西住みほ 5歳「パパ....」 (33)

年齢設定や血縁は原作と大きく異なります

パパ「妻が事故で死んで2ヶ月...娘三人を一人で育てるのは無理だと悟った俺はお笑い芸人を目指す友人とデイトレーダーとして生計を立てる妹を呼んで子育てを手伝ってもらうことにした」

・・・・・・・

みほ「今日うちに住む叔母さんとパパの友達がくるんでしょ?」

まほ(10歳)「そうだね」

みほ「仲良くなれるかなぁ?」

まほ「大丈夫だよ」

みほ「愛里寿はどう思う?」

愛里寿(8ヶ月)「あー」

まほ「なんて言ってるの?」

みほ「オムツ変えて欲しいって」

パパ「ただいまー」

みほ「パパだ!!」

愛里寿「あー」

みほ「ベビーベットから動いちゃダメだよ?」

パパ「お利口にお留守番してたかな?」

まほ「うん...愛里寿のオムツ変えといた」

パパ「そうか やっぱりお前は出来るお姉ちゃんだな」

杏(25)「そろそろ私たちの紹介してくれる?」

パパ「おっとごめんごめん」

みほ「パパの愛人?」

パパ「お前は昼ドラの見過ぎだ...」

パパ「ほらこっちは俺の妹の杏叔母さんでそっちは安斎千代美.パパの昔からの親友だよ アンチョビって芸名で芸人してる」

杏「ちっちゃい時にあってるんだけど覚えてない?」

みほ「わかんない その手にもってるお菓子くれたらわかるかも」

杏「こういうとこ兄さんの子供の時にそっくり」

まほ「お笑い芸人なの?」

アンチョビ(28)「ああ!まだ全然売れてないけどな!」

アンチョビ「だからずっとお前らと一緒にいれるぞ」

みほ「ニート?」

アンチョビ「違う...はず...」

パパ「たとえ本当のことでも言っちゃダメだよ」

みほ「ごめんなさい...」

アンチョビ「おいっ!」

パパ「俺たちはこれから家族だ..仲良くやっていこう」

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杏「ほら 朝ごはんが出来るからパパとアンチョビ起こしてきて」

