【ゆるゆり】あかり「あかり、風俗に売られちゃった・・・」 (95)



ちなつ「あかりちゃん、練習よ、練習」

あかり「ちょ、ちょっとちなつちゃーん!?」



ちなつ「んっ」チュー

あかり「ンーーーッ!?」


ガラ

結衣「今日はー」

京子「ちなつちゃん居るー?って・・・」



ちなつ「え?京子センパイに結衣センパイ!?」

結衣「な、何をやってんの・・・?」

京子「あ、あかりとそんな・・・」

ちなつ「ち、違うんですこれは・・・」



結衣「・・・どうぞごゆっくり」ソソクサ

京子「じゃ、じゃあねちなつちゃん・・・」


ちなつ「結衣センパイ?京子センパーイ!?待って、違うんですこれはー!」



あかり「」チーン



あかり(・・・あれから、半年後)





あかり(あかりは今、風俗で働いてる・・・)


客「ウッフッフ・・・かわいいわねアナタ」

あかり「あ、い、いえそんな事は・・・」



客「写真見て、一目で気に入っちゃった」

客「まだ慣れてないんでしょ?大丈夫よそんな緊張しなくたって」ナデナデ

あかり「あ、いえ緊張だなんて、そんな・・・」

客「フフッ・・・。時間まで、たーっぷりかわいがっちゃうからね」ナデナデ

あかり「あ、よ、宜しくお願いします・・・」



あかり(あかりがちなつちゃんにキスされた所を、結衣ちゃんと京子ちゃんに見られて)

あかり(その噂は、あっという間に学校中に広まった)

あかり(あかり、学校に居られなくなって自主退学・・・)

あかり(お姉ちゃんは随分かばってくれたけど、お家からは勘当)

あかり(ううん、自ら飛び出した。お姉ちゃんと、お父さんお母さん達が毎日ケンカするのに耐えられなくて・・・)



あかり(あかりはこの歳で、自分の力で生きていかなくちゃならなくなった)

あかり(中学校もロクに出てないようなあかりが、働ける場所と言ったら・・・)


客「ウフフ・・・。じゃあ、そろそろいいかしら」

あかり「あ、は、はい・・・。」



客「じゃあ、じっと目を見て?」

あかり「・・・はい」


客「・・・」

あかり「・・・」


客「・・・」

あかり「・・・」カァァ


客「ウフフッ・・・」

あかり「・・・」サッ



客「照れてるの?本当にかわいいわねあなた・・・指名してよかった」ナデナデ

あかり「ご、ごめんなさい、じっと見られると恥ずかしくて・・・」


あかり(恥ずかしがるあかりをいたぶって楽しんでるんだ)

あかり(お客さんの服は派手だけど、メイクと髪は比較的地味)

あかり(仕事でストレスを溜めた、OL風・・・)



客「・・・まぁ、いつまでもこうしてたいけど」

客「やる事はやっちゃわないとね。お金も払ってるし」

客「じゃあ、恥ずかしいなら目を閉じていいわよ?」

あかり「はい、すみません、ありがとうございます・・・」スッ



客「・・・」ナデ…ナデ…

あかり「・・・」


客「・・・」ナデ…ナデ…

あかり「・・・」


客(ウフフ・・・)ナデ…ナデ…

あかり(い、いつ来るんだろう?)ドキドキ



客「じゃあ・・・行くわね」

あかり「は、はい・・・」


客「ンッ・・・!」チュゥ

あかり「ンーーッ!」

客「ンッ、ンフッ」チュッチュッ

あかり「ン、ンッ」


客「ンッ、ふはっ、ンッ」

あかり「ンンッ・・・!」

客「ンッ・・・!」チュゥーー

あかり「ンンーーーッ!」


客「プハッ、ハァ、ハァ・・・」

あかり「ハァ、ハァ・・・」



あかり(キス専用風俗店、『キッシング』)

あかり(名前の通り、キス専門の風俗店)

あかり(こんなのでお客さんが来るのかな?と最初は思ったけど)

あかり(結構、繁盛しているらしい)



