男「頼む!英語教えてくれ!」 (88)

途中まで書き溜めです。
内容は中学レベルですが、一気読みすると多分疲れます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1520499162

友「どうした急に」

男「英語が出来ないとヤバいんだよ!」

友「そりゃ大学受験の要だからな」

男「いや、そうじゃないんだ」

友「というと?」

男「実は...」

一日前

ガヤガヤ

モブ「女ってどんな人がタイプなの?」

女「うーん、将来国際関係の仕事がしたいから英語ができる人は話が合いそうかな」

男(なんだと...)

男「って事があったんだ」

友「不純な動機だな」

男「愛に真剣と言ってくれ」

友「つってもお前マジで英語の成績悪いだろ」

男「大丈夫!ちゃんと1はとってるから!」

友「それより下ねぇよ」

Be動詞①

友「しょうがない。基礎からやるか」

男「サンクス!」

友「じゃあBe動詞からやるぞ」

友「まずはこの例題を見ろ」

Tom is handsome.
トムはハンサムです。

友「isがBe動詞だ。Be動詞は簡単に言うと、イコールの役割を果たす」

男「なるほど、トム=ハンサムって形だな」

友「主語をS、動詞をV、補語をCと呼ぶ。このSVCの形を覚えると色々応用できるぞ」

男「補語って何だ?」

友「主語と=で結ばれるものだ。この場合はトムと=の関係にあるのはハンサムだな」

友「Be動詞は他にもam、are、was、wereがあるが、今はam、is、areだけ覚えろ」

男「isだけじゃダメなのか?」

友「主語によって使うBe動詞が変わるんだ」

Be動詞②

男「主語によって変わる?」

友「ああ、正確に言うと人称によって変わる」

友「主語が自分、Iならamを使い、主語が相手、youもしくは複数形の時はare、それ以外はisって感じだな」

友「自分を一人称、相手を二人称、それ以外を三人称と言う」

男「amが1番簡単だな」

友「じゃあ実際に英文作ってみ」

男「I am handsome.」

友「You are a liar.」

Be動詞③

友「次に否定形だ」

友「否定は簡単。Be動詞の直後にnotを入れるだけだ」

友「例えばさっきの例文だとこうなる」

Tom is handsome.
トムはハンサムです。
→Tom is not handsome.
トムはハンサムではありません。

男「くそ簡単じゃん」

友「isn't、aren'tのように略すことが出来るが、amだけは略すときはI'm notとする」

男「amn'tとはしないんだな」

Be動詞④

友「最後に疑問形だ」

友「これもそんなに難しくない。主語と動詞を入れ替えるだけだ」

友「これもさっきの例文を使おう」

Tom is handsome.
トムはハンサムです。
→Is Tom handsome?
トムはハンサムですか?

男「これも簡単だな」

友「ただ、疑問と言うからには当然返事の仕方もセットである。Yes、Noの2パターンだな」

友「さっきの文に対する返事を見ていこう」

Yesの場合
Yes, he is.
はい、彼はハンサムです。

Noの場合
No, he isn't.
いいえ、彼はハンサムではありません。

友「日本語と照らし合わせるとわかりやすいと思うが、これは簡単に言うと補語を省略した形だな」

男「つまりこういうわけだな」

Yes, he is (handsome).
No, he isn't (handsome).

友「そういう事だ。ここで2つ注意がある」

友「1つは主語を代名詞に置き換えるってことだ」

男「えっと...」

友「例えば、今はTomだからheを使ったが、Maryならshe、A dog ならitといった具合だ」

男「あ、確か英語は同じ単語を使い回すのを嫌うんだよな」

友「その通り。もう1つは日本語でも同じだが、あなたは、と聞かれたら私は、と答えなければ変だよな。逆もまた然り」

友「例えば」

Are you from Japan?
あなたは日本出身ですか?

友「と聞かれたら」

Yes, I am.
はい、そうです。

友「と答える」

男「まぁ確かに当たり前だな」

形容詞①

友「ついでに形容詞の説明もするか」

友「形容詞というのは名詞を修飾するものの事だ」

男「redとか?」

友「そう。あとは数のthreeとか、所有格(例えばmy、hisなど)もそうだな」

友「日本語で言うと綺麗な、嬉しい、1つの、あいつの、とかだな」

友「形容詞には2つの使い方がある。限定用法と叙述用法だ」

男「なんか難しそうだな」

友「そんな事ない。どっちもここまでの知識だけで説明できるぞ」

形容詞②

友「まず限定用法から」

友「これは形容詞を名詞の前か後ろに置いて名詞を修飾する用法だな」

友「前か後ろって言ってもほとんど前だ」

男「レッツ例文」

That is my bag.
あれは私のバッグです。

The answer is something cold.
その答えは何か冷たいものです。

友「基本的に前に置くんだが、~thingっていうのを修飾したい時だけは後に置く」

男「名詞を特徴づけてより限定的にするから限定用法ってところか」

形容詞③

友「次に叙述用法だ」

友「これは形容詞を補語として使う用法だ」

男「カモン例文」

John is kind.
ジョンは優しいです。

友「主語に対して述語の関係になってるのが分かるな」

男「だから叙述ね。単純だな」

友「お前みたいでわかりやすいだろ」

男「シャラップ!」

友「ここまでが基本の基本だ。だがこれだけでもかなり英語で表現できるようになっただろ?」

男「確かに。もう海外で通用すんじゃね?」

友「行ってみろ。出川Englishになるぞ」

一般動詞①

友「動詞には二種類ある。1つはさっきやったBe動詞。もう1つは一般動詞だ」

男「Be動詞だけじゃないのか」

友「一般動詞はgo、have、makeなんかだな」

男「日本語の動詞なんかと一緒か」

友「そう。一般動詞はBe動詞と違って挙げたらキリがない。語法もそれぞれ違ってくる」

男「ええー...めんどくさ」

友「とはいえ大きく分けると動詞の文形は5つだけしかない」

友「代表的な動詞を使って簡単に説明しよう」

一般動詞②

友「まずは簡単なSVの形からだな」

友「これは簡単に言うと主語と動詞だけで完結してる形だ」

友「例文を見てみよう」

I run.
私は走ります。

男「質素だな」

友「実際はこれに色々つく。例えば」

I run in the park every day.
私は毎日その公園で走ります。

男「うわ一気にごちゃごちゃしたな」

友「ただ、結局重要なのは主語と動詞だ。結局人物もやった事も変わってないだろ?」

男「まぁ確かに状況説明がついただけだな」

友「説明部分は副詞と言うんだがそれは後でやろう」

友「このSVの文型を取るのは自動詞だけだ」

男「自動詞?」

番外編① 自動詞と他動詞

友「一般動詞には自動詞と他動詞がある」

友「違いを簡単に言うと目的語をとるかとらないかだな」

男「って言われてもよく分からんぞ」

友「例えば 投げる この動詞は単体では使えない。どういう事かというと」

私は投げる←×
私は~を投げる←○

男「ああ、~をの部分必要だな」

友「その~を絶対に必要とするのが他動詞だ」

友「逆に歩く、飛ぶみたいな動詞は単体で使えるから目的語が必ず必要という訳では無い」

男「それが自動詞か」

友「他の者を必要とするのが他動詞、自立して使えるのが自動詞と覚えるといい」

友「まぁ実際は他動詞っぽいのに自動詞だったりするのがあるけど、それは個別に覚えるといい」

一般動詞③

友「次はSVCだ。これは主語、動詞、補語という形だな」

男「Be動詞はそれにあたるんだよな」

友「その通り。SVCの基本はBe動詞だが、一般動詞にもこの形を作れるものがある」

友「例えばkeepやlookだ」

They keep quiet.
彼らは黙ったままでいます。

The birds look angry.
その鳥達は怒っているように見える。

友「このように、主語がCの状態(もしくはそのように見えたり聞こえたりなったり)というのを表すのがSVCの文だ」

友「補語についてしっかり理解するのがこの形を見抜くコツだ」

一般動詞④

友「次にSVO。Oというのは目的語の事だ」

友「SがOをVするという単純明快な文型だ」

男「単純明快かは...俺が決める!」

友「なんで偉そうなんだよ」

I have a car.
私は車を持っています。

I play soccer.
私はサッカーをします。

男「ペロッ、これは...単純明快!」

友「英語は日本語と違って目的語より先に動詞が来るからそこだけ注意だな」

一般動詞⑤

友「さて、次はSVOOだが、これは今までの3つより若干複雑だ」

友「SがO1にO2をVするという形だが、まぁ例文で見た方が早いだろうな」

男「イッツ例文タイム」

I give him an apple.
私は彼にリンゴをあげます。

I buy my daughter a new toy.
私は娘に新しいおもちゃを買ってあげます。

男「ちょっとややこしいな」

友「OOの部分は人→物という順番になる。人に物をVする、といった意味になるな」

友「これは関先生の本で有名な話だが、イメージとしてはSVOOの形をとる動詞は与えるか奪うかだ」

男「というと」

友「例えば」

I tell her the story.
私は彼女にその話を伝える。
→その話という情報を「与える」

I owe him ten dollars.
私は彼に10ドル借りている。
→(一時的に)彼から10ドルを「奪っている」

友「覚えておくと英作で便利だぞ」

一般動詞⑥

友「五文型の最後はSVOCだ。SVOOを理解したならそんなに難しくないな」

友「これも例文から見ていこう」

I name every dog Kuro.
私はすべての犬をクロと名付ける。

I leave him alone.
私は彼を1人にしておく。

男「OをCの状態にVするって感じかな」

友「そんな感じだな」

男「でも全ての犬をクロって名付けるのはどうなんだ」

友「狂気じみてるな」

友「これで五文型は全部だ」

男「結構めんどくさかったな...」

友「文型は教えた順に」

SV 第一文型
SVC 第二文型
SVO 第三文型
SVOO 第四文型
SVOC 第五文型

友「になってる」

男「先生がよく訳わかんないこと言ってるなーって思ってたけどこれの事か」

友「教師や講師によってはこれを覚えてないと授業に全くついていけなかったりするから気をつけろ」

一般動詞⑦

友「さて、これからとても重要なことを説明する。三単現のsについてだ」

男「三単現のs?」

友「三単現とは三人称、単数、現在の略だ」

友「今言った条件に当てはまる時、一般動詞の語尾にsを付けなくてはならない」

男「いまいちピンとこないな」

友「例文で見てみよう」

Mary runs after school.
メアリーは放課後走ります。

男「名詞じゃないのにsがつくんだな」

友「特に英語習いたての時は忘れがちだから注意しろ」

男「三人称、単数は動詞の主語の事だよな?じゃあ現在って何のことだ」

友「時制だな」

男「時制?」

友「後で説明するから、とりあえず三人称で単数の主語がきたら怪しいと思っとけ」

一般動詞⑧

友「次は一般動詞の否定だ」

友「これもBe動詞同様で簡単、動詞の前にdon'tを入れるだけだ」

友「ただしさっき言った三単現のsのついた動詞を否定したい場合、don'tではなくdoesn'tを入れる。さらに三単現のsも消え原形になる」

友「例文を見てみよう」

I run.
私は走ります。
→I don't run.
私は走りません。

She runs.
彼女は走ります。
→She doesn't run.
彼女は走りません。

友「三単現のsをつけないよう気をつけろ」

男「俺のセリフがないんだけど!」

一般動詞⑨

友「続いて一般動詞の疑問だ」

友「これも簡単、Doを最初につけるだけ」

友「ただ、これも例によって三単現のsがつく動詞の場合はDoではなくDoesをつけて、sは外れて原形になる」

友「では例文を見てみよう」

You have a pen.
あなたはペンを持っています。
→Do you have a pen?
あなたはペンを持っていますか?

She has a pen.
彼女はペンを持っています。
→Does she have a pen?
彼女はペンを持っていますか?

友「これも三単現だけ気をつければ余裕だな」

友「ちなみに」

Do you have a time?

