【ガルパン】まほ「くらえっ!ママ爆弾っ!!」エリカ「え?」 (75)






尋常じゃないキャラ崩壊注意です。

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ボフッ モワモワー

エリカ「え?え?何この煙……」

まほ「安心しろ。毒ではない」シュコーシュコー

エリカ「そんなごっついガスマスクして説得力あると思ってますっ!?」

まほ「いや、私が吸うわけにはいかないからな。この『母性ガス』を」シュコーシュコー

エリカ「……は?」

まほ「そろそろいいだろう。ほら、窓開けて換気しよう」シュコーシュコー

エリカ「何が何だか……」





まほ「よし、これで大丈夫だろ」カポッ

エリカ「やっとガスマスク外しましたか……」

まほ「いやー結構暑いなこれは」

エリカ「……それで、さっきのは何なんですか。いきなりピンク色のモヤっとボール投げつけられたと思ったら」

まほ「あれでモヤっとボールを思い出すのは中々だな。……今のは『ママ爆弾』。『母性ガス』を散布するためのものだ」

エリカ「……うん。さっぱりわかりません」

まほ「まぁ焦るな。母性ガスというのはな―――――吸った人間を母性の塊にするガスなんだ」

エリカ「………………は?」

まほ「我が黒森峰の科学技術の総力を尽くして作らせたものだ」

エリカ「ちょ、ちょっと待ってください?え?母性の塊になるガス?」

まほ「そうだ」

エリカ「……何でそんなもの作らせたんですか?」

まほ「……話せば長くなる」

エリカ「手短に」

まほ「うちのお母様が厳しいから優しく甘えられるママが欲しかった……」

エリカ「子供ですかっ!?」

まほ「子供だよっ!!まだ18の少女だぞっ!?ママに甘えたいと思って何が悪いっ!!?」

エリカ「逆ギレされた……で、でも、家元だって決してただ厳しいだけの母親ではないと思いますよ?」

まほ「お前、首のすわってない赤子を戦車に乗せてほぼ垂直な坂道を下るような人に母性があると思うか?」

エリカ「うわぁ……」

まほ「小学生の時の私がもうちょっと賢ければそのまま児相にでも駆け込んでたと思う。大体何で母親相手に敬語使ってるんだ私は。みほは普通に話してるのに」

エリカ「それを私に言われても……それに、家元だって二児の母親なんですからきっと母性はありますって!」

まほ「無い。よしんばあったとしても母性じゃなくて武性だと思う」

エリカ「ひ、ひどい言われよう……」

まほ「とにかく。私は母性に飢えていた。ぶっちゃけるとバブりたい」

エリカ「聞きたくなかったそんなの……」

まほ「甘えたいしわがまま言いたい。でも、実の母親にはできない。そこで私は考えた――――他の人にママになってもらえばいいんだと」

エリカ「うわぁサイコ……」

まほ「苦労して科学部の連中を言いくるめたよ。最終的にティーガーさんに頑張ってもらったが」

エリカ「言いくるめられてないじゃないですか。完全に実力行使ですよそれ……ん?吸うと母性の塊にするガス、お母さんに甘えたい隊長、それを吸ったのは私……てことは」

まほ「うむ。お前がママになるんだよっ!というやつだ」

エリカ「嫌あああああああああああああっ!?」

まほ「びっくりした……あまり大声を出すな。……そんなに嫌か?」

エリカ「嫌ですよっ!?え?何?私の憧れの隊長は年下の後輩をママと呼んで甘えたいって事ですかっ!?」

まほ「まぁそういうことだな」

エリカ「なんでそんな堂々としてるんですかっ!?」

まほ「私の周りで一番『母性ガス』の適合率が高いのがお前だったんだ」

エリカ「適合者って……」

まほ「元々潜在的に母性が高い人間じゃないと母性ガスの効果は薄いんだ。母性の塊にするというのは、内に秘めた母性を表に出すということだな」

エリカ「ぼ、母性が高いんですか?私が?」

まほ「喜べ。エリカはいいママになるぞ」

エリカ「その言い方やめてください」

まほ「エリカは普段はつんけんしてるが、みほがいた時もよく気を使っていたからな」

エリカ「そ、それはあの子がドジだから見てられないだけで……」

まほ「それを中学の時から続けてたんだ。これはいいママになるなって私は当時から思ってたぞ」

エリカ「だからその言い方…………当時から?」

まほ「ああ」

エリカ「隊長は、中学の時から年下の私をそういう目で見てたんですか?」

まほ「……まぁ、そうなるな」

エリカ「嫌あああああああああああああああああああっ!?」

まほ「だから大声をだすなと!人が来るだろ」ガシッ

エリカ「モガッ……ぶはっ、嫌あああああああああ誰か助けてえええええええええええっ!!