客「ンッ・・・!」チュゥー

あかり「ンンッ!」

客「ンフッ、ンッ」チュッチュー

あかり「や・・・激し・・・ンッ!」


客「フンッ・・・」チュー

あかり「ンンーッ!」

客「フッ、ンッ」チュッチュー

あかり「ンッ、ンンッ!」


(30分後)


客「はぁ、最高・・・」ナデナデ

あかり「うう・・・」

客「また、指名するわね」サワサワ

あかり「あ、ありがとうございます・・・。あの、触るのは禁止で・・・」

客「それじゃまたね、あかりちゃん」

あかり「はい、ありがとうございました・・・」

バタン

あかり「・・・ふぅ」



あかり(あかりが想像してたより、すっとお客さんは多い)

あかり(きっと、寂しい人が多いんだろう)

あかり(あかりは、そんな心に寂しさを抱えた人たちに毎日キスされる)

あかり(くる日も、くる日も・・・)

ガチャ

客2「今日は」



あかり「あ、い、いらっしゃいませ」

客2「今日も来ちゃった」

あかり「あ、ありがとうございます」

客2「ウフフ・・・。相変わらず可愛いわね、あかりちゃん」



あかり「あ、いえそんな・・・」

客2「まだ慣れないの?」ナデナデ

あかり「い、いえ・・・」

客2「ウフフ・・・。大丈夫なのに、そんな硬くならなくっても」ナデナデ



あかり(たまにあかりを指名してくる、このお店の常連さん)

あかり(一見優しそうだけど、どこかキツい雰囲気が漂う)

あかり(仕事でストレスを溜めた、OL風・・・)



客2「じゃあ」ダキ

あかり「あ・・・」

客2「ん・・・」ピト

あかり「んっ」



客2「ウフフ・・・」

あかり「・・・はぁ」

客2「はぁ、あかりちゃんのほっぺ、柔らかくって暖かくって・・・フフ・・・」

あかり「ん・・・」カァ



あかり(このお客さんは、キスよりとにかく密着してくる)

あかり(時間を、たっぷりかけて・・・)

あかり(そして、さんざん時間をかけてじっくり密着した後)



客2「・・・じゃあ」

あかり「・・・はい」

客2「ん・・・」チュ

あかり「ん・・・」



客2「んっ・・・」チュ…チュ…

あかり「んんっ」

客2「ん・・・」チュ

あかり「ふっ・・・」


客2「・・・ふぅ、ふふ・・・」ギュ

あかり「あ・・・」

客2「ん・・・」チュ

あかり「んっ・・・」



あかり(ゆっくり、ねっとりとしたキス・・・)

あかり(時々休んでは、あかりの頭を撫でたり手を握ってきたり)

あかり(あかりの事を、彼女のつもりでこうしてるんだそう)

あかり(そうやって、時間一杯まで過ごしていく)



客2「・・・ああ、良かったわ、ふぅ」

あかり「はぁ・・・」

客2「ふふ・・・。どう?あなたも良かった?」ナデナデ

あかり「え、あ、はい・・・」



客2「ねぇあなた、私の本当の彼女にならない?」ナデナデ

あかり「え、いえ・・・」

客2「たっぷり、可愛がっちゃうわよ?」ナデナデ

あかり「あ、ご、ごめんなさい、そういうのは禁止されてて・・・」



客2「フフ、わかってるわよ」

あかり「はい、すいません・・・」

客2「あーあ、残念ね。それじゃまたね?」

あかり「はい、ありがとうございました・・・」

バタン

あかり「・・・ふぅ」



店長「皆さん、今日もお疲れ様でした」

NO1「はい、お疲れ様」

NO2「お疲れ様でした」

NO3「はー、あの客何なの一体、禁止なのに触ってきて」

NO4「あー、今日も疲れたな」

あかり「はぁ・・・」



店長「今日もまずまずの売り上げね」

NO1「常連さんも増えたわね」

NO2「みんな頑張ってるからですよ」

NO3「やな客も増えたけどね。酔っ払いとか」

NO4「ああ、たまに居るよな、唇噛んでくるヤツとか」

あかり「ふぅ・・・」



あかり(さんざんキスをされて、やっと1日が終わる)

