ガヴドロSS【ラフィエルを殺ったのは誰だ!?】(22)

ガヴリール「おい、いい加減にしろよ、ラフィエル!! 私から一体いくら搾り取ったら気が済むんだ!?」

ラフィエル「あら、そのような口を利いてもいいのですか?」スッ

ガヴリール「ま、待ってぇっ!!?」アタフタ

ラフィエル「うふふ♩ 今度、余計な事を仰ったらヴィーネさんやサターニャさん、タプちゃんにバラし、またネットに拡散して世間にもバラしますからね?」ニヤリ

ガヴリール「うぅ……」ガックシ

ヴィーネ「ラフィ、もう止めて!?」

ラフィエル「ヴィーネさん、これ!」スッ

ヴィーネ「うぅ…」ガックシ

ラフィエル「私をあまり舐めないで下さいね? もし、次に払うのを止めると仰るならガヴちゃんたちにバラし、またネットに拡散して世間にバラしますね?」ニコリ

ヴィーネ「そ、そう言われても、もうお金が…」

ラフィエル「それならアルバイト先をもっと増やしたらよろしいじゃありませんか? 簡単な事ですよ♩」フフフッ

サターニャ「アンタ、そんな事してロクな目に遭わないわよっ?!」

ラフィエル「サターニャさんが言える立場じゃありませんよね?」スッ

サターニャ「くぅぅぅ……」ガックシ

ラフィエル「さぁ、今月の分、しっかりと払ってください?」

サターニャ「………」

ラフィエル「サターニャさん、聞こえてますよね? しっかりと払ってください……さもなければ、ガヴちゃんやヴィーネさんにバラし、またネットに拡散して世間にバラしますよ?」ニコリ

