【ラブライブ】梨子「必レズ仕事人」 (57)

更新遅め。
Aqours&μ's
パロディー
百合要素、キャラ崩壊あり。

以上のことが大丈夫な方はぜひお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514809398

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一掛け二掛け三掛けて。
イカせてイッて、日が暮れて。



ベッドの上で腰下ろし、股の向こうを眺むれば。
この世は百合いことばかり。



片手にディルド、バイブ持ち。
曜ちゃん、曜ちゃん、もうイクの。



私は必レズ仕事人・桜内梨子と申します。




梨子「それで今日は、何処のどの娘をヤってくれと仰るんで?」




ーーーーーー

ーーーーーー




梨子「無理!」

梨子「無理に決まってるよぉ///」アワワ



真姫「はぁ、また始まった……」

梨子「……真姫ちゃんっ」

真姫「そんな目で見たってだめよ」

梨子「…………ことりさんっ」ウルウル

ことり「ごめんね、梨子ちゃん……もうかばいきれないかも」

梨子「うぅぅ……」

真姫「ほら! 早くーー」




真姫「善子に告白してきなさいよ」




梨子「………………むり」

真姫「はぁぁ、なんのためにわざわざ放課後に集まってると思ってるのよ」

梨子「それは……私が相談したからだけど」

真姫「なら、とっとと告白しなさいよ」

梨子「う、うぅぅ……///」



真姫「…………はぁ、貴女、クラスメイトになんて呼ばれてるか知ってる?」

梨子「……え?」

ことり「ま、まきちゃん、それはっ」アセアセ

真姫「ことりから教えてもらったんだけどーー」




真姫「ーー『ヘタレリリー』だそうよ」




梨子「ガーン!?!?」


真姫「周りから見てもバレバレで知らぬは本人ばかりだし。けど、当の本人は……」チラッ

梨子「そ、そんなの分かってるわよ……うぅ……」

真姫「まったく」ハァ

ことり「あ、えっとぉ」アワアワ



真姫「とにかく!!」バンッ

梨子「っ」ビクッ

ことり「っ」ビクッ

真姫「梨子! 貴女ーー」





ーー バァァァンッ ーー




ことり「ピィッ!?」ビクッ

梨子「ひっ!?」ビクッ

真姫「ヴぇぇ!?」





穂乃果「大変だよっ!!!」



ことり「ほのかちゃんっ!?」

梨子「び、ビックリしたぁ」

真姫「穂乃果! 静かに入りなさいよ! ここ、音楽室よ!」



穂乃果「そんなことはどーでもいいの!」バンッ



真姫「ヴぇっ」ビクッ

梨子「え、えっと……どうかしたの……?」

ことり「ほのかちゃん?」

穂乃果「さっき…………中庭で……」




穂乃果「海未ちゃんがレズ死体となって発見されたんだ」




ーーーーーー

※レズ死体……レズられてアヘられた状態になっている女の子のこと。
この学校内では1週間に1人のペースで発見される。

ーーーーーー



ダイヤ「…………うーむ」

鞠莉「……ウーム」



穂乃果「ダイヤちゃん! まりちゃん!」

ダイヤ「!」

鞠莉「Oh! 穂乃果! 早かったわね!」

穂乃果「うん! いつもみたいに、音楽室にいたから!」



梨子「…………こんにちは、ダイヤさん、鞠莉さん……」

鞠莉「リリー! 相変わらずレズられないのが不思議なくらいの総受け気質ね♪」

梨子「……な、なにそれ……」

ダイヤ「ヘタレ、という意味ですわ」

梨子「うぅぅ……ダイヤさんまで……」ズゥゥン





真姫「それで現場は?」



鞠莉「マッキー! 会いたかったわぁぁ!!」バッ

真姫「はいはい」ガシッ

鞠莉「んちゅぅぅぅ」

真姫「……キモチワルイ」



ダイヤ「……現場はここ、弓道場ですわ」

真姫「それは見ればわかる……けど」チラッ

