【デレマスSS】ミシロロワイヤル (236)


デレマス×トゥルルさまぁ~ずのクロスSSです。

基本的にトゥルルさまぁ~ずの企画に準拠していますが、展開が異なっていたり複数回をミックスしている場合があります。オリジナル企画の回もあります。

デレマス側の世界観は、アニメ、A20、U149、WWGをゆるく合わせたようなものとなっています(WWG率多め)。出てくるアイドル、プロデューサーは全員346プロの所属です。

話の都合上セリフに草が生えます。また、キャラ崩壊にご注意ください。

それではよろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523366342



きらり「飛び込みセーフー!」ガチャガチャバタン

きらり「あっ! ちょっと前にお掃除したのに杏ちゃんまたこんなに散らかしてるにぃ!」

杏「いや、別にいいんだけどさ……」

きらり「でもお掃除はあとっ! 杏ちゃんテレビ借りるにぃ!!」

杏「うん、まあどうぞご自由に」


きらり「はー、あと3分で始まるところだった……」ポチ

杏「録画してるんでしょ?」

きらり「うん、してゆよぉ?☆」

杏「じゃあいいじゃん……とは思わないな、杏も確かに」

きらり「杏ちゃんならわかってくれると思ったにぃ!」



杏「それにしても、いくらきらりの家より杏の家のほうが事務所から近いからって、テレビ見るのにきらりがここまで情熱を傾けるとはね」

きらり「えへへ……DVDも最初から買ってるし、本放送を見ないと落ち着かなくて」

杏「の、割には、番組出てる人に事務所で会ってもがっつり絡みに行かないよね?」

きらり「それは……あくまできらりはこの番組のいちファンだから///」

杏「わかるようなわからないような……」


『Have a nice party!』


きらり「始まったにぃ!!」

杏「ま、杏も見てみるか」



――――――――――

――――――――

――――――


里奈『この番組は、ロワイヤル・デュオのふたりとアシスタンツことアタシ藤本里奈が、体当たりで視聴者の投稿に挑戦する新感覚バラエティーでーす☆』

早苗『なんだって?ww』

瑞樹『アンメルツみたいなこと言ってたわね』


里奈『今日最初の投稿はこちらー』


これは賢いな、と思う言葉を三つ書いてください。

シロロネーム:この番組ってシロロって略せばいいの?シロロワって略せばいいの?



早苗『うちらはシロロって略してるわね』

瑞樹『ほら、シロロワだと某県の某喫茶店の看板メニューとかぶっちゃうじゃない?』

里奈『あー、味仙のチャーハン?』

早苗『それは同じ名古屋に行った時打ち上げで必ず行く中華屋でしょうが!』

瑞樹『シロロワと一文字もかぶってないし』

里奈『アタシ最近名古屋で仕事ないから行けてないよ~』

早苗『今池の本店が恋しいわねぇ……』



瑞樹『賢い言葉を書けってさ』

早苗『え~? こういうのって教養でるのよねぇ』キュポ

里奈『うちの番組にそんなの最初っからないぢゃーん♪』カキカキ

瑞樹『ちょっと一緒にしないでくれる?』カキカキ

早苗『瑞樹ちゃんだってこの番組のせいで絶対知性下がってるわよw安心しなさい』カキカキ



里奈『書けた?』


書いた賢い言葉を発表して、隣の人に「正解!」と言ってもらうと楽しいです!

シロロネーム:この番組ってシロロって略せばいいの?シロロワって略せばいいの?


里奈『おー? あー?』

早苗『すでに賢くないわよ里奈ちゃんw』

瑞樹『これは私自信あるわ』

やってみよう!



1巡目


瑞樹『神の見えざる手』トン

早苗『正解!』


里奈『おーw』パチパチ

瑞樹『これは結構気持ちいいわね』

早苗『イメージはクイズ番組ってところかしら』

里奈『ところで神の見えざる手ってなに?』

早苗『それはアレよ……経済的な何かよ』

瑞樹『会話がさぁw』



早苗『ユーロ安!』トン

里奈『正解!』


瑞樹『あらあら、経済番組のコメンテーターでも狙ってるの?』

早苗『そんなことないわよ、ただあふれ出る教養がねぇ~』

里奈『ねえねえ、安いとどうなるの?』

瑞樹『……みんな困るのよ』

早苗『ほらねw』



里奈『IT!』トン

瑞樹『正解!』


早苗『賢くないでしょw』

瑞樹『むしろ賢い言葉として出すことで賢くなくなってるわよw』

里奈『えー? そんなことないぽよ~』

瑞樹『っていうかITが答えのクイズってなんなの?』

早苗『20年前のクイズかしらw』



2巡目


瑞樹『王権神授説』トン

早苗『正解!』


里奈『??』

早苗『気取ってるのよねぇ、だから気取りん子とか言われるのよw』

瑞樹『そんなの初めて言われたわよ!ww』



早苗『関東ローム層!』トン

里奈『……正解!』


瑞樹『は?w』

早苗『思いつかなかったの!///』

里奈『ちょっとタメたけどどう?』

瑞樹『アレンジいいわね』

早苗『次からやってきましょ』



里奈『タッチアップ!』トン

瑞樹『正解w』


里奈『瑞樹さん!』プンスコ

瑞樹『だってさぁ……w』

早苗『友紀ちゃんと野球行ったの?』

里奈『うん! ゆっきーがタッチアップって言ってたんだけど意味は知らないってゆーw』

早苗『まあでも一緒に行ってくれただけ喜んでるわよ』

里奈『横浜が勝ったしね!』

瑞樹『じゃあ悲しんでるでしょw』



3巡目


瑞樹『マクスウェルの悪魔』トン

早苗『……正解(驚)』


瑞樹『あー、それ気持ちいいw』

里奈『いいなー、早苗ちゃんそれアタシにもやってよー!』

早苗『アタシの誰がやってくれんのよw』



早苗『色即是空』トン

里奈『しぇーかい!』


里奈『ヘックシ!』

早苗『こら!w』

瑞樹『自由すぎるのよ里奈ちゃんは!』



里奈『コミット!』トン

瑞樹『……正解っ』


早苗『いいわね、その『もうお手上げです』みたいな感じ』

里奈『気持ちいいww』

瑞樹『答えは賢くないけどねw』

里奈『うそ、これアタシ的に最終兵器的な賢さだったんだけどー!』



早苗『どう? これ』

瑞樹『飲み会だったら永遠にやってられるわね、正直』

早苗『それはあるw』

里奈『たのちーというより気持ちーだね!』



瑞樹『というか、解答に人間性出るわよね』[神の見えざる手][王権神授説][マクスウェルの悪魔]

里奈『こう見るとアタシめっちゃ賢いぢゃん☆』[IT][タッチアップ][コミット]

早苗『瑞樹ちゃんは……』[ユーロ安][関東ローム層][色即是空]

瑞樹『なに?』


早苗『蘭子ちゃんか飛鳥ちゃんの答えって言われても違和感ないw』

里奈『解答に神か悪魔が必ず入ってるねw』

瑞樹『うるさいわね! それはあの子たちにも教養があるってことよ!』

早苗『中二って言うんでしょ? こういうのw』

瑞樹(中二)『早苗ちゃんなんか、ただのちゃらんぽらんじゃない!』

早苗(ちゃらんぽらん)『誰がちゃらんぽらんよぉ!』

里奈(バカ)『あははは、ちゃらんぽらーんww』


NEXT→



里奈『続いての投稿は~?』


5円玉の穴にポッキーが入るか入らないかというクイズは結構いいクイズだと思います!
外れたら罰ゲームにするとより盛り上がりますよ☆

シロロネーム:たくみんのHカップと早苗さんのHカップはどっちがHなの?


早苗『タイホするわよ!』

瑞樹『でも視聴者の質問には答えてあげないと』

早苗『あのねぇ……』

里奈『揉み心地はどんな感じ?』

瑞樹『早苗ちゃんは水パイよね』

里奈『あの揉むと不幸になるとゆー……』

早苗『違うわよ!///』バシバシ



里奈『っていうかマジでもんだことあるの?w』

瑞樹『あるんじゃない? 楓ちゃんの家で飲んでるときとか無法地帯だもの』

早苗『ないってば!』

里奈『あー楓さんちとか飲み会しょっちゅうやってそう、広そうだもん』

瑞樹『単純にあの家はお酒がいっぱいあるのよね』

早苗『でも1クールに一回しか楓ちゃんちで飲み会やんないの。毎回収拾がついてないからw』

里奈『そこで瑞樹さんはモミモミしたんだ?』

瑞樹『だって飲み会の最後のほうなんかもう揉み合いへし合いみたいなさ』アハハ

早苗『押し合いへし合いみたいに言ってんじゃないわよ!』



瑞樹『里奈ちゃんこそ拓海ちゃんの胸揉んだことあるの?』

里奈『いやーたくみんち泊まってて、寝て起きたら顔の横に立派なモノがさー……』ワキワキ

早苗『おやじかあんたはw』


拓海『///』スタスタ

準レギュラー 向井拓海


瑞樹『あら、拓海ちゃん』

里奈『うえっ、たくみん!?』

早苗『おつかれーw』

拓海『おい里奈ぁ……今の話はマジかぁ……?///』ピクピク

里奈『う、うっそぽーん!☆』

瑞樹『ぴょーんを噛んでんじゃないわよw』

早苗『焦ってる焦ってるww』



里奈『で、でで、たくみん今日はどーしたのかなー?』

拓海『チッ……まあいい』

早苗『これ以上話広げたらイジられるって察したわねw』

瑞樹『拓海ちゃんもバラエティがわかってきたのねぇ』

拓海『あんたらの対処法がな!』


早苗『で、クイズ外したら罰ゲームなのよね?』

拓海『ああ、だからアタシが親になりにきたんだ。つまり、3人がクイズを外したらそっちが罰ゲーム。正解だったらアタシが罰ゲーム……』プルプル

里奈『?』



拓海『わ、わくわくたくみんランド開演だオラァ!!///』


早苗『え?w』

瑞樹『なんて?w』

里奈『わくわくたくみんランドwwいいねソレww』


拓海『外したら罰ゲームだからな』

瑞樹『なんの罰ゲーム? 教えて?』ギラッ

拓海『フッw』フイッ

早苗『必死すぎるのよ顔がw』



拓海『罰ゲームは、『舌にライターのカチッ』だ』

瑞樹『舌に!? バカじゃないの!?』

早苗『まあまあ、負けなきゃいいんだから』ポン

里奈『頑張ろうよ瑞樹さん!』

瑞樹『ふたりが嫌がってないのよ!』

早苗『嫌よこんなもん!』

瑞樹『ウソ!!!』

里奈『うるさいうるさいw』



瑞樹『ほんとジャッジは公平にやってよ、拓海ちゃん!』

早苗『チョコの部分をショリショリ削りながら穴に入れるとかなしね』

拓海『おう、そこはズルなしで頼むぜ!』

シンキングタイムスタート!


瑞樹『これね、私思うのよ』

里奈『うん?』

瑞樹『普通にポッキーが入りませんでした、はいおしまい。で、終わると思う?』

早苗『テレビ的なお約束の話?』

瑞樹『実験する番組とかだと、『一見入らなそうですよね? でも入りまーす!』みたいな流れが普通じゃない』

里奈『まあね~』



早苗『でもあたしがせーので言おうとした答えは『入らない』なのよ』

里奈『アタシも!』

瑞樹『私もそう、だけどそれだとさ……』

早苗『瑞樹ちゃんの話はたしかにその通りなのよね』

里奈『そう考えたら『入る』にベットしとく?』

早苗『そうね、これで普通に入らなかったらわけわかんない映像だもんね』

瑞樹『そうなのよ! これは作り手側のプライドの問題なのよ!』

早苗『これで答えが間違ってても私は悪くない、みたいな下心を感じるんだけどw』

瑞樹『ンフフw』


拓海『じゃあ最終解答を出す前に、コレを聴いて考えをまとめてくれ』



泉『』ペコ

準レギュラー兼お手伝い 大石泉


瑞樹『なに?』

早苗『アレなに持ってる?』

里奈『ポンプっぽくない?』


泉『』ピーピーピピピピー

泉『』ピッピッピッピピピピピー

泉『』ピーピーピーピーピーピーピー

泉『』ピピピピピピッピー


瑞樹『イリュージョニスタ?』

早苗『昔の着メロみたい!』

里奈『いずみんすごー!』

瑞樹『これも投稿なの?』


給油ポンプで笛を作って演奏すると楽しい!

シロロネーム:シロロニスタ



里奈『いずみん目の下クマあるけど……』

泉『難しいんですコレ……楽器がというより曲が。ちょっと夜通し練習して……』

瑞樹『あのね、泉ちゃん。世の中には手を抜かなきゃやっていけないこともあるのよ?』

早苗『この番組は手を抜いてもいいってことかい?w』

拓海『よくやった泉、楽屋で寝ててもいいぞ』ポン

泉『いや、最後までいます……』


瑞樹『なんて健気なの……泉ちゃんのためにもここは私たちが正々堂々勝って拓海ちゃんにベロカチやってもらうわよ!』

拓海『おう、かかってこいや!』

早苗『よーし、じゃあ『入る』でいいわね?』

里奈『よしきた!』


3人『入る!』



拓海『もう変えられねぇけどいいんだな』

瑞樹『女に二言はないわよ!』


拓海『よし、これが5円玉だ』ス

里奈『うわちっさ……』

早苗『やばいんじゃない? コレw』

瑞樹『……』

拓海『で、これがポッキーな』ス



里奈『これまた太いの選んでるなぁ』

早苗『あれ……?w でも』ショリショリショリショリ

瑞樹『……入ってるわね』ショリショリショリショリ

里奈『入ったw』

泉『ンフッwフフフww』プルプル

拓海『おい!』

瑞樹『何よ?w 入ってるじゃない』ショリショリショリショリ

拓海『今さっき正々堂々って言ったんだろうが!』

早苗『だから正々堂々入れてるでしょ!!ww』ショリショリショリショリ

拓海『ショリショリ削って入れるのなしねとかあんだけ言ってただろ!w』



里奈『これさ、別にどっちからいれなきゃいけないって指定はないわけでしょ?』ヒソ

瑞樹『チョコついてないほうから入れれば……』ヒソ

早苗『あたしが手の熱で溶かすからその間に……』ヒソ

拓海『……w』

泉『クク……w』フルフル



瑞樹『やっぱり入ってる』スッスッ

早苗『入ってる……入ってるw』ベタベタ

里奈『全然っw余裕だねぇw』プルプル

早苗『ほらもう半分いったw』ベタベタ

拓海『手の熱で溶かしてる時間があるだろうが!』

早苗『手の熱で溶かしてる時間なんかないわよ!w』

拓海『手ぇベッタベタじゃねえか!』

泉『グフフフフwww』



拓海『不正解ー!!』

瑞樹『なにようるさいうるさい』

早苗『入ってるじゃない!』ベッタベタ

拓海『あんたら年下の前で恥ずかしくないのかよ!』

瑞樹『ベロカチやりたくないのよ!!!』ウガー

里奈『本性出したぞww』



拓海『罰ゲームは代表ひとりでいいらしい』

早苗『じゃあジャンケンする?』

里奈『オッケー』


ジャーンケン


里奈『うし!』パー

瑞樹『っしゃああああああ!!!!』パー

早苗『……』グー



拓海『じゃあベロだせ早苗サン』

早苗『拓海ちゃん、わかってるんでしょうね?』ギロ

拓海『な、なんだよ』

里奈『早苗ちゃん、元国家権力メンチ切るのなしだってw』

早苗『や、やだぁ里奈ちゃんったらぁ! 早苗はいつでも乙女だぞ?』キャルルン

瑞樹『キッツッッッ』

早苗『あんたには言われたくない!!///』



拓海『よし行くぞ』

早苗『ひなふぁい!』ベロー

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira152319.png

拓海『オラァ!!』カチッ

早苗『』

早苗『いたっ!!』


瑞樹『ん?』

早苗『今ビビビッてきた! ビビビッてー!』

里奈『反応遅くない?』

*不発?