あかり(時間は、夜12時を回ってる・・・)

あかり(けど、あかりがキスされる時間は終わらない)

あかり(いつも、これから・・・)



店長「それで、あかりさん」

あかり「は、はい?」

店長「仕事は、大分慣れた?」

あかり「え、ええ・・・」



店長「本当?まだだいぶ緊張してるみたいだけど」

あかり「え、いえ・・・」

NO1「そんなに緊張してたら、お客さんつかないわよ」

NO2「早いとこ、慣れた方がいいよ?」

NO3「そうよ。指名はけっこう取ってるらしいけど」

NO4「ちょっと可愛いからって、調子に乗るんじゃないよ」



店長「じゃあ、今日も練習ね」

あかり「え?今日も・・・」

店長「そう。あなたが早く一人前になるためにね」

店長「これは、あなたのためを思ってやるのよ?」

あかり「は・・・はい・・・」



店長「じゃあ、みんなお願いね」

NO1「ふー、やっと仕事が終わったと思ったのに・・・。しょうがないわね本当に」

NO2「慣れるまで頑張ろっか」

NO3「やれやれ、練習に付き合わされるこっちの身にもなって欲しいわよ」

NO4「ほら、みんなにお礼は?」

あかり「あ、は、はい、皆さんありがとうございます・・・」



NO4「よーし、じゃあ私から・・・。たっぷり教えてやんよ」

あかり「は、はい・・・」

NO4「ンッ!」ヂュー

あかり「ンンーッ!」

NO4「ほら、もっとしっかりくっつけろ!・・・ンッ!」ヂュウウー

あかり「ンーッ!」



NO4「・・・ふぅ、ガキのキスじゃあるまいし。そんなんじゃ全然ダメだね」

NO3「じゃー、次は私ね。ほら顔上げて」

あかり「はぁ、はぁ、あ、はい・・・」

NO3「ン・・・」チュゥー

あかり「ンンッ!」

NO3「ンッ、フッ」チュッチュッチュッ

あかり「ンッ、ンッ!」



NO3「・・・ふぅ、待ってるだけじゃダメだからね?もっと積極的にならないと」

NO2「じゃ、私と練習しようね?」

あかり「はぁ、はぁ、あ、はい、お願いします・・・」

NO2「こうやって、指と指を絡めて。目を見つめて」

あかり「は、はい・・・」カァァ

NO2「ン・・・ンッ!」チュ…チュ…

あかり「ン、ンンッ・・・」



NO2「・・・ふぅ。ムードって大切だからね?忘れないでね」

NO1「さーて、しょうがないから練習に付き合ってやるわ」

あかり「ふぅ・・・。あ、ありがとうございます・・・」

NO1「ンッ・・・」チュゥ

あかり「ンンッ!」

NO1「ンー・・・」チュゥゥー

あかり「ンッ、ンーッ!」



NO1「・・・ふぅ。全然ダメ。もっとテクニックを磨きなさい」

店長「どう?勉強になった?」

あかり「はぁ、はぁ、ええ、はい・・・」

店長「なら、その成果を見せて貰おうかな?」

あかり「え?え、ええ・・・」



店長「じゃ、私にして見て?」

あかり「は、はい・・・」

店長「ほら、早く」

あかり「・・・はい、じゃ失礼します・・・」



あかり「んっ・・・」チュウ

店長「ん・・・うーん、まだまだぎこちないわねー。リラックスして。ほらもっと」

あかり「は、はい・・・んんっ・・・」チュウ

店長「んー・・・。んん。もっと」

NO4「ほら、店長が練習に付き合ってやってるんだぞ?気合い入れてやれ」



店長「・・・ふぅ。やっぱりまだまだかしら。皆さんどうだった?」

NO1「ぜーんぜん駄目ね。話にならないわ」

NO2「最初は仕方ないから。慣れるまで頑張ろうね?」

NO3「これで新人のクセに意外に指名取るんだから。信じられないわね」

NO4「まったく、ちょっと顔がかわいいからって・・・。生意気なんだよ」

あかり「はぁ、はぁ・・・は、恥ずかしいよぉー、うう・・・」



店長「これじゃ、お客さん取らせられないわね。それじゃ」