ダイヤ「えぇ、これは……」チラッ




梨子「鏡に……潮の跡……」




ダイヤ「はい。つまり、ここで発見された園田海未さんは、鏡で自分の姿を見ながら、ここにもたれかかったまま絶頂した……ということですわね」

ダイヤ「恐らくなにものかの手によって」

真姫「っ」ギリッ

鞠莉「マッキー……?」

真姫「ことり、置いてきて正解だったわ」

真姫「こんな、凄惨な現場を見たらきっと泣いちゃうわ」




真姫「強引にレズるなんて……許せないっ」




穂乃果「そうだね……」

鞠莉「Yes……ギルティね」

真姫「この行為は二人の愛があって初めて交わされるものよ。それをこんな……絶対許されることじゃないわ」

穂乃果「……真姫ちゃん」



真姫「この犯人、絶対捕まえるわよ!それが私たち風紀委員の仕事だもの!!」




穂乃果「うん!!」

鞠莉「Of course!!」




梨子「…………」チラッ

ダイヤ「…………」コクッ




ーーーーーー

ーー生徒会室ーー




梨子「……ダイヤさん」

ダイヤ「…………なんですの? 梨子さん」

梨子「さっきの……どうします?」

ダイヤ「どうもこうも……生徒会長として、解決するだけですわ」

梨子「…………」

ダイヤ「なにか?」




梨子「ダイヤさん…………いえ、『元締』」

ダイヤ「…………」




ダイヤ「なるほど」

ダイヤ「『仕事人』として……ということですか」



梨子「はい」



ダイヤ「わたくしたちは『レズの仕事人』」

ダイヤ「晴らせぬ恨みを晴らし、『悪レズ』たちを逆レズするのが仕事です」

ダイヤ「今回の件は確かに、凄惨で、わたくしたちが動くのも考えられる事案ではある」

梨子「……なら」



ダイヤ「いけません」



梨子「…………それは、依頼がないから?」

ダイヤ「えぇ」

梨子「…………その『片付けてね☆ボックス』にはまだなにも?」

ダイヤ「…………」コクッ

梨子「…………そう、ですか」

ダイヤ「………………」

梨子「………………」


ダイヤ「納得がいかない……という顔ですわね」

梨子「………………」

ダイヤ「……梨子さん」




ダイヤ「わたくしたちも所詮は『レズ』」

ダイヤ「『悪レズ』たちとやっていることは変わらない」



梨子「っ」

ダイヤ「正義感や同情心で動けば……わたくしたちも同じ結末を辿ることは努々忘れないよう……」

梨子「…………はい」




ーーーーーー

ーー1年生教室ーー



梨子「……はぁぁ」



凛「!!」

花陽「あっ」

花丸「善子ちゃん」



善子「っ」ソワソワ



梨子「あっ」



梨子(気付いたら、いつのまにかここに……)

梨子(考え事しながら来るのがここって……どれだけ善子ちゃんに会いたいのよ……私ってば)



善子「リリー!」

梨子「よっちゃん……」

善子「っ///」モギュ

梨子「!?!?」



善子「会いたかったわっ///」

梨子「っ、よ、よっちゃん///」キュン



善子「ね、リリー?」ギュゥゥ

梨子「う、うん……///」

善子「きょう、一緒に帰りましょ///」

梨子「……う、うんっ///」モジモジ




花丸「またやってるずら」

凛「いい加減付き合えばいいと思うにゃ……」

花丸「梨子ちゃんが一押しすれば堕ちると思うんだけど……」チラッ

凛「ヘタレにゃ、ヘタレ!」

花陽「あはは……」



ーー イチャイチャ ーー

ーー イチャイチャ ーー

ーー イチャイチャ ーー





梨子「はっ!」

善子「? どうしたの?」



梨子「ルビィちゃんいる?」



善子「………………なんで?」

梨子「え、あっ……その……」




梨子(『仕事』の話だなんて……言えない……)

梨子(けど、言わないと……)チラッ



善子「…………」ジトーッ



梨子(浮気だと思われるっ!)

