酔っ払い「何してんの?」女勇者「魔王討伐」 (6)

酔っ払い「.....ハッ。そりゃご立派なこった。」ヒック

女勇者「何だと?だれだ貴様は。」チャキッ

魔法使い「まぁまぁ。そんな飲んだくれなんか相手にしちゃダメよ。」ハァ
僧侶「勇者様。出発の準備はできてます。」
戦士「いつでも行けるぞ。」

女勇者「分かった。では出発だ!」スタスタ

酔っ払い「.......。」

店主「おいおい。喧嘩売る相手ぐらい選べ。よりによって勇者様に吹っかけるバカがあるか。」

酔っ払い「....あれが今の勇者なのか?」

店主「そうさ。女の身でありながら剣と魔法の才に溢れ、王国の騎士長にも引けをとらない腕前だってよ。それでもまだその実力は発展途上だと。」

酔っ払い「だが前回の勇者は王国の軍隊と同等以上と言われていたが?」

店主「ははっ。たしかにそうだ。だがそれは旅に出た後の話だろ?旅に出る前は一兵士にすら劣ると言われていたんだ。
   それに比べたら今の勇者様が遥かに上だろう。魔王を今度こそ倒してくれるさ。」

酔っ払い「.....だといいがな。それより酒だ。」

店主「はいよ。てか早くツケ払えよ。」


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