ベジータ「召喚に応じてやったぜ。俺が貴様のマスターだ」凛「!?」 (27)

※ほのぼのです

ベジータ「クックック…下等生物の分際で誇り高きサイヤ人の王子、ベジータ様を召喚するとは運のいい奴だぜ……この宇宙最強のベジータ様を召喚したからには貴様の優勝は間違いない」

ベジータ「精々俺様のサーヴァントとして働くんだな!はーっはっはっはっはっ!!!!」

凛「あ、あんた、聖杯戦争のルールをわかってんの!?あんたのマスターは私なの!!」

ベジータ「口を慎むんだな下等生物……次にこのベジータ様を小間使い扱いしやがったらぶっ殺すぞ」

凛「ひ、ひっ…!?言っとくけど、私を殺したらあんたも消えるんだからね!」

ベジータ「くっくっくっ…この宇宙最強のベジータ様がドラゴンボールもどき程度に縛られると思われているとはな……」

ベジータ「貴様の貧弱な気では俺を0.1秒すら現世に留めておくこともできないくせに自惚れやがって」

凛「へ、へえ。あんたこそ、宇宙最強なんて頭の悪い称号を名乗るからには強いんでしょうね…」

ベジータ「このベジータ様を試すか……おもしろい。その身を持って知りやがれぇ!!!」グチャァ!!!!!!!!!!!!!

ベジータが凛の腕を踏み潰す。

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踏み潰すってどういうこと?
凛はずっと地面に寝そべってたの?

凛「ぎゃあああああああああああああああっ!?」

ベジータ「はーっはっはっはっはっ!!!思い知ったか下等生物!!今度はその足にこのベジータ様の実力を刻み込んでやるぜ」

ベジータの気が高まっていく。

凛「ひっ……!令呪をもって命ずる!攻撃をやめなさい!ベジータ!!」

ベジータ「ぐっ!?」ギリリ

ベジータの気が令呪によって抑えられる。

ベジータ「バビディみたいなことをしやがって…!誇り高きサイヤ人の王子であるこの俺を令呪ごときで抑えられると思うなーーーーーーっ!!!!」

ベジータの気が爆発した。

超ベジータ「くっくっく…!」ベキボキ

ベジータの脚が凛の両脚を破壊する。

凛「ぎぎゃあああああっ!?令呪を……はね退けた…!!」

>>2
アドバイスありがとうございます。
確かに言われてみるとおかしいですね。わたくしとしたことが気付きませんでした。
凛は召喚時の疲労で片膝をついていたということにしてください。

凛(こ、こんな危険な奴、私には制御できない…!こ、こうなれば…!)