    ママにされるっ!!?中学生の頃から目を付けてくるような人間に、ママにされるううううううううううううううううう!!」

まほ「だから大声だすなって、いいじゃないか!?年下にママになって欲しいって思うぐらいっ!?」

エリカ「思うだけじゃなくてそれを実行したから叫んでるんですよっ!?」

まほ「だって……甘えたかったんだもん……」

エリカ「急に幼児言葉になったって、嫌なものは、い、や……」

まほ「……お?」

エリカ「あ、れ?なんで……なんか、変な感じに……」

まほ「ガスの効果が出てきたようだな。喜べ、ママになる時が来たぞ」

エリカ「だか、ら、その言い方……」

まほ「……エリカ、安心しろ」

エリカ「何、が……」

まほ「ママになってる時の記憶は―――――しっかり残るからな」

エリカ「何を、安、心しろ、と……」ガクッ

まほ「……」ワクワク

エリカ「……」パチッ  ムクリ

まほ「……ママなの?」

エリカ「……何言ってるの?―――――当たり前じゃない、まほ」

まほ「成功だっ……!」グッ

エリカ「どうかしたの?」

まほ「なんでもないよママ、それよりも膝枕してくれる?」

エリカ「ええいいわよ。おいで」ポンポン

まほ「わーい!なでてなでて!」

エリカ「ふふっ、どうしたの?なんだか今日はずいぶん甘えんぼね」ヨシヨシ

まほ「ママ、私戦車道頑張ってるよ!」

エリカ「うん、よく知ってるわよ。まほはいつも一番頑張ってる。ママ、鼻が高いわ」

まほ「ありがとうママ!私、もっと頑張るねっ!!」

エリカ「ええ。……でも、辛い時はちゃんと言ってね?」

まほ「え……?」

エリカ「私の一番の幸せは、あなたが笑顔でいる事だから。そりゃあ戦車道をしてくれているのは嬉しいわ。……でも、それで無理をしてあなたが笑わなくなったらママはとっても辛いから」

まほ「ママ……」

エリカ「……ごめんなさい、あなたのやる気を削ぐような事言って。まほ、あなたはとっても良い子。あなたは、あなたの好きなことをしなさい」

まほ「ママ……私、戦車道辛くないよ。頼れる副隊長が、仲間がいるからっ!」

エリカ「そう……なら良かった」

まほ「ママ……ギュってして」

エリカ「……ええ」ギュッ



ガチャ

小梅「失礼します。隊長、次の試合について聞きたい事、が……」






まほ「ママ……」ギュゥ

エリカ「いい子いい子」ナデナデ

小梅「……え?…………え?」

まほ「……ん?赤星、何の用だ」

小梅「いえ、聞きたい事があって……いや、何の用だと言われても、何してるんですかとしか……」

まほ「見ればわかるだろ。ママに甘えてるんだ」

小梅「……え、エリカさん?」

エリカ「小梅、ごめんなさい。今はこの子との時間を大切にしたいからまた後にしてくれる?」

小梅「……え?え?でも、隊長、今エリカさんをママって……」

エリカ「……?当たり前じゃない。私はまほのママなんだから」

小梅「…………え?」

まほ「そういうわけだ。すまないが後にしてくれ」

小梅「……は、はい」

バタン


まほ「邪魔が入ってしまったな」

エリカ「こらっ、お友達の事をそんな風に言わないの」

まほ「ごめんなさい……」

エリカ「ん、わかればいいのよ」

まほ「うんっ!……ママ、私お腹減ったっ!」

エリカ「そういえばそろそろ晩御飯の時間ね。まほ、何が食べたい?」

まほ「カレー!」

エリカ「ふふっ、あなたは本当にカレーが好きね」

まほ「大好きっ!」

エリカ「それじゃあ今から作るわね。材料あったからしら?」

まほ「ママっ!ごはん食べたら一緒にお風呂はいろ!」

エリカ「はいはい。本当に今日のまほは甘えんぼさんね」






エリカ「―――――こうして、ティーガーⅠはティーガーⅡと共に末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」

まほ「……」スースー

エリカ「……寝ちゃったか」

まほ「……んっ」ギュッ

エリカ「ふふっ」ナデナデ

まほ「……ママ」ボソッ

エリカ「まほ?」

まほ「ありがとう……」

エリカ「……こちらこそ。ありがとう」ナデナデ






チュンチュンチュン






「あああああああああああああああああああああああああっ!!?」






まほ「ぬぉっ!?」ガバッ

エリカ「嫌ああああああああああああっ!?」

まほ「ママ?……ってそうか、効果が切れたんだな」

エリカ「隊長っ!?あなた私になんてことっ!?」

まほ「エリカ」

エリカ「膝枕……お風呂での洗いっこ……寝る前の絵本……理想の母子のコミュケーションをこんな事でしてしまうだなんて……ごめんなさい、未来の我が子……」

まほ「……エリカ」

エリカ「っ……何ですか」

まほ「―――――いい、ママっぷりだったぞ。……満足だ」

エリカ「そうじゃなああああああああああいっ!?」

まほ「いやー気分爽快だ。こう、心のもやが晴れたよ」

エリカ「そっちは欲望果たして気分爽快でしょうけどこっちはその記憶がバッチリ残ってるんですよっ!?」

まほ「いいじゃないか。一足先に子持ち体験ができたと思えば」

エリカ「その子供が自分より年上じゃなければねぇっ!?」

まほ「些末なことだ」

エリカ「全っ然些末じゃないっ!?ていうか小梅に見られたじゃないですか!?どうするんですか部隊中に『まほちゃんとエリカママは仲良し』って広まりますよ!?嫌ああああああっ!!?」