梨子(まだ付き合ってないけど! そもそもよっちゃん一筋だけど!!)



善子「………………」ジトーッ

梨子「え、えっと……」アセアセ

善子「ふんっ!」プイッ

梨子「」




花丸「ルビィちゃんは3年生の教室に行ったよ」



梨子「え?」

花丸「ダイヤさんに忘れ物を届けに行くって」

梨子「あ、そうなんだ」

花丸「…………」チラッ

善子「……むぅ」プクゥ



花丸「そういえば、ルビィちゃん、梨子ちゃんにた返すものがあるっていうのも言ってたずら」



梨子「!」

善子「え? そうなの?」

梨子「え、ええ! そうなの! ルビィちゃんにお菓子づくりの本を貸してて!」

花丸「チョコレートケーキ作りがどうのって言ってたよ」

善子「……え……も、もしかして///」チラッ

梨子「実は、そう、よっちゃんにチョコレートケーキを作ろうとして色々とルビィちゃんに相談してたんだ」アセアセ

善子「リリー……///」キュン



梨子「と、いうわけで! ごめんね! よっちゃんっ!」バッ

善子「あっ……」

梨子「か、帰りに……また///」ボソッ

善子「! うんっ!」パァァッ




梨子「じゃあ、行ってくるわねっ」アセアセ




花丸「……ふぅ、一件落着」

花陽「優しいね、花丸ちゃん」

花丸「?」

花陽「みんなが幸せになるようにって考えたんだよね」

花丸「…………そんなんじゃないずら」



凛「…………ねぇ、善子ちゃん!」

善子「……っ、ヨハネ!」

凛「そう言えば梨子ちゃんって風紀委員だよね?」

善子「? うん、そうね」

凛「実は凛、弓道部の友達から聞いたんだけどねーー」



ーーーーーー

ーー3年生教室ーー




ルビィ「…………」

梨子「あ、ルビィちゃん! いたいーー」



ルビィ「ーー静かに」



梨子「あ、はい」

ルビィ「今、動きがあったようだからな」

梨子「…………もしかして、今日の?」

ルビィ「そう。今朝、弓道場で発見されたという園田海未のレズ死体。あれがらみの動きがたった今あったようだぜ」

梨子「そ、そう……」

ルビィ「一日泳がせといた甲斐があったな」

梨子「…………」

ルビィ「恐らくだが、今回の件、あの女が関わっているようだ……見てみな」クイッ

梨子「…………う、うん」ソーッ


金髪ポニテ「ふふっ、可愛らしいわね♪」ナデリ

後輩「…………や、やめてくださいっ///」

金髪ポニテ「大丈夫。もう放課後よ? それに皆受験勉強でいっぱいいっぱいで、ここに残ってるのなんて私くらい」

後輩「で、でも……///」

金髪ポニテ「それに、誰も来ないように見張ってくれてる娘もいるから」

後輩「……///」



金髪ポニテ「だから、ね?」サワッ

後輩「………………はーー」





ーー ガタッ ーー






金髪ポニテ「誰!?」ガタッ

金髪ポニテ「…………」キョロキョロ

金髪ポニテ「…………気のせい?」

金髪ポニテ「…………」

金髪ポニテ「…………ねぇ」

銀髪ヨーソロ「……はい」スッ

金髪ポニテ「…………なにもいなかった、わよね?」

銀髪ヨーソロ「……大丈夫であります」

金髪ポニテ「なら、いいのだけど……」



後輩「……あ、あの……」

金髪ポニテ「……今日のところは帰りなさい」

後輩「えっ……?」

金髪ポニテ「…………また明日、ね♪」ニコッ

後輩「は、はい……」スッ






梨子「………………」

ルビィ「…………」

梨子「………………」

ルビィ「…………なんとかなったか」

梨子「は、はぁ……」

ルビィ「梨子ちゃん、困るぜ」

梨子「ご、ごめんね」



ルビィ「…………まぁいい。とにかく、恐らくだが、あの2人が今回の件に関わっているようだ」




梨子「あの2人……金髪のひと3年生……よね?」

ルビィ「あぁ、金髪ポニテ。この学校の3年生であまりいい噂は聞かんな」

梨子「いい噂を聞かないって……」

ルビィ「後輩をレズっては捨てている、相当のプレイガール……ヤリ手だって話だ」

梨子「…………ヤリ手……」

ルビィ「もう一人は銀髪ヨーソロ。卓越した身体能力で用心棒のようなことをしているらしい。そして、場合によっては、暴れる相手へのレズ行為に駆り出されることもあるようだが……」

梨子「…………」

ルビィ「……ともかく、2人とも相当できるぜ」


梨子「…………ルビィちゃんは」

ルビィ「ん?」

梨子「なんで今回の事件を調べてたの?」

ルビィ「……つまらないことを聞くな。おねえちゃ……『元締』からの指示でな」

梨子「!」

ルビィ「…………それから梨子ちゃんの監視ってところか」

梨子「…………そう」

ルビィ「とにかく、ルビィたちはおねえちゃ……『元締』からの指示を待つだけだ」

梨子「…………」



ルビィ「妙な気は起こすなよ」

梨子「っ、分かってるわ」




ーーーーーー

ーーーーーー



とは言っても、気になってしまう。


今回の件はかなり悪質だ。
被害者の意識が戻らなくては断言はできないけど、あの現場から考えるに、合意の上ではないでしょうし。



『片付けてね☆ボックス』



普段は全校生徒からの要望を聞くための意見箱として使われているそれ。
ただ、一定の条件を満たした上で投書することでそれは違うものになる。



『レズの仕事人』に『仕事』を。
晴らせぬ恨みを晴らすための『仕事』を依頼するためのものになる。



そこに投書されない限りは動けない。
動いてはいけない。
それが私たち『レズの仕事人』の掟だった。



それは、分かってるんだけど……。







善子「リリー!!」




梨子「はっ!」

善子「…………」ジトーッ

梨子「よっちゃん……」

善子「なに考えてたのよ!」

梨子「あ、えっと……その……」アセアセ

善子「………………」

梨子「その……えっと、ね……」




善子「…………一緒にいるときに……ほかのこと、考えないでよ……」シュン




梨子「あっ……」


梨子(そうだ、よね)

梨子(よっちゃんとはなかなかこうして帰れない。私の風紀委員の仕事もあるから)

梨子(今日は真姫ちゃんたちに頼み込んで変わってもらったけど…………うん)




