【モバマスSS】P「幸せは誠実な花言葉とともに」 (17)



注意事項
※前回の予告だけ見ればいいと思います。

前作の設定を引き継いでます。
【モバマスSS】泰葉「Pさんが手を出してくれないんです」(初投稿)
【モバマスSS】泰葉「乃々さんにも協力してもらいます」乃々「むーりぃ・・・」
【モバマスss】悠貴「遊園地で!」まゆ「お仕事ですよお」
【モバマスSS】周子「家出と客と和菓子屋と」
【モバマスSS】泰葉「自覚と一転攻勢」
【モバマスSS】泰葉「デート大作戦」
【モバマスSS】泰葉「周子さん。お話があるんですけど」


番外編になります。独自設定放り込みまくりの上

好き勝手にやってますなのでそういうのが嫌いだなって方はブラウザバックしてください。

メインキャラは泰葉 周子 ぼのの 悠貴ちゃんです。今回は新キャラ出ます 

今回はPの地の文多め 一部別キャラです モブキャラ出ます 泰葉のキャラがちょっと変です。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517371905




【街中】

P「・・・養成所に行くのなんて初めてかも」

部長のすすめでアイドル養成所に行くことにした。部長の担当である佐々木千枝を見つけたところらしい。

スカウトでは養成所に行く人は多い、自分は始めていくわけだけど。

P「アポなしでも行けるっていいよなあ」

子供の前でもあれを続けられると教育に悪いしなにより個人的に精神がもたない。

・・・正直いつ暴発してしまうか不安で仕方ないのだ。最近の泰葉おかしいし。なんでこうなったのだろうか?

