菜々「一回戦はメイドで勝負です!」みく「ちょっと待つにゃ!!」=3 (516)

ーーーーーーーーーーーーー

~某テレビ局・実況室~


瑞樹「さあ、ついに始まりましたモバマスミスコン本選ンッ!」

瑞樹「先週の予選は、結局ちょっとグダグダで終わってしまったけど…」

瑞樹「それは言いっこ無しよ♪ まずは早速、本選へと進んだ32名の精鋭をご紹介しましょう!こちらですっ!!」バッ


≪モバマスミスコン本選出場者一覧≫(全32名)

<小学生ブロック>
「Co」佐城雪美(10)
「Pa」赤城みりあ(11) 

<中学生ブロック> 
「Cu」古賀小春(12) 乙倉悠貴(13) 早坂美玲(14) 水本ゆかり(15)

「Co」浅利七海(14) アナスタシア(15) 大石泉(15) 
「Pa」喜多日菜子(15) 喜多見柚(15) 城ヶ崎莉嘉(12) 星井美希(15)  

<高校生ブロック>
「Cu」天海春香(17) 五十嵐響子(15) 小早川紗枝(15) 島村卯月(17)   
「Co」速水奏(17) 藤原肇(16) 北条加蓮(16)
「Pa」大槻唯(17) 向井拓海(18) 

<アラトゥエブロック(高卒~24歳)> 
「Cu」間中美里(20)
「Co」鷺沢文香(19) 四条貴音(18) 鷹富士茄子(20) 新田美波(19) 
「Pa」イヴ・サンタクロース(19) 十時愛梨(18)

<アラサーブロック(25歳以上)>
「Co」高垣楓(25) 三船美優(26)
「特別枠」千川ちひろ(25)


※備考 コンマバトルにおいては、以下の10名はそれぞれアドバンテージを持ちます

・+30p 高垣楓(5)

・+20p 小早川紗枝 鷺沢文香 星井美希(3)

・+10p 四条貴音 赤城みりあ 大石泉 藤原肇 アナスタシア イヴ・サンタクロース (2)

()内は、予選において名前の書かれた回数


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521370628



瑞樹「かなりバラエティに富んだカンジの人選になりましたね…! 私自身は残念ながら選んでいただけませんでしたが…」

瑞樹「私の相方の愛梨ちゃんは見事、予選を通過したので、ただ今実況室には私一人しかいません! しかし・・・!」

瑞樹「心配ご無用! 代わりに、この一回戦の解説者として強力な助っ人に来ていただいているのです。 さあどうぞ、入ってきてください!」


?「きゃぴぃーん!☆ ウサミンパワーで、メルヘンチェーンジ!!」ババンッ


瑞樹「ふわっ?」


瑞樹の呼び掛けで、突然下から湧くようにして現れたメイド服姿の少女は…!


菜々「こんにちはぁ! 愛と希望を両耳にひっさげ、いざ、参上・・・!」ゴゴゴォ…

菜々「ウサミン星からやってきた歌って踊れる声優アイドル、ウサミンこと安部菜々でぇーっす! きゃは☆」キャピルーンhttp://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/3/0/30ff7f38-s.jpg菜々

瑞樹「ちょっと菜々ちゃん! カメラこっちよ? どっちに向かって挨拶してんの?!」

菜々「えっ、は?! こ、こっちですか? あー・・・え、えっと、ウサミンパワーで、メルヘン…」

瑞樹「二回もやらなくていいわよ!」

菜々「ご、ごめんなさい…」オヨヨ…


瑞樹「…さてさて、なぜ愛梨ちゃんの代わりとして、菜々ちゃんに来てもらったのかと言いますと…」

瑞樹「これから行うミスコン一回戦は、“メイドバトル”…! 32人のアイドル全員に、メイドに扮してもらって実際に接客してもらいながら“審査”が行われるからなのです!」

瑞樹「この審査方法の趣旨については、346事務所内のカフェで働いている現役メイド菜々ちゃんに説明してもらいましょう!」

菜々「はい! えっとですねぇ、ミスコンにおいては、参加者それぞれの“美少女度”… 数値化することの難しい美少女のレベルというモノを審査しなくてはいけないので…」

菜々「単純な容姿の審査のみならず、雰囲気や人間性、演技や歌などの技能などについても精査が行われるワケです。 しかし、その中でも…!」

菜々「“萌え”…! “いかに萌えることのできる少女であるか”というのは、極めて重要なファクターなのです!」

菜々「その、参加者たちの“萌え度”を如何にして計るかは、難しい事ではありますが…!」

菜々「その一つの方法として、メイド喫茶での接客を通して審査を行うというのは、非常に有効な方法なワケですね!」

前スレ241
早耶のせいで企画が潰れることになったのにしつこく早耶を推し続けるレスなんて
複数端末で前スレを崩壊させた早耶Pと同一人物で間違いないだろ、と言いたかった
他のメンツもクラスのアイドルで固めてるし


菜々「勝負の場所は、346事務所の敷地内にあるカフェ、ナナのホームグラウンドでもある“MISHIRO CAFE”…!」

菜々「32人の本選出場者を8人ずつ4つのグループに分け、1時間ごとにグループを交代して接客をしてもらうわけです」

菜々「実はもう、第一グループの勝負は既に始まっているのですね! メンバーはこちらの8名!↓」


<ミスコン一回戦“メイドバトル”第一グループ>

赤城みりあ(11) 古賀小春(12) 早坂美玲(14) 水本ゆかり(15)  五十嵐響子(15) 小早川紗枝(15) 十時愛梨(18)  千川ちひろ(25)


瑞樹「あら…愛梨ちゃん早速闘ってるのね。 ちひろさんもメイド服着て参加してるの?」

菜々「モチロンです! あの方はコスプレが趣味ですからね。 自前で用意した衣装を着込んで、ノリノリでしたよ?」

菜々「第一戦ではこの8人の中で審査を行い、上位2名は準決勝進出決定… そして3位の方は、他のグループの3位の方たちと合わせて4名の中から改めて2名を選出し、合計10名が準決勝進出となるのです!」


瑞樹「なるほど… でも、みんなアイドルとしていろんな仕事をしてきたとはいえ、いきなりメイド喫茶のウェイトレスなんてできるのかしら?」

菜々「その点は心配いりません。 元アキバの3つ星メイド喫茶のメイド長であるこのワタクシが、皆さんに研修を受けさせていますからね!」フンス=3

菜々「基本的なメイドとしての心構えと接客等の技能については、皆さんしっかりと習得済みです!」

瑞樹「へえ… さすがは10年以上メイドの経験を積んで、“萌え”のカタチを追求してきた菜々ちゃんね。 頼もしいわ♪」

菜々「ふふふ…w そりゃもう、ナナは長年メイドとして“萌え”の戦場を闘ってき・・・って、な、ななな、ナニ言ってるんですか?! ナナは17歳ですよ?! そ、そんなに長くメイドをやってるわけないじゃないですか!!」

瑞樹「はいはい♪」

一人二人なら「兼任してるんだな」って可能性もあったけど、全員クラスのアイドルとかありえんわ
間違いなく早耶Pだからあのレスは全部無視しとくべきだった


瑞樹「でも、これってお客さんに審査してもらうのかしら。 具体的にはどうやって順位を決めるの?」

菜々「えーっと、それについては、現場に行っているリポーターの方たちに説明して頂いた方が分かりやすいかもしれませんね」

菜々「今ちょうどカフェに着いた頃だと思いますので、呼んでみます。 宮本さぁ――ん、聞こえますかぁー?」オーイ


 “『フンフンフフーン、フンフフーン♪ フンフンフフーン、フンフフーン♪』”


瑞樹「ん?」

>>8
OK、今日終了後に、間中美里の処遇を決めたいと思います


菜々の呼び掛けに応じて… 実況室に、軽快な鼻歌が流れ出した…!





同時刻、346プロダクション敷地内「MISHIRO CAFE」前


?「フンフンフフーン、フンフフーン♪ フンフンフフーン、フンフフーン♪」

?「フンフンフフーン! フレデリカ――!!♪」

宮本フレデリカ「みんな、ヤッホー☆ フレデリカ宮本こと、フレちゃんだよぉーっ!♪」http://livedoor.blogimg.jp/dog_love11/imgs/2/c/2cd1111a-s.jpg

フレデリカ「この一回戦第一戦のメイドバトルは、アタシがバッチリガッチリリポートしちゃうから、よろしくねぇ!!」バンッ

一ノ瀬志希「レッツ・パーリィ―――ッ!! ふわぁ~、よく寝た! 同じくリポーター2号! 匂いで人を嗅ぎ分ける事が特技、一ノ瀬志希ちゃんだよぉ~?」ババンッhttp://livedoor.blogimg.jp/deremasu/imgs/3/7/3739ee12.jpg


 瑞樹(!? LⅰPPSのお笑い担当の二人…? 大丈夫かしら、こんなゆるゆるふわふわコンビで現場リポートなんて…)


フレデリカ「ムフフ…!w 今回はメイドバトルとゆーことで、フレちゃんも前に着たアリスメイドの衣装引っ張り出してきちゃったよ! ねえどーう?シキちゃん! アタシのフレメイドは? ドキドキするぅ~?」フリフリ

志希「嗅いでる嗅いでる♪」クンクン

フレデリカ「うぉっと! ふふっw、フレちゃんお花の香りするもんね、仕方ないか! で、どんな花の香りしたぁ?」

志希「んー…? コレは、ゴハンの匂いだね」クンカクンカ

フレデリカ「それもいい匂いだよね! じゃあ、フレちゃんのさっきのお昼ご飯、何だか当ててみそっ!」

志希「えーっと、デミグラスのハンバーグと…ロールキャベツ!」スンスン

フレデリカ「すっごーいシキちゃん、トレビア~ン♪ エスパーみたい!」キャハハ


 菜々『ちょ…ちょっとお二人さん! コントはそれぐらいにして、店内のリポートをお願いします!!』


フレデリカ「はーい了解! いやーそれにしても、ミスコンのリポーターなんて、アタシにはピッタリのお仕事だよね、シキちゃん♪」

志希「ん~? どゆこと?」

フレデリカ「フレちゃんは最先端の美とファッションの街、パリ出身ですから! これ、まさにミスコンの申し子!!」フンス=3

志希「え~? パリ出身っていっても、子どもの時にちょっといただけでしょ? フランス語だってもう全然しゃべれないじゃん」

フレデリカ「そ、そんなことないよ? ガレット・ブルトンヌ! ビスキュイ・ド・サヴォワ!! ほら!」

志希「それってお菓子の名前叫んでるだけじゃん!w」


志希「さーて茶番はこんくらいにしてさ… 現場に行ってみましょーかね… オッ、むむっ?!」


 ザワザワガヤガヤ…  ワイワイガヤガヤガヤ……


志希「こりゃまた結構な人だかりだねぇ… いつもすいてる346カフェに行列ができてんよ!w」

フレデリカ「ネットで抽選を行ってお客さんを募ったらしーよ♪ ほうほう、老若男女、いろんなお客さんが来てるみたいだねぇ~」

志希「それじゃ、思い切って突入しちゃおっか! そーれ、レッツ・パーリィ――!!」バッ

フレデリカ「イェーイ! たのもぉーう!!」ババッ!


 ガチャッ!  チリンチリィン…


??「「お帰りなさいませ、お嬢様!!」」

志希デリカ「「おおっ?!」」


五十嵐響子「お嬢様たちのご帰宅、お待ちしておりました♪ わあっ、お嬢様、素敵なお召し物ですね…!」キラキラ

水本ゆかり「どうぞこちらへ… お席までご案内させて頂きます」ピカピカ

フレデリカ「ぴゃーっ! 響子ちゃんもゆかりちゃんもメイド姿カワウィー! フレちゃん感激ぃ~!」

志希「にゃははー、照れちゃうね~、あたしが“お嬢様”なんて…w」

響子「こちらメニューです。 オススメは“ふりふりしゃかしゃか♪みっくすじゅーちゅ☆”と“にゃにゃんにゃんにゃん♪ネコさんライス☆”でございます!」

ゆかり「こちらおしぼりです、どうぞ…」スッ

フレデリカ「オーッ、メルシー・ボックゥ~♪」

志希「ん~… 可愛い女の子たちの、甘~い匂いで溢れてるねぇ~!」クンクン


 ガヤガヤザワザワ…  トトキサ-ン、オシボリロクバンテーブルニオネガイシマース  ハーイ  ザワザワザワ・・・・
 

フレデリカ「ふむふむなるほど…? ミスコン参加者の8名の女の子たちが、しっかりメイドに扮してフツーに接客してますねぇ~… ん? 一部、メイドじゃないコもいるけど…」

志希「制服はわりと自由みたいだね。 コスプレ喫茶ってカンジなのかなー?」


 菜々『お二人さん! まずは審査の方法についての説明をお願いします!』


フレデリカ「あ、はいはい! アンタンデュ!(了解)」

フレデリカ「えーっとですねぇ、まずこちら、お客さんたちの席の卓上に、タブレットみたいな小型の端末が置いてあるんですが…」

フレデリカ「その端末の画面に、8人それぞれの名前と写真画像があり… お客さんは、メイドさんに“萌え萌え~!”とキちゃったら、そのメイドさんの名前をポチッとクリックするわけです!」

フレデリカ「そうすると… そのメイドさんに、萌えポイント(以下萌えp)が加算されていくワケなんですね♪ それで、一時間の営業時間が終了した時に最もたくさんの萌えpを獲得していたメイドさんが、このグループのトップ!ということになるのでぇす!」

志希「お客さん一人につき10ポイントあるみたいだねー。 だから、複数のメイドさんにポイントを自由に振り分けられるってことだねこれは」

フレデリカ「なるほどぅ…! それで、その萌えpの獲得状況は、こちらの壁にある電光掲示板にリアルタイムで表示されていくのです!」バッ


<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況>

赤城みりあ  6p

古賀小春   5p
 
早坂美玲   7p

水本ゆかり  8p

五十嵐響子  9p

小早川紗枝  7p 

十時愛梨   6p

千川ちひろ  5p


フレデリカ「…まだそんなに差はついてないですね~。 今んとこ響子ちゃんが9pでトップだけど」

志希「まぁ、まだ始まったばっかりだからね~。 勝負はここからってカンジじゃないの?」

フレデリカ「その通りですな! さあ、この団子状態から抜け出すのは、果たして誰に・・・?」


と、その時だった。



 バアアァ―――ンッ!!


志希デリカ「「!!??」」

?「ちょっと待つにゃあぁっ!!」

新スレ乙&期待

そろそろ早耶荒らしのこと早耶Pって呼ぶ慣例やめようぜ…


突然入り口の扉を開けて現れたのは・・・!


前川みく「その勝負、待ったにゃぁ! みくを差し置いて萌えバトルなんて納得いかないのにゃ!!」http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/6/2/628522aa-s.jpg

輿水幸子「フフ…w 一番カワイイこのボクを抜いてミスコンなんて… ナンセンスですよ!!」http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/8/2/82e557bc-s.jpg


ネコ耳、猫手、尻尾、フル装備のネコ娘前川みく! そしてきっちりメイド服に身を包んだボクッ娘輿水幸子…!


フレデリカ「んー…? みくちゃんに幸子ちゃん? どーしたの?」

みく「今言った通りにゃ。 この萌えの天才・前川みく抜きでミスコンをするなんて、どうかしてるにゃ! 全然納得いかないのにゃ!!」

志希「でもみくちゃんって予選で落ちたんでしょー? ま、あたしもだけどサw」

みく「黙るにゃ志希チャン! あんなグダグダの予選なんて認められるわけないのにゃ!」

幸子「きちんと実力を量れば、このボクが本選に出れないなんて有り得ませんからねっ!」

フレデリカ「ひゃー… あんまりメタな話はしないで欲しいんだけどナァ…w」


みく「とにかく! みくはここのメイドたちに挑戦状を叩きつけるにゃ!」

みく「つまり・・・メイド喫茶破りにゃぁ!!」


志希デリカ「「メイド喫茶破りィ??」」






~実況室~


瑞樹「あらら…? なんだかおかしなことになってきたみたいよ…?」

瑞樹「メイドバトル開催中の346カフェに、突然前川みくちゃんと輿水幸子ちゃんが乱入! メイドバトルへの参加を要求してきました」

菜々「あはは…w そういえばみくちゃんは、以前346カフェを占拠してデビューを要求してストライキを起こしたことがありましたねぇ…」ナハハ…

瑞樹「これはいくらなんでも見過ごせないわね。 菜々ちゃん、宮本さんたちにみくちゃんたちを追い出すように指示してくれる?」

菜々「いえいえ、その必要はありませんよ! これはいい余興になりそうです」ムフフ

瑞樹「余興? どういうこと?」

菜々「見ていれば分かります! ふふっ、私が鍛えたあの8人のメイド戦士たちが… あんなポッと出のにわかメイドに負けるわけないんですから…!」

菜々「あの二人は・・・メイドとしての、そして美少女としての“格の違い”というモノを、見ることになるでしょうね…!」ニタアァ…






~346カフェ店内~


 ザワザワガヤガヤ、ワイワイキャッキャッ、 ガヤガヤガヤ・・・


フレデリカ「えーっと、こちら346カフェ店内のフレちゃんですが…」

フレデリカ「なーんかとんでもないことになってきちゃったよ? 突然乱入して強引に接客を始めてしまったみくちゃんと幸子ちゃんが、次々と萌えpを獲得…!」

フレデリカ「アッという間に10pを超え、元々の選手である8人のメイドをゴボウ抜きしてしまいましたぁ!」

志希「あはは…w これ、下剋上起きちゃうのかなー?」


みく「お帰りなさいませだにゃご主人様! お席にご案内するにゃ!」ギュッ!

客1(おぅふ…!/// みくにゃんの腕組み…!///)

みく「あん/// ご主人様、みくの尻尾にはさわっちゃダメにゃ! ふふ、ネコパンチ!☆だにゃ!♪」


フレデリカ「みくちゃんはさっきから、反則スレスレの過剰なボディタッチ攻撃で、お客さんたちを骨抜きにしてますねぇ~」

フレデリカ「そして幸子ちゃんの方は・・・むむ?!」


幸子「ふふーんw 皆さん、メイド姿のとびきりカワイイボクに釘づけですね~? 今日はみんな、ボクの姿にドキドキしていいんですよ~?」チラァ…


 オ、オオオ…!  サチコタソノフトモモ!  ハアハアハア…


フレデリカ「これは… ミニスカートをたくし上げて、ピチピチのフトモモちゃんをお客さんたちに見せています! いや~んエッチ!/// こちらもお色気攻撃ですねぇ…!」

志希「パンツが見えそうで見えない… 絶妙な角度での見事な視線誘導術だね! やるじゃ~んw」


幸子「はあ…まるで妖精ですよね! メイド姿のボク、カワイイですよね~…/// やっぱり最強の美少女の座は、ボクのモノですよ~!」ウットリ…


フレデリカ「幸子ちゃん、店内の鏡の前でただウットリしてるだけなんだけど… 周りのお客さんたちはどんどん萌えボタンを押していきます!」


客2(さっちーぐうかわ)ポチポチ

客3(やはり幸子は俺の嫁)ポチポチ

>>1(痴漢したい)ポチポチポチ


 SA・CHI・KO! SA・CHI・KO! ミクニャンミクニャンミークニャン!  ミクニャンミクニャンミークニャン!!


フレデリカ「ひゃああ… いつの間にか幸子コールとみくにゃんコールが沸き起こってきました! 二人の萌えポイントは… も、もう、20p超えちゃったよぉ?!」

志希「二人ともほとんど接客らしいことしてないんだけどね…w」

フレデリカ「こ、これ、本当にメイド喫茶破りになっちゃう…? 8人の正規のメイドたちは、何も出来ないのでしょうか?」


みく「むほほほほ…w こんなもんだにゃ! やっぱりみくは完璧だにゃ~ww」ニシシ

幸子「ふー、またボクの魅力で、ファンのみんなを虜にしてしまいました… ボクってつくづく、罪なアイドルですねぇ♪w」ムホホ


おごりたかぶるメイド喫茶破りたち…

しかし、その時…!

店内奥の畳スペースで、正座をして静かに成り行きを見守っていた和服少女が、突如口を開いた…!


?「ふふふ… 幸子はんにみくはん、ちょっと、おイタが過ぎるようやねぇ~…?」ユラァ~…

フレデリカ「おっ?!」


小早川紗枝「ちょっと、うちがお仕置きしたらなあかんようどすね…!」スッ…!


フレデリカ「こ、これは… 今まで大人しくしていたはんなり美少女小早川紗枝ちゃんが… 突如立ち上がりましたぁ!」

志希「紗枝ちゃんは、予選で高校生の中では抜群と言ってもいい強さを見せた… いよいよ優勝候補の登場だね…!」


みく「な、なにぃ…? 紗枝チャンはお目めが無いのかにゃ? あの萌えpの数字が見えないのかにゃ~?」

紗枝「甘く見ないで欲しいどすね… ここまでは、うちらは本気を出してなかっただけやでぇ…?」

幸子「紗枝さん… 負け惜しみとは、あなたらしくないですね! 潔く負けを認めたらどうですか?」

紗枝「うちの言う事が負け惜しみかどうか、判断するのは… これを見てからでも遅くないどすえ?」ヌギヌギ…

みく「む?!」


みくたちの前で、自身のトレードマークでもある和服を脱ぎ始めた紗枝…

その、下からは…!


紗枝「ふふ、おまっとさんどす~~」シャナリ…http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/5/e/5ebd7ac7-s.jpg
 

 ピカアアァァ―――ッ…!!
 

みく「なっ、くぅ…!? ま、まぶしいにゃ!!」

幸子「こ、これは…?」



 オッ、オオオオオオオオオオオォォォ・・・・・!!! メガミ、メガミヤ…!!


目も眩むばかりの美貌とは、まさにこのことか…!

和服の下から現れた紗枝のメイド姿に、店内全体から驚嘆の声が沸き上がる…!

そして…


紗枝「……」トコトコトコ…


 ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ・・・!!!


フレデリカ「へ!? なっ、こ、これは・・・??」


紗枝「…~♪」トコトコ


 ポチポチポチポチポチポチ……!
 

フレデリカ「え、ど、どーなってるんでしょーかこれは? 紗枝ちゃんが・・・」

フレデリカ「た、ただフロアを歩いているだけで、周りのお客さんたちがジャンジャン萌えpを入れていきます!!」


みく「そ、そんな、バカにゃ…!?」

幸子「う、ウソです! 有り得ません…!」


フレデリカ「これは一体、何が起こって・・・!?」

志希「ふふ、さすが紗枝ちゃん… これは、“フレグランス”の成せる業だね!」

フレデリカ「シキちゃん?」


フレデリカ「フレグランスぅ? 何ソレ?」

志希「直訳すると良い香り…芳香って意味だけど、香水とかオーデコロンなんかの香料入りの製品を指すことが多いんだよね~♪」

フレデリカ「ん? じゃ、紗枝ちゃんは何か香水をつけてるってこと?」

志希「ううん、違うよ。 私が言ったのは芳香という意味でのフレグランス… つまり…」

志希「“ボディ・オダー・トレイトゥ”・・・ズバリ“体臭”でお客さんを虜にしてるんだよ、紗枝ちゃんは!」

フレデリカ「た、体臭??」


志希「体臭って言うと、どうしてもなんかキタナイかんじがしちゃうけど、決してそんなモンじゃないんだよね… 私が言ってるのは、具体的にはアポクリン腺から分泌されるフェロモンのことなんだなー♪」

フレデリカ「? あぽくり…? し、シキ博士! 詳しく説明お願いします!」

志希「アポクリン腺は、耳やワキ、うなじとか乳首とかアソコとか、人体の限られた場所にのみある汗腺の一種でさ…」

志希「そこから分泌されるフェロモンは、周囲の人たちを強烈に惹きつける強力な効能があるんだ」

志希「紗枝ちゃんは、その力を知ってたかは分かんないけど、最初は和服を着込んでおくことでそのフェロモンをメイド服に停留させてため込んでいた… そして…!」

志希「今、和服を脱ぐことでそのフェロモンを一気に解放…! 視覚のみならず嗅覚にも訴えることで、一気に萌えpをゲットしてるってワケだね♪」


志希「何しろ、匂いは本人に自覚がなくても、強烈にその本能に訴えかける…脳内麻薬のアドレナリンをバンバン分泌させちゃう力があるから…」

志希「あんなの、周りの人たちはタマんないよ! はあっ、あたしももう我慢できないっ! 紗枝ちゃん!ちょっとうなじの匂い嗅がせてぇ~!」クンカクンカ

紗枝「ひゃっ?! ちょっ、志希はん、堪忍しとくれやす~///」


フレデリカ「な、なるほど…! 遂に本気を出した優勝候補小早川紗枝! 一気に萌えpを獲得して、傍若無人の限りを尽くしていたメイド喫茶破りたちを一蹴ゥ!!」

フレデリカ「現在、えーっと・・・ >>30までポイントを上げてきちゃいましたぁ!!」


※一回目コンマバトル開始(メイドはそれぞれ、二回コンマで萌えpを獲得する) 紗枝は+20のアドバンテージを持っているので、「>>30のコンマ+20」が現在の紗枝の萌えp

こんちき

49+20=69


アッという間に大量の萌えpを獲得した紗枝…

そして、電光掲示板に、信じ難い数字が現れる…!


“「小早川紗枝 69p」”


フレデリカ「ろ、ろ・・・69までポイントを上げてきちゃいましたぁ!!」

志希「ま、マジ…? 圧倒的じゃん…!」

フレデリカ「これで… 紗枝ちゃんの完全な独走状態となりました! もはやメイド喫茶破りのお二人なんぞ見る影もナシ!!」


幸子「そ、そんな…?」ガタガタ

みく「ぐぬぬぬ…! こ、こうなったら、もっと過激なお色気作戦で…!」ググッ


が、その時… みくの脇で接客をしていた少女から、突如、凄まじいオーラが発せられる…!


?「ご主人様! ご注文はお決まりですかー?」ピッカアアアァ――ッ!

みく「にゃ?!」=3


響子「お待たせしましたご主人様! “にゃにゃんにゃんにゃん♪ネコさんライス☆”です!!」http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/5/9/59a56414.jpg

客4(ふお…!? ねこ? うさぎ? ケチャップの絵は下手だけどなぜか萌える…!)ポチポチ

響子「お帰りなさいませご主人様! こちらの席でよろしいでしょうかー?」ニッコオォーッ!

客5(え、笑顔に癒される…!///)ポチポチ

響子「ご主人様、お冷やお注ぎしますねー♪」ニコニコ

客6(おおっ、よく気がつくなこの子は…!///)ポチポチ


フレデリカ「むむっ、これは… 今度は響子ちゃんが、普通に接客してるだけなんだけどグングンと萌えpが上がっていきます…!」

フレデリカ「シキ博士! これもまた匂いがかんけーしてるの?」

志希「いや、これは別に匂いは関係無いんじゃないかなー… これは、多分・・・」


~実況室~


 響子『お呼びでしょうかご主人様ー?』テテテテ…


瑞樹「響子ちゃんの萌えpが上がってきたわね… でもこれ、別に特別なことはしてないように見えるけど…?」

菜々「ふふふ…w 響子ちゃんはですね、私が開いた研修会の中でも、一番か二番に優秀な生徒さんだったんですよ…!」

菜々「故郷に妹や弟さんがいらっしゃって、もともと世話好きな彼女は非常にメイドに向いているんです。 ここでも、お客さんの心のニーズを即座につかんで行動することが出来るんですね!」

菜々「響子ちゃんは今、お客さんに対してご奉仕・気遣いの波状攻撃を繰り出すことで、癒し空間を作り出しているのです…! そして、何より・・・」

菜々「響子ちゃんのウリはあの屈託のない笑顔…! 高垣楓さんのあのミステリアスな微笑みが“アルカイック・スマイル(神秘の微笑み)”ならば、響子ちゃんの微笑みはまさに“アルティメット・スマイル(究極の微笑み)”・・・!」

菜々「あの太陽のように輝く微笑みに萌えない人間はこの地球上に存在しないと言っても過言ではないでしょう!」

瑞樹「な、なるほど… メイド喫茶破りの二人とは違って、響子ちゃんは正統派の真っ向勝負で対抗してるわけね… ん?!」


 ?『~~♪  ~~~♪ ~♪』


瑞樹「あら、これは…?」


瑞樹たちのいるスタジオに、まるで川のせせらぎのような爽やかな音色が響き渡る…!


 ゆかり『~~~♪』http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/5/1/51b69778-s.jpg


瑞樹「ゆかりちゃんのフルートね…! この曲、ビゼーの『メヌエット』かしら?」

菜々「さすが川島さん!よくご存知で!」

瑞樹「でもこれ、ステージの上で演奏してるの?」

菜々「そうです! メイドカフェには、LIVE用のステージが併設されていることが少なくありません。 もちろん、346カフェにもあります!」

菜々「ゆかりさんには是非その特技を生かして頂きたかったので、フルートでのLIVEを開くように指示していたのです」

瑞樹「なるほど… 確かに、穏やかで優しい音色のフルートは、高級レストランとかでもよく生演奏されてるものね」


そして… ゆかりのフルートの音色が響き渡る店内では、ある変化が表れ始めていた…!


 ホヘエェー・・・  ハアァー・・・ フウゥ…ナゴムゥ……!


瑞樹「ん…? なんか変ね? さっきから、お客さんたちがみんな、まるで…温泉にでも浸かってるみたいに、和み顔になってきた…?」

菜々「フフフ…w そうです! これは響子さんのご奉仕波状攻撃によって作られた癒し空間に、ゆかりさんのクラシカルハーモニーが合わさることによって生み出された、究極の“和み空間”…!」

菜々「あの二人の強力なコンボは、もう既に店内のスミズミにまで行き渡っているはずです!」


 フレデリカ『ほへぇ~・・・なんだか・・・』ホヘー…

 志希『気持ちイイ・・・ 体の力が、抜けて・・・』フワァ…

 幸子『眠くなってきちゃいました・・・ これが、ホントの・・・!』ハア…

 みく『和み空間・・・なんだ・・・ にゃ・・・』ウットリ…


瑞樹「た、確かに、リポーターの二人どころか、喫茶破りの二人まで和んじゃってるわね… 恐るべし連続コンボ…!」

菜々「さあさあ、あの二人も本領発揮で、萌えpが上がってきましたよ? 現在、響子ちゃんは>>36… ゆかりちゃんは>>37…!」


※コンマ以下が各萌えp

コンマだしちゃっちゃと埋めるよ

はい

これはゆかりのコンマどっち採用?

えー… どっちにすればいいの…

コンマの連投について、先に話をしていなかった>>1のミスです、本当にごめんなさい

ここは… 申し訳ないんですが>>37>>38の両方を無効とします

そして、改めてゆかりのコンマを取るのが、ミスコン参加者の子たちにとっては一番妥当かな…?

22:00までちょっと時間を取ります。 このことについて、何かご意見があったら、レスお願いします。 特に無ければ、そのあとに改めてゆかりのコンマを取ります

※今後、連投については、「ご自分のレスから10分以上経過していた場合は、連投可」というルールを設けるので、よろしくお願いします

コンマ低いのと高いのだから>>1が決めると
不味いから再コンマでいいと思う

ルール了解です

10分未満で連投しちゃった場合の処理もお忘れなく(1つずらすor末尾にずらすor再安価とか)
気を付けてても時計見間違えてうっかりとかあり得るし

>>41>>42
ご意見あざす
では、改めてゆかりのコンマを取ります

ゆかり「お願いします! >>45さん!!」

>>43
了解、「10分未満で連投されてしまった場合は、その二つ目のレスを無効とし、“1つずつズレる”」というルールも追加するので、よろしくお願いします

改めてふみ

響子→69(>>36) ゆかり→32(>>45)


菜々「現在、響子ちゃんは69p…! ゆかりちゃんは32p…!」

瑞樹「凄いわね、この二人も喫茶破りの二人を一気に抜き去っちゃったわね…」

菜々「でへへ…/// このワタクシの自慢の生徒たちですからね! これくらいは当然です!」


そして… 瑞樹たちが見守っているモニターに、今度はひときわ小柄な少女が現れる…!


 ?『お帰り! おにーちゃん!!』


瑞樹「ん?!」


 赤城みりあ『外寒かったでしょー? ほら、早く入って入って!!』http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/5/4/543095b4-s.jpg

 みりあ『じゃ、ちょっと待っててねおにーちゃん! みりあ、今メニュー持ってくるから♪』ステテテ・・・


瑞樹「…お、おにいちゃん? みりあちゃん、お客さんのことご主人様じゃなくておにいちゃんって呼んでるけど…?」

菜々「大丈夫、みりあちゃんにとってはアレで正解なのです!」

瑞樹「正解って… みりあちゃんだけ、メイド服じゃなくて普段着みたいだし… スリッパなんか履いちゃって、まるで自分の家にいるみたいなカンジよ?」

菜々「フフ…w 川島さん、“いもうと系メイドカフェ”をご存知ないのですか?」

瑞樹「妹系メイド?」


菜々「いいですか… 2001年に、秋葉原に世界初のメイドカフェが誕生してから約20年…! その間、“萌え”のカタチは、常に進化を続けてきたのです…!」

菜々「そして現在、アキバでメイド業界の主流の一つになりつつあるのが、“いもうと系メイドカフェ”! そのカフェのメイドさんは、メイドというよりは本物の“妹”のようにお客様に接客をするのです」

瑞樹「へえ~… そんなお店もあるのね…」

菜々「他にもヤンデレ系メイドとか、ドMの方たちのための、お客様を徹底的に罵倒してスパンキングまでするドS系メイドなんかもいるんですよ」

瑞樹「せ、世界は広いのね…」


 みりあ『うふふ♪ みりあ、おにいちゃんが久しぶりに帰ってきてくれて嬉しいなー♪ 今日はいっぱいおしゃべりしよーね!』


菜々「見て下さいよあのみりあちゃんのカワイサ…! あんなに可愛い妹に、萌えない人間などいるはずもありません!」


そしてさらに…!