凛「令呪をもって命ずる!!自害しなさい!」

超ベジータ「くっくっく…サーヴァントの分際でマスターである俺に自害しろなどと…どうやらまだ身の程を理解してねえようだな」

凛「いくら化け物でも…令呪の重ね掛けには耐えられないでしょう!令呪をもって命ずる!自害しなさい!!」

超ベジータ「くっくっくっ…!」

超青ベジータ「はーっはっはっはっはっ!!!!」

ベジータはスーパーサイヤ人ブルーになった。

凛「令呪の重ね掛けでもダメだというの…!?」

超青ベジータ「くっくっくっ…下等生物如きが宇宙最強のベジータ様の本気を堪能できるんだ。ありがたく思うんだな」スパァン

凛「ひぎっ!?」

ベジータが超高速で凛の背後に移動して凛の尻を平手打ちした。

凛「おぐっ……ぐ、ぐおおお……あ…あああ………わ、わたっ、私の……」

凄まじい威力の平手打ちは凛の尻の肉を削り取っていた。
肉がむき出しになった尻にベジータがさらに平手打ちをする。

超青ベジータ「くっくっくっくっ……従順なサーヴァントになるまで俺がしっかりとしつけてやろう」ドゴォッ

凛「ぎゃあああああっ!!」

超青ベジータ「強情な奴だぜ……どうやら痛みが足りねえようだな」

凛「まっ、待って!なる!サーヴァントになるから……あっ、ぎああああああああっ!指、指っ!!」

ベジータはすさまじい力で凛の爪を掴んで圧力を加えた。凛の爪にひびが入り、血が噴き出す。

超青ベジータ「くっくっくっく……さぁて、自分の立場がわかったか?俺のサーヴァントよ」

凛「痛い……痛いよぅ……」

超青ベジータ「貴様…どうやらまだこのベジータ様がご主人様だということがわかっていねえようだな!!」ボゴォッ

ベジータの高速の殴打が凛の腹部を直撃する。凛は胃の中のものを全て吐き出しもだえ苦しんだ。

凛「ぐぎっ…がっ……」

痙攣する凛の腕を踏みつぶし、ベジータが笑う。

超青ベジータ「よーし、もう一度だけ聞いてやろう。俺がマスターでてめえがサーヴァントだ。わかったな?」

凛「わ、わかりま、した…」

ベジータ「ようし、いいだろう」

ベジータはスーパーサイヤ人ブルーを解除した。

ベジータ「くっくっくっ…俺がマスターになったからには安心するんだな、下等サーヴァント!貴様をこの天下一聖杯戦争で優勝させてやるぜ。まずはクラスを決めるとするか……」

凛「うぐっ…ひぐっ……」

ベジータ「くっくっくっ…てめぇのクラスはドドリアだ。忘れるなよ下等サーヴァント」

~数日後~
ベジータ「ん?ゴミみてえな小さい気が近付いてきやがる」

ランサー「よう。あんたがアーチャーかい」

ベジータ「くっくっくっ…初戦闘だ。行け、下等サーヴァント」

ランサー(…ん?こいつがサーヴァントじゃないのか?)

ベジータ「ドドリアッ!!はやくしやがれーーーーーーっ!!」

凛「うっ…うっ…」ずるずる

ベジータの背後から首輪に繋がれたボロボロの凛が現れる。
既に満身創痍の凛は歩くという行為すら満足にできず何度も地面に体を叩きつけながらもベジータの命令に従おうとランサーへ向かっていく。

ベジータ「貴様ぁ!なんだその体たらくは!令呪をもって命ずる!きちんと戦いやがれぇ!!」

凛「れ、令呪って、もう100回以上使って…」

ベジータ「口答えするんじゃねえ!!!」ドゴッ

ベジータの蹴りが炸裂する。凛が凄まじい速度で吹き飛ばされる。ランサーは思わず凛を受け止めた。

凛「がっ…ぎっ…」ピクピク

凛はランサーの腕の中で痙攣している。

ランサー(さ、流石に同情するぜ…)

ランサーは凛を離れた位置に置くとベジータに向き直った。

ランサー「狂ったサーヴァントだ。アーチャーじゃなくてバーサーカーの間違いなんじゃないのか?」

ベジータ「貴様…宇宙最強の戦闘民族、誇り高きサイヤ人の王子であるこのスーパーベジータ様を召使い呼ばわりだとぉぉぉぉぉぉっ!!!」

ベジータの気が高まっていく。

ランサー(こいつ!!やばい!!)

ランサー「ゲイボルグっ!!!」

ベジータ「ハァァァァァァァッ!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

ゲイボルグはベジータのあまりの気に近付くことができず消滅した。

超2ベジータ「ハァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

大地が揺れ、空が割れてバチバチと稲妻が走る。

ランサー(やばいやばいやばいやばいやばい!!う、動け、足!ここから今すぐ逃げないと、やばいっ!!)

ベジータ「ファイナルフラーーーーーッシュッ!!!」ドギュウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ランサーはDNAすら残さず消滅した。

