上条さんと吹寄さん (54)

この作品は昔に書いた未完で終わってしまった作品のリメイクです
内容は上条と吹寄がもし小1の頃からの友達だった場合のif物語です

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彼は疫病神だと言われていた

最初は、偶然だと言われてた

偶然、彼はこけて

偶然、彼は物を落として

偶然にも彼が乗った遊具が壊れて

その偶然が積み重なっていき、こいつがいたせいでとなり

とうとう、彼は疫病神と言われるようになった

疫病神と言われるようになった彼に石を投げつけられた

たとえ、彼が傷ついても周囲の人物は見向きもしないどころか彼を嘲笑いメデイアは彼を化け物かのようなを行った

そしてとうとう、彼は背中から包丁を刺された

理由はとても簡単だった。

疫病神のせいで会社をクビになり借金を抱えたからであった

もちろん彼は関係なかったのだが

彼は刺されたにも関わらず両親達以外からは悲しまれず、それどころか喜んでるものまでいた

そして、彼の両親は決意をした

迷信を信じないであろう科学の街へと愛息子を送ろうと

「……上条当麻ですよろしくお願いします」

現在、彼は入学式が終わり自己紹介をしていた。鼻にティッシュを詰めた状態だったが

理由は、入学式の退場の際にこけて鼻血を出したためであっただった

自己紹介も終わりそして、なんだかんだで入学式から一週間経とうとしていた

彼は結局一人ぼっちだった。

彼は前の頃のトラウマによりなかなか話しかけられずにいて暗くなっていた

やはり、子供はそういうところに敏感で暗い子には話しかけないで性格が明るい子に行くのだった

彼は休み時間なのに喋る相手もいないので机にうつ伏せて寝たふりをしていると

そんな彼に話しかけよあとした彼女が一人現れた

彼女は彼の机の前に前で来ると机を軽く叩いた

「かみ…じょう…とうまくんだっけ?」

「…うん、そうだけど」

「もしよかったら、私と遊ばない?」

「僕と、遊んでくれるの?」

「そうだよ、同じクラスの子と仲良くしちゃ悪い?」

「そんなことないよ!」

彼女には、話していくうちにだんだんと笑顔になっていく彼の姿が目に写っていた

「なーんだ、とても良い笑顔できるじゃん。とうま君は笑った方がいいよ」

「そうかなあ?」

彼は、久しぶりに他人に笑顔を見せた。

「そういえば、君の名前はなんなの?」

「凄く、今更だね。 私の名前はせいり、吹寄制理だよ」

「よろしくね、せいりちゃん」

彼と彼女が遊ぶようになって早三ヶ月がたち

学校の帰り道に彼女は伝えなければならないことを言おうとした

「ねぇ、とうま君」

「ん?どうしたのせいりちゃん」

「うんうん、やっぱりなんでもない」

しかし、彼女は伝えることができなかった

「そっか、じゃあさ、明日土曜日だからどっか遊びに行こうよ!」

「…ごめんね、とうま君、明日と明後日忙しいから遊べないんだ」

「うんー、それなら仕方ないっか」

「本当にごめんね、とうま君」

「何度も謝らなくていいよ」

「うん」

「じゃあ、僕こっちの道だからまた学校でね」

「……じゃあねとうま君」

と別れて歩いていた彼女の背中は震えていてごめんねとうま君と呟くのだったが彼は全く気づかなかった

土曜日になり

日曜日になり、彼はいつものように夕方に某巻貝さんを見て憂鬱になりながらも宿題をていて、やり終えた後にお茶をこぼして不幸だと呟くのだがそれは余談である

月曜日になり彼は朝礼の際に先生から衝撃的な言葉が飛んできた

「皆さんに報告します制理ちゃんは親の都合により学園都市を少し離れることになりました」

彼には途中から声が聞き取れそうになかった

彼の感情にはなんで?言ってくれなかったのか、という疑問ばかりが浮かんでばかりで消えていくことはなかった

「制理ちゃんはみんなに言ったら悲しくなるから言わなかったので責めないであげてください」

この先生からの言葉により彼はまだ安心できた

キリがいいのでここまでにします

