仗助「お、見ろよ康一、ありゃテレビで有名な雷門中じゃねえか?」 (42)

仗助「デッケーバスに乗ってるよな。」

康一「ホントだ、でも何でこんなとこに来たんだろ。」

億泰「合宿とかぁよォ、そんな感じじゃあねえのかぁ?」



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康一「あれ、中途半端なとこで止まっちゃったね。」

億泰「パンクでもしたんじゃァねえのかァ?」



円堂「古株さん、いきなり止まってどうしたんですか?」

古株「どうやら、パンクしたみたいなんだ。こりゃあ参ったねぇ……」



仗助「どうやらパンクしたみてぇだな。」

康一「仗助君、直してくるの?」

仗助「ああ。あんなデケーバスが止まってたら迷惑だろうしよー、それに、本人たちも困ってるだろうからな。」スタスタスタスタ

億泰「素直になれねえのかアイツはよぉ……」


仗助「困ってるみたいっすけど、何かあったんっすか?」

古株「ああ、パンクしちまってねぇ……直そうにも道具なんてないからねぇ……」

仗助「俺が直しますよ、ちょっと待っててくださいっと……」

古株「ええ?でも君道具なんて……」

仗助「まぁいいからいいから……」クレイジーダイヤモンド

ゴゴゴゴゴ……

染岡「な、なんだ!?」

円堂「少し揺れて……」

仗助「直りましたよ、バス。」

古株「ほ、本当に直ってる……」

円堂「古株さん、何かあったんですか?」

古株「パンクしちゃったのを、この子が直してくれたんだよ。」

円堂「そうなんですか!ありがとうございます!」

仗助「例はいいからよォ、サインくれねえか?雷門の円堂守だろ?お前。」

円堂「へ?確かに俺は円堂守ですけど……サインなんかでいいんですか?」

仗助「バッカ、世界一になったイナズマジャパンのキャプテン、フットボールフロンティア二連覇。
そんだけ凄いことやってたらサインも欲しくなるぜ。」

円堂「じゃあ……紙とか……えーと……」

仗助「この手帳に書いてくれればいいぜ。」

円堂「円堂……守……っと。」

仗助「おー、サンキューな。じゃあ俺はこれで……っと。」

円堂(スッゲー背高い人だったなぁ……)

翌日

康一「そう言えば今日、体育で遠くから来たサッカーチームと練習試合するんだってね。」

仗助「奇妙なもんだよなぁ、わざわざサッカーチームを呼んでまで体育のサッカーなんてするかぁ?」

億泰「可愛いマネージャーいるらしいし、眼福にでもしてようぜェ~」

仗助「だったらずっとベンチ座ってろ」

億泰「それだけは嫌に決まってんだろ!」

仗助(じゃあどうすんだよ)



体育教師「えー、今日来た雷門中サッカー部の子たちとは、全力でやってもらう。
相手は中学生だが、恥を晒さないように頑張れよー」

仗助「雷門中って……」

康一「昨日仗助君が助けた学校の子たちじゃないか……」

響木「ワシが雷門中の監督の響木正剛だ。今日はぶどうが丘高校の生徒と試合が出来て、部員たちも喜んでいる。
ありがとう。」

円堂「あ!この間タイヤ直してくれたリーゼントの!」

仗助「おう、また会うとはな!」

円堂「あの時はありがとうございました!」

仗助「いーってことよ、サインも貰ったしよ。」

体育教師「えー、おほん、取り敢えず皆、準備体操をしてきなさい。」

生徒たち「はーい」

仗助(雷門の生徒とサッカーかぁ……スタンド使ってでも勝たねえと面目丸つぶれだろーな……)

体育教師「全員終わったな、よし。スターティングメンバーを発表する!」

仗助(誰が何になるんだろーな)

体育教師「FW、東方仗助、広瀬康一!MF、サッカー部員1、サッカー部員2、囲碁部員1、壺焼きカルビ部員1!DF、ダンス部員1、陸上部員1、帰宅部員1、帰宅部員3!GK、地面舐め舐め部員1!」

仗助(途中から変な部活紛れてんじゃあねーかッ!)



響木「こっちのスターティングメンバーは……
FW、染岡、豪炎寺
MF、鬼道、松野、闇野、半田
DF、風丸、壁山、影野、栗松
GK、円堂

以上だ。」

半田「久々のスタメン来たーっ!」

影野「俺も久々のスタメン……」

染岡「高校生が相手でも、全力で行くぜ、なぁ豪炎寺!」

豪炎寺「ああ!」

角馬『さぁぶどうが丘高校対雷門中!実況は、私角馬圭太でお送りいたします!そして、ぶどうが丘高校のキックオフでスタートです!』

康一「頼んだよ、仗助くん!」

仗助「行くぜ……ドラァァァッ!」クレイジーダイヤモンドキック

角馬『おおっと!東方試合が始まってからいきなり超ロングシュートォ!?と同時に東方走り出したァ!』

壁山「止めるッス!ザ・ウォール!」

仗助「狙いはそれだったんだよ!」

風丸「何!?」

仗助「いくら硬い壁でも―連打すりゃ壊れる!ドララララララララララララララララララララララァッ!」

角馬『東方!シュートに追いつき、壁山のザ・ウォールを至近距離からのシュートで粉砕ィ!』

康一(本当はクレイジーダイヤモンドで加速して、ボールにパンチのラッシュを加えてたんだけどね……)

壁山「ぶわああっっ……」

仗助「先制点は貰ったぜ!ドォォォォラァァッ!」

角馬『東方そのままシュート!だがボールは円堂の正面!』

円堂「ふっ……真!ゴッドハンドォッ!」

仗助「なっ……今のはスタンド!?」

角馬『円堂止めたぁ!』

円堂「へへっ、お兄さん凄いシュート打つな!でも……俺達のサッカーも負けてないぜ!」

時間軸的にはFF編の後?
エイリア編がないならあんまり強くなさそう

てか、この世界だと化身持っていないから円堂はスタンドが見えないのか
(GOのCS編で天馬達が助けに来た世界だと化身持っているから見えそうだが……)

円堂「行け!鬼道!」鬼道にパスー

康一(き、来た!エコーズを使ってでも止めないと……)

鬼道「真!イリュージョンボォールゥッ!」

康一「ボールが……あちこちに……あれ……」

仗助「康一が抜かれた……DF止めろぉ!」

帰宅部員「帰宅のスライドォ!」

鬼道「染岡ぁ!」

角馬『鬼道!帰宅部員のスライドを避けて前線にパス!』

染岡「豪炎寺!」

豪炎寺「ああ!」

染岡「ドラゴン!」

豪炎寺「トルネェェェェェェェドッ!」

角馬『出たァ!豪炎寺と染岡の合体シュートォ!』

仗助「ドラゴン……あれもスタンドか!?」

地面舐め舐め部員「ひえ~!こうなったら地面舐め舐めするしかなぁい!」ペロロロロロロロロロロロ

角馬『ゴール!ドラゴントルネード炸裂ゥ!』

仗助「キーパーザルじゃあねえかァッ!」

>>10

時系列的には一応、円堂たちが三年生になってからの空白期間を利用して書いているつもりです。

角馬『さぁぶどうが丘ボールで、試合再開です!』

康一「仗助くん!」

仗助「ああ!」

康一「エコーズ!act.2!ドジュウウウウウウウッ!」

角馬『広瀬のロングパス!そこに東方が合わせる!』

仗助「ドララララララララララララドラァッ!」

角馬『先ほどのシュートとは威力がけた違いだ!東方のシュートが、雷門ゴールに迫るぅ!』

円堂「さっきと威力が違う……だったら……マジン・ザ・ハンドォッ!」

東方「なっ……手だけのスタンドじゃねえ!全体像のスタンドだ!」

康一「でも手だけのサイズならさっきの方が大きい!」

円堂「あづううううっ!」

角馬『ゴォォォォォォル!東方!ボールに回転をかけたのか、謎の熱で円堂のマジン・ザ・ハンドを破ったァ!』

康一「やったね!仗助くん!」

仗助「ああ!康一のおかげだぜ!」

角馬『さぁ雷門ボールで試合再開です!』

染岡「行くぜ!」

角馬『染岡がグングン上がっていく!』

壺焼きカルビ部員「させるかー!」

染岡「風丸!」

風丸「ナイスだ染岡!」

角馬『染岡バックパス!今度は風丸が上がっていく!』

帰宅部員1「通すかァッ!」

風丸「疾風ダッシュ!」

角馬『速い風丸!帰宅部員を抜き去り、ボールは豪炎寺に!』

豪炎寺「ファイアァァァァ……」

ダンス部員「やらせねえ!」

豪炎寺「くっ……染岡!」

角馬『豪炎寺!バランスを崩されながらもパス!』

染岡「ドラゴン……クラァッシュッ!」

地面舐め舐め部員「今度は止める!舐め舐めブレイク!」

角馬『地面舐め舐め部員!ドラゴンクラッシュを舐め舐めブレイクで止めたぁ!』

染岡「なんだと!?」

マックス「なんだあの必殺技……」

半田「異常なほどだせえ……」

地面舐め舐め部員「サッカー部員1!」

サッカー部員1「おう!」

影野「コイルターン!」

角馬『おおっと!サッカー部員1!影野にボールを奪われた!』

影野「半田!」

半田「おう!ローリング……キィック!」

仗助「俺が守備に戻るしかねえ!」

角馬『おっと!ローリングキックの軌道が変わった!これはシュートではない!豪炎寺へのパスだぁ!』

豪炎寺「真ッ!ファイアトルネード!」

地面舐め舐め部員「陸上部員1、帰宅部3!」

帰宅部員3&陸上部1「「おう!」」

三人「「「無限のペロペロ!」」」

豪炎寺「何!?」

角馬『無限のペロペロ!ファイアトルネードを弾いた!』

豪炎寺「だったら……爆熱!ストォォォォォォォムッ!」

仗助「あれもスタンド使いなのか……」

康一「雷門中には……スタンド使いが3人もいるなんてッ!」

三人「「「無限のペロペロ!」」」ペロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

三人「「「もう舐められないィ~ッ!」」」

角馬『ゴォォォォル!豪炎寺!爆熱ストームで無限のペロペロを粉砕!流石に熱過ぎて舐められなかったかぁ!』

仗助「こうなったら……アレを使うしかねえぜ、康一!」

康一「ああ!アレだね!」

角馬『おっと東方!染岡にアッサリボールを奪われた!』

康一「エコーズ!act3!」

エコーズ「スリーフリーズ!S!H!I!T!」

染岡「かっ……体が潰れるゥ~ッ!」ドシャッ

角馬『おっと!染岡動かない!そのまま倒れてしまった!』

豪炎寺「染岡!」

鬼道「染岡ァァァ!」

壁山「ええ!?何でいきなり倒れたんッスか!?」

康一「次は君だよ!スリーフリーズ!」

壁山「ぶわあああああああああああ重いッスゥゥゥゥゥゥゥゥ!」

仗助「どんな手を使おうと……」

康一「勝てばようかろうなのだァァァァァッ!」

角馬『広瀬がドリブルで上がっていく!』

康一「キーパーの君で終わりだ!スリーフリーz」

栗松「スピニングカット!」

康一「ぶっ!」

栗松「壁山と染岡さんの分は、俺が働くでやんす!鬼道さん!」

鬼道「ああ!行くぞ豪炎寺!」

豪炎寺「あの技か!そろそろ完成時だしな……」

鬼道・豪炎寺「「プライムゥッ!レジェンドォォッ!」」

三人「「「無限のペロペロ!」」」ペロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

角馬『ゴォォォォル!プライムレジェンド、無限のペロペロを破ってまたもゴール!3-1で突き放したぁ!』

康一「まさかあんな形で破られるなんて……」

染岡「いてててて……」

壁山「痛いッス……」

角馬『おっと!ここで選手交代!染岡に代わり宇都宮が、壁山に代わって少林が入ります!』

少林「壁山の分まで頑張るぞ!」

壁山「頼んだッス!」

豪炎寺(ドラゴンスクリューは使えない……ここはジェットストリームとタイガーストームを使うしかないな……)

虎丸「よ~し……頑張るぞ!」

染岡「虎丸!俺の分まで暴れて来いよ!」



仗助「クソ……何としてでも1点取るぞ!」

康一「ああ!」

仗助「ドラララララララララララララ……ドラァッ!」

康一「エコーズ!act2!ドジュウウウウウウウッ!」

円堂「もうそのシュートは見た!かぁぁぁぁぁぁぁぁ……ガンッ!シャンッ!ドワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!」

仗助「スタンドが……」

康一「進化……した!?」

円堂「ゴォォォォォッドォォォォォォォォ……キャッチィィィィィッ!」

康一「そんな!」

仗助「デケえ……」

康一「まだだ!act3!スリーフリーズ!」

円堂「ぐっ……染岡と壁山はこんなのに耐えてたのか……でも……負けるもんかあああああああああッ!」

康一「気合だけでスリーフリーズを!?」

円堂「メガトン……ヘッドォォォォォォッ!いっけえええええええええええ!」

角馬『円堂!メガトンヘッドで超ロングパス!そこに豪炎寺と虎丸が合わせる!』

豪炎寺「虎丸!」

虎丸「はい!タイガァァァァァァッ!」

豪炎寺・マジン「「ストォォォォォォォォォォムッ!でりゃああああっ!」」

三人「「「もう無理ーッ!!!」」」

角馬『ゴォォォォォォル!最早GKたちは止める気ゼロだぁぁぁ!4-1!雷門一方的に点を決めている!ここで前半終了だぁぁ!』

仗助「スタンドでも勝てねえなんて……」

康一「だから僕はズルするのに反対だって……」

豪炎寺「ズルだと?」

仗助・康一「「あっ」」

豪炎寺「円堂、ここからは全員攻撃の布陣に変えよう、何点かは取られても構わん。」

円堂「ああ!」

鬼道「豪炎寺が提案して来るのは珍しいが、ズルをしている相手には灸をすえないとな……」

仗助(まっ……まじィ~ッ……)

康一「終わった……」



角馬『後半戦スタートです!って……雷門は全員攻撃ィ!?』

鬼道「豪炎寺ィ!」

豪炎寺「真!ファイアトルネード!」

サッカー部員1「なんで俺にッ!」

角馬『雷門!吹っ切れたようにラフプレーを繰り返しているぞ!』

半田「ローリングキック!」

少林「クンフーアタック!」

風丸・豪炎寺「「炎のッ!風見鶏ィ!!」」

円堂「メガトンヘッドォッ!」

鬼道「皇帝ペンギン!」

シャドウ・豪炎寺「「2号!」」

シャドウ「ダークトルネード改!」

虎丸「グラディウスアーチ改!」






角馬『えー……雷門中対ぶどうが丘高校……後半戦残り五分の中……66-8で、ぶどうが丘高校のプレーヤーは全員ボロボロです!
雷門中は、現在無人のゴールにシュートを打ちこみ放題で、132-8になりました!そして、雷門中の勝利です!』

仗助「いててててて……スタンド使い多すぎだろ……雷門中……」

翌日

仗助「あいたたた……全身に筋肉痛+シュートをまともに受けた傷がまだ痛むぜ……」

康一「自分の傷は治せないってのが大変だね……」

仗助「その通りだけどよー……ん?なんだアレ」


承太郎「君はスタンド使いか?」

円堂「スタンド?何ですかソレ。」

承太郎「やれやれ……とぼけるか……これだ」スタープラチナ

円堂「ん?何がですか?」

承太郎(見えていないのか?スタンド使いでありながら見えてねえ……制御が出来てないスタンド使いでも見えるはずだが……)

承太郎「背中から出していた黄色い生物を見せてみろ」

円堂「あ!マジン・ザ・ハンドのことか!」

承太郎(スタンド名か?いや、さっきの反応はスタンドを根本から知らない様子だった……となると。)

承太郎「そのマジン・ザ・ハンドって奴を見せてくれるかい」

円堂「マジン・ザ・ハンドッ!」

承太郎(これがマジン・ザ・ハンドとやらか)