早苗『あんたたち仲間じゃないの!?』

里奈『いや、おかしかったでしょ反応が』

早苗『仲間でしょねえ!!』

瑞樹『仲間だけどさw』

泉『フフフフww』

里奈『なんか一瞬遅かったよねぇ?』

瑞樹『うーん……』


早苗『脳まで来たって! ねえ、拓海ちゃん!』

拓海『アタシにはビリっときたよ、マジで』

里奈『たくみんヤバぽよ、全然動じてない』

早苗『ほら、ね! ね! これでいいでしょ!? ねぇ~!』ユサユサ

瑞樹『え? 里奈ちゃんでカチが壊れてないか確かめてください?』ジー

里奈『ちょっと瑞樹さん! そんなカンペ出てないでしょ!?』

早苗『じゃあふたりでじゃんけんしてよwあたしがカチやるから』

瑞樹『ちょっとなんでよぉ!!』



里奈『ほらやるよ、もう仕方ないぢゃんw』

瑞樹『恨むわよ早苗ちゃん!!!』

早苗『わかったわかったw』


ジャーンケン


里奈『ポイ!』グー

瑞樹『ポイ!!』チョキ


瑞樹『』


泉『フッ……wクッw』プルプル

早苗『レッツプレイザビリビリ!w』ポン



瑞樹『んはー!! いやだ!!!』

早苗『最初の一杯目みたいな声だしたわねw』

瑞樹『そもそも早苗ちゃんがミスるのがいけないんでしょ!?』

早苗『だからビリっときたってばw』

里奈『絶対嘘だ!!w』



早苗『はい、いくわよ! せーの!』

瑞樹『いやあああああ!!!!』


カチッ!!


瑞樹『があっ!!』ビリリッ

早苗『アオッ!!』ビリッ


ドサ


泉『ウフッwwwアハwww』

拓海『ングググ……ww』

里奈『んははっwww』



瑞樹『』プスプス


早苗『っつぅ~』ピリピリ


里奈『瑞樹さんっwwwはっwwグフッwww』バンバン

泉『里奈さんww笑いすぎですwww』

拓海『グ……ww』

里奈『ンフフフフ……www』ヘナヘナ

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira152320.png




拓海『よしwそれじゃあ二問目だ』

里奈『入らない!ww』

早苗『え?w』

里奈『たぶん似た問題がでるんだよ!』

瑞樹『まあそうでしょうね』

里奈『だからトッポは5円玉の穴に入りません! はい、ファイナルアンサー!』

拓海『あんなもん考えなくても入るわけねぇだろ!』

泉『ww』


拓海『違ぇよ。今度はプリッツだよ』

早苗『まあ、予想はしてた』

瑞樹『最近全然食べてないわね』

里奈『アタシにまかせてちょー! けっこー食べてるから!』

瑞樹『ちょっと待って、その前に罰ゲーム教えて』



拓海『ケツに特大クラッカー発射、だ』

早苗『アイドルがケツとか言うんじゃないの』

里奈『お尻に特大クラッカー発射(はぁと』

里奈『はいワンモアー』

拓海『お、お尻に特大クラッカー発射(はぁと……///』モジモジ


早苗『さ、拓海ちゃんの羞恥プレイが終わったところで考えましょうか』

拓海『なんなんだよあんたらは!!///』

瑞樹『アイドルがプレイとか言うんじゃないわよw』



早苗『かくいうあたしも全然プリッツ食べてないんだけどさ』

瑞樹『うん』

早苗『ポッキーとプリッツって同じ会社?』

里奈『そーだよ?』

早苗『太さわざわざ変える?』

瑞樹『変えるでしょ』

里奈『味だって全然違うんだよ?』

早苗『でもさ食感は同じわけだし』

里奈『いや、プリッツのほうがサクサクしてるんだって』

早苗『マジで?』



瑞樹『入んない、のかなぁ。普通に』

早苗『ちょっと待って、今ポッキーのチョコ舐めてはがすから』ペロペロ

里奈『昔こういう食べ方しなかったー?』

瑞樹『素プリッツとか言ってね』

早苗『素ポッキーでいいでしょwそこは素直に』ペロン

里奈『細いなぁポッキー』

瑞樹『うん、やっぱりプリッツとは全然違う』

里奈『入らないね、コレは』

早苗『オッケー入らないで!』


拓海『決まったか?』


瑞樹『入らない!』

早苗『うん!』

拓海『本当にいいんだな?』

里奈『いいよ!』



拓海『……これがプリッツだ』ス

里奈『これは入んないわ、試すまでもないwたくみんのテンションでわかる』

早苗『あーもうやっても全然無理』コツ

瑞樹『出でまったく入らないもの』コツコツ

里奈『ほら、四角くて全然ポッキーと違う!』ヤバタン!


拓海『ちっくしょう!!!』

瑞樹『はい拓海ちゃんばっつゲェムー♪』



泉『はい、クラッカーです』ス

瑞樹『ありがと』

拓海『……///』

早苗『せめて親友の里奈ちゃんがやってあげたら?』

里奈『おっけ~♪』



里奈『おぉ~、いいお尻だなぁたくみ~ん』ペチペチ

早苗『あんまりやると深夜度が上がるわよw』

拓海『やるならはやくやれ!!///』プルプル

里奈『じゃあいくよー?』

拓海『おう!!』


パァン!!!



拓海『くっ』


瑞樹『どう、痛い?』

拓海『……まあまあかな』

早苗『うん、見ててそんなでもなさそうって思ったw』

里奈『たくみんはそれより恥ずかちーのがダメージだから』ムフフ

拓海『くそっ!///』


NEXT→



里奈『本日最後のとうこっ!』

早苗『なになに?w』


まず、ぱっと思いついた芸能人を7人、フルネームでカードに書いてください。

シロロネーム:犬ナイト


里奈『マジで誰でもいいの?』

早苗『うちのアイドルにしろだって』

瑞樹『ふむふむ?』カキカキ



その7枚を手持ちのカードにして、権力や地位のある人を強いカードとして扱う『芸能人大富豪』が楽しい!

シロロネーム:犬ナイト


里奈『おおー!?』

瑞樹『これ今後の人間関係に支障でるわよ!』

早苗『これのせいでうちらが事務所でハブられたらどうするつもり!?』

*今回は地位や権力でなく『女子力』を基準に行います

里奈『じゃあ女子力大喜利ってこと!?』

瑞樹『大喜利?』

早苗『大富豪でしょw』

里奈『フフフww』



瑞樹『あーもう!! 私自分書けばよかった!』

里奈『瑞樹さんは大富豪で言ったら6くらいでしょ?w』

瑞樹『なんでよ! 最低でも絵札よ!』

早苗『人数多いほうが盛り上がるから、あとふたり追加するってー』チョイチョイ


拓海『うっす……』


早苗『まだお尻クラッカーの余韻がw』

瑞樹『もうひとりは……そうね』


凛『よろしくお願いします』

たまたま見学に来ていたクール系ティーンアイドル渋谷凛



瑞樹『凛ちゃんこの番組のファンって本当?』

里奈『マジでー? ヤバたーん!』

凛『うん、握手会の時にファンの人からDVDもらって、それからね』

拓海『凛がこれ見て笑ってる姿が想像つかねぇな』

早苗『ところが彼女はなかなか笑い上戸なのよ……パッションアイドル仲間のMさんからの情報なんだけどね』

瑞樹『へぇ~、意外ね』

凛『未央でしょ! もう!///』



里奈『一応公平にゲームをすすめるために、ジャッジ役としていずみんに来てもらいました☆』

泉『よろしくお願いします』

瑞樹『泉ちゃんも結構笑い上戸よね』

凛『画面で見てると泉の笑いにつられるとき結構あるよ』

泉『我慢してるつもりなんですけどね……w』

里奈『ムリムリ、アタシも自分で放送みて爆笑してんもんw』



瑞樹『大貧民には罰ゲーム?……ちょっと!』


ゴルフ場のスパイクのゴミ取るやつの先にチューブをつけて、口にくわえたところに飲み物を送るとヤバイ!

シロロネーム:口滅ぼし


早苗『はあ?w』

瑞樹『バカじゃないの!? ヤバイに決まってんでしょ!』

凛『私初出演だけど、やっぱり全然容赦ないんだねw』

拓海『おう、この番組はそういうもんだ』

とにかくやってみよう!



 早  里  凛 
 瑞  机  拓
 

里奈『じゃあアタシから時計回りね』

瑞樹『最初は様子見で軽くね』

里奈『はい! 唯ちゃん! どう?』パサ


[大槻唯]


早苗『いいとこいいとこ』

凛『語弊ない?w……私は』パサ


[本田未央]


凛『良いつなぎでしょ?』

早苗『凛ちゃんこそ語弊あるわよw』

瑞樹『いきなり審議じゃない?』


泉『未央ちゃんって料理できた?』

凛『本人談では』

泉『セーフです!』

里奈『なるほど料理は大きな基準なんだw』




拓海『じゃあアタシはこれ……いけるな』パサ


[木村夏樹]


里奈『あー夏樹っちね!』

早苗『どう?』

泉『うーん……』

拓海『おいおい、夏樹は焼肉行ったら率先して人の肉焼いてくれんだぞ!?』

瑞樹『それ女子力なの?』

里奈『でも夏樹っちはなんでもできるよ家事とか』

泉『じゃあセーフですね』


瑞樹『私はコレよ!』バシー


[ケイト]


みんな『……』

瑞樹『なによその反応! ケイトはちゃんと料理できるわよ!』

早苗『それスケキヨ丼みたいなやつでしょ?』

泉『スターゲイジーパイですねw』

瑞樹『みんな自分の故郷の郷土料理作れる? 作れないでしょう!』

凛『まあ最初だし……いいんじゃない?』

泉『でもこれで一回流しですね、謎なんでw』



瑞樹『じゃあこれはどう?』パサ


[ライラ]


里奈『んー!?』

早苗『瑞樹ちゃんのカードはややこしいなぁ!』

凛『外国には女子力って概念ないもんね』

里奈『よく洗濯はしてるけどw』

瑞樹『指定ないから全部こんな感じよ?』

拓海『これ8だろ』

泉『そうですねw難しすぎるのでここでまた切ります。手番は早苗さんからということで』



早苗『あたしはとびきり優しくいくわよ~』ファサ


[姫川友紀]


拓海『なるほどな』

早苗『3よ3w』

凛『友紀これ見たら怒るよ?w』

里奈『ならアタシは4だすね?』

瑞樹『今後の人間関係大丈夫?』


[向井拓海]


拓海『はーん……』ピクピク

里奈『ゆっきーよりは高いって褒めてるんだよ!?』

泉『審議です審議!』

拓海『おい泉ぃ!!』

*掃除くらいはできる! という本人の主張でセーフになりました



凛『ちょっと一気に上がっちゃうかな?』パサ


[北条加蓮]


拓海『そうかぁ? いいヤツだけどさ……』

凛『いや、加蓮はこないだバレンタインのときクッキー作ってたし。趣味ネイルだし』

里奈『女子力たかっ!』

早苗『絵札ね絵札』

拓海『そうなるとアタシはこれ出すしかねぇな』パサ


[和久井留美]


里奈『はい出た』

瑞樹『2でしょ。得意料理和食よ? あの子』

泉『一回流しですね』

早苗『待って! あたし出せる!』

瑞樹『じゃあ私はパスね』

凛『これ以上ある?』



早苗『これ! どうよ!』バシ!



[五十嵐響子]バーン!



みんな『うわー!?』


瑞樹『ジョーカーが出たわね』

里奈『誰かスペ3持ってないのスペ3!』

凛『友紀は早苗さんが切っちゃったよ?w』

泉『これは文句なしで切りましょう』



早苗『じゃあ最初はやっぱり優しく』パサ


[川島瑞樹]


瑞樹『ちょっと!』

里奈『でた6だ6w』

凛『絶妙w』

瑞樹『私趣味掃除と洗濯よ!?』

早苗『まあまあw』ポンポン

里奈『じゃあコレ!』バシーン


[財前時子]


早苗『なんちゅーカードを持ってんのよ里奈ちゃんは!!w』

凛『女子力……?』

拓海『女力は相当高いだろ』

泉『女子力、とは』


その後もゲームは審議をくりかえしつつ、白熱したカードの出し合いとなった



凛『悪いね、これで切らせて貰うよ』パサ


[新田美波]


拓海『あー! パスだパス!』

早苗『バレンタインのときホールでケーキめっちゃ作ってたもんね』

泉『もう女子力を超えてる気もしますけどねw』



早苗『これは勝てるでしょ』パサ


[佐藤心]


みんな『えー?』

早苗『はぁとの裁縫スキル知らないのみんな!?』



瑞樹『じゃあこれを出させて貰うわ』バシ


[クラリス]


早苗『だからややこしいのよ!!』

瑞樹『神力ナンバーワンでしょうが!』

凛『女子力どこ行ったの?w』

そして……



残り 瑞樹 里奈 凛 


里奈『これ結構勝てるの少ないでしょ☆』トントン


[高森藍子]


凛『……革命!』バシ


[佐久間まゆ]


*両利きのアイドルを出すと革命(強いカードが弱いカードに)

拓海『うわ、すげぇ革命だな!』

里奈『2を4枚で革命、的なー?』

早苗『まゆちゃんものすごいカードね』




瑞樹『私からよね』パサ


[安部菜々]


早苗『強いの? 弱いの?w』

拓海『おかん力の間違いじゃねぇか?』

里奈『たくみん辛辣w』

凛『泉の判断は?』

泉『……ジャックで』

早苗『絶妙w』



里奈『ちょっとこれ審議で』パサ


[大石泉]


瑞樹『えー!?』

泉『ああもう3です3』

早苗『3てことはないでしょうよw』

凛『10だよ10』

里奈『ありね? ありね? よし!』

凛『』フフン

拓海『凛が自信あるみたいだぞ』

瑞樹『凛ちゃん下手したら軋轢を生むわよ! 一回引っ込めたら?』

凛『大丈夫だよ瑞樹さん。これで上がり!』バシ


[神谷奈緒]


瑞樹『これは……』


凛『女子力ではないよ奈緒は。かわいいけど』

泉『そうだね、かわいいけど』

早苗『5かな。かわいいけど』



泉『瑞樹さんからお願いします』

里奈『アタシと瑞樹さんの一騎打ちか……』

瑞樹『いやでもこっちまだ3枚なんだけど』

泉『里奈さん1枚ですもんねw』

瑞樹『ああもう!』パサ


[メアリー・コクラン]


凛『またww』

泉『8です8!!w』

里奈『ずるいよ瑞樹さんw!』



瑞樹『うーん……』パサ


[高垣楓]


凛『……うんw』

早苗『革命中だと強いわねw』

里奈『いいの? 上がっちゃうよ?』

瑞樹『嘘!?』


里奈『もらった!』バシ


[藤本里奈]


みんな『おおー!?』



里奈『恐れ入ったか!』フフン

拓海『瑞樹サン、あきらめるんだな』ポン

泉『多数決とろうかと思ったんですが……』

凛『その必要はなかったみたいだねw』

里奈『どうだ瑞樹さん! アタシの得意料理はカップ焼きそばだ!』ドヤァ

瑞樹『ぬぬぬ……』

早苗『言ってて悲しくならないの?w』

罰ゲーム:川島瑞樹!



瑞樹『ねえ、私のときだけ審議多かったでしょ?』

早苗『瑞樹ちゃんが微妙なのばっか出すからでしょうよw』

瑞樹『女子力基準だって聞いてたらそんなことなかったわよ!』

凛『知ってから書いてたら戦力インフレになるよね』

泉『議論するだけになりそうですね』フフフ



拓海『準備はいいか瑞樹サン』

里奈『待って待って☆』マキマキ

瑞樹『こんなバスタオル2枚でふせぎきれるの!?』マキマキ

早苗『いい姿ね瑞樹ちゃんww』

里奈『やっぱりスターは何を着ても似合うなあw』

瑞樹『アイドルよ!』

凛『そのツッコミいる?w』

泉『フフw』



凛『そもそもゴルフ場のスパイクのゴミとるやつってどういうの?』

早苗『ぶっちゃけあたしも知らないんだけど』

泉『エアダスターみたいなものらしいですね。ラウンドしたあとクラブハウスに入る時、シューズの芝を空気でプシュッとはらうのに使うらしいです』

里奈『それって結構威力あるんぢゃん?』

瑞樹『……』

拓海『この番組の罰ゲームにうってつけだな』

瑞樹『拓海ちゃんの鬼! 悪魔! お尻!』

拓海『んだとコラァ!!///』



瑞樹『あーいやだ』

凛『フフフ……w』

瑞樹『代わってよ早苗ちゃん!!!!』

早苗『うるさいわよ!w一瞬だってスタッフ言ってたでしょ?』

瑞樹『その一瞬が嫌なの!!』

拓海『おーし、そろそろ行くか?』

瑞樹『やだやだぁ!!』

里奈『子どもじゃないんだからw』

瑞樹『もう……』


瑞樹『い や だ ! !』ウガー


凛『ウフフフww』

泉『ンフフwww』


早苗『もうさっさとやっちゃって拓海ちゃん!w』

拓海『よし、飲み物はウーロン茶でいくからな』グググ

瑞樹『あああ……』

里奈『がんばれーw』



拓海『オラァ!!!』グッ


ブシャァ!!


瑞樹『ンファアッ!!!』ブシュウウ


カランカラーン! ビシャアア!!



凛『wwwwwwww』

早苗『なに!?wwwwどうなった今!?wwwwww』


瑞樹『』ボタボタ


拓海『くっ……wwww』

泉『瑞樹さんwwww』

瑞樹『……くよ』

里奈『え?ww』

瑞樹『地獄よこれ!』

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira152321.png






早苗『ついにでた?wwwwww『地獄』』

里奈『ビリビリの比じゃないよねこれwwww』

瑞樹『もう脳にウーロン入ったわよこれ! あー死ぬ! 10時間後に死ぬ!』

凛『なんで妙に具体的なの?wwww』

拓海『おつかれ、瑞樹サンww』ポン


里奈『というわけでさよならーww』

早苗『また来週ー!!wwww』



『これ封印だからほんと! 二度とやったらだめよ!!』

『『フフフフwwwwww』』

『今度炭酸でやってよwwww』

『バカじゃないの! 貫くわよ脳髄を!』

『そんな物騒なwwww』



杏「バカだなこの番組wwww」

きらり「きらりこれ好きなんだぁー」

杏「初めてしっかり見たけどくだらないねー、いやいい意味で」

きらり「ほんとにぃー? きらりDVD全部持ってるよぉ?」



杏「今度貸してww」

きらり「うんww」

――――――――――

――――――――

――――――


美優「ふぅ……」スト

美優「あら?」スッスッ

美優「……」プルルル


心『こんばんスウィーティ☆ どした? 美優ちゃんから電話とかめっちゃ珍しいな』

美優「スマホつけたら電話の履歴画面になってて……たまたま一番上が心さんだったんです。それで」

心『マジか☆でも実は今はぁとも美優ちゃんに電話しようと思ってた』

美優「そうなんですか?」

心『いま家?』

美優「はい」

心『じゃあテレビつけて、シロロこれから始まるから』

美優「あ、たまに見てますあの番組」



心『なんと!☆今日はぁとがゲストでがっつり出ます!!』

美優「そうなんですか!?」

心『だから見てね』コツコツコツ

美優「はい! いまから見ます」

心『ていうかさぁ』コツコツ

美優「はい?」

心『事務所帰りにお酒買っていま美優ちゃんち向かってるって言ったら怒る?』

美優「心さん……私がいなかったらどうするつもりだったんですか?」スタスタ

心『ドアの前でひとりで飲んでたかもなww』


『Have a nice party!』


美優「ダメですよ心さんは人気アイドルなんですから……」ガチャ

心「おっす☆ 酒はあるからなんかおつまみ作って?」

美優「もう……」フフ



里奈『この番組は、ロワイヤル・デュオのふたりとアスシタンスことアタシ藤本里奈が、体当たりで視聴者の投稿に挑戦する新感覚バラエティーでーす☆』

早苗『スシタンス?ww』

瑞樹『一回もアシスタントが言えないわね』


里奈『今日最初の投稿はこちらー』



1.ひとり親を決める。

2.「モテそうな芸能人」みたいなテーマを決め、親は正解を心の中で決めておく。

3.親以外のプレイヤーが、正解を予想して答えをひとりずつ言う。

4.その中に正解があれば、親は正解があることをプレイヤー側に知らせる。

5.最後に、プレイヤー側はYesかNoかで答えられる質問を親にする。

それを何回かくりかえし、所定の回数までにプレイヤー側全員が正解をそろえられればプレイヤーの勝ち、できなければ親の勝ち。
……というゲームが楽しいぞ☆

シロロネーム:佐藤心


里奈『佐藤心?』

早苗『来てるの?』

心『どうもどうも~☆しゅがーはぁとでーす☆』

パッション系スウィーティアイドル 佐藤心



瑞樹『はぁとちゃんは着る服自分で作ったりするのよね?』

心『お? そうだぞ☆瑞樹さんがはぁとの服に興味持ってくれるなんて珍しいな』

早苗『ちなみにいま着てるそれは?』

心『これも手作りでーす♪』

里奈『器用ぽよ~』

瑞樹『すごいですね~。はい、というわけで佐藤心さんでした、ありがとうございました~』パチパチ

心『ありがとうございました~☆』フリフリ



心『っておい!』


瑞樹『出でカメラに目線送っちゃうとかさ、そういうやる気はこの番組に必要ないのよ』

早苗『最近バラエティよく出てるからこなれた感じが身についちゃってねぇ、はぁとちゃんは』

里奈『そうゆーの嫌いだよねふたりともww』

心『はぁとだってはぁとなりに頑張ってるんだよ!』



早苗『で、このゲームだけど……』

里奈『心さんが考えたの?』

心『んや、こないだロケでちびっこたちと一緒になったんだけど、教えてもらってロケバスで一緒にやったんだ』

瑞樹『第3芸能課の子たち?』

早苗『じゃあ第3芸能課に来てもらわなきゃじゃない? ねえ?』

心『こんなお下劣番組にちびっこ出せるかよ☆』

早苗『あーん?』

瑞樹『なんですって?』

里奈『まあまあww』



心『と、いうわけで、今日ははぁとが親になってゲームをやっていくぞ☆』

早苗『テーマは?』

心『『346プロのアイドルで、モテそうな人』っていうのでいこう♪』

瑞樹『まずは答えを書けばいいのよね』

心『今回は5巡以内に3人が正解をそろえたらそっちの勝ち、5巡した時点でひとりでも正解できなかったらはぁとの勝ちということになるぞ☆』

瑞樹『勝ち……?』

早苗『と、いうことは』

里奈『負けた側には次の投稿を実践してもらいます、だって』

瑞樹『もー、なによー?』



歯にライターのカチッをかますと、脳髄まで電撃が走る

シロロネーム:歯封じ


瑞樹『当たり前でしょうが!』

里奈『またカチッか~』

早苗『前回舌に食らったときは痛かったなぁ~』

瑞樹『疑惑の回でしょ? それ』

里奈『カチッ不発のときだね』

早苗『ビリってしたってば!ww どっちの味方なのふたりとも!』

心『いいからとにかくやってくぞ~☆』



1巡目

心『じゃあ答えオープン☆』



瑞樹[川島瑞樹]サッ

早苗[あたし]サッ

里奈[いずみん]サッ



心『おい!』


里奈『三分の二が自分ってww』

瑞樹『この中に正解が……あるわね?』

心『ねぇよ!』



瑞樹『次にYesかNoかで答えられる質問をはぁとちゃんにすればいいの?』

心『うん☆』

里奈『この答えの中で一番正解に近いのはアタシの答え? とかどう?』

早苗『あ、いいじゃないそれ』

瑞樹『ま、たぶん違うけどいいんじゃない?』

心『うん、泉ちゃんが一番近いぞ☆』

瑞樹『なんでよ!』

心『なんでもだよ!』



2巡目


里奈『いずみんってことは……』

早苗『世話焼き体質っていうの? 泉ちゃんはそういう感じあるわよね』カキカキ

里奈『お姉ちゃん系ってことか!』カキカキ

瑞樹『なによそれ大ヒントじゃない』カキカキ


心『それじゃ答えオープン☆』



瑞樹[川島瑞樹]サッ

早苗[心]サッ

里奈[美かちゃん]サッ



心『だからおい!』



里奈『さっきの答えに正解ないって言ってたぢゃん!』

瑞樹『あ、そっか……親は答え変えられないのか』

心『親が答え変えられたら永遠に当たんないだろww』

早苗『なに、二日酔い?ww』

*真面目にやってください!!



心『この中には正解がありません!』

早苗『心のキャラクター的にも正解だと思ったんだけどなぁ』

心『はぁとは殿堂入りだから』

瑞樹『はいはい』

心『質問答えてやんないぞ!』

里奈『ねえねえ、20歳以上ですか? っていう質問どう?』

早苗『なんで里奈ちゃんひとりだけコツつかみはじめてるの?ww』



心『No! 20歳以上じゃありませーん♪』

瑞樹『はぁとちゃんって……』ボソ

里奈『○リコン……』ボソ

早苗『タイホ……』ボソ

心『よーしいい度胸だ☆おまえら全員歯ライターな☆』カチカチ

瑞樹『っていうか20歳以上じゃないなら最初からそう言いなさいよ!』

心『じゃあそう聞けよ!』



3巡目


心『そいじゃ答えオープン☆』



瑞樹[桃華ちゃん]サッ

早苗[友紀]サッ

里奈[みなみん]サッ



心『』ピクピク

瑞樹『これ答え出たんじゃない?』

里奈『ってゆーか、ゆっきーハタチでしょ?ww』

早苗『あっ……!』

心『一昨日も隣で飲んでただろww』

瑞樹『で、答えはあるの? はぁとちゃん』

心『ごまかしてんじゃないぞ川島パイセン!!』ウガー

早苗『瑞樹ちゃんふざけてると歯ライターになるわよww』



心『さて、この中に正解はないぞ☆』

早苗『美波ちゃんは正解だと思ったんだけどなぁ』

瑞樹『こうなると次の質問が重要になってくるわね』

早苗『頼んだわよ里奈ちゃん!』

里奈『よーし』

心『年下だよりでいいのかあんたらww』


里奈『高校生ですか!?』


早苗『勝負に出たわね』

瑞樹『解答も勝負かけないとね』

心『うん、その通り! 高校生です☆』

早苗『よし!』



4巡目


心『それじゃ答え、オープン☆』


瑞樹[奏ちゃん]サッ

早苗[未央ちゃん]サッ

里奈[かなでっち]サッ


里奈『おおー!』

早苗『熱い展開ね!』

瑞樹『なるほどね』


里奈『で、心さんこの中には……?』

心『この中に正解が……あります!☆』

早苗『捉えたわよ佐藤心!』ビシ

瑞樹『もらったわね』

心『ぬぬ……』



里奈『質問どうする?』

早苗『もういいんじゃない?』フフン

心『な、なにぃ~?』

瑞樹『質問しない代わりに、これで私たちが勝ったらはぁとちゃんが歯ライター+打ち上げ代金おごりっていうのはどう?』

早苗『乗った!』

心『ちょちょちょっ待てよ!』

里奈『フフフwwww』

心『そういうのはもっとお金持ってる大物芸能人がやるやつだろ!? はぁとまだ平なんだよ!』

早苗『アイドルに平も何もないでしょうがww』

瑞樹『決まりね』カキカキ

里奈『やったー、叙○苑叙○苑ー♪』カキカキ

早苗『お弁当じゃない叙○苑なんて久しぶりねぇ♪』カキカキ

心『おい、いつもの居酒屋じゃないのかよ!?』

里奈『うちのチームは打ち上げ基本焼き肉ぽよー☆』

心『』

瑞樹『まあいつもは叙○苑ではないけどねww』



5巡目(最終解答)


心『じゃ、じゃあフリップオープン……』

早苗『最後なんだからテンション上げて行きなさいよww』

里奈『歯ライターくらっておごりっていうね、心さん損しかしてないよねww』

瑞樹『この番組に目をつけられたのが運の尽きだと思いなさい』


心『うう……フリップオープン!!』



瑞樹[未央ちゃん]サッ

早苗[奏ちゃん]サッ

里奈[ちゃんみお]サッ



心『うおっしゃああああああ!!!』

早苗『』

瑞樹『ちょっとなんでよ!!』

里奈『早苗ちゃん!?』



早苗『なんではこっちのセリフよ! 二人重なったんだからそれが正解でしょ!?』

瑞樹『いや、はぁとちゃんは『正解がいる』って言っただけで、多い答えが正解とは限らないのよ』

早苗『えっ!? あっ』

里奈『たぶん瑞樹さんもそうだと思うんだけどさ、早苗ちゃんの答え見てちゃんみおの可能性に気づいたっていうか』

瑞樹『そうそう。奏ちゃんはお姉ちゃん系かもしれないけど、モテるというより高翌嶺の花っぽいじゃない? よく考えたら』

心『そもそもお姉ちゃん系っていうのはそっちの勝手な推測だからな、はぁとは一言もそんなこと言ってないぞ♪』

早苗『』


心『はい、罰ゲーム!!』



瑞樹『も~』グデー

心『罰ゲームは代表者だけでいいらしいぞ☆』

里奈『じゃあ……ねえ?』

瑞樹『言うまでもなく……ねえ?』

早苗『はいはいわかったわよ! あたしがやればいいんでしょ!』スクッ

心『さすが男らしいな早苗さんww』



心『じゃ、覚悟はいい?』

早苗『ねえ、歯から電流が伝わって、ドルルン! とかなったりしない?』

心『いや知らないけどww脳髄にまで電撃が走るとは書いてあったなww』

瑞樹『ンフフフ……wwww』

早苗『……わかったわよ! きなさい!』

心『いくぞっ!』ス


バチッ!


