ニンゲン観察モニタリング 高級喫茶店にラビットハウスのコーヒーが出たら? (52)

・バラエティネタは基本説明多い・・・(相変わらずへたくそで設定強引でツッコミ要素満載)
 とりあえずこういうのやってみたかったので書いてみる・・・


もし高級喫茶店のコーヒーが実は一般店のコーヒー
(本家ならインスタントコーヒーでやるはず。さすがにやらんと思うが・・・)だったら
お客さんは雰囲気に流される?流されない?

モニタリング方法は超一流の高級喫茶店が
新作メニューを出すための料理品評会という設定で
ターゲットにスイーツとコーヒーを提供。
そのコーヒーが実は別の店のコーヒーだったら
気づくのか?それとも高級喫茶店のコーヒーと信じ込むのか?

モニタリングに使用するコーヒーを作るのはこの店。ラビットハウスのこの人。

チノ「よろしくお願いします」

実はこの子。コーヒーの香りだけで
コーヒーの銘柄を当てることができるという特技を持つ中学生。
自慢の(オリジナルブレンドに使ってる)コーヒー豆を持って(店の許可もらった)
モニタリングの舞台の店へ

店長「君がドッキリのためのコーヒーを作る人かな?」

店員A(わ~、小さい割にはBより出来よさそう)

店員B(僕よりって何だよ・・・あ、)「よろしくお願いします」

チノ「こちらこそ」

高級喫茶店一同(礼儀正しい子だ)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517406147

店長「その豆でコーヒーを作るのかな?」

チノ「はい、そうです」

チノ「あ、その機械なら使い方分かります。
   私のオリジナルブレンドがこの店でも通用できるように頑張ります」

そして準備ができたところでモニタリング開始。
まずはこちらの二人組の女性。片方はモニタリングの内容を知っている仕掛け人。
もう片方は内容を知らないターゲットです

ターゲット「どんなの出るんだろう」

仕掛け人「楽しみ楽しみ~」

まずは本物の高級喫茶店の新作メニューを提供

ターゲット「これココナッツムースかな?」

仕掛け人「他の店とは違う高級感だよね」

ターゲット「わあ、おいしい」

仕掛け人「私もこんなの食べたことない」

ターゲット「やばい、どの店よりもおいしいよこれ」

仕掛け人「でもこれ別の店でもあったよ。でも
      こっちの方がおいしいし値段もお得そうだよ」

ターゲット「記念に撮っておこう」

続いて、ラビットハウスのオリジナルブレンドを提供


モニター室

チノ「反応はどうでしょうか」


店内

ウェイトレス「お待たせしました。こちら、オリジナルスペシャルコーヒーです」

ターゲット「スペシャル!?」

仕掛け人「飲もう、飲もう」

ターゲット「確かに器だけでも高級感あるよ」

仕掛け人「この店いろいろとチャレンジしてるんだよ実は・・・」

そしてコーヒーを一口、感想は?

