【デレステ】紗南「あれ、菜々さん何してるの?」菜々「デレステのリセマラです」 (16)

※本作品の注意事項として以下の要素を含みます

・アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(以降デレステと表記)を同作のアイドル達がプレイします
・本作品の性質上、上記作品のメタネタを含みます

以上の要素が苦手な方はブラウザバックを推奨いたします

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~事務所休憩室にて~

紗南「へー、菜々さんまだデレステやってなかったんだ。どうして急に始める気になったの?」

菜々「ほら、最近ナナの恒常SSRが追加されたじゃないですか。少し前にスマホにも買い替えたし、これを機にやってみようかと」

紗南「なるほどね。…ところでリセマラするのはいいけど、あれ結構時間かかるよ。大丈夫?」

菜々「今日はもうレッスン終わりましたし、時間なら大丈夫ですよ」

紗南「通信は?ここWiFi開放してるけど、使うのにはちひろさんの許可必要なんだよね」

菜々「ちひろさんからも許可もらいましたよ。『スカウトチケット購入してくださいね』って条件付きで」

紗南「…その辺りは抜かりないねちひろさん。でもSSRが1枚あってスタートできるなら楽かも。誰をスカウトする予定?」

菜々「もちろんナナをスカウトします。やっと追加された恒常ですし」

紗南「あー…菜々さん、言いにくいんだけど、恒常の菜々さんはまだチケットでスカウトすることできないよ」

菜々「えっ!?ど、どういうことですか紗南ちゃん?恒常ならスカウトできるんじゃないんですか?」

紗南「恒常でも追加が最近だったのはスカウトできないんだ。多分次のキャンペーンならスカウトできると思うけど」

菜々「そうなんですか…じゃあ他の人をスカウトすることにします」

紗南「ところで、スカウトするのになんでリセマラするの?あたしは1人SSRがいれば十分だと思うけど」

菜々「せっかくなのでSSRが2人いれば楽かと思いまして。それに1回リセマラってやってみたかったんですよね」

紗南「菜々さん、苦行にわざわざ挑まなくてもいいのに…まあ菜々さんがやりたいっていうならいっか」

菜々「ナナがスカウトできないなら誰をスカウトしましょうかねえ…紗南ちゃん、誰がいいと思います?」

紗南「うーん…ここはいろいろな意味であたしがいいかな。強い特技も持ってるし、あたしをスカウトしてくれれば嬉しいし」

菜々「わかりました!じゃあ紗南ちゃんをスカウトすることにします」

紗南「ずいぶんあっさり決めちゃったね…でもやっぱり嬉しいな」

菜々「紗南ちゃんがいうのなら間違いないでしょうし、それにいろいろ教えてくれましたからそのお礼です」

紗南「でも実際に引けるまで何時間かかるかわからないよ?SSRを引くまでは2人でゲームの話でもする?」

菜々「紗南ちゃんが付き合ってくれるのならぜひ!1人でこの作業をやるよりも心強いですし」

紗南「そうそう、SSR引くまでリセマラするっていってたけど、誰引く予定?やっぱり菜々さん?」

菜々「それはあまり考えていないですねえ…確かにナナが引けたら嬉しいですけど、誰を引いてもそこでストップしますよ」

紗南「うんうん、SSRの菜々さんが出るのは1%未満だし、そのほうが気が楽だよ」

菜々「それじゃ紗南ちゃん、いつ出るかわかりませんけどそれまで雑談でもしていましょうか」

紗南「そうだね。できるだけ早く出てくれればいいけど」

~1時間後~

紗南「やっぱり出ないね…まあ5回くらいじゃあっさり出ないだろうけど」

菜々「こんなものじゃないですか?3%ですし、5回で出るとは思ってませんからね」

紗南「でも始めるならお正月ぐらいのときのほうが良かったのに。無料で10連回せたからリセマラもずっと楽だったし」

菜々「あ、そうだったんですか。それは盲点でした」

紗南「それに、始めるなら年末のSSR菜々さん復刻狙いでも良かったかも」

菜々「限定のSSRナナ復刻してたんですか!?じゃあそのときにがんばれば良かったですね…」

紗南「そういってたら次のガチャの準備できたみたいだね。次は誰かなー」

菜々「それじゃ引きますね。…あっ、ナナが出ました。Rですけど」

紗南「Rの菜々さんが出てきちゃったかあ。ここでやめてもいいけど、どうしよっか?」

菜々「もちろん続行しますよ。あくまでも狙いはSSRですし」

~さらに1時間後~

紗南「これで10回…やっぱりさっきの菜々さんでやめておいても良かったんじゃないかな?」

菜々「まあまあ。今日1日やる予定だったので別にかまわないですよ。紗南ちゃんとのゲームの話も楽しいですし」

柚「おっはようございまーす!あれ、2人とも何やってるの?」

菜々「あっ、柚ちゃん。おはようございます」

紗南「おはよう柚さん、実は菜々さんが…」

柚「…ふむふむ、そんなことやってたのかー。よし、アタシも協力しちゃおう!」

菜々「協力って…一体どうするつもりなんですか?」

柚「菜々チャン、よくぞ聞いてくれました!名付けて、『柚特製!スペシャルラッキーおまじない』だよっ!」

紗南「うーん、気分を変えることはいいと思うけど、リセマラに効果あるのかなあ…」

柚「ほらほら、こういうのって雰囲気が大事だからさ。きっとアタシのおまじないで上手くいくこと間違いナシ♪」

菜々「そうですね、せっかくですし柚ちゃんにおまじないをやってもらいましょうか」

柚「やったね!それじゃ、柚におまかせ!…『SSR出ろー、SSR出ろー、SSR出ろー』」

紗南「普通に祈ってるだけだった!?もっとこう、なんか意味ありげな呪文つぶやくのかと思ってたのに!」

菜々「でも、なんとなく効果あるような気がしますね。…あ、次のガチャの準備できたみたいですね」

柚「アタシのパワー込めたからきっとイイの引けるよ!」

菜々「では柚ちゃんもおまじないを信じて引いてみましょう。…えっ、本当にSSRが出た!?」

2人「「!!??」」

菜々「ほら、刺繍入りの封筒ですよ!確かSSR確定のはずですよね?」

紗南「たまにSRは出るけど、ほぼ確定だね。…誰が出るかな?」

柚「SSRならアタシも出てるし、それ出ないかなー、なんて」

菜々「では、タップしますね。……え、ええぇっ!!??」

柚「菜々チャン、すごく驚いているみたいだケド、どうしたの?」

菜々「……なんと、柚ちゃんが出てきました」

2人「「ええーーっ!!!???」」

菜々「ほ、ほら、これ見てください、確かにSSRの柚ちゃんが」

紗南「本当だ!SSRの柚さんが本当に出てきた!!」

柚「いやー、まさかここまで効果てきめんだとは思わなかったよ、アタシのおまじない♪」

菜々「柚ちゃん、すごいですよ!SSRの柚ちゃんを引けたしここでリセマラは終わりですね」

紗南「あれ、いいの?さっきRの菜々さんで続行したしSSRの菜々さんが出るまで粘るのかとちょっと思ってたけど」

菜々「そこまでやりませんよ。SSRのナナは次のスカウトチケットで入手すればいいだけですし、それまで待ちます」

紗南「でもSSRが2人から開始できるのは大きいね。ずいぶん楽になるんじゃないかな」

柚「アタシと紗南チャンが大活躍してくれるのは間違いなしだねっ!」

菜々「それじゃあSSRの紗南ちゃんをお迎えして…っと。これでようやくスタートですね、これからはゆっくり楽しみます」

紗南「ちょっと待った!菜々さん、まだ始めるには早いよ」

菜々「えっ?他になにかありましたっけ」

紗南「このキャンペーン、他にも10連回せるんだよ。それに恒常のSRのキャラもスカウトできるし」

菜々「あ、そんなのもあったんですか、ではそれをやってからですね。…それではまず10連を回す前に、柚ちゃん」

柚「どうしたの菜々チャン?アタシをじっと見て」

菜々「さっきのおまじない、またやってくれませんか?なんだか、あのおまじないなら効果ありそうな気がして」

柚「よーし、それじゃご要望にお応えして、もう1回やっちゃうよっ!…『SSR出ろー、SSR出ろー、SSR出ろー』」

菜々「さて、何が出るかな、何が出るかな♪なんて…あ、青封筒ですね」

紗南「青封筒かあ。でもまだSSRの可能性はあるね」

菜々「…!またSSRが出ました!次はありすちゃんです!!」

紗南「これで最初からSSRが3人!?しかもスカチケと10連でSRも2人確定ってすごいスタートダッシュだよ!」

菜々「いやあ、すごいですねこのおまじない。本当にSSRを引き当てちゃうなんて」

柚「ホントホント、アタシもビックリだよ。まさかまたまた大的中しちゃうなんてねー」

紗南(あ、あたしも今度ガチャ引くとき柚さんにおまじないやってもらおうかな…?)

ありす「おはようございます。あ、柚さんちょうどいいところに」

柚「ありすチャン!?もしかして、またアレ!?」

ありす「もちろんです。私は柚さんに納得してもらうまで続けますからね」

紗南「おはようありすちゃん。アレってなに?」

ありす「おはようございます紗南さん。もちろん、『柚さんが納得する味のイチゴパスタをつくること』ですよ」

紗南(『もちろん』なんだ…けっこうありすちゃんって負けず嫌いだなあ)

柚「あの、ありすチャン、アタシはそこまで気にしていないし、もういいんじゃないかな…」

ありす「でも、確実に味は向上しているはずです。私もいろいろ調べましたし、事務所の皆さんにも料理を教わりました」

柚「いやー、確かにおいしくはなってるんだケド…週1はちょっと勘弁かなーって」

菜々「ありすちゃん、今回はそのイチゴパスタ、ナナが食べたいんですけどいいですか?」

ありす「菜々さん?いったいどういうことでしょうか」

菜々「いえ、第3者からの評価っていうのも必要だと思うんですよ。それにちょうどナナのお腹もすきましたし」

ありす「…確かにそうかもしれません。では今回は菜々さんに試食をお願いします」

柚(助かった…いくらおいしくなってても、毎週イチゴパスタはちょっときついもんね)

菜々「そのかわり、ありすちゃんにナナへの協力をお願いしたいんですよ」

ありす「私に協力?いったいなんでしょうか」

菜々「実はナナ、デレステを始めまして…SRのスカウトを誰にしようか迷っているんです」

紗南「菜々さんを選ぶ…のは無理だよね。限定のSRしかないし」

菜々「はい。なので、みんなに知恵をお借りしたいんですよ。誰がいいのかなって」

紗南「あたしはまず特技を考えたほうがいいと思うな。例えばダメガや回復持ちとか」

ありす「私は全曲に対応するため、少なくとも属性は考慮すべきだと思います。弱点を補うべきかと」

柚「いっそのコト、そんなこと気にせずアタシ達の人間関係で選ぶのはどう?ユニット組んでる人とかさ」

菜々「いずれにせよ、みんなで決めたいですね。どの子にしましょう?」


4人の会議はしばらく続いたという…


終わり

以上です。ありがとうございました。

このSSは某所でのやりとりを元ネタにして制作いたしました。
元ネタの人、許可いただきありがとうございます。

皆様に良きモバマスとデレステライフがありますように。
それでは依頼を出してきます。

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