だけは絶対に守れる。でもこの大量のノイズは今の、リンカーを使ってない奏さんと翼さんじゃ倒しきれない。どうすればいいの!?)

響「え? 奏さんが」

響は先程までノイズに怯え、逃げ出しそうになっていたが、奏がシンフォギアを纏ったのを見ると落ち着き出した

落ち着いたというよりも許容量を超え、パニックを超えて落ち着いたのかもしれない

木霊「……」


多数決安価
【0時35分】
下1~5

1 今すぐ変身して奏たちの元へ駆け出す
2 変身しないで響を安全な場所まで連れていく(ノイズ接触の危険があれば変身する)

言葉が抜けましたが大体察していただけたことですし、なにより多数決なのでこのまま進行します

木霊(ノイズ掃討の早期決着が巡り巡って響の安全に繋がる……はず!!)

木霊「響! 今すぐ逃げなさい! 人混みには気をつけて! あっちには関係者用の入口があるからこのパス使って。私は行くから!」

響「行くってどこに!?」

木霊「奏さん達を助けに! fee Gusisnautar tron」

木霊はその場で変身した

響「えぇ!?」

響は目の前で一年ほど年上のお姉さんである木霊が金の羽のついた鎧に包まれたのを見て驚く

木霊「……金の矢羽達、ノイズを倒して!」

木霊は三本の矢を空に放ち、そして全てのノイズを貫き殺すことを矢に命じる

グシスナウタルは敵を決して逃がさず穿つ

それは単体の標的だけではないだが、その金の矢羽の速度はいつもよりも遅い

木霊(……体が重い? リンカーを打ってないからだ!)

木霊は駆けながら理解した

リンカーを打ってないせいでシンフォギア自体が微妙に重い

だが本当はそれだけではない

初めて木霊がシンフォギアをまとった時はリンカーなど使っていなかったが、シンフォギアの重さを感じなかった

木霊が人体実験を受けている光景を思い出してしまったせいで、木霊の精神が更にグシスナウタルを拒絶してしまっているせいなのだが、彼女にはそれが分からない






響は木霊に逃げろと言われましたが、自分を助けてくれた憧れのお姉さんが金の鎧を纏ってツヴァイウイングを助けに行くのを見ています

奏(原作でもライブを見て憧れた存在)の時ですら動かずに戦いを見ていました
原作改変により、更に響はその場にとどまる可能性が高まりした

コンマ
下1
5以下で響は関係者用入口の方に逃げ出した

響は原作通りその場から動きません

木霊はチラリと響を見るが、響は動かないでシンフォギア装者を見ている

奏「奇跡だと知った!」

STARDUST∞FOTON、奏は歌いながら飛び上がり、投擲した槍を大量複製して、広範囲にその槍を雨の如く降らせる

木霊「戻ってきて。all for one!」

木霊は大型ノイズに向けて、三本の金の矢羽の収束矢を放つ

それを放ってすぐ全力で弦十郎から習っている体術でノイズを殴り殺していく

木霊(時間が……これじゃあ足りないよ!)

奏と翼は連携して殲滅していっているので、木霊は別方向から殲滅していく

響が心配だが、響に構っていては三人ともやられてしまい、結果響もやられてしまう

だが、時限式の奏と木霊は

奏「時限式じゃあここまでかよ!」

木霊「体が重い、ぐああああ!」

奏と木霊はシンフォギアの補助機能が完全に止まり、そしてシンフォギアが自分たちを縛る重しとなった

二人はノイズに吹き飛ばされた

響のいた客席の地面が崩れ、響は落下する

響「うわあああ」



コンマ
下1
80以上で着地に成功する

まだ一般人の響が不意に地面が崩壊して着地ができるわけがなく

響「うぐっ……」

着地をミスってしまい、足を怪我した

奏はその悲鳴でまだ一般人がいることに気がつき、自分が盾になれるような位置取りをする

奏「駆けろ!!」

響「は、はい!」

響はやっと自分が命の危機に瀕していることを理解したが、足を怪我してしまいうまく動けない

そしてノイズは人間を炭素変換するという本能に従い、この場で最も炭素変換させやすいであろう響に向けて突撃をする

奏「やらせるかよおお!!」

奏はガングニールを回転させてノイズたちの突撃から響を守る



木霊「……私と同じように奏さんはもうまともに戦えない。私が響を入口まで連れて行っていれば……でもそれをしたら。今は後悔なんていい! 今やれることは何!?」


多数決安価
下1~5
1 奏と響の元にシンフォギアのままで駆け寄る
2 奏と響の元にシンフォギアを解除して駆け寄る
3 原作とは違い、残っている最後の大型ノイズに特攻を仕掛ける(倒せる確率低確率)

木霊「邪魔するシンフォギアなんて要らない!」

今の鉛の如く重いシンフォギアのままでは絶対に奏たちの元には辿り着けない

ノイズは人間を炭素変換させる

シンフォギアをノイズの前で脱ぐなど絶対にやってはいけない事だが、それでも木霊は時間を選んだ

木霊も倒したおかげで残り一体となっている大型ノイズが標的を定め、口から攻撃を放つ




木霊がシンフォギアを脱いだため、炭素変換できる人間としてノイズに認識されました

コンマ下1
66~  木霊に攻撃が来る
33~65 奏に攻撃が来る
~32  響に攻撃が来る(奏がガード)

大型ノイズは先程まで炭素変換出来ない鎧を纏っていた人間よりも、炭素変換出来そうな子供がいる方へ攻撃を解き放つ

奏「うおおおおおお!!」

木霊「翼さん!」

翼「うおおおおお!! 蒼ノ一閃!」

奏はガングニールを更に回転させて攻撃を防ぐ

ある程度奏がその攻撃を防いでいると、その大型ノイズを翼が何とか発動させた蒼ノ一閃で倒した


だが奏のシンフォギアはその攻撃に耐えきれず、弾け、そして粉砕されていく

前からの攻撃を防いで、その衝撃は奏の体だけでは防ぎきれない

砕けた破片は背後に飛んでいく

そう、響のいる方へと




大型ノズル二体分の攻撃ではないので、響がガングニールを喰らわない可能性があります

コンマ
下1
70以上で響は欠片に当たらずに避難出来た

なおゾロ目や00だと逆に喰らい、奏の生存判定に補正が掛かります

ぐしゃっ!

奏「……!?」

木霊「響!!」

背後に飛んでいったガングニールの欠片に響は運悪く穿たれた

奏はガングニールを捨てて響に駆け寄る

奏「おい死ぬな! 目を開けてくれ! 生きるのを諦めるな!!」

夥しい量の血が響の胸から流れ出る

だが奏の言葉のおかげか、それ共に奇跡か、響
は目を開けて奏の方を見る

その響を見て、奏は決意を固めた

奏は落としたガングニールを拾う

翼は先程の蒼ノ一閃で疲弊してしまったのか、ノイズの攻撃に耐えることしか出来ないでいる



木霊「……!!」

木霊は奏の顔を見て悟った

この人は死ぬ気だと

木霊(響は今すぐに運び出せば助かる。だから、奏さんは今の状況で絶唱を歌う気なんだ!)

絶唱とはシンフォギアの決戦機能である

正しい使い方を正しい素質のあるものが使えば、そこまで甚大な被害が出ない

だが今のリンカーすら切れている奏が歌えば、待っているのは死

木霊はまた選択を迫られた



多数決安価
下1~5
1 奏の覚悟を見届ける
2 奏に辞めるように叫ぶ
3 ツバサに奏を止めてもらうように叫ぶ
4 奏をぶん殴る

ちなみに解除してなかったら4の選択肢は発生してませんでした

奏「……とっておきのをくれてやる」

木霊は奏を止めるには言葉や情では駄目だとわかる

ならやることはひとつ

説得(物理)で無理やり説得すること

木霊「やめろおおお!!」

奏「絶しょ、なっ!? ぐへっ!!」

木霊は足を負傷するのも気にせず本気で地面を蹴り、割と手加減しないで奏の顔面をぶん殴った

奏はフックで顔面を殴られ、その殴られた勢いのまま響の隣に吹き飛ばされ、気絶した

翼「かなでえええええ!!」

木霊は何も考えず奏をとりあえず殴り飛ばした

別に作戦があるとかではなく、奏を避けられぬ死を回避するために動いた結果だった

木霊「……でもこれは流石に不味い。とりあえずfee Gusisnautar tron」

翼は歌うのをやめてしまったからか、シンフォギアに光が灯っていない

木霊は再びシンフォギアを纏ったが、金色に光っているはずのギアは銅の色のように輝きを失っている

木霊「……私がやるしかないのかな? ふー、確か響が言ってた魔法の言葉は、へいきへっちゃら!」

木霊は最後の選択をする



多数決安価
下1~5
【2時からのレスを採用】


1 木霊は絶唱を歌う(【低】確率の死亡判定)
2 覚悟が足りず、絶唱を歌えなかった(???????)

木霊は覚悟を決めた

そしてあの歌を歌う

翼「やめろ上、木霊!!」

翼は土壇場で木霊のことを名前で呼んだ

木霊「名前で呼んでくれて嬉しいです、で。翼さんたちは私が守りますよ。Gatrandis babel ziggurat edenal……」

木霊は理解していないが正しい絶唱を発動した

腕に握られている銅色になってしまった三本の矢が一人でに空に登る

その矢は分裂するように数が増えていく

その分裂した矢も更に分裂していく

そして空を覆うほどに増殖した銅色の矢の矢じりが敵の方を向く

木霊「……Emustolronzen fine el zizzl。行けぇぇえええ!!」

数多に増えた矢がノイズにのみ降り注いだ

コンマ
下1

60以上で木霊は死ぬ時くらいはグシスナウタルを心の底から信じてみる

木霊は最後までグシスナウタルを信じられなかった

【木霊は人体実験で生体聖遺物に仕上げるために、あらゆる改造をされた記憶がそれを拒んだ】

それでも消えゆく意識の中でノイズが殲滅できたことを理解する



そして更に奥には白い聖遺物の鎧を纏ったクリーム色の髪の女性が泣きそうな顔でこちらを見ていた




コンマ
下1
81~  その時グシスナウタルのシンフォギアが金色に光った
51~80 意識不明の重体
21~50 公的には死亡
~20  完全に死亡

木霊はこの戦いで意識不明の重体となり、病院ではなく、二課本部の櫻井了子の研究室に運ばれた

弦十郎や翼などはダミーカンパニー(二課を裏で支援)として存在している大病院に任せるべきだと言った

だが櫻井了子がこれを拒否

了子「もし木霊をそんな信用出来ない場所で治療させるのなら、私は全てのシンフォギアを機能停止にするわよ? 邪魔をしないで!!」

シンフォギアのコアの部分は櫻井了子しか理解していないブラックボックスなのだ

故に櫻井了子がシンフォギアにロックを掛けてしまえば、一生使えなくなってしまう


そうして入室禁止にされた櫻井了子のみが入れる了子の研究室に上坂木霊は運び込まれた

コンマ
下1
80~  学年変わらず
60~79 学年クリスと同じ
40~59 学年響と同じ
20~39 学年切歌と同じ
~19  学校辞めた

この次は蘇生デメリット??です

中学をやめましたがぶっちゃけ低コンマのくせにこれが当たりです
後で入り直せばいい訳ですし



蘇生デメリット??

コンマ
下1
66~  【安価】的変化
33~65 容姿的変化
~32  精神的変化

本来なら変化はひとつでしたが、【良い】悪い関係なく2つ追加することになります

そしてサイヤ人的な強化も発生します(記憶を取り戻した時の素質コンマの補正+30が+30とやり直し一回になります)




この時間なので集まるか分からないけど


安価(多数決候補)
下1~5
木霊が寝ている間に得てしまった性格的変化や身体的変化、精神的変化など

(例) 更に過激な性格になる
   お淑やかになる(元の性格と違うため二面性のある性格に)
   胸がでかくなる小さくなる
   身長がデカくなる低くなる

生やしたいなら了子ではなくフィーネとの交流の時に言ってください




多数決安価
下1~5
1 視力が異常によくなる(戦闘時補正など)
2 記憶を失う前の素の性格にふとした拍子に戻るようになった(RP的も面白さ)
3 フィーネ妹の最期辺りの悲惨な記憶がよみがえる(フィーネ特攻)
4 モデル体型で誰に見せても恥ずかしくない裸体に(モテる)
5 超能力に目覚める(了子がノイズから守るために使ってたシールド)

3 フィーネ妹の最期辺りの悲惨な記憶がよみがえる(フィーネ特攻)

5 超能力に目覚める(了子がノイズから守るために使ってたシールド)

を目覚めたら獲得します

本日はここまでです
大丈夫、まだインフレしてない


【キャラシ】
上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス
年齢は翼と同世代

体育会系(弦十郎レベルの武術才能)

古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている

記憶喪失中は【リンカー装者レベル】(記憶復活時+30補正とやり直し1)
露出狂ゾロ目33
ツヴァイウイングのファン
負けず嫌いで戦闘狂
家事全般得意89
料理は苦手36
健啖家(響よりも食べる)92

聖遺物と融合した過去がある(人体実験の末)
巫女フィーネの妹だった

古代言語の『バベル』を知っている

【目が覚めたら】
フィーネ妹としての悲惨な最後の記憶を思い出す
超能力(了子が使ったシールド)が使える


【次回の予定】
フィーネ妹の凌辱の記憶を思い出したことによる判定
あといつ目覚めるかの判定

ちなみに
1 木霊は絶唱を歌う(【低】確率の死亡判定)
2 覚悟が足りず、絶唱を歌えなかった(???????)