承太郎「単刀直入に言う、君はスタンドと呼ばれる精神エネルギーの具現化を生み出すことが可能だ」

円堂「精神……エネルギー。確かにマジン・ザ・ハンドは心臓に気を集中させて、それを100%右腕に伝えてからマジンを出す……」

承太郎「昨日仗助がサッカーをした豪炎寺、宇都宮、染岡、壁山、鬼道、風丸って奴もスタンドを出していると聞いた。」

円堂「スタンド……精神エネルギー……」

承太郎「つまり、スタンド使いである君たちはこの街にいるのは少々危険だぜ」

円堂「え?なんでですか?」

承太郎「スタンド使いだと何かしらの厄災に巻き込まれかねない。君たちの安全のためだ」

円堂「でも、俺たちはここにサッカーをしに来たんですよ!」

承太郎「サッカーだろうが何だろうが、君たちに危険があることを俺は忠告しているんだ。変態漫画家やら不良やらチンピラやらにカツアゲされたくなきゃ帰るんだな」

円堂「そんなに言うんだったら……俺たちは俺達で自分の身を守る!それだけだ!」

承太郎「随分大きく出たな。なんだったら、今俺とここでスタンドをぶつけあってみるか?」

円堂「スタンドだかスタンダーだか知らないけど、俺たちは自分で自分の身を守れることを証明する!」

承太郎「スタープラチナ!ザ・ワールド!」

円堂「」

承太郎「時は止まった……2秒もあれば一発くらいは余るレベルだぜ」スパァンッ

承太郎「手加減はしたんだ……時は動き出す」

円堂「どわあああっ!」

円堂「ててて……なんだ今の……」

承太郎「これがスタンドだ。下手したら今ので死ぬ可能性だってあったんだ」

承太郎(スタープラチナはまだ出している。今は背後にいるってことを気づかせてやるか)

円堂「そこだ!ふっ!」

承太郎「跳んだ……スターフィンガー!」

円堂「いかりのぉぉぉぉぉぉ……てっついッ!」テッツイッ!テッツイッ!

承太郎「ぐっ……指が折れやがった……」

円堂「今ので分かったはずだ!俺たちは自分で自分の身を守れるって!」

承太郎「ああ……素直に認めるが、過剰防衛過ぎるぜ」

円堂「でも、おじさんのおかげで俺、新しい必殺技について少し浮かべられたよ!サンキューな!」

承太郎(あとで仗助を探して治して貰うか)

承太郎「なら良かったが、次からはそんな風に悪用するなよ」



承太郎「オイ仗助、いるんだろ、早く指を直してくれ」

仗助「手数料1000円頂きます」

承太郎「チッ」スッ

仗助(くれるのかよ)

承太郎(時間止めてサイフから二千円抜いといたからチャラだけどな)

円堂たちが精神力やらマジンやらで悩んでいる間―


豪炎寺「爆熱ッ!ストォォォォォムッ!でえええええりゃあああああッ!」

露伴「それがファイアトルネードの完全進化、爆熱ストームかぁ!凄いじゃあないかッ!これはネタになるぞ……スタンドそっくりだしね……」

豪炎寺(シュートを見せてくれなんて、いきなりなんなんだこの人は……)

露伴「次は世界と戦った時のシュートを頼むよ」

豪炎寺「真!爆熱ッ!スクリューッ!でえええええああああああああッ!」

露伴「ファイアトルネードの進化ってイメージがとても強いシュートだね!ふむふむ……」

豪炎寺(まだあれらを見せてないのに満足そうだな)

豪炎寺「染岡、あれをやるぞ!」

染岡「アレだな!」

露伴「まだ何かあると言うのかッ!?」

染岡「真!ドラゴンッ!」

豪炎寺「トルネエエエエエエエエエエエエエエドッ!」

露伴「ドラゴンクラッシュとファイアトルネードの合体!いいねェ~ッ!王道だけどいいじゃあないかッ!
ライバル同士が技を合体させて、強力な技へと進化させる!まさに王道さ!」