まほ「自分で言って、自分で嫌がるな……まぁ、赤星なら言いふらすような真似はしないだろう。……多分」

エリカ「多分じゃ困るんですよ!?」

まほ「……それじゃあエリカ今日も戦車道頑張ろうっ!」

エリカ「話を終わらせないでくださいっ!?大体なにが『私、戦車道辛くないよ。頼れる副隊長が、仲間がいるからっ!』ですかっ!?」

まほ「そういえばそんな事言ったな。……自分の思いを知られるのは、なるほど確かにこそばゆいものだな」

エリカ「ちーがーいーまーすぅううううううう!!それを言った相手がほかでもない副隊長の私でっ!その私をママママ呼んで甘えてたのが問題なんですうううううううっ!!」

まほ「……まぁ、いいじゃないかいい経験だったってことで」

エリカ「その経験と私のトラウマが等価交換だと思ってるんですか?」

まほ「……やはり子供は母親に甘えるものだな」ニコッ

エリカ「良い顔で良い事言ってるのに実情が酷すぎる……」





~大洗学園艦~



エリカ「まったく、急に呼び出すだなんて失礼ね」

みほ「あはは……ごめんね?でも、来てくれてよかった」

エリカ「……ま、まぁ?来年のためにも?敵情視察は必要かなって?」

みほ「ふふっ……あ、ここだよ私の部屋は」

エリカ「そう、お邪魔します」

みほ「そんなかしこまらなくても……」

エリカ「それで?何の用なのよ」

みほ「ん?ちょっと待っててね。お茶でも出すから」

エリカ「別にいいわよそんなの」

みほ「いいからいいから。ちょっと待ってて」タッタッタ

エリカ「……相変わらず甘いんだから」


ガチャ



エリカ「……みほ?」

みほ「なーにー?」

エリカ「いや、今の音……」

みほ「鍵締めたんだよ。ほら、開けっ放しは物騒だし」

エリカ「……それもそうね」

ジャララ カチャ




エリカ「……みほ?」

みほ「なーにー?」

エリカ「今の音は?」

みほ「チェーン掛けたんだよ。ほら、女の子の一人暮らしは物騒だし」

エリカ「……それもそうね」

みほ「今お茶入れるから待っててねー」

エリカ「……ちょっと外の空気吸いたいわね。ベランダにでも……」


ガッ


エリカ「……ああそっか鍵がかかって―――――溶接されてる……」

みほ「エリカさーんどうしたのー?」

エリカ「え、な、何でもないわよ?転んだだけ!」

みほ「あはは、エリカさんにしては珍しいドジだねー」

エリカ「え、ええ。そうね……どういうこと?なんで私、閉じ込められ……」








みほ(E:ガスマスク E:モヤっとボール)「エリカさーん、お茶入ったよー」








エリカ「おらあああああああああっ!!」ブンッ  ガンッ

エリカ「っ!?強化ガラスっ!?」

みほ「びっくりした。もう、急にテーブル投げないでよー」

エリカ「いいからその手の物を置いて、両手を頭の上にのせて壁に向かって跪きなさいっ!!」

みほ「あはは、エリカさん何言ってるの?―――――そういうのは相手を制圧できる人が言うんだよっ!」 ボフッ モワモワー

エリカ「っ……あなた、何考えてっ……」

みほ「お姉ちゃんだけずるいんだもん。私だってママに甘えたい時あるよ」

エリカ「だからそれは実の母親に頼みなさいよっ!?なんで姉妹揃って私に母性を求めるのっ!?」

みほ「未就学児を戦車と共に樹海に放り込んで一人で帰ってこい。なんてする人だよ?そこらの雑草のほうが光合成で酸素を生み出してくれる分私に優しいよ」

エリカ「相変わらずひどい言われようね……正直、家元にも問題があるとは思うけれど……」

みほ「……さて、そろそろいいかな。換気扇回すね」

エリカ「なんで、なんで私なのよ……あなた、私の事嫌いじゃないの?」

みほ「そんな事ないよ。黒森峰の時の事は私にも非があったし、色々かまってくれたエリカさんを置いて転校したのは正直、後ろめたい気持ちだったよ……っと」カポッ

エリカ「だからってなんでそれが私をママにすることにつながるのよっ!?」

みほ「私、中学の時からエリカさんの内に秘めた母性を感じてたからね。ああ……エリカさんにママになって欲しいなって」

エリカ「誰かあああああああああ!!助けてえええええええええええっ!!ママにされるっ!!?中学生をママにしたいと思う同級生にママにされるうううううううううううううううううううっ!!?」

みほ「叫んでも無駄だよ?この部屋防音しっかりしてるから」

エリカ「だ、大体なんであなたがあのモヤっとボール持ってるのよっ!?」

みほ「ん?お姉ちゃんが自慢気にエリカママとの動画を見せてきたから私も欲しいなって」

エリカ「録画されてた……」

みほ「でも、お姉ちゃんがなかなか渡してくれなくてね。最終的には黒森峰のキングストン弁解放を取りやめることを条件に交渉成立したんだ」

エリカ「交渉してないっ……十数万人の民間人を盾にした脅迫は交渉とは言わないっ……」

みほ「ふふっ、ああ……エリカさんに甘えられるだなんて楽しみだなぁ」

エリカ「わ、私はあなたに母性なんて持ってないわよ!?きっとあなたの願うママにはならないわよっ!?」

みほ「ううん、そんなことないよ。きっとエリカさんは良いママになる。……私のバブりセンサーがそう訴えてるの」

エリカ「嫌あああああああああ!!?助けてえええええええええええっ!!ママにされるっ!!?先輩に引き続きその妹にまでママにされるううううううううううううううううっ!!」

みほ「もう、諦め悪いなぁ……」

エリカ「っ……ほかの人で良いでしょっ!?ほら、あの武部とかいう子、母性有り余ってそうな雰囲気だったわよっ!」

みほ「うーん、確かに沙織さんは優しいしママにするには良いかもしれないけど……そこはね、やっぱり初めてママにするんだからこだわりたいなって」

エリカ「最悪のソムリエに目を付けられた……」

みほ「それにね?沙織さんはいつだって優しいけど、エリカさんは普段はツンツンだからさ……」

エリカ「優しくするっ!今までの態度は改めるから、だから解放してっ!!」

みほ「違うの、エリカさんはそのままでいいの。ツンツンしてるエリカさんが母性爆発する……凄く、オギャれそう……」

エリカ「嫌ぁ……あなたの口から、そんな言葉聞きたくなかったぁ……」グスッ

みほ「大丈夫だよエリカさん。ママになる経験はきっとこの先役に立つから」

エリカ「すでにその経験をした上で嫌がってる……て……」

みほ「……」

エリカ「うぅ……い、や……ママに、なんて……」ガクッ

みほ「……」ワクワク

エリカ「……」パチッ ムクリ

みほ「……」

エリカ「……みほ?どうしたのよ」

みほ「……ママ?ママなの?」

エリカ「もう、何言ってるのよ。私は、あなたのママよ」

みほ「ママーッ!!」ダキッ

エリカ「わっ!?もう、びっくりするじゃない」ナデナデ

みほ「ママ、私……頑張ってるよね?」

エリカ「……どうかしたの?」

みほ「……私、大洗を廃校から守れて嬉しいの。……でも、そのために黒森峰の……たくさんの人たちに背を向けて……」

エリカ「……」

みほ「後悔はしてないよ?……でも、もっとやりようがあったんじゃないかって、どうしても考えちゃうの……」

エリカ「……まったく、あなたは変なところで真面目なのね」ナデナデ

みほ「ママ……」

エリカ「大丈夫よ。黒森峰にあなたを恨んでいる人なんて誰もいない。……そりゃあ初めは思うところが無かったわけじゃないわ。……ママなんて特にね」

みほ「……」

エリカ「でもね、あなたが大洗の人たちと頑張っているのを見て、ああ、あの子は大丈夫なんだ。やりたいことをやれているんだって思えたわ」

みほ「……」

エリカ「……みほ、色々辛い事があったし、後ろめたい気持ちになるのもわかるわ。……だけど、私はあなたが戦車道を続けてくれて本当に良かった」

みほ「ママ……」

エリカ「後ろめたくてもなんでも、今あなたは大洗が楽しいんでしょ?」

みほ「……うん。私、ここで沢山友達ができたの。みんな、とっても優しい人なのっ!」

エリカ「なら、ちゃんと楽しみなさい。今の生活を、学校を、戦車道を――――それが、ママの望みだから」

みほ「……うん。ママ、私楽しむよっ!今の私をっ!!」

エリカ「ええ、励みなさい。あ、でも……あなたちょっとやんちゃなところがあるから、そこには気をつけなさい?」

みほ「うっ……はーい……」

エリカ「よしっ。それじゃあ、お買い物に行きましょう。今日の晩御飯ハンバーグ作ってあげる」

みほ「わーいっ!!ママのハンバーグ好きっ!!」

エリカ「ふふっ、そういってもらえると嬉しいわ」






