先生「では…この問題を、よし、そこで居眠りしてる俺!」俺「ん?」 (14)

俺「先生、俺は居眠り何かしてませんよ」

先生「そうか、なら答えられるな?」

俺「はい、答えはキヌアです」

先生「…よろしい、着席したまえ」

俺「はい」

ガララッ

その時、ふと教室の戸が開けられた

生徒?「フシュウウウ…」

俺「…まさか」

先生「ん?なんだね君は」

先生「どこのクラスの生徒か知らんが…席に」ボンッ

俺「まずい…使徒だ!」

使徒が軽く殴りつけると先生の頭は吹き飛んだ

悲鳴に包まれる教室

俺はその中で1人だけ冷静だった

1人、また1人と生徒が殺されていく

俺「ちぃっ!!」

俺「魔力集中…発動!」

使徒「あギッ…」ブシュッ

俺「片付いたか…」

ギャル「…」

俺「…!」

俺「…(見られたか)」

優等生「皆落ち着け!落ち着け!」

優等生の言葉で冷静さを取り戻したものもいる

生徒たち「どうすんだよ」「なんだよこいつ」「なんで死んだんだ?」

俺「…」

ギャル「…ねぇ」

俺「ん」

ギャル「あんた何かしたの?」

俺「いや…」

ギャル「嘘、あたし見たから」

俺「…」

ギャル「それ、あたしにも出来るの?」

俺「無理だ」

ギャル「あんた、あいつのことしってんの?」

俺「まあな」

ギャル「それみんなに言ったほうが」

俺「知ったところで対処は難しい」

ギャル「知らないよりはいいよ」

ギャル「ねえ!みんな!俺君がこいつの正体知ってるよ!」

俺「なっ、バカ!」

優等生「ほう…話してもらうぞ、俺くん」

俺「…ちっ、わかった」

使徒とは魔族の操り人形であるということ、
操っている魔族を見つけて殺さない限り使徒になったものは死ぬまで元に戻らない
使徒になったものは強靭な力を手に入れ、使徒や魔族ではない人間を次々と殺していく
殺された際、稀に使徒になるものがいる

俺「と言ったところだ」

DQN「馬鹿馬鹿しい、なんだよそれ!」

委員長「しかし私達の目の前で起こった以上、信じないわけには」

DQN「…チッ」

優等生「俺達に出来ることはないのか?」

俺「挙動不審なやつを見たら全力でその場から離れたほうがいい、あいつらは力は強いが早く走ることは出来ない」

委員長「ねえあれ!」

俺「使徒の群れだな…」

優等生「この学校に向かっているのか!?」

他の教室からも悲鳴が聞こえる

俺「ちっ、おいお前!逃げるぞ!」

ギャル「え?あたし!?」

俺「生き延びたい奴は俺についてこい!」

DQN「お、おお!」

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