ちひろ「担当アイドルとの馴れ初めが知りたい!」 (29)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。

短め、書き溜めありです。

(注)公式の描写とは必ずしも一致しません。

(注)各アイドルにつき1人の担当プロデューサーが居るということでお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517145072

卯月担当プロデューサー(以下卯月P)「担当アイドルとの馴れ初め…ですか?」

ちひろ「ええ、馴れ初めというと変かもしれませんけど、卯月Pさんがどうして卯月ちゃんを担当しようとしたのかを聞いてみたくなりまして」

卯月P「そうですねぇ…」

ちひろ「あ、別に業界でよくある『ティンと来た!』とか具体的な理由がないならそれはそれで」

卯月P「それは大丈夫ですよ、ちゃんと理由はあります」

ちひろ「おお、さすがは卯月Pさん!それでは差し支えなければ教えて欲しいです」

卯月P「そうですねぇ…あれは担当アイドルを求めて各地の養成所を巡っていた時のことです」

ちひろ「ふむふむ」

卯月P「とある養成所で私は一人ひたむきにレッスンをしている島村さんに出会いました」

卯月P「ダンスはとても上手とは言えない、歌唱力も抜群とは言い難い、しかし彼女には無視できない光輝くものがありました」

ちひろ「成程、それが笑が」

卯月P「そう、お尻です」

ちひろ「…………は?」

卯月P「ステップを踏むたびにプリプリと揺れるお尻!躓いて尻もちをついて大きく形を変えるお尻!」

卯月P「彼女のレッスンを見ている時その…下品なんですが…『勃起』してしまいましてねぇ…ふふっ」

卯月P「気が付いたら彼女に名刺を渡していました」

ちひろ「」

卯月P「…とまぁ、これが卯月との馴れ初めですかね」

ガチャッ

卯月「おはようございま~す!」

卯月P「おお卯月!おはよう!もうそんな時間か…早速だけど仕事先に向かうぞ!」

卯月「はい!お仕事楽しみです!」

卯月P「それじゃあちひろさん、行ってきます!」

バタン!

ちひろ「…はっ!?」

ちひろ「あまりの衝撃発言で気絶していました」

ちひろ「自分の性癖で担当してるだなんてあんのエロデューサーめぇ…!今度からスタドリ価格倍にしてやる!」

ガチャッ

未央担当プロデューサー(以下未央P)「お疲れ様で~す」

ちひろ「あっ、未央Pさん!聞いてくださいよ!」

未央P「なんですかちひろさん藪から棒に」

ちひろ「実は…スタスタエナエナで…」

未央P「う~ん…まぁ公言するかはともかくとして、担当の魅力を理解してプロデュースしているなら問題ないのでは?」

ちひろ「でもぉ…」

未央P「そこで担当に手を出しちゃってるならプロデューサーとして問題でしょうけど、別にそんなことも無いんですよね?」

ちひろ「それは…そうだと思います」

未央P「じゃあ良いじゃないですか、あくまできっかけがそうだったというだけの話ですよ」

ちひろ「う~ん…じ、じゃあ未央Pさんはどうなんですか?」

未央P「俺ですか?」

ちひろ「はい!未央Pさんはどうして未央ちゃんの担当になろうと思ったんですか?」

未央P「俺の場合は…原石発掘のオーディションをしていた時に一目惚れですね」

ちひろ「ふむふむ」

未央P「オーディションでは何人かで並んで話をしてもらうんですけどその中で未央は一際目を引いたんですよね」

未央P「ただ何気ない会話をしているだけなのにこちらまで楽しくなってくるような…」

ちひろ「未央ちゃんのあの明るs」

未央P「おっぱいです」

ちひろ「………は?」

未央P「未央って話すときのアクションが大きいんですよ、そしてそれに合わせてちゃんみおっぱいがブルンブルンって弾むんですよ!」

未央P「あれを見てその…下品なんですが…『勃起』してしまいましてねぇ…ふふっ」

ちひろ「お前もかよ!!!」

未央P「見る人を元気(意味深)にするあの子はきっとトップアイドルに」

ガチャッ

未央「おっはよ~ございま~す!」

未央P「おお未央、おはよう!」

未央「プッロデュ~サ~!今日も頑張ろうね!」ギュッ

ちひろ「!?」

未央P「みみみ未央さん?ハグはいいんだけどそのご立派なお山が当たっていましてね?」

未央「ふふっ、あ・て・て・る・の♪」

未央P「みおすき…!はっ!?負けるな俺!静まれムスコよ!…そ、そうだ未央!そろそろ仕事の時間だろ?早く行くぞ!」

未央「ちぇ~……うん!じゃあ一緒にいこっ!」ムギュッ!

未央P「おああああ!腕を組むなあああああ!腕がお山に挟まって…行くから!すぐ行くからああああ!」

未央「いってきま~す!」

バタン!