友「これは 時間を持ってますか?ではなく 今何時か分かりますか?という意味になるので注意だ」

男「...」

時制①

友「次は時制だ。これを使えるだけで英語の幅が何倍にも広がる」

男「それはお得だな」

友「時制は大きくわけて現在、過去、未来、完了の4つがある」

男「最後にややこしそうな単語が」

友「まぁ確かに完了形だけはちょっと特殊だな。だが長文でも頻出だぞ」

男「難しいのはむしろ出されるよな」

友「まずは現在からやっていこう」

時制②

友「現在は簡単だな。というか今までの文はすべて現在形だ」

男「まぁなんとなくそうだろうなとは思ってた」

友「現在形はいわゆる基本の形だ。ただし三単現のsだけは忘れないよう気をつけろ」

友「時制のイメージとしては普段の行いや、名前の通り今現在の状況って感じだな」

男「普段の行い?」

友「私はサッカーをする、というのは今現在というよりは普段の行動だろ?」

男「ああ、そういうことね」

時制③

友「次は過去形だ。まずBe動詞の過去形から説明しよう」

友「Be動詞の説明の時にam、is、are以外にも2つ挙げたの覚えてるか?」

男「was、wereだっけ」

友「そう、過去形のBe動詞はこの2つしか使わない。主語が一人称と三人称の時にwas、二人称と複数形の時にwereを使う」

男「一人称でも三人称でもwasなんだな」

友「そこだけが違うところだ。例文を見よう」

I am a high school student.
私は高校生です。
→I was a high school student.
私は高校生でした。

That building is black.
あの建物は黒です。
→That building was black.
あの建物は黒でした。

You are cool.
あなたはかっこいいです。
→You were cool.
あなたはかっこよかったです。

友「否定、疑問形の作り方も同じだ」

男「基本ルールは変わらないんだな」

友「ああ、動詞がwas、wereになるだけだ」

時制④

友「そして一般動詞の過去形、こいつが曲者だ」

友「基本的には動詞の語尾にedを付けるだけでいい」

男「なんだ簡単じゃん」

友「が、単にedをつけるだけじゃないのがある」

友「例を挙げよう」

help→helped study→studied

make→made come→came cut→cut

男「...これいちいち覚えんの?」

友「少なくとも中学レベルの単語は覚えてないと話にならないな」

男「めんどくせぇ」

友「英語に近道はないんだよ」

男「ええー」

友「否定、疑問形にしたい時は現在形の時のdoをdidにすればいい」

Do you have a pen?
あなたはペンを持っていますか?
→Did you have a pen?
あなたはペンを持っていましたか?

She doesn't have a pen.
彼女はペンを持っていません。
→She didn't have a pen.
彼女はペンを持っていませんでした。

男「やっぱ現在形と大して変わらないのか」

友「お前の頭も昔と大して変わらないよな」

男「うるさいわ」

時制⑤

友「さて、次は未来形だ」

友「これは2パターンある」

男「まためんどくさそうな」

友「1つ目は動詞の前にwillをつけるだけだ」

友「例文を見てみよう」

Mike plays soccer.
マイクはサッカーをします。
→Mike will play soccer.
マイクはサッカーをするでしょう。

男「簡単だな」

友「例のごとくdoをwillに置き換えれば未来形の否定、疑問形ができるぞ」

友「そしてもう1つwillの代わりにbe going toを使うのがある」

友「これは例文を見た方が早い」

I play baseball.
私は野球をします。
→I am going to play baseball.
私は野球をするつもりです。

男「どういう違いがあるんだ?」

友「willはしようと考えている、be going toは約束、計画されているって感じだな。ぶっちゃけそこまで違いは気にしなくていいぞ」

友「willには元々意思って意味があるからそれを覚えとけば最悪なんとかなるだろう」

男「~しようと意思しているって感じか」

友「be going to の否定、疑問はBe動詞のルールに従えばOK」

男「やっぱ現在形が全部の基本だな」

時制⑥

友「さて、いよいよ完了形だ」

男「めんどくさそう」

友「ホントにめんどいから3パートに分けて説明するぞ」

友「まずは時制のイメージからだ」

男「現在、過去、未来はわかるけど完了ってなんだよ」

友「正確には現在完了、過去完了、未来完了があるんだが、とりあえず現在完了の説明をしよう」

友「まず完了には3つのイメージがある」

1.完了 例、私はその財布を失くしてしまった
2.継続 例、私は3時間ずっとテレビを見ている
3.経験 例、私は寿司を食べたことがある

友「現在完了は過去と現在が繋がってるイメージだ。2の継続が1番わかりやすいな。」

男「2と3はいいとして、1は過去形とどう違うんだ?」

友「過去形は現在とは切り離されたイメージだ」

友「現在完了なら今も財布を失くした状態、過去形なら今は失くしてるかわからないって感じかな」

男「ふーん...なんかあんまわかんねえな」

友「ぶっちゃけ完了のイメージはもう過去形と混同してもあんまり問題ない」

時制⑦

友「次に動詞の変化だが、これはかなり特殊な変化をするぞ」

友「have+過去分詞という形になる」

男「過去分詞?」

友「これも過去形同様、基本的には動詞の語尾にedをつけるんだが、そうでないのもある」

友「さっきの例えで言うと」

現在 過去 過去分詞
help helped helped
study studied studied
make made made
come came come
cut cut cut

友「こうなる」

男「これって」

友「必要な分は覚えろよ」

男「えぇ...」

友「しかもhaveは時制によって変化する」

現在完了:I have eaten sushi.
私は寿司を食べたことがあります。

She has gone abroad.
彼女は海外へ行ってしまいました。

過去完了:He had lived here for two years.
彼は2年間ここに住んでいた。

未来完了:
I will have read this book by tomorrow.
私は明日までにはこの本を読み終えているでしょう


友「と、こんな感じで変化する」

男「普通に動詞のhaveみたいに変化するんだな」

時制⑧

友「締めに否定と疑問の説明をする」

友「まずは否定の例だ」

have been→have not been
has been→has not been

had been→had not been

will have been→will not have been

男「未来完了だけはhaveじゃなくwillの方にnotをつけるんだな」

友「haven't、hadn'tと省略してもいいぞ」

友「続いて疑問だ」

You have played soccer.
→Have you played soccer?
He has played soccer.
→Has he played soccer?

You had played soccer.
→Had you played soccer?

You will have played soccer.
→Will you have played soccer?

男「これも未来完了だけhaveじゃなくてwillを前に出すんだな」

友「未来完了だけ注意すればそんなに難しくないな」

番外編② beenとgone

友「よくbeenとgoneの違いが分かってないやつがいる」

男「どっちも行くの過去分詞だろ?なんか違いがあるのか?」

友「簡単に言うとbeenは戻ってきてgoneは戻ってない感じだ」

She have gone to the place.
彼女はその場所へ行ってしまいました。

She have been to the place.
彼女はその場所へ行ってきました。

友「例を挙げるとこんな具合だ」

男「今すぐ会える状況にないのがgoneって感じだな」

友「これで時制は終わりだ」

男「なかなか難しかったな」

友「時制は英語初心者の壁の1つだからな。ポケモンで言うならレート1600くらいだ」

男「だがこれで表現力が一気に上がったぞ」

男「現在、過去、未来、+それぞれの完了が使えるから、単純に6倍だな」

友「まぁ読解では未来完了はあんまり出ないが、それ以外は完璧にしとかないと長文は読めないぞ」

男「余裕余裕。これは在日アメリカ人になれる日も近いぞ!」

友「いや無理だから」

全然わからん
本物のバカを舐めるな

副詞

友「名詞、動詞、形容詞に加えて重要なのは副詞と前置詞だ。まず副詞からやる」

男「副詞ってあれか、名詞以外を修飾するやつか」

友「その通り。英語でも同じだ」

友「例文を見てみよう」

The picture is very nice.
その絵はとても素敵ですね。

She studied hard.
彼女は一生懸命勉強しました。

男「最悪無くても意味は通じるな」

友「副詞によって入れる位置が変わるから、ある程度グループごとに把握しておくといい」

男「それは説明してくれないのか?」

友「尺とるからな」

前置詞

友「前置詞は1つの長文で何十回もでるぞ」

男「しっかり理解してないと詰むな」

友「前置詞は場所、方向、時間、目的なんかを表すのに使われる」

友「そして前置詞は必ず、いいか必ずだぞ、名詞の前に来る。これを覚えてるだけで問題の選択肢が1つ消せたりする」

男「(名詞の)前に置くから前置詞ね」

友「じゃあ例文だ」

I played soccer in the park.
私はその公園でサッカーをしました。

Jane saw Ken at 8 o'clock.
ジェーンはケンと8時に会いました。

男「副詞みたいな感じだな」

友「前置詞は言葉より図でイメージを掴んだ方がいいから、自分で検索してくれ」

男「君の説明力が足りてないだけでは?w」

友「殺すぞ」

男「Oh,sorry...」

友「look for、look onみたいな前置詞で意味が変わるイディオムもあるが、あれはもう覚えた方が手っ取り早い。単語と一緒だ」

友「イディオムは覚えてると有利になるんじゃなく、覚えてないと不利になるという認識の方が正しいぞ」

男「単語に加えてさらに覚えるのか...」

友「言っただろ、英語に近道はないんだよ」

疑問詞①

友「疑問詞の説明を素で忘れてた」

友「ので、疑問詞の説明を行う」

男「疑問詞ってなんだ?」

友「Yes/Noで答えられない質問に使う、所謂5W1Hだ」

男「いつ、どこで、何、どれを、なぜ、どうやってって奴だな」

友「まずは英語の疑問詞を挙げていこう」

what→何 when→いつ where→どこで

which→どれ why→なぜ how→どのように

友「文の形は簡単、疑問文の前に疑問詞を入れるだけだ。ちょっとアレンジはするけどな」

友「whichはちょっと特別だから、まずはほかの5つの例を見てみよう」

男「いでよ、例文!」

I ate an apple yesterday.
私は昨日リンゴを食べました。
→What did you eat yesterday?
昨日何を食べましたか?
→When did you eat an apple?
いつリンゴを食べましたか?
→Where did you eat an apple yesterday?
昨日どこでリンゴを食べましたか?
→Why did you eat an apple yesterday?
なぜ昨日リンゴを食べたのですか?
→How did you eat an apple yesterday?
昨日どうやってリンゴを食べましたか?

友「質問してる部分の単語だけ抜ける感じだ」

男「なんかストーカーみたいだなこれ」

疑問詞②

友「whichは使い方によって若干意味が変わる」

友「例を見た方が早い」

Which picture is yours?
どの絵があなたのものですか?

Which is your picture?
どれがあなたの絵ですか?

男「本当に微妙な違いだな」

友「whichの後ろに名詞を入れると、どの~ という意味になる。基本はこっちだ」

友「この使い分けを知っておかないと並び替えなんかで失敗する可能性がある」

男「英作する分にはどっちかで良さそうだな」

友「ちなみに、howの後に形容詞を入れると、どれだけ~ という意味になるぞ」

How cute is the dog?
その犬はどれくらい可愛いのですか?

友「さらにmuch、many+名詞で数を尋ねることも出来る」

How much money do you have now?
今いくら持っていますか?

男「汎用性高いな」

友「これを使えると日常会話がぐっと上達するぞ」

there is構文①

友「次は俺が勝手に長文で大切なルールランキングTOP3に入れているthere is構文だ」

男「残り2つは?」

友「andのルールとthat節」

男「全部わかんねえ」

友「there is構文は簡単で便利だから絶対にマスターしときたい。というかマスターしないと長文全然読めない」

男「なんか必須事項多くない?」

友「英語は1つでもわからない事があれば連鎖的に他も分からなくなるからな。基本を疎かにしない事だ」

友「さて、まずはthere is構文とは何か だが、簡単に言うと いる、ある を表す文だ」

男「人がいるとかアレがあるとか?」

友「そう。文形は至ってシンプル、There beの後に名詞を入れるだけだ」

友「例文を見れば1発で分かるぞ」

There is a banana on the table.
机の上にバナナがあります。

There ware many people until just now.
さっきまで多くの人がいました。

男「こりゃ簡単だな」

友「ちなみに完了形だとこうなる」

There has been an apple on the table since yesterday.
昨日からテーブルの上にリンゴがあります。

友「一見ややこしそうに見えるが、ルールは何も変わってないから落ち着いて読むことだ」

書き溜め終わったんでここからクソおそ更新になります

>>34
3年かけてやる所を一気にやってるから分からなくても気にしないで

ほんとの一番最初って何から取り掛かればいいんだ
SVCってやつ覚えればいいのか?

there is構文②

友「there is構文の注意点を2つ言っておく」

友「1つ目は必ず特定されないものの時だけ使う事だ」

男「意味わからん」

友「指示語付きのもの、固有名詞、そして彼、私などの人称代名詞は使えない」

There was he in the room.? heがダメ

There is my watch on the desk.? myがダメ

友「こういう文は作れない」

男「じゃあこれである、いるって文を作りたかったらどうすんの?」

友「普通にBe動詞使えばいいだろ」

男「あ、それもそうか」

友「もう1つ、be動詞の代わりにliveやstandなんかを使うことがある」

There lived an old man in the house.
その家にはある老人が住んでいました。

There stands a school on the hill.
丘の上に学校が建っています。

友「三単現のsも適用されるから注意だ」

男「とにかく文頭のthereを見たらthere is構文を疑えばいいんだな」

>>43
Be動詞が完璧になったら第1文型~第5文型の順番にやってくのがオススメ
人によっては文法の前に単語全部覚えろって人もいるけど、確実につまんなくて英語アレルギーでるからおすすめしない