早苗『ウヴッ!!』ドサ

心『あだっ!』



里奈『出た自爆wwww』

瑞樹『今回は早苗ちゃんにもちゃんと電撃が走ったわねwwwwww』

心『ふつーにはぁとも痛いじゃんか! なんだよこれぇ!』ピリピリ

里奈『歯にやるよりはマシだってwwww』

瑞樹『飲み会おごらなくてすんだわけだしねww』


早苗『』プスプス


NEXT→



里奈『続いての投稿はこちらー』


「響きがカワイイ言葉」を三つ、書いてください。

シロロネーム:夜のプロデューサー


早苗『はい変態』

瑞樹『キャバクラ的な意味もあるかもしれないわよ』

里奈『黒服?ww』

早苗『ただうちのプロダクションのPはね、みんな真面目で健全だから』

瑞樹『どうしたの急に、上に媚び売るつもり?』

里奈『この番組で媚び売っても意味ないと思うよー』アハハ

早苗『まあね……って違うわよ! だって考えてもみてよ、シンデレラプロジェクトのPとかさぁ』

里奈『あのめっちゃデカイ人?』

瑞樹『ニュージェネのファンとかには結構有名みたいね』

里奈『『ニュージェネにボディガードついてる!』ってネットで有名になったらしーよ』

早苗『いやもう本当さあwwあんなガタイよくて、しかもドのつく真面目人間が夜のプロデューサーって……想像できないでしょ?』

瑞樹『まあね』



早苗『あと第三芸能課のプロデューサーとか』

瑞樹『あのちっちゃい子?』

里奈『あー米内っちね』

早苗『知り合い?』

里奈『米内っちマブだよマブ、身長も地元も近いし』

瑞樹『彼、湘南なの?』

里奈『あれ、違うっけ?ww違う人?』

早苗『知らないわよww』


瑞樹『そういえば彼すっごいお酒強いのよねぇ』

早苗『あー、楓ちゃんが潰れて次の日泣いて悔しがってた、そういえば』

里奈『それやばくない!? アタシ飲まないから知らないけど』

瑞樹『早苗ちゃんが引いてたくらいだものね』

早苗『楓ちゃんが潰れてるの見て、あ、これはレベルが違うって酔いが覚めたわよね』

里奈『そのまま潰れたのをお持ち帰り……みたいな』ヒヒヒ

早苗『いや、それが全員にきっちりタクシー手配してたのよ。彼2升は飲んでたのよ?』

瑞樹『楓ちゃんだけ私が持って帰ったけど』

里奈『お持ち帰りしてんぢゃんww』

早苗『持って帰る言うなww』



瑞樹『というかプロデューサーといえばさ……』

早苗『いつまでオープニングトークする気よww』

里奈『過去サイチョーじゃない?ww』

瑞樹『いや、シンデレラプロジェクトと第3芸能課のプロデューサーは真面目だけど、あなたたちのプロデューサーは……』

早苗『その話はやめましょう瑞樹ちゃん』

瑞樹『なんでよww』

里奈『唐突なガチトーンww』


瑞樹『いやいやww里奈ちゃんも同じプロデューサーでしょうが!』

早苗『いや、それを言ったらね、彼この番組のプロデューサーでもあるんだから瑞樹ちゃんだって同罪なのよ』

瑞樹『はあ!?』

里奈『別にうちのプロデューサーいい人ぢゃーん☆確かに見た目はちょっと気合い入ってるけどww』

早苗『まあね。ただそれでも圧倒的に人相が悪すぎるのよ、性格も適当だし』

瑞樹『毎回打ち上げの焼き肉でビールのピッチャーを奪い合ってるのはどこの誰と誰かしら?』

早苗『言うんじゃないわよ!///』

里奈『まあ結局さ、うちのプロデューサーが作った番組に出てるんだから、もう瑞樹さんもうちらのチームっしょ?』

早苗『だから彼のことを悪くいうと、めぐりめぐって瑞樹ちゃんにも被害が行くわよww』

里奈『そうそうww』

瑞樹『……』

*失礼な!



瑞樹『で? なんだっけ、カワイイ響きの言葉?』

早苗『切り替えたww』

里奈『これが元アナウンサーの実力かぁww』

瑞樹『いいからさっさと書きなさい!』カキカキ

早苗『はいはい……これは10代有利じゃない?』カシャカシャ

里奈『えー? 関係なくない?』キュポ



早苗『こんな感じかな』

瑞樹『けっこう思いつかないわね』

里奈『書き終わったよー』



「ご指名ありがとうございます、○○です」と○○にカワイイ響きの単語を入れて、
誰が人気No.1キャバ嬢かを競うと楽しい!

シロロネーム:夜のプロデューサー


里奈『えー? えー!?』

早苗『なるほどそういうことかー!』

瑞樹『書き直しは?』キュポ

早苗『なしに決まってんでしょうがww』

やってみよう!



1巡目

瑞樹『じゃあまずは私から』コホン


瑞樹『ご指名ありがとうございます、タルトです』

[お菓子系キャバ嬢タルト]


早苗『あー、置きに行ってる』

里奈『これほんとにいそうじゃない?』

瑞樹『間違いなくいるわね』

里奈『もしかして、経験者……?』ヒソ

早苗『夜の蝶……?』ヒソ

瑞樹『違うわよ!』



早苗『じゃああたしね』


早苗『ご指名ありがとうございます、おもちです♪』

[ぽっちゃりキャバ嬢おもち]


里奈『カワイイ! けどさぁww』

瑞樹『ちょっとぽっちゃりよね』

早苗『誰のおっは○いがぽっちゃりだって?』

瑞樹『自分で言うんじゃないわよ!』

里奈『早苗ちゃんこの番組のシモレベルひとりで上げるよねww』



里奈『一番自信あるやつから!』


里奈『ご指名ありがとうございます、あげぽよです☆』

[ギャル寄りキャバ嬢あげぽよ]


早苗『まんまじゃない!wwww』

瑞樹『でも名前としてはどうなの?』

里奈『アタシこれが一番まともだからねww』



2巡目


瑞樹『ご指名ありがとうございます、ポトフです』

[あったか家庭キャバ嬢ポトフ]


早苗『一気に家庭感出たww』

里奈『優しそうだけど指名する気にはならないっていう』

瑞樹『こんな子がいたらマニアックな店よね』

早苗『やっぱりくわしい……』ヒソ

里奈『怪しいね……』ヒソ

瑞樹『もうツッコまないわよ』



早苗『ご指名ありがとうございます、ラテです♪』

[ミルク系キャバ嬢ラテ]


瑞樹『日本人じゃないわね』

里奈『ライラちゃんの横に並んでても違和感ない感じ』

早苗『どう、ミルク感出てる?』

瑞樹『どうも早苗ちゃんはなぁ……』

里奈『性的だよね……』

早苗『アイドルが性的とか言うんじゃないのww』



里奈『ご指名ありがとうございます、パセリでーす☆』

[付け合せ系キャバ嬢パセリ]


早苗『それいじめられっ子のあだなでしょ!?』

瑞樹『かわいくないじゃない!ww』

里奈『いや、響きはいいじゃんか!』

早苗『めっちゃ病欠してそうww』

瑞樹『儚そうよね』



3巡目


瑞樹『ご指名ありがとうございます、いけずです』

[京都系高翌嶺の花キャバ嬢いけず]


早苗『誰が指名すんのよ!』

里奈『口説き落とすの難しそう』

瑞樹『いや、口説くところじゃないからねキャバクラ』

早苗『紗枝ちゃんだったら『いけず』でかわいいんだけど』

里奈『あー、それは指名するね。和服でしょ?』

瑞樹『私じゃだめなわけ?』

早苗『瑞樹ちゃんだと本当にいけなさそうなんだもん』

里奈『ガチ拒否されそうだよねww』



早苗『ご指名ありがとうございます、シュシュです♪』

[正統派ふんわりキャバ嬢シュシュ]


里奈『カワイイ! んだけどさぁ……ww』

瑞樹『ちょっとあざといのよ』

早苗『知らずに書いてるんだからしょうがないじゃない!』

里奈『シュシュさん今日シュシュしてないしねww』

早苗『この番組でカワイイ格好してもしょうがないからww』



里奈『ご指名ありがとうございます、とんとろでーっす☆』

[重量系ジューシーキャバ嬢とんとろ]


早苗『マニアックすぎるのよ趣味が!ww』

瑞樹『そんな店一ヶ月で潰れるわね』

里奈『いや、わかんないよ? そういうの専門で好きな人もいるっていうし』

早苗『同伴もアフターも焼肉屋行かないとキレられそう』

瑞樹『それただのプロレスラーでしょww』

里奈『っていうかただのシロロの打ち上げぢゃんww』



瑞樹『どれがNo1.キャバ嬢?』

早苗『自分イチを出しましょうか』

里奈『うう……あげぽよしかないぽよ』[あげぽよ]

瑞樹『まあコレでしょうね』[タルト]

早苗『響きのかわいさでいったらおもちなんだけどな~』[シュシュ]

*第三者に決めてもらいましょう



泉『よろしくお願いします』

里奈『第一印象でね!』

瑞樹『そしたらまず里奈ちゃんのなくなるわよww』

早苗『ぱっと見でどれが好き?』

泉『シュシュですかねぇ。『あげぽよ』は里奈さんのパーソナリティにはぴったりだとは思うんですけどww』

瑞樹『タルトってちょっと美味しそうでしょ?』

里奈『そしたらとんとろの優勝じゃん! ウマみはんぱないって! ね? いずみん』

泉『味が一番好きなのはラテなんですが……ww』

早苗『ほら、最近の女子高生はコレだもの』

瑞樹『はいはいかわいいかわいい!』

泉『シュシュで!』

早苗『よっしゃ!』


NEXT→



里奈『続いての投稿はこちら!』


氷に10円玉の側面を当てると……ビックリしますよ! ぜひやってみてください!

シロロネーム:早苗さんがくるみちゃんのママってマジ?


里奈『えっ……早苗ちゃん』

瑞樹『またおっは○いの話?』

早苗『ちょっと待ちなさいよそんなわけないでしょうが! 誰がそんなこと言ってるの! シメる!』

里奈『まあまあwwっていうかこれアタシちょっと知ってて、本人が言ってるんだよね』

早苗『ほ、本人が!?』

里奈『お母さんが早苗ちゃんに似てるんだって』

瑞樹『なーんだ』

早苗『本人のコメントに尾ひれがついたってことか……』



瑞樹『でもこの慌てようはちょっと怪しいわよね?』

里奈『たしかにぃー』

早苗『いやいや無理でしょ年齢的にさ』

里奈『くるみちゃんって13歳なんでしょ?』

瑞樹『早苗ちゃんは28……』


みずりな『……ありうる』


早苗『あるか!』

瑞樹『15で出産なんて、この広い世界じゃ普通にあることよ』

早苗『いやそうだけどさぁ……』

早苗『そしたらあたし15歳で子ども生んでそのあと警察官になってから辞めてアイドル始めたわけ!?』

里奈『少女漫画の主人公のお母さんみたいな人生だねww』

瑞樹『15で子ども生んでなくてもそうなのにねww』



早苗『……で、なんだって?』

里奈『氷に10円玉を当てると……だってさ』

瑞樹『爆発でもするの?』

里奈『投げやりすぎるっしょ!』

早苗『そんな危険なのやらせるわけないでしょww』

瑞樹『だって氷冷たいからさぁ、冷え性だから』

早苗『まあこの時期はね……』

里奈『……じゃあこの投稿はいっか☆』

瑞樹『投稿ありがとうございました~』

早苗『やりなさいよ!』

やってみよう!



里奈『はい氷』

瑞樹『つめたっ!』

早苗『どれどれ?』

瑞樹『……!?』グググ

早苗『えっ、なになに? うわっ!』グググ

里奈『うおーすごー』グググ

10円玉がみるみる氷を溶かす

瑞樹『なんか吸い込まれてくんだけど!?』グググ

里奈『すごい力強くなったみたい!』グググ

早苗『……気持ちいい!!』グググ

気持ちいい!