みほ「はーい 愛里寿も行こ」

パパ「ん...重い...」

パパ「こんなに可愛い子が顔の上に乗ってたのか!チューしてやる!」

愛里寿「きゃっきゃっ」

みほ「アンチョビ起きて!!」

アンチョビ「うーおはよう」

みほ「寝坊助さん?」

アンチョビ「そうかもな ほらリビング行こ」

みほ「わーい 抱っこだー」

パパ「おはよう」

まほ「パパおはよう」

杏「ほら早く席について 私の作ったハムエッグが冷めちゃう」

みほ「いただきまーす!」

愛里寿「きゃっきゃっ」

アンチョビ「すごいぞ 愛里寿なんか顔全体で食べてる」

杏「ほら拭かなきゃ動かないで」

・・・・・

パパ「じゃあ俺は仕事に行ってくる」

まほ「私も学校に行くよ」

みほ「行ってらっしゃい」

みほ「ん~♪」カキカキ

杏「みほは幼稚園には行ってないの?」

みほ「うん ママが居なくなって忙しくなったから来月からなの」

杏「そっか....寂しくない?」

みほ「寂しくないよ パパも杏叔母さんもアンチョビもいるもん」

杏「じゃあ今日は杏叔母さんとずっと遊んでようか」

みほ「うん!」

杏「アンチョビもいたらいいんだけど今日は闘牛に挑戦する番組に出るって言ってたからね」

みほ「無事に帰ってこれるかな?」

杏「大丈夫じゃない?多分」

みほ「今夜はステーキがいいな」

杏「はいはい」

そんな家族に起こる心温まるイベント 安価↓3個

スーパー

みほ「杏叔母さん、お菓子かって」

杏「いいよ~好きなの持ってきな」

みほ「わーい」

愛里寿「あー」ネギ掴み

杏「愛里寿はこれが食べたいの?」

杏「でもこれは晩御飯の味噌汁のネギだからダメ」

・・・・・

杏「さて買物も終わったし帰ろうか」

みほ「あれ見てくじ引きだって」

杏「あーさっきの買い物で2回分券があるね 引く?」

みほ「引く!」

杏「一等は温泉旅行だって」

みほ「温泉!温泉」グルグル

店員「はい 残念賞のガムだよ」

みほ「ちぇー」

愛里寿「あー」

杏「愛里寿も引きたいの?いつもお家で似たようなおもちゃグルグル回してるもんね」

愛里寿「あー」グルグル

店員「出ました!一等の温泉旅行です!」

杏「マジ?」

みほ「温泉やった!!愛里寿えらいね」なでなで

愛里寿「きゃっきゃっ」


みほ「お姉ちゃん!温泉に行けるよ!」

まほ「どういうこと?」

杏「愛里寿がくじ引きで当ててね」

杏「みんなで行こうか」

まほ「うん!」

アンチョビ「やった!温泉にゆっくり浸かったら新しいネタのアイデアが出てくるかも」

杏「無理だと思うけどまぁやる価値はあるんじゃない?」

アンチョビ「いや...きっと大丈夫...多分」

みほ「自信ないんだね」

まほ「でも...パパはお仕事」

みほ「あっ...」

杏「帰ってきたら聞いてみようか おやすみ取れるかもしれないし」

アンチョビ「可愛くお願いするんだぞ?」

まほ「どうやるの?」

アンチョビ「こうやって上目遣いでだな パパ...一緒に温泉行こって」

杏「この人の言うことは気にしなくていいよ 頭のネジが緩んでるんだから」

アンチョビ「じゃあ締め直すからドライバーくれる?」

杏「工具箱から好きなの持って行きな」

パパ「ただいま」

みほ「パパ!!温泉行こ!!」

パパ「温泉?入浴剤でも買ったの?」

杏「愛里寿がくじ引きで当ててさ 3泊2日の温泉旅行」

パパ「マジ?」

杏「マジ」

アンチョビ「それで休みは取れそうなのか?」

パパ「ちょっとまってて」電話

パパ「もしもし」

メグミ「こちらケーキの西住ですって...店長どうかしました?」

パパ「俺明日から三日休むからよろしく!」

メグミ「はぁ?ちょっと!店長!...切れてる」

ルミ「どうした?」

メグミ「店長3日間こないって....理由はわかんないけど」

ルミ「あの馬鹿店長....私らだけでケーキの仕込み終わらせろって言うの!?」

アズミ「戻ってきたらお仕置きね...」

・・・・・・

パパ「休みもらえた!」

みほ「やったー」



旅行当日

パパ「ベビーカー持った?」

杏「持ったよ」

パパ「愛里寿のよだれかけは?」

アンチョビ「予備も含めて準備オッケーだ」

パパ「愛里寿がぐずった時用のボコのぬいぐるみは?」

まほ「みほのと一緒に鞄に入れてあるよ」

パパ「愛里寿のおしゃぶりは?」

みほ「はーい!持ってます」

パパ「じゃあ出発しようか!」

みんな「おー!」

ガチャ

・・・・・・

パパ「ごめん危うく君を忘れるところだった」

愛里寿「あー」

パパ「ごめんよ、根に持たないでね?」スリスリ

愛里寿「きゃっきゃっ」



みほ「パパ!アイス!」

パパ「こらこらお菓子は買っておいただろ?ダメだよ」

みほ「買うの!」

パパ「買わないの」