ターゲット「普通においしい」

仕掛け人「バランスが取れているよね」

ターゲット「食べログで常に高評価出されてるだけはあるよね」

仕掛け人「酸味、苦み、コクに甘み、調和も完璧」


モニター室

チノ「そこを特にこだわりを入れています」


高級喫茶店のコーヒーと信じ込んでいる様子のターゲット

そこで

ウェイトレス「こちらのコーヒーにいくら出せますか?」

ターゲット「え?」

仕掛け人「決めてみて」

ターゲット「じゃあ・・・」

ターゲット「1000まではいかないから800」

仕掛け人「私もそんなところ」


モニター室

チノ「2倍の値段がつけられました・・・」

スタッフ「ちなみに実際のそちらのオリジナルブレンドはいくらですか?」

チノ「よ、400円です」

今日はここまでにします。
モニタリングのSS書いておきながら
自分自身はプレバト、ぐるナイ派だという自分が何様www

モニタリング終了、ネタを教えることに

ターゲット「え?何?」

仕掛け人「あ、この子可愛い」

スタッフ「どうも、モニタリングと申します」

ターゲット「モニタリング?」

スタッフ「スイーツはどうでしたか?」

ターゲット「おいしかったです。今まで食べた中で一番」

スタッフ「コーヒーの方はどうでしたか?」

ターゲット「これも今までの中で一番です」

スタッフ「実はこのコーヒー、この店のじゃないんです」

ターゲット「ええ~!?」

スタッフ「こちらのお店で提供されているブレンドコーヒーだったんです」

ターゲット「ラビットハウス?」

仕掛け人「あ、お店の前を何回か通ったことあるよね?」

ターゲット「確かに」

スタッフ「このコーヒー、誰が淹れたものだと思いますか?」

ターゲット「え?」

仕掛け人「この手のやつって一番意外なのがやってるパターンだよ。
      誰なのかは私も知らないけど」

ターゲット「じゃあ・・・この子?」

チノ「はい、私が淹れました。私、喫茶店やっていますので」

仕掛け人・ターゲット「ええ~!?すご~い!」

ターゲット「バリスタなれるよ絶対。だって・・・」

ターゲット「えっと・・・小学生ですか?中学生ですか?」

チノ「中学生です・・・」

ターゲット「中学生、中学生がこんなバランスのいいコーヒーを
       作ることができるんだもの。じゃあラビットハウス行こうかな?」

仕掛け人「バリスタ狙えるよこの子」

チノ「狙えるも何もそれが私の目標です」

チノ「気に入ってもらえたのなら是非お越しください」

ターゲット「じゃあ一緒に行こう」

仕掛け人「うん」

こちらのターゲットはオリジナルブレンドを大絶賛でした

続いてのターゲットはこちらの男性。
仕掛け人の友人に誘ってもらいモニタリング開始

ターゲット「結構広いね」

仕掛け人「この品評会で出るものは食べなきゃ損だぜ」

ターゲット「マジか?」

本物の高級喫茶店の新作スイーツで
高級喫茶店の雰囲気になじんだところで
オリジナルブレンドを投入

仕掛け人「高級感あるよな~」

ターゲット「確かに・・・」

そしてコーヒーを口に

仕掛け人「うま」

ターゲット「・・・・・」

しかしどうやら硬い表情・・・

仕掛け人「ん?」

ターゲット「これ高級店に出されるコーヒーにしては
       あんまりいいものではない気がするんだよ」


モニター室

チノ「・・・気のせいだと思ってほしいです」

店内

これは一般店のコーヒーとバレた?と思いきや

ターゲット「俺の口に合わないだけだとは思うんだけどさ」

仕掛け人「たぶんそうだと思うよそれ」

ターゲット「このコーヒーに700円以上の値段がつけられてたらこれパス」

ターゲット「多分670円くらいなんじゃないのかな?
       俺、このコーヒーにそんなには出せないな」

・・・と言っておきながら
実際の約1.7倍の値段をつける

モニター室

チノ「これ400円ですよ」

感じは微妙だがこれでモニタリング終了。
今回はチノを連れずにネタバラし

スタッフ「失礼します」

ターゲット「え?何?」

スタッフ「モニタリングなんですけど」

ターゲット「え?嘘?」

ターゲット「じゃあこのコーヒー・・・」

スタッフ「はい、このコーヒーはこちらのお店で提供されているものです」

ターゲット「違和感があるなとは思ったんですよ」

ターゲット「一般店だったんだ・・・」

仕掛け人「ラビットハウス俺も行ったことないけどなんかよさそうだな」

ターゲット「このコーヒー何気に素人が作ったものだとは少し思ったんだよ」


モニター室

チノ「素人じゃないです・・・」


こちらの男性も一応違和感は感じつつも高級喫茶店の雰囲気には流された

続いてのターゲットは3人組の男性のうちの二人

ターゲット1「僕、ここ来たことある」

仕掛け人「あ、俺も」

ターゲット2「俺初めてなんだよな」

まずは新作の高級スイーツ、と、ここでターゲットのうちの一人が激辛発言

ターゲット1「僕ね、これ失敗作だと思ってるんだ」

仕掛け人・ターゲット2「ええ~!?」

ターゲット2「なんでだよ、普通においしいじゃん」

仕掛け人「木組みの街屈指の名門喫茶店の作品にダメ出しかよ!?」

ターゲット1「ダメ出しったらダメ出し」