瑞樹『カメラさん見てよこれ、ほら』グググ

瑞樹『…………はいっ!』サプラーイズ


里奈『瑞樹さん気に入ってるね』

早苗『そうね。だいたいこの番組だと海底のようにテンション低いのにね。罰ゲーム以外では』

里奈『あれは怒ってるだけ、っていう説もあるけどww』

早苗『フフww』

瑞樹『全然力いらないこれ!』グググ


早苗『瑞樹ちゃんとふたりの仕事ってけっこうあるんだけど』

里奈『これ以外にもね』

早苗『うん、一回深夜のバラエティでハワイにロケ行ってさ。アラモアナでめっちゃテンション上がってる瑞樹ちゃん見て、『あっ、今日はローで行こう』って思ったもん』

里奈『なんでバランス取ろうとするの?ww』

瑞樹『なんの話をしてるのよ///』グググ



早苗『瑞樹ちゃんが今回珍しくテンション高いって話』

瑞樹『私だって罰ゲームさえなければ自然とテンション高くなるのよ!』

里奈『そんなに嫌?』

瑞樹『嫌よ!!』グググ

早苗『いつまでやってんのよ!ww』


瑞樹『は? なんで? なんで冷めてるのふたり』

里奈『ほら、この番組でテンション高い瑞樹さん初めて見たから。罰ゲーム以外で』

早苗『打ち上げ女王の名をほしいままにしてる瑞樹ちゃんが、ねぇ。まさか番組内でそんなアゲるとは……』

瑞樹『ちょっと、変な噂が立つでしょww』



早苗『と、いうわけで、この番組の瑞樹ちゃんイチが出たところで締めますか』

里奈『ついに瑞樹のイチオシが出たぽよ~』イエー

瑞樹『待ちなさい!///』

早苗『なによ、まだやっててもいいのよ?』

瑞樹『もうやらないわよ!』ポイ

早苗『じゃあいいのね? あたしと里奈ちゃんはまたやるけど』グググ

里奈『マジやばたんーwwww』グググ


瑞樹『……やるわよ私も』グググ


里奈『超お気に入りじゃん!ww』

早苗『すぐやったものwwww』



早苗『ねえ、素直な気持ちを教えてほしいんだけど』

瑞樹『なに?』

早苗『この投稿に、5段階で評価をつけるとしたら何点?』

瑞樹『……2点?』

里奈『嘘つけ!ww』

瑞樹『嘘じゃないわよ! そういう里奈ちゃんは何点よ!』

里奈『アタシは4……いかないくらいかな?』

早苗『そうね、3.5点くらいのリアクションだったものね』

瑞樹『早苗ちゃんは?』

早苗『あたしは4かな』

瑞樹『たかっ! 意外と高い!』

早苗『5のあんたに言われたくないわよ!ww』

瑞樹『だから2だってば!』

*素直になってください



早苗『だってカメラさんに向かってあんなにアピールすることこの番組じゃないもの』

里奈『そうだよねww』


瑞樹『…………///』プルプル


早苗『総合5点でいいわね?』

瑞樹『だから違うってば!!』

早苗『なんでそんな意地張るのよ!』



瑞樹『いや、だから3.5の里奈ちゃんがいるわけだから、私5早苗ちゃん4でも総合5点にはならないでしょって』

早苗『じゃあ自分の5はもう認めるのね?』

瑞樹『5だとしてもよ? 万が一』

里奈『ンフフフwwww』

*なんせ素直になれない女


瑞樹『万が一、周りが私を5に仕立て上げたとしてもよ?』

早苗『認めなさいよwwww』

瑞樹『認めるもなにもないのよ!』

早苗『5点ね、これはww』

里奈『満点だねwwww』

瑞樹『1点! 1点よ!』

早苗『5点ですww』

里奈『みんなもやってみてねー☆』



瑞樹『……なによこんな科学の実験みたいなものぉ!!///』ドカーン



NEXT→



里奈『今週最後の投稿でーす♪』


3回目で全員の答えを合わせる「最後に合わせまショー」が楽しい!

シロロネーム:CD販売記念握手会に行ったら、この番組とは別人かってぐらい瑞樹さんが優しかった件


瑞樹『『優しかった件』じゃないの! 優しいの私は!』

早苗『優しいことがネタになってるわよww』

里奈『この番組の影響力やばぽよww』

瑞樹『もうほんとね、私のファンにはこの番組見ないように言ってるから』

早苗『それはちょっと瑞樹さ~ん』



瑞樹『私はね、早苗ちゃんも里奈ちゃんも好きだし、泉ちゃんも拓海ちゃんも好き』

瑞樹『この番組に関わってるスタッフも信頼してるの、ほんとに』

里奈『うん?』

瑞樹『でも、ただ一点、それだけが納得できなくて本来の優しい自分が出せないのよ』

早苗『納得できない点って?』

瑞樹『罰ゲームに決まってんじゃないのよ!!』

里奈『そんなに嫌?ww』

早苗『たとえ罰ゲームで鼻フックしたって今更ファンは減らないってww』

瑞樹『そういう問題じゃないの! 女子としての尊厳の問題があるでしょうが!』


里奈『単に痛いの嫌なだけなんじゃないの?』

瑞樹『……』

早苗『そうなんかい!!』

里奈『wwwwww』



早苗『で、この『最後に合わせまショー』っていうのは?』

拓海『おっす』スッ

里奈『おっ、わくわくたくみんランド?』

拓海『ち、ちげぇよ……。今日はたくみんファイブだ』

瑞樹『たくみんファイブ?』


ルール説明

1つのテーマを設定して、一斉に答えを言い合う。3回目で5人の答えを合わせれば勝ち。

1回目2回目で答えがそろってしまうとドボン。

敗者側には罰ゲーム!


瑞樹『話聞いてた?』

早苗『しょうがないでしょ、フリートークに流れ合わせられないわよw』

里奈『あ、これって最初の2回で答えそろっちゃいけない系?』

拓海『おう、それがポイントだな』



拓海『チャンスは2回、最後に答えがそろえばそっちの勝ち。そろわなければアタシの勝ちだ』

瑞樹『つまりこっちが勝ったら拓海ちゃんが罰ゲームね』

拓海『あ、ああ』

早苗『『たくみんのお尻滅ぼし』っていう罰ゲームがたくさん来てるらしいわよ』

里奈『こないだの罰ゲームの影響で?w』

拓海『おい、おまえらいい加減にしろよオラァ!!///』クワッ



瑞樹『5人ってことはどうするの?』

早苗『見学してるはぁとがいるから……』

瑞樹『はぁとちゃんカモン!』パン

心『どうも~☆』

里奈『あとはいずみん?』

拓海『いや、ゲストがいるぜ』

早苗『ほう?』



あい『よろしくお願いするよ』

クールな大人アイドル 東郷あい


早苗『どうしてあいちゃんがうちの番組に?』

瑞樹『番宣?』

あい『それもあるが……実はこの番組をよく見ているんだ』

瑞樹『資料を渡されて、でしょ?』

あい『違うよ!』



瑞樹『じゃあ番宣しちゃっていいわよ、あいちゃん』

あい『え? こういうのは普通、勝負に勝ったらとかじゃないのかい?』

早苗『うちの番組は346の利益になることしかやんないのよ。つまりゲストは事務所内からしかこないから、番宣は自由にさせてあげられるわけ』

瑞樹『そもそも番宣してもらうのが初だけどね』

里奈『だよね、これテレビなんだっていま思い出したもんw』

心『クレイジーだなこの番組☆』

あい『そういうことなら、遠慮なく』



あい『木曜22時から『酒税課の女8』好評放送中だ』

あい『次回は主人公のピンチに志乃さん演じるお姉さんも一肌脱いで……という展開なのでぜひお楽しみに』


瑞樹『見てる見てる、あいちゃん主人公の同僚の調査官の役よね』

早苗『はぁとはこのドラマ出ないの?』

心『早苗さんと違ってドラマのオファーなんか一回も来たことねえよ☆』

たくりな『……』プルプル

心『オイなんだよ、笑いたきゃ笑え☆』



瑞樹『で、ゲームを始める前に聞きたいんだけど……』

拓海『罰ゲームは、『ゴルフ場のスパイクのゴミ取るやつの先にチューブつけて飲み物送り』、だ』

瑞樹『もうやったわよゴルスパは!!!』

早苗『なに一回やって味しめてんのよ!w』

瑞樹『教えてあげようかあの罰ゲームの結果!? 地獄よ地獄!!』

拓海『負けなきゃいいだろ?』

瑞樹『違うわよ、同じ罰ゲームやったらネタ切れって思われるでしょう!!』

里奈『とてもそんなテレビ的なことを心配してるようには見えないけどww』

拓海『安心しろ、前回はウーロン茶だったが、今回はコーラだ。バージョンアップした』

瑞樹『』

早苗『ンフフww』



瑞樹『さっきの番宣みたでしょう?』

早苗『え? うん』

瑞樹『あいちゃんは女優なの、今をときめくアクトレスなの』

瑞樹『そのあいちゃんにこんな品のない罰ゲームはやらせられない! 絶対勝つわよ!』

心『おうよく言った瑞樹パイセン! じゃあ負けても罰ゲーム頼んだぞ☆』


瑞樹『……』


瑞樹『ね?』ポン

早苗『なにがよ!w』

やってみよう!



拓海『さっきも説明したが、3回目に答えを合わせないと意味がない。1、2回目に合った場合はドボンだ。それから直接的な相談をするのはなしだからな』

里奈『えー、キツイぽよー』

拓海『チャンスは2回。どっちかで成功すればそっちの勝ちだ』

早苗『テーマによるわね……』

拓海『最初のテーマは『346プロで一番強そうなアイドル』でいくぞ』

心『オイ☆むずくね?』

シンキングタイムスタート!



里奈『これ合うかなー』カキカキ

瑞樹『1回目はまず様子見よ』カキカキ

あい『ここでは流石にそろわないだろうからな』


拓海『それじゃあまず1回目だ。フリップオープン!』


瑞樹[早苗ちゃん]スッ

早苗[アヤちゃん]スッ

里奈[ヘレンさん]スッ

心[亜季ちゃん]スッ

あい[真奈美さん]スッ



早苗『ものの見事にばらけたわね……』

里奈『たくみんはいってないぽよー』

瑞樹『いやそれはこっちのセリフよ』

心『ヘレンさん?w』

里奈『これだって物理的な強さとは言ってないんでしょ?』

拓海『そうは言ってねぇな。おい、でも相談は……』

瑞樹『これって物理的な強さなのかしらー?』

早苗『物理的な強さなのかなー?』

心『物理的な強さで考えたらどうなるんだろうなー?』

里奈『クフフw』

*独り言?

拓海『おいずりぃぞ!』



拓海『……2回目の解答だ。フリップオープン!』


瑞樹[早苗ちゃん]スッ

早苗[亜季ちゃん]スッ

里奈[早苗さん]スッ

心[早苗さん]スッ

あい[早苗さん]スッ


早苗『ええっ!?』

瑞樹『早苗ちゃんナイス!』

里奈『亜季ちゃんって物理的に強いの?』

早苗『だって武器もってそうだから……』

あい『どうして自分を選ばなかったんだい?』

早苗『一応女子としてさ……物理的に強いって自分で言いたくないし』



瑞樹『これは相談じゃなくて独り言なんだけど』

拓海『……』

瑞樹『もっとこうさ、自分の心を解放してみましょうよ』

あい『ほう?』

早苗『……』

瑞樹『自分の心を押さえつけない、それがアイドルのあるべき姿だと思うの!』

里奈『おー』パチパチ

瑞樹『それをふまえて3回目行くわよ!』

心『おっけー、No忖度な!☆』



拓海『じゃあこれで最後だ、フリップオープン!!』


瑞樹[早苗ちゃん]スッ

早苗[片桐早苗]スッ

里奈[ヘレンさん]スッ

心[早苗さん]スッ

あい[私]スッ



瑞樹『』ポロ

早苗『おおーい!! あたしの羞恥心返してよ!!』

里奈『やっぱヘレンさん強いって!』

心『知らねぇよ!w』

瑞樹『っていうかあいちゃん!』

あい『言ってなかったが私は強いぞ』

早苗『知るか!!ww』



拓海『よーし、じゃあ二問目だ』ホッ

里奈『たくみんめっちゃほっとした顔してるw』

早苗『こっちだってまさか最後にあんなバラけると思ってなかったわよw』

瑞樹『次は里奈ちゃんベースでいきましょ』

心『それがいいな☆』

あい『よし』


拓海『二問目は『透明感のあるアイドル』だ。もちろんうちの事務所内でな』

早苗『透明感、ねえ……』ウーン



拓海『じゃあ1回目、フリップオープン!』


瑞樹[アーニャちゃん]スッ

早苗[楓ちゃん]スッ

里奈[いずみん]スッ

心[奏ちゃん]スッ

あい[蓮実くん]スッ


瑞樹『あー、楓ちゃんは確かにね。透明感あるわ』

心『お酒さえ飲んでなければな☆』

早苗『前から思ってたんだけど、里奈ちゃんの中で泉ちゃんの評価高いわよね』

里奈『そう? だっていずみんポカリのCM感あるっしょ?』

みんな『あー!』



瑞樹『あと透明感ってさ、高校生らしい高校生のイメージあるの、私』

早苗『中学生以下ではなく?』

瑞樹『中学生以下だとまだ子どもっていうか、もうちょっと大人になったほうが逆に透明感出ると思うのよ』

拓海『おい、相談は……!』


瑞樹『これはフリートークよ!』

*ズル島発動


拓海『……』ピクピク

心『ものは言いようだなw』

早苗『ほんと罰ゲーム回避するための情熱半端じゃないわねw』

瑞樹『わかったわねみんな!』



拓海『じゃあ2回目いくぞ、フリップオープン!』


瑞樹[奏ちゃん]スッ

早苗[奏ちゃん]スッ

里奈[いずみん]スッ

心[奏ちゃん]スッ

あい[奏くん]スッ


早苗『!?』

瑞樹『里奈ちゃんファインプレー!』

里奈『あれ!? いずみん高校生じゃないの?』


<中学生です!