梨子「……ごめんね、よっちゃん」

善子「…………」シュン

梨子「……っ、~~~~っ」




ーー キュッ ーー




善子「あっ……手……」

梨子「こ、こここ……これで……その……っ///」

善子「……クスッ」

梨子「よ、よっちゃんっ?///」



善子「リトルデーモンの癖に生意気よ!! このヨハネが傍にいるのだから、ヨハネのことだけ考えるのは必然!」

善子「何故なら、ヨハネの体から溢れ返る魔翌力がーー」



よっちゃんの言葉を聞きながら考える。



そう。
そうだよね。

今はこの幸せな時間のことだけ考えていればいいんだ。



…………うん。
触らぬレズに祟りなし。

ダイヤさんやルビィちゃんの言っていた通り、余計なことは考えないことにしよう。
私はただの『ヘタレリリー』だもの。




ーーーーーー

ことり「ほのかちゃんっ!?」

梨子「び、ビックリしたぁ」

真姫「穂乃果! 静かに入りなさいよ! ここ、音楽室よ!」



穂乃果「そんなことはどーでもいいの!」バンッ



真姫「ヴぇっ」ビクッ

梨子「え、えっと……どうかしたの……?」

ことり「ほのかちゃん?」

穂乃果「さっき……知ったんだけどね」

真姫「?」

穂乃果「今朝…………弓道場で……」




穂乃果「海未ちゃんがレズ死体となって発見されたんだ」




ーーーーーー

ーーーーーー



けれど、翌日。
被害者はまた増えてしまった。



矢澤にこ。

3年生だがバストサイズ71という驚異の身体をもった彼女が、中庭でWピースを決めた姿でレズられるという凄惨な事件が起きてしまったのである。



ーーーーーー

ーー中庭ーー




鞠莉「……また、デスカ」

真姫「こんな公衆の面前で……」ギリッ

梨子「…………」

鞠莉「……しかも……」チラッ




こころ「……うぅぅぅ、お姉さまぁ……」ポロポロ

ここあ「おねえちゃんっ!」ユサユサ



にこ「」ビクンッ




真姫「妹さんが第一発見者なんて……ほんと、イミワカンナイ……」

鞠莉「…………」

ダイヤ「…………」




こころ「っ、風紀委員さんっ!」

梨子「っ、あっ」

こころ「わたし、お姉さまをこんなにしたレズがゆるせませんっ」

梨子「…………っ」

ここあ「うぅぅっ! レズってやるっ! おねえちゃんをこんな姿にしたやつをっ!!」

こころ「ここあっ、ダメです……そんなことをしても……お姉さまは…………」




こころ「…………っ」ギリッ



鞠莉「とにかく、彼女を安静にさせなきゃね」

真姫「……えぇ、それに妹さんたちも……」


梨子「…………」

ダイヤ「…………」

梨子「…………ダイヤさん」

ダイヤ「……後で生徒会室にいらしてください」

梨子「…………はい」




ーーーーーー

ーー生徒会室ーー




ーー コンコンッ ーー



梨子「……失礼します」ガチャッ




ダイヤ「遅かったですわね」

梨子「…………」キョロキョロ

ダイヤ「…………」

梨子「…………いえ、違いますね」




梨子「『元締』」




ダイヤ「…………貴女」

梨子「なんですか……?」

ダイヤ「…………あの2人の女の子に『仕事』のことをーーいえ」

梨子「…………」

ダイヤ「…………これ以上はなにも言いません。ただ、覚えていてくださいな」




ダイヤ「わたくしたちは所詮『レズ』」




ダイヤ「何度も言うようですが、ね」

梨子「分かっています」

ダイヤ「ならば、構いません」

梨子「…………それで」

ダイヤ「……………………はい」




ダイヤ「『仕事』です」スッ




梨子「…………百合ものの同人誌、4冊」

ダイヤ「あの娘たちが払える限度、でしょうね」

梨子「…………」

ダイヤ「…………標的は」




ダイヤ「ロシアンレズ、金髪ポニテ」スッ

ダイヤ「用心棒、銀髪ヨーソロ」

ダイヤ「…………そしてーー」




梨子「…………」

ダイヤ「……どの『レズ』も油断なりませんわ。一歩間違えばこちらがレズられる危険性もあります」




ダイヤ「…………どうしますか?」チラッ




梨子「…………」




ルビィ「ルビィはやるぜ」

ルビィ「それが『仕事人』だからな」




ダイヤ「では……ルビィの分ですわ」スッ

ルビィ「…………ぅゅ」カサッ

梨子「…………」