ちひろ「未央ちゃん…恐ろしい娘っ!」

ちひろ「じゃない!何なんですかウチのプロデューサーさん達は!」

ちひろ「あのハゲはスタドリ価格3倍にしてやる…!」

ガチャッ

乃々担当プロデューサー(以下乃々P)「おつかれで~す」

ちひろ「…あら、お疲れ様です」

乃々P「なんですかちひろさん、不思議そうな顔して」

ちひろ「いえ、この流れならきっと次に来るのは凛ちゃんのプロデューサーさんかと…」

乃々P「はぁ…?」

ちひろ「いえすみません、こちらの話です…あ、乃々Pさん一つ良いですか?」

乃々P「何ですか?」

ちひろ「乃々Pさんがどうして乃々ちゃんを担当するようになったのか興味がありまして」

乃々P「あ~…」

ちひろ「言いにくいのでしたらいいですけど」

乃々P「いえ、構いませんよ」

乃々P「あれは…他のアイドルの子の撮影現場の手伝いをしていた時の事ですね」

乃々P「親戚に頼まれてヘルプとして来ていた乃々を見かけまして、その時にあの子が見せたネガティブとヤケクソが入り混じった表情が印象的でして」

ちひろ「乃々ちゃんがよく言う『やけくぼ』ってヤツですか」

乃々P「そうですね、あの顔を見ていると…何と言いますか…」

ちひろ「んっ?何か雲行きが…」

乃々P「『勃起』しちゃいましてね…ふふっ」

ちひろ「……お前もかっ!」

乃々P「アイツ本当に良い顔するんですよ…!あいつのヤケになった顔をもっと見たい!その一心でアイツをプロデュースしていると言っても過言ではないです」

ちひろ「うわぁ…」

乃々P「というわけで…」

ちひろ「乃々Pさんどうし…」

乃々P「よっこいせっと」ぐいっ

乃々「ひええっ!」

ちひろ「乃々ちゃん!?居たんですか!?」

乃々「はい…ずっと…」

乃々P「というわけで森久保ォ!今日も人前に出る仕事が目白押しだぞ!」

乃々「ううっ…そんなの…むーりぃ…」

乃々P「はっはっは!逃がさないために先に首根っこを押さえているんだからな!観念しろ!」

乃々「ううっ…引きずらないで欲しいんですけど…」ズルズル

乃々P「今日も良い顔見せてくれよ森久保ォ!」

ちひろ「ああ乃々ちゃん…頑張って…」

乃々「言われなくても…」ボソッ

ちひろ「ん?」

乃々「一生離れてなんてやらないんですけど…」ニヤリ

バタン

ちひろ「……共依存、って奴なんでしょうか」

ちひろ「…まっ、当人たちが満足しているなら良いですね!ちっひ細かい事きにしな~い!」

ガチャッ

沙里奈担当プロデューサー(以下沙里奈P)「おつか」

雫担当プロデューサー(以下雫P)「れさま」

里美担当プロデューサー(以下里美P)「です!」

ちひろ「帰れ~!お前らどうせ胸なんだろ!どうせティンティンに来て勃起したんだろクソがっ!!!」

沙里奈P「ちひろさんが荒れてる…」

雫P「こわいな~…カルシウム不足ですか?」

里美P「大丈夫ですか?甘いもの食べます?」

ちひろ「うるせ~!!!」

(3人は事務所から退散させられました)

ちひろ「はぁ…はあ…どいつもこいつも…しばらく刺繍封筒出してやらないんだから!」

ガチャッ

梨沙担当プロデューサー(以下梨沙P)「お疲れ様です」

ちひろ「梨沙Pさん!やった!梨沙Pさん来た!これで勝つる!」

梨沙P「ちひろさんどうしたんですか?そんなに喜んで」

ちひろ「梨沙Pさん聞いてくださいよ!実は…」

(悪m…天使説明中)

梨沙P「成程、皆が自分の性癖に基いてプロデュースしていて、更に一部アイドルはプロデューサーをそのまま落とそうとしていると…」

ちひろ「梨沙Pさんに限ってはそんなことありませんよね?」

梨沙P「当然じゃないですか、あの子はせいぜい生意気な親戚の子ってくらいですね…間違っても勃起なんてしませんよ」

ちひろ「さすがです!事務所の良心!無料10連で毎日刺繍封筒出しちゃいます!」

梨沙P「ははは、プロデューサーとして当然の事ですよ」

ちひろ「ちなみに梨沙ちゃんとはどうやって出会ったんです?」

梨沙P「そうですねぇ…」

梨沙P「昔ちょっとお洒落なショッピングセンターで色々物色していたんですが、そこで親子で歩いている梨沙と梨沙のお父さんに出会ったんですよ」

ちひろ「ふむふむ」

梨沙P「一目見た時すぐに気が付きましたね、あれが『ティンと来た』って奴なんだと思います」

ちひろ「おお…!ついにまともなアイドルとの出会いが聞けそうです!」

梨沙P「あの見事な筋肉…がっしりとした胸板…」

ちひろ「…ん?」

梨沙P「それらを見た時下品なんですがその…『勃起』しちゃいましてね…ふふっ」

ちひろ「」

梨沙P「ということで将を射んと欲すればまず馬から、梨沙をプロデュースしながら彼とお近づきに…って、ちひろさんどうかしました?」

ちひろ「…」

ちひろ「……」

ちひろ「………梨沙Pさん」

梨沙P「はい?」

ちひろ「くわしくお願いします」

終わりですじぇ、お付き合いありがとうございましたじぇ。

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