社長も黙認するって一体何をしたのか、最近良く抱きつかれるし周子も混ざってくるし二人共柔らかいし・・・俺興奮するし。

・・・駄目だ。考えがまとまらない。今日はサボろうかな
???「きゃっ・・・あ、あの。すいません」

人にぶつかった。いかん全く前見てなかった。

P「ああ、すいません。ぼーっとしていたみたいで」

???「あっあの・・・コートが・・・」

P「え?」

・・・よく見るとコートの胸あたりの部分にめっちゃなんかついてた。バター?いやマーガリンかこれ。

少女が焼き芋を持っている。ああ美味しいよね焼き芋。今時の焼き芋ってマーガリンくれるんだ。すごいな

???「あ、あのっすいません・・・」

なんか弱々しい子だなあ。最初に来た乃々みたいだ

P「あー気にしないでよ。たいしたもんじゃないし」

本当にそこまで安くもないし高くもない。どっちかっていうとお気に入りってことのほうが辛い

???「わ、私のせいで本当にごめんなさい」

あれ?泣きそうになってない?焼き芋好きすぎるだろこの子

P「ちょっと待って。芋ごめんね。弁償するから」

???「だったら私もコートをお払いします。お値段教えてください」

P「いや。そこの公園で洗うからいいよ。もし駄目だったらクリーニングかけるし。じゃあね」

・・・とりあえずそこに見えている公園へ向かうことにした、水道もあるだろうし。



【公園】

P「いやーこの時期の水は冷たいやね」

ハンカチに水を染み込ませ拭いていく。後でクリーニングに持っていけばいいだろう。それよりも直近の問題は、だ

???「・・・」

さっきの芋の子がついてきたことだな!・・・どうしようかなこれ。年は15くらいかな?でもなんか雰囲気あるからもっと上かも。

もういいや。仕事なんかどうでもいい。とりあえずこの子と話してみよう

P「えっとさ」

???「すみません・・・私いつもこうなんです。私に関わるとみんな酷い目に遭うんです」

P「ほう」

???「今はお金がないんですけどクリーニング代は必ずお支払致しますので連絡先を・・・」

P「えーっと。別にいらないよ。元々クリーニング出す予定だし」

女の子から金をもらうのいやだし、本当に近々クリーニングに出す予定だった。問題ない

???「あ、そうですね。私と関わりになりたくなんかないですよね。ごめんなさい。・・・もういきますね」

P「待って」

会話の運び方をを派手にミスった。このままだと後味が悪すぎる。えっと・・・よしこれだ

P「俺今仕事ちょっとサボろうと思っててね」

???「はい」

P「どうせその芋もう食えないでしょ?鳩にでもあげつつ暇だったら話でも付き合ってくれない?俺はP、君は?」


・・・・・・・・・・・・・・・・

P「ほう。白菊ほたるさんとおっしゃる」

ほたる「はい」

暖かいココアを渡した後ポツポツと語り始めたことによるとアイドル志望の女の子らしい。

ほたる「それで、プロダクションに入ったんです。そしたらそこが倒産しちゃって」

P「ほう」

まあよくあるっちゃよくある。芸能事務所は水商売のようなもの。機を逃したりなんかのきっかけでつぶれることも多い

ほたる「別の事務所に行ったらそっちもなくなってしまって」

P「マジか。全部で何回目?」

ほたる「4回目ですね。それでもう噂になってるみたいで」

・・・そういえば聞いたことあるな。疫病神なアイドル候補生がいるとかなんとか、・・・部長は無能の戯言って一蹴してたっけ。

ほたる「それで、もう。諦めようと思って、お金もないし、家を追い出されて荷物を実家に送った帰りで」

ほとんどなにもないですけどね。と少女がはにかんだ・・・なかなかきつい。

ほたる「それで、美味しそうだなって思って使える最後のお金使って焼き芋を買ってみたんです。そしたら」

P「俺にぶつかったってわけか」

まだ一口も食べてなかったっぽいしなあ。そら泣きそうになるわ。

P「帰ったらどうするの?」

ほたる「わかりません。何をしていいのか」

P「・・・白菊さんはまだアイドルやりたい?」

ほたる「オーディションはいくつか受けたんですけどどこも駄目で、もうお金もないので。でも、まだ戻ってきたいです」

・・・やりたい意欲はすごい。普通なら諦めるところだ。・・・ルックスはかなりいいと思う、特に首元。よし、決めた

P「あのさ、225プロダクションって知ってる?」

ほたる「あ、はい。お名前だけは。書類だけ送ったんですけどオーディションをやってなかったみたいで門前払いでした」

P「白菊さん。もう一度確認したいけどアイドルやりたいんだよね?」

ほたる「はい」

P「ちょっとまっててもらっていいかな?」

電話をかけることにする。千川さんでも部長でもいいや


・・・・・・・・・・・・・・・・

※ここだけほたる視点になリます

ほたる「・・・」

隣の男の人が電話かけ始めた。千川さんという人と話してるみたい

P「はい。ええ。お願いします。名前は白菊ほたるです。」

私のことを話しているみたいだ。

P「あ、プロフィールが残ってる?そりゃ話が早い。スカウトしたんで今日連れて行きます」

・・・わたしのプロフィール?なんで?

P「ええ、後女子寮の手配も進めてください。あとでまた連絡します。失礼します」

・・・電話が終わったらしい

P「さて、と白菊ほたるさん」

ほたる「は、はい」

P「225プロダクションのPと申します。実は今日スカウトに出かけてまして、・・・まあサボってましたが」

・・・え?嘘。この人が?・・・名刺は本物みたい

P「養成所に行く途中で貴方にぶつかりまして、お話を聞いてスカウトしたいと思いました」

ほたる「で、でも私は疫病神で・・・」

今の話を聞いてそんなこと言われるなんて思わなかった。もしここが潰れたらこの人まで困ってしまう

P「ウチ潰すならミサイルが降り注ぐくらいじゃないと無理だよ。」

一発じゃたぶん無理だと思う。と真剣に言っている。どんな事務所なんだろう

P「貴方がやりたくないっていうなら諦めますが。どうする?」

私が・・・アイドルになれる?本当に?詐欺とかじゃなくて?

