堀裕子「特別な事が出来るなら、やるのが使命だって思うんです」フィアンマ「わかる」 (12)

恐らくn番煎じであろうユッコ(デレマス)とフィアンマ(禁書)のSSです。短いです。

因みにスレタイの台詞、文字数の都合上端折りましたが正確には
「特別なことが出来るなら、やるのが使命だって思うんですよね」です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1519303044


堀裕子「誰ですかあなた!」

フィアンマ「……俺様は右方のフィアンマ。元世界的宗教の影の支配者だったりした、今はただの無職かな」

堀裕子「一人称が俺様の無職」

フィアンマ「そんなことより、特別なことが出来ると言ったな。実は俺様も出来るんだ」

堀裕子「おお! やはり能力者同士は引かれ合うのですね!」

フィアンマ「で、お前は具体的に何が出来るんだ?」

堀裕子「あ、えっと超能力を少々?」

フィアンマ「ほうあの街の能力者か? いや特別というからには原石か」

堀裕子「うーんよく分かりませんが確かに世界的スーパースターの原石みたいなところはありますね」

フィアンマ「何を言ってるんだお前は」

堀裕子「えぇ……」


フィアンマ「いやしかし俺様は嬉しいよ同じ考えを持つ者に出会えて」

堀裕子「はぁ」

フィアンマ「いや俺様も世界を救う力を持っていてな」

堀裕子(この人中二病なのかな)

フィアンマ「それで第三次世界大戦を起こしたりしたんだが高校生にぶん殴られてだな」

堀裕子「なんで世界を救う力使って世界大戦起こすんですか。そりゃ殴られますよ」

フィアンマ「いや俺様なりに世界のことを考えてだな」

堀裕子「常識的に考えてギルティです」


フィアンマ「そこまで言うなら聞くが、お前は超能力で何をやったんだ」

堀裕子「私は平和に普通にアイドルになりました」

フィアンマ「……?」

堀裕子「……?」

フィアンマ「……なんで超能力でアイドル?」

堀裕子「予知夢で見えたので!」

フィアンマ「特別なことをしろよ」


堀裕子「アイドルだって特別ですよ!」

フィアンマ「超能力が関係あるとは思えんのだが」

堀裕子「サイキックアイドルだから関係あるんですよ! どうです新しいでしょう!!」

フィアンマ「イロモノだろうが! 特別なことやるって言ったらやっぱり戦争とかだろう!!」

堀裕子「戦争なんてしませんよアイドルなのに」

フィアンマ「戦争といっても比較的クリーンな奴とかあるだろう! エリートとしての自覚がないのか!!」

堀裕子「……クリーンな戦争? エリート?」

堀裕子「国連崩壊……オブジェクト……操縦士……」ブツブツ


石川P「しっかりして下さい堀裕子(CV鈴木絵理)さん!」

堀裕子「あ、あなたはヘイ……315プロの石川P(CV石川界人)」

フィアンマ「ヘイ……なんだ」

石川P「あなたは堀裕子です。346プロのサイキックアイドル、堀裕子さんです」

堀裕子「そ、そうですね。私はびしょーじょさいきっくあいどる……」

フィアンマ「なんだそのみしろプロって」

石川P「346プロは大手の芸能プロダクションです。その規模はさながら城のようだとも言われます」

石川P「さながら346プロのアイドル達は素敵なお城に住まうお姫様といったところでしょう」

堀裕子「お姫様……うっあたまが。だいしきゅうえいせいへいをよんで」

石川P「やっちまったぜくそったれ!」

フィアンマ「俺様も早くそういうネタしたい」


フィアンマ「まぁ……とにかくアレだ。お前とは気が合わん」

堀裕子「でしょうね」

フィアンマ「帰るから俺様」

石川P「私も帰ります」

堀裕子「お疲れ様でした」ペコリ

P「待ちたまえフィアンマ君」ザッ

フィアンマ「なんだお前」

堀裕子「おやプロデューサー」


P「ちょっと小耳に挟んだんだが……君は美少女を15㎝くらいの小人に出来るらしいじゃないか」

フィアンマ「美少女っていうか神な」

堀裕子(なんでも安易に神神言う最近の若者かな?)

P「神……つまりいわゆる偶像、という奴だね?」

フィアンマ「ちなみに小人じゃなくて妖精化なんだが」

P「アイドル……日本語に直すと偶像だ」

フィアンマ「だからどうした」

P「よしアレをコレすればいけるな! もっと詳細な話をしよう!」カッ

フィアンマ「」ズルズル

堀裕子「……行ってしまった」




――こうしてなんやかんやでぷちデレラは生まれたのだった



惜しくも本編に入れられなかったおまけ


フィアンマ「大体お前本当に超能力使えるのか」

堀裕子「ムムッ、疑ってますね。良いでしょう見せてあげましょう私のサイキック!!」

堀裕子「むむむ~~~ん! サイキック世界救済!!」

(フィアンマの服の乳首と股間部分が破れる音)


おしまい

デレステのルームでのユッコのセリフ聞いて、
「なんかフィアンマみたいなこと言ってんな」
と思って絡ませてみましたが驚くほど話が合いませんでした。

やっぱ合作での短編以外のほぼ全ての作品でバトル展開入ってるような作者のキャラはダメですね
次何か書くならそういう禁書の作者が好きそうな物騒な要素抜きのSSを書きたいです
具体的にはちゃんみお主役のゾンビパニックものとか

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