受け身の文

友「次は受動態、所謂受け身だ」

男「いきなり受動態とか受け身とか言われても分かんねえよ」

友「文は大きく能動態と受動態の2つ分けることが出来る。日本語で例を見てみよう」

私はジムを殺した →能動態

ジムは私に殺された →受動態

友「~するが能動態で、~されるが受動態だな」

男「なるほど、確かに受け身だな」

友「これを英語でやると、Be動詞+過去分詞という形になる」

男「完了じゃなくても過去分詞を使うのか」

友「ちょくちょく出てくるぞ。じゃあ例文だ」

Tom gave Mary the pen.
トムはメアリーにペンをあげました。
→Mary was given the pen by Tom.
メアリーはトムからペンを貰いました。
→The pen was given to Mary by Tom.
そのペンはトムによってメアリーに与えられました。

男「何を主語にするかで文が変わるんだな」

友「もっと厳密に言うとSVOOのO1(人)とO2(もの)で変わるぞ」

友「O2(もの)を主語にする場合、動詞によってtoを使うかforを使うかが決まるから注意だ」

男「具体的には」

友「givenならto、boughtならforみたいな感じで、動詞ごとにコロケーション(相性)がある」

男「どういう違いなんだ?」

友「人を目的語として必要とするのがto、人が目的語になくてもいいのがforって感じだな」

進行形

友「次に進行形だ」

男「ほう」

友「進行形は~しているという文を作るのに使う」

友「文の形はBe動詞+~ingだ。~のところには動詞が入る」

I'm playing soccer now.
私は今サッカーをしています。

She was watching TV then.
彼女はその時テレビを見ていました。

男「まさにその時、って感じだな」

友「それぞれ時制によって現在進行形、過去進行形、未来進行形と呼ぶ」

友「また、完了形や受け身とも合わせることができるぞ」

I have been thinking about my friends.
友達の事を考えていました。

The building is being built.
その建物は建設中です。

男「ややこしいな」

友「まぁ実際これは上級者向けだな。進行形の受け身はbe being P.P. と覚えとくと楽だ」

男「P.Pって何?」

友「過去分詞の別の呼び方だ。主語をSって言ったりするのと同じだ」

友「正確にはpast participleの略だが、まぁ雑学の域だな」

助動詞①

友「次は助動詞だ」

男「助動詞?」

友「助動詞+動詞の原形という形で動詞の意味を若干変化させる事ができる」

友「これは例を見た方が早い」

I speak English.
私は英語を話します。
→ I can speak English.
私は英語を話すことができます。

She gets up early.
彼女は早起きです。
→ She must get up early.
彼女は早起きしなければいけません。

男「動詞を補助するから助動詞ってわけか」

友「ちなみに未来形のwill、あれも助動詞だ。つまり疑問、否定の文を作りたかったら未来形と同じようにすればいい」

Can you speak English?
あなたは英語をはなせますか?

She must not get up early.
彼女は早起きしてはいけない。

男「俺は知らないうちに助動詞の勉強もしてたのか」

友「もともと英語なんか似たようなルールの集まりだからな」

助動詞②

友「助動詞には書き換えが出来るものがある」

友「例を挙げていこう」

will→be going to
can→be able to
must→have to

友「have toのhaveはハブじゃなくてハフと読むから注意だ。また、否定文にした時mustと若干意味合いが変わるぞ」

I must not run.
私は走ってはいけません。

I don't have to run.
私は走る必要がありません。

男「上が禁止で下が不必要って感じだな」

友「命令文での助動詞の書き換えもあるが、それは命令文の時に説明する」

友「また、be動詞と組み合わせることで意味が変わるものある」

You must be free.
あなたは暇に違いない。

She can be a man.
彼女は男かもしれない。

友「また、may、will、canは許可、お願いの文にも使える」

Can I eat this cake?
このケーキを食べてもいいですか?

Will you help me?
手伝って貰えませんか?