ターゲット1「あのね、これはね、新たなことをしようとして失敗というタイプの失敗作」

ターゲット1「チャレンジ精神が裏目に出たメニューだよ」

ターゲット1「この店はいつものまんまがいいんだよ」

ターゲット2「それ飽きられやすいだろ」

ターゲット1「だからこそ変なチャレンジ精神ついてしまったってやつだよ」

ターゲット1「一つ星だろうが五つ星だろうがレシピを変えて成功だとは限らないんだよ」

ターゲット1「その精神でこの店らしい美味さを損ねた感じがするんだよ僕には」

モニター室

チノ「厳しすぎる意見です・・・」


店内

ものすごく手厳しいターゲット、これはバレる予感が・・・
とにかくオリジナルブレンドを運んでみる

ターゲット1「さて、このブレンドコーヒーは香りはともかく味、
         ただおいしいだけじゃダメなんだよ」

仕掛け人「とか言って前の品評会の品物には大満足だったよなお前」

ターゲット1「それはそうだけどさ」


モニター室

チノ「インスタントコーヒーだと思われたらショックです・・・」

今日はここまでにします

そしてコーヒーを口にした2人のターゲット、すると

ターゲット1「何もかもが失敗作だなこれ・・・」

ターゲット2「・・・・・」

仕掛け人「おいおいおい、それはねえだろ?」

ターゲット1「と思ったけどもう一杯飲むよ」

そして・・・

ターゲット1「僕思ったんだけど・・・」

ターゲット1「これこの店の人が作ったコーヒーじゃないよ」

ターゲット1「なんか違う店のあんまり名の知られてないコーヒーじゃないのかな?」

ターゲット2「俺はインスタントコーヒーだと思ったな」

ターゲット1「さすがにそれはないでしょ」

仕掛け人「考えすぎだって」

ターゲット1「どちらにしろこの店じゃないってことは断言できるよ」


モニター室

チノ「インスタント・・・じゃないです・・・」←大ショック

さすがにラビットハウスのオリジナルブレンドだとは
気づかれなかったものの高級コーヒーが偽物だと見抜いたところで
モニタリング終了

ターゲット1「えっ?」

スタッフ「失礼します」

ターゲット2「何?何?」

ターゲット1「もしかして何かのドッキリ企画ですか?」

スタッフ「そうです。モニタリングと申します」

ターゲット1「道理でおかしいとは思っていました」

スタッフ「実はこのコーヒー、こちらのお店で出されているコーヒーなんです」

ターゲット1「ええ~!?」

ターゲット2「嘘だ~ww」

仕掛け人「お前達この前ラビットハウス行ったよな?ww」

ターゲット1・2「行った行った」

ターゲット2「家に着いたら日にちが変わっていたことを覚えてる」

ターゲット1「あの時はちょっと飲みすぎたな・・・」

ターゲット1「ところでその子、ラビットハウスのマスターの娘さんですか?」

チノ「そうです」

ターゲット1「それと、このコーヒー、ご家庭で飲まれてるものですか?」

チノ「・・・違います。お店で出しているものです・・・ショックが大きいです・・・」

仕掛け人「結局お前もインスタントコーヒーだと思ってんじゃん」

ターゲット1「コーヒーを扱っているバーは聞いたことがあるな・・・」

仕掛け人「答えになってねえ・・・」

ターゲット2「そういうお前もバーという認識しかなかっただろ?あの店のこと」

仕掛け人「明日ラビットハウスで飲もうか?明日なら時間開いてるし」

ターゲット2「俺も大丈夫」

ターゲット1「じゃあ明日の夜8時にラビットハウス前集合な」

チノ「ラビットハウスは喫茶店です・・・」

続いてのこちらの女性も・・・

ターゲット「これインスタントコーヒーやろ」

仕掛け人「ホンマ?」

ターゲット「家でよく飲むコーヒーとほぼ同じ味するやん」


モニター室

チノ「違います・・・違うんです・・・」

そして雰囲気に流されることもなくモニタリング終了

ターゲット「え?何?」

スタッフ「いかがでしたか?こちらのコーヒーは」

ターゲット「インスタントコーヒーでした。完全に」

チノ「・・・・・」

スタッフ「このコーヒー、こちらのお店で出されているコーヒーだったんです」

ターゲット「ええ~!?」

仕掛け人「誰?インスタントコーヒーと言ったの?」

ターゲット「うわ、うちめっちゃ恥ずかしいわ・・・」

仕掛け人「それにこの子何気に泣きそうやし・・・」

チノ「もう嫌です・・・」

今日はここまで

続いてのターゲットはこちらの女性
まずは本物の高級喫茶店の新作を用意し、
高級喫茶店になじんできたところで
オリジナルブレンドを出してみる

仕掛け人「出た出た」

ターゲット「これが新作のコーヒーだね」


モニター室

チノ「低評価を付けないでほしいです・・・」
↑2連続インスタントコーヒー評価に心が折れてる


店内

仕掛け人「私先に飲むね」

仕掛け人「おお~いい感じいい感じ」

ターゲット「本当に?」

すると、ターゲットの反応は

ターゲット「・・・・・」

反応が薄い様子、と思いきや

ターゲット「これそこらじゅうの喫茶店のコーヒーとは違うよ」

ターゲット「一般店のコーヒーとは比べてはいけないよこれ」

ターゲット「600円くらいなら出せる」


モニター室

チノ「私はさらなる上を目指しています」

高級コーヒーだと信じたところでモニタリング終了

スタッフ「失礼します」

ターゲット「えっ?」

スタッフ「モニタリングと申すものなんですが」

ターゲット「ええ?」

スタッフ「このコーヒー、どうでしたか?」

ターゲット「とってもおいしかったですよ」

チノ「ありがとうございます」

ターゲット「そちらの子は?」

チノ「私がこのコーヒー淹れました」

スタッフ「このコーヒー、こちらのお店で出されているコーヒーだったんです」

ターゲット「ええ~!?」

チノ「私のお店自慢のブレンドコーヒーです」

ターゲット「じゃあ私いつかラビットハウス行こうかな?」

仕掛け人「あの店がバーやってることは知ってた」

続いてはこちらの3人組の女性。
一人が仕掛け人で後の二人がターゲットです

そしてオリジナルブレンドを提供

ターゲット1「高級感あるね」

ターゲット2「飲んでみよう」

仕掛け人「こちらのコーヒーこの店の自信作らしいよ」

ターゲット1「だったらお店で出せそうだね」

ターゲット2「うん」

印象的には高評価の様子

そしてオリジナルブレンドを口にすると・・・

仕掛け人「どう?」

ターゲット2「どうって言われても・・・」

ターゲット1「すぐには答えが出ない」

ターゲット2「もうちょっと味に工夫が必要かな?」

ターゲット1「私も違和感覚えてきた」

ターゲット1「これ本当に高級店で出せるものなのかな?」

飲んだ途端に微妙な様子

ターゲット1「でもさ、味だけじゃわからないよ」

ターゲット2「うんうん」

ターゲット2「評価さえよければいいんじゃない?」

ターゲット1「口に合うのは人それぞれだし」

どうやら違和感を覚えつつも高級店の雰囲気に流された様子
というところでモニタリング終了。
今回はチノを連れずにネタバラしに

スタッフ「失礼します」

ターゲット1「え?」

ターゲット2「もしかしてモニタリングの番組ですか?」

今日はここまで

スタッフ「その通りです」

ターゲット1・2「ええ~!?」

スタッフ「こちらのコーヒー、どうでしたか?」

ターゲット1「もしかしてこの店のコーヒーじゃなかったとか?」

ターゲット2「道理で違和感覚えたわけだよ」

仕掛け人「あんた達結局この店のコーヒーと信じたじゃん」

ターゲット1「雰囲気って大事だね」

スタッフ「こちらのコーヒー、こちらのお店で出されているコーヒーだったんです」

ターゲット1「ラビットハウス!?」

ターゲット2「ええ~!?」

ターゲット1「あらやだ、今日そこ行こうとしてたところなんですよ」

ターゲット2「私も行けるよ、今日なら」

仕掛け人「一緒に行く?」

ターゲット1「夜でも大丈夫?」

ターゲット2・仕掛け人「大丈夫」

ターゲット1「じゃあ夜9時にラビットハウス前集合ね」


モニター室

チノ「結局父のバーなんですね・・・」

本日最後のターゲットはこちらの女性

モニター室

チノ「あっ・・・」

何やら表情が固まるチノ

チノ「これバレます・・・」

チノ「この人私の店によく来ています」

なんと、ターゲットは意外にもラビットハウスの常連客、
これはやばい予感が・・・

まずは本物の高級喫茶店の新作を出してみる

ターゲット「めっちゃおいしい」

仕掛け人「高級店はやっぱり違うね」

ターゲット「ちょっと写真撮ってみるよ」

仕掛け人「いいねいいね」

続いてオリジナルブレンドを出す。すると

ターゲット「・・・・・」

無言・・・

モニター室

チノ「バレませんように・・・」

店内

仕掛け人「どう?」

すると・・・

ターゲット「間違いないこと一つ」

仕掛け人「なに?」

ターゲット「これラビットハウスのオリジナルブレンドだよ」

ターゲット「味も香りもそっくりどころかまんまだし」

仕掛け人「ええ!?」

なんと、完璧に見抜いた!

モニター室

チノ「バレるとは思っていました・・・」

そしてネタバラしに

スタッフ「失礼します」

ターゲット「あ、もしかしてモニタリングの番組ですか?」

ターゲット「ラビットハウスの店員さんも来ていますね」

ターゲット「あれ?今回は一人?明るいピンクの子と丸いうさぎさんは来てないんですね」

チノ「その通りです。ココアさんとティッピーは来ていません」

ターゲット「このコーヒー、あなたが淹れましたか?」

チノ「そうです」

ターゲット「私、このコーヒーよく頼むんですよ」

チノ「その通りです」

スタッフ「あ、そうなんですか」

チノ「今後もラビットハウスをよろしくお願いします」

今回のモニタリングの結果、
高級コーヒーが実は一般店のコーヒーでも
7組中4組が雰囲気に流された。


終了

ちなみに僕はAqoursの9人に常識はあるのかというネタを
前から考えていましたがネタ切れで断念しました。
あと、プリキュアの伝説の力はSASUKEでも通用するかというネタも
考えていましたが(SASUKEはそんなに甘くない)これも最後まで思いつきませんでした。

というわけで適当なあとがきも終わり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom