【DTB×のんのん】黒「にゃんぱすー?」 (56)

"僻地にて、追い求めるは隠れた星......"

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黄「組織からお前らにある田舎に潜入しろと命令が出た」


マオ「なんだって俺らが田舎にいかなきゃならいんだ」


黒「命令なら行くしかないだろ」


マオ「それもそうだな」


黒「で詳しい内容は?」


黄「そこの学校の生徒に動物についての特殊能力を持ったやつがいるらしい。」


黄「二人までは絞れてるが一人に確定しないらしく」


黄「特定してからそいつについての報告をしろということだ」


マオ「あくまで報告をして、待てということか」


黄「そうだな、そしてこれがそこへいくキップと駄賃だ」



黒「ずいぶん多いな」


黄「かなりの田舎だからな」


マオ「お前はいかないのか?」


黄「今回の任務は見るからに簡単だし、事務仕事も片付けにゃならん」


マオ「そうか」


黒「行くぞ銀」


銀 コクリ




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一穂「さようならー」


れんげ、小鞠、夏海、ほたる「さようならー」


卓 ペコリ

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れんげ「なっつんなっつん今日夜って皆で集まるん?」


夏海「そうだよー、ご飯食べようね」


小鞠「一旦帰って私んち集合ね」


ほたる「たのしみです」


夏海「早く帰って準備しよう」


小鞠「バス停に早くいこっか」


れんげ「あっあそこに人がいるん」


ほたる「珍しいですね、バス停に人がいるなんて」


小鞠「ほんとに珍しいね、ちょっと怪しいかも」


夏海「殺人鬼だったりしてー」


小鞠「もー怖いこと言うのやめてよー」


れんげ「お兄さんはここに何しに来たのん?」


李 舜生「あっこんにちは、ある用事で来たんですけど少し迷っちゃって」


李 舜生「今は休憩してるんだ」


李 舜生「君たちは学校帰りかな?田舎だしバス通学大変そうだね」



夏海「最初は大変だったけどそうでもないよ、慣れてきちゃったし」


小鞠「みんなで通学するのも楽しいしね」


蛍「先輩~わたしも楽しいですよ」


李 舜生「それで聞きたいことがあるんだけど、この住所の場所ってわかるかな」


小鞠「これってうちの近所じゃん」


夏海「ほんとだー」


蛍「この住所に何かあるんですか?」


李 舜生「友人がそこに住んでいて会う約束をしてまして。」


夏海「じゃあ私たちが案内してあげるよ」


小鞠「えーちょっと夏海大丈夫?」コショコショ


夏海「見るからにひ弱そうだし、悪い事しないしできないでしょー」コショコショ


小鞠「そうかなぁ?」


夏海「お兄さんバス乗るけど大丈夫?」


李 舜生「行けるなら大丈夫ですよ」


れんげ「じゃあいくのんー」



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夏海「でここがその住所」


小鞠「ここって人が住んでたの?」


李 舜生「友人が昔の住んでたんですけど海外にいるとかで、家の管理をしてほしいとたのまれまして」


李 舜生「ここらへんに食べ物屋さんとかありますか?」


夏海「うーん、結構行ったところにコンビニはあるけど」


李 舜生「結構って?」


小鞠「歩いて2時間とかかな」


李 舜生「それはちょっと遠いですね」


夏海「それじゃあ家来る?」


小鞠「いいの?人増えちゃうけど」


夏海「大丈夫、大丈夫」


李 舜生「えっ良いんですか?迷惑じゃないですか?」


夏海「いいって1人増えたってあんまり変わんないよ」


李 舜生「じゃあそれじゃあお言葉に甘えちゃって」


李 舜生「お詫びに料理とか手伝いますんで」


夏海「じゃあ今日の夜うちに集合ね」


李 舜生「わかりました」



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れんげ「今日なっつんの家で食べるから夜いらないのん」


一穂「わかったよー楽しんでおいで」


れんげ「いってくるんー」ガラガラ


れんげ「んっ今うちの視界にちらっと映るものが」


れんげ「そこの木の影にいるのはだれなん?」


マオ「にゃー」ギクッ(面倒臭そうなやつに見つかったな)





れんげ「ねこちゃんねこちゃんどこから来たのん?」


れんげ「みみに何か銀色のがついてるんなー」


れんげ「痛くないのん?」


マオ「にゃー」(いいから放してくれ)


れんげ「うちは最近猫とあってないからうれしいのん」スリスリ


マオ「みゃー」(だから放せって)


れんげ「名前をつけてあげたいん」ウーン


れんげ「じゃあ銀次郎にするん」


マオ「センスねえなぁ」(にゃーん)


マオ「あっ」


れんげ「今しゃべったん?もしかして銀次郎しゃべれるん?」


マオ(面倒くさいことになったぞ)


れんげ「もう一回しゃべるん」


マオ「にゃー」(これで押していくしかないな)


れんげ「もう鳴き真似しても遅いん、はやくしゃべるん!」


マオ「にゃー」(はやくはなせ)



一穂「れんげー何やってるのー?早くしないとおくれちゃうよー」


れんげ「しょうがないのん、命拾いしたんな銀次郎」


れんげ「次はしゃべってもらうん」


れんげ「銀次郎ばいばい」フリフリ


マオ「にゃーん」(たすかったー)ホッ



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ワイワイ


夏海「李くんは料理も上手いけどすごい食べるね」


李 舜生「そうですかー?」モグモグ


小鞠「いや、そんなに食べてる人見た事ないよ」


雪子「一杯食べてもらって嬉しいわ、もっと食べていいわよ」


李 舜生「ありがとうございます」


れんげ「きょうなー、銀次郎と会ったん」


蛍「えー、その人だれですか?」


れんげ「今日あった猫の事なん」


れんげ「銀次郎すごいんなーしゃべったのん」


蛍「えっ本当に猫なの?れんちゃん」


れんげ「猫なん」フンス


夏海「猫って?本当にしゃべったの?だったら私も見たいなー」


れんげ「今度見つけたら教えてあげるん」


小鞠「私にも教えてよね、その猫」


れんげ「わかったん」


夏海「兄ちゃーん今何食べてるの?」


卓 コレコレ


夏海「あっチャーハン?それ李くんが作ったんだよ、おいしいよねー」


卓 ウンウン


夏海「李くん兄ちゃんがおいしいってー」


李 舜生「それはよかったです、気に入ってもらえて」ニコッ


卓 オイシイ


李 舜生「あまり喋らない方なんですか?」(新手のドールか?)