店長「みんなの専属練習台としてお店に住まわせて。一日中ヒマさえあれば朝から晩までずっと・・・フフ・・・」

あかり「え?そ、それはやめてください、あかり、一生懸命頑張りますから・・・」



店長「そう。ならもっと練習しなきゃね?じゃ、悪いけど皆さんもう1回ね」

NO1「はぁ、本当しょうがないわね・・・仕方ないけど付き合ってやるわ。たっぷりと」

NO2「大丈夫。練習してる内にきっと上手くなるからね?一杯やって慣れよっか」

NO3「練習だからね、練習。仕方なくやってやるんだから。感謝しな」

NO4「次は、もっと激しく行くからな?覚悟しろよ?」

あかり「そ、そんなぁ・・・。うう・・・」


(帰り道)


あかり(さんざん練習させられて、2時間・・・)

あかり(これで、やっとあかりは開放される)

あかり(けど、あんなお店だけれど・・・。店長には感謝してる)



あかり(だって、明らかに未成年のあかりが18歳って嘘ついて面接して)

あかり(それなのに、何も言わないで雇ってくれて・・・)

あかり(どんな扱いされても、文句は言えない・・・。それに)

あかり(お店を追い出されちゃったら、きっと、他に働ける所なんて・・・)

NO4「おい」

NO3「ちょっと待ちな」



あかり「え・・・?NO3さんとNO4さん?」

あかり「ど・・・どうしたんですか?」

NO4「どうしたんですか?じゃねーよ」

NO3「何なんだ、お前のあの下手糞なキスは」



あかり「え・・・。そ、それはごめんなさい、あかりまだまだ慣れてなくって・・・」

NO4「そういう態度がイラつくんだよ!」

NO3「カマトトぶっちゃって本当に」



NO4「おう、ちょっと付き合えよ」グイ

あかり「え?ちょ、ちょっと何を?」

NO3「私たちが、もっと練習してやるって言ってんのよ」



NO4「ちょっと店長に気に入られてるからって、生意気なんだよお前!」

NO3「そうよ。下手糞なキスしかできないクセに指名多くてさ。さぁ来な!」

あかり「い、いやーっ!」

NO4「来いよ!近くの私のアパートでさ、そこでもっといい事してやんよ!」



NO4「さぁ来い、暴れんな!これから私のアパートでたっぷりと・・・」

あかり「いやーっ!」

NO3「いいから来な!」

警察「こらーっ、何をしてる!」

NO3「あ、や、ヤベ!サツだ!」

NO4「ずらかれ!」スタタ…

あかり「はぁ、はぁ・・・」



警察「キミ、大丈夫?」

あかり「え、ええ・・・ありがとうございます、助かりました・・・」

警察「今の人たちは知り合い?」

あかり「え・・・。いえ・・・。全然知らない人たちです・・・」



あかり「道を歩いてたら、いきなり腕を捕まれて・・・」

警察「・・・そう。キミみたいな子がこんな夜遅くうろついてちゃいけないよ?」

あかり「ええ、はい・・・」

警察「気をつけて帰るんだよ?」

あかり「ええ、ありがとうございました・・・。それじゃ・・・」


(あかりのアパート)


バタン

あかり「・・・ふぅ」

あかり「はぁ、つ、疲れた・・・」

あかり「すぐ、寝ちゃいたい・・・。けど・・・」

あかり「金魚さんに、ご飯あげなきゃね」



あかり「金魚さーん、お待たせー。遅くなってごめんね?」


あかりは、この仕事に就いてから金魚を飼い始めた。

あかりを頼る何かを飼う事で、少しでも気が紛らわそうと思って・・・。

仕事から帰ると、まず金魚にエサをあげる。

それが毎日の日課になっていた。



あかり「ふふ・・・。金魚さーん、いっぱい食べてね?」


水槽の中の金魚が、ゆらゆら、ゆったりと泳いでいる。

これを眺めている時だけは、以前の純真だった頃のあかりに戻れるような気がした・・・。










いいぞ

\  /

つらい

いいね👍

これは新しい


(次の日)


客3「ンッ!ンンッ!」ヂュウウー

あかり「ンンーッ!」

客3「はぁ、はぁ、もっと・・・もっとよ!ンンッ!」ヂュウー

あかり「ンッ、ンーッ!」



あかり(このお客さん、いっつもあかりを指名して・・・)

あかり(時間いっぱい乱暴にキスしてくる)

あかり(全体的に派手な格好と、派手な雰囲気)

あかり(仕事でストレスを溜めた、OL風・・・)



客3「ね、ねぇ、あなた可愛いわ?私と付き合いましょ?」

あかり「い、いえ、ですからそれは・・・」

客3「お店の規則でダメとか、そんな事言わないで」

あかり「い、いえ、あかり、クビになっちゃいますから・・・」

客3「関係ないわ、私が飼ってあげるから!私のものにしてやるわ、ンッ!」ヂュウウー

あかり「ンンーッ!」



あかり(このお客さんは、いつもあかりをしつこく口説いてくる)

あかり(本当に、苦手・・・。けど常連さんだから、機嫌をそこねちゃったら店長に怒られる)

あかり(時間がくるまで、じっと耐えるしかない・・・)



客3「・・・はぁ。ねぇ、本当にダメなの?付き合うの」

あかり「は、はい・・・」

客3「これだけじゃ我慢できないの。優しくするわよ?ベッドの中で」サワサワ

あかり「あ、い、いえ、あの、触るのは・・・」



客3「もう。じゃ延長お願いね」

あかり「あ、は、はい、ありがとうございます・・・」

客3「私のキスで、あなたが堕ちるまでじっくりと・・・ね。フフ・・・」

あかり「あ、いえ、あの・・・」


(2時間後)


あかり(・・・ふぅ、2時間も居た、今のお客さん)

あかり(そして、また明後日ぐらいには来るんだろうな)

あかり(これ以上しつこくなったら、店長に言って注意してもらって・・・)

