【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その3【日刊】 (1000)


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【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その2
【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その2 - SSまとめ速報
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【注意事項】
・日刊更新
・ミリオンライブ四コマ漫画風SS
・キャラ崩壊
・雑談可
・支援絵支援動画歓迎


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523515313



登場人物


P(所)
恵美の兄貴。重度のシスコン。
トライスタービジョンを担当。
謎の運と才能があるが恵美のファンからは嫌われている。

所恵美
兄貴もユニットも大好きなハイテンションギャル。
親友の恋も応援する。兄貴には心から信頼を寄せる。

田中琴葉
ツッコミ不憫枠。
あまりネーミングセンスはない。
恵美の兄貴に関わってる内に好きになって行く。愛は重い。

島原エレナ
ハイテンションの過激発言多め。
エロマッサージが得意。
本当にブラジルに6歳までいたのかは謎。
美也や美希とユニットを組んでいるマルチ野郎。


伊吹P
翼のお兄ちゃん。才色兼備だがこいつも重度のシスコン。
本スレの数少ない常識人。
マザーファッカー乙女アスホールの担当。

伊吹翼
好きなタイプはお兄ちゃんみたいな人。
割と何でも出来る。美希先輩に憧れる。
最近百合子をマークしている。

春日未来
本スレの癌。暴虐の限りを尽くす山賊の王。
ユニットのリーダー。
未来はどうしてそうなっちゃったの。

七尾百合子
不憫枠。妄想ジャンキー。
健常者の振りをしてるがユニットの名付け親。
伊吹のことが好きなステゴサウルス。

望月杏奈
ゲームネタに強い本スレの癌その2。
百合子に対しては当たりが強い。
伊吹ばかりで百合子が相手をしてくれなくて寂しい。

真壁瑞希
普段は別スレで映画紹介してるから
殆ど出てこないよ。



横山P
奈緒のアニキ。元プロサッカー選手。
怪我での引退からPに。
キャン(玉大好き)サー(クル)担当。
周りからの扱いは雑。腹立つけど世間的知名度はアイドルよりある。

横山奈緒
自称関西の星。
借りてるアパートにエミリーとアオノリと住んでる。
毎日アニキが押し掛けてくる。

エミリー・スチュアート
横山が日本に来る時にイギリスから連れてきた子。
エミ公と呼ばれるのは意外と気に入ってる。
父親が外交官で国際問題を盾にするところがある。
大和撫子を目指すがキレるとファックって言ってくる。

木下ひなた
実家の農家で鍛えた怪力を駆使し北海道から横山に無理矢理着いてくる。
機械音痴で未だに伝書鳩を使う。
リンゴジュースを作る、拳で。

アオノリ
貰ったア〇ボ。超高性能人口AIを搭載し、
ハッキングから盗聴盗撮、更にはあらゆるネットサービスを使いこなす。


パピヨンマスクの男(通称パピ)
おそらく千鶴の兄(?)。
赤い彗星みたいな口ぶりでずっとマスクをしている変態。
実兄を恨む千鶴に正体がバレないように兄の評価をあげ
バレた時に殺されないようにするのが目的。
なのでトップアイドルがどうとかはあんまり興味ないが仕事なのでやる。

二階堂千鶴
ご存知二セレブ千鶴さん。
何かの影響で若干、頭は悪いものの常識人枠。
兄をとても恨んでおり、捕まるとしてもSATSUGAIしたい。

天空橋朋花
パピに拉致されて来た本当は15歳の普通の女の子。
あまりに普通過ぎて女王様キャラを強要される悲劇の女の子。
何故か所Pには厳しい。


その他

松田亜利沙
チケット全般のネタに登場。

宮尾美也
突如現れる神出鬼没なまるで猫のような
そんな猫。正体を知る者は少ない。一応、所P担当。

大神環
可愛いからって恵美が連れてきた子。
複雑な家庭。担当は横山。


以降番外編
読まない方はちょっとだけスクロールお願いします。


番外編
【田中琴葉とプロデューサー】





あの人の印象についてはあんまり良くはなかった。
いつもふらふらっと現れては仕事しているのかしていないのか分からない。
それでも私は、あなたの担当アイドルなのだからもっと私のことを見てほしかった。
まあ、今思うとそれは無理な話だった、って分かっているけれど。



私が事務所に入った時のこと。



高校二年の三学期の試験が終わり、学校の先生はいよいよ進路の話を本格的に始める。
私も周囲と何も変わらずに大学に進学することを視野に入れている。
特別に学びたいことはないけれど。
それが世間一般の”普通”であるならば、私はそれに従うし、それがやっぱり無難な選択なのだと思う。


「田中、少しいいか?」



帰り支度をしているところにクラスの担任の教師に呼び止められる。
担任の先生は私の所属しいる演劇部の顧問もしてくれている。


してくれている、というのは私の高校の演劇部は特別力の入れられている部活ではないから、
どこか別の部活などの顧問をしている先生が兼任してくれる形になっている。


「はい」



私は先生の呼びかけに返事をして、カバンを机に降ろして、
教卓に寄りかかる担任教師の元へ行く。
手持ちのクリアファイルの中から一枚の紙を私に渡す。
『推薦』と書かれた紙で、あとはあまり読まないでいた。



「君が普段から優秀なことは皆知ってる。恐らく学校側からも
 うちが推薦枠を抱えている学校ならどこでも推薦状を書くだろう」

「ありがとうございます」

「もちろん、うちが持っている推薦枠から
 行きたい学校がないというのであれば
 受け取る必要はないが、
 何か……本当はやりたいことがあるんじゃないのか?」

「……」


そういって担任教師は紙を私に押し付けて、
私を置いて教室を出ていってしまった。
私も自分の机に戻り帰り支度を続ける。


勉強道具で少し重くなったカバンを持ち、教室を出る。
何人かのクラスの友人に「また明日」と声かけられて私もそれに応える。
もう、演劇部に寄ることはないので私はまっすぐに校舎の昇降口に向かう。


演劇部は2年の三学期には引退をする。
そういう、何となくの決まりがある。殆どが形だけなのであまり関係がないが
重要な役はこれ以上居ても貰えることはなくなる。



その代わり、今まで培ってきた衣装の制作や大道具の制作の手伝いに回ることになる。
役だけを演じていたい、という人たちはこの引退の時期にもう来なくなってしまう子も大勢いる。


私も実際それでもいいかと思っていたけれど、自分が残って衣装や道具制作を手伝ってくれていた
先輩達に助けられたことを思い出すと、やっぱり自分も手伝いたくなる。


何よりも、自分はあの自由に演技ができて、衣装も自由で、道具も自由に作って
自分たちで工夫をして作り上げる時間がすごく好きだった。


昇降口に向かう途中でさっき担任教師に言われたことを思い出す。


やりたいこと。
そうだ。



薄々気づいていたけれど、私は……演技をしていたい。
何かを演じることで何者でもない私に役割を与えたい。
あの瞬間が好きだ。


物語を演じる、その上で重要な役割を得ている私が好きだ。
普段、何気ない私でも、あまりクラスで目立たないタイプの私が、
何者でもなくなる瞬間。それが演技をしている瞬間だった。


だから、特別に学びたいことがないという、さっきの言葉は実は……嘘になる。
でも、私の母親もあまりそういう特殊な職業に就くことをどう思っているのかは分からないが
いざ自分の娘がそうなりたいということを言ったら、きっと反対するだろうな。
だって、恐らくそれは……”普通”じゃないから。


担任教師から貰った紙をもう一度読み直す。
紙を貰っても、私のやりたいことを再確認したところで方法なんて分からない。
どうやってなるのか。それこそいきなり魔法少女よろしく変身でもして今日から私は女優です、と。
そんなことが通じる世界ならばよかったかもしれないが。
この現実世界はそう甘くはいかないもので。


演技について学びたいけれど、どこから学べばいいものやら。
私は途方に暮れていた。


マフラーを首に巻き直して、校舎を出る。
やりたいことが見えても、歩くべき道が見えない私は結局の所、
書店に寄って参考書を手に取っていた。
そうやって自分でも大学に進学するという進路を逃げ道として残せられるように。



「君、その量子力学に興味があるのかな? 
 私も粒子について研究を重ねていてね。
 君はミノフスキー粒子というものを知っているかね?」


書店で声をかけてきたのは大柄な男性だった。
ビクン、と身体が凍りつく。
本棚に手をかけ行く手を阻むように私の前に立ちふさがる。
ナンパ? というよりもっとたちの悪い「変質者」だ。



私は声が出なかった。
大柄で背の高い金髪の……いかにもチャラそうで、袖のない服を着たその男は
振り返り足早に去ろうとした私の肩を掴み
「どこかその辺の茶店にでも入って私と意見交換会でもしないか。
 ああ、もしかしてプラフスキー粒子の方がお好みだったかな?」
と頭に入ってこない言葉をぶつける。


その時、別の誰かが私にかかった手を振りほどき、そのまま肩を組んでくる。


「ちょっと失礼~。ほら、行くよ」

「あ、でも」

「しっ、いーからいーから。アタシに合わせて」


肩を組んできたのは同じ年齢くらいの学生服を着た女性で、
短いスカートからは長く細い、白く綺麗な脚がのびて、
私の首に周る腕は細いのに密着した身体からは
大きく柔らかな感触が広く伝わる。


「店員さーん」


店員を大声で呼び、彼女は男を軽く追い払ってみせた。
そして私達も店員が来る前に店を出ることにした。
せっかく呼んだ店員さんには悪いことをしたし、
私は結局参考書を買えてないが、こうなってしまっては諦める他なかった。



「いやー、あんなお店で声かけてくるなんて、非常識にも程があるよねー」

「そ、そうですね。あの、ありがとうございます」


そっと未だに肩を組んだままの彼女の腕から抜け出してお礼を言う。
いきなりの初対面の子に助けてもらっておいて私は少しこの空間が気まずかった。
しかし彼女は


「いいよ別に」


そういって笑ってくれる。

まあ――、みんななんとなく気がついてると思うけれど、これが私と恵美が初めて会った時の話。
今でもこういう誰彼構わずに困っている人が居たら助ける手を差し伸べるのが恵美。


私はこのあと、颯爽と立ち去ろうとする恵美を引き止めてお礼をさせて欲しいと頭を下げる。
多分、この人のことだと、後日改めて、とか言うと断られそうだったから、今からにする。


なんというか、
今の笑顔に私は一目惚れに近い形で
今出会ったばかりの少女のキラキラと輝くオーラに魅了されていた。
気がついたら私は嫌だなぁと思ってたナンパ側に成り下がっていた。


それから、他に用事もないからいいよ、
と付き合ってもらう事ができた私は一先ず近くにあったファミレスに入ることにした。



曰くドリンクバーさえあれば何時間でもおしゃべりできるよ。という彼女。
この日、彼女のマシンガントークは約3時間以上の時間をあっという間に流した。


だけど、彼女の話は決して嫌なものじゃなかった。
とても楽しく私も彼女に自分のことを何でも話してしまうのだった。
とても気持ちよく話を聞いてくれる。


気がついた時には日が暮れていた。


「ねえ、さっきからスマホ、電話かかってるみたいだけどいいの?」


喋っている間、何度か恵美のスマホが光っていた気がして
気にはなっていたが本人が全く気にしていなかったので「いいのかな?」と
思っていたがどうやら違ったようで、恵美は私の指摘に驚いていた。



「え? うっそ。やば! 兄貴だ!」

「お兄さんから電話かかってくるの?」

「うーん、アタシの兄貴ってちょっと行き過ぎた心配性だからさー」



私はこの時から薄っすらではあるけれど、
お兄さんがシスコンなのではないかということには気づいていた。


恵美は「ちょっとごめんね」と言いながら電話に出る。
しばらく「うんうん」と頷いていたり私といるファミレスの場所を言ったりしている。
まさか、この場所まで来たりするのだろうか。


電話を終えた恵美は「なんかこっち来るんだって」と軽く言う。
私はさっきまで男性のナンパに遭い喜ばしくないことに巻き込まれていたので
この場に男性が加わることに警戒していた。


それを察したのか、どうかは分からないが恵美は
「大丈夫、兄貴はアタシ以外に興味ってないみたいだから」
と言っていた。


私はこの時、「あ、やっぱりシスコンなんだ」と納得していた。
今思えば恵美も大概ブラコンなのだけど、まあそれは友達として言わないでおく。


しばらくの恵美との談笑の後に現れたスーツ姿の男性は、
私のことを全く無視して恵美にいきなり

「レッスンあるって言ったじゃん」

と少しふてくされたように言い放った。


「えっ!? あー、うーん。ごめん!忘れてたんだってば」


私もいるんだけど……という気持ちを抑えて私は普通に挨拶をする。


「初めまして、田中琴葉っていいます。私、実は今日恵美さんに助けられて……
 えっと、それで……もし私のせいで恵美さんがお兄さんとの
 約束を忘れてしまっていたなら、私が謝ります。すみませんでした」



そして、その私の挨拶を……無視して
恵美への注意を続けるのだった。


いや、今のはきっとタイミングが悪かっただけなんだ。
と自分に言い聞かせることにして。私は一度立ち上がっていたが、
仕方なく座り直す。きっと恵美が私のことを紹介してくれる……たぶん。


「あ、兄貴!この子ね、琴葉って言うの。どう?
 可愛いでしょう?」


思わぬ恵美の紹介の仕方に驚いて
変にもじもじしてしまう。
今思うと恥ずかしいことだけど。


「え? ああ、……うん。いいね」

二人して私の顔をじろじろと見る。
何か変なものでも顔についてるのかと思って
私は自分の顔をぺたぺた触って確かめる。
大丈夫、デキモノは何もない……はず。



「よし……君。まだ時間はあるかい?」

「え、はい」


とお兄さんに聞かれた瞬間に私は後悔した。
しまった……このまま何か悪いことに巻き込まれるのであれば
今のうちにすみませんと断って帰れば良かった。


そして私は流されるままにファミレスから出ていき
恵美とお兄さんと一緒に夜の街を歩き
ダンススタジオに入っていく。


そこで私は「何が始まるの?」と聞くが2人とも
「いいからいいから」と言って何も教えてくれない。
そのまま私は成り行きでダンススタジオのフロアに
恵美のレッスン着を着て立っている。


広い鏡の前に立つ私と恵美。
それにお兄さんがいる。



「鏡見ながらでいいから恵美の動きに合わせてリズムよく動いてみてよ」

「……はい?」


そういえば恵美はさっきお兄さんに「レッスンが」どうとか言われていた。
これは何かのレッスン……?
恵美は……何者なの?


思い切り動き回るのかと思ったら恵美の踏むステップは
どれも演劇部の準備運動でもやるような単純なステップだった。


「なんだ、これなら」と踏んだステップがきっかけで
私は10分後には汗だくになっていた。



恵美に向かって小さい声で良く分からないステップだったり
振り付けの種類だったりを
吹き込んでいるお兄さんだったが、
それに対して瞬時に恵美は対応していく。


最初は脚だけの簡単なステップだったはずなのに、
気がつけば手の振りが入り、大きな動きも加わって
本格的なダンスになっていた。


必死になって付いていったが、
結局何か分からないままお兄さんの「よし、そこまでにしよう」
という言葉を聞き、”それ”は終わる。


「合格だな」

「合格……?」

「すごいじゃん琴葉!」

「え……えっと、何が……」


ハァハァと息切れが治らないまま、2人の声を聞くが
中々頭に入ってこない。
3人きりのダンススタジオに私の荒れた息づかいが響きわたる。


結局、私が何に合格したのかハッキリと答えを言わないまま、
着替えてきて、と言われてしまう。
あまり腑に落ちない私だったが、借りた服なのに汗だくになった申し訳無さに
汗が染み込まないようにすぐにでも脱ぎたくて更衣室に向かう。



更衣室にて簡単に汗を拭いて制服に着替える。
隣で着替えていた恵美にレッスン着は
洗って返すと告げると、にやりと笑い「じゃあ~、2つ約束ね……!」


そして、恵美は私に2つの約束を取り付けた。
半ば強引ではあったけれど、
私はもう一度恵美という人物に会えるのだと思うと、
その強引さは特に気にならなかった。


1つはレッスン着を洗って返すこと。


もう1つの約束の内容はもう一度恵美に会うことだった。
返却するために会うのだから当たり前なのだけど、
その言い方はまるで、何か別の目的で会いに来いと言わんばかりだった。
私は恵美に借りたレッスン着を洗って返すことにしてこの日は帰ることにした。



家で、ぐるぐる回る洗濯機の中を見ながら今日のことを思い出していく。
恵美は人を乗せるのが上手で、
私もいい気になってどんどん難しいステップや振り付けに挑戦していたけれど、
それでも恵美は私がちょっと躓くと支えてくれて応援してくれた。
こんな今日会ったばかりの人に。

でも、楽しかった。


そんな思いも抱えながら次の休みに恵美に会った。



交換したメッセージアプリで恵美からは動ける格好と汗で濡れてもいいようなインナー、
それから着替えの下着とか靴下を持ってくるようにと言われていた。
私はこの前みたいなダンスをやるのかと思ったけれど、
今日は様子が違った。


待ち合わせ場所には同じように恵美とそのお兄さんが居て、
軽く挨拶を済ますと私は車に押し込まれた。
一瞬拉致か何かだと思ったが、いや結局拉致なのだけど、
それは私の全く想像しているものではなかった。



待ち合わせから数時間後、私はふりふりの衣装を着てステージの上に立っていた。





拉致されてからの数時間を端的に話すと、
行き先が小さいライブ会場で、
衣装を着せられて(恐らく恵美のサイズに合わせて作ってあるもの)、
歌はカラオケみたいなものだから好きな歌を恵美と順番に歌えばいいと言われ、
ダンスはこの前やったステップを適当に踏んでいればそれっぽくなると言われ、
私は恵美と一緒にステージに放り出されたのだ。



なんて適当、というか……雑なのだろう。



だだっ広い平な空間にチラホラと客が数人いる。
何の打ち合わせもなしで不安に押しつぶされそうな私は
ステージ脇にいるお兄さんを見るもスマホでどこかに電話している。




一方、恵美は何回かこういうことをしているみたいなので
少し慣れている風だった。


「やっほー! みんな元気? いやーごめんねー! 待たせちゃって。
 アタシ、765プロの所恵美って言いまーす! よろしくゥー!」



本当に数える程度しか居ないお客さんたちはチラホラと恵美の方に寄ってくる。
ステージもライブハウスのような手すりの柵もなく
上がろうと思えばステージに上がってこれるくらいの距離感。


「あー! この前も居たよね! 元気?アタシのこと覚えてる?
 っかー!覚えてないかー!じゃあ今日ね!覚えて帰ってね!」



恵美が容赦なく絡んでいくのに対しお客さんは申し訳なさそうに軽く手を振る。
それから恵美は私の腰に手を回して私を紹介する。


「この子は私の友達の琴葉!」


会場には数人の人しか居ないけれど、それでもその目が私に集まるのは、
急に宙へと飛ばされるような威圧を感じる。


固まる私に恵美がマイクを通さずに「簡単に名前だけ名乗ってあげて」と言う。
それを聞いて「た、田中琴葉です」と言うがマイクに私の声は乗らなかった。


恵美が私の手を下から上へ少しぐいっと持ち上げてようやく私の言葉は会場に響くようになる。



「よ、よろしくお願いいたします!」

「にゃははは!じゃあ何か歌おっか!琴葉何歌えるー?」

「えっ、歌!?」


それからカラオケ音源に合わせて私と恵美は歌を歌った。
国民的アイドルグループの大ヒット曲。私もなんとなく踊りが特徴的で覚えてたりする。


歌はステップにいっぱいいっぱいで音を外すわ、
マイクに乗らないわだし、ステップもぐちゃぐちゃで時々止まって恵美の方を
確認しちゃうくらいだった。

もう一曲は少し格好いいアップテンポな曲。
これは恵美のソロに任せて私はステージ脇に待機。




「どう?恵美、かっこいい曲も可愛い曲もできるんだぜ」


ステージ袖にあるパイプ椅子に座って汗を拭く私の横に立つお兄さんは、
私のことなんて一切見ていなかった。
ずっとステージを見ていた。


「あの……こんなんでいいんでしょうか。
 お客さんは全然見ていてくれない気がするんですが」

「いや、アレで実はみんな見てるんだぜ。あとでエゴサすりゃあ分かる。
 さて、次でラストの曲にするけど、移動の車で聞いてた曲は分かるか?」

「いえ、でもなんとなく覚えてます」


「どうせカラオケだからそこに歌詞は出てるけど。ステップは恵美に合わせて
 腕のフリは遅れてもいい、恵美の見よう見真似でいい」

「そんな無茶な……」

「大丈夫大丈夫。難しいフリなんて1個もないから」


そう言うとお兄さんはほらほらと私の背中を押し、
ステージ上に押し出した。
今度は恵美が故意かは分からないけれど、
私の腕のがっちり掴んでステージ真ん中に引っ張っていく。
私は中央まで連れて行かれ恵美に囁かれる。



「どうせ誰も見てないから、思いっきりやろ? 2人だけのカラオケにしちゃおう」

「いいのそんなこと……」

「大丈夫大丈夫、アタシに任せて」



恵美に引っ張られるように私は、恵美のテンションに付いていく。
「高校生なのに落ち着いている」
なんて良く褒められていい気になっていたんだ、とこの時分かった。


本当は私だって年相応に馬鹿みたいにはしゃぎたいんだ。
そういう居場所を今、恵美がくれている。
本当はこんなに、こんなに私は騒ぎ回りたかったんだ。




この瞬間、小さなライブ会場で、誰の曲かもよく分からない曲を、
歌って踊り続けて朝日を見る勢いで大騒ぎした。

こんな時間が何時間も続いていけばいいのに。
曲が終わり、打ち合わせで1度も話にしたことない決めポーズを二人で決めていた時、
やっと自分たちがどこにいるのか思い出す。



会場はまばらな拍手に包まれた。
恵美は何か締めの挨拶をしているが頭に入ってこない。
スポットライトの熱が伝わり、流れる汗が止まらない。息が切れ肩で息をする。


それから私は引っ張られながらステージをあとにする。
そして……。



「どういうつもりなんですか!?」

「ど、どうって」

「こんなことするなんて聞いてなかったです!」

「こんなことって言いながら最後ノリノリだったじゃないか」

「ぐ……そういう問題ではないんです!私、これでも学校では優等生で通っているんですよ」


「まあ、見たらわかる。な?」

「うん。喋り方が頭いい子なんだよねー琴葉は」


隣に座る恵美も同意する。
夜のファミレスで今日の打ち上げは行われていた。



「何が問題だったんだよ」


そう言いながらお兄さんはスマホでどこかとやり取りをしている。本当に仕事してる……?


「ですから……こういった芸能活動は学校にも許可が必要ですし」

「え?そうなの?」と恵美。

「一応、親には進学のことも考えていると伝えているんです」



「進学ならすりゃあいいじゃん」と軽く返すお兄さんは恵美にスマホを向け、
カシャと恵美の写真を撮る。
恵美もお兄さんのカメラに合せてピースしたりポーズを簡単に取る。
あ、これSNS載せる用のやつだな。


「ですが、やるからにはちゃんと築きたいものもあるんです。大学学歴とか……」

「今の成績で問題あるのか?そうは見えないけど」

「問題あるわけないじゃないですか」

「だろうね。じゃあアイドルやってたって変わらないよ」

「そうだよ!やろう?」


恵美はお兄さんのカバンの中から名刺入れを取り出して
私に差し出してくる。貰うのを躊躇う私に恵美は無理やり握らせてくる。


「アタシさ、琴葉とならずっと楽しくアイドルやってられると思うんだよね。にゃはは」


「演劇部って言ったな? 演劇ってのは難しい。が、楽しさも十分にある。
 たぶんそんなこと君はもうとっくに気がついて出来ればそっちの道に進みたいと思ってるな?」

「えっ、はい」

「近道はアイドルだ。間違いない。
 曲が売れて、顔が売れりゃテレビは君を使う」

「そんなに簡単なものじゃ……」

「頼れる相棒も横にいるんだ。
 いっきに近道しようぜ」


私はその言葉をあまりにも無責任で、適当で、いい加減な発言だと思いながらも
頭の片隅で「成功している自分」を描いてしまっていた。
忘れかけた童心を取り戻したように妄想が加速する。


それから、ファミレスを出ても、恵美が私に向けた笑顔がしばらく脳裏から離れなかった。
帰宅してからもしばらく恵美のことや、今日のステージのことを考えていた。
あの瞬間、確かにあの場所には私と恵美しかいなかった。


それくらい集中していたということでもあるけど、
何か極限の中の集中という感じではなく、
ふわふわと舞い上がるような心地いい高揚感だった。


目を閉じて、あの時のステージから見た光景を思い出すだけで、また心臓が鼓動を早める。
私は恵美から貰ったお兄さんの名刺を見る。
事務所の住所を確認する。
そして私は1人、ベッドの上で覚悟を決めた。


――都内某所。


「ははは、待ちくたびれていたよ」


そう言ったのは事務所で迎えてくれたお兄さんだった。
まあ当然と言えば当然だったのだろうけど、恵美はいなかった。来ていないだけ?


「さて、軽く面接を予定しているけど、大丈夫かい?」

「はい、大丈夫です」

「君はどんなアイドルになりたい?」

「私は――」


私は765プロに入った。
偶然出会った恵美と偶然それに着いて行っただけなのに、でもきっとこれもなにかの運命なんだ。
そうやって良いように捉えておこう。

だから私は恵美のために……そう思って始めたアイドルも今じゃ恵美以外にも、エレナもいる、それからプロデューサーもいる。

だから私は……私と、仲間のためのアイドルになるんだ。

以降通常営業に戻ります。


【麻辣】


P「んまんま」

恵美「あれ?ポテチ食べてんのー?アタシにもちょうだい~」

エレナ「なにあじ?」

P「カルディにしか売ってない中華系のポテチだったな。
  珍しいから買っちゃったよ」

恵美「麻辣ポテチ?」

エレナ「えっ!!?マ、え?」

恵美「こう書いてマーラーって読むんだよ」

エレナ「マーラー!?えっ!?」


【コンタクト】


千鶴「まあ、なんでしょうあれは」

朋花「あれナンパ……じゃないですか?」

千鶴「……白昼堂々と……ん?」



二階堂「君には星の輝きが見える。私には分かるぞ」


千鶴「お兄様……!?コロスコロスコロスコロスコロス」

朋花「はわわわわわ」


【仮面オフ】


千鶴「キエエエエエーーーー!!!!」

朋花「ぷ、プロデューサー!逃げてーー!」

二階堂「ん?どわぁ!何故ここに!」

千鶴「離しなさい朋花!!奴を殺します!」

二階堂「くそ!仮面を取った方が話しかける人の不信感がなくなるから
取ってスカウトしてたというのに!」

朋花(珍しく真面目に仕事してたのになんか申し訳ない)