夏海「いやー、昔は喋ってたと思うけど最近声をきいたことないねー」


夏海「でもしゃべれると思うよ?」


李 舜生「そうなんですか」


李 舜生 モグモグ



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夏海「それじゃあねー」


小鞠「ばいばーい」フリフリ


蛍「さよならー」


れんげ「また明日なん」


雪子「李くんもじゃあねー」


李 舜生「ありがとうございました」

続きはまた明日に。
見てればなんでもコメントくれたらうれしいです。
見てる人いたら、それでは。


れんげ「ただいまー」


一穂「今日はどうだった?」


れんげ「たのしかったんー」


れんげ「それに今日はしゃべる猫と会ったん」


れんげ「それに銀次郎って名前もつけたん」


一穂「へー、それはよかったねぇ、会ったら私にも教えてくれる?」


れんげ「了解なん」


一穂「あと、明日肥料とか店に見にいくからついてきてくれるー?」


れんげ「もちろんなのん」


一穂「じゃあお風呂入っといでー」


れんげ「わかったんー」



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マオ「それでどうだった?黒」


黒「卓とか言う男はもう少し調べた方がいいな」


黒「それでお前の方はどうだと思う?銀次郎」


マオ「なっ」


マオ「おい、なぜそれを知ってる」


黒「調査対象の一人がお前の事を話していた、いい名前じゃないか」


マオ「からかうなよ黒、俺は銀次郎じゃないぞ」


マオ「まぁいい、あの小娘は多分なにもない」


黒「そうか」


銀「お前から見て二人はどうだった銀」


銀「あの子は、多分...なにもない」


銀「でも、男の方は...あるかも…」


黒「あのドールみたいなほうか」


銀 コクリ


マオ「なにっドールがいたのか?」


黒「ドールみたいなやつだ、明確に意思表示していたしそれはないだろう」


マオ「まぁ深夜になって何かするかもしれないし今からまた調査するか」


黒「了解だ」


黒「やつはどこにいる銀」


銀「..山……」


マオ「山か」


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マオ「おい、なんだか生臭いぞ」 スタスタ


黒「そこを見ろ」


マオ「ん?」


マオ「うわっ、死んだ狐の死骸じゃないか、しかもバラバラ」


黒「悪趣味だな」


マオ「全くだ、対価か?」


黒「その可能性はある、急ぐぞ」


マオ「ああ」





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卓 ハァハァ 


動物「グオー、ハッハッ、にゃー、わおーん、ひひーん」 バサバサ、パタパタ

ヒューン、」ザワザワ


黒「すごい動物の量だな、やはりあいつか」


マオ「そのようだな」


黒「動くな」サッ


卓 ナニッ


熊 ぶんっ


黒「ウッ」ゴロゴロ


マオ「大丈夫か黒、くそっ」カミツキー


マオ「なにっ噛みつけない、なぜだ、」


マオ「動物の精神に影響を与える能力か?」


黒 グデー



マオ「黒起きろ、噛み殺されるぞ」


黒「クッ、打ち所が悪い」フラッ


卓 シジダシ


猿群 キキッ


黒(まずい)


黒「?」(攻撃されない?受け止めた?)


黒「どう言うことだ?」


黒「そこの眼鏡、さっさと殺すなら殺せ」


卓 クビヨコフリ


卓 カミトリダシー


マオ「紙に何を書いてる」


黒「?これを読めって?」


卓 ウン


黒「読みずらい、寄せろ」


黒「……なるほど、そういうことか」


マオ「どう言うことだ?教えろ黒」


黒「この辺にはもう一人契約者がいる」


マオ「そうなのか?」


卓 ウン


黒「そいつから、こいつらを守ってるらしい」


マオ「そいつの能力は?」


黒「植物を急速に成長させるらしい」


マオ「そんなやつがいたのか」


マオ「で、そんなやつが俺らに何の関係があるんだ」


マオ「 もし敵わなくてもそんなやつ自分で何とかしろ」


卓 コイツコロス


黒「こんな状態じゃ何もできない」


卓 ナイフツキツケ


黒「分かった、協力してやる」


マオ「黒!」


卓 パッ


黒「で」


黒「そいつはどこにいるんだ」


卓 ユビサシー


マオ「山の頂上近くか、面倒だな」


卓 マッテテ


マオ「戦闘用の動物探してくるらしい」


マオ「思ったんだが、あの状態でもお前なら抜け出せただろ」


黒「さあな」


マオ「お前はやはり契約者らしくないな」


黒「それはあいつも同じだ」


マオ「なるほど」





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卓 ソロソロダトオモウ


マオ「この倉庫か?」


卓 ウン


黒「あけるぞ」バタン


マオ「血なまぐさいな」


卓  イナイ?


マオ「動物の死骸だらけだ」


黒「それに花弁?」


マオ「花弁の上に死骸が乗ってる、なかなか幻想的だな」


黒「この花は薔薇と何だ?」


マオ「コンバラリア、両方高値で売れる花だ」


黒「よくそんなの知ってるな」


マオ「今、耳の装置で調べた」


黒「これでやつが行きそうな場所が分かったな」


卓 コクリ






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マオ「地元民のおまえに聞くが、ここら辺に植物の卸売り店とかあるか?」


卓 ウン





ミス 上のはこれ

卓 ソロソロダトオモウ


マオ「この倉庫か?」


卓 ウン


黒「あけるぞ」バタン


マオ「血なまぐさいな」


卓  イナイ?


