【安価】勇者「強くなりたい」 (108)

~酒場~

勇者「王様から魔王を倒すように勅命を受けた」

酒場の主人「ふんふん、それで?」

勇者「けど、僕の装備を見てくれよ」

酒場の主人「麻の服に穴の開いたズボン。剣らしいものはなく、家から持ってきた物干し竿を背中にしょっている」

勇者「そうだよ。まるでお話にならない。物干し竿で魔物を倒せると思う?」

酒場の主人「いいや、ちっとも」

勇者「そういうわけで、僕は強くなりたい。強くなるためには、魔物を倒さなきゃならない」

酒場の主人「ああ、お前さんは魔物を倒してくれる仲間が欲しいってことだな?」

勇者「そう! 名推理!」

酒場の主人「この酒場にゃ、東西から様々な商人や旅人が訪れる。お前さんに合った仲間も見つかるはずだ」

勇者の仲間>>3


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518191088

ハーピー

ハーピー「アタイはハーピーってんだ。よろしく頼むぜ、勇者殿!」バサッバサッ

勇者「ああ……はぁ……」

酒場の主人「どうした、期待外れだったか」

勇者「僕の話……」

酒場の主人「頼れる仲間が欲しいんだろ。こいつは空を自由自在に飛ぶし、鋭い爪で鉄鋼も切り裂く」

勇者「魔王退治に行くんだぞ? その途中、魔物を沢山殺すことになる。魔物に魔物を殺させるなんて、聞いたことがない!」

ハーピー「マオウってなんだ? ギャハハハハ!」

勇者「ええぇ……」

酒場の主人「彼女は魔王を知らない。人間の世界で暮らしてきたから、魔物が悪しき存在ということも教育されている」

勇者「魔王を知らないってのも問題なんだけど……まぁいいや。ありがとう、マスター!」

酒場の主人「おうよ。困ったことがあったら何でも相談しにきな!」

ハーピー「ありがとよ~おっさん~!」

ひそひそ……ひそひそ……

あの子……魔物を連れて歩いてるわ……

気持ちが悪い……どういう関係なのかしら……

勇者(やっぱりこうなる。魔物を町の中に入れるなんて、正気の沙汰じゃないからなぁ)

ハーピー「あ、あのさ。邪魔だったらアタイ、どっかに隠れてるから……」

勇者「君は悪くない、堂々としていていいんだよ」

ハーピー「ごめん……アタイのせいで勇者殿まで白い目で見られてる」

勇者「周囲の視線なんか気にするなよ。僕達は魔王討伐という、正しいことをしようとしているんだ」

ハーピー「そうだな、深く考える必要なんてないんだ。アタイ達は正しい! ギャハハハ!」

勇者「うん、その調子。気楽に構えていこう!」



~町の外に広がる草原~

勇者「ぽかぽかして気持ちいいね」

ハーピー「ほわぁ~」

勇者「どうしたの、あくびなんかして」

ハーピー「なんだか、眠たくなってきちまうな」

勇者「ふふっ、それもそうだね」

ハーピー「あっ、タンポポが咲いてる!」

勇者「ほら、楡の木に小鳥達が留まっているよ。かわいいなぁ」

ハーピー「勇者殿、花は鳥よりもいいものだぞ」

勇者「そうかい? 花もいいけど、鳥は歌うんだぜ」

ハーピー「鳥は糞を出すぞ」

勇者「花だって枯れたらそれでおしまいだ」

ハーピー「……やめようぜ。不毛だ」

勇者「魔王討伐の旅とは思えないほど、ほのぼのしているし……」

>>8「がgぅいおでぃでゃいdじゃ!!!!!!!!!」ザザザッ

道化師

道化師「がgぅいおでぃでゃいdじゃ!!!!!!!!!」ザザザッ

~道化師が現れた!~

道化師「ケッケッケ~! テメェらのような乳臭ェガキを殺して生皮を剥いで服飾に加工して着用するのが俺様の夢なんだよォ!!!」

勇者「あんだって!? 君のような外道を生かしておくわけにはいかない! ハーピー、準備はできてるか!?」

ハーピー「うす!」バササ

道化師「おっとォ~? 攪乱狙いで空を飛んでも、俺様の動体視力の前では止まっているのと同じだぜェ!」

ハーピー「そりゃ!」ガリッ

道化師「あ、あらァ!? いきなり目の前が真っ暗になったぞ!? なぜ!? なぜェ!?」ブンブン

~ハーピーの爪攻撃によって、道化師の眼球は潰されてしまった!~

道化師「はが~痛いよぅ~痛いよぅ~痛いよぅ~!」ボタボタ

勇者「クッ……覚悟しろ! 僕の経験値の糧となれ!」

ハーピー「おらァ!」

グチャッ

勇者達の勝利! 勇者は100経験値をもらった!

勇者のレベルが>>10上がった!

100

~勇者はレベル101になった!~

勇者「ぬん!」バキャア

ハーピー「パンチ一発で、楡の木が粉々に砕け散った! すげーッ!」

勇者「ああ……気持ちがいい」ゴゴゴゴゴ

ハーピー「心なしかガタイも少し良くなってる!」

勇者「物干し竿、用済みだな……。武器なんていらなかったんだ」ゴキッ

ハーピー「勇者殿、アタイもレベル上げたいな!」

勇者「うん、もう少しレベルを上げていこうか。次の町まで距離があることだし」

虎「ガルルル……」

勇者「ごらん。魔物が経験値をプレゼントしに、自分から寄ってきてくれたよ」

ハーピー「おお~!」

勇者「ここは僕に任せて」

ハーピー「え」

勇者「僕は虎を撲殺した男……勇者だ!」

~勇者の正拳突き! 虎の内臓は無残に破裂した!~

虎「おごぼぉ!」ドサ

勇者「ははは、どんなもんだい! 血を吐いて倒れやがったぞ!」

ハーピー「すごい……魔物一匹でここまで成長するんだな。流石は勇者殿だぜ!」

勇者達の勝利! 

勇者のレベルが>>14上がった!

とある団体の抗議により-1

とある団体「アニョハセヨ! アナタ今、カワイイ動物を撲殺しましたネ!?」

勇者「あ、はい。虎は魔物なので……」

とある団体「イケマセーン! 経験値は私達、動物愛護団体が没収致しマーズ!」

~勇者のレベルが100に下がった~

勇者「なにすんだよ!」

とある団体「アナタのような野蛮人はウンタラカンタラチンタラカンタラ」

勇者「ハーピー、やってしまえ」

ハーピー「勇者殿、相手は人間だぞ!?」

勇者「別に構わないさ! せっかくレベル101まで鍛え上げたのに、100に落とされてたまるか!」

ハーピー「アタイ、人間を殺めるのはいけないことだと思う」

勇者「うるせぇよ、さっさとブッ殺せよ! 減った強さの埋め合わせをしなきゃ、気が済まないんだ!」

勇者「ハーピー。頼むから、僕を失望させないでくれ」

ハーピー(そんなツラするなよ……)

ハーピー「ああもう、どうにでもなれだ!」ザシュッ

~ハーピーは鋭い爪で団体の主導者と思しき人物を切り裂いた! 喉笛から鮮血がほとばしる!~

とある団体「」

勇者「よーし、抹殺したな! これでまた経験値が手に入るぞ。やったね!」

ハーピー「こんなの、絶対間違ってる……」

勇者達の勝利!

勇者のレベルが>>16上がった!

-99

~勇者のレベルが99下がった~

勇者「はああ!? なんで!?」

ハーピー「人間を殺したからだ」

勇者「あいつは屁理屈をこねて、僕の経験値を奪ったビチグソ野郎だぞ!? 死んで然るべき豪傑だと思うが!」

ハーピー「勇者、ちょっと落ち着こうぜ」

勇者「おい、殿はどうしたんだ! ちゃんと名前の後に敬称をつけろよ!」

ハーピー「ごめんな」

勇者「ごめんで済んだら自警団はいらないっつーの! ああくそ、気分が悪い!」

ハーピー(神様、どうして勇者のレベルを下げたんだよ)

ハーピー(一気に初期状態まで戻されちまうなんてさ……。あまりにひどい)

~行きどころのない怒りを、ハーピーにぶつけるしかなかった~

勇者「お前がしっかり経験値を稼がないから、僕のレベルが1まで下がっちまったんだろうがあああ!!!」ブチッブチッ

ハーピー「いてッ、いててッ……! 勇者殿、やめて! 羽根をむしらないで!」

勇者「ふぬーッふぬーッ」

ハーピー(勇者殿はパニックを起こしているだけなんだ。アタイが頑張れば、きっと元の勇者殿に戻ってくれるはず)

勇者「>>18


前のやつ依頼は出した?出してないならわかってんだろうな

名前 メカドック
性別 無し
解説 口から火炎放射やビームを放つ機械獣

体力 3
攻撃 2
知力
精神(1)
精神(2) 1
肉体

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前の奴ってどれだよ

部員ID:先詠む人
ここは現在札切 龍哦(通称王様、もしくはご機嫌王等)さんの手によって連載されている作品「人理を照らす、開闢の星」の感想欄から始まった読者=部員たちが動く為の場所です。
URL:https://syosetu.org/novel/137505/ (ハーメルンの該当作品目次ページに跳びます。)

現在、ご機嫌王率いるカルデアは第6特異点キャメロットにカルデアは進出。
本来ならば部員たちもそれに続くように全員が第7特異点であるウルクへと向かいたいところだが、部員たちの活動場所が運営と言う名の抑止力にて消去されたために行動不可能になっています。ですので札切さんの許可を得て、こちらに活動場所を設置。
ここはもともと小説と言うか、二次SSを書く場所なので、長い文を書いてもいいですし、多少。世界に影響が出ないレベルなら多少暴れても所長が前に言っていたガイドライン、及びこの母体となっているサイトのガイドラインに沿ってさえいれば抑止に怒られないはずです。

ここは、参加者全員が部員として夜空に輝く星のように物語を彩る星となってもいい場所です。(なお、ちゃんと本編に影響は出るのでここで行った行為は無駄にはなりません)
ただし、あくまでも部員が活動するここはカルデアの動きを川の本流とするならば支流。そのため、この第7特異点で言うならばケツァルコアトルとか、エレキシュガルとか、ゴルゴーンを撤退させたり、ケツァルコアトルの戦闘欲を収めるために兵士の代わりにウルでルチャをしたりするのはいいですが、未だ眠っている〇〇〇〇〇を含めたメインの敵を倒すのは絶対的なタブーです。
元々ハーメルンにて部室崩壊などを経験した人は一度議題にも挙がっていたので承知の上でしょうが、場所を移したことで新規参加者が出るであろうと予測ができるために念には念を入れて書かせていただきます。

次出張所は>>850を踏んだものが作成。その際のタイトルは踏んだ部員のセンスに各自任せる。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518174190

>>27
前の奴がどれかって聞いてんの
黙ってんじゃねぇよ

話が通じないのってホント困るわ
どれか提示してくれたら、こちらも助かるんだけど

自分で立てたスレのことも忘れるとかやばいな

あ、該当スレタイで検索かけてヒットしなかったから依頼出してないのはちゃんと確認済みなので

>>31
前に指摘された三つのスレならとっくに依頼出したぞ
他は知らん

>>32
そりゃ処理されてないってことだろ
俺はちゃんと出したからな

HTML依頼スレ確認してみろ
絶対に出している

【安価】お爺さん「魔王が出たみたいでの~」勇者「クッ……マジかよ!」
【安価】お爺さん「魔王が出たみたいでの~」勇者「クッ……マジかよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516201203/)