豪炎寺「虎丸!」

虎丸「はい!タイガァァァァァァァァァァッ!」

豪炎寺・マジン「「ストォォォォォォォォォォムッ!」」

露伴「後輩と先輩の合体技!染岡くんとのライバルシュートも良かったが、後輩と先輩の絆のシュートもいいじゃないのォ~ッ!」

そして壁山や栗松たちの2年生組は。


壁山「美味いッスー!ほっぺが落ちそうッスー!」

栗松「壁山!本当にほっぺが落ちてるでやんす!」

壁山「でも美味しいから気にしないッスー!」

少林「食べ物への執着だ……」

宍戸「世界に行くレベルの二人はやっぱり違うなぁ……」

トニオ「ここまで喜んでもらえるト、私も作り甲斐がアリマース」

影野「変った草だな……」

シャドウ「なんか動いてないか?」

猫草「……」

雷門メンバーは杜王町の様々な場所を観光したり見て回ったりと、満喫している中……

豪炎寺「今日は変な漫画家にシュートを見せて、昨日は変な子供にじゃんけんをせがまれたり……休憩ってものがないのか、この町……」

染岡「変な住人ばっかでも、いい人はたまにいるんだけどな……」

虎丸「そのいい人すら変な人ですからね……」

染岡「ん……あれはマックスか?おーい!マックス!」

マックス?「あれ、染岡じゃん!どうしたの?」

豪炎寺「やけに額を気にしてるみたいだが、どうかしたのか?」

マックス?「あはは、変な傷が出来ちゃってさ。」

虎丸「マックスさんにしては珍しいですね。」

間田(やっやべェ~ッ……雷門の仲間じゃねえか……器用な松野空介をサーフィスでコピーしたのはいいけど……バレたら殺されかねねぇッ!)

マックス?「……ここじゃなんだから、近くのカフェにでも入ろうよ」

豪炎寺「急だな」

虎丸「でも疲れてるからいいじゃないですか。」

染岡「この間試合した人たちが入ってるカフェがあったからよ、そこにしようぜ」

マックス?「そうだね。」




鬼道「クソッ……どこに行ったんだ……あのクズが……」

マックス「鬼道、やぶてん版に戻ってるからそれ。」

鬼道「仕方がないだろう、お前の偽物が急に現れたんだからな。」

マックス「木の人形に触れてあんなことが起きるなんて凄いよね。」

鬼道「感心している場合か!急ぐぞ!」

マックス「わかったわかった!」

マックス「ラインで皆に僕がいるか聞いてみたら?」

鬼道「ライン……ラインとはなんだ!」

※この時代にスマホは普及してない

マックス「糸電話だよ!」

鬼道「糸電話で通じるわけあるか!」

マックス「じゃあ……>>33の手段にしてみようか」


偽マックス「へぇ~そうなんだね~」

豪炎寺「所でさっきから後ろをチラチラ気にしているのはなんだ?」

染岡「そこに誰かいるのか?」

虎丸「豪炎寺さんのファンですよきっと!」

偽マックス「いや、首筋がチリチリして痛くて。」

染岡「なんだ、そう言うことかよ」

間田(た、助かったァ~ッ……)

仗助たちに協力してもらう

マックス「あのバスを直してくれた人たちに協力して貰おうよ!」

鬼道「なるほどな、よし。早速東方さんたちを探すぞ!」

>>35仗助はどこにいる?

オーソン

鬼道「取り敢えず聞き込みのためにあそこのオーソンとやらに行くぞ!」

マックス「おう!」

鬼道「……聞き込みをしなくても見つかったな。」

マックス「あはは……」

マックス「あの、すみません、協力してもらいたいことがあるんですが。」

仗助「ん、どうかしたか?」

鬼道「木の人形がマックスに化けたとたん、逃げ出したんです。
どうにか捕まえられませんか?」

仗助「>>37

その木の人形の破片とかそういうのねーか?

鬼道「マックスがクロスドライブをぶつけた時に、肩の辺りが少し削れたのがあったので、一応持っています。」

マックス「特殊な物質かもしれないからね」

仗助「クレイジーダイヤモンドッ!」

仗助「この破片を元の形に直して、それを追跡するぜェェッ!」




偽マックス「それで、明日はどうするの?」

虎丸(マックスさん、さっきから右肩に違和感があるけど……何かあったのかな?)

虎丸「あの、マックスさん>>39

右肩大丈夫ですか?

虎丸「右肩大丈夫ですか?」

偽マックス「……別に大丈夫だけど、何かあった?」

豪炎寺「確かに微妙に違和感があるな……」

染岡「右腕もなんかさっきからあんま動いてねえし、怪我でもしたか?」ポンッ

偽マックス「あっ」ボトッ

虎丸「えっ」

豪炎寺「マックスの……」

染岡「腕が……」

偽マックス「>>41

新必殺技の練習なんだ

偽マックス「新必殺技の練習なんだ」

虎丸「それ、腕取る意味あるんですか?」

染岡「ドリブル技とかにはいいんじゃねえか?腕取って驚かせてその隙に抜くとかよ」

豪炎寺「で、なんで取れた腕が木材になってるんだ?」

偽マックス「……>>43ッ!」

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