~スーパーマーケット~

エリカ「ひき肉と玉ねぎ、卵は……あったわよね」

みほ「ママ、ボコのお菓子あったっ!」

エリカ「相変わらずみはその熊さんが好きねぇ。仕方ない、一つだけよ?あと、食べるのは明日にしなさい。ごはん食べられなくなっちゃうから」

みほ「うんっ!ママありがとうっ!!」

沙織「……みぽりん?」

みほ「え?……沙織さん?」

沙織「みぽりん偶然だねっ!晩御飯のお買い物?」

みほ「うん、そうなんだ」

沙織「奇遇だねー。でも、さっきママって言ってたよね。みぽりんのお母さんも来てるの?」

みほ「うん、そうだよ。ほら、ママ。沙織さんだよ」

エリカ「お久しぶりね」

沙織「………………え?」

エリカ「みほがいつもお世話になってます」ペコッ

沙織「え?え?えっと、その人逸見さんだよね?黒森峰の……」

エリカ「ええ、そうよ」

沙織「……みぽりん、ママって?」

みほ「ママはママだよ?」

エリカ「みほは私の娘よ」

沙織「………………え?」

エリカ「みほから話は聞いてるわ。……みほの友達になってくれて本当ありがとう」

沙織「いや、それは全然お礼を言われるような事じゃ……」

エリカ「この子、変なところでやんちゃだから色々と苦労かけてない?」

みほ「も、もうママそういうのはやめてよ!」

エリカ「何言ってるの。こういう事はしっかりしておかないとダメなの」

沙織「い、いや……みぽり、みほさんには私も良くしてもらってて……廃校を撤回できたのも間違いなくみほさんの力があっての事です……けど」

エリカ「そう、ならいいんだけど……」

沙織「えっと……その、え?一体何がどういう……」

エリカ「……そうだ、せっかくだから夕食一緒にどう?みほがどんな生活してるか聞きたいし」

みほ「え、や、やめてよママっ!?」

沙織「えっと、その……ご、ごめんなさい。私、この後用事があって……」

エリカ「そう……それは残念ね」

沙織「ま、また今度お誘いください」

エリカ「ええ、わかったわ」

沙織「そ、それじゃあ私はこれで。失礼します……」フラフラ

エリカ「……武部さん、体調でも悪いのかしら?}

みほ「ママっ!早く早くっ!ハンバーグっ!!」グイグイ

エリカ「はいはい、ほら引っ張らないの」





エリカ「―――――こうしてボコはボコボコにされ、市中引き回しの刑を受けましたとさ。めでたしめでたし」

みほ「……」スヤァ

エリカ「……ふふっ」ヨシヨシ

みほ「……」

エリカ「……さすがに狭いわね。私は床で寝ようかしら」

グイッ

エリカ「……?」

みほ「……ママ」

エリカ「ごめんなさい、起こしちゃった?」

みほ「……行かないで。一緒に寝て……」

エリカ「……しょうがないわね。狭いけど我慢しなさいよ?」

みほ「うん……」ギュッ

エリカ「ん。いい子いい子。みほ、私の可愛い子」ギュッ

みほ「……」スヤァ

エリカ「……幸せになりなさい」





チュンチュンチュン







「あああああああああああああああああああああああっ!?」








みほ「うわぁっ!?」ガバッ

エリカ「消えろ消えろ私の記憶うううううううううううううううううっ!!」ブンブンッ

みほ「ママ?……そっか効果が切れたんだ」

エリカ「あっ!?みほあなたよくもっ!?」

みほ「……ありがとうエリカさん。いい、ママだったよ」

エリカ「だからなんで姉妹揃って自身の性癖に対してそんな誇らしげなのよ!?」

みほ「それだけエリカママの母性が凄かったんだよ」

エリカ「そんな評価いらないわよっ!?大体、あなたチームの子に見られたのよっ!?どうするの!?」

みほ「……まぁ、甘んじて受け入れるよ」

エリカ「やらされた私とそれを見た武部さんの被害が一番の問題でしょ……」

みほ「大丈夫、沙織さんは優しいからむやみやたらと言いふらしたりしないよ」

エリカ「そんな優しい人にトラウマ植え付けたのが問題でしょうに……」

みほ「エリカさんは気にしいだなぁ」

エリカ「あなたが気にしなさすぎなのっ!!あなたと私の事だって、もっとこう、ちゃんとした雰囲気で話をしたかったのに……なんでママと娘のスタンスで決着ついちゃうのよ……」

