【モバマスR-18】拓海「唐突な試練」(おっぱいネタ) (96)

初投稿

おっぱいネタ(アイドルのおっぱいが大きくなったり、小さくなったり)

キャラ崩壊

本番シーン(挿入とか)ないかも...

文章表現とか需要があるか分かりませんがテッシュの消費量が一枚でも多くなるように頑張ります。



モバP(以下P)「拓海...お前がよければの話だが...俺と結婚を前提に付き合ってくれないか…?」


拓海「大規模なライブが終わった直後にそうプロポーズされたんだ」

里奈「ちょ~ロマンチックぢゃん!」

涼「Pサンは奥手だと思っていたんだけど...やるじゃないか」

ユニットの仲間に担当プロデューサーとの交際がばれてしまい、半年前の告白内容を赤裸々に暴露した拓海とそのユニット仲間、里奈と涼は彼女の反応を見ながら微笑ましい気持ちになっていた。

都内の佇む平日の猫カフェにて、他の客が少ないなか三人は猫に癒されていた。前川みく先生のお墨付きである。

里奈「それで?Pとの進展はどうなのよ?」

コイバナというものはアイドルも等しく興味のある分野であり、里奈はさらに情報を引き出そうとする。若いオス猫が自己主張の激しい豊満な胸に猫パンチのラッシュを浴びせている。そのようなセクハラ行為に目をくれず、拓海は恥ずかしそうに口を開いた。

拓海「キスは済ました…」

里奈・涼「「ひゅ~♪」」

涼「それとほかには?」

里奈「えっちいことした~?」

彼女のかわいらしい反応を見たいがため、2人の何気ない追加質問はその場の空気が一変した。

拓海「…」

「沈黙」

…だがそれは決して「恥ずかしいという理由ではない」と2人は拓海の真顔の表情に込められたドス黒い炎で瞬時に察した。本能で危険を感じたのかセクハラ猫は瞬時に離れる。

涼「あー…取りあえず…解散するかぁ」

里奈「…そだねー」

この空気に長く居られないと判断した2人、こうして楽しい女子会はお開きとなった。

拓海「2人には悪いことしたな…」

女子寮の大浴場、地方からや交通の便などの理由で多くのアイドルが住んでいる。日々の疲れを癒す空間に生まれた姿のままで呟いた。

拓海「大体原因はアイツがあるんじゃねえか」

身体を火照らせながら浴場から出た拓海は一切の迷いなく、更衣室内のあるところに向かう。

ドライヤーなどが備え付けられている洗面台の鏡だ。

拓海「アイツこれが目的で付き合いたいとか言ったのかもな…」

目の前の自分の姿で存在感ある豊かな双丘を見つめ、薄々感じていた疑問を口に出した。

事の発端はPとの交際を初めて一ヶ月後、キスを交える仲になっていた拓海にPは「ホテルに行こう」と話を持ち掛けてきた。

この言葉の意味を知り、表面上はそっけない承諾をしたが内心はパレード状態だった。

しかし、ホテルの個室で彼女は知ることになる。

彼が救いようのないレベルの巨乳フェチであることを…

元暴走族でも一般的な貞操観念を持っていた彼女はこの時浮かれていた。

お互いに全てを曝け出し、どんな甘いひと時が待っているか考えている矢先、彼は豹変した。

何かに憑りつかれたかのように突然胸に顔を突っ込み、揉みしだいた。

拓海は驚愕しながらもPの巧みな指使いに経験したことのない快感を覚え、艶やかな声が漏れる。

揉みしだきながらもPは95cmのHカップバストに相応な大きさの乳輪を咥え、舌で乳首を弄ぶ。

さらなる未知の快感に声が大きくなり、股間の割れ目が濡れ始める拓海。

暫くするとPは膨張しきったイチモツを彼女に向ける。

とうとう初めてを奪われる時が来たと不安と期待が溢れ出るが彼は迷いなく、乳房の谷間に挟み込んだ。

パイズリしながら乳首を責められること10分、拓海の顔に大量の白濁液が襲う。

彼女は次こそは挿入するだろうと待ち構えてたが、こともあろうかPはそのまま爆睡したのだ。

訳も分からぬまま、そのひと時は終わった。

このようなことが現在まで繰り返され、段々と期待の薄れと溜まり始める怒り、「自分が攻めればいいじゃん」という意見もあると思うが彼女も乙女の一人、向こうのリードを期待しているのだ。

一向に改善されないまま、今に至った彼女は身体が冷え始める前にジャージを着るため、自分の衣服の入ったカゴのもとへ向かう。

その中からショーツを履き、次にブラジャーを手にする。いつでも情事に備えるために告白されてから買い揃えた「気合の入ったランジェリー」の1つである。しかし、散々胸を弄んでおいて本番にならないことが続いていることから、履くショーツは以前のズボラなものでブラジャーは大人用とミスマッチな組み合わせが習慣づいてしまった。

手慣れた手つきで大きな果実をカップに収めるもその乳肉は溢れ始めるようにはみ出してしまう。Hカップで成長が落ち着いたのにPの「調教」によりまた発育が始まったのだ。

拓海「なにが『目指せバスト100cmオーバー!』だ。こっちはいい迷惑だ...よっ!!」

愚痴の終わりかけにサイズが合わなくなってきたブラのホックをかけるため、勢いをつけて両端を背中に回す。

その時、大きな胸のせいで視界が悪い足元からの謎の衝撃がきた。それにより拓海の爆乳はブラのカップからほとんど零れ出てしまう。

拓海「おわっ!?何だよ!?」

唐突な出来事に驚きながらも衝撃の正体を見る。

「悩みある者を感じ取り、訪れましてー」

同じ事務所でアイドル活動をしており、女子寮の住民の1人依田芳乃であった。

取りあえず今日はここまで

SS書くのって疲れますね...