You may enter this room.
この部屋に入ってもいいですよ。

友「ぶっちゃけこの辺はssでやるには多すぎるからそれぞれ調べてみて欲しい」

助動詞③

友「最後に助動詞の時制変化だ」

友「助動詞には過去形がある」

友「例えば」

can→could may→might will→would

友「文型は現在形と変わらん」

She can speak English.
彼女は英語を話せます。
→She could speak English.
彼女は(かつて)英語を話せました。

友「次に未来形だが、助動詞はひとつの文で2回使えないというルールがある」

男「じゃあどうすんだよ」

友「そこでさっきやった書き換えをうまく使う。例文を見てみよう」

She will be able to speak English in three months.
彼女は3ヶ月で英語が話せるようになるだろう

She will have to do his homework tomorrow.
彼女は明日宿題をしなければいけないでしょう

友「こんな感じだな」

男「言い換え知ってないと英作で詰むなこれ」

友「読解でも普通に出てくるから全部覚えとけよ」

番外編③ できた

友「できた、と言いたい時にcouldを使う場合とそうでない場合がある」

友「例を見てみよう」

昨日逆上がりができた→×

昔英語を話すことができた→使う

男「どういう違いなんだ?」

友「簡単に言うと、1回できたって言うのにはcouldは使えないんだ」

友「さらに逆上がりの例で見てみよう」

昨日逆上がりをする事ができた→×

昨日までは逆上がりをする事ができた→×

男「できる状態にあった、がcouldって感じか」

友「今はできないとも言えるな。この微妙なニュアンスを覚えてないと間違った英文を作ることになるぞ」

今日はここまでです。明日は夜8時から再開します。
書くのにすごい時間かかる。外国の人はメールとか大変そう

再開します

比較級

友「次は比較をやる」

友「比較は比較級と最上級の二つがある。まずは比較級からやっていこう」

男「比較ってあの比較か」

友「簡単に言うと、AはBより~だ という文だな。~には形容詞か副詞が入る」

友「文型はA~形容詞の比較級thanBだ」

男「比較級ってなに?」

友「形容詞にも動詞のように変化形がある。比較級と最上級だ」

友「比較級は基本的にはer/moreをつけるだけだが、これも特殊変化するものがある」

kind→kinder cute→cuter big→bigger

happy→happier beautiful→more beautiful

slowly→more slowly little→less

友「副詞やbeautifulのような長い形容詞には原形の前にmoreをつける。ちなみにmore自体many、muchの比較級だ」

男「littleが特殊変化か」

友「他にもgoodがbetterになったりする。全部覚えろよ」

男「覚えること多いなぁ」

友「では例文だ」

He is kinder than she.
彼は彼女より優しいです。

She must run more slowly today than yesterday.
彼女は昨日よりもゆっくり走らないといけません。

男「than herとはしないんだな」

友「ちょっと難しいことを言うとthenは接続詞だから後ろは完全文、つまりSV(O)が1つもかけてないぶんになるんだ」

友「つまり本当は」

He is kinder than she (is kind).

友「これの略になっている。まぁこんな細かい事覚えなくても、thanの後の代名詞は主格とだけ覚えておけばいい」

最上級

友「比較級に続いて最上級だ」

友「最上級は 最も~ という文をつくる」

男「だから最上なんだな」

友「これも比較級と同じく変化する。基本的にはest/mostをつける」

hard→harder→hardest
beautiful→more beautiful→most beautiful
good→better→best

男「比較級と似たような感じだな」

友「ただし最上級は比較対象によってinを使ったりofを使ったりする」

She is the cutest in the world.
彼女は世界で一番可愛いです

This is the best book of the three.
これは3つの中で最も良い本です。

男「のろけんな」

友「具体的な数字が来る時はofを使う。最上級の前にはtheが必要だから気をつけろ」

友「また、secondなんかの序数を使うと何番目に~という文を作れる」

He is the second tallest student in this class.
彼はこのクラスで2番目に背が高い生徒です。

男「firstとかsecondとかって序数って言うんだな」

友「順序を表すから序数と覚えるといい」

これ良いね
>>1の復習にも繋がるし
どんどんやってくれい

動名詞

友「お前英語で 走る事が好きです って言えるか?」

男「え?走る事が好き...SVOだから...いや、動詞が2個になっちゃうな」

友「そんな時便利なのが動名詞だ」

男「動名詞?」

友「読んで字のごとく動詞を名詞化したものだ。ingをつけるだけで動詞を名詞に出来るぞ」

友「例えば」

play→playing run→running

男「これを使えばさっきの文も作れるわけか」

友「さっきのを英文にしてみろ」

男「I like running.こうか?」

友「正解。本当に名詞と全く同じように使えるぞ。ちなみに三人称扱いだからそれだけ気をつけろ」

友「また、否定形にしたい場合は動名詞の前にnotを付ければいい」

Not speaking is best now.
今は話さないのが一番いいでしょうね。

友「ちなみに動名詞に主語をつけることもできる。例えば」

The idea of speaking wasn't accepted.
話すというアイデアは受理されなかった。
→The idea of my speaking wasn't accepted.
私が話すというアイデアは受理されなかった。

男「動名詞の主語は所有格にするんだな」

友「場合にもよるが目的格でもいけるぞ」

男「英語って微妙に型にはまらないよな」

友「臨機応変さも英語の実力が出るところだ」

>>58 マジでめっちゃいい復習になります

thanの後が主格ってのは知らなかった
勉強になるわ

to 不定詞①

友「次にto 不定詞と呼ばれるものをやる」

男「なんじゃそりゃ」

友「形はto 動詞の原形で、使い方は3パターンある」

友「まずは名詞的用法から見ていくぞ」

To play tenis is fun.
テニスをすることは楽しいです。

I want to watch TV.
私はテレビが観たいです。
(私はテレビを見ることを欲している)

男「動名詞みたいだな」

友「実際使い方は動名詞と変わらない。要はこの塊を名詞と捉えてるんだ」

男「じゃあ別に特別説明することもないな」

友「そうだな。1つの先に言っておくと、否定にしたいならどの用法もto 不定詞の前にnotをつければいいぞ」

男「それも動名詞と同じだな」

>>61
口語的な英語では目的格になったりもしますね

to 不定詞②

友「次に形容詞的用法だ」

友「これもそのまま、形容詞として使う」

It is a chair to watch.
その椅子は見るためのものです。

友「普通の形容詞と違うところは、修飾したい名詞の後に置くってところだ」

友「...」

友「以上」

to 不定詞③

友「最後に副詞的用法だ」

友「これも修飾したいものの直後に置く」

友「名詞的用法と組み合わせた例文を挙げてみよう」

I want to work to get money.
私はお金を得るために働きたいです。

友「to get moneyの部分が副詞的用法だな」

男「~するためにって言いたい時に使えるな」

友「もっと簡単な例だとこんな感じだ」

She ran to live.
彼女は生きるために走りました。

男「スピードかな?」

友「面倒臭いから接続詞の説明は省くつもりだが、becauseとこれを覚えとくだけで理由の説明がほぼできるようになるぞ」

男「接続詞やらないの?」

友「文をつなぐ接続詞の後ろは完全文、それだけ覚えとけ」

全く関係ない話ですけど、今年スマブラ新作出るらしいですね。キャラ発表の時の外国人の反応を見るのが楽しみの一つです

命令文①

友「これは超簡単、動詞の原形を先頭に持ってくるだけ」

Be quiet.
静かにしなさい。

Run.
走れ。

男「簡単だな。今までで一番簡単じゃね?」

友「本当に簡単だ。ちなみに命令よりお願いの感じにしたいならpleaseを付ければいい。簡単だな?」

Close the window please.
Please close the window.
その窓を閉めてください。

男「前でも後ろでもいいんだな。簡単じゃん」

友「逆に禁止する場合は先頭にDon'tをつけるだけだ。簡単だろ?」

Don't speak here.
ここで話すのはやめなさい。

男「簡単だァ!」

友「なんて簡単なんだ!」

男「これ洗脳って言うんだぞ」

友「ちなみに感嘆文もやらないからな」

命令文②

友「Let's~ってよく聞くだろ。あれも命令文のひとつだ」

男「~しようって感じだよな」

友「その通り。例文を見てみよう」

Let's study English!
英語を勉強しましょう!

友「命令文の前にLet'sを入れるだけだ」

友「この類としてshallもやっておこう。これは命令文の形ではなくShall~?の疑問文の形で使う」

Shall we go to that park?
あの公園へ行きませんか?

Shall I help you?
お手伝いしましょうか?

友「Shall we~?はLet'sと同じだと思ってていい」

男「Shall I~?は~をしてあげようか?って感じかな」

友「Let's、Shall we~?はお誘い、Shall I ~?は申し出と覚えておけ」

男「お誘いと申し出ね」

友「ちなみにお誘い、申し出と言うからには返事の仕方もセットであるんだが、多いから自分で調べてくれ」

男「そういうとこやぞ」

命令文③

友「最後にちょっとしたテクニックだ」

友「命令文の後にor/andを加えることで予測される結果を表すことが出来る」

男「意味わからん」

友「例で見てみよう」

Be kind to women,and you will be chick magnet.
女性にやさしくしたら、モテるようになるでしょう。

Don't speak,or I'll kill you.
喋るな、でなきゃ殺すぞ。

男「なるほど、andが命令に従った時、orが命令に従わなかった時の結果って感じだな」

友「とくにorの方は並び替えなんかでもよく出るから覚えとけよ」

今日はここまでです。明日は21時から再開します。
分詞構文と関係詞をやるつもりです。

分詞①

友「分詞だ」

男「おお!分詞か」

友「知ってるのか?」

男「いや、知らん」

友「だろうな。分詞には現在分詞と過去分詞があるんだが、過去分詞はもう知ってるな?」

男「P.P.だろ、完了とか受け身で使った」

友「そう。それに対して現在分詞というのは所謂ing形の事だ」

友「使い方の前にそれぞれのニュアンスを説明しておく」

~ing 現在分詞→~している
P.P. 過去分詞→~される(された)

友「今回はこいつらの形容詞的な使い方と副詞的な使い方を教える。ちなみにing形は名詞的用法でも使えるが、これは分詞とは言わない」

男「動名詞だな」

友「分詞は形容詞的、もしくは副詞的な使い方をするものだから、動名詞は分詞とは別物だ」

友「まぁ説明しちゃった方が早いな」

分詞②

友「まずは形容詞的用法からだ。普通に形容詞のように使うんだが、名詞の前に置く場合と後ろに置く場合がある」

友「例文を挙げよう」

There is a sleeping boy.
眠っている男の子がいます。

There is a broken watch.
壊れた(壊された)時計があります。

友「これが名詞の前に置く場合で」

There is a boy sleeping under the tree.
木の下で眠ってる男の子がいます。

There is a watch broken by Jack.
ジャックに壊された時計があります。

友「これが後に置く場合だ。違い分かるか?」

男「うーん...なんか後に置く方がごちゃごちゃしてる...みたいな?」

友「大体合ってる。1語だと名詞の前に置くんだが、2語以上組み合わさると名詞の後ろに置かなくちゃいけないというルールだ」

男「なるほど」

友「ちなみに今説明したのは限定用法の方だが、叙述は要は進行形と受け身の事だから省くぞ」

分詞③

友「次に副詞的用法だ。これは分詞構文と言うんだが、分詞構文=分詞の副詞的な用法と覚えて置けばOKだ」

友「この分詞構文(分詞の副詞的用法)は6つのイメージがある」

男「というと」

時を表す(~する時) 条件を表す(~ならば)
理由を表す(~ので) 譲歩を表す(~けども)
結果を表す(そして~する)
付帯状況を表す(~しながら)

男「多いな...」

友「とは言え、これは何となくこういうのがある、くらいの知識でいい」

友「実際読む時は大体意味を推測出来るからな。例文を見てみよう」

時を表す場合
Seeing me, the cat ran away.
私を見て、その猫は走り去っていきました。
(私を見た時)