みほ「買うもん....」

パパ「まったく...どれが食べたいんだ?」

まほ「私も食べたい」

パパ「ああ二人とも好きなの選びなさい」

みほ「やっぱりパパは世界一のパパだよ」

杏「うわ...娘に甘いなぁ」

杏「私が小さい時アイス欲しいって言ったら指でも舐めてろって言われたけどね」

アンチョビ「ここに指を美味しそうに舐めてる人がいるぞ」

愛里寿「きゃっきゃっ」

アンチョビ「ペロペロして可愛いでちゅね~なに味でちゅか?」

愛里寿「あー」指向け

アンチョビ「味見は別にいいよ」

旅館の部屋

みほ「広ーい」

まほ「走ったら危ないよ?」

パパ「ほら二人とも落ち着いて」

アンチョビ「風呂行くぞー」

みほ「私もアンチョビお姉ちゃんと入る!」

まほ「私もいいかな?」

アンチョビ「もちろんいいぞ」

杏「いいね みんなで入ろう」

パパ「俺も行くよ」

アンチョビ「お前はダメだ」

パパ「やっぱり?じゃあ愛里寿とのんびりしてるよ」

杏「愛里寿も連れてくから」

パパ「仲間はずれか....悲しいなぁ」

温泉

アンチョビ「ほらゴシゴシきもちいいでちゅね~」

愛里寿「あー」

杏「痒いとこない?」

みほ「お尻ー」

杏「そこは自分でかきなさい」

みほ「はーい」

みほ「♪~」

杏「嬉しそうだね~」

みほ「髪洗ってもらうの久しぶりだから...お母さんが死んじゃう前は毎日洗って貰ってたのに...」

まほ「みほ....」

杏「これからは毎日私が洗ってあげるから...もうわたし達は家族だもん」

アンチョビ「私も洗ってやるぞ!交代交代だ!」

みほ「本当に?」

まほ「よかったね」

アンチョビ「まほも洗ってやるぞ」

まほ「うん....//」

みほ「お姉ちゃん照れてる~」



パパ「三人とも寝た?」

アンチョビ「寝たぞ すごい寝相だ ヨガのポーズみたいな格好で寝てる」

杏「体が柔らかい子に育つかもね」

パパ「聞いて...君たちが来てくれてほんと助かった」

パパ「俺仕事が忙しくて全然子供たちの世話できてなかった...」

パパ「君たちが来るまでの2ヶ月間はご飯はコンビニ弁当汚れていく家...妹の面倒はまほに任せっきりあの子だってまだ小学生で小さいのに」

アンチョビ「いいんだ...わたし達は大学からの親友だろ?」

アンチョビ「それに子供達はみんな可愛いし」

杏「私も可愛い姪だし 兄さんに任せたら不良になっちゃいそうだしな」

アンチョビ「それは言えてる」

パパ「お前らなぁ....ありがとな」

二人「どういたしまして」

自宅

パパ「疲れた...」

まほ「二日目に行った動物園で買ったぬいぐるみベットに起こ」

みほ「あのカメレオンの奴?」

まほ「それはみほのでしょ?私のはパンダ」

みほ「そうだった!!」

アンチョビ「ほら愛里寿のはクマさんだぞ~」

みほ「あとで包帯巻いてボコみたいにしてあげるからね」

愛里寿「きゃっきゃっ」

杏「この姉妹のセンスは本当にわかんないなぁ」

#1わたし達は家族 完

次のエピソード安価↓2

昼下がり

アンチョビ「ほらお昼寝しような」

愛里寿「あー」

みほ「アンチョビお姉ちゃん ボールで遊ぼ」

アンチョビ「ああ 愛里寿を昼寝させてから行くから先に庭に行っててくれ」

アンチョビ「私はボール遊びに関しては天才的だぞ~なでしこジャパンだ」

みほ「パン?みほはクリームパンが好き」

アンチョビ「...明日のおやつはクリームパンにしようか」

みほ「わーい!!じゃあ先に行ってるね」



猫「にゃー」

みほ「あっ猫さんだ!待て待て!!」

商店街裏路地

みほ「猫さん...いなくなっちゃった...」

みほ「ここどこ....パパ...グスッ」

みほ「えーん!えーん!」

カトラス「どうしたの?」

みほ「グスッお家わかんない....」

カトラス「そっか...じゃあ私のお店で少し休憩して一緒にお家を探そう」

みほ「うん....」

・・・・・・

アンチョビ「みほがいない....どっどうしたら...」

アンチョビ「警察か?消防署か?いや違うとりあえずパパに電話だ!!」

愛里寿「zzzzz」


喫茶店

パパ「さてもう夕方で客もいないし店閉めるか」

メグミ「あの...店長」

パパ「なに?」

メグミ「今日早く終わったじゃないですか...だから一緒にご飯でも」

パパ「ちょっとまって電話だ」

パパ「もしもし?」

アンチョビ「おい!大変だ!みほが行方不明だ!」

パパ「はぁ!?とにかく急いで帰る!!」

メグミ「あの....」

パパ「ごめんまた今度で!戸締りよろしく」

メグミ「あっ....はい」

自宅

アンチョビ「ボールを寝かせてみほを持って庭に愛里寿に行くように言ったんだ...そしたら!!」

パパ「落ち着いて!なに言ってるかわかんないから」