サターニャ「っ!!? ま、待って…払う、払うからっ!?」スッ

ラフィエル「うふふっ、文字通りしっかりと払えるじゃありませんか♩ では、来月もよろしくお願いしますね?」ニコニコ

~後日~

ピンポーン♩

ガヴリール「おい、ラフィエル、来たぞ! 開けろーー!!」

シーーーン

ガヴリール「おかしいな…。さっき、この時間に来いって電話があったのに、まったく出ないなんて!」

?「ガヴ?」

ガヴリール「んっ?」

ヴィーネ「あっ、やっぱりガヴじゃないの!」

ガヴリール「ヴィーネ!? どうしてお前がここに?」

ヴィーネ「ラフィに電話で来てくださいって呼び出されたのよ。それより、ガヴはどうしてラフィの部屋の前にいるの?」

ガヴリール「なんだ、お前も呼び出されたのか? だったら、同じだ、私もだよ!」

ヴィーネ「えっ、ほんと!? ガヴも呼び出されたんだ…。」

ガヴリール「そうだよ。ただ、さっきからおかしくてさぁ…ラフィエルの奴、インターホン鳴らしたのに出ねぇんだよ。」

ヴィーネ「えっ? も、もしかして、家の中で倒れてるんじゃ!!?」

ガヴリール「い、いや、まさかな、ラフィエルに限ってそれはありえないって!!」

ヴィーネ「でも、一応気になるわよ…」

?「何がありえなくて、何が気になるんですって?」

ガヴィーネ「「えっ?」」チラッ

サターニャ「まったくさっきから声が大きいのよ、あんた達は…」

ヴィーネ「サターニャ!? ど、どうしてここに?」

サターニャ「呼び出されたのよ…ラフィエルに」

ガヴリール「マジかよっ?! まさか、サターニャまで呼び出されるとは…」

サターニャ「で、さっきから何よ、大騒ぎして?」

ヴィーネ「それがガヴがさっきからインターホンを押してるんだけど、ラフィへの応答がなくて…」

サターニャ「なんですって!!?」

ガヴリール「だから、大騒ぎになったんだよ! で、どうする?」

ヴィーネ「管理人を呼んで来るわ!」

サターニャ「時間がないわよ!? もぅ、仕方ないわね……」スッ

カチャッ

サターニャ「ほら、開いたわよ!」

ヴィーネ「えっ?」

ガヴリール「お前、一体どうやって!?」

サターニャ「これよ…魔界通販で購入した「なんでもピッキングセット」。これさえあれば、様々な家やマンションのドアを簡単に開錠することが出来るものよ!!」

ヴィーネ「怖っ!!? ヘタしたら犯罪に使われる代物じゃないの?!」

サターニャ「別にいいのよ。これぞ、悪魔的行為(デビルズアクション)だもの♪」ニヤリ

ガヴリール「犯罪だと指摘されても開き直るとは…流石は悪魔だな……。」

~室内~

ガヴリール「勝手に入ったけど、いるか、ラフィエル?」ドタドタ

ヴィーネ「ラフィ~!」ドタドタ

サターニャ「いるんでしょ、出て来なさいよ?」ドタドタ


ガヴリール「ここか?」ガチャ

ガヴリール「おーーい、ラ…………っ!!?」ビクッ

ヴィーネ「サターニャ、ラフィは居た?」

サターニャ「いいえ。こっちには居なかったわよ」

ヴィーネ「後は、ガヴね? 向こうの部屋を見に行ってるようだけど、少し遅いわね?」



ガヴリール「うわあああああああぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!!」

ヴィネサタ「「っ!!?」」ビクッ

ダッダッダッダッダ

ヴィーネ「ガヴーー、どうしたの?!」

サターニャ「凄い悲鳴だったけど、一体なに……を……」


ラフィエル「」


ヴィネサタ「「…………き(ぎ)」」

ヴィネサタ「「きゃあああああああああああ(ぎゃあああああああああ)!!!!」」

ウッ~ウッ~ウッ~

刑事「警部。被害者は白羽=ラフィエル=エインズワース、女子高生です。死因は失血死。近くにあった包丁で胸を一突きされたようです」

警部「そうか! で、君たち?」

ガヴィーネサタ「「「はい…」」」

警部「君たちは白羽さんと仲良しみたいだけど、何か最近は彼女とトラブルとかはなかったかな?」

ヴィーネ「と、トラブル!!?」ビクッ

警部「何か心当たりがあるようですね…」ジイイィィーーッ

サターニャ「」ブルブル

ガヴリール「な、何もねぇよ!?」

警部「まぁ、いいでしょう。とりあえず、現場検証も済んでいませんし、詳しい事は後日お願いしましょう!」

ヴィーネ「はい…」

サターニャ「……」

ガヴリール「くっ…」

※ガヴリールの視点で進みます。

ガヴリール「ちくしょう…。ラフィから金を強請られる立場だって言うのに、今度はあいつを殺した容疑者として疑われるとは…なんてツイてないんだよ!!!」

ガヴリール「こうなったら、意地でも犯人を明らかにして何とかするしかないな…。脅しの内容もバレないように円滑に……」




ガヴリール「そうなると、天界で評判のアレに頼るか…。」

~翌日~

ヴィーネ「いきなり呼びつけてどうしたの? いつ警察から話を聞きに来るかも分からない状況なのに?」

サターニャ「まったくよ。こっちは下等生物共にラフィエルを殺ったって疑われて偉い迷惑してるって言うのに…」

ガヴリール「まぁそう言うなって。せっかくその疑いを晴らす為に、ある奴をタプリスに連れて来てもらったんだからさ…。」

サターニャ「はぁ、ある奴?」

ガヴリール「そろそろ来るから、分かるはずだ!」

ドンドン

タプリス「天真先輩、頼まれた通り連れて来ましたよ!」

ガヴリール「おぉ、タプリス。開いてるぞ、入れ!」

タプリス「おじゃまします。」ガチャ

ヴィーネ「あっ、タプちゃん、久しぶりね♪」フリフリ

タプリス「月乃瀬先輩、お久しぶりです!」ペコリ

サターニャ「来たわね…。ガヴリール大好き変態天使………。」ジトー

タプリス「胡桃沢先輩…余計な事、言わないで下さい!!!」ガアァァーー

ガヴリール「おい、それより頼んだ奴を、ヴィーネたちに紹介してくれよ?」

タプリス「ハッ、すみません! では、紹介しますね……入って来て下さい!」



探偵「はいはい。ちょっくらお邪魔しますよ」ドタッ

ヴィネサタ「「」」

ガヴリール「おう。勝手に入ってくれ!」

ヴィネサタ「「………だれっ??!!」」

タプリス「天界で有名な探偵さんです!!」

探偵「どうも…」ボサボサ、ヨレヨレ

ヴィーネ「あっ、ど、どうも!」ペコリ

サターニャ(髪もガヴリールみたくボサボサで、なんか頼りなさそうな感じね…。)

ヴィーネ「すみません。わざわざ私たちの為に来て頂いて」ペコリ

探偵「いいえ。」

サターニャ「ねぇ、ガヴリール…」ボソッ

ガヴリール「あぁん、なんだよ?」ボソボソ

サターニャ「天界で有名な、天界の探偵で言うけど、ほんとに有名になる程凄い奴なの? なんだか頼りなさそうだけど??」

ガヴリール「あぁ。心配すんな! 有名だというのは確かだ……それに、あの姉さんのお墨付きもあるしな!!」

サターニャ「へっ?」

ヴィーネ「えっ、ゼルエルさんの!!?」

タプリス「そうなんです。ゼルエルさんが最も信頼し、時にゼルエルさんの依頼を一挙に引き受けて仕事を率直にこなすことでお墨付きを得た、有名な探偵さんなのですよ!」

サターニャ「ええぇぇーーっ、本当に!?」

ヴィーネ「そ、それは凄いわね!!///」

探偵「いえいえ、別に褒められるような事は…。」

ガヴリール「いいから、初めてくれよ。内容は……」



探偵「成る程。事情はこのタプリスのお嬢ちゃんから聞いたが、まさか本当に白羽家のラフィエルの嬢ちゃんがこの下界で死ぬとはねぇ…」

サターニャ「おかげで私らは疑われてるのよ……。(ある意味、被害者なのに…)」

探偵「まぁ、引き受けたからにはやるけどよ…。でも、まさか容疑者二人ほど悪魔がいるとは驚きだわ!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom