P「あ、悠貴と忍が来た」

ちひろ「あら、本当ですね」

（注意。中の人の話）

P「悠貴といえば、成人式に出席したって、Twitterにあげてましたね」

ちひろ「それは中の人」

「そんな中の人が今年成人組は、比奈ちゃんに美優さんに肇ちゃんに歌鈴ちゃんに心さんでしたか？」

P「あとは武内Pですね」

ちひろ「そういえば……」

「はぁ……」



P･ちひろ「年はとりたくねぇ」

菜々「おはようございます！」ﾊﾞﾀﾝ

ちひろ「あ、菜々さん。おはようございます」

菜々「も、もう……ちひろさんは菜々は17歳なんですから、『さん』を使わないでください」

P「おう、菜々『さんじゅうななさい』」

菜々「うがぁーっ！どさくさにまぎれて変なことを言わないで下さい！」

P「悪い悪い、ところで菜々。お前んとこの成人式ってどうだった？」

菜々「菜々の時は、まだ震災後で色々回復していなかったですから、みんな暗い顔をしていましたねぇ」

「はっ」



「菜々はまだ17歳ですぅ！」ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶ

P「痛い痛い」

菜々「ま、まぁ菜々はともかく、ちひろさんやプロデューサーはどうだったんですか？」

ちひろ「私は……そうですね。普通にレンタルで借りた振袖を来て、議員だとか市長とかがありがたーいお言葉をくださる会場で平穏に過ごしましたね」

P「最近の暴れっぷりはひどいですからね。むしろちひろさんは、やる側」

ちひろ「かな子ちゃんは絶対に出しませんよ」

P「申し訳ありませんでした」ﾄﾞｹﾞｻﾞｰ

ちひろ「で、プロデューサーさんはどうだったんですか？」

P「んー、もう10年以上前だったからなぁ……普通に背広着て、偉いさんのお話を聞いたあとに高校の先生と飲みに行ったなぁ」

菜々「青春時代の思い出ですねぇ」ｼﾐｼﾞﾐ

P「おい、17歳」

千枝「おはようございます」

P「おう、おはよう」

ちひろ「おはようございます」

菜々「おはようございます。千枝ちゃん」

千枝「何の話をされていたんですか？」

P「あぁ、大人になった話だよ」

菜々「知らない人が聞いたら変な誤解を受けそうな言い方……」

千枝「大人ですか？大人になったら千枝、やりたいことがあるんです！」

P「ほう、何だ？叶えられるレベルの話なら、今度の企画にでもあげてみるか」

ちひろ「またPさんは仕事に結び付けるんですから……」

千枝「あのですね、千枝」

千枝「屋根を取った車に乗ってみたいんです。あれに乗れば大人だってテレビで言ってましたから」

菜々（それって……）

P（成人式に違法改造車で乗り付けた馬鹿が……）

ちひろ（捕まったニュース……）

千枝「えへへ」ｷﾗｷﾗ



P「あぁ、わかった。結婚式とかで使うオープントップの車だな。よしよし、何とかしよう」

菜々「まぁ、それぐらいなら」

千枝「本当ですか！じゃあ、千枝。ウェディングドレスで乗りたいです」

ちひろ「あら？千枝ちゃん、またドレスを着たいのかしら？」

P「いいじゃないですか。よし、そうと決まれば企画書を」

千枝「うふふ」

千枝（……作戦通り）

千枝（この間、千枝の部屋に来てもらった時は逃げられましたが、車に一緒に乗ってもらえば……くっくっくっ）



P（ﾌﾞﾙｯ）

「あれ？暖房切りましたか？今、急に悪寒が」

ちひろ「いえ？風邪とかですか？体調管理はちゃんとしてくださいよ。はい、ドリンクのサービスです」

菜々（……見られない。今の千枝ちゃんの顔が見られない）

千枝（小学校を卒業するまでに、オトナにしてもらいまからね。待っていてくださいね、Pさん）





(o・▽・o)＆(●・▽・●)おわりだよー