心『これさっきも2回目そろわなかったけど、ぶっちゃけ偶然だよな☆』

早苗『でも逆にいえば2回目がそろわなければ、3回目は当てやすいのよ!』

拓海『……くそっ! さっき瑞樹サンにしゃべらせるんじゃなかった!』

瑞樹『もう遅いわよ』ニヤリ



拓海『書いたか?』

早苗『これはイケるんじゃない?』

心『里奈ちゃんたのむぞ☆』

里奈『うん、大丈夫大丈夫。みんな『オッ!』って思うよ! たぶん』

瑞樹『なんでよ!? それ大丈夫じゃないでしょ!』

あい『フッ』カキカキ

早苗『ちょっと里奈ちゃん怖いんだけど~w』



拓海『じゃあ……泣いても笑ってもこれが最後だからな!! フリップオープンだオラァ!!』



瑞樹[奏ちゃん]スッ

早苗[奏ちゃん]スッ

里奈[かなでっち]スッ

心[奏ちゃん]スッ

あい[蘭子くん]スッ



拓海『うおっしゃああああ!!』

瑞樹『』ポーイ

早苗『あいちゃん!!』



あい『2回目を始める前に里奈くんに合わせろといっただろう?』

心『それでなんで蘭子ちゃんになるのさ!?』

あい『いや、泉くんを高校生と誤解していたということは、里奈くんはそのあたりの感覚に疎いということになる。よって、中学生だが高校生に見えるくらい大人びた子を選ぶ可能性があった』

早苗『そんな頭使う番組じゃないって知ってるでしょ見てるなら!!』

瑞樹『あいちゃんやっぱり資料でしか見てないわね!?』

あい『ハハハ』

心『なんなんだその余裕w』



瑞樹『』ズーン

早苗『ところで里奈ちゃんの『オッ!』って思うよ、っていうのはなんだったの?』

里奈『それはアタシも空気読んで解答できるようになったよ、大人になったよってこと。驚いたっしょ?☆』

心『言ってて悲しくならないかそれ?w』


瑞樹『あいちゃん!!』

あい『なんだい?』

瑞樹『あなた1回目も2回目も最後外してるのよ!』

あい『フム……確かにそうだ。とはいえもちろんわざと外したわけではない』

早苗『ある意味よりタチが悪いんだけどw』

あい『だが、拓海くんが罰を受けるのは忍びないと心の隅で思ったのは事実だ』

拓海『あぁ?』



あい『以前別の現場で彼女といっしょになったことがあってね。意外と言っては失礼だが、その乙女っぷりを間近で見てしまったのさ』

あい『そんな彼女にあんな罰ゲームは酷だろう』

拓海『お、乙女じゃねえよ!///』モジモジ

早苗『こうやってあいちゃんの周りには女の子が集まってくるのね……』

瑞樹『まあ外したのはしょうがないわ、でも問題は……』

あい『だから私が罰を受ける』


みんな『!?』


早苗『い、いいの? あんな凶悪罰ゲーム、ファンが離れてっちゃわない?』

あい『私のファンに私を裏切る者などいない』

心『うぜぇぐらいかっこいいなw』

瑞樹『ま、まあ、進んでやるっていうならいいけどさ』



拓海『じゃあゴルスパやってもらうぜあいさん!』

あい『ああ』

拓海『ほ、ほんとにいいのか? 今更だけどコレけっこうやべぇぞ』

瑞樹『ちょっと! 拓海ちゃん私にはいつもそんな気遣いないじゃない!』


里奈『……あれ?wちょっと待って、カンペが』

早苗『あいちゃん罰ゲームNG?w』

瑞樹『事務所NGって……みんな同じ事務所でしょうが!! なんで私たちには出ないのよ!!』

あい『そうか……今CMもやっているからな』

瑞樹『CM女優は罰ゲームやらなくていいの!? ねえ!!! ねえ!!!!』

早苗『うるさいうるさいw』

瑞樹『私だって去年お鍋のCMしたじゃない!!』

里奈『いまはもうやってないからさw』



心『じゃあ誰がやるんだ?』

早苗『あいちゃんに決めてもらいましょうか』

里奈『ゲストだしねー』

あい『じゃあ瑞樹さんで』


瑞樹『』


心『グフッww』

瑞樹『ちょっとなんでよぉ!!』

あい『言っただろう、私はこの番組をよく見ている。ファンなんだ。そしてファンが望むのは瑞樹さんが罰ゲームを嫌がる滑稽な姿だ!』

早苗『ファンの鑑ねww』

里奈『ンハハハww』

瑞樹『』



拓海『瑞樹さん朗報だ』

瑞樹『なに!?』マキマキ

拓海『今回はコーラを使うと言ったが、安いお徳用のコーラだ。だから炭酸が気持ち弱いぜ』シュワワ…

瑞樹『そんなのただの気休めじゃない!!』マキマキ

早苗『また瑞樹ちゃんのバスタオル巻き巻き姿が見られるとはw』

里奈『もう板についてきたんじゃない?w』

心『骨は拾うぞパイセン!☆』


拓海『行くぞ、すぐくるからな!』グググ

瑞樹『知ってるわよ!!』

あい『流石に生で見ると迫力が違うねw』

早苗『あんまり近づくと流れ弾食らうわよw』



拓海『せーのっ!』グッ


ブシャァ!!


瑞樹『ウグファ!!!』ブシュウウウウ


里奈『グハッwww』

心『グフフフフwww』



瑞樹『』ボタボタ


早苗『『無』の顔してるww』

あい『ンフッwwど、どうだった?』

瑞樹『……無間地獄よ』

拓海『地獄の度合がアップしたなw』



瑞樹『はぁ……』フキフキ

早苗『おつかれ』ポン

瑞樹『あいちゃんもうこの番組出禁ね』

あい『そんな寂しいことを言わないでくれ、ファンなんだ』

里奈『むしろ準レギュはれるってw』

瑞樹『絶対ダメよ! 私の敵だもの!!』

心『そんなこと言うとほんとにレギュラーになるんじゃないのw』



早苗『ん?』

里奈『またカンペが……』

心『あいちゃん罰ゲームNG取り消し?』

あい『おい! ちょっと待て!!』

里奈『調べてみたらこれの放送の時はもうCM放映終わってるから……だってww』


あい『』ハラリ


早苗『ハハハハハwww』

瑞樹『ペプシ持って来て! 強炭酸のやつ!! 今すぐね!!』

拓海『っww』プイ

あい『おい! 瑞樹さんが罰ゲームやったんだからもういいだろう!?』

瑞樹『見てるなら知ってるでしょ? この番組は追加で罰ゲームやるぶんには誰も文句いわないの』ニヤ

あい『』

早苗『残念だったわねw』ポン



瑞樹『なにか言うことは?』マキマキ

あい『待ってくれ! こんな姿を見せたらファンが泣く!』

早苗『絶対に裏切らない』キリ

里奈『あいさんはいいファンを持ったねぇww』マキマキ

泉『はいw強炭酸のコーラですww』

瑞樹『ありがとう』プシ

瑞樹『この音が聞こえるかしらあいちゃん?』シュウウウウ!

心『パイセン根っからのSかよw』

あい『あああ……』



瑞樹『覚悟しなさい!』グッ


ピシャア!!!


あい『ぐあああああ゛!!』ピシュウウウ!


心『音がwww』

早苗『甲高いwww』



あい『……』ボタボタ


里奈『ンッ……ww』

瑞樹『どう?』

あい『痛いわけじゃない、一瞬だしな……だがやはり』ボタボタ


あい『地獄だ、とびっきりの』ガク



瑞樹『みんな見た!? ほらぁ、やっぱり最後は正義が勝つのよ!!』ビシ

里奈『瑞樹さんが正義にはとても見えないんだけどww』

早苗『悪者同士の戦いみたいになってるわねw』

心『エイリアンVSプレデターみたいなこと?w』

泉『あいさんおつかれさまですw』ファサ



早苗『と、いうわけで、どうだったあいちゃん?』

瑞樹『これがバラエティの洗礼よ』

あい『もう二度と出ない……』フキフキ

心『フフフww』

里奈『そんな事言わないでちょw』


あい『やっぱりこの番組は画面の向こうで見ているのがいいよ』フッ

心『だなw』

瑞樹『出るゲスト出るゲストみんなそう言うのよw』

里奈『というわけでまた来週~!』

早苗『さよなら~!』



『しかしよくこんな罰ゲームを思いつくね……!』

『この番組の視聴者は、出演者がやられるのを見たい狂ったマニアばかりだからw』

『オイ、やめろよ!ww』

『大丈夫大丈夫、そういわれて喜ぶようなやつらばかりよw』

『訓練されてるよねぇw』



美優「フフフ……ww」

心「どうだったはぁとの勇姿は?」

美優「おもしろかったです……あいさんの罰ゲーム、後で角立たなかったんですか?」

心「打ち上げで朝まで飲んで、わだかまりなんてゼロだぞ☆」

美優「男らしい付き合い方ですね……w」



〈ミシロロワイヤルDVD第10巻発売記念イベント〉


楽屋


美波「えー、来月海外ロケなんですか? すごいですね」

早苗「まあね、あたしの番組での活躍が認められたっていうか~」

美波「瑞樹さんの罰ゲームが、じゃないんですかw」

早苗「美波ちゃん見てるわね?w」


アーニャ「海外ロケは……どこに行くんですか? シベリア?」

早苗「いや、冬のシベリアなんてそれこそ罰ゲームじゃないんだからw……グアムよ!」

美波「えーいいなー!」

アーニャ「あたたかそうで、いいですね」ニコ

早苗「心配しなくてもマカダミアナッツ買ってきてあげるわよ!」ポンポン

美波「それハワイのお土産じゃないんですか?w」



美波「そろそろ行く?」

アーニャ「あ、そうですね」

早苗「イベント駅前のお店でやるんだっけ?」

美波「そうですね、インストアで」

早苗「わざわざありがとうね、意外と距離あるじゃない? ここまで」

美波「いえいえ」

アーニャ「このあたりでご飯も食べる予定だったので」ニコ

美波「本当は里奈ちゃんと瑞樹さんにも挨拶したかったんですけどね」

早苗「そういえばアイツら遅いわねぇ……」



LOVELAIKA「」ペコ

早苗「ばいばーい」プルル


早苗「ん?」プルルル


早苗「はいもしもーし。プロデューサーくん?」

内匠P『緊急事態だ!』

早苗「え? なになに?」



早苗「……はあ!? 瑞樹ちゃんも里奈ちゃんもインフルで来れない!?」

内匠P『アンタは元気なんだなw』

早苗「うっさい! バカにしてんのか!!w」

早苗「拓海ちゃんと泉ちゃんスケジュール空いてたら緊急で呼んで!!」

内匠P『泉は別の収録がある。代わりに早苗さんの舎弟を送っとくぜ』



――――――――――

――――――――

――――――


きらり(待ちに待ったシロロのDVD発売記念イベント……!)

きらり(今日は髪もまっすぐでポニーテールだし、下はデニムでちょっとかっこいいコート!)

きらり(あとは大きめのサングラスをすれば、変装はぱーぺきだにぃ!)

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira152326.png

きらり「いざ! いってきます!」ガチャ



きらり(うぅ……けっこう寒くなってきたにぃ)ブルッ

きらり(再来週一泊のおっきな収録もあるっていうし、風邪ひかないようにしないと……)


「あのー、ちょっといいですか?」


きらり「はい?」クル

「モデル事務所のものなんですけど、興味あったりしませんか?」

きらり「あっ、きら、いや、私興味ないので!」ダッ



きらり(さっきから声かけられまくりだにぃ……)


きらり「あっ! すみません」ドン

「あ、ああ、ごめん」

「ん……?」ジー

きらり「ごめんなさい! 私急いでるのでっ!」ダッ


「あっ、行っちゃった……」



イベント会場


早苗「よくきたわね狂ったマニアどもー!」

\オオー!!!/

きらり(あっ、イベント始まっちゃってるにぃ!)


早苗「というわけで、瑞樹ちゃんと里奈ちゃんの代わりに素敵なゲストをお呼びしています、どうぞ!」

拓海「オラァ!! 番組のピンチに駆けつけたぞ!」

有香「よろしくお願いします!」

たくみんカワイイ~ ゆかちゃんカワイイ~

拓海「う、うっせっ!///」

有香「かっ、かわいい……///」



早苗「有香ちゃんがシロロに正式に絡むのって初じゃない?」

有香「あっ、そうですね」

拓海「見学にはよく来てるよな」

早苗「あと打ち上げにもねw」

有香「あ、でも、ポテトチップス8000回くらい振りました!」

拓海「フッw」

早苗「え、あれ有香ちゃんが振ったの!?」

有香「泉ちゃんが200回くらいでお疲れの様子だったので、トレーニング代わりにあたしが手伝ったんです!」

早苗「手伝いの範疇超えてるわよw」

拓海「そしてあとの1800回はアタシだ」

早苗「ちなみにこの『ポテトチップスを10000回振ったらどうなるか?』という投稿は、DVDのVOL.4に入ってまーす、みんな買ってねー」

\アハハハ/



早苗「それで、本当はトークと握手会の予定だったんだけど、急遽拓海ちゃんが来れたということで……」

拓海「わくわくたくみんランド開演だ!!」

\オオー!!!/ \キタアアアア!!!/

早苗「で、今日のクイズは?」

拓海「ずばり、『チップスター』の空容器に『ビリヤードの球』は入るか? だ!」

早苗「ええええ?」


早苗「有香ちゃんはどっちの味方?」

有香「あたしは早苗さんの味方です!」

拓海「シンキングタイム、スタートだ!!」



早苗「どう思う?」

有香「そうですね……あたし、プリングルズ派なんですよw」

早苗「実はあたしもw」

\アハハハ/

有香「ただ、プリングルズより直径が小さかったような気がします」

早苗「うん、それはあるわね。あとはビリヤードの球がなぁ……」

有香「早苗さんビリヤードやります?」

早苗「やらないのよねぇ」フーム

早苗「あれ、でも……こないだ打ち上げの時あいちゃんがビリヤードやるって言ってたような」

有香「電話してみましょうかw」

早苗「いいわね! ちょっと誰かあたしの携帯!」

拓海「あいかわらず自由だなおい……」



早苗「あいちゃんあいちゃん……」

有香「あ、これじゃないですか?」

拓海「居酒屋の電話番号多くねぇか?w」

有香「ンフフww」

早苗「うるさいわね! プライバシーの侵害よ!///」


\おー、いいぞたくみーん!/ \早苗さん、さすがどくしーん!/


早苗「あ゛? なんですって?」ギロ

有香「ひいい……」



早苗「つながるかしら……」プルルル

有香「事務所ですかね?」

早苗「だといいんだけど」プル

『はい、もしもし?』

早苗「ちゃーっす、ミシロロワイヤルでーす!」

『……切ってもいいかい?』


\アハハハ/


早苗「ああ待って待って! いまイベント中なのよシロロの」

『はぁ!?』

早苗「いま何してた?」

『事務所で打ち合わせが終わったところだ』

『あいお姉ちゃん電話ー?』

『あっ薫、この電話は君の教育に悪いからあっちでみんなと遊んでるように』

早苗「どういう意味よぉ!!」


\ハハハw/



『それで今イベント会場から私に電話してるのか……』

早苗「クレイジーでしょ?w」

『それは実際経験して十分わかったよ』

早苗「それでさ、いまチップスターの空容器にビリヤードの球が入るかどうかっていう賭けをしてるんだけど」

『わくわくたくみんランドか』

早苗「さすが番組ファンw」

拓海「いろいろ複雑だな……」

『残念だったね、早苗さん』

早苗「え? あいちゃんビリヤードやるんでしょ?」





『私はプリングルズ派だ』



早苗「あんたもか!!」

有香「ンフフフww」


\アハハハハww/



早苗「ビリヤードの球ってどう? 大きい?」

『あまり遊ばない人にとっては予想よりも大きく感じるだろうね』

早苗「なるほどね」

『テニスボールよりは一回り小さかったと思うよ……ただ、小さい薫の手にはあまるかな?』

『えー? なにー? あいお姉ちゃん』

早苗「今の会場の雰囲気教えてあげよっか。ドン引きよw」

『ちょっとしたジョークじゃないか!!』

早苗「うるさいうるさいw」

有香「あいさん瑞樹さんみたいになってますよ!w」

『もう切るからな!』

早苗「お幸せに~」

ブツッ!



早苗「さて、大きなヒントがもらえたわね」

有香「テニスボールよりは小さいけど、予想よりは大きい」

拓海「余計複雑になってねぇ?w」


早苗「ねぇ、他にも電話しない?」

有香「瑞樹さんと里奈ちゃんにですか?」

早苗「里奈ちゃんどうだろ……え?」

有香「病院で点滴中!?」

早苗「じゃあ瑞樹ちゃんだw」プルルル



早苗「頼むわよ罰ゲームの女王……」プルルル

有香「なんですか、それ?w」

早苗「いま考えたw」プルルル

\アハハハ/

早苗「あー、寝てるかなぁ?」プルルッ



『……なぁによぉ』



有香「ンフッw」

早苗「ちゃーっすミシロロワイヤルイベント会場でーす!」

『はぁ?』

早苗「イベント中、あたしMCやってる、今瑞樹ちゃんに電話かけた。オーケー?」

『もうサイコの域ね、この番組……』


\アハハハハww/ \瑞樹さーん!!/



早苗「いまね、チップスターの空容器にビリヤードの球が入るかっていう、わくわくたくみんランド中なの」

『あ、そう…………』

有香「瑞樹さん?w」



『わたし、ポテチクリスプ派』


早苗「第三勢力かよ!!」

拓海「ングッw」


\瑞樹さん今から来てー!!/


『タミフル飲んでそっちぶち壊しにいくわよぉ……!』

早苗「バイオテロは止めなさいw」


\アハハハww/



早苗「さすがにかわいそうだからもう切るね。なんかみんなに一言ある?」

『DVDひとり10枚は買いなさい』

\ハハハハ!/

早苗「ありがとうございました、瑞樹ちゃんでしたー!」


\瑞樹さんありがとー!/


『はいはいまたね』



早苗「さて……」

拓海「そろそろ答え出してもらおうか」

有香「どうしましょうか?」

早苗「入らないんじゃないかなぁ」

早苗「だってポッキーもプリッツもトッポも無理だったし」

有香「トッポはやってませんよね?w」

早苗「とにかくこの番組にセオリー求めてもしょうがないことは証明済みだから」



早苗「そういえばこれ罰ゲームは?」

拓海「歯カチ、『歯にライターのカチッ』だ!」


\ウオオオオ!!/


早苗「」

有香「早苗さん?」

早苗「だめだって! あれはシナプス焼けるって!」

有香「ンフフww」

早苗「お願い、せめてベロにして!!」ユサユサ

拓海「あ、アタシに言われてもさ……」

有香「……OKですって!」

早苗「よかった……」



拓海「会場のやつらには先に物を見せてやる。これがチップスターの空容器だ。それでこっちがビリヤードの球」


\オー!/


早苗「あたしも見たい……」

有香「見たら無条件罰ゲームらしいですよ……」

早苗「こうなったら腹をくくるわよ!」

有香「はい!」

さなゆか「せーの」


さなゆか「入らない!」


拓海「不正解! 罰ゲームだオラァ!!」シュコン

有香「」

早苗「ちょっとはタメてよ!!」


\アハハハwww/



拓海「さすがに有香にやらせるのは忍びないから、今回もアタシがカチをやってやる」

有香「」オロオロ

早苗「あー、そうですか……」


拓海「よし舌だせオラァ!!」

早苗「あー……」ペロ

拓海「せいっ!!」カチッ


早苗「ぬばあ!!」ビリリッ!


拓海「っ」ビリッ

有香「グッwww」


\グフフフフwww/


早苗「タメろっへいっへるの!!」ピリピリ

拓海「あんたが長々電話かけるからめちゃめちゃ押してんだよ!!w」

有香「今回は決まりましたね……完全にww」



早苗「え? 里奈ちゃんから電話きた?」


 \オー!/ \里奈ちゃーん!!/


『早苗ちゃん!?』

早苗「うん、あたしよ。大丈夫なの?」

『インフルじゃなかったアタシ!』

早苗「はぁ!?」

『昨日40℃の熱が出てビビってさぁ……でも病院で調べたらインフルじゃないって! 今から行っていい!?』

早苗「ちょちょちょっと落ち着きなさい! 具合はどうなの?」

『病院で点滴打ってもらってだいぶよくなったよ!』

有香「熱はどうなんですか?」

早苗「うんうん」





『39.3℃まで下がった!!』


早苗「帰って寝ろ!!」


\アハハハww/



――――――――――

――――――――

――――――



早苗「はーい、次の人ー!」

有香「こちらにどうぞー……というか、番組に出てないあたしがサイン書いていいんでしょうか」

早苗「むしろレアだっつって喜ぶような連中だから大丈夫よw」

拓海「アタシと腕相撲したいやつは先に言ってくれー」


きらり(つ、次だにぃ)ドキドキ

きらり(マスクもしたほうがよかったかな?)


早苗「おー、お姉さんスタイルいいねぇ!」バシバシ

きらり「///」ブンブン

早苗「名前どうする?」

きらり「あっ、名前は書かなくていいですぅ」(裏声)

早苗「そ、そう?」サラサラッ

有香「はい、どうぞ」サラサラッ

拓海「……ん?」サラサラッ

きらり「///」ペコペコ

きらり「」タタッ



早苗「パリコレモデルかしら?」

有香「スタイルよかったですね~」

拓海「……どう見てもきらりだろ」ボソ


有香「あ、次の方どうぞ」

早苗「ほいほい、ん……?」

「な、なに?」(裏声)

早苗「凛ちゃん?w」




凛「えっ!?///」



――――――――――

――――――――

――――――


きらり(はぁ~なんとかバレずにDVDにサインもらっちゃったにぃ~)

きらり(杏ちゃんは夕方までお仕事って言ってたからぁ)

きらり(とりあえず一回お家に帰ってDVD見ようかなぁ!)



「あの……」トントン

きらり「はい?」クル



武内P「私、こういうものですが……」スッ


きらり「えっ!?///」

これで終わりです、長々とお付き合いいただいてありがとうございました!



おまけで打ち上げ風景を投稿します。時系列でいうとあいさんゲストの回直後になります。



焼肉屋


\かーん ぱーい!!/


早苗「」ドグッングッングッ

早苗『プハー!!』ドン

心『あいかわらずいい飲みっぷりだな』

あい『みていて気持ちがいいね』

内匠P『全部経費だ! お前ら今日も飲んで食えー!』


\おー!!/



瑞樹『そういえば今日はピッチャー抱え飲みじゃないのね早苗ちゃん』ジュー

あい『逆にいつもそうなのかい?w』ジュー

心『前サーバー抱えながら飲んでたときあったよな?』ジュージュー

早苗『あるわけないでしょ! それもう酒屋よw』ジュー

内匠P『ククww』

拓海『身体の調子でも悪いのか?』ガツガツ

早苗『あのねぇ……』ピクピク

瑞樹『よくできた後輩ねぇw』

内匠P『いや、逆に早苗さんが拓海と里奈の後輩だぜ?』

心『マジで!?』

早苗『まあいろいろあったのよ……』

あい『そうなんだろうねw』



早苗『あたしが今日ピッチャー抱え飲みを封印してるのは、さすがに変な噂とかたったら困るからよ』

里奈『どゆこと?』

早苗『シロロもけっこう知名度あがってきたじゃない? 始めたころは打ち上げではっちゃけてもバレなかったけどさ、最近はバレちゃうでしょ。だから自重よ自重』

内匠P『番組プロデューサーとしてオレが一応釘をさしたわけよ』ジュージュー

瑞樹『素行不良が世間にもバレちゃうかもしれないからね』

早苗『まあ今まではバレたらサインで丸く治めてきたんだけどさぁ』

拓海『丸く治まってないときも多々あっただろw』ジュー

あい『状況が目に浮かぶなw』

内匠P『ハハハww』

早苗『笑ってるけどプロデューサーくんの素行もだいぶ不良なのよ?w わかってる?』



心『それで今日は生中なのか』

早苗『まあね』

瑞樹『中ジョッキなんか飲んでる早苗ちゃん久しぶりに見た、っていうか初めてかも』

内匠P『痛風で死ぬぞアンタw』

早苗『うるさいわね、うちの家系にはいないからいいのよ!』



『おまたせしましたー、上カルビと上ハラミ5人前でーす』

拓海『おーきたきた』

瑞樹『あいちゃん飲み物平気?』

あい『うん、まだいい』

心『ウーロンハイひとつ追加で!』

早苗『あーすみません、大ジョッキひとつ』

あい『おい!w』

里奈『自重するんじゃなかったの?w』

早苗『しょうがないじゃない! 物足りないのよ!』

拓海『開き直るなよw』

内匠P『大ジョッキもうひとつ追加で!』

瑞樹『結局最後ピッチャー転がってる流れじゃない……』



心『ていうかさ、さっきからずっとだれかの鞄で携帯鳴ってるけど』

早苗『ん?……あたしだ』

瑞樹『だれ?』

早苗『はーいもしもし? うん、合流した? はいはい……2階の個室、内匠の名前で取ってるから』

早苗『はーい、じゃあ後でー』

心『誰か来んの?』

早苗『有香ちゃんと凛ちゃん。こないだの収録で出てくれたとき凛ちゃん打ち上げこれなくってさ、今日近くで雑誌の取材やるっていうから誘ったの』

早苗『それで、その凛ちゃんの案内役を有香ちゃんに頼んだわけ。ここちょっとわかりにくいところにあるじゃない?』

里奈『たしかにー♪』モグモグ

瑞樹『食べながらしゃべるのやめなさいw』



あい『そういえば泉くんは打ち上げには参加しないのかい?』

早苗『塾だってー』

拓海『受験生だからな』

瑞樹『大学受験じゃないからね、高校受験だからw』

里奈『せめて1コ下くらいだと思ってたよいずみん……』



心『そういえば今日はぁとが回した投稿でさぁ』

早苗『ああ、あのお蔵入り投稿?』

拓海『ぷっww』

心『おいウソだろ! なあプロデューサー!』

内匠P『あ? いや、それはわかんねぇよ現時点では』ガツガツ

心『ちょ、ちょっ待てよ!』

里奈『そのものまねマイブームなの?w』

瑞樹『全然似てないけど』コクコク

心『ものまねじゃないからだよ!』

あい『フフフw』



心『っていうか、はぁとあいちゃん出た投稿も出てるんだから、最初のほうお蔵入りにしたら矛盾するじゃん!』

早苗『それはあとではぁとを消すわよ編集で』

内匠P『そんな金かかることするかよw』

瑞樹『それかテロップ上に出してね』

里奈『この番組は10月に収録されたものです、って?』

心『意味ないだろそのテロップw説明になってねぇよ』



心『話戻すけど、今日はぁとが回した投稿でさ、里奈ちゃん美嘉ちゃんの名前漢字で書けてなかったでしょ? あれどうかと思うぞw』

早苗『他にツッコむところがありすぎてスルーしちゃったけどねw』

瑞樹『ユニットも組んでるんだから書けるようにしときなさいよ』

里奈『難しいんだもん字が!』

心『書いてみ今、美嘉ちゃんの嘉』

里奈『えー……?』

拓海『露骨に嫌そうな顔するなよw』


心『紙は……あ、このフライヤーでいいか』

あい『おい心さん! 私と薫のトークライブのフライヤーをそんなことに使うな!』

瑞樹『なんなのその企画?w』

内匠P『知るかwオレの管轄じゃねえよw』



里奈『……はい』カキカキ


[美喜]


みんな『おしい!』

里奈『おしい!? おしいよねやっぱり! でも収録のときは自信なくてさー』

早苗『まあ違うんだけどw』

里奈『褒めて伸ばしてよ!』

心『何を褒めればいいんだよw』

瑞樹『もうあと一個足せば合ってるのに』

あい『あー、そうだな確かに』

里奈『1コ? 足せばいいの?』カキカキ


[美喜喜]


心『そういう意味じゃない!』



瑞樹『これ中華料理屋さんに書いてあるやつでしょw』

里奈『フフフww』

早苗『なんか香港映画のヒロインっぽいw』

内匠P『ジャッキー・チェン案件だろうなw』


瑞樹『こうよこう……』カキカキ

里奈『あー! 足すってそういうことね!』

心『じゃあ莉嘉ちゃん書いてみ?』

里奈『え?』カキカキ








[莉喜]


心『ワザとやってるだろ!?』

早苗『同じ字だってのw』



拓海『瑞樹さんの字とか書けないんじゃねぇの?』

里奈『あー、ムリっぽー』アハハ

早苗『里奈ちゃんがよ!』

里奈『えっ?』

あい『なんで他人事なんだw』

里奈『アタシ!? 書けるよ! バカにしないでよ!』カキカキ

瑞樹『……』











[水木]


内匠P『それはアニソン界の大御所だろうが!』

早苗『しげる先生じゃないの?』

心『どっちにしろ名字だなw』

拓海『クククww』

瑞樹『もうね、書いてるペンの音で違うってわかったものw字画が少なすぎてw』

あい『フフw』

里奈『えっ、違うの!?』

瑞樹『川島水木って、それじゃ両方名字じゃないのよ!』

早苗『個性派俳優っぽいw』



早苗『と、いうことは、プロデューサーくんの名前は絶対書けないわね』

内匠P『……だろうな』シュボ

里奈『たくみでしょ?』カキ

瑞樹『拓海ちゃんの字とは違うからね?』

里奈『……』ピタ

心『止まったw』


あい『でもプロデューサーくんの字は難読だよな』

内匠P『まあな』フー

里奈『じゃあ、あのたくみ? リフォームする番組のさ……』

心『なんということでしょう~』

早苗『そっちのものまねのが似てるわよw』

心『だから、ちょっ待てよはものまねじゃないんだってw』



里奈『こうだ!』ドン


[匣]


瑞樹『こっちの漢字のが難しいでしょうよw』

早苗『これはなかなかの漢字よw』

心『なんかホラーゲームとかで出てきそう』

拓海『え? 普通に使うだろ?』

あい『少なくとも常用ではないぞ』

内匠P『ハッ、これだからヤンキー脳は!』

拓海『テメーに言われたくねぇよ!///』


瑞樹『……こうよね?』カキカキ

内匠P『あーそうそう』

里奈『これでたくみ!? ウチショーぢゃん!』

内匠P『ガキの頃のあだ名を掘り返すんじゃねえよ!!』

早苗『やっぱりそう呼ばれてたんだw』



『失礼しまーす』

早苗『お、ふたりが来たかな?』

内匠P『ワリ、オレが注文頼んだ。えーっと、ホルモン盛り合わせとね……』

あい『あ、それと赤ワインひとつ、これのボトルで』

瑞樹『そういえば凛ちゃんたち遅いわねぇ。駅からそんなにかからないのに』



<うおーマジでー!!!?? 



心『なんだ?』

里奈『元気だね~♪』ジュー

早苗『ったく、お店で騒ぐなんて非常識ねぇ』

拓海『おいおい』

早苗『あたしは叫んだりしないもの!』ガラ

瑞樹『ちょっと絡んだりしないでよ?』

早苗『もう警官じゃないからしないわよwトイレトイレ』




――――――――――

――――――――

――――――


拓海『……遅くねえ?』

里奈『男子なみにトイレが早いので有名な早苗ちゃんが!』

心『オイ、やめてやれよww』

瑞樹『ワインって焼き肉に合うの?』

あい『銘柄選べば合うよ、飲んでみるかい?』

瑞樹『うん、ちょっとちょうだい』コク





『かったぎり! かったぎり! フー!!』




瑞樹『ブフッ!!』ビシャァ

あい『おい!ww』

里奈『これやっちゃってるやつぢゃんww』

内匠P『あの人はほんとよぉwww』

拓海『笑いすぎなんだよテメーはww』

心『グフフフww』




瑞樹『なにやってるのよあの子は!』ガラ

心『やめとけよ、いま瑞樹さんが行ったら暴動になるぞww』ガシ

内匠P『もういいんじゃねえか?ww』

あい『おい、きみプロデューサーだろ!w』



『ンフッwwwグフフフwww』

『さなえwwさんっ゛wwww』

『あー! うるさいわねぇ!///』


里奈『早苗ちゃん!』

拓海『おっ、凛と有香もいるぜ?』

内匠P『おい早く入れ!』



早苗『あーもう……///』

有香『お、遅れましたw』

凛『こんばんはw』

拓海『うーっす』

里奈『ちょりーっす☆』

心『まあ座ってとりあえずなんでも頼めよ、遠慮すんな☆』ゴクゴク

瑞樹『あんたもゲスト側でしょうがw』



あい『ところで、どうしたんだい早苗さん?』

早苗『それがさぁ、トイレの帰りに騒いでたほう見に行ったら……』

凛『サインぜめにあってる私たちに遭遇したんでしょ?』

瑞樹『んん?』


有香『というかそもそも、早苗さんが『たくみの名前で個室取った』っていうから、あたしはてっきり拓海ちゃんの名前ってことかと……』

里奈『どゆこと?』

凛『つまり店員さんに『向井』って名前で個室取ってるグループがいないか聞いたの』

有香『そしたら運悪くいたんですよw』

心『ブフッww』

早苗『それでふたりは全然知らないグループの個室に通されたってわけww』

内匠P『まぎらわしいんだよお前は!』

拓海『こっちのセリフだよウチショー!』



早苗『向井さんのグループとしてはさ、扉開けたら2秒でアイドルよ。しかもふたり』

瑞樹『ドッキリを疑うわねそれ、向井さんのグループも』

あい『なにかの番組の企画かと思うだろうな』

里奈『ふたりも緊張感ヤバくない?』

凛『ほんとだよwとにかくそれで思いっきりバレてさ……』

有香『サインけっこう書きました……20人分くらい』

心『またえらく大所帯の個室だったんだなw』


早苗『そしてそこにトイレから帰ってきたあたし参上よ』

里奈『早苗ちゃん(ほろ酔い)でしょ?w』

瑞樹『タチの悪さがうなぎのぼりねww』

早苗『ツッコまないわよ……まあ、あたしの登場で観客のボルテージはMAXよね』

凛『それで早苗さんがオロオロしてた私たちをさり気なく部屋から出してくれたんだけどさ……』

拓海『たまにはやるじゃねーか』

早苗『ちょっと凛ちゃん、そういうのはもっと声を大きくして言っていいのよ』ニヘニヘ

心『これがなければなあw』



早苗『そしてあの片桐コールがおこったってわけ』

有香『それで気分の良くなった早苗さんがw』

凛『『あたしのサインもいる?』って言ったらww』


早苗『『もう持ってます』だって!! 失礼しちゃわない!?』


\アハハハ!!!www/



瑞樹『サインで丸く治めようとしてきた弊害が出てるじゃないのよww』

里奈『ンフフフwww』

早苗『別の焼肉屋で同じグループにサインしたんだって、あたしw』

拓海『グハッww』

凛『焼肉屋行き過ぎでしょww』

有香『というかサインしすぎなんですよww』

内匠P『アンタのサイン価値がどんどん下がるなwww』



凛『はーおもしろいw』グシグシ

有香『凛ちゃんって結構笑い上戸なんですね』

早苗『笑ってくれる子は好きよw』


心『ふたりはなに頼むー?』

有香『あたしこのkiliカルビって食べてみたいです!』

瑞樹『なにそれ、焼くと霧みたいに煙が出るの?』

里奈『それ褒めてるの? ディスってるの?』

あい『このお店の名前がkiliらしいよ』

凛『じゃあ、私はこの鳥の……』

早苗『牛を食べなさいよw』

凛『だって好きなんだもんw』



心『あれ、よく見たらここの牛、及川牧場産だって!』ペラペラ

早苗『じゃあもう雫ちゃん食べてるようなもんじゃない』ゴキュゴキュ

あい『やめろよw』ジュージュー

瑞樹『始まったわよ早苗タイムが』

里奈『高校生に下ネタタイムは早いぽよ~』

早苗『誰が下ネタよ!』

内匠P『雫ちゃん、いいよな……』シュボ

内匠P『『ドキッ水着だらけのミシロロワイヤル』かもしんねぇな、次は』プシュー

瑞樹『違う番組になるでしょうがw』


凛『そういえば前さ、アイドルだらけの大運動会ってやってたでしょ? 水着のやつ』ジュー

早苗『うちの事務所が346に吸収される前ね』

拓海『あれいつだ?』

里奈『去年だっけ?』

有香『あたしと唯ちゃんと奈緒ちゃんのチームと、早苗さん拓海ちゃん里奈ちゃんのチームでしたよね』ジュージュー

内匠P『……なつかしいな』



凛『あれ未央も出てたんだけど、そのとき、めっちゃいかつい人の横に加蓮が座ってたのを見たんだって』

有香『それって……』

内匠P『……』

早苗『どう考えてもプロデューサーくんよね』

拓海『クフフw』

凛『杏もその時いたらしいんだけど』

里奈『あーいたねー杏ちゃん』

凛『ふたりのこと『ちょっとグレたお嬢様と、訳ありでそのお嬢様といっしょにいる裏稼業の便利屋』みたいだった、って言ってたよw』

瑞樹『アハハww』

里奈『……でもそうだった! 確かにそんな感じだった!w加蓮ちゃんに怒られそーだけどww』

心『やべぇwあの絵面で映画できそう』

あい『私は敵役でキャスティングされそうだな』

拓海『それ自分で言うのか?w』


内匠P『本田未央と双葉杏……な』カキカキ

早苗『悪魔のメモ帳にメモられちゃったわよふたりww』

瑞樹『シロロの餌食になるわねこれは』

凛『私が言ったって言わないでねw』



コンコンコン!


早苗『はーい?』



泉『お疲れさまでーす!』ガラ



みんな『!?』



瑞樹『……泉ちゃん?』

拓海『塾だったんじゃねぇのか?』

泉『あれはウソです』

早苗『どんなウソよ!?』

心『その小脇に抱えてるのは……』



[ドッキリ大成功ー!!]テッテレー



里奈『なにが!?』

あい『ひっかけられた気分がまったくしないんだが』

内匠P『……泉が塾じゃなかったってのがドッキリなのか?』

拓海『お前も知らないのかよ!?』

内匠P『しらねーよ! ドッキリってなにがだよ!』

凛『プロデューサーも知らないドッキリってw』

早苗『斬新w』



泉『実はですね、この個室には隠しカメラとマイクが仕掛けられてまして』

泉『入店してから今までの会話はすべて記録されています』

瑞樹『』

早苗『』

内匠P『』

有香『ンフッw』

凛『別に私たちはいいけど……』

里奈『アタシらもいーよね?』

拓海『メシ食ってだべってるだけだからな』

心『でも美嘉ちゃんが見たら悲しむんじゃない?』

里奈『あっそーぢゃん心さん! もー!』

瑞樹『あなたたちなんてまだいいじゃないの! 私なんて赤ワイン吹いてるのよ!?』

早苗『今更気にする人いないってそんなのw』

瑞樹『私が気にするのよ!』


早苗『ちょっと待って、じゃあ凛ちゃんたちが間違った部屋に通されたのも……』

泉『あれは単なるハプニングですwさすがですねみなさん』

あい『ハハハw』



泉『今回なんで隠し撮りしたかというとですね、みなさんよくイベントで打ち上げがひどい打ち上げがひどいっていうじゃないですか』

心『実際ひどいよなw』

瑞樹『はぁとちゃんのものまねが似てないのが悪いのよ!』

心『八つ当たりにもほどがあるぞ!』

泉『フフw……それでですね、そんな打ち上げが実際どういうものなのか見てみたいという投稿が殺到しまして』

泉『来月出るDVDの購入者特典で、パスワードを入れるとネットでこの映像が見れるようにするそうです』

早苗『』

内匠P『聞いてねぇ! 責任者呼べコラァ!』ガタッ

拓海『お前じゃねーのかよ?』

泉『大本ということになると、美城常務……ですかね』


内匠P『……あっ、ハイ』スト


瑞樹『フフフww』

拓海『権力の犬が!』

内匠P『うるせーなお前もリーマンやってみろや!!』



早苗『はぁ……じゃあわざわざお店に事情話してカメラとか仕込んだわけ?』

瑞樹『よく協力してくれたわね、下手したら評判下がるわよ?』

あい『それはいいすぎじゃないか?』ハハハ

泉『ああ、快く協力してくれましたよ、というのも……』



つかさ『焼き肉『桐-kili-』にようこそ!』バーン



早苗『えっ……えっ!?』

瑞樹『つかさちゃんのお店なの!?』

つかさ『そうだよ。去年始めたばかりだけどな』

心『焼肉屋経営って落ち目の芸能人がやるやつじゃないのw』

あい『おいww』

つかさ『飲食業もやってみたかっただけだ!w』



早苗『普通においしかったわよ』ポン

つかさ『当然だな』フフン

早苗『なんたって……』


さなつか『及川牧場の牛肉だから!』


瑞樹『は? 仕込み?』

早苗『いや、ノリw』

つかさ『ちょっとCMもいれといたほうがいいだろ?』

心『特典映像にCMいらないだろw』

内匠P『ここはカットだな』

つかさ『おいぃ!!』



――――――――――

――――――――

――――――


里奈『あー、お腹いっぱいぽよ~』

拓海『食った食った』ポンポン

凛『ごちそうさま』

有香『やっぱりお肉、ですね!』


つかさ『ほら、これ口直しのガム』

早苗『ありがと!』

つかさ『それからみんなサイン書いてくれよな』

瑞樹『しっかりしてるわね』

つかさ『色紙1枚にひとりずつで頼む。日付は書かなくていいから』

心『全員別々に来たみたいに偽装するなよ!』

早苗『ほんとにしっかりしてるわね!!w』



泉『あのー、この模様もばっちりカメラにおさまってますが……』

つかさ『』

内匠P『ここは紗かけて強調すっかww』

拓海『グフフw』

早苗『なんで紗かけんのよww別に綺麗なシーンじゃないでしょうがw』


つかさ『あのー、このくだりカットしてもらうなんてことは……』

内匠P『あー? それはどうだろうな』ニヤニヤ

瑞樹『こんな下手に出てるつかさちゃん初めて見たw』

内匠P『まあ、つかさちゃんが水着だらけのシロロに出てくれるってんなら話は別だな』

つかさ『』

里奈『また新たな犠牲者がw』

拓海『スタイルいいんだしいいじゃねぇか』ポン

つかさ『他人事だと思ってお前なぁ!』



早苗『サイン書いといたわよ、ごちそうさま!』ガラ

つかさ『おう……』


あい「二軒目どうする?」

拓海「アタシらは解散だな」

瑞樹「そんな寂しいこと言わないでよ拓海ちゃーん! まだ20時前じゃなーい」ギュー

拓海「おっおい!? 酔ってんのかアンタ!」

早苗「明日土曜だし学生は休みでしょみんな?」

泉「はい!」

凛「うん」ニコ

心「じゃあ瑞樹パイセンの家行こうぜ☆」

内匠P「おっ、噂のヒルズ族!」

里奈「まじー!?」キラキラ

瑞樹「住めるわけないでしょうが! それならもっとギャラ上げなさいよ!」



拓海「しゃーねーな、今日は付き合うか」

里奈「そうこなくっちゃ!」

瑞樹「ちょっとほんとに来る気!?」

有香「早苗さん、タクシーつかまえて来ました!」

早苗「よくやったわ有香ちゃん! 運転手さんヒルズまで!」

内匠P「おい、領収書切ってもらえよ?」


瑞樹「だからヒルズじゃないっての!」



後日、楽屋


内匠P「え? 杏がオファー届いたとき絶望的な顔したって? ギャハハwww」

瑞樹「シロロのオファーは断れないからね……」

早苗「借金取りみたいな番組ねw」


拓海「おい里奈、携帯鳴ってんぞ」

里奈「あ、ほんとだー、さんきゅ☆」



Mika★:そっか、里奈はアタシのことたいした友だちじゃないと思ってたんだね……



里奈「ん!?」

拓海「どうした?」



里奈「美嘉ちゃんから不穏なLINEが!」

瑞樹「え?」

早苗「あーこれ……」

泉「例の特典映像が昨日公開になりましたよ」

里奈「ん?」

拓海「オメーが美嘉の嘉の字書けなかった映像だろ?」

里奈「あっ!」



Ageぽよ:ち、ちがうよ美嘉ちゃん! あれは心さんが無理やりかかせるから……

Mika★:それでもぱっと書けてほしかったなー、アタシは里奈の字書けるのになー、ユニットまで組んだのになー



里奈「あー美嘉ちゃんごめんってぇ!!」プルル

早苗「案外めんどくさいわね美嘉ちゃん」アハハ

瑞樹「付き合ったら重いタイプね」

泉「でも仲良い人が自分の名前書けなかったらショックですってw」



瑞樹「でもこれ特典映像見てるってことはさ、DVD買ったわけあの子?」

泉「そういうことになりますよね」

早苗「番組ファンじゃないの!」

内匠P「……前から美嘉にはシンパシー感じてたんだよな!」カキカキ

拓海「またメモられてんぞ」

早苗「ご愁傷様、美嘉ちゃんw」

里奈「あっ、美嘉ちゃん!? ちがうの、あれには湘南海岸よりも深いワケがー!」

早苗「浅いでしょそれw」

瑞樹「海岸って言っちゃってるじゃないのよ!w」



これでおまけも終わりです、ありがとうございました。

元ネタのトゥルルさまぁ~ずは、さまぁ~ずの数ある番組の中でもトップクラスのくだらなさと爆笑度を誇ると個人的には思います。
興味のある方はDVDなどでぜひ見てみてください!特にあびると三人だけでやっていた初期のものがオススメです。


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