みほ「エリカさんがちゃんと私の事考えてくれてるってわかって嬉しかったな」

エリカ「……忘れなさい」

みほ「忘れないよ。……絶対に。それよりもエリカさん、私お腹減ったな。朝ごはん作って」

エリカ「それよりもって何よっ!?ていうか私はあなたのお母さんじゃないのよっ!?」

みほ「……しょうがない、コンビニにでも行って……」

エリカ「ちょっ……朝からコンビニ弁当だなんてダメよ!ちゃんとバランスの良い物食べて……ああもうっ!わかったわよ!何か作ってあげるから待ってなさいっ!」

みほ「はーい♪……やっぱりエリカさんは良いお母さんになると思うなー」

エリカ「うるさいわね大人しく待ってなさいっ!」





~数日後、黒森峰学園艦~



まほ「ぐぐぐぐぐっ……」

みほ「うぬぬぬぬっ……」

エリカ「……何してるんですか二人とも」

まほ「ああ、エリカか。ちょうどいい、みほを抑えるのを手伝ってくれ」

みほ「エリカさんっ!力を合わせてお姉ちゃんを倒しましょうっ!!」

エリカ「……いや、だから何をして」

まほ「ぐおおおおおおおお!この、新型『ママ爆弾』は絶対に渡さんぞおおおおおおおおっ!!」

みほ「うぬあああああああ!即効性が増した新型『ママ爆弾』ならもっと気軽にエリカさんをママにできるんだああああああっ!!」

エリカ「……大体わかりました」





ゴンッ ゴンッ


まほ「なっ!?」

みほ「あ痛っ!?」

エリカ「バカな理由でバカな姉妹のバカな姉妹喧嘩見せられる私の身にもなってくださいっ!!」

まほ「ば、バカとはなんだ!これは大事な事なんだぞ」

みほ「そうだよエリカさんっ!!」

エリカ「黙りなさいっ!!……わかりました。そんなに二人がママを求めるなら、考えがあります」

まほ・みほ「「え?」」







みほ「……ねーエリカさん、いい加減この目隠し外していい?」

エリカ「まだダメよ」

まほ「しかし、いきなりヘリに乗せられたと思えば……一体どこなんだここは」

エリカ「いいからほら、こっちですよ」グイッ

みほ「わわ、エリカさんもうちょっとゆっくり……」

まほ「……なんだろう、よく知ってる匂いがするな……」

エリカ「はい、座って」

みほ「う、うん」スッ

まほ「ああ」スッ

エリカ「……それじゃあ、目隠し外していいわよ」

みほ「もう、やっとかぁ……一体なんなのエリカさん?」スッ

まほ「ちゃんと説明してもらえるのだろうな」スッ








しほ「それはこちらのセリフです」







みほ・まほ「「   」」ピシィッ

しほ「エリカさんからある程度話は聞いていますが……片や後輩を、片や同級生を母と慕うなど……まったく情けない」

みほ「え、エリカさんっ!?」

まほ「なんでお母様が!?」

エリカ「なんでも何もここは西住邸、ご実家ですよ。……あなた達は一度、しっかりと母子で話し合うべきだと思いましたから」

みほ「だからってこんなのだまし討ちだよっ!?条約違反だよっ!?」

しほ「黙りなさい。ずるいずるくないなどと言える立場ですか」

みほ「うう……」

しほ「全く、自立心を養うことも学園艦の目的の一つだと思っていたのですが、まさかこんなことになるとは」

まほ「で、ですがお母様、私たちはしっかりと務めは果たして……」

しほ「そのためにエリカさんに過度の負担をかけることを、務めを果たしてるとは言いません」

まほ「うぅ……」

しほ「覚悟しなさい、あなた達には言わなければいけないことがたっぷりとありますから」

エリカ「あ、家元。それは今日はいいです」

しほ「……?どういうことですか」

エリカ「ちょっと、隣の部屋に来てもらえますか?話しておきたい事があるので」

しほ「……わかりました。二人とも、そこを動かないで待ってなさい」スクッ スタスタ

ハナシトハナンデスカ

……イエモト、スミマセン

……ナゼガスマスクヲ?


ボフッ










みほ「……何してるんだろう」

まほ「……わからん」

ガララッ

しほ「……」

まほ・みほ「「っ……」」ビクッ

しほ「まほ、みほ」

まほ・みほ「「は、はいっ!」」

しほ「っ……」ギュッ

まほ「!?!?」

みほ「え?え?」

しほ「二人とも、ごめんなさい……」

みほ「え?お母さん?」

しほ「二人がそんなにも寂しい思いをしてるだなんて……」

まほ「……まさか」

エリカ「そのまさか、ですよ」

みほ「エリカさんっ!?」

エリカ「この母性ガスとやらは『内に秘めた母性を表に出す』ものなんですよね?なら、母性が強いのに普段は厳しい人に使えば……こうなるって事です」

まほ「なんでそんな事を……」

エリカ「……私は二人のママにはなれません。なるつもりもありません。……母を恋しいと思う気持ちはわかりますが、代用品を求めるのは私にも家元にも失礼です」

みほ「それは……」

エリカ「私は席を外します。……ちゃんと話してください―――――あなた達のお母さんと」

しほ「まほ、あなたが西住流のために精一杯努力していることは知っています。……そのせいで心をすり減らしているということも」

まほ「お母様、私は……」

しほ「西住流を背負うと決意してくれた事、本当に感謝しています。……ですが、辛いのであれば」

まほ「違うっ……違うんですお母様っ!確かに西住流は私にとって重いものです。でも、その重さは私にとって誇りでもあるんですっ!