ガチャ

「や、やぁ。元気だった?」



あかり「・・・」

あかり「・・・うん。元気だよ」

あかり「結衣ちゃん」

結衣「良かった、安心したよ・・・」



結衣「あかり、こういうお店で働いてるからさ、心配で・・・」

あかり「ありがとう。でも大丈夫だよ」

結衣「ちゃんとご飯食べてる?ちょっと痩せてない?」

あかり「うん。ちゃんと食べてるよ」



結衣「良かった、お姉さんも随分心配してるみたいで・・・」

あかり「あっ、お姉ちゃんには絶対言っちゃダメだよ?あかりがここで働いてる事」

結衣「うん。時々元気でやってるってあかりの手紙は庭に放りこんでるけどさ」

あかり「いつもありがとうね、結衣ちゃん」

結衣「ううん、お安いご用だって」



あかり「・・・京子ちゃんは、やっぱり来ないの?」

結衣「・・・うん。あかりとちなつちゃんがキスしたって噂が広まったのはあいつが元みたいなもんだし」

結衣「まだ、自分を許せないんだと思う」

あかり「そう・・・。もう、気にしなくていいのに」



あかり「ちなつちゃんは・・・。今、凄いんだってね」

結衣「ああ。描いた絵がフランスの美術大会で金賞取って」

結衣「今、芸術家として大活躍してるからね。フランスに移住するかも知れないって」

あかり「本当に凄いよね、ちなつちゃんは。凄い。凄過ぎるよ」



あかり「そっか・・・。みんな、元気なんだね」

結衣「ああ。みんなあかりの事心配して・・・」

あかり「うん・・・」

結衣「ごめんね?たまにしか来れなくて」

あかり「ううん、嬉しいよ。来てくれるだけで」



あかり「・・・」

あかり「・・・ねぇ、結衣ちゃん」

あかり「してもいいんだよ?折角、お金払ってあかりを指名してくれたんだから・・・」

結衣「あ、いやそのごめん、私ってさ、今・・・」



あかり「・・・うん、そうだよね」

あかり「結衣ちゃんって、今ちなつちゃんと付き合ってるもんね・・・」

結衣「うん。だからちなつちゃんを裏切れないからさ・・・。別にあかりとするのが嫌なわけじゃなくって」

あかり「うん。わかってるよ」



あかり「結衣ちゃんとちなつちゃん、もう、熱々カップルだもんねー」

結衣「あ、うん。私もちなつちゃんと付き合えて幸せっていうか・・・」

あかり「ふふ・・・。もう。結衣ちゃん顔ニヤけちゃって」

結衣「あ、あはは・・・。いやぁ、今マジで幸せだからさ。ちなつちゃんと付き合えて」



あかり「あかりも祝福するよ。お似合いだよ、二人とも。いつまでもお幸せに・・・」

ガチャ

あかり「ん?」


ちなつ「おーっほっほ、お久しぶりねあかりちゃん」

あかり「ち、ちなつちゃん?」



ちなつ「まったく、小汚い店ね。大芸術家の私にはふさわしくないったらありゃしない」

あかり「た、確かにそうだけどね?そんな高級そうなドレス着て、何だか冠もかぶって・・・」

ちなつ「元気でやってる?こんな所で。私と比べたらまったく可愛そうね、あかりちゃん」

あかり「う、うん。今のちなつちゃんとあかりを比べたら、あかりなんて虫みたいなもんだよ」



ちなつ「今日は、あかりちゃんにいい話を持ってきたのよ。ひれ伏して感謝しなさいね」

あかり「いい話?いい話って何?」

ちなつ「私、今度フランスに引っ越す事になったの。向こうの貴族扱いでね」

あかり「へ、へー・・・。すごいね、さすがちなつちゃんだよ」



ちなつ「結衣センパイと一緒にね。それで私たちにお城が用意されてるから」

ちなつ「そこで一緒に暮らすのよ」

あかり「へ、へぇー・・・。何だか、もう雲の上の人になっちゃったね、ちなつちゃん」



ちなつ「本当にどうでも、どうでもいいんだけど。あかりちゃんがあんまりにも可愛そうだから」

ちなつ「特別にこの私が哀れんで、あかりちゃんを召使いとして雇ってあげようと思ってね」

ちなつ「給料は50円」

あかり「え、ええーっ?こ、こんなあかりを?召使として?」



ちなつ「ええ、そうよ。一生こき使うけどいい?」

あかり「ははーっ、ちなつちゃん、いえちなつ様、私なんかになんてもったいないお言葉・・・」

結衣「ちなつちゃん。本当に優しいんだね。こんな虫ケラ同然のあかりを。ますます惚れちゃったよ」

ちなつ「いやん、結衣センパイったら恥ずかしい・・・」

―――

――




ちなつ「・・・それで、私と結衣センパイは」

ちなつ「這いつくばって感謝するみすぼらしいあかりちゃんを伴って、一緒にフランスへ…」カキカキ

あかり(ちなつちゃん、授業中に授業も聞かずに一生懸命何書いてるんだろう?)



終わり



もしこれより長く書いたらこの後

あかり部屋でNO4とNO3に襲われて金魚ガシャーン

死んだようになって働いてる所に結衣が来てあかりの方からキスして結衣が来なくなる

NO1が案外いいヤツであかり立ち直り気味になるけど店を辞めてしまう

お店に危機が訪れるけどあかりの頑張りで何とかなり周りから信頼される

あかりが仕事に誇りを持つようになって前向きになり

みんなに自分から会いに行く事を決意

オチはやっぱりちなつの空想・・・とかの展開が浮かぶけど、

書くと際限なくなりそうなので筋書くだけにしときます

ただダイジェスト書くかちょっと迷ってるんで依頼はしばらくはしないでおきます

読んでくれた方ありがとうございました

ムムムムーーーンンンンンサササササササイイ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドド

あかりペットエンドでも良いけど
姉が探しにこないのが謎過ぎる

姉は妹の幻影を追って店に来てる客3説
おつおつ
まってる

NO2が一番やべー奴ルートがないぞ

おつおつ


エタられるよりはいいや

>>90
おまおれ

この話の中の現実のちなつが容赦なさ過ぎというか
貯まってよどんだリビドーがOLの姿をとって作中のあかりにぶつけられててやばい


面白かったからこの先を書いてもええんやで?

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