これはでてない

>>38
それまだ書いてる途中だぞ
勝手にエタったとか荒らす口実にするんじゃない

お前はそう言って書いた試しないじゃん。信用0なんだよ

分ったらさあ散った散った
人のSSを完結扱いにするとは無礼千万
続きならまだある

>>41
一ヶ月過ぎて続きがなかったら、エタったと思ってくれていいぞ

気持ち悪ぃな
監視しても何も面白くないぞ

一旦流れが途切れたのでここから再開

~勇者のレベルが99下がった~

勇者「はああ!? なんで!?」

ハーピー「人間を殺したからだ」

勇者「あいつは屁理屈をこねて、僕の経験値を奪ったビチグソ野郎だぞ!? 死んで然るべき豪傑だと思うが!」

ハーピー「勇者、ちょっと落ち着こうぜ」

勇者「おい、殿はどうしたんだ! ちゃんと名前の後に敬称をつけろよ!」

ハーピー「ごめんな」

勇者「ごめんで済んだら自警団はいらないっつーの! ああくそ、気分が悪い!」

ハーピー(神様、どうして勇者のレベルを下げたんだよ)

ハーピー(一気に初期状態まで戻されちまうなんてさ……。あまりにひどい)

~行きどころのない怒りを、ハーピーにぶつけるしかなかった~

勇者「お前がしっかり経験値を稼がないから、僕のレベルが1まで下がっちまったんだろうがあああ!!!」ブチッブチッ

ハーピー「いてッ、いててッ……! 勇者殿、やめて! 羽根をむしらないで!」

勇者「ふぬーッふぬーッ」

ハーピー(勇者殿はパニックを起こしているだけなんだ。アタイが頑張れば、きっと元の勇者殿に戻ってくれるはず)

勇者「>>51

>>53でお願いします

拘りがあるのか何なのか知らないけど毎度毎度文体が分かりやすいんだと思う

安価下

勇者「お家に帰る」ザッ

ハーピー「最初の町に戻っちまうのか?」

勇者「休みたいんだ」

ハーピー「せめて、次の町までは行ってみようぜ。休むのはそれからでもいいだろ?」

勇者「脚に力が入らないんだよ……レベルが落ちたショックなのかな、これ」

ハーピー「魔物はアタイが相手するから、そんなこと言わないでさ」

勇者「あッ、本当ダメだ。脚がゴボウになった。ぬかるみにはまってしまったみたいに、全然動かない」

ハーピー「仕方ねーな。アタイの背におぶされよ」

勇者「そんなことをしたら、君が……」

ハーピー「ハーピーは空の運送屋だ。どれだけ重い荷物を背負っても、空を飛ぶ力に支障は出ないぜ」

勇者「恩に着る。次の町まで僕を連れて行ってくれ」

ハーピー「りょーかい!」

勇者「よいしょっと。重くない? 大丈夫?」

ハーピー「軽い軽い! とばすぜ!」

~ハーピーは勇者を背に乗せて、次の町まで飛び立った!~

次の町の様子>>58


前スレの勇者が活躍してる

~海辺の町~

勇者「やっと着いた~! 海辺の町!」

ハーピー「先代の勇者が町に巣くうゴーレムと堕天使を排除してから、すっかり観光都市に様変わりしたらしいぜ」バサッバサッ

勇者「確かに、夜空が綺麗だなぁ。ほら見て、星明りが波間に揺れている」

ハーピー「しばらくは、ここを拠点に活動するしかねーな」

勇者「そうだね。ギルドの依頼をこなせば、懐も温まるだろうし」

ハーピー「ともかく、まずは宿を探そうぜ」

勇者「今から泊まれる宿なんてあるのかい?」

ハーピー「>>60

あ、あそこに前スレの勇者が

ハーピー「あ、あそこに先代の勇者が」

勇者「……?」

ハーピー「見え……ない?」

勇者「ああ、銅像のことか。あちこちに建てられてるし、見間違えるのも無理もない」

ハーピー「いや……あの銅像が一瞬だけ、まばたきするほんの一瞬だけ、動いたような気がしたんだ」

勇者「ははは、銅像が動くわけないよ。よほど疲れているんだね」

ハーピー「>>64

【安価】お爺さん「魔王が出たみたいでの~」勇者「クッ……マジかよ!」
【安価】お爺さん「魔王が出たみたいでの~」勇者「クッ……マジかよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516201203/)