拓海「芳乃じゃねぇか。突然出てきてびっくりしたぜ」

芳乃「そのことにつきましては申し訳ないことでしてー。それより悩みがあるのでは―?」

ジャージに着替え、談話室という名のアイドル達の遊び場で拓海は自動販売機で買ったミルクコーヒーを彼女に渡した。「お茶が良かったのですが―」という文句はスルーした。

拓海「実はアイツと付き合うことになってな...」

これまでの経緯とPが重度の巨乳フェチであること(この部分はマイルドな表現)を芳乃に話した。流石にプレイ内容は未成年の少女に話すことではないので伏せておいた。

最初は異性に興味を出してきた息子をかげながら見守る母親のような柔らかい表情で聞いていた芳乃だが、胸に関する話になると表面上は平然としながらも渋柿を食べてしまったような顔になった。それも当然、この2人はいわゆる「持つ者」と「持たざる者」なのだから。16歳にしては女性らしい凹凸が少ない彼女にとっては面白くない話だろう。...元々この事務所に所属する16歳のアイドルはいろいろと格差が激しいのだ。

拓海「それでセック...もっと違う付き合い方でもいいんじゃないかって最近思っているわけよ」

芳乃「拓海さんは今の付き合い方が本当に嫌いなのでしてー?」

その問いかけに拓海は動揺した。確かに自分だけ性的な快感を得ようと乱暴な性交をする輩だとすぐに別れるが、Pは本番はせずともちゃんと拓海と快感を共有していた。それに普段の激務に真面目に取り組む彼が自分の爆乳に夢中になっているときの顔は彼女にしか見せない表情であり、それを見ているとたまらなく愛おしくなるのも事実だ。

中学2年から急激に発育が進み、高校では下種な不良や教師に視姦されるわで自分の豊乳に嫌悪感を抱いていたが、その存在により今の思い人と付き合えるようになったのかもしれない。だが、それでは自分が「乳だけしか取り柄のない女」に思えてくるという複雑な心境になっていた。

だからこそ変えるために言うしかない。今話している相手は不思議と悩みある者を良い道へ導く才能を持っている。今しかないのだ、あの情事(未遂)から抱いていた疑問を...



拓海「アイツ、あたしの胸にしか興味なくて告白してきたんじゃないかって、もしこんなにデカくなけりゃ見向きもされなかったんじゃないかと思うんだ」


芳乃「...ほう?」

芳乃の瞳が一瞬輝いた。漫画の表現に例えるなら「キラーン」が似合いそうだ。

芳乃「初めてこの力を使いますが、拓海さんのため...決してそのような気はなく...」

拓海「おい、どうしたんだ?」

芳乃「折角の機会ですので『試練』を与えてみようかと―」

拓海「はぁ?試練?何の話...ッ!??」

芳乃の意図が読めない発言に問いかけようとした瞬間、談話室の雰囲気が変わった。いや、雰囲気ではなく部屋そのものが変わったのだ。部屋の四隅に火を灯した蝋燭が建てられたたった四畳半ほど和室、でもどこか神秘を感じるような空気がそこには流れていた。

拓海「何処だよここ!?てかなんでいつの間にこんなの服着てんだ!?」

さっきまでジャージ姿だったのに、巫女服のような衣装をまるで最初から着ていたかのように変わっていた。その衣装は胸を強調するようなデザインであり、場所によってはコスプレに見えてしまうきわどいモノだった。

芳乃「~~~~、~~...」

お経のようなものが聞こえ、目の前を見ると同じ服を着た芳乃が何やら準備をしているようだ。手には牛乳を薄めたもののような液体が入った杯を持っていた。

拓海「芳乃?これはいった...むぐっ」

いきなりその液体を飲まされた拓海、その味はほんのりと甘みを感じる程度だった。

拓海「何を飲ませるんだよ!?...あぁんっ!!」

その時、拓海の身体に異変が起きた。

突如身体に力が入らなくなり、畳に膝をつく拓海。次に衣装により、卑猥さを演出していた爆乳から熱さを感じた。熱さといっても微熱程度であるが、それが胸の付け根あたりから乳房全体までに広がるようなものだった。何事にも例えようのない感覚に身悶えていると拓海は自身の乳首が最大限に勃起しているのを感じた。Pとの巧みな指使いをもってしても数分の時間がかかる興奮状態のそれは瞬く間に快感の起爆剤へと化した。

拓海「あぁっ!!なんだよこれっ!?」

悶え始めた同時に巨峰の先端部分を中心に衣装が湿りだした。それを確認した芳乃は巫女服に収められた爆乳を解放させる。汗をかいていた乳房にそびえ立つ勃起乳首から白い液体が滲み出ていた。

芳乃は二つの果実を中央に寄せ、両乳首を隣り合わせる。そして、その液体を求めるように開けた口を近づけた。

拓海「ダ、ダメ...!!」

それは本能だった。この先の出来事で訪れる快感に耐えきれないと察した拓海は力の出ていない声で芳乃に静止を求める。

しかし、お経のようなものを唱えてから無言だった彼女は無慈悲にも2つの先端を口に含ませ、思い切り吸い上げた。

拓海「あああああああああああああああああああああああああああぁ!!!!!」

一斉に押し寄せる快感の波に耐え切れず、拓海は絶頂してしまった。自身の乳房から吐き出される母乳のようなものは次々と芳乃の喉奥へと流れる。

ものの30秒足らずで拓海は気絶寸前の意識朦朧となり、仰向けに倒れてしまう。倒れることで芳乃の口から解放された爆乳は心なしかひと回り小さくなっているように見えた。

芳乃「思いのほか悦びを与えてしまったようですねー。ですが、気を失ってもらったほうが私としても楽になりまして―...」

薄れゆく意識の中、やっと喋りだした芳乃が再度乳首から滲んでいる液体を求めて顔を近づけたところで完全に気を失った。

拓海「...んあっ?」

目が覚めるとそこは女子寮の自分の部屋だった。カーテンの隙間から差す光の加減と鳥たちの鳴き声から翌朝になっていることを知った。

拓海「なんだか昨日大変なことになっていた気がする...」

まだ意識が覚醒していないなか、ベッドから起き上がり時間を確認する。6時半だった。

拓海(今日は小梅が考案したホラーアトラクションの開場記念イベントにゲスト出演するんだったな...)

寝ぼけていながら今日のスケジュールを頭の中で確認、着ていたジャージを乱暴に脱ぎ捨てる。

この時、身体にある違和感を感じた。

拓海「すんなり脱げたな...」

今までHカップのバストが毎回引っかかり、ジャージの上着を脱ぐのにリテイクが3回は必要だった。しかし、今奇跡が起こったとちょっと驚いている。

寝ている時の寝返りのせいだろうか昨日付けたブラジャーのカップがズレている感覚がある。これはまた胸の成長が始まった頃からよくあることと思い、目も完全に開いていない状態で下着の着付けを直そうとする。

だが、カップに収めようとする乳房の感覚が手に来ない。それにやけに胸元の風通りが良い気がする...起きてからだんだんと覚醒する意識から昨日の出来事がフラッシュバックを始めた。

里奈たちと猫カフェ...大浴場...鏡の中の自分の姿...芳乃と相談...謎の和室...自分の乳首から滲み出る白い液体...