いいじゃないか

オッパイは正義か

そして、3年の時が流れていた

「ハァ、放課後だと言うのに明日の能力検査の準備かよ」

彼は先生に言われたダンボールを持って職員室に持って行くと

「お久しぶりです先生」

「おー、〇〇じゃないかお前こそ元気にしてたか」

誰かが先生と話をしているようだった

「ん?誰かと喋ってる」

彼はノックをして職員室の扉を開けて

「すみません、先生言われた物を持ってきました」

「おう、悪かったな上条」

「……当麻君?」

「……せ、制理ちゃん??」

「久しぶりだね当麻君」

「制理ちゃんこそ」

「おーい、二人とも盛り上がろうとしてるところ悪いんだけどよ上条、持ってくるやつ間違えてるぞ」

「マジですか」

「マジだマジ」

「不幸だ」

と彼はうなだれた

「おっ、そうだ上条この荷物を言われたやつと交換しがてら吹寄を学校を紹介してやってくれ。わかるとは思うが一応だ」

「わかりました」

「じゃあ行こうか制理ちゃん」

「う、うん」

そして二人は先生に挨拶をして職員室から出て行った

「ごめんね、当麻君あの時何も言えなくて」

「いいよ、こうしてまた制理ちゃんに会えただけでも俺は嬉しいし」

「私も当麻君とまた会えて嬉しかった」

彼女の?は少し紅くなりながら微笑んでいた

「うん、制理ちゃんはやっぱり笑顔が似合ってるから哀しんだ顔は見せないで欲しいな」

彼は頭を掻きながら微笑んだ

「……ありがとう」

「さて、行くとしますか」

「そうだね」

色々と紹介をしつつ三年間での出来事を話し合い

能力検査で使う倉庫に行きダンボールを入れ替えていた時だった

「よし、これだな」

歩き始めた時、彼は床に落ちてある布に気づかず踏んでしまい足を滑らしてしまった

運が良く前にいた何事かと驚いた動けずにいた彼女にダンボールが当たらなかったものの

「痛ってぇー大丈夫?制理ちゃん」

「んーなんとか大丈夫」

しかし、彼と彼女はまだ気づいてないようだが彼女の上に彼が馬乗りになってしまっている形になってしまっていた

要するに騎乗位と言われるかたちになっていた

そして腕は彼女の胸を触れていた

「あれ?」

「どうかしたの?当麻君」

「ごめん、制理ちゃんすぐ離れるから」

「急に謝ってどうしたのとうm」

そして彼と彼女は自分たちが置かれている状況に気づいたのだった

「キャアアァァァ」

彼女の叫びは放課後の為、人が少なかったため虚しく終わるだけであった

あぁぁ!見たことあるけど、どれだっけ・・・
うわでも、嬉しいwwリメイクありがとう!

「……」

「……」

彼と彼女は無言で歩き続ける

職員室の扉を開け

「……すみません、先生明日の能力検査道具を持ってきました」

「おー、悪かったなあ上条」

「ん?どうかしたのかお前ら」

「な、なにも、なかったよね制理ちゃん?」

「そ、そうだね当麻君」

そう言い張った彼と彼女であったが、彼は目が泳いでいたり彼女に関しては顔を俯いてる有様で傍目から見ても何かがあったことは明白であった

「そ、そうか?じゃあとりあえず中身を確認するから2人とも手伝ってくれないか?」

「えー、先生持ってくるだけって言ってたじゃん」

「つべこべ言うな上条」

「それに、上条のことだからどこかで転けて物を落としてそうだからな」

先程のことを思い出しビクッと彼と彼女の体は震えた

「わ、わかったよやればいいんだろ」

「急に潔くなったじゃん上条」

「そ、そんなことないって」

そして彼と彼女と教師は中にあったものを取り出していき

「まず、ちょっとした電流で着くことができる豆電球が……」

などなど色んなものが出てきた

これらは能力によって微力な変化をとらえるものであるが

彼にとっては無縁なものだと今の彼には知るはずもなかった

今日はここのところで終了です
>>11ありがとうございます
>>12正義ですよね 1的には小さくても好みです
>>21覚えてくれてる人がいたなんて驚きです リメイク前の方は駄文すぎて自分を殴りたくなるほどです