 ?『なんだよ兄貴、こっち見てんじゃねーよ!』


瑞樹「あら、今度は…」


 早坂美玲『は? 席はどこかって? 空いてるとこ勝手に座ればいいだろッ!』http://livedoor.blogimg.jp/deremasu/imgs/1/d/1dfda474.jpg

 美玲『・・・なんでウチの前に座るんだよッ… ったく、うざったい兄貴だな…』

 美玲『ほらよッ、水! か、勘違いするなよ? ウチが飲みたかったからついでに持ってきただけなんだからッ!///』

 美玲『あ?注文? 何言ってんだ、ひっかくぞ?!』

 美玲『…ふん、まあ… 腹が減ったらそんときは… ウチがお腹すくまで、待ってるんだなっ!///』


瑞樹「は? え…? ちょっと菜々ちゃん、美玲ちゃん接客拒否してるけど、まずいんじゃないのコレ?」

菜々「何言ってるんですか川島さん? アレは美玲ちゃんの非常に高度な接客スキル…“ツンデレメイド妹風味”ですよ!」

瑞樹「はい・・・??」


菜々「いもうと系のメイドと一言で言っても、いろいろあるんです。 みりあちゃんの接客が王道の正統派いもうとメイドだとしたら・・・」

菜々「美玲ちゃんの接客はさらに“リアルさ”を追求した本格的ないもうとメイド…! お客様はより強く、本物の妹と話しているかのような感覚を味わうことが出来るわけです」

瑞樹「はー… なんていうか、“需要”って、ホントにいろんなモノがあるのね…」

菜々「ふふっw どちらも全ては“萌え”を追求した一つの終着点なんです! ほら、その証拠に二人とも萌えpがグングン上がっていきますよ!」


みりあ>>51・美玲>>52 (赤城みりあは+10pのアドバンテージを持つ)

はい

みりみれコンビ強すぎかよ

みりあ66+10=76・美玲80


~346カフェ店内~


電光掲示板

“赤城みりあ 76P”
“早坂美玲  80P”


フレデリカ「来ぃーたキタキタ来ましたぁ! しばらく動きの無かったみりあちゃんと美玲ちゃんがここで萌えp爆上げ! 一気に紗枝ちゃんと響子ちゃんを抜いてトップツーに躍り出ましたよぉ!!」

志希「うわすっごぉ…! このまま行ったら、あの二人が準決勝進出だね~?」

フレデリカ「さあさあ、他のメイドたちもこれに刺激されて、店内がにわかに活気づいてきたぞー!♪」


愛梨「お待たせしましたご主人様! 十時愛梨特製・ガトー・ショコラです!」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/3/b/3bd23ede-s.jpg


フレデリカ「愛梨ちゃんは、お得意のケーキ作りの特技を生かし、自分で作ったケーキをお客さんに振舞ってます!」

志希「板チョコに生クリームで書いたメッセージ付き… アレはポイント高いね~♪ ん~!ケーキのいいにおーい!」クンクン


愛梨「オムライスに何を描きましょうかご主人様? 私、ケーキ作りで慣れてるのでこういうの得意ですよ~?」スッ


フレデリカ「おっと愛梨ちゃん、そのまま他のお客さんにケチャップアートを・・・って、あれ?」

志希「…ケチャップじゃなくて生クリーム絞り持ってるねw アレでオムライスにお絵描きするのかなー?」


愛梨「では…!」ジュジュジュジュウウゥ~~・・・!


フレデリカ「っひ…?! ほ、ほんとにオムライスに生クリームをぶっかけ始めちゃったよ? あ、あの人マジで気づいてないの??」


愛梨「出来ました! 萌え萌えきゅんきゅん♪ 美味しくなぁ~れ!☆」トトキ~ン!


フレデリカ「いや、それは無理でしょ…! オムライスに甘い生クリームってさぁ…!」

志希「でも、愛梨ちゃんの萌えpは上がってるよー?」


愛梨>>56

シースパローさるぼー

愛梨67


“十時愛梨 67p”


フレデリカ「ほ、ほんとだよぉ…! ろ、67p!」

志希「紗枝ちゃん響子ちゃんに迫ってきたね~♪ にゃははー、面白くなってきたじゃーん!」


みく「う、ううぅ…!」ゲンナリ…

幸子「あばばばば…」ガタガタ


フレデリカ「みくちゃんと幸子ちゃんは最初の勢いだけだったねー… もうほとんどの正規メイドたちに大差をつけられちゃってます!」

フレデリカ「さあ、他のメイドたちは~?」


古賀小春「ふわぁ~… はあ、働いてたら眠くなってきちゃいましたぁ~… ちょっと、一休み……」zzzzz…http://livedoor.blogimg.jp/deremasu/imgs/1/a/1a1a8192.jpg

小春「zzz… ……ん、んん…? お、王子様、小春の顔を舐めないで下さい~~!///」ムニャムニャ

ヒョウくん「……(こ、小春ちゃん起きて…!)」ペロペロペロ


フレデリカ「小春ちゃんはソファで居眠り… ペットのイグアナちゃんに顔を舐められても起きませーん!w」

志希「でもそんな可愛い様子に、萌えpが逆に上がってきたね…!」


千川ちひろ「皆さーん、346プロダクションのユニットアイドルたちのCDにグッズ、こちらで販売してまーす。 お得ですよ、如何ですかー?」http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/8/3/83907c2c.jpg

ちひろ「お買い上げ頂いたご主人様には、今だけ! スタドリ1本サービスです!」

ちひろ「さらに! 2500ジュエルでここのメイドアイドルたちのコスプレを追加することが出来ますよ! さあ如何ですかー?」ムフフ…


フレデリカ「おやおやー? お店の入り口でCDを売ってるメイド姿のオバ・・・じゃない、じょ、女性がいると思ったら、ちひろさんじゃないですかー?」

志希「さすが守銭d…じゃない、仕事熱心だねー♪」


小春>>59・ちひろ>>60 

※言い忘れてたけど、「00」は「100」です


はい

あかん草生える

小春81・ちひろ22


電光掲示板

“古賀小春  81P”
“千川ちひろ 22P”


フレデリカ「わおっ!? こ、これは・・・!」

フレデリカ「古賀小春ちゃんが81p! 美玲ちゃんを抜いての単独トップだああぁっ!!」

志希「寝てるのにトップって…w 天才かっつーの…w」

フレデリカ「ちひろさんも入口でCDで売ってるだけの割には、上がってきましたねぇ… 22p、喫茶破りの二人に並んだかなー?」


 “ピンポーン”


フレデリカ「おっと…? 今の音はなんじゃー? 誰かのカップラーメンが出来たのかなー?」キョロキョロ

志希「あはは、時計じゃない? ほら、ちょうど試合開始から30分経ってる… きっと、“折り返し地点ですよ”っていう合図だよ♪」

フレデリカ「なるほど…! じゃ、ちょっと、各メイドたちの現在の獲得ポイントをチェックしてみましょー!!」


<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況> ※試合開始30分、折り返し地点

赤城みりあ 76p

古賀小春  81p
 
早坂美玲  80p

水本ゆかり 32p

五十嵐響子 69p

小早川紗枝 69p 

十時愛梨  67p

千川ちひろ 22p


フレデリカ「ふむふむ…! 年少組が強いですね! みりあちゃん、小春ちゃん、美玲ちゃんの3人が80p前後…!」

フレデリカ「それに続いて、響子ちゃん、紗枝ちゃん、愛梨ちゃんの3人がほぼ横並び!!」

フレデリカ「ゆかりちゃんとちひろさんはちょーっと厳しくなってきたかな…? 後半の追い上げに期待したいです!!」

 
 ザワザワガヤガヤ・・・  ゴチューモンオウカガイシマス、ゴシュジンサマ!  ドリンクモッテキタヨ、オニーチャン!  イッテラッシャイマセゴシュジンサマー!  ガヤガヤワイワイ・・・・・


志希「全員追い上げに入ったみたいだね… さーあ、準決勝に行けるのは誰になるのかな~?」

フレデリカ「最終結果はどーなるんでしょうか? 時間はあと残り、30分です!!」






そして30分後…!


 “ビ―――――ッ!!”


店内にメイドバトル第一戦終了の合図のブザーが鳴り響く!!


フレデリカ「しゅーりょぉ――っ! そこまで!! メイドの皆さん、接客をストップして下さい!!」

フレデリカ「さあさあ、最終結果の方は・・・?」

志希「うわっ、これは・・・!」


※二回目コンマバトル!数多いけど一気に行くよぉ…(一回目のコンマに加算して最終結果が出される。 ここでも、紗枝は+20p、みりあは+10pのアドバンテージを持つ)

みりあ>>65・小春>>66・美玲>>67・ゆかり>>68・響子>>69・紗枝>>70・愛梨>>71・ちひろ>>72


※連投は、ご自分のレスから10分以上経過したら、可です。 もし10分以内に連投があった場合は、その二つ目のレスが無効となり、1つずつズレます。

この緊迫感…(今夜中に決まるのか的な)

はい

はいはい

二回目

ああ

2回目

二回目のレスも全て有効
みりあ52・小春10・美玲12・ゆかり85・響子22・紗枝02・愛梨75・ちひろ76



<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況(最終結果)>

赤城みりあ 138p(76+52+10=138)

古賀小春   91p(81+10=91)
 
早坂美玲   92p(80+12=92)

水本ゆかり 117p(32+85=117)

五十嵐響子  91p(69+22=91)

小早川紗枝  91p(69+2+20=91)

十時愛梨  142p(67+75=142)

千川ちひろ  98p(22+76=98)


フレデリカ「出ました! 最終結果により、準決勝進出が決定したアイドルは・・・!」

フレデリカ「1位は初代シンデレラガール十時愛梨ィ! 142ポイントォ!!」

フレデリカ「前半は6位に甘んじていましたが… 後半一気に盛り返してのトップ! ひゃーカッコイイィ~♪」

志希「愛梨ちゃんは、前半も後半も安定して強かったね~… さすがってカンジー?」

フレデリカ「そしてそれに次ぐ2位は、赤城みりあちゃん! 138ポイントッ!!」

フレデリカ「妹系メイドの接客が功を奏し… 最年少美少女が見事に準決勝進出だァ!!」

志希「みりあちゃんはね、あたししか知らないかもしれないけど、すっごいイイ匂いするんだよ~?」ムフフ…

フレデリカ「そしてそして! 3位には前半奮わなかった水本ゆかりちゃんが滑り込みました! ゆかりちゃんが準決勝に行けるかは、他チームの結果を待ってからとなりまーす♪」

志希「凄い追い上げだったねゆかりちゃん…! 絶対準決勝、行って欲しいよねー!♪」


フレデリカ「そして… 4位はなんと! 我らが千川ちひろサマ!!」

フレデリカ「後半に、自分の年下のアイドルたちをゴボウ抜きしましたが… 惜しくも準決勝進出はならずー!」

フレデリカ「5位には早坂美玲ちゃーん! 後半伸びなかったのがキツかったね… 残念!」

フレデリカ「そして6位は91pでなんと3人同点の横並び…! 小春ちゃん、響子ちゃん、紗枝ちゃんは前半はちょーし良かったケド、やっぱり後半がダメでしたー… 残念!!!」ウェーン

志希「けっこー入れ替わったねー… すごい激戦だったね!」


フレデリカ「以上で! モバマスミスコン一回戦“メイドバトル”第一戦は終了となりまぁーす!」

フレデリカ「ここまで、リポートはパリジェンヌ宮本こと宮本フレデリカ! そして・・・!」スッ

志希「化学実験大好きの匂いフェチ女子こーせー、一ノ瀬志希ちゃんでしたよ~ん♪」

フレデリカ「皆さん、お疲れ様でしたぁー! まったねえぇ~~♪」

志希「にゃははー、楽しかったね! あたしも出てみたかったなー♪」


 ワアアアアアアアアアァァァ―――・・・…!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!


≪モバマスミスコン本選一回戦・第一グループ結果≫

1位 十時愛梨  142p

2位 赤城みりあ 138p

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまで準決勝進出決定

3位 水本ゆかり 117p ←他グループ結果待ち

4位 千川ちひろ  98p

5位 早坂美玲   92p

6位 古賀小春・五十嵐響子・小早川紗枝 91p   

※参考記録
前川みく22(にゃんにゃん)p・輿水幸子22p

ーーーーーーーーーーーーーーー
今日はここまでなの
コンマ参加あざした!

今さらですが前スレ↓
瑞樹「モバマスアイドル美少女コンテスト!いぇーい!」愛梨「瑞樹さん?」【投票SS】
瑞樹「モバマスアイドル美少女コンテスト!いぇーい!」愛梨「瑞樹さん?」【投票SS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520070750/)

次回、第二戦スタートはまた土曜の20:00頃から

サブタイトルは「妄想プリンセス日菜子の冒険」

コンマの形式は少し変わり、第二戦は一人ずつ脱落していく形になります


では、間中美里の処遇について決めておきたいと思います

特に議論とか必要ないよね…?

多数決でサクッと決めましょう

>>1自身は、出場する予定である程度構想を練ってしまったので、間中美里も出れるといいかな、とは思うけど、読み手の人たちが納得できないことは書かないので、全てお任せします。


間中美里を…

1、出場させる

2、除外する

どらかの番号を書いてレスして下さい。先に3票集まった方で決定とします。

2
場違い感酷いし

万が一勝ち上がってもいたたまれないので2

レスあざした

では、間中美里は「除外」で決定とします

でもこれでは31人になってしまうので、間中美里の代わりに一人、誰かを本選に参加させたいと思います

>>1としては美里のいたアラトゥエブロックのキュートグループから選びたいので…

以下の12人の中から、「コレ!」と思うアイドルを一人、書き込んで下さい。 一つの提案レスに、賛同レスが一つ付いた時点で、そのアイドルで決定とします。

相原雪乃(22) 有浦柑奈(19) 江上椿(19) 太田優(21) 大西由里子(20) 奥山沙織(19) 日下部若葉(20) クラリス(20) 涼宮星花(19) 原田美世(20)
持田亜里沙(21) 柳清良(23)

※間中美里と、リポーターをした宮本フレデリカは省いてあります

クラリス

ありさてんてー

フレちゃんが除外なのは悲しい

>>84
わかる、フレちゃんありならフレちゃんにしてた

不人気だからで除外したなら、>>81の選択肢から他の不人気も除外しとかなきゃ無意味なんじゃ?

フレデリカが5票あつまったら緊急参戦とかどうよ

ノシ3

レスあざす
フレデリカを推している方が多いようなので…

改めて宮本サンも選択肢に加え、ここまでに書き込みのあった「クラリス・持田亜里沙・宮本フレデリカ」の3名の中から決めたいと思います

ただ、フレデリカはリポーターもして選手もやるというのは、ちょっと大変、というか優遇させ過ぎ?な気もするので… クラリス亜里沙は今から2票、フレデリカは3票を先取した場合、そのアイドルを参戦、という形にしたいと思います

では、3人の誰かの名前を書いて下さい!

ここまでにレスした方もどうぞ

フレちゃん参戦お願いします

フレデリカで

無論フレデリカで

レスあざす
では、フレデリカ緊急参戦で決定とします

このまま現場に残ってもらってそのまま第二戦に参加、日菜子の魔王討伐パーティに加わってもらおうと思います

最近の人気アイドルにしか人権がない流れ嫌い
コンマだから意外なアイドルが上がってきたりとか見れると思ったらいつも見る人気のメンツばかりだし

チャンスあったのに多数決に参加しない方が悪い

出場にしても荒らすんだろ

https://i.imgur.com/TGlHiTE.png

ほな進めてくにょ

コンマバトルはまた9時過ぎから始まるので、よろしくお願いします

第二戦はちょっと長いので、今日と明日の二回に分けてバトルを行います

今日は脱落者が二人出るまで進めていきます

>>96
可愛いけど目が怖いw






 ザワザワガヤガヤ… ワイワイガヤガヤガヤ……


ミスコン一回戦メイドバトル・第一戦終了…!

現場の346カフェ店内では、客たちが引けていく中、8人のメイドアイドルたちがしばしの休息をとっていた…


紗枝「はあ… 結局、及ばずじまいやったなぁ~…」フウ

紗枝「響子はんもえらい頑張ってはったのに、残念どすね…」

響子「そうですね… でも、メイドのお仕事、楽しかったですよね!」ニコォッ

紗枝「せやなぁ。 こういうお仕事も、また機会あったら一緒に挑戦するのもよろしおすな…」ニコリ


ちひろ(ちひひひ…w またこの子たちをダシにして、ガッツリ儲けちゃった…w)イチマイニマーイ

響子「ちひろさん? 何数えてるんですか?」ヒョコッ

ちひろ「ん? なんでもないですよ?」ササッ


小春「愛梨さんとみりあちゃん、準決勝進出おめでとうございますぅ~!」パチパチ

美玲「ウチらの分まで頑張ってなッ!」

みりあ「えへへっ、ありがとう、小春ちゃん美玲ちゃん… みりあ、いーっぱい頑張るねっ!」グッ

愛梨「ありがとう… でも、本当に私で良かったのかなぁ~…?」

ゆかり「当然ですよ愛梨さん。 この8人の中で、十時さんが一番輝いていた… それが結果として数字にも表れています」

愛梨「そ、そう…?/// って、ゆかりちゃんも3位だから、まだ勝ち上がる可能性残ってるよね?」

みりあ「3位の人は敗者復活戦ありますもんね! ゆかりさん、絶対みりあたちと一緒に準決勝いこーね!」

ゆかり「は、はい… 私なりに精一杯、頑張ります…!」


 ユカリハン、ウチラモオウエンシテマスカラネ、キバルンヤデ!  ハ、ハイ…///  サエチャントキョーコチャンモカワイカッタヨネェ~  ガヤガヤワイワイ…


フレデリカ「ふむ… 激闘のあとに、健闘を称え合う美少女たち…! う~ん、美しい青春ですなぁ~!」ホロリ…

志希「だねー♪ さーてじゃ、外野のあたしたちはそろそろ退場するとしますかぁ?」

フレデリカ「かえろかえ~ろおうちへかえろ~♪」フンフン


出口に向かって歩き始めた志希デリカ… と、その時…!


 菜々『あっ、宮本さん! ちょっと待ってもらえますか?』


フレデリカ「ん?」
 


フレデリカ「どーかしましたかぁ?菜々さん」

 菜々『いや、実は… 次の第二戦、出場者に一人欠員が出てしまってですね…』

 菜々『急遽代役のアイドルを募ったところ、宮本さんが圧倒的な支持を得まして…』

 菜々『申し訳ないのですが、このまま現場に残って、次は選手として参加してもらえませんか?』

フレデリカ「え、フレちゃんが選手にぃ?」


志希「へー、良かったじゃんフレちゃん♪ 参加しちゃいなよ~」

フレデリカ「えー…、でも、アタシこれから、おうちで録りためてた『まじかるメイド★みのりちゃん』観る予定だったんだけどなぁ~…」

志希「録画してんならまたいつでも観れるっしょ! フレちゃんも今メイドの衣装着てるんだし、ちょーどいいじゃん」

フレデリカ「んー… 分かったよ!アンタンデュ! アタシを応援してくれる人たちがいるんなら…アイドルとして答えないワケにいかないもんねッ!」


 菜々『よろしくお願いしますね! 詳細はまたあとで伝えますので、とりあえず待機でお願いします!』


~実況室~


瑞樹「欠員のトラブル… この業界ではよくあることだけど… でも大丈夫?宮本さんって、菜々ちゃんのメイドの研修は受けてないんでしょ?」

菜々「そうですね… でも、実は…次の第二戦に参加するメイドさんたちは、ほとんどナナの研修を受けていないんです…」

瑞樹「え、そうなの?」

菜々「こちら↓の8名なんですが… 皆さん、いろいろ他のお仕事があって、スケジュールが合わなくてですね…」


<ミスコン一回戦“メイドバトル”第二グループ>

浅利七海(14) 喜多日菜子(15) 天海春香(17) 島村卯月(17) 藤原肇(16) 向井拓海(18) 宮本フレデリカ(19) 高垣楓(25)


菜々「藤原さんだけ2回くらい来れたんですが、他の方たちはほとんど… 0回の人もいますし」

菜々「だから、宮本さんがなんの経験もナシで参加しても、特に不公平ということはないと思います…」

瑞樹「そ、そう… でも、それって逆に… 審査以前に、メイド喫茶の営業自体に支障が出るんじゃないかしら…?」

欠員(不人気なので退場)






それから20分後…

~346カフェ店内~


 ガヤガヤガヤ… アノ、オヒヤガマダキテネーンダケド…  ア、ス、スミマセン!  オムライスマダー?  チューモントリニキテヨー!  ショ、ショウショウオマチクダサイ!  ザワザワガヤガヤ……


未央「あ、えーっと… こちら、現場リポーターの本田としぶりんですが…」

未央「なんだかどーもおかしな雰囲気なんですよねぇ… さっきからやたらとメイドさんたちがミスをしていて、お客さんたちから文句が出てるよ…?」

凛「接客サービスのオペレーションがちゃんと機能してないみたいだね…」


瑞樹が危惧していたことは現実のモノとなっていた…


卯月「ご、ごめんなさいごめんなさい! すみません!!」=3 http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/b/4/b4f8dc02.jpg

卯月「え、あ、頼んだのはハヤシライス…? あ、私カレーライス持ってきてました? す、すみません!」ペコペコ


未央「しまむーはさっきからオーダーミスばかりしてるし…」


楓「お待たせしました、ショートケーキです。 ふふっ、けーき良くたくさん食べて下さいね♪」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/1/9/195eeadd.jpg

楓「うふふ… メイドさんのお仕事って、とってもわくワークしますね…!」


未央「楓さんはマイペースにオヤジギャグの連発で、周りの空気を凍りつかせてるし…」


日菜子「むふふ…♪ いつか来る王子様とのカップルドリンクに向けて、イメトレです…!w」ホワワワン…http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/2/c/2ced724a.jpg

日菜子「・・・むふ♪ 王子様、いいんですよぉ?日菜子の前に座って… 喉、かわいてませんかぁ?」ムフムフ


未央「きたひなは働きもしないでソファに座って、ドリンクにストロー二本差してまた自分の世界に入っちゃってるし…」


拓海「ったく… 確かにアイドルになった以上、仕事は全力でやる、とは言ったけどよぉ…」

拓海「なんでアタシが、またこんなフリフリでヒラヒラの服着て、メイドなんかやんなくちゃいけねーんだよ…!///」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/e/f/ef518185.jpg 

拓海「てか、なんでアタシがミスコンなんかの参加者に選ばれるんだ? これは誰かの陰謀か…??」

拓海「ちっ! おいおめーら! さっきからガンくれてんじゃねーぞオラァ!!///(は、恥ずかしい…!///)」


未央「たくみんにいたってはお客さんを怒鳴りつけてるよ…?」



七海「おさかなおさかな~♪ ご主人様たちはおさかな好きれすか~~? 七海のおさかな仲間になりませんか~?」テコテコ http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/1/7/17da4d04.jpg

七海「今の旬はブリやサワラれすね~! 脂がのってとっても美味しいんれすよ~?」


未央「ななみんもほとんど何もしてないよ! さっきからお魚ばなししてるだけだし…!」


肇「卯月さん! こ、このオムライス、8番テーブルに持っていって下さい… いいですか、8番ですよ?」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/0/1/01e16980.jpg

卯月「は、はい、頑張ります!」テテテ…

肇「そ、そっちは逆です!」


凛「肇さんだけはまともに働いてるけど…」

未央「はじはじ孤軍奮闘だよねアレ、大丈夫なの…?」


肇(う、ううぅ… 私はずっと山奥で土と向かい合う生活をしてきたから… 接客のお仕事なんて苦手なのに…!)


未央「そーいえば、緊急参戦したフレちーはどこに・・・ん?!」


フレデリカ「肇ちゃん! アタシちょっとトイレ行ってくるネ!!」

肇「み、宮本さん! 飲食店で従業員がト・・・とか言っちゃダメですよ!?」

フレデリカ「ん~…? じゃ、なんて言えばいーの?」

肇「え、えっと… 菜々さんが、そういう時は『4番行ってきます』って、隠語を使うように言ってましたけど…」

フレデリカ「4番? なんで4番なの? …あ、分かった! シッコのシだ! フレちゃんあったまいぃー♪」

肇「だ、だからそういう言葉は…!」

フレデリカ「むふっ、ごめーん、これ以上話してたらフレちゃん漏れちゃう! あああデチャウッ! デチャウよおおぉっ!!」ドタドタ


未央凛「「………」」


唖然とするリポーター1号2号… と、その時、



 ドンガラガッシャーンッ!!!=3


未央「ひっ?!」


春香「ふ、ふええぇ… ま、また転んじゃった…」グス…http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/2/f/2ff37246.jpg


未央「あ、あれは… 765プロの天海春香さん?」

凛「うわー… やっちゃったねアレは…」

未央「転んで、運んでいたドリンクの中身を床にぶちまけちゃったねぇ…」


春香「ご、ご主人様! 納豆パスタお持ちしま…ォワァッチャアアァッ!!?」=3


 ドンガラガッシャーン!!…


凛「ま、また何も無いとこで転んでる… だ、大丈夫なのあの人ほんとに…?」


春香「ひぇ…?」ネバァー…


ずっこけて運んでいた納豆パスタを頭からかぶってしまった春香…


春香「ううぅ… こ、こんなのもう、無理だよ…」ペタリ…


へたり込んでしまった春香…

通常、こういう時は他のメイドの誰かがフォローをするべきだが… 肇は接客中… そして他のメンツも、マイペース&ポンコツの集まりである以上、誰も春香に手を差し伸べる人間がいない…!


春香「わ、私… もう、帰りたい…」グシュ…


と、その時…!



?「ほら、春香、立ちなよ」スッ

春香「え?」


春香のピンチに颯爽と現れたのは・・・


菊地真「また派手に転んだね…w ボクが片付けておくから、春香、着替えてきなよ?」

萩原雪歩「春香ちゃん、頭の納豆だけ今ふいてあげるから、そのままジッとしてて…」フキフキ


春香「え…? 真に雪歩!? ど、どうしてここに…?」


真「春香がミスコンに出場してるって聞いてたからさ、様子を見に来たんだ。 身内だから投票?はできないけど、応援しにね」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/a/f/af41bac0.jpg

雪歩「他のみんなはお仕事だけど… 私と真ちゃんだけ都合ついたんだぁ♪」

春香「…あ、ありがとう! 真、雪歩…!」ジワァ…

真「う、うんうん、ほら、とりあえず裏行って着替えてきなって!」


 ザワザワ… オイ、アレッテキクチマコトジャネ?  マジカ!  オウジサマ…///  マッコマッコリ~ン ユキポモオルデ… ガヤガヤザワザワ…


真(わー…まずいな、帽子を深めにかぶって顔隠してたんだけど… 今のでバレちゃったかな?)


業界屈指の王子様系アイドル、菊地真の登場にざわめきたつ店内… が…! その群衆の中に……!


日菜子「むふふふふふふふふふふふふぅ・・・・・!!www」ゴゴゴゴゴゴゴオオオォ…!


真「ん?!」ゾクッ



日菜子(見つけました…! 遂に見つけましたよぉ、日菜子の理想の王子様…!)ハアハアハア…

日菜子(これは… 妄想の最高のダシになってくれそうですねぇ…!)ジイイィ――…!


真(…な、なんだ、あの人…? な、なんか、物凄いオーラ出しながらこっち見てる…?)

雪歩(・・・ナニあの子? 私の真ちゃんを視姦しないで…!)ギロォッ


日菜子「むふ…♪ 目が合っちゃいましたねぇ、王子様…///」ツカツカ

真「え?」

日菜子「王子様、もしかして日菜子のこと・・・ あ、ああぁ…!/// そんなに求められたら困っちゃいますぅ~///」クネクネ

真「は、はあ・・・??」

雪歩「ちょ…!だ、誰ですかあなたは! 真ちゃんに近寄らないで下さい!」

日菜子「ん? ああ、略奪系ですかぁ…? それもいいですねぇ! 人魚姫の物語みたいです~///」ハアハア

雪歩「え? な、なに…??」

日菜子「あ、ああああ…! キ、キましたよ! たぎってきましたよぉ・・・!!」ズモモモモモモオオオオオォ・・・!!


 ポワポワポワポワポワワアアァ~~~ン・・・・・!!!


超絶妄想少女喜多日菜子、能力全開・・・!

日菜子はその場に立ったまま、自分の脳内のめくるめくむふふ世界へと入り込んでいった・・・・・


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


日菜子(・・・・・)

日菜子(ここは、とある異世界… そして、日菜子は……)

日菜子(魔物たちに捕われた人間界の可憐なお姫様…!)

日菜子(むふふ… 魔王城に幽閉の身の日菜子のもとへ… これから、王子様が救い出しに来てくれるのです…!///)ムフフフ…


 ツカ、ツカ、ツカ、ツカ、ツカ…


日菜子(あ、王子様の足音が聞こえてきましたね…! ふふっ、日菜子はベッドで寝たふりをしていましょう…)ゴソゴソ

日菜子(きっと、王子様が優しい口づけで日菜子を目覚めさせてくれるはずですからねぇ…!///)ムフォフォフォ…


 ガチャッ! コツコツコツコツ…


日菜子(! 王子様が部屋に入ってきました…! さ、さあ、王子様! 日菜子に目覚めのキッスを…!//////)ハアハアハア…


ところが…


 バサァッ!!


日菜子「!??」


いきなり、かぶっていた毛布をはがされてしまった日菜子…!


日菜子(え、ええぇ…!?/// い、いきなりそういう展開ですかぁ? そ、そんな、日菜子はまだ、そこまでは…こ、心の準備が…!)ギュ…

日菜子(で、でも、遅かれ早かれ、日菜子と王子様は結ばれるわけですから… こ、ここは、覚悟を決めて…!)ギュウゥ…


ベッドの上でギュッと目をつぶり、王子が体に触れてくるのを待つプリンセス日菜子…!

だが、


?「ちょっと、いつまで寝てるんですか? 早く起きて下さいよ姫様!!」

日菜子「え?」


真「姫様ももういい年なんですから… ボクが来る前に一人で起きて下さいよ!」

日菜子「・・・え? 何・・・? お、王子様??」

真「王子様? また寝ぼけてるんですか…?」

真「ほら、今日も予定がつまってるんだから、とにかく早く起きて下さい!」


日菜子「?? え、ここって、魔王城じゃ…?」

真「は? ここはあなたのお城です! そしてあなたはここ、ビ・ショージョ王国の王女様… そしてボクはあなたの執事だよ?」

日菜子「執事…? はー… ああ、なるほど…? プリンセス×執事の禁断の愛…! そういう方向に変わったんですね…?」

真「いい加減寝ぼけてないで早く起きろ! 今日の予定は南の魔王討伐ですよ?」

真「もうパーティの人たちが城門前に集まってるんだから、さっさと着替えて朝ごはん食べてよ!」

日菜子「…? 日菜子が、魔王討伐…? え、何そのワケの分かんない設定は…」






いぶかしがりながらも真に言われるままに身支度を整え、城門前へと降りていった日菜子は目を剥いた…


賢者(楓)「姫様、賢者と一緒に・・・冒険じゃ! なんて、うふふ…♪」

陶芸家(肇)「陶芸家、藤原肇です… 姫様の魔王討伐、お力添えいたします!」

村人A(春香)「お姫様! 魔王討伐ですよ! 魔王討伐ッ!!」=3

村人B(卯月)「島村卯月! 魔王討伐ガンバリマスッ!!」フンス=3

漁師(七海)「魔物たちは海を汚す悪い奴らなんれす~。 おさかなさんたちの敵をやっつけに行きますれすよ~!」

短大生(フレデリカ)「ふんふふ~ん♪ ねえねえお姫様! オヤツにバナナって持ってってもいいですかー?」

暴走族(拓海)「へへ…w やっとアタシの力を振るえる場面になったみてーだな!」

拓海「天上天下唯我独尊!! 亜威怒流特攻隊長・向井拓海だッ! お姫さん夜露士苦ゥ!! さっさと魔王城にカチコミに行こーぜっ!!」 


日菜子「・・・ は?」


 ガヤガヤガヤ  マツリノジカンダオラァ!!  マオウナンカタオシテシマオウ! ウフフ…♪ ワイワイガヤガヤ…


日菜子「え… なんですかぁこの人たち…? 魔王討伐なら普通、勇者とか戦士とか女騎士とかいるよね…?」

真「ボクに聞かないでよ… ていうか、いい加減キミの妄想にボクを出すのはやめてもらえるかな? ボクって部外者だよね?」

真「さっさと出掛けなよ! とりあえず、城の東の方に最近魔物が現れた村があるみたいだから… そこに向かって下さい」

日菜子「え――… 日菜子の、王子様は…??」ガックシ…






仕方なく、日菜子はそのデコボコパーティを引きつれて件の村へとやってきた…

~東エリア・JSの村~


楓「ここは通称JSの村… 村人は全員女子小学生だそうです」

フレデリカ「ナハハー!w ロリコンの天国だねー♪」

肇「この村には知り合いが何人かいるのです… 魔物に襲われた子どもたちは、大丈夫でしょうか…?」

卯月「とりあえず中に入ってみましょう! ・・・ん?」ピタッ


?「……」トコトコ


卯月「あ、あれは・・・・ あ、ありすちゃん?!」


橘ありす「名前で呼ばないで下さい、橘です」ピタ

卯月「え・・・? ほ、ほんとに、あり…橘さん??」


目を見張る村人B…! しかしそれも当然… その橘ありすは、あの眉目麗しい可憐な少女ではなく… 顔には深いシワが刻まれ、髪も真っ白…! つまり、JSではなく、立派なBBAになってしまっていたのである…!


