千歌「梨子ちゃん!お手!」 (43)

半年前に書いたssですので、突っ込みどころだらけでも気にしないでね

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梨子「・・・私犬苦手なんだけど?」イラッ

千歌「もー、そんなに怒らないでよ」

梨子「呼び出されていきなりお手なんて言われて怒らない人いないと思うけど?」

千歌「注文多いなぁ。じゃあ猫で!」

梨子「・・・・・ふざけてる?」

千歌「ふざけてない!至って真面目だよ!ところでやってくれるの?」

梨子「・・・・」

ガチャリ

千歌「」

千歌「・・・・・・え?何コレ?」

梨子「首輪」

千歌「それはわかるよ。でも、何で私首輪をつけられてるの?」

梨子「千歌ちゃんは今日から永遠に私のペットね」

千歌「・・・・・・・・」










千歌「わんわん♡」ペロペロ

梨子「え"っ!?な、なんで?普通引くでしょこんなことされたら・・・」








千歌「あれ?梨子ちゃん、家に来てたんだ?」

梨子「え?・・・・千歌ちゃん?」

千歌?「わん!」

梨子「・・・じゃあこっちは?」

しいたけ「わんわん♡」ペロペロ

梨子「」








しいたけ「幻術だ」

梨子「はっ!変な夢見た・・・」

千歌「梨子ちゃん!花火見に行こ!」

梨子「花火ぃ?こんな季節にやってるとこあるの?」

千歌「沼津で特別に催してるみたいだよ」

梨子「そうなの?じゃあ行ってみようかな?でもその前に・・・・しいたけちゃんは連れていないよね?」

千歌「?連れていかないけど、それがどうかした?」

梨子「ならよかった」

祭り会場

梨子「わぁ・・・色んなお店があるのね!」

千歌「どこからまわる?」

梨子「花火は?」

千歌「まだ先」

梨子「やっぱ帰る」スタスタ

千歌「待って待って待って!それはない!それはないよ!」

花丸「あれ?千歌ちゃんと梨子ちゃん?」

善子「せっかくだし声掛けようか。おーい、リーダー!リリー!」

梨子「善子ちゃん!花丸ちゃん!こんばんは!」

善子「偶然ね。花火でも見に来た?」

梨子「うん、まだ先みたいだけど」(苦笑

善子「おやおや、2人ともデート?お邪魔かしらねー」 ニヤニヤ

梨子「大丈夫だよ。そんなんじゃないから」

善子「ちぇ、あっさりしてるなぁ・・・こっち来た当初ならはわはわした反応くれそうだったのに」

花丸「善子ちゃん、ルビィちゃんを待たせてるからそろそろ行くずら」

善子「ルビィ?ルビィは今日来られなんじゃ・・・」

花丸「いいから!!」グイッ

善子「あああっ!?ま、また学校でぇぇぇ・・・」ズルズル

花丸「善子ちゃん、ルビィちゃんを待たせてるからそろそろ行くずら」

善子「ルビィ?ルビィは今日来られなんじゃ・・・」

花丸「いいから!!」グイッ

善子「あああっ!?ま、また学校でぇぇぇ・・・」ズルズル

梨子「なんだったんだろ。ねぇ千歌ちゃん・・・・千歌ちゃん?」

千歌「あっ花火!」

梨子「嘘っ!?予定じゃまだ先なんじゃ・・・」クルッ






ひゅ~~、バァン!!♡

梨子「わぁ・・・綺麗♡ハート型の花火なんて初めて見ちゃった♡」

千歌「・・・梨子ちゃんのほうが綺麗だよ」ボソッ

梨子「え?なんだって・・・」

千歌「・・・///」





チュッ

梨子「ちょっ、千歌ちゃん!?祭りの空気にでも流された!?」

千歌「え!?えっとその・・・・・わ、ワンワン!////」

梨子「・・・・あんまりふざけるなら帰るからね」

千歌「ご、ごめんなさい!もうふざけないから!」

梨子「全く・・・・///」








曜「ヨーソロー!」ガバッ!

梨子「うわっ!?曜ちゃん!」

曜「今すごいのを見たんだけど、アレなにかな?」ニヤニヤ

梨子「見られてた!?あ、あれは千歌ちゃんが雰囲気に流されただけで・・・お互い他意はないというか」

曜「ふーん・・・・千歌ちゃんはどうなの?」

千歌「////」

梨子「えっ、何照れてるの!?もしかして今更恥ずかしくなってきたの!?だったらやらなきゃよかったじゃない!///」

曜「まあまあ、どうやら私はお邪魔虫みたいだし、帰るね。また学校でー!」

梨子「・・・次は、もうやらないでよ?///」

千歌「・・・・」コクッ

梨子(花火はもう良いのが見られたのだから帰ってもいいのだけれど・・・)

梨子「・・・あと一軒ぐらい行ってみよっか///」

梨子(どうやら私は浮かれていたみたいだった)

千歌「わたあめ屋さんに行きたい!」

梨子「千歌ちゃんったら、本当に花より団子なんだから」クスッ

千歌「・・・・・」

梨子(あれ?怒らせた!?)

千歌「・・・」ガシッ

梨子「・・・・・・・・・・へ?」

千歌「・・・」ズルズル

梨子「待って待って!何処へ連れていくの!?」

SMクラブ


梨子「待って待って!流石にそれはやばいって!!やめよう!Aqoursとして、いや、学生としてそれはマズイから!」

千歌「ねぇ梨子ちゃん。チカにおしおきして?///」

梨子「いやいや、唐突にそんなこと言われても意味わからないからっ!」

千歌「お願いっ!!」

梨子「・・・・せめて理由を教えて?」







千歌「梨子ちゃんが私を見てくれないから・・・」

梨子「え?千歌ちゃん、何言って・・・」

千歌「いい加減に逃げないでよ・・・流石に気付いてるんでしょ?」

梨子「いや、わかんないから・・・・わからりたくないから、お願い千歌ちゃん。今ならまだ冗談で引き返せるから・・・・」

千歌「冗談なんかじゃない!なんなら梨子ちゃんの嫌いなしいたけやわたあめを殺してみせるよ!梨子ちゃんに馴れ馴れしい曜ちゃんや善子ちゃんだって殺してみせる!チカにはその覚悟がある!」

梨子「っ!」ゾワッ

千歌「ねぇ、梨子ちゃん。千歌はね、何も千歌の想いを受け入れてって言ってる訳じゃないの」

梨子「・・・・」

千歌「でも、気付いては欲しかったんだぁ♡こんな形になっちゃったのは残念だけど、梨子ちゃんだーい好き♡」

梨子「は、はははっ・・・・」

千歌「ねぇ梨子ちゃん♡こんな歪んだチカのこと、悪い子だ!ってお仕置きして欲しいの♡ダメ?」

梨子「・・・いいわ。千歌ちゃんがそれを望むなら」

千歌「やった!だから梨子ちゃん大好き♡」

梨子(・・・逆らったら何されるかわからないもの)

クラブ内


梨子「それで、私はまず何をすればいいの?」

千歌「うんとね、まず軽いウォーミングアップに腕立て伏せ100回やるから梨子ちゃんはチカの上に乗って!」

梨子「・・・・は?」

千歌「もしかして、こんなんじゃウォーミングアップにもならない・・・」

梨子「あああっ!い、いやそんなことないよ!これでももう十分だよ!」

千歌「そっか!よかったぁ・・・」

梨子「(ま、まあこれぐらいなら・・・正直もっとドギついのを想像してたし・・・・)じ、じゃあ・・・乗るね?失礼します・・・・///」

千歌「えへへ///ハッ!?い、いやこれはお仕置きなんだから喜んだらダメだよね!」

梨子「・・・早くしてくれないかな?」

千歌「は、はいっ!///」

数十分後


梨子「せ、成功させちゃったよこの娘」

千歌(梨子ちゃんのお尻、柔らかかったなぁ♡)ポー

梨子「・・・・・そろそろ私も本気を出す時が来たようね」

千歌「えっ!?そ、そんな・・・////梨子ちゃんからの本気のお仕置き!やだなぁ♡」

梨子「本気の告白してみて」

千歌「・・・・・・えっ?/////」

梨子「どうしたの?出来ない?じゃあ、私は千歌ちゃんのこと信用できな・・・」

千歌「ち、チカを梨子ちゃんのお嫁さんにしてください!////」

梨子「・・・・ちょっと陳腐過ぎない?もうちょっと考えてよ」

千歌「ご、ごめんね!一生懸命考えるからっ!もう1度だけ、もう1度だけチャンスを下さい!」

梨子「・・・・まあ確かに、考える時間を与えなかったもんね。いいわよ」

梨子(時間稼ぎとしては充分過ぎるわ)

千歌「・・・・梨子ちゃんの事が好き!梨子ちゃんのピアノの音色が好き!梨子ちゃんの髪が綺麗なところが好き!梨子ちゃんのちょっとエッチスタイルのところも好き!みかんと同じくらい大好き!だから梨子ちゃん、私、高海千歌は梨子ちゃんを独り占めしたいのです! 梨子ちゃん、いいでしょうか?」

梨子「嫌に決まってるじゃない」

千歌「・・・え?」

梨子「いや、え?って・・・お仕置きなんだからOKする訳ないじゃない」

千歌「・・・・・そう、梨子ちゃんの気持ちはよくわかった。攻守逆転だよ」

梨子「ま、待って待って!やだ!離して!」

千歌「・・・逆らうの?」

梨子「!?」ビクッ

千歌「そっか・・・逆らうなら飛びっきりキツーいお仕置きを」

梨子「い、嫌っ!」

千歌「~~っ!」ズキッ

梨子「曜ちゃん助けて!千歌ちゃんがおかしいの!」

曜『ええっ!?わ、わかったであります!』

千歌「・・・へぇ、曜ちゃん呼ぶんだ?」

梨子「よっちゃんもよぶわ!」ピポパポ

千歌「・・・なんでそうやって他の娘も呼ぶの?」ギリッ

梨子「そ、それは・・・・」












梨子「・・・・もうこの際だからはっきり言うけど私はよっちゃんと付き合ってるし、曜ちゃんは千歌ちゃんを好きだから付き合えるように応援してるのよっ!!」

千歌「・・・・・え?マジで?」

梨子「マジで」

千歌「ごめん、一周回って頭が冷えてきた。え?マジで?」

梨子「だからマジなんだって」

千歌「そっか。梨子ちゃん、恋人居たんだ・・・じゃあ、諦めるしかないよね」グスッ

梨子「そうそう、諦めて・・・」

千歌「・・・・ん?あれ?じゃあなんで祭りの時善子ちゃん、花丸ちゃんと一緒に居たの?」

梨子「ルビィちゃんを好きな花丸ちゃんの相談にのってたそうよ」

千歌「だからって普通恋人を別の人と2人きりにしちゃうの・・・?」

梨子(何も知らなかったとはいえ、千歌ちゃんがそれを言うんだ・・・)

千歌「あーあ、なんかもう醒めちゃった。梨子ちゃん、今日は本当に色々とごめんね」

梨子「ううん、元々は逃げてた私の責任だし・・・因果応報よ」

千歌「それにしても、まさか曜ちゃんが私のこと好きだったとは・・・」

梨子「だった、じゃなくて進行形なんだけどね・・・」(苦笑

千歌「でもまあ、とりあえず今は誰と付き合うとかはないかな。ちょっと傷心気味だし・・・」

梨子「きっと千歌ちゃんなら、将来素敵な恋人が出来るよ」

千歌「だといいなぁ・・・」

桜内家


梨子「色々あったけど疲れた・・・もう寝よ」

ピロリロリン~♪

梨子「誰よこんな時間に・・・・はい?」

ルビィ『もしもし・・・』

梨子「ルビィちゃん?どうしたの?こんな時間に」

ルビィ『梨子ちゃんのことが好きです、付き合ってください』

梨子「ブーッ!ゲホッ、ゴホッ」

ルビィ『り、梨子さん!?大丈夫ですか!?』

梨子「だ、大丈夫。心配しないで・・・(なんなの、私モテ期なの!?よっちゃんという恋人がいて、ついさっきまで千歌ちゃんに好意を向けられて・・・) 」

ルビィ『梨子さん?』

梨子「あ、ごめんっ!私よっちゃんと恋人関係なんだ!じゃ、そういうことで!」

ブチッ

梨子(千歌ちゃんの時は逃げた結果がああなったんだから、今度は間違えないわ!)

梨子「もう、本当に寝る・・・zzz」

翌朝



千歌「おはよう!」

梨子「おはよう・・・ふわぁ~」

千歌「すごいあくび。ごめんね・・・昨日は本当に」

梨子「あ、そのことはもうもういいから!それとはまた別件で夜更しして?」

千歌「・・・・何かあったの?」

梨子「ルビィちゃんに告白された後よっちゃんに振られた・・・」グスッ

千歌「ええええっ!?る、ルビィちゃんに告白されたのはともかく、善子ちゃんに振られた!何で!?」

梨子「・・・曜ちゃんのことが好きなんだって」

千歌「待って待って。その、曜ちゃんって、私のこと好きなんだよね?///」

梨子「うん、そうだよ・・・で、私はよっちゃんの恋人、のはずだったのに。何がどうしてこうなったの・・・ぅぅっ」

千歌「梨子ちゃん・・・・」

梨子「ごめん、千歌ちゃん。やっぱり今日学校休むね」

千歌「・・・・うん」

桜内家


梨子「・・・」

ガチャリ

梨子「もう嫌・・・私が何したの、こんな人生うんざりだよ。いっそどこかへ消えたい」

プルルルルッ

梨子「・・・・今誰とも話たくない」ボフッ

数時間後・・・



善子「リリー、お見舞いに来たわよ」

梨子「zzzz・・・んんんっ、 えっ!?善子ちゃん!な、なんで・・・ってあわわわっ、今顔が酷いことになってるからあんまり見ないで///」

善子「聞いて欲しいことがあるの・・・実はね、・・・・別れたいっていうのは嘘だったの。リリーの気を引くための嘘」

梨子「・・・どうしてそんな嘘ついたの?」

善子「だって・・・リリーったら、他の女の子にばっかりデレデレしてるように見えて・・・悲しくて」ポロポロ

梨子「まあ確かに、恋人を差し置いてずっと千歌ちゃんと居たもんね私。それは素直に申し訳ないと思うけど・・・でもだからって、別れたいは酷いと思うよ」

善子「もう絶対そんなこと言わない!リリーのこと絶対に離さないから!」

梨子「・・・・じゃあ、許すとしよう」

善子「リリーっ!」

梨子「でももうこれっきりだからね。約束よ?」

善子「うん!」

グー・・・

梨子「あっ///」

善子「・・・何か食べに行こっか。お詫びも兼ねて、奢るわ」

梨子「・・・ありがとぅ////」

適当なファミレス

店員「メニューです。ご注文がお決まり次第お呼び出しください」

善子「んー、いっぱいあるわね。リリー、何食べる?」

梨子「そ、そうだね・・・///」カチコチ

善子「そんな畏まるほどの高級店じゃないでしょ。変なの・・・」





数分後


善子「オーダー決まったし、呼びましょっか」ピンポーン

店員「ご注文は?」

店員「梨のパフェといちごパフェですね。少々お待ち下さい」

梨子「ねえよっちゃん、何で梨のパフェなんて頼んだの?(ってかそんなパフェあったんだ・・・)」

善子「そ、それはあ、あなたのことがちゅきだからっ///」

梨子「(噛んだ。可愛い///)ふふっ、私もよっちゃんのこと大好きだから、よっちゃんの好物頼んじゃった♡」

善子「ううっ///」

店員「ごゆっくりどうぞ」

よしりこ「「いただきまーす!」」

善子「あ、ルビィ…」

ルビィ「おいしそうなパフェ!いただきまーす!」パクッ

善子「って食われた!」

梨子「ピギィィィィャャャャャ!!!」

ルビィ「ゲェップ・・・おいしかった!」

善子「あんた、何でここにいるの?」

ルビィ「梨子ちゃんを追って来ちゃいました♡」ムチュー

梨子「~~っ!?///(し、舌入ってる・・・)」

善子「や、やめなさいルビィ!」

ルビィ「きゃっ!痛いよ善子ちゃん・・・」ウルウル

善子「あ、ご、ごめん・・・・」












ルビィ「今だよ曜ちゃん、善子ちゃんを攫って海外旅行に行って来て!」

曜「アイアイサー!」

ガシッ

善子「えっ?」

曜「全速前進ヨーソロー!!!」ダダダダダ

善子「えええええっ・・・・!」

梨子「よ、よっちゃぁぁぁぁん!!」

ルビィ「ルビィは善子ちゃんと梨子ちゃんの恋を応援したいんです。好きな人には幸せになってほしいから」

梨子「じゃあなんで今よっちゃんを攫ったの?」

ルビィ「・・・・海外でなら、同性でも結婚出来ますから」

梨子「ルビィちゃん・・・ディープキスの責任取って」

ルビィ「ヒッ、せ、責任?・・・何をすればいいんでしょう?」ビクビク








梨子「私を乗せて腕立て伏せ100回して♡」

ルビィ「」

梨子「やれ♡」

ルビィ「・・・・・はい」グスン

その後、とあるファミレスでピギィィィ!という断末魔が響き渡った

数年後、海外




牧師「汝、津島善子は桜内梨子を妻とし、生涯の愛をここに誓うか?」

善子「誓います」

牧師「汝、桜内梨子は?」

梨子「誓います」

牧師「ではキスするデース!」

こうして私達は、海外で幸せに暮らしました

そして夫婦になってしばらくした日常


梨子「ねぇ善子ちゃん。今日・・・シたいの。ダメ?」

善子「あ、明日は仕事早いから・・・」

梨子「ダメ?」ウルウル

善子「う、ぅぅ・・・///わかったわよ!やるわよ!」

梨子「わーい!よっちゃん大好き♡」










善子「ぐ、ぐぉぉぉ・・・/////」プルプル

梨子「はい!残り50回!あと半分頑張ってー!」

善子「新婚生活は、幸せだけど・・・・////」

善子(隙あらば腕立て伏せに誘うのだけは・・・出来るだけ控えて欲しい////)

ルビィ「終わルビィ!!」

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