【仮面オン】


二階堂「逃げるしかないか!」ダッ

千鶴「待ちなさい!!積年の怨み……!」ダッ

朋花「あっ!千鶴さーん!」


ダダダッ……


千鶴「この角を曲がりましたわね!?」

パピ「やあ!ハァーハァー……き、奇遇、ハァ、だな」

千鶴「あら?プロデューサー!?何故ここに?」

パピ「ハァーハァー、さ、さて?何故、ハァかな?」

千鶴「……ばかなんですか?」


【嗅ぎ分け】


千鶴「はっ!そうでしたわ!わたくしの
お兄様がここを通りませんでした!
?」

パピ「う」ギクッ

千鶴「確かあなたと同じくらいの背丈で……髪もあなたと同じ金髪で」

パピ「うっ」ギクッ

千鶴「そう言えば、くんくん、あなたからあの人の匂いがしますわね……」

パピ「ああ!そいつなら私に肩ぶつかって走って行ったぞ」

千鶴「あら、そうでしたの」


【全滅したぞ!!】


P「うおおおおおい!!!」

亜利沙「ああああああああ!」

P「誰かああああああああ!!!」

亜利沙「譲ってくださいぃぃぃぃイイ!!!!」


【まだだ!まだWeb先行が残っているぞ!】


P「オラにチケットを分けてくれーー!!」

P「既に両日手に入れた読者も、まだの読者も!!」

P「オラのためにチケットを応募してオラに分けてくれーーー!!」

亜利沙「あーーーー!!ずるいですよ!!亜利沙にもください!!!」

P「諦めるのはまだ早いぞ同士諸君!!」


【当たった人は楽しんできてね♪】


P「行けーー未来!!あいつがチケット持ってるぞ!!殺れーー!!」

未来「ウォッホ!!ッホッホッホ!!!」

亜利沙「キエエエエエーーー!!!」

千鶴「あの人がお兄様の居場所を知ってるのですね!!!まずは足首から貰いますわ!!」

P「1度に3人でかかれ!!」

未来「ゥォッホ!ウォッホ!」

P「いててて!俺じゃない!俺は持ってないの!!」


【リリイベ当選】


P「わーーーはっはっはっは!!!!」

亜利沙「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

P「どうだああああああ!!」

亜利沙「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」

P「でも正直SSAのが羨ましいと思ってるんだぞおおお!!」



伊吹「うるせーーーーー!!!」


【メガドライブミニ】


杏奈「もうゲーム機作らないって言ってたのに!」

杏奈「嘘つきいいいい!ああああああ!」

伊吹「……なんなんだここ最近のうちの事務所は」

翼「発狂したいお年頃なんだよきっと」

百合子「あれ?アイコン翼じゃなくなってる……」

翼「なんでぇぇ!!誰この女!!あああああああああ!!」


【明日の宴の前に】


琴葉「プロデューサー、もちろん用意してるんですよね?」

P「おいおいおいおい」

P「随分見くびってくれてるじゃない?」

琴葉「はい、見くびってますよ」

琴葉「で?恵美が喜ぶものはあげれそうですか?」

P「ふっ、田中さん」

P「……助けてください」

琴葉「はあ~~~~」


【御満悦な様子】


琴葉「――で?」

P「いやー、そう言われると心配になった」

琴葉「――で?」

P「一緒に買い物に来てください」

琴葉「はい、よく出来ました」


【恵美ハッピーバースデー!!】


P「恵美ぃぃぃいい!!」

恵美「うわぁっ!どうしたのそれ!?」

P「俺から恵美への愛だ!!受け取れ!!」

恵美「受け取れったって……こんなバラの花」

P「99本にした!」

恵美「にゃははは!ばかだね~~~もう!」


【お祝いの舞】


P「えー本日は恵美のためにお集まりのモブの皆さん……
 本日は我が最愛の妹、所恵美……その至高の御方の
 生誕祭であるがゆえ……盛大なもてなしを頼む」

恵美「うわぁ~、みんな呼んじゃって。今日まだ0時だってのに」

エレナ「友達の恵美のためなら時間なんて関係ナッスィン!!」

琴葉「そうね、私も恵美のお誕生日なら1日中お祝いしていても構わないわ」

環「めぐみーー!お誕生日なんだって!?おめでとーー!」

恵美「うわあ~~環~~~!!眠くないの?眠いよねえ~
   もうお休みしましょうね~~」

琴葉「私は夜通し踊り明かす覚悟ですらいるわ」

恵美「にゃはははは!!んも~~~みんなおばかさんだね~~」


【好きなパンツの色はスケルトンです】


P「えーそれでは、エントリーナンバー1、島原エレナ」

エレナ「はーーーい!恵美にはセクシィーーな下着をプレゼント!!」

恵美「ぎょっ……おほぉ~~!?」

P「ぎょっって言ったぞ……何色もらったん?見せてみ?」

恵美「ほら」

P「お、おぉぉ……え?それ……え?」

琴葉「こらぁー!破廉恥禁止!」


【シュートだけに】


P「エントリーナンバー2、横山くん」

横山「元プロサッカー選手のサイン入のサッカーボールや!」

P「ボッシューーーート!!!」ポチッ


ぱかっ


横山「うわぁぁああ~~~…………


恵美「ええええ!?床開いて落ちていったけど!?
   兄貴、家をどんな改造したの!?」


【楽しそう】


P「エントリーナンバー3、望月杏奈」

杏奈「グーグルプレイカード」

P「セーフ!!」

杏奈「よっしゃ」

P「エントリーナンバー4、パピ野郎!」

パピ「私と同じマスうわぁぁぁ~~~…………


恵美「あれ大丈夫なの?」

P「あの下はゆるやかなスライダーコースになってて
 マリオ64ばりに滑っていって最終的にうちの家の外に放り出されるよ」

恵美「どんな仕組み!?」


【所さんも目が天】


未来「今から、メガテン妹のために……ここでストリップショーをします」

P「だからせめて所さんって呼べや!」ポチッ

翼「この前仕事でコラボさせてもらったコスメ~~」

恵美「ありがとぉぉぉ!」

百合子「オススメの本です!!」

恵美「おお~、ありがとう!」

百合子「あの、これはですね!主人公が(ポチッ)まだ話は終わってあぁあああ~~~……

伊吹「お前、受け取ってから落とすなよ」

P「なんか長くなりそうだったから」


【本言葉】


伊吹「あと、床を閉じろよ。渡せんだろ。
    一応、翼と選んで買ってきたもんだから変なもんじゃないぞ」

恵美「なになに!?」

伊吹「大学の赤本セットだ。所の学力でも行ける大学を選んでおいた。
    赤本は買うとなると意外と高くて厄介だからな」

P「バラの花束は本数で花言葉が変わるが、
  赤本はセットにしたところで本言葉は変わらんからな!!」


伊吹「……お前は何を言ってい(ポチッ)るんだぁぁああああ
   訳わからん理由で落とすなぁぁああ~~~~……



P「あーーーすっきり」

琴葉「いや鬼ですが、あなたは」


【合格基準】


奈緒「プロデューサー陣全滅やないかい……たこ焼きパーティーセットや」

恵美「うわああ!兄貴!今度やろ!!」

P「奈緒、褒めてやるぞ」

奈緒「上から目線が腹立つけど、まあええわ」

美也「猫耳カチューシャメイドエプロン~~」

P「セーフ!!!」

恵美「基準がいまいち分かんないよ」


【食べたいから焼いたのアップルパイ】


エミリー「抹茶のお菓子を手作りしました」

恵美「んんん美味しい!!」

ひなた「あたしもりんごのアップルパイを作ってきたよ」

P「頭痛が痛いみたいになってるけど、まあいいか」

千鶴「私はお守りを差し上げますわ。
   あなた、周りの人には苦労しそうですものね……」

恵美「にゃはは!言えてる~」


【プレゼント】


朋花「私からは実家のロザリオですね。これで身の安全は神に祈りましょう」

恵美「神頼みになっちゃったんだね」

瑞希「私からは超おもしろB級映画を主にサメですがセットです」

恵美「おお~~」

P「残るは琴葉か……」

琴葉「私、恵美へのいろいろを考えたんだけど、
    アクセサリーとかいいかなって」

恵美「おお~」

琴葉「薬指出して」

恵美「ちょっとまって」


【錬金】


琴葉「ふふ、冗談よ。普通にネックレスあげる」

恵美「おお~なにこれかわいい」

琴葉「よかったぁ、鋳造した甲斐があったよ」

恵美「ちょっとまって」

P「文字通り血と汗と涙の結晶だからな」

恵美「ちょっとまってってば!何混ぜたの!?」


【お祝いの舞】


琴葉「あと恵美のために一人芝居を作ってきたの」

P恵美「「…………?」」

琴葉「ちょっとセッティングが……」

P「おいなんだそのラジカセ」

琴葉「」カチッ


~~♪


恵美「BGMに合わせて舞を踊り出したけど、なんだろうね」

P「わかんねえ。なにもわかんねえよ」


【狂喜乱舞】


P「あの……田中さん、それ今はなんの時間……」

琴葉「これは地球の創世をイメージして作った舞です」

P「どこからやるつもりなの!?」

琴葉「まだ序章ですよ!?大人しく座っててください」

恵美「これはまずいことになりましたなぁ」


【本当は好きなんじゃ】


パピ「私の顔を見てすぐに私だと分かったということは」

朋花「……ないと思います」

パピ「もしかして私のこと本当は好きのではないか?」

朋花「だからないって言ってるじゃないですか」

パピ「……いやでも」

朋花「ないです」

パピ「……そうか」


【エラい】


エレナ「ワタシ今日はエラいよ!」

P「ん?何かあったのか?」

エレナ「今日はパンツ履いてるヨ!」

P「いつも履いてて欲しいかな!!」

エレナ「えへへ~」


【夏川の日】


杏奈「今日ね、シイナの日」

伊吹「……」

杏奈「お金ちょうだい」

伊吹「あげない」

杏奈「なんで?」

伊吹「それは、お前とシイナは関係あるようで何一つないからだ」


【椎菜の日】


杏奈「今日ね、椎菜の日」

百合子「あ、うん。そう……だね」

杏奈「パンツ見せて」

百合子「えっ!?やだよ!」

杏奈「特別に、今日だけ。ね?」

百合子「え、え~~~……だめ!私はもうそうやって流されないんだから!」

杏奈「チッ」


【Green Eyed Monster】


未来「346の厨二病小僧がオリジナルブランドでシャツ作ってたけど」

未来「シャツにFxxkって描いてあんだよ」

翼「へえー飛鳥ちゃんすごいねー」

未来「Fxxkは私たちの専売特許だるぉ!?なぁ!?」

翼「いや、そういう訳でもないと思うよ 」


【わざと間違えてるだろ】


エミリー「あ、ヒザナ……横山さん」

横山「……。なんや」



ひなた「ヒザナメクじゃなかった。横山さん」

横山「……なんや」



奈緒「なあクソアニキ~、ステージの仕事あらへんの?」

横山「好きやで、お前のそういうとこ」

奈緒「うえ!気持ち悪っ!」


【イラストありがとうございます】


恵美「見てみて!飛行機が立ち席用意したって」

P「なんだこりゃ!こんなんだったらエコノミーでいいわ」

エレナ「ワタシたちはファースト座らせてもらってプロデューサーは立席ネ」

P「やだーー!こんなの奴隷船だ!」


【厄介】


パピ「真面目な連中が馬鹿を見るのは世の常だな」

朋花「某運営のことですか?
対岸の火事だと思ってない方がいいでしょうね」

パピ「無論。我々の事務所の対応は厳しいものだ。
   MFOAの連中は異例で、厄介だろうがお構いなしのようだがな」

朋花「あの人達は……あの人達が一番厄介ですからね」


【あなた疲れてるのよ】


伊吹「……うちの事務所なんてセクハラどころか法が機能してないからな」

未来「ヒャッハー!」

杏奈「伊吹野郎!てめえの下着は何色だァァーー!!」

翼「もう~お兄ちゃんが困ってるじゃ~ん」

伊吹「俺は……そうか。困っていたのか……」

百合子「初めての感情に戸惑うAIみたいなこと言い出した!?」


【上海上陸】


P「お前らァァ!上海に殴り込みじゃぁあ!」

翼「うえうみ?ってなーに?」

杏奈「げへへへえ!!上海人たちをカニと一緒に煮込んでくれる!!」

未来「あぁぁ~~~??ミシロの連中もおるやんけ!!ミシロもおるやんけ!!」

恵美「うわぁ~!346のみんなとまた共演できるんだ!」

杏奈・未来「「ぶっっっっ潰す!!」」

P「みんな血気盛んだなぁ」


【めるてぃーなんとか】


P「そうか……EScapeか。ふぅ」

恵美「……ん?」

琴葉「なんか安心してるね?」

恵美「うちに誰も居ないからでしょ?」

琴葉「ああ~、無理して走らなくていいんだ」

恵美「まあいつも走ってなかったけどね!」


【飛び道具】


千鶴「先日とうとうお兄様を見つけましてね」

朋花「はあ、そうなんですね」

千鶴「まあ逃がしてしまったのですけど」

朋花「その話何回か聞いてますけど、よっぽど会えたのが嬉しかったんですか?」

千鶴「いいえ?次会ったら必ず仕留められるように
いつも毒の吹き矢を常備することにしたんですわ」

朋花「わ、わあ~、これで逃げられずにすみますねぇ……」


【Melty Fantasia開催】


翼「やーーーん!これジャケどうなってるのー!?」

瑞希「ヌードです。緊張しました」

百合子「嘘ォ!?」

瑞希「脱げと言われたので脱いだまでです」

伊吹「よし真壁、戻れ。もういい」


【影響力】


翼「お兄ちゃん脱げって言ったの!?」

伊吹「言ってない」

杏奈「流石は世界の影響力のある人物トップ30億に入るだけはあるな」

伊吹「上に何十億いんだよ。凡人じゃねーか」


【NT】


P「ううむ、UCの続編がNTか」

エレナ「なになに!?UCってなに?ウンチ?」

P「違うぞー?」

エレナ「NTは……!ネトラレ!?」

P「まあしばらくはそれでイジられてそうだな」


【ラボ】


恵美「ニンテンドーラボを考えて欲しい?」

P「俺も何か作ろうと思ったけど何も浮かばねえ」

恵美「何作ろうー何作ろうー」

琴葉「…………」

エレナ「子供、以外だゾ」

琴葉「誰もそんなこと考えてません!!」


【未だ激しいセクハラ問題】


恵美「世の中では今日も綺麗だねって言うとセクハラになるんだって」

P「まさか恵美から『世の中は』という始まりの話が来るとは思わなかった」

恵美「最近の私は世情にも疎くないギャルだからね!」

P「偉いなぁ~」

恵美「エロいなぁ!?やだ兄貴ってば妹にセクハラ!?」

琴葉(それはいつもしているような……)


【優しい方】


横山「そうかそうかー」

ひなた「どうしたんだい?」

横山「いやー奈緒の優しい日刊の方が1周年記念なんや!」

エミリー「ワオ!すごいです!」

奈緒「優しい方なんやな。うちらはなんやねん」

横山「俺らなんなんやろなぁほんまに」


【どう考えても汚い方だよなぁ】


朋花「引けたんですか?」

パピ「そう焦ることはない」

朋花「ふーん……?」

パピ「今は痛手がありジュエルが足らないのだ」

朋花「血で清算してください」

パピ「献血のこと?」


【スモールワールド】


P「いいよなぁ俺も小さくなった恵美をシャツの胸ポケに入れておきたい」

琴葉「気持ち悪いです。気持ち悪いですよ」

P「琴葉だって好きな人とか居たら
 きっと胸ポケに入れておきたいという
 気持ちになるよ!」

琴葉「……」

琴葉「うるさそうだから嫌です」


【アイドルP名乗り誘拐……】


P「秋葉原で誘拐事件……アイドルP……」

P「……」

パピ「……なんだ。私ではない」

P「でもお前、朋花様は拉致してきたよな」

パピ「ならば君も同罪だろう」


【中間発表】


未来「え?私は?誰だよこのあべななってヤツ?あ?」

P「なんでお前が入ると思ったのかは俺にはわからない」

未来「えっ!?」

伊吹「なるほど……この子達が今年のシンデレラ総選挙の中間か」

未来「私は?」

伊吹「もうちょっと静かにしててくれよ」


【7回】


エレナ「えー!第7回だからこの安部菜々って人なノ?」

恵美「そうみたいだよ!すごいね!」

P「まったく……二回目だったら二階堂千鶴に入れるのかって感じだよな」

P「……あとなんで恵美が入ってないのか」

琴葉「いやプロデューサーも未来と同じこと言い出さないでくださいよ」

恵美「んもーしょうがないなぁ~」





【美也ハピバ】


エレナ「ミヤ~~!」

美也「おや~?どうしました~?」

エレナ「ハッピーバースデー!だったよネ!」

美也「はい~履歴書に書いたのは適当でしたけど」

エレナ「産まれた日が分からないノ?」

美也「私は気が付いたら私でしたからね」

エレナ「深い」


【シャニマス始まったぞ!!】


P「とうとう始まったか」

恵美「一応ライバル事務所だけど、応援したくなるよね!」

エレナ「可愛い後輩たちだからネ!かわいがってあげないと」

琴葉「私達も負けないように頑張らないと……!」


【シャニマス楽しい】


P「テンポがいいよね」

恵美「通信量がすごいことになったよ」

P「ほんとだ!やべぇ!」

環「なんか環みたいな娘いない?」

P「ヒーローになりたい、みたいな子だろ?」

環「ヒーローには……なれないのにね」

P「そ、そうだな」(大人になったのか)


【やさぐれた環】


P「一体横山に何を吹き込まれたんだ……」

環「……サンタさんは……居ないって知ってたから」

恵美「くぅ!抱きしめてあげる!」

環「めぐみはこんなにも優しくてキレイなお姉ちゃんなのにね……」

P(俺を見ながら言わないで欲しい……)


【シャニマスはムズい】


P「ああ……アイマスってこういうゲームだったな……」

恵美「兄貴が昔を思い出して涙している……うける」

P「そう、容赦なく終わるんだよ」

恵美「そうなんだ……」

P「これが時間では回復しない1クレだったからなぁ。ほんと……何度ブチ切れそうになったか……」


【シャニマスの好きな娘を書いていきな】


エレナ「それで?プロデューサーは誰がお気に入りなの?」

P「このねぇ、三峰ってやつ」

エレナ「ふーん?メガネっ娘好きだっけ?」

P「いや、眼鏡属性に惹かれたわけじゃないんだけどね」

P「ドルオタだから上を目指すのが厳しいことを理解してて、
だから自己評価は高くないんだけど
それでもPのために努力したりするとこが好き」

エレナ「へー、性格はちょっとメグミ寄りなのかな?」

P「うーーーーーん、似たとこはあるかもね」


【Webなどはなから存在しないのだ】


P「一般外れました~」

恵美「そりゃそうだよ~どんまいどんまい」

P「悲しいから今日は恵美と一緒に寝よ」

恵美「にゃはははは!やだ!」

P「恵美の手料理が食べたい」

恵美「んんんんーーーー、それなら……まあ~しょうがないなぁ~」


【ありがとうスペシャルウィーク】


横山「いってもうたんか……くぅ」

ひなた「何で泣いているんだい?」

ひなた「ああ~、いいお馬さんだったよねえ」

横山「分かるんかこの気持ち!」

ひなた「でもアニメも主役やってるのに、残念だねぇ」


【祝!1周年!】


恵美「あーにーきっ♪」

P「なーーーにっ」

恵美「にゃはは!おめでとう!」

P「おお~~!ありがとう!?」

恵美「時々兄貴が兄貴じゃなかったらって考えるんだけどさ」

P「おう、好きになってた?」

恵美「めっちゃウザくて毎日楽しいと思う!」

P「じゃあ今と変わんないな!」


【兄妹でイチャイチャするな】


恵美「兄貴はそういうのある?」

P「恵美が妹じゃなかったら……結婚してるな」

恵美「ふーー、妹で良かったー!」

P「ひでえ!恵美……」

恵美「んー?」

P「ありがとうな」

恵美「こちらこそありがとうねっ」


お疲れ様です。
毎日書き続け今日で1年目、日刊SSの先駆けみりおんびよりからは2年経ちました。

まだまだ書きたい話や
出したいPやアイドルが尽きないです。

アホなお話は今後も続いていきますが、
今後ともお付き合い頂ける方は
よろしくお願いしますいたします。


【情報が多すぎる】


恵美「いやーフリ素にもなっちゃうんだ」

P「どんな使い方されるんだ……」

エレナ「エロい使われ方したらどうする!?」

P「恵美にそんなことする奴は地の果てまで追い詰めて殺す」

恵美「いやーん」


【久々のリリイベ】


琴葉「今日、リリイベなのよね……緊張する……」

エレナ「ダイジョーブ!ワタシもいるし!」

琴葉「エレナ……ありがとう!」

エレナ「それに、天国のプロデューサーも見守ってくれてるヨ!」

P「勝手に殺すんじゃない」


【夜の部行ってきます】


琴葉「なんだかお昼はシャドーボクシングをしたりボールになったり」

琴葉「楽しかったなぁ~~」

エレナ「コトハに抱きつかれたヨ」

P「何してんだ……」


【リリイベ夜の部最高だった】


琴葉「はあ~~リリイベ楽しかった~~」

美也「楽しかったですね~」

エレナ「Clearsky初披露、大成功だネ!」

P「わーはっはっは!俺の!エレナと美也はさすがだなぁ~!!!」

琴葉「まーた天狗になってる……」

美也「プロデューサーも変身できるんですか?」


【琴葉がエモかった】


美也「プロデューサーはどうやって天狗になるんですか?」

P「新しいタイプのブラックジョークだな」

琴葉「もちろんプロデューサーは頑張ってますけど、
ステージに立ってるのは私たちですよ?」

P「分かってる分かってる!琴葉も可愛かったしエモかったぞ」

琴葉「に゙ゃ!?そ、そういうことではなくてですね!?」

P「褒めたのに怒られた!?」


【環の誕生日】


環「ねえーねえー環、誕生日なんだよね~」

横山「……」←適当に環のTシャツにサイン書く

環「おおおお~~~!!!」

ひなた「ああいうの家に帰れば汚してきたって怒られるんだよねえ」

横山「今更言うなや!」


【こんな汚してどうすんのよ!】


環「ヨコはもう価値ないの?」

横山「あるわ!あるある!」

奈緒「昨日のサイン、親にもう引退して価値ないから言われたらしいで」

横山「やっぱ怒られたんかい」


【今後はバーチャルになって生きてください】


奈緒「VRライブが偉い好評みたいやな!」

ひなた「これでいつ死んでも大丈夫だねえ」

奈緒「大丈夫ではないで!?」

ひなた「ねえ?」

横山「俺に言うてたん!?それ俺に言うてたん!?」



【ネットの風を読み損ねた】


千鶴「午後ティー女子……」

朋花「キリンさんみたいにネットの風を見誤ってると思います」

パピ「なにがだ?」

朋花「私のプロデュース方針です」

パピ「君の女王キャラは評判がいいのだぞ?」

千鶴「主な理由は、無理してそうなのが良いらしい、ですわよ」

朋花「バレてるじゃないですか……」


【わるいこ琴葉】


琴葉「私だっていい子って訳じゃないんですよ」

恵美「あーはいはい」

エレナ「まーた始まったか~」

琴葉「だってこの前歯磨きしたのにアイス食べちゃったもん……」

P「その後また歯磨きしたんだろ?」

琴葉「当たり前です」


【火の海】


P「いぃぃーーーーぷらすぁああああ!!!」

恵美「お、もう10時か」

琴葉「プロデューサーの当てようのない怒号を
   時報代わりにするのはやめてあげて」


【一般でも敗北するのか】


P「カード支払いまで飛んだのに売り切れという
  悔やみきれない失態……」

恵美「まあしょうがないでしょ」

P「手前のゲーミングPCのスペックをもってしてもだめか。
  有線の回線がアップグレードの余地があるな……」

恵美「おーい、お昼なに食べるー?」

琴葉「今は反省会の時間にしてあげて」


【歌姫庭園】


P「うーむ、歌姫か」

恵美「なんかのイベント?」

P「まあね。制作中のまとめ本の参考に見てこようかな」

P「60Pが金銭と部数的に限界かなぁって」

P「ていうかそれでも売値が1,000円になりそうだ……」

恵美「新作いっぱいつければ大丈夫!」

P「傑作選が全然選定出来てなくてまとめ部分で40Pある……」

恵美「なんかよくわかんないけどがんばって」


【マチアソビ】


エレナ「マチアソビって何するの?」

P「地方でやるイベントだね」

恵美「やってることはいつものイベントとかがごっちゃになった感じ?」

P「そうそう、あとは商業地区と工業地区、住宅地区の区分けを上手くして」

琴葉「それはSimCityでは……?」


【コトアソビ】


恵美「じゃあアタシはコトアソビしよ」

琴葉「もう~なによそれ」

恵美「えいえい」ツンツン

琴葉「くすぐったい~」

エレナ「じゃあワタシはメグアソビするヨ!」

恵美「いやー!エロマッサージがくる!」


【VR響】


P「今日ようやくVRライブに参加できるぞ!」

恵美「響のライブ楽しみだね!」

エレナ「きっとすごくダンサブルなライブに違いないヨ!」

P「VR自体の評判はすごくいいしな!」


【代わりはいくらでもいるもの】


横山「ゴールデンウィークが終わってもうた!もうあかんわ!」

奈緒「あかんのはいつもやろ」

エミリー「横山さんは終わっても大丈夫です!」

横山「お!嬉しいこと言うやんけ!エミ公!」

エミリー「他の人がプロデューサーをすればいいんです!」


【ボッ】


P「琴葉さあ」

琴葉「はい?」

P「人を煽るためにやったコサックダンスでスマホ踏んづけたりする?」

琴葉「何を寝ぼけてるんですか?ゴールデンウィークはもう終わりましたよ?」

P「しないよな。普通そうだよな」

琴葉「……??」

P「昨日とあるサブカルクソザコ委員長の放送を見ててね」


【瑞希ちゃん1年間ありがとう】


瑞希「こんにちは」

伊吹「ああ、お疲れ。ご苦労さま」

瑞希「はい、とても充実した期間でした」

伊吹「またいつか始めような」

瑞希「ありがとうございます。そう言って頂けるだけで嬉しいです」

瑞希「これからは私は本格的にこちらに合流します。
少しでもツッコミが増えれば伊吹さんも楽でしょうし」


【解散しちゃうのね……】


百合子「えーー!!」

杏奈「……うるさい」

百合子「ああ、ごめんね!起こしちゃった?
っていうかまた事務所のソファで寝てると怒られるよ?」

杏奈「っせーな。どうかしたの?」

百合子「Aqua Timezが解散しちゃうんだって!」

杏奈「だからどうしたよ。時代の波に乗れねー奴は置いていけ」

百合子「いやコメント厳しすぎるでしょ!」


【ローソンで売ってた】


百合子「伊吹さん!じゃーん!」

伊吹「カップ麺か?おやつにしては多くないか?」

百合子「違いますよ!伊吹監修の一杯だから伊吹さんにあげようと思って」

伊吹「くれるのか?」

百合子「はい!」

杏奈「それさっき百合子さんべろべろに舐めまわしてた奴……」

百合子「してない!!そんなことしてない!」


【コンビニで騒ぐな】


杏奈「コンビニでそれ見つけた時の百合子のモノマネ」



百合子(CV杏奈)「わぁ~!見てみて杏奈ちゃん!これ!伊吹さんあげたら喜ぶかなぁ?」

杏奈(CV杏奈)「……さあ、知らね」

百合子(CV杏奈)「いつも栄養管理とかしっかりしてそうだけど、食べてくれるかな~?」

杏奈(CV杏奈)「わかんねえ……興味ねえ」


百合子「やめてよ!っていうか一人二役なんだ!?」


【逆転の一撃】


伊吹「お前らなぁ……コンビニであまり騒ぐなよ」

百合子「騒いでないです!」

杏奈「騒いでたのは伊吹野郎にお熱なステゴサウルスだけ」

百合子「」

百合子「……この大崎甜花め」ボソッ

杏奈「あァ゙ーー!?何つったコラぁーー!!
あんなクソザコムーブの双子野郎と一緒にしたのかァーー!?!?」


【ONの杏奈もさばくのに慣れてきている】


杏奈「くぁ~~!なんたる屈辱!なんたる屈辱!」

杏奈「ハッ!!この恨み……!覚えがあるぞ~~!」

伊吹「うるさいぞ望月。静かにしろ」

杏奈「貴様さては200年前我先祖代々の墓に小便を引っ掛けたあの小僧の末裔か!」

百合子「違います」

杏奈「や~は~り~そうか!この恨み~~!先祖代々の恨み~~!」

百合子「気は済んだ?」

杏奈「うん」


【撫でスキル】


美也「んにゃ~」

エレナ「おほー、よしよしよしよし」

瑞希「……」

エレナ「おほー、何見てんだよしよしよしよし」

瑞希「あ……ああ、こ、これは、なかなか……!」


【真壁瑞希と摩訶不思議アイドル事務所】


瑞希「ふぅ……偉い目にあったぞ……」

翼「やっほー瑞希さん!レッスン先行ってるねー!」

瑞希「ああ、翼さん……あとで追いつきます」

瑞希「準備しなきゃ……」

翼「やっほー瑞希さん!何してんの?」

瑞希「はい?ん?さっきもここ通りませんでした?」


【俺はまだ諦めていないぞ!】


P「ふははは!蘇るぞ!!俺は!!」

亜利沙「フアアーー!?ステージサイド席ぃー!!またですか!?またなんですかー!?」

瑞希「……」

P「瑞希!お前も手伝えよ!!」

瑞希「えっ」

翼「瑞希さん!さっきここに私みたいなの2人通らなかった!?」

瑞希「……3人目!?」

翼「くそ!未来の奴ぅ~~!」


【ステージサイド席支援してください】


瑞希「何なんでしょうこの事務所は……」


「お困りですか?」


瑞希「……」

アオノリ「こんにちは、ミス真壁」

瑞希「……ほんと、なんなん?」


【化けの皮が剥がれる】


翼「なんで私に変装してるの!!」

翼「私こそなんで2人いるの!?」

翼「アオノリ、偽物を焼き払って」

アオノリ「申し訳ございません。ミス伊吹。焼き払う機能は搭載しておりません」

翼「駄犬!!バター犬!」

翼「ポンコツドラ〇もん!」

翼「アオノリ、偽物を焼き払って」

アオノリ「ファイア」

杏奈未来「ぎゃあああああ!!!」


【悪用する】


未来「変態パピヨンマスクに変装キットを作ってもらった」

翼「そうなの?」

杏奈「悪用はしないようにしつこく言われた」

未来「だから悪用してやった!!」

翼「サイコパスなの!?」


【膝に話しかける幼女】


環「もう膝は治んないの?」

横山「せやなー!分からんけど」

環「なんでー?」

横山「膝も頑張ったんやけどなーもう元気ないって言うてるわ」

環「ヨコの膝さーん、早く元気になってねー!」


【天ちゃんが心配】


伊吹「声帯炎か……まずいな」

杏奈「どうにもならないの?」

伊吹「俺がどうこうの問題じゃない」

杏奈「……」

伊吹「今の俺達には時間がない。先に進むしかない」

杏奈「置いていけない」

伊吹「気持ちは分かる……だが、前を見ろ」

杏奈「杏奈はずっと目の前にいる伊吹野郎のこと見てるよ?」

伊吹「ああ、そういうことじゃなくてな?」


【今日は雨ですね】


恵美「あめあめふーれふーれかあさーんがー」

恵美「なんちゃらほにゃらら嬉しいーなぁ~」

エレナ「ビッチビッチ!ファ●クファ●ク!あんあんあ~~~ん!」

琴葉「エレナ……今日からトライスタービジョンは下ネタ禁止よ」

P「汚れ役は俺かMFOAの連中にまかせとけばいいんだよ」


【シベリア超特急】


P「社長もよう分からんことするなぁ」

琴葉「どうしたんですか?」

P「いや、例の3アイドル事務所で同時に旅行系の商標を取得したんだよ」

恵美「ってことはまた台湾行く感じかなぁ?」

エレナ「まだ分からないヨ。シベリアかもしれないヨ!」

琴葉「シベリア送り!?」


【第7回総選挙】


未来「第7回だから安部菜々さんなんだって」

杏奈「へーーーーーしょーもない理由だな!!」

未来「じゃあ次回は八神マキノで決まりだね!!」

杏奈「まあそーいうことだよなぁ!!」

未来「そういやうちにも7つく奴がいんだろ!!」

杏奈「もしかして菜々子のことかーー!!?」

百合子「百合子だよ!」


【戦闘皇帝】


杏奈「うるせえな!かわんねえーだろ!菜々子でも百合子でもバトルカイザーでも」

百合子「全然違うから。どっからバトルカイザーなんて出てきたの……」

杏奈「私の小学生の時に書いてた手書きの漫画のキャラだよ!
それくらい分かれよ、花尾」

百合子「七尾だよ!アンジャッシュの小島さんみたいでやだ!」

未来「児嶋だよ!!」


【国際信州学院大学】


千鶴「まあ!なんですのこの大学教員たちは!不届き者ですわ!」

パピ「それは架空の大学で店も学生も全て架空の嘘だぞ」

千鶴「まあ……そうだったんですの。騙されてしまいましわ」

朋花(現在進行形で目の前の男が本当は兄では無い別人だと騙されているんですが……)


【嘘を嘘と楽しめ】


朋花「その男も千鶴さんに嘘ついてますよ」

パピ「んなっ!」

千鶴「まあ!なんですの!?言ってください」

パピ「んぐぐ……余計なことを……」

千鶴「言ってください!今なら許しますわ」

パピ「本当か?」

千鶴「ええ……程度にはよりますけど」

パピ「やはりやめておこう……」


【プロフェッショナル】


横山「お前らもケイスケホンダにならなあかんで」

奈緒「……は?」

横山「プロのアイドルやからな」

奈緒「何を言うてんの?」

横山「プロフェッショナルならケイスケホンダなんやて!ぎゃははは!」

奈緒「最低やこいつ」


【俺たちみんなケイスケホンダ】


横山「ええか?俺らプロフェッショナルやからな?」

奈緒「せやな」

横山「出身地はどこや?」

奈緒「……大阪」

横山「お前ら今日から出身地はアースや。ぷぷぷー!」

奈緒「嫌いなん?」

横山「アホ!めっちゃ好きやで!?」

未来「」ガタッ


【PUBGモバイル】


杏奈「PUBGのスマホ版がリリースされたよ!」

百合子「そうなの?」

杏奈「ドン勝つしにいこう!」

百合子「分かった分かった……」

杏奈「まあ、ラスト10になる前に必ず背後から撃つけど」

百合子「やめて!」


【レッツおっぱいチャレンジ!】


P「海外では他の人にバレないようにおっぱいを出して
  写真を撮る遊びが流行っているそうだ」

恵美「へえ~」

P「……」チラッ

琴葉「……」

P「……」チラッ

琴葉「そんなチラチラ見ても出してたりしませんから」


【辛辣なツンデレ】


朋花「あ、見てください」

パピ「ん?」

朋花「がんばともかちゃん」シャラ~ン

パピ「……」

パピ「……ふざけてるのか?」

朋花「か、可愛くないですか!?」

パピ「可愛くないとは言ってない。ただ、君は女王なのだぞ。
自覚を持ちたまえ」

朋花「……けち」


【後ろから】


伊吹「さて、俺も打ち合わせ行かないとな……」

未来「後ろからタックルーー!!」ドカッ

伊吹「……」

未来「効いてない……だと!?」

伊吹「お前自分の物理攻撃はちゃんと女子中学生なんだな……」

未来「私をなんだと思ってるんだ!」


【4Luxury】


恵美「え~~~、なんでアタシ参加できないのー」

P「大人……にはちょっと惜しいからね」

恵美「そうやって子供扱いして~。身体だって大人なの知ってるでしょ~?」

P「おっぱいだけな」

琴葉「プロデューサー。なんで」

琴葉「なんで知ってるんですか????」

P「……たまたまだよ」


【楽天コラボ】


P「野球のお仕事だよ!」

エレナ「わーい!」

P「何すんだろーなー伊吹主体のイベントだから分かんねーな」

エレナ「そりゃあボールとバットをゲフンゲフンだヨ!」

P「野球……とは?」


【重い子】


千鶴「なんですのこの重い子5って……」

パピ「……週刊誌の勝手な評価だろう」

千鶴「わたくし全然重くなんてありませんわ!?」

朋花「そういえばお兄さんのことは許したんですか?」

千鶴「いいえ? 刺し違えても殺しますわ」

パピ(……重い)