結城晴「ふぉっふぉっふぉ…w 千枝ばあさんや、ワシの華麗なショットをよく見とるんじゃぞ… それっ!」コツンッ!  コロコロコロ…

佐々木千枝「わっ、すごいね晴おばあちゃん…! これで逆転だね!」

櫻井桃華「むきーっ! このわたくしに勝つなんて生意気ですわ! BBAのくせに!!」

晴「なんじゃと? 桃華だってBBAじゃろが!」


七海「向こうの空き地でおばーちゃんが3人、ゲートボールしてますれすよ~?」

肇「あ、あの人たち… 私の知り合いの子どもたちです。 な、なぜ、、お婆さんに…?」カタカタ

拓海「おいおいどーなってんだこりゃ? いつもサッカーボール転がしてた晴が、ゲートボールだぁ??」


楓「一体何があったのかしら… 聞かせてくれるかしら?橘さん」

ありす「はい、賢者様、実は・・・」


ありす「先週のことでした… この村に突然、“カワシマ”と名乗る魔物が現れて…」

楓「かわしま?」

ありす「はい、その魔物は、“JS憎い!”“あああ、若さが妬ましいぃっ!”などと叫びながら、私たちに“アドバンスエイジング”という魔法をかけていったのです」

春香「アドバンスエイジング…? 何それ?」のワの

ありす「アンチエイジング(抗加齢)の逆…加齢を促進させる魔法です」

ありす「その魔法によって、私たちは全員、見ての通りお婆さんにされてしまいました… 魔法を解く方法も見つからず、難儀していたところなのです…」


拓海「カワイイ幼女たちを全員BBAに変えるだと…? なんつーふてえ野郎だッ!」

卯月「鬼畜の所業です…!」ワナワナ

日菜子(どうでもいいよぅ…)ハア


楓「かわしま・・・かわしまって、もしかして・・・」ブツブツ

フレデリカ「? 賢者さま? どーかした?」

楓「あ、ううん… まさかとは思うんだけど、その魔物って、もしかすると私の知り合いの・・・」


その時だった



 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオォォ・・・・!!!


日菜子「むふぁっ!?」

ありす「あ、アレです! アレが“カワシマ”です!!」


日菜子の後ろから、大地を震わせながら現れたその魔物は… 実に奇々怪々なる姿をしていた…


肇「く、黒いダークドラゴン…? で、でもあの頭は、人間…??」

楓「川島さん! やはり、あなたが…!」


そう… そのドラゴンの首の上の、“顔”は… まさに川島瑞樹、その人のモノだったのである…!


魔獣カワシマ『ククククク…ww 若い子は許さない…! みんな、一人残らず年寄りにしてやる…!』ズモモモモモモオオオオォ…


楓「川島さん、やはりあなたが…! なぜこんなことを…?」

カワシマ『あら、楓ちゃんじゃない。 ふぅん、こんなとこで会うなんて… 奇遇ねぇ…』ニタアァ…


卯月「賢者様? あのオバケ、知り合いなんですか?」

楓「ええ… 昔の私の先輩… かつては“大賢者”と呼ばれてみんなに尊敬されていた人よ…」

七海「? なんで大賢者様が、魔物になってしまっているのれすかー?」

楓「川島さんは、アンチエイジング… 不老不死の魔法を完成させるため、山奥にこもったと聞いていましたが… まさか…」


カワシマ『ふふ…w そうよ楓ちゃん、私、気づいちゃったのよね…w』ゴゴゴォ…

カワシマ『自分を若返らせる必要なんかない…! 周りの人間をみんな年寄りにしちゃえば、私が一番若い人間になれるってね!!ww』


フレデリカ「逆転の発想…! 天才だねあの人!」

春香「いや、何言ってんの… イカれてるよ、自分以外の人をみんな老人にするなんて…!」


楓「川島さん、見損ないましたよ…! まさかあなたが、悪に心を奪われ、魔物に身を堕とすなんて…!」

カワシマ『ふん! 同じアラサーでもまだ美少女扱いされて、ちやほやされてる楓ちゃんなんかに・・・』

カワシマ『この私の気持ちが分かるわけないでしょ! くらえぇっ!! “アドバンス・エイジング”―――ッ!!』ピカァッ!!

楓「あっ?!」


 バリバリバリバリバリバリイイィ・・・!!


?「ギャアアアアアアアアアアァァァッ!!??」=3


響き渡る悲鳴…!

突如、魔獣カワシマの口からレーザービームのようなモノが射出され… 8人のパーティのうちの1人を直撃したのだ…!



※誰がヤラれた?(コンマ勝負での最下位が脱落。藤原肇は+10p、高垣楓は+30pのアドバンテージを持つ)

>>129(浅利七海・喜多日菜子)

>>130(天海春香・島村卯月)

>>131(藤原肇・向井拓海)

>>132(宮本フレデリカ・高垣楓)


※()内の二人目のアイドルは、「100からの絶対値」で勝負。例えば>>129が42ならば、七海はそのまま42だが、日菜子は58が自分のコンマとなる。

また、連投は自分のレスから10分以上経過している場合は可。10分以内に連投があった場合、その二つ目のレスは無効となり、1つずつ下にズレる。

「00」は100扱い。また、コンマが同じ数の場合は、「秒数」の大小で勝負を決する。

妄想なのかこれ

はい

いつの間にかとんでもない流れに

七海72 日菜子28 春香84 卯月16 肇61+10=71 拓海39 フレデリカ38 楓62+30=92 (16の卯月が最下位、脱落)


 バリバリバリバリバリバリイイィ・・・!!


卯月「ギャアアアアアアアアアアァァァッ!!??」=3


楓「ああっ?!」

肇「む、村人Bさん…!」


魔獣カワシマの光線攻撃を喰らってしまった卯月… そして…!


 ボンッ!=3


フレデリカ「ほえっ?!」

拓海「げえっ、む、村人Bが・・・!」

七海「ば、BBAになってしまったれすよぉ?!」


卯月(BBA)「ふ、ふえええぇ…!」シワシワシワ…


見るも無残…! よぼよぼのお婆さんへと変身させられてしまった卯月…

いくら元シンデレラガールといえど、コレではミスコンどころではない… 当然脱落である…!


楓「川島さん! なんてことを…! 怒りましたよ! 私もう、怒りで口あんぐりーです!」アングリ…


この期に及んでもダジャレ優先、とりあえず口をあんぐりと開けてみせる楓…


カワシマ『ふん…! 楓ちゃん、あなたもダジャレなんか言えなくしてあげるわ… 喰らいなさい! “アドバンス・エイジング”―――ッ!!』ゴオォッ!!


魔獣カワシマ、今度は楓に向かって恐るべき老化光線を放つ…!


拓海「うおっ! やっべぇ!!」

肇「賢者様! よけて下さい!!」


しかし、ここで… 唯一のスキル持ちである賢者楓のオッド・アイがギラリと光った。


楓「宵闇に囚われし彷徨える魂よ・・・!」ズモモモモオオォ…

楓「“あるべき姿”に還れ! “ルート・オブ・オリジン”―――ッ!!」ブワァッ


 ピカアァッ!!!


カワシマ『なっ?!』


 ピカアアアアァァァ―――――ッ・・・!!


七海「ふわあぁ…? ま、まぶしいれすぅ…!」

春香「い、一体、何が…?」


楓が掲げたその聖なる杖の先端から、まばゆいばかりの光が放たれ、辺り一帯を包み込んだ…

そして…


瑞樹「う… ううううぅぅ…!」


光が収まった時には、人間の姿へと戻った川島瑞樹がその場にへたりこんでいたのだった…

(>>1が楽しそうで何より…)


瑞樹「く…! ど、どうして…? エステに、サプリに、食餌療法に…」

瑞樹「美容パックに美容液、ウォーキングに温泉… 思いつくことは全て試したのに…!」

瑞樹「お肌の老化を止めることができない…! どんなにアンチエイジングを頑張っても、私の体は日々、衰えていく…」

瑞樹「イヤ… 嫌よ…! いつまでも…若い私でいたい…! ピチピチのラブリーアイドルミズキでいたいのに…!」ポロポロ…


人目もはばからず、泣きだしてしまった瑞樹…


8人「「「「…………」」」」


誰も声をかける者もなく、その場に重苦しい空気が流れ始めた時…


楓「川島さん…」ソッ、ギュ…

瑞樹「!?」


かがみこんで、そっと瑞樹を抱き締めた楓…


楓「いいじゃないですか、年をとるのも…」

楓「移ろいゆく季節とともに、自らもまた別の自分に変わっていく…」

楓「だからこそ、日々は貴重で、キラキラと輝いているんじゃありませんか?」

楓「それに、誰も川島さんのことをそんな目で見たりしていませんよ? 若い子たちはみんな、川島さんみたいな大人になりたいって、憧れてるんですよ…? ね、村人Bさん?」

卯月(BBA)「え? …は、はい! わ、私、未央ちゃんや凛ちゃんと…川島さんってカッコイイね、あんな風になりたいね…って、いつも話してます!」


瑞樹「………」

楓「私も、川島さんに憧れてる一人ですよ…? 一緒に、可愛いおばあちゃんになりましょうよ!」

瑞樹「楓ちゃん…」

楓「ふふ… 川島さん、また一緒に、お酒飲みに行きましょうね…♪」ニコ…

瑞樹「うん……」コク…


フレデリカ「ふっうぅ――ん!/// 感動的な場面だねぇ…! フレちゃんもらい泣きしそうだよー!」

拓海「女の友情…! 熱いぜ! 悪くねえな…!」


卯月「…あ、あの、でも、私のこと、元に戻して欲しいんですけど…?」フゴフゴ

ありす「私たちも早く子どもに戻してください」

瑞樹「あ、ごめんね? でも、一度かかってしまった魔法は… 私自身は解くことはできないのよ…」

卯月「ええぇーっ?! そ、そんな…? 賢者様でも、元に戻せないんですか?」ヨロヨロ

楓「私も、一度効力を発揮してしまった術式を解くのは無理ね… 村人Bさんと、この村の人たちを元に戻すには・・・」

楓「魔力の根源を操っている・・・魔王を倒さなくては・・・!」


春香「じゃあ、早速魔王城に行きましょう! お姫様、出発ですよっ!出発っ!!」

日菜子「は、はい…(早くこのワケの分からない妄想世界醒めてくれませんかねぇ…)」ハア…

卯月「わ、私は戦力にならないし、この体じゃそんなに歩けないから… ここで待ってます…」


こうして… 卯月を除き、7人となった日菜子パーティは、南エリアにある魔王城へと向かったのだった…




ーーーーーーーーー

しばらく行くと、また村が見えてきた。


肇「えっと、地図によるとここは… JC&JKの村ですね。 若い美少女ばかりの村だそうです」

フレデリカ「むふぉーっ! いいねぇ、興奮しちゃうねえぇ~~♪」

楓「なるほど… ちょうどいいわ。食糧や水をここで調達していきましょう」

肇「そうですね賢者さ・・・んん?!」


?「………」ドムドムドム…


パーティの前を通りかかった一人の少女に、肇は見覚えがあった…


肇「え、えっと… か、かな子ちゃん? かな子ちゃんですよね?!」

?「え?」クルッ


振り返った少女は…

ふっくらとした頬、ブラウンのキラキラと輝く瞳、ベージュ色のつやつやとした髪、そして間違いなくFはあるであろう見事なお山…!

そう、まさに甘々なスイーツの女神・三村かな子…!

しかし…!


かな子(大関)「……」ボヨヨヨ~ン…


なんたることか…!

あの抱き心地の良さそうな適度にふくよかな体のかな子は… まるで恰幅の良い相撲取りのようにぶくぶくに膨らんでしまっていたのである…!


肇「ど、どど、ど・・・ど、どうしたの?かな子ちゃん… ず、ずいぶん、ふっくらしちゃったみたいですけど…??」

かな子(大関)「うう… そうなんです、私…ダイエットしなきゃいけないのに、逆にどんどん太っちゃって…」

かな子「レッスンに行くたびにベテラントレーナーさんに怒られて… ついにアイドル、クビになっちゃったんです…」ボヨンボヨン

肇「そ、そんな…?」


緒方智絵里(小結)「あの、乃々ちゃん… わたしと一緒に、四葉のクローバー、探してくれます…?」ポッチャリ…

森久保乃々(関脇)「か、体が重すぎて… む~りぃ~~…」デップリ…


佐久間まゆ(張出大関)「ねえ輝子ちゃん、ちょっと机の下のシイタケ、分けてもらってもいいかしら?」プヨンプヨン

星輝子(前頭三枚目)「フヒ…w い、いいぞ… 持ってけ…w」ジメジメポヨポヨ


拓海「な、なあ… よく見ると、そこらへんの奴ら、みんなすげーデブになっちまってんぜ…?」

フレデリカ「オーマイゴッド… せっかくの美少女の村が… 関取の村に・・・!」

春香「い、一体、何が起きてるんでしょうか…?」


?「それはこの私から説明しましょう!」ヌッ


春香「え・・・ひっ?!」


春香が振り返ると、そこには… チョココロネを頭の後ろにくっつけたような、クリクリとしたまるい目の少女が立っていた…


大原みちる(横綱)「どうも! おおはらベーカリーの看板娘、大原みちるです! あははー!w」ドタプーン…!

肇「え、ええぇ…? みちるちゃんまで、デb・・・ふ、太めの女の子に…?」

拓海「お前、いくら食っても太らない体質なんじゃなかったっけ?」

みちる(横綱)「いや、私のこの体は… 食べ過ぎで太ったんじゃないんです。 パンを食べられないストレスで太ってしまったんです…」


春香「パンを食べられない? どうして? 小麦粉が無いの?」のワの

みちる「いえ、実はですね… 一ヶ月ほど前から、ある魔人がこの村を支配してしまって…」

みちる「その魔人はパンが大嫌いで、村中のパン屋を潰してしまったのです…! あたしの店も店舗ごとぶっつぶされてしまいましたよ。 あははー!ww」

七海「悪い奴れすね! パンが無いとツナサンドも食べられないじゃないれすか!」

楓「? でも…その魔人はどうしてパンが嫌いなのかしら」

みちる「はい。その魔人は、パンではなく穴の開いた揚げ菓子が好きなんです」

日菜子「“穴の開いた揚げ菓子”…? それって…」

みちる「はい… その魔人は、私たちに『パンが無ければ、ドーナツを食べればいいじゃない』と言うんです…!」


みちる「ドーナツは油で揚げてあるし、糖分も多いので、カロリーが高いんです。 だから、この村の人たちはみんな、徐々に太ってデブになってしまったんです… あはは――っ!w」

肇「ドーナツ…? それって、まさか・・・」

拓海「ああ・・・ “ヤツ”の仕業か・・・?」ザワ…


その時だった


 “ズモモモモモモモモモオオオオオオォォォ・・・!!”


みちる「あっ、来ました! アレがこの村を支配している魔人… ドーナツキチガイの“シーナ”です!!」


?『クククク・・・ww』ゴゴゴオオォ…!


遂に日菜子パーティの前に姿を現した、魔人“シーナ”…! 


魔人シーナ『クク…w えへっ! 皆さん元気ー? あたしはちょー元気だよぉー?』http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/8/c/8c0f4849.jpg

魔人シーナ『ドーナツさえあれば、あたしはいつでも揚げたてサクサクの元気モリモリ!w』

シーナ『いやーそれにしても、クラシックなドーナツってすごいよね! 小麦粉とお砂糖だけで、シンプルで美味しいの~♪』モグモグ


フレデリカ「あ、それオールドファッション? うんうん、フレちゃんもそのドーナツ好きだなー♪」

肇「やっぱり法子ちゃん…! 法子ちゃん、どうして魔人なんかに…?」



シーナ『フフ…w 肇さん、あたしはねぇ… 魔人になることで、遂に手に入れたんだよぉ…』

肇「手に入れた? な、何を?」

シーナ『もちろん! “ドーナツを無限に錬成する能力”だよっ! それっ!!』ブワアァッ!!


 スポポポポポポポオオォ―――ンッ!!!


春香「ふぇっ?!」

肇「なぁ…!」

拓海「な、なんだこりゃ?!」

あかん、人気投票よりオモロイ…!

法子+魔人…人造人間21号な魔人ブx…あっ!(察し)


おののく日菜子パーティ一同…

魔人シーナの手のひらから、突然、大量のドーナツが飛び出して空中をふわふわと浮き上がり始めたのだ…!


フレデリカ「うひょーっ… オールドファッションにポンデショコラ、フレンチクルーラーにハニーディップ・・・ 美味しそー♪」ジュルリ

みちる「いけません! あのドーナツは恐ろしい魔の力を含んでいます… 食べたら一瞬でデブになっちゃうよ!!」


シーナ『ふふふ…w あたしはこの能力で、世界中の人たちをドーナツの虜にするんだ…! 小さい頃からの夢だった“世界ドーナツ化計画”を実行に移すのだッ!』

シーナ『さあくらえッ! 法子スペシャル! “オーバー・エレメント・ドーナアアアァ―――――ッツ”!!!』バッ!


 ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒューンッ!!!!!


魔人シーナの掛け声と同時に… 空中に浮かんでいた無数のドーナツが日菜子パーティに襲いかかる…!

そして!


?「グワアアアアアアアアァァァッ?!?!」=3


※誰がヤラれた?(コンマ勝負での最下位が脱落。藤原肇は+10p、高垣楓は+30pのアドバンテージを持つ)

>>152(浅利七海・喜多日菜子)

>>153(天海春香)

>>154(藤原肇・向井拓海)

>>155(宮本フレデリカ・高垣楓)


※()内の二人目のアイドルは、「100からの絶対値」で勝負。

今回は持ち越しはなしか

安価以外の雑レスでも10分縛りはデフォ?
あと余計なお世話かも知れんが安価はレス番よりも
↓1とかにした方が割り込まれても安心やねんて

七海ちゃんに難を逃れてほしいが…ッ

>>154
連投の10分縛りはデフォ、本スレの基本的なルールということでお願いします

了解、次から「↓1」の形にしてみます

七海18 日菜子82 春香21 肇34+10=44 拓海66 フレデリカ19 楓81+30=111 (18の七海が最下位、脱落)


七海「グワアアアアアアアアァァァッ?!?!」=3

フレデリカ「ああっ?! 漁師さんっ!!」

七海「ふっ、フレレリカさあぁ―――んっ!!」


漁師七海の悲痛な声が響き渡る…!

そして…


七海「・・・ん? あれれれれぇ・・・??」ドッタポヨオォ~ン・・・


ドーナツの一点集中攻撃を受け、そのドーナツを飲み込んでしまった七海は…

見るも無残…! まるでマンボウのように… 否、脂肪をたっぷりと蓄えた旬のブリのようにふくよかな体になってしまっていた…


肇「ああ… 漁師さん…!」

七海「う、うーむぅ… 動けないれすよこれ…」ボヨンボヨン


いくら美少女七海と言えど、関取のような体になってしまっては、当然ミスコンになど参加できるわけがない…! 当然、脱落である…!


シーナ『ふふふ…w このままみーんな、ドーナツの虜にしてあげるよ!w』


拓海「いやいや、これってただデブにしてるだけだろ…」

楓「デブな少女と、ランデブー… うふふ…♪」

肇「法子ちゃん… あなたまで悪の道に外れてしまうとは…!」ギラッ

肇「やむを得ません! ここは・・・私が打って出ましょう!!」キッ!


シーナ『ん? 肇さん? ナニヲイッテイルノカナ~~? このドーナツの化身・椎名法子に勝てるとでも?』グフォフォ…

肇「法子ちゃん… 私をただの陶芸家だと思ったら、痛い目をみますよ!」バッ!

シーナ『む?!』


陶芸家・藤原肇が、その懐から花瓶ほどの大きさの器を取り出した…


肇「この花器は、私が今まで窯出しした数万の器の中でも、一番の自信作なんです…」ズモモォ…

肇「本来は美しい花々を生けるための器ですが、こうなっては仕方ありません… あなたをこの中に封じ込めます!」カッ


シーナ『ふん…! ドーナツはねぇ、この世界で、最も完成された食の芸術品なんだよ…!』

シーナ『肇さんにもそれを分からせてあげるよ! 喰らえっ! “オーバー・エレメント・ドーナツ”ゥ!!!』バッ!

肇「!」


再び、無数のドーナツが… 今度は肇に向かって襲い掛かる…!

が、その刹那…!


肇「魔は滅せよ! 唸れ大地ぃ!! “アース・ヴェッセル・魔封波”ァ―――ッ!!」ピカァッ!


 ゴォッ!  ヒュゴオオオオオオオォォォ―――ッ!! 


シーナ『えっ? わっ! ぅわわわわぁっ?!』


肇がシーナに向かって両手をかざすと、大地が震えると共に、竜巻のような猛烈な風が吹き…

シーナは自らの出したドーナツもろとも、肇の備前焼きの中に封じ込められてしまっていた…


春香「わぁっ、やりました! 陶芸家さん!」

拓海「やるじゃねーか!」

楓「お見事! 陶芸家さんは… もしかして、相当ゲイか?」

肇「は?」

楓「あ、なんでもありません♪」ニコニコ


法子「ぐむむ…! こ、こんなの、すぐに、叩き割って…!」モゾモゾ


器から首だけ出た状態でもがく、人間に戻ってしまった法子…


肇「無駄です法子ちゃん。 備前の土には『割れにくく、 磨滅しにくい』という特性があります」

肇「備前焼きは投げても割れないといわれるほど頑丈なんですよ。 中に入ってしまった以上、出ることは不可能です!」ドヤ!


法子「ふぇえん… こんな状態じゃ、ドーナツを食べることもできないよぉ…」シュン…

肇「漁師さんと村の人たちを元に戻すのなら、封印を解いてもいいですよ?」

法子「・・・いや、それは・・・ あたしにも出来ないよ、一度かかった魔法を解けるのは、魔王城の魔王様だけ…」

拓海「じゃあ、ちゃちゃっと魔王城に行ってさっさと魔王のクソ野郎をぶっちめてやろーぜ! それで万事解決なんだろ?」

法子「ふん… あんたたちごときが、魔王様に勝てるわけないよ! いや、きっと、魔王様の元に辿り着くことすらできないだろーね…」ニタアァ…

拓海「なんだと?」

法子「何しろ… 魔王様の部下には、最狂の魔物・・・“淫獣ムナカタ”がいるんだからね!」

拓海「“淫獣ムナカタ”だぁ・・・?」ザワ…!


最大のピンチが… 日菜子パーティに襲い掛かろうとしていた…



日菜子(帰りたい…)




本日ここまでなの
コンマ対応あざした!

第二戦の後半は、また明日の20:00頃から始めていきます

R指定まで行かないと思うけど、多分エロです

いいぞもっとやれ

やっぱり余計な底辺アイドルが切り捨てられてると安心して読めるなぁ

乙あざす、まったり進めてくにょ

コンマバトルはすぐ始めます

淫獣&魔王は強敵なので、倒すのに時間がかかるかもしれない

コンマについては、以下のことはデフォ、基本的なルールということでお願いします

・連投は自分のレスから10分以上経過している場合は可。10分以内に連投があった場合、その二つ目のレスは無効となり、1つずつ下にズレる。

・「00」は100扱い。また、コンマが同じ数の場合は、「秒数」の大小で勝負を決する。

ーーーーーーーーーーーーー

暗黒の地・クマモト・・・

そこの霊峰、マウンテン・アソの麓に、南の魔王城はそびえ立っている…

その魔王城に、遂に日菜子パーティの6人(姫・賢者・陶芸家・村人A・短大生・暴走族)は到着していた…


 魔王城「………」ズモモモモモモオオオオオォォ・・・


肇(陶芸家)「遂に来ましたね、魔王城…!」

拓海(暴走族)「ああ、そうだな… さすがに雰囲気出てやがんな…!」ブルッ

フレデリカ(短大生)「あれ? 暴走族サン、震えてるのぉ? ビビッてんのかなぁ~?」ニタニタ

拓海「ばっ、バカヤロー! これは武者震いだッ!!」=3


春香(村人A)「このお城に…私たちの最終目標の魔王がいるんですね…!」ゴクリ…

楓(賢者)「そうね… なんとしても魔王を倒して、村人Bさんや漁師さんを元に戻してあげないといけないわね…」

日菜子(姫)「………」


拓海「よっしゃ! 先頭はこの特攻隊長向井拓海にまかせろっ! 行くぜ! オラアアアアアアァァッ!!」ズドドドドドッ


早速、拓海が城に向かって特攻…! 木刀を片手に乗り込もうとした、その時だった…


 キャーッ!  アアアァダレカァー!!  タスケテエェーッ! アアン、ヤメテエエエェッ!!///


拓海「ん?」ピタッ


バタァンッ!  ワラワラワラワラァ…


突然、城から悲鳴が沸き上がり… 城門が開いて、中から衣服の乱れたアラレもない姿の少女たちが飛び出してきたのである…!


拓海「な、なんだお前ら?! どうしたんだ?」

?「うっ、うっ、うううううぅぅ・・・!!」


楓「どうしたのですか… 中で何があったのですか?」


取り乱した様子の少女たちだったが… 賢者楓が優しく声をかけると、一際高貴な雰囲気の少女がやっと口を開いた。


西園寺琴歌「わ…私たちは、西の国からやって参りました、魔王討伐のための女騎士団ですわ…」

琴歌「勇んで城に乗り込んだのですが、返り討ちに遭い、全員、辱めを…!」ウウゥ…

楓「まあ…!」

琴歌「あ、貴女たちも… 魔王討伐に来たのでしたら、引き返した方が良いですわ…」

大沼くるみ「そうでしゅ… “ヤツ”には… 誰も勝てましぇん…!」ドタポイン

堀裕子「はい、何しろ“ヤツ”には私のサイキックパワーすら全く通じなかったのですから…!」


拓海「な、なんだ…? その“ヤツ”ってのは、一体何者なんだよ?」

琴歌「恐ろしい淫獣・・・“ムナカタ”です!」

拓海「む、ムナカタ・・・!?」ザワ…!


そのときだった…


 ズモモモモモモモモオオオオォォォ・・・・・!!
 

くるみ「ああ! アレでしゅ! アレがくるみたちにエッチな事をした・・・“ムナカタ”でしゅ!」


?「ぐふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉぉぉ・・・www」


拓海「げぇっ!?」=3

春香「な、なんですかアレ…??」


驚愕の声を発する暴走族&村人A…

しかしそれも無理はない、その時、城門から現れたのは…

下半身は、あの地獄の門番“ケルベロス”… そして上半身は“棟方愛海”…!

つまりギリシャ神話に登場する半人半馬の英雄ケンタウロスに似ているのだが…

なんとその怪物には、阿修羅マンのように腕が6本生えていたのである…!




6本の腕を全て、まるでこれから相手に掴みかかるグラップラーのように構える淫獣ムナカタ…!


肇「あ、愛海ちゃん… あなたまで、魔物に…?」

楓「でも… どうしてそんな異様な格好に?」


淫獣ムナカタ『うぇひ…!w 楓さん、分からないのぉ? このカタチが、わたくし棟方愛海の最終形態であるということを…!』

ムナカタ『腕が6本あれば、いっぺんに3人… つまり6つのお山を同時に堪能することができます…!』グフォフォ…

ムナカタ『そしてこのケルベロスの下半身があれば、機動力も大幅アップ! 風のような速さでお山を揉みしだくことができるのだッ!!ww』ムヒョヒョヒョ


ムナカタ『この姿ならば、たとえ清良さんに追いかけられてももう捕まることはナッシング・バット・ユー! つまり我、無敵! 完璧超人!!ww』


拓海「マジか…」

春香「い…イカれてM@S…!」

フレデリカ「お山に対する愛と執念が、愛海ちゃんの体をあんな風にしちゃったんだね…」


ムナカタ『さあさあ! ゴタクはここまでっ! 山開き解禁だぜッ!w』

ムナカタ『愛海の超個人的なドリームフェスティバル! はっじまぁるよぉ―――っ!!』


 ヒュンッ!


?「あっ?!///」


それは… 瞬きするほどの間も無い、一瞬のことだった。


淫獣ムナカタが超高速で移動し… ○○のお山を激しく揉みしだいていたのである…!


※誰がヤラれた?(コンマ勝負での最下位が脱落。藤原肇は+10p、高垣楓は+30pのアドバンテージを持つ)

↓1(喜多日菜子・天海春香)

↓2(藤原肇・向井拓海)

↓3(宮本フレデリカ・高垣楓)


※()内の二人目のアイドルは、「100からの絶対値」で勝負。

ほいさ

ある意味魔王より脅威だなwww

日菜子71 春香29 肇47+10=57 拓海53 フレデリカ89 楓11+30=41 (29の春香が最下位、脱落)


春香「あっきゃああああぁぁっっ?!?///」=3


ムナカタの6本の腕が…いっぺんに春香のそのB82の美乳を強襲! 

春香は一瞬でイカされ、その場にバッタリと倒れ込んでしまった…


春香「… ぁう…///」ビクンビクン…


拓海「え? な、何が起こったんだ?」

フレデリカ「愛海ちゃんが… 村人Aさんのオッパイを…!///」ヤーン


いくら美少女春香といえど… お山の純潔を奪われてしまっては、当然、ミスコンどころではない…!

即、退場…! 脱落である!!


ムナカタ『うぇひひ…w ごちそうさまでした♪ さすがは765プロのセンターさん! いい感触でしたよおぉ~~?ww』グフォフォフォ…


楓「く…! な、なんてスピード…!」

肇「目で追えませんでした…」

拓海「こ、この、変態野郎が…! 痴漢は犯罪だぞっ?!」


ムナカタ『そんなことはないんだなー♪ なぜなら! 愛海ちゃんはまだ子どもだし女の子だから!w』

ムナカタ『女の子同士ならお山を登っても合法!! 案件にはならないのだ!!w』

ムナカタ『とゆーことで、あつみちゃんまだまだいっくよぉ――? それっ!!』ニュッ!


 ニュニュニュニュニュウウウウウゥゥ~~~…!!


フレデリカ「わおっ?!」

日菜子「…!」


驚愕…!

なんと今度は、ムナカタの6本の腕が… 3方向に同時に伸び始めたのである…!


※誰が狙われた?(コンマ勝負での下位3人が狙われる。あとで避けるチャンスあり。藤原肇、高垣楓はそれぞれアドバンテージあり)

↓1(喜多日菜子)

↓2(藤原肇・向井拓海)

↓3(宮本フレデリカ・高垣楓)


※()内の二人目のアイドルは、「100からの絶対値」で勝負。

はい

はい

日菜子04 肇29+10=39 拓海71 フレデリカ76 楓24+30=54 (下位3名、日菜子、肇、楓が狙われる)


ムナカタ『うひょひょひょっww 3人同時にいただきなのだっ!!ww』ビヨーン


日菜子「あ!?」
肇「くっ!」
楓「! しまっ!」


まるで某海賊漫画の主人公のように腕を伸ばして、、、3人のお山同時登頂を目論む淫獣ムナカタ…!


拓海「うおっ!? みんなよけろォォッ!!」

フレデリカ「あぶなぁーいっ!!」=3


城門前の広場に、拓海とフレデリカの悲痛な叫び声が響き渡った・・・


※避けられるか…?(コンマで「50」以上なら回避成功。49以下なら純潔を奪われ脱落。藤原肇、高垣楓はそれぞれアドバンテージを持つ)

↓1喜多日菜子

↓2藤原肇

↓3高垣楓

エロ

ワンチャン全員回避ある…?

二回目

日菜子57 肇29+10=39 楓70+30=100 (50以下の肇のみ脱落)


日菜子「ひゃっ?!」ズベシィッ!

楓「ふっ!!」バシィッ!


日菜子は転びながらもなんとか回避… 賢者楓は、その持っていた杖でムナカタの手を払いのけていた…

しかし! 陶芸家・藤原肇は…!


肇「あ、あっ、あんんんぅ・・・!///」ビクンビクンビクン…


その作務衣の胸元に両手を突っ込まれ、直にその美乳を揉みしだかれ…

春香と同じように、バッタリと倒れ込んでしまっていた…


ムナカタ『ごちそうさまぁ!w ふひ…w 肇山登頂完了! さいっこうのお山だったよ…!w』ムヒョヒョ…


ムナカタ『さあさあ! まだまだ、全員いただいちゃうまでやめないよ? とりゃっ!』バッ!

 ガクンッ!

ムナカタ『・・・ん? あれ?』


またその機動力を生かして駆け出そうとしたムナカタ… しかし、何故かその場を動くことができない…!


ムナカタ『えっ、あれ…… げえぇっ?!?』

拓海「フ…w 淫獣め、この拓海サマから目を離したのがお前の敗因だ…!」ガッチリ…


いつの間にかムナカタの足元に滑り込んで、その脚をガッチリと掴み込んだ、特攻隊長向井拓海…!


ムナカタ『こ、このぉ…! は、放してよぉ!!』ゲシッゲシッ

拓海「いてっ! このっ、ふ、踏むんじゃねえ! おおいフレデリカ! 今だ! やっちまえぇっ!!」

フレデリカ「りょーか――いっ!♪」ザッ!


淫獣ムナカタの正面に回り、右腕をまくり上げた短大生フレデリカ…!


フレデリカ「へへっ! いっくぞぉ!フレちゃん必殺ゥ! “あまあまプティ・ガトー”!!」

フレデリカ「フ・レ・ち・ゃ・ん・ラ・リ・ア・ッ・ト・オオオォ―――ッ!!!」ブンッ!


 バッシイィィ―――ンッ!!!


ムナカタ『ぶべらばっ!?!』=3


愛海「……」チーン…


フレデリカ渾身のラリアットを喰らったムナカタは失神… その姿も人間に戻ってしまっていた。


拓海「ふー… なんとか倒したみてーだな…」

フレデリカ「むふっ、キマッタね! やっぱりフレちゃんさいきょー♪」

楓「恐ろしい敵だったわね… 二人もヤラれてしまったわ…」


これで日菜子、楓、フレデリカ、拓海の、4人となってしまった日菜子パーティ…

しかし、魔王を倒せば、仲間を救うことが出来る…!

その思いを胸に、4人の少女たちは遂に魔王城城内へと足を踏み入れたのだった…





~魔王の間~


拓海「よし… ここが魔王の間だな?」

フレデリカ「この扉の先に、魔王が…!」ゴクリ

日菜子「……」

楓「みんな準備はいい…? 一回、円陣組んで、エンジン全開になりましょうか!!」


 ヒナコパーティ・・・  エイッ、エイッ、オ――ッ!!


一度円陣を組んで、気合を入れ直した日菜子パーティ…

遂に… ラスボス魔王との対決である!


フレデリカ「よっし行くよぉ! たのもぉーうっ!!」バッ


 バタァンッ!


フレデリカ「やあやあ! 我々は日菜子様率いる魔王討伐た・・・ん?」


?「… zzzzz…」スースー…


魔王ランコ「zzzz…」スースースー…


勢いよく扉を開けて乗り込んだフレデリカ…

しかし、その部屋では… 立派なベッドの上で、黒いゴスロリ衣装に身を包んだツインテールの少女が静かに寝息を立てていた…


フレデリカ「?? この子が、魔王…?」

拓海「いやまさか…」

フレデリカ「でもさ、もし魔王なら、寝ている今がやっつけるチャンスだよ!」

拓海「で、でもよ、いくら魔王でも、寝首をかくのはちょっとよぉ…」


ランコ「…ん…?」パチッ

ランコ「……」ムクリ…


楓「あら、起きちゃったわね」


ランコ「……」キョロキョロ

ランコ「ふ…w 煩わしい太陽ね…(おはよー♪)」ニタアァhttp://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/a/9/a94fcd37.jpg


拓海「? 何言ってんだ? 外は今、雨だぞ?」

ランコ「………」テクテクテク、シャッ!


拓海の言葉を無視してベッドから起きあがった魔王ランコは、近くのカーテンを開けた…

拓海の言う通り、外はザーザー降りの雨が降っている…


ランコ「フ…w わが真結界を破ってここまで来るとは…」

ランコ「寝起きの運動に、ちょうどいいかもしれんな… んっ、んんん~~、ふわああぁ~~…!」グゥー…!


外を眺めながらのん気に伸びをするランコ…! と・・・!


 ブワアアアアアアァァァ・・・!!


フレデリカ「えっ? な、何アレ?!」


なんと…! 突然、外の重くたれこめていた雲が“割れ”始め… ランコが欠伸を終える頃には、雲は全て散り散りとなり、上空には眩しい太陽が燦然と輝いていたのだ…!


ランコ「ほれ、ちゃんと太陽が出ているではないか?」ニタッ


拓海「な…なんだと? 魔法で空の雲を全てどかしたっていうのか?!」

フレデリカ「そんなバナナ…?」


ランコ「クク…w 我は魔界の頂点に立つ魔王! 念じれば意のままに世界を操れし者であるぞ… 森羅万象を動かすことすら、容易きことよ…!」ククク…


拓海「そ、そんな… そんなヤツに勝てるわけねぇ…!」ガタガタ

フレデリカ「まるで神様じゃん…」

日菜子「……」

楓「でも、ここで引き返すわけにはいかないわ… とにかく、やるしかないのよっ!」

楓「邪悪なる魔王よ! “あるべき姿”に還れ! “ルート・オブ・オリジン”―――ッ!!」ブワァッ


 ピカアァッ!!!


拓海「うおっ?!」

フレデリカ「ま、まぶしいぃ…!」


賢者楓、あの魔獣カワシマを葬った呪文をランコにかける… しかし…!


ランコ「フフ…w こそばゆいのう! その程度の魔力で我に抗おうなど…笑止千万!w」クク…w


楓「!? そんな…? 私の最強の呪文が、全然効かない…?」ガタガタ…


ランコ「この魔王に刃向かう愚かな者たちよ…!  “恐怖”という言葉の意味を教えてやろう!」ゴォッ!


 メキメキメキメキィ・・・!


拓海「げぇっ?」

フレデリカ「ふわっ?!」

楓「…! アレは…!」

日菜子「…!?」


大魔王ランコ、遂にその本領を発揮…! 日菜子たちの前で、メキメキと第二形態への変身を始めたのだ…!


 シュウウウウウゥゥゥ~~~・・・!!


魔王ランコ(第二形態)「ククク…!w これが我の第二形態…! この姿を見てしまったからには、生きて帰ることは叶わぬぞ!w」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/2/0/2053ccaa.jpg


拓海「え、いや… それって別に、服が変わっただけじゃね?」

フレデリカ「コスプレ?」


魔王ランコ「だ、黙れ!/// さ、さあ、狩りの時間だぞ!」ゴゴォ…

ランコ「怖れひれ伏し、我が覇道の贄となるのだ… 喰らうが良い! “闇のいかづち”ぃ!!」カッ!


 ピカァッ!

 ズドオオオオォォ―――ンッ!!


?「グッハアアアアアアアァァァ―――ッ!!?」=3


魔王の間に響き渡る断末魔の悲鳴…!

ランコが、その紅き魔眼を光らせて右手をかざすと同時に、室内だというのに突然落雷が発生…!

4人のうちの1人を撃ち抜いたのだ…!


※誰がヤラれた?(コンマ勝負での最下位に落雷直撃、脱落。楓は+30pのアドバンテージ)

↓1 高垣楓

↓2 喜多日菜子

↓3 向井拓海

↓4 宮本フレデリカ

(今夜中に終わらないとキリが悪いからサクサク進まれたい)

はい

四人目~

楓93+30=123 日菜子52 拓海28 フレデリカ64 (28の拓海が最下位、脱落)


 ズッドオオオオォォ―――ンッ!!


拓海「グッハアアアアアアアァァァ―――ッ!!?」=3


 バリバリバリバリバリバリイィ…!


ここまで健闘を続けてきた特攻隊長、遂に散る…!


楓「ああ… 特攻隊長さんが丸焦げに…!」

フレデリカ「ぼ、暴走族の、丸焼き…?!」


拓海「………」プスプスプス…


そしてさらに…!


ランコ『あーっはっはっは!w 他愛もない! 闇の力におののくが良いっ!!w』

ランコ『開眼して見よッ! “アブソリュート・ブリザード”ォ―――ッ!!』ブワアアァッ!


恐るべき魔王の連撃…!

今度は、ランコの手からキラキラと光る白いダイヤモンドダストが出現…

残る3人のうちの1人を、氷漬けにしてしまったのだ…!


※誰がヤラれた?(コンマ勝負での最下位が氷漬け、脱落。楓は+30pのアドバンテージ)

↓1 高垣楓

↓2 喜多日菜子

↓3 フレデリカ

ほい

楓21+30=51 日菜子06 フレデリカ80 (06の日菜子が最下位、脱落。 この最終コンマにてトップスリーの順位決定、1位フレデリカ、2位楓、3位日菜子)


ランコ『開眼して見よッ! “アブソリュート・ブリザード”ォ―――ッ!!』ブワアアァッ!

日菜子「!!」


魔王ランコの手から湧き出た猛烈な吹雪が、プリンセス日菜子を襲う…!


楓「ああっ?!」

フレデリカ「ひ、姫様ァ!!」


二人の部下の悲鳴の中、プリンセス日菜子はカチカチの氷漬けに・・・な・・・・・


あれ?



・・・ん?




>>1(あれ、おかしいな…?)


喜多日菜子は・・・

氷漬けになってはいなかった。

ランコが発した吹雪は、日菜子の直前で何故か消滅してしまっていたのだ…


日菜子「……」


ランコ『ん…? あれ? なんだ…? 氷の精の戯れか…?』

ランコ『ええいならばもう一度… “アブソリュート・ブリザード”!!』スカァッ!

ランコ『え、で、出ない? ど、どうして??』オタオタ


フレデリカ「…? 魔王の魔法が、出なくなった…?」

楓「あら、どうしたのかしら…?」


ランコだけでなく、二人の部下までいぶかしがる中…

ここまでただ黙々としていたプリンセス日菜子が、口を開いた。


日菜子「…まおーさん、あなたはこの世界のあらゆるモノを意のままに操れるっていう“設定”らしいですけどぉ…」

日菜子「日菜子は、この妄想世界の“創造主”なんですよぉ… その日菜子に、リアルに攻撃なんか効くわけないじゃないですかぁ…」

ランコ『は、はあ・・・??』

日菜子「ここまで、最後には王子様が現れて日菜子をさらっていってくれるんじゃないかって、期待してましたけど…」

日菜子「どうやらそういう展開は有り得ないみたいなんで… もう、終わりにしますね…」パチンッ!


 ドオオオオオオォンッ!!


ランコ『ふぇっ?!』


日菜子が指を鳴らすと、上から堅固な鉄柵が降ってきて、ランコを閉じ込めてしまった。


ランコ『な、何するの!? 出してよぉっ!』=3

日菜子「…さあ、日菜子にかなわないことが分かったんなら…」

日菜子「これから、全て言う通りにしてもらいますからねぇ…?」ズモモオォ…

ランコ『う、ううぅ…?』


その後… 日菜子に脅されたランコが魔法を解除したことにより、道中で魔物にやられたパーティのメンバーや村人たちも無事、元に戻ることが出来た…

こうして… 魔王討伐パーティはその役目を終え… 地上には平和が戻ったのだった…


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


 “ビ―――――ッ!!”


未央「しゅーりょぉ――っ! そこまでぇ!! メイドの皆さん、ここでストップして下さい!!」


日菜子「…はっ!」パチッ


ワイワイガヤガヤ…  ザワザワザワザワ…


妄想世界に入り込んでいた日菜子が目を覚ましたのは… ちょうど、メイドバトルの第二戦が終了した時だった…


未央「接戦でしたが… 勝負は決しましたっ! 結果はこちらァ!↓」


≪モバマスミスコン本選一回戦・第二グループ結果≫

1位 宮本フレデリカ  
2位 高垣楓 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここまで準決勝進出決定

3位 喜多日菜子←他グループ結果待ち
4位 向井拓海
5位 藤原肇
6位 天海春香   
7位 浅利七海
8位 島村卯月


未央「1位フレちーと2位の楓さんは準決勝進出決定! そして3位のきたひなは他グループの結果を待ってから、敗者復活戦に臨むこととなります! 皆さん、お疲れ様でしたぁ!!」


 ワアアアアァァァ――ッ・・・  パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・





本日ここまでなの
コンマ対応あざした!

次はまた土曜の20:00頃から

第三戦はこんなカンジ↓

茜「元気ですかぁーっ! 第三戦は、海の家で勝負ですよぉっ!!」

美波「謎のUMA“原住メイド”ですか…?」

貴音「なんと、面妖な…!」

ほなまったり進めてくにょ

コンマバトルが始まるのはまた21:00頃からです

第三戦も少し長い、というか二段階に分かれているので、今日と明日で終わらせたいと思います(通常の勝負の後に、ボーナスステージとしてみんなでビーチフラッグ対決を行います)

先週は、春香が覚醒してハルシュタイン閣下VS魔王ランコの展開を密かに期待してたんだけど… なかなかそうは問屋はおりんもんですね…

ーーーーーーーーーーーー

~実況室~


菜々「一回戦第二戦終了! なんと緊急参戦の宮本さんがトップ通過…! 次いで優勝候補筆頭と言ってもいいでしょう、高垣楓さんが2位で準決勝進出決定です!」

瑞樹「メイド喫茶の営業自体はメチャクチャだったけど… なんとか無事終わって良かったわ…」ホッ

菜々「では、ここが一回戦の折り返しですので… 第三戦の様子をお伝えする前に、いったん、ここまでのバトルのトップスリーを整理しておきましょう! こちらです!↓」

<メイドバトル第一戦>
1位 十時愛梨
2位 赤城みりあ
3位 水本ゆかり

<メイドバトル第二戦>
1位 宮本フレデリカ
2位 高垣楓
3位 喜多日菜子


瑞樹「これは… 3位のゆかりちゃんと日菜子ちゃんは、まだ上に進めるかどうか分からないのよね?」

菜々「そうですね。 3位の人たちは、第四戦まで全て終了してから3位の人たち4名で改めてバトル… その中で上位2名が最後の準決勝進出者となります」

瑞樹「なるほど… でもこれ、私、ちょっと思ったんだけど… 今のところ、私たちアイドルの中核ともいえる女子高生たちが、まだ一人もトップスリーに入ってないのね」

菜々「へ?」

瑞樹「女子高生たちは総勢70名… 3人に1人以上は高校生なのに、ここまで誰も準決勝進出の足掛かりすら掴んでないわ」

菜々「そ・・・そうですね、確かに… 一回戦も、ここまで5人の高校生が出場してますが、全員4位以下に沈んでしまっていますね…」

瑞樹「同じ女子高生グループの菜々ちゃんとしては、ちょっと悔しい結果なんじゃない?」ニッ

菜々「そ、そそそ、そうですね… た、確かに、ナナも個人的に応援したい選手などもいますけど…」

菜々「ナナは公私混同はしませんから! さ、さあ、続きまして第三戦・・・出場メイドはこちらの8名です!↓」


<ミスコン一回戦“メイドバトル”第三グループ>

城ヶ崎莉嘉(12) 乙倉悠貴(13) 喜多見柚(15) 星井美希(15) 大槻唯(17) 四条貴音(18) 新田美波(19) イヴ・サンタクロース(19)


瑞樹「これは… 中学生が多いのね。 8人中、4人が中学生…」

菜々「はい、一回戦出場メンバーの中でも、特に元気のある…体力において優れているメンバーが集まっています」

瑞樹「? どうして体力が関係してるの?」

菜々「ふふ、それはですね… この第三戦は、ただの接客勝負だけではない… 四つのメイドバトルの中でも、最もハードな勝負が予想されるからなんです…!」

菜々「何しろ、現場は346カフェからチェンジして、沖縄本島のアラハビーチにある“メイド喫茶『海の家』”がバトルの場なんですから!」

瑞樹「お、沖縄!?」


菜々「そうです! 実はこの8人のメンバーは皆、既に沖縄の現地に到着しているのです!」

菜々「まずは、現地のリポーターのお二人を呼んでみましょう! 茜ちゃん!聞こえますかー?」オーイ


“日野茜『聞 こ え ま す !!! 皆さん!! 元 気 で す か ぁ ―――!!?』ブワアァッ!!”


瑞樹「ひっ?!」


スタジオに突然響き渡った大声に、瑞樹は思わず身をすくめた…

そして現場を映すテレビモニターには、アイドル界最強の熱血パワフル美少女日野茜が、画面から飛び出しそうなほどの勢いで大写しになっていた。


~沖縄・アラハビーチ~


茜「パワフルボンバアアァ――ッ!!! 皆さんどーも初めましてェ! 全身全霊全力前進!! 8月4日生まれのサマー少女日野茜です! 好きな食べ物はお茶ですッ!!」クワッ!!http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/3/f/3fd00c72.jpg

?「ちょ…ちょっと茜ちゃん? お茶は食べ物じゃありませんよ?」

茜「えっ? あああぁ!そーですよねッ!! 好きな“飲み物”はお茶の、日野茜です!! そして、ただ今ワタクシに素晴らしいツッコミを入れてくれたこちらの方は・・・!」

茜「日本一・・・いや、世界一“海辺が似合うアイドル”! ここ沖縄出身の“白波の歌姫”こと、瀬名詩織おねーさまですッ!!」

瀬名詩織「うふふ… よろしくお願いしますね♪」ニコッhttp://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/e/c/ecc18f6f.jpg


 ザザザザアアァ…  ガヤガヤザワザワ…  アハハハハハッ! ワイワキャッキャッ♪ ガヤガヤガヤガヤ……


茜「さあっ! ということで… 我々は今、沖縄本島は北谷町という所の“アラハビーチ”に来ているのですが…!」

茜「ご覧の通り、めっっちゃ賑わってますっ! 常夏の太陽の下の、エメラルドグリーンの美しい海ッ!! そして広がる純白の砂浜に…!」

茜「家族連れや若者の集団、外国人の方々などなど!様々な人々が遊泳に訪れています! スイカ割りやビーチバレー、BBQなんかを楽しんでいる人たちもいますね?!」

詩織「アラハビーチは、離島のビーチと違って街中にあるので… 観光客だけでなく、地元の方たちも多く訪れます。 とてもアットホームな雰囲気のビーチですね♪」

茜「なるほど…! 確か詩織さんは、沖縄県浦添市のご出身でしたよね?!」

詩織「はい、私の実家はここから南に5kmくらい下った所です。 こちらに住んでいた頃は、このアラハビーチにも夕日を眺めによく来たものですよ」

茜「なるほどなるほどォ! 夕日に向かって砂浜をダッシュですね?! いいですね、熱いですねっ!! パッション溢れてますねぇっ!!!」=3

詩織「いや、私はダッシュはしないけど…」


 オカエリナサイマセゴシュジンサマ! ガヤガヤ…  ドウゾコチラノオセキヘ  ザワザワ… ヤキソバオモチシマシター!
 

茜「さてさて!そうこうしているうちに見えてまいりました! このミスコン一回戦第三戦の舞台である・・・“メイド喫茶『海の家』”!!」

茜「メイド喫茶と海の家の融合という、新しいコンセプトの新サービスだそうですが…! 一体どのようなモノなのか…?!」

茜「突撃して確かめてまいりましょうっ! いざ、トラァ――イッ!!」ズデデデデデェ…

詩織「あ、ちょと、茜ちゃん走らないで…!」ハアハア


??「「お帰りなさいませ! お嬢様!!」」

茜「おおっ?!」


新田美波「お嬢様、お席へご案内します、どうぞこちらへ♪」http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/f/a/faa9a63a.jpg

大槻唯「おっ、茜ちゃんじゃーん! リポーターご苦労さま~☆ はいはいカメラさ~ん、ゆいのことしっかり撮ってねー?」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/1/61855c44.jpg

茜「こ、これは・・・!」

茜「お二人とも水着?! そして… 頭に、なんていうんでしょう、あの、メイドさんが付けてるフリフリ?みたいなのだけ付けてますが…!」

詩織「カチューシャ… いや、ヘッドドレスでしょうか?」

美波「コレですか? 正式には“ホワイトブリム”って言うそうです。 水着にコレだけ付けるなんて、ヘンですよねw///」

茜「これはつまり… “ビキニメイド”! なんともマニアックな…/// しかしさいっこうに萌えポイント高いカッコウですねッ!!」

乙倉悠貴「お嬢様こちらメニューですっ。 どうぞっ!」スッ http://livedoor.blogimg.jp/g_ogasawara/imgs/8/6/86d4e1f1.jpg

茜「わおっ! 悠貴ちゃんも水着…! ありがとうございます!どれどれ…」ヨミヨミ

茜「むっ?!詩織さん! カレーフラッペとかありますよ?! これは頼むしかないですねっ!!」

詩織「それ、かき氷に本当にカレーが載ってるので… 私はちょっと…」


 ガヤガヤ… ~♪ ハジマレ!ヒカリノナツ~♪ ハジマレ!フタリノナツ♪  サイコウサイジョウジブンシジョウ♪  ハジメテチャントイオウ~♪  ザワザワ…


茜「なるほど… お店自体はメイド喫茶というよりは、吹きっさらしのきちんと海の家っぽいんですが、従業員が皆、水着で!メイド風に接客をしてくれるわけですね!! これは素晴らしいっ!!」

詩織「それにこの店内のBGMは… アルバム『SEASONS SUMMER!』収録の『銀のイルカと熱い風』だったかしら…?」

茜「確か唯ちゃんがセンターで美波さんも参加している曲でしたね! 元気の出る熱い曲ですよねッ!!」

詩織「潮風の吹き抜ける中で聴くと、一段と素敵な曲に感じますね♪」


茜「さてさて、メイドさんそれぞれの接客の様子は・・・・むむっ?!」


悠貴「お待たせしましたご主人様! 乙倉悠貴特製・マンゴー入りミックスジュースですっ!」コトッ


茜「アレは…悠貴ちゃん、自作のトロピカルジュースを提供しているんでしょうか?!」

詩織「悠貴ちゃんはミックスジュース作りが趣味だから…その特技を生かして独自のサービスをしてるみたいですね」

茜「なるほど! アイドル手作りのミックスジュース…! これは萌えポイント高い・・・ん?」


悠貴「…はい? えっ、私にビーチボールを膨らませて欲しい?」

悠貴「はい!いいですよ♪ 私、陸上部なので肺活量には自信があるんですっ!」

悠貴「では・・・ふぅ――… すうぅ―――っ…!」スーハー


 ン?オトクラチャンガビーチボールヲ…?  オ、オレノモイレテ!  ワタシノモォ! ガヤガヤザワザワ…!


悠貴「は、はい/// ちょ、ちょっと待って下さいっ/// あ、あの、出来れば並んで・・・」ハアハア


茜「これは…? お客さんたちが、悠貴ちゃんにビーチボールを膨らませてくれと頼んで… アッという間に行列が出来てしまいました!?」

詩織「あらあら… あれは、アイドルの悠貴ちゃんの“生息”をゲットしたいってことなのかしら…?」

茜「な、なるほど…? “乙倉悠貴の生息入りビーチボール”!! これはミックスジュースよりも価値が高いかもしれませんねっ! これぞ“メイド喫茶海の家”ならではのサービス!!」


 ピピピピピピピピピピ・・・!!


茜「お、おおお…! そうこうしているうちに、やはりここで悠貴ちゃんの萌えpが上がってきましたねッ!!」

茜「この第三戦でも、第一戦の時と同じように、お客さんたちはテーブルの上の端末や… あと今回はそれぞれのスマホからも萌えpを入れることが出来るようになっています!」

茜「そしてッ! メイドさんそれぞれに入った萌えpは、店内の壁に掲示されているあちらの電光掲示板にリアルタイムで表示される仕組みになっているわけですが…!」

茜「ここで乙倉悠貴! ○○までポイントを上げてきましたッ! これで暫定トップに立ちましたァ!!」


↓1コンマ以下 悠貴萌えp(前半)

はい

さすおと…控えめだな

悠貴25


~メイド喫茶海の家店内~


電光掲示板

“乙倉悠貴 25P”


茜「ここで乙倉悠貴! 25までポイントを上げてきましたッ! これで暫定トップに立ちましたァ!!」

詩織「すごいですね、まだ始まったばかりなのに… さすが悠貴ちゃん♪」


悠貴「ん? へ…? わ、私、ビーチボール膨らませてただけですけど・・・??」ゼーゼー


茜「さあ、他のメイたちはこれに追随できるのでしょうか・・・? む?!」


美波「ふぅ…、やっぱり沖縄の日差しはお肌にきますね。火照っちゃいます♪ ご主人様、ドリンクいかがですか? これ冷たくて気持ちいいですよ?」スッ

美波「…え? ペットボトルに頬ずりして欲しい…?? はあ、いいですけど… こ、こうですか? うっ、冷たっ///」スリスリ


 オ、オオオオオオォォ…!///  ミナミチャン、オレノペットボトルニモホオズリシテ!  アタシノモォ!  ガヤガヤガヤ・・・・ 


茜「こ、これは…? “新田美波の頬ズリするドリンク”を求めて、こっちでも行列が…?」


唯「はいっ! ご主人様、ゆいがかき氷あーんしてあげるよ! ほら、あ~~ん…」スイッ

唯「うひひっ!w テレんな、テレんな~☆ アイドルゆいちゃんにあーんしてもらえるなんて、超トクベツなんだぞ~w♪」


茜「わお…!/// そしてあちらでは、唯ちゃんがなんとかき氷を食べさせてあげるサービスを…??」

詩織「さ、さすが唯ちゃん、積極的ね…///」

茜「さすがは小悪魔ギャルとして名高い唯ちゃん…! あーんをしてもらいたいご主人様たちが続々と行列を作り始めましたッ!!」


 ピピピピピピピピ・・・!!


茜「おっと! やはりここでこの二人の萌えpも上がってきましたね! えーっと、美波さんは↓1… 唯ちゃんは↓2まで来ましたよォッ!!」

みなみん

以外と低い

(ンミナミィには世話になった…フリトレ的な意味で)

美波13 唯79


電光掲示板

“新田美波 13P”
“大槻唯  79P”


茜「えーっと、美波さんは13p… 唯ちゃんは…ぶっ?! な、79pまで来ましたよォッ!!?」

茜「これで、現時点では大槻唯、ダントツのトップ!! ただ一人、頭3つほど脱け出てしまいましたァ!!」

詩織「ストレートなお色気作戦、アレが功を奏しているみたいですね…」


唯「ん?79?! え、マジ? ゆいがトップ?///」

唯「…ふふっ、やっぱりゆいはカワイイもんね~w 仕方ないよね~!w」ムフォフォ


茜「しかし、勝負はまだ始まったばかり…! 美波さんや悠貴ちゃんにも、十分挽回のチャンスはありますッ!」

茜「さてさて、他のメイドの方々は・・・ あれ? ちょと、姿が見えないですねぇ…??」キョロキョロ

詩織「茜ちゃん、外の方で何か人だかりができてるけど… もしかして向こうにいるんじゃないかしら?」

茜「ん?!オオォッ! 本当ですね!行ってみましょう!! トラァ――イッ!!」ズデデデデェッ


 ガヤガヤガヤガヤ…  ザワザワザワ…  オオォッ、スゲェ…!  メガミダ、メガミ!!  パシャッパシャッ、 カシャカシャカシャ!・・・


茜「むむ…? こ、これはすごい人だかりですが… 皆さん、スマホやカメラで写真を撮っている…?」

茜「一体、中で何が…? ちょ、ちょっとごめんなさい! 通して下さいッ!」ヨイショヨイショ


茜が、なんとか人波をかき分けて中央に行くと、そこには・・・


星井美希「あはっ!☆ やっぱりどこに行っても一番のスター☆はミキなの!」http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/4/b/4b563735.jpg



茜「こ、これは・・・ 発見しました! 765プロの星井美希ィ!!」

詩織「な、なるほど、み、美希ちゃんの、水着撮影会が始まってたんですね…」ハアハア


  ミキチャン、コッチニシセンクダサァイッ!  コッチムイテェ!  ミキィ!カワイスギダアァッ!!  ガヤガヤ…  パシャッパシャッ…


美希「はぁーい☆ みんな、こんな機会なかなかないんだからね? ミキのこと、ちゃーんとかわいく撮ってね!」


茜「さすがは優勝候補の一角…! これは、自然に人が集まって撮影会が始まってしまったんでしょうか?!」

茜「いやしかし! 星井美希さん、本当に華がある人ですね…! オーラをまとっているといいますか…」

茜「まるで、彼女の周りだけ空気が違うようにすら感じますッ! これぞまさに女神…!! 女神という言葉は彼女の為にあるのではないでしょうか?!」

詩織「美希ちゃんは、ソロ写真集ももう二つも出してるんですよね…」ウラヤマシイ…

茜「上から86、55、83のカンペキなプロポーションは輝くばかりです…! サスガはスーパートップアイドル星井美希!!」 


だが、その時だった・・・!


 ザワザワッ!?  ナ、ナンダアレ?!  ヘ、ヘンタイヤ!  ラゾクダラゾク!!  ガヤガヤ…! 


茜「ん? あれは・・・?」


茜「あちらでも人だかりが出来ていますね… 行ってみましょう!!」ズダダッ

詩織「あ、茜ちゃん、毎回走るのやめて…!」ハアハア


その人だかりの中央まで来た時… さすがの茜も、一瞬言葉を失った。


茜「げぇっ?!! あ、あれは・・・??」


その…雪のように純白の美しい髪をなびかせ、琥珀のように黄色に輝く瞳とハの字型の眉毛が特徴的な美少女は・・・!


イヴ・サンタクロース「みなさ~ん? 私のことも撮っていいですよぉ~?♪」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/0/60ae2ef5.jpg


茜「ちょ…! い、イヴさん?! な、なんですかその水着は?!!」

イヴ「あ、茜ちゃん。 これですかぁ? コンブですよ~?」フリフリ

茜「こ、昆布!?!?」


なんと… イヴは、胸と腰に昆布を巻きつけているだけという、まるで裸族のような恰好をしていたのである…!


茜「こ、こ、昆布の水着…??」

イヴ「ふふ、ビーチで調達しましたぁ♪」ニコニコ


茜「そういえば… イヴさんは、初登場の時に全裸で段ボールにくるまって現れたという伝説を持っている人でしたね…」

詩織「そうね… そのあとも、サンタクロースなのになぜか圧倒的露出度で私たちの度胆を抜いてきた…生粋の裸族…!」ザワ…!

茜「し、しかし、まさか現地で調達した昆布を水着にしてしまうとは…! これにはさすがに皆さんもドン引き・・・ん?!」


 ピピピピピピピピピ・・・!!


茜「こ、これは・・・!? 星井さんと同時に、イヴさんの萌えpも上がってきた?!」


 ピピピピピピピピピピピピピ・・・・・!!


茜「ほ…ほぼ同じペースで萌えpが上がっていきます! す、すごいッ! あの星井さんにまさかまさか、変態裸族が張り合っていますッ!!」


美希「!? そ、そんなハレンチな方法で注目を集めようなんて…邪道なの! ミキがあんなのに負ける訳ないのっ!!」=3

イヴ「うふふ♪ あっ! 風で昆布が飛ばされて…!///」ヤーン

茜「ひゃああっ?! やめて下さいイヴさん! 放送事故になりますよ?!」

イヴ「ふふっ、大丈夫ですぅ。 ほら、ここにちょうどいい貝が!」ヒョイッ


胸の昆布を飛ばされてしまったものの、すかさずそこに落ちていたホタテの貝殻でTKBを隠したイヴ…!


詩織「い…いや、アウトですよそれはもう、アイドルとして…///」

茜「うおおおおぉぉ! 女神VS裸族の熱い水着対決ゥ!! 勝つのは一体どっちなんだああぁぁっ?!?」=3


↓1 美希(+20pのアドバンテージ)

↓2 イヴ(+10pのアドバンテージ)

それ

いやぁ、ドン引きっすwww

美希01+20=21 イヴ65+10=75


電光掲示板

“星井美希       21P”
“イヴ・サンタクロース 75P”


茜「でっ、出たああああぁぁっ!! なんと勝負を制したのはイヴ・サンタクロース!! 裸族が女神を打ち負かしてしまったああああぁぁっ!!」=3


美希「・・・そ、そんな・・・ う、ウソなの・・・!」アゼン

イヴ「よし… 今度はワカメを股間に…!」ゴソゴソ

茜「も、もうやめて下さいイヴさん!!!」


 オオオオオオォォ?!  マジカ!w  イヤァ、ドンビキッスw  ダハハハハ!w  ザワザワザワ・・・・


水着対決の意外な結末に歓声と失笑の渦が沸き起こるアラハビーチ…

そして、そこへ…!


?「ん~? な~んか面白そうなことやってるねぇ~?」モグモグ

?「ヤッホー!★ 水着対決なら、このカリスマJCギャルの出番だぞっ!」モグモグ


ホットドッグやイカ焼きをかじりながら現れた、前髪パッツン少女とちびギャルツインテ少女…!


茜「ゆ、柚ちゃんに莉嘉ちゃん…? 見えないと思ったら… どこ行ってたんですか?」

喜多見柚「いやーちょっとね! オナカすいちゃって、莉嘉ちゃんと一緒につまみ食い対決をねw♪」テヘペロッ http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/1/61cb40f8.jpg

城ケ崎莉嘉「あーかねちゃん! ほら、お土産あげる!!」ヒョイッ http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/8/9/89ab871c.jpg

茜「ひゃっ?! な、なんですかコレ?! でかっ! か、カブトムシ…?」

詩織「いえ、それは・・・ヤンバルテナガコガネですね…!」

茜「や、ヤンバル?」

詩織「日本最大の甲虫で、ここ沖縄でも非常に珍しい虫ですよ… 莉嘉ちゃん、よく見つけましたね」

莉嘉「へへっ! あたし、珍しい虫見つけるの得意なんだぁーっ♪」

茜「さすが野生児…!」


莉嘉「それより! 水着対決ときたら、このオトナでセクシーな城ケ崎莉嘉も、参加しないわけにいかないよねっ!」ザッ

柚「クク…w ついに柚のセクシーが本気を出しちゃう時が来たみたいだね…!」ザザッ!


茜「こ、これは… 女神と裸族の水着対決に、346プロの埼玉中学生コンビが緊急参戦!!?」

茜「プロポーションでは先の二人には敵わないと思いますが…果たしてどこまで萌えpを伸ばすことができるのでしょうか?!」


柚「さー行くよ? 莉嘉チャン?」

莉嘉「合点!! せ―――っのぉ・・・」


柚莉嘉「「そーれっ! ウッフ~~~ン♪♪」」


突撃参戦、漫画のようなベタなセクシーポーズをキメる柚&莉嘉…!

すると!


 ピピピピピピピピピピピ・・・!!


茜「おっ、おおおぉっ?! これは・・・?」


↓1 柚
↓2 莉嘉

はい

柚06 莉嘉


“喜多見柚   6P”
“城ケ崎莉嘉 53P”


柚「ぶひっ?!」=3

莉嘉「あらら~~… けっこー差がついちゃったねぇ…w」ナハハ

莉嘉「ま、柚ちゃん、相手が悪かっただけだよ! 隣にあたしがいなければもっとポイント稼げてたって!」ポンッ

柚「……」シュン…


茜「自称カリスマJC城ケ崎莉嘉! 53pの高得点…! これで唯ちゃん、イヴさんに続いての暫定3位ですッ!!」

茜「しかしもう一人のJC柚ちゃんは、わずか6ポイント… これには、さすがの柚ちゃんもいつものてへぺろすら出せずにガックリと肩を落としてしまいました…!」


柚「・・・穂乃果ちゃんに手伝ってもらって、ウッフンポーズ練習したのにぃ…」オヨヨ…


茜「えーっと、あと残ってるのは、765プロの四条さんですが… 一体どこに…… ん?」


 ズルズルズルッ!  ゾズズズズウウウゥ~~!!


茜「おや、え? あれは・・・??」


 ガヤガヤ…  ナ、ナンダアレ?  マジカ?  マダタベルノカヨ…!  ド、ドコニハイッテルノ?  ザワザワザワ…


茜「? えーっと、店内が何やら騒がしいですね… ん? あれは、四条さん?」

茜「客席に座って何か食べてる…? 一体何をして・・・ ほえっ!? げええええぇぇっ!?」=3


目を見張る茜…!

メイド喫茶「海の家」で、堂々と客席に座ってラーメンをすすっていた貴音…

しかし、そのテーブルの上には…!


茜「な、なんですかこのドンブリの山は?!!」=3


そう… 貴音の両脇には、まるでスカイツリーの如くそびえ立つ空ドンブリの山が積み上げられていたのである…!


四条貴音「ふふっ、お代わりを所望いたします♪」コトッ http://livedoor.blogimg.jp/syutarutsu/imgs/e/d/edaa68ac.jpg

 
 オオオオオオオオォォ―――ッ!!  デタァッ!  スッゲ…!  ワッショイワッショイ!!  TA・KA・NE!  TA・KA・NE! TA・KA・NE!!


もう一杯ドンブリを積み上げ、周囲の観客たちから驚嘆と感嘆の声が沸き上がる・・・!


茜「えー…? このラーメンドンブリは… 全部四条さんが食べたんですか?! ひーふーみー…… じゅ、19杯もありますけど…??」

美希「貴音の大食いはハンパじゃないの…」ヒョコッ

茜「うぉっ?! 星井さん?」

美希「貴音のオナカにはブラックホールがあるの。 ミキもおにぎりならいっぱい食べれるけど、貴音だけには敵わないの…」



貴音「………」ズルルゥ~… ゾズズズズズウウゥ~~…!


