曜「梨子ちゃん....放課後...ちょっといいかな?」 (10)

梨子 「うん特に用事も無いし大丈夫だよ。
どうして?」

曜 「い、いやぁ~ちょっとね//
えへへ///」

梨子 「耳真っ赤なだけど大丈夫?」

曜 「だ、だだ大丈夫!大丈夫!平気だよ!じゃあ放課後教室でね!!」 タッタッタッタ

梨子 「? 変な曜ちゃん。」

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千歌 「やっとプリントから解放されたよぉ~」

梨子 「お疲れ様。相変わらずね千歌ちゃんは。ふふっ」

千歌 「むぅー、そんなことないよ!千歌だってやればできるもん!」

梨子 「ふふふっ、そうね。でもいつもやる気になって歌詞も書いてくれてもいいのよ?」

千歌 「うっ、そっそれはぁ~...あははぁ...
そ、そんな事より曜ちゃんは?」

梨子 「私に放課後教室でって言ったら走ってどこか行っちゃった」

千歌 「うんうん!やっと言う決心がついたのか!」

梨子 「? 。どういうこと?」

千歌 「まぁまぁ、放課後の楽しみと言うことで!」

梨子 「なんなのよそれぇ」

千歌 「いいからいいから!次の授業遅れちゃうよ!早く早く!」

梨子 「んもぉ~。わかったわよ」
(気になるけど放課後まで待つしかないかぁ)

~放課後~
音楽室

梨子 (結局なんのことなのか考えちゃって一日上の空になっちゃったし、曜ちゃんは今日全然話してくれなかったし、千歌ちゃんも

千歌 「じゃあ今日みとねぇーに手伝い頼まれちゃったから先帰るね!ガンバルビィだよ梨子ちゃん!」

って言って帰っちゃうし....考えてもしょうがないかぁ...そろそろ教室にいかなくちゃ)

曜 (梨子ちゃん

プール

ばしゃーん!

曜 (梨子ちゃん...どんな風に思ってるんだろう....やっぱり可笑しいのかなこんな気持ち....でも、言うって決めたんだ!)

ざぱーん

曜 「はぁ、はぁ(そろそろ着替えて教室に行かなくちゃ)

教室

ガラガラガラ

ガラガラガラ こつん

梨子 (まだ曜ちゃんは来てないみたね...みんなももうさすがに居ないか。)

ガラッ

梨子 「!」

先生 「お?まだ残ってたのか」

梨子 「えっあ、はい、音楽室に居た時忘れ物思い出しちゃって、あはは...」

先生 「そうか、遅くならにうちにかえるんだぞぉ~」

梨子 「分かりました」

ガラガラ ピシャ

梨子 「ふぅ」
(びっくりしたぁ~...でもこれで少しは緊張取れたかも)

教室前廊下

曜 (緊張するであります。これで断られたらどうしよう....)

先生 「お?曜もまだ居たのか」

曜「!」ビクっ!

曜 「なっなんだ先生かぁ~。驚かさないでくださいよぉ~」

先生 「あっはははは、そんなに驚く事か?さっき梨子も教室で合った時同じ反応してたな。まぁいい、曜も遅くならないうちに帰りなよ」

曜 「了解であります!」(`・ ω・´)ゞビシッ!!

先生 「じゃあ」

曜 ノ゙

曜 (梨子ちゃん...もう教室に居るのか...)


曜 「よし!」
(先生と話して少し緊張が取れたであります!早く教室に行こう!)

教室

ガラガラガラ

梨子「! 。やっと来た」

曜 「おっ遅くなったであります//」

梨子 「それで、用事ってなに?」

曜「えっとぉー...それはぁー....」

梨子 「?」

曜 (言うって決めたんだ!言わなきゃ!)

曜 「えっとね。」

梨子 「うん」

曜 「り、梨子ちゃんのことが....」

梨子 「うん」

曜 「す、す....好き!....かも...」

曜 (言っちゃた....断られちゃうかな...)

梨子 「曜ちゃん」

曜 「はっはい!」

梨子 「私のこと好き....[かも]なの?」

曜 「いや、その、えっとぉー.....」

曜 (やってしまった...もう、断られて終わりだ) グスッ

梨子 「私は曜ちゃんのこと好きだよ?友達としてじゃなくてね?」

曜 「え?」

梨子 「曜ちゃんは[かも]なの?」

梨子「もう一度ちゃんと聞かせて?今度は目を見て」

曜 (あぁ、やっぱり私は梨子ちゃんのこと好きだ)

グスッ

曜 「私は」

梨子 「はい」

曜 「私は!梨子ちゃんのことが!」

梨子 「はい」

曜 「好きです!」

梨子 「はい」

梨子「これからよろしくね、曜ちゃん」

曜 「はいであります!」




end




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