【琴葉の日再び】


恵美「また今年も、この日がやってきたね」

琴葉「なんなのよ」

恵美「去年は琴葉の愛のポエムを読むと見せかけて百合子のポエムを読んだけど」

P「今年はラップ調で書いてよ」

琴葉「イヤです」


【再演】


琴葉「あ、でもこの前恵美のお誕生日に披露した一人芝居なら
   まだ覚えてるからできるわよ!」

恵美「いやそれはやらなくていい」

琴葉「でも、追加のシナリオもあるのに……」

P「追加公演に余念が無い」

琴葉「だって新しい要素は必要ですよね!?」

P「いやそうだけど……」


【社長が】


P「あそこの社長……海馬コーポレーションの裏だてがあるのか」

琴葉「えっそうなんですか?」

P「敵に回したらほんとうはやばいかもしれないな」

恵美「カード買えば大丈夫っしょ」

P「そうか。そうだな」


【久々にキレちまったよ】


恵美「ねえ兄貴!屋上あとで一緒に行こう?」

P「ど、どうした恵美!?俺なんか悪いことしたか?」

恵美「え?なんも?ってかなんでアタシが怒ってると思ったの?」

P「そうか。違うのか。いや、一昔前まで屋上と言えばキレてる時の言い回しだったからな」

恵美「なにそれ」



【契約解除】


伊吹「ブスに人権はないだとか言った俳優が
   契約解除される、なんて事案があったが」

翼「えー、私なら大丈夫だよ~」

伊吹「翼は大丈夫だろうよ。それくらい誰だって分かる」

未来「まるで私がダメなやつみてえじゃねえか? おおん?
    ちんちんちょん切るぞ?」

伊吹「もうだめだ」

未来「心配すんな伊吹野郎! 私らのファンは
    そんじょそこらのことじゃおっ立ちもしねえ猛者どもだ!」

伊吹「根拠ゼロなのになんでそんな漢らしいんだ」


【ツアー完走】


杏奈「褒めれ」

伊吹「よくやった」

杏奈「褒美はなんじゃ」

伊吹「……たまたま持っていた一口サイズのチョコをやる」

杏奈「伊吹野郎がそれを尻穴に半分入れたのを
   手を使わずに口で食えと?」

伊吹「そんなこと言っていない。どうやったらそんな
   爆速で下品な発想がでてくるんだ」


【荒ぶる春の気配】


翼「うぉにいちゃああああん!!」

伊吹「こら翼、事務所内は走っちゃだめだって言ったろ?」

翼「お兄ちゃん! また未来が暴れまわってるみたいなの!」

伊吹「……妹の頼みだから俺は仕方なく行くんだ。翼の頼みだから俺は
   仕方なくあいつを殴りに行くんだ……」

翼(お兄ちゃん、未来が起こした後処理そんなに嫌なんだ……)


【命の駆け引き】


未来「合言葉を言え」

百合子「えっ、なになになに??」

未来「王様の耳は?」

百合子「え、えっと……」

未来「……ここ、盛大にボケるところだぞ」ボソッ

百合子「いややりづらいわ!」


【たまにはリーダーっぽいことも言う】


未来「テイク2な。合言葉を言え」

百合子「……」

未来「王様の耳は?」

百合子「じ、ジャンボ尾崎……」

未来「……お前まじめにやれよ。レッスン中だぞ」

百合子「今日はなんでそんな荒れてるの?」


【部長凸撃オチと同じくらいの安心感】


ガチャ

伊吹「……」

百合子(あ、やっと救助がきた)

未来「伊吹野郎~~~百合子ちゃんが真面目にやってくれない~~」

伊吹「……喝!!」ゴンッ

未来「あぎゃああああ!」

翼「この光景が一番安心する」


【忙しい人のための事情聴取】


伊吹「それで、今日はなんだ。要件は手短に言え」

未来「うぐぐぐ……おめぇが悪さしただから!
   オラ悪ぐねえだ! オラは悪ぐねえだ!」

伊吹「七尾、もう一枚その石を春日の膝の上に置け」

百合子「は、はい……」

百合子(何故、石抱き……)


【アイドルに拷問するプロデューサーとは】


未来「わ、わかった! わかった話す!
    あ、あれは……今年の始めの頃の話だ……」

未来「私はある晩、急な寒気で目が覚めたんだ……」

伊吹「余計な回想シーンを挟むんじゃねえ」 ゴトッ

未来「ぴぎィ!! 伊吹野郎がいつまでたっても
   私のことを負かしたたかさかって野郎のことを
   調べねえからこうなっちまったんだろうが!」

伊吹「……たかさか?」

未来「主人公は私だってのに! どうせアニメ化したら主人公は私だっていうのに!
    空気も読まねえで私から主人公の座を奪った野郎が憎い!」

伊吹「私怨じゃねえか。そんなんだからなれねえんだよ」


【石抱きこそが詫び石の語源】


伊吹「全く……人騒がせな奴だ。
   俺を誰だと思ってやがる」

杏奈「シスコン」

未来「シスコン」

伊吹「……」 ゴトッ

未来「あひぃぃ! 黙って石追加するのやめてェ!」

杏奈「詫び石の時間じゃ!」ゴトッ 

未来「んヒィィ!!」

伊吹「高坂のことなら既に調べはついている」


【タカサカさん】


杏奈「どうせ調べたのはアオノリだろ」

伊吹「いや、まあ……そうだが……」

未来「で、どこに行ったらいい!?」

伊吹「高坂プロダクションという個人事務所のアイドルらしい」

未来「場所を聞いてんだよスカタン!!!殴り込みに行くんじゃあ!!」

伊吹「だから言わないんだろさっきから」


【レンジャー】


琴葉「……」

環「ことは!早く早く!」

琴葉「環ちゃんのおもりで公園に来ることになってしまった……」

環「ここのアスレチックはすごいんだよ」

琴葉「へ、へえ……公園のアスレチックなんてまだ生き残ってたんだ」

環「え?確かにここのアスレチックでは生き残る方が難しいね」

琴葉「それほんとに公園?レンジャー舞台の訓練コースとかじゃない?」


【出現条件】


琴葉「誰もいないし、遊具もなんにもないわよ……」

環「うーん、今日はないのかなぁ……」

琴葉「日によって出現する遊具なんてあるの? 随分と時代は進んだのね……」

環「あ、きた!」

海美「あはははははは!!」


【アホの子】


海美「うわっ、うわー!可愛い子がいる!!」

環「うみみ!肩車して!」

海美「分かった!!任せて!!」ガッ

琴葉「私じゃないやぁあああああああ!!!」

海美「出発進行ーーーー!!!」

琴葉「ぎゃああああああああああ!!!」


【人間アスレチック野郎】


海美「あれーー!?前が見えなくなったよ!!?」

琴葉「スカート!!私のスカート!!」

海美「あらよっと!ああ!見えた!」ぺろん

琴葉「めくるなああ!いやああああ!下ろして!!」

環「ことはずるい!ことはばっかりずるい!」


【海美ロデオ】


海美「よいしょっと!!」

琴葉「はぁ、はぁ……やっとおろしてくれた……」

環「いいなぁー!今日の海美は絶好調みたいだから、
肩車からの公園全力ダッシュ、高速回転、回転ジャンプまでしてる!」

琴葉「ぜ、ぜんぜん良くない……!!目が回る……」


【忍法、気になる木】


海美「それにしても……意外と体重あるんたね!うんうん、健康なのはいいことだよ!」

琴葉「うぐ……暑いからアイス食べ過ぎたのかも……」

海美「むっ!この気配……お姉ちゃんの予感……!」

海美「私は木……私は木……」

環「ねー環にもやってよー」

海美「しっ、今私はこうやって動かないで立っていれば木に見えるから!
探しにきたお姉ちゃんも撒くことができる!」

琴葉「……絶対できない」


【高坂家】


??「……」

琴葉「あれ、誰かきた……」

海美「私は木……あ!お姉ちゃん!お姉ちゃんも公園に遊びにきたの!?」

高坂「……違う」

海美「そっかー!遊ぼ遊ぼ!」

環「あー!あれは海美の遊ぼ遊ぼジャイアントスイングー!」

琴葉「あれがお姉さん……?海美……ちゃん?に片手で振り回されてるけど?」


【高坂姉の生態】


高坂「……ん」

海美「えっ……お姉ちゃん、なになに? 私を連れ戻しにきた?」

高坂「……」

環「どうしてちゃんと喋らないんだ?」

海美「えーーー?やだなぁーお姉ちゃんはちゃんと喋ってるよー!
   ちょっと声が小さいだけだってばー」

琴葉「ちょっとの具合じゃないんだけど」


【二足】


伊吹「高坂の姉が作った個人事務所だが、
高坂の姉自身は海外でバレエもするすごい人だ」

伊吹「性格は内気、寡黙、冷静……」

伊吹「休みの期間を使って妹をアイドルに仕立てあげようと、まあそんなとこらしい」

伊吹「二足のわらじもいいとこだな。自分の妹の可愛さを広めたいがために
勢いで作ったそうだ」

未来「よく聞いたことのある馬鹿具合だな」


【使い切ったことない】


恵美「見てみて!リップ使い切った!」

P「あの使い切る前に亡くすことに定評のあるリップクリームを!?」

P「すごいぞ恵美~恵美は偉いな~今日は一緒に寝ような~」

恵美「にゃはは!やだ!あついし」

琴葉「ただいま……」

恵美「んなッ!?どったのそんなボロボロで」

琴葉「ちょっと公園でエキサイトしてきた……」


【嘘を本当に】


P「うーん、ミリシタ1周年記念、誤爆したけど普通に謝ればいいか」

美也「こういう時は嘘を本当にすればいいんですよ~」

P「あっ!美也えもん!」

美也「”お願いシンデレラ”~。このガラスの靴の先端で殴るぞって脅せば
  どんな相手も言うことを聞いてくれます~」

P「すごいや!全部アウトだ!」


【二度と公園に行きたくない】


環「ねえねえことはー!また一緒に公え」

琴葉「……なにかな?」

環「ひっ……な、なんでもないです」

…………


横山「え?田中はんが怖い?」

横山「よっしゃ!俺がガツンと言うたるわ!」

奈緒(死亡フラグやな)


【フツフツと怒りを溜めるタイプの田中さん】


横山「田中のねーちゃん、あかんでー?」

琴葉「……」

横山「環はまだお子様やねん。そんな怖い顔したら怖がって夜も眠れんなるで」

琴葉「何が、どう、だめなのか。もう一度説明してください」

横山「せ、せやからな? 環にもちゃんと優しく」

琴葉「ちゃんとってなんです?ちゃんとの基準ってなんですか?
私は優しくしてますよ?何も厳しいこと言ってませんけど?」

琴葉「それとも横山さん今もしかして雰囲気だけで私に話してます?」

横山「た、助けて奈緒~~~!!」

奈緒「いやや!死んでこい!」


【ストレス社会に必要なのもの】


エレナ「んもーコトハったら怒りん坊さんネ!」

琴葉「今の私に近づかないで。大好きなエレナのことも傷つけてしまうわ」

エレナ「厨二病みたいになってるヨ」

エレナ「膝枕してあげるから!おいで!」

琴葉「うん」

エレナ「よしよーし」


【庶民の味】


朋花「千鶴さんってマックとか言ったことあります?」

千鶴「へ?」

朋花「あ、ごめんなさい。ないですよね……」

千鶴「そ、そうですわね!庶民的ですからね」

パピ「小さい頃よくいってたじゃないか」

千鶴「え!?何故それを、じゃなくてなんで知ってるんですの!?」

パピ「あ、いや、行ってないのかなってことだ」

朋花(こいつら隠す気あるのかなぁ?)

奈緒「マクド」
横山「マクド」
??「マクドにゃあ」


【被害者の会】


琴葉「うぅっ……!朋花ちゃん!」

朋花「琴葉さん!」

琴葉「また美味しいスイーツ食べに行くの付き合って」

朋花「また何かあったんですか?」

琴葉「むしろ無い日の方がない!」


【ロケーション】


横山「ロケーション混みで美味さ倍増するもんあるよな」

奈緒「例えば?」

横山「球場のビール」

奈緒「美味い……んやろなぁ」

横山「未成年やったな……例えが悪かったな。えーと、新幹線のサンドイッチ」

奈緒「おいしい!あれなんやろな?」


【農家で培ったパワー】


エミリー「大和撫子について研究をしているのですが、
     私のなかでひなたさんは結構大和撫子なんですよね」

ひなた「えへへ~そうかなぁ」

横山「田舎臭いだけやろ」

ひなた「横山さんって意外と軽いんだねえ」

横山「よせ! 大の大人を軽々片手で持ち上げるんじゃない!ひぃ!」


【恋人は】


横山「それにしたってお前達は男っ気が皆無やな。
    仮面ライダー皆無やな」

奈緒「私ら一応アイドルやからな」

ひなた「そうだねえ、強いて言えばあたしの一番の恋人は」

奈緒(え、誰か好きな人とかおるんか?)

ひなた「あたしかなぁ」

奈緒「おっと、そう来たか」


【おねショタ】


美也「……」

エレナ「……」

海美「あはははははは!! うほほほーーーい!!」

美也「あれはなんでしょう……」

エレナ「たまたま通りかかった公園に
小学生と全力で遊んでる女がいるヨ……」

エレナ「おねショタの波動を感じる!」


【絵描き歌(何が出来るか描いてみよう!)】


エレナ「棒がいっぽんありまして~」

エレナ「まーるが2つくっついた~」

P「おいおい完全にチン◯じゃねえか」

エレナ「シコシコしーたら、あっという間に~。はい! なんでしょう!?」

P「ハイ!チ◯ポ!!」

琴葉「伏せ字をずらさないでください」


【虚無】


P「いや普通に難しいな。なんだろう」

エレナ「正解は……これは何者にもなれなかったただの棒と丸だヨ」

エレナ「そう、これは何者にもなれなかったオマエ自身を表すただの線だヨ。
   意味なんてナイ。オマエと一緒だヨ」

P「つらい」



プロデューサーは静かに涙を流した。




【Where is シコ】


P「俺たちの最後の希望だったシコシコ要素はどこへ!?」

琴葉「達って私混ぜました?ちょっと、ねえ?」

エレナ「あんなものはフェイクだ!そんなものに釣られて、愚か者ヨ!」

P「最後の希望が絶たれた……」



プロデューサーは静かに涙を流した。


【風の流れ】


エミリー「伝統を重んじる心をって大事だと思います」

エミリー「私、梅雨は縁側で雨が降るのを眺めながら」

エミリー「静かに過ごしたいです」

奈緒「えらい風流やなぁ~そこでお団子とか食べるのもええなぁ」

横山「ピザならどこで食っても美味いからピザ食おうぜ」

エミリー「いやです!!」


【宣伝】


P「前に言ってたまとめ本の宣伝だ、そうで」

琴葉「なんで画像なんですか?」

P「怒りの長文メモスクショツイートみたいだろ?」

P「いやそうじゃなくて、単純にこの量そのまま投下すると
場所取るし興味無い人からは鬱陶しいだろうからなってこと」


https://i.imgur.com/UpzAMbM.png
https://i.imgur.com/w0NetzQ.png


【価格は1,000円(予定)】


恵美「高いんだね」

P「小説本ってそんなもんだよ」

エレナ「基本こんな台本形式の癖によくやるゼ! ぺっ!」

P「ああん!新規のネタ50くらい作ってるから許して!」

P「クイズ企画も本で帰ってきてるから許して!」

エレナ「余計なもんいれんじゃねーヨ!」


【エレナ様が罵ってあげる】


エレナ「わーん! 27時間ニコ生とやらに出ることになったヨ!」

千鶴「がんばりますわよー!」

エレナ「労基はどうした労基は!」

千鶴「そんなこと言ってないで、ちゃんと頑張らないとだめですわよ」

エレナ「27時間もやってたらお肌カピカピになるヨ」

千鶴「それはやばいですわ!」


【ハマ】


伊吹「お前らいい加減ちゃんとレッスンやれ」

未来「うへぇ~、ハマった」

杏奈「また未来、伊吹野郎からハメられてる」

未来「ハメハメハ大王だからね」

伊吹「別に俺は圧力をかけているわけではない。
   お前らどうしてそう余計な知識は仕入れてくるんだ」


【ボーダー引き下げ】


未来「さすいぶ!」

杏奈「さすが伊吹野郎!シスコンの癖に!」

伊吹「いや今回ばかりは俺じゃないんだ。所の馬鹿が
   『もう取れないから助けてください』って社長に泣きついたとか……」

未来「は~~~、伊吹野郎ほんまつっかえ」

杏奈「床に這いつくばって生活してほしい」

翼「こんな勢いのある手のひら返し見たことない」


【杏奈ハピバ】


杏奈「杏奈は去年、杏奈が誕生日だからって登場したらそのままレギュラーになったんだよ」

伊吹「(メタい……)そうか」

杏奈「誕生日だから何でも言うことを聞いてほしいの」

伊吹「なんでもは聞かない。聞けることだけな」

杏奈「太っ腹~。じゃあこの溶かした片栗粉いりのゴムを持ってる杏奈のことを
   写真とってツイッターにあげて」

伊吹「遠回しに死ねって言ってるのか?」


【妄想は始まりの風を連れて】


杏奈「趣味で作った自作ゲームがあるからそれをやってほしい」

伊吹「まあ……それぐらいなら」

杏奈「これがコントローラーとバイブ」

伊吹「この片手持ちできるコントローラーだけじゃだめなのか?」

杏奈「右手の剣はバイブって百合子ザウルスも歌ってるよ」

伊吹「歌ってねーよ」


【ブライダル琴葉……やばい】


伊吹「タイトルはなんなんだ?MFOA……?
ユニット名がゲームタイトルなのか?」

杏奈「M性感ファンタジー~オシリスのアナル~」

伊吹「どの辺がファンタジー要素あるんだ……」

杏奈「オシリス、とか」

伊吹(ノリと勢いで作りやがったな……)


【冒険の旅たち】


~プロローグ~

主人公イブキは己の性欲を発散させるために
伝説のM性感がある場所へ向かった!


伊吹「私欲じゃねーか。世界救うとか魔王倒すとかじゃないのか?」

杏奈「よそ見しないで。敵きた」


[スライムが現れた!]
[スライムの陵辱!]
[イブキは開発された!]
[イブキは感じている!]
[イブキは感じている!]
[イブキは絶頂を迎えた……]

[GAME OVER……]


伊吹「いやなにこれ!?」


【攻略法】


杏奈「最初の街で百合子ザウルスがいるから仲間にしないと」

伊吹「仲間にしてどうすんだ?」

杏奈「囮」

伊吹「最低か」


【オラオラオラオラ!!!】


P「行くぞ!オラオラー!!」

https://i.imgur.com/3HAQfe1.jpg

P「ま、まだまだーー!!オラオラオラオラ!」

https://i.imgur.com/iu9Ii2U.jpg

P「くっ、美希は来たが、まだか!?ちょっと箸休めにシャニマス引くか」


https://i.imgur.com/H5hjqzv.jpg

P「ちくしょう!おばか!なんで1発で!」


P「つーわけで283プロに転職したくなった」

恵美「んもー!頑張って回して!天井まであと半分だよ!」

P「いやだー!天井には行きたくない!」



【ようこそ頂点へ】


P「拙者、これからは霞を食うて生きねばならぬ」

恵美「ああ!兄貴が虚無すぎて武士になっちゃった!」

琴葉「なんで!?」

P「全てはお主のためでござる」

https://i.imgur.com/NjsqQJT.jpg

琴葉「まさか……」

恵美「あちゃー、山頂アタックしちゃったの?」

P「拙者には今何も見えぬ」

https://i.imgur.com/83eevBE.jpg

琴葉「あ」


【自作ゲームで凝りすぎて分からなくなる奴】


伊吹「……分からん。おい」

P「あ?」

伊吹「これ、なんだが……」

P「なんだお前、俺にはいろいろ言うくせに職場でゲームとはいい度胸だな」

伊吹「ああ。望月に強いられてやってる自作ゲームなんだが、
   こういうのはお前の方が得意だろ?」

P「見せてみ? あ、これ負けイベじゃねーか?」



未来「ぐふふ、とこいぶとこいぶ」


【予習不足】


横山「あれや、俺はあれ好きやで」

奈緒「……はよ曲名言いや」

横山「始まりの……創世の風……」

奈緒「……」

横山「創世の風が始まる……?」

横山「ちゃうわ、風の始まりは創世!」

奈緒「全部ちゃうわ」


【しんちゃん】


P「クレヨンしんちゃんの声変わるのか!?」

恵美「えマジ!?」

琴葉「潔い引きですね……役者として尊敬します」

P「声真似得意な人は何人かいる気がするけど、どうすんだろうな」

恵美「アタシもいつか代わるのかなー」

P「ちょっと何言ってるか分かんない」


【ねえちゃんと予習した】


海美「お姉ちゃん!!明日のイベント楽しみだね!!」

高坂「……」

海美「ところで誰が出るの!!?」

高坂「……」

海美「私出るの!!!??ほんとうに!!?」

海美「うわああああ!!!嬉しい!!どうしよう!!!」

海美「うずうずしてきたからちょっと走ってくる!!!!」


【予習進みません】


横山「予習なんてしてられへんわ!」

横山「それよりも!あんな代表メンバーあるか!俺がおらんやんけ!」

エミリー「ヒザがナメクジになったの忘れたんでしょうか……?」

横山「くそーー!直訴したる!」

奈緒「あ!どこ行くねんーー!」


【言ったはいいものの】


横山「サッカー協会遠っ、だっる……」

海美「こんちはーーーー!!!!」

横山「おう、こんちは……ハァッ!!?」

海美「お兄さんこれからどこ行くの!?かっこいい車だね!!」

横山「おま、ハァ!?なんで!?」

海美「ランニングしてたらかっこいい車見つけて追いかけてきちゃった!!」

横山「なんやねんお前!!並走してくんなや!!!」


【5th1日目!】


横山「まあ気楽にやれや」

エミリー「ナメクジさんはもう少し気合い入れてください」

横山「なんでや!」

瑞希「私もエールが欲しいぞ」

伊吹「真壁、お前に関しては何も心配していない。ただ……春日のことを頼む」

瑞希「めちゃめちゃ重要なミッションだ……がんばれ瑞希」


【5th1日目!!】


百合子「あ、あの……!緊張で、手が震えるので手を握ってくれませんか」

伊吹「わかった。これでいいか?」

百合子「はぁぁあわわわわ!!やっぱり離してください!」

伊吹「七尾!?どっちだ!?握った方がいいのか!?だめなのか!?」


【5th1日目!!!】


伊吹「七尾は本番前だってのにどっか行っちまった……」

未来「伊吹野郎ーー!!気合い入れるかお前のおち●ぽミルクを注入してくれ!!」

伊吹「はぁ……いいか?よく聞け」

未来「早めに終わらせろよこっちは本番前なんだぞ」

伊吹「今更だが、なんでお前をリーダーに置いてると思う?」

未来「セ●クスが上手いから……?」

伊吹「違う。お前は人の話を真面目に聞けんのか」


【5th1日目!!!!】


伊吹「本来ならポテンシャルの高さは翼の方が何倍も上だが……」

伊吹「春日がリーダーなのは……」



伊吹「お前が1番可能性を持っているからだ」



未来「………………」

伊吹「行ってこい、リーダー。みんなを頼んだぞ」


【1日目おつかれ】


エミリー「ナメクジ様!どうでしたでしょうか」

横山「よかったで~~!もう涙でてきたわ!」

エミリー「馬鹿にしてます?」

横山「してない!」」

瑞希「頑張りました……ぶい」

伊吹「ああ、おつかれ。Silent Jokerすごく良かったぞ。
   Twitterでも話題になっている。よくやった」

瑞希「わあ、本当に褒められると思ってませんでしたが、よかったです」


【緊張の糸が解けて】


百合子「あの、私はどうでしたでしょか」

伊吹「よくやってくれた。ありがとうおつかれさま」

百合子「また、頭なでてくれますか?」

伊吹「はい」

百合子「えへへへへへへへ……すやぁ」

伊吹「おい、ここで寝るな。七尾!おーい」


【最高の1日目だった】


未来「……」

伊吹「お疲れ様。よくやった」

未来「……」

伊吹「お前がリーダーで良かった」

未来「うん。もっと褒めて」

伊吹「ありがとうな。いいライブだった」






未来「っっでっっしょ~~~~~~?????
    あっっっったりまえだろこのボケが!!
    誰だと思ってんだよ!!春日さんだぞぉ~~~~??」

伊吹「ふっ、そうだな。よし、急げお前ら、撤収だ!」




【5th2日目】


奈緒「うぅ~、めっちゃ緊張するわ!でもあかん!楽しまなあかんわ!」

横山「ま、頑張りや~」

奈緒「もうちょい何かないの?」

横山「ない。俺の妹が失敗するわけないやん」

奈緒「せやな!」


【5th2日目!】


横山「お前は怪力でステージ壊すなやー」

ひなた「そうだねえ、努力するよ。ところで横山さんの膝はどこまで曲がるのかねえ」

横山「俺の膝も壊そうとするなや。もう壊れてんねんぞ」

杏奈「おいこら伊吹野郎ーー!てめー杏奈には可能性感じてねーのかコラ!」

伊吹「それはオンなのかオフなのかどっちなんだ」


【5th2日目!!】


伊吹「そうだな。お前が1番ユニットの中で爆発力のある奴だ。存分に楽しんでこい」

杏奈「うるせー馬鹿野郎!!家でゲームしてた方が楽しーんじゃ!!」

杏奈「昨日今日とデレやがって!気持ちわりーんじゃ!!」

杏奈「ほんとお前この野郎杏奈が1番だってとこ見せてやっからなボケが!!」

伊吹(いい具合にスイッチが入ってきたな)

杏奈「やってやんぜ!!天下統一!!酒池肉林!!」

伊吹「アイドルをやれ」


【5th2日目!!!】


横山「お?なんや緊張か?」

環「う、うん……初めての舞台で」

横山「せやなー失敗するかもしれんけど、誰も怒ったりせんよ?」

環「ほんとに?」

横山「ほんまに」

環「ネットで叩かれたりしない?」

横山「せえへんて」

環「Twitterに悪口書かれない?」

横山「書かれへんて。全員スパブロしたるから行ってこい」


【5th2日目!!!!】


美也「猫に戻ってしまわないか緊張しますね~」

P「いや頼むから戻らないでくれよ!?大騒ぎになるわ」

美也「ふふふふ」

P「いや怖っっ!!何その笑い!?落ち着け、あの、あれだ!!」

P「猫缶食うか?これで落ち着け!な!?」

美也「いや戻す気満々やないか~~い」

美也「大丈夫ですよ~~行ってきま~す」


【5th2日目!!!!!】


パピ「見せてもらおうか。君たちの実力とやらを」

千鶴「大丈夫、ほら深呼吸して」

朋花「すー、はー」

パピ「緊張する……?坊やだからさ。ところで緊張しないおまじないを教えてやろう」

千鶴「わたくしの手を握って」

朋花「はい……」

千鶴「あったかい?つめたい?」

朋花「ひんやりしてます」

パピ「おまじない、あの、……これもう私いらんのでは?」

朋花「あの、さっきから横でうるさいんですけど、なんですか?」


【5th2日目!!!!!!】



翼「お兄ちゃん、あのね」

伊吹「どうした?」

翼「お兄ちゃんの中での1番は全部わたしだと思ってた。可能性も、爆発力も……」

伊吹「……」

翼「でも違ったんだね……。わたし、」





翼「誰にもお兄ちゃんは渡さないから」

伊吹「がんばれ翼。翼にはずっとライバルが必要だったからな」



【5thLIVE】


エレナ「ワタシ、大好きなみんなのために頑張る!」

P「おう!それでいいんだエレナは」

エレナ「プロデューサー、2人のことはワタシに任せて!」

P「ありがとう!生きて帰ろう!」

エレナ「おーー!」

琴葉「何しに行くつもりなのよ……」


【5thLIVE!】


琴葉「私のこと、ちゃんと見ててください」

P「わかった!」

琴葉「なんか返事軽くないですか!?」

P「えー、じゃあどうしろと」

琴葉「なんか伊吹さんみたいにバシっと言ってくださいよ」

P「バシッ!!」

琴葉「誰が口で言えと」

P「肩の力抜けたみたいだね」

琴葉「…………」


【5thLIVE!!】


P「なーに緊張しちゃってんのよ!」

琴葉「……頑張ります」

P「ライブ楽しみ?」

琴葉「はい!すっごく!」

P「よし!いってこーい!」


【5th】


恵美「んふふふふ」

P「お、恵美~~!衣装可愛いぞ!さすが俺!」

恵美「いや兄貴かい!可愛いのはアタシでしょーが!」

P「知ってる!何ニヤニヤしてんだ?」

恵美「琴葉との、見てたよ~」

P「恵美は緊張してんの?」

恵美「アタシ? 全然?」

恵美「だって、兄貴がいるし」



【5th!】


P「くぅ!泣ける」

恵美「いやもう泣くの!?」

恵美「んもー!アタシまで泣けてきちゃうじゃん!」

P「恵美ぃ~」

恵美「兄貴のおかげで、ここまで来れたよ」

恵美「でも、まだまだこれから」

恵美「ぐすん、ずーっと一緒だよ」

P「うぅ……welcomeは卑怯だぞ」




エレナ「あの兄妹また抱き合って泣いてるヨ」

琴葉「んもう、あのアホ兄妹め」


【トライスタービジョン】


恵美「兄貴!」

恵美「琴葉とエレナのことは任せて!」

琴葉「エレナと恵美のことは任せてください!」

エレナ「メグミとコトハのことはワタシに任せて!」

P「よっしゃー!行ってこい!!」


【5thお疲れ様!】


P「見たかお前!!恵美最高だったろ!」

伊吹「何を言うか愚か者め。ロケットスターこそ1番盛り上がった」

横山「いやいやあかんあかんちゃうわ!奈緒が一番おもろかったやろ??」

パピ「ふっ、千鶴こそが一番輝いていたな」


【Pたちの打ち上げの様子】


伊吹「だが、直前の島原の盛り上がりがあってこそだった」

P「だろ~?でもシスターもやっぱ強かったな」

横山「せやな!夜想令嬢は良かったなぁ~マイク付けてて!」

パピ・P「「だろ??」」


【5thが終わり……】


パピ「虹色lettersも良かった……」

P「だろ~~??まあMVPは恵美だったけど」

伊吹「ふっ、翼の間違いだろ?」

横山「いや奈緒やろ~普通に考えて」

パピ「千鶴こそが」


P「表出ろよこの野郎!」

伊吹「上等だ貴様ら!」

横山「ナメクジ喰らわしたるわ!」

パピ「それはニードロップを顔に叩き込むということか……?」



高坂「あの……」


【このSSはついに序章が終わろうとしている】


P「んだてめぇ!!こっちは今血湧き肉躍る男の決闘の時間なんだぞコラ!!」

伊吹「貴様確か……高坂プロの……」

パピ「敵地に堂々と潜入とは……恐れ入った」

横山「いやこんだけでかい声で居酒屋で打ち上げやっとったからバレたんちゃう?」

P「ヒザナメクジ!お前がうるせーからだろ!」

横山「なんでや!」


【序章の次って……なんだ?】


伊吹「まて!静かに!」

高坂「……」

伊吹「何か言ってるが声が小さくてわからん」

パピ「ふむ、どうやらライブに来ていたようだな」


P「なんだ、恵美のファンか」

横山「いや敵情視察やろ……」

高坂「……」


【サラッと出してくる】


伊吹(あの野郎サラッと読唇術を披露しやがった……)

高坂「……」

パピ「何?……なんてことだ」

伊吹「なんだ?」

パピ「2足のわらじ的にやっていたアイドル事務所は経営が困難で
高坂海美を引き取って欲しいそうだ。
今日見たライブでこの事務所なら、と安心ししたらしい……」

P「何……!?」


【有名なナメクジの人】


伊吹「なるほど……高坂海美か。
   あ、先に言っておくが俺は見ないからな」

P「俺はうちに入るの自体に反対だ。
  これ以上キャラが増えたら恵美の出番が減るだろ」

横山「まあ俺も俺の出番減るから反対やな」

高坂「……ザ……ジ」

横山「お前今俺のことクソザコナメクジって言うたやろ!!」


【担当】


高坂「……」

パピ「何? 所恵美のファン……?だそうだ」

P「なに~~??お前見る目あるな!」

P「そうか~困ってるなら助けてやるしかないな」

P「海美?とかいうのも俺が面倒見てやるよ!」


横山(あいつ死んだな)


【襲来】


琴葉「おはようございまーす」

恵美「おっはよー!あれ?誰もいないじゃん」

???「いるさ!ここに1人な!」

琴葉「げえっ!」

海美「私がきた!あ、君はこの前の!?」

恵美「え、琴葉知り合いなの?あの事務所の真ん中で三点倒立してる
妙なテンションの子と……」

琴葉「知らないわ。二度と、二度と言わないで知り合いだなんて」


【天井まで回した結果】


海美「ねえねえ!この前の肩車!もう一回やろーよ!」

琴葉「やだ。近寄らないで!」

海美「こっちだよ」シュンッ

琴葉「残像……っ!?回り込まれた!」

海美「そりゃーー!」ガバッ

琴葉「こんな事務所で肩車なんてしたら天井にーーーー」


ゴンッ!!!!


【荒波】


琴葉「うぅ……頭凹んでない?」

恵美「にゃははは、ダイジョブダイジョブ」

海美「ごめんね、まさか思いのほか、天井が低くて」

恵美「にゃはは、危ないからだめだよ~」

海美「ごめんよおねーさん!」

恵美「よしよーし」

海美「あっ、……すやぁ」

琴葉「寝た……なんで」

恵美「きっとアタシのバブみが強かったんだね」


【たしかに、海美恵美……似てるのややこしい】


恵美「この子、なんなの?」

琴葉「わからない……以前公園で遭遇した時は」

海美「公園……!!?」ガバッ

琴葉「ほら、恵美のお胸で眠りましょうね」

恵美「よしよーし」

海美「おおきなおっぱい……すやぁ」

琴葉「んで、例の場所で同じように襲われたの」

恵美「あー、あのボロボロになって帰ってきた時ね!?」


【海美に釣られてきた】


恵美「私の胸だとぐっすり眠るのね」

琴葉「攻略方法が見えた気がしたわ」

海美「うぅ~ん、学園みたいな設定が良かったむにゃむにゃ」

恵美「なんの寝言?」

琴葉「寝言!?割とハッキリ喋ったけど、寝言なのね」


【抱かれて眠りたい】


P「ふんふふ~~ん♪ お~とこなら~~」

琴葉「あっ!プロデューサー!おかえりなさい!」

P「おう、甲斐甲斐しく出迎えてどうしたんだよ。ログインボーナスか?」

琴葉「馬鹿なこと言ってないで早く来て対策考えてください!」

P「対策……なん、アァ゛!?誰だその恵美に抱かれて眠っている女はァ!!」

恵美「しぃ~!兄貴、なんかとして~」

P「くっ……うらやましい!」

琴葉「言うてる場合か」


【ノブになる】


P「こいつが……高坂海美……!!?」

P「なるほど……」

P(これがあの女が言ってた妹か。なんて破天荒な野郎だ!)

恵美「兄貴~これ解いてよ~」

P「よし待ってろ今助ける」

琴葉「だめです!寝てる女の子の身体を触るなんて!」

P「じゃあどうしたらええんじゃあ~!」


【眠さマックス】


P「しかし、今日はやたら眠いな。エナドリ飲みたい……」

恵美「うぅ、あと1問で課題終わるけど、おトイレ行きたい……!!」

琴葉「行ってくればいいじゃない」

海未「大?小?」

恵美「小!」

琴葉「答えなくていいの」


【利害関係】


P「なるほど。俺はエナドリ飲みたい」

P「そして恵美はおしっこに行きたい……」

P「どうやら、利害は一致したみたいだな……!」

琴葉「してません」


【トランプで負けた時の顔してる】


琴葉「あれ!?海美ちゃん、今一瞬顔違わなかった!?」

海美「おーっと何のことかな!?」

P「今の顔は……!さてはマンホール白塗りの奴だな!?」

海美「そっちは違うんだな~~~。
   765ASに対するミリオンライブ!みたいなもんなんだよな~~」

P「何言ってるのこの子!?」


【誤表記】


海美「まったく!!人の名前には気をつけてよね!」

P「すいませんでした」

海美「じゃないとシャニマスブックレットみたいに回収して交換なんてことになるんだから!」

P「はい!さっせんっしゃー!」

海美「全く、そんなミスばかりしてるとせっかく映像でメッセージくれたのに
二軍になっちゃうんだからね!!」

P「ああーお客様!そこは触れないであげて!あー!」


【リリイベ当選】


百合子「リリイベどうでした?」

伊吹「当然行くにきまっているだろまったく……」

未来「じゃあなんで5thはLVだったの」

伊吹「ええい、黙れ!」

未来「唇でふさげや!」

伊吹「あっちいけ!今大事な話をしているんだ!」


【ショッピングモール】


伊吹「幕張イオンモール遠いな……」

翼「ひろーい!ねえねえ、ちょっとだけお買い物しようよ~」

伊吹「いや、イベントの打ち合わせがあるから」

翼「えーー!お兄ちゃんは妹がユニクロ着てて嫌じゃない?
しまむらばかり着るよ?それでイベント出るよ?」

伊吹「……はぁ、ちょっとだけだぞ」



【イチャイチャショッピング】


翼「わー!見てみてお兄ちゃん!
どう?似合う~?」

伊吹「ああ、可愛いぞ」

翼「えー!これは?」

伊吹「それも似合ってるな、可愛いよ」

翼「んもー、お兄ちゃんそればっかり~」

伊吹「本心で言ってるんだぞ」

翼「えへへ~知ってる~」

伊吹「こらこら、くっつくと歩きづらいだろ」

翼「やーだー」


【ボーボボSSはだいたい面白い】


海美「私、今日からこの事務所に所属することになったみたいなんだ!」

海美「それでね、ところ天の助って人にプロデュースしてもらえばいいんだって
   お姉ちゃんが言ってた!!」

P「俺はいつの間にプルプル真拳を使うようになったんだ」

海美「もしかしてあなたが噂の天の助!?」

P「残念だけど、ここはボーボボクロスのSSじゃないんだ」


【KH3】


杏奈「ありの~ままの~姿みせるの~おぉ」

百合子「何故今になってアナ雪?」

杏奈「新しいキングダムに出るんだよ」

百合子「いやキングダムみたいな漫画にはアナ雪はでないでしょ……」

杏奈「キングダムハーツに杏奈出ないかなぁ……」

百合子「せめてプリンセス属性で言ってよ」

杏奈「自分は出れますとでも言いたげだな」


【宣伝!!】


P「怒りの長文メモスクショだ!!」

恵美「いや別に怒ってはないでしょ」

P「サークルスペースも発覚し、いよいよ本を入稿したら
当日を待つだけだ!!」

恵美「そっかぁ~大変だね暑い中……」

P「ほんとだよ!!」



https://i.imgur.com/Dw8n99l.png

https://i.imgur.com/3I8waTY.png


P「さらに、あのスピンオフ動画でも最後に宣伝挟んでやがる!」


翼「Pとお兄ちゃんと妹馬鹿」4話 http://nico.ms/sm33351936?cp_webto=share_others_androidapp



P「上の動画は本編にはない、望月杏奈加入時の
真のエピソードが語られているぞ!」

恵美「テキスト早くない?」

P「疲れて途中で投げてる」

恵美「だめじゃん!」


【Web委託は一応予定してますよ!!!】


杏奈「E3どれが楽しみ?」

百合子「やっぱりキングダムハーツだよ~ジャック~」

杏奈「てめーまだ言うかコラ!」

百合子「ええっ!言ってないよ」

杏奈「カルトゲームまっしぐらのデスストだよね」

百合子「気になるけど、怖そう……」

百合子「なんか今回怖そうなゲームが多いよよね」


【チャオ☆】


杏奈「なんだこいつ?」

百合子「どうしたの?」

杏奈「荒らされて他所のスレまで迷惑かけんのか?だっせー野郎だな」

百合子「杏奈ちゃんそこ本当に触れちゃダメなとこだよ!!」

杏奈「どこに喧嘩売ってんのか分かってんのか?こいつはよぉ」

杏奈「泣く子がむせるマザーファッカー乙女アスホールだぞ?」

百合子「それ笑われてない?」


【委託はBOOTH!の予定だよ】


P「脱稿したぞ~~~」

エレナ「えぇっ!?脱腸!?」

P「無事に脱稿したんだ……あとはもうなるようになるさ」

琴葉「脱肛……!?一体何をしたんですか」

P「尻には何もしてないわ」


【大きい犬は怖い】


アオノリ「こんにちはミス天空橋」

朋花「……」

アオノリ「体温の上昇を検知。何かを恐れていますか?」

朋花「犬が……ちょっと……」

アオノリ「ご安心くださいミス天空橋。私は犬型ではありますが、中身はコンピューターです」

朋花「怖がってる私が言うのもアレだけど夢がないことを言うのね」



【でんちゃん、Twitterはじめたってよ】


ひなた「ついったーってのをやってみたいんだぁ」

横山「ああ?やったらええやんけ!」

横山「まぁ、俺よりもお前の方がフォロワー少ないやろうけどなぁ~」

ひなた「最初のツイートは肉塊の写真にするわあ」

横山「俺をどうするつもり!?」


【最初のツイート】


ひなた「うーん、でも分からんなぁ~」

奈緒「機械のことやったらもうアオノリに任せとき!」

ひなた「あぁ、その手があったんだ」

アオノリ「最初のツイートまでを一度に登録しておきました」

ひなた「もうツイートしたの?」

アオノリ「最初は簡単な挨拶とミス木下の笑顔が映える写真を選定しておきました」

ひなた「最初のツイートは肉塊にするって決めてたのに……奈緒さん、消すにはこれ壊せばいいんかねぇ」

奈緒「やめてー!普通に消せるから!アオノリ逃げてー!」


【家での光景】


P「最近!!」

恵美「はい」

P「恵美くん!!」

恵美「はい」

P「冷蔵庫のゼリーを食べましたね!?」

恵美「いいえ」

P「恵美くん!!」

恵美「はい」


【あーんしてくれそう】


恵美「兄貴もゼリー食べたくらいでぷりぷりしないでよ~んもう~」

P「違う!食べるのであれば目の前で食べなさい!」

恵美「えー……、なんで?」

P「それはゼリーちゅるちゅる食べる恵美がエロじゃなくて、確認したいからだ!」

P「急になくなったらびっくりするだろ!?」

恵美「そっかーじゃあ一口今度からあげるよー」

P「わかったそれなら許す」


【事務所で偶然】


恵美「あれ~?伊吹さんじゃーん」

伊吹「ん? ああ、所か」

恵美「むむむ、ねえねえアタシのことはさ、恵美って呼んでよ」

伊吹「……は?いやだ」

恵美「えーーーだって兄貴と被るじゃん」

伊吹「いや、そういうことではなくて……」

恵美「なになに~?もしかして照れてる~?」

伊吹「馬鹿を言うなそんなわけあるか」


【WUG解散】


P「なん……だと!?」

恵美「あら~、あの仙台応援してたユニットでしょ?」

エレナ「結構勢いあったのにネ」

P「まだ1回もライブとかいってないのに……!!」

P「はっ!そんな俺みたいなやつばかりだからこんなことに……くそーー!」


【呼び方の問題】


伊吹「ところで、所、最近そっちはどんなレッスンを」

恵美「めーぐーみーーーー」

伊吹「……」

恵美「プリーズ、アフターミー。はい、めーぐーみ」

伊吹「……すごくいやだ」

恵美「そんな嫌がる~~~?」


【伊吹の気持ち】


恵美「ねえねえ~百合子とはどうなったの~?」

伊吹「七尾?どうもこうも何もない」

恵美「えーー?ほんとに~?」

伊吹「ほんとうだ」

恵美「でもさ~~、本当はちゃんと分かってるんでしょ?」

伊吹「……」

恵美「それくらい分かってるよ、みんな。伊吹さん頭いいし」

伊吹「誰にも言うなよ?そう簡単な話じゃないんだ。
あいつの気持ちと俺たちがやろうとしてることは」


【報われない想い】


伊吹「七尾は苦手なことにも誰よりも努力して立ち向かっている」

伊吹「報われてもいいと思ってる。が、その原動力が俺だ」

伊吹「俺はあいつらをトップにすると決めた」

伊吹「そのために必要なのは今の七尾を突き動かす底知れない原動力だ」

伊吹「そしてそれはこの世界の1番の御法度だ」

伊吹「お前たちが好き勝手はやし立てるのは構わんが、そこから先へ行けばトップへの道はなくなる」

伊吹「だから、これでいいんだ。このままで」


【ISF05行きます】


P「実は合同本に寄稿しているが、合同誌なので特にここでは宣伝しなかった」

琴葉「すればいいじゃないですか」

P「まあ、ここは全く関係ない短い話だしね」

琴葉「そうですか」

P「久しぶりのイベントたのしみ!」


【欲しい本はだいたい手に入った!わーい!】


パピ「私を題材にした本はあったか?」

P「あるわけねーだろ」

朋花「自分で書いたらどうですか?」

パピ「ふむ、ベストセラーになってしまうな」

朋花「1冊ぐらいしか捌けないんじゃないですか?」

パピ「君が買うのか」

朋花「そのお金はドブに捨てた方がマシです」


【ワールドカップ】


美也「すごいプレイですね~」

横山「うわっ!なんやねん!そんなもん見て!」

美也「どうしました?」

横山「俺への当てつけかなんかか!?」

美也「ちょっとよく分かりませんね」


【関西の方、ご無事でしょうか】


横山「うわぁ~~~!!幼少期のトラウマが蘇るわ!!」

奈緒「あかん!これ実家帰った方がええんか!?」

横山「いや分からへん!オカンもオトンも全然LINE返してけぇへんわ!」

奈緒「あの人らLINE全然使いこなせてへんもん!」

横山「でもまぁ俺らの親やからな!」

奈緒「せやな!!間違いなく生きとるわ!!」


【琴葉アイコン記念】


未来「やだやだやだやだやだ!!」

伊吹「うるさい!駄々をこねるな!」

未来「アプデしちゃやだやだやだやだやだやだ!!」

翼「もう~、しょうがないよ~また戻ってくるって」

未来「やだやだやだやだ~~~!!うぅ……ぐすん、今日の百合子は水色のパンツ」

百合子「ちょ、オイ!!」


【ナメクジの癖に!!!】


奈緒「いやー!いややわ~!一生懸命妹引こうとするアニキとか~」

奈緒「いやいやそんなんキショいだけやんけ~」

横山「ん?やったぜ!無料や!」
https://i.imgur.com/WDfUf8S.png

奈緒「な、ななな、なにをほんまに引いてんねんこいつ!いややわ~!」

エミリー「奈緒さん、顔真っ赤ですよ」


【無口な奴のLINE】


海美「見て見て!!!お姉ちゃんがLINEくれた!!」

琴葉「へぇ~高坂さんLINE使えたんだ(良かったね)」

海美「それでね!こう書いてあるの!」


高坂
…………!


海美「どういうことか分かる?」

琴葉「無口にも程がある」


【日本勝っちゃったよ】


琴葉「いつもどうやってお姉さんと話してるの?」

海美「普通に話してるよ!!!?」

琴葉「いやだから普通って……だってお姉さんの声聞こえなくないの?」

海美「なんで!!?聞こえるよーーー!?」

琴葉「……」

琴葉「ああ……さては、天然で得た読唇術ね?」


【ワールドカップ初戦勝利おめでとう】


横山「……」

横山「そっかぁ……買ったか」

横山「良かったなぁ……」



奈緒「……アニキ」

ひなた「奈緒さん、今は……」

奈緒「うん、せやな」


【ワールドカップ初戦勝利おめでとう】


横山「……」

横山「そっかぁ……初めて南米に勝ったか」

横山「良かったなぁ……」



奈緒「……アニキ」

ひなた「奈緒さん、今は……」

奈緒「うん、せやな」


【ナメクジのせいで投稿ミスしたぞ!!】


奈緒「何してんねん……」

横山「感動が台無しや!」

奈緒「まあ、アニキがあそこおらんで良かったわ……」

横山「俺がおったら勝てなかったって言いたいんか?」

奈緒「違うわ!私らのプロデューサー今もおらんかったやん、そしたら」


【同情】


ひなた「奈緒さんがデレるなんて珍しいねえ」

奈緒「別にデレてへんわ」

ひなた「そうなのかい?」

奈緒「まあ、ただ……この前まとめサイトで『日本代表に横山居たらもっと余裕になったのにな』って
   スレ見つけてな」

奈緒「私もそんな訳ないやろ~って書き込みしようとしたら」

奈緒「すでに『ナメクジには厳しい』とか
   『ロシアの気候はナメクジには厳しい』みたいなのばかりで」

ひなた「そっか~~~~」


【愛国心】


横山「まあ現役時代から目立ちまくりやからな!」

奈緒「悪い意味で、やろ」

エミリー「ふーーん」

横山「こいつが言うとめっちゃ腹立つなぁ」

エミリー「まあ?にほんも応援してますよ?」


【撫で回したい】


千鶴「…………」

朋花「どうしたんですか?ソワソワして」

千鶴「い、いえ、あの……美也を撫でてみたくて」

朋花「……はい?」

千鶴「ち、違いますのよ?わたくしは猫ちゃんは大好きなんですけど」

千鶴「どうもあの美也には猫ちゃんと同じような空気を感じてまして」

朋花「それで撫でたいんですね」


【アニONドリンクメニュー】


恵美「ぜったい琴葉のドリンク飲みに行く!」

エレナ「コトハのドリンク……なんかえっちだネ」

琴葉「なんでよ……えっちじゃないもん」

エレナ「でもよくしじみ汁にしなかったネ」

琴葉「うん、最後まで粘ったんだけどだめだって言われちゃって」

恵美(ねばったんだ……)


【蝶のマスクに猫の耳】


千鶴「あぁ、猫、撫で回したいですわ……でも……あぁ」

千鶴「にゃんこ……」

猫耳付けたパピ「………………」

千鶴「…………」

猫耳付けたパピ「……にゃ~ん」

千鶴「……………………………………」


【猫になりたい】


パピ「……で、撫でてはくれなかった」

パピ「担当アイドルの悩みや鬱憤を晴らすためにわざわざ買ってきて付けたのに」

朋花「ばかなんですか?」

パピ「……にゃ~ん」

朋花「ばかなんですか?」


【うっかり窓際に置いてたら表紙がくるんくるんになってた】


P「うぅ……見本誌が届いた……!しゅごい出来だ!」

恵美「ごめーんなんか借りて読んでたら跡ついちゃって表紙そりかえった」

P「ほんまや。なんじゃろなこれ」

伊吹「お前それ表紙にPP加工したのか。湿気時期だから紙目間違えるとそうやって反るぞ」

P「あ?何……?」


【リリイベよみうりランド】


瑞希「よみうりランドは初めて来ました」

百合子「そうなんですか?私もあんまり来たことはないですけど」

瑞希「はい、来る友達が居なかったので」

百合子「あっ……。で、でも!私が今日居ますから!」

瑞希「私の……トモダチ……?」

百合子「いや私が初めて出来た友達って訳じゃないですよね!?」


【仲間】


瑞希「本当に私のトモダチだと思ってくれてますか?」

百合子「もちろんですよ!同じユニットの仲間じゃないですか」

瑞希「ナマカ……?」

百合子「香取慎吾版の孫悟空じゃないんだから……」


【トモダチ】


瑞希「嬉しいです。じゃ、じゃあ、もし絶叫マシン乗って私の表情が
あまり変わってなくても気持ちをくみ取ってもらえますか?」

瑞希「怖かった?とか確認したり、本当に楽しかった?など言わないですか?」

瑞希「あと、私が乗りたいものには付き合ってくれますか?
例え子供向けのコースターでも一緒に乗ってくれますか?」

瑞希「ここで見てるよ。とか言わないですか?」

百合子「分かりました分かりました!言いませんよ!」




伊吹「……おまえら、仕事に来てんだからな?」


【イングランドつおい】


エミリー「んふっ」ドヤァ

横山「なんやねんその顔」

エミリー「んふふ。2点も入りましたよ」

横山「……なんやイギリスか」

エミリー「イングランドって言ってださい」

横山「……い、イングランド」

エミリー「あなたごとき底辺の選手が英国の誇り高き名を口にしないでください」

横山「おまえ!!お前お前お前!!」

エミリー「きゃーー!きゃーー!!」

奈緒「うっっっるさいねん!!そこォ!!イチャつくな!」



【担当を変わってくれ】


朋花「どうしたらもっと聖母のようなアイドルになれるのでしょうか……」

千鶴「朋花はもう聖母のように優しい笑顔ですわ」

朋花「まずプロデューサーを変えた方が良いと思うんですよ」

千鶴「あ~それは否定できませんわ」


【これ以上仕事増やしたくない伊吹】


朋花「でも変わって欲しい人が伊吹さんしかいないんですよ」

千鶴「あら、じゃあ頼んでみたらどう?」

朋花「天空橋は何も問題ない子だから引き受けたいが、
俺の担当下に入るにはユニット入るのが条件だ。って追い返されました」

千鶴「なんて効果的な断り方……」


【ポジティブシンキング】


伊吹「お前の担当アイドルが俺の担当になりたいと言ってきたぞ」

パピ「ふむ、そういうプレイなのだろう」

伊吹「……何言ってんだお前」

パピ「嫌ってますアピールが必死で可愛いではないか。フハハ!」

伊吹(かわいそうに……)


【リクエスト】


琴葉「う~ん」

エレナ「どうしたの?」

琴葉「先輩たちの曲のリクエスト悩んでて」

エレナ「いいのあるヨ!」

琴葉「なになに?」

エレナ「チチをもげ」

琴葉「……。問題は誰のユニットにいれたかね」


【助けられたくない】


琴葉「……恵美もエレナも遅いなぁ……」

ナンパ男「あれ?お姉さん今ヒマ?」

琴葉(ひぃー、ナンパだ!?)

琴葉「すみません、人を待ってるので……」

パピ「おい、貴様。何をしている」

ナンパ男「いや、お前が何だよ!!!」


【正しい行いをしているはず】


パピ「見ず知らずの怪しい男に話しかけられても対応してはいけないよ」

琴葉「……」

ナンパ男「お前に言われたくねーよ!!!なんだその蝶のマスク!!?」

ナンパ男「えぇ!?ってか知り合いなの!?ぜってー辞めた方がいいってマジで!!」

パピ「ふぅ、仕方ない。見せてもらおうか、ナンパ男の性能とやらを」

ナンパ男「本格的にやべーって!!君、マジで俺と行こう!?なっ!?」

琴葉(何この板ばさみ……)


【未来ちゃの誕生日】


未来「伊吹野郎~~~~!!」

伊吹「ほら、誕生日プレゼントだろ?やるよ」

未来「あんがとよ!!」

伊吹「……ほら、用は済んだろ。さっさとレッスン行け」

未来「プレゼント開けてもいい?」

伊吹「後にしろ」


【悩んで買ったんだろうね】


未来「あ~~!!髪留め!可愛い!!」

伊吹「後にしろって言ったろ」

未来「えーー!これ一生懸命ショップで選んだんですか~~??」

伊吹「さっさとレッスンに行け」

未来「ツンデレかよ~~~!!」

伊吹「……」

未来「お誕生日おめでとうのチューはしなくていいのか?おぉん?」

伊吹「だァーー!鬱陶しい!!!」


【ミリシタ一周年まであと1日!】


琴葉「明日はついにシアターが開かれて1周年なんですよ!」

恵美「んも~琴葉はしゃぎすぎだよ~」←パーティ用三角帽装備

エレナ「ほんとほんと。特にお祝いしなくても……ネ~?」←鼻メガネ装備

P「まったく……琴葉はお子様なんだから」←光るクソデカ蝶ネクタイ装備

琴葉「パーティ禁止にします」


【ミリシタ1st Anniversary】


恵美「やったー!おめでとー!」

P「ありがとー!」

琴葉「別にプロデューサーには言ってないですよ」

P「いいのだ!全ての事象に感謝をしているのだ!」

琴葉「ああ、なるほど」

エレナ「ありがとー!」

琴葉「あ、ありがとー!」


【CM】


「ワハハハ!!」

杏奈「ガハハハハ!!」

伊吹「なんだ……?楽屋偉い盛り上がってるな……」

ガチャ

伊吹「おい、望月、準備出来たのか?」

杏奈「ヒロミ~~!お前おもしれーやつだな!ガハハ!
今日、杏奈と共演できること感謝しろよ~~??」

伊吹(肝が座ってるのか、それとも大馬鹿野郎なのか……)


【芸能界の大先輩をちゃんと敬え】


伊吹「大変失礼致しました。この御無礼はなんとお詫び申し上げたらいいか……」

杏奈「ったく、ほんとだよな。頭の下げ方が足んねーぞ伊吹野郎~」

伊吹(こいつあとでほんとシバく)

杏奈「あとよ~、ヒロミもおまえなんで中居じゃねーんだよ~ヒロミ~!」

伊吹「もう我慢ならん!!今死なす!!」

杏奈「ぐぁえあえええ!!」


【2年目のミリシタはすごいぞ!!】


伊吹「……」

未来「MVやればできるじゃろ~~~~??」

伊吹「いいからやれよ」

P「情報が多いんじゃ~~~」

恵美「なんだかすごいことになってるね~」

エレナ「次はワタシの曲だネ!」

P「もうわからんのじゃ~~~」


【ブラック】


未来「あのあの、この詩花って人誰ですか?前歯折ってきてもいいですか?」

伊吹「挨拶がわりに前歯折ってくるアイドル何者だよ」

未来「黒井プロってあの……社員が働けないように朝は10時、
夜は17時30分までしか働けなくて」

未来「何かと毎週末は上司に付き合わせて時間だけ浪費させる飲み会を開き
当の上司はお金先に払って30分で帰って部下を置き去りにするって有名な!?」

伊吹「なにそれ転職したい」


【明日まとめ本頒布】


P「いよいよイベント明日なんだな」

恵美「そうだよ!早く寝よ!」

P「一緒に寝てほしい」

恵美「ん~~、だめ!」

P「一周回って有りってことない?」

恵美「ないない。ほら、寝なさーい」


【ど、どどど童貞ちゃうわ!】


琴葉「私たちで先輩たちの曲を歌えるのね!」

恵美「チェリーだって!やったね!」

P「なんで俺に言ったの!?」

エレナ「それで、チェリーはこの曲をどうやって売ってくつもりなノ?」

P「俺のことチェリーって呼んだのか!?なぁ!?」


【IDOL M@TRIX3】


恵美「ついに来たね!」

P「いやー、早速1冊売れてしまいましたな」

恵美「それ以降来ないねー」

P「しー!いいの!」


【脱走】


エレナ「ミヤ~~~!」

エレナ「ミヤ~~~!」

恵美「どしたん?みゃーみゃー言って。猫の真似?」

エレナ「違うヨ!大変なの!美也が置き手紙で」


「日本は暑いから探さないでください」


エレナ「って居なくなったんだヨ!」

恵美「みや~~~!!帰っておいで~~~!!」


【※一部表現に偏見が含まれております】


エレナ「確かに日本は変な暑さだよネ!」

恵美「確かにね~毎年毎年暑くなってる感じするよ」

エレナ「でも暑いけど日本の人はみんな偉いヨ」

恵美「学校行ったり会社行ったりするもんね」

エレナ「ううん、そうじゃなくて汗だくセックスを求めないでしょ?」

恵美「うう~ん、どこの国では求めるんだとかは聞かないでおくね!!っていうか嘘だよね!?」


【W杯日本敗退】


環「負けちゃったんだ~」

奈緒「せやなー残念やな」

環「ヨコが出てたら買ってたかなぁ~?」

奈緒「アニキが出てたら決勝も行けんかったわ」

エミリー「ナメクジですからね」

横山「聞こえてるぞー」


【恒常SSRの水着撮影】


千鶴「はぁ、水着の撮影は恥ずかしかったですわ」

パピ「何を言う。ノリノリだったではないか」

千鶴「そ、それは……お昼のデザートにフルーツポンチが出るって聞いたから嬉しくて……」

朋花(子供か!)

パピ「給食みたいだったな。揚げパンが食べたかった」

朋花(子供か!)


