女「二人っきりの」男「時空漂流」 (44)

初めまして。
今回始めてSSを書くので大目に見てください。
このSS長編になると思います。
更新ペースが遅いのは勘弁してください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371811044

どうも1です。
これから内容を考えてきます。

男「」zzz

男「・・・あれ?もう朝か・・・」

男「そういえば目覚まし時計は・・・」

目を開けると、そこには毎朝見ている天井がなかった。
そこにあったのは眩しいぐらいに明るい青空だった。

男「」

男「・・・なんだ、夢か」

男「どうりで目覚まし時計が鳴らないわけだ」

男「でも暇だなー」

男「ただ青空を眺めるだけの夢なんて」

男「こんな夢見たことないよなー」

僕はしばらく青空を見つめていた。

男「本当に暇だなー」

男「誰か人がいればいいのに」

?「」

男「・・・え?」

男「最近の夢ってここまで進化したのか?」

男「そうだったら、こんな夢を見ようとはしないよな」

?「」zzz

男「暇だし起こしてみようかな」

男「(それにしても可愛い寝顔だ。どうせ夢なんだから・・・)って何考えてるんだよ!」

?「」ビクッ

男「ご、ごめん起こしちゃったかな」

?「男くん!?」

男「えっ、僕の名前知ってるの?」

?「本当に忘れちゃったの?私、女だよ!?」

男「(こんな美少女、知り合いにいたっけ・・・)」

男「(そういえば、いままでの記憶が思い出すことができない・・・)」

僕は何も分からなかった。
家族の顔もクラスメイトの名前も・・・
唯一覚えているのは自分のことだけだった。
もちろん何故か僕の名前を知っている彼女のことも・・・

とりあえず、今日の分はおしまいです。
アドバイスとかあったら言ってねー。

女「それは、そうだよね。」

男「え?」

女「ところでさ、ここは何処だと思う?」

男「どこって・・・分からないよ。」

女「ここはね、地球じゃないんだ。」

女「ここは実際には存在しない空間なの。」

男「存在しない空間って?夢の世界ってこと?」

女「ここは夢の世界じゃないよ。」

女「ここは時空の彼方」

夢の世界じゃない?時空??
急にぶっ飛んだ話になってきた。
とにかく、ここは時空のどこかで、これは夢ではない。
つまり僕は本当にこの場所にいる。

男「そもそもなんで時空空間にいるんだ?」

女「そのうち分かるよ。」

男「そうか・・・ところで君っていろんなことを知ってるよね。」

女「前は君・・・・・・のに」

男「えっ?」

女「前は君なんて呼ばなかったのに。」

女「普通で呼び捨てにして呼んでたよ。」

男「そうなのか・・・」

女「そんなこと言ったってしょうがないよね。」

女「とにかく今は男くんの記憶を取り戻す。」

男「記憶を・・・取り戻す?」

女「あと、もう少しで思い出せるよ」

女「あと10分ぐらいで今の状況が分かると思うよ。」

10分後
男「ぅ~ん・・・・」

女「男くん!?」

男「女じゃないか!」

男「ってここは・・・」

男「っていうかなんでお前が!」

女「また会えて・・・よかった」ポロポロ

女「思い出せた?」

男「僕達って前も会ってたの?」

女「今じゃ信じられないと思うけれど幼馴染みなんだよ。」

男「そうだったのか。」

男「でも、だんだん思い出してこれたような気がするよ。」

男「ところで僕はなんで記憶がなくなってるの?」

女「そ、それは・・・契約したから」

男「契約?」

女「そのうち思い出せるよ。」

男「ふーん」

今日の分は、ここまででーす。
恐るべき更新ペースだね。
じゃあ、また明日・・・たぶんこのままじゃ完結までに時間がめちゃめちゃ時間かかると思いまーす。

ちなみに11の「10分後」は男の脳内での出来事で、記憶喪失以前での出来事です。

男「君はなんでここにいるの?」

女「それはね・・・」

男「別に言いたくないならいいよ」

女「簡単に説明するとね、これはゲームなんだよ。」

男「ゲームって記憶を取り戻す?」

女「違うよ。これはね、私のゲーム。」

女「そして男くんは助っ人ってところかな」

男「君、女さn、女のためのゲーム?」

女「そう。もうじき男くんが何故ここにいるかもわかるよ。」

バイファム?
「銀河漂流バイファム」のこと?
調べてはじめて知ったわ

女「それじゃあ、これから思い出させてあげるね。」

男「思い出させる?」

女「これから、男くんが住んでいた家の近くのある映像を見させてあげる」

すると、目の前にある映像が流れた。
どこかで見たことのある、そんな感じがした。
写っていたのは、いかにも大都会という高層ビルが立ち並んでいる風景をバックにして、とても交通量の多い十字路だった。

女「見たことあるよね?」

男「確かに初めて見た感じじゃないかな」

女「2XXX年12月24日。この日が何の日か分かるかな?」

男「12月24日ってクリスマスイブ?」

女「あの日の夜何があったか覚えてる?」

男「あの日の夜は確か・・・一緒にレストランに行ったような・・・」

不思議だ。何故かあの日の記憶だけ思い出せる。クリスマスイブだからなのだろうか・・・

女「その通り。私たちは一緒に食事をした。」

女「そして、『男くんの家にいこう!』ってなって・・・」

女「その帰り道に何があったか ・・・」

男「!!」

その瞬間、あと日(とき)の記憶を全て理解することができた。
さっき見たあの十字路の交差点で僕たち2人は・・・

交通事故にあった。

そこで僕の記憶は途切れた。
その後どうなったかも分からない。
でも僕たちは、生きている。
どうやら無事だったようだ。

女「思い出せたみたいだね」

男「うん。あの時に僕たちは交通事故に巻き込まれた。でも助かったんだよね。」

女「そう男くんはね・・・」

男「良かった~。助かったん……僕は?」

女「男くん『だけ』はね。」

今日はここまでですやん。
ようやく20を越えたですぜ。
ということでまた明日!

なんだか女と会話しているうちに思い出せてきた。
女との過去の思い出がよみがえってくる。
僕と女が初めて出会ったときのこと。
これは、どうやら小学校の入学式だ。

僕と女で初めてプールにいったこと。
泳ぐのが苦手な女の手をひいていた。

僕と女で初めて海水浴に行ったこと。
どうやら、もう泳ぐのは得意らしい。

僕と女の家族と旅行に行ったこと。
人混みで離れないよう手を繋いだ。

これは…2人で初めてキスをしたときのことだ。
僕たちは街が見渡せる山の木の下にいた。

他にも、女とのいろんな思い出を思い出せた。
とても幸せで平和な日常だった。
クリスマスイブの夜までは………

男「はははは、そんなわけないじゃないか!冗談でしょ……」

女「私も信じられない。だけど本当だよ。」

男「嘘だろ・・・まだやってないことだってたくさんあったのに・・・」

信じられない。信じたくなかった。
こんなことになるなんて・・・・
僕は思わず泣きそうになった。

女「でもね、ひとつだけ生き返る方法があるの。」

男「方・・・法?」

女「方法はね、このゲームから脱出する。つまり時空空間から脱出するの。」

女「これを見て」

女から渡された紙を見るとゲームについて書かれていた。


このゲームは一度死んだ人間が生き返るためのゲームです。

■ルール説明
プレイヤーはゲームがスタートするとランダムに時空空間のどこかに転送されます。そこから時空空間のどこかにある『ボタン』の電源を入れればプレイヤー1人が脱出することができ、命が失われた1時間前の自分に戻ることができます。
なお、このゲームでは生きている人間から1人助っ人を呼ぶことができます。助っ人もプレイヤーが『ボタン』を押せば一緒にもとの場所に戻ることができますが『ボタン』を押さなければ永遠に戻れなくなります。

■ゲーム条件
プレイヤー:1人
助っ人:1人
時間:無制限

■アイテム
時空空間の地図(1枚)
時空ワープバンド(2個)
テント(2つ)
エネルギー不用懐中電灯(1つ)
防寒着(2着)   など

なお、時空空間にいる間は常に満腹状態に体が保たれているため食事の必要は一切ありません。

□時空空間には、いろんな場所にヒントが書かれた看板があります。うまく活用してゲームクリアを目指しましょう。

女「どう?」

男「だいたい分かった。つまりこれか時空空間を脱出するために『ボタン』を探せばいいんだろ。」

女「さすが、すぐ理解できてるね。」

ルール考えるのめちゃめちゃ時間かかった。
これから忙しいから今日はもう無理です。

男「契約したのも思い出せたよ。」

~記憶の中~
男「え・・・女?女なのか?!」

女「男くん・・・またあえて嬉しいよ。急にいなくなっちゃっごめんね。」

男「でも、お前は死んだはずじゃ・・・」

女「今日はね、男くんにお願いに来たの」

女「この紙を見て。」

ゲームについてかかれている紙(25を参照)を見る。

男「つまり、このゲームに挑戦するのか?」

女「そう。でも書いてある通り・・・一度挑戦したら戻れなくなるんだよ。」

男「それでも構わない。僕は女と一緒にいたいんだ。あの幸せな日をまた過ごしたいんだ。」

女「ありがとう。男くん!」ニコッ

ーーーーーーーーーーーーー
女「それじゃあ説明しなくても十分だね。」

男「ああ、絶対に脱出してやる!」

男「それじゃあ、これから看板を探すのか・・・」

男「どうやって?」

女「方法はひとつ。その方法は・・・」

男「うん」

女「諦めずに探す!」

男「えっ・・・」

女「そんな簡単に生き返られる分けないでしょ」

女「結局は運だよね。まぁ16歳で死ぬなんて全然運がないんだろうけどね。」

男「運がなくても関係ないと思う。一番大事なのは『諦めない』ことだっ!」

女「さすが男くん!かっこいい!!」

男「や、やめろよ」///

男「とにかく、どうするんだ?」

女「とりあえず、ここに居てもしょうがないからワープを使おう。」

男「あの『時空空間ワープバント』ってやつか」

女「それじゃあバンドをつけてっと、とりあえず、これから住む場所を探さなくっちゃ」

男「確かに必要だな、何処にするんだ?」

女「ここがオススメだよ?」

地図(電子マップ)で見るとその場所について書かれていた。

広い草原があり、近くには山岳地帯から流れてきた水でできた川があり、広大な森もある。さらに見晴らしのいい場所で生活の拠点に最適。

女「ここには、たくさんの人もいるんだよ」

男「ひ、人!?」

女「なんでそんなに驚いてるの」クスクス

女「他にも、このゲームに挑戦してる人だっているじゃない」

男「あ・・・(そういえば、この世界で二人っきりで漂流していると勘違いしていた)」

女「変なの~(驚いてる男くん、可愛い)」///

男「なんで赤くなってるの?」

女「べ、別になんでもないよ」

ここらへんで登場人物(男&女)のプロフィール紹介

□男
この話の主人公。
高校2年生で17歳の男子高校生。
謎の記憶喪失により、昔の記憶は女との記憶しか思い出せていない。
女とは小中そして現在の高校まで同じ学校の幼馴染み。
12月24日に交通事故に巻き込まれたが無事だった。しかし女は死亡した。死んでしまった女を助けるために時空世界へ行くことを決意した。

■女
この話のヒロイン。
当時高校1年生で16歳だった。
12月24日に交通事故に巻き込まれ死亡した。
再び生き返る為に「時空脱出ゲーム」に男と共に挑戦している。
男のことを愛していて、あの運命の12月24日にカップル同士になった。

ワープをして目的地付近まで来た。
そこから徒歩僕たちは目的地を目指した。
道中で僕は女に色んな話を聞かせてもらった。
しばらくすると、なにやら川が見えた。そこには人の姿が見えた。

男「すいません~」

?「はーい?」

女「やっほー」

男「えっ、知り合い?」

女「そうだよ。知り合いというか、ここで出会った友達。」

女友「女ちゃん、この人は?」

女「例の助っ人だよ。向こうの世界では彼氏だったんだ~」

女友「あっ、男さん。これからよろしくお願いします。」

男「はい!こちらこそお願いします。」

男「そうだ、家はどうする?」

女「それなら心配ないよ。場所を決めれば、あっというまに建つから。」

男「すごいな。んで何処がいいかな?」

女「私は女友ちゃんの家の近くがいいなー」

男「それじゃあ、そうするか。」

女友「やった!」

男「それじゃあ僕は、いろんな人に挨拶してくるよ。」

女「いってらっしゃーい」

女友「ねえ女ちゃん、男さんって格好いいね。私少し好きになっちゃった。」///

女「男くんは、渡さないからね!」

いまいちすらすら書けないんだが。
なんかだいたいの展開しか決めてなかったから細かい展開を考えるのが大変。
スレ立ててから1週間も立ってるのに・・・ごめんな

こうして家も確保できた。

これからは時空空間から脱出するための旅にでなくてはいけない。

女「ねえ知ってる?いままで時空から脱出した人は10人もいないんだって。」

男「『豆しば』かよ。マジで?だが勿論、旅には出るからな。」

次回から「旅編」スタートです。
ちなみに今までのは「漂流編(3~33)」です。

~旅編~
この世界に来て初めての朝を向かえた。
この日、僕は朝早く起きた。
いつもは朝に弱い僕が、何故か早起きをすることができた。

男「起きて、女」

女「おはよう………まだ眠いよぉ~」

男「今日から旅に出るんだぞ。」

女「うん………わかった。」

この日の行動は前日に決定済みだった。看板は人目につかない場所にあると予測する。だとすると、森の奥や山奥だ。地図で見たとこ一番怪しいのは山脈地帯らへんだ。ここを片っ端から探していくことにした。

男「それじゃあ行くか」

女「うん!」

女友「あの、私も御一緒していいですか?」

男「でも脱出できるのは、プレイヤーと助っ人だけじゃ・・・」

女友「それでもいいです!私は別に生き返りたい訳じゃないんです。」

男「それじゃあ、どうしてこのゲームに?」

女友「最初は挑戦してたんですが、今はもう、この世界が好きです。だから一緒に連れていってください!」

女「(なるほど、男くんを狙っているのか)どうする?」

男「勿論OKだよ。3人の方が楽しいしね。」

女友「あ、ありがとうございます」ニコッ

そこから僕たちは徒歩で近くの「山岳地帯」へと向かった。

男「よし!今日はここを探そう。」

女「ふぇぇぇ・・・こんな所を・・・」

男「何を言う?いかにも怪しい場所でしょ?」

女友「確かに怪しいですね・・・!とりあえず山頂まで行ってみましょうか。」

~~10分後~~
女「つ、疲れたよぉ~」ハアハア

男「おいおい・・・まだ半分も登ってないよ」

女友「女ちゃん頑張って!!」

~~さらに15分後~~
女「も、もう歩けない・・・無理だよぉ・・・」ヨロヨロ

男「仕方ないなー。僕がおんぶしていくよ」



女「男くんの背中・・・おっきくて・・・暖かい」

男「相当疲れてるようだね」

女友「そうですね~お!山頂が見えてきましたよ」



ちょっと気になったところが何点か
まず「・・・」は三点リーダにした方が良いかも
あと、
>女友「そうですね~お!山頂が見えてきましたよ」
のところだけど、そうですね~ と お! の間にスペースが欲しかったかな
それと、 ~~10分後~~ とかの次の行もセリフと同じで1行開けたほうが良いよ

割と面白いと思うから頑張って

アドバイスありがとう!
よーし書いてくぞ!!

山頂に到着した、しかし…

男「よーし、山頂に到着したし探s………おい女?」

女「」ハアハア

男「疲れすぎて言葉もでないか…」

女「」ハアハア

男「仕方がない。ここで休憩しようか」

女友「そうですね。これじゃあ捜索できないですし」

男「よし女、ここで休憩していいぞ」

女「」グッタリ

男「これは先が心配だな…」

そして1時間経過・・・

男「女、そろそろ行くぞ」

女「あーうん、分かったよ」

男「あそこの森とか結構怪しいんだよね~」

■「あそこの森」って何?
四方八方を山で囲まれた山岳地帯の中で唯一ある森。薄暗くいかにも怪しそうな森。
      というイメージ。

女友「じゃあ、あの森を探しましょう!」

それから何時間たっただろう...
青色の空が夕焼け色へと変わり始めている。
1つも手掛かりを探すことができずにいた。

男「仕方ない...暗くなってきたしこれ以上探索するのは、危険だろう。今日はここで野宿をしよう。」

女「ふぇ~疲れたぁ....」

女友「私もクタクタだよ~」

男「2人とも座り込まないで。テントを張るよ。」

女友「あ、あの~...」

男「どうしたの?」

女友「テントを持ってないんですけど...」

男「じゃあテントの外で寝てね♪」

女友「え、えっ!!」

男「冗談だよ、冗談」

男「僕のテント使って。」

女友「いいんですか?」

男「仕方ないから女のテントに泊めさせてもらうよ」

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