の登場人物でもある女勇者に間違い無いわ。肉体もちゃんと存在しているし町の人たちも勇者と慕っている光景が広がっているじゃない

ハーピー「【安価】お爺さん『魔王が出たみたいでの~』勇者『クッ……マジかよ!』の登場人物でもある女勇者に間違い無いわ。肉体もちゃんと存在しているし町の人たちも勇者と慕っている光景が広がっているじゃない」

勇者「アッ……! つまり、女勇者は最終的にはゴーレムと堕天使を討伐し、英雄として崇められたってわけだね!?」

ハーピー「そういうことになるな。だから銅像が広場だけでなく路地裏にも海岸にも、至る所に建てられているのさ」

勇者「会ってみたいな……女勇者に」

ハーピー「そりゃ、どうして?」

勇者「町の危機を救った彼女に師事すれば、強くなるヒントのようなものが、分かるかもしれない」

ハーピー「勇者殿は誰かに師事する必要はないぜ。アタイが強くしてやっから。アンタはゆったり構えていればいいんだよ」

勇者「ありがとう、君は最高の相棒だ」

ハーピー「着いたぜ。ここ、町で一番大きな宿なんじゃないかな」

宿の外観>>70

ゴミ屋敷

勇者「くさい! なんだこれ、そこら中にゴミが打ち捨てられてる!」

ハーピー「宿……なんだよな……? うん、やっぱりINNって看板に書いてあるし、宿なんだよ」

路上に座っている老人「昔はこの宿も、もう少し小洒落た外装をしていたんじゃがの」

路上に座っている老人「観光客の中にはマナーのなっていない輩も沢山おる。そういう者が、記念にと宿の壁に落書きしたりゴミを捨てていったりしたんじゃよ」

路上に座っている老人「あんたらも、観光客なら気をつけることじゃな。この辺りでは、観光客を狙ったスリも流行っているらしいしの」

勇者「なるほど……ありがとうございます。ハーピー、本気でここに泊まる気?」

ハーピー「一番大きな宿がこの有り様じゃ、他はもっと悲惨だ」

勇者「まぁ、なぁ」

ハーピー「勇者殿、金は持ってるだろ? 先に部屋に入っていてくれよ。アタイは用事があるから、それをまず済ませたい」

勇者「ん、わかった。魔物も一緒に泊まれるか聞いてみる」

ハーピー「無駄無駄。どうせ魔物なんか泊まれやしないさ。アタイは空から部屋に入るよ。窓、開けてもらえたら嬉しいな」

ハーピー「早く勇者殿のレベルを上げてやらないと」

ハーピー「あいつ、今は笑ってるけど結構無理してると思う」

ハーピー「99レべのダウンが応えたんだろうな。ここは相棒であるアタイの頑張り時だ」

ハーピー「朝陽が昇るまで、ぶっ通しで闘い続けてやる!」

ハーピーの向かった場所>>73

こういうのは安価取らないのが一番だよ。取ってやるから調子に乗るのさ

安価下

大丈夫大丈夫! 今度は完走できるから! 確信があるから!

安価下

分からん! 200までには終わるんじゃないかな! 

安価下

とりあえず今度こそ再開

安価下でお願いします

ハーピー「早く勇者殿のレベルを上げてやらないと」

ハーピー「あいつ、今は笑ってるけど結構無理してると思う」

ハーピー「99レべのダウンが応えたんだろうな。ここは相棒であるアタイの頑張り時だ」

ハーピー「朝陽が昇るまで、ぶっ通しで闘い続けてやる!」

ハーピーの向かった場所>>84

荒らしがわざわざ安価下って書いてるの面白すぎる

最安価>>86

こんなスレ取る価値もねぇし

安価下

価値はなくとも完結させる必要はある

安価下

もうこれ安価する意味ねぇな
荒らしの温床だわ
非安価で進めるぞ

今回こそ平和に完結するはずだったのにね……
途中までうまくいってたし

~山岳地帯~

ハーピー「よし……今夜の狩場はここだ」

リザードマン「ケッケッケ、やっぱ人間の肉はうめぇなぁ。コラーゲンたっぷりで美肌効果もある」

ハーピー「勇者殿、アタイがアンタのレベルを100まで上げてやる。だから、そっからはアンタひとりの力で頑張るんだ」

リザードマン「おやおや、珍しいな。南の地域に住むハーピーが雪山まで来るとは。さ~て、どうやって可愛がってあげよ」

ハーピー「疾風魔法! それっ!」

リザードマン「ぐ、ぐわー!」

ハーピーの勝利!

勇者は1の経験値を得た!

タニシの魔物「リザードマンがやられた!」

ハーピー「轟雷魔法! たあっ!」

タニシの魔物「ぎゃあああああ!」

勇者は1の経験値を得た!

ハーピー「はあっ!」

ハムスターの魔物「痛い!」

勇者は1の経験値を得た!

ハーピー「おらぁ!」

ゴリラの魔物「か、怪物だーっ!」

勇者は1の経験値を得た!

ハーピー「ふぅ……ふぅ……くそっ……これでも、まだ足りないのか。レベル100って凄いんだな……」

ハーピー「いかんいかん、アタイが弱音吐いてどうすんだよ……。もう一丁だ! かかってこいやあああ!」

~ハーピーは夜明けまで闘い続けた~

~夜明け前。連戦に次ぐ連戦で傷ついたハーピーは、群青色の空をゆらゆら飛びながら海辺の町に帰り着いた~

ハーピー「勇者殿、ごめんよ……。40までしかレベル上げられなかった。アタイが弱かったから……申し訳ない気持ちでいっぱいだ」

~ゴミ宿屋の前~

ハーピー「あ……三階の窓が開いてる」

~ハーピーは翼を広げて、窓が開いている部屋にずしゃあっと滑り込んだ~

ハーピー「うぐぐ……」

勇者「すやすや、すやすや」

ハーピー「勇者殿の寝顔、かわいいなぁ……。こんな人と一緒に旅ができるなんて、アタイは幸せ者だ」

勇者「ううむ、魔王め……ぐううっ……」

ハーピー「うなされてる……かわいそうに。アタイがそばにいるから、夢の中でまで苦しむなよ……」

~ハーピーは勇者の眠るベッドに寄り添って身を横たえた。穴の空いた翼がズキズキ痛んだが、勇者のことを考えると、不思議とその痛みは和らいだ~

~翌朝~

勇者「おはよう、ハーピー。なんだか清々しい朝だね! 魔王のことを考えて寝ていたら、ほら見てよこれ!」

~勇者の指先から火が噴き出した~

ハーピー「すっげぇ……中級の火焔魔法じゃねーか! すげーよ、勇者殿!」

勇者「寝ているだけでレベルが上がる。やっぱり僕には勇者の素質があるんだなぁ」

ハーピー「……そうだな、やったじゃん!」

勇者「ところでハーピー、昨日言ってた用事は何だったの?」

ハーピー「用事……用事かぁ! あれだよあれ、露店の食べ歩きしてたんだよ」

勇者「いいなー、僕も行きたかった」

ハーピー「カエルの卵とかナマズの精巣とか、人間世界じゃゲテモノとされてる食い物ばっかだ。勇者殿が食ったら、腹壊しちまうだろ」

勇者「相棒が逞しくて喜ばしい限りですっ」

ハーピー「で、今日の予定は?」

勇者「ギルドの依頼を受けてみる。他の冒険者と交流して魔王の情報も得たい」

ハーピー「お、それいいな! あッつつ……」

勇者「大丈夫? どこか痛むのか?」

ハーピー「擦り傷だ、気にすんな」

漁師「寄ってらっしゃい見てらっしゃい! ついさっき水揚げされたばかりの、新鮮なカツオの叩きだよ!」カァンカァンカァン

勇者「港町は魚料理が売りなんだよね。僕、まだ魚を食べたことがないんだ」

ハーピー「ふぅん」

漁師「魚の臭みは香草で抜いてあるぜ! カツオの旨味とピッチピチの食感が舌の上で踊り、食べた者はたちまち至福の世界へと……」

勇者「あの、ふたつください」

漁師「まいど! 彼女さん、ハーピーのコスプレしてるんだね! カワイイじゃないか!」

勇者「いえ、実は彼女、本物の……」

ハーピー「あーあーあーあー! サンキュー、おやっさん!」

~ハーピーは紙皿をひったくるように受け取ると、勇者の背中を押して歩き出した~

勇者「どうしたんだよ急に。別に魔物だと言っても問題ないと思うけど」

ハーピー「あっちが衣装だと勘違いしているんだから、無理に訂正する必要はないだろ。厄介ごとに巻き込まれたら面倒だ」

勇者「厄介ごとって?」

ハーピー「魔物が出入りしているなんて、イメージダウンに繋がるに決まってら。都市側からしたら、いい迷惑だぜ」

勇者「隠し通すしか、ないのかい?」

ハーピー「ああ。人間と魔物の共存なんて、端からできっこないんだ」

勇者「でも、僕とハーピーは共存できているじゃないか」

ハーピー(だったらいいんだけどな。ひょっとして、ただお互いに依存しているだけなのかもしれない)

~ギルド・海辺の町~

吟遊詩人「先代の勇者様が町で暴れていたゴーレムと堕天使を討伐してから、この冒険者ギルドは誕生したんだ」

吟遊詩人「勇者様がいつでも現れてくれるとは限らない。自分の身は自分で守らなきゃならない。最初はもっと厳格な軍隊染みた組織だったのさ」

吟遊詩人「それが何十年も経つにつれ、徐々に商業化していった。非力な町民から金を取り、代わりに依頼をこなす。はは、何でも屋かっつの」

吟遊詩人「まぁ、町を囲む城壁には巨大な弩や砲台が据えてあるし? 手練れの冒険者も多い。魔物の脅威なんてのは、もはやゼロに等しいんだ」

吟遊詩人「ブックブクに肥えた商人共が目をつけるのも、無理もねぇよな。この平和なご時世、もっとも儲かる職業なんだから」

吟遊詩人「ギルドと契約を結んだ卑しい商人共は、報酬金の半分を持っていっちまいやがる。金貨1000枚もらうところが、200枚に減らされたりとかザラだ」

吟遊詩人「あんたら、冒険者だろ? 一目見ただけで分かったぜ。老婆心で忠告しとくけどよ、今のギルドは設立当初のギルドとは全然違う」

吟遊詩人「魔物討伐の依頼なんてほとんどない。逃げた家猫を捕まえろだとか、糞紙が切れたから届けてくれとか、ふざけた依頼ばかりだ」

吟遊詩人「報酬金の高い依頼はほとんど、金持ちが雇ったエセ冒険者が独占してる。余所者が食い込める隙間はまったくねぇ」

吟遊詩人「強くなりたい? だったら回れ右して町を出て行きな。そんで雪山でゴーレムマラソンでもするんだな。そっちのがよっぽど効率的だ」

吟遊詩人「海辺の町は堕落した。観光都市という名誉の上に胡坐を書いて、メシばっか食い続けた結果がこれだ」

吟遊詩人「以上、先達からのギルド講義でした。どうだ? ギルドで金を稼ぐことの無意味さが分かったか?」

勇者「はぁ……」

ハーピー「ここまで熱弁を振るわれたら、ちょっと考え直しちゃうよな」

勇者「考え直すって……ご飯を食べる金や宿に泊まる金はどう捻出するつもりなんだよ」

ハーピー「あ、そっか。財布がスッカラカンなんだっけ」

勇者「吟遊詩人さん、せっかく忠告して頂いたのにすみません。どんなに少なくても、僕らはお金が欲しいんです」

吟遊詩人「別に止めねぇけどよ、あんまり深くのめり込むなよ。安い賃金でこき使われることに快感を覚え始めたら、取り返しがつかなくなる」

ハーピー「そんなに労働環境が悪いんだ……」

勇者「さてと、どんなものかお手並み拝見だね」

受付「おはようございます。現在、26件の依頼が届いております」

ハーピー「朝早くから、26件も来ているのか! すっげー!」

勇者「ふむふむ、どんなのがあるんだろう」

依頼の内容>>103

安価出すなゴミが

最安価>>106

安価スレとして成立しないので依頼出してきますね

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