マオ「動物の死骸だらけだ」


黒「それに花弁?」


マオ「花弁の上に死骸が乗ってる、なかなか幻想的だな」


黒「この花は薔薇と何だ?」


マオ「コンバラリア、両方高値で売れる花だ」


黒「よくそんなの知ってるな」


マオ「今、耳の装置で調べた」


黒「これでやつが行きそうな場所が分かったな」


卓 コクリ


マオ「地元民のおまえに聞くが、ここら辺に植物の卸売り店とかあるか?」


卓 ウン




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マオ「ここがそうか、」


卓 ユビサシー


黒「あの辺りで仕入れ取引をやってるのか?」


卓 ウン


卓 アッ


マオ「どうした?ん昨日の小娘」


黒「ここにいれば見つかることはない」


マオ「邪魔にならないといいが」


マオ「よかった、あっちいったぞ」


黒「こことは違う方向に行くようだな」


卓 ツンツン


マオ「おっあいつか?」


黒「間違いない、あの花だ」


マオ「追いかけるぞ」


卓 コクリ


黒「かなり儲けてるようだな」


マオ「あいつは対価を払いすぎだ」


卓  グッ


マオ「契約者だろ?冷静になれ」


卓 ガタン


卓 シマッタ


マオ「おい、ばれた、急ぐぞ」


黒「しょうがないな」


黒「マオお前は裏からまわれ」


マオ「了解」


黒「メガネお前は俺をフォローだ」


卓 コク

今日はここまでです。たぶん次で終わります。
二期も嫌いじゃないですがDTB自分としては
一期の雰囲気が好きなので一期のメンバーでやってます。

今日はここまでです。たぶん次で終わります。
二期も嫌いじゃないですがDTB自分としては
一期の雰囲気が好きなので一期のメンバーでやってます。


のんのんびより

知ってなさそうなマイナーなキャラについて

卓については原作で動物と仲良くしてる描写がいくつかあるので書きました。

小雪は夏海とこまりの母親。

一穂はれんげと姉妹、です。


のんのんびより 登場人物紹介

http://nonnontv.com/tvanime/character/


一応、DTB
http://www.d-black.net/1st/intro/character.html



あとちょっとグロ注意


マオ「あいつらならいけそうな気がするが」


マオ「まあ俺は一応逃げ場を塞いどくだけだな」


マオ「こっちか、..!」


れんげ「それで、この前なっつんが学校でー..」


マオ「あっ」


マオ(危なかったさっきの娘がいたぞ)


マオ「こっちから行くか」


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黒「なぜ逃げる?」


黒は追いかけながらワイヤー付ナイフを脇から投げた。


とほぼ同じタイミングでその男の体が青白く光る


それを見た卓はさっき呼んでいた熊を呼び応戦体制に移る。


男は黒のナイフを、忍ばせていたサボテンのようなものを成長させて受け止めていた


男「おい、お前ら契約者だろ?いきなりなんだ?」


男「おれが何かしたかのか、金やるからどっかいけよ」


男「合理的に判断しろよ」


黒「生憎、俺らにそんなものは通用しない」


卓 ギロッ


男「そうか」


男「じゃあな、お前らめんどくさいわ」



黒「逃がすわけないだろ」


男はバッグに入れていたのかハムスターを取り出した。


グシャッ その後すぐにハムスターを手で握りつぶす。


男は店に並んでいたツタを伸ばし二人の足につたわせる


男はすぐに駆け出した。


しかしそれを直ぐにほどいた黒はすぐさま追いかける。


男はまたハムスターを潰したあと、駐車場の車の方へむかった。


黒(森の方へ逃げるつもりか?、まずいな)


相手の目的を予測した黒は、男の車と思しきタイヤにナイフを投げた


しかしそれに気付いた男は黒と向き合う、


男「やってやるよ」


男は少量の土と忍ばせていた竹を黒に向かって伸ばし、刺そうとした

黒はそれを顔面近くで避けた後、みぞおちへ向かって蹴るがそれもまたかわされてしまう。


男がハムスターを潰す

舌打ちをしたあと

今度はバラをとりだし鞭のようにしならせた


そこへ遅れてきた卓が来る

黒はワイヤーで男を突き刺そうとワイヤーを投げ、

卓は電柱にいたカラスに男を襲わせる

男はワイヤーを鞭で防ぎ、その後カラスを薔薇の鞭で絞め殺す。


卓 シマッタ


黒「あいつに対価を払わせるな、下がってろ」


卓は一歩下り、動物が男の周囲にいないか確認をする


戦闘が長引き

少し男は焦っているのか汗が垂れていた

男はバラの種をまとめて黒に投げつける

その瞬間一気に成長したバラが黒の体を包む

黒は辛うじてナイフをカウンター気味に投げれはしたが相手の体にあたることはなかった。


黒(うごけない)


卓は黒に近づくが、すぐにはほどけない。

男は側で走行してきた車を止め、急いで運転手を引きずり落とし、無理やりに車に乗り込んだ


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マオ「駐車場の方からか?」


マオ「待ってろ今行くぞ」


マオ「こっちか」タッタッ


マオ「おい、黒大丈夫か」


マオ「今行くぞ」ダッ


マオは身動きを封じられている黒を、駐車場の奥に見つけた

数メートル先のハンドルを握った契約者の男を視界に入れることなく。


卓(まずい)ヤバイ


黒(あの男車に乗って、対価を払う気か?)


黒「こっちにくるな!」


そして店のドア前にいるマオへとハンドルを切った


黒「くそっ」


れんげ「銀次郎危ないんー」


そこへ店から一人で出てきたれんげがマオを半分転けたような形で抱えこみ、車の反対側へと避けた。


マオ「うおっ、」


れんげ「大丈夫なん?」


マオ「問題ない、お前こそ大丈夫なのか?」


れんげ「大丈夫なんー」


マオ「まさかお前に助けられるとはな」


れんげ「やっとしゃべってくれたんなー」


マオ「まあな、お礼としてだ」(完全に喋ってしまったな)


マオ「ありがたくおもえよ」


れんげ「ありがとなんー」


そのうらで無理な方向へ車を進めてしまったせいで車から降りざるを得なくなった男が、ゆっくりと車から抜け出していた。


黒「何処へ行くつもりだ」


黒のワイヤーが男の首に巻きつく。


男は黒の電撃を受け、能力を使うことなくその場に倒れた。




____________________________________


駐車場にて



卓 オワッター


マオ「嬢ちゃんありがとな、ホントに助かった」


黒「俺からも礼を言う」


れんげ「猫に話して貰ってうちも嬉しいん、にゃんぱすー」


マオ「?」


黒「にゃんぱすー?」


黒「なんだそれは」


マオ「猫語か?」


れんげ「.?.. 」ウーン


マオ「まあ、挨拶ってことかな?」


マオ「にゃんぱすー」


黒「にゃんぱすー」ボソリ


黒「またな」


れんげ「また、なのん」


卓 バイバイ


れんげ「銀次郎もまたあうんなー」


マオ「覚えてたら、な」


マオ「じゃあな嬢ちゃん」




黒は優しくれんげの頭に手をのせ微量の電流を流した。


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れんげ「うち、ここでなにしてたんー?」


卓  フルフル


れんげ「だれかと話してたような気がするん」ウーン


卓  一穂ヲユビサシー


れんげ「そういえば、ねえねえと来てたん」タッタッ


れんげ「ばいばいなのーん」フリフリ


卓 バイバイ



卓 カエロウ






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マオ「やつについての報告はどうする?」


黒「能力については書かなくていいだろう」


マオ「おいおい、ただの動物好きだったって書くのか?」


黒「そうだ」


マオ「おいおい、本気か?」


マオ「それにあいつの記憶は消してないんだぞ?」


黒「組織に気付かれなければ問題は無い」


マオ「しょうがないな、良いよ、今回は呑んでやるよ」


マオ「それに、お前らみたいなやつらは見てて面白いからな」


黒「報告してくれ」


マオ「了解だ」ピピッ


黒「どうだった?」


マオ「もうかえって良いってよ」


黒「じゃあ、帰るか」


マオ「俺は疲れた、」


銀「そう..する... 」






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帰り道


一穂「もう夕方だねー」


れんげ「日も暮れてきたんー」


一穂「今日は買い物、付き合ってくれてありがとうね」


れんげ「大丈夫なんー」


一穂「そういえばこの前しゃべるって言ってたのは、あそこの猫のことかな?」


れんげ「うちそんなこと言ってたん?」


一穂「言ってなーい?」


一穂「そっか思い違えかなー」


れんげ「ねえねえしっかりするん」


れんげ「うちそんなこと言ってないん」


れんげ「でもあの黒猫、いい感じの猫なん」フンス


一穂「走るとまたけがしちゃうよー」


れんげ「気をつけるんー」タッタッ


れんげ「ねこちゃん」


れんげ「どこかで会ったん?」


黒猫?「?」フイッ



れんげ「にゃんぱすー」







           完


DTB一期みたいに書きたかったんですが,難しいですね、

ありがとうございました。意見とかくれるとうれしいです。

のんのんびより映画やるんでよかったらどうぞ。

DTBもなんかやってくれたら良いんですけど。

ありがとうございました。

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