友「6つのイメージを正確に覚えてなくても、主節(メイン)の文が読めれば分かるだろ」

男「まぁ何となくな」

友「英作となるともっと深く掘り下げなきゃいけないんだが、読むだけならこれで読めるぞ」

So tired, I went to bed early.
~~~、私は早く眠りました。
(tired:疲れた)

Respecting your opinion, I disagree.
あなたの意見は~~、私は賛成しません。
(respect:尊敬、尊重する)

I have done my homework, listening to music.
音楽を~~、宿題をしました。

男「上から とても疲れて、尊重するが、聞きながらってとこかな」

友「わからない時はとりあえず ~して と訳しておけばたいてい読めるぞ」

番外編④ 単語1

男「単語ってどうやって覚えればいいんだ?」

友「中学レベルなら何回も使うから自然に覚えるが、高校レベルは意識して覚えないとだめだ」

友「といってもこれは本当にいろんなやり方がある。だから俺の実践した方法だけ教えるぞ」

友「まず単語帳は何でもいいとよく言われるが、有名どころを使うのがオススメだ。ターゲットとかシス単なんかだな」

男「語彙数はそれだけで足りるのか?」

友「センター、関関同立MARCH、中堅国立くらいまでなら単語帳1冊で十分だ。ひとつの長文でわからない単語は2~3個くらいに抑えられる」

友「もう少し難関の大学なら速読英単語上級編、リンダメタリカ辺りを覚えれば大丈夫だろう。すまんが京大東大は分からん」

男「まぁ憶測で語るのはダメだよな」

友「ちなみに熟語も有名どころを1冊買っとくのがいい。速読英熟語やターゲットなんかだ」

男「有名どころを買うのが失敗しない参考書選びの基本だよな」

番外編④ 単語2

友「で、肝心の覚え方だ」

友「まず大体の指標だが、1日1時間と5分で単語100個を覚える」

男「1日でそんなに覚えられるのか?」

友「1回で覚えきるわけじゃない。というか1日で覚えられる奴がいてたまるか」

友「やり方はシンプルだ、まず赤シートを使わずに4回単語と意味を音読する。これを一番下の単語までやったらまた最初に戻って、次は赤シートを使って4回音読する」

男「なんで4回なんだ?」

友「別に4回以上なら何回でもいいが、あんまり無茶しても続かないからな」

男「それもそうか」

友「で、赤シートを使って音読できたら、最後にもう一度上から下まで音読する。つまりここまでで合計9回音読する」

友「注意としては絶対発音は正しくする事だ。発音問題うんぬんもあるが、それ以前に正しい発音の方が1.5倍くらい覚えやすい」

男「まぁちゃんと覚えといた方がいいよな」

友「これを100単語分で1セットだ。単語帳は大体1セクション100語になってることが多い」

友「そして次の日の午前中に復習も済ませてしまう。復習と言っても赤シートを使わずに1回ずつ読むだけだ」

男「じゃあ合計10回読むのか」

友「これを5日サイクル、500単語ずつやる。このセットを4回行うぞ」

1~100→101~200→201...~500→1~100...
1日 2日 ~5日 6日

男「えっと...合計で20日か」

友「60日、2ヶ月あれば1500単語を一通り覚えられる。とは言え完璧に覚えられる訳じゃないからまた1から同じ事をやるぞ」

友「とは言えこれを2回もすればほぼ完璧だ。もしどうしても覚えられない単語があれば、そういう単語だけを単語カードに書いて個別に覚えるといい」

男「完璧になるのは120日、4ヶ月だな」

友「1周目はちょうど1時間ほどかかるが、2週目3週目は慣れてきて40分程でできるようになる。とは言え1週目は結構しんどいからそこが踏ん張りどころだな」

友「単語は1日サボると連鎖して3~7日程サボってしまうから1日もサボらないことだ。風呂に入ったあとやってしまうのがオススメだ」

よくわかんなかったと思うのでまとめます

4回普通に音読→4回赤シートで隠して音読→念押しで1回赤シートで隠して音読

これを1ページ分やったら次のページへ、というのを100単語分やる
復習は次の日の午前中にサラッとでいいのでやる。(あんまりガッツリやらなくていい)

スケジュール
100単語×5日×4セット つまり500単語20日
これを単語帳1冊分やる

単語帳1周だけでは不安なので2週もしくは3週するのがベスト

もしどうしても覚えられない単語があれば、それらだけ単語カードに書いて個別に覚える

熟語も同じ感じで覚えられますが、単語より覚える量が少ないので1日30~50個程でOK


単語の覚え方は山ほどあるので、あくまで1つの参考として貰えれば結構です。CDがあるならそれも聞いた方がいいですね。あとはいっぱい長文を読むことですかね。覚えた単語は使えば使うほど身につきます

関係詞①

友「関係詞...ついにきてしまったか」

男「なんだよ」

友「英語の要だ。めちゃくちゃ大事なんだが、説明も大変なんだよ」

男「関係詞って言われてもピンとこないな」

友「英語特有だからな」

友「関係詞には大きく2種類ある。関係代名詞と関係副詞だ。まず関係代名詞からやる」

友「関係代名詞とはwho、which、thatを使って名詞を修飾するものだ」

男「形容詞とは違うのか?」

友「そこなんだが、形容詞は単語で修飾するが、関係代名詞は文で修飾する」

男「???」

友「1回例を見てみよう」

John lives in Kyoto.
ジョンは京都に住んでいます。

John is a man who lives in Kyoto.
ジョンは京都に住んでいる人です。

男「なんじゃこりゃ」

友「who lives in Kyotoがa manの説明をしている」

友「関係代名詞とはこのように文で名詞を説明するものだ。とりあえずいろんなパターンを紹介していこう」

関係詞②

友「使う関係詞は先行詞によって決まる」

男「先行詞?」

友「修飾する名詞のことだ。必ず前に来るから先行詞だ」

友「これは使い方そのまんま、先行詞が人ならwho、モノならwhichといった具合だな」

男「whichはものなんだな」

友「ただしthatは人でもモノでもいける」

男「that強いな」

友「例を挙げよう」

I have a book that was written by Tanaka.
私は田中さんに書かれた本を持っています。

He likes the woman that has two children.
彼は二人の子供がいるその女性が好きです。

友「さらに先行詞が関係代名詞節の目的語に当たる場合は目的格にする」

男「え?」

友「まぁ言葉で言っても分からんだろう」

I like the man who lives here.
私はここに住んでる男性が好きです。

I don't like the man whom I will kill.
私は殺すであろうその男が好きじゃない。

友「先行詞を見てみると、それぞれ関係詞の文の主語、目的語になってるのがわかるな」

男「それに応じて形を変えればいいんだな」

友「参考までに」

主格 所有格 目的格
who whose whom
which whose which
that that that

関係詞③

友「そして関係副詞だ」

友「関係副詞はwhere、when、why、howの4つだ」

男「てことは先行詞は場所、時、理由、方法か?」

友「8割正解だ。ただhowは先行詞を取らないんだ」

友「それぞれ例文を見てみよう」

I like the place where she lives.
私は彼女の住んでる場所が好きです。

It is time when you go to bed.
もう寝る時間です。

This is the reason why I was late.
これが私が遅刻した理由です。

This is how I learned English.
これが私が英語を勉強したやり方です。

友「見てわかるとおり、関係代名詞と違って関係副詞の場合、関係詞の後ろは完全文になる」

友「ちなみに、the wayときたらhowを使いたくなるが、howではなく関係代名詞のwhichかthatを使う」

関係詞④

友「最後に関係代名詞の前に前置詞を持ってくるパターンだ」

友「次の文」

That is the house which she lives in.
あれは彼女が住んでいる家です。

友「これを」

That is the house in which she lives.
あれは彼女が住んでいる家です。

友「こう出来る」

男「whichの前にinが来たな」

友「前置詞+関係代名詞の形で関係副詞の役割を果たすことが出来る」

友「例えば」

in which=where

for which=why

男「おお」

友「関係副詞と同じ役割だから、後ろは完全文になるぞ」

友「並び替え、言い換えでよく問われるからしっかり覚えとけよ」

友「よし、これだけやればそれなりに英語できるようになったんじゃないか?」

男「ああ!ありがとう!さっそく女さんと話してくる!」

友「え」

男「女さん!俺結構英語得意なんだよね!」

女「本当?じゃあちょっと英語で会話してみよっか」

女「Hello, how are you doing?」

男「え?お、OK...」

女「What's the matter?」

男「しゅ、Sure.」

女「Uh-huh,OK,thank you」

男「Oh...」


友「英語が読めても話せるわけじゃないから気をつけような」

以上です。関係詞の説明難し過ぎますね...英語の教師やってる人はすごいなぁと思った。英語読めると日本語訳されてないゲームができたり洋書読めたりして便利だから、ぜひ勉強してみてはいかがでしょうか

それでは読んでいただきありがとうございました。

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