この世界だとインデックスと会わない世界だといいな

いや記憶喪失をどう乗り越えるかをみたいだろ

>>28
ここまで昔からの付き合いだと記憶破壊された事実を知ったら絶望というかかわいそうだなーと思って
正直、インデックスを恨んで首を絞めてもおかしくないレベル

着々と確認作業が行われ

「よし、これで確認は終わりだお疲れ様だな上条、吹寄」

「ふー終わったー」

「大変だったね」

「いやー、二人のおかげ早く終わって助かったよありがとう」

先生はお礼を言い彼と彼女が返事をすると

先生は能力検査セットのチェックシートを持ち

「これから、まだやることが自分にはあるから、二人はもう帰っていいぞ」

「まだ、することがあるんですか?」

彼女の問いに対して先生は

「そうだぞ、先生は大変なんだぞ、でもな、生徒たちの笑顔を見てると自分は元気が貰えるんだよ」

「そう言うものなの?」

「まあ、そういうことだよ」

と先生は彼と彼女の頭をポンポン軽くだが叩いた

「2人は早く、仲直りしろよ?」

彼と彼女はピクリと震えた

「喧嘩はしてないけど……あんなことをしてしまったら……」

と彼が呟くと

「あんなことってやっぱり何かあったのか上条」

「そ、それは」

彼の声は途中から聞こえてこなくなった

「言いたくないんだろ?だったら2人で解決するしかないじゃん?ずっと変な思いを溜め込んでるより吐き出した方がスッキリするし、二人もずっとこのままなんて嫌だろ?」

彼と彼女は黙ってコクリと頷いた

「さあ、帰った帰った、そろそろ寮の門限も近いからな」

「じゃあまた明日学校でウニ頭先生」

「誰がウニ頭だ!」

そうこの、教師は髪の毛が癖っ毛の為よく髪の毛がツンツンになっていることが多いことから子供達とからかいとしてごく一部の先生からはウニ頭先生と呼ばれている

そして、三人で笑いながらそれぞれがすべきことに戻っていた

「頑張れよ2人とも」

先生は彼と彼女に聞こえない程度の声で呟いていた

彼と彼女は帰り道を歩いていた

「……」

「……」

やはり無言で歩いていたがようやく彼の口が開いた

「……あ、あのさ……」

「うん」

「さっきはごめん、制理ちゃん」

「いやいや、私こそ、ごめんね」

「俺があんなところでこけてしまったから」

「そんなことないよ!大体あんなところに布が落ちてあるのが悪いんだからさ」

「そうだね、でも本当にごめん」

「もう、当麻君も言ってたでしょ今度は私から言うよ何度も謝らなくていいよ」

「ありがとう」

彼と彼女から笑みがこぼれて笑い声が上がっていた

「当麻君!」

「どうか、んっ、したの」

彼は彼女の手が自分の手を繋いできたので静かに繋ぎ返した

彼女は少し驚いたが

「何でもないよ」

「そっかあ」

彼と彼女の後ろから夕日が照らしていた

今日は短いですが区切りがいいので終了です
>>27>>28>>29どうなるかは、上条さんと吹寄さんが高校生になってからのお楽しみにということで……この調子だとどれぐらいかかるか、不明ですが

そういえば酉ってつけた方がいいんでしょうか

成り済ましがでないとも限らないから一応していた方がいいよ

>>39ありがとうございます。
これからこの酉を使っていきたいと思います

今日がバレンタインということを、昨日に気づいたので
ちょっとした短編を書きました
設定的には、高校1年の時で上条さんと吹寄さんは付き合ってるけど周りには言ってない設定です

バレンタインその日は男子が希望と絶望が入り混じる日でもある

上条当麻彼もまた絶望することになる

なぜなら

「上条オオオォォ、テメェだけは許せねエェ」

「不幸だアァァ」

とクラスメイトの男子と捕まったら絶望しかない鬼ごっこをおこなっていたからである

こうなった経緯は単純明快である

遡ること数分前

彼は学校に着くとチョコが結構入ってあり袋に入れて教室の扉を開けると

まず数人の男子が彼の袋に反応し

そして、扉を開けた時に

女の子がこちらに向かってきて

「か、上条君これあげる」

「ありがとうな」

と彼は微笑んで言うと女の子走り去って言ってしまった

女の子の顔はきっとゆでダコのように赤かったであろう

それがとうとう引き金となり

「カミやん~?」

と三大テノールもびっくりな野太い声がさらに低くなった声が聞こえてきた

「ど、どうかしたのか青髪ピアス」

そして

「ヤツを仕留めろ」

って言葉が聞こえてきたのを最後に彼は走り出していた

そして、彼を追いかけ鬼も走り出した

ホームルームが始まる五分ぐらい前に教室に戻ってくると

ゴゴゴと立っている女性がいた

「上条当麻貴様ってやつは」

というと彼の額にめがけて彼女の額が飛んできた

そして袋にあったチョコが数個落ちてしまった

「痛ッテェェェ」

「ほら、貴様の分よ大量に安売りしてたから」

「どうせ、通信hガハッ!」

そしてまたもや飛んできた

「うるさいわね」

それらを見ていた男子は

「さすが対カミジョー属性完全ガードを持つ人だ」

と言っていた

「ほら、アンタたちの分もあるわよ」

と言うとポイっと彼女が持っていた袋を投げた

我こそは取ろうと思うやつがいてとてもその姿は醜かった

そんな彼はチラリと彼女から渡されたチョコを見た

そして、彼は落ちたチョコを拾っていた

中には名前が書いてあるものがあったが落ちた際に擦れて消えてるものがあった

「虫にネ?よくわかんねえや」

などなどと争いが終わったぐらいに彼らの担任、幼女にしか見えないが月詠小萌がやってきた

「喜べ野郎どもチョコなのですよーもちろん子猫ちゃんの分あるのですよ」

そしてまたもや争いが生まれたのは言うまでもない

「小萌せんせーのはとらせへんで!」

などと高身長が暴れてたりした

そして、放課後になり彼は屋上へ向かって行った

そこには誰かが立っていて彼はその子に話しかけた

「よう、待たせたな吹寄」

「そんなに待ってないわよ」

「いやあ、あんなに走らされると思ってもいなかったよ」

「当たり前よあんなにチョコをもらってるんだもの」

彼女は少しむくれていた

「もしかして、妬いちゃった?」

「妬いてなんかないわよ」

嘘である結構、彼女は嫉妬してたりするのである

「悪かったな吹寄」

と彼は言うと彼女を抱きしめた

「……バカ、それに2人きりの時は名前で呼んでって言ってるじゃない」

「そうだったな悪かった制理」

彼は彼女の頭を撫でながら言った

「ねえ、当麻、あたしのチョコ貰ってくれる?」

「何を分かりきった事を聞いてるんだ貰うに決まってる」

彼女の問いに対して彼は伝えると彼女の顔がみるみる赤くなっていくのがわかった

「一応、溶けたらダメだからあたしの寮にあるんだけど……」

「?じゃあ寮の前でよかっt……」

その瞬間、彼女の抱きしめる力が強くなった

「本当にバカね、当麻は」

「えっ?」

「当麻とこうしたいからじゃダメ?」

と彼女は上目遣いで言ってきた

「ダメじゃないですはい」

そして最終下校時間を知らせるチャイムが鳴った

「じゃあ、当麻行こっか」

「ああ、そうだな」

と彼と彼女は帰り道についていった

彼女のはとても美味しかったのは余談である

以上で終了です

まだかや

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