ほたる「わ、私は。アイドル、したいです。すごくすごくしたいです」

P「交渉成立だね。とりあえず荷物の配送先を女子寮に変更するのと、ついでにあれね。芋買って行こう」

・・・・夢みたいだ。この人は幸運の神様か何かだろうか

P「いやーしかしあれだね。運がいいわ。白菊さんはアイドルになった。俺はいい子を見つけられた。win-winってやつだね」

ほたる「ふふっ・・・そんなこと初めて言われましたよ。後ほたるでいいですよ」

了解ほたる、これからよろしく。とPさんは言った



【事務所ー泰葉部屋】

周子「おかえりPさん。その子が新顔の子?アタシ周子。よろしくね」

・・・テンプテーションアイズやモデルとしても大活躍中の塩見周子さん

泰葉「おかえりなさい。スカウトお疲れ様です。白菊ほたるさんというんですね。よろしくお願いします」

・・・元子役で単独写真集第2段が噂されているいろんな番組に引っ張りだこの岡崎泰葉さん

乃々「は、はじめまして。よろしくお願いします」

・・・アンダーザデスクで活動中の森久保乃々さん。バラエティにもたまに見る

悠貴「同い年なんですか!?やったぁ!よろしくお願いしますっ!」

・・・テレビロケでよく見る元気アイドル乙倉悠貴ちゃん

P「この4人が俺の担当です。よろしく。ほたる」

ほたる「は、はい」

・・・みんなちゃんとアイドルとして売れている人たちだ。私はここで一緒にできるのかな

P「とりあえず泰葉と悠貴。お前たち二人ちょっとレッスン場まで案内してあげてくれないかな」

悠貴「わかりましたっ!」

泰葉「了解です」

P「俺一回千川さんとこ行ってから向かうから。ほたるもそれでいいかな?」

ほたる「は。はい」

むしろ私が一緒に行っていいんだろうか

周子「えーアタシもいきたーい」

P「二人がレッスンなんだからちょうどいいだろ。乃々とお前は仕事だろうが」

・・・みんな売れっ子だし忙しいよね普通。私大丈夫だろうか。見限られたりしないかな

P「じゃあ解散な。」

周子「じゃあアタシも行くかな?じゃあね。ほたるちゃん」

乃々「し、失礼します、白菊さん。またあとで」

ほたる「あ、はい。失礼します」

泰葉「私達も行きましょうか。白菊さん」

ほたる「あ、ほたるで大丈夫です、よろしくお願いします。」

悠貴「行きましょうほたるさん!」

・・・・・・・・


※P視点に戻ります

【レッスン場】

P「すまない。遅くなって。ん?」

トレーナー「1.2.3.4.5.6.7.8。よし。白菊、もう一度だ」

ほたる「は、はい」

トレ「1.2.3.4.5.6.7.8」

・・・なんでレッスンしてんだ?別にいいけども

トレ「よし。休憩!二人は休憩終わりだ!」

悠貴・泰葉「よろしくお願いします」

・・・二人のレッスンが始まる。ほたるに話を聞いてみようか

ほたる「す、すいません。勝手にレッスンを」

P「もう一員だから全然いいけども。よく練習着なんか持ってたね」

ほたる「上は泰葉さん、下は悠貴ちゃんにお借りました」

・・・・なるほど。悠貴のレッスン着は基本ショートパンツだからなんかこう、火照った生足がとってもエロい。白い肌なのでなおさらだ

ほたる「あ、あのそんなに見ないで頂けると」

おっと。いかんいかん。だからレッスン場にあまり来たくないんだよなあ、目のやり場に困るんだもんここ。

P「まあ馴染んでるなら何よりだね」

ほたる「あ、あの私レッスンが楽しくて、前のところではやらせてもらえなかったので、お金もはらってないのにすいません」

P「トレーナーさんが喜ぶよ。いくらでも気の済むまでやっていいよ」

・・・他はどうかしらないが、ウチはレッスン費用をとらない。社長があれだからね。スカウトしたアイドルは無料だ。

その代わり新しい人を入れる機会も少ないが。・・・向上心があるのはいいことだ。デビューまであっという間かもしれない。

ほたる「あの。ありがとうございます。Pさんがいなかったら私」

P「いや、もしかしたらまだ不幸かもよ?こんなろくでなしに出会っちゃったんだから」

ほたる「ふふっ」

P「お、いい笑顔。困った顔よりそっちのほうがいいよ」

ほたる「私笑えてましたか?」

P「おう、かわいいかわいい」

トレ「P!お前にもレッスンが必要だな!レッスン場でナンパとはいい度胸じゃないか!」

泰葉「Pさん。ひどいです」

悠貴「Pさん!お疲れ様です!」

・・・人聞きが悪いぞおい

トレ「二人は今日はここまでだ!白菊!次はお前だ。P!一緒にやれ!」

P「・・・え?あー、はいはい。わかりましたよ」

トレ「ハイは一回でいい」

P「うい」

靴を脱いで裸足に、これが一番動きやすい。スーツの上だけ脱ぐか。あまりみられたくないんだけどなあ

トレ「うむ!やる気で何よりだ」

P「・・・頑張ろうか。白菊さん」

ほたる「あ、あの私の不幸のせいですいません。そ、その」

P「一日しか会ってない男と一緒にダンスとか死ぬほど嫌だと思うけどまあ、気にしないでくれると助かる」

ほたる「そ、そういうことじゃなくてですね」

トレ「イチャつくなお前ら!ほら始めるぞ」

・・・・・・・・・・

トレ「よし。二人共これでラストだ1.2.3.4.5.6.7.8!よし!終了だ!今日はこれまで」

ほたる「はぁ・・・はぁ・・・」

P「・・・終わり?・・・やっぱきついわこれ」

トレ「Pは速筋しか鍛えていないからそこまでバテるんだ。もっと走ってスタミナをつけろ」

・・・いや、俺は何を目指してるんだよ。悠貴、目を輝かせないでお願いだから。走る量増やしたりしないから!

