にこ「つくって!」希「ワシワシ!」(13)

にこ「って、ぬぁによこれ!! 希ィ! 説明しなさい!」

?「ウチは希と違うよ~!」

?「ウチは、ワシワシさんや」

にこ「あぁ、だからにこが熊の格好…って」

にこ「ぬぁんでにこがゴ○リなのよ!!」

ワシワシさん(以下、希)「ニゴロリくんや!」

ニゴロリ(以下、にこ)「語呂悪いわね…!」ムッスー

希「内容は分かってるよね?」

にこ「ま、まぁ、世代だから流石に分かるわ」

希「じゃあ、ニ…ニゴロリ…w くん…w」

にこ「自分で言っといて笑うってどういうことよ!!」

にこ「…もーっ、仕方ないわね…!」

にこ「ねぇワァシワシさぁん!今日はなぁに作るの?」(精一杯ゴロリに寄せた声)

希「そ…そうだねェ…wwww」

希「ブフォwwwwwにこっちwwwww」

にこ「いい加減にしなさいよ(笑)!!」

希「思ったよりうまかったからいけないんよ~w」

にこ「希が言い出したんだからちゃんとやりなさい!」

take2

にこ「ワァシワシさぁん、何してるの?」(精一杯ゴロリに寄せた声)

希「ん?これはねェ、μ'sモグラたたきだよォ」

にこ「へぇ! そうなんだ! やりたいやりたい!」

希「くっ…w はい、ハンマー」

にこ「ぃやったぁう!」

希「ぷっ…! あっはっはっはwwwww無理やんこんなのwwwwww」

希「そんなにwwどこで練習したん?w」

にこ「小さい頃とっても楽しみにしてたのよ!『あそぼ』の頃から!」

にこ「ママと一緒にたくさん作ったわ!」

希「ニゴロリは、図工が得意そうだもんなァ」

にこ「堪えられなかったクセに、勝手に進めてるんじゃないわよ!」

にこ(尺の短い番組なのに、完走する自信なくなってきたわ…)

take3

希「よっ、ほっ、それ!」

にこ「わぁ、楽しそう~、ワァシワシさぁん、なにこれ~?」

希「これはμ'sモグラたたきだよォ」

にこ「そうなんだあ!やってもいい?」

希「いいよォ、はい、ハンマー」

にこ(順調だわ! 遊んで→作って→また遊んでの黄金パターンでエンディングまで持って行ってやるんだから!)

にこ「それ、それ、うわぁ~楽しいねぇ!」

希「楽しいでしょォ? 」

にこ「作り方教えてよ~」

希「まず、フタを開けてかやくとソース、ふりかけの袋を取り出して…」

にこ「うんうん♪」

希「かやくを、麺の上にあけるんだ」

にこ「よっ、と、出来たよ!」

希「良くできてるね! あとはお湯を注いで…」

にこ「そそいでぇ…」

希「3分経ったらお湯を捨てて、ソースと混ぜてね」

にこ「まぜまぜ…」

希「最後に、ふりかけをかければ~…」

にこ「サラサラ~」

希「出来上がりィ!」

にこ「………」

にこ「…………」

にこ「……………」

にこ「これ、ペヤングソースやきそばじゃない!!!!!!!!」

にこ「はっ、ついツッコんじゃったわ…」

希「また最初からやね…(´A`)」

にこ「ぬぁによその顔はァ!!」

希「収録のテンポを乱した悪い子にはわしわしや!」

にこ「え゛っ」

希「いっくでー! 」ワシワシワシ

にこ「んあああっ!」

希「相変わらずの貧乳やね~」ワシワシワシ

にこ「ぅるさいわね! ぐぬぬぬ……」

希「はい、ここまで! 次はしっかりね♪」

にこ「真面目にやるんでしょうね…」

take4

にこ「ワァシワシさん、今日はなにを作るのぉ?」

希「ベビちゃんや♪」

にこ「…下ネタじゃない!!!!! NHKなのよ!!!!???」

にこ「あっ」

希「あーあ…」

にこ「そもそもなんで番組のマネしてるのよーっ!!」

希「ほら、にこっち、わしわしするで」

にこ「はぁー…もう好きにやりなさいよ!」

希「わしわし」ワシワシ

にこ「…………。」

希「脱がせて良い?」

にこ「ダメに決まってるでしょ!?」

にこ「NHKよ!?!?N・H・K!!」

希「んもぉ~堅いやんなぁ…」

希「堅いのはにこっちの胸板だけでええやん」

にこ「その水ヨーヨー引きちぎるわよ?」

希「それでにこっちのが大きくなるならどうぞ?」

にこ「……次よ、こんなの毎回やられたら耐えられないわ」


take5
(前略)

希「好きなメンバーの顔が書けたら、もぐらに張り付けていくよォ」

にこ(セロテープを出したわね…手際も良いし今回こそ…!)

希「じゃあ、『のんたんテープ』を使って…」

にこ「ぬぁんで『ぺったんテープ』じゃないのよ!!!」

にこ「しかも『のんたん』って言ったわね!やっぱりアンタ希じゃない!!!」

希「にこっち、ツッコミすぎやー…」

にこ「アンタがボケすぎなのよ!!!」

希「こっそり裏行かへん?」ヒソヒソ

にこ「そこでやるつもり!?」

希「当たり前やん」

にこ「嫌よ!」

希「ミスったのはにこっちやで 拒否権あると思う?」

にこ「…ないわよ…」

希「じゃ、こっちきて♪」

希「わしわしMAXやー!」ワシワシワシワシワシワシ

にこ「うわあああああん!」

にこ「はぁ………はぁ…………」グッタリ

にこ「つ、次…」

take6

にこ「ワァクワクさぁん、」

希「ちゃうで」

にこ「………」

希「わしわしするで」

にこ「…………」コク

希「わしわし」クリクリ

にこ「ちょっ! なにやっ…て! あっ///」

希「手がすべって…」

にこ「次そんな嘘ついてみなさい…! クーパー靱帯とさよならさせてあげるわ…!」

希「まぁまぁ、成功させてから言うべきやん?」

take7

(前略)

希「この『のんたんテープ』を使ってェ」

にこ「ぺた、ぺた…」

希「9人分貼り付けたら~…」

希「かんせーい!」

にこ「ぅわぁーい!」

希「よぉし! じゃあ、どっちが多く叩けるか競争だァ」

にこ「まっけないぞぉ~!」

にこ(来たわ!エンディングテーマ!)

お わ り

にこ「やったわ! 完走よ!」

希「やったやん♪ 楽しかったわ~♪」

にこ「謎の達成感ね…」

希「『楽しい思い出』が作れたやんな♪」


にこ「なに上手いこと言ってんのよ!」ガバッ

にこ「……夢?」

にこ「へんな夢見たもんだわ…」

にこ「久々の希とのデートだからって、興奮しすぎたみたいね…」



にこ「今朝こんな夢を見たのよ」

希「にこっち、ウチのことそんなに好き?」

にこ「簡単には言わないわよ」

希「それにしても、ワシワシさんとは…面白い夢やね」

にこ「あのまま完走できなかったら今頃寝坊してたかも知れないわ」

希「もしそうなったら、わしわしMAXでおしおきや!」

にこ「またぁ!?」

希「またもなにも、夢やろ」

にこ「リアルな夢だったのよ!」

希「夢に見るまでわしわしされたいなら、いつでもするで~」

にこ「いやーん♪にこにー狙われてるぅ♪」

希「………。」ジトー

希「2人っきりでもそれやるん(笑)?」

にこ「アイドルはキャラが大事なのよ」

希「まぁ、そんなにこっちも好きやで♪」

にこ「なっ…!?」

にこ「なによ……急に」

にこ「私も……希のこと、好き…」

希「ん~? 聞こえないやーん♪」

にこ「もぉーっ!希! …好きよ」

希「えへへ♪ ありがと♪」

おしまい

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