ダイヤ「つぎは……」チラッ




ことり「ことりも」

ことり「……それに、断るって選択肢はないんだよね?」




ダイヤ「…………」スッ

ことり「たしかに、うけとりました♪」カサッ

ダイヤ「……では、梨子さん」

梨子「……………………」





梨子「………………はい」カサッ




ダイヤ「…………それでは」カサッ

ダイヤ「…………フッ」




ーー ユラッ ーー



ーー フッ ーー




ーーーーーー

ーーーーーー




『仕事人』、出陣




ーーーーーー

ーー3年生教室ーー




ーー ギシギシッ ーー




銀髪ヨーソロ「……………………」

銀髪ヨーソロ「…………はぁ、今日は一人だけ、しかも、ちゃんと脱がしてるしかぁ」

銀髪ヨーソロ「昨日みたいなのを期待したんだけどなぁ」

銀髪ヨーソロ「制服着せたままっていうのがたまらんヨーソロなぁ」




ーー チラッ ーー




銀髪ヨーソロ「ん? 今、なにかーー」




ーー フワッ ーー




銀髪ヨーソロ「!」

???「………………」クルッ

銀髪ヨーソロ「…………あれは……メイド?」




???「………………」ニコリ




銀髪ヨーソロ「!!」

銀髪ヨーソロ「……校舎内でメイド服……」ゴクリ

銀髪ヨーソロ「…………」ムラムラ




???「…………」タッ




銀髪ヨーソロ「!!」

銀髪ヨーソロ「見張り……ちょっとくらいは…………」

銀髪ヨーソロ「…………」ムラムラ




銀髪ヨーソロ「全速前進であります!!」ダッ



銀髪ヨーソロ「!」バッ

銀髪ヨーソロ「……って、あれ? たしか、この辺に……」キョロキョロ




???「…………」スッ





ーー モギュッ ーー





銀髪ヨーソロ「お?」

???「…………」

銀髪ヨーソロ「なに? そっちもその気だったでありますか? 後ろから抱きついてくるなんて……」ムラムラ

???「………………」

銀髪ヨーソロ「………………? あ、あの……」





???「フフッ♪」




ーー クチュリ ーー





???「おどいちゃった?」ボソッ

銀髪ヨーソロ「!?」ビクッ

???「フフッ、こうやって耳元でおはなししながら……」ボソボソッ

銀髪ヨーソロ「っ」ゾワゾワッ






ことり「イカせてあげる♪」ニコリ





ーーーーーー

ーーーーーー






「よーそろぉぉぉぉぉぉ」





金髪ポニテ「ん?」

金髪ポニテ「なに、かしら……? なにか聞こえたような…………?」


後輩「っ、はっ、は……」


金髪ポニテ「…………いえ、今はどうでもいいわぁ」

金髪ポニテ「さ、また可愛がってーー」






ーー バツンッ ーー




金髪ポニテ「っ!?!?!?!?」ビクッ

金髪ポニテ「て、ていでんっ!?」

金髪ポニテ「くら、え? くらいチカぁ……」ビクッ

金髪ポニテ「あ、あかり、カーテンっ……!」フラッ





ーー ガタンッ ーー





金髪ポニテ「ひっ!?」ビクッ




???「………………」シュル


金髪ポニテ「え、な、なに……?」

金髪ポニテ「だ、誰かいるの!?」

金髪ポニテ「今の音っ!!」





ーー シュルル ーー





金髪ポニテ「ひっ……」ビクッ

???「…………」グッ

金髪ポニテ「か、カーテンをっ!」バッ






ーー シュルルルルル ーー




金髪ポニテ「きゃっ」ドテッ

金髪ポニテ「な、なに? なんで、足縛られてるのよ……」

???「…………」スッ

金髪ポニテ「ひ、ひ……あ、あなた……一体……何をする気なの……」

???「………………」シュルルルルル

金髪ポニテ「今度は、手首……? ひも……いえ、リボン……?」

???「…………」シュルルルルル

金髪ポニテ「っ、目隠し!?」

???「…………」

金髪ポニテ「な、何が目的!? そ、その娘!? その娘が欲しいの!? あげないわよ!! 全ての後輩は私がーー」





???「縛ルビィ」シュルルルルル




金髪ポニテ「むぐっ!? ぐ、むぅぅぅ!!」

???「…………」サワッ

金髪ポニテ「んんっ/// む、むぅぅぅ!!」

???「…………」サワサワサワサワ






ルビィ「がんばルビィ!」





ーーーーーー

ーー園田邸ーー




ーー コンコンッ ーー




園田「はい、どうぞ」

梨子「……失礼します」

園田「…………貴女は……」




梨子「私、2年A組の桜内梨子と言います」

梨子「園田さんのお見舞いにと思いまして」




園田「これはどうも……ご丁寧に」ペコリ

梨子「こちら、つまらないものなんですが……」スッ

園田「そんな、気を使っていただいて…………」




梨子「…………よろしければ中を見ていただいて、今使っていただいてもいいんですよ」ニコリ




園田「え……?」

梨子「きっと役に立つものだと思いますから」

園田「…………えぇと、それではありがたく……」ガサッ





『幼くて可愛い先輩は宇宙一の未発達な果実!? ~中庭でなんてらめぇぇぇぇ~』




園田「!? 貴女ーー」ガタッ





ーー グサッ ーー




ーー ヴヴヴヴヴヴヴヴ ーー




園田「~~~~っ」ガクガクッ





梨子「…………役に立つでしょう」

梨子「容疑者から外れて安全にレズったような『悪レズ』にはね」スッ





『強』





ーー ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ ーー






ーーーーーー

ーーーーーー

ーーーーーー




梨子「むりぃぃぃぃ///」

梨子「キスなんてむりだよぉぉぉ///」




真姫「はぁぁぁ……まったく……」

ことり「あはは……」


梨子「そもそも付き合ってもないのに、キスなんてできるわけないわよ!」

真姫「……いや、あれだけいちゃついてたら大丈夫よ」

梨子「うぅぅぅ……///」



「………………」コソッ

ことり「…………あっ」

真姫「とにかく、早くやることやりなさいよね」

梨子「うぅぅぅ/// 無理、無理……よっちゃんと……」





梨子「キスしたいけど、できないよっ!」バンッ




善子「///」

梨子「……………………は?」




ことり「あー」

真姫「…………はぁ」


梨子「よ、よよよよ、よっちゃん!? い、いつから、そそそ、そこに!?」

善子「今……リリーがキスしたいって……///」モジモジ

梨子「」



善子「…………ね、ねぇ///」

梨子「は、はいっ」

善子「リリーがしたいなら……いいわよ……///」

梨子「ははは……ははは」

善子「は?」





梨子「はいよろこんでえええぇえぇ」ダッ

善子「ちょ、リリー!?」




真姫「…………はぁ、アホくさ」

ことり「あはは……」




ーーーーーー

ーーーーーー




『レズの仕事人』

それは晴らせぬ恨みを晴らしてくれる『レズ』。



もし、貴女がどうしても許せない『悪レズ』にあったならば。
その学校のその意見箱に投書してご覧なさい。
条件はなく、ただ仕事料を添えればよし。

受けるかどうかは彼女たち次第。
けれど、それが受けられたならば、きっとその恨み晴らしてくれるであろう。


宛先は勿論ーー






ーーーーーー『必レズ仕事人』ーーーーーー






ーーーーーー fin ーーーーーー

以上で
『梨子「必レズ仕事人」』完結になります。

読んでくださった方
稚拙な文章・表現にお付き合いいただき、ありがとうございました。
衝動だけで書きました。
反省はしてます。

以下、過去作です。
よろしければどうぞ。
ダイヤ「必殺仕事人」
【ラブライブ】ダイヤ「必殺仕事人」【サンシャイン】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486897851/)
ルビィ「おねえちゃんきびしい」理亞「は?」
【ラブライブ!サ!】ルビィ「おねえちゃんきびしい」理亞「は?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514035992/)
にこ「さぁ、お前の罪を数えろ!」
【ラブライブ】にこ「さぁ、お前の罪を数えろ!」【仮面ライダーW】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500978922/)
(仮面ライダーパロディ)

今年も懲りずに色々書きます。
お付き合いいただけるとありがたいです。
では、また。

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