【ひなた誕生日】


ひなた「少しは大人になれたかなぁ」

横山「いや、全然……?」

ひなた「……」

横山「……」



…………
……



伊吹「おい!誰だァ!壁に横山刺さってんぞ!!」


【刺さったまま】


P「おセンチな気分だ。今日はもう仕事にならんな」

琴葉「いつも大してしてないじゃないですか」

P「そんなこと言うなよ!俺は今、夜明けの朝日とともに
カップ麺をフォークで食いたいんだよ」

壁「焚き火とかしながらやな」

P「うわっ!壁から出た尻と脚が喋った!」

エレナ「これイタズラしていい?」

琴葉「ばっちいからやめなさい!」


【軟体セ〇クスって両方軟体である必要あるよね】


エレナ「バレエの選手って軟体セ〇クスとかするのかな」

P「何言ってんだお前は」

エレナ「ウミミ~ンも逆さ開脚騎乗位とかできるのかなって」

P「どういう体位なの!?」


【スタンプ第三弾!】


エレナ「スタンプ第三弾だヨー!」

P「お泊まり会の様子を意識した撮影だったな」

琴葉「なんか……プロデューサーが私たちの部屋覗いてるみたいで嫌です」

P「は?なんで」

琴葉「だって、寝る時のポジションまでそのままだったから。なんでそこまで知ってるんだろうって」

P「ほんとに3人でああやって寝てるんだ……」


【ガンダム実写化】


パピ「ガンダムが……実写……?」

パピ「なるほど、どうやら私の出番のようだな」

朋花「何も出番ないですよ」

パピ「それはどうかな?この私こそが赤い彗星に相応しいと思わないか?」

朋花「赤っ恥かくだけですよ」


【笹の葉さらさら】


恵美「アニーキ!」

P「なんだい恵ー美!」

恵美「ささ!」

P「……ん?はい?」

恵美「笹!」

P「あー、七夕?」

恵美「そう~!去年の琴葉みたいにお願いごと沢山書かなきゃ!」

P「1個にしときなさい!」


【笹の葉見つけた】


P「確か事務所の倉庫に去年のが……あー、あった!」

恵美「どれどれ?」

P「琴葉は何でこんなに色々書いたんだろ?」

恵美「欲が深いんだよ」

P「そっかー。……いや、そうか?」


【願い事】


P「よっしゃー!笹の葉出したからみんな願い事書いてけーー!!」

恵美「おー!」

P「恵美と俺のハッピーラブラブライフ!あと他のみんなも楽しい人生送れ」

エレナ「ブラジルが日本になりますように」

P「↑なにこえーこと書いてんだ!」

琴葉「↑どういう意図か分からないだけあって恐ろしいですね」


【1人1枚ならば……!】


恵美「みんな楽しくハッピーハッピー!」

琴葉「…………」

エレナ「↑真っ黒!」

P「↑よく見ろ。細か~い字でびっっっしり書いてあって黒く見えるだけだ」

恵美「↑琴葉ウケる」


【邪悪な短冊たち】


未来「ステゴサウルスのマグロ漁船行き」

杏奈「ステゴサウルスのマグロ漁船行き」

翼「百合子ちゃんのマグロ漁船行き」

瑞希「映画スレ復(以下黒く塗りつぶされて)ステゴサウルスのマグロ漁船行き」

百合子「マグロ漁船には絶対に乗らない!!!!」


【書き直しの命令のあと】


伊吹「馬鹿たちの馬鹿が治りますように」

未来「伊吹野郎の机が毎日何かの唾液まみれになりますように」

翼「大勢のお兄ちゃんみたいな人達にたくさんちやほやされたい」

杏奈「大勢の伊吹野郎はキモすぎるので
翼のクソキモい夢が叶いませんように」

瑞希「今度こそ映画スレ復(以下塗りつぶされてる)
伊吹野郎に種つ(以下塗りつぶされてる)
さっきから短冊書き変えるのだれですか?」

百合子「伊吹さんとずっとお仕事ができますように」


【キャンサーたちの短冊】


奈緒「夢はデッカく!関西出身トップアイドル!!」

ひなた「ばあちゃん達にも名前が届くようになりたい」

エミリー「英国になまえがとどくようになりたい」

横山「膝が治ってまたサッカーができますように」

アオノリ「ミスター横山の膝が治る確率は統計的に見て」

奈緒「↑現実突きつけるのやめたげて!」


【短冊(殺害予告)】


朋花「みんなが幸せになりますように」

千鶴「お兄様を葬ることが出来ますように」

パピ「生きたい」

千鶴「↑悩みがあるなら聞きますわよ!」

朋花「もう好きにしたらいいと思う」


【それぞれの七夕】


美也「ねこまんま」

環「ヒーローになりたい!」

亜利沙「アイドルちゃんたちのムフフな情報がたくさん欲しい!」

高坂「……」(←字が小さくて読めない)

海美「あ」(←字がでかくて入ってない)


【楽天コラボ】


未来「あぁ~ん、ボールとバットが出会う時!」

エレナ「あふぅ~ん!BLの匂いがぷんぷんするヨ!」

未来「金のボールに」

エレナ「ふっといバット!」

未来「おぬし中々やりおるのう」

エレナ「おぬしも悪よのう」


伊吹「はやく帰りたい」


【楽天は負けましたけど】


未来「私達の応援があって負けるってどういうこと?」

未来「それでもキンタマついてるのか!?ああん!!?」

未来「だいたいこの結果はな!コラボ試合とかいうのが発表された
    当初から誰もが対戦相手みて予想してたんだよ!!」



エレナ「ねえ、イブキサン、ミライが楽天の人たちに説教してるの止めなくていいの?」

伊吹「止めるとな、矛先が俺に向くんだよ。でも止めないとだめだよな。……くそぅ」


【1人寂しく】


未来「伊吹ー、野球やろうぜ!」

伊吹「……お前、怖いもの本当にないんだな」

未来「あ?」

伊吹「かつて所の馬鹿が室内でキャッチボールしてたんだよ」

未来「お前とやったのか?馬鹿じゃね」

伊吹「いや、壁当てで1人でやってた」

未来「やべーやつだ」

伊吹「その壁の向こうは社長室だった」

未来「やべー馬鹿だ!」


【しょうがないよね】


P「恵美もエレナも誘ってもやってくれない」

伊吹「って言って俺にグローブ渡してきたから、俺はゴミ箱に捨てた」

伊吹「誰もやってくれないからしょうがないから
壁に当てて返ってきたの拾って投げてを繰り返し遊んでた」

伊吹「社長はキレて怒鳴り込んできたが、その社長にぶち当てて撃退した」

未来「あいつ何やってんだ」


【セキュリティレベル】


伊吹「それを見た田中が奴を鬼のように叱っていた」

未来「亀甲縛りで?」

伊吹「普通に正座させてだ」

未来「なんだ……」

伊吹「あれ以来、事務所では関連ワードを発すると
音声認識により、田中に連絡が行くようになってる」

未来「ほーん、で?」

琴葉「そういうことよ」

未来「でたあああああ!!」


【恐怖の共同開発】


琴葉「ゴマパンダ(アオノリ)の音声認識プログラムを応用したの」

伊吹「田中、二階堂、俺の共同で作った。事務所の至る所にマイクを隠しているからな」

未来「盗聴かコラァ!」

伊吹「俺と田中がそんな愚行に走る訳、ないだろう?
だが、二階堂のアホはやりかねんから
俺と田中で監視している」

未来「必要な時だけ使わせるとか、セフレみたいな関係だな」


【証拠を残そう】


伊吹「一部音声は全て録音される仕組みだから
普段の会話までは録音されない」

琴葉「特定のNGワードが出た時にだけ動くのよ」

未来「隠してあるマイク全部破壊してやるからな」

伊吹「無駄だ。俺自身にマイクついてるから俺に暴言吐いたら全部録音されている」

伊吹「法廷に立ってお前が勝てる保証は微塵もないから覚悟しておけよ」

未来「ちくしょう……覚えてやがれ。地べた這ってでも
戻ってきて泣いて謝っても許さねぇからな。
せいぜい今のうちに子孫を吐き出しておくんだな」

伊吹「まるでアイドルのかけらも感じられない発言だな」


【ボールは友達】


横山「あれ、なんやろな。どこの世界線なんやろ」

奈緒「ほんまやで、こっちのアニキはほんまの役立つやろ」

エミリー「ボールは友達(笑)」

横山「おいそこォ!俺がまるでボールしか友達おらんみたいやろ」

エミリー「違うんですか?」

横山「違うわ!」


【フレンド】


ひなた「じゃあそのお友達って誰なんだい?」

横山「え゛っ?ほら、所も伊吹もパピ公も
同僚言うけど友達みたいなもんやろ?」

エミリー「……ふーん?」

奈緒「ほな、聞いたら早いわな」

横山「我が妹ながら中々えぐいことしてくるなぁ」


【ベストフレンド】


パピ「私に友達……?友とは裏切るためにあるものだ」

奈緒(なにゆーてんこいつ)

伊吹「はぁ?横山が……?そんな訳ないだろう。吐き気がすることを言うな」

奈緒(言い方キッツい……)

P「え?横山が友達か?まあな!あいつアホだけど友達は友達だろ」

横山「俺はお前を信じていたぞぉぉ~!」

P「うわっキショ!寄るな!」


【W杯っていつまでやってんの】


横山「ところで、イングランド負けたな」

エミリー「日本はもっと前に負けてます」

エミリー「でもあなたが居なかったから予選突破しましたね」

横山「そ、そんなことないわ!」


【呼び方】


パピ「私のことを本名で呼ぶのはやめたまえ」

伊吹「……じゃなんて呼んだらいいんだ」

パピ「ふむ、確かに。あ、マスクの貴公子でどうだ?」

朋花「考えてなかったんですね……」

伊吹「しかも却下だ、そんなの。不釣り合いだろ」


【好感度】


伊吹「だいたいお前がさっさと罪を清算しないからそうなるんだ」

パピ「ふぅー、分かってないな」

朋花「単に上手くいかないだけですよ」

パピ「ふっ、そんなことない」

パピ「今なら前よりも好感度が上がっているはずだ」

朋花(どうだかなぁ……)


【殺意の理由】


朋花「っていうか千鶴さんは幼少期の悪行もそうですけど」

朋花「もっと大事なことを言ってましたよ」

パピ「……」

朋花「どうして、家が大変な時に戻って来なかったのかって」

パピ「……」

伊吹「なんだそれは」

パピ「私にも分からん」

伊吹「おい」


【難しい顔】


伊吹(なんで俺ばかりシリアスな話進める時引っ張り出されるんだ……)

伊吹(二階堂は二階堂妹に直にどういうことか聞きに行ってしまったし……)

伊吹(まあ……天空橋がいれば事務所で殺人事件が起きることには
ならないと思うが)

未来「なに難しい尻してんだよ」

伊吹「それを言うなら難しい顔だろ。難しい尻ってなんだ。
むしろ簡単な尻って、あ、いやいい。言わなくていいからな」

未来「ゆるゆるケツマ〇コのことだな」

伊吹「……チッ」


【千の】


千鶴「はぁー、暇だからってノートにこんなに
トーテムポールの絵を書いてしまいましたわ……」

パピ「おい。君はお兄さんが大変な時に家に戻って来なかったというのは」

千鶴「なっ、どうしてあなたがそれを」

パピ「朋花から教えて貰ったのだ」

朋花「すみません……ふっ」

千鶴「いえ、別に大丈夫……今わたくしのトーテムポール見て笑いました?」

朋花「ふふ、なんでこんなにトーテムポールばっかり……」


【千鶴の中高生時代】


千鶴「わたくしの家はコロッkおほん、ありがたいことに不自由のない生活でした」

千鶴「ですが、ある時、お兄様が行方不明となり、家は放火にあい」

千鶴「借金取りに追いかけられたこともあったんですわ」

パピ「……何かの映画の話か?」

千鶴「わたくしの話ですわ」


【真実の表側】


千鶴「ですが、借金の理由も家が狙われた理由も」

千鶴「全て、お兄様絡み……」

千鶴「挙句お母様お父様は実はお兄様の失踪の理由を知りながら、
それでも尚、お兄様を庇い続けていましたわ」

千鶴「でもお兄様は知らん顔で……」

千鶴「お母様は今、身体を壊して入院しているのに……!!」



パピ「待て、天空橋朋花!仮面を外そうとするな!今はほんとマズいから!うぐぐ」

朋花「裁かれましょう……!裁かれろ……!」


【真実の裏側】


パピ「私あ、いや、彼の言い分を聞きたまえ!」

パピ「彼はとある場所に囚われていたのだ!」

パピ「家族と妹のために自らを差し出したのだ!」

パピ「開発能力が高いだろ?だから某国で色々作らされていたのだ!」

千鶴「でもお兄様の作るものはガラクタばかりでしたわ!」

朋花「早くそれ(仮面)外したらどうですか?」


【天才科学者】


パピ「彼は言っていた。開発に協力しないのであれば家族がどうなるか分かっているのか、と脅されたと!」

パピ「彼が脱走する度に君らは危険に晒されたのだろう……」

千鶴「そうですわ!だからこの苦しさの元凶に恨みを晴らすのですわ!」

朋花「うん、ほんとそうしましょう」

パピ「君はどっちの味方なんだ……」


【新たなる希望】


???「……ここが765プロ……」

???「スカウトされて、勢いで来ちゃったけど、大丈夫かなぁ……」


<ギャ-ギャ-
<ワ-ワ-


???「う、うん。人はいるみたい……」


<ギャ-ギャ-
<シッコクシッコク!

???「え?ダイナマイト四国がいるの?
私もしかしてやばい事務所に来たんじゃ……」

???「……ええい、ここまで来たら行くしかない……」


【スカウトされた】


可憐「こんにちは~、この前、街でスカウトされた篠宮可憐という者なんですけど……」

朋花「あ、ちょっと今、取り込み中でして」


<そういう訳でわたくしは何がなんでもお兄様を殺りますわ!
<それはいささか早計すぎると思うぞ!


可憐「あ、この声と匂い……。居た。あの、二階堂さん」

パピ・千鶴「「え?」」

千鶴「え?」

パピ「あ」


【サヨナラパピヨンマスクの男】


千鶴「……」ぶんっ

パピ「あぶなっ!ノールックで懐から刃物出てきた!」

千鶴「あなた……まさか……!」

可憐「え?え?え?」

朋花「流石に千鶴さんも気づくんだ……」


【生存本能】


パピ「私はたまたま苗字が一緒なだけだって」

千鶴「前々からわたくしやお兄様のことを知りすぎていると思いましたが」

千鶴「ここで会ったが100年目……!」

千鶴「わたくしがどれほどこの時を待ちゃわびゃらられら!!」

パピ「そんなろくでなしBLUESみたいな噛み方されても……」


【いたたまれない可憐】


千鶴「どれほどこの瞬間のことをシュミレーションしたか……!」

朋花(普通に言い直した……)

パピ「え?俺の家族のために囚われてた話は無かったことになったの?」

千鶴「問答無用ですわ……!お覚悟!!」




可憐(こんにちは。篠宮可憐です。今日、アイドル事務所に
勇気を振り絞って行ったら人が殺し合いをしていました。
お母さん、私はもう帰りたいです)


【怒れる千鶴】


千鶴「キエエーー!!」

パピ「天空橋朋花!助けてくれ!」

朋花「……」

パピ「無視!?こっち見てるのに顔がピクリともしなかったぞ!」

千鶴「虎牙破斬!」

パピ「他所の技を出すな!」


【二階堂兄、初登場】


パピ「うっ、」


ピシ…… パリン……!


朋花「あっ、今の技でお面が割れた……」

千鶴「やはり……あなたがお兄様だったのですね……」

二階堂「……バレては仕方ない。潔く君の恨みを受け入れよう」

朋花「どの口で潔くとか言ったんですか?」


可憐(あっ、分かった!歓迎のフラッシュモブ的な奴なんだ……きっと!)


【ハンサムフェイス】


朋花(ちゃんと仮面外したの初めて見たけど顔は
若い頃のハリソン・フォードみたいな顔してるんだ……)

可憐(邪魔にならないように端っこで見学しよ。
きっとこれからの演技の勉強とかになるんだ……)

二階堂「君には隠していたが……実は私は」

二階堂「君の兄のようなのだ」

朋花「!?」


【苦し紛れ起死回生】


二階堂「私は君に償いをしたいと思っているが」

二階堂「私にはその罪の記憶がない」

朋花「おーい。汗だくですよー」

千鶴「……」

二階堂「私がどんなに過去に君に悪事を働いたか何も覚えていないのだ……!」

二階堂「記憶がないが、私が兄だということに変わりはない。
どうか、償いのチャンスを私にくれないか!」

朋花「さっき潔く受け入れるとか言いましたよね?」

千鶴「……そ、そうだったんですの?」

朋花(あちゃーーーーーーー
騙されてるーーーー)


【首の皮一枚】


千鶴「……で、でしたら、わたくしが記憶を戻すのを手伝いますわ!」

二階堂「え!?」

朋花「なんでその展開予想してないんですか」

千鶴「記憶がないとはいえ、兄妹ですもの。一緒にいたら何か思い出しますわ!」

千鶴「それで、全部思い出したら殺すことにしましょう!」

二階堂「…………」

二階堂「……」チラッ

朋花「こっち見ないでもらえますか?」


【デレ6th先行当落】


可憐「あの……それで、これはどういう状況なんでしょうか」

亜利沙「アーッ!! アソビストア先行だったのに!!
     1日しか当たりませんでしたよーーー!!」

千鶴「ほら、これ覚えてます? お兄様の部屋の写真ですわ」

二階堂「思い出せないなぁー……うん。思い出せない」

朋花「ショック療法とかいいんじゃないですか?
   試しにこの釘バットとかで殴ってみましょうよ」

可憐「なんなんでしょうか……」


【PV】


――緊張してる?

可憐「はい……」

――お名前は?

可憐「はい、篠宮可憐と言います……」

――かわいいね。

可憐「あ、いえ、そんなことは……」

――いま、おいくつですか?

可憐「16歳です」



朋花「なんですかこの映像……」

二階堂「プロモーションビデオだ」


【習得したい】


高坂「……」

琴葉「……」

海美「ほら、頑張って!」

琴葉「いや、絶対分からないですって!」

海美「えーーー? なんでーーー?
今のは、お姉ちゃん、『らっきょう』って言ったんだよー?」

琴葉「私には難しい……」


【海の日だからおめでとうとかそんな感じ】


高坂「……」

海美「え!?うわー!ありがとうー!」

琴葉「なになに?」

高坂「……」

海美「んもー!琴葉はそんな子じゃないよー!?お姉ちゃんってばほんとウケる!」

琴葉「何が!?ねえ!?」


【性格ははっちゃけてる姉】


琴葉「お姉さんなんて言ったの?」

海美「ああ、琴葉ちゃんは道に落ちてるピーナッツを鼻に入れたりする?って」

琴葉「そりゃあ、そんなことしないですよ!!?」

高坂「……」

海美「お姉ちゃん笑いすぎ!あははは!」

琴葉「表情筋死んでませんか!?ピクリともしてないですよ!?」


【ダンスバトル】


エレナ「え?ウミのおねーちゃんが喋らない?」

エレナ「そんな時はダンスで心を繋ぐんだヨ!」


~~6時間後~~



琴葉「というわけなんです!」

P「それでサンバ対バレエ、白熱のダンスバトルが!?
もう何時間も踊りっぱなし!?早く止めよう!」


【ダンスダンス】


琴葉「どうしたんですか?」

琴葉「って、なにやってるんですか!?」

P「ああ!琴葉!2人を止めてくれ!」

琴葉「2人ってそこの踊りまくってる2人ですか?」

P「このままじゃ、事務所がダンスフロアになっちまう!」

琴葉「いや、どういうことなんですか……」


【世界はダンスに支配される】


P「2人のダンスに見とれた俺は気がつけばダンスしてたのさ!」

P「奴らの楽しそうなダンスに体が動いて止められない!」

P「ただ、俺のダンス知識の無さから、ヒゲダンスしかできない!」

P「これ以上ヒゲダンスしたら、宙に浮いちゃうよぉ!」

琴葉「……」

P「冷たい目で見られてるのに体が止まらない!」


【事務所内ダンス禁止】


琴葉「分かりました分かりました」

琴葉「ちょっとダンス禁止にしてきますね」

P「それがいいと思うよ」

琴葉「ヒゲダンスのまま着いてこないでください」

P「だってしょうがないじゃん。止まらないんだもん」


【瑞希の思い】


瑞希「春日さんみたいにボケられるのはどうしたらいいでしょうか」

伊吹「……」

伊吹「真壁。二度と、二度とそんなこと考えないと誓え」

瑞希「なにやら大きな地雷を踏んでしまいました」


【ほんとはボケたい】


瑞希「私も春日さんみたいに気の利いたボケを言って」

瑞希「お茶の間をどっかんどっかん笑わせたかったんです」

伊吹「間違いを正していこうか。まず奴は気の利いたことは言わない」

伊吹「そしてどっかんどっかん火を噴くのはうちの事務所だけだ」

瑞希「そんな……」


【リーゼントか坊主か】


伊吹「事務所合同ニコ生か……」

未来「任せてちょんまげ!」

伊吹「お前、出演になってるけど、あれは嘘だ」

伊吹「お前の等身大のポップが立ってるだけだ」

未来「よし、分かった。そっちがその気なら
なんとしてでもニコ生を無茶苦茶にしてやるからな」

伊吹「分かった。俺が悪かった。
普通に出してやるから一言も喋らないでくれ」

未来「櫻木とか言うやつを桜木花道ヘアにしてやる」

伊吹「どっちだ!?」


【土用の丑の日】


恵美「兄貴~うなぎ食べようよ~」

エレナ「うなじゅう~」

P「日本からうなぎ無くなっちゃうよ」

エレナ「大丈夫大丈夫、プロデューサーには股k

琴葉「言わせないわよ!?」

P「誰のアソコがチンアナゴって?」

エレナ「そこまでは言ってないヨ」


【エロ同人みたいに!】


エレナ「うなぎは生きてるとこはエッチすぎるのに」

エレナ「うなじゅーにすると美味しいよネ」

琴葉「うーん、前半には同意したくないなあ」

P「今度うなぎを素手で掴む仕事やるか」

琴葉「絶対いやです」


【水着のお仕事】


奈緒「アニキは私が水着の仕事とかするのどう思う?」

横山「なんやそのキッショい質問は」

奈緒「いや、なんとなく聞いただけやろ」

横山「むしろどうか思ってた方がキショいな」

奈緒「ほーん。まあ、ええわ。ひなたやエミリーのは?」

横山「あんなお子ちゃまらのはあかん。小学生の水泳教室やな!」

奈緒「最低やな」

横山「お前が聞いてきたんやろが」


【百合子も恵美も引けません】


杏奈「あえて眼鏡をつけるとは……変態だな」

百合子「なんで!?」

杏奈「だって……あえてつけるなんて例えるなら……」

百合子「例えなくていいよ別に」

杏奈「コンドームみたいだな」

百合子「別にあれはあえて付けるわけじゃないんじゃ……」


【オススメの本】


杏奈「オススメの本があったの」

百合子「えっ!?なになに!?」

杏奈「これ"本好きの女をぶっ飛ばす500のシチュエーション"」

百合子「なにこれ」

杏奈「オススメ。読んだら感想聞かせてね」

百合子「いや、なにこれ」


【友達を探す】


可憐「やっぱりアイドルの子たちって元気な子が多いなぁ……」

可憐「私ちゃんと友達になれるかなぁ……」

可憐「あっ、……本読んでる大人しそうな子がいる」

百合子「…………」

可憐「私も本は好きだし友達になれるかなぁ……何読んでるんだろう……」

可憐「"本好きの女をぶっ飛ばす500のシチュエーション"……」

可憐「……あの子はやめておこうかな」


【勝手に深まる溝】


可憐「でも、私も同じ本読んでたら友達になれるかなぁ……!」



百合子「ん?あっ!あの本読んでる人がいる……!」

百合子「あれ確実に私を潰しに来てるよ……」

百合子「入ったばかりの新人さんだったから仲良くしようと思ったのに……」


【牽制】


可憐(あ、気づいたかな……?私も友達だよ~)

百合子(うわぁー!すごいチラチラ見てくる!)

可憐(あれ?アピールが足りないかな……)

百合子(ていうかあんな派手な人に睨まれたら私死んじゃう……)



伊吹(……何やってんだあいつら?)


【挙動不審の2人に】


伊吹「おい、君確か篠宮だろ?」

可憐「ひぃっ!」

百合子「あ、伊吹さん」

伊吹「……何をそんなに驚くんだよ」

可憐「そ、それ以上近寄らないでください……!」

伊吹「は?」

可憐「顔がいい人は私を利用する人だっておばあちゃんが言ってました……!」

伊吹「……」

百合子「いやそんな顔して私のこと見ても私じゃないですよ!?」


【イケメン恐怖症】


伊吹「まあ、今のは冗談にしても……」

百合子(珍しい。冗談言った……和ませようとしてるのかな?)

可憐「イケメンには毒があるから近づくなって言われて育ったんです」

伊吹「何言ってるのか微塵も分からん」

可憐「はぁ……二階堂さんなら平気なんですけど」

伊吹(こいつ、失礼なこと言ってる自覚あるのかな)


【顔認証】


アオノリ「……認証できません」

二階堂「何故だ……私は君の開発者なのだぞ!」

奈緒「いやそれどう見てもマスクで認識されてるやん」

二階堂「なんだと……!?」

奈緒「私がマスクつけてたら認識されたで?」

二階堂「これが顔認証の抜け穴か……!」


【また1つ賢くなる奈緒ちゃん】


二階堂「そうか……声帯認証も追加しよう」

奈緒「いやそんなんいらんて……」

二階堂「人はアップデートを繰り返す生き物だ」

二階堂「仮にアップデートが衰退すると何が起きると思う」

二階堂「例えるなら……君のお兄さんは膝がアップデートされなくなったな」

奈緒「なるほど、衰退するんやな!」


【小説家になろう】


伊吹「何書いてるんだ?」

百合子「きゃああああ!!」

伊吹「うわっ、びっくりした」

百合子「急に覗かないでくださいよ……」

伊吹「いや、なんか一生懸命書いてるみたいだけど、
宿題ではなさそうだったから」

百合子「……笑わないでくださいよ?」

百合子「しょ、小説を書いてました……」

伊吹「……そうか」

百合子「うぅ~~、残念そうな顔もしないでくださいよぉ!」


【冷めきった目】


百合子「杏奈ちゃん達には秘密ですよ!?絶対ですよ!?」

伊吹「分かった分かった……見せてみろ」

百合子「あっ、まだだめっ」





エドガーの剣はすごいスピードで攻撃を繰り出した。

キンキンキンキンキンキンキンキン!

「く、やるな!」




伊吹「……そうか」

百合子「だから残念そうな顔しないでくださいよぉ!もう!」


【書き続ける乙女】


伊吹「いや、悪いとは言わないけど……」

伊吹「……誰にも見つからない家でこっそりやれ」

百合子「ふーんだ!そんなこと言う伊吹さんにはもう見せてあげないんですからね!」

伊吹「ああ、そうしてくれ」

百合子「即答しないでくださいよぉ……」


【お兄ちゃん】


翼「ねえ、さっき何話してたの?」

翼「ねえ、お兄ちゃん?」

翼「お兄ちゃんさっき百合子さんと仲良く何か話してたよね?」

翼「なんでもない?」

翼「なんでもなくないよね?」

翼「だってお兄ちゃんすごく楽しいそうだったよ?ねえ?」

翼「お兄ちゃん?何の話をしてたのか聞いただけなんだよ?」

翼「答えられないような話をしてたの?」

翼「お兄ちゃん?」


【春日未来VS偉い人】


未来「……あ?」

未来「何年もやってくのは構わねーけどよ」

未来「先に死ぬのはてめーだぞ」

未来「……いてっ」

未来「おい!!カメラの奥からパチンコ飛ばしてくんのやめろや!!」



【愛でる】


恵美「はうっ!」

P「どうした恵美」

恵美「あ、あ、ああ、あっこに可愛い子いる!」

P「ん?誰だあの禍々しい髪型の子は」

恵美「こんちわー!ねえねえもしかして新しく来た子ー?」

可憐「は、はい……」

恵美「ねー超可愛いね!どこ住み?え?てかいくつ?アタシはねー」

P「恵美が人を愛でるモードに!」


【人たらし恵美】


P「何してんの?こんな事務所の隅っこで」

恵美「そうだよーこっちおいでよ綺麗なネイルしてるよね、見せて見せて」

可憐「あっ、ちょ、」

可憐「ここで待ってるように言われてて」

恵美「ダイジョブダイジョブ!」

P「こうなった恵美は中々止められんからなぁ」


【珍しく静かな事務所】


高坂「……」

伊吹「……」

琴葉「……」

高坂「……」

伊吹(これは)

琴葉(何か話した方がいいのかなぁ……)


【うるさいやつ】


P「ただいマンゴーパイナップル~」

P「ん?」

高坂「……」

伊吹「……」

琴葉「……」

P「なんだなんだ~?お前らシケてんなぁ~葬式かよ」

琴葉「プロデューサーがうるさいだけです」


【ファミ通でゲームブログスタートするって】


伊吹「という訳だ。しっかり文も書くんだぞ」

杏奈「お、おお、おおお~~~!!」

伊吹「……分かってんのか?」

杏奈「おおおお、おおお!」

伊吹「まあ……嬉しそうで良かったよ」

杏奈「伊吹野郎、お前使えるなぁ~」

伊吹「キャンセルしてきてもいいんだぞコラ」


【嵐の中で】


琴葉「台風が来るとイベントなんかも中止になるし……」

恵美「あー、そうだね」

エレナ「台風!?外行かなきゃ!」

琴葉「え!ダメよ危ないから」

エレナ「T.M.Revolutionごっこしなくちゃ!」

琴葉「なおさらダメよ!」


【メタル】


伊吹「ん?」

瑞希「……」

伊吹「珍しいな。こんなところで居眠りなんて……疲れてるのか?」

瑞希「……う~ん。メタル桃子……むにゃむにゃ……」

伊吹「寝言……だよな?」


【ユニットの路線】


恵美「何この大量の白ワンピ」

P「恵美が白ワンピっていう波動を遅れながら感じたので」

恵美「だいぶ遅い気が……」

P「いいから着るんだ!!」

エレナ「ワタシも着るー!」

恵美「おっ!こうなったら琴葉も着て清楚ユニットにしようよ!」

エレナ「いいネ!」


【清い心】


P「清楚系ユニット……」

琴葉「2人とも可愛いから元から清楚系よ」

恵美「まあエレナは時々やらかしちゃうけど」

エレナ「てへっ」

琴葉「エレナはでも……可愛いから」

P「親馬鹿だなぁ」


【翼誕生日】


伊吹「どうしたその荷物!?」

翼「だって学校でいっぱいお祝いされちゃって……」

伊吹「そうか。まあ俺からもあるんだがな」

翼「え~~また荷物増えるの~!でも嬉しい~」

伊吹「なあ、翼、今日は何食べたい?」

未来「しゅてーき」

伊吹「お前には聞いてない」


【夜想衣装】


恵美「うほほー!新しい衣装!」

二階堂「2人とも似合っているではないか」

千鶴「当然ですわ!」

二階堂「血を吸われそうだな」

朋花「あなたの血は蚊でも嫌がりますよ」


【航海】


エレナ「プロデューサー!」

P「こらこら事務所は走っちゃいけませんよ~」

エレナ「ワタシ、海賊王になるヨ!」

P「あらやだ何言い出すのこの子」

エレナ「ワンピース読んだ!」

P「随分ストレートに影響されたな」


【賊の王】


P「うちには既に山賊の王がいるから」

P「これ以上賊は出せないんだよ」

エレナ「えーー!」

P「そういうことだ」

エレナ「じゃあ普通の人になるヨ。海人でいいヨ」

P「急に沖縄感溢れるようになったな」


大変おまたせいたしました。
まとめ本、制作したものの通販がやっと始まります。
通販自体はじめてなので発送にまたしても手間取って
遅れるかもしれませんが、なんとか頑張ってやっていきたいと思います。
以下URLよりお願いします。

https://ss-j.booth.pm/

何か問題があればBOOTH内のメッセージや
なんかその辺から検索して連絡つくところにメッセージ送ってください。
よろしくお願いします。


【通販開始!】


恵美「なんでそんな遅れたの?」

P「どれがいいのかよく分からんかった」

恵美「そうなんだ?」

P「発送方法もよく分かんないし」

恵美「まあ、売れるといいね」

P「そうだね」

エレナ「そうだねじゃねーんじゃ!はよ引けヨ!」

P「そっちはちょっと待ってくれよ!」


【その2>>901から放置されてたTwitter】


所恵美@megumi1056
放置してたけどまた頑張って始めるよ!