2の方は判定なしでフィーネが助けてくれました
翼が不意打ちで気絶させられて、木霊も気絶させられる
そして木霊は持ち帰られ、軽い洗脳と2年後(原作本編時間軸)はフィーネクリスサイドからのスタートでした


奏は生存確定です
シンフォギアを解除する選択肢を選ばなかったり(これじゃないと殴り飛ばすが出ない)、一度でも響を優先したら奏が絶唱で死ぬのが確定していました

基本は二課での進行になりますがフィーネ妹の記憶を取り戻した?取得したのでフィーネ側に行くこともできます


多分象徴をはやすという意味でしょうけど可能です
シンフォギアは物凄い便利なワードがありますから

【異端技術】という今は失われた技術を色々持ってるのがフィーネですから直接的な強さや統一言語などの取得などでなければ安価で行ける

更新は少し待って
妹なのが確定したから色々考える必要があるので

ぼこぼこっ

縦長のSFでよくありそうな水槽の中に木霊は全裸で酸素供給用のマスクをつけて佇んでいた

もちろん意識はなく、あのライブの日から一度も目覚めてない

了子「あの錬金術師が編み出した、仙草、アルニムから作り出した再生薬のおかげで傷自体はすぐに治ったわね……もうアルニムのストックは無くなってしまったけど」

迷信や神頼みではなく、人の力で運命を切り開こうとしたある男の治療錬金技術を使って了子は木霊を完璧に治癒した

了子「それに二課……私以外がこの子を検査するのだけは止めないと」

了子は木霊のレントゲンを見る

素人目に見れば特に目立った点はない

だが了子の目には人間として歪んで見える

了子「骨はグシスナウタルに侵食されていて、肉体もゆっくりと同化されている。こんな生体聖遺物を見られたら、この子は普通の生活が送れなくなる」

了子は怒りのあまり、アメリカが催促のために送ってきた書類を握りつぶす

既に了子はアメリカを見限っている

いや憎悪をしているが、利用出来る点はあるから餌を与えて利益を絞り取っている

了子「……はぁ」

了子は数年前のことを再び思い出す

了子はフィーネとしてアメリカに通謀し、F.I.S、米国連邦聖遺物研究機関を作らせた

そこでは二課の個人の才能に左右される「歌による起動」ではなく

より合理に則った機械的安定起動方法の開発に時間と予算の多くを割いていた

だがそんな中にもキチガイはいる

そのキチガイどもの標的にされたのが木霊だった



フィーネはアメリカにとって扱いづらいが、技術のために致し方なく協力し、あわよくばその知識のみを得ようと暗躍していた

そんなことフィーネもわかっていたので、同じように暗躍していた

フィーネはF.I.Sの白い孤児院の子供たちを実験材料程度にしか思っていなかったが、木霊はそんなフィーネにしつこく構って行った

初めは鬱陶しかったが、無邪気に好意を向けられれば満更でもないのが人間だ

そんなある日、フィーネは防諜のためにシュメール、先史文明期の言語で書類を書いてると

木霊「…………」

木霊が古代言語の現代語訳をし始めたのだ

知識が曖昧なのか読めないところも多かったが、たしかに先史文明期の言葉を木霊は読んだ

その時にフィーネは妹がいたこと、その妹が自分の代わりに死んだことを思い出した

そして木霊はその妹に気配から何まで似通っていた

そこからフィーネは木霊にのみ冷徹には接することが出来なくなった

それをアメリカに見られているのも忘れて



フィーネは了子であり、日本では了子、アメリカではフィーネを演じ分けていた

フィーネが日本に帰った時、木霊はF.I.Sのキチガイ研究員共に体を弄られた

だが木霊はフィーネにそんな素振りを見せず、フィーネと会う度に笑顔を向け続ける

研究員「もしフィーネにバレたら、マリア・カデンツァヴナ・イヴやセレナ・カデンツァヴナ・イヴ。その他多くの子供を殺すからな」

それだけで幼かった木霊は従うしかなかった

そしてフィーネは木霊が人体実験を受けているのに気がついたのは、木霊を生体聖遺物にして、機械的に繋げ、永久バッテリーとする実験の時だった

シンフォギアは本来解除すると、ギアはエネルギーとなって物質として残らない

だが壊れたギアが響の胸に残ってしまったように、方法は色々とある

そしてグシスナウタルを増殖させ、木霊の体のパーツと置き換えていった


フィーネ「……何をやっているのかしら? そんな人体実験をするなんて報告はなかったわよね?」

研究員「ええ。ですがこれが完成すれば我々の研究はさらに一歩進みますよ? たまたまあなたのお気に入りが実験体となりましたけど、しょうがないですよね? 技術の発展に犠牲はつきものですし」

フィーネ「…………そうね」

その研究はそのあとすぐに中止となった

メインの研究員が皆失踪したからだ

そのあと木霊はフィーネのもつ異端技術によって、記憶の全てを抹消された

決して辛い記憶を思い出さないように

そして木霊を死んだ扱いにして日本に送った

フィーネが牽制してなければアメリカがまた何かを仕出かすので動けなかったのだ


しかしフィーネの弱みを失いたくないアメリカはフィーネが用意した里親の元に木霊が辿り着く前に木霊はまた攫おうとした

父親「あの人たちを起こさないでくれ。死ぬほど疲れているんだ」

今の両親にたまたま助けられ、そのまま親となった

了子が木霊をやっと見つけた時、アメリカとの騙し合いで心が荒み、少しだけ手荒な方法を取ってしまったがそれも今は反省している

了子「結局私がまた木霊を傷つけてしまったのだけどね。はぁ……」

フィーネは木霊が居たとしても、いや居るのなら尚のことカストディアンと会わなければいけない

了子「それにはシンフォギア装者、特に翼ちゃんに比べてシンフォギアの素質は低いけど、圧倒的な戦闘能力を持つ奏ちゃんが邪魔だった」

今回の戦いでフィーネとしてのプロファイリングをした結果、ほぼ100%の確率で奏が絶唱をして死ぬと予測を立てていた

なのに絶唱を使ったのは木霊だった

了子「まさか絶唱を止めるために奏ちゃんをぶん殴るなんて……ふふ」

いつの間にか弦十郎のような動きを身につけているのを知り、了子は開いた口が塞がらなかった

笑っているがその顔は全然笑えていない

了子「はぁ。このまま木霊ちゃんが起きなかったら……やめましょう」

了子はネガティブ思考をやめて、了子としての仕事に取り組み始めた

なおコンマや安価でこの過去も変わる可能性があります

コンマ
下1
80~  数週間で目覚めた
60~79 半年後
40~  1年後(ここら辺でフィーネの元にクリスが来る)
20~39 2年後少し手前
~19  本編始まったら起きる


フィーネ妹の凌辱の記憶を思い……出した!?のでデメリット
コンマ
下2
80~  鋼の如き精神
60~79 逆にエロくなった
40~  性癖歪む
20~39 火が無理
~19  男怖い

男性恐怖症でも身内はどうなのか?


師匠である弦十郎
コンマ
下1
70以上で弦十郎は平気

少しだけ関わりのある緒川
コンマ下2
80以上で緒川は平気

少しだけ関わりのある藤尭
コンマ下3
80以上で藤尭は平気

身内の男全滅


次に翼たちがどう思っているのかの判定(2年以上のため少し過激なコンマ)

奏はぶん殴られたけどそれで嫌いになったりする事は性格上ないですよね?

そうですね

父親
コンマ下1
60以上で平気

女性陣のコンマに補正つけます

393並の愛とは神の施した呪いを解くほどの愛


補正+10と+-1のゾロ目寄せ(やり過ぎだけどこの方が荒れて楽しそう)

翼は
コンマ下1
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 大好き
40~59 私が守るんだ(前向き)
20~39 何故私じゃなかった!(後ろ向き)
~19  嫌われるのを恐れて防人へ(原作1期響への態度に近いもの)


奏は
コンマ下2
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 大好き
40~59 あたしが守るんだ(前向き)
20~39 何故あたしが歌わなかった!(後ろ向き)
~19  (木霊が戦わないで済むために)あたしが全てのノイズを殺す!


響は(出会いがゾロ目)
コンマ下3
70~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~69 大好き
40~59 私がきっと守ります(前向き)
20~39 私が呪われているから……(後ろ向き)
~19  (装者覚醒したら)ノイズ絶対殺すウーマン


ゾロ目で特殊表へ
00で物凄い過激な表へ

ん、翼補正+10で寄せたらゾロ目?

翼23
何故私じゃなかった!(後ろ向き)

奏41
あたしが守るんだ!(前向き)

響60
大好き


やり直したいという意見がチラチラあるので、シンフォギア素質のやり直しをここで消費するかどうかの多数決を取ります

シンフォギア素質のやり直し券は勿体ないと思うでしょうが、【既に融合症例(コンマ80レベル)は確定】しています


ただしやり直せるのは二課男判定か女装者組のどちらかです
多数決
下1~3
1 やり直す
2 やり直さない

>>548
補正後の数値はゾロ目にはしないことになっています

このレスは含みません

大丈夫ですよ

次にどちらをやり直すか
下1~5
1 二課男の判定
2 装者組の判定

知ってた
あとこの後にもう一人だけ先行で判定しようと思ってましたが一緒にやってしまいます


補正【+30】と+-1のゾロ目寄せ(素質の補正を持ってきたため)(素質の補正は消えますが、コンマ80の内容が最低値になるので要らんでしょ)

翼は
コンマ下1
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 大好き
40~59 私が守るんだ(前向き)
20~39 何故私じゃなかった!(後ろ向き)
~19  嫌われるのを恐れて防人へ(原作1期響への態度に近いもの)


奏は
コンマ下2
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 大好き
40~59 あたしが守るんだ(前向き)
20~39 何故あたしが歌わなかった!(後ろ向き)
~19  (木霊が戦わないで済むために)あたしが全てのノイズを殺す!


響は(出会いがゾロ目)
コンマ下3
70~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~69 大好き
40~59 私がきっと守ります(前向き)
20~39 私が呪われているから……(後ろ向き)
~19  (装者覚醒したら)ノイズ絶対殺すウーマン


???は
コンマ下4
90~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
70~89 大好き
50~69 病人は引っ込んでな(前向き)
30~49 無関心
~29  フィーネを独占する嫌な奴

ゾロ目で特殊表へ
00で物凄い過激な表へ

補正無い分響のが下がっただけか

30はやり過ぎたと思っている
だがシナリオが壊れるのが楽しいからしょうがないよね

>>573
>>563補正……あります

翼69
大好き

奏81
抱きしめたいな木霊!(未来さん並)

響78
抱きしめたいな木霊!(未来さん並)

???
(もし共に戦うルートになったら)
病人は引っ込んでろ(好意)


ガングニールに好かれるようです(あるフラグが立ちました)

【キャラシ】
上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス
年齢は翼と同じ(1期18くらい)

体育会系(弦十郎レベルの武術才能)

古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている

記憶喪失中は【リンカー装者レベル】(記憶復活時+30補正とやり直し1)
露出狂ゾロ目33
ツヴァイウイングのファン
負けず嫌いで戦闘狂
家事全般得意89
料理は苦手36
健啖家(響よりも食べる)92

聖遺物と融合している(人体実験の末)
巫女フィーネの妹だった

古代言語の『バベル』を知っている

フィーネ妹としての悲惨な最後の記憶を思い出す
凌辱の記憶により男性恐怖症になった(父親だけは平気)
超能力(了子が使ったシールド)が使える

翼 大好き
奏 393並
響 393並
??? 好意的
マリア(+30補正とゾロ目寄せ+-3)(ガングニール3人目のため)

木霊が起きる正確な時間



コンマ下1
40以下で翼の防人化

コンマ下2
66~  響覚醒時の救出に出れる
33~65 響の歓迎会の時に目覚めた
~32  (防人化してたら)響との対決に乱入、してなかったら歓迎会あと

未覚醒のままでもいいですけど覚醒した方が面白いと思うので




立花響は私立リディアン音楽院に入学していた

響の友であり、命の恩人であり、響が未来と同等かそれ以上に好いている上坂木霊が行きたがっていた高校

木霊「三食バイキングなんだよ? まあそれでも太らないと思うけどね!」

露出をしたがり、よくドヤ顔をしているが、それに見合ったスペックを持っていた少女

自分を命を懸けて助けてくれた優しい少女

だがその女の子は未だにあのライブ事件から目を覚ましていないらしい

響「……」

未来「響? おーい、ツヴァイウイングの初回限定CDを買いたいなら、急がないと無くなっちゃうよ?」

響「……ああっ!? 未来行ってくるね!」

未来「行ってらっしゃい!」

響は今どき減った音楽CD屋に向かって走り出した

未来「……はぁ」

未来は自分が誘ったツヴァイウイングのライブの時に起きたノイズ災害に響が巻き込まれたことは知っている

だがその後から響は色々と変わった気がするが、その変わった理由がわからない

迫害をされたから? 虐められたから? 父親が蒸発したから?

響は沢山の悪意を向けられたのに、そんなことを全く気にしていなかった

未来「最近の響はちょっと遠いな……」

未来は駆けていく響を見てため息をつく

響「何とか二人分の特典CD残ってて!!」

響はあのライブ事件のあとから、尚のことツヴァイウイングのファンになった

沢山の機密を見てしまった響は当然口止めをされていて誰にもそのことを話せていない

だがたまにツヴァイウイングの天羽奏から木霊が起きたかどうかのメールが届く

響「奏さんが木霊さんの分を取って置いてるだろうけど、私も木霊さんの分を買っておかないと!」

自分よりも先にファンになったのに、ずっと寝ているからいくつものツヴァイウイングの曲を聴き逃してしまっている

起きたらすぐに聞かせてあげられるように、CDなども木霊の分も響は買っている

響は急いで街中を走り、街角を曲がった時異変に気がついた

周りから人の気配がしない

そして真横のコンビニの中には大量の炭素、ノイズに炭素変換された痕跡がある

響「ノイズ!?」

その時響の耳に悲鳴が聞こえた

奏「おっさん!状況を教えろ!」

藤尭「現在反応を絞り込み、位置の特定を最優先にしています」

翼「出来るだけ急いでください!」

奏と翼は木霊が眠りについてから、極端にノイズによる被害が出ることを嫌った

無論昔からそうだったが、昔の比ではないほどノイズをのさばらせるのが許せない

もしのさばらせていたら、また木霊の時のようなことが起きるかもしれない



木霊「……」

木霊は目覚めると液体に沈んでいた

水の中だから分かりづらいがブザーがなっている

木霊「ノイズ……戦わないと」



コンマ +40(弦十郎レベルの物理性能+20と融合症例第0号+20)
下1
80~  問題なく動ける
60~79 相当だるいが動ける
40~59 シンフォギアの補助で無理やり動ける
20~39 動けない
~19  凌辱の記憶がフラッシュバック

99ゾロ目

記憶(レセプターチルドレン時代)はまだ戻っていませんが、記憶(フィーネ妹として)は戻っています

よってシンフォギアの素質が覚醒します


コンマ ゾロ目寄せ+-1(99ゾロ目の恩恵)
下1
80~  あらゆる凌辱を受けたことによって原罪が削ぎ落ちている+40~59の奴
60~79 汝は神から呪いを受けている+下
40~59 マリア・カデンツァヴナ・イヴとセレナ・カデンツァヴナ・イヴの名前を思い出した
20~39 (制御できてる)融合症例レベル
~19  融合症例レベル

どれだけシンフォギアを使ってもバックファイヤとかない
聖女ジャンヌ的な流れで凌辱を受けたことにより、逆に罪が洗い流れた

インフレはさせないはずだったのに、あれ?おかしいな
ゾロ目だとセレナの生存確率が大幅に上がってました00だと2期とかなかった(なのにF.I.S組は味方に)




作戦本部はノイズの場所を特定していた時、更に別のブザーが喚き散らし始めた

弦十郎「次はなんだ!」

了子「待って、これって!!」

了子はすぐさま立ち上がり、部屋を出ていこうとする

友里「了子さんの部屋の設備のひとつ、木霊ちゃんが目覚めた音です!」

翼「木霊が!」

奏「木霊!!」

奏はノイズなんて関係ないとばかりに部屋を飛び出していった

翼「……くっ、私は防人として民を守らねばならない。挨拶はあとだ!」

翼も駆けていきたいが、防人としての責務があるのでその場で立ち止まる

藤尭「……え! 木霊さんが全裸でリディアンに向かっています!!」

弦十郎「あの全裸馬鹿を止めろ!!」

弦十郎はすぐさま師匠としてやるべき事を叫んだ

木霊「グシスナウタル、ノイズが人を襲っているんだね?」

人体実験をされた記憶があるが、それはグシスナウタルも望んでいなかったことだと目覚めてからわかった

何となくそんな気がするのだ

そして何より、自分がフィーネの妹として行われた本当の凌辱に比べたら、肉体改造なんて痛くも痒くもない

グシスナウタルは敵を絶対に逃さない

グシスナウタルには敵と定めたものだけを追尾してくれることから分かる通り、見分ける機能がある

体内のグシスナウタルがその機能によってノイズの場所を示してくれている

木霊「fee Gusisnautar tron!!」

全裸でリディアンの校舎内を木霊は走る

人の気配がしたらうまく避けて、誰もいない教室に入る

その中でシンフォギアを纏い、窓を開けてノイズのいる方に弓を向ける

木霊「私を連れて行って!」

三本の矢を1本の矢にして、巨大化させて空に向けて放った

木霊はすぐにその場から飛び、放ったのにも関わらず木霊の意思を反映させたように対空している矢に乗る

木霊が矢にしっかり乗ると巨大な金色の矢羽は敵のいる場所に向けて飛行を開始した(クリスのミサイルサーフィンのようなもの)

リディアンは女学院だし女しかいないので木霊にはさほど問題ないです



木霊がその敵がいる場所に着きそうになった時、ビルの屋上からオレンジ色の光が空を駆け上がる

木霊「……この感じ、もしかしてシンフォギア!?」

遠目からオレンジ色のシンフォギアを纏った少女が子供を守ろうとしているのがわかる

木霊「そこのあなた! 飛んで!!」

木霊はとりあえず保護する流れで声をかけると、オレンジ色のシンフォギアの少女がこちらを見た

響「こだ、ま……さん? 木霊さん!!」

木霊「え? 響!?」

その少女は木霊の友達である響だった

そして響はこちらを見てボロボロと涙を流している

感動の対面だがノイズは空気を読んでくれない

ビルの屋上で響たちを囲む包囲網をどんどん狭めていく

木霊「響こちらに飛びなさい!」

響「は、はい!」

響は木霊の叫び声でやっと正気に戻ったようで、こちらに向けて子供を抱き抱えて飛んだ

木霊「響を乗せてあげて。いい、滑空していてね?」

響がこちらに向かって飛んだのとは逆に、木霊は響のいた場所に向けて本気で蹴り飛ぶ

木霊と響が交差する時

木霊「後で話そうね」

響「はい!」

フラグには決してならない約束をした


コンマ
下1
66~  ビルが崩壊した
33~65 屋上と数フロアぶち抜いた
~32  屋上が崩壊した

(本当は空気を読んで攻めてきてくれました)



木霊は響を見た時にわかった

1年やそこらではないほどの時間を寝過ごしてしまったと

あの幼くてロリってた女の子な響が高校生くらいの女性になっていた

自分の胸が更に大きくなり、お尻もいい感じに大きく借り全体的にいい意味でサイズが増している

寝ていただけのはずなのにプロポーションが維持出来て、成長している自分の才能が怖いと木霊は思う

そんなことより今はノイズだ

木霊「うおおおおおお!」

右腕を矢に見立てて、弓を引くように腕を引く

腕のギアが矢じりのように鋭いアーマーを展開してくれる

ノイズたちがこちらに一斉に飛びかかろうとした時

木霊の腕は弓で番えた矢の如く前に突き出された

木霊「おおおお!!!」

響たちを囲んでいたノイズは拳の衝撃で全てが消し飛び、そして

木霊「……あっ」

その腕は響たちがいたビルすらを穿つ


戦隊モノのヒーローが敵を倒した時のように、木霊の後ろで大きな音と共に砂煙があがる

ただし砂煙を上げたのはビル一棟だが

木霊「やばい。もしかして弁償?」

自分が寝ていただけのはずなのに、何杯ものパワーを秘めているのに驚く木霊だった

そのあと驚いて固まっている木霊に大型のノイズが攻撃をしてきたが、弓を速射してすぐにお陀仏となった

木霊「……前は三本使ってたらそれ以上使えなかったのに」

木霊は寝る前の自分と今の自分は記憶的にもまるで別人のようだが、それでも上坂木霊としてその場に居られている



自分がフィーネという古代の巫女の妹であった記憶

そしてその姉を庇って魔女としてあらゆる凌辱を受けてから死んだ記憶

その時に受けた男性からの色んな種類の暴力によって、自分は男性が近づいてきたらきっと腰が引けてしまうだろうこと

姉のフィーネが使っていたエネルギーを空間に固定して使う、今では異端技術になっているであろうシールドのこと

そして

木霊「マリア、セレナ」

自分に歌を教えた存在と自分に優しくしてくれた存在

名前とその事しか覚えていないが、木霊にとって二人は大切な人であったことは覚えている

いやその事をやっと思い出した

そんな風に物思いに耽っていると

響「木霊さん!」

子供を地面に置いてから、響は木霊に抱きついてきた

響「木霊さん!木霊さああああああああ!!」

響はガングニールを解除しながら木霊に抱きつくと、そのまま号泣し始めた

木霊「……もう、よしよし。結構心配かけちゃったみたいだね」

響「あだりまえでずよ! 2年ですよ! にねん!! ずっどねでだですがらね!!」

木霊も響が突撃してきた時にシンフォギアを脱いだのだが、下に服を着ていなかったので当然全裸だ

響に助けられた女の子が手で目を隠しながら、ちょっとだけ穴を開けてこちらを見ている

木霊「二年……あれ?私の中学時代は?」

響「よがっだあああああああ!!」

木霊「よしよし、あのさ胸に頭ゴリゴリしないで? 痛いから」

響「びええええええ!!」

木霊「鼻水まで……まあしょうがないか」

臨海部の工業区画で崩壊したビルの横で、響を優しく撫でながら、胸に鼻水や唾液をびちゃびちゃ付けられるのだった

……とは終わらない

奏「木霊!!」

響を抱きしめている状態で、バイクからこちらに飛んできた奏をキャッチする

奏「よかった! 本当によかった!」

奏は涙目になりながら木霊の頭を抱きしめる

奏が乗ってきたバイクは飛び降りたので当然そのままの勢いのまま崩壊したビルに突っ込み爆発した

木霊「んん! んんんん!!」

木霊の知っている前に比べて更に背が伸び、胸も成長している奏の胸に抱きしめられた木霊は、柔らかい胸に顔を包まれて息ができない

響「ほんどうによがっだああああああ!!」

奏「もう動いても大丈夫なのかよ! 無茶してないよな?!」

木霊「んー! んあんんんん!!」

木霊は無理やり二人から離れることも出来るが、流石に今そんなことは出来ない

だが少しずつ二人の力が強くなってくる

木霊(あのー、奏さんのおっぱいで息ができないし、響の腕で首が閉まってるんだけど……あの!!)

木霊の顔は少しずつ青くなっていき

翼「奏とあなたはもう話してあげないと……あれ? 木霊? 木霊!!」

木霊「きゅう……」

二人に強く抱きしめられたまま木霊は気絶した

奏「木霊ああああああ!!」

響「ごだまさん死なないでぇぇえええ!!」

翼「二人とも離しなさい! 木霊が死んでしまう!!」

木霊が気絶したあと、響は特に拘束などをせずにリディアンの地下にある二課へと連行された

奏と響は木霊繋がりでちょくちょく連絡を取り合っている仲であり、奏も翼も響の胸にガングニールの欠片が残っていることを知っている

翼は二人から木霊を取り上げ、気絶している木霊をおぶって二課まで戻ってきた

もちろん事前に用意しておいた服を翼が着させ……ようとしたが、何故かうまく行かずに奏と翼が服を着させた

木霊「翼さん、もういいですから下ろして?」

翼「無茶無理無謀を簡単にする露出少女を解放するわけにもいかない」

木霊「……まあいいか。あのアイドルにおんぶをしてもらう女子中学……留年?」

翼「……」

奏「……」

響「……」

三人はそのあと一切口を開かずに、作戦本部へと歩く

作戦本部前で何とか翼に下ろしてもらった木霊は服を脱ごうとして翼に止められ、そのまま中に入る

木霊「……ひっ」

弦十郎「よく無事で、どうした?」

木霊「あ、あの。ごめんなさい弦十郎さん、ごめんなさい」

いつものように気さくに弦十郎は木霊の元に近づいてきたが、男の視線を近場から体に受けるが震えが止まらなくなる

そして脳裏で再生される肉体的な、精神的な、性的な凌辱

吐き気を堪えて木霊は翼の後ろにすぐさま隠れた

木霊が翼の背に隠れると、真後ろから肩を叩かれる

木霊「……ん?」

了子「木霊ちゃん!!」

木霊「(また!?)」

了子の豊満な胸によってまた呼吸をする機会を奪われる


コンマ
下1
70以上でお姉ちゃん……?

次の強い接触や何かしらの行動によってまあ判定します



木霊「……あれ、ここは?」

了子の愛情表現(窒息)によって再び気絶した木霊は二課の普通の医務室のベッドで目が覚めた

了子「ごめんね? 嬉しくて強く抱きしめすぎちゃったわ」

木霊「……了子さんおはようございます!」

了子「ええ、おはよう」

木霊と了子は優しく抱き合う

少しして木霊が体を離そうとしたが、了子がそれをさせない

了子「ちょっと待ってね、少しだけ」

了子は涙声で顔を木霊に見せないように、気をつけながら木霊を強く抱きしめる

なぜだか分からないが、了子と接触するととても心が落ち着く

数分してやっと収まったようで、了子は木霊から離れた

了子「もう立てるわよね?」

木霊「富士山だって登れますよ?」

了子「病み上がりなんだからやめなさい。ほかの人達は響ちゃんの歓迎パーティーに行っているから行きましょう」

木霊「はい!」

木霊は了子と手を繋いで、響の歓迎会をやっているホールに向かって歩いていく

本日はここまで
次回は歓迎会とそこでのコミュ

そしてこの時期から既にいるはずなのに放置されているクリスチャン
あとセレナは6年前の事故で何かしら起きてますが、コンマ判定を行うのは少し先です

ちなみにフィーネの好感度をコンマで示すと99とか00レベルです
物語にガッツリ関わっていますしね

あの世界では人間には限界あるのでNARUTOのようには多分なりません
既に本気だけば絶唱並みの威力を出せますけど(融合症例のため)

現状素質コンマの時に最大を引いたので響と違ってグシスナウタルと共存しています
共存しているが故に神獣鏡を食らうと命がやばいです

逆に響は神獣鏡を喰らわないと命がやばい

サンジェルマンを落とせば女体化の方が早い
あとセレナが確実に死亡するのはそこまで確率高くないもしれない

全部フィーネってやつが関わってるからだ!
始めます

響「あっ、木霊さん!……えっと?」

了子「こんばんは。私はここの技術主任をやっている櫻井了子よ」

響「……私は立花響です! よろしくお願いします」

響は了子と言うよりも、木霊と繋いでいた手を見ていたが、了子は無視して自己紹介をした

流石にパーティーで主賓を無視して木霊を独占する気は無いので手を離す

木霊「響久しぶり。もう大丈夫?」

響「あ、あの時はちょっと感情が高ぶっちゃってですね? もう大丈夫です!!」

木霊「ならよかった」

木霊は響が差し出してきた手を握る

その手を響がブンブン振り回すが木霊は笑って繋ぎ続ける


木霊から離れた了子は弦十郎の元へ向かった

了子「……さっき弦十郎くんのことを怖がっていたじゃない?」

弦十郎「ああ」

弦十郎は起き抜けの木霊にいきなり恐怖の瞳を向けられて少しだけ落ち込んでいたりする

了子「あの事件が関係するかは分からないけど、木霊ちゃんは男性恐怖症になっちゃったみたいなの」

弦十郎「あの木霊くんがか? 男の前で平然と全裸になり、ドヤ顔で見せつけていたあの?」

弦十郎は驚きのあまり、手品に使ったステッキを取り落とす

了子「そうよ。ある程度の距離があれば問題ないっぽいけど、近づかれると駄目みたい。だから皆にちゃんと伝えておいてくれないかしら」

弦十郎「わかった。あと了子くんに頼みがある」

了子「分かってるわよ。木霊ちゃんも男性恐怖症のままは嫌でしょうし」

弦十郎「頼む」

弦十郎は緒川や他のスタッフと協力して、その事を伝え、配慮してあげるように言明した

木霊「暑いです奏さん」

奏「もうぜってえ無理させねえからな!」

響「こ、木霊さん! あーん」

木霊「響が腕を離してくれれば自分で食べられるよ?」

翼「……大変だな木霊も」

木霊「助けてください翼さん」

翼「防人たる私でも出来ぬ事はある」

木霊はお手手ブンブンに飽きた響に片手をそのまま掴まれ続け、奏には後ろから人形のように抱きつかれていた

木霊(……あっれー? 私ってあのライブ前は奏さんに好かれてなかった気がするんだけどなぁ)

木霊は確かにライブ前は奏に好かれていなかった

多少面倒見てやるかと思われていただけだ

だが奏は木霊が命を張って助けてくれ、会えぬ日が続いた結果、その間ずっと愛を貯め続けていた

その結果反動で色々凄いことになっている

響も奏程ではないが、離れようとしない

木霊「……でもこうしてるのは楽しいからいいか」

奏と響は奇跡を殺すか木霊を殴るかどちらか選べと聞かれたとする

そしたらその質問者を殺して奇跡を殺すくらいには好かれているのだが、そこまで木霊は理解していない

激重なのを理解しているのは翼くらいだろう

木霊「……ふぅ、やっと離してもらえた」

木霊は昏睡する前のように響の何杯もの量の食べ物をその腹に入れた

だが当然木霊の体が物凄く丈夫でも、その量に胃が悲鳴をあげてしまい、トイレに駆け込んでいた

二人はついてこようとしたが、翼が食器のナイフで二人を止めてくれている

木霊「……あっ、私が今何年生なのか聞いてないら」

木霊は休学かなんかだと思っているが、中学を中退しているなど露ほどにも思ってもいないだろう



コンマ
下1
80以上で久しぶりで道に迷った(イベント挟んでコミュへ)
79以下で普通に歓迎会の会場に戻れた(コミュへ)

木霊「……あれ? 私は方向音痴じゃないはずなのに」

木霊は急いでトイレに行った結果、あまり使われないホール区画だったため道を迷ってしまった

木霊「そういえば二課を探索したことなかったなー……怒られてもいいからレッツゴー!」

木霊は最深部に向けて歩みを進める



その頃少し待っても帰ってこない木霊を迎えに奏と響、お目付け役の翼が来ていたが、当然そこには木霊はいない



木霊「ふふーん。にしても聖遺物を管理したりするのは分かるけど、なんでここはこんなに広いんだろう?」

木霊はある聖遺物が保管されている区画、特異災害対策機動部二課本部最奥区画「アビス」にいた

本来ならここには滅多なことがない限り入っては行けないのだが、木霊は行っちゃいけない場所がここだとは思っていない

木霊「……なんか意味深に扉がある。入るしかないよね!」

木霊が今持っている端末を扉の電子キーの部分に触れさせると扉が開いてしまった


本来の木霊の端末なら絶対に開かないのだが、今持っているのは了子に仮に渡されている了子の端末だ

了子はここの最高セキュリティランスの部分すら管理しているので開けることが出来てしまった

中に入ると空中に向けて廊下が伸びていて、円状の部屋な中心には古ぼけた剣がケースの中に安置されていた

木霊「ほほぅ……もしかしてあれって完全聖遺物だよね? こんな所に安置されてるんだし。流石に怒られるだけじゃすまないかも……でも見たいからしょうがないよね」

木霊はその剣、EUが財政破綻した際に不良債権の一部肩代わりを条件に日本が確保した剣型の完全聖遺物

第5号聖遺物にナンバリングされているそれはデュランダルという

木霊「かっこいい……!」

木霊はケースに触れてデュランダルを眺める




コンマ下1
融合症例+10 原罪なし+10 古代言語+シュメール人(フィーネ妹)+10

80~  デュランダルは一瞬だけ光り輝き、木霊に何かを伝えた
60~79 デュランダルは一瞬だけ光り輝いた
40~59 デュランダルが一瞬動いた気がした
~39  何も起きなかった

コンマ89


デュランダル「……」

木霊「ひゃっ!」

木霊はデュランダルを見つめていた

するといきなりデュランダルが水色のラインの入った金色の剣になった……気がした

一瞬だが色を取り戻し、辺りは真昼よりも明るい金の光に包まれた……気がする

木霊「……今なんか聞こえた気が」




コンマ下1(木霊の感じ取った思いを言語化したものです) 

原罪なし+10 ???(今はまだ情報開示できない情報)+10

80~  木霊「担い手?」
60~79 木霊「候補者?」
40~59 木霊「またの機会をお待ちしています?」
20~39 木霊「不合格?」
~19  木霊「ファミチキください?(論外)」

デュランダルが何かを木霊に言おうとした時、木霊の中にあるグシスナウタルが主張した気がした

デュランダルはまるでグシスナウタルの何かを聞いて考え直したように

デュランダル「不合格」

と言ったような気がした




そしてそのあと木霊は土下座していた

木霊「ほんとごめんなさい。分からなかったんです!」

弦十郎「はぁ」

木霊「ひっ!?」

土下座している木霊だが、弦十郎のため息に驚き少しだけもら……

弦十郎「す、すまんすまん。いや確かにあの区画に入っては行けないとこちらがちゃんと言っていなかった」

木霊「な、なら?」

弦十郎「だが! 俺の弟子としてそこで正座して反省しているように!」

木霊「そんなー」

聖遺物反応を感知出来ないほどの一瞬の出来事だったが、デュランダルの部屋への扉をずっと開けっ放しにしていたのが不味かった

アラートがなり、大人達が皆こちらに集まってきて、木霊はすぐに土下座をして謝った


弦十郎は少し距離を開けて木霊を怒ったあと、アラートを鳴らした後始末をしに、作戦本部に走っていった

木霊「……正座は辛くないけど、ほかの人がパーティー料理を食べているのを眺めるだけはとても、とても辛かった」

木霊は男性を遠回りしながら避けつつ、誰かいないか探して歩く



コミュコンマ
下1 
1 弦十郎
2 緒川慎次
3 了子
4 翼
5 奏
6 響
7 友里
8 藤尭

選択時ゾロ目 ゾロ目寄せ+-1

翼とのイベント判定
コンマ
下1
ゾロ目や00で特殊イベント

翼「戻ったか木霊」

木霊「翼さん! ほかの二人は?」

翼「木霊がゆっくり食べられないからと櫻井女史に連れていかれたな」

木霊「……あははは。料理ありがとうです」

翼「別に気にするな」

翼は色々な料理を盛った大皿を木霊の元に持って現れた

二人は隣り合わせに座り、木霊はゆっくりと胃を回復させるべく食べる

翼「……あの状況で絶唱を使うべきなのは私だった」

木霊が大体お腹に収めたころ、翼は俯きながら話し始めた

狙わなくてもどうせ重要なところでゾロ目00とか出すんでしょ? イッチは学んでるんだ



木霊「そんなこと、」

翼「そんなことはある! 木霊がたまたま素質があったが故に消えずに済んだが、本来リンカー装者がリンカーを使わずにシンフォギアを纏い、絶唱をしたら灰になって消えると言われている」

翼は木霊の言葉を叫び声で遮って話し続ける

翼「……まず、奏が絶唱を歌うのを無理矢理でも止めてくれてありがとう。本当に感謝している。この御恩は一生掛けてでも返すつもりだ」

木霊「仲間を助けるのは当たり前なんですから、翼さんが責任を負うことなんてないですよ!」

翼「木霊は優しいな。そしてあの時、木霊を守ってやれなくて済まなかった!!」

翼は頭を深く下げて、木霊に謝罪をする

正規シンフォギア装者である翼なら、重症になったとしても死の危険はなかった

それを翼は怖気付き、木霊にやらせてしまったことをずっと気に病んでいた

木霊はそんな翼を無理やり起き上がらせて抱きしめる

木霊「私の鼓動の音は聞こえますか?」

翼「ああ」

木霊「私は生きています。だから大丈夫です……そうですね、もし翼さんが責任を感じるなら、私だけの為に一度でいいので歌を歌ってください」

翼「……任された!」

翼は木霊の胸から顔を上げ、ニコリと笑って木霊と約束をした


翼「……」

木霊「あの? 何故胸を触ってるんですか?」

翼「この残酷な差は私を更に剣(つるぎ)とする……」

木霊「……どういう意味ですか?」

翼「聞くな」

翼は落ち込んだ

響の歓迎会のあと、すぐに家に帰り、木霊は両親に抱きしめられた

今の木霊はどんな男性であってと恐怖を感じてしまうが、父親だけは全く怖くなかった

サングラスをつけた筋肉モリモリのマッチョマンが怖くないのに、一般男性は怖いという謎具合である


感動の再開をして、木霊はホコリひとつなく掃除されている自分の部屋で全裸になった

木霊「……翼さんが用意してくれた服はフリーサイズだから着られたけど、二年前の服は尽く着れない」

無理やりシャツを着ればパッツンパッツンで、お尻も太った訳ではなく成長しただけなのだが、結構キツめになっていた

木霊「うーん。流石に買い替えだよね」

その次の日は無理やり有給を取った両親と共に買い物に行き、たくさんの服を無理やり買わされたのだった

その中には上半身を守る下着がなかったが、木霊が断固拒否した結果である

木霊「何故か形が絶対に崩れない胸なんだからそんな拘束具を付けたくない!」



そして更に次の日、木霊は平日だが二課に呼び出されていた

弦十郎と緒川は少し距離を取り、了子は木霊の近くにいる

木霊「ごめんなさい手間をかけさせちゃって」

弦十郎「木霊くんは様々な人を守って少し疲れてしまっているだけだ。時期に治るさ」

木霊「はい!」

そのあと了子が本題を切り出した

了子「まず木霊ちゃんは中学を中退しました。木霊ちゃんの最終学歴は小学校ね」

木霊「…………えぇ!?!」

木霊は用意してもらったお茶を吹き出した

了子「木霊ちゃんがずっと目覚めなくてどうするべきかと考えたのだけど、一度辞めちゃえばいいやってことでね?」

木霊「もう学校にはいけないんですか? 私の高校生ライフは!」

了子「はい、落ち着きなさい。木霊ちゃんは英語には強いし、頭の悪くない。中学の卒業資格くらいならすぐに取れるわよ。高校の勉強を少しして中途入学の試験を受ければいいわ」

木霊「でも出席数とか色々あるよね?」

了子「私は出来る女よ? その程度は余裕よ」

了子が腕をまくり筋肉を見せているがそこまでない

緒川「二課は幸い政府と繋がっていて、人々を守るために昏睡していた木霊さんなら何とかできます。更に言いますとリディアンなら割と自由に色々できます」

木霊「これが権力ッ!」

弦十郎「そういう事だ」

了子「あんまり時間かけちゃうと学生生活の時間が減っちゃうことですし、三日、私が三日で学力をつけてあげる」

了子がニヤリと笑って、教材をいくつも机の上に置く

木霊「……え? 三日間勉強漬け?」

了子「い、え、す」

木霊「さような、」

木霊は逃げようとしたが

藤尭「ごめんね。了子さんにここに立ってろと言われたから」

出入口に藤尭がいるため、男性恐怖症の木霊は逃げることが出来ず了子に捕まった

了子「さて、勉強よ?」

木霊「程々ならいいけど、勉強漬けはいやあああああ!!」




アメリカのF.I.Sにいたので記憶はなくても言語は多分行けるはず
それに古代語を記憶を思い……出した!?の前に習得できるくらいの学習能力があるので
+20

下1
80~   こいつ、やはり天才か……!
60~79  ぺろりと習得して行った(ここより上は翼の学年にも行ける)
40~   普通に行けそう
20~39  現時点では響レベル
~19   入学できるほどの学力なし

セレナって奏と同じ年齢=翼の一個上なんですね
まあただの優しいマリアが21歳だしそんなもんか



木霊「あはははははははは、解ける、解けるぞ!! これ進研ゼ、了子さんとやった奴だ!」

木霊は勉学における学習能力も割と高いようで、了子の特殊な圧縮授業によって高校二年にも入学できるくらいの成績を手に入れた

緒川「……これなら年齢通りの学年にも行けそうですね」

弦十郎「ああ。だがその分学生生活が減ってしまうことになる。翼は今高3だろ?」

了子「そうよね。響ちゃん達が高校一年生ですし……そこら辺は木霊ちゃんに聞きましょうか」


木霊「え? 学年ですか? そうですねー」




木霊が所属する学年の多数決
なお奏は1個学年が上のはずですが、ダブったことにしてます


多数決
下1~5
【22時52分からのレスを採用します】
1 翼と奏と同じ学年(高3)
2 クリスチャンが所属するであろう学年(高2)
3 響や未来、アニメちゃんたちの学年(高一)
4 切歌や調が所属するはずの学年(来年の1年生から)

これは含めません

高校二年レベルではなく高校三年レベルです

木霊「うーん。それなら高校二年生に入学したい!」

了子「翼ちゃんや奏ちゃんがいる三年生でも、響ちゃんがいる一年生でもなく?」

木霊「うん。翼さんたちと同じ学年も楽しそうだけど、流石に今年で卒業は悲しいし、響と同じ学年はなんかヤダ。私の方がお姉さんだし」

弦十郎「そうか。それならリディアンの二年生に入学できるように手続きをしておこう」

木霊「ありがとうございます!」

木霊はちょっと距離のある弦十郎や緒川にもしっかり頭を下げてお礼を言った




クリス「……最近フィーネが帰ってこないし、任務も伝えてこない」

クリスは湖の横の大きな建物の一室で体育座りをしてフィーネの連絡を待っている

響「未来は私にとって陽だまりだから」

未来「響……」

響はシンフォギアに目覚めて、木霊と再開して、歓迎会をしたがまだそれは一日の終わりではなかった

リディアンの寮の一室でベッドで響は未来を抱きしめていた

自分が連絡に出ないで外を夜遅くまで出歩いていた理由は言えないが、響にとって未来は最も大事な人の二人の内の一人だ

響「……あー、ごめんね、もう眠、いや」

未来「そうだね。寝よっか」

ベッドサイドについている電気を未来が消すとすぐに響は眠りについた



393(未来さん)の響への愛はとても重いので判定
コンマ
下1
20以下で知らない人間の臭いが響からする……

初期好感度が低くなり、もし敵対する事があると過激な攻撃をしてくることになります
393と戦う展開になると体の一部が聖遺物である木霊はくっそ不利になります



木霊「憧れのリディアン!」

最近は割と来ているリディアン音楽院だが、学生として来るとやはり色々と感じるものが違う

木霊は早く学校に来て、改めて学内を探索した

木霊「そういえば寮に入るんだよね。確か基本は相部屋……誰とになるんだろう」

木霊は言われた時間に中央棟の教員室に向かい、担任の先生に挨拶をして、自分が所属することになるクラスまで来た

もちろん担任の先生は女性だ

担任「上坂さん入ってください」

木霊「はい!」

木霊が入ると皆が一斉に騒ぎ出す

女が3人寄れば姦しいと言うのなら、クラス単位の数がいればとても騒がしくなる

木霊「上坂木霊です! 色々あってずっと入院していましたが、やっと学校に来ることが出来ました! 好きなことは体を動かすことと食べ物を食べること、それに歌を歌うことです。よろしくお願いします!!」

木霊は礼儀正しく頭を下げ、拍手によって迎えられた

木霊は制服は脱ぎ出さないのか?と思うだろう

高校生ライフと言えば可愛い制服なので、木霊はそこは妥協している




木霊の寮の部屋は
多数決
下1~5
【23時22分】
1 翼と奏と相部屋
2 クリスが入学したら相部屋(これを選ぶとクリスは一人暮らしではなく寮暮しになります)
3 切歌や調が入学したら相部屋
4 原作クリスのように一人暮らし
5 寮生活なのに何故かずっとぼっち部屋

クリスちゃん狙いだってハッキリ変わる選択



木霊「……え、一人部屋?」

担任「今ちょうど部屋が空いている子がいないから、一人部屋になるわね」

木霊「分かりました。確かもう荷物は届いているんですよね?」

担任「ええ。寮の改装が割と頻繁にあるので、その時に人が入ったりすることがあります。これから二年ほどよろしくね?」

木霊「はい、よろしくお願いします!」

木霊は転校生の質問ラッシュを無事に乗り切った

木霊はゼンラーであることを隠さず言ったが、意外にも少しだけ興味があるという人が多く、木霊は全裸での生活についてを演説したりした

既に仲が良くなれそうな友達が何人もでき、遊びに誘われたが荷物をまだ片付けてないので遠慮した

木霊「……はぁ。一人部屋か。悪くはないんだけど、折角から誰かと暮らしたかったなー」

木霊は少しだけ残念に思うが、次に転校してきた人がいたら同じ部屋になるのだから、ある意味楽しみだ

木霊「さーて、荷物を片付けるぞ!」



フレーバー安価
下1、下2
木霊が仕上げた部屋はどんな部屋?

フレーバーコンマ
下3
ゼンラーの演説の結果
コンマの具合くらい効果があった

ズレですかね
73 クラスの子達が全裸(形崩れ防止のためブラは付けるはず)で寝ることが流行りだし、他のクラスにもその話が伝わる




木霊「……出来たかな?」

木霊は自らの身体能力を駆使して全裸で部屋を駆け回った

おとぎ話によくあるような可愛らしい部屋がそこにはあった

何方かと言えば体育会系で綺麗系の木霊だが、だからこそ可愛いものを欲している

服にそんなものは求めていないので、その部屋を作り、そこで全裸で楽しむのが木霊のスタイルだ

なお、後日友達が来た時にその部屋を見て驚かれ、学内SNSにアップされたところ、ガチすぎる部屋ナンバーワンにノミネートされた

何故か学生生活を邪魔しない時間にノイズの襲撃が度々起こっていたが

奏「STARDUST∞FOTON!」

翼「千ノ落涙!」

大量複製した槍と大量に出現した剣をノイズの群れに二人が放ち

木霊「行くよ!」

響「は、はい!」

木霊がアームドギアのない響に戦い方を教えるべく、近接戦闘で大型などをぶっ殺していた

奏「歯ごたえねえけど、こんくらいがいいんだろうな」

翼「あまり多く来られると、大変だから」

奏「だな」

二人はもうあの様な悲劇は繰り返したくないので、強く頷き合う

木霊「響はやっぱり軽く教えたくらいじゃ危なっかしいね。弦十郎さんに稽古をつけてもらったら? もしかしたら映画学習にハマれるかもしれないし」

響「映画学習ですか?」

木霊「詳しいことは弦十郎さんに聞いて。私にはそれの学習才能なかったから」

奏の運転するバイクの後ろに木霊が乗り、翼の運転するバイクの後ろには響が乗っている

特にバイクが乗り捨てられることなど無く、度々起こるノイズ出現を対応出来ていた

「バイクぅぅうううう」

なんて事には響覚醒時の奏バイク以外には起こっていない


翼「……確かに立花はもう少し戦い方を覚えた方がいい。そうだ、あれをやろう」

響「あれってなんですか?」

翼「奏が木霊にやったことだ」

響「なんですかそれ! やってみたいです」

翼「そうだろうそうだろう」

翼は防人とは思えない愉快な顔で何度も頷く

奏「……あの時は済まなかった」

木霊「勝ったからいいですけどね」

奏「おっ?やるか?」

木霊「弓を捨てて殴り掛かってもいいならやります」

奏「それは勘弁」

奏は弦十郎のようにキチガイじみている近接格闘家(弓使い)と戦う気にはなれず白旗をあげた

響「……え?これどういう事ですか?」

翼「強くなるというのは強い意志がなければ達成できない! 故に先輩である私と本気で戦い、強くなる必要性を体で覚えもらう!」

響と翼は二課の訓練場に来ていた

奏や木霊、弦十郎や了子は監視できる場所で見ている

響「これを奏さんと木霊さんがやったんですか!?」

翼「……ああ」

翼は目線を少しだけ逸らして頷いた

シンフォギアの変身二回目の木霊に、何度も纏っていてベテランであった奏が負けたことまでは言わなくていいだろう

弦十郎や了子も手加減をして大怪我をさせないのならという条件で了承した

翼「風鳴翼、防人として仲間となった立花に、戦いの怖さを教えるべく、参る!」

響「え、ええ!?」

翼の素早い駆け込みからの突きを響は何とか避けて、戦いが始まった



コンマ
下1
5以下で響は手加減した翼に喰らい付けた

刃を向けず峰で何度も響を叩く

奏にはノイズを殺すという復讐心という名の覚悟があった

木霊には初めから戦いの素質があり、奏に勝てるだけの実力があった

だが響はただの優しい少女だと翼は思う

木霊のサポートがあったし、軽く教えただけだがあまり動きはよくなく、ぶっちゃけ足でまといであった

だからこそ本気で強くなって欲しいから自分が嫌われ役を勝手でた

戦いの怖さを知り、戦いから遠ざかるのならしょうがない

だがその恐怖に打ち勝つために強くなるのなら全力で力を貸すつもりだった

なのに

翼「……もう倒れろ!」

アームドギアはある程度融通が効く

装者の思いに答えてくれるので刃の先を丸くした部分で響を思いっきり突いた

響「ガハッ……ま、まだまだ!!」

どれだけ響を痛めつけても響は立ち上がってしまうのだ

響はノイズ掃討の時の動きからして翼には絶対に勝てないと分かっていた

腕は何度も打ち据えられ鈍痛で泣きそうだ

足はガクガクとまともに力が入らない

だが絶対に自分から諦めるわけにはいかない

響「……」チラッ

自分を命懸けで助けてくれて、大好きな先輩である木霊に自ら諦める所なんて見せられるわけが無い

きっと諦めたとしてもよく頑張ったと抱きしめてくれるだろう

だが響は木霊の、翼や奏と仲間になりたいのだ

だからこそ

響「うおおおおおおお!!」

響は翼に挑み続ける

そしてたまたま響の拳が綺麗に翼の刀に当たり吹き飛んだ……が



翼「逆羅刹」

逆立ちと同時に横回転し、展開した脚部のブレードで周囲を切り裂く技を手加減して発動して、響はモロに攻撃を食らって気絶した

響「……んっ、あれ?」

響は柔らかい何かに頭を乗せて目が覚めた

木霊「おはよう」

響「え? おはようございます!」

響はどうやら木霊に膝枕をされていたようだ

木霊「翼さんは技を使わないって言ってたのに、使わせるなんて凄いよ!」

響「……気絶しちゃったんですね」

響は気絶した場面など覚えてないが、きっとそういう事なのだろう

木霊「はい、自分を責めるのは禁止ね。いい? 翼さんは昔から鍛えてる生粋の武人なの。その人が響には技を使わないって言ったのに使ったんだよ? それだけ響は手強かったってこと」