トレ「白菊もお疲れ様。次のレッスンも私がやってやるからな」

・・・これホントにデビューまですぐかも

ほたる「は。はい!ありがとうございます!」

泰葉「Pさん。ほたるちゃん、お疲れ様です」

悠貴「お疲れ様です!」

二人がタオルを持ってきてくれた。ありがたくつかわせてもらおう。・・・泰葉が俺の背広をずっと持っててくれたのはありがたいよね。

P「じゃあみんな着替えて、部屋戻ろうか。泰葉、上着くれ」

泰葉「そんな状態で着たらベチャベチャになっちゃいますよ。乾くまで私が持っててあげます」

・・・言われてみればそうか。Tシャツきてくればよかったなあ。泰葉に持ってもらうなんて悪いなあ。・・・スルー力って大事だよね



【事務所~泰葉部屋】

P「ふぃー疲れたわ。で、白菊さん。お疲れ。女子寮に荷物まだ届いてないだろうし、泊まるとこどうする?」

・・・部屋の引き払いはもうすんでいると言っていた。荷物が届くのは最短で明日だ。ホテルでも手配するかね

泰葉「・・・提案があるんですが、私の部屋に泊めるというのはどうでしょうか?」

ほたる「え、いいんですか?」

泰葉「はい。寮の案内ついでに一緒に泊まればいいんかなと思いまして。ついでなんでお泊まり会でもしましょう」

悠貴「私もいいですかっ!」

泰葉「もちろんです。乃々ちゃんも後で誘いましょう」

P「寮の部屋ってそんな広いの?」

泰葉「もし駄目ならPさんの部屋を私が使えばいいと思います。問題ないですよね?」

P「問題しかねえよ。あとそろそろ上着返して」

泰葉「しょうがないですね。どうぞ」

P「ありがとう。じゃあみんなお疲れ様。解散しようか」


~~移動中~~

【女子寮~泰葉の部屋】

泰葉「お好きなところで寛いでください、服のサイズがほぼ同じで助かりました」

悠貴「泰葉さんの部屋久しぶりです!」

ほたる「あ、あの、ありがとうございます」

泰葉「乃々ちゃんが先約あったのが残念です。またこんど誘いましょう。」

悠貴「そうですねっ!」

ほたる「あ、あの泰葉さん、一つ聞いてもいいですか?」

泰葉「なんでしょう?」

ほたる「・・・Pさんとお付き合いなさっているんですか?」

悠貴「え!?・・・え、えっと」

泰葉「おつきあいしたいとは思っています」

ほたる「あ、やっぱりそうなんですね」

悠貴「けどうまくいかないんです」

泰葉「そのために今仲間を探しているんです。ほたるさん」

ほたる「は、はい」

泰葉「できればほたるさんにも協力してほしいです」

ほたる「あ、アイドルとしてはよくないのでは」

泰葉「・・・じゃあ私の本当の目的をお教えします、そちらだけでも協力してほしいです」

ほたる「・・・あったばかりの私に言っていいことですか?」

悠貴「大丈夫です。きっと平気です!」

泰葉「今Pさんに私と周子さんでしていることの本当の目的。それはですね・・・」



おまけ~~独白~~

・・・ほたるさんも協力してくれることになった。

体を捧げるつもりがあるのは今のところ二人。他の子達が望んだらその時はその時でいい。

・・・最近あまり眠れない。Pさんの料理が食べたいな。できれば毎日。

いや。毎日はいいか。私も作ってあげたいし。

次は誰を仲間にすればいいんだろう?できればPさんの昔を知ってる人がいいなあ

・・・もういいや。眠ろう。今日はみんながいる。だから大丈夫。

・・・おやすみなさい。Pさん




~次回予告のようなもの~
所属アイドルが5人になったことでアシスタントをつけることになったP

・・・高校の元後輩だった。Pは彼女に昔のことを黙っててくれと頼む

昔みたいにみみちゃんと呼んでくれいれればいいと言われた。飲まないことにした。

三船さんと他人行儀に呼ぶPに少し悲しい気分になる彼女はPが悩んでいることを知り一つの提案をする。

三船美優の動きでついに物語は危険な領域へと突入する。

【Pさんハーレム計画~第三話~流されやすい女】

悠貴「この次もサービスサービスっ!」



おまけ1~乃々・凛ちゃんの家へ行く~~

凛ちゃん心の声がだだ漏れてます

乃々「お、おじゃまします・・・」

凛「いらっしゃい乃々。あがってあがって。」

・・・ついに来たんだ。勝負のときが、何回も頼んでやっときてくれたんだ。今日は誰にも邪魔をされず乃々を愛でれる

凛「いきててよかった・・・」

乃々「あ、あの凛さん。大げさなんですけど」

まずい。声に出てた。危ない危ない、今日は警戒心をといて定期的にお泊りに持っていくための日だもんね

凛「とりあえずご飯食べよ。両親に紹介するから」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【凛の部屋】