ファン1号@fan1
クソ兄貴いい加減ちゃんとやらせろ

ファン2号@death_megumibro
ブロック解除してくれ

ファン3@kill_megubro
やはり泥水をすする生活だったが、
またしても期待してしまう俺がいる。


恵美「Twitter怖いね!」

P「いや、この程度何も怖くないよ。俺のリプ欄は毎日死刑宣告がくるもん」


【諸事情で】


P「発送方法とか色々戸惑い手間取り……」

P「今気がついたけど、クリックポストとかいう
ポストに投函するだけのサービスを使うんだけど」

P「他の梱包発送の資材が無くて買ったった」

恵美「あー、それで値上げしたの?」

P「ごめんなさああああああああい」


【日頃の行いのせい】


琴葉「あの、プロデューサー、エレナのことなんですが」

P「ん?どうした?」

琴葉「最近、しきりに私のことを
うるせえ!行こう!って誘って来るんですけど」

P「……ほんとに影響受けてるのな」

琴葉「あれ何なんですか?」

P「まず、1つ正して起きたいことがあるんだけど、
何でもかんでも俺が1枚噛んでると思ったら大間違いだぞ」


【パンツの日】


杏奈「今日はパンツの日」

伊吹「……」

杏奈「こっち見てみ?」

伊吹「うるせえ」

杏奈「履いてないから」

伊吹「履け」


【下着取引】


杏奈「ステゴ」

百合子「いやもう百合子みたいに呼ぶのやめてよ」

杏奈「パンツの日だからさ」

百合子「やだ。見せないからね」

杏奈「杏奈のと交換しよ」

百合子「いや、試合後のサッカー選手じゃないんだから」


【涼】


エレナ「ミヤーミヤー」

美也「はい~呼びました~?」

エレナ「ミヤがいるとこはだいたい涼しいから探してたの」

美也「なるほどー。一緒に涼みますか~」


【娘の成長を見守る】


琴葉「……うぅっ」

恵美「わっ!琴葉どしたの!?何泣いてるの!?」

琴葉「エレナがね、」

恵美「なになに!?エレナと喧嘩したの!?」

琴葉「ううん、エレナが服を脱がずに涼をとることを覚えてて……」

琴葉「なんか、成長したんだって、嬉しくて」

恵美「涙腺のガバガバ具合どうした」


【狂乱乙女】


未来「裏口入学って、いやらしいですよね!!!?」

瑞希「……そうでしょうか?」

未来「……。リーダーがそうだっていってんだからそうなんだよ!!!!!」




瑞希「あの……伊吹さん」

伊吹「どうした?」

瑞希「私が悪いのでしょうか……?」

伊吹「真壁は何も悪くない。真壁にはあとで甘いお菓子を買ってやる」


【モード】


パピ「今日はお渡し会だな」

千鶴「何故またそのマスクを??」

パピ「仕事モードというやつだ」

千鶴「じゃあマスクをされてない時は何モードなんですの?」

パピ「……」

パピ「……」

パピ「東京モード学園」

朋花「長考した結果つまんないって最低ですね」


【ボランティア休暇】


伊吹「……ボランティア休暇……??」

未来「ボランティアやってたら休暇になんねーだろが!!」

未来「そんなアホみてーなもん募集してねーで金払って雇え!!」

伊吹「まさか……お前を褒める日が来るとは……」

伊吹「よく言った」

未来「うるせえー!!お前ら大人がしっかりしねーからだろボケ!!」


【トップをねらえ】


未来「あー、あれ追加されたんだ」

未来「ボールド」ボソッ


ドドドド……

バァン!


翼「ToP!!!!!!!!!!!!!だよ!2度目は無い」

未来「チィッ!トップ警察だ!嗅ぎつけやがった!」


【厳しいレッスンの事情】


可憐「はぁ……はぁ……」

可憐「やっぱりレッスンきついなぁ」

千鶴「今日はいつにもして厳しいですわね」

二階堂「その通り……!これからはビシバシいくぞ」

朋花「いつ追いかけられても逃げられるように体力削る作戦なんですよね?」

二階堂「な、ななな、なにをばかなことを……!」


【果てしないイタチごっこ】


朋花「でもそれを続けるとほんとに追われた時に
逃げきれないのでは?」

二階堂「なるほど」

二階堂「千鶴さんや」

千鶴「なんですの」

二階堂「もし私が記憶戻ってる状態で逃げたらどうする?」

千鶴「地の果てまで追いかけて八つ裂きにしますわ」

二階堂「今日はもうレッスン終わり!!」



【台風影響】


P「うーん、コミケが近いというのに
この台風よ」

恵美「なんで?涼しくなるじゃん」

P「台風過ぎたらめっちゃ暑くなるぞ」

P「雲一つない炎天下のビッグサイト……」

恵美「うわぁ!」


【恵美の衣装コミュ】


恵美「ところでこの新しい衣装なんだけど、可愛いよねー」

P「恵美に合わせて作ってるからな」

恵美「ははーん、なるほど?」

P「メイクもその衣装に合わせたのか?」

恵美「さすが兄貴~、そうなの!どう?」

P「もっと近くでよく見ないと……」

琴葉「コラコラコラ、どさくさで何キス顔してんですか」


【行動を起こせ】


琴葉「ていうか、目とじてたら恵美の可愛いメイクも見れないですよ」

P「恵美はメイク上手だから遠くでも分かる」

琴葉「じゃあ何故キスしそうになるまで近づいたんですか」

P「はぁ~~~……」

P「いいか?求めるもののためにアクションを起こさないと手に入らないんだぞ?
アイドルだって寝て待ってたってトップアイドルにはなれはいのと同じ」

P「だから俺は行動したまでだ。分かるか?」

琴葉「いいえ、ちっとも分かりません。
説教っぽくしたって恵美とキスする理由にはなりません」


【野球しようぜ】


奈緒「今日野球の日やで」

横山「うるせーーーー!!」

横山「しらねーーーー!!」

横山「ファイナルファンタジー」

横山「エミ公言うてみ」

エミリー「FINAL FANTASY」

横山「めっちゃネイティブな発音」

奈緒「当たり前やろ」


【発音】


横山「ひなた言うてみ」

ひなた「ふぁいなるふぁんたじー」

奈緒「かわええなぁ」

横山「かっぺ丸出しやな」

ひなた「へへへ、それほどでも」

エミリー「今のは褒めてないですよ」


【ハグの日】


琴葉「きゃあっ!」

エレナ「んふふふ、今日はハグの日なんだヨ~~」

琴葉「だ、だからってなんで服の下に手を入れたの!?」

エレナ「スキンシップだヨ~~」

P「……」ドキドキ

恵美「兄貴。兄貴さっきから向こう見すぎ」


【その2 >>732


P「Huaweiのスタイラスペンが着いてたタブレットを買った記念に書いた」

恵美「わー、無駄遣い」

P「いいの!!!」



https://i.imgur.com/nOCwGJR.jpg


【海美ハピバ】


海美「イエエエエエエーーーーー!!!」

海美「ハッピバースデエーー!!海ーー美ーーー!!」

海美「バースデーーーー!!アターーーック!!」

P「ぎゃああああああああ!!!なんだ!?なんなんだ!?」

海美「バースデーだからね!!!」

P「そ、そうか……」


【灼熱のあの地へ】


P「あちぃ……死ぬ」

未来「現代の砂漠とはまさにこのことよ」

エレナ「うぉお、また今日も来てしまったヨ……!」

P「よし、生きて帰るぞ!!」

エレナ「おおー!」


【生還】


P「……」

エレナ「……」


恵美「わっ!どうしたの二人とも!」

恵美「家出てった時とは別人みたいに疲れ果ててるよ!」

P「今年はマジで……やばい」


【日焼けがやばい……】


恵美「未来はどこ置いてきたの?」

P「あいつも今日は大人しく帰ったよ」

エレナ「ワタシは家帰るよりこっちのが近いからネ」

恵美「えっ!?未来が!?」

恵美「今年の夏は恐ろしいなぁ……」


【最終日、生きて帰ろう】


P「や、野郎ども……最終日だ……」

エレナ「お、うぉお……」

恵美「ばかだねえ~もう」

P「今日は俺たちのホームジャンルが旬なんだ。
  むしろ今日が本番だ」

恵美「ちゃんと生きて帰るんだよ~」


【お疲れ様でした】


P「いやー終わりましたな」

エレナ「来年からは4日だって!」

P「マジかよ!」

恵美「ほんとしょうがないひとたちだねー」


【ウェルカム夏休み】


P「という訳で夏休みなんだけど」

恵美「どういう訳だ」

P「恵美の予定は?」

恵美「んー?今日は琴葉たちと遊びに行っちゃうよ」

P「俺は?」

恵美「含まれてないかな」

P「……」

恵美「にゃははは!静かに泣いても連れてってあげられないよ~」


【楽しい1日の終わり】


恵美「このあとどうするー?」

エレナ「ウーン、スコールも怖いし帰ろっかー?」

琴葉「うん……そうだね」

恵美「なになに~!?まだ遊び足りない!?」

エレナ「今日が楽しくて帰るのが寂しいんだヨネー?」

琴葉「もうっ!そんなんじゃ……まあ、あるけど……」


【極端】


恵美「ほほほほ、寂しん坊さんだなぁ~琴葉は~」

琴葉「くぅ……!きょ、今日は帰るもん!」

エレナ「えー?帰るのー?」

琴葉「もうっ!どうすればいいのよ!」

恵美「にゃははは、また遊べばいいじゃん~」

琴葉「また?……明日とか?」

恵美「随分とまぁ極端だこと」


【結局泊まりに来た】


P「あれ?なんでうちに琴葉もいるんだ?」

琴葉「あ、おはようございます」

恵美「何言ってんの?兄貴は琴葉と
結婚したんだから琴葉が家に居てもへんじゃないでしょ?」

P「え?そう……だったか……?」←寝ぼけてる

琴葉「こ、こら!恵美!」

恵美「ニヤニヤが止まってないぞ
~~??」


【ほったらけ】


P「なんで恵美は俺をほったらかして琴葉たちと遊んでるんだ?」

琴葉「いや知りませんよ」

琴葉「ていうか先約はこっちですよ」

P「で、その恵美とエレナは琴葉を置いてどこ行ったんだ?」

琴葉「それが分からないんです。LINEは返ってくるんですけど」

琴葉「帰ってくる気配がなくて。いいからそこに居て、しか返事がなくて」


【どうぞお構いなく】


P「え?じゃあ居たら?」

琴葉「えっ?」

P「用があるなら別に引き止めないけど」

琴葉「えっと……そうなんですけど」

琴葉(家に2人きりになるの分かってるのかなぁ……)


【足を洗え】


可憐「朋花ちゃんって……石鹸のいい香りがする」

朋花「えっ?そうですか?」

可憐「ちゃんと手を洗ってて偉いなって……」

朋花「そう……ですね。洗っても落ちない汚れもあるんですけどね」

二階堂「そのセリフを俺を見て言うんじゃない」


【ぼーっとしてる時にポロッと出た失言】


百合子「……暑いね……」

杏奈「……あちぃ」

百合子「……なんか、暑くてぼーっとしてくる」

杏奈「……あちぃ」

百合子「……」

杏奈「……」

百合子「……杏奈ちゃんってさぁ」

杏奈「……」

百合子「……後ろ向いてると……ナスみたいだよね」

杏奈「ぶっ殺すぞお前」


【銀魂2は今日から】


恵美「ほら、うちの兄貴って銀さんみたいなとこあるじゃん?」

エレナ「いくら親友と言えど相容れぬ時が来るとは……」

琴葉「まあまあ、理由を聞こうよ」

恵美「やる時はやるけど、やらない時はやらない!みたいな」

エレナ「やってる時を見たことないヨ」

琴葉「あー、私もそれは思った」

恵美「うーん、じゃあナシで!」


P(あっさりくつがえったなぁ)


【それで会話しているつもり】


可憐「あ、あの……折り入って相談があって」

伊吹「……」

可憐「うぅ……私のことなんて無視するんですね」

二階堂「こんな事務所の端で何してるんだ?」

可憐「伊吹さんに相談があって……話をしてたんです」

二階堂「えっ!?こんな事務所の対角線上に居て!?
伊吹くん真反対に居るけど!?
あれ絶対聞こえてないけど!?」


【事務所の端から端へ】


二階堂「伊吹くーん!可憐くんから相談があるんだってーーー!」

伊吹「事務所でデカい声出すな。普通にこっちに来て話せばいいだろ」

伊吹「なんの用だ?」

可憐「ひゃぁあっ!」

伊吹「何故逃げる……話にならんだろ」

二階堂「はぁ~、君は乙女心を分かってないなぁ……」

伊吹「お前にだけは言われたくない」


【人づての会話】


伊吹「ここで座って聞いていればいいのか?」

可憐「うん、これならちゃんとお話できるから」

二階堂「え?ふむふむ、そうみたいだーー!」

伊吹「これはなんのやり取りなんだよ……」

二階堂「相談っていうのはーー!」

二階堂「可憐くんはー!君みたいなイケメンが恐い、イケメン恐怖症だからー!」

二階堂「克服するのを手伝って欲しいんだそうだー!」

伊吹「何をまた訳のわからんことを……」


【ステップ1会話】


伊吹「手伝うって言ったってどうすればいいんだ」

二階堂「まずは会話からだそうだー!」

伊吹「それでほんとに克服する気あるのか!?」

可憐「……!!」ダダダダ

伊吹「な、なんだ!?無言で走って近づいてくるな!怖いわ!」

可憐「……っ!」

伊吹(戻って行った……)

二階堂「今ので会話はクリアだそうだー!」

伊吹「今ので!?」


【ガバガバ判定】


伊吹「随分判定が緩くないか?」

二階堂「問題ないそうだぞ!」

伊吹「あいつ克服する気ないだろ……」

二階堂「伊吹くん!可憐くんから質問!」

伊吹「それを今こっち来たタイミングで聞けよ……」

二階堂「私が来たら怖いって言ったけど、伊吹さんも女性恐怖症なんですか?だってさ」

伊吹「やかましいわ!違うわ!」


【一応言ってることは正しい】


ガチャ ドンッ


可憐「いたっ」

未来「痛てぇ~~~!!?はぁ~~~??」

可憐「す、すみませんっ」

未来「てんめぇ~~こんな扉前に突っ立ってんじゃねぇよぉ~~??」

二階堂「その辺にしてやってくれ」

未来「なんだァ?てめぇは」


【山賊フルパワー】


未来「おいおい、てめぇのせいで手に持っていたスマホを
落としちまっただろうが~!」

未来「どうしてくれるんじゃぁ~??」

可憐「す、すみませんっ」

二階堂「拾えばいいだろう」


【理不尽】


未来「もし画面割れちゃってたら弁償してもらわんとなぁ~??おぉん?」

可憐「す、すみませんすみませんっ」

未来「はよ拾えやー!!」

可憐「すみませんっ、あの、はいコレ」

未来「汚ぇ手で触んな!!!返せ!!」

可憐「えぇ~……」




のちに可憐はこのことを
2018年理不尽オブザイヤーとして語ったという。


【訛り】


ひなた「英語ってどうやって勉強したらいいんだろか」

エミリー「うーん……私は逆に日本語の勉強について同じことを聞きたいです」

ひなた「あたしは訛りが強いからあてにならないと思うんだ」

エミリー「そしたら私も日本の皆さんが使う英語とは
違いイギリス訛りがあるみたいです」

奈緒「関東弁と関西弁みたいやな」


【感謝祭!!】


P「よっしゃー!お前ら、感謝祭!!出るぞ!!」

恵美「そうなの?」

P「そうだよ~。トライスタービジョン全員揃ってでるぞ!」

琴葉「本当ですか!?」

エレナ「絶対行かないとネ!」

P「そのために頑張るぞー!」


【履いて欲しい色】


海美「今年の水着は黒にしようと思うの!!!」

恵美「なんで!!?」

海美「なんで……って?」

恵美「黒は下着の色でしょ?」

琴葉「ちょっと何言ってるの!?」

海美「まああながち間違いではないよね!!」


【奈緒はピンクらしい】


奈緒「なんやねん何を盛り上がってんねん」

恵美「奈緒~!海美が下着の色、黒が多いよねって話してたの」

海美「まあね!!」

琴葉「そこ!ドヤらない!」

奈緒「なんやねん、私なんて今日ピンクやで?」

琴葉「こらー!言わんでいい!」


【全て知っている】


横山「それもレースのついた可愛いやつやで」

奈緒「いやいやいや!なんでそこまで知ってんねん!」

琴葉「うわぁ……」

恵美「あちゃー」

横山「お兄ちゃんたるもの妹の下着バリエーションなど知ってて当然やろ」

奈緒「な訳あるかぁ!!」


【当然の結果】


横山「知ってるよなぁ?」

P「え?パンツ?知ってるけど?」

二階堂「フッ、当然だな」

高坂「……」

二階堂「当然知ってると言っている」

伊吹「……俺に聞くな」

横山「あいつ絶対知ってるで!」


【千鶴さんのぱんつ】


P「それにしても、翼や恵美はまだ子供だし、
知っててもおかしくないとは思うが」

琴葉「思いません」

P「二階堂がチーヅルの知ってるのは中々犯罪臭が凄いな」

琴葉「た、確かに……」

二階堂「いや私だけ槍玉に挙げるのはおかしくないか!?」


【なんでもダメダメ】


P「ちなみに今日は?」

二階堂「ふむ、今日はピ」

伊吹「そんなことやってるから命狙われるんだぞ」

二階堂「……そうだったのか……!?ダメなのか!?」

琴葉「ダメに決まってます!!」


【侍ポーズ】


エミリー「お願いします!どうしてもやりたいんです!」

ひなた「あたしはいいと思うよぉ。やろうよ」

横山「影響されすぎやろ」

エミリー「でも私はどうしてもライブ前に
     皆さんでシャキーン!ってやりたいんです」

奈緒「あれ侍やで。自分目指してたの大和撫子ちゃうかった?」


【ポーズ】


百合子「頑張ってきますね!」

伊吹「ああ、行ってこい」

杏奈「ステゴのためにステゴサウルスポーズしよ」

百合子「なにそれ知らない」

杏奈「ステゴサウルスのポーズ。がおー」

百合子(ちょっと可愛い)

杏奈「なにわろてんねんコラ」


【アニサマ1日目】


未来「何がステゴサウルスのポーズじゃ!!」

未来「MFOAにはMFOAなりのポーズがあるでしょうが!」

百合子「なにそれ知らない」

杏奈「そうだった……杏奈としたことが……!未来!」

未来「杏奈!せーのっ」


杏奈未来「「ゲロしゃぶのポーズ」」

百合子「……うわ、やりたくない」


【アニサマ2日目】


未来「ゲロしゃぶのポーズ!」

杏奈「ゲロしゃぶのポーズ!」

伊吹「まぁ……もうそれでやる気になるならそれでいいや」

百合子(諦めた……)


【アニサマ3日目】


翼「今日楽しみだねー」

伊吹「翼はいつも通りにやればいいからな」

翼「はーい」

杏奈「杏奈もいつも通りステージでゲロ吐いたりリストカットしたらいいよね?」

伊吹「そんなメタルバンドのやり過ぎな
パフォーマンスみたいなのは許した覚えはない」


【サマーウェディング】


琴葉「……はぁ」

恵美(ん?琴葉、ため息ついて、はぅあッ!!あ、あれは)

恵美(琴葉が読んでいるのは……ゼ〇シィ……!)

恵美(兄貴もとうとう腹くくったのかね)

琴葉「あ、恵美……ねえ聞いて。ウェディングドレスってどう思う?」

恵美(質問の内容が重い)


【白無垢もいい】


恵美「琴葉は白無垢も似合うと思うよ」

琴葉「え?」

琴葉「プロデューサーから聞いてない?」

恵美「え?」

琴葉「私たち3人でウェディングドレス着て雑誌の撮影するんだって」

恵美「あー、だから今朝の兄貴」


P『いつか恵美も……うぅ!』


恵美「とか泣いてたんだ」

琴葉「朝から元気ね……」


【幸せな妄想】


恵美「ねえ、ところでなんでゼ〇シィ買ったの?」

琴葉「へっ!?あ、そ、それはあれよ!ドレス着たモデルさんの
表情とか研究するのに必要だと思って」

恵美「へぇ~?」

恵美「1番好きな人が隣にいるのを想像すると幸せそうな表情になるんだってさ」

琴葉「…………」

琴葉「……へへ」

琴葉「ハッ!ち、違うの!」

恵美「琴葉って幸せが吹っ切れるとちょっとキモい笑い方するよね」

琴葉「もぅ!」


【ゲリラ豪雨に注意】


百合子「昨日、雷凄かったねー」

杏奈「ちくしょう……危うく雷のせいで死ぬとこだった」

百合子「いやいや、流石に金属のアクセサリーつけてたわけじゃないし
当たらないでしょー」

杏奈「家のデータのことだよ」

百合子「あ、そうだよね。うん、それは死ねる」


【夏と言ったらやっぱりアレ!】


未来「うわぁぁぁ~~!!」

翼「どうしたのー?」

未来「夏休みが終わる!!夏休みっぽいことしてない!!」

翼「え?そうだっけ?例えば何がしたかったの?」

未来「青姦」

翼「夏関係ない」


【宿題やった?】


杏奈「宿題終わってない」

未来「宿題なんか、朝行って見せてもらうんだよぉ!」

杏奈「ロスタイムはまだある!」

伊吹「今日のレッスンは取り止めて宿題の時間にするか……」

杏奈「鬼!悪魔!」

未来「そもそも宿題持って帰ってない」

伊吹「大丈夫だ。取りに行くぞ。逃げ出さないように俺も着いていくからな」

未来「鬼!悪魔!」


【強力な協力者】


杏奈「伊吹野郎が居ないならやる必要はねーな」

琴葉「ふふ、そうかしら?」

杏奈「ぬぅわぁあ!き、貴様ぁ!」

杏奈「鬼の風紀委員こと田中the琴葉!!」

琴葉「伊吹さんの苦労が知れるわ……」


【やらない勢】


環「ちゃんと宿題やったぞー!」

横山「おー!ほんまか!偉いな!」

奈緒「アニキはいつも宿題やらんと学校いってたからな」

環「そうなの!?」

横山「当たり前や!あんなもんやる奴の気が知れんわ!」

奈緒「偉そうに言うな!」


【環の宿題】


琴葉「嬉しそうにしている環を見たら……」

琴葉「……間違いだらけだったことを言い出せなくて……」

琴葉「……私、どうしたら……年上失格よね……」

恵美「いやいやいや、何もそこまで思い詰めなくても……!!」


【いい加減諦めろ】


未来「我!!マザーファッカー乙女アスホールやぞ!!」

未来「泣く子も肩震わせながら下向くMFOAやぞ!!」

未来「もう予測変換でMって打つだけでMFOAまで出るんぞ!!」

未来「なんで宿題しないといけない!!」

伊吹「……」

伊吹「お前がMFOAだろうと宿題はやらないといけないし、
肩震わせて下向いてたらそいつ笑ってるし、
予測変換の件は知ったことじゃない!宿題をやれ!!」


【懺悔の時間】


可憐「この機会に人見知りを治す方法を探しているんですけど」

朋花「懺悔室を作りましょう」

千鶴「……?」

朋花「こちらも相手の顔が見えないので話しやすいし、
相手もこちらの顔が見えません」

千鶴「なるほど。それでまずは顔が見えずに人と話す特訓ですわね?」


【懺悔なさい】


二階堂「……なんだこのダンボールハウスは」

朋花「簡易の懺悔室ですよ。どうぞ入って中にいる方に罪を話してください」

二階堂「私にやましいことなど何もない」

朋花「どの口がそんなこと言うんですか?この口ですか?」


【懺悔ケース1】


可憐(あっ、誰か入って来た……!)

「私は嘘を付きました。自分は記憶が無いとして、
妹を騙し続けています。しかし、そうでもしないと
今度は私が妹に殺されてしまいます。なので、嘘をつき続けます」

可憐「お死になさい」

「……随分と辛辣だな」


【懺悔ケース2】


可憐(あ、また誰か来た)

「私は宿題をやりませんでした。やれと言ってきた偉そうな大人には唾吐いてやりました。
そして、腹いせに机の引き出しには大量のスライムを敷き詰めてやりました」

「それから、同僚の色ボケには制裁を加え金をせびりました」

可憐「……反省する気ありますよね……?」

「は?てめー表でろよ」

可憐「ないですよね!?」


【デレステ3周年おめでとうございます】


未来「それにしても346プロってすごいですね」

伊吹「??」

未来「これだけ人数居たら、歌声の組み合わせ全員分考えるなんて大変ですよね」

未来「283プロも全ユニット分歌があって、私たちの歌の数ってすごいですね!」

伊吹「346さんとこは全員分の歌はないぞ……」

未来「ええ!?なんで!?」



【1周年のトレーニングが終わりません】


恵美「いやーそれにしてもすごいね」

琴葉「そうね。私達も頑張らなくちゃ」

エレナ「んもー、コトハは肩肘張りすぎだヨ」

琴葉「そんなことないわよ!?」

エレナ「そんなことあるヨ~」

恵美「あるよ~」

琴葉「もう~何よ~」

てすと

お疲れ様です。

SS速報が落ちている間はこちらで話が進んでいます。
初登場の子もいるので是非。

【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その3.5【日刊】


以降はまずはこっちのスレを埋めたいと思います。
その3(SS速報)

その3.5(おーぷん)

その4(未定)


4 ◆BAS9sRqc3g sage saga 2018/09/04(火)21:19:42 ID:dI4

【鯖落ち避難】


琴葉「世間は台風で騒がしているというのに」

恵美「こっちも大変だね……」

エレナ「移動してきたはいいけど、直ったらどうするの?」

P「それはその時にまた考えよう」

6 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/05(水)12:18:08 ID:nOG

【手伝ってもらった】


伊吹「あれ?春日は?」

翼「あ、お兄ちゃんに隠してた宿題があったみたいで」

翼「学校でやらされてるみたいだよ?」

伊吹「……正直そんなところだろうな、とは思っていたよ」

翼「私はお兄ちゃんが見てくれたおかげで先生にも褒められちゃった~」

伊吹「あ、コラ!」

杏奈「……杏奈たちのは手伝わなかったのにね」

翼(めっちゃ怒ってる)

7 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/05(水)22:50:31 ID:T13

【繊細な所に】


未来「高峯のあって誰ですか?」

伊吹「346のアイドルだが……?なんで高峯なんだ?」

未来「いやー、声つかなそうだなぁーって。でへへ」

伊吹「おいおいおい、滅多なことをいうもんじゃねえぞ」

11 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/06(木)14:34:43 ID:Cl3

【地震に台風に】


奈緒「あかんわ!アニキ!大阪も台風被害やばいし」

ひなた「北海道も心配だよ……」

横山「いや確かに北海道は心配や!帰りたかったら帰ってもええで!」

横山「でもうちらのオカンは大丈夫やろ」

奈緒「まあ……大阪のおばちゃんやしなぁ……」

エミリー(大阪のおばちゃんって何者なんでしょう……??)

13 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/07(金)00:01:50 ID:CCX

【カレーメシMV】


エレナ「えー!ワタシ達もカレーメシみたいなのやろうヨー」

P「随分簡単に言うなぁ」

琴葉「でもやるなら何がいいかなぁ……あ、ハーゲン〇ッツ!」

恵美「琴葉この前アイス食べすぎて太ったって言って、あ、やば何でもない」

琴葉「ちょっと!殆ど言ってるし!それにもう戻ったから!」

P「え?太ったの?」

琴葉「もう戻ったから大丈夫です!」

15 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/07(金)09:48:38 ID:Wh9

【目指せお姉ちゃん】


高坂「……」

海美「私お姉ちゃんみたいなおとしやからになりたい!!」

恵美「え?なんて?」

海美「おとしやから?」

恵美「お年輩?」

琴葉「ねぇ、もしかしてなんだけど、"おしとや"じゃない?」

17 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/07(金)11:18:53 ID:Wh9

【ちょっぴり背伸び】


環「うぅ、環スカートなんて履かないから恥ずかしいよ」

P「そんなことな

恵美「そんなことないよッ!!!」

環「ほ、ほんと?」

恵美「可愛いよ!!抱きしめたいよ!!」

恵美「夕日の浜辺で追いかけっこしたいよ!!」

環「恵美が何言ってるのか分かんないよ」

18 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/07(金)17:35:35 ID:Wh9

【パンツ】


二階堂「……誰のパンツなんだこれは」

朋花「もしもし、警察ですか?」

二階堂「違う、待て!早まるな!私は落し物を拾っただけだ!」

朋花「私のでもないですよ……」

二階堂「千鶴のでもないしなぁ……」

朋花「もしもし、警察ですか?この人です」

19 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/08(土)08:16:49 ID:9bP

【SS3A1日目】


伊吹「今日はお隣の事務所のライブだ。LVだがしっかり見ておくように」

百合子「お隣の方々はすごいですからね!ちゃんと勉強して私達も頑張らないと」

未来「……」

未来(SS3A……)

未来(シコシコスリーア〇ル……)

未来(伊吹野郎、膝ナメクジ、メガテンの3点ア〇ルセットのことかぁ)

未来「……ふひ」

伊吹(……こいつ、また余計な事考えてるな)

20 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/08(土)08:23:06 ID:9bP

【前橋でシェイク】


伊吹「おい聞いてんのか」

未来「すみません、ア〇ルシェイク七尾のこと考えてました」

百合子「なにその不名誉なあだ名!?」

伊吹「そう言えば、所の奴はちゃんと行くんだろうな……」

未来「メガテンなら伊吹野郎がケツから太いのぶち込んだらちゃんとイクでしょ」

伊吹「せめて所さんを付けてやらんと誰のことか分からんだろ」

伊吹「ていうか、何の話をしてるんだ?」

未来「ナニ」

21 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/08(土)20:31:06 ID:ffh

【セクシーダンスDestiny】


エレナ「ワタシもあんな風なセクシーなダンスやりたいヨ」

恵美「いいねー!やろうよ!3人で」

琴葉「えっ!?いや、私は……えっと、見てるよ」

エレナ「じゃあステージには一緒に立ってネ!」

琴葉「え!私だけステージで棒立ちで見てるの!?」

22 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/09(日)10:05:43 ID:IZl

【祝!日刊500日】


P「やったー!」

恵美「え?そうなやってるの?」

琴葉「そうみたいね。今日もSS3Aね」

エレナ「今日は昨日と何が違うんだろうネ!」

P「おい、もっと盛大に祝おうぜ!?」

23 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/09(日)20:04:56 ID:yRK

【SS3A2日目】


海美「自分の足で歩け、かーーー!!」

海美「くぅーー!かっこいいよね!!」

高坂「 」

海美「うんうん!!あの曲も可愛かったよね!」

高坂「 」

海美「分かるぅぅーー!!」


琴葉(私にはお姉さんが何を言ってるのか分からない……)

24 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/10(月)07:26:50 ID:uVz

【Trust in me】


美也「お隣の新曲のTrust meいい曲ですよね~」

P「そうか?ヘビが食おうとする歌だろ?」

美也「おや~? ジャングルブックの方が出てくる人の方が珍しいと思いますよ~」

美也「しかも微妙に曲名違いますからね~」

25 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/11(火)12:13:46 ID:7PY

【BFV オープンβ】


杏奈「百合子さんは私が道で倒れて助けを求めてたら助けてくれる?」

百合子「……え?うん、一応」

杏奈「だなのにこのクソ野良共と来たら無視しやがるんだよ!!!」

百合子「えぇ……FPSの野良ってそういうもんだからさ」

杏奈「使えねえー!!ステゴサウルスですら助けられるのに!」

百合子「やっぱ助けるのやめようかな……」

28 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/12(水)12:10:38 ID:cUT

【ヒストリー】


千鶴「最近、昔系の小説も読むようになったんですのよ」

二階堂「我が妹ながら何を言ってるのか全くわからん」

朋花「えーと……時代小説のことですよね?」

千鶴「そう!それ!!どうしてこんなことも分からないのかしら!!」

二階堂「これではヒステリーだな」

29 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/13(木)10:23:19 ID:IKn

【亜利沙コミュ泣けた】


亜利沙「どうでした亜利沙のコミューーー!」

亜利沙「泣けたでしょう!?」

杏奈「てめぇ、チケット関連のネタ以外で出てきてんじゃねーぞ……」

亜利沙「たはーー!!これは塩対応ですぞ!たはー!」

杏奈「うるせぇ!!」

31 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/14(金)12:05:05 ID:iPQ

【しずえ参戦】


杏奈「しずえェェエエ工ーーーー!!」

百合子「わっ!なに!?」

杏奈「しずえが来るぞーーー!!」

百合子「え、あ?誰?しずえって」

杏奈「さんをつけろよステゴ野郎!!」

32 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/14(金)12:12:14 ID:iPQ

【蹂躙ブラザーズ】


杏奈「しずえがキングクルールに犯されるゲーム……」

百合子「杏奈ちゃん、あのゲームはそんなゲームじゃないよ」

杏奈「男キャラ達に蹂躙されるしずえ」

百合子「杏奈ちゃん、怒られるても知らないよ」

33 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/15(土)14:08:39 ID:cwb

【すっかり杏奈に懐いて亜利沙】


亜利沙「うわぁぁぁーーん!!」

杏奈「またてめーか!!」

亜利沙「今日ほチケット当落があったんですよ!!」

亜利沙「Web先行なんて無かった!!Web先行なんてぇぇー!」

杏奈「あったのか無かったのかどっちなんだ……」

34 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/16(日)12:17:26 ID:OpQ

【どこか納得出来ない】


瑞希「……」

恵美「んん?どしたの?」

瑞希「いえ、所さんはお友達が多くて羨ましいな、だなんて微塵も思ってません」

瑞希「そう、これっぽっちも。まったく、全然……」

恵美「えー?瑞希だってお友達いっぱいいるじゃん」

瑞希「た、例えば……」

恵美「MFOAのみんなとか」

瑞希「……そう……だったのかぁ……」

35 ◆BAS9sRqc3g sage saga 2018/09/17(月)11:22:43 ID:Pde

【三姉妹カフェ予告】


伊吹「……」

伊吹(望月、ちゃんとブログ書いたんだろうな……見てみるか)


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望月杏奈~OFFISIAL BLOG -死ぬ程焼き肉食って[ピーーー]-~


みんな元気? 杏奈だよ(^o^)凸

今日はワクワクで混きれなくてビンビンなみんなのために、
杏奈がハイテンションで映画『三姉妹乞食』の……あ、間違えた。
『三姉妹カフェ』の情報をお届けするよ。
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伊吹「さて、ツッコミどころが多すぎるが……まずは非公開に設定しなくては」

伊吹「あとオフィシャルのスペル間違えてるな」

36 ◆BAS9sRqc3g sage saga 2018/09/17(月)11:27:32 ID:Pde

【映画の宣伝ブログ……のはず】


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(続き)

舞台は『暗黒魔界死臭珈琲店』。
ここは料理がすっごく臭い設定なの。珈琲は美味しいのに。

あと衣装は全員冥土服。トゲの肩パッドがついてるのが特徴的で可愛いの。
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伊吹「……なんであいつにオファーが来たんだろうな」

37 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/18(火)07:33:16 ID:hVf

【三姉妹カフェストーリー】


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宮尾美也おふぃしゃるぶろぐ~ねこにこばんは~


こんにちは。宮尾美也です。
今日は三姉妹カフェのストーリーを杏奈ちゃんから
しっかり聞いてきたのでそれを紹介していきます。

時は戦国……
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伊吹「これも非公開だな」

38 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/19(水)07:57:58 ID:KPZ

【結局のところどんな話なんだ】


P「結局のところどんな話なんだ?」

美也「ふふふ~」

P「……」

P「さてはあんまり頭に入ってないな!?」

美也「ふふふ~」

P「あ、逃げた!」

39 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/20(木)07:42:36 ID:oLH

【今日からTGS2018】


杏奈「なんと言っても最近は目玉商品が多すぎる」

百合子「キングダムハーツやりたい!」

杏奈「うるせぇ!デイズゴーンやらせんぞ!!」

百合子「ゾンビはいやだよぉ」

杏奈「ゾンビになったら迷わず殺してくれ」

百合子「分かった」

杏奈「ちょっとは迷って欲しいなぁ」

40 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/20(木)12:32:41 ID:SCX

【昴誕生日】


恵美「どうしたの琴葉……?」

琴葉「ううん……でも、何か事務所で良くない動きがありそうで」

琴葉「少し胸がざわついて……」

琴葉「誰かが……野球をしそうな……」

恵美「今日は疲れてるんだよ、ほら帰ろう帰ろう」

41 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/21(金)11:56:27 ID:Yhm

【喫茶ミリラジ】


杏奈「オーディナリークローバーなんて杏奈は反対したの」

百合子「へぇ、何がいいって言ったの?」

杏奈「カフェ・ナマステ」

百合子「それは却下されるよ~カレー屋みたいだもん~」

43 ◆BAS9sRqc3g sage saga 2018/09/22(土)09:04:15 ID:OBt

【変態的能力者たちの集い】


P「うーん……」

恵美「どうしたの?」

P「いや……つくづく、うちの765ASの連中は
  訳の分からないやつが多いなぁと」

恵美「まあ、動物と話せたり、スコップ出てきたり、
   机の下からラーメンだすしね」

P「ある意味、こっちも最高に変態セブンだよな」

恵美「それは怒られるよ」

44 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/22(土)15:41:24 ID:Gwr

【シャニマス1stライブ決定!】


恵美「ついに283プロの子達もライブだって!」

琴葉「立ち上げからまだ間もないのにすごい……」

エレナ「私達も負けてられないヨ!」

恵美「ねぇ兄貴!アタシらのライブは!?」

P「え?わかんねぇ」

恵美「……はぁぁ~~……」

P「ああ!すごいため息ついてる!」

45 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/23(日)06:39:12 ID:djV

【昔のこと】


琴葉「そう言えばプロデューサーって私達が
  事務所に入るずっと前からここにいるんですよね?」

P「ずっと前からって程じゃないけど……」

P「え?なに?なんか、含みのある言い方だね。
 ずっと居る癖に仕事出来ないよね、と言いたい?」

琴葉「何で今日そんな卑屈なんですか……。
   思ってるけどそんなこと言ってないですよ」

P「思ってるんじゃん!言ってるし!」

46 ◆BAS9sRqc3g sage saga 2018/09/24(月)12:26:09 ID:lkm

【昔のお仕事】


琴葉「プロデューサーは私達を事務所に入れる前は
   どんな仕事してたんですか?」

P「前に話したと思うけど、星井の下について勉強してたんだよ」

琴葉「え?そうなんですか?」

P「プロデュースのやり方と言う訳じゃないが、
  仕事の流れとか覚えるのに星井と一緒に仕事して……
  パンを買いに行き、車を運転させられ……
  家まで迎えに行ったり……送ったり……」

琴葉「えっと、本当に仕事ですよね?」

P「そうだよ。一応ね」

47 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/25(火)12:17:06 ID:x8C

【ピンクキノコクラウン】


二階堂「出来たぞ」

未来「お、すまねぇな」

二階堂「あまり、聞きたくはないのだが、何に使うんだ?」

未来「くくく、この被ると性別が変わる王冠で伊吹野郎を女にして」

二階堂「女にして……?」

未来「ペ〇バンで犯してやるんだ」

二階堂「……色々遠回りな気がするのだが」

49 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/26(水)07:14:15 ID:A51

【被って欲しいの】


未来「これ被って欲しい」

伊吹「……なんだこの変な王冠」

未来「お願いします!被ってくれたら何でもします!」

伊吹「そんなこと言われてもいやだ。気持ち悪い」

未来「これ以上、被りたくないもんな」

伊吹「やかましい」

50 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/26(水)12:11:11 ID:ZJU

【SS(サウンドステッカー)】


朋花「実はTBSラジオの公募に合格してたんです」

二階堂「すごいな……しかし、そういうのは事前に報告してくれ」

朋花「はい、すみません」

朋花「まともに怒られたのに納得いかない」

二階堂「まあ、私はアオノリも作ってるしな」

朋花「……なんで張り合ってきたんですか。そういう所ですよ」

51 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/27(木)12:22:16 ID:k96

【またね】


エミリー「あの、ひなたさんとの別れ際にだいたいいつも言われる」

エミリー「したっけってなんですか?」

奈緒「あー、そう言えばいつも言うな」

奈緒「私もいつも何言うてんねやろこいつ思うてたわ」

エミリー「奈緒さん意外と腹のうちに秘める言葉は辛辣ですよね」

52 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/28(金)11:10:13 ID:5T1

【悪魔的喫茶店】


杏奈「三姉妹カフェも終息した……」

伊吹「お前が店内で暴れ回るから大変だったんだぞ」

杏奈「あの店は昼はカフェ、夜はストリップバーになる店だからね」

伊吹「せめてバーだけにしてくれ」

杏奈「通り挟んだ向かいにある汚い中華屋を[ピーーー]ためなら
  魂だって売ってやる」

伊吹「売るのは珈琲だけにしてくれ」

53 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/29(土)11:11:26 ID:Alc

【洋食も食べよう】


横山「和食やったら何が好きなん?」

エミリー「煮物です」

横山「ババアか!」

横山「んじゃ、洋食は?」

エミリー「クリームシチューが好きです」

横山「ババアか!」

エミリー「それはおかしいとおもいます」

54 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/09/30(日)14:31:38 ID:sjE

【瑞希ソロ】


瑞希「ついに……日の目を見る時が来ました」

伊吹「……真壁、無理にボケなくていいんだぞ」

瑞希「バリバリだっぜ」

伊吹「真壁。ボケはもうじゅうぶん足りているんだ」

瑞希「ボケたい欲はどこで発散すれば良いのでしょうか」

伊吹「真壁、その欲は錯覚だ。まやかしだ。騙されるな」

55 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/01(月)07:11:38 ID:pHv

【センター対決】


瑞希「ということで、所さんとセンター対決をすることにしました」

伊吹「……どういうことだ」

P「どちらのポジがセンターに来てるかで勝敗を決めるんだな」

瑞希「いえ、あなたではなく……まあ、いいでしょう。受けてたちます」

P「受けでタチマス?」

伊吹「もういい、貴様は帰れ」

56 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/01(月)07:14:35 ID:pHv

【くまの子見ていた隠れん棒】


瑞希「勝負の内容はこの方に決めてもらいます」

未来「任せといてください!」

瑞希「審判としての意気込みをどうぞ」

未来「お尻を出した子一等賞!」

伊吹「全く公平じゃない」

58 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/02(火)07:12:22 ID:mX4

【勝負種目】


未来「まず最初の種目はゴボウしばきあい対決です」

恵美「え!アタシがやんの!?それ!?」

瑞希「ドキドキ……デンジャラスな対決ですね」

伊吹「却下に決まってるだろ。他の案を出せ」

59 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/02(火)12:25:12 ID:cMW

【フリー野村】


未来「フリー引き止め対決~~」

伊吹「なんだそれは」

未来「フリーのタレントになろうとしているチーヅルを止める勝負」

伊吹「……なるほど」

瑞希「この勝負、より親身になり優しい声をかけた方が勝ち……!」

60 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/02(火)12:27:35 ID:cMW

【行かないで】


千鶴「わたくしは一度、外に出てもっと勉強した方が良いと思うんですわ」

恵美「そんなことないよ!千鶴がどこか行ったら寂しいよ!」

千鶴「うっ、で、ですが……」

恵美「お兄さんのことはどうするの!このままじゃ殺せないよ!」

千鶴「た、確かにそうですわ……」


伊吹(こいつ、それで揺れ動く程度の決心なのか)

61 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/02(火)12:32:16 ID:cMW

【離れていても】


瑞希「二階堂さん……世の中は不条理に満ちていますが、
   また時が流れた時にめぐり会えます」

瑞希「つまり、離れていても殺せる日はいつか来ますよ」

二階堂「なんで二人共私を始末する方向で話を進めるんだ」

62 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/03(水)07:55:32 ID:emR

【次の種目】


未来「次の種目は……伊吹野郎怒らせ対決~~!!」

恵美「うーん……パスかな。怒ったらきっと怖いし、にゃはは」

瑞希「私もパスで」

未来「パスパスってよぉー!!情けない!私が手本を」

伊吹「……ほう?手本?」

未来「ひぃぃー!出たァー!」

63 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/03(水)07:57:53 ID:emR

【意味なんて最初からなかった】


未来「いてぇよぉぉ~たんこぶが出来たよぉ~」

恵美「にゃはは、よしよし」

伊吹「悪いが今度のは真壁にセンターを譲ってくれないか?」

恵美「うん、いいよー」

瑞希「あっさり決まりましたね。今までの勝負とは……」

64 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/04(木)08:18:39 ID:2P6

【プレゼント選び】


P「悪いなぁまた付き合ってもらって」

恵美「いいのいいの、アタシも買いたかったし」

P「それにしても……何があげたら喜ぶかなぁ」

恵美「にゃはは、琴葉なら兄貴が鼻かんだティッシュでも喜ぶよ」

P「いや、その親友の評価はどうなんだよ」

65 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/04(木)12:24:54 ID:2P6

【そ~っと】


恵美「ほら、これなんてあげたら卒倒するよ」

P「なんだこれ?ベビー服?」

恵美「うん、『赤ちゃんに着せてね』ってわたしてかあげて」

P「それはだいぶ将来の話になるんじゃないか?
 ってかこんなん貰っても卒倒までしないだろ」

恵美「ノンノン……兄貴が渡すからいいんじゃないか」

66 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:02:55 ID:8xx

【田中琴葉生誕祭2018】


琴葉「おはようございま―うわっ!」

「であえであえー!」

琴葉「ちょ、やだ!なに!?離して!前が見えない!」

「この袋を頭に被せろ!」

「よーし、連れて行くヨ!」

琴葉「ちょ、プロデューサー!いくら私でも怒りますよ!?」

「だってさ」

「何もしてないんだけどな、俺は」

67 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:05:36 ID:8xx

【到着】


「着いたぞ!」

琴葉「わっ、やっと見え……なんだいつもの事務所じゃないですか」

P「そうとも!ハッピーバースデー!」

恵美「いえー!」

琴葉「え、ありがとうございます……!」

琴葉「いや、さっきのはどこ歩いてたんですか?」

エレナ「事務所の中をぐるぐる行ったり来たりしてた」

琴葉「えぇ……なんのために」

68 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:09:24 ID:8xx

【愉快な誘拐事件】


エレナ「一度けさ袋を被されて誘拐されたいって言ってたでしょ?」

琴葉「あれ、そんなこと言った記憶がない」

恵美「とにかく誕生日だから色々みんなに用意してもらったの!」

琴葉「わぁ、ありがとうございます!」

エレナ「まずはワタシ!勝負下着!」

琴葉「え、えーと……履く機会がある……かなぁ」

エレナ「作るんだヨ!子作りと同じだヨ!」

琴葉「ごめん、何言ってるか分からない」

69 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:12:56 ID:8xx

【琴葉へのプレゼントたち】


可憐「私からはアロマを……なんかストレスとか
  多そうだからリラックスできるやつ」

琴葉「ありがとう!私ってそんなストレス多そうだったのかな」

朋花「私からはお守りを……被害者の会としては見過ごせないから」

琴葉「ありがとう……ありがとう……」

70 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:15:12 ID:8xx

【君っぽい】


二階堂「君にはこのズゴックをあげよう」

琴葉「……あ、はい」

二階堂「ほら、シャア専用の奴だけど、なんか君っぽいだろ?」

琴葉「あー、分かりました。喧嘩売りに来たんですね?」

二階堂「ち、違うんだ!断じて違うんだ!」

千鶴「ごめんなさいね、馬鹿なお兄様で」

71 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:17:50 ID:8xx

【みんな琴葉が心配】


千鶴「わたくしからは愛用の化粧品類ですわ」

琴葉「あ、助かります!千鶴さんお肌綺麗だから羨ましかったんです」

千鶴「ふぇっ!?そ、そうかしら!?」

琴葉「あんなに日頃からストレス抱えてそうなご家庭なのに……って」

千鶴「そ、そうね。そう言われるとそうね」

72 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:20:38 ID:8xx

【うるさい兄妹】


横山「俺からはサイン入りのサッカーボールや」

琴葉「あ、はい。ありがとうございます」

奈緒「メルカリのやり方は後で教えたるわ」

横山「だからなんでみんな俺からの物は売ろうとすんねん!」

奈緒「私からはたこ焼きキーホルダーをあげる!」

横山「売る時は奈緒のも一緒に売ってええからな」

奈緒「なんでやねん!」

73 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:22:27 ID:8xx

【りんご爆撃】


ひなた「実家の林檎を郵送しといたよ」

琴葉「えっ!?ありがとう!ママに言っておかなくちゃ……」

ひなた「今頃は道路にまではみ出るくらい
   林檎だらけになってると思うから」

琴葉「新手のテロか何かなの???」
 

74 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:26:05 ID:8xx

【こけしにハマる女】


エミリー「私からはオリジナルで作ったこけしです」

琴葉「あ、ちゃんと私になってるんだ。ありがとう」

エミリー「横山さんが電動振動機能付けた方がいいって言ってたんですが……
   要りました?付ければ良かったでしょうか?」

<シ-ッ! 余計なことは言わんでええねん!

琴葉「ううん、要らないから大丈夫よ。要らないものはちゃんと捨てないと、ね?」

<ヒィー!

75 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:29:28 ID:8xx

【どんぐりは貨幣】


環「どんぐりあげる!」

琴葉「ふふ、ありがとう~」

美也「毛玉です、これで遊ぶと楽しいですよ」

琴葉「楽しい……?かな?うん、きっと楽しいと思う……うん!」

亜利沙「亜利沙の秘蔵琴葉ちゃんセレクションです」

琴葉「えっ!?」

亜利沙「中身はプロデューサーと写ってるものばかり厳選してます」

琴葉「わっ、あ、ありがとうっっ!」

76 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:33:09 ID:8xx

【どんぐりは概念】


高坂「…………」

琴葉「わぁ、素敵!ありがとうございます!」

海美「どんぐりあげる!!!」

琴葉「……あ、うん!ありがとうね……うん!」

琴葉(環ちゃんと拾ったのかな……?)

77 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:36:02 ID:8xx

【MFOAのまともな方の方々】


瑞希「サメ映画寄せ集めセットです」

琴葉「ありがとう!地味に好きかも」

百合子「私厳選の恋愛小説です!!!」

琴葉「ありがとう!!!参考になるかなぁ?」

翼「私からはいつもお兄ちゃんがくれる雨を特別にいっぱいあげる!」

琴葉「お、おお……ミルキィが多めなのね」

78 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:39:09 ID:8xx

【ダメな方】


未来「げへへ、使用済みのパン……ツと見せかけてパン」

琴葉「単なる食べかけじゃないの。ほら、食べなさい?」

未来「どんぐりよか増しだろ!!」

杏奈「自作のエロゲー。ブロックを崩すとこの
  奥の伊吹野郎の服が削れていく」

琴葉「え、えーと……やらないと思うけどありがとう……」

79 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:55:33 ID:8xx

【いつもの】


伊吹「君には必要ないと思うが、参考書とか赤本のセットを」

琴葉「ありがとうございます。結構高いんですよね」

伊吹「ああ、だから用意したんだ。君には頑張って貰わないといけないからな」

琴葉「あはは……なんだかプレッシャーですね」

80 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:57:33 ID:8xx

【親友から】


恵美「私からは自作の絵本をあげます」

琴葉「えっ!?」

恵美「自作の絵本って愛が重いから辞めた方がいいってネットに書いてあったから」

琴葉「だからあえてそれにしたのね」

81 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)07:59:39 ID:8xx

【アイス屋さん】


P「俺からはアイスがたんまり冷凍庫に入ってるから」

琴葉「まさか業務用ですか?」

P「お店が開けるくらいにはな」

恵美「将来開こうってことだよ」ボソッ

琴葉「うそうそうそ!絶対騙されないんだから!」

82 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)08:01:49 ID:8xx

【琴葉からのお礼】


琴葉「私も実はみんなにお礼をしたくて用意してたのだけど
   中々忙しくて間に合わなかったの」

恵美(ほっとしている私がいる)

P「まーた、君は何故もらう側なのに用意をする……」

琴葉「中々、いい材木が見つからなくて」

P恵美「「なにをくれる気で居たの!?!?」」

83 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/05(金)08:36:32 ID:8xx

【フラグ回収するやつ】


P「あ、へへへ、あと俺からはこれもあったんだ~。ほれ」

琴葉「え、なんですか?
  ニヤニヤしてまたどうせ変な……え、これベビーふk」バターン

P「うわああ!琴葉ーー!?」

恵美「わわわわ!!後頭部からぶっ倒れたよ!!?」

エレナ「プロデューサー!人工呼吸!!」

P「ばか言え!琴葉ー!」

84 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/06(土)10:47:08 ID:ZXV

【目覚め】


琴葉「ううーん……」

恵美「おはよう琴葉」

琴葉「ああ、恵美……」

恵美「ここは30年後の世界……あなたはずっと眠っていたのよ」

琴葉「……そう、夢ね。おやすみ」

恵美「起きて!嘘だから!ほら!」

85 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/07(日)11:40:51 ID:tOb

【夏カムバック】


海美「今年は暑い日が長くて楽しいね!!!」

高坂「……」

海美「ね!プール行こうよ!」

高坂「……」

海美「だぁーー!!やってないか!!」

86 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/07(日)13:37:01 ID:tOb

【事務所改造計画】


海美「事務所にプール作ったらいいんだ!!!」

高坂「……」

海美「えっ!?怒られる!?そうかなぁー???」

海美「きっとみんな喜んでくれると思うよ!!!」

伊吹(片方の声は聞こえんが、
  必死に止めているのは何となく分かる)

87 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/08(月)07:58:15 ID:yQT

【掘りたい】


海美「温泉掘りたいです!!!!」

伊吹(プールじゃなかったのか……?)

伊吹「だめだ」

海美「ありがとうございます!!!雪歩さんにスコップ借りなくちゃ!!」

伊吹「おい!待て!!」

88 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/09(火)06:45:14 ID:aL7

【無敵うみみ】


横山「なにぃ!?事務所に温泉掘ろうとしてる女がおるぅ!?」

横山「俺が注意してきたるわ!待っとけ!」

伊吹「いや待てって!お前じゃ高坂は無理……」

(数分後)

横山「なんやねんあいつ!!人の話全然聞かへんわ!!」

伊吹「お前もな……」

89 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/10(水)12:20:34 ID:FWT

【思い出してごらん】


可憐「今日は久々に二階堂さんとレッスンだ……」

可憐「迷惑かけないようにしないと」

可憐「おはようございます……今日はよろしくおねが……」


スパァン……! パァァン!

二階堂「んん゛……あぁ、まだ思い出せない」

朋花「これでも……?これでもまだ思い出せませんか?」

二階堂「ふぅーまだだな。ん?やあ、可憐くん」

可憐「帰っていいですか?」

90 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/10(水)12:23:00 ID:FWT

【勘違いしないでよね!】


可憐「そんな風にムチで叩いたらダメだと思う……」

朋花「あの、誤解しないで欲しいんです」

可憐「え、はぁ……」

朋花「私は別にこの人の記憶を戻そうとショック療法としてムチで叩いてた訳ではなくて」

朋花「この人を叩きたくて叩いてたんです」

可憐「誤解はなかったです」

91 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/10(水)12:31:04 ID:FWT

【響お誕生日おめでとう】


二階堂「さぁ、続きだ。ムチで私を叩たまえ!」

朋花「一応これ、ムチを使う時のための練習なんです」

可憐「……普通にアイドルをやっててそんな時来るんですか?」

二階堂「甘えるな!アイドルたるもの机の下からラーメンだしたり
   動物と会話くらいはできて当然なのだ!」

朋花(というかこの人も嗅覚は異常に良いという異能持ちの人外のはず)

92 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)12:14:30 ID:eeu

【全国の中華料理ファンの皆様お待たせしました】


横山「んぉーい所はーん」

P「あんだよ」

横山「飯や飯!あそこ行こうや!」

P「やだよ!あの中華屋だろ!?」

横山「せやねん、あそこの娘おらんかったら辞めや」

P「店員の女目的かよ」

93 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)12:40:55 ID:eeu

【佐竹飯店】


「いらっしゃいませー!」

横山「2人」

「2名様ですねー!すみません、今お昼時で混んでて相席でもいいですか?」

P「ああ、この子ね」

横山「あ、大丈夫です!せやねん、ええやろ?」

P「ああ、ただ……」

P「恵美には適わないけどな」

94 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)12:43:31 ID:eeu

【相席】


横山「んなことないやろ~同等や!美奈子ちゃん可愛ええやろ?」

P「うーん……ってか相席って……」

高坂「……」

P「お前か……」

横山「うわー!無口子ちゃんやんけ!なんや1人?
  寂しいやっちゃなー。俺らが一緒に食うたるわ!」

高坂「……」イラッ

P(イラッとした時は顔に出るんだな)

95 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)12:48:01 ID:eeu

【ご注文は美奈子ですか?】


美奈子「ご注文お決まりですか?」

P「あ、しまった、まだだった!えーと」

横山「俺は、美奈子ちゃんのハートが欲しいかな」

美奈子「ふふふ、もう~。いつものオムライス定食でいいですか?」

P「ここ中華屋だったよな??」

96 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)12:50:24 ID:eeu

【男は黙って特盛】


高坂「……」

横山「なんやキモイ奴を見る目でこっち見んなや!」

P「あ、俺あんかけ焼きそば!」

美奈子「はい、あんかけ焼きそばの特盛ですね!」

P「え?いや普通盛りで」

美奈子「……???」

P「いや、何言ってんのか分かんないみたいな顔しないで!?」

99 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)20:57:34 ID:AHi

【MMQ】


横山「美奈子ちゃん、あれやってやあれ!」

美奈子「え~?またですか~?」

横山「所はん、よぉ見ときや!」

美奈子「美味しくなーれ萌え萌えきゅんっ!……あー、恥ずかしい~!」

横山「くぅー!やっぱここのオムライスにはこれがないとな!」

P「ここ中華屋だよね!?」

100 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)21:00:32 ID:AHi

【おい、こいつのせいで飯が不味くなるだろ早く何とかしろ】


高坂「……」

P「見ろお前!お前があまりにもキモいから高坂が無言で睨んでくるだろうが!」

横山「何言うてんねんこいつは元々無言や」

高坂「……」

P「わかった!わかったから俺を睨むな!」

102 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/11(木)21:48:25 ID:AHi

【オム】


P「ところでお前それオムライスって言ったか??」

横山「ん?せやな」

P「王蟲みてえなデカさしてんぞ……食いきれんの?」

横山「さしずめ王蟲ライスってとこやな」

P「……今日は横山の奢りだってさ」

高坂「……d('∀'*)」

横山「ちょォ待て待て待て」

104 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/12(金)08:20:00 ID:0Zg

【太れ!!!】


美奈子「あ、あの……」

P「ん?」

美奈子「もし、良かったらなんですけど……」

P「オイオイ、ラブレターなら間に合ってるぜ!俺には妹がいるからな!」

横山「いやお前の妹もラブレターくれへんやろが」

美奈子「もう少し太ってみませんか??
   お客さん、身体付きも筋肉量も申し分ないですけど
   やっぱりもう少し太った方がパワーが違うと思うんですよ」

P「……何言ってんの君」

105 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/12(金)10:21:14 ID:0Zg

【誤注文】


高坂「……」

横山「なんや無口子ちゃん、え?美奈子ちゃんがどないしたん?」

横山「いやいやいやいや!美奈子ちゃんはここの店のアイドルやから」

美奈子「杏仁豆腐?はい」

P「あー、まあ俺は面倒見ないけど」

美奈子「麻辣麺?はい」

P「おいなんだこのバケツ杏仁豆腐!!」

106 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/12(金)12:32:38 ID:0Zg

【近所のおもしろお兄さん】


P「アイドルに興味ある?」

美奈子「えっ杏仁豆腐追加ですか!?」

P「違う違う……アイドルだよ」

美奈子「アイドル?」

P「そう、俺らアイドルのプロデューサーやってんのよ」

美奈子「そうなんですか!?近所の面白いお兄さんとしか思ってなかったです」

横山「まあ、だいたい正解やけどな」

107 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/13(土)07:16:28 ID:uyj

【地上げ屋】


美奈子「でも私お店のお手伝いが……」



ガラガラガラ……!


「邪魔するでぇ~!!」

横山「……なんや偉い柄の悪いやつ入ってきたな」

P「お前の知り合いじゃないのか」

横山「あんなスーツにシャツのボタン開けまくった
  セカンドバッグしか持ってないヤクザみたいなやつ知り合いにおらんわ」

108 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/13(土)07:18:56 ID:uyj

【突撃お姉ちゃん】


美奈子「あ……すみません。あの、まだお金は……」

「なんやなんや~先週来た時は来週払います~言うてたやないかい」

P「借金取りか?」

横山「あちゃー、あかん経営のお店やったか……」

高坂「……」ガタッ

横山「あコラ!どこ行くねん!こんなこと首突っ込んだらあかんで!」

109 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/13(土)07:23:01 ID:uyj

【謎の変装技術】


「なんや~?お姉ちゃん~?」

高坂「……」ガッ


ベリベリベリベリ……


未来「きゃぁー!せっかく変装してたのに!
  のび太さんのエッチスケッチバンダースナッチ~」

P「おいコラお前何してんだ」

横山「なんでヤクザの顔剥いだらこいつが出て来んねん」

未来「あんだよ!!文句あんのか!?この腐れ膝関節!」

横山「壊れてはいるけど腐ってはないわ!」

110 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/13(土)07:26:17 ID:uyj

【見た目はアイドル中身はおじさん】


美奈子「ええっ!?いつもの地上げ屋のおじさんは実は女の子だった!?」

未来「げへへ!お姉ちゃんええ乳しとるからのうー!
   中華屋辞めてもろてチューか屋始めてもらおうかな?」

美奈子「あ、言ってることは変わってない!」

未来「その辺の助平なおじさん相手にチュッチュするお店や」

横山「あかん通ってまうかもしれん」

P「言うてる場合か!」

112 ◆BAS9sRqc3g sage 2018/10/14(日)09:50:35 ID:5W3

【借金取り】


未来「頼まれたからこうやって金取りやってるんだよ」

P「誰に頼まれんたんだ?」

未来「それは言えない」

横山「こういう時だけ強情やな」

P「まぁ待て。こいつのことだ。伊吹が犯人ならこいつはすぐに伊吹だって言うな」

横山「残りはパピ公か……」

未来「おっと、頼まれたというのはフェイクで
  私の自意識という可能性もあるぞ」

P「その場合が1番厄介なんだよなぁ」


【有志の方転載ありがとうございます】


※前回までのあらすじ

佐竹飯店で借金取りとなった未来に遭遇した。


美奈子「えっ!?じゃあこの子もアイドル……!?」

P「そうなんだよ」

未来「わしがアイドルやってたらあかんのけぇ!!?」

美奈子「ひぃ!!本当にアイドルなんですか!?」

P「う、うん……一応ね」


【借金】


P「それにしても、結構お客さん入ってるけど、借金あるの?」

美奈子「えへへ……そうなんです」

P「ち、ちなみにいくらくらい……?」

美奈子「えーと、確か5,000……」

P(うわぁ~結構あるな)

美奈子「円です」

P「ん?なんて?」

美奈子「5,000円です」

P「早く返しなさい」

お帰り


【勧誘】


P「で、君はアイドルに興味ないの?」

美奈子「うーん……」

P「もし良かったら事務所の見学とかライブでも来なよ」

美奈子「いいんですか?」

未来「そうだね。このマザーファッカー乙女アスホールが
  直々に開発してやっからよ!!」

美奈子「やっぱり……やめておこうかな……」

P「横山ァ!こいつを黙らせろ!」


【お残しは許しまへんで】


横山「まぁまだいきなりで決心つかへんやろ」

P「今日のところは帰るか」

横山「ああ、せやな」

美奈子「あの……!待ってください!」

美奈子「オムライス、まだのこってますよ??」

P・横山「「…………」」

美奈子「食べますよね? ね?」


【諦めるなよ!!】


P「こ、高坂手伝っ……居ねぇ!!」

美奈子「もうとっくに帰りましたよ?」

P「やるしかねえのか……」

横山「いやこの量は頼んだけど無理やて」

P「お前はそうやってボールを追うのも諦めるのか!」

横山「これボールちゃうし、
  そもそも俺はもうボールを追えへんねん!」


【お腹いっぱい】


伊吹「……で、動けない、と。馬鹿か貴様ら」

横山「あ、あぁ……強敵やった……」

琴葉「もう……どうしてそんな無理するんですか。
  そんなに若くないんですから」

P「うぷ……年寄りみたいな扱いはやめて」


【MUSIC ON THE RADIO】


P「そうか、響のラジオがまた始まったのか」

エレナ「いいなーワタシも出たいヨー」

P「マンスリーパーソナリティでいきなり詩花がやってるらしいな」

エレナ「あー、あのスニッチを追いかけるポジションの人ネ」

P「シーカーじゃないんだよ。誰もクィディッチはしてないんだよ」


【ファンクラブ】


美也「私のファンクラブができたんです」

P「化け猫ファンクラブか」

美也「えーい」


バリッ


P「ぬ゛んっっ!!!お、おニャン子クラブだったな……すまん」


バリッ


P「ぎゃあっ!!」


【ドラハラ?】


琴葉「ドラゴンボール……?」

恵美「読んだことない?」

琴葉「アニメでやってるのは知ってるけど……漫画は」

恵美「兄貴が持ってたから全部読んだなぁ~」

琴葉「あ、ハリウッドで映画もやってたやつよね!?」

恵美「あっ……うん」


【○○の秋】


百合子「はぁ~……いい話だった」

翼「ねえねえ!泣ける恋愛小説でオススメとかある?」

百合子「えっ?えーと」

翼「ほら、読書の秋って言うじゃん?」

瑞希「芸術の秋……いいですね」

未来「またはゲイ術の秋とも言う」

百合子「言わない」


【あまりもので適当には本当に適当にやったらだめ】


P「ただいまぁ~飯~」

恵美「あっ、おかえり~アタシが何か作ってあげるよ!」

P「お、マジで!?」

恵美「うんうん、野菜とお肉が余ってたからそれでちゃちゃーっと適当にね」

~数分後~

恵美「おあがりよ!」

P「ひゃっほー!いただきます!……ん゛……!?」

P「…………ん?え?」


【メシマズの妹】


恵美「どう?」

P「恵美、味見した?」

恵美「ううん、しないよ?」

P「食ってみ?ほれ、あー」

恵美「ん。……ん゛!?」

恵美「まずい!!」


【最近食に関して運のない所くん】


恵美「でも別に食べれなくはないっしょ」

P「!?」

恵美「ねぇ~?兄貴ならぺろっと食べてくれるよね~?にゃはは」

P「……」

P「当たり前だ!お兄ちゃんなら余裕ですよー??」


【買い物】


海美「女子力ってなに!?」

恵美「えっ?」

海美「なんかね!!そういうのが売ってるみたいなの!!」

恵美「えっ!?いや、売っては……」

海美「どこだろう!?どこで売ってる!?ヨーカドーにあるかな!?」

恵美「うーーーーん……まあヨーカドーくらいなら一緒に行こうか?」


【センターは誰】


未来「てめーこの伊吹野郎!!」

伊吹「なんだ今度は」

未来「お前お前お前!!なんだあのタイトル画面は!」

伊吹「あ?」

未来「この事務所のセンターは私だろうが!!!!」

伊吹「……まあ、常に問題の中心にいるのは確かだが……」


【千鶴誕生日】


二階堂「ハッピーバースデー!千鶴!」

千鶴「お兄様……普通のケーキ……」

千鶴「昔は……ジェットエンジンで回る洗濯機とか開発してくれましたわね」

千鶴「汚れも吹っ飛ぶとかいって、
  洗濯機ごと空に飛んで行ったのをよく覚えています」

二階堂「あれは失敗作だったな……後日近所の河川敷で中に入れてた洗濯物の
   Tシャツをホームレスが着ていのは笑えたな」

千鶴「よく覚えてらっしゃいますわね」

二階堂「しまった!謀ったな!」


【朋花はこのやり取りを毎回見せられてイライラしていた】


二階堂「ち、違うんだ!古い私の日記に書いてあったのだ!」

千鶴「そんなもの残していたのですね……」

二階堂「しかしあれは傑作だったな……いや、だっただろうな」

朋花「……」

朋花「あの、千鶴さん、その人別に記憶喪失とかじゃむぐッ!!」

二階堂「ハハハ!まあ、飴でも食べたまえ!
   この年頃の女の子は飴食えばいいのだ!」


【THEATER CHALLENGE!】


未来「TCだとこのやろう!!」

伊吹「どうどう……」

未来「ASの野郎どもも次参加するんだってな??」

伊吹「……まあ、そういう意向なんだ。仕方ないだろ。
   倍率が上がるが……まあ、うん」

未来「上等だよ!!ASだろうがAFだろうが一人残らず
   自信をつけさせて家に帰らせてやるよ!!!」

伊吹「おまえ負けてるじゃねえか」


【AF?】


伊吹「ちなみにAFってなんだ?」

未来「は? ア○ルフ○ックに決まってんだろ?」

伊吹「ああ、聞いた俺がばかだったよ」

未来「何年、MFOAやってんだよ、いい加減覚えろ」

伊吹「……すまn、いやお前のほうが絶対おかしい。
   危ない……危うく勢いに流されて謝ってしまうところだった」


【どうしても役が欲しい】


未来「どうしよう~~!所詮わたしは天海春香の下位互換だからよぉ~~!」

未来「まともにやりあったら勝てねえよぉ~~!
   助けてくれ~~~!なんでもしますから!」

伊吹「悪いけど、そんなこと俺の方も言ってられないんだ。
    翼だってTA、TB逃しているんだ……」

未来「えーーー!私がこんなに頼んでいるのに見捨てるんですか?」

未来「翼だって星井美希の下位互換なんだからよぉ~
    結託して戦おうぜ~~?? なぁ~~? 開国してくださいよ~いいじゃなぁ~い」

伊吹「おまえぶっ飛ばされてえのか」


【離ればなれのツアー】


琴葉「……ふぅ」

恵美「あら?元気ないじゃん?」

エレナ「コトハはツアーがワタシ達と離れちゃって寂しいんだよネ?」

琴葉「えっ?いやそんなことは……まあ、あるけど」

恵美「にゃはは!可愛いなぁ~もう~」

エレナ「可愛いな~モウ~」

琴葉「もうっ、からかわないでよ~」


【お願い】


琴葉「次の選挙……どんな役があるのかしら」

恵美「どんなドラマがあるか気になるね」

琴葉「2人はどんなのやりたい?」

エレナ「ハイハイ!ワタシおとぎ話系やりたい!
   シンデレラとか」

琴葉「んんんん……それは色々な問題で無理そうかなぁ……」



【支配人真壁瑞希】


瑞希「どうですか?この衣装」

伊吹「ああ、いいと思うぞ」

瑞希「アイドルなのに髭を付けるとは恐ろしい発想力です」

未来「まるでゴムを付けるフェ○チオみたいに恐ろしい発想だ」

瑞希「え、えーと……えーと……」

伊吹「無理して何か返そうとしなくていいんだぞ」


【許可してない】


瑞希「私もボケで返したかったのですが、上手くいきませんでした」

伊吹「いいか?そんなことをする必要はないんだ。分かったな?」

瑞希「私は自由にボケられる春日さんが羨ましいです」

伊吹「いや、俺は奴に自由にボケていい許可は与えていないからな」


【属性】


伊吹「うーん、しかし属性別か……」

伊吹「また春日をセンターにおきたいが……」

未来「任せろやい伊吹野郎!」

未来「サイコパス、マッドネス、クレイジーの3属性の
   うちの1つは私に任せてください!」

伊吹「そんな属性は無い!」


【オカズ】


杏奈「売女ぁ~~ヤンジャンで脱いだなぁ~?ふへへ」

百合子「……」

杏奈「お前だよ!!!」

百合子「えっ!?あ、いまの私のこと!?」

杏奈「まったく、オカズに困らせてくれねー女だな!!」

百合子「……それは……えっと……褒めてる??」


【つかもうぜ】


杏奈「ねえ、いくら伊吹野郎に掴まされたの?」

百合子「掴まされたってなに!?」

杏奈「伊吹野郎をあれで誘惑できた?」

百合子「うーーーん……できないよ、そんなの」

杏奈「やっぱり誘惑してーのか!!ビッチめ!」


【宣伝】

お疲れ様です。
11月3日(土)横浜マリネリア開催の
ISF06スペース【C41:SUTADIO524.】 にて

このSSまとめ本「Pと兄貴と妹馬鹿」を
表紙を描いてくださったSAKO先生のスペースに
置いてもらえることになりました!

BOOTHでも販売中ですが、当日はより安くなり会場限定のシールも付いてきます!

当日行くという方で、まだ買ってないよ!というお方は
手にとっていただけると幸いです。
通販でも売ってますのでそちらでもどうぞ。

ISF06:http://idolstarfes.com/
通販BOOTH:https://ss-j.booth.pm/items/931353 #booth_pm


表紙を描いてくださったSAKO先生の本もよろしくお願いします。


【エレナ誕生祭】


恵美「エレナー!誕生日おめでとうー!」

エレナ「ありがとうメグミー!」

恵美「いやー、ホワイトボード埋まってて書けないから直接伝えにきたよ」

琴葉「ふふ、恵美ってばすっごく焦ってて、おかしかった」

恵美「こりゃぁ!それは言わない約束でしょーが!」

エレナ「んもー、メグミはしょうがないナー!」


【魅惑のダンス】


エレナ「今日はメグミのために好きな異性を落とす
   魅惑のダンスを教えてあげるヨ!!」

P「ドキッ……」

琴葉「いや絶対あなたのことじゃないですって」

恵美「えっ!?別に好きな人は居ないんだけどなぁ……」

P「……しゅん」

琴葉「だからあなたはカウントされないですって」


【雑な流し方】


P「きっと恵美は魅惑のダンスを使う相手がいなくて
 俺にやってくるに違いない」

琴葉「どう生きたらそんな妄想できるんですか」

P「そしたら俺は更に恵美にメロメロになってしまう!」

P「メロメロメロントコラティだ!」

琴葉「あー、はいはい」


【クリアスカイのお祝いダンス】


美也「エレナさーん」

エレナ「ミヤ!まさか、ミヤも……!?」

美也「はい~、お祝いのダンスをしにきました~」

エレナ「これは全裸待機だネ!」

琴葉「ほんとに脱いじゃダメよ!?」


【ハロウィンの衣装】


エレナ「今年のハロウィンはなにしよっかナー」

琴葉「うーん、去年は派手だったし私は地味なのがいいかな……」

恵美「じゃあ琴葉は血のりたっぷりの網タイツ女教師ね」

琴葉「網タイツである必要性は……?」

恵美「なんかエッチだから」


【3人で1つ!】


恵美「3人のカラーが揃う3人で1つ!
  みたいなコスプレしようよ!」

琴葉「あ、それいいかも!」

エレナ「じゃあワタシが木久扇
   コトハが好楽
   メグミが小遊三だネ!!」

琴葉「なんで笑点!?」


【懐かしくなった】


琴葉「普通はほら、デ〇ズニーの三銃士とか!」

恵美「あ~、シンケンジャーかと思った」

エレナ「メグミに近いかも!
   ワタシはエクシードラフト」

恵美「近いようで近くない……気がしなくもない!」


【TRICK】


未来「問答無用でイタズラしたい」

百合子「だめだよ、ちゃんとトリックオアトリートって聞かないと」

未来「貴様が話しているそれは本当に私かな?」

百合子「そんな小粋なトリック用意してないでしょ」


【軽トラひっくり返せ】


未来「負けてられねーんだよ!!」

百合子「なにが!?」

未来「渋谷のアホによぉ!」

未来「軽トラひっくり返すくらいしねーと、
  渋谷のアホにも渋谷の凛にも勝てねーんだよぉ!」

百合子「いや、ひっくり返す方が人生負けるからね?」


【高級ナメクジ車】


未来「うちにある車ってヒザナメクジの車か!」

百合子「ダメダメ!あれは洒落にならないから!
   頭狂う金額の損害賠償請求されるよ!?」

未来「ぐへへ、洒落なんて今まで1度も言ったことはないぜぇ~~」

百合子「そうでした!手遅れでした!」


【怒りの部長突撃オチみたいな入り方】


伊吹「春日の馬鹿野郎はいるか!!」

伊吹「あの野郎……局の楽屋、汚く使いやがって!!」

百合子「た、たたた、大変なんです伊吹さん!!」

伊吹「七尾?どうした」

百合子「未来が……変なんです!!」

伊吹「……いつものことだが?」


【ある日、目覚めたら忘れちゃってました】


未来「あっ!プロデューサーさん!おはようございます!」

伊吹「春日ァ……あ?」

未来「私プロデューサーさんのことずっと待ってたんですよー?」

伊吹「……は?」

未来「は、じゃなくて~、もう~どこ行ってたんですか?」

伊吹「……は?」


【メメント】


伊吹「なんだお前、ふざけてんのか」

未来「えー!?私ふざけてなんかないですよ!?」

百合子「伊吹さん……未来……
   実は頭打って……なんかそれからおかしいんです」

伊吹「頭打って……?なんかオカシーンデス?」

百合子「ああ!伊吹さんが処理落ちしてる……!」


【脳が追いつかない】


未来「えっと……伊吹……さん?」

伊吹「なんだ」

未来「今日はレッスン……やらないんですか?」

伊吹「……春日が自らレッスンをやりたい……だと」

伊吹「……ォェッ!」

百合子「限界突破した……」


【どんなモノマネなんだ】


翼「みーらーいー!」

未来「あっ!翼~おはよー」

翼「ねえねえ昨日やってた絶望するブタゴリラの真似やってよ~」

未来「えっ!?何それ!?もう~翼ってば面白い~!
   私そんなのやったことないよ~?」

翼「……は?」

百合子(兄妹で同じ反応してる)


【見てるとイライラするらしい】


翼「なにこの未来……お兄ちゃん……」

伊吹「俺に言わないでくれ。俺も分からん」

未来「もう~!さっきからなんなんですか?
  みんなして私のこと変だとか」

未来「私もう怒りますよ!?ふーんだ」

翼「お兄ちゃん、こいつ殴っていいかなぁ?」

伊吹「待て翼ァ!翼だけはそっちの道に行かないでくれ!」



【真壁はいい子なので基本は優しい対応】


瑞希「なんと……春日さんが……?」

伊吹「そうなんだ。何か原因は知らないか?」

瑞希「原因……すみません。わかりません」

瑞希「ですが伊吹さん、春日さんがあの状態であるならば、
   今ボケ要因の枠は空いているのですよね?」

伊吹「真壁。俺は話をややこしくする奴は嫌いなんだよ……。
  言ってる意味、分かるよな?」

瑞希「いぇっさー。大人しくしています」


【ボケ因子だから多少はね……(ありがとうございます)】


杏奈「おいいいい!未来が大変なんだってぇー!?」

伊吹「……」

杏奈「なんだよぉ~すげー睨んで来るじゃねえーかよぉ~!
   この汁男優がよォ~!!」

伊吹「1人に減ったら酷さが際立つな」

未来「汁男優……ってなんですか?
  伊吹さんも俳優さんだったんですか!?」

百合子「未来、違うから!」


【ハッピーハロウィン】


未来「あっ!伊吹さん!今日はハロウィンですよハロウィン!」

杏奈「トリックオアトリート!!」

伊吹「……ほら」

杏奈「っしゃ!イタズラしようぜ!」

伊吹「お菓子あげたらイタズラしないんじゃないのか」

未来「伊吹さんはどんなイタズラならされたいですか?なーんて……でへへ」

杏奈「夜這いに決まってるよな?」

伊吹「うるせえ。決まってない」


【最初につまづいて話が入ってこない】


未来「ねえねえ、翼~!」

翼「なに……?」

未来「お兄ちゃ……あ、伊吹さん、なんか私に厳しくない?」

未来「私なんか悪いことしたのかなぁ~?」

翼「え待って未来、お兄ちゃんのこともしかして
 脳内ではお兄ちゃんって呼んでるの??」


【目覚めろブラコン!】


未来「えっ、でへへ……」

翼「笑って誤魔化すなぁー!このぉ~!」

未来「ぐぇぇ!首しめないで~!翼ぁ~!」

翼「こいつゥ~!絶対許さないんだから!
 お兄ちゃんは誰にも渡さないんだから!!」


【いつの間にか身から出た錆】


未来「た、たふけて伊吹さ~ん!」

伊吹「あ?……翼!?何やって……うーん……」

百合子「いや伊吹さん!今の未来は少なくとも無害だから
   助けてあげないと!」

伊吹「だが、これまでの数々の悪行を思い返すと……
  足が動かない……ぐぬぬ」

百合子「ああもう!」


【未来のため×翼のため〇】


瑞希「……伊吹さん、このままでは大事な妹さんが犯罪者に」

伊吹「ハッ……!翼、その汚い奴から手を離すんだ」

翼「……お兄ちゃんがそう言うなら……」

百合子「……」

伊吹「ん?なんだ七尾。何か言いたげだが」

百合子「……別に。なんでもないです」


【絶頂記憶喪失】


伊吹「そういえば、春日からはあまり翼には悪さをしないよな」

百合子「みんな私ばっかりですからね」

伊吹「しかしさっきのを見る限り、春日が翼にはやらない理由が
  少し垣間見えた気がするな」

伊吹「ところで……実際の春日がおかしくなった理由はなんなんだ?
  戻って欲しくはないが、一応知っておきたい」

杏奈「悪さのし過ぎで絶頂を迎え、その勢いで記憶が飛んだんだよ」

伊吹「適当なこと言うな。あと、お前もはやく
  記憶飛ばないかなって俺はずっと……ずっと思ってるんだぞ」


【頭へごちん】


百合子「で、原因なんですけど」

伊吹「なにか心あたりがあるのか?」

百合子「未来の後頭部らへんに大きいたんこぶあるんですよ」

伊吹「……どっかで滑って転んで頭打ったとか?」

杏奈「滑ってんのはこのスレだけどな」

伊吹「おいやめろ!!」


【犯人】


百合子「関係ないと思うんですけどね……」

百合子「関係なくあって欲しいんですけど……」

百合子「今朝、事務所来る時に駐車場で見た真っ赤なスポーツカーの
   前のところが思い切り凹んでたんですよね……」

伊吹「……あのナメクジどこ行った」


【捜索】


未来「奈緒さ~ん!横山さんどこにいるか知りませんか~?」

奈緒「!?」

奈緒「うわぁっ!なんや未来かいな……え?ほんまに未来?」

未来「そうですよ?」

奈緒「偉いきしょく悪くなったなぁ……」


【囚われのナメクジ】


奈緒「アレならどっか行ったわ!わからん」

ひなた「横山さんのことかい~?」

横山「ぐわあああー!降ろせー!」

百合子「うわぁ……あんな風に片手で
   持ち上げられてる人初めて見た」

横山「ちゃうねん!俺はぶつかってへんし引いてへんねん!」

伊吹「嘘をつくな。じゃああの訳の分からん車の凹みは」

杏奈「まあそれは私がやった」

伊吹「おい!!!」


【何がなんやら】


横山「確かに俺の車の目の前に未来ちゃは飛び出して
   来よったわ。でも引いてへんねん」

横山「目の前で雷に打たれてそのまま消え去ったんや」

瑞希「つまり1.21ジゴワットが産んだ奇跡の産物なんですよ」

未来「ジゴワットってなんですか??」

伊吹「……頭痛いから帰ってもいいか?」

百合子「しっかりしてください!この事務所
   もう伊吹さんしか頼りがいないんですよ!」


【雷神春日】


二階堂「つまり、轢く瞬間に彼女は雷にうたれてああなったのか」

伊吹「ああ」

未来「ええっ!?誰が雷にうたれたんですか!?」

伊吹「お前だよ!」

百合子「ていうかなんでそれで生きてるの……」


【治療?】


二階堂「……対策と言っても……治すのか?」

伊吹「いや、二度とこれから元に戻らない方法を知りたいんだ」

二階堂「横山くんの話から推測するが、もしかしたら彼女は
   別世界線の彼女と入れ替わったのかもしれない」

伊吹「……何言ってんだお前」

未来「百合子ちゃん、あの2人はなんの話してるの?」

百合子「うーん……大事な話だよ。うん」


【無害……】


二階堂「とりあえず電気ショックで戻してみるか」

伊吹「そうだな」

百合子「ちょちょ、ちょっと待ってください!」

百合子「二人とも疲れてるから判断能力鈍ってますよ!」

百合子「今の未来はとりあえずは無害なんですから」

伊吹「……そうだったな……」

伊吹「火あぶりも追加しなくちゃ……」

百合子(積年の恨みが晴れない……)


【残酷な未来のテーゼ】


未来「伊吹さん、さっきから私のことばっかり意地悪するんですよー」

未来「酷くないですか~?」

二階堂「……そうか」

百合子「残酷なことを言うけど、この事務所に
   未来の見方はあんまり居ないんだよ……」

未来「えーー!なんでぇー!?」


【ISF06売り切れました!】


杏奈「いるさ!ここに1人な!!」

未来「杏奈ぁ~!」

杏奈「気安す寄るんじゃあねぇぜ!この豚がァー!」バシッ

未来「ああん!」

杏奈「今日やってたISF06で置いてもらっていたこのSSのまとめ本が
  早々に売り切れたからっていい気になるんじゃねーぞ!」

百合子「……良かったじゃん」

未来「なんの話!?ねえ!それなんの話!?」


【ホントウノワタシ】


伊吹「いいか、春日。実はな、今のお前は……」


……説明中……


未来「……そ、そんな……」

未来「私……なんてみんなに酷いことを」

伊吹(数々の悪行を伝えたが、ショックのあまり動かなくなったな)

未来「私、ちょっと外で風に当たってきます……」

伊吹(そのまま風に飛ばされそうなくらい意気消沈してるな)


【面倒な奴ら】


二階堂「君もつくづく……厄介な性格をしているな」

伊吹「……は?」

二階堂「元に戻したくないが、戻したい。
  手がかかるのは嫌だが今のままだと物足りない。
  ……君の葛藤は皆にも伝わっているさ」

伊吹「……」

杏奈「やっぱ先っちょが1番感じやすいんもんな」

伊吹「葛藤の話をしていたんだぞ?なんの話してるんだ」


【事故には気をつけましょう】


百合子「た、たたた、大変です!伊吹さーーん!」

伊吹「今度はなんだ」

百合子「今そこの事務所の前で未来が轢かれました!!」

百合子「横山さんの車に!!」

伊吹「なんで今度はちゃんと轢かれてるんだ……」


【恐怖】


横山「あかーーん!ちゃうねん!ノロノロ~っと事務所の
  駐車場出よう思ったら飛び出してきよったから」

横山「コツンって当たったか当たってないかやねん!」

横山「むしろ俺の車に手ついておっととと!ってなってただけなんや!」

横山「でもばたーっ倒れて……」

横山「ぐわああ!現役引退の次の一面がこれかぁぁあ……最悪や」

奈緒「ん、話はあとは刑務所でやな」

横山「毎日面会来てくれるか?」

奈緒「すまん~1度も行かへんわ~」


【レスキューファイアー!!】


伊吹「おい!春日!しっかりしろ!」

伊吹「多分轢かれてはないし、転んだだけだが……」

伊吹「頭を打ってるな……七尾!救急車呼べ!」

杏奈「おおーーい!救急車ァァァァーーーー!!!」

伊吹「誰がそんな原始的に呼べって言ったァ!!!!」

七尾「えっとえっーと、119って何番でしたっけ!?」

伊吹「おまえら落ち着け!」


【ヤキモチ】


伊吹「おい春日しっかりしろ!」

翼「あーーん、私も頭いたーい!」パタリ

奈緒「何してんの翼……」

翼「あーん、誰かが介抱してくれたらなぁ~動けなーい」

二階堂「やれやれ」

翼「や!触らないで!」

二階堂「……」


【カムバック山賊】


未来「うぅん……」

伊吹「春日、おい、大丈夫か!?」

未来「……あ?」

伊吹「しかも元に戻ってる!良かった……!」

未来「きめぇーんだよ!!!伊吹野郎が!!」

伊吹「そうだな、はは。よかっよかったた!」

未来「あぁ!?」


【事情聴取】


伊吹「何があってそうなったんだ?」

未来「うるせえな伊吹野郎が!!知るかボケ!」

未来「車に轢かれたと思ったら異世界にいた……」

百合子「元からだけどとうとうほんとに頭おかしくなった……」

未来「お前あとでケツ穴にゴルフボール詰めるからな」


【なにゆーてんおまえさっきから】


未来「そこで異世界では10年くらい経ってた」

二階堂「恐らくこちらの世界とは時間の進みが違うせいだろ」

未来「何となく戻るのは察したから、異世界の姫を巻き添えにしてやったけど
  チッ、居ねーな……頭くるくるぱーの自称姫」

伊吹「……お前さっきから何言ってんだ?」

二階堂「……ここに居ないということは……どこか別の場所にジャンプした可能性があるぞ」


【灯火】


未来「スマブラSPの灯火の星みたいな光が急に来たから
   あれで戻るんだな~って思ったから巻き込んでやった」

伊吹「待て……話を整理しよう」

二階堂「私の仮説だが……こうだ」



未来、横山の車の眼の前で雷に撃たれ異世界へ

空っぽの未来には別の新規の人格が形成

未来、異世界で10年程過ごす

新・未来、横山の車の眼の前で転んで頭打つ(新規人格の崩壊)

未来、異世界から連れ戻される

異世界の姫を巻き込む

未来はこちらの世界の未来に戻ったため
年齢や見た目に変化は無い

戻る入れ物がない巻き込まれ姫は
別の場所へ飛ばされる


【どんな10年過ごし方したんだ】


伊吹「……お前なんてことすんだよ」

未来「10年間たっぷりいじめ抜いてやったからな。
   今じゃあいつのケツ穴には拳だってry

伊吹「やめんか!!それ以上言うな!」

杏奈「アナがガバの女王だな」

伊吹「やめろって!……だいたい、
    最近新キャラちょっと出したばっかりだろ。
    スカウトも失敗してるのにどうすんだよ」

未来「いいじゃねーかよ、もう3スレ目も終わるんだからよぉ」

伊吹「お前時空を歪めるのもいい加減にしろよ」


次スレご案内。

【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その3.5【日刊】


ほ? お疲れ様なのです。

速報が落ちた時におーぷんの方に建てちゃったんで
あれを放置するのももったいないんで、頑張って消化していきます。

どこ行ってもやることは変わらないので、速報がいい!
というお方はたくさんコメントやらカキコミやらツッコミをしてくれると
スレが早く埋まって”その5”は速報にまた帰ってきます。



【↓宣伝】

ISF06の方でおいて頂いたこのスレの”まとめ本”は
無事に完売しましたが、ネット通販分はまだ残っていますので
行ったけど変えなかったというお方は是非そちらもご利用ください。

BOOTH→ https://booth.pm/ja/items/931353

最近は全然作ってもないけど、動画もあります。
5話→ https://nico.ms/sm33594353



【埋めるついでの簡単アンケ】
このスレにいる好きなアイドルは誰ですか?



今後ともお付き合い頂ける方は
どうぞよろしくお願い致します。

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