茜「ま… まるで人間掃除機のようです! みるみるうちにラーメンが四条さんに呑み込まれていきます!!」

茜「私もよく食べる方だとは言われますが… こ、これは次元が違いますッ! あ、あの細い体の・・・どこに入っていくんでしょうか?!」

詩織「痩せてても大食いの人って、本当にいるのね…」


貴音「… ふぅ… ごちそうさまでした♪」コトッ!


茜「で、出たアァ――――ッ! ラーメン20杯完食ゥ!! なんだ…? なんなんだこの人は一体ィ?!?」=3


貴音「ふふ…w 大変美味でした♪」フキフキ


 ピピピピピピピピピピピピピピ・・・・!!


そして…ラーメン20杯をペロリと平らげた貴音にも、続々と萌えpが入っていき…!


茜「おおおっ、これは・・・?」


↓1 貴音(+10pのアドバンテージ)

お姫ちん

貴音24+10=34 


“四条貴音 34P”


茜「34p…! 四条さんは34pをゲット!!」

茜「現時点では決して高い方ではありませんが… ラーメンを食べているだけでこれだけの萌えpを獲得したのは凄いのではないでしょうか?!」


貴音「ふぅ… まっこと、素晴らしき美味のらぁめんでした…」フウ


電光掲示板の自分の萌えpを確認した後、一息つく貴音…

と、そのとき、


  ザザザッ!


貴音「! 何奴?!」バッ


茜「ん? どうかしましたか?四条さん」

貴音「…あ、いえ… 今、向こうの林の方に、妖しい影が走ったように思ったので…」スッ


海と反対側の、防風林の方を指さす貴音…


茜「かげ?」

貴音「ええ… わたくし近眼なのでハッキリとは見えなかったのですが…」

貴音「何か…メイドの格好をした女性が、いたような…」

茜「メイド? 林にですか??」


茜「まさか…? ここの人たちはみんな水着ですし… 本当にメイドの服装の人があんな林の中を…?」

貴音「いえ、わたくしの見間違いかもしれません」

詩織「いや…見間違いではないと思いますよ」スッ

茜「詩織さん?」


急に、真顔で割り込んできた詩織…


詩織「このアラハビーチには、一年ほど前から出るようになったそうなんです」ゴゴゴォ…

茜「で、出る…? な、何がですか??」カタカタ

詩織「謎のUMA(未確認生物)、“原住メイド”が・・・!」

茜・貴音「「げ、原住メイド??」」


詩織「はい、ここら近辺に伝わる都市伝説のようなものですが…」

詩織「沖縄に古くから生息しているとも言い伝えられているUMAで、メイドのような姿をした生物が、晴れた日にガケや木の上などから突然現れ…」

詩織「人々を森の奥に連れ去っていくそうです。 私の友人にも、連れ去られそうになった人がいるんですよ?」ニコッ

茜「え…? じょ、冗談ですよね? 詩織さん、驚かさないで下さいよ…!」ガタガタ

詩織「・・・沖縄には、先ほどのヤンバルテナガコガネのように、独自の進化を遂げた生物が多数生息していることが知られています…」

詩織「東洋のガラパゴスとも言えるここ沖縄ならば、独自の進化を遂げた恐ろしいメイドがいても不思議ではないと思いませんか…?」

茜「ちょ…! 詩織さん! あなたが言うと冗談なのか本気なのか全然分かりませんよォ!!」=3

貴音「原住メイド…! そのようなモノが… なんと、面妖な…!」


美希「何言ってるのなの…」


 ピンポーン…


茜「えっ、あ… い、今の音は?」キョロキョロ

詩織「試合開始から30分経った合図ですね」ニコッ

茜「そ、そうですか… じゃあ、とりあえず、現時点での皆さんの萌えpをチェックしておかないとですね! えーっと…」チラッ


<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況> ※試合開始30分、折り返し地点

城ヶ崎莉嘉      53p

乙倉悠貴       25p
 
喜多見柚        6p

星井美希       21p

大槻唯        79p

四条貴音       34p 

新田美波       13p

イヴ・サンタクロース 75p


茜「これは… けっこう明暗がハッキリ分かれたカンジでしょうか?」

茜「まずトップは唯ちゃんの79ポイント…! 続いて2位は4ポイント差で裸族の化身イヴ・サンタクロース…!」

茜「意外なのが星井美希さんがあまり伸びてないことでしょうか! 21ポイントの6位に沈んでいます…!」

茜「柚ちゃんと美波さんもポイントが伸びず苦しんでいますね… 果たして、後半での巻き返しはなるのか…?」

茜「最終結果はどーなるのでしょう!? 時間はあと残り、30分です!!」

詩織「みんな、頑張って下さいね…!」


※二回目(後半)コンマバトル!数多いけどここは8個出しちゃいます。(一回目のコンマに加算してメイドバトルの結果が出される。 ここでも美希は+20p、イヴと貴音は+10pのアドバンテージを持つ)

莉嘉↓1・悠貴↓2・柚↓3・美希↓4・唯↓5・貴音↓6・美波↓7・イヴ↓8


※連投は、ご自分のレスから10分以上経過したら可です。 もし10分以内に連投があった場合は、その二つ目のレスが無効となり、1つずつズレます。

ゆっくりでもいっす。 明日の朝には出るでしょうか…?(2時くらいまでに埋まればもう少しだけ書きます) 

ちなみにここが最終結果ではなく、明日のボーナスステージ・ビーチフラッグ対決に続きます。

ほい

はい

二回目

二回目

リベンジみなみん

8レス全て有効
莉嘉98・悠貴67・柚03・美希64+20=84・唯87・貴音42+10=52・美波52・イヴ41+10=51





そして30分後…!


 “ビ―――――ッ!!”


メイド喫茶海の家店内に、一回戦第三戦終了のブザーが鳴り響く…!


茜「終了ですッ!! 皆さんそこまでぇ!! 接客をストップして下さいッ!!」

茜「さあ!メイドバトル第三戦の結果は・・・!」

詩織「あら、これは・・・!」


<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況>

城ヶ崎莉嘉      53+98=151p

乙倉悠貴       25+67= 92p
 
喜多見柚         6+3=  9p

星井美希       21+84=105p

大槻唯        79+87=166p

四条貴音       34+52= 86p 

新田美波       13+52= 65p

イヴ・サンタクロース 75+51=126p


茜「出ましたね…! えーっと、これをポイントの高い順番に並べると・・・こうなりますっ!!」ババンッ


≪モバマスミスコン本選一回戦メイドバトル・第三グループ結果≫

1位 大槻唯   166p

2位 城ケ崎莉嘉 151p

3位 イヴ・サンタクロース 126p 

4位 星井美希  105p

5位 乙倉悠貴   92p

6位 四条貴音   86p   

7位 新田美波   65p

8位 喜多見柚    9p


茜「トップは変わらず大槻唯ィ! 終始安定した強さで他の追随を許しませんでしたァ!!」

茜「そして2位には、カリスマJC城ケ崎莉嘉! 後半の追い上げでイヴさんをまくるのに成功しましたッ! お見事ォッ!!」

詩織「今回は…ギャル系の子たちが強かったですね」

茜「そして3位にはイヴ・サンタクロース…! 3位に落ちはしたものの、まだ、第四戦終了後に敗者復活のチャンスが残されています!!」

茜「そして4位にはスーパーアイドル星井美希…! かなり追い上げましたが、残念ながら、準決勝進出可能圏内には届かずです…!」


美希「そ… そんな……??」ガックシ…


美希をはじめ、ガックリと肩を落とす残り5人のメイドアイドルたち…

が、その時だった。


?「ちょと待つさぁ―――っ!!」バッ!


茜「へ?!」

詩織「!」


突然… 店内に、メイドの服を着込んだ褐色の肌の少女が現れたのである…!


貴音「!? 貴女は…!!」

本日ここまでなの
コンマ対応あざした!

また明日の20:00頃から、後半のビーチフラッグ対決を行います。

7位の美波まではまだ準決勝進出の可能性が残されています。 柚はもう無理だけど…

寝落ちした
柚…www

こんな低コンマ続くことあるとわ

ほな進めてくにょ
コンマバトルはまた9時頃からです


?「ちょと待つさぁ―――っ!!」バッ!


茜「へ?!」

詩織「!」


突然、店内に現れたそのメイド服姿の少女は…!


貴音「!? 貴女は…!!」


我那覇響「はいさぁーいっ! みんな!沖縄を楽しんでるかぁ――っ?!」


貴音「響…!! な、なぜ貴女がここに…??」

響「貴音! 下を向くんじゃないっ! まだ勝負は終わってないぞっ!!」バッ

貴音「!?」


響が一気にそのメイド服を脱ぎ捨てると、その下から、83-56-80のなかなかのプロポーションを誇る健康的な肢体が現れた…!


響「これから・・・このメンバーで、“ビーチフラッグ対決”をやるぞぉっ!!」カッ http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/1/a/1a492976.jpg


一同「「「「「ビーチフラッグ対決!!???」」」」」


響「ルールはみんな知ってるなー? 砂浜でみんなでダァ――ッと走って、旗を取り合うアレだぞー」

茜「ちょ…ちょっと、我那覇さん! 何をやってるんですか? 困りますよ!!」

響「え?」

茜「いきなり割り込んできて… 何のつもりですか?!」

響「いや、自分は、えっと・・・」

詩織「茜ちゃん、いいんです。 響ちゃんはこのイベントの運営スタッフとして来られたんですよ」スッ

茜「詩織さん?」

詩織「ふふっ、ごめんなさいね? 菜々さんに、選手の皆さんと茜ちゃんには内緒にするように言われてたので・・・」ニコッ


白波の歌姫こと瀬名詩織は、人差し指を口元に当てるとにっこりと微笑んだ。


詩織「実はカクカクシカジカというわけで……」ペラペラ

茜「え…? もともとこの第三戦は、ボーナスステージとしてビーチフラッグ対決が用意されていた…?」

茜「でも、メイドバトルの盛り上がりや緊張感が欠けるといけないので、私と選手には知らされていなかった、と…」

茜「なんだ、そういうわけでしたか! いやーすいませんでした我那覇さん! 私、全然知らなかったもので…」

響「いや、全然いいぞー! でも、ちょっとびっくりしたぞ!」

貴音「なるほど… 先ほど林の方に見えた“原住めいど”の正体は、響だったのですね」

響「は? ゲンジュウメイド? なんだそれ?」

貴音「詩織殿が話していたのですが… ここ沖縄には、原住めいどなる未確認生物がおり、時々人々をさらっていくと…」

響「み、未確認生物って… 自分はそんなんじゃないぞ! メイドの格好は、伯父さんのメイド喫茶の手伝いをしてただけだし、外で客引きをしてただけだぞ!?」


茜「なるほど… 我那覇さんの俊敏な動きもあって、それがいつの間にか都市伝説になっていたんですね! ああ、安心しましたッ!」

響「だからそんなんじゃないって! ひどいぞ詩織! 自分をダシに使ったな?」

詩織「ふふ…w 私はウソは言ってませんよ?」ニコニコ

茜「確かに、現地にもともと住むメイドさんだから、原住メイドには違いないですね…」

貴音「? 響と詩織殿は懇意の仲なのですか?」

響「数少ない同じ沖縄出身者だからなー。 詩織とはイベントとかで何度か一緒に仕事したことがあるんだ」


茜「あっ、でもしかし…! 勝負はいったんついてしまってたわけですから… 特に、上位のお二人は納得して頂けるんでしょうか…?」チラッ


唯「…ん? 何、ゆいのこと? 何言ってんの! ゆいがそんな面白そーなイベントに乗らないわけないじゃん!」

莉嘉「みんなでゲームするんでしょ? あたしそういうの待ってたんだよね! 早くやろーよ!!」ウズウズ


 ウオオオオオオオオオォォーッ!!  ソーダソーダ!  ハヤクヤレエェッ!!  ミズギデダッシュカ、サイコーダナ!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!


トップツーの唯と莉嘉の言葉に、観客から歓声と拍手が沸き起こる…


茜「! こ…これは、私としたことが! 失礼しましたぁ!!」

茜「常夏のビーチでのミスコンバトル… それが、ただのメイドバトルだけでは、いささか物足りないというものでしょう!!」

茜「健全なる美は健全なる身体に宿るとも、昔から言われています…! つまり、真の美少女にとって、体力、元気、気合いは重要なファクター!!」

茜「それらを計るのに… ビーチフラッグ対決はまさにうってつけでしょうッ! ではこれより・・・」

茜「ミスコン一回戦メイドバトル第三戦、ボーナスステージ・・・“ビーチフラッグ対決”を執り行いますッ!!」


 ワアアアアアアアアァァァ―――ッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・!!


こうして… 現場には急遽ビーチフラッグ用のスペースが設けられ、その隣に茜、詩織、響の3人が座る実況席が用意された…


茜「さああああぁぁっ!! 準備も整ったようなので、いよいよ試合の方を開始いたしますが・・・!」

茜「その前にまず! この勝負の解説の我那覇さん! 詳しいルールなどの説明をしてもらえますか?!」

響「OKだぞ! えーっとまず、得点のことだけど、このボーナスステージはここまでのメイドバトルでそれぞれが獲得した萌えpに、追加でポイントを稼ぐチャンスだと思ってもらえればいいぞ!」

響「つまり… ビーチフラッグで上位に入れば、下の得点を大幅アップさせて、逆転することも可能ってわけなんだな!」


≪第三グループ・現時点各自萌えp状況≫

1位 大槻唯        166p
2位 城ケ崎莉嘉      151p
3位 イヴ・サンタクロース 126p 
4位 星井美希       105p
5位 乙倉悠貴        92p
6位 四条貴音        86p   
7位 新田美波        65p
8位 喜多見柚         9p


茜「なるほど…? 具体的には、どのくらい得点をアップさせることができるんでしょうか?」

響「えっとだな、3位が+30p、2位なら+50p、そしてトップを取れば+100pが入るルールになってるぞ」

茜「100…? それは凄いですね! えーっと、じゃあ、もし仮に美波さんがトップになったとしたら… 一気に2位まで順位を上げることができるわけですねッ?!」

響「そうだな! でも、他のメンバーも得点を稼ぐチャンスがあって、得点状況は変わるから、そううまくいくかは分からないけどなー、可能性としては無くはないぞ!」


茜「ビーチフラッグって、確か競技者の数より一本少ない数の旗が刺さってて… それを取り合って、一人ずつ脱落していくルールでしたよね?!」

響「一般的にはそうだけど、今回の勝負はちょっと違う形… トーナメント形式になってるぞ」

茜「トーナメント?」

響「まず8人のメンバーを4人ずつ二グループに分けて、それぞれで一回戦の勝負を行う…」

響「そこで、各グループの上位2名ずつが決勝に進出して、4人で改めて勝負…! 決勝はその一般的な、一人ずつ脱落していく形で順位が決まっていくカンジだな!」


茜「なるほど… では我那覇さん、次は競技についての説明をお願いします!」

響「分かったぞ!」


響「みんな大体知ってると思うけど、まず最初に、フラッグがささっている場所から30m離れた場所で、選手たちは旗に背を向けてうつぶせになる…」

響「そしてスタートの合図でみんなで立ち上がって反転してダッシュ…! 先に旗を取れた人が勝ちっていうルールだぞ!」

響「ビーチフラッグは、もともとはライフセイバーの人たちが俊敏性を競った海の遊びが発展してできたものなんだ」

茜「なるほど! ポイントはやはり…走力や反射神経でしょうか?」

響「そうだな! でも、単純なフィジカルだけで勝てるほど、ビーチフラッグは甘くないんだぞ?」

茜「? と言いますと?」

響「陸上競技みたいに整ったトラックで走るわけじゃないからね… 砂浜を裸足で全力で走るには、バランス感覚や体幹が重要になってくるんだ」

茜「確かに、コケてしまっては元も子もないですからね!」

響「それと、最後旗を取る時は、ジャンプしてスライディングして取った方が断然早い… だから、自分の身長とどこまで前に飛べるか計算して、ジャンプのタイミングを計ることも重要だぞ」

茜「なるほど…! いやしかし、我那覇さんは随分ビーチフラッグのことをよくご存知ですね!!」

詩織「響ちゃんは、沖縄のビーチフラッグ大会のチャンピオンなんですよ。 男性にも負けたことがないんだって」

茜「ええっ?! それは凄いですねっ!!」

響「なんくるないさー♪ 自分カンペキだからな!w」


 ザワザワ… ガヤガヤガヤ……


茜「さあ、いよいよ…! ただ今、最初の対決を闘う選手たちが入場してきました…!」

茜「一回戦第一戦の出場メンバーは、こちらの4名!↓」


大槻唯 イヴ・サンタクロース 乙倉悠貴 新田美波


詩織「これは… さっきのメイドバトルの、1・3・5・7位の子たち… つまり奇数グループということですね…」

茜「そうですね! 詩織さんは、このメンバーならどんな展開になると思いますか?」

詩織「そうね… やっぱり現役陸上部の悠貴ちゃんが一番走るのが速いような気がするけど…」

詩織「さっき響ちゃんが言ってたようにこれはトラック勝負じゃないから、そう単純じゃないかもしれませんね…」

茜「美波さんも、ああ見えてラクロス部で鍛えてますし、決勝に行ける可能性は高いんではないでしょうか!」

詩織「そうね。 美波ちゃんはテニスにゴルフ、アーチェリーに乗馬… スポーツならなんでもソツなくこなすフィジカルがあるから、それをここでも生かせれば勝つ可能性は高いと思うわ…」


詩織「でも、私が注目してるのはやっぱりイヴさんかしら?」

茜「イヴさん? 何故です?」

詩織「イヴさんはサンタとして大量のプレゼントを配るお仕事をしてるから… ああ見えて、物凄い体力があるそうですよ?」

茜「ああ… そういえば、愛海ちゃんや梨沙ちゃんが、イヴさんの開いた“サンタになるための講習会”に参加したら、まるで軍隊のように厳しかった、ともらしてましたねぇ…!」

茜「ここでも何かやらかすかもしれませんねっ! 不気味な存在です、イヴ・サンタクロース…!!」


美波(この勝負で… 優勝すれば、私にも勝つチャンスはある…! とにかく全力で取りに行く!)

悠貴(走るのには慣れてるけど… 砂浜だから、転ばないように気をつけないと…)ドキドキ

イヴ(昆布じゃないちゃんとした水着に付け替えました…! これで勝利は私のモノですね~♪)ムフフ

唯(走るのとか、そこまで得意じゃないけど… とにかく、ゆいらしく楽しんでいこっ!♪☆)


四者四様の思惑を抱えながら、砂地の上で腹ばいになったアイドルたち・・・


茜「では・・・まいりますよおぉっ! ビーチフラッグ対決第一戦・・・!」

茜「皆さんの気合いと根性を魅せて下さいねッ! よおおおおおぉぉ~~~~~い・・・・・!!」


 ゴクリ…!


パアアアァ―――ンッ!!


美波「やっ!!」バッ!

悠貴「ふっ!!」バッ!

イヴ「それぇっ!!」バッ!

唯「うおおっ!!」ババッ!


茜の鳴らしたピストルスターターの合図と同時に、一気に砂埃を巻き上げて走り出した四人!!


茜「さああああぁぁっ!! 皆さん!旗に向かって全力ダッシュですッ!!!」


 ウオオオオオオォォーッ!!  イケエェッ!!  ガンバレエエェッ!  ワアアアアアアアァァ――ッ!!


悠貴「……!」ズダダダダダダダダアアァ・・・!!


茜「おっとこれは…! まず飛び出したのは乙倉悠貴ィ!! アッという間に2mほどの差をつけましたァ!!」

響「走るのも速いけど… いい体幹してるぞあの子…!」


常夏のビーチに、悠貴のカモシカのように締まった長い美脚が躍動する…!!


悠貴(よしっ、行けますっ! このままトップで…)ダダダダアアァ…


が、その直後!


悠貴「あっ?!?」グラッ


 ピョ――ンッ! ゴロゴロゴロ・・・ ズベシャアアアアアアァァッ!!


茜「わおっ?! なっ、これは・・・??」

茜「トップ快走の悠貴ちゃん転倒!! 何か… 前方に自分で飛ぶようにして転びましたが… 大丈夫でしょうか?!!」

響「…? 何かよけたのかな?」


悠貴(しまった…! 足元に小さいカニさんがいて… 咄嗟に跳んでよけたけど…)


イヴ「ふふふw いただきですぅ~~!」ズベベベベベベッ!!


茜「おおおっ! そして悠貴ちゃんが転んだスキに、2番手のイヴさんがトップに躍り出ましたッ!!」

響「変なフォームで走るなぁ、あの人…」

茜「怪しげなサンタ走りでゴールに迫りますッ!! これは決まったかァ!??」


が・・・!


イヴ「むふふっ!w あれっ!?」ツルッ


  スッダアアアアァンッ!!


茜「あぃえぇ…!? ま、また転倒! イヴさん、後ろに尻餅をつくようにして転んでしまいましたァ!!」

響「今、何かで滑ったみたいだぞ?!」


イヴ(ううぅ…! ワカメを踏んでしまいましたぁ…)


美波(よしっ、今だ!!)ダダッ!


イヴが転んだスキに、今度は美波が先頭に躍り出る…

が、その刹那!


イヴ「あ、美波ちゃん! 待って下さい!!」バッ!

美波「えっ!? キャ――ッ! イヴさんドコさわってるんですかぁ!??」=3


なんと…! 尻餅をついていたイヴが、横をすり抜けようとした美波の腰の水着をつかんだのである!!


 オオオオォォッ!??  ミナミンノハンケツ…!///  ヤレ!ヌガセェッ!!  ワアアアアァァ――!!


茜「でえええぇぇっ!?? 転倒していたイヴさんが突然美波さんの水着をつかみましたッ!!?」

茜「美波さん、ずり落ちないように必死に水着を抑えていますが… ちょっと、あれって反則じゃないですか!?」

響「…う~ん… ビーチフラッグは、ある程度の身体接触はあって当たり前だから…」


唯「やったねラッキー!w これでゆいちゃん旗ゲットォ――ッ!♪」ズダダッ!


美波とイヴがもみ合っているスキに、一番後ろを走っていた唯が遂にトップに立つ…!

が!


悠貴「えええっ!!」ズドドッ!

美波「さあああっ!!」ズババッ!

イヴ「負けませんよぉ~!!」シャカシャカシャカ!!


唯「どひっ!?」=3


その唯の背後から、三人のアイドルが絡み合うようにしながら迫ってきた…!

そして・・・


 ズベシャアアアアアアァァ――――ッ!!!


茜「おおおぉっ!??」


四人が二本の旗の差さっていた場所に一気に滑り込み… もうもうと砂埃が舞いあがる…!


茜「…こ、これは… ほとんど同時に四人が飛び込みましたが…!」

茜「は、旗を取ったのは果たして…!?」


 バッ!


?「取った!」

?「取りましたよっ!」


砂埃から、しっかりと旗をつかんだ二本の腕が上がる…!


茜「!? あれは・・・!!」


※誰が取った?(コンマバトル、上位2名が決勝進出)

↓1悠貴
↓2美波
↓3イヴ(+10pのアドバンテージ)
↓4唯

砂浜Running

ソイヤ!サイヤ!

はい

悠貴ちゃん凄い

1位の唯が脱落したから一気に逆転あるな

悠貴99 美波06 イヴ94+10=104 唯19


悠貴「取ったっ!」バッ

イヴ「取りましたよ~っ!」ババッ


茜「で・・・! せ、接戦を制したのは、乙倉悠貴ィ! そしてイヴ・サンタクロォースウウゥッ!!」

響「す、凄い闘いだったぞ…」

詩織「悠貴ちゃん頑張ったわね…」

茜「お二人とも、途中で転倒して、もはやここまでかと思われましたが… あきらめない強い心で見事に復活、逆転を果たしましたッ! 熱い!! 熱過ぎますうううぅぅっっ!!!」=3


美波「っく…!」ガクッ

唯「あちゃあ~…」テヘッ


茜「ビーチフラッグ対決第一戦! 結果は… 乙倉悠貴、イヴ・サンタクロースの2名が決勝進出!!

茜「美波さんと唯ちゃんは、残念ながらここで脱落となります…!」


 オオオオオオオオオオオオォォォ―――ッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!






茜「いやぁー熱い女の闘いを見せてもらいましたねっ! 続きましては第二戦… 出場者はこちらの四名!!↓」


 城ケ崎莉嘉 星井美希 四条貴音 喜多見柚


茜「さあ! これも展開を占ってみたいと思うのですが…!」

茜「765プロの方が二人エントリーされていますが、我那覇さん! 星井さんと四条さんはどーなんでしょうか?!」

響「美希はかなり運動神経がいいぞ。 こないだの運動会の時も、リレーで雪歩が遅れた分をゴボウ抜きで取り返してたし…」

響「貴音もその運動会の時、自分と二人三脚でトップになったからな! 普段はおしとやかなカンジだけど、やる時はやる奴だぞ!」

茜「なるほど… 対して、346プロの中学生二人はどうでしょうね? 詩織さん!」

詩織「柚ちゃんは確かバドミントン部の副部長をしているんですよね… それに、莉嘉ちゃんも木登りがすごい上手だし、こういうのも得意なんじゃないかしら…?」

響「バドミントンはかなり瞬発力と足腰が鍛えられるスポーツだからな… 喜多見さんは強そうだぞ!」

茜「莉嘉ちゃんの野生児ぶりもナメてはいけませんよ! この中では一番小柄とはいえ… きっと、何かを見せてくれるはずです!!」


茜「さあ! そうこうしているうちに、四人の選手のスタンバイが整いました!!」


莉嘉(あたしが勝っちゃうと盛り上がらないのかな? でも… 手は抜かないよ!)ゴゴォ…!

美希(ここで勝って… 絶対に点を取り返すの!)キッ

貴音(…らぁめんが若干お腹にたまっていますが… 問題ありません!)カッ

柚(柚が準決勝に行ける可能性はもう無いみたいだけど… このままじゃ終わらせないよ!!)ズモモォ…!


茜「では、よろしいでしょうか!! ビーチフラッグ対決第二戦・・・!!」

茜「まいりますっ!! よおおおおぉぉ~~~い・・・!!」


シイイィーン……


 タアアァァ――ンッ!!


一瞬の静寂、そして号砲…!

四人のアイドルが一気に立ち上がり、体をひるがえす!!


茜「さあッ! 今度は誰が… ぅわっ?!?」


 ズベシャアアアアアァァッ!!


美希「ちょ… 貴音邪魔なの! 早くどいてなのっ!!」=3

貴音「み…美希こそどいて下さい!」=3


茜「こ、これは…? なんとスタートの直後に星井さんと四条さんが接触! 二人とも転倒してしまいました!!」

響「ビーチフラッグは、スタートの時にどこに走ればいいのか分からなくなる時があるからな… たまにああいう事が起きちゃうんだ」


柚「へっへーw おっ先ぃー♪」ダダダダッ!


茜「そのスキに柚ちゃんが飛び出しましたッ! バドミントンで鍛えた健脚で一気に旗へ・・・んぉっ?!」


 ベシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ・・・!!!


茜「こ、これは・・・!?」


莉嘉「 い っ く よ お ぉ ―――っ!!♪」シャシャシャシャシャシャシャ…!


茜「す…凄い! 莉嘉ちゃん、スタートでやや出遅れましたが、ものすごい前傾姿勢で… まるで小さなイノシシのように突進していきますッ!!」

響「よ、よく転ばないなあんなフォームで…!」


柚「…ん? あれ!?」ダダダッ

莉嘉「へへっ! 遅いよ柚ちゃん!!」シャシャシャシャアァッ!


茜「そ、その勢いで一気に柚ちゃんを抜き去りましたァッ!?」


柚(う、うそっ? あたし学年で1番か2番に脚速いのに…??)

ゆい残念(>_<)


響「城ケ崎さんは、きっとこういう所で走ることに慣れてるんだな… 裸足で土の上や砂の上で遊んだ経験が多いんじゃないかなー?」


ブラウンの髪をなびかせ、風を切って走る莉嘉…! その様はまさに渚の妖精!!


茜「速い速い速い城ケ崎莉嘉ァ!! ダントツだァ!! アッという間に旗に迫っていきます!!」


そして…!


莉嘉「いっちばぁーんっ!!♪」タァーンッ!


勢い良くジャンプして、旗にスライディング…! 

だが!!


莉嘉「あれ!?」ツルッ!


 ズベシャアアアアアァァッ!!


莉嘉「!? しまった!!」


なんと… 一度旗に触れた莉嘉だったが、つかみそこねて明後日の方向に吹っ飛ばしてしまったのである…!


茜「あぁ…? り、莉嘉ちゃん、取れてない取れてないっ!! 旗を前方に吹っ飛ばしてしまいましたァ!!」

響「勝ちを意識して集中力が切れたな… ちゃんと確実に手にするまで油断はできないぞ!」

茜「そ、そのスキに… 遅れていた柚ちゃん、星井さん、四条さんの三人がやって来ましたよォ!!」


美希「勝つのはミキなのおおぉぉっ!!」ズダダダダッ

貴音「いえわたくしですううううぅぅっ!!!」ドドドドドドッ

柚「どちくしょおおおおおおおおぉぉっ!!!!」=3=3


莉嘉「っく…!?」バッ!


迫り来る猛獣の如き三人に、慌てて飛ばしてしまった旗に飛び掛かった莉嘉…

そして!


 バッシャアアアアアアァァッ!!!


再び舞い上がる砂埃…!

その中から、旗を持った二本の腕が上がるっ!


茜「おおぉ…! こ、今度は誰が…?? なっ!?」


誰が取った?(コンマバトル、上位2名が決勝進出)

↓1柚
↓2貴音(+10p)
↓3美希(+20p)
↓4莉嘉

どうなる

てい

はい

柚54 貴音52+10=62 美希16+20=36 莉嘉57 (貴音、莉嘉、決勝進出)


貴音「取りましたっ!!」バッ

莉嘉「取ったよおぉっ!!」ババッ


茜「と・・・取ったのは四条貴音! そして城ケ崎莉嘉ァ!!」

茜「素晴らしいガッツでした!! これぞまさにスポーツの醍醐味!!」

響「さすが貴音… 闘志がむき出しになってたぞ!」

詩織「莉嘉ちゃんも、最後、一瞬の判断で取り直したのは凄かったですね…」

茜「これにてお二人は決勝進出…! そして柚ちゃん、星井さんは・・・」

茜「残念ながらここで脱落です!!」


柚「くっそー… もうちょいだったんだけどナァ…」ガクッ

美希「… ミキが… こんなとこで負けるなんて…」ガクゥ


美希「貴音・・・」

貴音「はい? なんでしょう、美希…」

美希「悔しいけど、今回はミキの負けなの… 春香も、前の闘いで負けちゃってるし…」

美希「もう私たちで残ってるのは貴音だけなの。 こうなったら絶対・・・貴音に準決勝に行って欲しいの!」

貴音「…もちろんです。 わたくしは…負けませんよ!!」ニコッ


柚「莉嘉ちゃん」

莉嘉「ん? 柚ちゃん?」クルッ

柚「正直負けると思ってなかったんだけど…完敗だわこりゃ。 凄いね莉嘉ちゃん!」

莉嘉「へっへー♪ このまま一気に優勝しちゃうから、見ててよね!★」ピース!


  ワアアアアアアアアアアアアァァァァ――!!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!!


茜「敗れた選手が、勝ち上がった選手に励ましの声をかけています…! いやあ熱いっ! さいっこうに熱い場面ですねえぇっ!!」

茜「しかし… 勝負はまだ、ここからなのです!! これより、乙倉悠貴、イヴ・サンタクロース、四条貴音、城ケ崎莉嘉の四人により・・・」

茜「ビーチフラッグ対決決勝戦を行いますッ!!」クワッ!


茜「が、その前に・・・ 現在の得点状況を、もう一度チェックしておきたいと思います!」


≪第三グループ・現時点各自萌えp状況≫

1位 大槻唯        166p
2位 城ケ崎莉嘉      151p
3位 イヴ・サンタクロース 126p 
4位 星井美希       105p
5位 乙倉悠貴        92p
6位 四条貴音        86p   
7位 新田美波        65p
8位 喜多見柚         9p


茜「えーっと、このビーチフラッグ、3位で30点、2位で50点、トップで100点のボーナス得点が入るので…」

茜「現在5位の悠貴ちゃん、6位の四条さんも、準決勝進出可能圏内へ得点を上げることが十分可能ですね!」

響「逆に上位の二人は、決勝戦の初戦だけは落としたくないところだろうなー… 4位は0点だからな!」

詩織「一回戦を見る限りでは、単純な脚の速さは悠貴>莉嘉>イヴ>貴音、の順に見えるけど… 何が起こるか分からないから、結果は読めませんね…」

茜「ですね! しかし何が起きるか予想できないところがスポーツの面白いところです!! まずは初戦… どんな展開が待っているのでしょうか!!?」


 ザワザワザワザワ・・・  ガヤガヤガヤワイワイ・・・・!


悠貴(よぉーっしここまで来たら… 優勝して、準決勝に行くぞっ!)

イヴ(ここで勝って… 順位を2位以上に上げておきたいところですねぇ~…)

貴音(春香や美希たちのためにも… 負けられません!)

莉嘉(お姉ちゃん、テレビで見てくれてるかな…? あたし頑張るからね!)


砂地に腹ばいになり… それぞれ思いを巡らせる四名…!


茜「では! ファイナリストの皆さん、準備はOKですか!?」

茜「ビーチフラッグ対決決勝戦初戦! よおおおぉぉ~~~~い・・・!!」


シィィ――ン…  ゴクリッ!


 パアアアァ――ンッ!!!


茜「スタァートォッ!! さあ、全力アタックですよぉ皆さん!!!」

ーーーーーーーーーーー
コンマを3回やって、1位2位3位を決める予定だったんですが、ちょっとそれは時間がかかり過ぎるかもしれないので、次のコンマ一回で順位を決めてしまおうと思います。

無難ですの


貴音「ふっ!!」サッ!