しほ「……」

まほ「辛くったって、重くったって、一歩前に進むたびに自分が西住流になれるような気がして……それが、私の自信になるんですっ!」

しほ「まほ……」

みほ「お姉ちゃん……」

しほ「……みほ、あなたが辛いときに突き放すような事をして本当にごめんなさい」

みほ「そんな……」

しほ「あなたが今、そうやって立ち直れたのは良き人たちが周りにいて、何よりもあなたが強かったからよ」

みほ「……違うよ、お母さんが小さいころから色々教えてくれたから私は……大洗を、みんなを守れたんだよ」

まほ「……お母様の厳しさが、私たちを想っているからということに、本当は気づいていました。なのに、それを聞くことを怖がって……」

しほ「それこそ、母の不徳よ。子を遠慮させる親になんの意味があるのか」

みほ「お母さん……」

しほ「二人とも、今日は泊まっていきなさい。……あなた達に言いたい事、聞きたいことがたくさんありますから」

まほ「……はいっ!」

みほ「うんっ!」

しほ「夕食は私が作ります。まほはカレー、みほはハンバーグ……よね」

みほ「覚えてたんだ……」

しほ「……至らぬとはいえ、あなた達の母ですから」






エリカ「……大丈夫そうね。さて、私は帰ろうかしら」

しほ「エリカさん」

エリカ「え?」

しほ「よければあなたも」

エリカ「……家族の団らんに割り込むほど無粋じゃありませんよ」

しほ「それでも。……あなたからも、この子たちの話が聞きたいですから」

まほ「エリカ」

みほ「エリカさんっ!」

エリカ「……なら、お言葉に甘えさせていただきます」






チュンチュン

エリカ「……ん」パチッ ムクリ

みほ「……」スースー

まほ「……」スヤァ

エリカ「そっか、昨日は泊めてもらって……効果は切れてるはず。なら、家元も……」





しほ「……」

エリカ「おはようございます」

しほ「エリカさん。ええ、おはよう」

エリカ「昨日はありがとうございます」

しほ「気にすることではありません。……それよりも」

エリカ「はい。……すみませんでした」

しほ「全く、あんなものがあるだなんて……我が母校ながら、恐ろしい所です」

エリカ「それは同感ですが……何にしても、勝手な事をして申し訳ありませんでした。どんな処罰でも受け入れます」

しほ「……そのような事できるわけありません。あなたは、私たちの事を想って行動したのですから」

エリカ「……」

しほ「むしろ私が謝罪する側です。……エリカさん、家庭の事情にあなたを巻き込んでしまった事、本当に悪かったわ」

エリカ「や、やめてくださいっ!?そりゃあ、まぁ、嫌な事は嫌でしたけど、それでも……こうやって家族の仲を取り持てたなら、まぁ、許せる程度ですから」

しほ「……そう」

エリカ「……私は、西住流の……というより、あの姉妹のファンですから」

しほ「……」

エリカ「強くて美しいあの二人をみてると、私もあそこに行きたいって身の丈に合わない努力をしたくなるんですよ」

しほ「……」

エリカ「だから……今回もその一環って事で。憧れの二人に、もっと強くなってほしいですから」

しほ「母に甘えられるようになることが、強さにつながると?」

エリカ「大会の時のみほ……さんみたいな後が無い強さも凄かったですが、帰れる場所があるほうがあの二人は強くなると思うので。大洗や、黒森峰や―――」

しほ「家族……ですか」

エリカ「……はい」

しほ「……あなたは私よりもあの子たちを見ているかもしれませんね」

エリカ「同輩だからこそ見せる姿はあると思います。……その逆もまた」

しほ「……ええ」

エリカ「……」

しほ「……そろそろ二人を起こしましょう。いくら実家とはいえ……いや、実家だからこそ規則正しい生活は必要ですから」

エリカ「はい。なら、私が」

しほ「エリカさん」

エリカ「はい?」

しほ「本当に、感謝しています」

エリカ「……」ペコッ







まほ「お母様、それじゃあ……」

みほ「……」

しほ「……まほ、みほ」

まほ「はい」

みほ「何?」

しほ「……いつでも帰ってきなさい。あなたは父と母の娘で。ここはあなた達の家なのですから」

まほ「……はいっ!」

みほ「うんっ!また、休みの時には帰るからっ!!」

エリカ「……」

しほ「エリカさん、あなたもです」

エリカ「え?」

しほ「……西住流の、ではなく。この子たちの友人として、いつでも来なさい」

エリカ「……はい。きっとまた」






バババババ


まほ「……エリカ」

エリカ「何ですか?」

まほ「その……すまなかったな。色々と」

みほ「私も……ごめんなさい」

エリカ「……ほんとですよ。先輩と同級生にママー!って甘えられた記憶は一生モノのトラウマですよ」

まほ「……すまない」

みほ「うぅ……ごめんなさい」

エリカ「……ま、いいですよ。あなた達にはもう『ママ』はいらないでしょう?大切な『母』がいるんですから」

まほ「……ああ」

みほ「うんっ!」

エリカ「……一件落着ってとこね」






~数日後~


エリカ「……なのになんで」

まほ「ぐ、ぐおおおおおおお……エリカ、極まってる、完全に極まってるから……」ギギギ

みほ「痛い痛い……折れる折れるぅううううう……」グググ

エリカ「なんでまたこのモヤっとボール作ってるんですかっ!?」パッ

まほ「痛つつ……お前、容赦なく隊長の腕を捻り上げるな……」

エリカ「自分の部屋に入った瞬間、不審者に不審物投げつけられそうになったらそりゃあ腕の一本も極めますよ」

みほ「エリカさん、いつのまにこんな強く……」

エリカ「どこかの誰かに言われたからね?相手の武装解除には相手を制圧する力が必要だって」

まほ「エリカ、お前はいいグラップラーになれそうだな……」

エリカ「そんなの目指してません。……で?何でまたこんなの作ったんですか。もう実母にいくらでも甘えられるでしょう」

まほ「……なぁエリカ、カップやきそば現象というものを知っているか?」

エリカ「は?」

まほ「オリジナルの模造品、あるいは代替品がオリジナルとは別の魅力や個性を持ってしまうことだ」

エリカ「……続けて」

まほ「私たちにとってバブみのオリジナルがお母様であるなら、その代替品としてエリカママを求めていたことになる」

エリカ「……つまり?」