アンチョビ「カクカクシカジカで!」

パパ「俺は外探してくるから!!」

杏「ただいまー」

パパ「杏大変だ!みほが行方不明だ!!」

杏「そう じゃあGPSで位置確認してみようか」

パパ「え?いつのまにそんな物...」

杏「あれ?言ってなかったけ?子供用ケータイ持たせて置いたの」

杏「私の可愛い姪だしね」

パパ「杏...で場所は!?」

杏「これは商店街の方だね」

パパ「行こう!!アンチョビは愛里寿見てて」

アンチョビ「わかった!」










BAR

カトラス「これ運んで」

みほ「うん!」

みほ「どうぞ」

ラム「可愛いアルバイトさんだね~」なでなで

パパ「みほ!!」ガチャ

みほ「パパ!」抱き

パパ「全く...心配したんだぞ」抱き

みほ「猫さん追いかけたら迷子になっちゃって...でもこの人が助けてくれたの!」

カトラス「どうも」

パパ「ありがとうございます!」

カトラス「いえ私も子供と触れ合えて楽しかった」

杏「ほらみほもお礼言って」

みほ「ありがとうー」

カトラス「またいつでも遊びにおいで」

みほ「うん」

#2 みほ迷子になる 完

次のエピソード安価↓3

まほ「明日から幼稚園に行くんでしょ?楽しみ?」

みほ「うん...ちょっとドキドキするけど」

まほ「大丈夫 きっとすぐに友達できるから」

みほ「お姉ちゃんはすぐに友達できた?」

まほ「うん 今も同じクラスで紅茶ばかり飲んでるよ」

みほ「いい人?」

まほ「うん、今度うちに連れてくるよ」

みほ「楽しみ!」

まほ「じゃあお話終わり そろそろ寝るよ」

みほ「おやすみー」

翌朝

アンチョビ「ほら幼稚園の支度して」

みほ「やだ...お家にいる」

アンチョビ「どうした?あんなに楽しみにしてたじゃないか?」

みほ「もういいの! 行きたくない」

パパ「どうして行きたくないの? パパにおしえてごらん」

みほ「だって一人ぼっちだもん...幼稚園にはパパもお姉ちゃんもアンチョビお姉ちゃんも杏叔母ちゃんもいないもん...」

パパ「大丈夫だよ..すぐに友達ができて一人ぼっちじゃなくなる」

みほ「そんなのわかんないもん」

アンチョビ「よしじゃあ友達が出来るまでアンチョビお姉ちゃんが幼稚園にいてやるぞ」

みほ「ほんと?」

アンチョビ「もちろん 私がブーブークッション以外でみほに嘘をついたことがあるか?」

みほ「ない!」

アンチョビ「じゃあ一緒に幼稚園に行こうな」

みほ「幼稚園行く!」

パパ「ありがとう、お前が仕事のないコメディアンで助かった 時間が有り余ってる」

アンチョビ「今日ばっかりはそれに感謝だな」

杏「愛里寿は私が見てるよ~ ほらクッキーでちゅよ~」

愛里寿「きゃっきゃっ」

幼稚園

アンチョビ「ほらついたぞ...みほくらいの子がたくさん遊んでいるな」

みほ「うん...」

アンチョビ「ほら緊張しない」なでなで

沙織「おはよう」

アンチョビ「ああ、おはよう ほらみほお友達が話しかけてくれたぞ」

みほ「おはよ」

沙織「一緒に遊ぼ」

みほ「いいよ」

沙織「あっちでお砂やろ」

みほ「うん」

アンチョビ「ほら行ってこい」

アンチョビ「早くもお役御免か...仕事もないし公園のブランコにでも乗るか...」

#3みほ 幼稚園に行く 完

次のエピソード ↓2

砂場

沙織「おかえりなさい あなたお仕事お疲れ様です」

みほ「うん ご飯食べたい」

沙織「今日はハンバーグですよ」

みほ「やったー でも泥だよ?」

沙織「食べたふりして」

みほ「うん...」

沙織「美味しい?」

みほ「多分...ジャリジャリして美味しいと思う」

ローズヒップ「あなた達私が鬼ごっこをしてあげてもよろしくってよ」

沙織「どうする?」

みほ「やろ 泥のハンバーグよりマシだから」

沙織「むぅ」

ローズヒップ「じゃんけんで鬼を決めましょう」

みほ「いいよ」

沙織「じゃんけんポン」

ローズヒップ「私が鬼ですの?」

みほ「逃げろー」

沙織「逃げろー」

ローズヒップ「待ってーですの」こけっ

ローズヒップ「痛いですの....」

沙織「大丈夫!?」

みほ「一緒に保健室まで行こ」

ローズヒップ「はいっグスッ....」

アンチョビ「ほらお家に帰るぞ」

みほ「うん」

アンチョビ「幼稚園どうだった?」

みほ「友達できて楽しかった!」

アンチョビ「なにして遊んだんだ?」

みほ「泥のハンバーグ食べた!」

アンチョビ「懐かしいなおままごとか」

アンチョビ「私も似たようなことしたなぁ 初めてできた彼氏と赤ちゃん...すまん なんでもない」

みほ「???」

#4 みほ 友達が出来る 完

次のエピソード↓2

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