乃々「おぉ、なんていうかかっこいい部屋ですね」

凛「そうかな?自分ではよくわかんないや」

部屋を褒められるのはちょっと嬉しい。

乃々「あの・・・で、お話というのは」

凛「うん。泰葉さんのこと。乃々はどれくらい把握してるのかなって思って」

乃々「あ、あの・・・」

凛「あ、攻めたいわけじゃないんだ、ただ少し気になって」

聞きたかったのも本音だ。最近の泰葉さんは一体どうしてしまったのか。昔はPさんに好意は感じているのはわかってたけどここまでとは

乃々「・・・理由は聞きました。」

凛「あ、もしかして言いたくない?」

それなら無理に聞く必要はない。他人の話といえば冷たいがそこまで踏み込んでいいものかとも思うし

乃々「り、凛さんには言っても大丈夫だと思いますので聞いて、いただけますか・・・」

凛「うん。もちろん」

その前にお風呂はいろっか。・・・一緒にね

乃々「というわけなんですけど」

なるほど。そういう理由か。言われてみれば思い当たる節がある。でもさ

凛「泰葉さん不器用すぎじゃない?後自分のこと省みなさすぎ」

乃々「・・・森久保もそう思います。だから私や悠貴ちゃんでちょっと調整役をしてるんです」

凛「うん。そういうことならいいよ。調整役、手伝うよ」

乃々「・・・ありがとうございます」

定期的にお泊りに来て相談することになった。二人に感謝かな?でもま、

みんな幸せにってすっごい難しいよね。多分







~番外編の番外編~社長とP~

P「・・・まじかよ」

・・・なんとなく立ち寄った店に入ったら社長がいた

社長「やあP君!待っていたよ!」

・・・社長、なぜここに?まあいいや。こっちも聞きたいことがある

P「社長。お話があるんですが」

社長「ああ、私も君に話があるんだ!だからここにいる」

P「・・・なぜ泰葉に協力を?」

社長「それがみんなのためになると思ったからだ!君はもう少し自分に正直になりたまえよ!」

P「・・・俺はプロデューサーです」

社長「その前に一人の男だろう?」

P「・・・社長はそれでいいんですか?」

社長「立場としては反対というべきだが問題ないね!・・・少し本音で語ってみたまえ。」

社長「大丈夫、他言はしない!ここも貸し切りにしてある!」

P「・・・どうして、泰葉はここまでするんですか。こんな俺みたいなやつのために」

社長「・・・彼女がこうなったのは君の責任もある。いや、君の責任しかない。」

P「・・・」

社長「プロデューサーだから?そんな理由で女性が納得するわけがない。まだ他に好きな人がいるといったほうがマシだった」

社長「君は所見ではとっつきやすいように見えるが実際は逆だ。その実誰よりも人を拒絶している」

社長「それなのに、会ったばかりの白菊君さえも助けてしまう!ほっとけないから!全く罪深いね」

P「・・・俺が悪いんですか。泰葉がこうなってしまったのも周子がこうなってしまったのも」

社長「そのとおりだ。君がそんな様だから彼女は手段を考えなくてはならなくなった。」

社長「一足飛びで大人になった彼女はこれ以外の方法を知らないのだよ!自分の一番イヤな方法だとわかっていてもね!」

社長「真面目だった彼女が君のせいである意味壊されたのだ、全く人というのは度し難いね」

真面目というのは方向を変えると突飛な行動をするものだよ。と社長は言う。確かに心当たりがあるな

P「・・そのことに泰葉は気づいていますか?」

社長「当然だろう!恐らく一人になったら罪の意識に苛まれているよ!」

P「・・・俺のせいか。やっぱり俺がいるから」

社長「君は面白い。欲望が人並み以上にあるくせにそれをセーブしようとしすぎる。我慢やごまかしではなく拒絶してしまう」

P「・・・社長はなぜここまで首を突っ込むんですか?」

社長「君が解放される瞬間が面白そうだからに決まっているだろう!?」

・・・言い切りやがったぞこのおっさん

社長「・・・彼女は変わっていないよ。君を好きなだけの人を笑顔にしたい普通の女の子のままだ」



P「え?でもだって、どうみても振り切れてるじゃないですか」

前もあんなんじゃなかった。流石にそれはないだろうよ

社長「君を一人じゃ救えない。本当に笑顔にできないと考えたんだ。だから仲間を求めた。これはそれだけの話なのさ!」

P「俺結構笑ってますよ?」

社長「初見でわかるわけがないし、私は今もさっぱりだが、岡崎くん達は気づいているよ。君が自分たちの前で心の底から笑えないことに」

社長「君が岡崎くんに最初に声をかけたのもこのまま自分みたいになってほしくないと思ったからだろう?」

P「・・・だったらなんだって言うんですか」

社長「君は気づいたように彼女もまた気づいたのさ!」

社長「体を捧げようとするのはそれが一番自分に出来る最上の奉仕だと思っているのさ!最初はどうだったか知らないがね!」

社長「そして君の考えはどうあれ、君に救われた感謝を持っている人間を集めようとしている」

・・・だから乃々や悠貴はだめらしい。なるほど、たしかに一理ある

社長「彼女は自分が傷つくことを厭わないだろう。君にはそれが許せるかね?許せないだろうね」

・・・許せるわけがない。言われなくてもわかるって顔が腹立つなおい

社長「だから君のやることは一つだ、欲望に正直になって真剣に考えてみたまえ。ダラダラしてるともっと女性が増えてしまうよ?」

そういう女性の心当たりはあるんだろう?と社長がぬかした。ふざけやがって、あるよちくしょうめ

P「・・・ありがとうございました。失礼します」

席を立つ、このままいると殴りそうだ

社長「結婚するなら盛大に式をあげようじゃないか!花嫁が何人になるかわからないがね!!大丈夫お金の心配はいらないさ!私がだそう!」

背中からいらんことが聞こえる。・・・ケーキの味がわからなかったな、今度泰葉と食べにでも行くか。クソが

P「・・・さてどうしたもんかな」

冬の寒さよりはまだ辛く、自らの心を少し目覚めさせてくれるような気がした。




社長「・・・しかしどういう経験をすれば彼のような人間が出来るのだろうね。少し調べてみようか」


ありがとうございました。これモバマスSSなんだろうか?仮面ライダーSSじゃないよね?

依頼出してきます。失礼しました

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