拓海「まさかっ!」

完全に思い出した拓海はベットから立ち上がり、目を見開いて下を向く。

拓海「なっ...無い...!」

中学の終わりから完全に足元が見えなくなり、半年前にやっと落ち着いてきたがPのテクニックでまた発育が始まり、バストサイズがもうじきIカップに突入しそうだったHカップ爆乳が跡形もなく、少年のようなぺったんこに変わり果てていた。

昨日までは乳肉が食い込み、限界を超えようとしていたブラジャーのカップと絶壁の間に虚しい空間を作り上げている...

(日を跨いじゃったけど)今日はこれまで

熱を出して暇だったので思いのほか進めました

やっと本題に入れました

もっとじっくり拓海のおっぱいが萎む描写を書きたかった・・・ッ!(後悔)

ブラジャーも外し、手で確認する「元」Hカップアイドル。胸全体を触ってもメスなどの傷跡や縫い目などない。手術で強制的に乳肉を切除されたのではなく、元から脂肪の塊が無かったかの如く、その胸は平坦だった。

触って分かったことだが、今の状態はほとんど肋骨や胸筋の感触しかなく、ポツンとそびえ立つ小さな乳輪と乳首の辺りにだけ僅かに脂肪の感触がある程度だった。下手をするとバストサイズは年少組のアイドルと同等かそれ以下かもしれない。

芳乃「無事に起きられたようで―」

突然後ろから聞き覚えのある声を聞き、振り返ると昨晩相談相手になり、おそらく貧相な胸に変えたであろう人物、芳乃に似た姿があった。

「似た姿」、というと違和感を感じるかもしれない。確かに眼前の少女はアイドルとしてともに活動した者と非常に酷似している。まだあどけなさを感じさせながらもその瞳の奥は神秘なものが秘められており、背丈は数値よりもひと回り低い印象を与えるよく知った少女。だが、決定的に違う個所がある。

それは「胸」だった。

女子寮にいる時の芳乃と同じように初めて買ったというパーカーを着ていたのだが、その胸元は大きく盛り上がっている。だがそれは詰め物をしたかのような不自然さが全く無い。現にサイズが合わないパーカーの胸元から深い谷間を確認できた。

拓海「芳乃!昨日のあれはいったい何だったんだよ!」

肩に掴みかかり、問いだす拓海。その衝撃により大きく弾んだ胸の持ち主はこう言った。

芳乃「乳献上の儀でしてー」

戦後「巨乳」という1つのアダルトカテゴリーが成立する前の日本では、乳房の存在意義は赤子の授乳のためだけとされており、性的な対象にはされてこなかったとされている。そのうえ、大きな乳房を持つ女は勝手に「下品な女」というレッテル張られてしまうことがあった。そうして該当する人物は乳房をサラシできつく締め付けて生活していた。だが、どうしても隠せない場合がある。それが男女の情事だ。全てを曝け出した瞬間、男は遺憾の意を出し、婚約が破棄されてしまうほどだった。それでも想い人と結ばれたい彼女達は旅路を得て訪れるのは古来より依り代として有名だった依田家だった。

この時から摩訶不思議な力で恵みの雨を降らせたり、健康長寿が実現されるなどの実績を多く持つ依田家の女は彼女たちの願望を叶える方法として編み出した方法が「乳を吸い取る儀式」であった。そうして大きな乳房を供物にして平坦な胸を得た彼女たちは無事に想い人と結ばれたという...

だが、この儀式の難点は「吸い取った乳が自分に集まる」こと、そうして当時の代の依田家の女は壮大な乳房を抱えることになり、他人の力なしでは歩くこともできなかった。

時代の流れとともに乳を吸い取ってほしいという来訪者が減り続け、現在の代である芳乃は継承された力や儀式の一つとして覚えていたのである。

芳乃「...そうして昨晩の相談でこの儀式を初めて使いまして―」

拓海「へぇ...ってそうじゃなくて!」

自分に使われた儀式の小難しい時代背景に関心していた拓海は我に返り、再び芳乃に迫る。

拓海「返せよ!アタシの胸を!」

芳乃「えぇ、返しますともー」

あっさり承諾した...と思いきや芳乃はさらに言い放った。



芳乃「その姿で一度Pに会い、それでも彼が受け入れましたら―」

短いですが、今日はここまで。

実際に江戸時代はおっぱいがセックスアピールにならなかったので混浴に抵抗感は少なかったようです(諸説あり)

後の部分は適当です(素直)

追加情報

拓海バストサイズ 95cm(Hカップ)→Pの調教(現在)97.5cm(あと0.5cmでIカップ)→貧乳化70cm(推定AAAカップ)

芳乃バストサイズ 73cm(Bカップ)→巨乳化100.5cm(推定Kカップ)(拓海から吸い取った分をそのままプラス)

こう見ると拓海がかわいそうすぎる...でも興奮しちゃう!そして雫路線になるよしのん

遅れましたが、いつも感想などをくれている方々本当にありがとうございます!
とても励みになりますねぇ!(嬉し泣き)

あと、バッド(?)エンドとハッピーエンド両方大体の流れは決まっています。両方とも投稿しても良いでしょうか?

とりあえず続きを書きます。

拓海「アイツに会う?この...姿で?」

再度自分の変わり果てた胸部を見る拓海。果たして彼はどのような反応を見せるのだろうか...?彼女の不安は一気に湧き上がる。

拓海「つまりアイツがこの胸を見ても今の関係でいると言ってくれたら戻すってことなのか?」

芳乃「仰るとおりでして―」

芳乃がそう答えたとき、けたたましい形態の着信音が響いた。拓海の携帯からである。

拓海「こんな時に...もしもし?」

里奈『もしもしたくみん?今どこにいる系?今日の仕事現地集合だけどたくみん待ちー』

拓海「...あっ」

あまりの出来事ですっかり忘れていた。今日は開場記念のイベントがあることを...

拓海「悪い里奈!すぐに行く!話はまた後で聞かせてもらうぜ芳乃!」

芳乃「また後で落ち合いましょー」

芳乃はひょこひょことおぼつかない足で部屋から出る。どうやらまだ自身の豊乳の重量に慣れていないようだ。

拓海はすぐにズボンを脱ぎ捨て、ホットパンツに履き替える。次に愛用のシャツとジャンパーを手にしたところで動きが止まった。

拓海「これ...どうすんだ...」

そう、ほぼ絶壁と化した胸である。着ること自体簡単だが自分の部屋から出て寮の住人にこの胸元を見られたらすぐ話題となってしまう。そうすると自然とPの耳にも入ってしまうだろう。

今の状況でそれは非常にまずい。そう判断した彼女は苦渋の決断を下すしかなかった...

みく「もうアーニャチャンったらまたみくの口にお魚をブチ込んじゃって~。あっ拓海チャンおっはにゃー」

食堂での惨事を思い出しながら自分の部屋へ向かっていたみくは拓海が視界に入り挨拶した。

拓海「おう...おはよ」

みく「どうしたの?片手でみぞおち抑えているけど...オッパイ寄せ上げてセクシーアピールのつもり~?」

どうも挙動不審な拓海にちょっかいをかける自称ねこチャンアイドル。さらに追撃する。

みく「胸元のボタンをキッチリ閉めてるなんて珍しいにゃ...またPチャンとのイチャイチャでオッパイ大きくなったって聞いたよー」

詳細は知らないが交際のことは知っていたみくはドキッとする拓海の反応を見てニマニマする。

みく「もしかしていっぱいキスマークつけられちゃった?誰にも言わないからみくに見せてにゃー」

Pとの愛の証をみたいと爆乳が収まっているシャツのボタンに手を伸ばすみく。不意にその手が止まる。

みく「あっ...」

視界に入ったものがある。それはたくみんスマイル、だがその瞳の奥にはドス黒い炎を感じた。

ヤ メ テ オ ケ

その目はそう語っていた。あまりの威圧にその場でへたりこむみく。そんな彼女に目をくれず拓海は外に出た。

アーニャ「ごめんなさいミク...ノアからобещание、アー...お約束と言われてつい...ミク?」

彼女を心配して後を追ってきたアーニャは様子のおかしいみくに近づく。そこから温かい空気と刺激臭を感じた。

アーニャ「ミク、ここはТуалет、トイレじゃないですよ...?」

拓海「悪い!遅くなっちまった!」

里奈「たくみんおそーい」

夏樹「いいじゃないか、ギリギリ間に合ったんだし。おっす拓海!」

亜季「おはようであります拓海殿!」

涼「おはよう。あーその...昨日は悪かったな」

拓海「いいんだよ、アタシも悪いんだし」

都内で有名な遊園地、そこに今日オープンする小梅考案のホラーアトラクションのイベントに参加するため炎陣のメンバーは集った。元々、小梅から涼にゲスト出演とあと4名の追加をお願いされており、スケジュールの都合に合うのはこの4人ということで今日訪れたのである。

夏樹「今日の衣装また拓海だけ露出が多いけど、大丈夫か?」

拓海「げっ」

事前の打ち合わせでPから着てほしいとひどくお願いされた衣装の内容を思い出し、冷や汗が湧き出る拓海。

拓海「実は...見てほしいものがあるんだ...」

4人「「「「ん?」」」」

夏樹「こいつはたまげた...」

亜季「なんてことでしょう...」

涼「つまり、芳乃のやつが全部吸い取ったのか?」

里奈「ウチよりないぽよー...」

拓海「...くっ、他のやつには言うんじゃねぇぞ?」

里奈の発言につい某72アイドルのような悔しさが声に出る彼女。ブラジャーとの間にタオルを詰み込むという荒業で人目を欺いた拓海だが、今日の仕事内容では隠し切れないと判断し、4人に事情と元Hカップを洗いざらい出した。

4人は驚くしかなかった。5人の中で圧倒的なプロポーションを誇る拓海の爆乳がたった一晩でぺったんこになったのだから...

涼「衣装の問題を解決しなきゃな」

涼の冷静な判断に拓海は向き合いたくない現実に頭を抱えた。

今日の衣装のコンセプトは5人とも違う。洋館のホラーアクションということでそれに見合ったものが用意されている。

夏樹はドラキュラ、里奈はフレディ・クルーガー、亜季はフランケンシュタイン、涼はジェイソンに模したメイクと衣装を着ることになる。

そして肝心の拓海は...

サキュバス、そうエッチな漫画でもお馴染みのサキュバスである。

打ち合わせ室のテーブルに置かれた角と翼と尻尾、そしてビキニだ。

拓海「まずい...」

まずい...そう非常にまずいのだ。胸を収めるそれは完全にHカップ用だ。これでは平坦な胸を隠し切れない。

他の4人の衣装と交換という手を思いついたが衣装はキッチリ着るアイドルのサイズにされているため無理がある。それにビキニの胸のサイズが誰にも合わないのでポロリの危険性がある。

絶体絶命だと思った瞬間、携帯で何かを探していた夏樹が声を上げた。

夏樹「おい!この遊園地の近くに競泳水着の店があるぞ!」

里奈「たくみーん、なんとかなりそー?」

拓海「おう!この仕事乗り切れる気がしてきたぞ!」

この遊園地の近くに公共のプール施設があり、そこに向かう途中に早朝で開店する自営業の競泳水着専門店があった。拓海はこの場に来るのに乗ってきたバイクを飛ばし、サイズの合うものを購入した。

そして今拓海は急きょ衣装の変更を行っている。競泳水着は胸を強く押し込むため、膨らみが強調されない。しかし、今の拓海は膨らみすらないのでまたタオルを詰め込んで偽装した。

亜季「とりあえず一件落着でありますな!」

涼「なるべく脇からタオルが見えないようにするんだ。いいな?」

みんなの助けで希望が見えたとき、よく知った小柄な少女が入ってきた。

小梅「涼さん...みんな、お待たせ。スタッフさんとの打ち合わせに時間かかちゃった...」

今日のイベントのメインのアイドル白坂小梅は5人よりも早く訪れ、イベントの確認を行っていた。

涼「おはよう小梅!ミイラの衣装きまっているじゃないか!」

小梅「本当は死体風の衣装が良かったんだけど...これも好きだよ。...?どうしたの...?」

りょううめ尊い...と4人が思っている時、小梅は突然あらぬ方向を見て独り言を喋った。「あの子」がいるようだ。

すぐ会話が終わったと思ったら拓海のもとに寄り、こう言った。

小梅「拓海さん...あのね、あの子がね、『嘘をついちゃダメだよ』って言ってた。なんのことかよく分からないけど...」

拓海「...」

あの子はお見通しのようだ。

とりあえず、ここまで。

このお仕事を無事に終わらせて、Pのもとに行く予定です。

普段大きなおっぱいをウリにしているアイドルが仕事のある日にぺったんこになったらっていうシチュをやってみたかった。

なんやかんやでイベントが始まった。今回の主役である小梅と司会者が今回のホラーアトラクションのコンセプトについて語り合った後、炎陣のメンバーが呼ばれた。

小梅「それじゃあ...みんなが屋敷に入る前にこのメンバーに体験してもらいます...」

舞台袖から出てくる5人。ゲスト出演に観客の声は大いに沸いた。

「炎陣全開!」「やべぇよやべぇよ...」「朝飯食ったから...」「涼はネコ小梅はタチ、はっきり分かんだね」「早く帰ってオナニーするか」「帰るのか...」

...どうやらひと癖ある輩が多いみたいだ。

ホラーアトラクションの先行体験の前に司会者がそれぞれの衣装に話題を振った。4人が終わると司会者がメインディッシュとして残しておいた拓海にマイクを向ける。

司会「いやぁ~拓海ちゃん、出てきてからずっと思っていたけど、なかなかいいシュミしてるねぇ~!主役の小梅ちゃんより目立ってるんじゃなーい?」

拓海「いや、そんなことありませんよー」

司会「競泳水着を着たサキュバスなんて珍しいね!観客全員の精を搾り取る気ぃ~?」

拓海「...あはは、嫌だな司会者さんったら~」

そんな風に司会者の連発するフリに難なく応えていたら、観客からこんな声が聞こえた。

「折角のたくみんっぱいが競泳水着で台無しですよ~」 「もっとおっぱい見せてホラホラ」 「サキュバスは露出狂ってそれ一番言われているから...」

サカリのついた輩が拓海に文句を言い始めた。聞き流そうとするとある男が声を上げた。

「おい待てぃ、あのたくみんのおっぱい...何やら秘密がありそうだ...」

ひと昔前の番長スタイルの大男が鋭い目で拓海に狙いをつけた。

突然の深い意味を込めたような発言に5人は動揺した。

拓海(まさか...バレたか!?)

夏樹(亜季!里奈!拓海の両脇からタオルがはみ出てないか確認しろ!)

亜季(右舷、異常なし!)

里奈(左も大丈夫~)

涼(まさかタオルがずり落ちているのか...?)

ドキドキが止まらない5人、そして大男が再び口を開く...


「きっと昨晩のレズ5Pでキスマークが沢山付いたに違いない!おほ^~」


夏樹(えぇ...)

涼(なんだアイツ...)

里奈(もしかしてウチと同じおバカ系ー?)

亜季(レズ!?なっなんとはしたない言葉を...!)

拓海(セエェェェェェェェェェェフ!)



小梅「あの大きな人、何を喋っているんだろう...?」

あの子『...知らないほうがいいよ。』

小梅「あっ、うん...」

こうして小梅考案のガチホラーで十分に悲鳴を上げた5人は仕事を終えた。スタッフ同士の話から「最後にあんな仕掛けあったっけ?」と聞こえたが無視した。

休憩に入ります。

ここだけ見るとギャグですね...

拓海「とうとう来ちまったか...」

事務所の中で拓海は今デスクワークしてるであろうPの個室の扉の前にいた。

ここに来る前、遊園地から出ようとしたときに5人から鼓舞をもらっていた。

夏樹『拓海!不安だと思うが思い切って行けよ』

亜季『ご武運を祈ります拓海殿!』

涼『終わったらまた焼肉に行こうな』

里奈『ついでに昨日の猫カフェの続きもねー』

小梅『よく事情は知らないけど...応援する。あっ、あの子も【頑張れ】って言ってるよ...』

6人だった...

自分にかけられた応援の声を思い出したていたら、この騒動の張本人が来た。

芳乃「とうとうこの時が来ましてー」

拓海「芳乃...」

実は仕事に向かう時から悩んだ末、ある決断をしていた。そして目の前の彼女にこう言った。



拓海「なぁ、もしアタシがPにフラれたら...『元々向井拓海の胸はこうだった』っていう常識に書き換えられるか?」

それは覚悟だった。

自分の少年のような胸板に指さしながら芳乃に可能かどうか聞いた。

芳乃「...もちろんでしてー」

そのまっすぐに自分を見つめる瞳に不安と嘘は無いと分かった芳乃は返答する。

破局したら胸が戻らない、今後の活動に自分の胸を隠し切れないと判断した拓海の最後の覚悟だ。

拓海「これでも元特攻隊の隊長だ!正々堂々と真っ向勝負をかけるッ!!」

唐突に始まったこのバカげた試練、だが当事者にとっては一生に関わることだ。

また扉の前に向き直り、ドアノブを握って思い切り開いた。

拓海「オッス!P!」

聞きなれた声が耳に入り、パソコンの画面から目を離して交際相手をみるP。

P「おう拓海か。今日のお仕事お疲れさん!」

元気に挨拶を返したPはどこか決意を感じる彼女に違和感を感じた。

拓海「P...実はアタシ今日...」

拓海が何かを伝えようとしたとき、Pによって遮られた。

P「おい...なんだそのふざけたモノは...」

拓海「え?」

椅子から立ち上がり拓海の目の前まで近づくP、そして...

P「なんで胸に詰め物をしているんだ?」

さすが重度の巨乳フェチ、5ヶ月も交際相手の爆乳を堪能・発育はおろかシャツ越しでも胸の違和感を瞬時に理解したのだ。そしてシャツを掴み取り、思い切りたくし上げた。

拓海「きゃあ!」

つい女の子らしい悲鳴が出た、同時に偽りの爆乳を築いていたタオルがブラジャーから零れ落ちる。

P「これは...」

しかし、まさか絶壁と化しているとは思ってなかっただろう。拓海の変わり果てた胸を見て驚愕した。

拓海は思っていたよりも早く今の自分の状態を明かすことになったが、これを見逃さなかった。伝えて確かめるしかない、彼の愛を...





拓海「P...アタシの胸がこんなに貧相になっても...ずっと恋人でいられるか...?」



ここからはバッド(?)エンド、ハッピーエンドの順で書きます。

前者は短い(予定)です

その前にスリーサイズ確認

向井拓海(18) 163cm  53kg(交際前)
B95(H)→97.5(+0.5でI)→70(推定AAA)
W60
H87

依田芳乃(16) 151cm 40kg(巨乳化前)
B73(B)→100.5cm(推定K)
W53
H73

―バッド(?)エンド―


P「ごめん...拓海も薄々感づいてたかもしれないけど、最初からお前の爆乳が目的で告白したんだ...」

拓海「...そっか」

Pの返事を聞いた拓海は短い言葉を出し、Pに背中を向ける。

拓海「あ~あ!デカい胸を失くしただけでフラれちまうなんて惨めだなー!」

P「拓海...すまない...」

顔が見えなくてもお互いどんな表情、感情を抱いているか自然と理解していた...半年間の交際は決して無駄ではなかったようだ。

拓海「そうだ!夏樹たちとこれから焼肉だったんだ!悪いなP、恋人関係は無くなっちまったが明日も相棒として支えてくれよ!」

虚しい空元気が室内に響く。振り返ることもせず、拓海は部屋から出た...

P「...すまない。今まで悪いことをしてきた...」

事務所から出た拓海は近場で公園にあるベンチに座り込んでいた。そこに芳乃がやってきた。

芳乃「終わりましたかー」

拓海「あぁ...もう知ってるんだよな?」

赤くなった目と涙の跡が残る拓海は手の甲で顔を拭い、芳乃を見る。彼女はそれに応えるように首を小さく縦に振った。

芳乃「約束通り拓海さんの胸の常識を『元々平坦な胸だった』ことにしましてー」

手を合わせ、念仏のようなものを唱える芳乃。この世の1つの常識を変えるための準備だろう。だが不意に肩を掴まれ止めてしまった。

拓海「...待ってくれ。芳乃、もう1つだけ頼みたいことがある...」

芳乃「今一度胸を取り返す機会が欲しいのでしてー?」


拓海「いや、それはもういい...アタシがお願いしたいのは...」

芸能プロダクションに勤め始めて早5年になろうとしているPはある担当アイドルが気になってしょうがなかった。

今舞台袖で結成して一年目の担当ユニットのライブを見守っている。その5人はとても個性的ではボーカル・ダンス・ビジュアルはハイクオリティだ。

だが彼はそのユニットをまとめ上げるセンターのリーダーである彼女に惹かれていた。

黒いロングのストレートヘア―、しっかりとした体躯、ライブ中の楽しみながらも勇ましさを感じるのは彼女が元特攻隊隊長を務めていた賜物だろう。

だが、その胸は平坦だった。つくづくあそこに豊かな膨らみせえあればといつも思っている彼だが、彼女に目が離せないのだ。

同僚でもドン引きの巨乳フェチのPはいつもならユニットのある二人の巨乳に視線が行くのだが、どうもおかしい。

あっという間にライブが終わり、観客の熱い声援が冷めない中彼女たちはこちらに戻ってくる。

夏樹「どうだったP?熱いライブにできていたか?」

亜季「この感覚、何度味わっても飽きませんな!」

涼「いつも全力だが、今日は一段と疲れたぜ」

里奈「からだあつーい、お水ちょーだい」

P「おう!いいライブだったぞお前ら!」

リーダーに視線が行きがちだったが、プロデューサーとしてユニット全体の動きを見ていたPは4人に労いの言葉をかける。

その4人の後にリーダーがPの前に来た。

拓海「おうP!このライブ、最高だったろう?」

自信満々に感想を求める彼女にPは応える。

P「文句のつけようのない最高のライブだったぞ拓海!」

拓海「そうか...そうだよな!へへっ」

P「ッ!」

彼が見たものはたくみんスマイル...ではなかった。満面の恋する乙女の笑みである。

拓海「じゃあ着替えてくるから、焼肉奢れよ!」

初めての芽生えた感情だった。彼はそれに従順になるようにその背中に声をかける。

P「拓海!待ってくれ!」

それを聞き、振り返る彼女。Pは決意したように口を開いた。



P「拓海...お前がよければの話だが...俺と結婚を前提に付き合ってくれないか…?」



アタシがお願いしたいのは...そう、Pと付き合う前の関係に戻してほしいこと...

えっ?何でかって?...そんなモン決まってんだろ

デカい胸なんて無くてもアタシがPを惚れさせてやるんだよ!

バッド(?)エンド、おわり!

かなり急ぎ足になりましたが、何とかなりました(誤字脱字に目を逸らす)

次はハッピーエンドですね...

―ハッピーエンド―


P「何言ってんだ。それじゃあ拓海との婚約が台無しじゃないか」


拓海「え...?」

当たり前のように発言するP。その顔には嘘が書かれていない。

P「確かに拓海のおっぱいがなくなったのにはビックリしたぜ。でもお前とは絶対に結婚したいしそれ以外はもうあり得ないと考えている。」

彼の偽りない告白につい顔を赤くする拓海、それでもまだ疑う。

拓海「だってアンタが胸しか弄らないから...デカい胸しか興味ないんじゃ...」

P「確かに俺は巨乳フェチだが...それだったら俺は今頃及川家に婿入りしているぜ?」

拓海「それって...つまりは...」

P「巨乳かどうか以前にお前自身に惚れていたんだよ。んでたまたまHカップという魅惑の果実があったってワケよ。」

少し恥ずかしそうに笑顔で拓海に告白の理由を語った。

眠いので今回はこれまで。

連休の最終日には仕上げておきたい...

拓海「バカ野郎...そういうことは、もっとはやく聞きたかったんだぞ...」

5ヶ月間ずっと胸の内にあった不安が溶けて、その瞳から大粒の涙が零れ出る。形がどうあれ、自分を愛してくれているのだと...本当に良かった...

P「ごめんな。告白するときにこういうことも言おうとしてたんだけど、俺もあの時舞いあがちゃって、つい忘れていた。」

拓海「良かった...良かったよおぉぉぉ~...」

今、目の前にいる彼女は特攻隊長でもアイドルでもない。どこにでもいる恋する乙女だ。泣きじゃくる拓海を羽衣をかけるように優しく抱き寄せた...

P「ところでその胸...なんでそんなことに?ていうか元に戻せるのか?」

拓海「あっ...確かに...どうやったら戻るんだこれ?」

P「えぇー!?戻してくれなきゃ俺が困るよー!」

やっと落ち着いた拓海を椅子に座らせ、ホットココアを彼女に渡しPと変わり果てた胸について話をしていた。

芳乃「それは私から説明いたしまして―」

いつの間にか部屋に入っていた芳乃に2人が驚いたとき、Pの行動は速かった。普段の彼女からは想像できないその和服から主張する大きな膨らみを確認した瞬間、一気に彼女との間合いを詰め、目にも止まらぬ手さばきで和服を脱がせその爆乳の全貌が露わにさせた。

芳乃「いやーんでしてー」

P「その胸の形、乳輪の大きさ、乳首の色...非常に拓海のHカップに酷似している...だがそれだけでない、もう1人のおっぱいの分も加算されているような推定Kカップ...吸い取ったんだな芳乃!お前の力で拓海の爆乳をッ!」

芳乃「話が早くて助かりましてー」

まるでバトル漫画で敵の特殊能力を見破るように芳乃の豊乳を的確に分析したP、流石巨乳フェチである。そして芳乃はこうなった経緯をPに話した。

P「なるほど...拓海にもそんなカワイイところがあったということか。そうかそうか~」

拓海「何アタシを見てニヤニヤしてんだよ気持ちわりぃ!」

P「あいたっ!」

芳乃「夫婦漫才はそこまででしてー。胸を返す術ですがー...」

重要な話になったと分かり、静かに聞き入る2人。そして芳乃はこう言った。

芳乃「また乳献上の儀を行い、拓海さんが私の胸を吸い取るのでしてー」

拓海「なるほど、やられたことをそのままやり返すカンジか...」

芳乃「その通りでーでは、早速行いましょー...」

瞬時に部屋が変わった。昨晩拓海が経験した快感の和室である。

P「うおっ!?何処だここ?」

どうやらPもこの空間に入ったらしい。

Pは拓海と芳乃の服が例の巫女服に変わっていたのも驚いたのだが、お経のようなものを唱える芳乃の強調されたKカップ爆乳につい鼻の下を長くする。それを面白く思わない拓海はPの頬をつねる。情けない悲鳴が響いた。

芳乃「それでは拓海さん、その杯に入っているものを私に飲ませましてー」

2人の間に置かれた杯を確認した拓海はそれを手に取り、芳乃に飲ませようとした...がなにを思ったか杯を元の場所に戻す。

拓海「なぁ芳乃...昨日アタシにいきなりこれをやったとき、声をかけても無視してたよな?」

芳乃「...なにを仰っておるのかー」

拓海「アタシの了承も得ずに、それに気絶してからも胸をこんなになるまで吸い取ったもんな~。...どう思ってた?」

一瞬の静寂。そして...

芳乃「...決して『そのバカでかいおっぱいを吸い取ってやったぜ!ざまあみろ!おぉん?今のぺったんこの状態で【アタシ胸が大きくてこまっているんですぅ~】って言ってみろや貧乳!』と思ったことはー...」

拓海「P!」

Pに視線を送る拓海、その目を見て何を企んでいるか察した彼は芳乃の後ろに回り込み、Kカップ爆乳を揉みしだく。

芳乃「っ!!?!」

今までの自慰でも経験したことない快感にあっという間に力が抜け、両ひざを床につけてしまう芳乃。拓海は再び杯を持ち、芳乃に中身を飲ませた。

拓海「さっきも言ったがアタシはやられたことをやり返す主義だ。...覚悟はいいな?」

Pは芳乃の巫女服を横にずらし、再度爆乳を持ち上げ、すっかり勃起した乳首を拓海に飲ませやすいよう隣り合わせる。そこから滲み出る白い液体を見て拓海は口を近づける...

芳乃「あっ...ぃや...」

静止を求めるがPのテクニックの影響で声に力が出ない芳乃。拓海は2つの先端を口に含み、そして...

ちゅうううううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅぅぅううぅうぅぅぅぅ!

思い切り吸い上げた。

芳乃「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!!」

おそらく誰も聞いたものはいないであろう彼女の快感による喘ぎ声が響いた。そして拓海の口内に甘いミルクのような液体が流れ込み、それを飲んでいく。10秒もたたないうちに芳乃のKカップ爆乳が萎みはじめ、目測でもJカップにサイズダウンしようとしていた。

拓海(来た...!)

拓海は貧相な胸の中に熱いものが流れ込んでくる感覚を知った。ほとんど平坦だった胸板に膨らみが出てきたのだ。まるで風船同士の空気の入れ替えのように芳乃の豊乳は萎み、拓海の貧乳が膨らんでくる。

芳乃「あっ...あーっ...」

この時点で芳乃は声もまともに出なくなり、涎を垂らしながら焦点の合っていない目で自身の爆乳が萎んでいく様子を見るしかなかった。

J、I、H、G、F、E...とサイズダウンが進み、Dになるところで拓海は一旦口を離した。

拓海「ぷはぁっ!流石に両方同時に吸うのには厳しいサイズになったな...」

この時点で両者のバストサイズは逆転していた。拓海の胸にはFカップは下らないであろうサイズの果実が2つ、下にずり落ちた巫女服から瑞々しく弾んだ。

P「だいぶ戻ってきているぞ!拓海のおっぱいが!」

乳を吸い取る様子を見ていたPは股間に大きなテントを張らせながら、拓海に状況を教えた。

拓海「そうか...次でラストスパートだ!行くぜ芳乃!」

P「行けぇ!拓海ーーーーーーーーッ!」

芳乃「も...ゆる...し...でして...」

こうして片方ずつ乳房を吸い取られ、拓海の爆乳が完全復活した...


拓海「あれ?ブラのホックが届かない!」

P「えぇ!?」

吸い取り終えた直後、芳乃がうつ伏せに倒れたと同時に部屋が元に戻り、拓海はいつものようにブラジャーを着けようとしたら以前と違い、ホックが完全に背中に届いていなかった。

拓海「まさか...!」

そう思い、倒れている芳乃を仰向けにした。

拓海「なっ...無い...!」

芳乃「誰が...ここまでやれと...言ったの...でしてー」

かろうじて意識の合った芳乃の胸は僅かな膨らみだけを残していた。どうやらあの時、Pの応援もあり、力強く吸っていたので元々彼女にあったBカップのつつましい胸も少し吸い取ってしまったようである。

拓海「P、メジャーをくれ!今アタシのサイズはどれくらいだ?」

暫くしてメジャーをもって部屋に戻ってきたPにお願いし、バストを計測する。

P「ひゃっ...101cm...!やったー!夢の100cmオーバーだあああぁぁぁ!」

元のサイズより2カップアップ、Jカップになったその爆乳にPは顔を突っ込ませた。

拓海「おわっ!こんなところで抱き着くな!...ったく。」

いつもなら突き飛ばすが、この時は許した。見慣れた光景を目にして、拓海はもうこの表情に不安を抱かなくていいのだと確信していた...

おっぱいサイズとその他 最終情報

向井拓海(18) 163cm  53kg(交際前)
B95(Hカップ)→97.5(+0.5でIカップ)→70(AAAカップ)→101cm(Jカップ)
W60
H87

依田芳乃(16) 151cm 40kg(巨乳化前)
B73(Bカップ)→巨乳化100.5cm(Kカップ) →貧乳化69.5cm(AAカップ)
W53
H73

華麗なるおっぱいの逆転劇ですねぇ! あとちょっと続きを書きます。

(訂正)おっぱいサイズとその他 最終情報

向井拓海(18) 163cm  53kg(交際前)
B95cm(Hカップ)→(交際開始から半年後)97.5cm(あと0.5cmでIカップ)→貧乳化70cm(AAAカップ)→巨乳化101cm(Jカップ)
W60cm
H87cm

依田芳乃(16) 151cm 40kg(巨乳化前)
B73cm(Bカップ)→巨乳化100.5cm(Kカップ) →貧乳化69.5cm(AAカップ)
W53cm
H73cm

それから数日後...2人の関係は変わらぬままだった。その間に芳乃は「びぃかっぷに戻してほしいのでしてー」とお願いという名の乳献上の儀に強制参加を目論んでいた。だが、試練を乗り越えた2人にそんな水を差すようなことはできず、AAカップのままでもいいかなと考え始めているようだ...

P「今度のライブの打ち合わせは以上だ。何か質問は?」

里奈「ないぽよー」

涼「大丈夫だ」

夏樹「別に無いぜ」

亜季「大丈夫であります!」

拓海「大丈夫だ!」

打ち合わせ後、4人は拓海とPの2人きりにするべく、さっさと部屋から出る。去り際に夏樹に「グッドラック」と応援された拓海。

拓海「あいつら...P、今晩大丈夫か?」

P「今日は定時に終わるから大丈夫だ!」

今日は約束した「夜のお誘い」である。すると拓海は私物のバックからあるものを取り出した。


打ち合わせが終わり、

それから数日後...2人の関係は変わらぬままだった。その間に芳乃は「びぃかっぷに戻してほしいのでしてー」とお願いという名の乳献上の儀に強制参加を目論んでいた。だが、試練を乗り越えた2人にそんな水を差すようなことはできず、AAカップのままでもいいかなと考え始めているようだ...

P「今度のライブの打ち合わせは以上だ。何か質問は?」

里奈「ないぽよー」

涼「大丈夫だ」

夏樹「別に無いぜ」

亜季「大丈夫であります!」

拓海「大丈夫だ!」

打ち合わせ後、4人は拓海とPの2人きりにするべく、さっさと部屋から出る。去り際に夏樹に「グッドラック」と応援された拓海。

拓海「あいつら...P、今晩大丈夫か?」

P「今日は定時に終わるから大丈夫だ!」

今日は約束した「夜のお誘い」である。すると拓海は私物のバックからあるものを取り出した。

P「そっ...それは!」

パッケージには「めちゃうす」という大きな平仮名が載った小箱、コンドームだった。

拓海「今日はその...下のほうも使ってくれよ...初めてだけど...」

顔を熱くしながら処女を奪ってほしいとおねだりする元特攻隊長アイドル、口を小箱で隠す仕草によって両腕に挟まれたJカップ爆乳が強調される。この時点でPのpは臨戦態勢に入っていた。初めて乳以外のところも興奮したのである。そんな彼が暴走寸前なのを知らずに拓海は会心の一撃を喰らわしてしまう。

拓海「今日は大丈夫な日だから...生でもいいぞ...?」

P「うおおおぉぉー!拓海ぃー!」

タガが外れたPは拓海に襲い掛かり、服はおろか新しく買ったJカップ用のブラジャーとショーツも脱がし、素っ裸にされる彼女。

拓海「待て待て!夜のホテルまで待てないのか!ていうかコンドーム着けろ!いくら大丈夫な日でも限度が...ああん!」

抵抗しようとするもPのテクニックで艶のある声を出してしまい、力が出ない拓海。

こうしてなす術なく、初体験は勤め先の事務所の一室で行われた。

程なくして「できちゃった結婚」をしてしまい、電撃引退することを快感の渦に飲み込まれている2人はまだ知らない...

これにて本編は終了!お疲れ様でした!

休憩したらAAカップの貧乳になった芳乃がどうやって戻すかというおまけを書きます。

~おまけ~

芳乃「拓海さんから私のびぃかっぷを取り戻したいのですが...あのいちゃつきように水は差せませぬー...おやー?衣装室から声がー...」



ルーキートレーナー(以下ルキトレ)「91.5cm!?十時さん、また胸が大きくてなっていますよ!」

愛梨「えぇ~?気のせいですよ。」

ルキトレ「ちゃんと測っていますから間違いありません。こまめなプロフィールの更新をしとくように言っているでしょう?」

愛梨「むぅ~...」



芳乃「...」

―その日の夜 愛梨の寝室―

愛梨(B:91.5cm)「すぅ...すぅ...」

こそこそ...

芳乃(B:69.5cm)「...」

ばさり ぷち...ぷち... ぷるんぷるんっ

愛梨「んぅ...熱くなっちゃったぁ...すぅ...」

芳乃「...」

はむっ ちゅう...ちゅう... ちゅぽんっ

愛梨(B:88cm)「もぉ~Pさん...それはアップルパイじゃないですよ...すぅ...」

芳乃(B:73cm)「...」

ばさり こそこそ... がちゃん ぱたんっ

―翌朝―

愛梨「やっぱり納得いきません!もう一度測り直して下さいっ。」

ルキトレ「...って朝から言うんですよ。はぁ...」

ベテトレ「しょうがない...われら4姉妹が1回ずつ測りその結果から判断しよう...」

愛梨「本当にお願いしますよ?」



芳乃「...」

ルキトレ「91.5cmです。」

トレーナー「91.5cmですね。」

ベテトレ「91.5cmだな。」

マストレ「91.5cmだ。十時、満足したか?」

愛梨「...はい。お騒がせしてすみませんでした...」



芳乃「ッ!?!?!!!!!!?????1?!?!?!?!?!??!」

おまけ 終わり

とときんの成長性はA(超スゴイ)っていうおまけでした。

SSは初めてでしたが皆さんの感想や期待の声で何とか完結できました!ありがとうございます!

途中で分かり難いところや誤字脱字があったと思います。すみません!

良かったら感想をいただけると嬉しいです。直してほしいところがあれば、次回作で(なるべく)反映するようにします!

次回作は美優さんのお話です。どんな話になるかご期待ください!

それでは失礼します。

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