ベジータ「ちっ…使えんサーヴァントめ……次にマスターである俺の手を煩わせたら命はないと思えよ!」

凛「うぐぐっ…す、すみません、マスター……」

ベジータ「わかればいいんだ…」ニヤッ

ベジータ「ん!またサーヴァントが近付いて来やがる…ん!?こ、この気は!!」

悟空「ベジータ!ようやく見つけたぞぉ!」

ベジータ「カカロット!!貴様っ、なぜっ!?」

悟空「ブルマたちに聞いておめえがドラゴンボール使って聖杯戦争っちゅー大会に出たって聞いてよぉ〜。オラもナメック星のドラゴンボール使って来たんだ!」

ベジータ「ブルマめ〜!余計なことを〜!」

悟空「それよりおめえもマスターなんだろぉ?オラと聖杯戦争しようぜ!いけ、オラのサーヴァント!!」ジャラ

イリヤ「ごほっ、やっ、やめてバーサーカー、ひ、ひっぱらないで…」

悟空「オラは孫悟空だーーーーーーっ!!!!」バキッ

悟空の掌底打ちがイリヤに炸裂する。

悟空「おめえ何回言えばわかるんだ!!オラはバーサーカーなんて名前じゃねえっ!!!」ゴスッドゴッ

イリヤ「ご、ごめっ、やめっ、いたっ…!」

悟空「おっと、いけねえ。今からベジータのサーヴァントと戦うんだった」

ベジータ「くっくっくっ…俺のサーヴァントは強いぞ…!ドドリアよ、令呪をもって命ずる!死んでも勝てっ!」

凛「なっ…!」

ベジータ「返事は!!」

凛「うぐっ…は、はい!マスター!!」ヨロヨロ

イリヤ(あ、あの人も…)

悟空「令呪使うなんてずりぃぞぉ!ならオラも令呪を持って命じっぞ!!スーパーサイヤ人になれっ!」

イリヤ「そ、そんなのむりっ…」

悟空「オラの言うことが聞けねえのかーーーーーっ!!!!」ボゴォッ

悟空はイリヤの後頭部を掴んで地面に叩きつけた。
割れた頭部から流れ出た血が、イリヤの白い髪を赤く染めた。

悟空「やればできるじゃねえか!その赤い髪はスーパーサイヤ人ゴッドっちゅうんだ!」

イリヤ「ぎっ…いぎっ…」

ベジータ「カカロットー!貴様ずるいぞーー!なら俺も令呪を持って命じてやろう!!下等サーヴァント!!!貴様もスーパーサイヤ人ゴッドになれ!!!」

凛「えっ…」

凛(無理なことはわかってる…!で、でもやらなきゃ殺されるっ…!!)

凛「ええええええい!!」

凛は狂ったように自分の血を頭に塗りたくった。しかし黒髪の凛の髪の色は変わらない。

ベジータ「真面目にやりやがれーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」バゴォ

凛「ぎゃああああああああああああああああっ!!」

悟空「よし、いまだ!宝具を使ってベジータのサーヴァントを倒せ!」

イリヤ「宝具なんて…」

悟空「オラに口答えすんなっちゅーのがわかんねーのかーーーーーっ!!」ドゴォッ

イリヤ「おぐっ」

凄まじい勢いで蹴り飛ばされたイリヤがそのままの速度で凛に激突する。

凛「ぎゃあああああああああああああああっ!!」

悟空「お~っ、やればできんじゃねえか!」

ベジータ「ちっ…こっちも負けてられんぞ…!おい、ドドリア!とっととこっちも宝具を使いやがれぇ!!」

凛「む、無理…です…マスター…」

ベジータ「…なぁに」ニヤッ

凛「…ひっ!?」

凛「ぎええええええええええええええええええ!!!」ゴオオオオオオオオ

凛がすさまじい勢いで投げられる。

悟空「おっ!?くっそー!オラも!!」ブゥン!!

イリヤ「ぐえええええええええええええええええええええ!?」ゴオオオオオオオオオオオオオオ

ドガァ!!!

バラバラバラバラ!!!!!!!!!

マッハ100で投げられた凛とイリヤは互いにぶつかりバラバラになった。

ベジータ「まだだっ!ファイナルフラーッシュ!!」

悟空「オラも!かめはめ波ーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

2つの技がぶつかり合い周辺は崩壊寸前のナメック星のようになった。
ついでに聖杯を含む全てのサーヴァントは消滅した。

悟空「いや~。ベジータやっべえぞぉ」

ベジータ「チッ…やりすぎたな……」

ブルマ「ちょっとベジーターーーー!!」

ベジータ「ブルマッ!?くそったれーーーーーっ!!!」

ブルマ「あんたたちなんてことしてくれてんのよ。街の修理費、全部払ってもらうからね~」

悟空「いいっ!?オラもかっ!?」

ブルマ「当り前でしょ~!」

ベジータ「クソッタレーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!もう聖杯戦争はこりごりだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

界王「おっちょこちょいなベジータはほのぼのした聖杯戦争でちょっとしたハプニングに巻き込まれてしまったとさ。めでたしめでたし」

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