莉嘉「えっ!?」ギョッ


号砲と同時に立ち上がって、反転した莉嘉が最初に見たモノは… 92cmもある貴音の見事なヒップであった…


莉嘉(!? しまった、スタートダッシュで先手を取られた…?)

莉嘉(っく…! あたしの進路上にこの人がいて… 本気で走れない!!)ムググッ


茜「おや、これは…? 四条さん、スタートダッシュと同時に莉嘉ちゃんの前に来て走り始めました!!」

詩織「あれは… 意識的に進路を妨害しているのかしら…?」

響「もちろんそうだぞ! ビーチフラッグでは、相手の進路上に自分を持ってくることは、基本的な技術の一つだからな!」

響「それに、スタートの前… 貴音だけ、自分の足元の砂をよく踏み固めてたんだ。 アレをやると、スタートの時に砂に足を取られずにスムーズに走り出せるからなっ!」


お尻ちん「……」フリフリ

莉嘉(ぐぅ…! み、見れば見るほど凄いお尻…! お、お尻が気になって前に出れないよっ!)


茜「これは四条さん、見事な頭脳プレイ…! 走力の差を作戦で埋めようということですねっ!?」

茜「さあ残りの二人は・・・むっ!?」


イヴ「ふふふふふううぅっ!!w」ズベベベベベベッ!!

悠貴「っく・・・?」ダダダダダッ!


茜「こ…これは意外! イヴさんが悠貴ちゃんをわずかにリードしています!?」

詩織「悠貴ちゃんはやっぱり、砂地で走ることに慣れてないみたいですね…」


しかし、それはイヴ・サンタクロースも同じこと…!


イヴ「うふふw この勝負いただ…あれっ!?」グラッ!


  ズドオオッシャアアアァッ!!=3


茜「い、イヴさんまたこけたぁっ!?? 今度は前のめり、顔面から突っ込みましたァ!!」

響「砂地は平らじゃなくって、あちこちに微妙な窪みがあるからな… 大きい窪みに足を取られたみたいだな」


悠貴(よし、チャンス…! ここは少し距離を取って…)ダダダッ


一回戦で水着をつかまれた美波のことを思い出し、転倒したイヴの1mほど横を駆け抜けた悠貴…!

だが!


悠貴「へあっ!??」=3


横目でイヴを確認した悠貴は思わず奇声を発した…


イヴ「………!」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ・・・!!


茜「げええぇっ?!? こ、これは・・・??」

茜「い、イヴさんが・・・そのままほふく前進で走っています!!!」=3


イヴ「………」シャカシャカシャカシャカシャカ・・・!


響「ま、まるでフナムシみたいだぞ…」

詩織「人間の動きではありませんね…」

茜「そ、そういえば… サンタ講習会に参加した愛海ちゃんたちが言ってましたね… イヴさんはほふく前進が尋常でなく速かったと…!」

茜「なんでも、プレゼントを配る時にビルのエアダクトに侵入することが多いので… 狭い場所を素早く進むため、ほふく前進が得意になったのだと…!」

響「と、得意ってレベルじゃないぞ…! 走ってる乙倉さんに追いすがってるぞ!?」

茜「恐るべしサンタクロース!! さあぁ残りは10m切ったぞぉっ!!」


莉嘉「んんん~~! どいてよこのお尻ィ!!」グイッ

貴音「いえ、どくわけにはまいりません!!」グイッ!


残り5m、莉嘉と貴音がお互いの体を寄せ合うようにして走り…


イヴ「負けませんよぉ~~!」シャカシャカシャカシャカシャカ・・・!

悠貴「くっ…!」ダダダダダッ!


ほふく前進のイヴから逃げるように悠貴の脚が躍動する…!

そして!


莉嘉「たぁっ!!」バッ
貴音「はっ!!」バッ
イヴ「それっ!!」バッ!
悠貴「ええいっ!!」ババッ!


同時にジャンプ…! 旗に向かって四人の体が飛ぶ!!


 ズバシャアアアアアアァァッ・・・!!


茜「ま、またほぼ同時…! 凄い砂煙ですっ!!」

茜「さあ・・・この決勝戦を制したのは・・・!!」


誰が取った?(このコンマにて順位決定)

↓1貴音(+10p)
↓2悠貴
↓3イヴ(+10p)
↓4莉嘉

765プロの命運いかに

悠貴!

がおー

どうだ

総合変動なし、か…?

貴音41+10=51 悠貴62 イヴ42+10=52 莉嘉68 (1位莉嘉、2位悠貴、3位イヴ、4位貴音)


悠貴「と、取りましたっ!!」バッ

イヴ「取りましたよ~」バッ!

莉嘉「取ったあぁっっ!!」ババッ!


貴音「うっぐぅ…!」


ゴール地点で、空の手を空しく見つめていたのは・・・四条貴音!


美希「あ、ああ、貴音…!」シュン…


茜「決勝戦初戦…! 脱落者は四条さん…! 4位決定!」

茜「では! 続けて第二戦にまりますっ!!」





そして、更に2回の対決が行われ、頂点に立ったのは・・・!


莉嘉「がおー! 取ったぞおぉっ!!」ババッ!

悠貴「く…!」


残り1本となった旗を持ち、立ち上がったのは、城ケ崎莉嘉!!


茜「決イイイイィまったアアアアアアァァッ!!! この、過酷なビーチフラッグ対決を制したのは・・・!」

茜「カリスマJCギャル・城ケ崎莉嘉ですッッ!!」


ワアアアアアアアアアァァァァ―――――ッ!!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!!


茜「さあこれにて… 3位のイヴさんに30p、2位の悠貴ちゃんに50p、1位の莉嘉ちゃんに100pが入るので…!」

茜「萌えpの得点状況は、えーっと、とりあえず今のを足すとこう↓だから・・・」


≪第三グループ・現時点各自萌えp状況≫

1位 大槻唯        166p
2位 城ケ崎莉嘉      151p(+100=251p)
3位 イヴ・サンタクロース 126p(+30=156p) 
4位 星井美希       105p
5位 乙倉悠貴        92p(+50=142p)
6位 四条貴音        86p   
7位 新田美波        65p
8位 喜多見柚         9p


茜「これで順位を入れ替えると・・・こう↓ですねっ!!」


≪第三グループ・最終結果≫

1位 城ケ崎莉嘉      251p
2位 大槻唯        166p
3位 イヴ・サンタクロース 156p 
4位 乙倉悠貴       142p
5位 星井美希       105p
6位 四条貴音        86p   
7位 新田美波        65p
8位 喜多見柚         9p


茜「えーっと、1位と2位が入れ替わって、悠貴ちゃんが星井さんを抜いて4位に上がりましたが…」

茜「上位3名には変動なしッ! 莉嘉ちゃんとイヴさんは自力で現ポジションを守りましたッ!!」

茜「最後まで莉嘉ちゃんとトップを争った悠貴ちゃんの快進撃は見事でしたが、残念ながら準決勝進出はならず・・・!」

茜「しかしッ! 私たちに最後まで熱い闘いを見せてくれましたっ! 皆さん、乙倉悠貴ちゃんをはじめ、惜敗を喫したアイドルたちにも・・・どうか! 惜しみない拍手をお願いしますッ!!!」


 オオオオオオオオオオオォォ――ッ!!  ユウキチャンオシカッタッ!  ヨクガンバッタヨッ!  タカネモヨカッタゾオォッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・


悠貴「ふぅ… 皆さん、ありがとうございましたぁっ!」ペコリン


茜「これにて本当に、第三戦終了オォ!! 準決勝進出を決めたのは・・・」

茜「総合1位城ケ崎莉嘉! そして2位の大槻唯!のお二人ィ!!」

茜「3位のイヴさんにはまた敗者復活戦に回っていただきます! 皆さん、お疲れ様でしたああぁっ!!!」


 オオオオオオオオォォ・・・  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・





本日ここまでですわ
コンマ対応あざした!

次はまた土曜の20:00頃から… ちょっと遅れるかも

第四戦は頭脳的な勝負になります

出場めんばぁ↓

佐城雪美(10)  アナスタシア(15) 大石泉(15) 速水奏(17) 北条加蓮(16)  鷺沢文香(19) 鷹富士茄子(20)  三船美優(26)


ほぼクールメンバーすね

乙あざす
あかん、やっぱ遅れます
第四戦は明日の20:00頃から始めるのでよろしくお願いします

今日なんかさみー お風邪にお気をつけあそばせ

了解

ほなまったり進めてくにょ

第四戦はボーナスステージとしてクイズ対決を行います(今日はメイド勝負のみ)


~実況室~


菜々「一回戦第三戦終了ォ――!☆ 準決勝進出決定となったのは、まずはカリスマJC城ケ崎莉嘉! そして、ついに高校生からも突破者が出ましたね。大槻唯さんが2位に滑り込みました! おめでとうーさみん!!」キャハッ

瑞樹「凄い闘いだったわね… 菜々ちゃんが“ハードな勝負になる”って言ってたのは、こういうことだったのね」ワタシニハムリダワ…

菜々「ビーチフラッグは体力、瞬発力、気合い、根性、運などなど、様々な要素が試される競技ですからね…!」

菜々「しかし、メイド勝負で2位、ビーチフラッグで1位を取った莉嘉ちゃんはお見事でした! 一気に優勝候補に名乗りを上げたと言っても良いでしょう…!」

菜々「時代は彼女のようなニューウェーブを求めているのかもしれませんね!」


菜々「さあ、続きましては一回戦最終戦、第四戦ですが… 出場メイドはこちらになります!↓」


<ミスコン一回戦“メイドバトル”第四グループ>

 佐城雪美(10) アナスタシア(15) 大石泉(15) 速水奏(17) 北条加蓮(16)  鷺沢文香(19) 鷹富士茄子(20)  三船美優(26)


瑞樹「今度は… さっきとは逆で、大人しめというか、クールな雰囲気の子たちが集まったカンジかしら?」

菜々「そうですね。 この第四戦も通常のメイド勝負の後にボーナスステージが用意されているのですが…」

菜々「今回は先ほどとは打って変わり、頭脳的勝負…真の美少女としての“教養”や“知識”を試される勝負なのです!」

瑞樹「へえ…具体的にはどんなことをするの?」

菜々「えっと、それはですね・・・ むむっ!?」ピピッ!


瑞樹「? どうしたの菜々ちゃん。またウサミン星からの交信?」

菜々「いえ、これは違いますね… これはまさしく、新しいニューウェーブたちからの電波ですね!」ムムム…

菜々「第四戦をお伝えしてくれるリポーターの子たちが現地に着いた模様です! 呼んでみましょう! 聞こえていますか?さくらさぁーん!」


“村松さくら「はあぁーい! 聞こえますよナナさん!えっへへ――っ、…へっ、へっ、ヘックショイィッ!!」=3”

“さくら「…あ、いやー、失礼しましたぁ! 誰かわたしの噂でもしてるんですかね?w ただ今わたしたち、ちょーど346カフェに到着したところでぇすっ!」ズビビッ”


テレビカメラに映し出されたのは… リボンのついたカチューシャとマシュマロのようなほっぺが特徴的な、まだ中学生の新人アイドル村松さくらだった。


~346カフェ前~


さくら「皆さんこんにちはぁー! メイドバトル第四戦の模様は、不肖・村松さくらがお送りさせて頂きますよぉ! とゆーことでお楽しみにぃ!」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/2/2/22a3e320.jpg

土屋亜子「こら!アタシも忘れたらあかんで! あーまいどまいど! リポーター2号の土屋亜子です! どーもシクヨロッ!」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/4/9/4932d149.jpg

さくら「えっへへへ――!w アコちゃん! なんでも我らがイズミンがこのメイドバトルに参加してるようですよぉ?!」

亜子「せやな。 泉のことやから、得意のプログラミングを生かしてご主人様たちの心もハッキングしとるかもしれんな…」

さくら「そーかな? イズミンは弟想いで世話焼きだから… けっこう“甘えさせてくれるお姉ちゃん風メイド”でガンバっちゃってるかもよぉ?」

亜子「百聞は一見に如かずや! 早速突入やでさくら!」

さくら「ラジャー! いぇーいオジャマしまぁーっす!!」ガチャッ!


 カランカラン…


?「オカエリなさいませ…お嬢様? キャハ☆」

亜子「へ?!」


アナスタシア「アーニャンがイッショーケンメー… ゴホウシするにゃん?☆」ニャッ♪http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/b/1/b1344cbc.jpg

さくら「どひぃーっ!? アーニャちゃんのそれ…和服風のメイド? ちょーカワイイねっ!」

アナスタシア「本当ですか…? スパシーバ、サクラ♪」ニコッ

亜子「確かに、随分手ぇ込んだメイド服やな。ナンボするんやろ…? って、そうじゃないわ! なんやねんさっきの“キャハ☆”とか“にゃん☆”ってのは? キャラ崩壊しとるで!」

アナスタシア「? ナナさんやミクに教わったメイドさんの言葉なのですが… おかしかったですか?」

亜子「あー、なるほど… ちょっと、純粋になんでも取り入れ過ぎやで…」

さくら「わたしはアリだと思うけどなぁー♪ にゃんにゃんアーニャン!」


アナスタシア「他にもありますよ… “世界は光と闇で出来ている…! 女神よ、我が刹那の宴の席へ誘おう… 参れ!”」

さくら「え…何? 今度は、蘭子ちゃん…?」

アナスタシア「ダー、日本語、まだまだオクブカイです…」

亜子「いや、その日本語はアタシにも難解やで… でも、そんな付け焼刃のキャラ作りって、逆に客から引かれるんちゃうか…?」

さくら「確か、メイドさんそれぞれに“萌えp”っていうのが入る仕組みになってるんだよね! どれどれ、アーニャちゃんの今の萌えpは・・・むむ!?」


さくらが、壁の電光掲示板で確認したアーニャの得点は…!


↓1 アナスタシア

はい

ちょっと引かれてるー!?www

21+10=31(アナはアドバンテージ+10p)


電光掲示板

“アナスタシア 31p”


さくら「31ポイント… ほぉー… これって高いのかな低いのかな?」

亜子「さあ… ま、始まったばかりやし、こんなもんちゃうか」

さくら「アーニャちゃん、このあともガンバッてね!」

アナスタシア「はい。 スタラーツァ、がんばります…!」ニコッ


と、そのとき…


  シュルッ!


さくら「ひゃっ!?」

亜子「ん? どないしたんやさくら」

さくら「え、いや、今、あたしの足に、何かさわ・・・ん?」


黒猫「… ニャー…」


さくら「ね、ネコちゃん?!」


佐城雪美「ペロ… ダメだよ… こっちに出てきたら……」ヒョイッ http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/b/f/bffeda04.jpg

ペロ「ニャーニャー… ニャ-…」

雪美「うん… うん、お仕事終わったら…… 遊んであげるから…ね…」テコテコ


ペロを抱えて店の厨房の裏へと戻っていった雪美…


さくら「雪美ちゃんのネコちゃんかぁー… あービックリしちゃった☆」

亜子「あの子まだ小学生やんなぁ? あないコマい子もメイドとして働いとるんやな…」


雪美(ご主人様には…… 責任…もって…… 届ける… ごほうし…… がんばる……!)ヨロヨロ


再び厨房の方から現れた雪美は、自分の顔ほどもあるジャンボパフェをトレ―にのせていた…


さくら「わぁー…! あのパフェすごっ! 美味しそう…!」ジュルリ

亜子「だ、大丈夫なんか? なんか転びそうやで?」


 ガヤガヤ… ユキミチャンガンバッテルナ…!  コロブナヨー! カワッテアゲタイ…  ザワザワ…


さくら「でも、そんな雪美ちゃんの健気なガンバリが、お客さんたちの視線を集めてるみたいだねぇ…」

亜子「ほんまやな。 どれどれ雪美ちゃんの今のポイントは…?」チラッ


↓1 雪美

伸びしろ期待で

なんかすまん

コケちゃったかー(>_<)

02


“佐城雪美 2p”


雪美「おまたせ…しました……」コト…


 オオオオォ…! ヨカッタ… パチパチパチパチパチ…


雪美が無事パフェを届けると、それだけで周りから軽く拍手が沸き起こる…


亜子「雪美ちゃんは、あの目が離せない幼さが武器なんやろな… 保護本能に訴えかけてくるで」

さくら「でも… 雪美ちゃん、まだ2pしか入ってないね」

亜子「ん? ああ、ほんまやな。 ま、若いし、これからの伸びしろ期待ってカンジちゃうかー?」

さくら「そーだね! さぁーて、他のメイドさんたちは・・・ん? アレは・・・?」


速水奏「ご主人様、知ってる? さくらんぼのヘタを口の中で結ぶのって、キスのいい練習になるんですよ…?」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/e/4/e418191a.jpg

奏「えっ? 私にやってみせて欲しい? しょうがないですね…」クチュクチュ

奏「…ほぉら、ちゃんと結べてるでしょ? フフ…w」ンベッ


さくら「ふぇ…/// か、奏さんは、お客さんとさくらんぼのヘタの結びっこしてるよぉ…!///」

亜子「JKらしからぬ妖艶な魅力があるもんなぁあの人…」


奏「…ん? あら、さくらちゃんに亜子ちゃん… 何?ジッと見て、キスでもしたくなっちゃったの?」ニコッ

さくら「へっ!? い、いや、わたしは別に、その、そのそのその・・・//////」

亜子「ろ、籠絡されたらあかんでさくら…!」


↓1奏

17


“速水奏 17p”


亜子「奏さんは現在17p… 魔性の女の本領はこれから発揮ってとこやろか…」

さくら「そ、それより、イズミンは一体どこに・・・ん?」


泉「……」ツーン http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/e/7/e704cf35.jpg


さくら「あ、あれ、いた・・・ でも、フロアにただ立ってるだけ…?」

亜子「こら、何サボってんねん泉! キリキリ働かんかい!!」

泉「………」イラァ…


泉「うるさいわねもう… 声かけないでよ、今いいとこだったんだから…」

亜子「いいとこ…? 何にもしとらんかったやんか、泉は」

泉「この店の中の、お客様たちの視線が最も集まりやすいポジションを探してたのよ」

さくら「ポジション??」

泉「この勝負は接客だけの勝負じゃない… 萌えpを入れてもらうには、まず出来る限り多くの人に“見て”もらうことが必要でしょ?」

泉「私が、客席の配置から割り出した視線の最も集中するポイントが、今立っていたあのコーナーだったの。 あそこにいれば、お客様に声をかけてもらえる数も多いだろうしね」

亜子「ほぇ… さすがはロジックアイドル言われるだけあるな」

泉「こういうのは、技術力以上に観察力や状況判断力がモノを言うのよ」


さくら「えー? でも、ホントにそんな方法で萌えpなんて入るの?」

泉「論より証拠。 ほら、私の萌えpを見てみれば?」スッ

さくら「むむ…? これは…!」


泉の指し示した電光掲示板には・・・!


↓1 泉(アドバンテージ+10p)

はい

89+10=99


“大石泉 99p”


さくら「…きゅ、きゅ、99ポイント…??」

亜子「ホンマかいな・・・圧倒的やんか・・・!」

泉「ほらね。 こういうのは、一人一人への接客がどうこうより、うまく立ち回ること…“作戦”が重要なのよ」ドヤッ

さくら「す、すごいよイズミン…!」

亜子「IQ150以上は伊達じゃあらへんな… 末恐ろしいやっちゃで…!」


恐るべしロジック美少女大石泉…!

が… ここで、年長アイドルたちが遂にその本領を発揮しようとしていた…


三船美優「お帰りなさいませ、ご主人様。 お席にご案内しますね?」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/d/2/d2416166.jpg

美優「…え? はい? “ご主人様”じゃなくって、“あなた”と呼んでみて欲しい、ですか…?」

美優「え・・・は、恥ずかしいですよ・・・/// 一回だけでいいから、ですか…?」

美優「仕方ありませんね… 本当に、一回だけですよ?」スゥー…

美優「…お帰りなさい、あ・な・た♪」ニコッ


 ブバアァッ!!


さくら「わわわ…!? あっちでは、三船さんの萌え度の凄まじさに鼻血を出しちゃってるお客さんが…?」

亜子「無理もないで。 あんな癒しの女神みたいな人に言い寄られたら、アタシも鼻血出るかもしれんわ」


ところが、美優に代わって入り口の出迎えに入ったその少女のインパクトは… さらにその上をいっていた。


?「…お帰りなさいませ、ご主人様…」ニコッ…

客1「ぼふっ!!?」=3


亜子「ん? アレは・・・?」


鷺沢文香「…あ、あれ、どうしました…? ご主人様、気分でも…?」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/2/d/2da87f00.jpg

客1「……」チーン…


そう、その時客を出迎えていたのは… 長いまつ毛、コバルトブルーの瞳、白く透き通った天女のような肌…!

あらゆる美少女アイドルの中でも際立った美しさをもつと言っても過言ではない・・・鷺沢文香・・・!


さくら「あ、あれは… 文香さんが、“お帰りなさいませ”をしただけで、お客さんが頓死してる…?」

亜子「常人の目には、アレだけの美しさはかえって毒なんやろな… まさに殺人的美…! あの人こそ、完成された美少女の究極の形…“美少女の最終形態”やで…!」

さくら「た、確かに文香さんってモノスゴク綺麗だよねぇ… 同じ人間だと思えないくらい… わ、わたし、鳥肌立ってきちゃった…!」ブルブル

亜子「あの人に比べたらアタシらなんかただのチンチクリンやで… まさに奇跡の女神…!」

亜子「千年に一人の美少女なんかメじゃない。 文香さんは四億年に一人の美少女や… 多分もう、人類滅亡するまであんなに綺麗な人は現れんやろなぁ…」


文香の尋常ならざる美貌を前にし、戦慄するさくら亜子・・・

が、その時…!


?「お帰りなさいませ~、ご主人様♪」ピカァー…!


亜子「なっ!?」

三船さん、風俗スレスレwww


鷹富士茄子「どうぞ、お席にご案内しますね♪ ・・・って、ご主人様?」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/d/7/d7d9814e.jpg


 アリガタヤ、アリガタヤ…!  メガミサマ…!  ドウカゴリヤクヲ…!


茄子「あらあら、私を拝まないで下さいよ~w そんなことしても何も出ませんよ?」ウフフ


茄子のあまりの神々しさに、出迎えられた客のみならず、周囲の客全てが茄子を拝み始めてしまった…


さくら「あ、あれは… 鷹富士茄子さん…! あ、あの人も凄い存在感…!」

亜子「本物の幸運の女神様の登場や! アタシも拝みに行くでっ!」ダダダッ!

さくら「ちょっ、アコちゃん!?」







亜子「ふぃ~・・・w 茄子さんに頭なでてもらったで! うぇひひひ…ww こりゃ帰りに宝くじ買いに行くしかあらへんな!w」

さくら「幸運を配ることが出来るなんて、茄子さんは本当に神様みたいだよねぇ…」


そう… その時、茄子の神々しさすら感じる笑顔は、連鎖的にあらゆる人間に伝播し… 店内どころか、テレビカメラの向こう側… 日本中全体を笑顔にし、萌えさせていた…!


さくら「癒しの女神と、奇跡の女神と、幸運の女神さまの勝負…! い、一体、どうなっちゃうのぉ…?」チラッ…


究極の女神対決勃発・・・! 最強の女神の座は・・・?!


↓1 美優
↓2 文香(+20pのアドバンテージ)
↓3 茄子

この3人だと、茄子さんだけは女神扱いも満更じゃなさそう

ふみふみ

幸運は相手を不幸に?

なるほど、1ケタ連続は茄子フィールドだったのか

いずみんは結果的にその効果範囲外を見抜いたんだな…

美優06 文香07+20=27 茄子59


さくら「あ…!」
亜子「お…?!」


“三船美優   6p”
“鷺沢文香  27p”
“鷹富士茄子 59p”


さくら「こ、これは… 女神対決を制したのは、鷹富士茄子さん! 59pで、イズミンに続いての暫定2位でぇす!」

亜子「ほえ… レベルが高過ぎてもうワケ分からんで…」


茄子「うふふ♪」ゴゴゴォ…


さくら「さ、さあ… もう少しで開始30分…! 折り返し地点に入りますが…」

さくら「今のとこ、イズミンが99pで飛び抜けてる以外は、まだそんなに差はないですねぇ… 雪美ちゃんや美優さんも、まだまだ盛り返すチャンスはあると思いまぁす!」

亜子「ちょ、ちょっと待ちぃなさくら… まだ、7人しかチェックしとらんちゃうか?」

さくら「へ?」

亜子「全部で8人おるやろ。ほれ、トライアドプリムスの、あの人…」

さくら「あ…!」チラッ
 

慌てて電光掲示板を確認するさくら… そこには…!


“北条加蓮 0p”


さくら「えっ…? ほ、北条加蓮さんが・・・まだ、1ポイントも入ってない・・・?」


加蓮「……」

メイドスタイルで穏和に接客してたら
加蓮か伊吹か区別できない自信がある…


加蓮(あっちゃー… マズイなこれ… そりゃ、アタシがこのメンバーで萌え度の勝負なんかして、上位に入れるとは思ってないけどさ…)http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/6/4/64b86aa6.jpg

加蓮(奈緒と凛もテレビで見てるだろうし… このまま無様に負けるわけにいかない… アタシは、これでもトラプリの代表としてここにいるんだから…!)

加蓮(とは言っても… アタシ接客の経験なんか無いし、愛想振りまくのも苦手だしさ…)

加蓮(っく…! やっぱりアタシなんかじゃこんなの…! 奈緒か凛が代わりに出てくれれば良かったのに……)ハア…


何も出来ず、ついため息をついてしまった加蓮…

しかし、その時、加蓮の脳裏に浮かんでくるある少女の姿があった…!


“菜々「加蓮さん… メイド喫茶のウェイトレスにとって、一番大切なことは何か、分かりますか…?」”


加蓮(? ナナさん…?)


ーーーーーー
ーーーー
ーー

加蓮「一番大切なこと…? さあ…」

菜々「それはですね、“何を運ぶか”なんです」

加蓮「? 何って… そんなの食べ物や飲み物じゃないの?」

菜々「もちろんそうです! でも、それ以上に重要なモノがあるんです!」

加蓮「……」

菜々「普通のメイドでも普通のウェイトレスでもない、掃除洗濯はもちろん料理もほとんどしない…」

菜々「仕事場はカウンターから客席の間のわずか十数m… そんな“メイド喫茶のウェイトレス”が運ぶモノ…!」

菜々「それは『幸せ』なんです! メイド喫茶のウェイトレスは、『幸せを運ぶ』ことが仕事なんです!」

加蓮「…!」

菜々「そんなメイドの仕事は… みんなに幸せを配るアイドルの仕事と、似てると思いませんか…?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


加蓮(幸せを運ぶ・・・か。 そんな抽象的な言葉、入院してる時のアタシにはピンと来なかっただろうけどさ・・・)

加蓮(プロデューサーにスカウトされて、思い切ってアイドルになって、ステージで歌う事がどんどん楽しくなってきた、今の私には・・・分かる気がする)

加蓮(そう、プロデューサーも「自分の価値を自分で決めつけるな」って、アタシに言ってくれたんだよね…)

加蓮(落ち込む事なら後でも出来る! この場所は、アタシにとって、ステージと同じ輝くチャンスなんだから… あきらめてなんかいられない!)


“菜々「メイドとメイド喫茶のウェイトレスは違うんです。 個性を隠してご主人様の言う通りに働くメイドと違って…」”

“菜々「メイドウェイトレスはそれぞれの個性を出し、ご主人様を楽しませ幸せにする…! その個性こそが萌えなんですよ加蓮さん!」”


加蓮(ウサミン星のキャラ付けまでして、自分の個性を追求してきたナナさんらしい言葉…)

加蓮(誰かを超えるんじゃない… 私自身の… 最高の北条加蓮を、ここで見せるんだ…!)キッ!


目に輝きを取り戻した加蓮…!

気がつくと、彼女はレジを打ち、客を送り出す場所に立っていた…


加蓮(あ… 帰っちゃう… このままじゃ、この人に、アタシは何も残せない…!)サッ!

客2「!?」


突然、帰る間際の客2の手を取った加蓮…! そして…


加蓮「…行ってらっしゃいませ、ご主人様…… また、絶対、来て下さいね?」パチッ

客2「!!」ボッ=3=3


客の手を両手で握りながらウィンクをかました加蓮… しかし…


加蓮(・・・あちゃちゃちゃちゃ! ヤリ過ぎた!w こ、こんなのアタシのキャラじゃないし! うわぁーヤラかしたぁー…//////)ボボッ!=3


赤面した客と一緒に真っ赤になってしまった加蓮・・・ だが!


  オオオオオオオォォォ――!!  カレンチャンカワイイデッ!  セキメンモエ…///  サイコォーダッ!  ワアアアアァァ――!!
 

加蓮「え…?///」


 ピピピピピピピピピピピピ・・・!!!


さくら「お、おや…? こ、ここで、最下位だった加蓮さんの萌えpが上がってきましたよぉ…!」


↓1 加蓮

おつ加蓮


急激に上がった、北条加蓮の、萌えpは・・・!


“北条加蓮 95p”


さくら「・・・きゅ、きゅきゅ、95ぉ!!? ゴボウ抜きぃ! 加蓮さん、とてつもない勢いでポイントを上げ… 一気にトップイズミンに4点差というところまで来てしまいましたぁ!!」


加蓮「… は、はは…/// マジで?」ナハハ


亜子「本人まで驚いとるで… でも、これで泉の独壇場ってわけにいかなくなってきたみたいやな!w」


 ピンポーン…!


さくら「あ… い、今、開始30分のお知らせの音が鳴りましたね! とりあえず…この折り返し地点での、各メイドさんの萌えpを確認したいと思いまぁす!」


<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況> ※試合開始30分、折り返し地点

佐城雪美    2p

アナスタシア 31p
 
大石泉    99p

北条加蓮   95p

速水奏    17p

鷺沢文香   27p 

鷹富士茄子  59p

三船美優    6p


さくら「現在のトップスリーはイズミン、加蓮さん、茄子さんですが…」

さくら「果たして後半で逆転はあるんでしょうかぁ? 時間は残り、30分でぇす!!」

亜子「ファイト一発やでー、みんな!」


※二回目(後半)コンマバトル!数多いけどここはまた8個で。(一回目のコンマに加算してメイドバトルの結果が出される。 ここでも文香は+20p、アナスタシアと泉は+10pのアドバンテージを持つ)

雪美↓1・アナ↓2・泉↓3・加蓮↓4・奏↓5・文香↓6・茄子↓7・美優↓8


※連投は、ご自分のレスから10分以上経過したら可です。 もし10分以内に連投があった場合は、その二つ目のレスが無効となり、1つずつズレます。

ゆっくりでもいっす。 明日の朝までに出るかな…? ちなみにここが最終結果ではなく、来週のボーナスステージに続きます。 もし2時くらいまでに埋まればもうちょい書きます。

夜のうちに8人ぶん揃うのかよ…

100越えないと話にならんとか激戦だな~

2回目

8レス全て有効
雪美99・アナスタシア32+10=42・泉94+10=104・加蓮16・奏10・文香78+20=98・茄子82・美優72





そして30分後…!


 “ビ―――――ッ!!”


346カフェ店内に、一回戦最終戦終了のブザーが鳴り響く!


さくら「しゅーりょーでぇすッ! 皆さんそこまでですぅ! 接客をストップして下さぁい!」=3

さくら「遂に結果が出ましたよぉ! メイドバトル・第四戦の結果は・・・!」

亜子「うおお、、これは・・・!」


<電光掲示板・各メイド萌えp獲得状況> 

佐城雪美    2+99= 101p

アナスタシア 31+42=  73p
 
大石泉    99+104=203p

北条加蓮   95+16= 111p

速水奏    17+10=  27p

鷺沢文香   27+98= 125p 

鷹富士茄子  59+82= 141p

三船美優    6+72=  78p

今日はここまでにしまぁす
多分、今日(月曜)の18:30くらいから、ボーナスステージのクイズ対決を少しだけやってみます
正答すればポイントが加算されるカンジです


泉強い
これにはニューウェーブ二人もニッコリすね

乙あざす
きゃーっ、あかん! 下書きがバックアップする前に消えてもうたw

ちょっと今日は無理になりました また明日18:30頃、ボーナスステージ少しだけやってみます

あかん、いろいろあって死んでた

ごめんなさい遅れます 未定やけど多分今日の22:00頃、少しだけ更新できるかも

う゛ぁいっwww

やっぱダメだww
ちょっとあそこがアレしてこうなってああなってて体が動かんのよねww
また明日か土曜で こりゃエタる前兆やな、ひひひwwww

無理すんなし
これまで通り週末進行でも良かよ

お気遣いあざす
最初の問題を出すところまで進めてみるにょ

ーーーーーーーーーーーーーー

一回戦第四戦終了…! その、結果は・・・!


さくら「ま、まずトップは・・・変わらずイズミィン! 獲得萌えp、なんと・・・203ポイントォ!」

さくら「これはですねぇ… 第一戦から第三戦も含めた、出場メイド32名全員の中でもズバ抜けた…モノスゴイ高得点なのでぇす!」


泉「フフ…w まずデータを集め、その傾向から対策を考えて柔軟に対応する… それをキチンとやれば、大抵の勝負ごとには勝てるものよ」ククク…


さくら「ちょ・・・ちょーしにのっちゃってますねぇ…! いやはや、さくらにとっても、この結果はビックリやら嬉しいやらなんですが…」

亜子「どうせ負けるやろうから、どないしてなぐさめたろかって相談してたアタシたちアホみたいやな」

さくら「そーだよ! 計画してた残念パーティ開けなくなっちゃったじゃん!!」=3


泉「失礼ね… それなら戦勝パーティ開いてくれればいいじゃない…」


さくら「続きまして2位は、鷹富士茄子さん! その幸福オーラを振りまきまくって、前半も後半も安定して強かったですね… サスガでぇす!」

さくら「そして3位には奇跡の女神、鷺沢文香さん! 前半はポイントが伸びずに苦しんでいましたが、後半でその真の力を発揮…! 一気に順位を上げてきちゃいました♪」

さくら「4位にはトライアドプリムスの北条加蓮さぁーん! 前半、爆発的に萌えpを伸ばして一時はイズミンに次いでの2位につけてたんですが…」

さくら「後半によもやの失速…! 準決勝進出可能圏内に残ることはできませんでしたぁ…!」ウルウル

さくら「他の皆さんも、自分の個性を生かしつつガンバッていましたが、4位以下の方たちは残念ながら、全員ここで敗退となりまぁす!」


加蓮「ふぅ… ま、アタシにしてはよく頑張った方…だよね?」ハア…


加蓮をはじめ、ガックリと肩を落とす敗者たち…

だが!


さくら「・・・っていうのは、ウソでぇす! えっへへへへ――っ!w」


加蓮「は? う、ウソ?!」


さくら「えっへへーっ!w ごめんなさい! ナナさんにメイドバトルが終わるまでは内緒にするように言われてたもので…w」

さくら「実は! 勝負はここで終わりではないのでぇす! これからボーナスステージの…“雑学クイズ対決”を行いますよぉ!」


奏「クイズ?」

雪美「……」

泉「え、どうゆうこと…?」


 ザワザワザワ…  ド-イウコト?  ボーナスステージ…?  ナニヤルノイッタイ  ガヤガヤガヤ…


さくら「勝負は、メイドバトルで獲得した萌えpをそれぞれ皆さん引き継ぐ形で… 早押しクイズに正答すれば、ボーナス得点が入るというワケでぇす!」

さくら「つまり、たくさんクイズに答えられれば逆転も十分可能…! まだあきらめるのは早いですよ皆さん!」


加蓮「いや、でも…なんでクイズなの? ミスコンと関係なくないそれ?」


さくら「おっと、加蓮さんナイスツッコミ! えーっとですね、その理由は・・・あ、あれ? カンペどこいったかな…?」ゴソゴソ

亜子「慌てなさんなさくら。 これじゃろ?」スッ

さくら「あっ、ありがとぉアコちゃん! えっと、皆さん、ちょ、ちょっと待ってくださいねぇ…」ヨミヨミ


さくら「えーっと… 失礼しました! イイデスカ皆さん!!」フンス=3

さくら「今より千年前… 平安時代において、“美少女の条件”で一番大切とされていたのは何か、ご存知ですかぁ?」

さくら「それは、顔やスタイルなどの外見ではなくて…何よりも中身! 和歌などの“教養”があるかないかが最も重要な条件とされていたのでぇす!」

さくら「そして、現代においても! 真の美少女といえば“豊かな知性と品位”があってシカルベキ!と考えている方は非常に多く… 実際、大きなミスコンのほとんどが、それらを重要な審査項目にしているそーです」

さくら「つまり! ミスコンで勝ち上がるには、わたしみたいなスッカラカンでは難しいわけですね! えっへへへ――っ!!w」


さくら「その、美少女の重要な条件である“知性”を計るために!“雑学クイズ対決”を行うのでぇす!」

さくら「つまりこれは真の美少女をかけた頭脳勝負というわけですね… 皆さん、分かりましたかぁ?!」


泉「趣旨は理解したわ… ふふっ、頭脳対決なら負けないわよ!」

美優(雑学クイズ…? この中では私が一番おねえさんだし… プレッシャーかかるなぁ…)

文香「………」

アナスタシア「日本で、いろいろ勉強してきました… クイズ、望むトコロです!」

奏「クイズねぇ… 問題の内容によるかしら?」

雪美「…猫のクイズなら… 得意……」

加蓮「ま、逆転のチャンスがあるっていうなら、やるしかないよね」

茄子「面白そうですね! では早くやりましょうか~♪」






こうして… 346カフェ店内ステージに各メイドたちの席が用意され、その後ろには大きなスクリーンが設置された…


さくら「さて! 第四戦のボーナスステージ、雑学クイズ対決の準備が整いましたぁ! 解説の土屋亜子さん!よろしくお願いしますねぇ!」

亜子「ん? なんやアタシってそういう役かいな。 まあええけど」

さくら「まずは簡単にルールの説明からまいりましょーっ! えっとですねぇ、今メイドさんたちが座ってる席には、それぞれスクリーンと同じ画面が映されるモニターがあるんですが…」

さくら「選手たちは、そのモニターに映される問題を見て、答えが分かったら手元にある早押しボタンを押して答えてもらうわけなんですねぇ!」

亜子「ふぅーん… で、正答した場合は何ポイント入ることになっとるんや?」

さくら「40ポイントでぇす! 間違えた場合のペナルティとかは特にありませぇん!」

亜子「40ポイント…! けっこーデカいんやな。 それなら今最下位の奏さんでも、3回正答すれば準決勝進出確定のトコまで上がってこれるってわけか…」

さくら「え? んー…そうかな? でも、クイズの途中で下位の3名は強制的に脱落になって、後半戦は5名で闘うことになってるので… そーうまくイクかは分かんないけどね!」


さくら「アコちゃんは、このクイズ対決、特に注目している選手などはいますかぁ?」

亜子「そやな。 とりあえずはやっぱ泉やろ… アイツは知識も豊富やし、頭の回転も速いし、柔軟な発想も出来るほんまもんの天才やからな…」

亜子「現時点でも大きく差をつけとるし、このままトップ独走の可能性が高いんちゃうかー?」

さくら「ふむふむ、他の人たちはどーかなぁ?」

亜子「泉以外なら、やっぱまず文香さん… 相当の読書家みたいやし、知識なら泉以上にあるかもしれへん」

亜子「あと元社会人の三船さんも、一般常識的な問題なら強いんちゃうかな…」

亜子「茄子さんも根拠はあらへんけど、なんかなんでも知ってそうなとこあるから、もしかしたらめっちゃ強かったりするかもしれんで?」


さくら「なるほどぉ! 年長組が強そうってことだね。 でもわたし、日本語がまだちょっと苦手なアーニャちゃんと小学生の雪美ちゃんは不利な気がするんだけど…」

亜子「アーニャちゃんはそうでもないと思うで。 苦手っちゅうてもヒアリングは全く問題ないみたいやし、あの年でロシア語、日本語、英語のトリリンガルで頭もキレそうやし…」

亜子「勉強熱心でなんでも貪欲に学ぼうとする子やから、いい勝負できるんちゃうかな?」

亜子「雪美ちゃんは確かに心配やけど… 世代別に分かれてない以上、大人と同条件で闘うしかないもんなぁ…」

亜子「でも、あの寡黙なところが、能ある鷹は爪を隠す的なカンジもするし、子どもだからって弱いとは限らんで」

亜子「あと加蓮さんは、入院生活中にテレビやラジオが友達やったって話しとったから… 雑学なら得意かもしれへん」

亜子「奏さんもいろんなユニットでリーダーをまかされとるし、年齢以上にイロイロ知ってそうやし… 大逆転の可能性はあると思うで」


さくら「なるほどなるほど…! さあ、このクイズ対決、実際にはどんな展開になるのか…?」

さくら「興味の尽きないところですね! では始めますが・・・皆さん準備はよろしいでしょうかぁ!?」

さくら「第一問目は・・・こちらでぇす!!」ポチットナ


 ヴィ――ン・・・


さくらが、手元のリモコンを操作すると… スクリーンに、長い黒髪を後ろで三つ編みに束ねた、前髪パッツン美少女が現れた…


 エッ、アレッテ…  ムツミチャン?  ムツミチャンガシュツダイシャ?  ザワザワ…


 氏家むつみ『…皆さんこんにちは、氏家むつみです! ミスコンは最強の美少女を目指してのバトル… これってなんだか物語のヒロインみたいで、ワクワクしますよね!』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/8/8/88238a9f.jpg



 むつみ『さて、早速問題ですが、私、ご存知の通り冒険小説が大好きなんですが、最近は歴史小説にハマってしまっていて…』

 むつみ『そこで、日本の武将に関する問題を出したいと思います。 皆さん、あの織田信長が“鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス”という句を詠んだとされていることは有名ですが…』

 むつみ『では、下の句を詠んだのは誰でしょうか? 答えて下さい!』


“1、「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」と詠んだ武将”

“2、「泣いてるの? 笑わせてあげる ホトトギス」と詠んだアイドル”


 タァーンッ!  ピポォーンッ!!


さくら「なっ!?」


問題が出ると同時に、間髪入れずに○○がボタンを押し… その頭上の赤いランプが点滅するっ!


さくら「こ、これははやぁい! で、では、○○さん、答えをどーぞぉ!」

?「はい、答えは・・・」


※答えを書き込んで下さい。 レスの仕方は、「1、~~~」のように、答えの前に必ず番号を書いて下さい。 1レスで2問同時に答えることは出来ません、1レスでどちらか一問に答えるかたちでお願いします。

8人のうち誰が答えたかは、その正答したレスのコンマで決まります↓(+20のアドバンテージの文香は17、+10の泉・アナは14、それ以外は皆11に設定されています)
 

1~11  佐城雪美     
12~25 アナスタシア  
26~39 大石泉     
39~50 北条加蓮    
51~61 速水奏     
62~78 鷺沢文香    
79~89 鷹富士茄子   
90~00 三船美優    


※出題されてから30分が経過しても正答が書き込まれなかった場合は、8人全員が答えられなかったものとして、次の問題へと移ります。

1 豊臣秀吉

1.豊臣秀吉(後世の創作)
2.矢口美羽

失礼
2.矢口美羽

ちょwww
イズミンwww

返答あざす
1レスで2問同時に答えることは出来ませんが、408で1の方は答えが出た後ですし、最初なので、409は2の方の答えとして有効とします

あ、ごめん、ちゃんとレスし直して頂けたので、409は無効、410を有効とします

>>408「36」→泉 >>410「93」→美優


 タァーンッ!  ピポォーンッ!!


間髪入れずにボタンを押したのは・・・やはり天才大石泉!!


さくら「こ、これははやぁい! で、では、イズミン、答えをどーぞぉ!」

泉「はい、答えは・・・1が豊臣秀吉。 まあ、実際に本人が詠んだわけではなくて、後世の創作とされてるけど…」

泉「そして2の方は・・・」

さくら「あ、ちょ、ちょっと待ってイズミン! 1は正解でぇす! でもいっぺんに二つ答えることはできません! 答えるならもう一回早押しボタンを押して下さぁい!」

泉「へ? じゃあ…」スッ


タァンッ!  ピポォーンッ!!


泉「ん?!」


泉が再びボタンを押そうとした直前に、美優の頭上のランプが点滅する…!


美優「あ… ごめんなさいね、横取りしちゃって…」

さくら「全然OKですよぉ! この勝負は早い者勝ちなので! 答えをどーぞぉ!」

美優「えっと… 2の句は、矢口美羽ちゃんじゃないかしら? 確か、共演した亜里沙ちゃんがそんな話をしてたような…」


 ピンポンピンポォーンッ!!


 むつみ『正解です美優さん! よく知ってましたね… 2の句はその通り、矢口美羽ちゃんが織田信長の役をやった時に、信長や秀吉の句に対抗して詠んだ句ですね』


さくら「お見事でしたぁ! では、正答したお二人には40pずつボーナスポイントが入るので…」

さくら「現在のポイントは、こうなりまぁす!↓」


<各メイド萌えp獲得状況> 

佐城雪美    101p  
アナスタシア   73p  
大石泉     203+40=243p  
北条加蓮    111p  
速水奏      27p  
鷺沢文香    125p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優     78+40=118p



さくら「トップイズミンはさらに差を広げて… 美優さんは6位から4位まで順位が上がったかたちになりましたねっ!」 

さくら「では、サクサクいきますよぉ! 次の問題は・・・」ポチットナ!

今日はこれだけです
また続きは明日土曜の19:00~20:00頃から進めていきます

様々なアイドルがスクリーンに現れては、2問ずつ問題を出していくかたちになります

何問だすのか明かさないところがにくいwww

乙だよもん

乙あざす、ほな進めてくにょ

出題数は未定です。一応あと9人、つまり18問の問題が用意されているけど、時間制限があるので、多分全部は出題されないと思います。

このあと、21:30までに出題された問題の時点で、下位3名は脱落、後半は5人での闘いになります。(泉があまりにも強過ぎる場合は、泉を勝ち抜け確定として2位~6位の5人で闘うことになる可能性もアリ)

そして本日24:00までに出題された問題が最終問題となります。

ーーーーーーーーーーーー

さくら「次の問題は・・・こちらの方が出題しまぁす!」ポチットナ!


 ヴィ――ン・・・


さくらがリモコンを操作し、むつみに代わってスクリーンに現れたのは・・・


 丹羽仁美『はぁーい全軍ちゅうも~く! 突然だけど!皆さんは西軍東軍どっち派? アタシはもち、上杉がついてた西軍派!! あ、これ関ヶ原のことね?分かるよね?』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/2/9/297cf5ad.jpg


戦国武将大好き少女、歴女アイドル丹羽仁美・・・!


 仁美『ミスコンっていったら、美少女が群雄割拠の戦国時代!てカンジなわけでしょ? てっぺん獲るには、このアタシの出す問題に答えられなきゃーダメだぞ!』

 仁美『てわけで問題! まずはこちらの画像をご覧あれっ!!』バッ


仁美が指し示した背後のテレビモニターに、絢爛豪壮なる天守閣を備えた立派な城が現れる…!


 仁美『うえへへへ…w/// やっぱりいつ見ても若松城マジイケメン…///』ジュルリ…

 仁美『あっ、ご、ごめんね?/// つい我を忘れて…/// えーっとですね、こちらの画像は、天下の名城の誉れ高きあの“会津若松城”なんですが…』

 仁美『この超カッコイイお城について! 以下の二つの問いに答えてみよっ!!』


“1、会津若松城は、地元では何と呼ばれている?”

“2、この城に縁があり、『天下のかぶき者』と呼ばれた戦国武将の名は?”


 タァーンッ!  ピポォーンッ!!


またもや… 出題とほぼ同時にボタンが押され、○○の頭上の赤いランプが点滅する…!


さくら「は、はやいっ! 今度は○○さん… では、答えをどーぞ! 1か2のどちらか一つを答えて下さいね?」


○○「はい、答えは・・・」


※答えを書き込んで下さい。 レスの仕方は、「1、~~~」のように、答えの前に必ず番号を書いて下さい。 1レスで2問同時に答えることは出来ません、1レスでどちらか一問に答えるかたちでお願いします。

8人のうち誰が答えたかは、その正答したレスのコンマで決まります↓(+20のアドバンテージの文香は17、+10の泉・アナは14、それ以外は皆11に設定されています)
 

1~11  佐城雪美     
12~25 アナスタシア  
26~39 大石泉     
39~50 北条加蓮    
51~61 速水奏     
62~78 鷺沢文香    
79~89 鷹富士茄子   
90~00 三船美優    


※出題されてから30分が経過しても正答が書き込まれなかった場合は、8人全員が答えられなかったものとして、次の問題へと移ります。

(1わからん…)

2,前田慶次

1、鶴ヶ城

>>421「62」→文香 >>422「37」→泉


さくら「は、はやいっ! 今度は文香さん… では、答えをどーぞ! 1か2のどちらか一つを答えて下さいね?」


文香「はい、答えは・・・あの、1の方はちょっと分からないのですが… 2は、“前田慶次”ですよね? 別名前田利益…」


 ピンポンピンポォーン!

 
 仁美『正解ですっ! ワタクシ丹羽仁美のマイフェイバリット武将こそが前田慶次様・・・! はあぁ、やっぱカッコイイよねぇ~~//////』デレェ~・・・

 仁美『文香さん、“花の慶次”は読んだことある? もし読んでなかったら、今度貸してあげますからねっ!』


さくら「まず2番の問題を、文香さんが正答ぉ! さあ、1番の方はどうでしょうかぁ?」


 シィーン…


さくら「…誰も分からないですかね? では、次の問題に……」


 タァンッ!  ピポォ-ンッ!


さくら「ん?! ま、また、イズミン?」


泉「誰も答えないのなら、私が…」ゴゴゴォ…

泉「1の答えは鶴ヶ城。ちなみに名前の由来は、七層天守閣の若松城を建てた蒲生氏郷の幼名が『鶴千代』であったことからですね」

1がもしもの場合…と想定したイズミン一強の事態が
着実に近付いてきてワロタ


 ザワ…!  ゴクリ…!


シィンとした346プロ店内がわずかにざわめき、誰かが唾を飲み込む音が響き渡る…

“大石泉強し…!” もはや格が違う…!! そう他のメイドたちは思い始めていたのだ…


仁美『え、えーっと、正解です…! ちょ、ちょっと、泉ちゃん、私が説明することなくなっちゃったじゃん…!』


さくら「で、では、文香さんとイズミンにそれぞれ40ポイントが入って、萌えpの獲得状況は…こうなりますね!↓」


<各メイド萌えp獲得状況> 

佐城雪美    101p  
アナスタシア   73p  
大石泉     243p→283p  
北条加蓮    111p  
速水奏      27p  
鷺沢文香    125p→165p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    118p



さくら「い、イズミン、ここまで回答率50%…? いやぁ、すげーなマジで…」ナハハ 

さくら「で、では、次の問題、3問目はこちら!」ポチットナ!


仁美に代わり、スクリーンに現れた3人目のアイドルは・・・


 三村かな子『あ、どうも… 皆さん、ミスコンお疲れ様です… さくらちゃんと亜子ちゃんも、リポート御苦労さま♪』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/2/3/23a33704.jpg


もちもちしたプロポーションが魅力のふんわかスイーツ美少女、三村かな子… 日菜子の妄想内に引き続いて再登場!


 かな子『えーっと、まあ、私が出てきた時点でどんな問題が出るのか、皆さん大体察しがつくと思いますけど…』

 かな子『私の唯一の取り柄と言ったら、お菓子作りしかありませんので、今回は洋菓子の名前についての問題を出しますね♪』

 かな子『洋菓子っていうと、“ミルフィーユ”とか“ジェラート”とか“クロカンブッシュ”とか… ちょっと意味の分かりにくい言葉がいっぱいありますけど、それぞれにちゃんと意味があるんですよ?』

 かな子『そこで… 今回は、下の二つのお菓子が何なのか、考えてみて下さい!』


“1、アルプスの山が由来となっている栗をふんだんに使ったケーキの名は?”

“2、イタリア語で『私を引っ張りあげて』という意味を持つココアやチョコ味のチーズケーキといえば?”


※一つずつ答えを書き込んで下さい。ルールは>>407にある通りで。誤答してもメイドにペナルティ等はないので、お気軽に

1~11  佐城雪美     
12~25 アナスタシア  
26~39 大石泉     
39~50 北条加蓮    
51~61 速水奏     
62~78 鷺沢文香    
79~89 鷹富士茄子   
90~00 三船美優    


1,モンブラン(フランス)

2、ティラミス

>>428「72」→文香 >>429「76」→文香 


 タァンッ!  ピポォ-ンッ!


再び… 文香の白い手が素早く赤い早押しボタンを押す!


文香「えっと、1は… モンブランですよね…?」


 かな子『正解です! さすが文香さん… あのマロンペーストをこんもりと盛り上げた状態を、アルプスの名峰モンブランに見立てたわけですね♪』


さらに文香、誰も答えられない2の問題、ティラミスも正答…! 2連続回答で一気に一人で80点をゲットする!


 かな子『ティラミスって本当に美味しいですよね~♪ はあ、また作りたくなってきちゃいました…』


さくら「ま、またもや文香さん…! イズミンを猛追! 346プロの“人間図書館”がいよいよ本領発揮でしょうかぁ?!」


 かな子『優勝した方には、私、お祝いで美味しいケーキを焼いてあげますからね♪ みんな頑張って下さいね!』ニコォッ


<各メイド萌えp獲得状況(6問終了)> 

佐城雪美    101p  
アナスタシア   73p  
大石泉     283p  
北条加蓮    111p  
速水奏      27p  
鷺沢文香    165p→245p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    118p



さくら「いやしかし、これ… ここまで6問中、5問をイズミンと文香さんだけで答えてますねぇ… ほとんど二人のタイマン勝負みたいになってきちゃいましたぁ!」

亜子「下位とどんどん差が開いてくなぁ…」


 ?『ふふん…♪ サスガだな、大石泉に鷺沢文香… ずいぶん調子よく正答しているようだが、この天才少女が来たからにはそうはいかんぞ?』ズモモォ…


さくら「ん?」


続いてスクリーンに現れたのは…


 池袋晶葉『ふっふっふ…w 諸君、ゴキゲンいかがかな?』ムフフ…http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/3/2/32c82967.jpg


角ブチ眼鏡に白衣をまとった、自称天才、ザ・発明家アイドル池袋晶葉…!


 晶葉『さて、私からの問題といったら、当然ロボット工学や微積分などの数学関連から出題したいところだが…』

 晶葉『まあ、選手の中には小学生もいるようだし、そういうわけにもいくまい…』

 晶葉『ならば、このような数の問題はどうかな?↓』


【問い】
   千枝、千佳、舞、小春、ありすの5人がいます。
   身長が一番高い人から順番に並べた時に、「一番高い子ども」と「一番低い子ども」が誰になるか、答えよ

<ヒント>
 ・千枝は一番高くはない
 ・舞より背の高い人が3人いる
 ・ありすは舞より高い
 ・千佳は1番目でも、3番目でもない
 ・小春は2番目か4番目に高い


 晶葉『さあ… それぞれの身長が分からなくても、ヒントの条件を一つ一つ当てはめれば答えが出るわけだが… どうかな?』ニタァ


※「一番高い~~~」「一番低い~~~」というカンジで書き込んで下さい。 1レスにどちらか一つを答えるかたちで
 

一番高いのは、ありす

一番低いのは千佳

>>433「98」→美優 >>434「06」→雪美 


 タタァンッ! ピポピポォーンッ!


さくら「おっ?!」


美優と雪美がほぼ同時にボタンを押し… 美優の頭上には赤、雪美の頭上には黄色いランプが点滅する…!


さくら「えーっとこれは、美優さんが最初で、二番目に雪美ちゃんがボタンを押したということですね。 では、まず美優さんから!」

美優「はい、えーっと、一番高い人は…ありすちゃんですよね?」

雪美「… 一番低いのは… 千佳……」


 晶葉『見事だっ! 二人とも正解だ… 優勝して、その才能を世に知らしめるが良い! 私もいつの日か究極の美少女ロボを作ってミスコンに参加させるぞ!』ハッハッハッハッ

時間的に足切りまで最後の一山か…


<各メイド萌えp獲得状況(8問終了)> 

佐城雪美    101+40=141p  
アナスタシア   73p  
大石泉     283p  
北条加蓮    111p  
速水奏      27p  
鷺沢文香    245p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    118+40=158p



さくら「さあ! では、次の問題が、このクイズ対決の前半戦最後の問題となりまぁす!」

さくら「後半戦は3人脱落しての、5人での勝負…! つまり、えーっと、今6位以下の人たちはこのままでは脱落となりますので、心してかかって下さいよぉ!」


奏(く…! 一問も答えられないなんて…)

加蓮(てかみんな早過ぎるって…w)

アナスタシア(まだ… チャンスはあります! 負けません…!)


 ?『ルンララルンララ♪ ルンランラァ~♪』


さくら「む?」


 横山千佳『ルンララルンララ♪ へんっしぃーんっ!♪ いくよ? メークアップ! マジカルラブリーチカ、さんじょぉ――っ!!☆』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/9/4/94d1f0cb.jpg


スクリーンに現れたのは、今度は小さな魔女っ娘アイドル・横山千佳――!


 千佳『うふふー♪ あたしアイドルになってほーんとに良かったな!☆ こんなキラキラの衣装を着て、ヒロインみたいに人気者になれるんだから! そろそろラブリーチカのメインテーマ曲も欲しいとこだよねー♪』

 千佳『って・・・それより今は問題か! えっと、あたしがみんなに出す問題は、下の二つだよっ!』


“1、90年代に空前の大ヒットとなり、「月に代わってお仕置きよ!」の決め台詞を流行らせた魔法少女戦隊モノの元祖といえば?”

“2、小関麗奈サマが主演を務めている、冥王星生まれの魔法少女といえば?”


 千佳『さぁー、分っかるかなー?♪』


※一つずつ答えを書き込んで下さい。ルールは>>407

1~11  佐城雪美     
12~25 アナスタシア  
26~39 大石泉     
39~50 北条加蓮    
51~61 速水奏     
62~78 鷺沢文香    
79~89 鷹富士茄子   
90~00 三船美優    



1 セーラームーン

2、フルボッコちゃん

>>439「09」→雪美 >>440「18」→アナスタシア


雪美「1…は… セーラームーン……!」

アナスタシア「2は、レイナが主演のボルシェープストヴォ… 魔法少女は、“フルボッコチャン”…!」


 千佳『ピンポンピンポォーンッ! 二人とも正解だよっ! セーラームーンは最近リメイク版が放送されたからね、雪美ちゃんも知ってるよね!』

 
アナスタシア「フルボッコチャン… 北海道にいた頃も、観てました…」


さくら「さあ、これで、クイズ対決前半戦がしゅーりょーでぇす!」


<各メイド萌えp獲得状況(10問終了・前半終了)> 

佐城雪美    141+40=181p  
アナスタシア   73+40=113p(脱落)  
大石泉     283p  
北条加蓮    111p(脱落)  
速水奏      27p(脱落)  
鷺沢文香    245p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    158p



さくら「ここまでの獲得点数はご覧の通り…! これにて、下位3名… つまり奏さん、加蓮さん、アーニャちゃんは、残念ながらここで脱落となりまぁす!」

亜子「アーニャちゃん、最後の答えで追い上げたけど、惜しかったなぁ…」

さくら「そうだね… でも勝負は非情なモノ! 後半は、イズミン・文香さん・雪美ちゃん・美優さん・茄子さんの、5名によって闘ってもらいますよぉ!」

亜子「雪美ちゃんはメイド勝負の前半は2ポイントしかなかったけどな、随分上がってきたな…! 今3位やんか!」

さくら「さあ、一体どんな結末が待っているのか…? ここからが本当の勝負! 後半戦、スタートでぇす!」


さくら「では早速! 11問目はこちらでぇす!」ポチットナ!


 ヴィ~~ン・・・!


 ナターリア『出るゾ出るゾ~~… ナターリアが出るゾ~!』ニュニュニュ…!http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/8/9/89c81cb8.jpg

 ナターリア『いぇいっ、こんにちハッ! ワタシナターリア! 今度はナターリアがみんなにクイズを出しちゃうゾ!!』 


後半戦最初の出題者は…ブラジルからやって来たお寿司大好き褐色元気娘・ナターリア!


 ナターリア『生まれ故郷のリオのコトにするか、おスシのことにするか迷ったけど… やっぱりスシだナ! スシはおいしいもんナ!!』

 ナターリア『最近ナターリアはおスシの言葉いろいろ覚えたんだゾ! そこで、問題はコチラァ!↓』


“1、寿司店において、『ガリ』とは何のことか?”

“2、同じく寿司店において、『むらさき』とは何のことか?”


さくら「? これは・・・わたしにはサッパリ分かりませぇん! さあ、5名の選ばれしメイドの皆さんは…?」


※一つずつ答えを書き込んで下さい。ルールは>>407で(+20の文香は25、+10の泉は21、それ以外は18に設定)

1~18  佐城雪美    
19~39 大石泉   
40~64 鷺沢文香 
65~82 鷹富士茄子   
83~00 三船美優    


2 醤油

1、生姜

イズミンから醸し出される風格…www

また泉のゾーンに吸い込まれた…独走イズミンェ

>>443「97」→美優 >>444「30」→泉 


 タァンッ! ピポォーン!


後半戦最初の赤ランプが… 三船美優の頭上で点滅する!


美優「2のむらさきはお醤油のことですね。 日本の伝統的文化でもある寿司食の業界用語…ですね」


 ナターリア『正解だゾ! ギョーカイ用語っていうのカ… こういうのをきっと“イキ”ってゆーんだろうナ! やっぱり日本語は面白いナ!』


さくら「さすがは元社会人の美優さん… 回らないお寿司屋さんにも何度も行ったことがあるんでしょうね… くぅ~ウラヤマシイッ!」


そして、1番の方を正答したのは・・・


泉「1のガリは生姜。 お寿司についてくる生姜の甘酢漬けのことです」


またもや大石泉! これで文香に並んで3問目の正答…!

(回答じゃない445も446も泉ゾーンにwww)


 ナターリア『ガリはお口直しになるだけでなく、おさかなをサッキンするコーカもあるんだゾー! ああぁもう我慢できないヨ! ナターリアおスシ食べてくるヨ――!』ダダダダ・・・


<各メイド萌えp獲得状況(12問終了)> 

佐城雪美    181p  
大石泉     283+40=323p  
鷺沢文香    245p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    158+40=198p



さくら「しかし… さっすがイズミン! も、もはや風格すら感じられます! 獲得点数は遂に300点を超えてしまいましたぁ…!」

亜子「絶好調やな… でも、ここまで茄子さんがまだ一回も正答できてないな」


茄子「……」


さくら「そうだね… でもまだまだ分かりませんよぉ! お次の出題者はこちらぁ!」ポチットナ!


 ヴィーン…


 楊菲菲『どもー皆サン! ふぇいふぇいダヨー!! 韮(にら)じゃなくて菲(ふぇい)ダヨー! 間違えちゃダメヨー!』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/3/8/387b9de3.jpg
 

ナターリアと入れ替わりで、チャイナドレス姿で現れたのは… お団子香港娘、楊菲菲(ヤオフェイフェイ)!


 菲菲『ふぇいふぇいからは、香港の行事のことと、得意のお料理のことのクイズを出すヨー!』

 菲菲『ということで… 問題はコチラ!!↓』


“1、香港(中華圏)で、旧歴の正月に行われる伝統あるお祝いごととは?”

“2、チャーハンとピラフの、「調理における違い」は何か?”


 菲菲『ちょっと難しいと思うけど… 頑張って答えるヨ――!』
 

さくら「さあ… 勝負も佳境に入り、問題も難しくなってきたようでぇす! メイドさんたち、答えられるでしょうかぁ?」


※一つずつ答えを書き込んで下さい。ルールは>>407

1~18  佐城雪美    
19~39 大石泉   
40~64 鷺沢文香 
65~82 鷹富士茄子   
83~00 三船美優    


2,ピラフは炒めた後で炊く

1 花火
わからん

1、春節
たしかこんな名前

>>451「56」→文香 >>452「91」→美優 >>453「31」→泉


文香「2番… チャーハンは炊いたご飯を炒めて調理しますが、ピラフの方は米を炒めたあとで炊きます… それがチャーハンとピラフの最大の違いですね…」


 菲菲『正解だヨ! チャーハンは漢字で書くと炒飯! 炊いたご飯を炒めて調理するけど、ピラフはもともとトルコのお料理で、調理の仕方も違うんだヨ!』


美優「えっと、1番ですが… なんだろう、花火…?」


 菲菲『美優さん惜しい! 確かに沢山の花火でお祝いするんだけど… それでは答えにならないヨ! 行事の名前を言ってクダサイ!』


美優「… う~ん…?」


頭をひねる美優… そこで、口を開いたのは……

 
 
泉「1は春節… 確かそんな名前だったと思うけど…」



 菲菲『せ、正解だよ! い、泉ちゃん、中学生なのによく知ってたね…!』


またもや大石泉! これで4問目の正答…!!


 菲菲『春節は香港では最大のお祭りヨー! 花火を打ち上げたり爆竹を鳴らしたりして、盛大にお祝いするのヨー♪』


<各メイド萌えp獲得状況(14問終了)> 

佐城雪美    181p  
大石泉     323+40=363p  
鷺沢文香    245p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    198+40=238p



さくら「イズミン独走ぉ! もう誰も止められませぇん!」

亜子「時間的に、出題者はあと二人程度… 泉の準決勝行きは確定やな。 あとは2位3位が誰になるか…」

さくら「2位の文香さんと3位の美優さんの差はわずか7点… そして4位5位にもまだチャンスはあります! さあどうなるんでしょう… 15問目!」ポチットナ!


 中野有香『押忍ッ! 皆さん、最強の美少女目指しての修行・・・お疲れ様ですッ!』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/2/e/2e94b70e.jpg


8人目の出題者は空手少女中野有香! 346プロではあの片桐早苗と双璧を成すとも言われる最強美少女…!


 有香「早速問題を出します! まあ、私が出す問題と言ったらやっぱり空手に関するものになるのですが…」

 有香「以下の二問です! ちょっと難しいかもしれませんが、頑張って下さい! 押忍ッ!!」

 
“1、足を八の字にして立つ、琉球空手に伝わる究極の「受けの型」とは?”

“2、テコンドーでは「ネリチャギ」と呼ばれる足技… 空手でいうと何という技?”


※一つずつ答えを書き込んで下さい。ルールは>>407

1~18  佐城雪美    
19~39 大石泉   
40~64 鷺沢文香 
65~82 鷹富士茄子   
83~00 三船美優 


2、踵落とし

前の問題の文香のポイントが美優さんに入ってるみたいなの間違い?

>>457
あざす! マチガエタァ!

訂正↓

1 三戦


 菲菲『春節は香港では最大のお祭りヨー! 花火を打ち上げたり爆竹を鳴らしたりして、盛大にお祝いするのヨー♪』


<各メイド萌えp獲得状況(14問終了)> 

佐城雪美    181p  
大石泉     323+40=363p  
鷺沢文香    245+40=285p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    198p



さくら「イズミン独走ぉ! もう誰も止められませぇん!」

亜子「時間的に、出題者はあと二人程度… 泉の準決勝行きは確定やな。 2位の文香さんもほぼ確定やろか…」

さくら「3位の美優さんと4位の雪美ちゃんの差はわずか17点…! そして5位の茄子さんにも3位に上がるチャンスはまだあります! さあどうなるんでしょう… 15問目!」ポチットナ!

>>457「61」→文香 >>459「01」→雪美


文香「ええっと… 2は“踵落とし”でしょうか… 格闘を扱ってる小説で、確かそう書いてあったような…」

雪美「… 1は… さんちん(三戦)……!」フンス


 有香『押忍っ! 二人とも正解です! お見事!』

 有香『三戦は、空手未経験者の人は上級者の技だと思っている人もいますが… 実際には空手の基本中の基本の構えです。 私の道場では、この立ち方で正拳突きの練習をよくするんです』

 有香『かかと落としは、そのカッコよさに憧れて、あたし昔よく練習したんですけど…』

 有香『自分より大きい相手には向かないので、身長の小さいあたしが覚えても猫に小判だったんですよね…』

 有香『でも、ステージのダンスで脚を大きく振り上げる振りつけに役立ちました。 人生、なんでも修行してみるもんですよね! 押忍ッ!!』


さくら「また文香さん! これでイズミンに並ぶ4問目の正答…!」

亜子「やっぱり知識は大したもんやな…」

さくら「でも、雪美ちゃんなんで“三戦”なんか知ってたんだろー?」

亜子「さあ… 実はバキの愛読者なんちゃうか?」


雪美「………」ニタアァ…


<各メイド萌えp獲得状況(16問終了)> 

佐城雪美    181p+40=221p  
大石泉     363p  
鷺沢文香    285+40=325p 
鷹富士茄子   141p  
三船美優    198p



さくら「さあ・・・これで! イズミンと文香さんはもう別格! あとは3位争いですが…」

さくら「ここに来て遂に! 佐城雪美ちゃんが3位に躍り出ましたぁ!」


美優「っく…?」


さくら「一体どんな結末が待っているのか… 次でラストの出題者でぇす!」ポチットナ!


 並木芽衣子『皆さんこんにちはっ! ふふっ、皆さんメイド姿よく似合ってますね♪ トリを飾るのはこの芽衣子おねーさんですよー♪』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/b/d/bdb4fc48.jpg

 
最後の出題者は…帽子のよく似合うキュート☆トラベルガール・並木芽衣子…!


 芽衣子『さて、皆さんご存知の通り、私は旅が趣味で、よく海外、特にヨーロッパにはよく行くんですが…』

 芽衣子『こないだ、ずっと行きたかった“世界で最も小さな国”に行ってきたんです。 国土全体が世界遺産に登録されてて、とっても綺麗なとこだったんですよ♪』

 芽衣子『では、ここで問題です! ジャジャン!♪』


“1、この、『世界で最も面積の小さい国』の名は?”

“2、その国はヨーロッパのどこにある?”


 芽衣子『最後の問題! 頑張って下さいね!』


※一つずつ答えを書き込んで下さい。ルールは>>407

1~18  佐城雪美    
19~39 大石泉   
40~64 鷺沢文香 
65~82 鷹富士茄子   
83~00 三船美優 


上位2人は決まりで後は誰が3位に入れるかの勝負か

1、バチカン市国

2 イタリア

2、イタリアのローマ郊外

問2はどうなるんだろう
イズミンのポイントなのか両方茄子が正解でラストで雪美に並ぶまさかの展開なのか

>>465「65」→茄子 >>466「32」→泉 (>>467も正解ですが、>>466の方が早いため、そちらのコンマを採用とします)


 タタァーンッ!  ピポピポォーンッ!!


さくら「おっ?!」


ここに来て… 遂に、幸福の女神の頭上に赤いランプが点滅する!

そして、泉の頭上にも、2番目を示す黄色いランプが…


茄子「ふふっ、1の問題の答えは… “バチカン市国”ですね~♪」

泉「2はイタリア… イタリアのローマにある国です」


 芽衣子『お二人とも正解です! ふふ、バチカン市国は、その通りイタリアのローマ郊外にある国…』

 芽衣子『イタリアという国の中にもう一つ国があるなんて変なカンジもしますけど、きちんと国旗や国章もある立派な“国家”なんですよ』

 芽衣子『その面積はわずか0.44 km²… これは東京ディズニーランドよりも小さいんですね。 そして人口はわずか1000人足らず…』

 芽衣子『宗教的な理由でこのような国が存在しているんですけど、面白いですよね! 日本ではとても考えられないような新しい発見が、世界には待ってるんですよ…!』

 芽衣子『皆さんも、このミスコンの勝負で、自分の新しい発見を見つけられるといいですね♪』


<各メイド萌えp獲得状況(18問終了)> 

佐城雪美    221p  
大石泉     363+40=403p  
鷺沢文香    325p 
鷹富士茄子   141+40=181p  
三船美優    198p


>>468
あらホント!?
さすが茄子さん、粘りますね…
でも、「ヨーロッパのどこにある?」という問いに対して、「イタリア」なら十分正答と言えると思うので、ここは泉を採用するべきですかね…
ぶっちゃけ茄子さんと雪美が同点になったほうが面白いけどw


 ザワザワザワ・・・  ガヤガヤ・・・  エッ、コレッテ…  ツイニケッチャクダ…! ガヤガヤ・・・


さくら「つ・・・遂に、決着…! ミスコン一回戦第四戦、終了でぇす!!」

さくら「トップは文句なし、我らがイズミン! メイドバトルもクイズ対決も両方トップ…! まさに圧倒的勝利でした…!」

さくら「そして2位は、最後までイズミンに食らいついた鷺沢文香さん! クイズ対決の健闘で、3位から2位に順位を上げましたぁ!」

さくら「そしてそしてぇ… 3位に滑り込んだのは、なんと、佐城雪美ちゃんでぇす! いやいや、こんな展開を誰が予想したでしょうか…? 凄い追い上げでした!」

さくら「トップツーのお二人はそのまま準決勝進出決定! そして雪美ちゃんは、他の一回戦の3位の人たち… 水本ゆかりさん、喜多日菜子さん、イヴ・サンタクロースさんの3人が待つ準決勝への最終枠をかけたバトルに参加してもらいまぁす!」

さくら「4位以下の人たちは、残念ながらここで敗退となりますが… 素晴らしいミスコンバトルだったと思いまぁす! どうぞ皆さん、8人のメイド戦士全員に・・・あたたかい拍手をお願いします!」


 ワアアアアアアァァ――ッ・・・  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・  カコサンオシカッター!  ミユサンモガンバッタ!  アーニャ、カナデチャン、カレンチャン、ツギマタガンバレ! パチパチパチパチパチパチパチ・・・・・!!


<ミスコン一回戦第四戦・最終結果> 

1位 大石泉   403p  

2位 鷺沢文香  325p

ーーーーーーーーーーーーーーーここまで準決勝進出確定 

3位 佐城雪美  221p(敗者復活戦に進出)

4位 三船美優  198p

5位 鷹富士茄子 181p  

6位 アナスタシア

7位 北条加蓮

8位 速水奏

乙でした~
本日ここまでなの
クイズ対応あざした! おかげで思ってたより順調でした。

明日、準決勝最後の進出者二人を決めるバトル(ファッション対決)だけ行います。多分20:00くらいから

最後、10人目の出題者は原田美世の予定でした。
時間切れでもう無効だけど、せっかくなのでのせときます↓


 美世『さあ! あたしと言えば当然クルマ、クルマと言えばもちろんあたし! そんな原田美世が出す問題は・・・これっ!↓』http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/e/d/edc6cf94.jpg

“1、ガソリンエンジンと電気モーターの二つを動力源とする自動車をなんと呼ぶ?”

“2、下り坂などで摩擦ブレーキを連続使用した際に、ブレーキの効きが悪くなる現象のことをなんというか? ”


美世「1はハイブリッドカー… 2はフェード現象! みんな、長い坂道はエンブレを効かして、事故らないように気をつけましょう!」

途中で寝てしもた…
乙乙

三戦知ってて三位に食い込んで得意気な雪美ちゃんに
何とも言えない萌えをおぼえるんだがwww

乙あざす
遅れたけど、まったり進めてくにょ

この敗者復活戦だけ、投票で決着をつけたいと思います

時間は22:00からの1分間。 多分この4人だけなら大丈夫だと思うんだけど…

4人の中から2名(1番と2番)を選んで書き込む方式

もしうまくいかなった場合は、通常通りコンマバトルでやり直します

ーーーーーーーーーー

~実況室~


菜々「一回戦第四戦終了ォ! 結果は… まずは、圧倒的強さでトップ、真の天才美少女大石泉ちゃん…! そして、やはりこの人!奇跡の美貌をもつ女神鷺沢文香さんが2位に入りました!」

瑞樹「これでやっと全てのメイドバトルが終わったのね… でも、一回戦はまだあと一つだけ、バトルが残ってるのよね」

菜々「そうですね。 先ほど素晴らしい追い上げで3位に入った佐城雪美ちゃんは、一回戦最終戦の敗者復活戦に参加してもらいます」

菜々「とりあえず… ここで四つのメイドバトルのトップスリーを整理してみましょう! こちらです!↓」


<メイドバトル第一戦>
1位 十時愛梨
2位 赤城みりあ
3位 水本ゆかり

<メイドバトル第二戦>
1位 宮本フレデリカ
2位 高垣楓
3位 喜多日菜子

<メイドバトル第三戦>
1位 城ケ崎莉嘉
2位 大槻唯
3位 イヴ・サンタクロース

<メイドバトル第四戦>
1位 大石泉
2位 鷺沢文香
3位 佐城雪美


菜々「いずれ劣らぬ最高峰の美少女たち…! 準決勝ではいよいよこの上位の選手たちが直接ぶつかるバトルが待っているのですが…」

菜々「その前に、各3位の水本ゆかり、喜多日菜子、イヴ・サンタクロース、佐城雪美の4名による“ファッション対決”が明日行われるワケですね!」

瑞樹「そうね。 本当はすぐにでも始めたいところなんだけど、沖縄に行ってる第三戦のグループが帰ってくるのを待たなきゃいけないから…」

菜々「準決勝最終進出者は誰になるのか…? ナナ、気になって今夜は眠れないかもしれません…!」

瑞樹「ちゃんと寝ないとお肌に悪いわよ? 私も菜々ちゃんもケアには気を遣わなきゃいけないトシなんだから」

菜々「そうですよね… ナナ、年々寝起きがツラくなってきて・・・って、ち、違いますよ!! ナナはまだ17歳…! お、お肌がどうこうとか、そういうトシじゃありませんからね!?」

瑞樹「そうだったわね♪」コリャシツレイ


瑞樹「ではここまで! ミスコン・メイドバトルの模様はあなたのラブリー☆アイドル川島瑞樹と!」

菜々「う…歌って踊れる声優アイドル! ウサミンこと安部菜々がお送りしました! さよならうーさみん! またね!☆」キャハッ!




ーーーーーーーーーーー

翌日… 某テレビ局、公開スタジオ…!

観客たちが見守るステージにスポットライトが当てられ、その中に珍しく眼鏡をかけた川島瑞樹が現れる…!


瑞樹「… “お洒落”… それは、女の子ならば常に磨き、鍛え上げなければならない筋肉のようなモノ…!」

瑞樹「と、いうことで… これより! ミスコン一回戦最終バトル!“私服ファッションショー対決”を行いまーす!」


 ワアアアアアアアアアアアァァ―――ッ!!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・!!


瑞樹「リポートは私、川島瑞樹と、昨日のメイドバトルを見事にトップで通過して準決勝進出を決めた十時愛梨ちゃんでお送りします! 愛梨ちゃん、今日もよろしくね?」

愛梨「はぁーい、よろしくお願いしまぁ~す♪」ポヨン


愛梨「ではぁ、まずは今回のファッションショーの審査を担当して頂く審査員の方たちを紹介しまぁ~す♪ こちらの5名です!」


城ケ崎美嘉「はーいどーもー♪ カリスマJKギャルの城ケ崎美嘉だよ! 今日はよろしくー♪」

松山久美子「女の子がキレイでいるためには、やっぱり見られてるっていう意識が大切なのよね。 今日は私自身も勉強させてもらうわ」

ヘレン「ハローエブリワン! フフフ…w この私の肥えた目を満足させる、世界レベルの美を見せてもらうわよ」

諸星きらり「にょわぁーっ! みんな!きらりだよぉ~? 今日はいーっぱいいっぱいきゃわうぃ女の子を見てハピハピな気持ちになりたいにぃ~~!☆」

二宮飛鳥「ファッション… それは少女がこのセカイに残すささやかな抵抗の証明… そして愛と美は未来と同じさ…」


瑞樹「ほおぉ… これはまた濃いメンツが集まっちゃったわねぇ…」


愛梨「では早速、一人目の登場でぇ~す! ゆかりちゃん、どうぞぉ~」


 シャッ!


 オオオオオオオォォ…!!  カ、カワイイ…!  ザワザワガヤガヤ・・・


ステージ後部の出入り口の幕が開き… そこから私服姿の水本ゆかりが現れると、観客席から感嘆の声が沸き上がる…!


ゆかり「よ…よろしくお願いします」トコトコ http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/1/7/17e50e94.jpg


愛梨「青森よりやって来た本物の清楚お嬢様水本ゆかりちゃん。 今日はシンプルながらも袖と胸元にフリルのついたブラウスで女の子らしさをアピールです♪」


きらり「うきょわぁ――っ!!☆ ゆかりちゃぁんちょーきゃわうぃにぃ! きらり、食べちゃいたいくらいだにぃ!!」=3

美嘉「アタシならもっと盛っちゃうけど… 素材がいいゆかりちゃんはシンプルなのも似合うねー」

ヘレン「ナイス世界レベル」


瑞樹「審査員の評価も高いみたいね… さすがゆかりちゃん!」



愛梨「続きまして二人目は… こちら! 喜多日菜子ちゃん、どうぞぉ~」

 
 シャッ!


日菜子「むふふふ…w 日菜子の王子様、見てますかぁ~?♪」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/8/c/8c2deaf8.jpg日菜子私服


愛梨「こちらも東北、秋田の地よりやって参りました妄想美少女喜多日菜子ちゃん。 今日は水色のワンピースにカーディガンという出で立ち… 胸元のリボンがポイント高いですね♪」


きらり「キョホォ――ッ!☆ 日菜子ちゃんもきゃわぁうううぃぃにいいぃっ!! 今すぐ一緒に遊園地に行きたいにぃ!!」=3

久美子「日菜子ちゃんの魅力といったら、やっぱりあのかわいい“困り眉”… アレが儚げで守ってあげたくなるような雰囲気を醸し出してるのよね…」

飛鳥「彼女は内面にただならない魅力を感じるね… 少女の一瞬の輝きがこのセカイに溢れ出てるようだよ」


瑞樹「日菜子ちゃんはベレー帽が本当に似合うわね… あのさりげなくついてるバラの飾りが、全体をうまくまとめてるわ。 唯一無二の個性をもったお洒落さんね♪」


きらりのテンションwww


愛梨「さあ! そして三人目は… イヴ・サンタクロースさん! どうぞぉ~」


イヴ「うふふぅ~w ブリッツェンも連れてきちゃいましたぁ~w」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/c/8/c8c576f9.jpg


愛梨「グリーンランドの地よりやって来た、本物のサンタクロース…! 今日はトナカイのブリッツェンと一緒に登場。 ミニスカートの下からのぞく細くて真っ白な脚が悩ましいですねぇ~」


ヘレン「さすがは世界を知ってる女ね… 私のいいライバルになりそう。あなどれないわ」

久美子「白を基調としたコーディネートで、あの琥珀色の瞳とピンクのリボンが際立ってるね。 真っ白でサラサラの髪の毛、うらやましい…」

美嘉「チラッと見せてるおヘソがにくいなぁー… てか、露出度たっか…」


瑞樹「サンタクロースも、仕事以外ではこんなラフな格好をしてるんですね… ちょっとだらしないような雰囲気も、魅力の一つでしょうか?」


愛梨「ではラストです! 四人目、佐城雪美ちゃん、どうぞぉ~!」


雪美「… 精一杯… お洒落… してきた……」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/b/2/b254b135.jpg


愛梨「わぁ、可愛いですねぇ~…! 古都京都からやって来た小さな妖精、佐城雪美ちゃん。 襟と袖にモコモコのついた紫のワンピースに、黒猫のポーチという出で立ち。 腰まで届く青い髪が目に眩しいですねぇ~」


きらり「ひゃっほ――ぅ!! 雪美ちゃんのかわうぃさはみんなをハピハピにしてくれるにぃ~? きらり、雪美ちゃんお持ち帰りしてお部屋に飾りたいにぃ!!☆」

久美子「雪美ちゃんは、自然体の美しさがあるのよね… 時々見せる笑顔もすごく可愛いし…」

飛鳥「彼女のような無垢な存在を識る時… ボクはこのセカイも捨てたもんじゃないなって、そう思えるんだよね…」


瑞樹「いやいや… さすがはあの厳しいメイドバトルで3位に入った子たち… これはレベルの高いお洒落対決になったわね…!」


瑞樹「では! 審査員の皆さん、それぞれ、審査の方はよろしいでしょうか!?」


美嘉「おっけー♪」

ヘレン「世界レベルの審査を見せてあげるわ」

久美子「んー… 点数をつけるのは難しいけど… OKです」

飛鳥「彼女たち4人が… どれだけこのセカイに存在を示せたか、ボクなりに評価させてもらうよ」

きらり「にゃっほーい! きらりん、みんなのかわうぃさでいーっぱいきゅんきゅんぱわーを充電出来たにぃ! きらりんれぼりゅーしょん見せてあげるにぃ!!☆」


瑞樹「それでは・・・一斉に、点数を出して下さい! どうぞぉ!!」


 バッ!!


5人の審査員の頭上に… それぞれが4人に投じた点数が表示され… それらがアッという間に集計され、ステージ上のスクリーンに表示される!!


瑞樹「!? こ、これは・・・!」

愛梨「わぁ・・・!」


※投票によりそれぞれの点数を決めます

時間はこのあとの22:00~22:01の1分間。

レスの仕方は、「容姿、ファッション等が優れている」と感じるアイドルの一番と二番を決めて頂き、二名の名前を書き込むかたちでお願いします

例えば下のようなレスの場合…

ゆかり
日菜子

ゆかりに「5点」、日菜子に「3点」が入ります。 一人だけ記載でもOKで、その場合は5点がそのアイドルだけに入ります(基本は2名記載で)

投票する方は、先に「あ」でも「屁」でも「チェック」でもなんでもいいので、レスしてエントリーして下さい。単発レスの票は無効となります。

フライングと時間オーバーも無効となるのでお気をつけを!

チェック

チェック

エントリーあざす
では、22:00から1分間です!

エントリー

日菜子
イヴ

雪美
イヴ

日菜子
雪美

1:喜多日菜子
2:水本ゆかり

時間間に合わなかった
>>491は無視で 
投票中すみません

>>490>>492>>493>>494有効


瑞樹「!? こ、これは・・・!」

愛梨「わぁ・・・!」


スクリーンに表示された、4人のアイドルの点数は・・・!


“水本ゆかり  3点”

“喜多日菜子 15点”

“イヴ・サンタクロース 6点”

“佐城雪美   8点”


瑞樹「ゆかりちゃん3点、日菜子ちゃん15点、イヴちゃん6点、雪美ちゃん8点…! ということは・・・」


<私服ファッション対決・結果>

1位 喜多日菜子
2位 佐城雪美
ーーーーーーーーーーーーーーーここまで準決勝進出決定
3位 イヴ・サンタクロース
4位 水本ゆかり


瑞樹「最後の準決勝進出者は・・・喜多日菜子、佐城雪美!の2名で決定ですっ!」


 ワアアアアアアァァァ―――ッ!!  オメデトォ!  ヒナコォ!  ユキミチャーン!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・!


雪美「… やっ た……」グッ

日菜子「むふふ…w 王子様、見ててくれましたかぁ~?」


瑞樹「以上で・・・ミスコン一回戦は、その全てのバトルを終えました! 皆さん…お疲れ様でしたっ!」

愛梨「お疲れ様でしたぁ~♪」


 パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・・


≪準決勝進出決定者一覧(10名)≫

<小学生ブロック>
「Co」佐城雪美(10)
「Pa」赤城みりあ(11) 

<中学生ブロック> 
「Co」大石泉(15) 
「Pa」喜多日菜子(15) 城ヶ崎莉嘉(12)


<高校生ブロック>
「Pa」大槻唯(17) 

<アラトゥエブロック> 
「Cu」宮本フレデリカ(19)
「Co」鷺沢文香(19)  
「Pa」十時愛梨(18)

<アラサーブロック>
「Co」高垣楓(25) 

今日はこれだけなの
投票あざした!

準決勝開始はまた土曜の20:00頃から…

料理対決やオーディション対決になると思うけど、まだ詰めてる段階なのでちょっと遅れるかも

そろそろ唯一の○○代表
みたいな肩書を背負う選手が目立ってきたな

>>>>>>>>>>>

・お知らせ

準決勝第一戦は、予定変更で「ポーカー」勝負を行います。(テキサスホールデムではなく、日本で一般的なクローズドポーカー。五枚配られて、カードチェンジして手役を作るアレ) 

対戦者は以下の5名

 赤城みりあ(11) 大石泉(15) 大槻唯(17) 宮本フレデリカ(19) 高垣楓(25)

賭けるかオリるか、賭けるチップの枚数はどうするか、なんの手役(ハンド)を狙っていくか、といったことは読み手の人たちの判断によって進めていきます

コンマポーカーなので、リアルポーカーとは色々と相違点があります。 最大の違いは、「カードチェンジして手役を決定する前にベット(賭け)をする」ということ。 

※準決勝以降は、+30や+10といったアドバンテージは無しとなります。 全員もうほぼ同じレベルと判断し、楓や泉も他のメンツと同じ条件で闘います。


<ポーカーバトルの流れ>

1、親の順番を決める(第2ラウンド以降は時計回りに親が代わる。 親は必ずベット(賭け)しなくてはいけない)

2、各自アンティ(場代)としてチップを一枚(1000p)出す

2、カードが5枚ずつ配られる

3、親から手札を確認し(コンマでカードの状況が分かる)、賭ける額を決める。(下限3000p、最初の上限は6000p。リミットは上がっていき、5ラウンド目には10000p)

4、2人目3人目、「コール(賭けに乗る)orレイズ(上乗せ)orフォールド(オリる)」を決める(20分経過してもレスが無い場合、フォールドになる)

5、4人目5人目、「コールorレイズorフォールド」を決める(20分経過してもレスが無い場合、フォールドになる)

6、ディーラーが最高額を確認し、ベットしている人がコールするかフォールドが聞き、賭けの状況を確定する

7、ベットしているプレイヤーのカードチェンジ

8、ショーダウン(カード公開)。(この時点でベットしているプレイヤーの二回目のコンマを取り、手役決定)

※全5ラウンド、最初の持ちポイントはそれぞれ2万p。無くなれば脱落。オールインあり。1ラウンドに約2時間ほどかかると思います。


下に、詳しいポーカーコンマの早見表を貼っておきます。 明日の19:00頃から始め、新スレをすぐ立ててポーカーをやります。 もし何か意見、提案、質問等あったら書き込んでネ。


≪ポーカーコンマ早見表≫

・一回目(配札)のコンマ

01~10→1
11~20→2
21~30→3
31~40→4
41~50→5
51~60→6
61~70→7
71~80→8
81~90→9
91~00→10


・二回目(カードチェンジ)のコンマ

「1、ブタ(完全にバラバラ。オリないのなら5枚替え)」 
01~40 ブタ
41~70 ワンペア
71~90 ツーペア
91~00 スリーカード

「2、ワンペア(3枚替え、残り一枚でスリーカード)」
01~40 ワンペア
41~70 ツーペア
71~00 スリーカード 

「3、残り一枚でストレート(例 ♡6・♣7・♡8・♠10・♢13)」
01~30 ブタ
31~60 ワンペア
61~00 ストレート

「4、残り1枚でフラッシュ(例 ♠2・♠4・♠5・♡7・♠11)」
01~30 ブタ
31~60 ワンペア
61~00 フラッシュ

「5、ツーペア(残り1枚でフルハウス)」
01~80 ツーペア
81~00 フルハウス

「6、スリーカード(2枚替え、残り一枚でフォーカード)」
01~80 スリーカード
81~00 フォーカード

『7、「ワンペア」と「残り一枚でストレート」の重複(♠3・♢4・♠5・♣6・♡6)』
※「ワンペアを残してスリーカードを狙う→2」か「♡6を捨ててストレートを狙う→3」か選択する

『8、「ワンペア」と「残り一枚でフラッシュ」の重複(♠1・♠4・♠5・♠7・♡7)』
※「ワンペアを残してスリーカードを狙う→2」か「♡7を捨ててフラッシュを狙う→4」か選択する

『9、「ワンペア」と「残り一枚でストレートフラッシュ」の重複(♠3・♠4・♠5・♠6・♡6)』
※「ワンペアを残してスリーカードを狙う→2」か「♡6を捨ててストレートフラッシュを狙う↓」か選択する

01~30 ブタ
31~60 ワンペア
61~75 ストレート
76~90 フラッシュ
91~00 ストレートフラッシュ

『10、「ワンペア」と「残り一枚でロイヤルストレートフラッシュ」の重複(♠10・♠11・♠12・♠13・♡13)』
※「ワンペアを残してスリーカードを狙う→2」か「♡13を捨ててロイヤルストレートフラッシュを狙う↓」か選択する

01~30 ブタ
31~60 ワンペア
61~70 ストレート
71~80 フラッシュ
81~90 ストレートフラッシュ
91~00 ロイヤルストレートフラッシュ


※ブタ同士や同じ手役同士の対決は、大きい数を持っている方(二回目のコンマの数が大きい方)が勝ちとなる。コンマも同じ場合は、秒の数が大きい方が勝ち。

スマン間違えた。

5ラウンドだったら結構時間かかりそう

上位2名が突破ですか?

ほな進めてくにょ
5ラウンド長いけど、多分今日と明日で終わると思う
今日のところは2ラウンド終了までいきます

>>505
その通り、上位2名が決勝進出となります

このあと7時半くらいに新スレが立って、8時前から最初のコンマを出していくカンジで
普段より少しコンマの数が多いので、よろしくお願いします


上の≪ポーカーコンマ早見表≫ 、一点だけ変更します↓

×→「2、ワンペア(3枚替え、残り一枚でスリーカード)」
  01~40 ワンペア
  41~70 ツーペア
  71~00 スリーカード 

○→「2、ワンペア(3枚替え、残り一枚でスリーカード)」
  01~30 ワンペア
  31~70 ツーペア
  71~00 スリーカード 


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ーーーー

ミスコン一回戦メイドバトル終結から、一週間後・・・

某テレビ局・実況室


瑞樹「はーい皆さーん! あなたのハートにツーシーム! カワイイカワシマ、キャピキャピアイドル★ミズキですよぉっ!」

瑞樹「ふふ…w 先週、一回戦が全て終了したミスコンバトルも、今日からはいよいよ準決勝がスタート…!」

瑞樹「200名以上の中から選びに選び抜かれた究極の美少女10名による・・・ファイナルステージへの出場権をかけた熱き激闘のスタートです!!」


瑞樹「さて、でも… 私の相方の十時愛梨ちゃんは、例によって選手として参加しなくてはいけないので、今実況室にはまた私一人しかいないんですよね…」シュン…

瑞樹「しかし!心配には及びません! またまた、この準決勝のために呼び寄せたスペシャルなゲストが来てくれていますので…!」

瑞樹「今、私の目の前には怪しげな赤いスイッチがあるのですが、どうやらコレを押せばそのゲストが登場してくれるみたいですね」

瑞樹「さーあ! 誰が出るかな♪ 誰が出るかな♪ ふんふんふふふんふぅ~~ん♪ それっ!」ポチットナ!


 ・・・シィーン・・・・


瑞樹「…あれ? 誰も出てこな…」


?「お久しぶりであります! 瑞樹軍曹!!」ピョコッ


瑞樹「おわ?!」


瑞樹の背後から湧いてきた、そのなかなかにグラマラスなアイドルは・・・!


大和亜季「こんにちは!大和亜季です! 趣味はサバゲーとプラモ収集… 一番の自慢はこのビューティフルに割れた腹筋であります!!」ムキィッ! http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/d/7/d7a1ed13.jpg

瑞樹「ちょ…いきなりお腹出さないでよ亜季ちゃん!」


生粋の筋肉アイドル…! 人呼んで“コマンドー・アキ”こと、大和亜季!!


亜季「軍曹! 仕事をご一緒するのは、あのガールズ劇場で共演して以来でありますな!」

瑞樹「軍曹じゃないわよ… そうね、確か早苗ちゃんたちの三姉妹刑事シリーズの敵役として登場したのよね、私たち」

亜季「あの時の瑞樹殿のボンテージ姿は実に見事でありました」

瑞樹「やーね、私の黒歴史に触れないで…」


瑞樹「って、こんな話してる場合じゃないのよ。 そろそろバトルが始まっちゃうから… とりあえず、準決勝に進出した10名をもう一回確認しとかないとね!↓」


≪準決勝進出決定者一覧(10名)≫

<小学生ブロック>
「Co」佐城雪美(10)
「Pa」赤城みりあ(11) 

<中学生ブロック> 
「Co」大石泉(15) 
「Pa」喜多日菜子(15) 城ヶ崎莉嘉(12)


<高校生ブロック>
「Pa」大槻唯(17) 

<アラトゥエブロック> 
「Cu」宮本フレデリカ(19)
「Co」鷺沢文香(19)  
「Pa」十時愛梨(18)

<アラサーブロック>
「Co」高垣楓(25) 


亜季「ほほう、これが…選びに選び抜かれた超精鋭の美少女戦士10名でありますか… しかし、随分と世代がバラバラなのでありますな」

瑞樹「最初の予選は世代ごとに選手が選ばれたからね。 でも本選からは、世代関係なくゴッチャになって闘ってるわ」

亜季「リアルファイトの勝負なら私もこの10人の中に入っていたと思いますが… 悔しいであります! サー!」

瑞樹「フフ…w 確かに、全アイドルで最強(物理)決定戦をしたら、決勝戦は亜季ちゃんVS早苗ちゃんとかになりそうね…」


瑞樹「これから準決勝の試合は5人ずつに分かれて二回行い、それぞれで上位2名が決勝に進出することになってるの」

亜季「なるほど… しかし、、瑞樹殿、何故、私がゲストとして呼ばれたんでしょう? まさか準決勝はこのメンバーでサバゲーを…?」

瑞樹「さすがにそれはないわよ、ミスコンなんだから… でもね、シビアなバトルフィールドという意味では、サバゲーと同じかもしれないわね」

瑞樹「亜季ちゃんに来てもらったのは、“勝負師”としての視点でバトルを解説して欲しかったからなの。 何しろこの準決勝はあの、“人の運命と勝負を司る女神”が審判を務めるから…」

亜季「“人の運命と勝負を司る女神”…? まさか、それは…!」ザワ…!


そのときだった


“?『瑞樹さぁーん! 聞こえてますかぁー!?』”


瑞樹「あら、リポーターのあずきちゃんだわ! 準決勝の会場に着いたのかしら?」


346プロダクション敷地内、とあるビルの地下3階…!


桃井あずき「どーも! “準決勝のバトルステージを見つけろ大作戦!!”、名付けてプロジェクトJを決行中の桃井あずきでーっす♪」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/f/4/f4072207.jpg

あずき「準決勝第一戦の模様はこの和装セクシー★アイドルあずきがお伝えしちゃうから、よろしくね!♪」

あずき「さて! あずきは今、どこに来ているかといいますとねぇ… 番組担当者に渡された地図を元に、346プロの敷地内にあるビルの地下に来ているのですが…」

あずき「なーんかすんごいアヤシイ雰囲気になってきたんだよねー! 選手の皆さんも今一緒にいるんですが、誰もこんな所に来たことないそうです!」


 ザワザワガヤガヤ…


あずきの後ろから現れた、準決勝第一戦の出場メンバーたち…!


唯「うーわー何ここ? なんかステージ裏みたいに薄暗くなってきたよー?☆」

楓「ここは…ライトがく、らいと思うわ。 うふふ…♪」

フレデリカ「フンフフーン♪ お化け屋敷でもあるのカナー?」

泉「いくらいろんな施設がある346プロでも、お化け屋敷はないですよ…」

みりあ「みりあドキドキしてきちゃったー! 準決勝って、みんなで何するんだろうね?」


あずき「オ…? 扉を発見! ここでしょーかね?」


  ガチャ…


あずき「…ん? ここは…?」


先導するあずきが、映画館の扉のようなモノを発見し、中に入ってみるとそこは・・・


唯「…? 何ここ。 カラオケ…じゃないよね、ビリヤード場…?」

楓「いや、バーじゃないかしら? はあ、お酒飲みたくなってきちゃった…」ホウ…

唯「えー? ビリヤード場だよ! ほら、ビリヤードの台もあるし!」


確かに… その薄暗い部屋の中央には、スポットライトの中にふんわりと浮かび上がるように、ビリヤードの台のようなものがあった…


フレデリカ「ビリヤードぉ? フレちゃん初めてやるな~♪」

泉「? いや、ビリヤード台じゃないですよ。 だってあの台… 楕円形ですよ?」

みりあ「びりやーどってなあにー?」


?「フフ…w ビリヤードじゃないわ。 その台はね、“ポーカーテーブル”よ」スッ…


みりあ「ふぇ!?」

楓「! あなたは・・・!」


突如、暗闇から姿を見せたその妖艶な雰囲気をまとった美女は・・・


兵藤レナ「ハローみんな♪ ようこそ、346プロダクションのラスベガス…“カジノ346”へ!」http://livedoor.blogimg.jp/anoyaro06-deremoba/imgs/4/7/47aec4fe.jpg


元ディーラーという超異色の経歴を持つアイドル・・・“ビューティーウィッチ”兵藤レナ!!


楓「レナさん…? まさか、あなたが…」

レナ「ふふっ、そうよ楓ちゃん、お察しの通り… 私はあなたたちが闘う準決勝の審判なの」パチンッ!


 パァッ!!


フレデリカ「わ!?」

唯「うっ、まぶし…!」

泉「!? これは…?」


 ワアアアアアアアアァァァァ―――ッッ!!!  マッテタァ!  イヨイヨダッ!  ハヤクハジメロォ!  パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・!!!


レナが指を鳴らすと同時に、周囲が急に明るくなり… 観客たちの歓声と拍手が沸き起こる! 

その部屋は思っていた以上に広く、ライブハウスのような造りになっており… ポーカーテーブルのあるスペースの下は観客席になっているのだった…


レナ「さあ!覚悟はいい? 準決勝第一戦・・・“ポーカー勝負”を始めるわよ!」


あずき「ぽ、ポーカー?」

楓「ポーカー…! なるほど。 じゃあみんなで早速、ポーカーであそぽーかー!」


いったんオワリ

次スレ↓
瑞樹「準決勝は…?」兵藤レナ「ポーカー勝負よ!」
瑞樹「準決勝は…?」兵藤レナ「ポーカー勝負よ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524306223/)


お疲れ様でした、このスレはここで終わりとなります
毎回コンマや安価対応ありがとうございました
引き続き準決勝編をお楽しみあそばせ~

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