響「……はい」

木霊「これから強くなればいいの。だから誇りなよ? ある意味翼さんの負けなんだから」

翼「お、おい!」

翼は響に謝罪……のために近くにいたのではなく、単純に健闘を称えようとしていた

翼が事戦いのことになるとあまり他人を褒めないが、それでも翼はしっかりと褒めてやりたかった

奏「はい、邪魔しない」

翼「待って奏!」

だが奏は空気を読んで翼を連れ出した

木霊「……うーん、そうだね。実質勝った響にはなにかご褒美があった方が、今後の鍛錬でやる気が出るよね?」

響「ご褒美?」

木霊「そう。なんか私にやってほしいことない? 響がやってほしい事なら何でもやってあげるよ? あっ、お金とかは流石に駄目だよ? あと料理は不味いと思うからなし!」

響「……な、何でもですか!?」

響は寝起きの頭で必死に考える



響の勝利ボーナス
多数決候補
安価(このあと多数決)
下1~3
響は何をお願いする?(金銭や料理以外なら大抵何でも)

なんかさらりとまじる99ゾロ目
次回+-1の補正つけるとして



多数決
下1~5
【多いもの二つが採用されます】
1 一緒に寝る(添い寝)
2 デート
3 キス

次回+-3の補正をつけるとして



響「でゅ、デートしませんか!」

木霊「いいよ」

響「やっぱりだめです……いいの!?」

響は断られると思って言ったが、普通に了承を貰えた

木霊「ん? 普通にいいも思うけど」

女の子同士で遊びに行くのなら別に断ることではない

響「やったあ! 約束ですよ!」

木霊「うん。その代わり鍛錬は頑張るんだよ」

響「はい!!」

響は疲れていたはずの体に力が入り、立ち上がって大きな声で返事をした


響は木霊とデートの約束をした
響は木霊とキスがしたい

今回はここまでです

響と翼の戦いのあとコミュを挟んでからやっとクリスかと思ったがまだ遠そうですね

次回は響とのデートからです
なお393の邪魔はほぼない(ほぼ)


あと何となくわかっている方もいると思いますがフィーネが活動を割と自粛しています
ライブの時にやらかしちゃったからね

フィーネは原作のルナアタックをした理由以外にも理由を持っているのでこちら側にフィーネとして引き入れるのは99とかゾロ目連打レベルですね
00?そんな重要な時に来られたら原作壊れる


調は小動物的な可愛いさがあるから多分可愛いものに入ると思います

フィーネはノイズばら撒いてクリスを酷使?している悪いヤツですから正すために戦います
フィーネの説得がある場合はまた変わりますが

ただしフィーネ=了子の事実を知ると向こうルートほぼ確定

【キャラシ】
上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス
年齢は翼と同じ(1期18くらい)
学年は高校二年(クリスと同じ)(翼の下で響の上)

体育会系(弦十郎レベルの武術才能)
頭はいい方

古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている

ただしマリア・カデンツァヴナ・イヴとセレナ・カデンツァヴナ・イヴの名前を思い出した

シンフォギアの才能は最高レベル(絶唱使わないで絶唱レベルのパワーが出せる)
露出狂ゾロ目33
ツヴァイウイングのファン
負けず嫌いで戦闘狂で可愛いもの好き
家事全般得意89
料理は苦手36
健啖家(響よりも食べる)92
原罪とかない(聖遺物との繋がりにおいて肉体は障害にならない)
デュランダルの素質なし
寮の部屋は最高にメルヘンで学内一の出来映え

聖遺物と融合している(人体実験の末)
巫女フィーネの妹だった

古代言語の『バベル』を知っている

フィーネ妹としての悲惨な最後の記憶を思い出す
凌辱の記憶により男性恐怖症になった(父親だけは平気)
超能力(了子が使ったシールド)が使える

翼 大好き
奏 393並
響 393並
??? 好意的
マリア(+30補正とゾロ目寄せ+-3)(ガングニール3人目のため)

全裸睡眠がクラスで流行る

ネフシュタンクリスだとツヴァイウイングには勝てないでしょうしね
翼だけでも辛い訳で

あと明日は多分割と重要なコンマをします

普通に4期
5期が来る前にエタるか完結するはずなのでアダムの最後にカストディアンが来るとかいうセリフはカットします

了子と作戦や目的を変えるレベルで仲がいいと原作沿いが全然出来なさそうですね
防人絶唱ないから響の鬱もないですし
原作沿いが出来るのは3期からかな……

2期が秋だから夏前か夏のはず
しない覚えてない



木霊「……暑いから露出多くなっちゃったけど響怒るかな?」

木霊はリディアン近くの公園で待ち合わせの時間まで待っていた

自分が男性恐怖症になってしまったことは理解しているので、人を避けるために早く出たが、そこまで時間はかからず結構早めに着いた

男に見られるのはあまり好ましくないが、暑いので薄着にならざるを得ない

木霊「きっと人助けで遅れるだろうし、二人の曲でもまた聞いてよう」

木霊はツヴァイウイングの曲を聴きながら待っていると、男がナンパをしようと近づいてきた

だが木霊が怯んでしまうほどの距離まで近づかれる前に睨みつけ敵意を放って散らした



そして響は汗を流しながら黄色い系のシャツ白いスカートで走って木霊の元にたどり着いた

響「アウト?!」

木霊「セーフ!」



コンマ
下1
10以下で誰かいる

補正は積ませない!
デートにイベント追加(ゾロ目)



木霊「暑くないの?」

響「木霊さんと手を繋いでデートが出来るなんてとっても嬉しいです!」

木霊「それならいいけど、手汗とかかいたらごめんね?」

響「あっ、私も手汗とか書いちゃうかもしれないですからへいきへっちゃらです!」

木霊と響は電車で少し行った大型スーパーに行きたかったが、男性恐怖症の木霊にとって電車は地獄であることが、駅に行って判明したので断念

涼むために水族館に来ていた

響と木霊は指を絡めて手を繋いでいる

響が手を繋いでもいいか?と聞き、木霊が了承

そしていきなりこんな繋ぎ方だが、木霊は別に気にしてない

響「このくらいの距離なら大丈夫ですか?」

木霊「うん。手が届きそうな距離だと足がすくんじゃうけど、離れているなら平気だよ」

響「……私のせいですよね」

木霊「絶唱で倒れたのが原因じゃないから違うよ? ちょっと記憶喪失になる前の嫌な記憶だけを思い出しちゃっただけだから」

本当は同じ魂を持った別の自分なのだが、そんなことまで言わなくていいだろう

響「あの魚木霊さんをじっと見てますよ?」

木霊「えー?響のことを見てない?」

響「そうですか?」

マンボウが展示されている水槽を見たり

響「ヒトデが触ろるらしいですよ!行きましょう!」

木霊「え? 子供たちの群れに突撃するの? 男の子がいるから無理」

響「あっ、それならあっちのナマコを!」

木霊「な、ナマコ?」

海の生物お触りコーナーでナマコに水を掛けられたり

響「暑い時のアイスはサイコー!」

木霊「暑い時のかき氷……あおおおお、頭があああ」

響「あははははは」

フードコーナーで甘いものを食べて騒いだ



木霊「ここでお昼取っちゃった方が楽だったんじゃない?」

フードコーナーでお昼を食べてしまおうとした木霊だったが、響が連れていきたい店があるそうだ

響「……なんとリディアンの近くには、安くて多くて美味しい料理を出す私の自慢のお店があるんです!」

木霊「よし、行こう! 食べ物は私たちを待ってくれないよ!」

木霊は響の手を取り、リディアンに向けて走り出した




ゾロ目はその数値のキャラのゾロ目イベントになります
あとコンマが高いからいいイベントとかではないです

コンマ下1
下1
80~  行き倒れた幼女?がいた
60~79 白い服を着た男装の麗人が道に迷っていた
40~59 カエルの人形を持った女と街角でぶつかった
20~39 なんか露出の高さ故にシンパシーを感じる女性が道端でなにかしている
~19  行き倒れた白髪の少女がいた

+-3ゾロ目寄せの補正は通常のコミュで使います
ここら辺の奴らにゾロ目とかされたら更にシナリオ壊れるから許して?



木霊「早くしないとなくなっちゃうよ!」

響「ふらわーのおばちゃんには言ってるから大丈夫ですよ!」

木霊「私がお腹が減ったから耐えられない!!」

響は木霊に手を引っ張られてリディアンへと向かっていた

最近響も弦十郎と鍛錬を始めたおかげで、昔のような微妙なドジも減り、木霊のダッシュに何とか喰らいついていた

手を離したくないから頑張っているとも言う

木霊は響が絶品であり、量もあり、安くて、作ってくれるおばちゃんもいい人だと聞いた

それなら急いで言ってたらふく食べなくては!と街中を走り、角を曲がった

特に注意をしないで曲がってしまったため、木霊は人とぶつかってしまった

ぶつかった人物はベレー帽を被り、その帽子に似合う服を着た少女

メガネをつけていて小柄なカエルの人形を持った女の子

プレラーティ「どこに目をつけているワケダ!」

そしてワケダという口調の目つきの悪い女だった

✕ メガネをつけていて小柄なカエルの人形を持った女の子
○ メガネをつけていて小柄で、カエルの人形を持った女の子

プレラーティの服装やお人形+10
コンマ下1
50以上で……

可愛いもの好き判定00
お持ち帰りして絶対離さないレベル



とりあえずプレラーティから見た木霊

コンマ下1
ゾロ目でサンジェルマンたちと同じ価値(やばい)

66~  かつての性情が顔を覗かせる
33~65 連絡先交換
10~32 は?うっざ
~9   今は気が立ってるワケダ!(攻撃)

4期現時点で壊れたかも
木霊からプレラーティ 見た目最高離さない
プレラーティから木霊 食べよう



木霊「え……だ、大丈夫? 怪我はない? ああ、人形落としちゃったごめんね? 本当にごめんなさい」

木霊は服は可愛いものを着ないが、可愛いもの自体は物凄く好きだ

そして目の前のぶつかってしまった相手は木霊の可愛いの頂点に君臨した

これは思い帰りしてもふもふしたい!