まほ「……お母様に甘えるのもいい。でも、エリカママに甘えるのも……それはそれで良いというやつだ」

みほ「それにお母さんは家元の仕事で忙しいからね、同じ学生のエリカさんのほうが色々と都合がいいんだよ」

エリカ「二人とも最低な事言ってるって自覚あります?」

まほ「悪いが、生半可な覚悟じゃ後輩にバブるなんてできないからな」バッ!

みほ「善悪の彼岸なんて、とうに超えたんだよっ!」ダッ!

エリカ「……」

メキッ

ゴキッ





まほ「痛い痛いママ許してっ!!」

みほ「ごめんなさいママ―っ!!」

エリカ「だから私はママじゃないって言ってるでしょーがー!?」








エリカ「はぁ……ほんと、手のかかる子達ね……」







―おわり―

ノリと勢いで書いたけど後悔してません。

読んでくれた方ありがとうございました。

面白かった! また書いて欲しい
他に書いたやつある?

>>58 ガルパンはこれ以外だと、現行の【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」のみですが、

他にもモバマスのSSをいくつか書いています。

現行スレ

【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」
【ガルパン】エリカ「私は、あなたを救えなかったから」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514554129/)

過去作

まゆ「妥協します」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52068135.html

モバP「菜々さんは永遠の17歳」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52068662.html

モバP「ウサミンパワーって何ですか?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52069031.html

モバP「ネコネコるーみんにゃん・にゃん・にゃん」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52069903.html

モバP「愛海を止める」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52072171.html

モバP「えー今日から所属する佐藤「シュガーハァトでーす☆」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52074530.html

モバP「愛海とのこれまでとこれから」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52075581.html

凛「プロデューサー、くさいよ」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52076617.html

美優「Pさんは……ぶってほしいですか?」モバP「はい、とっても」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52077003.html

奈緒「Pさん。あたしを、ぶってくれないか?」モバP「嫌だよ!?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52078074.html

モバP「花より瞳子」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52081221.html

モバP「脅迫された……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52083941.html

モバP「麗奈が病んだ……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52084217.html

こずえ「愛ってなぁにー?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52087372.html

みく「PチャンPチャン」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52088885.html

モバP「のあさんがなんか近い……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52090276.html

武内P「本田さん……消えるのですか……?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52144715.html

未央「ラッキースケベの薬かぁー」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52145001.html

未央「まゆちゃんに演技指導してもらおう!!」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52145426.html

未央「プロデューサー、デートしよ♪」武内P「ッ!??」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52213838.html

未央「プロデューサー!今日は何の日?」武内P「今日は……」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52215111.html

未央「クリスマスだよプロデューサー!」武内P「ですね」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52216875.html

一応置いとくんでよければどうぞ。

今さらですが書くかはわかりませんがママ爆弾の設定使ってもいいですか?

>>73
いいですよー
…たまったまこのタイミングで過去作見返してて良かった

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