それよりもまずは倒してしまったことを謝ることにした

響「わたしもごめんなさい!」


プレラーティ「……ふーん」

プレラーティは元男だ

それも虚飾と快楽に耽る男性であり、聖女ジャンヌの話に出てくるジル・ド・レを悪魔の道に引きずり込んだのではないか?と言われている男だった

今ではある仲間によって女にしてもらい、共にある目的のために地道に努力しているが、たまに昔の性情な怠惰に耽りたくなる

そしてプレラーティは木霊がとても美味しそうに見えた

最近はある錬金術師のために城を作っているが、たまには休暇も取りたくなるものだ

プレラーティ「お前はちょっとこっちに来るワケダ」

木霊「あっ、はい。響は少し待ってて」

響「あの、本当にごめんなさい!」

プレラーティ「怒ってないワケダ。安心しろ」

プレラーティは響から離れて木霊に後日会ってくれるのなら許してやると言い、木霊は可愛い子とまた会えるなら!と連絡先を交換してその場をあとにした

木霊「……」

響「大丈夫でした!?」

木霊「大丈夫だったよ。私より年下の子に街中で走るなって怒られちゃった」

響「……そうですよ!気をつけましょう!」

木霊「だね」

木霊は響と手を繋いで、歩いてふらわーに向かった



木霊「おいしい! とっても美味しいです…………おかわり!」

おばちゃん「……響ちゃんこの子ってもしかしてあなたよりも食べるの?」

響「私の数倍は……」

おばちゃん「常人の三倍は食べる響ちゃんの数倍は食べるってお腹大丈夫なの?」

木霊「余裕です!」

木霊はお好み焼き屋ふらわーで物凄い速度でお好み焼きを貪っていた

おばちゃん「……響ちゃんの食べっぷりも凄いけどこの子は、なんだろう、物凄いね」

響「……す、凄いですよね」

木霊は響と話すことも忘れて、ひたすら美味しいお好み焼きを食べた

響「全くお腹が膨らんでない!?」

木霊「鍛えてますから」

響と木霊はふらわーのあと街中を歩き回り、木霊が木から落下してきた響を助けた公園にいた

響「その、今日は楽しかったですか?」

木霊「うん、とっても楽しかったし、美味しかったよ!!」

響「それなら良かった……」

水族館もふらわーも街中を探索するのも全て響が頑張って考えたデートプランだった

木霊「響はちょくちょく緊張してたけど楽しめた?」

響「はい、とっても!」

二人はベンチに座り、たわいもない話をする

木霊はここ二年の流行りや廃りなんかはまだ全然分かっていないので、木霊が新鮮な驚きの声を上げるので響もどんどん話していく

響「……あ、あの!?」

木霊「なにー?」

響は自分の中にあるある欲望を必死に押さえつけていたが、あのかっこいい木霊があまり宜しくない感情だが、男に怯えてビクッとするのは可愛かった

他にも色んな上坂木霊を響は知れた

だからこそ響はもっと知りたくなった

響「……スを……」

木霊「なに?」

響「キスを」

木霊「キスを?」

響「木霊さんとキスをしてみたいです!」

木霊「え?いいよ」

響「やっぱりそんなの……えぇ!?」

木霊は即答で返事を返した

本来なら葛藤(判定)があるのだが、フィーネの妹としての凌辱の記憶があるため、そういうことのハードルが思いっきり下がっている

ただし男性とは無理だが


多数決
下1~3
木霊は
1 唇に
2 ほっぺたに
3 おでこに

キスをする

木霊「じゃあ目をつぶってね」

響「イマココでですか!?」

響は驚きながら周りを見る

どうやら誰もいないようだ

木霊「3」

響「あばばば」

響は木霊の目と唇を見てあわあわする

木霊「2」

響「へ、へいきへっちゃら!」

響にとっての魔法の言葉を呟いて目を閉じた

木霊「0、んっ」

木霊は唇……ではなく、ほっぺたにキスをした

響「……ほぇ?」

木霊「マウストゥーマウスは取らないであげ、痛っ、ひび、痛いって!」

響「もおおおおお!!」

木霊「牛かな?」

響「ひどいですよぉ!!」

響はほっぺたを膨らまして、木霊に殴りかかった

そのあと少し響とじゃれ合い、手を繋いで寮に帰ったのだった

そして部屋で何だかんだ、響はボーッとしながら時々ニヤついたりしていて

未来「……響がとうとう壊れちゃった!」

物凄く小日向未来が心配するのだった

通常コミュからのネフシュタンの少女襲撃のはずでしたがプレラーティとの00イベントが発生します
プレラーティのキャラ把握するので少し遅れます

プレラーティのキャラ設定的にこうなりました



木霊「……すっご」

木霊は連絡をもらい、約束の住所に来たのだが

木霊「確か相当高いホテルじゃなかったっけ?ここ」

リディアンのある街の中でもトップクラスに良いサービスをする代わりに、それ相応の値段を要求され、庶民には縁遠いロイヤルホテルに木霊は来ていた

木霊はソワソワして辺りを見回していると、前と同じような格好のプレラーティが現れた

プレラーティ「ちゃんと言った通り来たワケダ」

木霊「当然ですよ!」

木霊はここにプレラーティと名乗る自分よりも年上であることが判定した女性がどこかに連れていくのだろうと思っていた

だが

プレラーティ「部屋まで付いてくるワケダ」 

プレラーティは先行して、ホテルの客室のある階層へと歩く

プレラーティ「……何をしている。早く入るワケダ」

木霊「し、失礼します!」

大きな扉をプレラーティは気軽に開けて、木霊を中に入れた

カチャリ

木霊はプレラーティがこのために借りた一室に入った

プレラーティが閉めた鍵の音が響くが、木霊は部屋がテーマで統一されていて、それに見とれていたため聞こえない

プレラーティ「飲むワケダ」

木霊「い、いただきます」

木霊は今更になってなぜほぼ初対面の人が借りているホテルの部屋に来てるの? と疑問に思うが、出された紅茶は飲む

それもまた美味しく、プレラーティは手玉に取るように木霊にいろんな話をさせた

木霊もシンフォギアやノイズ、フィーネの妹などの話は避けて、リディアンであったいろんな話をした

プレラーティ「なるほど、私の友人にも全裸で寝る女がいるワケダ」

プレラーティはあの男女を思い浮かべて、優しく笑う

木霊「ほんとですか! プレラーティさんもやってみて欲しいです。きっとハマります」

プレラーティ「……女性である私しかいないワケダ。脱ぎたかったら脱いでもいいワケダ」 

木霊「本当にいいんですか?」

プレラーティ「いい」

木霊「分かりました!」

なぜか先程から木霊は体が火照っている気がしたので、了承も得たことだし、すぐに全裸になった……が

木霊「……え?」

プレラーティ「安心するワケダ。木霊くらいの年齢の女性の扱い方はよく知っているワケダ」

木霊「ちょっと待っ、」

プレラーティのキスによって、木霊の言葉は遮られた



フィーネ妹の記憶-20
プレラーティの技量+10
00補正 +20
コンマ補正+10
コンマ下1

下1 ゾロ目00なし(出たらストック)
80~  お姉様♡(まさかの錬金術師ルート)
60~79 快楽には抗えない(個人的にプレラーティの仲間に)
40~59 連絡は取り合う程度
20~39 拒絶
~19  過去(フィーネ妹)のトラウマ発動

脱字修正



木霊「……え?」

木霊は服を脱ぐために立ち上がり、脱ぎ終わると、なぜか後ろにあったベッドに押し倒された

プレラーティ「安心するワケダ。木霊くらいの年齢の女性の扱い方はよく知っているワケダ」

木霊「ちょっと待っ、」

プレラーティのキスによって、木霊の言葉は遮られた

この時期から錬金術師ルートとか無理ゲーなんで4期、パヴァリアとの戦いになったらお姉様♡になってしまうってことでもいいですか?

あとからコンマの内容を変えることになりますが、この時期から錬金術師がシンフォギアを意識したら世界解剖で終わるので

多数決
下1~5

1 1期のこの時期から錬金術師ルートを開始(多分badend不可避)

2 4期にてプレラーティが迎えに来て装者達と敵対(それまでに更に色々あれば確定ではなくコンマ判定になる)

ええよー
好きな先輩が実はとっくの昔に敵の手に落ちていたってのも楽しい

>>837
プレラーティのコンマが00ならそうなってました
ですが木霊→プレラーティで00なのでこう




プレラーティ「……久しぶりに張り切ってしまったワケダ」

プレラーティは快楽の魔人として木霊を導き続けた

そんな木霊は色々とひどい状態で、しかし幸せそうにベッドで寝ている

全裸なプレラーティはそんな木霊を見ながら、グラスに牛乳を入れて口に含む


そんなホテルの一室に、錬金術の陣が現れ、女性が二人現れた

一人は白い男装をした白い髪の長い女性

もう一人は木霊と趣味が合いそうなくらい露出した服を着た胸の大きい水色髪の女性だ

カリオストロ(水色髪の方)「……プレラーティって、何あんた、女を抱いたわけ?」

プレラーティ「極上の獲物を目の前に、昔の私が出てしまったワケダ。サンジェルマン、キャロルの城ならあと少しで完成するから心配はいらないワケダ」

カリオストロは別にそんな趣味はないのに、寝ている少女を見ると、食べてみたくなる

サンジェルマン「いいえ、目的はこの少女よ。この少女はF.I.S、アメリカの聖遺物研究機関にいた事のある少女。そしてフィーネとの利権争いに巻き込まれ、体を改造され、記憶を失って日本に放逐された存在」

カリオストロ「え? フィーネって、私たちが一番警戒しているあのフィーネ?」

サンジェルマン「そう。どうやらフィーネはこの少女がお気に入りだったらしいわ」

プレラーティ「それは最高なワケダ! 探しているであろうお気に入りの少女は私の性の虜になってしまったワケダ!!」

プレラーティは確信していた

快楽にはよって木霊が自分に確実に墜ちたことを

そこまでする気はなかったのだが、木霊はプレラーティが手加減を忘れてしまうほどの存在だった

サンジェルマン「今はまだフィーネと争う気は無い。でもあと数年したら、もしくはアンティティキラの歯車さえ見つかれば、きっと戦うことになる」

カリオストロ「こっわーい。フィーネが知らないうちに毒を仕込む気ね」

カリオストロが詐欺師であった時にもよくやった内通者作り

それをフィーネ相手に仕掛けようとするサンジェルマンに本当に怖いと思った

サンジェルマン「そう。この少女のプレラーティとの記憶を一時封印したいと思う。フィーネとの戦いになった時、もしくは必要があった時に解放し、我々の内通者になってもらう」

プレラーティ「……私のモノにする気だったけどしょうがないワケダ。サンジェルマン、やっちゃって」

珍しいプレラーティが抱いた相手に執着を見せていたのでサンジェルマンはプレラーティを見ていたが、言った通り記憶処理を施した

サンジェルマン「……これで私たちが特定の錬金術師を発動させれば、プレラーティの虜の状態に戻るわ」

プレラーティ「さあ、仕事にいくワケダ。キャロルも早くしろとうるさいワケダ」


そのあと木霊は寮で目が覚めた

木霊はなぜか記憶のない一日が存在することに恐怖するが、すぐにその思いも忘れ、その不思議な出来事は絶対に誰にも言わないようにしようと深く心の奥で誓わされた

フィーネ相手に記憶を残すとか確実にバレるので記憶封印という事になりました



木霊の性耐性が下がった

木霊は4期に入り、パヴァリアのいずれかの人に会うと、プレラーティに虜の状態になります
ただしその前にそれ以上のイベントがあれば(別にコンマで00を出せという訳では無い)抵抗できるコンマが発生します

やっと普通のコミュがです
そのあとネフシュタンクリスのお披露目会(無印3話)


【キャラシ】
上坂 木霊(うえさか こだま)

茶髪で胸は響クラス
年齢は翼と同じ(1期18くらい)
学年は高校二年(クリスと同じ)(翼の下で響の上)

体育会系(弦十郎レベルの武術才能)
頭はいい方

古代言語はフィーネに習った

マリア・カデンツァヴナ・イヴに歌を教わった
レセプターチルドレンだった記憶をフィーネに消され養子に出された
そして日本で何も知らず平和に暮らしている

ただしマリア・カデンツァヴナ・イヴとセレナ・カデンツァヴナ・イヴの名前を思い出した

シンフォギアの才能は最高レベル(絶唱使わないで絶唱レベルのパワーが出せる)
露出狂ゾロ目33
ツヴァイウイングのファン
負けず嫌いで戦闘狂で可愛いもの好き
家事全般得意89
料理は苦手36
健啖家(響よりも食べる)92
原罪とかない(聖遺物との繋がりにおいて肉体は障害にならない)
デュランダルの素質なし
寮の部屋は最高にメルヘンで学内一の出来映え

聖遺物と融合している(人体実験の末)
巫女フィーネの妹だった

古代言語の『バベル』を知っている

フィーネ妹としての悲惨な最後の記憶を思い出す
凌辱の記憶により男性恐怖症になった(父親だけは平気)
超能力(了子が使ったシールド)が使える

【全裸睡眠健康法が学校で話題になっている(進行中)】

プレラーティに虜(00)になった記憶は封印中(それ以上のイベントがある度に、解除時の今判定の難易度が低下)
性的なことに弱くてチョロい

翼 大好き
奏 393並
響 393並
??? 好意的
マリア(+30補正とゾロ目寄せ+-3)(ガングニール3人目のため)
プレラーティ 私のものなワケダ

奏「そういえば昨日はなんで連絡付かなかったんだ?」

翼「奏が騒いでとても大変だったぞ」

木霊「疲れて寝ちゃってたら丸一日寝ちゃって」

プレラーティとあった次の人、朝食をリディアンの食堂でツヴァイウイングの二人と食べていた

木霊の容姿は良く、学内寮部屋の出来栄え一位、全裸健康法の伝承者などと騒がれているが、やはり1番騒がれているのがこの二人と普通に話していることだ

あの大人気アイドルであるツヴァイウイングと平然と話せる人はほとんどいない中、奏や翼から木霊に話しかけに行くのだ


奏「一応私たちは攫われる可能性のある立場だから、連絡が取れない状況、ずっと寝るとかだったら二課に連絡しないとダメだぞ?」

木霊「分かりました!」

奏はやっと木霊への猛烈な絡みが落ち着いたが、木霊の隣に座り、とても距離が近い

翼は木霊の対面に座り、礼儀正しく朝食を食べている

木霊(そういえば今日は学校が午前で終わるんじゃなかったっけ? しかもツヴァイウイングに仕事もない。了子さんも忙しくないらしいし……誰かと遊ぼう!)



コンマ下1 
1 弦十郎(男性恐怖症のため中難易度)
2 慎次(上に同じく)
3 了子
4 翼
5 奏
6 響

1足りてたら補正がさらに大変だった


ゾロ目寄せ+-3
コンマ下1
了子とのイベント判定

了子(フィーネ)の好感度が高く、あのイベントのあとのためイベント変更



木霊「やっぱり了子さんの研究室が落ち着くよね」

了子「……」

了子はいつもの如く、自分の研究室の扉に

『木霊ちゃんが全裸なので、男は入ったら殺す』

という看板を引っ掛けに行った


了子「……少しやらないといけない仕事があるから待ってなさい」

木霊「宿題して待ってる」

全裸で机に向かって勉強をしている木霊を横目に、フィーネとしての考えをまとめる

既に00じゃなくてもなんとかなるところまで来てます
ゾロ目連打からの木霊昏睡があったので(そして妹)

このまま何も無くパヴァリアに行くと、装者たちからしたらルナティックです

フィーネの目的は現時点ではデュランダルの強奪だ

それのためにリディアンの近くで何度もノイズを出現させて、ノイズがデュランダルを狙っていると思わせるようなことをしている

きっと日本の上の馬鹿な奴らは別の場所に輸送しようとするだろう


それともう一人

了子(響ちゃんを確保する)

了子は響が何度かシンフォギアで戦ったあとまた検査をした

そしてわかったのだ

ガングニールの欠片が響を僅かにだが侵食していることを

そこからすぐにある最悪なことが頭に浮かんだ

了子(木霊ちゃんの骨の一部と置き換わっているグシスナウタルは木霊ちゃんを侵食してしまうかもしれない)

木霊は響のガングニールの欠片の十数倍ものグシスナウタルの欠片を体内に秘めている

現在はそんな兆候はないが、いつ侵食されるか分からない

だから、木霊が悲しむかもしれないが、響を実験体にするべく、確保することにした

了子(問題はこちらにはネフシュタンとイチイバルが使えるクリス……)


これからコンマを行いますが、セレナの生死に関わることです
そしてやり直しはないです

まずは姉妹の好感度判定

マリアは補正+30とゾロ目寄せ+-3
セレナは補正+20とゾロ目寄せ+-2(本来は1ですが理由は今は言えないモノです)


マリアは
コンマ下1
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 大好き
40~59 木霊はきっと生きている(前向き)
~39  なんであの子が……!(後ろ向き)



セレナは(割と重要)
コンマ下2
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 大好き
40~59 私はお姉さんなんだよ!
~39  木霊ちゃん……

マリア(393並の愛確定)
ゾロ目判定に行きますが


多数決
下1~5
1 マリアのゾロ目特殊判定をなくし、セレナの判定をマリアの補正でやり直す
2 マリアのゾロ目特殊判定を行う

補正を入れたあとの寄せは適用しません
補正後にゾロ目判定がないと明記していますので

マリアのゾロ目特殊判定をなくし、再判定

セレナは補正+30とゾロ目寄せ+-3


セレナは(割と重要)
コンマ下1
80~  抱きしめたいな木霊!(393並みの愛)
60~79 妹扱いされても大好き
40~59 私はお姉さんなんだよ!(姉ムーブ)
~39  木霊ちゃん……(悲しみにくれている)

マリア (393並に愛している)
セレナ ゾロ目

ゾロ目寄せで88


ゾロ目特殊コンマ
下1
80~  汝の罪は神々の娼婦によって洗い流された(生存補正+30)
60~79 マリアも一緒に(生存補正+20)
40~59 想いを伝え、愛し合っていた(生存補正+10)
20~39 マリアに遠慮して思いは告げていない
~19  393並の愛

すみません
セレナの元々の補正の+20はあります
ですので55です

補正後にはゾロ目はないです

そして少しだけ6年前のセレナの描写

いや補正引き継ぎって書いてあるから多分ゾロ目寄せも引き継ぎ?

ちょっと待って

このスレ立ててキャラ設定安価で作った時のメモには引き継ぎしか書いてなかった
あの時はゾロ目寄せのことを忘れていたかもしれん


多数決
下1~いくつか
1 ゾロ目寄せも引き継げ
2 いらんさっさと進めろ

多分セレナが死ぬまではセレナを守ることに必死で切歌と調とは交流してなかったと思うので木霊はマリアとセレナだけですね


ゾロ目は更に特殊には行かず、コンマ最高のものになります

なので汝の罪は神々の娼婦によって洗い流された(生存補正+30)
とマリアも一緒に

の複合ですかね

あとサラッとコンマに出ましたが

デュランダルの時に???の補正がかかってましたが、それが神々の娼婦(の素質)です

まだマリアやセレナが小学生中学年になりかけの頃、F.I.Sに攫われた

そして木霊は日本の平和な小学生だったが、いきなり黒服に攫われた

木霊は英会話に行っていたため、単語単位での会話なら何とかできたが、そんな奴に話しかける奇特な人はいなかった、一人以外は

まず木霊は誘拐される時少し手荒にされ、名前などの記憶が消えてしまっていたため、新たなる名前、木霊という名前が付けられた


マリアは木霊が端っこで泣きながらうずくまっている姿がセレナの泣いている姿と被り、声をかけたのだ

始めたは単語単位の会話しかできなかったが、木霊もマリアとちゃんと話したくて必死になって覚えた

木霊「マリアお姉ちゃん!」

マリア「はいはい」

セレナ「木霊お姉ちゃん、マリアお姉ちゃんを取らないで!」

三人は話せるようになってすぐに仲良くなった

ちなみに今の木霊の元気な性格はマリアが自分たちのために頑張っている時の性格を真似たものだが覚えていない


そしてF.I.Sで過ごすこと数年、マリアもセレナも好きの違いを理解出来るようになり、女性が相手なのにも関わらず、木霊に愛を向けていることに気がついた

まだ小学生高学年にもなっていないのに、二人は木霊に愛の告白をして、三人で付き合うことになった

この時、F.I.Sの白い孤児院のほかの男子たちが、木霊に手を出そうとしていたから焦ってしまったのだろう

そして三人はF.I.Sという極限状態だったこともあり一線を超えた

調や切歌のように記憶を失いF.I.Sで付けられたのが木霊です
愛は奇跡(+30)を起こすんですね



だがそのあと少しして木霊が距離を置くようになった

距離を置くようになる少し前から木霊はF.I.Sのキチガイ研究員に体を弄られ始め、自分がおかしくなっていくのを感じ取られたくなく、二人から距離を置いた

そして木霊はフィーネによって助けられ、F.I.Sのことを忘れさせられ、日本に送られた


セレナもマリアも途方に暮れた

愛していた少女が死んだと言われ、死体すら残っていないとのこと

だがF.I.Sはそんな二人に更に試練を課し、そして更に数年後、アルビノネフィリムが暴走した


セレナ「マリア姉さんは生きて木霊姉さんを探して!」

セレナは木霊よりも一歳年上だが、マリアを真似ていた木霊の方が精神年齢も高く、妹扱いされてもいた

マリア「駄目よ行かないで!」

未だこの時はマリアはガングニールを纏うことが出来ず、逆にシンフォギアを纏えるセレナがアルビノネフィリムを止めに行くことになった

セレナ「マリア姉さん……またね」

そしてセレナは絶唱によって、アルビノネフィリムを鎮圧した



コンマ 愛による好感度補正+30 フィーネによる補正+10
下1
90~  瓦礫なんて当たるわけないだろ!(普通にF.I.Sで生きている)
51~89 生きてはいるが……
~50  完全に死亡

木霊が死んだと言われ、そしてマリアは妹まで失った

マリア「セレナああああああああぁぁぁ!!」

マム「駄目よ、あなたまで死んでしまうわ!」

マリアとそのマリアを止めるマムはセレナが瓦礫に潰されるのを見た

そのあとセレナは肉塊として発見された



フィーネ「というのが、F.I.Sでの真実ね」


多数決
下1~5
1 セレナは普通に成長した(翼の一個上なので相応に成長している)
2 蘇生再生するのに色々あり、原作で死んだ姿で現代に蘇った

了子(ネフシュタンの鎧にイチイバルの使えるクリス、それにスペアのパーツで作ったアガートラームが使えるセレナ)

木霊に人体実験をした時点でフィーネはF.I.Sをいつでも切る気でいる

そんな時セレナがアルビノネフィリムを絶唱で食い止め、施設が崩壊している場面にフィーネはそこに着いた

フィーネは何とか傷だらけで死にかけのセレナをF.I.Sから奪い、木霊にやったようにアルニムという再生系錬金術の超高等技術を使い、肉体を蘇らせた

だが木霊のような肉体改造や融合症例ではなかったので、再生させるのには長い年月がかかり、最近やっとセレナは目が覚めた

セレナ「……あなたはフィーネ!」

フィーネ「そうよ。私の木霊を勝手に食べた泥棒猫のセレナ。あなたはなぜ私の元にいるのか分かるかしら?」

セレナ「……私は絶唱を使って、瓦礫に?」

フィーネ「そう。あなたは死にかけていた。そんなあなたを救ったのは私」

セレナ「……アガートラームまで用意して私に何をさせる気ですか!」

フィーネ「日本のノイズ対策機関が木霊をノイズ対策の道具にしているわ」

セレナ「……木霊?木霊姉さんが生きてるんですか!」

フィーネ「そうよ。それで提案なのだけど、私に協力してみない?」

こんな感じでフィーネはセレナを自主的に協力するように取り付けた

マリアが完全に忘れ去られている扱いだけど愛した人と姉ならしゃあないよね?



了子(クリスは依存させるためにセレナとは会わせていない。セレナは木霊ちゃんを手に入れるまでは私に基本的に従う……あとは木霊ちゃんがこちら側に来れば私たちの勝ちは確実のものとなる)

>>868話はここに戻る


了子は考え事をしながら二課の仕事を行っていたため、少しだけ時間がかかった

仕事が終わった了子はお茶を作り、木霊と楽しいお話の時間を始めた

だが

了子「……」

木霊が何かを隠している気がするのだ

木霊は記憶封印と共にされた、空白の一日について言及しないように暗示を掛けられているのでそれを言わなかった

だがいつも何でも報告する木霊が言い淀んだことに何かを感じ取る


コンマ
下1
70以上で記憶封印に気がつく

了子(これは錬金術を使った記憶封印!? なぜ!)

了子はまた木霊が記憶をなくしたのかと心の中で溜息をつきながら色々考える

F.I.Sに来た時にパーソナルデータの記憶をなくし、F.I.Sから逃がす時に全ての記憶をフィーネが消した

そしてまた記憶をいじられたようだ

だが了子が見た感じ、ただ封印されているだけに見える

了子(安易に封印をとかない方がいいわね。出来るだけ早く封印されている記憶を解析しないと)

了子は木霊にパヴァリアが掛けた記憶封印を知った

本日はここまでです

セレナがヤンデレになってる
あとマリア結構精神やばそう

とりあえず新スレ建てます

1000は可能なことなら実現します
(現状でキャロルが仲間にとかは無理)

無理なものは上にズレます

【安価・コンマ】シンフォギアに異物が紛れ込みました Part.2
【安価・コンマ】シンフォギアに異物が紛れ込みました Part.2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524672739/)
次スレです

原罪ないセレナってやばい気がしないでもない

埋めるために適当にF.I.S(過去編)

セレナ「Seilien coffin airget-lamh tron」

木霊「fee Gusisnautar tron」

マリア(私は二人のお姉さんなのに、なぜ私だけシンフォギアに纏えないの!)


木霊「って悔しがってるマリアお姉ちゃん可愛いよね」

セレナ「マリア姉さんはこの事以外ではなんでも出来るから、珍しいもん」

二人はシンフォギアの起動実験の度にマリアを呼んでいたりする

マリア「……前までは床で雑魚寝させられていたのに」

今、マリアはセレナと木霊と一緒のベッドで寝ている

貴重な装者二人がボイコットして寝具くらい寄越せと交渉した結果、白い孤児院には一応孤児院としての機能は揃った


切歌「……//」

調「//」

その他「//」

別にマリアたちは個室で寝ている訳ではなく、そんなところで色んな声を出してれば皆に聞こえてしまう

だがこの事は誰も三人には言ったりしない

自分たちの生活環境を良くしてくれた英雄たちに文句が言えるだろうか

マリア「……」ターン

セレナ「……くっ」ターン

木霊「……」ヒュッ

マリアは拳銃の訓練は好成績を収め、セレナは人を殺すための道具を使うのに忌避感があり、あまり成績が良くない

周りも銃の訓練をしている中、木霊だけは

木霊「聖遺物的に仕方ないけど、私だけアーチェリー……」

セレナ「木霊姉さんは座ってて」

マリア「あなたは休んでいなさい」

木霊「……はい」

実験などで強制的に食べさせられる料理以外は、孤児院のある程度大きい子たちが作っている

木霊も作る年の子達に入るのだが、木霊はセンスでは料理ができない子だ

食材を無駄にしないために木霊は毎回キッチンを追い出される

木霊「……まあいいか!」

フィーネ「……」

木霊「……」

フィーネ「……」

木霊「……ブラジャーをしないと胸が垂れちゃうんでしょ?」

フィーネ「そんなことは無いわよ。私には美容にも使える異端技術があるもの」

木霊「すごーい!」

フィーネ「……そうね。もし私といる時に、私みたいに服を脱ぐ生活をするなら、胸が垂れない異端技術を使ってあげる」

木霊「……え? いいの! やった!」

木霊の露出趣向はフィーネ直伝ではなく、元々の素質だった

○ェ○「まだリンカー技術すらまともに発展していないのに、生体聖遺物? アホじゃないの? 天才である僕ですら、まだ薬を使って適合率をあげるしか方法はないと思ってるのに。僕がこんな施設の技術者の一人で埋もれるなんて間違っている! あんなもんに資金を使うから、リンカー技術に使えよ無能共が!」

英雄志向の男性が生体聖遺物実験を潰すために、ある女性にその実験の情報をリークしていた

このくらいでいいかな?
切歌と調は木霊がコミュしてないだろうと判断しました

あとの埋めよろしくお願いします

上にも書いた通り1000は可能なら実現させます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom